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『伝記、まんがびと(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~28件目/全28件

  • シリーズ1348冊
    102549(税込)
    著者:
    鬼川桃果
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    頭の中では浮かんでいるのに、それをうまく言葉にできない。
    伝えたいことや心情にマッチする言葉が咄嗟に出てこない。
    語彙力を高めるとは、具体的になにをすればいいのかわからない。
    あなたもこんなふうに悩んでいませんか?

    言葉選びがうまくて説明が分かりやすい人がいる一方、言葉の引き出しが少ないと抽象的な表現になってしまいます。
    例えば「やばい!」という便利で多用しやすい言葉もありますが、便利な反面、ポジティブにもネガティブにも捉えられるため、具体的な感情が伝わりにくい言葉でもあります。
    これに限らず、具体的な言葉で伝えることが少なくなると、語彙力はあっという間に落ちていくことを私も体感しました。

    そこで、今回は「語彙力アップ」について掘り下げてお伝えします。
    本書では、基本的な言葉の収集およびそれらを語彙力に変える方法、1日30分でできるトレーニングもご紹介しています。
    ちょっとしたワークも用意しましたので、ぜひ実践してみてくださいね。

    オンラインが主流な現代においても、言葉を適切に使いこなす語彙力が求められます。
    さっそく本書を使って、あなたの言葉の引き出しを増やしてみましょう。

    【目次】
    本書の使い方
    レッスン1 語彙力とコミュニケーション
    レッスン2 語彙力の元になる言葉の集め方
    レッスン3 言葉遊びを使って言葉を引き出してみよう
    レッスン4 集めた言葉を語彙力に変えるには
    レッスン5 感情を具体的な言葉で表現してみよう
    レッスン6 語彙力アップトレーニング


    【著者紹介】
    鬼川桃果(オニカワモモカ)
    本業の傍ら、ウェブライターとして活動中。
    これまでの人生で得た知識を書籍を通して、読者の方に役に立ててもらうため執筆。
    今回は「語彙力アップ」をテーマに、数ある言葉の中からどのように語彙を拾い、語彙力に変えていくかについてまとめたものである。
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ5冊
    659989(税込)
    著者:
    銀河忍
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】

    時計塔がシンボルの街、アンデールで出会った少年レスターとゴーストのアダム。

    2人はひょんなことから相次いで起こる行方不明者の事件の真相究明に乗り出す。

    霧のかかる橋で少年が見たものは一体何なのか?

    無鉄砲で姉想いの少年と記憶をなくしたゴーストが繰り広げるファンタジックなミステリー。


    【目次】
    1 時計塔と霧の町で
    2 アンデール警察署にて
    3 その少年、レスター・ブラフォード
    4 路地裏の探偵
    5 デール川のゴースト
    6 そしてゴーストと少年は
    7 喪服のレディ
    8 なぜ、彼女は嘆くのか?
    9 ゴーストとゴーストのタンゴ
    10 Unknown ~アンノウン~



    【著者紹介】

    銀河忍(ギンガシノブ)

    児童書作家。

    子どもの頃からファンタジーが大好きで、少年少女に向けた物語を中心に小説やその小説にちなんだ挿絵を描いている。

    「大人も子供も楽しめる作品を広めていきたい」という想いから、主にファンタジーを手がける児童書作家として活動中。
  • シリーズ5冊
    659989(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】

    織田信長は尾張の小大名だが、生まれながらの天才的革命家だった。

    村々で行われる「火起請」という裁判形式を否定し、宗教儀式を利用して女性達をたぶらかしていた淫乱僧を詐欺師として処罰した。

    信長は迷信と慣習の支配する中世社会を打破して、「だれもが自由に安心して暮らせる合理的な世」を拓こうとした。

    信長は天下一統を志して近隣諸国を征服し、破竹の勢いで勢力を拡大した。

    ついに足利義昭を奉じて上洛し、義昭を十五代将軍の座に就けた。

    将軍の権威を利用して、天下の実権を握ろうとしたのである。

    だが、将軍義昭は信長の傀儡であることに我慢できない。

    折しも、都に百鬼夜行の噂が立ち、奇妙な病が流行し、死者が続出した。

    将軍義昭の侍臣も御所の公家衆も、次々に奇病に倒れた。

    陰陽師勘解由小路在富は、流行病は「平将門の祟り」と言う。

    「織田信長が将軍義昭を呪詛して、将門の怨霊を地獄から呼び出した」という噂が広まった。

    信長と濃姫は、呪詛の噂を打ち消し、奇病の流行を止めることができるか?

    【目次】
    火起請
    野望の始動
    秘儀へそくらべ
    詐欺坊主
    疫病流行
    怨霊
    平新皇将門
    深泥池
    陰陽師
    粥施行
    義昭発病
    呪詛返し
    悪魔の指袋
    祟りの元凶
    悪霊退散
    第六天魔王
  • シリーズ113冊
    109880(税込)
    著者:
    万里ちひろ
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    30分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    まえがき
    【雪女】
     近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。
     そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?
     もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?
     そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?
     この物語は、そんな疑問から始まったものでした。
     ──雪女の純愛を紡ぎたい。
     夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。

    著者紹介
    万里ちひろ(ばんりちひろ)
    1月5日生まれ、埼玉県在住x。
    小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。
    執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。
    著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊)
    その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    武士は源平だけにあらず。

    いや、むしろ秀郷流藤原氏こそ武士の本流である。

    藤原氏は貴族だけではない。

    藤原秀郷に始まり、その子孫が武士として全国を席巻した。

    これを無視してはならない。

    この思いが今回のテーマである。

    源氏の棟梁は征夷大将軍に就いて幕府を開き、平清盛は20年間政権を握り、平氏の一つの系統である北条氏は執権として鎌倉幕府を牛耳った。

    源平は武士の頂点に立った者を輩出している。

    まさに、武士のトップ、武士の主役だ。

    では、藤原秀郷の子孫、秀郷流藤原氏は脇役か。

    確かに脇役だ。

    だが、武士の世界、武士の文化は武士のトップ、将軍や執権、権力者だけが作ったものではない。

    最前線で戦う者に注目すれば、数々の秀郷流の武士が出てくるし、事件もあれば、面白いエピソードを持つ武士もいる。

    秀郷流の武士を取り上げると、意外と豪華なラインナップになる。

    まずは源平合戦期の少し前から鎌倉時代初期までを取り上げる。

    知って得したと思えるメンバー31人を選び抜いた。

    一部を除き知名度の低い武士が並ぶし、伝承、物語の中にしか登場しない者もいれば断片的な情報しかない者もいる。

    だが、それぞれに面白い。


    【著者紹介】

    水野拓昌(ミズノタクマサ)

    1965年、東京都生まれ。

    法政大学法学部卒業。

    1989年、産経新聞社入社。

    整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。

    『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア)
    『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション)
    『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』
    『最初の武士は藤原秀郷 平将門を討った名将の知られざる実像と伝説』(まんがびと)などを出版。

    サイト「戦国ヒストリー」で記事を執筆。
  • シリーズ20冊
    329989(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】
    文久三年(1863)春、洛西壬生村に十三人の剣客集団が誕生した。「新選組」である。

    京都守護職会津中将松平容保の御預りとなり、上洛する将軍の警護と王城の治安維持の役目に就いた。

    新選組副長土方歳三は、生来不合理なことが大嫌いである。
    謎があれば、寝食を忘れて真相を突き止めずにはいられない。
    副長という激務の傍ら、市井の事件にも首を突っ込むことになる。

    文久三年春、京洛を荒し廻る尊攘浪士の一団があった。
    「神命党」と名乗り、「軍資金調達」と称して裕福な商家を襲う。新選組は天道組全滅に躍起になった。

    夜の市中巡察中、歳三と沖田総司は血塗れの少女に出会った。
    豪商鴻池に押し込んだ神命党に斬られたという。歳三と総司が鴻池に駆けつけると、もう一人少女が殺されていた。

    「神命党の正体は?」「神命党は、なぜ少女達を殺したのか?」

    歳三は神命党の謎を追う。

    (最初にお断りしておきますが、「土方歳三事件簿」はフィクションです。登場人物の出自や年齢が史実と違うところもありますが、御了承ください)


    【目次】

    神命党

    少女殺し

    壬生浪

    預かった娘

    引き込み役

    記憶喪失

    鍼医

    大舞台

    鴻池善右衛門

    新選組出動

    真犯人

    功名手柄

    浅葱の隊服


    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    本書は、高校で世界史を教えている筆者が、60分ほどの時間でフランス革命の歴史を読み解けるように執筆しました。

    高校の授業を少しだけ詳しくした内容であるため、基本的なことからフランス革命について知りたいという方には最適な本と言えるでしょう。

    特に、フランス革命の映画や漫画をみてその歴史的背景を知りたい方、フランスに旅行に行くので歴史について知っておきたい方、
    高校世界史の授業を復習したい方、世界史の教養を深めたい方などにはお勧めです。

    1章あたり2分程度で、エピソードを楽しみながら読んでみてください。


    加えて、本書を楽しむためのアドバイスを3つ書いておきます。

    1つ目は、「歴史用語を無理に覚えようとしない」ということです。歴史のストーリー、つまり「そんなことがあったのかぁ!」という発見を大切にしてください。

    2つ目は、「地図をみながら読んでみる」ということです。

    3つ目は、「インターネットで人物や建造物などを画像検索してみる」ということです。

    少し時間がかかっても、これらを確認するだけでイメージがぐっと広がると思います。

    さぁ、新しい歴史の世界の扉を開けましょう!


    【著者紹介】
    石井智憲(イシイトモノリ)
    1982年、福島県生まれ
    中央大学文学部史学科西洋史学専攻卒業
    法政大学文学部地理学科(通信教育課程)卒業
    法政大学経済学部経済学科(通信教育課程)卒業
    現在は私立中学校・高等学校の教員として社会科・地理歴史科・公民科を担当
    著書『60分でわかる古代ローマ史 豊富なエピソードで歴史を理解』(まんがびと)
  • 【書籍説明】

    最初の武士は藤原秀郷(ふじわらのひでさと)である。

    このことはもっと注目されてほしいし、もっと議論されていい。

    古い時代から武器を持って戦う武者はいたし、「最初の武士は誰か」なんて史料からは分かるわけもない。

    結論が出ないのだから教科書や参考書で取り上げられないのは当然といえば当然でもある。


    だが、藤原秀郷はそれまでの軍事貴族とは違った一面があった。

    自前の武力で朝廷に仕えるといった中世の武士の姿である。

    本書では、藤原秀郷とライバル・平将門(たいらのまさかど)の実像と伝説、民間伝承、ゆかりの地など多角的なアプローチで迫っていく。

    そして、なぜ「藤原秀郷が最初の武士」なのか、その時代の流れにも追っていきたい。

    戦国時代や源平合戦などに興味がある方も、さまざまなジャンルの歴史好きも、武士の時代を先駆けた藤原秀郷の面白さを堪能してもらいたい。


    【目次】
    第1部 藤原秀郷はどんな武将か
    第2部 秀郷のもう一つの顔「俵藤太」
    第3部 秀郷は「最初の武士」か?


    【著者紹介】
    水野拓昌(ミズノタクマサ)

    1965年、東京都生まれ。
    法政大学法学部卒業。
    1989年、産経新聞社入社。
    整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。

    『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア)
    『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション)
    『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。
    「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
  • 989(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】

    豊臣秀次は尾張大高村の百姓の子だった。

    母ともの兄サル(豊臣秀吉)が織田信長に仕えて侍になり出世したため、秀次は父や弟と一緒に侍になった。

    秀次は幼い頃から、叔父秀吉の出世のためにあちこちの家に養子に出された。


    秀次は叔父に「励め、励め」と言われるまま学問・武芸に励み、叔父について戦場にも出た。

    気がついた時には、叔父秀吉は天下人にのし上がり、秀次はその後継者になっていた。


    だが、秀次が叔父秀吉から関白職を譲られた直後、秀吉に男児拾丸(後の秀頼)が誕生した。

    秀吉は我が子拾丸に天下人を継がせたいが、それには秀次が邪魔になる。


    秀次はようやく自分の考えで天下を動かせるようになっていた。

    秀吉と秀次の確執が激しくなる中、秀次は歌舞伎踊りの名古屋山三と出雲の阿国と親しくなる。

    そのうち、秀次に「暴虐非道な振舞いをする殺生関白」という噂が立った。

    秀吉は秀次をどう始末するのか?


    【目次】
    暗殺
    出世猿
    織田潰し
    後継者失格
    鶴松
    二代目関白
    拾丸誕生
    花見の宴
    美少女
    好色関白
    対立
    関白無法
    辻斬り
    謀反
    秀次切腹
    夢草紙
  • 【書籍説明】

    いま一番書きたい皆川広照(みながわ・ひろてる)と天徳寺宝衍(てんとくじ・ほうえん)を書く。

    まず、皆川広照は徳川家康との結びつきが非常に興味深い。本能寺の変直後の「伸君伊賀越え」に同行していた可能性がある。

    「そんな話は聞いたことがない」という声も聞こえてきそうだが、注目されていない史料は意外と多い。

    また、宇都宮氏の有能な家臣でありながら、離反し、北条氏に従い、豊臣秀吉による小田原城攻めのときはこの城から脱出。

    北条氏滅亡の連座を免れた。このため世渡り上手のイメージがあるが、それだけではない。

    その後、家康六男・松平忠輝の家老となり、戦国の世が終わった時代にまた一波乱……。

    難しい場面での決断でピンチの連続を乗り越えてきた武将だ。

    一方、天徳寺宝衍は名城・唐沢山城を本拠とする佐野氏の出身。

    外交僧として諸国を渡り歩き、貴族や宣教師とも交流があり、織田信長、豊臣秀吉が関東に進出する際には欠かせない存在だった。

    北条氏や上杉氏の対応についても秀吉から相談され、文禄の役でも九州に同行している。秀吉の知恵袋だったのだ。

    戦国の主役には遠く及ばない弱小領主だが、その生涯は戦国武将らしい冒険に満ちているのだ。

    【目次】
    第1部 戦国時代の関東
    第2部 皆川広照
    第3部 天徳寺宝衍

    【著者紹介】
    水野拓昌(ミズノタクマサ)
    1965年、東京都生まれ。法政大学法学部卒業。1989年、産経新聞社入社。
    整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。
    『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア)
    『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション)
    『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』
    『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。
    「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
  • 【書籍説明】

    本書は、高校で世界史を教えている筆者が、60分ほどの時間で古代ローマ史を読み解けるように執筆しました。

    高校の授業を少しだけ詳しくした内容であるため、基本的なことから古代ローマについて知りたいという方には最適な本と言えるでしょう。

    特に、古代ローマの映画や漫画をみてその歴史的背景を知りたい方、イタリアに旅行に行くので歴史について知っておきたい方、
    高校世界史の授業を復習したい方、世界史の教養を深めたい方などにはお勧めです。

    1章あたり2分程度で、エピソードを楽しみながら読んでみてください。

    加えて、本書を楽しむためのアドバイスを3つ書いておきます。

    1つ目は、「長いカタカナの歴史用語を無理に覚えようとしない」ということです。

    歴史のストーリー、つまり「そんなことがあったのかぁ!」という発見を大切にしてください。

    2つ目は、「地図をみながら読んでみる」ということです。

    そして3つ目は、「インターネットで建造物などを画像検索してみる」ということです。

    本書に登場する地名や建造物などを地図や画像で確認するだけで、イメージがぐっと広がると思います。

    さぁ、新しい歴史の世界の扉を開けましょう!

    【著者紹介】
    石井智憲(イシイトモノリ)
    1982年、福島県生まれ
    中央大学文学部史学科西洋史学専攻卒業
    法政大学文学部地理学科(通信教育課程)卒業
    法政大学経済学部経済学科(通信教育課程)卒業
    現在は中学校・高等学校の教員として社会科・地理歴史科・公民科を担当
  • 【書籍説明】

    織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人の天下人は、妻をどう取り扱ったか?

    織田信長・徳川家康の二人は、政略結婚により正妻を迎えた。恋愛結婚したのは、豊臣秀吉だけ。

    当然、信長も家康も多くの側室を抱え、側室に子供を産ませた。恋愛結婚したはずの秀吉も側室が大勢いた。

    信長は天下一統を目前にして謀反を起こされ、妻とともに闘死した。

    秀吉は天下一統を成し遂げたかに見えたが、死後、天下分け目の大戦が起きた。

    家康は天下一統を成し遂げ、泰平の世の基礎を築いた。

    三人の天下人の中で、妻のトリセツを間違えなかったのはだれだろう?
  • 【書籍説明】

    「鎌倉殿」源頼朝は宿敵・平家を滅ぼし、鎌倉幕府を創設した勝利者だし、
    歴史的にも武士の政権を確立した成功者として捉えられている。

    だが、その血統は悲劇の中で断絶した。

    頼朝の兄弟や近い親族も大半は戦乱や政治的暗闘の中で散った。

    その悲劇ばかりの物語がこの一族の実態でもある。

    『平家物語』をはじめ、『保元物語』『平治物語』『義経記』などの物語に書かれ、史実ではないものも含まれているが、
    そうした伝承が現代でも持たれているイメージを作り出している。

    それらを語る上で、基になる史料は何かと聞かれることもあるので、
    特に興味深いエピソードについては書いてある書名、巻、章段などを明示した。

    なお、その巻数、章段名は巻末の参考文献に掲げた書籍に準拠してある。

    入手しやすい文庫版や図書館などで探しやすい全集などで、実際に確かめてみるのも面白いと思う。


    【目次】

    第1部 頼朝、義経、範頼 平家は倒したけれど
    第1章 源頼朝 13歳の敗走秘話
    第2章 生涯ピンチの連続だった頼朝
    第3章 幕府を揺るがす頼朝の突然死
    第4章 源義経 幼少時代の苦難
    第5章 源平合戦の主役から暗転した義経
    第6章 源範頼 失言で勝ち組から転落

    第2部 頼朝の父と祖父 保元・平治の乱の顛末
    第1章 源為義 保元の乱で一家は敵味方に
    第2章 源義朝 家臣の裏切りで無念の最期

    第3部 頼朝の兄弟姉妹 平家との戦いとその後
    第1章 源義平 清盛の首狙った「悪源太」
    第2章 源朝長 繊細な美少年のはかなさ
    第3章 源義門と希義 頼朝の同母弟
    第4章 全成と義円 義経の同母兄
    第5章 頼朝の姉妹 義朝敗走劇の中で

    第4部 頼朝の令息令嬢 鎌倉政争の渦中で
    第1章 千鶴 3歳で惨殺、八重姫との愛息
    第2章 源頼家 北条氏に消された2代将軍
    第3章 源実朝 暗殺された3代将軍
    第4章 大姫 生涯貫いた義高との悲恋
    第5章 三幡 入内工作中の怪死
    第6章 貞暁 冷遇された側室の子

    第5部 頼朝の叔父たち 同族との戦いに敗れて
    第1章 源義賢 大蔵合戦で甥・義平に敗退
    第2章 志田義広 野木宮合戦で頼朝と対立
    第3章 源頼賢ほか 保元の乱でそろって処刑
    第4章 源為朝 強弓自慢の鎮西八郎
    第5章 源行家 令旨伝達後の迷走
    第6章 乙若兄弟 船岡山で刑死した男児4人
  • シリーズ6冊
    439549(税込)
    著者:
    姉崎慶三郎
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    説明文

    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    商社の起源は、幕末期に坂本龍馬がつくった貿易会社「亀山社中」だと言われている。
    また、それより少し後、江戸幕府の勘定奉行などを歴任した小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)が建議した「兵庫商社」という会社があり、ここで初めて商社という言葉が使われたとされる。
    いずれも外国との取引に従事する「貿易商社」として設立された民間企業である。

    当時の日本の貿易は居留地で行われたので居留地貿易と言われ、日本企業は居留地の外国企業と取引した。
    亀山社中が取引した相手はトーマス・ブレーク・グラバーの「グラバー商会」であった。

    小栗上野介が官軍に斬殺されると、その遺族をかくまったのが、三井組の大番頭となった三野村利左衛門で、彼はやがて三井物産設立に関わることになる。
    また、龍馬の暗殺後海援隊を引き継ぎ、グラバーとも関係が深く、三菱財閥及び三菱商事の創業者となるのが岩崎弥太郎である。

    このように商社の起源を探ってゆくと、坂本龍馬、小栗上野介、トーマス・グラバー、三野村利左衛門、岩崎弥太郎の5人が深く関わり、現代にまで大きな影響を与えていることが分かる。

    ただし、この5人が生きた時代は、現代のように民間企業が自由に海外に赴き、海外企業と直接取引ができる時代ではなく、
    同時に明治初期の国家財政はきわめて弱体で、多くのインフラが未整備であったから、政治家と実業家が利用しあう政商の時代にならざるをえなかったので、
    現代の商社のイメージとは異なっていたことを理解しなければならない。

    それでは幕末から明治初期の極めて制限の多い環境の中で、彼らは商社の起源に関わるどのような仕事をして、どのような言葉を将来の人に残したのであろうか。
    本書は、歴史好き貿易マンに捧げる5人が残したパワーメッセージ集である。


    【著者紹介】

    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
    自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 【書籍説明】
    武士の始まりであり、多くの名門武家のルーツである藤原秀郷について「すごいんだよ」といろいろ書いているが、秀郷の地元・栃木県でさえ、それほど話題になっていなくて「何とかしなければなあ」と思っている。


    NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉時代が注目されるので「鎌倉殿ブーム」に便乗し、秀郷の子孫の中でも特に重要な小山3兄弟(小山朝政、長沼宗政、結城朝光)について書き、改めてこの時代をみてみると、ほかにも興味深い人物はいる。

    こうした人物も紹介しないともったいないなあと思い、今回、面白い人物を選りすぐった。


    何かくくりがある方が分かりやすい。

    鎌倉幕府征夷大将軍・源頼朝の配下には少々激烈な性格であるとか、ひと癖ふた癖あるとか、どうにも間が悪いとかいろいろな意味で都合の悪い面々がいるので「不都合な御家人」でくくった。


    「不都合」といえば、頼朝気に入りの若武者を「家来が少ないので自分で手柄を立てるしかないのだ」と揶揄して頼朝の面目をつぶした小山政光や、
    命令違反のうえ、それを咎める使者に対して将軍の悪口を言いまくった長沼宗政がいて、これこそ不都合な御家人の最たる者で、しかもこの両名は親子なのだが、この話は「鎌倉殿と小山3兄弟」で書いたので省いた。


    それでもエピソードに事欠かない不都合な御家人はほかにもいる。

    そのラインナップが本書だ。


    なお、若干苦慮するのは一番重要な名が不明な人物、不確かな人物がいることだ。

    例えば、北条政子は自身で「政子」と名乗ったことはないはずで、本文でも少し触れるが、この女性は北条政子と書く以外にない。

    源頼朝のブレーン・大江広元は中原広元と名乗っていた時期が相当長いし、安達盛長も最初から「安達」の苗字ではないが、そこにこだわると誰だか分からなくなる。

    また、実名に諸説ある人物もいる。

    いずれもよく知られた名や呼称で説明するしかない。


    また、興味深いエピソードについて『吾妻鏡』や『平家物語』のどこに書いてあるかを明示した。

    『平家物語』の巻数、章段名は入手しやすい岩波文庫版に準拠した。

    両書は現代語訳や注釈付きの書籍も入手しやすいので実際に確かめ、さらに探ってみると面白い。
  • 【書籍説明】
    二十三世紀、地球は宇宙へ進出し、異星人と交流するようになった。
    異星人の中には友好的な種族もいれば、好戦的な種族もいる。地球征服を企む異星人に対抗して、地球防衛軍が組織された。

    近藤勇をリーダーとする試衛館グループは地球防衛軍に参加して戦功を立て、勇は防衛軍提督に、土方歳三は新選隊隊長に抜擢された。

    インド南部で発生した感染症が、あっという間に全世界に拡がり、人類絶滅の危機に襲われた。
    各国の科学者・医学者はワクチン開発に全力を注いだが、ワクチンには重大な副作用があるとわかった。
    その時、異星人種族の一つネリガンがワクチン開発に協力し、人類は滅亡の危機から逃れることができた。

    だが、異星人ヴァルキリや地球人医科学者は、ネリガンを侵略者と決めつける。運輸貿易商の坂本龍馬もその一人だ。

    歳三もしだいにネリガンに対する疑いを深めていく。

    歳三と龍馬はネリガンの侵略作戦を見破ることができるのか?感染症を終息させ、ネリガンの地球侵略を防衛することができるのか?
  • 説明文

    【書籍説明】

    「イイクニ(1192)つくろう鎌倉幕府」
    鎌倉時代といえば、この語呂合わせを思い起こす人も多いのではないか。
    かつて、源頼朝が征夷大将軍に就任にした1192年を鎌倉時代の始まりと学校で教えられた。

    だが、最近の教科書は鎌倉幕府の始まりを守護・地設置の1185年とし、語呂合わせも「イイクニ(1192)」から「イイハコ(1185)」に変わっているとか。

    鎌倉幕府の成立時期は諸説ある。
    ただ、後の武家政権も征夷大将軍をトップとしたのだから、1192年も大きな区切りの一つだった。

    鎌倉時代は戦国時代に比べて地味なイメージだったが、2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目を集めている。
    この「鎌倉殿」ブームのうちに、この時代の面白い人物を知ってもらいたい。
    その一番手として取り上げたのが小山3兄弟である。

    小山3兄弟とは、小山朝政、長沼宗政、結城朝光の3人。
    まず、「こやま」ではなく、「おやま」。
    さらに3兄弟というが苗字が違う。
    弟2人は小山家から独立し、その分家もかなりの有力御家人となった。

    小山朝政は頼朝の関東支配の仕上げとなった野木宮合戦の主将。
    また、頼朝死後の鎌倉で執権・北条義時との政治的駆け引きを展開する。
    対立する御家人を粛清し、権力争いを勝ち抜いた北条義時にも、あまり知られていないしくじりがある。
    それと小山朝政がどう関わるのか。

    長沼宗政は鎌倉の暴言王。
    将軍さえも悪口の対象とした。
    「荒言悪口(こうげんあっこう)の者」(物言いが荒っぽく、口が悪い)と顰蹙(ひんしゅく)も買った。
    当然、粛清の対象となるはずだが、そうはならなかった。
    いったい何を言ったのか。

    結城朝光は若くして頼朝に随身、出世の機会に恵まれた鎌倉随一のラッキーボーイ。
    誠実な人柄が評価されているが、空気を読まない発言もあって、それがまた重大事件の引き金となり、それなのに本人はあまりダメージを受けないという不思議なめぐり合わせがある。

    ともかく3人とも特段に面白い。

    また、小山3兄弟との関係をみると頼朝や北条義時の人物像も違った角度から浮かび上がる。
    「小山3兄弟を知らずして鎌倉時代を語るなかれ」である。
  • シリーズ11冊
    549880(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】

    美濃国主斎藤道三の一人娘帰蝶に、隣国織田家から縁談が持ち込まれた。

    帰蝶を織田信秀の嫡男信長の嫁に迎え、和睦しようという。


    ところが、信長は「大うつけ(大馬鹿)」と悪評が高い。

    帰蝶は信長に興味を持ち、男装して隣国尾張に忍び入った。


    祭の日、帰蝶は、三河から来た人質松平竹千代を連れた信長に出会う。


    帰蝶は信長に誘われるまま、竹千代とともに村童の喧嘩に加わったり大蛇退治を手伝ったりする。

    突然、三人は野臥に襲われ、道三の家臣明智光秀に救われた。

    復讐に燃える信長は野臥の巣窟を襲撃して、野臥の頭領を捕らえた。

    野臥は三河の松平家に頼まれて竹千代を殺害しようとしたのだ。


    やがて、竹千代は三河に帰り、今川家の人質となって駿府に送られた。

    信長と帰蝶はめでたく結婚した。


    信長が尾張を平定して間もなく、今川義元が大軍を率いて攻め寄せた。

    勝ち目のない信長は奇襲作戦を立てるが、その作戦を見破る者が今川軍にただ一人いる。

    成長して松平元康となった竹千代である。

    はたして、竹千代はどう出るか?


    【目次】
    尾張の大うつけ
    小さな客人
    大蛇退治
    猿か人か
    野臥の洞穴
    人質
    婚儀と葬儀
    国譲り状
    今川義元出陣
    松平元康
    信長出陣
    雷雨
    桶狭間
    天下布武

    … 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    六歳で父を殺され、その仇である坂上主膳を討ち果たす宿命を背負うことになった浅野民治丸、
    長じて後に林崎甚助重信と名乗ることになるこの少年は、その小柄な体格を不利とせず逆に武器に変えるため激しい武術修行に明け暮れる。

    やがて林崎明神より「鞘の内で決めよ」との神託を得て、必殺の秘太刀「居合抜き」を発想した
    甚助は、弱冠二十歳にして遂に坂上主膳を討ち本懐を遂げるも、この時からが決して逃れることのできない「武者修行地獄」の始まりだった。

    日毎に大きくなり、彼の知らないところで一人歩きする「居合遣い・林崎甚助」の名声や噂。それのみならず時を経て明らかになる、
    両親と坂上主膳から主君・最上豊前守までつながる因縁。更には甚助自身の出生にまつわる「悪い噂」が、彼に深い苦悩をもたらすことになるのだった。

    「居合術の始祖」として後の世に知られることとなる「不世出の剣聖」は、果たして何を求め何に迷い、生涯かけて何を目指したのか?


    自ら居合道を嗜む著者が、武芸者の視点からその謎に迫る、著者初の小説にして歴史小説。剣豪ファン、武術ファン必見。


    【目次】
    第1章  発端
    第2章  開眼
    第3章  探索
    第4章  血煙
    第5章  半蔵
    第6章  主膳
    第7章  真相
    第8章  深慮
    第9章  対面
    第10章  本懐
    第11章  贖罪
    第12章  菅野
    第13章  偽物
    第14章  相談
    第15章  暇乞


    【著者紹介】
    鈴木天斗(スズキタカト)
    1974年 宮城県生まれ。
    元々高校時代から作家志望だっ… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】

    徳川二代将軍秀忠の御台所お江は次男国松を三代将軍の座に就けたいが、大御所徳川家康は長男竹千代を世継と定めた。実は、竹千代はお江の産んだ子ではない。

    お江は国松に将軍嫡子として振る舞うようにさせた。

    家康が亡くなると、お江は夫の秀忠に竹千代を廃嫡するように迫ったが、秀忠は承知しない。お江は益々竹千代を憎み、国松を溺愛した。

    竹千代は元服して、三代将軍家光となった。国松も元服して徳川忠長となった。

    将軍が二人いるような、忠長の横暴な振舞いが目立つ。

    お江は家光の暗殺を企むが、家光を警護する柳生十兵衛と花菜緒は刺客を寄せつけない。十兵衛の妹花菜緒は天才的な剣士で、家光の初恋の人となった。

    忠長が催した御前試合で花菜緒が勝ったため、忠長は花菜緒を謀殺した。

    お江が病死すると、忠長の暴虐非道は倍加して、秀忠を激怒させた。

    家光は忠長に蟄居を命じ、秀忠も忠長を許すことなく病没した。

    秀忠の死後、家光は異母弟保科正之を可愛がり、忠長の暴虐を憎んだ。家光は忠長を逼塞から自刃へ追い込んでいく。

    【目次】
    兄と弟
    天下を継ぐ者
    冷たい母
    鴨撃ち
    元服
    三代将軍
    辻斬り
    代理勝負
    九死に一生
    御前試合
    将軍二人
    忠長乱行
    狂乱の果て
    恋の記憶
    … 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ7冊
    329(税込)
    著者:
    姉崎慶三郎
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度)

    【書籍説明】
    バタヴィアを根拠地にして台湾に進出していたオランダは、タイオワン事件によって日本との貿易が断絶したため、ノイツ長官が失脚してプットマンスが新しい台湾長官になる。
    ここからプットマンスと鄭芝龍一官の不思議な関係がはじまる。
    一官はもとよりタイオワン商館の通訳であった。
    その後海賊になると、一六三三年にはプットマンスと海戦をおこなう関係になった。
    ところが、帰順した一官が海賊を取り締まる立場になると、反対する部下に裏切られてしまい、その部下が海賊行為を続けるので、退治するために、一官はプットマンスと協力して海賊を掃討することになる。
    その後、東南アジアや中国から多数の船が来航し、台湾は貿易の最盛期を迎える。オランダは海賊をあいてに一〇年たたかってきたが、結局中国からの商品の供給は一官に完全に依存することになった。
    この貿易に目をつけた一官は、今度はオランダの貿易を打ち負かす存在になり、この二人は戦争したり、共通の敵とたたかったり、売買関係から、貿易の競争相手となった。
    本書では、プットマンスと一官の不思議な抗争を追う。



    【目次】
    第一章 貿易は推理小説だ!
    第二章 バタヴィア日誌
    第三章 最盛期を支えた台湾先住民と移住民
    第四章 オランダ人と中国人の生糸輸入
    第五章 鄭芝龍の数奇な人生


    【著者紹介】
    姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
    千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年… 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ3冊
    659(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】
    天正十年六月二日未明、京都本能寺に滞在中の織田信長は明智光秀の軍に襲撃された。信長は応戦の後、火中で自害する。信長の嫡男信忠も二条御所で自害。
    だが、光秀本人は毛利攻略中の羽柴秀吉を支援するため、備中へ赴く途中だった。
    光秀は老ノ坂で本能寺襲撃を知り、急遽京へ上った。火の海の本能寺に飛び込み、信長を救出しようとするが、すでに信長は腹を切っていた。
    信長は信忠自害と知り、「後は竹千代(家康)に」と光秀に遺言する。
    光秀は堺見物中の徳川家康を救出する一方、驚愕混乱する朝廷や町衆の鎮静化を図る。しかし、「明智光秀謀反」の報は各地に届き、逸早く羽柴秀吉が三万の大軍を率いて上洛して来た。
    光秀は汚名を雪ぐ暇もなく、山崎の合戦で完敗した。敗走途中、光秀は自分を謀反人に仕立てたのは、羽柴秀吉と知る。
    光秀は重臣斎藤内蔵助の忠告を受け入れ、死んだと見せかけて、秀吉への復讐を誓う。信長の遺言に従い、徳川家康に天下を取らせる決意をする。
    一方、秀吉は信長の遺児達を巧みに操り、天下人への道を着々と歩み始めた。

    【目次】
    本能寺襲撃
    信長の遺言
    天下布武
    伊賀越え
    中国大返し
    謀反の真相
    野望と嫉妬
    安土炎上
    明智家滅亡
    清州会議
    無念腹
    隋風
    小牧・長久手
    勝利者

    … 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ2冊
    659(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    【書籍説明】


    新選組一番隊組長の沖田総司は天才剣士だった。

    九歳の時に天然理心流近藤道場試衛館の内弟子となり、十五歳で免許皆伝、師範の資格を得た。


    十七歳の時に初めて人を斬り、剣客の宿命を痛感した。


    二十歳の春、師匠の近藤勇が幕府の浪士募集に応じて上洛を決意すると、内弟子の土方歳三や井上源三郎、食客の山南敬助や永倉新八らとともについて行った。


    京で、近藤勇は新選組を結成して王城鎮護の役目に就いた。

    総司は新選組幹部隊士として、毎日のように人を斬った。


    修羅の日々の中で、総司は一人の少女と出会った。

    少女は法眼の位を持つ漢方医
    仁科道伯の娘花香里、十七歳。


    総司と花香里は親しく口を利くようになったが、総司は自分が新選組隊士であることを言えなかった。


    しかし、池田屋斬込みの後、花香里と一緒にいるところを倒幕浪士に襲われ、「新選組の鬼沖田」と知られてしまう。


    花香里は先天性の心臓病で、強い衝撃を与えることはできない。

    総司は花香里との淡い恋を諦めようとする。

    【目次】
    花の吹雪
    試衛館入門
    道場破り
    修羅の道
    生死の覚悟
    都の春
    壬生狼
    紅葉の橋
    雪の幻
    医者の娘
    恋の手習
    池田屋斬込み
    修羅の太鼓
    はかなき恋路
    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

    【書籍説明】
    公園・居酒屋・ホテルのプールと爆破事件が続き、爆発規模はだんだん大きくなる。ネットには「ボンバーデビル」と名乗る投稿者から爆発現場の動画が投稿された。
    特殊凶悪犯罪捜査班を率いる土方歳三警部は犯人捜査に全力を尽くすが、なかなか犯人像が掴めない。
    焦る土方を嘲笑うように、都立病院が爆破された。病院には池谷由美子都知事が視察に来ていた。
    都知事は無事だったが、ネットでは過激派が犯行声明を出し、ボンバーデビルと対決した。ネットの炎上は止められない。
    ついに警備部が乗り出し、「刑事部は手を引け」と言う。
    しかし、天才科学者沖田総司が犯人のプロファイルを行うことができた。浮かび上がる犯人像は過激派政治犯とは程遠い。
    ボンバーデビルはネットで池谷都知事爆破予告を行った。だが、歳三の勘は違う場所で爆破が起きると予想する。
    歳三の勘は的中するのか?土方歳三は爆破を止められるか?

    【目次】
    居酒屋爆破
    ボンバーデビル
    無差別殺人
    女性都知事
    犯行声明
    赤い兵士
    合同告別式
    爆破予告
    容疑者
    逃亡
    標的
    豊洲シーパーク
    花火

    … 以上まえがきより抜粋
  • シリーズ4冊
    329(税込)
    著者:
    潮美瑶
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    概略

     新選組の鬼副長として有名な土方歳三。バラガキと言われるが、本当に悪ガキだったのか? 松坂屋デパートに勤めていたのは本当か? 歳三の趣味は何? 近藤勇とどちらが強い? 沖田総司は天才剣士か? 歳三はどうして武士になったのか? 上洛して新選組を作ったきっかけは? 今まで書かれなかった歳三の少年時代から上洛するまでを描く。

    目次

    一  バラガキ登場
    二  俳句と石田散薬
    三  天然理心流
    四  二度目の奉公
    五  行商と剣術修行
    六  天才少年
    七  斬人剣
    八  剣客の覚悟
    九  試衛館の仲間
    十  試衛館入門
    十一 桜田門外の変
    十二 宗家襲名
    十三 激動の時代
    十四 清河八郎
    十五 浪士組上洛
    … 以上まえがきより抜粋
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度)


    【書籍説明】
    どんなに強大な力を有しているような国や企業でも、全盛期の精彩を失って崩れ去る時はあっという間だ。
    そして、そのきっかけは全盛期のうちから見えないところでじわじわと力を蓄えていることが殆どである。
    もし今安定している情勢の中に身を落ち着けているとしても、それは永遠のものではない。
    前作『八王の乱 三国志真の結末と漢民族最後の天下』では、三国志以降のさらなる混乱の幕開けについて解説した。
    その混乱は、およそ一世紀を経て南北朝時代という一種の均衡状態を保つこととなる。
    両朝は覇権を握るために出兵を繰り返していたが、互いが内部に問題を抱えていたこともあって決定打を与えられずにいた。
    しかし、この束の間の均衡はある漢の出現によって瞬く間に崩壊し、やがて中国大陸を再び統一に導く口火を切ることになる。
    漢の名は侯景(コウケイ)、漢化した鮮卑族とも、鮮卑化した漢族の出身とも言われ出自すら明らかでないこの漢が全ての鍵を握っていた。
    この漢が世に出た頃、中国大陸では何が起きようとしていたのか?
    そして、混乱に振り回された人間たちに秘められたドラマとは何だったのだろうか?その真相に迫る。

    【目次】
    ●北朝・北魏の混乱 =都の南下と質の低下=
    ●南朝・梁の内患 =皇帝菩薩の油断=
    ●六鎮の乱(リクチンノラン) =侯景、乱世に立つ=
    ●高歓と宇文泰 =両雄、東西決戦=
    ●高歓の死 =侯景、ついに動く=

    【著者紹… 以上まえがきより抜粋
  • 【書籍説明】
    中国の歴史は、「群雄と群雄」「国と国」という争いが続き、後になるほど「民族と民族」という単なる力の優劣では語り切れない複雑な様相を呈し始めてくる。中国は陸続きの地理に恵まれ、様々な異文化を吸収していきながら現在の多種多様な文明を築いてきた。その裏では、英雄譚や漫画では決して語られない苦心の外交が繰り広げられていたのだ。
    『三国志』では、袁紹や曹操と虚々実々の争いを繰り広げる異民族として、烏桓(うがん、烏丸とも)と鮮卑(せんぴ)が登場する。後漢から三国、そして晋の時代にかけて、彼らの他にも多くの異民族が中国大陸に入っていった。彼らはやがて漢民族を併呑、或いは融合していき、ついには中国大陸全土にその血統を残すこととなるのである。

    本書は数多くいた異民族の中でも、大陸を制覇した烏桓と鮮卑について触れるものである。そこから中華王朝が頭を悩ませた外交について切り込み、国境のない現代社会をどのように生き抜くべきかを考えることが本書の目的である。

    【目次】
    ●烏桓と鮮卑の出自 =歴史の表舞台に現れるまで=
    ●前漢・後漢、中国大陸の遥か先を見通す =統一王朝と支配されない異民族のせめぎ合い=
    ●三国志の中の北方民族 =袁紹・曹操・・・時代の先駆者と関わり続けた烏桓・鮮卑=
    ●内乱に斃れた統一王朝の治世 =鮮卑、中国大陸に再び足を踏み入れる=
    ●漢民族に取って代わった異民族 =天下に君臨した鮮卑と、生き続ける民族のアイデンティティ=

    【著者紹介】
    いちたか風郎(イチタカフウロウ)
    1991年1月8日生。2013年愛媛大学法文学部人文学科卒業。新卒… 以上まえがきより抜粋

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