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『宗教、中央公論新社、801円~1000円(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • 世界は信仰心で動いている――。
    日本人は宗教とどう向き合えばよいのか。
    教養としての宗教を、さまざまな視点から解き明かしていく。
  • 一篇の神話や伝説にはもちろんのこと、一首のうた、ひとつの言葉にも豊饒な物語があふれている。そこから伝わってくるものは、古今東西どこで生をうけていても不思議なほど似通った、ひとびとの喜びや悲しみ、想い、悩み。

    万葉集からギリシャ神話、ケルト神話まで自在に題材をとり、日本と世界、古代と現代をひとしく眺めるエッセイ83篇。
  • 死んだらどうなるのか。天国はあるのか。まだまだ生きたい。来世で逢おう――。尽きせぬ謎だからこそ、古来、人間は死や転生、不老長寿を語り継いできた。本書は、死をめぐる諸宗教の神話・教え・思想を歴史的に通覧し、「死とは何か」に答える。ギリシアや日本の神話、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、ヒンドゥー教、仏教、さらに儒教、神道まで。浮世の煩悩をはらい、希望へいざなう「死の練習」帳。

    ■目次■

    まえがき

    序 章 物理的な死と来世観の始まり
    1 二元論(霊魂説)への懐疑
      物理主義と二元論
      どちらが説明として優れているか?
    2 来世、先祖、転生
      霊魂信仰と葬式の起源
      来世観よりも切実な葬送の儀礼
      先祖という権威
      生まれ変わりのモチーフ
    3 文学的・思想的な組織化
      来世についての語りの進化
      思想や情念からの介入
    4 脳神経が見せる神秘体験
      認知の歪みがもたらす神秘
      臨死体験と来世観の関係

    PARTⅠ 古典的大宗教以前 死の文学と倫理の始まり

    第1章 はっきりしない来世 日本神話の黄泉と常世
      黄泉、常世、根の国――曖昧なる死者の空間
      黄泉と死体の恐怖・穢れ 生と死の対決
      オルペウスの冥界降り
      常世と根の国
      現世の延長としての他界?

    第2章 詩人の修辞 ギリシア神話のハーデース
      多重な《指向的構え》と言葉の巧みさ
      死すべき者、人間
      ホメロスの語る冥界探訪譚
      大事なのはあくまで現世
      地獄の先駆形?
      ウェルギリウスの冥界ランド

    第3章 思想家の正義 密儀宗教とプラトン
    密儀宗教――オルペウス教団とピタゴラス教団
      プラトンの独自な来世観
    嬉々として死んだソクラテス
    哲学は死の練習?
    懐疑主義あるいは不可知論

    第4章 神の介入 旧約聖書と終末の待望
    古代イスラエル人の歴史
      死後の世界シェオール
      現世主義に生じた亀裂
      終末論のディテール
      ゾロアスター教の影響?

    PARTⅡ 一神教の来世観 終末、復活と審判、天国と地獄

    第5章 死を乗り越えた神人 キリストの復活
    キリスト教誕生の経緯
      パウロの思考法
      終末観はどうなったか?
      死後の来世はどうなった?
      死後すぐに実現する救い
      死後と終末後――肉体の有無

    第6章 復讐と大団円 黙示録の世界
    「ヨハネの黙示録」―― 終末のプロセス
      黙示録のミーム
      千年王国の解釈
      「パウロの黙示録」と「ペトロの黙示録」
      社会全体の救済

    第7章 中間の発見 煉獄とダンテの『神曲』
    地獄と煉獄の違い
      煉獄誕生のプロセス
      地獄・煉獄・天国三分法の文学化
      地獄ツアーから始まる
      南半球の煉獄山
      天動説的な天国と神の至福直観
      往生術、免罪符、宗教改革
      カトリックとプロテスタントの死闘
      『天路歴程』の霊的サバイバルゲーム

    第8章 あえて詮索しない来世 ユダヤ教とイスラム教
    ユダヤ教徒は死後の話をしない?
      イスラム教の来世観
      終末の経緯
      楽園と火獄の様子
      現実社会の掟

    PARTⅢ 輪廻宗教の来世観 報いとしての転生と解脱

    第9章 凡夫と修行者の運命 ウパニシャッドの輪廻観
    ヴェーダとウパニシャッド
      五火二道説
      輪廻説のダークサイド
      民衆の信仰

    第10章 変化する世界は苦である 釈迦の洞察
    王子の悩みと悟り
      苦、無常、無我
      神話的世界観としての輪廻
      『ダンマパダ』の聖句の輪廻的解釈
      地獄の責め苦
      釈迦の大いなる死
    矢の教え

    第11章 増殖する地獄界と天界 須弥山世界と『往生要集』
    須弥山宇宙の中の輪廻空間
      地獄界
      餓鬼、畜生、阿修羅、人の境遇
     幾重にも重なる天界
     仮初の監獄と孤独な囚人たち

    第12章 聖域としての浄土 念仏往生と各種の方便
    浄土の起源
      阿弥陀仏を念ずる
      救済のイメージトレーニング
      極楽浄土の情景
      源信の実践法
      念仏至上主義
      法華信仰

    PARTⅣ 古典的大宗教の周辺(パラ)と以後(ポスト) 来世観から死生観へ

    第13章 祖先祭祀と不老不死 儒教と道教の来世観
    儒教の祖先祭祀
      孔子の不可知論
      道教の「生への執着」
      不老長寿は東洋の錬金術?
      仏教の中国化――『父母恩重経』と『盂蘭盆経』
      仏教か道教か?――官僚主義的な地獄ビジョン
      不可知論? 祖先祭祀? 不老不死? 十王信仰?

    第14章 来世論への禁欲と耽溺 本居宣長と平田篤胤
    日本仏教の変容――鎮護国家から葬式仏教まで
      儒教と道教の影響
      「神道」の創出――本地垂迹説から国学まで
      神道としての来世観の始まり
      死後について追究しない?――本居宣長
      原理主義か懐疑主義か?
      幽世から子孫を見守る――平田篤胤
      童子の臨死体験
      幽冥界のその後

    第15章 オカルトの台頭 近代西洋の心霊主義
    一九世紀欧米の心霊主義
      なぜ心霊主義が求められたか?
      柳宗悦の場合
      スヴェーデンボリと神智学
      浅野和三郎と宮沢賢治
      ニューエイジへ

    第16章 死の言説の再構築 死生観と死生学
    「死生観」言説の誕生
      「武士道」言説と忠君的死生観
      戦争で死にゆく者の断裂
      死生観のその後
      欧米人の死生観
      死生学とグリーフケア死の通説を検証する哲学

    終 章 現代人にとって死とは何か――「自然に帰る」の意味
    過去の時代のワイルドな来世観
      死の問題の回帰
      一方では死の覚悟、他方では死者の霊の実感
      自然に帰る?
      結論

    あとがき

    参考文献
  • 日本人はなぜ森に惹かれるのか――?
    自然災害や空襲にも耐え、人々を守ってきた鎮守の森は、どのような植物で構成されているのか。なぜ数百年も人の手を借りず生き延びてきたのか。

    国内外でその土地ごとの自然環境に応じて成長する「潜在自然植生」を調査し、植樹法を指導して森林の再生を担ってきた植物学の世界的権威が、日本の「ふるさとの木によるふるさとの森」の重要性について解説する。
    曹洞宗の板橋興宗師との対談に、哲学者・梅原猛氏との30年越しの対談2篇を増補し、日本のふるさとの森の姿や日本人の精神性について思索を深める。
    【解説】中村桂子
  • フランス革命以降、「政教分離」を推進する近代国家の登場で、ローマ教皇は領土や権威を失っていく。20世紀に入り、教皇はイタリア政治に介入し続け、ムッソリーニの思惑もあり、バチカン市国が成立する。その後バチカンは、「反宗教」の共産主義を常に敵視。ナチスに秋波を送り、戦後は米国に接近、「人権外交」を繰り広げ、それは「東欧革命」に繋がった。本書は、カトリック総本山バチカンの生き残りを賭けた200年を描く。
  • 『旧約聖書』に登場する、最初の人間アダムとイヴ。二人の名前は「禁断の木の実」「楽園追放」などのキーワードとともに語られ、日本人にとっても馴染み深い。しかし彼らの物語から生まれた、文化、思想、文学・美術作品の多様さは、私たちの想像を遥かに超えるものがある。本書では、美術史的な解説・解釈にとどまらず、アダムとイヴが歴史上いかに語られ、いかに現代社会に影響を及ぼしてきたかを探っていく。
  • 「天地創造」をはじめとして、旧約聖書に描かれた物語は現在、その多くが神話と見なされている。だが、他方で「バビロン捕囚」のように、世界史の教科書で史実として扱われているものもある。本書では「ノアの方舟と洪水伝説」「出エジプト」「ダビデとゴリアトの一騎打ち」など七つの物語を取り上げ、その史実性を学問的に検証。物語に込められたメッセージをも読み解き、聖書が秘めた豊かな世界へと読者をいざなう。
  • 聖書の記述には、現代の我々からすると荒唐無稽に思えるエピソードが少なくない。いったいどの程度まで史実を反映しているのだろうか。文献史料の研究にはおのずと限界があり、虚実を見極めるには、遺跡の発掘調査に基づくアプローチが欠かせない。旧約聖書の記述内容と考古学的知見を照らし合わせることにより、古代イスラエルの真の姿を浮かび上がらせる。本書は現地調査に従事する研究者の、大いなる謎への挑戦である。
  • 電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。

    地震や疫病、蒙古襲来など、激動の鎌倉時代を生きた日蓮。天台宗ほか諸宗を学び、三二歳で日蓮宗を開いて法華経の信仰を説いた。鎌倉を本拠に辻説法で他宗を攻撃して圧迫を受け、建白書『立正安国論』の筆禍で伊豆に、のちには佐渡に配流された。死をも恐れぬ「闘う仏教者」のイメージがある一方、民衆の苦しみに寄り添う姿も垣間見られる日蓮。自筆の書簡、数多くの著作をはじめ、史料を博捜して、その思想と人物像に迫る。
  • 阿弥陀仏の極楽浄土に往生し、悟りをえて成仏を目指す浄土教。浄土宗、浄土真宗、時宗などの宗派が属し、日本で最も信者数が多い。なぜこれだけ多くの信仰を集めたのか――。本書は、教えの広がりを「物語の力」に着目する。衆生を救うため誓いをたて阿弥陀仏になった「法蔵説話」、家庭不和を主題とする「王舎城の悲劇」などの経典に描かれた話、法然や親鸞ら開祖の物語を読み解きながら、その思想の本質に迫る。
  • 千三百年以上の歴史をもつ「お伊勢さん」には、今なお全国から参詣客がやってくる。一般庶民の参詣が根付いた江戸時代、路銀いらずのおもてなし文化から、およそ六十年周期で発生した数百万規模の「おかげまいり」まで、日本中の庶民がいかにお伊勢参りに熱狂したかを、様々な史料が浮かび上がらせる。著者自身が、二十五年間にわたって実践したお伊勢参りの記録も収載した。街道の文化を再現する一冊。
  • 日本人は天災や戦争によって非業の死を遂げた者をどのように弔ってきたのか。『古事記』『日本書紀』を起点に仏教説話集『日本霊異記』の世界に分け入り、念仏結社を作った源信、女人救済を説いた蓮如らによる弔いの作法を歴史的に辿る。さらに死者の霊を呼び寄せる巫女の口寄せ、ムカサリ絵馬や花嫁・花婿人形の奉納など現在も続く風習を紹介し、遺影のあり方をも考察。古代から東日本大震災後まで連なる鎮魂の形を探る。
  • 古代に軍事国家だったチベットはインド仏教を受容、12世紀には仏教界が世俗に君臨する社会となった。17世紀に成立したダライ・ラマ政権はモンゴル人や満洲人の帰依を受け、チベットは聖地として繁栄する。だが1950年、人民解放軍のラサ侵攻により独立を失い、ダライ・ラマ14世はインドに亡命した。チベットはこれからどうなるのか? 1400年の歴史を辿り、世界で尊敬の念を集めるチベット仏教と文化の未来を考える。
  • 一九五四年、文鮮明によって創設された統一教会。戦後韓国で勃興したキリスト教系新宗教の中でも小規模な教団だったが、日本に渡ったのち教勢を拡大、巨額の献金を原資に財閥としても存在感を強めた。「合同結婚式」と呼ばれる特異な婚姻儀礼、日本政治への関与、霊感商法や高額献金、二世信者――。異形の宗教団体はいかに生まれ、なぜ社会問題と化したのか。歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じる。
  • 1,100(税込)
    著:
    若松英輔
    レーベル: 中公文庫

    私のイエスは、「教会」には留まらない。
    むしろ、そこに行くことをためらう人のそばに寄り添っている――

    気鋭の批評家とともに、『新約聖書』マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの四福音書を丹念に読み直す。
    キリスト教の視点や学問的なアプローチから論じるだけでは見えてこない、今に生きるイエスに出会う。
    文庫化にあたり「イエスの涙と悲しみの石」を追加。
  • ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。
  • 真言宗のなかで秘伝にされてきた理趣経――セックスの本質は生命力を積極的に生かし、人類に奉仕する立場にふり向けること。無我の境地に立つとき、欲望は浄化され清浄となる、と説き、現代を生きる我々に、何を目指して生きるべきかを明快に示す密教入門の書。  295ページ
  • 964(税込)

    妻帯者として苦悩し悟りの道をひらいた偉大な浄土真宗の開祖の伝記。一一七三(承安三)年、京都の名門日野家に生まれ、比叡山での修業、越後への流罪、関東での伝道、京都にもどって著述に専念した、波瀾にみちた九十年の生涯を「出家とその弟子」でしられる仏教文学者が、美しい精緻な筆致で描いた名著を復刻。
  • アラブ・イスラームの正統後継を自任し、イラク戦争後の新秩序を模索するイラク。サーサーン朝以来の繊細華麗な文化を誇り、核開発をめぐって西欧諸国との対立を深めるイラン。多様性を内包し、EU加盟を目指してヨーロッパとアジアの境界を問うトルコ−−。イスラームを共通の基盤としつつ、競合と協調を繰り返してきた三民族の歴史を辿り、米、欧、露、イスラエルを巻き込んで展開される地域のダイナミズムを描く。
  • 栄西、道元、大応、大燈、関山、一休、正三、沢庵、桃水、白隠、盤珪、良寛などの禅僧の生涯と思想について語る。世俗を否定し、超越する本来の禅を「純禅」とする著者が、「純禅」に生きた先達の生き様を描く。達磨以来の中国禅の系譜に始まり日本で独自に発展した禅の歴史を一度に知ることができる名著を初文庫化。

    第一章 それは達磨から始まった
    第二章 臨済禅を築いた祖師たち
    第三章 反時代者道元希玄の生き方
    第四章 曹洞大教団の誕生
    第五章 一休宗純の風狂破戒
    第六章 三河武士鈴木正三の場合
    第七章 沢庵宗彭体制内からの視線
    第八章 雲渓桃水と白隠禅師の自由自在
    第九章 日本禅の沈滞を破る明国からの波
    第十章 大愚良寛「無住の住」の生涯
    終章 民衆が純禅を支える
  • 近年、危険とみなされる宗教に対して、「異端」にかわり、「過激」という表現がよく使われる。しかし、その内実は知られていない。本書は、イスラム、キリスト教、仏教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、神道などから、過激とされた宗教思想をとりあげ、わかりやすく解説。サイイド・クトゥブ、マルコムX、ジョン・ブラウン、井上日召、メイル・カハネらの思想を分析し、通底する「過激」の本質を明らかにする。
  • イスラーム教徒とキリスト教徒が抗争する十二世紀の地中海。勢力を広げるムワッヒド朝が突きつけた「改宗か死か」。神を求める人間の葛藤、迷い、失望と愛憎。マイモニデスはスペインからエジプトへと異郷を放浪しながら、言葉の力で迫害に抵抗し、人々に生きる勇気を与える。史実に基づき、中世最大のユダヤ思想家の波乱の生涯を描く歴史物語。



    序 章

    第一章  背教者

    第二章  書状の決闘

    第三章  ミルトスの庭

    第四章  フスタート炎上

    第五章  死者の町

    第六章  王者と賢者

    終 章

    あとがき/表記上の注記/引用出典/参考文献
  • 日本では信仰を持たない人が大半を占めるが、他方で仏教や神道、キリスト教の行事とは縁が深い。日本人と宗教の不可思議な関わりはどこへ向かうのか。新宗教の退潮とスピリチュアル文化の台頭、変わる葬式や神社の位置づけ、ケルトや縄文など古代宗教のブーム……。宗教を信仰の面だけでなく、実践や所属の観点も踏まえ、その理解を刷新。人々の規範から消費される対象へと変化しつつある宗教の現在地を示す。
  • モノノケは、古代・中世では、正体不明の死霊を指した。病気や死をもたらす恐ろしい存在で、貴族らは退治や供養に苦心した。近世になると幽霊や妖怪と同一視され、怪談や図案入りの玩具を通して庶民に親しまれる。明治以降、知識人のみならず政府もその存在を否定するが、新聞に掲載される怪異や文芸作品で語られる化物たちの人気は根強かった。本書は、豊富な史料からモノノケの系譜を辿り、日本人の死生観、霊魂観に迫る。
  • 密教学界の最高権威が、インド密教から曼荼羅への変遷と展開、真言密教の原理、弘法大師の知恵、密教神話から、密教の発展、思想と実践について平易な言葉で説き明かす。科学、政治、経済などあらゆる面で混迷する不安な時代を生き抜くためのヒントを密教から見出そう。
  • 天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか? 清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」など。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、結社の行う「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
  • 禅の世界は「過去」も「未来」も存在しません。あるのは「今」という一瞬だけです。その一瞬一瞬を丁寧に生きる。人生を豊かなものにしてくれるシンプルな生き方とは何か? 美しい心がけこそが、人生を豊かなものにしてくれます。過ぎ去った過去をあれこれ思い起こすのではなく、未だ来てもいない未来に思いを寄せるでもなく、一生懸命に現在という時間と向き合っていく。その心の在り方、美しい心がけこそが、人生を豊かなものにしてくれるのです。幸せと不幸せ。それはすべて心がつくりだしています。不安や悩み、心配事さえも心の現れに過ぎないのです。
  • イエスが神の子であるのは、奇跡や神秘性ではなく真実と愛に基づくものである。四福音書の中で、最も古く、事実に即して、人としてのイエスの伝道の生涯を中心に記した「マルコの福音書」によるイエス伝を、作者マルコの意図を汲み取りながら、イエスの愛にあふれた言行を活き活きと映し出す。巻末に著者による「キリスト教早わかり」を収録。

    目次

    第一章 福音の始め
    一 マルコ伝の特徴
    二 イエスの聖召

    第二章 伝道の始め
    一 最初の説教
    二 最初の奇蹟

    第三章 戦闘の始め
    一 敵の出現
    二 パリサイ人
    三 イエスの対敵態度
    四 敵味方の分解

    第四章 伝道第二段
    一 伝道方法の変更
    二 種播きの譬話

    第五章 湖水の彼岸此岸
    一 湖上の突風
    二 ゲラセネの豚
    三 血漏の女
    四 ヤイロの娘
    付 奇蹟論

    第六章 地方伝道
    一 故郷訪問
    二 弟子の派遣
    三 洗礼者の死
    四 五千人のパン

    第七章 ゲネサレ行
    一 丘のいのり
    二 食物論争

    第八章 異邦の彷徨
    一 スロ・フェニキヤ
    二 ガリラヤの海
    三 ピリポ・カイザリヤ

    第九章 ヘルモン山
    一 山頂の変貌
    二 山麓の治癒

    第十章 エルサレムに向かう
    一 ガリラヤを過ぐ
    二 ヨルダンのかなた
    三 エルサレム街道
    四 エリコを過ぐ

    第十一章 最後の入京
    一 驢 馬
    二 無花果
    三 宮
    四 山

    第十二章 最後の論戦
    一 資格問題
    二 納税問題
    三 復活問題
    四 誡命問題
    五 追 撃
    付 最後の論戦に現われたるイエスの神観

    第十三章 最後の預言
    一 神殿の崩壊
    二 荒すにくむべき者
    三 無花果の樹よりの譬
    付 補 講

    第十四章 葬の備え
    一 祭司長・学者
    二 ベタニヤのマリヤ
    三 イスカリオテのユダ

    第十五章 最後の晩餐
    一 準 備
    二 「我を売る者」
    三 過 越
    四 晩 餐

    第十六章 ゲッセマネ
    一 途にて
    二 園にて
    三 外にて
    四 ゲッセマネの祈りの意味

    第十七章 イエスの裁判
    一 大祭司の法廷
    二 ペテロの否認
    三 ピラトの法廷
    四 不法と虐待

    第十八章 イエスの十字架
    一 侮 辱
    二 十字架の上にて
    三 イエスの十字架の意味

    第十九章 イエスの復活
    一 埋 葬
    二 復活の晨
    三 追 加
    付 イエスの復活の記事について


    基督教早わかり

    一 信仰の力
    二 天の父
    三 罪のあがない
    四 体の復活
    五 宇宙の完成
    六 聖霊の働き
    七 神中心の生活

    あ と が き
  • 激増する外国人観光客。だが「無宗教」の日本人はいまひとつ異教徒のタブーがわからない。そもそもハラールって何だ。酒を飲むイスラム教徒がいるのに、アルコール消毒まで禁止の人もいる! ヒンズー教徒はうどん屋のだしがヤバい? アメリカ人でもユダヤ教徒はチーズバーガーNG。安息日はスマホもいじれない!? 異教徒をもてなす際に抑えておきたいポイントを宗教別に解説する入門書。ホテル、レストラン、観光地のスタッフも必見。
  • 人は死んだらどこへ行くのか――。古来、人々は死後の世界をさまざまにイメージしてきた。本書では天国と地獄、「最後の審判」、幽霊など、キリスト教の世界観を紹介し、とりわけイギリス社会に大きな影響を与えることになったカトリックとプロテスタントの違いを指摘。キリスト教の死生観が生み出してきた墓やモニュメント、シェイクスピアらの文学や映画、芸術作品など、「死の文化」の豊かな世界をめぐる。
  • 世界最大の宗教、キリスト教の信者は、なぜ「愛と平和」を祈りつつ「戦争」ができるのか? 殺人や暴力は禁止されているのではなかったか? 本書では、聖書の記述や、アウグスティヌス、ルターなど著名な神学者たちの言葉を紹介しながら、キリスト教徒がどのように武力行使を正当化するのかについて見ていく。平和を祈る宗教と戦争との奇妙な関係は、人間が普遍的に抱える痛切な矛盾を私たちに突きつけるであろう。
  • イベント好きな日本人に
    商業主義も忍び寄る……

    ●神社の「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない!
    ●除夜の鐘を全国に広めたのはNHKだった!?
    ●初詣は鉄道会社の営業戦略だった!
    ●郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事!
    ●結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない!
    ●そもそも、クリスマスはキリスト教と関係がない!

    日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。

    神社に掲げられる「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない! 初詣は鉄道会社の営業戦略だった! 郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事! 結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない! そもそも、クリスマスはキリスト教に関係がない! 日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。「しきたり」の概念を根底から覆す一冊。
  • 就任当初は貧者に寄り添う姿勢などから高い評価を得、米フォーチュン誌が「世界で最も偉大な指導者」に選んだフランシスコ。しかしその改革路線、重要な教義変更は支持層と反対派の亀裂を招き、金銭スキャンダルや性的虐待の問題も起き混乱が生んでいる。フランシスコのもと、カトリック教会はどこへ向かおうとしているのか。バチカンの内部事情に詳しい著者の力作。
  • 漢字、漢民族という表現が示すように、漢は中国を象徴する「古典」である。秦を滅亡させ、項羽を破った劉邦が紀元前202年に中国を統一(前漢)。武帝の時代に最盛期を迎える。王莽による簒奪を経て、紀元後25年に光武帝が再統一(後漢)。220年に魏に滅ぼされるまで計400年余り続いた。中国史上最長の統一帝国にして、中国を規定し続けた「儒教国家」はいかに形成されたのか。その興亡の歴史をたどる。
  • 失敗してからが勝負、著者渾身のメッセージ
    相次ぐ企業の偽装事件、ストレスで心身を病む会社員、つづく役人の文書改竄・不適切調査、そして長すぎる老後への不安。なぜ、こんな世の中になってしまったのか? 本書は社会のさまざまな「壁」を前に立ちつくし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書かれました。著者がフィールドワークで発見したスリランカの「悪魔祓い」、偉大なる仏教思想家や志ある宗教者たちの言葉などを通して、生きる哲学としての「立て直す力」を熱く提言します。
  • 俗世間を離れ、自らの心の内を見つめる修道院。だが12世紀、突如その伝統から大きく離れた修道会が生まれた。騎士修道会と托鉢修道会である。かたや十字軍となって聖地エルサレムやイベリア半島、北方で異教徒と戦い、かたや聖フランチェスコらが都市のただ中で民衆の信仰のあり方をラディカルに変革した。これら〝鬼子〟ともいうべき修道会の由来と変遷を、各修道会の戒律や所領経営などにも注目しながら通観する。
  • ルターに端を発する十六世紀ヨーロッパの宗教的動揺は、イエズス会というまったく新しい組織を生んだ。霊操と教育を重視し、異教徒への宣教を実践するイエズス会は、ポルトガル・スペインの植民地開拓と軌を一にして、新大陸やアジアへと進出した。かれらの思想や布教方法はどのようなものだったか。いかなる経済的基盤に支えられていたのか。現地社会に与えた影響や「キリスト教の世界化」のプロセスを詳細に検証する。
  • 中世の西ヨーロッパでは、禁欲の達成のために自らの欲望のありかを特定し、意識的に摘出する思想が生まれた。この贖罪の制度化は、社会に大きな影響を与えるとともに、修道院の生活を厳しく規定していく。絶え間ない祈りと労働のなかからは、さまざまな書体や華麗な写本も生み出された。本書は、6~12世紀までのアイルランドやフランスの社会を、修道院の制度、王侯との関係、経済、芸術等から読み解くものである。
  • 人口減少社会、高齢社会を迎えたいまこそ、人間の教養として、「一人で生きること」の積極的な意味と価値を見直すべきときではないか。歴史を振り返れば、この国には老いと孤独を楽しむ豊かな教養の伝統が脈打っていることに気づくだろう。西行、鴨長明、芭蕉、良寛、山頭火……。宗教学者として、日本人のさまざまな生と死に思いをめぐらせてきた著者が、みずからの経験を交えながら、第二の人生をどう充実させるかを考える。
  • 古来、農耕民族として生きてきた日本人には、祖先を敬い、互いを尊重し、助け合うという文化が根付いていた。じつは、そのあり方は、儒教の思想と深く親和してきた。江戸時代の朱子学が倫理道徳を強く押し出したため、とかく、四角四面、堅苦しく受けとめられ、誤解も多い。本書は、儒教を歴史的に繙きながら、家族のあり方や冠婚葬祭、死の迎え方、祖先との向き合い方、老後の備え、お墓や仏壇の継承など、儒教に学び、儒教を生かす、知恵とヒントをやさしく解説する。
    【主な内容】家族主義と個人主義/儒教のイメージ/血縁共同体/冠婚葬祭/盆など年中行事/儒教と仏教の相違/死後はどうなるのか/生命の連続/儒教の成り立ち/道徳と法/儒教の徳目/現代人と儒教
  • 日本最大の仏教宗派、浄土真宗。開祖・親鸞は、絶対他力の教え、悪人正機説など、思想の革新性で知られている。本書では、さらに平安時代の浄土信仰や、密教呪術とのつながりにも目を向け、親鸞の教えと、それがどのように広まったのかを、豊富な史料とエピソードに基づき描きだす。師・法然から、親鸞、その子孫、室町時代に教団を確立した蓮如、そして東西分裂後まで、浄土真宗の思想と歴史を一望する。
  • 仏像鑑賞が始まったのは、実は近代以降である。明治初期に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐、すべてに軍が優先された戦時下、レジャーに沸く高度経済成長期から、“仏像ブーム”の現代まで、人々はさまざまな思いで仏像と向き合ってきた。本書では、岡倉天心、和辻哲郎、土門拳、白洲正子、みうらじゅんなど各時代の、“知識人”を通して、日本人の感性の変化をたどる。劇的に変わった日本の宗教と美のあり方が明らかに。
  • 1,100(税込)
    著:
    石上智康
    レーベル: ――

    このまま生きてみなさい そのまま死んでごらんなさい
    生きている今も 死ぬ時も 腹はすわっていない「それでいい」のです
    花は美しく咲いても自慢しない いつまでも咲いていたいと欲張らない
    平成から新たな時代へ。無常、縁起、空。そして自然(じねん)――超多忙な81歳、浄土真宗本願寺派総長が、現代の事象とも重ね合わせ、平易な言葉で仏教の神髄を語ります。自分の存在が腑に落ち、生きること死ぬことがすっと楽になります。
    (目次より)
    生きとし 生けるものの すみか
    愛は 喜びと悲しみの はじまり
    変化こそ 真のすがた
    さからわず 執(とら)われず
    縁(よ)って 起きている
    それは ここ それは いま
    自然(じねん)の ことわり
    なんの心配も いらない
    恵みの海は 非情の海
    自慢しない 粗末にしない
    ごめんなさい ありがとう
    怨(うら)みを すててこそ
    「それで いい」ありがたい
  • 悟りとは何か――。禅には「不立文字、教外別伝」、つまり、釈迦の教えは言葉では伝えられないという考え方がある。では、アメリカで禅を三〇年間教えてきた禅僧と、仏教に目覚めた詩人が「禅」について語り合うと、どのような言葉が飛び出すのか。「そもそも仏教って何ですか?」から始まった対話は、縁起や如来などの仏教用語を解剖しながら、坐禅への誤解を暴き立て……読むと坐りたくなる、坐禅のススメ。
  • 多くの宗教で、性欲・金銭欲などの自らの欲求を断ち切り、克服することが求められる。キリスト教も同様だが、それではヨーロッパにおける「禁欲の思想」はいつ生まれ、どのように変化していったのか。身体を鍛錬する古代ギリシアから、法に縛られたローマ時代を経て、キリスト教の広がりとともに修道制が生まれ、修道院が誕生するまで――。千年に及ぶヨーロッパ古代の思想史を「禁欲」という視点から照らし出す意欲作。
  • 宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
  • 後にノーベル医学賞を受賞するアレクシー・カレルが、奇跡で名高いルルドを訪れたのは二〇世紀初頭の初夏だった。リヨン大学の解剖学教室で学ぶ若き医師は、不治の病に冒された一女性に起こった奇跡を目のあたりにし、理性と信仰の狭間で揺れ動く……。生前発表されることのなかった告白の書。
  • 非日常的な空間である聖地―。観光地として名高い聖地には、信仰心とは無縁の人々が数多く足を運んでいる。さらに近年では、宗教と直接関係のない場も聖地と呼ばれ、関心を集めている。人は何を求めて、そこへ向かうのか?それは、どのような意味を持つのか?サンティアゴ巡礼や四国遍路、B級観光地、パワースポット、アニメの舞台など、多様な事例から21世紀の新たな宗教観や信仰のあり方が見えてくる。
  • アメリカは、二億人を超えるキリスト教徒を抱え、その八割が「天地創造」を信じ、教会出席率・回心体験でも群を抜く保守的な宗教大国である。一九七〇年代以降、宗教右派が政治に参入し、レーガンの大統領当選に貢献するなど、表舞台に登場。二一世紀以降、ブッシュ、オバマは宗教票を無視できなくなった。本書は、世俗への危機意識からリベラル派が衰退し、保守化・政治化していく過程を中心に、アメリカの宗教の実態を描く。
  • 桓武天皇により平安京遷都が行われて以来、京の都は千年もの長きにわたり日本の中心だった。貴族の邸宅や寺社が立ち並び、都市の基礎が作られた王朝時代。武家政権が興り戦乱の舞台となるとともに、商工業が発展した中世。豪商が生まれ、学問・文化の興隆著しかった近世。今も多くの人が訪れる寺社・名社の縁起をひもときつつ、花の都と詠われた京の歴史を一望する。カラーの歴史地図を付した。

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