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『宗教、講談社、0~10冊(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全377件

  • 1,463(税込)
    訳者:
    大貫隆
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    1世紀の地中海世界に誕生し、「古代キリスト教最大の異端思想」ともいわれる「グノーシス主義」が生み出した神話の主要な断章を紹介する。1945年にエジプトで発見されて宗教界にセンセーションを起こしたグノーシス主義の基本文献「ナグ・ハマディ文書」のエッセンスとともに、その影響の強いマンダ教、マニ教の教典の主要部分を抜粋し編成。1999年および2011年に岩波書店より刊行された同名書籍の文庫化。(講談社学術文庫)
  • 海外でもっともよく知られる日本の思想家は、いかに生き、何をどのように考えたか。
    対立と混迷が深まる時代だから、
    いまこそ世界には「大拙」が必要だ!

    世界にもっとも知られた日本人思想家は、いかに生き何をどのように考えたか。
    青年期からの西田幾多郎との濃密な交流をひとつの軸として、その霊性に満ちた生涯をたどりながら、東西を統合する新たな文明創造を期した思想の核心を読み解く。
    大拙の孫弟子でもある著者が、もっとも重要なポイントにしぼって平易に語る、現代人のための決定的解説書。

    [本書より]
    禅体験に基づく「超個の個」の宗教哲学は、キリスト教の伝統的な神を失った欧米の思想界に、今後ますます大きな影響を与えていくであろうと思っております。
    実際、大拙は、禅ないし仏教等に現われた「東洋的な見方」を、主客二元分裂以後しか見ていない西洋の人々に、何とかして伝えようとしたのでした。その伝道活動が欧米の世界に大きな影響を与えたことは、まぎれもない事実です。その意義は、人類の地球規模の思想史の中の画期的な出来事として、正当に評価されるべきでしょう。

    [本書の内容]
    第1章 大拙の生涯と西田幾多郎との出会い
    第2章 自由への気概──禅に基づく自由論
    第3章 釈宗演老師への参禅──アメリカ渡航まで
    第4章 衆生無辺誓願度の覚り──大拙と西田 日米間の交流
    第5章 浄土教への接近──学習院から大谷大学へ
    第6章 戦争への悲嘆──大拙と西田の憂国の思い
    第7章 日本的霊性について──絶対無条件の大悲に包まれて
    第8章 日本禅宗史への視点──盤珪禅への敬慕
    第9章 大拙の禅思想 I ──「即非の論理」と「超個の個」
    第10章 大拙の禅思想 II ─ただはたらいてやまない境涯
    第11章 東洋と西洋──二元分裂以後と以前
    第12章 日本の復興を願って──華厳思想に基づく民主的社会の提言

    *本書は、2023年にNHK出版より刊行された、NHKラジオ「宗教の時間」通年講座ガイドブック『鈴木大拙 願行に生きる その生涯と西田幾多郎との交遊(上・下)』を合本し、増補改訂したものです。
  • 二十歳は、死を考えるのに最適な時期
    死を想う―学生たちの論作文70
    1 心の死を見つめて  生命の死、記憶の死
    2 死は解放か?     死と背中合わせの生
    3 他生への眼差し   農大生ならではの生死への思い
    4 人の死からの学び  身近な人の死から思う
    5 死を哲学する    時間・空間を超えて

    アンケートから見る、Z世代の死生観

    鵜飼秀徳エッセイ「死の言葉」

    学生たちの「辞世の句」
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    5分で理解するキリスト教のなりたち、キリスト教ときってもきれない私たちの日常、文化芸術の中のキリスト教、、欧米人の常識で考え方のベースにあるキリストの有名なたとえ話、思わず人に話したくなる知識が満載。

    最終章では、関学の生徒の質問などに牧師先生として優しく答える内容で、面白く癒されます。
    この一冊でキリスト教に詳しくなれる、世界観が変わる、キリスト教入門の決定版。

    ・・世界最大のベストセラー聖書。「実は、聖書は天地創造を記した「神話」であり、イスラエル民族の「歴史書」であり、詩や格言を記した「文学書」であり、神の言葉を記した「預言書」です。「1冊にさまざまなジャンルがつまっている書物ですから、そのときの気分で読みたいところを読めばいいんです」本文より

    目次より抜粋 
    1章 5分でわかる! キリスト教の基礎知識 
    第2章 わたしたちの日常の“常識”とキリスト教のWonder!・・ 日曜日、西暦、クリスマスイブが夕方から始まる理由 
    第3章 文化・芸術とキリスト教のWonder! part1 エンターテインメント  『ナルニア国物語』『フランダースの犬』・ビートルズ“Let It Be(レット・イット・ビー)「『ピノキオ』『ターミネーター』「ハルマゲドン」『オーメン』『E.T.』 ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
    第4章 文化・芸術とキリスト教のWonder!part2 天使と悪魔、クリスマス  天使にはランクがある?!
    第5章 イエス・キリストはワンダフル・カウンセラー!1「迷える羊のたとえ」~残りの99匹も心やすらか・・2「タラントンのたとえ」~与えられたものは貯めずに生かせ 3「善いサマリア人のたとえ」~計算抜きの隣人愛・・4「ぶどう園の労働者のたとえ」~競争社会の常識を覆す神 5「いなくなった息子のたとえ」~失敗した人を責めない・・ 
    第6章 聖書に登場する奇跡(Wonder)  奇跡って本当に起きるのですか?  
    第7章 教えて! ポン先生 宗教は対立するものではないのですか?  キリスト教と神道、違う宗教なのにどうして同じ「神」と呼ぶの?  神は本当に存在するの?  神とはどのような存在なのですか?  「罪」ってなんですか?  宗教は怖いものではないのですか?  教会と教派はどう違うのですか?   預言と予言は違うのですか?  ポン先生の「覚える」は記憶することではないのですか?  「ボランティア」ってやったほうがいい?  人間は死んだらどうなるの?  天はどこにあるのですか?  キリスト教ではご冥福を祈らないって本当ですか?  「復活」は蘇生(生き返り)とは違うのですか?
    あとがき~WonderがいっぱいなWonderful Lifeを~
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    中世哲学研究のみならず現代哲学や古代哲学研究にとっても第一級の原典を、正確な訳文にくわえ古代哲学とスコラ哲学、同時代の影響関係などを踏まえた詳細な註を付して、世界でも初めての完全な現代語訳として提供する。中世哲学の場から古代へ更には現代へと新たな光を放つ画期的訳業の冒頭を飾る本巻は、具象語と抽象語、概念、類と種、実体と質量など言葉・普遍・範疇について論じる第1部43章までを収める。

    【目次】
    語の区分(語の定義とその区分(総論)
    語の区分。「語」という名前は、様々な仕方で解されうる(各論) ほか)
    普遍は心の外のものではない―スコトゥスに対する反駁(互いに対立する、「普遍」と「個」という普通名辞について;普遍は心の外のものではない ほか)
    五つの普遍―ポルピュリオス『イサゴゲー』の註解(五つの普遍。それらで充分であることについて;普遍のもとに含まれる個について ほか)
    論理学者の用いる語(定義について。定義は、幾通りの仕方で言われるのか;「記述句」という名前について ほか)
    範疇―アリストテレス『範疇論』の註解(「範疇」という語について;範疇の数 ほか)
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    「トマスの『スンマ(神学大全)』を読み進んでゆくうちに、私は、いわゆる「がある存在」といわれる「存在」(エクシステンチア)は、トマスが神の本質と同じであるという「存在」(エッセ)とは、別のものではないだろうかという疑問をいだくようになってきた。そのような疑問が心に浮かんだのは、『スンマ』の神の存在論証の箇所を読んだときである。そこでトマスは、神の存在、すなわち「神がある」ということは理性によって証明できるとはっきりいっている。他面トマスは、神において存在と本質は同一であるといっている。それゆえもしこの存在が、「神がある」と言われる場合の存在と同じものであるとしたならば、当然、存在と同意なる神の本質も理性によって認識される筈である。しかるにトマスは別の箇所においては、神の本質は絶対に認識できないといっているのである。これはあきらかな矛盾ではなかろうか。この矛盾を解決しようと思うのならば、神においてその本質と同一視される存在(エッセ)は、いわゆる「がある存在」としての存在(エクイスシテンチア)とは別のものであるとしなければならない。トマス自身、神の存在が理性によって証明されるか否かを論じた箇所において、神の存在(エッセ)が不可知であることを根拠として「神がある」ことを論証できないと主張する説を、一つの異論として提示している。それに対するトマスの解答をみると、たしかに「存在の現実態」としての神の存在は人間の理性認識を超越するが、「神がある」という命題が真であることは、結果の存在から原因の存在を推定するア・ポステオリな論証によって証明できるのであるという。・・・
    しかしながら私はついに、この問題について単に「疑問をいだく」にとどまらず、断定を下さざるをえないところまで到達した。」
    【目次】
    まえがき
    一 エッセの探究
    二 存在とエッセ
    三 神の存在とエッセ
    四 神の内在と超越
    五 存在と本質
    あとがき
    人名索引
    文献表

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    宗教の「本質と根拠」を課題として一貫して研究した。実証的研究と哲学的研究の総合に取り組んだ宗教哲学者の著作集。また、著者は東北地方のオシラさま、巫女、行者の研究にも取り組み、機能人類学の知見も研究に取り入れた。
    【目次】
    編集によせて
    目次

    第一章 問題の所在と取扱い方
    一 実相論所顕の端的
    二 研究上の態度及び用意
    第二章 諸法実相の所在と在りよう
    一 主体化の究極 在るものの在りのままなる極処
    二 心の問題 三法無差に就いて
    三 実相の所在と妙
    第三章 教法及び教相の問題
    一 具成せられたる実相の境地とその説示とのひらき
    二 方便の問題
    三 教相論
    第四章 諸法実相の開顕
    一 実相と三諦
    二 一即一切の極相 三千の法相
    三 とくに十界互具に就いて
    四 三世間論
    第五章 諸法実相の唯心論的解釈とその吟味
    一 宋朝天台における観境に関する論争とその吟味 とくに源清、宗■(日に立)、慶昭の所論を中心として
    二 智円、仁岳の観境論
    三 知礼の発揮
    第六章 天台止観の特質
    一 天台止観の種類と意義及び結構
    二 止観の行儀
    三 謂わゆる「頓々止観」の主張とその吟味
    第七章 観法に関する論争の吟味
    一 三種観法に就いて
    二 事理二観の観法に就いて
    第八章 不思議境観
    一 約行正観の終始 とくに修観における二境及び境観の関係
    二 不思議境観
    横川法語 目次
    はしがき
    恵心僧都
    本文
    宗教的人間
    人間に生れたるよろこび
    本願にあう
    現実の肯定
    解説 (山折哲雄)

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    イギリスの教会とさまざまな歴史的な出来事を記した書である。カトリックとケルト系キリスト教の関係について多くを記す。同時に、アングロサクソンの歴史を語る上で最重要の文献でもある。
    【目次】
    目次
    まえがき
    序文
    第一巻
    第一章 ブリタニア及びアイルランドの位置、並びにそれらの昔の住民について
    第二章 ローマ人の首長ガイウス・ユリウスのブリタニアへの渡来
    第三章 クラウディウスが同じブリタニアに来たローマ人の第二の者として、オークニー諸島をもローマ帝国領に加えたこと。更に、彼により派遣されたウェスパシアヌスがワイト島をもローマ人に服従せしめたこと
    第四章 ブリトン人の王ルキウスが教皇エレウテルスへ書翰を送り、キリスト教徒にしてくれるように請うたこと
    第五章 セウェルスがブリタニアの取り戻した地をば、塹壕によって他から隔てたこと
    以下略
    第二巻
    第一章 祝福された教皇グレゴリウスの死について
    第二章 アウグスティヌスがブリトン人の司教たちにカトリックの平和のため、また彼らに公示された天の奇跡によって、訓戒を与えたこと。その言葉を軽侮したことにどんな報いが随い起こったかということ
    以下略
    第三巻
    第一章 エドウィン王の初めの後継者たちは自分の国の信仰を放棄したこと。並びに、その後最もキリスト教的な王オスワルドが両王国を回復したこと
    第二章 同じ王が対蛮族戦に行く時に建てた十字架の木からの多くの治癒の奇跡の中、或る者が痛んでいる腕の疾患から癒されたこと
    以下略F
    第四巻
    第一章 デウスデディットの死後、ウィグハルドが司教職を受けにローマに派遣されたが其処で死去したので、テオドルスが大司教に叙階され、修道院長ハドリアヌスといっしょにブリタニアに派遣されたこと
    第二章 テオドルスがあらゆる地域を旅行して廻った際、イギリス人の教会は真理とともに聖書の学問にも教えられ始めたこと。並びに、ブッタがダミアンの代わりにロチェスター教会の司教とされたこと
    以下略
    第五巻
    第一章 クスベルトの後継者エゼルワルドが隠修生活中、海で危険に陥っている兄弟たちのため、祈りによって暴風雨を鎮めたこと
    中略
    第二十二章 エグベルトに説教されて、ヒイの修道士たちがその管轄の修道院と共に、教会法の復活祭を挙行し始めたこと
    第二十三章 現在、イギリス人或は全ブリタニアはどのような状態であるか
    第二十四章 著作全体の年表による概括。並びに著者の経歴について
    解説
    地図
    王家系図
    年表
    索引
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    1世紀にはローマで布教がはじまったキリスト教は、皇帝崇拝を阻害する異教として、長い弾圧の時代を経験した。ようやく313年にミラノ勅令で公認を受け、392年には国教となる。テシオドス帝によって国教となったキリストとローマ帝国の歴史を描く。
    【目次】
    序言
    第一章 コンスタンティヌスの道
    一 コンスタンティヌスのキリスト教優遇
    二 皇帝と教会
    三 新首都の建設
    四 統一と皇帝の役割
    第二章 コンスタンティウスの統治体制
    一 統治の分担
    二 コンスタンティウスの地位
    三 コンスタンティウスの残虐
    四 コンスタンティウスとユリアヌス
    五 内政の消極性
    第三章 コンスタンティウスの宗教政策
    一 コンスタンティウスと宗教会議
    二 コンスタンティウスとアタナシオス
    三 ニケ信条

    五 施策への製肘
    第四章 ユリアヌスの統治
    一 教会の状況
    二 ユリアヌスにおけるキリスト教的要素
    三 ユリアヌスにおける権威と民衆
    第五章 ユリアヌスとキリスト教
    一 ユリアヌスのキリスト教徒への対策
    二 ユリアヌスの使命感
    三 ユリアヌスのキリスト教理解
    第六章 ウァレンティニアヌス時代と同僚皇帝制
    一 ユリアヌス及びヨウィアヌス両帝とウァレンティニアヌス
    二 同僚皇帝としてのウァレンティニアヌスとウァレンス

    五 教会の状況
    第七章 ウァレンティニアヌスの宗教寛容
    一 ウァレンティニアヌス統治時代についてのアルフェルディの見解
    二 ウァレンティニアヌスとキリスト教

    五 社会、国家的背景
    第八章 四世紀末における国家、教会の遠心化
    一 ウァレンスとグラティアヌスの共同統治

    五 アンブロシウスの教会優越の理念
    第九章 テオドシウスのキリスト教帝権
    一 テオドシウスの宗教政策の根底

    四 テオドシウスの自主性の限界
    第十章 テッサロニカ事件の意義
    一 アンブロシウスの自信と義務
    二 施政と信仰

    五 真の回心
    第十一章 ローマ人と蛮族 ―スティリコの死をめぐって―
    一 帝国統一の破綻
    二 実力者の反目

    七 消極的国家保持
    第十二章 帝国分裂と教会
    一 スティリコ死後の権力闘争
    二 蛮族と異教

    四 教会間の紛争と国家
    第十三章 ヴァンダル人のキリスト教徒迫害
    一 ヴァンダル勢力のアフリカ侵入
    五 ヴァンダル王の迫害の意味
    あとがき
    帝室系図
    地名索引
    人名索引
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    古代のキリスト教が神学として体系化して行く過程を、 ギリシア哲学を摂取し、再解釈して行く過程としてとらえた書である。
    本書は、 9つの章と1つの補論で構成されており、論文集で以下の内容を収録している。
    1. フィロンの歴史的背景
    2. ギリシア哲学へブル起源説
    3. 創造と数
    4. テロスと神
    5. 創造と悪
    6. 創造と必然性
    7. 自愛と他愛
    8. 初期クリスト教とギリシア哲学
    9. 「輪廻転生」と「復活」
    補論『テイマイオス (28B 7 ) 解釈史ノート。
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    ウィーン大学カトリック神学部教授であり、高位聖職者でもあり、多くの信徒に聖者と見なされていたメスナーの自然法の書。メスナー倫理学の巨大な体系のうち、社会的生活関係の広義の社会倫理学を扱う。客在する人間本性の法則を説く大著である。
    【目次】
    第五版への序文
    第一篇 基礎理論
    第一部 人間の本性=基礎倫理学
    第二部 社会の本性=社会哲学
    第三部 社会体の秩序=法哲学
    第四部 社会秩序の不作動=社会問題と社会改革
    第二篇 社会倫理学
    序論 社会体化=歴史性・多層性・増大する密度
    第一部 家族
    第二部 より小さな社会体的単位
    第三部 民族(Nation)
    第四部 国際共同体
    第三篇 国家倫理学
    第一部 国家の本性
    第二部 国家の主権
    第三部 国家の諸作用
    第四部 国家の動態
    第四篇 経済倫理学
    第一部 社会経済の過程
    第二部 社会経済の組織
    第三部 社会経済の統合
    第四部 社会経済の協働―世界経済
    訳者あとがき
    文献表
    索引
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  • フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900年)は、1889年初頭に狂気の闇に沈み、健全な精神活動をなしえないまま生涯を送った。本書は、その直前にあたる1887年11月に出版された哲学者としての最晩年の著作である。
    本書の主題は、表題にあるとおり「道徳(Moral)」である。これは日本語では「価値観」とも言い換えることができる。では、なぜニーチェは価値観を問題視したのか。言うまでもなく、それはその価値観が自明視できなくなっていたからであり、そのままでは通用しなくなっていたからである。
    従来の価値観が通用しなくなっているにもかかわらず、それが依然としてニーチェ自身を含む人々の考え方や生き方を制約し、生きる意味を規定してしまっている、という矛盾した現実。それこそがニーチェを突き動かし続けた思想的動因にほかならなかった。それゆえ、新たな価値観を模索し、あらゆる基本的価値の転換を果たすことが最も重要な思想的課題である、というのがニーチェの時代診断である。
    ニーチェにとって、従来の価値観とはヨーロッパを支配してきたキリスト教的道徳の伝統の中で普遍的なものとされてきたものだったが、それは歴史的現象として発生し、揺れ動いてきたものでしかない。それゆえ、この主題は「系譜学」という手法で取り組む必要がある。――本書は、初めてその認識に立った者による探究の開始を告げるものであり、だからこそニーチェは刊行2ヵ月後にあたる1888年1月、友人オーヴァーベックに宛てて次のように書いた。
    「本書を構成する三論考は、それぞれ個別的な第一動因を表現しています。〔…〕多様きわまりない要因すべてを最終的に勘案し、とりまとめて、道徳をある種、清算することも同様です。そういうことをするには、われわれはまだわたしの哲学の「前奏」段階にいます」。
    つまり、本書は、たとえ重要な成果をもたらしているとしても、まだほんの入り口にすぎず、この課題はここから続行される必要がある、とニーチェは考えていた。それゆえ、従来は『道徳の系譜』と訳されることが多かった本書の表題Zur Genealogie der Moralは、「道徳」という主題を「系譜学」という手法で扱う企てのマニフェスト、という意味で『道徳の系譜学に向けて』と訳さなければならない。
    長年にわたってニーチェを主要な研究対象としてきた大家が満を持して送り出す決定版新訳、ついに完成。

    [本書の内容]
    序 論
    第一論考 「善良と邪悪」、「優良と劣悪」
    第二論考 「負い目」、「やましい良心」および関連事項
    第三論考 禁欲主義的諸理想は何を意味するか

    訳者解説 試行としての鳥瞰
    訳者あとがき――タイトル頁裏の「付言」について
  • 1,320(税込)
    著:
    中村元
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    稀代の仏教学者が追究した仏道の根本概念 その出発点にして到達点
    他者へのあたたかな共感がここにある

    友愛の念「慈」、哀憐の情「悲」。生きとし生けるものの苦しみを自らのものとする仏の心、そして呻きや苦しみを知る者のみが持つあらゆる人々への共感、慈悲。仏教の根本、あるいは仏そのものとされる最重要概念を精緻に分析、釈迦の思惟を探究し、仏教精神の社会的実践の出発点を提示する。仏教の真髄と現代的意義を鮮やかに描いた、仏教学不朽の書。

    慈悲の実践はひとが自他不二の方向に向って行為的に動くことのうちに存する。それは個々の場合に自己をすてて他人を生かすことであるといってもよいであろう。(中略)それは個別的な場合に即して実現さるべきものであるが、しかも時間的・空間的限定を超えた永遠の意義をもって来る。それは宗教に基礎づけられた倫理的実践であるということができるであろう。かかる実践は、けだし容易ならぬものであり、凡夫の望み得べくもないことであるかもしれない。しかしいかにたどたどしくとも、光りを求めて微々たる歩みを進めることは、人生に真のよろこびをもたらすものとなるであろう。――<「結語」より>

    ※本書の原本は、1956年に平楽寺書店より刊行されました。
  • 1,210(税込)
    著:
    高田修
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    古代初期から紀元後2世紀前半まで、決して創られなかった「仏の像」。形象化タブーの時代から何を転機に、いつ、どこで、どのように「仏像」が生まれたのか? 考古学、美術史、仏教思想、仏教史上、重要なテーマでありながら長らく明かされなかった疑問に、圧倒的多数の仏像図版を掲げて、仏教学の泰斗が正面から対峙する!

    見どころ)
    70点を超える仏像図版。
    構図、テーマ、表情、髪型や衣のひだまでに至る
    細やかな考察から、仏像誕生の系図を眺める、はるかなる宗教の旅――。

    やっぱ人型を模した偶像にグッときてしまうのは人間の性。
                         ――みうらじゅん

    本書の原本は、1987年10月に岩波新書より刊行されました。


    目次

    序 ガンダーラかマトゥラーか
    一 伝承のなかの仏像
    二 仏像の起源を求めて

    第1章 仏像のない時代
    一 仏教美術のはじまり
    二 仏陀なき仏伝図
    三 仏教徒は何を拝んでいたか
    四 なぜ仏像がなかったのか

    第2章 ガンダーラ美術と仏像
    一 ギリシア・ローマからガンダーラへ
    二 仏像のガンダーラ起源説

    第3章 ガンダーラ仏の誕生
    一 ガンダーラの仏教文化
    二 仏伝図と仏像
    三 単独仏像の出現
    四 西北インドの仏教情勢

    第4章 マトゥラー美術と仏像
    一 古いまちマトゥラー
    二 マトゥラー起源説

    第5章 マトゥラー仏の成立
    一 初期のマトゥラー仏
    二 マトゥラー仏の出現
    三 初期仏のインド的成立
    四 「菩薩」という名の仏像

    クロノロジー
    参考文献
    あとがき
    解題 「仏像ファンとして」 ーーみうらじゅん
    索引
  • 1,100(税込)
    著:
    高橋巖
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    魂の深奥にふれる学び──神秘学が導く、高次の自己への旅

    神秘学は、哲学・芸術・科学・政治など、人類文化の根幹に深く関わってきた知の体系です。本書はその神秘学の基本的な考え方と歴史的展開を、古代ギリシア哲学から現代に至るまで、わかりやすく解説します。神秘学は、単なる知識の提供ではなく、思考と感情を喚起することで「目に見えない世界」への認識を深めます。それは別の世界への逃避ではなく、日常の中に眠る「高次の人間」を目覚めさせ、生き方が変わらざるをえないような学びです。
    ゾロアスター教以来の西洋のグノーシス的二元論と、儒教・仏教・道教・シャマニズムなど東洋の一元論的世界観を対比し、影響関係をたどることで見えてくる、神秘学の普遍性と多様性。シュタイナー研究の第一人者が、シュタイナーの思想を縦糸として古今東西の神秘学をたどり、魂を探る旅への扉をひらきます。(解説:若松英輔)


    [本書の内容]
    I 神秘学とは
    1 神秘学の原風景
    2 古代の秘儀参入
    3 古代東方
    4 魂の遍歴者たち
    5 アカシャ
    6 一元論
    7 後天開闢
    8 ガイア

    II 美学としての神秘学
    9 美学者シュタイナー
    10真・善・美
    11アストラル・ヴィジョン
    12フォルク
    13恨の美
    14南溟の果て

    あとがき
    解 説 若松英輔

    *本書の原本は、2000年にちくまプリマーブックスとして筑摩書房から刊行されました。
  • 1,155(税込)
    著:
    釈徹宗
    著:
    若松英輔
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    人間にとって
    宗教とは何なのか?

    浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。
    批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。
    「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、
    3年半にわたって交わした珠玉の往復書簡。

    〈本書の内容〉
    第一章  信じる
    第二章  発声する
    第三章  歩く
    第四章  読む
    第五章  施す
    第六章  名づける
    第七章  塔と像
    第八章  境界
    第九章  笑い
    第十章  共同体
    第十一章 死者

    宗教には、心身をなげうって跳ばねば見えない領域がある
    ――釈

    聖と俗の境界は「聖なるもの」のなかに存在する
    ――若松

    「イエス・キリストは決して笑わなかった」というのは本当か?
    ――釈

    必要なのは、根源的な認識とそれに基づく真の意味での共同体ではないか
    ――若松

    先立っていった人の人生は、縁のある人の人生に混在して、血肉化していく
    ――釈

    死者の実在は、生者の記憶や生者の存在に依存しない
    ――若松
  • 1,540(税込)
    著:
    横山紘一
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    「どうすれば現実の苦しみから解放されるのか」
    「自己や宇宙の根底にある真理とは何か」
    ──こうした根源的な問いに向き合い、仏教徒たちの深い思索と実践の積み重ねから生まれた深遠な理論体系、唯識思想。

    唯識は、紀元前3世紀ごろのインドで始まり、後に玄奘三蔵によって中国へと伝えられた、大乗仏教の根幹をなす思想のひとつです。この教えでは、五感(見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れる)と意識に加え、深層心理にあたる末那識・阿頼耶識を含めた「八識」によって世界が生み出されていると考えます。唯識では、私たちが認識するあらゆる現象は、心=識が生み出した観念にすぎません。心の外に実体としての存在はないにもかかわらず、心はそれをあるかのように思い込む。そして、そこから苦しみが生まれるのです。哲学であると同時に宗教でもある唯識思想は、実践的な修行(ヨーガ)を通じて自己を変革し、身体的にも精神的にも煩悩から解き放たれた自由の境地、すなわち真理へと至る道筋を示すものです。
    本書は、「唯識無境」「阿頼耶識」「末那識」「転依」といった主要概念を軸にして、大乗仏教随一の理論である唯識思想の本質を丁寧に解き明かした著者渾身の書です。唯識の第一人者・高橋晃一氏の解説付き。


    [本書の内容]
    はじめに
    第一章 識一元論――唯識無鏡
    1 唯識の意味
    2 唯識無鏡の論証
    3 認識の構造
    第二章 自己の根源体――阿頼耶識
    1 阿頼耶識の発見
    2 阿頼耶識の機能
    第三章 自我意識の形成――末那識
    1 末那識について
    2 末那識の成立史
    第四章 真理の完成――転依
    1 自己変革
    2 真理の論理的解明
    解 説(高橋晃一)
  • 1,430(税込)
    著:
    景山春樹
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    その山のふもとに生まれ育ち、少年のころから、あらゆる小路を幾度となく歩いては、様々な風景を目にしてきた、著者にとっての母なる山・比叡山。
    歴史を学んだのち、再び同じ路をたずね、峠を越え、川を渡りながら、仏教美術学者はあることに気づく。自然の山、川、その位置を度外視して、決して歴史は考えることができないのだとーー。
    天台法華宗の根本道場にして、学山として数多くの高僧を輩出した比叡山。
    その3塔16谷の霊谷を案内しつつ、歴史地理というユニークな観点から、1200余年にわたる叡山の宗教と歴史をひもとく!

    本書は『比叡山 日本仏教の原型とその展開』 (角川選書 1975年9月刊)を底本とし、文庫化にあたり、ベストセラー『京都ぎらい』の著者であり、国際日本文化研究センター所長・教授の井上章一による解説を加えました。

    目次
    1 地文と人文のあやなす位置
    2 霊峰比叡へはいる路
    3 山上の霊所をめぐる路
    4 最澄と比叡山
    5 入唐求法の旅
    6 天台法華宗の開立
    7 比叡山寺の規模と構成・
    8 教学と法儀
    9 回峰修験
    10 一山大衆
    11 僧兵強訴の歴史
    12 山門派と寺門派のあらそい
    13 巨大な経済をささえた山門領
    14 東塔
    15 西塔
    16 横川
    17 門跡寺院の出現
    18 日吉山王社
    19 門前町坂本
    20 近江路の主要な末山
    21 信長の焼き打ちとその再興
    比叡山歴史年表
    比叡山の道しるべ
    あとがき
    解説   井上章一(国際日本文化研究センター所長)
  • オールドメディアはなぜ信用を失ったのか? 
    追及・糾弾一辺倒ではなく、ときに相手を思いやり、事件や騒動の当事者たちの胸の内を引き出す鈴木エイト――。
    取材者でありながら当事者となることへの責任をまっとうし、自らの使命と向き合う覚悟を日々忘れない。
    そんな鈴木エイトの作品は「私小説」ならぬ「私ノンフィクション」と評される。

    さまざまな会見で「NG記者」となりながら真実を追い続ける著者が独自の取材手法をはじめて明かし、この時代の報道の問題点、ジャーナリズムのありかたを模索する。
    選挙、宗教、企業不祥事、そして見落とされる深刻な医療問題「HPVワクチン」騒動の実相など、混乱・錯綜する情報のなかで新聞、テレビの報道が伝えない真実、ネット配信が歪めるいまの社会の病巣を明らかにし、本当に知るべき日本の深層を明らかにする。

    (目次より)
    第一章 独自の取材手法
    第二章 選挙取材と影響力
    第三章 カルトと政界の関係を追及
    第四章 もうひとつの命題
    第五章 メディア出演とトラブルへの対処
    第六章 会見取材
    第七章 ジャーナリズムとは
  • ■最後の「新潮45」編集長の衝撃デビュー作、ついに刊行!
    天皇制の空白に徘徊する「新興宗教」のタブーに挑むノンフィクション

    「昨日、おとといと相次いで魔女から電話」
    「皇后さまがかうまで魔女にやられていらっしゃるとは」

    昭和天皇の侍従はなぜ日記にこう記したのか?
    松本清張が『神々の乱心』で描けなかった真相に挑む

    ■天皇に霊的自覚を促そうとした「神政龍神会」、皇后の手かざし医師、宮中魔女追放事件……。
    近代天皇制に侵入した宗教事件に深く分け入り、いま皇室から失われた精神性を明らかにする

    (本書の内容)

    ■第一章 宮中魔女追放事件
    昭和四十六年七月、宮中から一人の女官が追放された。旧華族出身の彼女は、新興宗教に出入りして香淳皇后を誑かし、さまざまな宮中祭祀に介入しようとした。このため天皇側近の入江侍従などから「魔女」と呼ばれ、宮中では数年にわたって暗闘が繰り広げられていたのだった。いったい彼女は何者で、何を行おうとしていたのか。

    ■第二章 皇后陛下の手かざし医師
    「魔女」の背後にいたのは、東京帝国大学医学部出身のれっきとした医師だった。だが彼は、怪しげな民間療法を施し、第二次世界大戦後には、霊能者を擁する宗教団体を設立していた。そこでは頻繁に神からの託宣を受ける儀式が開かれ、「真手」という病気直しも行われていた。やがて教団は分裂し、その医師は宮中に最接近する。

    ■第三章 女官と邪教
    「邪教」は、女官を通じて宮中に入り込む。明治期の女子教育の第一人者は、同郷の「行者」の託宣を頼りに、昭和天皇をお妃選びやヨーロッパ外遊の可否を進言した。また大正期に東宮女官長を務めた島津家出身の寡婦は、当時の新興宗教に次々と接触して独自の信仰集団を結成する。そしてその教えが「不敬罪」にあたると逮捕された。

    ■第四章 金毛九尾の狐
    「宮中に魔物が入った」として、天皇の自覚を促し、日本の「建替え建直し」を進言した宗教があった。ここには華族やエリート軍人など、社会的影響力がある人物たちが集結、あるいは支持をしていた。彼らは懇意の女官を通じ「書物献上」という形で、実際に宮中に入り込んだ。彼らはどのように生まれ、どんな教義を持っていたのか。

    ■第五章 神話と宮中
    近代民主国家建設の中でエアポケットとなった万世一系の天皇制。伝統と科学的知見がせめぎ合う中で、宮中は軋み、混乱し、新興宗教が入り込む余地が生まれた。彼らの荒唐無稽な教義は、皇室の存立基盤と重なる部分があった。それに皇后と女官たちが呼応し、やがては排除されるが、同時に皇室の本質を毀損することになった。
  • 1,430(税込)
    著:
    梶山雄一
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    幼いころに父を亡くした著者は、あるとき、幾晩か続けて大きな蜘蛛が風呂場の天井にいることに気づいた。母にそれをいうと「お父さんかもしれないから、いたずらしてはいけない」と言われてびっくりした、という。かつては、死んだ血縁の者が、場合によっては他の動物になっている、ということを多くの人が信じていたのである。
    こうした「業報輪廻」の考えは、仏教思想の中心というよりも、ジャイナ教やヒンドゥー教など東洋の宗教全体の大きな前提になっているという。そして、キリスト教などの一神教がダーウィニズムの挑戦を受けて思想的な見直しを迫られているように、輪廻思想と仏教も、進化論やバイオテクノロジーなどとの対決を迫られている。アレキサンダーの東征や、匈奴の強大化などがもたらした紀元前後の数百年間の仏教の危機の時代を、「阿弥陀仏」という新たな信仰によって乗り切ったように、新たな神話を創生していく必要があるというのだ。
    さらに、スーパーマンとしての観世音菩薩、イエスとブッダの説話の類似性、親鸞の仏陀観の変化など、仏教社会の倫理と道徳を支えてきた「輪廻の思想」をめぐる講演と随筆を集成。〔原本:1989年、人文書院刊〕

    目次

    輪廻の思想――インド・中国・日本

    仏塔信仰と大乗仏教
    菩薩の平和思想
    ブッダとイエス

    本願力ということ
    親鸞の仏陀観
    親鸞における信心の深化

    マングース物語 
    人と猿と神
    仏教における非神話化
    不老長寿 
    脳死・堕胎・中有
    王舎城の温泉
    チベットの牧象図
    言語同断
    蚕と蜘蛛――追悼 抱石庵 久松真一先生
    お盆の思い出
    海外の三人の師
    無相さんと私
    武生の雪
    木村無相『念佛詩抄』
    山頭火と私
  • シリーズ5冊
    2,2993,762(税込)
    著:
    大澤真幸
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    遅れた封建ヨーロッパの中世末期になぜルネサンスと宗教革命という相反する運動が同時進行したのか。ラテン語で書かれた聖書を読めないカトリック信者のジレンマとはいかなるものか。科学革命のハイライトともいうべき「万有引力」は、合理的思考が忌避する遠隔作用ではないのか。西欧だけがなぜ近代へと飛躍しえたのかという謎が今、解き明かされる!
  • 4,697(税込)
    著:
    安藤礼二
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    人間中心主義でやってきた世界は繁栄のなかに滅びが見え始めている。人間中心的な世界認識を改めなけれならない。いまあらためて空海を読み直さなければならないのである。

    空海は二つの「頌」を残した。『声字実相義』と『即身成仏義』の核心をただそれだけで語りきってしまった「頌」(「詩」)である。空海の「詩」は、膨大な仏典を読み解いた上で可能になったものだ。『大日経』と『金剛頂経』 の交点、 胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の交点に、空海は自身の信仰の体系にして思想の体系を築いたのだ。胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅を見れば『大日経』と『金剛頂経』の異なることは明らかである。空海は異なる経典を統合してみせる。生涯を通して宇宙の根源にして意識の根源、さらには身体の根源に位置づけられる「法身」を求め続けた。

    「空」の無限と「海」の無限、精神の無限と物質の無限、その融合。無限が一つに交わるところ、その二つの無限の間で人間は何を考え、どのように生きるのか。
    空海は偉大な宗教家であった。それ以上に偉大な文学者であった。空海の宗教は空海の文学のなかにすっぽりと包み込まれる。
    空海は生涯を通して、宇宙そのものである一冊の書物を書き続けていた。

    あらゆるものが生まれ出てくる根源への尽きない想い。根源の場所に立つことで表現の未来がひらかれる。
    空海の全貌がわかる記念碑的大著。空海とは何者なのか――日本思想史最大のオリジネーター・空海の思想に迫る。
  • 人類はいかにして「神」を創り、「世界」を描いたのか?

    比較神話学・言語学の巨星、時に構造主義やレヴィ=ストロースの先駆ともされるジョルジュ・デュメジルが、自身の「三区分イデオロギー」――印欧語族(インド・イラン人、古代イタリア人、ゲルマン人……)は世界を「聖性/戦闘性/豊饒性」の三要素からなるものとしてとらえ、かつそれぞれの機能に対応する神々を奉じていた――のエッセンスをまとめた、コンパクトかつダイナミックな神話学入門!

    神話に現れる「秘密の「3」」とは?

    [目次]
    序文
    第一章 社会的・宇宙的な三機能
    第二章 三区分神学
    第三章 神学、神話、叙事詩における種々の機能
    研究史と文献案内

    訳者解説 ジョルジュ・デュメジルと印欧語族研究
    訳者文献案内

    (*本書の原本は1987年に国文社より刊行されたものです。)
  • はじめに

    第1章 まず、数値にがんじがらめの健康観を捨てる

    時代によって死生観は変わる
    使い続けていれば頭も足腰もしっかりする
    とりあえず動き続けることが大事
    和田健康法というものの正体~老人観の変化
    「老い」とは何か?
    老いを受け入れる決断力
    「今の幸せ」を取るのか「3年の長生き」を取るのか

    第2章 諸悪の根源・ストレスをどう手放すか

    欧米と日本の医療と宗教観の違い
    コロナ禍における宗教の役割とは?
    ストレスへの対処法
    日本人の死因トップ「ガン」とストレスの関係

    第3章 社会や、周囲から求められる自分像を手放す

    第二の人生で本当の自己を見つける
    自己肯定感の重要性

    第4章 固定観念から自由になり前頭葉を鍛える

    通過儀礼の重要性
    釈迦の「凡夫の悟り」とは?
    科学は実験してみないと答えがわからない
    高齢者が陰謀論にはまりやすい理由


    第5章AIが 既存の組織や社会通念を変え、医療を変える

    AIに勝てない部分は譲るしかない
    AIはドラスティックな革命を起こす可能性がある
    オンライン診療の恐ろしさ
    感染症の防止には病気にかかる側の条件も重要
    医学の進歩を信じて、とりあえず今死なないようにする

    第6章 お金は貯めなければならない、自分が頑張ればいい、という気持ちから自由になる

    体の声に従うということ
    世間に何らかの影響力を与えたいというのは夢の一つ
    社会に貢献するという考え方が日本人には希薄
    お金は使っていくことが重要
    葬儀の簡略化が進んでいる

    補 章 島田直伝 捨てることで長寿になる秘訣とは?

    呼吸法が長寿に寄与している可能性
    達成感に頼るのは禁物
    葬式は遺族に任せる

    おわりに
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    【博士論文要旨より】
    本論文は、近代のプロテスタント神学における 「歴史」の自覚過程を追跡し、プロテスタンティズムの神学的思惟の近代性およびそれの性格と意味と限界とを明らかにしようとした大著であって、それによって、いわゆる自由主義神学と弁証法神学に対する適正な評価を行なおうとするとともに、現代神学の諸問題に対するみずか らの位置と態度とをたしかな らしめようとするものである。
    本論文は、10章か ら成る。
    第1章 「キリスト教の本質への問い」は、近代人における歴史意識の深化と 「本質」追求との葛藤と絡まり合いに因由する近代のキリスト教神学史の展開を省察しつつ、本論文全体にかかわる問題提起を行なっている。 その際、以下の章に述べ られる近代のキ リスト教神学における歴史性の 自覚の深まりを分析検討することが、キリスト教の本質の弁証を目ざすものであることが記 されている。
    第2章から第5章にいたる諸論考は、シュライエルマッハー、F.C.バ ウル、 A.リッチュル、トレルチ等のいわゆる近代の自由主義神学について、特にそれらの人々の歴史観についての叙述であるが、単にそれぞれの学者たちの個別的な見解を詳述するというだけではなく、それらの相連関するところと相違する点とを明らかにし、さらに到る処で、著者自身の批評的見解をも併せ述べている。
    第6章から第9章にいたる諸論考は、K.バルト『ローマ書』 (DerRomerbrief、1919) に出発するいわゆる弁証法神学とその特質、展開、分裂等について述べ られ、特にバルト及びブルトマンについて著者の詳密な研究 と批判的見解や疑問点が記されている。例えば、バルト的な救済史の神学は、神学者の閉ざされた自己内循環に陥 っているのではないかとか、ブルトマンの実存論的解釈学は、現代社会の人間問題に対して、具体的にどのように答えるのであろうか、等の疑問が提示 されている。 また、これらの章において、きわめて広範多岐にわたる現代神学の代表的思想家、例えば、ゴーガルテン、 E.ブルンナー、チィリッヒ、モルトマン、パ ンネンベルク等について、すぐれた解説が行なわれている点も注 目される。
    結語をなす第10章は、著者の近代神学史におけるもろもろの歴史観についての総括的批判 と今後あるべき 「歴史」の神学について著者の若干の志向と展望とを述べている。そこで、著者は、19世紀神学 と弁証法神学との関係を単に非連続的とみなす見解をしりぞけ、究極的には、両者の相互的な否定的媒介が要求されると考えている。 そういった点を踏まえて、キリスト教の 近代的歴史性に関する諸問題は、 新たな「歴史」神学 として展開さるべきであり、そのために、本論文は、著者にとって、不可欠の準備作業をなすものであるとされる。
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    フィロン(前20頃ー後40頃)は、ユダヤ人哲学者で、ギリシア哲学と旧約聖書の解釈を融合し、キリスト教思想の源流を作った。そのフィロンの哲学を読み解く本書は、テクストそのものに基礎をおく根本的研究である。
    フィロンの二重ロゴス論についても、独自の成果を上げている。
    「『人間のロゴス』の二重性が「ロゴス・ エンディアテトス(理性)」と『ロゴス・ プロフォリコス(言葉)』の象徴的相関関係を意味したように、『宇宙のロゴス』の二重性は神の世界創造の範型としての『神のロゴス(英知的世界)』とその模写として表出された『感覚的世界』の象徴的相関関係として成立するのである」そして「象徴的相関性 』こそれはむしろ『 宇宙のロゴス』に本性的に内属する根本原理である」。
    いまなお、フィロン研究の重要著作である。
    【目次】
    第一部 フィロンのロゴス論
    序論 課題と方法  付 資料について
    第一章 フィロン哲学の中心問題としてのロゴス論
    第二章 フィロンにおける「ロゴス」の用語法
    第三章 フィロンにおける「ロゴス」の意義 「ロゴスの二重性(象徴的相関性)」
    第四章 神と「ロゴス」 「範型」としての「神のロゴス」
    第五章 世界と「ロゴス」 「世界法則」としての「神のロゴス」
    第六章 人間と「ロゴス」 「人倫の原理」としての「神のロゴス」
    省略記号 I 原典、II 参考文献
    第二部 フィロンと初期キリスト教思想
    I フィロンとキリスト教 とくにパウロとの対比を中心として
    II 宗教と文化に関する一考察 アレクサンドリアのクレメンスの神観を中心として
    III アレクサンドリアのクレメンスの倫理思想 とくに「覚知者」(完全なキリスト者)の理想像について
    IV トマス・アクィナスの「Synteresis」論
    付 「エウダイモニア」 アリストテレス倫理学の性格
    あとがき
    索引
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    唯一なる神ヤハウェの民となる意味と精神、申命記の思想的枠組から発したヘブライズムの法思想を読み解くための基本図書。
    モーセ的伝統から古代イスラエル社会における法と宗教の関係を読み解き、その後の展開を跡づける。
    【目次】
    〔正篇〕 序説
    第一部 法源としての旧約聖書をめぐって
    第一章 聖書理解の二面性
    第一節 聖書の批判的理解
    第二節 聖書の信仰的理解
    第三節 二つの理解の相関性をめぐって
    第二章 ユダヤ教の律法正典観
    第一節 ユダヤ教の基本教理
    第二節 ユダヤ教に於ける律法観
    第三節 ユダヤ教に於ける「律法」の内容
    第三章 モーセ五書の批判的理解
    第一節 モーセ五書に対する批判研究史の概観
    第二節 近東的世界観に基づくモーセ五書理解
    第三節 モーセ五書を構成する主たる史料の概要
    むすび
    第二部 ヘブライ法に於ける法神授の思想をめぐって
    序論
    第一章 トーラーの語義をめぐって
    第一節 旧約に於けるトーラーの意義
    第二節 ユダヤ教に於けるトーラーの理解
    第三節 類似術語をめぐって
    第四節 トーラーの性格
    むすび
    第二章 立法者モーセと出エジプトとをめぐって
    序説
    第一節 出エジプトをめぐって
    第二節 「出エジプト」に見るモーセ像
    第三節 時間の観念をめぐって
    第四節 補説 トーラーとホフマーとの関連をめぐって
    むすび
    第三章 契約の観念をめぐって
    序説
    第一節 用語をめぐって
    第二節 対人間の契約をめぐって
    第三節 神と人との間の契約
    第四節 契約の本質をめぐって
    おわりに
    〔附篇〕 法思想史学とは何か 松尾助教授の見解に寄せて
    著者略歴
    著者主要論著
    著者遺影(巻頭)
    あとがき

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    「仏教思想を単に過去に過ぎ去った昔の思想として対象的にとらえ、その文献的な考証とか歴史的な変遷とかを研究するものではなく、そのような客観的資料基盤を踏まえつつ、仏教思想の中から現在の我々自身の究極の拠り所(道)ともなり得る活きた宗教的真実を見出そうとするものである。およそ宗教とか道徳とか或いは哲学とかいうような、人間存在の根本にかかわる問題に関しては、その純客観的学術的な研究が今後ますます発達することはもちろん結構なことだが、しかし同時に主体的求道的な研究も学問として公然と本格的に推進されることが、今日のような思想的混迷の時代においては是非必要であると思う。・・・
    そして仏教思想の求道的研究を通して、この「求道学」という立場を打ち出すことが本書発刊の素志のひとつでもある。・・・
    著者が、はなはだ荒削りながら、ともかくも仏教思想の中から見出した最も根本的な宗教的真実は、般若の開顕ないし善の見性における実践的契機としての「透脱」の原理にほかならぬ。」
    (「序」より)
    【目次】

    凡例
    緒論 現代における宗教 
    一 宗教の領域
    二 現代における人間の主体性喪失と宗教
    第一部 般若空観の展開
    三 仏教における「空」思想の検討(般若経・竜樹を中心として)
    四 無我と主体性
    五 中論における一疑問
    六 般若経における否定辞の二様の意味
    七 般若経における「如幻」の意味について
    八 般若経における「方便」の意味について
    九 空観と大悲
    十 仏教を虚無思想とする批判の一考察(とくに儒教からの批判を中心として)
    第二部 禅の実践と華厳の世界観 
    十一 在家仏教論(現代における大悲の実践)
    十二 禅体験の一考察
    十三 身体論と坐禅
    十四 現代世界と仏教(華厳を中心として)
    結語 求道学の理念
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    プロテスタント神学者にして教会史・教理史学者の著作集。全5巻。古代キリスト教学から現代に至るまでの歴史と信仰の実践まで。
    第一巻は、2~3世紀の最大のキリスト教学者オリゲネスとギリシア教父、アレクサンドリア学派についての研究を収録する。オリゲネスはキリスト教の教義学を確立し、西欧思想史の源流の一つとなっている。
    【目次】
    はしがき
    序論
    一 課題と方法
    二 オリゲネス略伝
    第一章 祈祷の問題
    第二章 殉教者の道
    第三章 文化の問題
    一 学問の理念と方法
    二 福音と哲学
    第四章 神と摂理
    一 神論
    二 人間論
    第五章 完全への進程
    一 単信者と完全者
    二 二つの福音
    三 覚智の意義
    結論 キリスト者としてのオリゲネス
    補論 アレクサンドリア追放の事由について
    一 オリゲネスとデメトリオスとの関係についての一考察
    二 閹人の受按資格について
    三 異端の問題
    四 結論
    資料
    一 民数紀略第二七講(梗概)イスラエルの子等の宿営について
    二 グレゴリオス・サウマツルゴスの謝辞
    附録
    一 年表
    二 著書
    三 オリゲネスの年代について
    四 文献
    五 略語解
    解題   水垣渉
    索引

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    哲学者にしてヨーガの実践者でもあった著者が、インド古代思想の流れをわかりやすく説く。ヴェーダ思想、ブルシャ思想、ウパニシャッド思想、中期ウパニシャッド思想、ヨーガ思想、一神教的信仰と思想の流れを追跡し、解説する。
    宗教的な思想と哲学的思考が融合したインドの古代にあって、その正統的なながれを一冊で紹介する入門書でもある。

    【目次】
    第一章 ヴェーダ思想展開の図式
    第二章 ヴェーダに於ける密儀思想
    第一節 ヴェーダ思想展開の内面過程
    第二節 リグ・ヴェーダに於ける密儀的宗教思想
    第三節 アタハルヴァ・ヴェーダに於ける咒法密儀的精神
    第三章 プルシャ思想の展開
    第一節 プルシャの語義について
    第二節 リグ・ヴェーダに現われたプルシャ思想
    第三節 後期ヴェーダ本集及び梵書に現われたプルシャ思想
    第四節 ウパニシャッドに於けるプルシャ思想の諸相
    (一) クシャトリヤのプルシャ思想
    (二) プルシャと他の諸原理との関係
    第四章 ウパニシャッド哲学の根本構造
    第一節 ウパニシャッド哲学思想の起原
    第二節 ウパニシャッド哲学と王族階級
    第三節 ウダーラカの実在論哲学
    第四節 ヤージナヴァルキアの観念論哲学
    第五章 中期ウパニシャッドとバハガヴァッド・ギーターに於けるヨーガ思想
    第一節 カタハ・ウパニシャッドに於けるヨーガ思想
    第二節 カタハ以後の中期ウパニシャッドとギーターとに於けるヨーガ思想
    第六章 古代インドの一神教的信仰
    索引
    英文概説
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  • 3,575(税込)
    著,編:
    久山康
    著:
    斎藤勇
    著:
    福田正俊
    著:
    小塩力
    著:
    関根正雄
    著:
    北森嘉蔵
    他1名
    出版社: 講談社

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    ドストエフスキーはかつて、自分は現代の産物であり、したがって無信仰と懐疑の子だ、しかしそれゆえにまた信仰への渇望に苦しめられると告白した。
    この書は転換期の激浪のなかで、この世的なるものに寄る辺を失いつつある魂に対しての最後の希望となる信仰を考えるために書かれた。
    哲学者、神学者、文芸評論家が、「信仰」と「魂」について、さまざまな光をあてる。
    【目次】
    第一部 信仰への道 
    明治時代における信仰への遍歴
    明治の青春としてのキリスト教
    西洋文化の代表としてのキリスト教の受容
    私の學生時代 齋藤勇氏
    高山樗牛・徳富蘆花・綱島梁川
    スピノザ「エテイカ」、トルストイ「懺悔」
    植村正久
    島崎藤村と有島武郎
    日本文學とキリスト教
    明治の文學者のキリスト教離脱への反省
    芥川龍之介及び太宰治とキリスト教
    椎名麟三の受洗
    【略】
    キリスト教的世界よりギリシャ的世界へ
    聖書の世界への還帰
    晩年の内村鑑三
    信仰への巡禮 佐古純一郎氏
    死の不安
    「歎異抄」
    一燈園
    太宰治への傾倒
    田邊元「歴史的現実」と応召
    新約聖書
    椎名麟三とドストイエフスキイの影響
    小林秀雄のドストイエフスキイ研究
    椎名麟三とキリスト教
    第二部 信仰書の勧め
    高倉徳太郎の著作
    パスカルに関する書物
    【略】
    アンセルムスとエックハルト
    ドストイエフスキイとキェルケゴール
    バルト、カルヴィン、ルター、フォーアサイス
    内村鑑三
    【略】
    説教集と辭典
    戰後の諸作
    イエス伝
    イエス伝の歴史的変遷
    第三部 聖書の読み方
    聖書の読み方
    一般的な読書と異る聖書の読み方/聖書を読むときの態度/青年のもつ宗教性/聖書による人生觀の変化/ヒューマニズムの高揚と破壊/聖書の読み方の常道/青年の読み方と老人の読み方【略】
    興味を覚えた聖書の箇所 齋藤氏
    聖書の飜訳について
    私の聖書への接し方 佐古氏、小塩氏
    詩人と教授/キェルケゴールの父の聖書の教え方
    私の聖書への接し方 関根氏
    どこから聖書を読むべきか/ルカ伝とロマ書/福音書の特色/使徒行伝の意義/使徒の書翰の意義/ペテロ書翰とパウロ書翰/默示録【略】

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    イングランドの清教徒革命、フランスのフロンドの乱、ネーデルランドの宮廷革命、スペイン帝国のカタロニア反乱、ポルポルトガルの反乱、イタリアのマサニエロの反乱(ナポリの反乱)・・・
    17世紀の革命の嵐はヨーロッパ・ルネサンスの陽気な気候を一気に吹き飛ばしてしまった。本書は、この危機を〈ルネサンス国家〉の社会に対する諸関係の全般的危機であるとする。そして、大胆な17世紀ヨーロッパ像を展開するトレヴァ=ローパーの独創的論文を中心に、最大の批判者ボブズボームの論文と世界の著名な歴史家6名の討論を編纂し、新しいヨーロッパ像の再構築を試みる。
    【目次】
    凡例
    十七世紀におけるヨーロッパ経済の全般的危機(E・J・ホブズボーム)
    十七世紀の全般的危機(H・R・トレヴァ=ローパー)
    H・R・トレヴァ=ローパーの「十七世紀の全般的危機」をめぐる討論
    一 E・H・コスマン
    二 E・J・ホブズボーム
    三 J・H・ヘクスター
    四 ローラン・ムーニエ
    五 J・H・エリオット
    六 ローレンス・ストーン
    七 トレヴァ=ローパー教授の解答
    訳者あとがき
    人名索引
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    現代ほど対話が必要なときはない。しかし今日ほどこの言葉が弄ばれているときもない。真の対話への道をはっきりと示したのが本書である。ブーバーの死の直前に訳者と交わした世界平和についての書簡を含む。
    「本書は、人間精神の歴史において、宗教と哲学とがどのような関係にあったかを調べ、あわせて近代哲学が神のような絶対者を非現実化してしまう上にどれほど大きな力となったかを、あきらかにしようとするものである」(「序説」より)
    【目次】
    序説 現代における対話の欠如について 神の蝕
    第一章 対話の倫理 宗教と倫理の関係
    第二章 思索と対話 宗教と哲学の関係
    第三章 現代における神の沈黙 実存主義と深層心理学について サルトル、ハイデッガー、ユングを批判する
    第四章 C・G・ユングとの対話
    ブーバーの批判に答える  ユング
    ふたたびユングに与たう  ブーバー
    付録I キリスト教とユダヤ教の対話 マルティン・ブーバーについて  パウル・ティリッヒ
      II ユングの深層心理学における特殊用語解説
    あとがき
    索引
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    「トマス主義の憲法学」「トマス主義の法哲学」の先行著書での諸テーマを改めて吟味し直し、存在論的基礎の現代的有効性を検証すると共に、中南米世界の憲法学や国法学の周到な検討・評価を展開した水波朗の遺稿集。
    法哲学研究における「自然法」「国家」「倫理」「実定法」を実例とその根源を解明する。
    【目次】
    第一篇 法哲学・社会倫理学 
    第一章 マリタンの文化哲学
    第二章 オントロギーとメスナー倫理学
    第三章 自然法における存在と当為 ヨハネス・メスナーの倫理学体系に即して
    第四章 現代社会とキリスト教社会論 ヨハネス・メスナー理解のために
    第五章 共同善の存在論的基礎づけ ヨハネス・メスナーによる
    第六章 ペレルマンの哲学 新しい自然法論?
    第七章 H・L・A・ハートと自然法
    第二篇 憲法学・国法学
    第八章 宗教的自然法・教会・国家
    第九章 人間の尊厳と基本的人権
    第十章 日本国憲法解釈論と二十世紀の哲学 新カント派観念論の奇異な残存
    第三節 日本国憲法解釈論
    第十一章 イグナシオ・ブルゴアの憲法理論
    第十二章 所有権の存在論とエヒード制度 メキシコ合衆国憲法第二十七条をめぐって
    水波朗 略歴と業績目録

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    近現代のキリスト教作家に焦点を当て、わが国では分かりにくい国教会諸派やカトリックの文芸運動との関連を解説、世俗化する社会や国際政治の変化も踏まえて作品を位置づけ、英文学におけるキリスト教文学の展開を論じる。さらには聖書学の成果を用いて福音書のイエス伝と小説のイエス像との関係を考察するとともに、批評理論の動向を見すえつつ、互いに影響し合う聖書と文学理論の深い関係を明らかにする。大きな物語、すなわち聖書に基づいた物語は終焉したとしたリオタールの主張を斥け、今日における文学の使命を示唆する、稀有なイギリス文学史。
    【目次】
    「長崎純心レクチャーズ」について   片岡千鶴子
    序論
    一 「キリスト教文学」の背景
    二 ニューマンと「カトリック文芸復興」
    I ホプキンズとR・S・トマス 聖職者詩人 
    一 イエズス会詩人ジェラード・マンリー・ホプキンズ
    二 ウェールズ教会詩人R・S・トマス
    II エリオットとオーデン 国教会詩人
    一 アングロ・カトリック詩人T・S・エリオット
    二 ハイチャーチ詩人W・H・オーデン
    三 エリオットとオーデン以後のキリスト教詩人
    III 第二次大戦後のカトリック小説家
    一 冷戦とカトリック小説
    二 恩寵と罪 グレアム・グリーンの世界
    三 伝統への回帰 イーヴィリン・ウォーの復古主義
    IV 中流化とカトリック小説
    一 イギリス小説 大衆読み物から文学へ
    二 哲学的小説の世界 ミューリエル・スパーク
    三 中流カトリック信徒の生き方 デイヴィッド・ロッジ
    四 後続カトリック小説家とキリスト教作家
    V イエスの生涯の小説化
    一 聖書外典文学と小説
    二 外典文学と第五福音書
    三 新しい写本の発見とユダの福音
    VI 聖書と最近の批評理論 
    一 批評理論と聖書批判
    二 解釈学の契機への注目
    三 オーサーの死と「本」の枠組みの崩壊
    結び
    一 聖書の代わりとしての文学作品
    二 ポストモダンの状況とキリスト教文学
    文献表
    あとがき

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    哲学者・宗教学者による日常の何気ない出来事、作品論、交友関係などをめぐる随想集。滋味豊かな名文と対象への愛を感じさせる小品集
    【目次】
    落暉にむかいて
    賀川豊彦氏のこと
    日本人の女性への態度
    内輪の友
    友誼十五年
    俳句会の思い出
    日本人と政治への不信
    内面性への逃避ということ
    政治とのつきあい
    野の鳥
    国際日本研究所の創設
    国際日本研究所に寄せる私の夢
    正宗白鳥のキリスト教葬
    死の効用
    キリストとの出逢い
    一つの坐像
    プラグマティズムへの懐疑
    武士道と現代
    書の世界
    叡山の行法
    天下泰平の思想
    全力的読書の一典型 田辺元博士のこと
    田辺元先生の思い出
    病床の人に
    三つの姉妹団体
    松山の旅
    信州の旅
    唐木順三氏の『無常』について
    高見順氏の『死の淵より』について
    トンキン湾事件に思う
    漱石と二人の雲水
    西田幾多郎と和辻哲郎
    難死的人生の意味
    椎名麟三氏の『信仰というもの』
    或るキリスト者の生涯 森本慶三氏のこと
    一つの邂逅 西田幾多郎と倉田百三
    キリスト教と日本の伝統
    晩夏
    虫の秋
    国民的感情について
    河上丈太郎先生の逝去
    あとがき
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  • 本書は、フランス東北部ピカルディーに生まれ、スイスで宗教改革を実践して改革派を指導したジャン・カルヴァン(1509-64年)の名を知らしめた主著の初版です。
    パリに出たカルヴァンは、マルティン・ルター(1483-1546年)によって推進されていたドイツの教会改革の影響を受けながら人文主義を身につけたあと、オルレアン、次いでブルージュで法学を修め、パリに戻って聖書の言語の研鑽を積みました。転機が訪れたのは1534年。この年の10月にフランスで「檄文事件」が起き、パリの町中にミサに対する攻撃的な文書「教皇のミサの恐るべき、重大な、耐えがたい弊害について真正な諸箇条」が貼り出されました。これに激怒したフランソワ1世は宗教改革者8名を焚刑にし、カルヴァンはスイスのバーゼルへの亡命を決意するに至ります。この地でキリスト教信仰の内容を概説するためにカルヴァンがラテン語で書き上げ、1536年に初版が公刊されたのが、本書にほかなりません。
    本書は、ルターの宗教改革が第一段階である「破壊」だったとすれば、第二段階にあたる「形成」の基礎となりました。その根底にあったのは若き日のカルヴァンが身につけた人文主義的な知識とセンスであり、それが本書を唯一無二のものにしています。そうして改革派の基盤をなすことになった本書は、「福音主義」や「予定説」の名とともに広く知られるようになりました。その代表が『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-05年)でカルヴァンとカルヴィニズムを「禁欲的プロテスタンティズム」の諸類型の一つとして取り上げたマックス・ヴェーバー(1864-1920年)でしょう。
    本書は出版されると増刷を繰り返し、カルヴァン自身はフランス語版を出版した上、改訂の作業に取りかかります。改訂は5回にわたり、初版では全6章だったものが、最終版(1559年)では全80章に及ぶ巨大な書と化しました。日本語訳で1600頁に及ぶ最終版は簡単に手を出せるものではありませんが、初版は分量の点のみならず、のちにさまざまな展開を見る思想の原型を見出せる点、そしてカルヴァンの聖書解釈の技巧を知ることができる点で、最良の入門となることでしょう。初の文庫版となる新訳を、ここにお届けいたします。

    [本書の内容]
    〔献 辞〕
    第一章 律法について、十戒の説明を含む。
    第二章 信仰について、使徒信条の解説を含む。
    第三章 祈りについて、主の祈りの講解を含む。
    第四章 サクラメントについて。
    第五章 これまで世の人々によってサクラメントと考えられてきた残りの五つのサクラメントはサクラメントではないことを証明し、ならば何であるかを明らかにする。
    第六章 キリスト者の自由、教会の権能、国政について。
  • 世界がキリスト教化する前、ローマ帝国は伝統的なギリシア・ローマの神々に加え、オリエントの神々、さらにはキリスト教、ユダヤ教の一神教に至るまで多彩な信仰や宗教で賑わっていた。そのなかでひときわ勢力を誇ったのがミトラス教である。
    キリスト教最大のライバルとまで言われながらも消滅したこの宗教の実態は、文献史料の乏しさゆえに今も謎に包まれている。最新の発掘成果や研究を踏まえつつ、その全体像に迫る。
    なぜミトラス教は帝国の数ある信仰のなかで隆盛し、そしてキリスト教に敗れたのか――。
    壮大なスケールで異教にぎやかなりし帝国の姿を描き、ヨーロッパ世界の深層を照らし出す。

    「もしキリスト教が何らかの致命的疾患によってその成長を止めていたならば、世界はミトラス教化していただろう」。19世紀フランスの宗教学者エルネスト・ルナンはこのように述べて、キリスト教最大のライバルとしてミトラス教を名指しした。
    ユピテルやマルスなどの伝統的な神々にエジプトのイシスやアヌビス、小アジアのキュベレアッティスなどのオリエントの神々、さらに一神教のキリスト教、ユダヤ教に至るまで、数多くの信仰で賑わった異教時代のローマにおいて、なぜミトラス教は信仰を広めることができたのか。そして、なにゆえキリスト教に敗北したのか――。
    古代オリエントの神々のなかでも例外的に広く東西に伝わったミトラ(ミスラ)の存在は、中央アジアを越えて日本にも伝播しており、平安貴族に日記としても使われた具注暦にその痕跡を残している。
    この古代オリエント、ヘレニズム時代に始まるミトラ崇拝とローマ帝国の密儀宗教ミトラス教は、どのような関係にあるのか。いつ、どこでどのようにミトラス教は誕生し、拡大したのか。宗教組織や儀式、神話、信者がこの宗教に求めたものに至るまで、異教時代のローマ帝国の姿とともにその全貌に迫っていく。
    オリエントを射程にいれた大きなスケールで歴史を捉え、ヨーロッパ世界の深層が浮かび上がる!

    【本書の内容】
    はしがき――宗教的カオスの中で
    序章 謎の宗教への挑戦――一歴史学者のみた夢
    第1章 古代オリエント世界の信仰――密儀宗教化前夜
    第2章 亡国の王族か、解放奴隷か――教祖の存在と教線の拡大
    第3章 密儀と七つの位階――ギリシア神話との関係
    第4章 孤独と忍従――ローマ帝国の兵士と奴隷の人生
    第5章 異教の時代の終焉――キリスト教の圧力
    終章 世界はミトラス教化したのか――ヨーロッパ世界の深層へ
  • 日本の仏教を理解するために知っておきたい! 縁起、生死輪廻、一切法空などキーワードから見えてくる人間観・世界観を平易に解説!
  • 何万、何億もの人々の批判に堪え、何百年もの世の変遷を超えて今に残る仏家の言葉を、悩み問題別に選定し、歴史的背景と思想的系譜を解説。インド仏教の理論性、中国仏教の実用性、日本仏教の情緒性の違いを味わいながら、仏教通史を学べる。
    検索に便利な人名解説と名著リストも備えた、日々に役立つ画期の書!


    目次

    1 人 間
    人/心/人生
    2 世 間
    自然/夫婦・家/国家・社会/歴史
    3 学 問
    真実/知恵
    4 道 徳
    感情/道徳
    5 宗 教
    修行・信仰/仏/各宗

    付録
    人名辞典
    書目改題
    仏家別名言

    本書は『仏家名言辞典』(1971年12月 東京堂出版)を改題したものです。
  • 真の信仰を希求する魂の記録!
    死後42年たって新発見された幻の日記

    『論考』から『探究』へ―大哲学者が書き残した、自らの思考の大転換、宗教的体験、そして苛烈な内面の劇!
    “隠された意味”は何か!?

    私の本『論理哲学論考』には素晴らしい真正の箇所と並んで、まがい物の箇所、つまり、言ってみれば私が自分特有のスタイルで空所を埋めた箇所も含まれている。1930.5.16
    真の謙虚さとは、1つの宗教的問題である。1930.10.18
    私はすべてを自分の虚栄心で汚してしまう。1931.5.6
    人は職人の比喩に惑わされているのだ。誰かが靴を造るというのは1つの達成である。しかしいったん(手元にある材料から)造られたなら、靴はしばらくの間は何もしなくても存在し続ける。しかしながら、もし神を創造主と考えるのなら、宇宙の維持は宇宙の創造と同じくらい大きな奇跡であるはずではないのか、1937.2.24――<日記本文より>

    『論考』がウィトゲンシュタインにとっての原罪であり、それを克服するためにこそ、この日記が書かれたのだという言葉に、おそらく多くの読者が驚き、いぶかしがられることと思う。――<訳者解説「隠された意味へ」より>

    *本書の原本『ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記 1930-1932/1936-1937』は、
     2005年に小社より刊行されました。

    【目次】
    はじめに
    編者序
    編集ノート
    謝辞
    凡例

    第一部 一九三〇ー一九三二
    第二部 一九三六ー一九三七

    コメンタール

    コメンタールで使用された参考文献と略号
    人名索引

    隠された意味へ ウィトゲンシュタイン『哲学宗教日記』(MS183)訳者解説)
    訳者あとがき
    訳者あとがき補遺(学術文庫化にあたって)
  • 「キリスト教のライバルは存在するか」。『聖なるもの』(一九一七年)で知られるドイツの宗教学者ルードルフ・オットーは、ヒンドゥー教の一派、ヴィシュヌ派こそが値すると考えた。「救済」をめぐって驚くほど類似が見られる両者の徹底的な検討を通して、宗教の本質に迫る。比較宗教学の古典。

     「ヌミノーゼ」と名付けられた、非合理的な神秘経験を宗教経験の本質として析出した『聖なるもの』。ルター派の敬虔なプロテスタント神学者ルードルフ・オットー(1869-1937年)による洞察は、その後ミルチャ・エリアーデやロジェ・カイヨワに引き継がれ、宗教を研究するうえで重要な柱となる「聖と俗」をめぐる研究の土台を築いた。
     『聖なるもの』と同時期に研究が進められていたと考えられるのが、本書『インドの宗教とキリスト教』である。18世紀後半、英国による植民地化を通じてサンスクリット文献がもたらされたされたヨーロッパでは、『リグ・ヴェーダ』や『バガヴァッド・ギーター』など次々にそれらの翻訳がおこなわれ、ヨーロッパの起源のひとつとしてオリエントへの関心が急激に高まっていた。
     そのような文脈のなかで、オットー自身も『ヴィシュヌ・ナーラーヤナ』などのサンスクリット文献の翻訳・注釈に取り組み、そしてヒンドゥー教、そのなかでも彼が「献信の宗教」と呼ぶヴィシュヌ派に、キリスト教に匹敵する救済論を見出す。ルター派とヴィシュヌ派の比較の末に見いだされる、真の救済とは―。
     オットーが終生、一貫して求めたものは、「聖なるもの」の普遍的な弁証であった。ルター派という一つの神学に自らの立場を置きながら、他の神学にも心を開き、あまつさえ神学を有しない宗教体験に対しても視野を開いたオットーの独自性がいかんなく発揮されたインド宗教研究の古典にして比較宗教学の名著。(原本:『インドの神と人』人文書院、1988年)

     【本書の内容】

    第一章 キリスト教のライバル―ーインドの恩寵(恵み)の宗教
    第二章 神をめぐる戦い――シャンカラとラーマーヌジャ
    第三章 救済の問題ー―いかにして達成されるか
    第四章 インドの恩寵の宗教とキリスト教――異なる精神、異なる救い主
    結 び
    補 説
     一 隠れたる神と献信者の神
     二 贖いと贖罪
     三 本源的堕落の理念
     四 同一性神秘主義の同一体験
     五 神は個人的存在ではない
     六 すべては恩寵から
    訳者あとがき
    学術文庫版あとがき
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    キリスト教、ユダヤ教、仏教、イスラーム、儒教、道教……六つの宗教から、比較宗教史を専攻する博士が珠玉のことばを厳選!
  • 1,078(税込)
    著:
    松前健
    解説:
    三浦佑之
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    国引き、八岐大蛇、国譲りなど、日本神話では最も重要な舞台であるにもかかわらず、大和朝廷に対抗したという出雲国の実態は未だ明らかになっていない。比較神話学、民俗学、宗教学、歴史学などの様々な知見からなる議論をまとめ、記紀や風土記、神賀詞などの資料を読み解き、出雲神話の虚像と実像を浮かび上がらせる最良の入門書!(解説・三浦佑之)

    【本書で扱うトピック】
    八岐大蛇の神話にはどのような意味があるか?
    なぜ、記紀と風土記の内容は、大きく異なるか?
    大和朝廷と出雲国は、実際に敵対関係にあったか?
    なぜ、出雲は死者や他界と結びつけられてきたか?
    いかにして、オオクニヌシは国家的英雄神となったか?
    なぜ、古代出雲は宗教王国だったといえるか?

    【目次】
    まえがき
    1 出雲神話の謎
    2 二つの出雲神話
    3 出雲国造家の台頭と自家の売りこみ
    4 スサノオの神話
    5 オオナムチの神話
    6 国譲り神話と諸氏族
    7 出雲土着の神々
    参考文献
    解説
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    カトリック教会の司教、神学者・哲学者アウグスティヌス(354-430年)の思想は、後のカンタベリー大司教アンセルムス(1033-1109年)にどのような影響を与えたのだろうか? アンセルムスはアウグスティヌスから何を継承し、自らの思想として発展させたのか。知識をもって悟る、「知解」をめぐる神学思想史。
    【目次】
    まえがき
    一 知解を求める信仰 序説として
    二 アウグスティヌスの創造思想 無からの創造と言葉による創造
    三 アウグスティヌスの三位一体論 『三位一体論』五―七巻
    四 解釈学的トポスとしての〈神の像〉 『三位一体論』八―一五巻
    五 神の遍在と永遠について 『モノロギオン』二〇―二四章
    六 アンセルムスの三位一体論 『モノロギオン』三八章以下
    七 『プロスロギオン』における神存在の論証について アンセルムス・カント・バルト
    八 神のほまれ 『クール・デウス・ホモ』における贖罪論の根拠と目標
    九 アンセルムスにおける‘Entplatonisierung’について
    十 神と哲学 哲学史における神の問題
    十一 ヘブライ・ギリシア・キリスト教思想
    索引・文献表

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    アジア各国(日本、韓国、中国など)における、キリスト教に関連する出来事を年表形式にまとめたもの。対象期間は、1792年から太平洋戦争の終戦である1945年となる。
    【目次】
    まえがき
    凡例
    Appendix
    アジアにおけるキリスト教比較年表

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    官僚制、カリスマ的支配、理念型、合理化。卓越した分析力で、近代社会を読み解くキーターム群を生みだし、社会科学に圧倒的な影響を与えたウェーバー。
    人間精神から社会システムまで、古代から近代、ヨーロッパからアジアにまたがる広大な知の領域を精査し政治・経済・法・社会学から歴史・宗教学におよぶ壮大な業績を残した巨人が創始した社会科学への格好の入門書。
    【目次】
    目次
    第一部 近代的精神構造
    一 学問とは何か
    一 はじめに 学問と人間
    二 リッカートのヨーロッパ精神構造論
    三 主知主義
    四 ウェーバーの学問論
    五 むすび 学問の意味
    二 禁欲と自然主義
    一 問題の限定
    二 “禁欲”へのアプローチ 晩年の二つの講演
    三 禁欲と自然主義
    四 結び ウェーバーの思想的状況
    三 学問と政治
    一 はじめに
    二 ウェーバー的主体
    三 主体の対象化
    第二部 近代市民社会 一つの歴史像
    四 近代化
    一 まえおき
    二 マルクスと商品
    三 ウェーバーと品位
    四 近代化のパースペクティヴ
    五 ウェーバー的主体
    五 近代と古代 ヨーロッパの形成
    一 はじめに
    二 近代化という言葉について
    三 ウェーバーにおける“近代”のモメント
    四 ウェーバー・シンポジウム
    五 近代観の由来
    六 ウェーバーにおける近代と古代 『古代農業事情』をめぐって
    後記

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    著者はロシア生まれの哲学者。もともとはマルキストだったが、ロシア革命を機に転向し、フランスに亡命した。共産主義国家は、キリスト教の邪教集団に通じるとして、共産主義を「邪教」扱いしたことでも知られる。後に、「歴史哲学」を提唱し、進歩主義批判を展開した。また。人民主権、国民主権も、主権者が義務を果たしていないとして、否定をした。
    【目次】
    第一章 階級闘争 一つの事実 マルクスによるこの闘争の理論
    第二章 マルクス学説の批判 社会と階級 階級観の価値論的性格
    第三章 階級闘争に関するキリスト教的評価 人間の人格に対するキリスト教的態度
    第四章 現実的自由と形式的自由 人間、公民、生産者 自由と強制
    第五章 貴族、ブルジョア、労働者
    第六章 教会と新しき社会現実 人間と階級 精神問題としての社会問題
    ソヴエト哲学の《一般線》
    解説(訳者)

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    「主体性」の確立を、主として宗教(キリスト教)的見地から詳細に究明する。宗教改革以後のキリスト教史・キリスト教思想史の展開を詳細に検討し、多くの神学者・哲学者の思想を批判的に検証する。特に、力を傾注したのが、キルケゴールとカール・バルトの思想である。彼ら二人思想の展開の必然性を明らかにする。
    【目次】
    序章 主題について
    一 主体と主体性 二 キルケゴールからバルトへ 副題について 三 超越の事実性
    第一部 問題状況
    第一章 主観主義と客観主義
    一 原理としてのincarnatio 二 ex opere operantisとex opere operato など
    第二章 近代主観主義の問題
    一 近代主観主義の展開 二 理想主義における主観主義原理の形成 三 自由主義神学における二焦点楕円の図式 四 「新しい思考」の待望
    第二部 主体と主体性 S・キルケゴールについて
    第一章 キルケゴール解釈の問題
    一 問題の所在 二 H・ディームの問題提起 三 歴史的研究の限界 四 実存弁証法的解釈の方法 五 主体的解釈の立場
    第二章 実存の三段階の構造
    一 実存的人間学の視点 二 段階構造の二重性 三 段階の相互関係 四 実存弁証法的構造
    第三章 主体性における内在と超越 『哲学的断片へのあとがき』の構成と主題について
    一 『あとがき』の問題 二 『あとがき』の構成 三 『あとがき』の成立過程 など
    第四章 神の前における主体
    一 関係としての自己 二 キリスト像の問題 三 実存弁証法の問題性
    第三部 超越の事実性 K・バルトについて
    第一章 バルト解釈の問題
    一 問題の所在 二 転向論と発展論 三 抽象性と具体性
    第二章 神の言と実存
    一 課題 二 神学におけるキルケゴール・ルネッサンス 三 バルトとキルケゴールの出会い など
    第三章 神学における近代主義の克服
    一 若きバルトと社会主義 二 ニヒリズムとの出会い 三 提起された課題
    第四章 神学方法論の確立 アンセルムスの神の存在の証明をめぐって
    一 新しい神概念の形成二 神の存在の証明 三 信仰と知解の弁証法 など
    第五章 聖書解釈の方法 R・ブルトマンの問題
    一 ケーリュグマ理解の問題 二 実存論的解釈の問題性 三 ブルトマンの神学史的位置づけ 四 聖書理解の姿勢について
    第四部 展望 結論にかえて
    一 実存の主体性から啓示の事実性へ 二 今日の神学的状況 三 与えられた課題
    参考文献
    あとがき
    索引
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    ローマ時代、ギリシア文学の影響のもとに発展したラテン詩。なかでもキリスト教関連のラテン詩を選んで、その歴史を解説する。
    【目次】
    はしがき
    第一章 初期キリスト教ラテン詩の起源
    第一節 一~三世紀の原始キリスト教賛歌
    一 一世紀の賛歌
    二 二世紀の賛歌
    三 三世紀の賛歌
    第二節 原始キリスト教賛歌の問題
    一 賛歌の類型
    二 新約的なキリストへの賛歌の位置づけ
    第三節 アフリカにおけるキリスト教ラテン詩の発生
    一 キリスト教ラテン語発生の問題
    二 アフリカにおけるキリスト教ラテン文学発生の問題
    三 アフリカにおけるキリスト教ラテン詩発生の問題
    第四節 最初のキリスト教ラテン詩人コンモディアヌス
    一 コンモディアヌスの著作の日附の問題
    二 コンモディアヌスの詩の文体的特色
    三 コンモディアヌス以後の民衆詩の代表者アウグスティヌスの詩
    第二章 キリスト教ラテン賛歌の先駆者たち
    第一節 アンブロシウスの先駆者ヒラリウス
    一 ヒラリウスの生涯と賛歌の写本
    二 ヒラリウスの賛歌
    第二節 アンブロシウス
    一 アンブロシウスの生涯
    二 アンブロシウスの賛歌
    第三節 テ・デウムの問題
    一 ニケタス説
    二 カジンの説をめぐって
    第三章 ある古典詩人とキリスト教詩人との友情
    第一節 アウソニウス
    一 アウソニウスの生涯
    二 アウソニウスのキリスト教詩
    三 アウソニウスとノラのパウリヌス
    第二節 ノラのパウリヌス
    一 ノラのパウリヌスの生涯
    二 「殉教者の誕生日」論
    第四章 キリスト教ラテン詩最大の詩人プルデンティウス
    第一節 プルデンティウスの生涯
    一 生涯
    二 ローマ巡礼の意義
    第二節 プルデンティウスと古典ラテン詩人たち
    一 オウィディウスとプルデンティウスの詩「シュンマクス駁論」
    二 ホラティウスとプルデンティウスの詩「日々の賛歌」
    三 ウェルギリウスとプルデンティウスの詩
    第三節 プルデンティウスのアレゴリー詩
    一 キリスト教的アレゴリーの発生
    二 「霊魂をめぐる戦い」におけるアレゴリー詩
    結び
    人名・書名索引
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    京都学派の哲学者である著者が、宗教の必要性についてさまざまな角度から検討を加え、考察した。人間にとって宗教(的なるもの)がなくならないわけを探究する。
    【目次】
    目次
    第一 宗教への懐疑
    一 現代的知性の宗教への懐疑
    二 延命長壽・願望滿足の宗教、祈祷宗教
    三 造物神、審判者、惡神、靈魂不滅
    四 眞實の宗教と似而非宗教
    五 科學と宗教
    六 自然宗教と髙等宗教
    七 知性の限界と道徳の限界
    八 總括
    第二 宗教の本質
    一 宗教的要求、宗教心、無常
    二 宗教的疑惑、宗教的絶望
    三 宗教的世界と宗教的課題
    四 人間的價値の超越、生死からの死
    五 自力・他力の呼應的關係
    六 神の人格性、人格的宗教
    七 空・無、哲學的宗教
    第三 宗教と生活
    一 日常の淨化、道徳的淨化と宗教的淨化
    二 目的・手段の超越、永遠、死後の救濟
    三 宗教と文化、宗教と社會革命
    四 現代文化と純粹宗教性
    五 技術文明と宗教、神の創造
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    15から17世紀にかけての、ドイツ演劇の変遷を跡づけた力作。キーワードは、ルネサンス、バロック、ユマニスムである。15世紀までに隆盛をきわめた宗教演劇がどのように、悲劇、喜劇、謝肉祭劇へととって変わられていくのかを丹念にあとづけた重要な著作。
    【目次】
    目次
    まえがき
    緒言
    序論
    第一章 宗教改革時代の概念規定
    第二章 演劇史方法論
    第三章 宗教改革時代における演劇の優位について
    第一部 宗教改革時代前期(一四〇〇―一五一六)
    宗教改革時代前期の生のリズム
    第一篇 宗教劇
    第一章 復活祭劇
    第二章 降誕祭劇
    第三章 受難劇
    第四章 群小宗教劇
    第五章 宗教劇の舞台(Theaterwesen)
    第二篇 世話劇(謝肉祭劇)
    第一章 謝肉祭劇の起源
    第二章 オーストリアの謝肉祭劇
    第三章 スイス及びシュヴァーベンの謝肉祭劇
    第四章 ニュールンベルクの謝肉祭劇
    第五章 北独の謝肉祭劇
    第六章 謝肉祭劇の舞台
    第三篇 フマニストの演劇
    第一章 プラウトゥスとテレンティウスの伝統
    第二章 フマニストの演劇(近世ラテン語劇)
    第三章 フマニストの演劇の特色と演劇史的価値
    第二部 宗教改革時代中期(一五一七―一五七六)
    宗教改革時代中期の生のリズム
    第一篇 中世劇の余波と近世劇の芽生
    第一章 宗教劇(ルツェルン地区)
    第二章 謝肉祭劇(シュテルツィング地区)
    第三章 フマニストの演劇
    第四章 近世劇の温床としてのスイス(スイスの政治道徳劇)
    第二篇 宗教改革劇
    第一章 宗教改革と演劇
    第二章 プロテスタントの演劇
    第三章 カトリックの演劇
    第三篇 聖書劇
    第一章 聖書劇の成立
    第二章 放蕩息子劇
    第三章 スザンナ劇
    第四章 ヨゼフ劇
    第五章 エステル劇
    第六章 その他の聖書劇
    第七章 プロテスタントのキリスト一代記劇
    第四篇 比喩・教訓的世話劇
    第一章 道徳劇
    第二章 歴史・物語に取材した劇
    第三章 教訓的諷刺劇(寓話劇)
    第五篇 職匠歌人ハンス・ザックス(一四九四―一五七六)
    第一章 ザックスの生涯と評価
    第二章 前期(一五一七―一五四〇)
    第三章 中期(一五四一―一五四九)
    第四章 後期の謝肉祭劇(一五五〇―一五六〇)
    第五章 謝肉祭劇の舞台
    第六章 後期の悲・喜劇(一五五〇―一五六五)と職匠歌人舞台
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    四つの論文から構成される。
    本書の第一章「実存論的神学の展開方向」ではキリスト論を中心に論じる。第二章「神の死と実存論的神学」は、聖霊論を媒介にして神観を記述することで、著者の立場が明らかにされる。
    第三章「神学と倫理」は実存論的神学を基礎する宿命倫理の構築を試みる。その際、援用されるのが、アメリカの自由主義神学者ニーバー(1892~1971)の思想である。第四章「ラインホルド・ニーバーの政治思想」では、ニーバーの思想を肯定的に叙述する。
    キリスト教的な新しい倫理を模索する著作である。
    【目次】
    第一章 実存論的神学の展開方向
    一 実存論的神学と弁証法的神学
    二 実存と体験 
    実存論的神学と存在論、及びエーベリングの言葉の出来事 啓示と実存 実存論的神学と実存主義 その両者の話合いの可能性
    三 史的イエスと信仰のキリストの問題についてのバルトの理解
    四 マイケルソンの歴史としての神学
    五 実存論的神学と神秘
    イエスの服従 愛
    第二章 神の死と実存論的神学
    一 ニーチェ
    二 ヴァン・ビューレン
    ウィトゲンシュタインの言語ゲーム
    三 ヴァン・ビューレン批判
    四 ティーリケのニヒリズム批判
    信仰とニヒリズム 不条理 コックスの非聖の都会の容姿と次元的思考 西谷啓治 ヴァハニアン 倫理についての二つの推論
    五 聖霊論
    第三章 神学と倫理
    一 ブルトマンの新約の倫理
    二 シュヴァイツァーの生への畏敬と倫理
    三 バルトの倫理
    四 ポール・レーマンの倫理
    レーマンとジョン・ベネット 良心 ジョセフ・フレッチャーの倫理 フレッチャーのR・ニーバー批判
    五 歴史と自然
    第四章 ラインホルド・ニーバーの政治思想
    一 ニーバーの政治思想について
    二 ニーバーのエーリッヒ・フロム批判
    三 ニーバーの共産主義批判
    四 ニーバーの社会集団論
    五 アジア・アフリカ諸国とデモクラシー
    ハミルトンのニーバー批判
    六 宗教的社会主義の問題
    七 平和主義の問題
    あとがき
    事項・人名索引

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    長年にわたる著者の救済史研究をまとめたもの。牧師としての神学的実存をかけた、誤りに満ちた日本の神学への挑戦の書である。実存と歴史、実存と社会、主観と客観、科学と実践のギャップを超える「救済史の神学」を探究する。
    【目次】

    序論
    第一部 主題と方法
    第一章 神学的思惟の基礎概念
    一 神学的思惟の問題点 二 その対象の秩序 三 釈義的思惟 四 批判的思惟 五 実践的思惟
    第二章 救済史 その解釈と論争
    一 神学における歴史の問題 二 神話と歴史 三 救済史 教会史と世界史 四 救済史をめぐる論争
    第三章 救済史と世界史
    一 両歴史の関連 二 救済史の現代史的地平 三 救済史のキリスト論的構造 四 救済史の例証
    第二部 過程と展望
    第四章 恩寵の選びと救済史
    一 日本神学の未済の課題 二 救済史の始源 イエス・キリストの選び 三 教団の選びと異邦人問題
    第五章 救済史の展望
    一 現代神学における歴史と救済史 二 教義学の主題 救済史の線と方向 三 救済史の展望
    第六章 摂理と歴史
    一 歴史の意味 二 《歴史の目的》の登場 三 キリスト教歴史観の構造(1) 四 キリスト教歴史観の構造(2) 五 摂理信仰と世界観 六 摂理論と歴史観
    第七章 イスラエルの民と諸民族
    一 契約の民と自然の民 二 現代神学における民族論論争 三 救済史と民族史 四 聖書における民と諸民族
    第八章 救済史の時
    一 解釈学的方法論 二 時間論のアポリア 三 時間論の構造 四 救いの時
    第九章 キリストとアダム 神学的人間学
    一 神学における人間観の問題 二 キリストとアダム 三 救済史と人類史 四 人間構造論
    第十章 救済史の成就
    一 時の充満 二 イエスの実存と歴史 三 十字架の下に立つ人間 四 復活節の時と歴史
    第十一章 救済史の認識
    一 歴史と神学 現代神学の一争点 二 歴史認識の基本形式 三 パウロの回心
    第十二章 未来学としての終末論
    一 世界の未来 世俗的および聖書的終末論 二 世界の未来の天的背景(黙示録四章) 三 世界の未来の秘密を解く鍵
    第三部 応用と展開
    第十三章 現代における教会と世界
    一 現代世界とキリスト教会 二 世界のなかの教会 三 救済史と’世界図式’ 四 世界のための教会
    第十四章 世界宣教論
    一 世界宣教の歴史的前提 二 世界宣教の神学的前提 三 世界宣教神学の提唱 四 《世界宣教神学》の諸課題
    第十五章 人間形成論
    一 人間形成の課題 二 福音と人間形成
    第十六章 カルヴィン神学の現代的意義
    索引
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    日本で明治期に刊行されたキリスト教関連の文献を詳細に分類して収録した貴重な基本図書。
    【目次】
    序文 (鵜飼信成)
    刊行のことば (長 清子)
    目次
    凡例
    図書館・文庫表
    主要参考書
    A キリスト教書
    0 総記
    書目・辞典
    教理・神学
    神・神の業
    信条・教理問答
    1 キリスト
    キリスト論
    聖家族
    2 聖書
    旧新約聖書
    旧約聖書
    新約聖書
    3 聖書釈義
    総記
    旧約聖書
    新約聖書
    4 教会
    教会論・聖職・修道会
    教会史
    5 典礼
    ミサ・礼拝・公祷書
    主日・教会暦
    典礼
    讃美歌
    6 牧会
    牧会学・説教学
    宗教々育
    伝道用書
    7 信仰生活
    B 対外活動
    0 総記
    宗教論・護教書
    1 思想
    哲学・論理
    心理
    倫理
    2 歴史・地理
    日本史
    東洋史
    西洋史
    伝記
    地理
    3 社会
    政治・法律
    経済・社会
    社会事業
    矯風事業
    家庭・婦人
    4 教育
    5 自然科学
    6 産業
    7 美術・音楽
    美術
    音楽
    8 語学
    9 文学
    評論・随筆
    日本文学
    外国文学
    C 関係書
    0 総記
    宗教総記
    反キリスト教書
    神道
    仏教
    1 思想
    哲学・論理
    心理
    倫理・人生論
    2 歴史・地理
    日本史
    東洋史
    西洋史
    伝記
    地理
    3 社会
    政治・法律
    経済・社会
    社会事業
    矯風事業
    家庭・婦人
    4 教育
    5 自然科学
    6 産業
    7 美術・音楽
    美術
    音楽
    8 語学
    9 文学
    評論・随筆
    日本文学
    外国文学
    D 逐次刊行物
    1 キリスト教関係誌
    2 一般誌
    追補
    索引
    1 書名索引
    2 著訳者名索引
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    科学が発達した現在においても、なぜ宗教はなくならないのか? 現代特有の不安の感覚と現代における宗教の役割を解き明かす。
    【目次】
    現代の不安と宗教の問題
    一 世界不安の由つて来るところ
    二 民主主義の直面せる逆説的矛盾
    三 現代倫理の直面せる逆説的矛盾
    四 人間至上主義の解体 精神革命
    五 現代の要求する宗教性
    現代の神話と現代的迷信
    一 科学に対する現代人の迷信
    二 技術に対する現代人の迷信
    三 経済力に対する現代人の信仰
    四 現代に於ける革命神話
    五 現代に神話と迷信の発生する理由
    宗教の世界 科学に対して
    一 宗教の言葉と科学の言葉
    二 人間的現実と宗教心の在所
    三 価値は無価値だという体験
    四 一切の相対を超える世界
    五 科学と宗教との平和的共存
    宗教の世界 道徳に対して
    一 宗教と道徳との間の断絶性
    二 道徳の世界に救済はない
    三 苦悩・安心・生死脱落
    四 無明・無我・復活・新生
    五 自由の自己矛盾・絶望・罪
    六 信仰・懺悔・愛・慈悲
    七 二つの道 有神論と無神論
    宗教の世界 文明に対して
    一 人類愛の実現としての文明
    二 技術は宗教と結びつくか
    三 技術・発明・創造の神秘性
    四 技術の創造的世界観
    五 文化の創造と創造の精神
    宗教の世界 歴史に対して
    一 歴史的課題と宗教的課題
    二 末法の宗教的歴史意識(一)
    三 末法の宗教的歴史意識(二)
    四 現代の末法性の自覚
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    教会の牧師であった著者による実際の説教をまとめたもの。
    【目次】
    まえがき
    泥まみれの救い主  青木敬和
    ただ、この一事のために  中村民男
    もう一つの可能性  奥田和弘
    東方で見た星  関田寛雄
    神は恵みの主  佐竹 明
    お言葉どおりに  川島貞雄
    いと小さき者  荒井 献
    虚無の克服  野呂芳男
    イエスの見たもの  八木誠一
    キリストのうちに自分を見いだす  W・G・クレーラ
    十字架の恵み  岩村信二
    天に向かって開かれた窓  木田献一
    「全き人」と「完全な人」  小田垣雅也
    私について来なさい  井上洋治
    美しき献げもの  大沼 隆
    神の受容に応えて  金丸澄雄
    ゆるし、そしてゆるされて  宮島新也
    愛の業にはげむ教会  吉田良行
    主が信じてくださるから  丹羽清治
    人生の題名を  丹羽清治
    別の基準  鈴木邦彦 青木敬和
    鼎談 説教集「イエスは主なり」  関田寛雄 丹羽清治

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    第6回長崎純心レクチャーズとして2002年に行った3日間の講演を再現。イエズス会神父であり卓越した哲学者であるリーゼンフーバー教授が、神学者、神秘思想家らとの対話を通じて導かれた「超越に貫かれた人間」の真実を語る。
    人間は不可避的に問う存在である。自分自身の存在、根拠、意義を問うとともに世界の真理、意義、幸福をも探究する。人間の問いそのもののうちには、無制約的なもの、すなわち超越への開きが含まれているのである。知ることはなぜ可能か。人間はいったい何を経験するのか。この追究をとおして宗教性が人間の本質に深く根づいていることを確認し、人間と超越との関係を、超越に関わられ貫かれる人間という受動的観点から解明、さらに宗教的行為の基本構造へと考察を進め人間の存在と使命を浮き彫りにする。西洋中世哲学研究者として知られる著者が、長年の研究と思索の間に親しんだ哲学者、神学者、神秘思想家との対話にもとづき、磨かれた言語で宗教哲学の根本的考え方を明解にとく講演。
    【目次】
    「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子
    序言 稲垣良典
    第一日 人間存在に見られる無制約性 未規定性と尊厳の間に
    一 全体の問題提起
    1 問題としての超越理解 2 人間からの出発
    二 人間の予備概念
    1 欠如性・未規定性と理性 2 個人の尊厳における無制約的なもの
    三 超越への問いの精神論的可能根拠
    1 自己意識と存在認識 2 像としての人間
    四 精神における超越への本質的な関わり
    1 問い 2 知識の要としての真理
    第二日 超越経験の根本理解と諸形態 日常を意義づける無制約的なもの
    一 精神的経験
    1 経験の哲学的概念 2 感覚的経験と精神の経験 3 説明と理解 4 純粋な完全性の経験
    二 聖書的信仰の地平のなかに見られる超越経験
    1 神経験と神認識 2 感覚と存在把握 3 感覚を通して描かれる神経験 4 超越との関わりを示すいくつかのトポス
    三 日常における潜在的超越経験
    1 意義の発見 2 現実の承認 3 芸術的創造性における賛美 4 導きに対する信頼 5 責任における対面 6 当為の定言制 7 時間の贈り物と可能性における呼びかけ
    四 意義の経験と神との出会い
    第三日 宗教的行為の成立 自己実現としての脱自
    一 宗教的行為の構造
    1 人格的行為 2 無力と、超越による根拠づけ 3 受容と自発性 4 離脱と脱自 5 無制限の肯定と自己譲渡 6 合一と対話性 7 日常性と究極性 8 個人性と共同性
    二 根本的宗教的行為の諸形態
    1 言葉としての現実と神現としての根源語 2 超越への傾聴 3 黙想 4 祈り 5 信仰
    あとがき
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    日本におけるキリスト教関連(プロテスタント系)の書籍にどのようなものがあるのかを、網羅した貴重な資料集。
    【目次】
    Foreword Nobushige Ukai
    Preface Kiyoko T. Cho
    Editors' Preface
    Contents
    Explanatory Notes
    Books and Pamphlets(Alphabetical Order by Author)
    Supplement
    Articles and Studies
    Dissertations
    Index
    I Title
    II Author
    IIISubject

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