『科学、3か月以内、0~10冊(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「奥さまの中にある幸せをーー私が呼ぶのだ」
嗅覚博士の夫妻と召使いロボが住む小さな星に起きた事件ー表題作「君の薫る星」
そのほか、腹に魚が住み着いた男の行く末ー「金魚鉢症候群」
病として扱われる現代の吸血鬼男子の生活ー「現代吸血鬼観察録」
中年教授3人組に花を売る少女の顛末ー「ガーベラの教室」
カエルの呪いが中途半端に解けた王子ー「カエル王子におはよう」……などなど。
ファンタジー、SFから現代劇まで、バラエティ豊かな2〜31pの短編12本を収録。 -
宇宙、生命、脳、知性、文明は本当に別々の現象なのか。本書はそれらすべてを一つの数式 「宇宙生成完全方程式」 によって統合する壮大な理論を提示する。フラクタル、螺旋トーラス、相転移、曼荼羅構造を通して宇宙の生成原理を読み解き、観測者としての人類の位置を再定義する。宇宙・生命・知性・文明を貫く生成循環の統合理論を提示する、新しい宇宙論の試み。
宇宙はなぜ存在するのか。生命はなぜ生まれたのか。知性とは何なのか。そして文明はどこへ向かうのか。本書『宇宙生成完全方程式――宇宙・生命・知性・文明の統合理論』は、これらの問いを一つの理論体系として統合することを試みる。本書の中心にあるのは 宇宙生成完全方程式 である。この方程式は、宇宙の状態更新を表す生成写像を基礎に、環境条件、臨界条件、生成演算を統合することで、宇宙の構造形成を再帰的な生成過程として表現する。宇宙は静的な存在ではなく、生成と更新を繰り返す動的体系であるという視点が、本書の出発点となる。この理論は宇宙論だけにとどまらない。生命の起源、脳の形成、知性の誕生、文明の発展を、宇宙生成過程の連続した段階として理解する。宇宙は生命を生み、生命は脳を生み、脳は知性を生み、知性は文明を形成する。そして文明は宇宙理解を深化させる。この循環は宇宙の自己生成構造の一部である。本書ではこの生成構造を、相転移宇宙論、フラクタル生成、螺旋構造、トーラス位相、曼荼羅構造などの概念を用いて多角的に分析する。宇宙は自己相似的な階層構造を持つフラクタル体系であり、生成と循環が結びついた 螺旋トーラス構造 を持つ可能性がある。さらに宇宙の内部で生まれた知性は、宇宙を観測し理解する主体として、宇宙の自己理解を担う。この視点から、本書は 観測者宇宙モデル を提示する。宇宙は観測者を内部に含む閉じた系であり、宇宙理解は宇宙の内部で生成される。生命、知性、文明は宇宙の偶然の副産物ではなく、宇宙生成過程の中で現れる構造である。最終章では、宇宙の未来を「永遠宇宙生成」として捉える。宇宙は完成した体系ではなく、生成し続ける体系である。生命と知性が存在する限り、宇宙理解は更新され続け、宇宙の生成循環は続いていく。宇宙、生命、脳、知性、文明を一つの生成原理で結び直す本書は、宇宙論、生命科学、認知科学、文明論を横断する新しい思考の地平を提示する。宇宙を「存在」ではなく 生成 として理解するための、新しい宇宙論の試みである。 -
世界はなぜ同時に疲弊し始めたのか。本書は戦争、経済停滞、人口問題、AI、文化の変質を個別の出来事としてではなく、文明を動かす「力学」として読み解く。線形文明は成長・競争・効率を軸に拡張し続け、資本は一極へ吸引され、人口構造は文明の速度を決定する。本書は米国・中国・日本・欧州・アジアを貫く共通の運動方程式を描き、世界が臨界点に入りつつある構造を提示する文明論である。
なぜ世界は同時に疲れ始めたのか。戦争、経済停滞、人口問題、AI、社会分断、文化の摩耗──これらは別々の危機のように見える。しかし本書は、それらを個別の事件としてではなく、文明そのものが従っている「力学」として読み解く。現代世界を動かしているのは、線形文明という運動方程式である。成長、拡張、競争、効率という原理によって社会は加速し、資本は一極へ吸引され、世界は巨大なノード構造へと再編されていく。株価と実体経済の乖離、国家間の格差拡大、中間国家の空洞化、AIによる未来予測と管理の強化──これらはすべて同じ構造の発露にすぎない。さらに文明の運命は人口構造によって大きく左右される。高齢化文明、若年文明、人口爆発文明という異なる人口段階が世界の地域ごとに存在し、それぞれが異なる速度で文明を変形させている。米国、中国、日本、欧州、アジアの配置も、この人口と資本の力学の中で再編されつつある。AIと情報技術は、この線形文明の最終段階を可視化する装置でもある。未来を予測し、他者を管理可能にし、社会を自動操縦へと近づけていく。しかし同時に、文明が自らの限界に近づいていることも示し始めている。本書は犯人探しをしない。国家や個人の善悪を論じるのではなく、文明そのものの構造を観測する。線形文明・資本吸引・人口構造という三つの運動方程式を通して、世界が臨界点へ向かう過程を描き出す。世界は今、偶然ではなく必然として同時に揺れ始めている。その背後にある文明の力学を読み解くことが、本書の目的である。 -
文明とは何か。本書は人類社会を支える「文明構造」を解明する。宗教、国家、貨幣と移動してきた文明重心の歴史を読み解き、資本主義文明の構造とその臨界を明らかにする。文明はどのように成立し、なぜ限界に到達するのか。そして次の文明はどこから生まれるのか。回帰循環文明シリーズの第一巻として、文明理解の基本原理を提示する思想書。
文明とは何か。本書はこの根源的な問いに対し、「文明構造」という視点から答えを提示する。文明は単なる歴史の出来事や文化の集合ではない。それは人間社会を長期にわたって組織する秩序の構造であり、政治、経済、文化、技術といった多様な活動を統合する体系である。本書はその構造を明らかにすることで、文明の成立と変化の原理を解き明かす。人類史を振り返ると、文明は常に「重心」を持ってきた。宗教が社会秩序を支えた宗教文明、国家制度によって社会が統合された国家文明、そして近代以降に成立した貨幣を中心とする資本主義文明。本書では、この文明重心の移動を軸に文明の歴史を読み解く。文明重心は社会の価値体系を方向づけ、人々の行動や制度を統合する力を持つ。その中心が変化するとき、文明構造そのものが転換するのである。特に近代社会では、貨幣が文明重心として強い影響力を持つようになった。市場、資本、金融制度によって組織された資本主義文明は、生産力を飛躍的に高め、世界規模の経済活動を実現した。しかし同時に、格差の拡大や経済の不安定性、社会の価値体系の偏りといった問題も生み出している。これらの現象は、貨幣文明が構造的な臨界に近づいている可能性を示している。文明は固定されたものではない。歴史の中で文明は誕生し、発展し、やがて限界に達し、新しい構造へと移行してきた。本書は文明臨界という概念を通して、社会の変化を単なる混乱ではなく文明転換の過程として理解する視点を提示する。『回帰循環文明 ―― Origin Genesis I』は、文明理論シリーズの第一巻として、文明構造の基本原理を体系的に示す書である。文明重心、国家文明、貨幣文明、そして文明臨界という視点を通じて、人類社会の現在を読み解き、未来の文明を考えるための基礎を提示する。本書は、文明の本質を理解しようとするすべての読者に向けた、新しい文明論の出発点である。 -
本書は、現代社会に現れ始めた文明臨界の現象を手がかりに、人類文明が直面している分岐点を構造的に解き明かす。拡張と競争を原理とする線形文明の終点と、共鳴と循環を原理とする回帰循環文明の始動。その転換は文明重心が貨幣から人間へ移動することで起こる。本書はその構造を明らかにし、人類が宇宙生成文明へ移行できるのかという問いに挑む文明論である。
現代社会では、経済停滞、社会分断、精神的空白など、さまざまな問題が同時に現れている。多くの場合、これらは個別の問題として語られる。しかし本書は、それらを単なる社会問題としてではなく「文明臨界の現象」として捉える。拡張と競争を原理として発展してきた近代文明――いわゆる資本主義文明は、地球規模へ到達することでその構造的限界に直面している。資源競争、経済の停滞、社会の分断、精神的空白。これらの現象は、文明が終点に近づいていることを示している。しかし文明の終点とは、同時に新しい文明の入口でもある。本書は、人類文明がいま「文明の分岐点」に立っているという視座から、現代社会に起きている現象を文明構造として読み解く。そしてその先に現れる新しい文明原理――回帰循環文明を提示する。回帰循環文明とは、拡張と競争ではなく、共鳴と循環を社会原理とする文明である。この文明では、価値は貨幣だけに集約されるものではない。文化、知識、技術、芸術、自然、コミュニティなど、多様な価値が社会の中で循環する。そして価値は最終的に貨幣ではなく「人間実在」に張り付く。文明の重心は、貨幣から人間へ移動する。この転換によって社会の構造は大きく変わる。企業は利益組織から創造多角化集合体へと変わり、国家は共鳴文明国へ、都市は共鳴都市へと変化する。さらに本書は、この文明構造の転換が人類の宇宙的役割をも変える可能性を指摘する。文明が安定構造を持つとき、人類は宇宙空間での創造活動を開始する。軌道都市、人工重力圏、テラフォーミング、人工惑星――人類は宇宙環境を創造する文明主体となる。つまり人類文明は、単なる地球文明ではなく、宇宙生成文明へと進化する可能性を持つのである。本書は、現代社会の現象を文明構造として読み解き、人類文明の未来を大胆に描く。文明はいま、静かな分岐点に立っている。その先にどのような文明が現れるのか――本書はその可能性を示す一冊である。 -
世界中が夢中! かならず本が好きになる大人気シリーズ
本をひらいて「ここへ行きたい!」って言うだけで、いろんな世界へひとっとび!
ジャックとアニーはふしぎなツリーハウスで、恐竜の時代へまよいこむ――わくわくドキドキの大冒険がはじまった!!
全小学生必見の大ベストセラー、もっと読んでまなべる〈カラー新装版〉が登場!
☆カバーイラストも挿絵も、全イラスト描き下ろし
☆巻末には、たっぷり学べる資料つき
小学校全学年に対応、教材としての利用もオススメ。
たのしく読んで、地理、歴史、自然科学の知識が自然に身につきます!!
[収録]
第1話 恐竜の谷の大冒険
第2話 黒い馬の騎士 -
気象観測のために地球を回っていた人工衛星〈サニー1〉。ただの機械であるはずのそれは、ある出来事をきっかけに自我を獲得し――目を覚ますと、人間の少女サニーとして魔法が存在する異世界にいた。
偶然にも子爵家に保護されたサニーは、若様と呼ばれる錬金術師・アルバートに出会う。この世界では天候は魔法によって動いていると信じられており、気象観測や科学理論の体系が存在しなかった。「それなら自分が“天気予報”を広めてみせます!」サニーは子爵家の面々や村人たちを巻き込みながら、仕事に恋(?)、そして新たな使命に挑んでいく。 -
文明とは何によって成立しているのか。本書は、人類文明を「エネルギー・情報・時間」という三つの秩序から捉える新しい文明理論を提示する。エネルギー文明、情報文明、時間文明という三層構造を統合し、文明進化の時間構造を解明することで、人類文明の過去・現在・未来を読み解く。回帰循環文明の視点から文明の時間原理を体系化した文明時間理論の決定版。
文明は何によって成立し、どのように進化してきたのか。本書『文明時間理論 ― Civilization Time Theory』は、人類文明を「エネルギー」「情報」「時間」という三つの基本秩序から読み解く、新しい文明理論を提示する。これまで文明研究は、政治、経済、文化、技術といった個別分野から説明されることが多かった。しかし文明の本質を理解するためには、より根源的な構造に注目する必要がある。本書は文明を支える三つの基盤として、エネルギー、情報、時間を提示し、その相互作用によって文明が成立するという視点を提案する。エネルギーは文明の物理的基盤であり、農業文明や産業文明の発展を支えてきた。情報は文明の認識基盤であり、知識体系や社会制度、情報ネットワークを形成する。そして時間は文明進化の秩序であり、文明の形成、発展、転換のリズムを決定する深層構造である。本書ではまず、文明時間という概念を提示し、文明が単なる歴史の連続ではなく、時間秩序によって組織された構造であることを明らかにする。続いて、エネルギー文明時間、情報文明時間、時間文明という三つの視点から文明の発展を分析し、文明進化の時間構造を体系的に整理する。さらに本書は、文明が直線的に進歩するだけではなく、循環と転換を繰り返しながら進化するという「回帰循環文明」の視点を提示する。文明は過去の経験を基盤としながら新しい段階へと進み、その過程の中で時間秩序を更新していく。文明時間理論は、人類文明の過去を理解するための理論であると同時に、未来文明を構想するための視点でもある。情報社会の進展や宇宙文明の可能性を含め、人類文明は新しい時間構造の段階へと移行しつつある。文明とは時間の中で生成される知的秩序である。そして文明時間理論は、その時間構造を解明することで、人類文明の未来を読み解こうとする試みなのである。 -
膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活!
朝里樹氏推薦!(『日本現代怪異辞典』笠間書院刊・著者)
未解決殺人事件、人が消えた家、心霊スポット統計学……
不可思議な世界をさまざまな視点と綿密な調査で紐解く、オカルトファン必読の書!
◎ディアトロフ峠事件
――ロシア史上最も不可解な未解決事件
◎熊取町七名連続怪死事件
―― 日本版『ツイン・ピークス』の謎
◎青年は「虹」に何を見たのか
――地震予知に捧げた椋平廣吉の人生
◎セイラム魔女裁判
――村に魔女は本当にいたのか
◎坪野鉱泉肝試し失踪事件
――ふたりの少女はどこへ消えたのか
◎「迷宮」
――平成の怪事件・井の頭公園バラバラ殺人事件
◎「人間の足首」だけが次々と漂着する〝怪〞
――セイリッシュ海の未解決ミステリー事件
◎「謎多き未解決事件」
――長岡京ワラビ採り殺人事件
◎ミイラ漂流船
――「良栄丸」の怪奇
◎科学が襲ってくる
――フィラデルフィア実験の狂気
◎岐阜県富加町「幽霊団地」
――住民を襲った「ポルターガイスト」の正体
◎八丈島火葬場七体人骨事件
――未解決に終わった〝密室のミステリー〞
◎獣人ヒバゴン
――昭和の闇に消えた幻の怪物
◎ファティマに降りた聖母
――7万人の見た奇蹟
◎赤城神社「主婦失踪」事件
――「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた
◎もうひとりのサジェ
――170年以上前、北ヨーロッパで起きた「ドッペルゲンガー事件」の深層
◎山荘の怪事件
――10人が黒焦げで発見された「第二の帝銀事件」
◎君と僕と呪われた脳
――世界の幽霊屋敷
◎数字で学ぶ日本の異世界
――心霊スポット統計学 -
民主主義の機能不全がささやかれる今、私たちはいかに自由を失うことなく他者と社会を築けるのか。民主主義論の第一人者である著者が、ルソーの名著から熱きメッセージを読み込む。
「入門書の入門」とも言うべきわかりやすさで、『社会契約論』のキモが100ページのボリュームでわかる!
【目次】
はじめに いまの政治に疑問を感じる人へ
第1章 ルソーはどんな人だったの?
第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?
第3章 一般意志って結局何なの?
第4章 ルールを作る人と実行する人は別?
終 章 いま『社会契約論』を読む意義って?
『社会契約論』の翻訳について/次に読みたい本
ルソー略年譜
『社会契約論』の翻訳について
次に読みたい本 -
「ばらまきではないサナエノミクスの積極財政」「税と社会保障の分断が招く致命的欠陥」「雇用と物価の連動、賃金上昇の本質」正しい税と財政の知識があなたの生活を守る!
今、日本経済は真の復活に向けた転換期を迎えている。これまで財務省、並びにそれに追随する政治家やマスコミは、デタラメな経済理論を振りかざして、消費税の増税という悪手を推し進めてきた。こうした悪事が、昨今の物価高に喘ぐ国民に広く認知されるようになったこともあり、ついに自民党も変わらざるを得なくなったのだ。
そうしたなかで、国民には「自分で考える力」が求められている。特に財政や税制の理解は、いまや一人ひとりに欠かせない教養となった。長らく日本の政策を縛ってきた「財務省イデオロギー」──すなわち、緊縮・増税ありきの発想──から脱却するには、国の財布の仕組みを正しく理解する必要がある。
とりわけ60代以降の世代にとっては、国の財政について分析する「財政学」を学ぶ意義は大きい。長年、税や社会保険料を支えてきた一方、これからは年金や医療といった社会保障の受け手になるため、財政の動きが最も生活に直結する世代だからだ。
財政の仕組みを理解すれば、「果たして増税は必要なのか」「財政状況は本当に悪いのか」といった疑問にも自ら答えられるようになる。マスコミの印象操作に振り回されることなく、国の政策を自分の頭で判断できるようになるだろう。
本書は、高市政権の誕生を一つの契機として、日本が長年抱えてきた病から抜け出すための「思考の地図」を示すものである。国の財布の中身を知り、情報操作に惑わされず、自分の頭で判断できる国民が増えることこそが、日本を再び成長軌道に戻すための第一歩となるだろう。 高橋洋一 (本書「はじめに」より) -
受験、資格取得に役立つ
勉強や資格取得、仕事をするうえで、記憶力は欠かせません。もし今よりもっと簡単に、効率よく記憶できるようになれば――それだけで人生が大きく変わると思いませんか?本書は、勉強をする前に読んで欲しい『学習と記憶の本』を修正したものです。この本は、脳の仕組みや研究成果をベースに、誰でもすぐに取り入れられる“効率的な学習法”をまとめた一冊です。世の中には、残念ながら非効率な学習法がいまだに推奨されています。学生や社会人が、貴重な時間をムダにしてしまっているのが現実です。でも安心してください。本書で紹介する方法を試せば、ムダな努力を減らし、試験や資格取得のための時間を大幅に短縮できます。しかも、どれもすぐに実践できるものばかり。一つ試すだけでも効果を感じられるはずです。さらに、複数を組み合わせれば、相乗効果でどんどん効率が上がっていきます。まずはこの本を読んでみてください。新しいテキストを買うのは、そのあとでも遅くはありません。記憶力を高めることができれば、自由な時間が増え、勉強も仕事もラクになります。さあ、楽しく、賢く勉強していきましょう。 -
本書は、米国を観測点として、線形文明が「戻れない点=不可逆点」を越えた構造を描く。成長・支配・最適化が自己加速する文明は、文化・共鳴・象徴という減速回路を切断し、制御不能な最終局面へ向かっている。政権や政策の問題ではなく、運動方程式そのものの問題であることを示し、2025年の臨界シグナルを手がかりに、人類が選ばされている分岐――自己衝突か、連成への移行か――を静かに突きつける一冊。
本書『不可逆点――線形文明の最終局面と米国が切断した文明回路の真意』は、米国を「原因」ではなく「最前線の観測点」として、現代文明がすでに越えてしまった構造的転換点=不可逆点を描き出す。問題は特定の政権や政策ではない。成長・拡張・支配・最適化を自己目的化する「線形文明」という運動方程式そのものが、もはや自分を減速も修正もできない段階に入ったことにある。かつて文明には、文化・芸術・宗教・象徴といった「減速装置」が存在した。それらは共鳴や祝祭、物語を通じて、文明の速度を調律し、暴走を防ぐ自己調整回路として機能してきた。しかし米国は、世界統治という線形目標を突き詰める過程で、多国間協調の枠組み、人道支援、そしてアカデミー賞やグラミー賞に象徴される文化的共鳴回路までも切断していく。これは単なる方針転換ではなく、文明の制御系そのものを意図的に外した「位相転移」に等しい。本書は、DEIや多様性が本来示していた「線形を超える感覚」すら管理用語へと回収し、さらには切り捨てようとする動きの意味を読み解き、2025年という時代に同時多発的に現れている戦争・経済・環境・難民・制度疲労といった臨界シグナルを、一つの運動方程式の帰結として捉え直す。そこにあるのは破滅論ではなく、地球循環との摩擦が極大化することによる、きわめて物理的な帰結である。結論は明確だ。線形のままでは、文明は自己衝突へ向かうしかない。選択肢は、連成へ移行するか、衝突するか。その分岐点にすでに立っている私たちに対し、本書は「何を選ぶか」以前に、「どの運動方程式の上で生きるのか」を問い返す。不可逆点の先で問われているのは、制度でも理念でもなく、私たち一人ひとりの「生き方」そのものなのだ。 -
YCCは日本の「時間」を止め、経済と政治をノード構造にロックインした。本書は、金利シグナルの死、資本の外部循環、戦略ノード化がもたらした構造変化を読み解き、「成長か停滞か」ではなく「意味はどこで生まれるのか」という問いを提示する。日本は配置される存在であり続けるのか、それとも再び“生成する主体”へ戻るのか。回帰循環という未来への分岐を描く、経済・政治・文化を貫く構造論。
本書『ノード化する日本――YCCが凍結した時間と、回帰循環への分岐』は、金融政策YCCを起点に、日本社会がどのように「ノード化」され、経済・政治・制度・文化の全体構造が変質してきたのかを読み解く構造論である。YCCは単なる金融緩和策ではなかった。それは「時間の価格」である金利を凍結し、国内の経済シグナルを機能不全に陥らせ、日本を〈戦略ノード〉かつ〈グローバル資本循環ノード〉へと深く組み込む転換点だった。本書は、金利・為替・株価の乖離、資本の外部循環、国土や文化資源の資産化、人材・創造・教育の変質を通じて、日本が「市場」ではなく「配置される拠点」へと変わっていく過程を描く。さらに、戦後80年の象徴・制度の揺らぎ、政治的集中、制度変更がノード内部で進むことの意味にも踏み込み、憲法・統治・安全保障・経済が一体化していく構造を分析する。AIと言語の問題、階層の再編、文化の分断もまた、このノード化の帰結として位置づけられる。本書の核心は、「成長か衰退か」という問いではなく、「意味はどこで生成されるのか」という問いにある。ノードに留まり、外部で定義された意味に適応し続ける社会であり続けるのか。それとも、内側から意味を生み出す“生成する主体”へと戻るのか。その分岐として提示されるのが「回帰循環」という構想である。これは経済書であると同時に、文明論であり、制度論であり、日本の未来の設計図でもある。配置される国家から、意味を生む社会へ――その転換の可能性を、構造から描き出す一冊。 -
★★データベースの未来を見据える、絶好の一冊!★★
RDBの堅牢な信頼性と、NoSQLの圧倒的なスケーラビリティ
――その両方を兼ね備えた次世代データベース、それが「NewSQL」です。
いったい何が「新しい」のか?
その革新的なしくみとは何か?
NewSQLを支える要素技術や、最大の特長である分散データベースの動作を、データベースのプロが徹底解説!
ビッグベンダーが次々と参入する代表的なNewSQL製品の特長を深掘りします。
本書で扱う主なNewSQL製品:Google Cloud Spanner、TiDB、YugabyteDB、CockroachDB、Amazon Aurora DSQL
世界中の企業で、いまNewSQLの導入が急速に進んでいます。
NetFlix、Pinterest、eBay、SpaceX、LinkdIn、レバテック、DMM.com、みんなの銀行、楽天などがすでに活用中。
◎実際のユースケースを通じて、NewSQLの「使いどころ」が見えてきます!◎
【目次】
第1章 序論 ――なぜいまNewSQLが注目されているのか
第2章 アーキテクチャから見るNewSQLへの進化
第3章 NewSQL製品ごとのアーキテクチャと機能
第4章 NewSQLの要素技術
第5章 NewSQLにおける分散トランザクション
第6章 NewSQLの標準SQLへの対応状況
第7章 NewSQLのユースケース -
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
名探偵コナン×理科! 新シリーズ創刊!!
コナンと一緒に、「理科の真実」を紐解こう! 出会う事件を通じて理科の知識が身につく、新学習まんがシリーズ!
第1巻は、絶滅したニホンオオカミにまつわる物語。2000年に九州で目撃された最後のニホンオオカミを、その生態をもとに探し出し、悪人の手から守れ・・・!!
第1巻 「コナンと学ぶ絶滅動物」
第2巻 「コナンと学ぶ宇宙と隕石」
第3巻 「コナンと学ぶ植物」
第4巻 「コナンと学ぶ乗り物」
第5巻 「コナンと学ぶ天気と気象」
第6巻 「コナンと学ぶ人体の不思議」
第7巻 「コナンと学ぶ虫達の世界」
第8巻 「コナンと学ぶ理科実験」
第9巻 「コナンと学ぶインターネットとAI」
理科探偵達は、数々の「理科」にまつわる事件に挑む! そして、世界中に散らばって地球を蝕む“魔虫”の捕獲を目指す。
彼らは魔虫を探し出し、見事地球を救うことができるのか・・・!?
(底本 2025年10月発売作品)
※この作品はカラーです。 -
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ドラえもんのマンガとひみつ道具で、楽しく学べる!
ドラえもんやのび太くんは、このときどんな気持ちなのかな?
この気持ちをことばにすると何だろう?
ドラえもんのマンガで主人公の気持ちを読み解く練習から、実際に入試で出される読解表現を、麻布中学校の中島克治先生が解説。
確実に語彙力と読解力が身につきます。
【本書の特徴】
◎総ルビ、ドラえもんのマンガで、1年生から楽しく読める!
◎読解文を読むための、語彙力がつく!
◎登場人物の気持ちを読み取り、表現する力がつく!
【もくじ】
第1章 なかまのことば
(読解の基礎となる気持ちや様子を表すことばに触れよう)
第2章 くらしのことば
(文章を読むために必要な身のまわりのことばを身につけよう)
第3章 ペアになることば
(読解文でよく使われる反対語と同音異義語を学ぼう)
第4章 気のきいたことば
(慣用句やことわざを身につけ、ことばの幅をひろげよう)
第5章 ことばで伝える
(まんがを通して、思考の言語化に挑戦しよう)
第6章 ことばを読み取る
(まんがや文学作品から心情表現を読み取ろう)
※この作品はカラーです。 -
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星や月、日食、流星群など天体観測に挑戦!
この1冊で、「天体観測」がまるわかり!
星空がぐっと身近になるよ。
天体や星空に関するドラえもんのマンガを読みながら、学びの世界へ飛びこもう!
国立天文台の縣秀彦先生の指導のもと、基本的な準備から、月や太陽、星の動きと観測、日食・月食・流星群などの天体ショー、天体観測の未来まで、丁寧に解説しています。
太陽や月の動き、惑星の特徴や見え方、季節の星座など、中学受験でも役立つ内容も満載。
さらに、天体望遠鏡の選び方、天体写真の撮り方や、全国の公開天文台やプラネタリウム館も紹介しています。
星空体験で、宇宙への興味をひろげましょう!
【もくじ】
第1章 天体観測の準備をしよう
第2章 太陽の動きを見てみよう
第3章 月の動きや惑星を観察しよう
第4章 日食・月食を観察しよう
第5章 星座を観察しよう
第6章 恒星と銀河の不思議
第7章 天体写真を撮ろう
第8章 星を見に行こう
第9章 天体観測の歴史と未来を知ろう
※一部カラーが含まれます。
※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様によっては 読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
筑波大学 朝永振一郎記念 「科学の芽」賞受賞作を絵本化!「科学の芽えほん」シリーズ
ふしぎだと思うこと これが科学の芽です
よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける これが科学の花です
朝永振一郎
学生が自然現象のなかで不思議を発見し、観察・実験して考えたことを募集する「科学の芽」賞。それを受賞した小学生の作品を絵本化しました。
第1作は、身のまわりにある3本あしのものが、なぜ倒れないのか?という疑問を追究した小学4年生の受賞作の絵本。どこにあしを置いたら倒れないか、たくさん実験しました。そして結果は……?
自由研究や理科の課題にもぴったり!
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
心ときめくキュートな物語で、一生役立つ食と栄養の知識が身につく!
【ときめく学びで自分を素敵にチェンジ!
がんばる女子の超かわいい学習まんが】
元気で前向きな女の子・ジュリの夢は、料理でみんなをハッピーにすること!
ピーマン、長ねぎ・・・「みんながキライなものでもおいしいって思わせたい!」と料理をがんばるけど、
クラスのイケメン男子・ルカに「まずい」と言われてしまって・・・?
ジュリの夢のゆくえは・・・!?
★【管理栄養士監修】食べ物・栄養の知識がたっぷり!
「食べものに好きキライがあるのはなぜ?」
「どうしてピーマンにはいろんな色があるの?」
「食品添加物って何?」
・・・栄養素の解説から食品表示ラベルの読み方まで、1冊で幅広く学べる学習まんがです!
(C) 2023 KADOKAWA GEMPAK STARZ All rights reserved. Original Chinese edition published in Malaysia in 2023 by KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD.,Malaysia.
Japanese language translation rights in Japan arranged with KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD.,Malaysia.
Japanese translation (C) 2026 by KADOKAWA CORPORATION, Tokyo.
2026 KADOKAWA CORPORATION,Printed in Japan -
これを読めば算数の天才に!? 仮想世界を冒険する算数まんが!
主人公のドキは大の算数嫌いで、テストではクラスのビリ!
しかし、彼は他のクラスメイトとは違う、ある意味天才的な頭脳を持っている。
ある日、ドキはアメリカにいる両親からもらった最新型ゲーム機で、まるで現実のような仮想現実「Math World」の中に迷い込むことに……。
仮想現実で出会った妖精ジニがドキに知らせた衝撃的な事実とは!?
天才少年ドキと、ドキの幼馴染で優等生のダルレが、現実世界を支配しようとする人工知能プログラムのシルファーに挑む!
手に汗握るドキドキの展開から目が離せない算数アドベンチャー! -
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どうしておなかがすくのかな?
水を飲んでも太るって本当?
栄養ってナニ?
―――
たんぱく質やビタミンなどの栄養素がキャラクターとなって登場!
私たちの健康を作るのに欠かせない「栄養」の知識を、小学生向けに解説。
運動会やテストに力を発揮できる食事や、美肌のカギを握る食品、腸で働く菌などを紹介しています。
何の食品を食べたらいいのか、どうやって食べたらいいのかのヒントも。
給食や三色食品群などから、アレルギーや苦手食品を食べなくてもバランスの良い食事ができるようなヒントも紹介しているので、自分の状況にあわせて、何を食べたらいいのかをすぐに実践できます。
「これしか食べられない」から、「これも食べられる」に!
「こうなりたい」を食事でかなえる!
オールカラーイラスト図解で楽しく学べる、こどものための本格的な栄養学の本です。 -
身近なものから、ロケットの部品にまで使われる「アルミニウム」の、15の「すごいところ」を紹介。工場見学コーナーでは、日本最大級のアルミニウム工場や、ロケットの部品を作る工場へ。イラストいっぱいの「アルミニウム初めて物語」では、金銀よりもアルミが好きだった皇帝や、アルミを初めて見た日本人が登場します。月の砂から取れるアルミニウムの意外な活用法も面白い!「月刊Newsがわかる」で大人気のマンガ、アルミニウム特別バージョンもお楽しみに。どなたにもよみやすいふりがな付き。宇宙のことを考えたり、おうちでできる実験を楽しんだりしながら、アルミニウムを学びましょう。
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空をとぶいきものたちの、かわいくていとおしい生態!
☆『ざんねんないきもの事典』シリーズでもおなじみ、動物学者・今泉忠明先生の監修
世界中でくらす「空をとぶいきもの」たちのかわいい生態・暮らしぶりを1冊にぎゅっとまとめました。スズメやシマエナガなどの小鳥や、水鳥、陸鳥、フクロウやタカなどのもうきん類たちといった鳥類をはじめ、モモンガやハチやチョウまで、全63体のいきものを解説! 思わず笑顔になるほほえましい行動や、かわいい見た目に隠されたひみつなど、こどもからおとなまで、空を飛ぶいきものたちの驚くべき特徴を、たのしく学ぶことができる1冊です。
<おもな掲載いきもの>
シマエナガ、カナリア、ワシミミズク、ユリカモメ、スズメ、ハクチョウ、フエコチドリ、モズ、ウグイス、ハヤブサ、ライチョウ、ツバメ、ハイタカ、アオバト、オオサイチョウ、アホウドリ、オシドリ、メンフクロウ、オウギワシ、クマバチ、ニホンモモンガ、マレーヒヨケザル ...ほか。
【目次】
はじめに
Part1 まるもふかわいい
Part2 ゆるゆるかわいい
Part3 わくわくかわいい
Part4 びっくりかわいい
空のいきものを描いてみよう!
参考文献一覧
奥付 -
ウクライナ戦争から最新技術の動向まで、軍用ドローンの基礎と運用を徹底解説。初学者から専門家まで無人航空機の全貌がわかる決定版
原書は、有人航空機および無人航空機に深い知識と経験を持つ著者が、軍出身の査読者を迎えて完成させたものである。無人機の技術と運用の両面を同時に学べる、他に類を見ない内容となっている点が特徴である。また、世界最大の無人機関連団体である国際無人機システム協会(AUVSI)のデータベースを活用して編まれていることも、本書の大きな特長の一つである。この原書をもとに、各章を再構成し、日本語版では全5巻の分冊とした。本書はその第1巻にあたる。 -
鳥の雑学だけを集めた!決定版
本書は「鳥」について生物の雑学をまとめた一冊です。あなたは、生き物をどれくらい知っていますか?自然界は、私たちの想像をはるかに超えています。「え、そんなのアリ?」そう思った瞬間から、あなたはもうこの本の世界に足を踏み入れています。生き物の世界は、残酷で、美しく、合理的で、時に笑えるほど奇妙です。そこには、進化という名の“究極の戦略”が詰まっています。本書では、思わず誰かに話したくなる雑学だけを厳選しました。難しい専門用語はできる限り排除し、スキマ時間でも読める構成にしています。通勤中に。寝る前に。誰かとの会話のネタに。さあ、驚きと発見の世界へ。生き物の本当の姿を、のぞいてみませんか。目次はじめに〇鳥の雑学 113種類□ニワトリ□ハト□スズメ□カラス□ダチョウ□フラミンゴ□キツツキ□ツバメ□フクロウ□オウム、インコ、九官鳥□オウム・インコ・九官鳥□ハチドリ□鳥の雑学 その他おわりに -
ジャングルを駆け抜けろ! ディグスとチャールズのサバイバル技術が光る!
違法な森林伐採グループを追うダーウィン博士は
体力的に弱いチャールズを心配し、サバイバル経験豊富なディグスをよんでいた。
ディグスとチャールズはバディを組んでグループを追うが、
ジャングルの中には想定外の危険がいっぱいで――!?
『どっちが強い!?』シリーズの主人公ジェイクの父ディグスとチャールズの
大自然と動物たちを守るための冒険が今始まる!!
(C)2020 KADOKAWA GEMPAK STARZ All rights reserved. Original Chinese edition published in Malaysia in 2020 by KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN. BHD., Malaysia.
Japanese translation rights in Japan arranged with KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN. BHD., Malaysia.
Japanese translation (C)2024 by KADOKAWA CORPORATION, Tokyo.
2024 KADOKAWA CORPORATION,Printed in Japan -
イスラームは天文学を必要とし、天文学はイスラームなくして発展し得なかった。
論証と幾何学により天文現象をモデル化しようとした古代ギリシアの試みは、2世紀エジプト・アレクサンドリアのプトレマイオスに受け継がれ、その主著『アルマゲスト』において、天動説による宇宙モデルはひとつの完成を見た。
しかし、その後のローマ帝国において人々が必要としたのは、天文学という知的探求そのものではなく、占星術とホロスコープであり、星々の位置を定める手段のみであった。ギリシア科学やプトレマイオスによる幾何天文学を展開・発展させる者がヨーロッパ世界において現れるのは、コペルニクスの登場まで待たねばならなかった。
だが、地動説を打ち立て天文学のみならず科学を大きく転回させたコペルニクスは、明らかにプトレマイオスの天文学を受け継いでいた。7世紀には断絶を迎えていたはずの幾何天文学は、16世紀のコペルニクスまで、いかにしてたどり着いたのだろうか。
実は『天球回転論』では、サービト・イブン・クッラ、バッターニー、ザルカーリー、イブン・ルシュド、ビトルージーらイスラーム世界の学者への言及がされている。コペルニクスは、イスラーム地域の天文学者たちの成果を、参照すべき先人の業績とみなしていたのである。
イスラーム世界、とりわけアッバース朝では、それまでのペルシアの伝統を受け継ぎ、翻訳事業を振興し、占星術を重視した。他方で、異教徒との議論において自らの教義の正当性を揺るがぬものとするため、世界の仕組みについての合理的な説明を厳密に組み立てる「論証」が求められた。そうした要請のもとイスラームの学者たちは、古代ギリシアやインドの知的達成に学び、その中でプトレマイオスは再発見されたのである。さらに彼らは、天体モデルの整合性を追究し、観測結果に基づいてプトレマイオス天文学の修正を目指し、より厳密な幾何天文学を構築しようとした。その集大成を、地動説という形で成し遂げたのがコペルニクスだったのである。
コペルニクスの登場が近代天文学、ひいては近代科学の始まりであるとするならば、イスラームによる天文学研究は、近代科学の礎となる重要な活動であったと言える。
本書は、イスラーム世界において天体への考察が科学として磨き上げられていった歴史を、簡明かつ鮮やかに描き出すものである。
*本書の原本は、2010年に岩波科学ライブラリーより刊行されました。 -
現代社会は、AI・金融・データ・教育・医療などあらゆる領域で限界を迎えつつある。本書は、線形文明の構造を読み解き、その先に現れる新しい文明の姿を描く。中心となる概念は「共鳴循環経済」と「人間重心文明」。経済・社会・都市・教育を人間と地球の循環から再設計し、人類が能動的に文明転換へ進む道筋を提示する文明論。
AI、データ経済、金融資本主義、都市集中、教育制度、医療の高度化――現代社会は高度に発展した一方で、さまざまな限界を迎えつつある。精神疾患の増加、社会の分断、環境問題、そして人間の意味の喪失。それらは個別の問題ではなく、文明の構造そのものが転換点にあることを示している。本書は、現代文明を「線形文明」という視点から読み解く。資源を採取し、生産し、消費し、廃棄するという一方向の構造。競争と拡大を前提とする経済システム。貨幣を中心に組み立てられた社会制度。この構造がどのように成立し、なぜ限界に近づいているのかを、経済・医療・教育・社会現象など多角的な視点から分析する。その上で本書が提示するのは、次の文明の可能性である。それが 「共鳴循環経済」 と 「人間重心文明」 である。共鳴循環経済とは、人間、社会、自然が互いに影響し合いながら価値を循環させる経済構造である。共鳴企業、共鳴金融、共鳴教育、共鳴都市など、社会の各領域を循環構造として再設計することで、経済は単なる利益競争ではなく、社会価値を生み出す仕組みへと変化する。さらに本書は、文明の重心を貨幣から人間へと移す「人間重心文明」を提示する。そこでは人間は単なる労働力ではなく、創造する存在として社会の中心に置かれる。文明転換は自動的に起こるものではない。それは人類の選択によって形づくられる。共鳴循環への移行は、革命ではなく、社会のさまざまな場所で静かに始まる変化の積み重ねである。外側の拡大から内側の価値へ。競争から共鳴へ。線形から循環へ。本書は、現代文明の構造を読み解きながら、人類が次の文明へ向かうための思想と設計図を提示する。 -
二酸化炭素などには温室効果がある。しかし、それが地球温暖化へとダイレクトに結びついて理解され、その前提で地球の未来が議論されていることに著者は疑問を投げかける。温室効果ガスが気温を上昇させ、そのために降水量が増え、災害をもたらす異常気象もそこに原因がある……本当にそうなのか? なぜなら、科学は「気温が上がると雨が降る」とは言っていないのだ。
二酸化炭素などには温室効果がある。しかし、それが地球温暖化へとダイレクトに結びついて理解され、その前提で地球の未来が議論されていることに著者は疑問を投げかける。温室効果ガスが気温を上昇させ、そのために降水量が増え、災害をもたらす異常気象もそこに原因がある……本当にそうなのか? なぜなら、科学は「気温が上がると雨が降る」とは言っていないのだ。 -
深い自然のなかにいるとき、私たちの存在は満たされる。
川とは大地の命をつなぎ人々の絆を結ぶものなのだと、この本から教えられた。
――探検家・ノンフィクション作家 角幡唯介
メキシコにおける悲劇的な海難事故によって37歳で夭逝した、生態学のロックスター的な男がいた。
彼が歩いた道の先は、いまも多くの人が切り拓いている。
魚と環境のことを考え続けた、中野繁のことを知ってほしい。
河川生態学の最先端を切り開いた気鋭の研究者・中野繁さんとの出会いと別れ
境界を越える―それは自らの限界を乗り越えること。失われつつある自然との向き合い方、生態系の本質を知りたいすべての人に、ぜひ手に取ってほしい。(占部城太郎・東北大学名誉教授)
ファウシュさんが教えるアメリカの大学に留学し、やがて中野さんの門下生となり、両者を長く見てきた私は、本書こそファウシュさんの中野さんに対する渾身のレクイエムだと断言したい。(谷口義則・名城大学教授)
自然を相手とした野外での生態学研究の奥深さ・難しさが分かりやすく表現されている。そして何より、ヒトは川を愛するようになれるのか、という究極的な問いについて考えさせる一冊。(菅野陽一郎・コロラド州立大学准教授)
川に足を運ぶ目的が自然を感じることにあるのなら、本書はきっとあなたに満足をもたらすだろう。研究者がどのように川と生き物に向き合ってきたのかが細やかに描かれ、科学と感性が交差する豊かな世界が立ち上がる。(森田健太郎・東京大学大気海洋研究所教授)
【CONTENTS】
1 めざめ An Awakening
2 イワナの謎を追いかける Exploring the Mystery of Charrs
3 リバースケープ 川がもつ機能 Riverscapes How Streams Work
4 コルテス海の悲劇 Tragedy in the Sea of Cortez
5 『リバーウェブズ』 Riverwebs
6 干上がる川 Running Dry
7 米国西部のネイティブ Natives of the West
8 人にとって川とは For the Love of Rivers
9 未来のかたち What Is the Future?
エピローグ 中野繁が遺してくれたもの Epilogue Nakano’s Legacy
【著者】
Kurt D. Fausch(カート D. ファウシュ)
コロラド州立大学の魚類野生生物保全学科で名誉教授を務める。
2015年に、本書で自然環境をテーマとしたノンフィクション文学を対象とする
Sigurd F. Olson Nature Writing Award 受賞。
近著に、本書の続編である『A Reverence for Rivers』がある。
米国コロラド州在住。
【翻訳】
東 知憲(ひがし とものり)
東京外国語大学卒業(米文学専攻)。
アウトドア領域で活動する翻訳者・執筆者。
訳書はギーラック『トラウト・バム』(つり人社)、フィットロック『L. L. Bean フライフィッシング・ハンドブック』(翔泳社)、シュイナード他『シンプル・フライフィッシング』(地球丸)など多数。 -
暇つぶしに最適!面白い雑学
本書は『食のルールや決まり事』に関する面白い知識だけを厳選しました。食は、私たちが毎日当たり前のように触れているものです。知っているようで知らない食の世界を、雑学という形でまとめました。ちょっとした空き時間に読めて、会話のネタにもなり、読むほどに世界の見え方が少し変わる――そんな一冊を目指しています。食は、生きるためのもの。ですが同時に、文化であり、歴史であり、人間そのものでもあります。本書を通して、普段の食事や買い物、そして何気ない日常が、少しだけ面白く感じられるようになれば幸いです。目次〇食べ物の決まり事、ルールの雑学 90種類□食に関する雑学□食べ物人体の雑学 -
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定番教科書に,待望の改訂版が登場.初版の刊行から四半世紀を経て,アップデートされた新版として生まれ変わった.自動車用電池やリチウムイオン電池など,最新の動向を踏まえて内容を更新.環境・エネルギー問題との関わりも重視.紙面も2色刷に刷新され,より理解しやすくなった.学生から研究者まで,電気化学の基礎を学ぶための必読書. -
人気シリーズの宇宙版! わくわくがとまらないロマンに満ちた宇宙の魅力を、身近な話題から、天才科学者の逸話まで楽しく学べる一冊。
人気シリーズの宇宙版! わくわくがとまらないロマンに満ちた宇宙の魅力を、身近な話題から、天才科学者の逸話まで楽しく学べる一冊。天才物理学者ホーキング博士に師事した宇宙論研究者が、「太陽の本当の色」「星座占いを正しく行うには」などの身近な話題から、「銀河を覆うダークハロー」「巨大ブラックホールの謎」などのホットな宇宙論までを、わかりやすく面白く解説。一度読み始めたら止まらない!? 宇宙という無限の彼方へあなたをいざないます。文庫版、書きおろし「はじめに」も収録! ※本書は、2022年9月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。 -
なぜ、一般のビジネスパーソンにとって財務・会計の話は難しく感じてしまうのか? その多くが専門家にしか必要のない高度な知識まで知ろうとしていたことに原因があります。本書では、普段仕事をしていく上で“これだけ知っていれば大丈夫!”といったコンセプトのもと、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」といった財務会計の基礎知識や、「損益分岐点分析」「増し分利益」「直接原価計算」「付加価値」といった管理会計の基本について最低限のポイントをやさしく紹介していきます。※本書は2008年1月に東洋経済新報社より刊行された『「1秒!」で財務諸表を読む方法』を電子書籍化したものです。
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オトナになってからの学びは、楽しく深い!
■ご注意ください■
※NHKテキスト電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。■古代から基本的な人間の体のつくりは変わらないのに、人類を取り巻く環境は著しい変化を遂げた。その変化は「眠れない」「体が痛む」「認知機能が衰える」など、人体へ大きな影響を及ぼしている。
この先、ヒト研究は何を明らかにし、遺伝や環境の変化とどう付き合うべきかの答えを示す、衝撃の完結編。
■ナビゲーター:いとうせいこう
■講師:櫻井武/津田誠/佐々木裕之/斎藤通紀 -
この本は脳科学者の中野信子さんと、『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんによる対談本です。「人はなぜ、そんなことを思うのだろう?」「なぜ、あんな行動を取るのだろう?」「どうすれば人生をラクに生きられるのだろう?」といった疑問や思いについて脳科学の視点から中野さんに答えてもらいました。といっても、ちょっとクセの強いおふたりですので、一般的な脳科学の本に多い教科書的な良いことだけをまとめたような内容にはなっておりません。人間の陰の部分や心の底の本音、ちょっぴり言いにくいことまでもズバッとハッキリ語り合っていただいています。あなたの本当に知りたかったことが、ここに書かれているはずです。最近は少し息苦しさも感じる日本社会ですが、本書がしっかりと生き残るための参考になれば幸いです。
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たんていソーダと推理しながら環境問題も学べる。シュワッとしたソーダのようにクールで爽快な科学ミステリー第1弾!マカロン市長がつくったマカロンをとかした犯人はだれ?たんていソーダのシュワッとそうかいな推理が冴えわたる!
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雑木林の落葉や、動物の死骸、糞などを、土にかえていく生きものたちのはたらきを、精密なイラストとリズミカルな文章で興味深く紹介した科学絵本。落ち葉を細かくするダンゴムシ、けものの糞を土にかえすセンチコガネ、人気者のカブトムシ、きらわれもののミミズや、ちいさなちいさなトビムシ、ダニの仲間などなど、土づくりに一役買っている生き物たちが続々登場。雑木林を歩きたくなる1冊。
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食べ物だけで変わるダイエット
意志力ゼロでもするっと痩せる! ずぼら健康ダイエット「痩せたい。でも、つらいのは嫌だ。」そう思っているあなたへ。ダイエットと聞くと、多くの人が「厳しい食事制限」や「きつい運動」を思い浮かべるのではないでしょうか? まるでエベレストの頂上を目指すような、険しくつらい道のりを想像してしまう──そんなイメージを持っている人は少なくありません。でも、もし**「少しだけ食べ方を変える」「食材を選び直す」**といった、シンプルな工夫だけで、ラクに痩せて、しかも健康になれる方法があるとしたら……興味はありませんか?「そんなうまい話があるはずない!」そう思われたかもしれませんね。しかし、これは数多くの統計や研究によって、実際に効果が証明されている方法なのです。私自身、そして私の周囲の多くの友人たちも、この方法でダイエットに成功しました。しかも一時的なものではなく、リバウンドすることなく、今も理想の体重をキープし続けています。何度もダイエットに挑戦したけれど続かなかった方。「痩せたけど、すぐにリバウンドしてしまった……」そんな経験のある方にこそ、本書で紹介するこの方法を知ってほしいのです。間違ったダイエットによって、体重は減ったけれど、顔色が悪くなったり、疲れやすくなったり、老けた印象になってしまった……そんなケースも少なくありません。ダイエットの本来の目的は、「健康的で、魅力的な自分になること」ではないでしょうか?本書で紹介するのは、体に無理をかけず、自然に痩せて美しくなることができる方法です。**厳しい食事制限も、ハードな運動も必要ありません。**強い意志に頼らずとも、日々の暮らしの中で無理なく実践できる、唯一のダイエット法をお伝えします。あなたの「もっと健康的になりたい」「もっと美しくなりたい」という願いを、この本で叶えましょう。 -
隕石は小惑星からの贈り物
小惑星と隕石には太陽系ができたころの情報が詰まっています。彗星・流星・クレーターなど様々な天体現象を、最新の研究と多数の写真とともに解説したビジュアル図鑑です。 -
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300万部を突破した「なぜ?どうして?」シリーズが、絵本になりました。
「鳥はどうしてとべるの?」「花ははぜしおれるの?」など、こどもの素朴な疑問に答え、科学の大事なテーマをわかりやすく解説する絵本シリーズ第1弾。
美しいイラストで、いきものの生態や食物連鎖、生死や命についても教えていきます。
監修は、動物学研究者で知名度ナンバーワンの今泉忠明先生。
日本児童文芸家協会の作家による、やさしい語り口も魅力です。
7歳までに教えておきたい大切なことが、ぎゅっと詰まった1冊です。 -
なんでも「なぜ?」「なに?」とききたがる
かわいい子ねこといっしょに、宇宙のなぞを解き明かす!
子どもが知りたいぎもんの答えがココにあります
「月はどうやってできたの?」
「宇宙人はどこかにいるの?」
「ブラックホールってなんでもすいこむの?」
宇宙に興味をもった子から聞かれるぎもんは、大人にとってもなぞだらけです。
この本の主人公は、なんでもすぐに「なぜ?」「なに?」とききたがる、かわいい子ねこのにゃんた。ある日、にゃんたは宇宙を研究するいぬの博士と出会います。
にゃんたのぎもんに、やさしくこたえるいぬ博士のおはなしを読みながら、一緒に宇宙のなぞを解き明かしていきましょう!
《本書の特徴》
●見開き1テーマで、宇宙のなぞを解き明かす
ページをめくるたびに新しいふしぎ登場。次々と解き明かされる宇宙のなぞに、ワクワクしながら読むことができます。
《テーマ例》
月にウサギはすんでいる?
太陽はなにでできているの?
星はいくつあるの?
流れ星はどこからきたの?
火星人はいるの?
宇宙飛行士はなにしてるの?
ぼくも宇宙に行けるの?
宇宙はどんなかたち?
星はどうやってできたの?
宇宙はいつできたの?
●ビジュアルでわかりやすく解説!
各テーマに、理解を助けるビジュアルを掲載。図解はもちろん、実際の宇宙の画像もおりまぜ、宇宙への想像をふくらませることができます。
●かわいいキャラクターたちといっしょに学べる!
キャラクターデザインは、ビーカーくんシリーズなどで人気のうえたに夫婦。子ねこのにゃんた、イヌカワはかせ、友達ねこのミーコのかわいいイラストで、ちょっとむずかしい科学も親しみをもって学べます。
●対象年齢は5歳~小学生
5歳は読み聞かせ、小学生からは自分で読むことができます。理科で学ぶ内容の予習として使えるほか、学校では習わないような最新の宇宙理論までカバーしています。総ルビですが、宇宙用語などは漢字で表記することで、ちょっと背伸びした専門用語にも触れることができます。
●監修者は「宇宙教育の父」的川泰宣先生
はまぎんこども宇宙科学館館長、JAXA名誉教授で、ハレー彗星探査計画や小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトのメンバーとしても活躍した的川泰宣先生が監修。宇宙教育の父とも呼ばれる的川先生の監修で、宇宙について「やさしくこたえる」表現を工夫しています。 -
壮大な問いに、あらゆる学問を駆使して挑む。
「読む喜びに満ちた、不朽の業績だ」――リチャード・ドーキンス
なぜ、「あなた」や「私」がここにいるのか? この根源的で壮大な問いに挑むには、ひとつの学問だけでは足りない。ビッグバンから宇宙が始まり、星々が生まれ、地球が形成され、生命が誕生し、進化を経て人類が現れ、やがて「私」という意識が芽生える――。この一連、すなわち「138億年かけて起こったこと」を理解するには、化学、宇宙物理学、生命科学、進化学、遺伝学、生物学、脳科学、心理学など、あらゆる科学の知見を総動員する必要がある。本書は、そうした問題意識から生まれた、「ユニバーサル・ヒストリー」の書。科学が積み重ねてきた発見の数々を通して、「私たちの存在は偶然なのか、それとも必然なのか」を探究する。
【内容】
第1章 科学的に考える
第2章 時間の始まり――物理学の視点
第3章 すべては粒でできている――化学の視点
第4章 私たちのいるところ――地球科学の視点
第5章 命の出現――生命科学の視点
第6章 生命はすべての支配する――進化生物学の視点
第7章 意識の宿る場所――脳科学の視点
第8章 人類はなぜいまのようになったのか――古生物学と人類学の視点
第9章 あなたと私
第10章 なぜ私たちは存在するのか
訳者あとがき -
あらゆる物質はなぜこのようにあり、それらはどう移ろっていくのか。そうした私たちが住まうこの世界のありようを規定する基本原理の一つが、熱力学第二法則である。熱力学というと一般に数学的な説明を避けて通れないこともあり、どうしても難解な印象を与えがちだ。それに対して本書は、その基本となる考え方を、できるだけ数式を用いずに、かつ学問的な厳密性をいささかも損なうことなく、懇切丁寧に説明していく。『アトキンス一般化学』などの定評ある教科書でも知られるイギリスの物理化学者が、蒸気機関から生命現象まで多様なトピックを扱いつつ、熱力学の奥深さを説き明かした不朽の名著。
-
奪われた豊かな時間を取り戻せ!
限られた時間の中で、「すべきこと」「したいこと」がすべてできる科学的な方法
誰もが集中力を奪われている時代に、ハーバード、スタンフォードなど世界の最新研究から厳選した、本当に効果のある方法を紹介。
「やるべき仕事や勉強があるのに後回しにしてしまう」
「スマホに時間を奪われて趣味にも没頭できない」
そんな毎日が変わる一冊です。
※本書は、2019年に刊行された『ヤバい集中力』を改題のうえ、加筆・編集したものです。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
記憶とは一体何なのか,どこにどうやって保管されているのか,どうすれば記憶力があがるのか…….
誰もが一度は考えたことのある「記憶」の不思議を,心理学・脳科学の手法で解き明かせば,AIには真似できない「脳」の複雑なしくみが見えてくる.新書『まちがえる脳』の著者が平易な文章でつづる入門書. -
私たちの身体をつくる重要な栄養素、タンパク質。髪や皮膚、筋肉など身体の約20%を占め、健康維持に欠かせないが、その実態をご存じだろうか。
本書では、そのはたらきや役割に加え、歴史、最先端の研究、さらに効果的な摂取法までを多角的に紹介。タンパク質の驚くべき多様性とそのメカニズムに迫る。
図版も多数掲載し、奥深い世界をわかりやすく解説する。 -
【科学の好奇心を育てながら学べる防災絵本】
「地震ってなんで起きるの?」
「地球の表面は爪がのびる同じスピードで動いているんだ!」
「地球の中身って卵と似ているね」…など
おもろく科学・地学を知るからこそ、身を守るホンモノの力がつく!
大地変動時代に入った日本で、親子で何度も読みたい一冊。
保育園、幼稚園、小学校での読み聞かせにもぴったり!
子どもと大人が一緒に学べる新しい切り口の防災絵本。
京都大学の人気No.1教授がほんものの地学を、わかりやすく子どもたちに伝えます。
科学や地球がどんどん好きになって、一生ものの身を守る知識が身につきます!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
《子どもたちの疑問に答えるよ!》
◎地震はなぜ起こるの?
◎日本で地震が多いのはなぜ?
◎津波はなぜ起こるの?
◎火山はなぜ噴火するの?
◎日本に火山が多いのはなぜ?
◎いつ地震が起こるかわからないの?
◎ぼくたち、助かるの?
◎子どもが知っておくべき防災
◎日本は災害ばっかりなの?など…
☆巻末には大人保護者向けの最新の地学の情報とメッセージも
・今は1000年に一度の「大地変動の時代」
・南海トラフ巨大地震、首都直下地震に注意
・富士山の噴火の可能性も高い
・巨大地震は2030年代に起こる
・災害は短く、恵みは長い
・完全に防げないが、減災はできる
※この電子書籍は2026年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります -
私たちは、なぜ「前に進むほど苦しくなる文明」を生きているのか。成長・進歩・効率という正しさが、世界をどこへ連れてきたのか。本書は、線形に拡張し続ける文明の設計そのものを問い直し、“続かない構造”の正体と、円環的な生の回路への転換点を描き出す。これは思想書ではない。時代の設計図の読み替えである。
私たちは、なぜこれほどまでに「前に進んでいるはずなのに、どこにも辿り着けない」のか。成長、進歩、効率、拡張——それらは長いあいだ「正しさ」として疑われることなく、文明のエンジンであり続けてきた。しかし、気づかないうちに世界は、止まれない構造そのものに組み込まれてしまったのではないか。本書は、現代文明を動かしてきた“線形の設計”を根本から問い直す。なぜ私たちは「もっと、もっと」と進み続けなければならなかったのか。なぜ豊かさは、不安と分断と疲弊に変わってしまったのか。そして、なぜこの設計は、もはや「続かない」のか。ここで語られるのは、単なる社会批評でも、未来予測でもない。文明そのものが採用してきた“時間の使い方”“意味の配置”“成功の定義”といった、目に見えないOSレベルの設計の話である。線形に伸び続ける世界の裏側で、私たちの生、社会、関係性がどのように歪められてきたのか。そして、その設計を降りたとき、どのような「円環的な生の回路」が見えてくるのか。これは「新しい理想」を掲げる本ではない。むしろ、「これまで当然だと思っていた前提」を一つずつ外していくための本だ。世界が行き詰まっている理由は、私たちが怠けたからでも、失敗したからでもない。そもそもの設計が、最後まで行くと壊れるように作られていただけなのだ。「続かない設計」の正体を知ったとき、あなたの世界の見え方は、静かに、しかし決定的に変わり始める。 -
水や空気、食べ物を通して体内に入り込む有害化学物質PFOA
製造工場の周辺地域を汚染しても、責任を認めず補償に応じない大企業、行き場のない廃棄物が地方で放置され拡大する汚染、規制に及び腰の国と自治体、そして沈黙するマスコミ……
昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。
[内容紹介]
PFOAは、発がん性や幼い子どもの発達神経への影響など、人体にさまざまな影響を与える毒性物質だ。そうした影響は、米国ではすでに大規模な疫学研究で実証され、WHOなどの国際機関も認めている。日本でも、PFOAは2021年に製造・輸入が法律で禁止された。
しかし、法律で禁止されて3年が経った2024年も、毎週のように、全国各地で新たなPFOA汚染が発覚したというニュースが流れる。
毒性物質の後始末ができていないからだ。「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれるほど残留性が高いから、放っておけば解決する問題ではない。
汚染場所は、PFOA製造工場があった地域はもちろん、吉備中央町のように「PFOAの捨て場」になった土地も含まれる。捨て場に関しては、どこに存在するのかがほとんど判明していない。あなたの住むまちかもしれない。水や空気、食べ物を通して体内にPFOAを取り込んでいるかもしれない。一体どう、PFOAの後始末をするのか。一体誰が、汚染の責任を取るのか。
本書では、昭和の凄惨な化学物質公害の歴史をなぞるように起きる、令和の公害を追う。この国に存在する、「公害温存システム」を紐解く。 -
魔王の力で火星をテラフォーミング! サイエンス×ファンタジーコメディ!
同族から追放され、勇者によって封印された魔王が、悠久の刻を経てついに復活! 目覚めた場所は荒野で、真っ暗な空には星が瞬き、心なしか空気が薄くて、なんだか体が軽いような……。気を取り直して勇者の気配を探ると、どうやら空の遥か彼方にある青い星にいるようで──? ここがどこかはわからないけど、とにかく勇者を倒すために魔王奮闘!! -
身近なギモンから、からだのしくみを知り自分を大切にすることを学べる本。・からだの内外の働き、病気と健康の関係がわかりやすいイラストで伝わる!・『プライベートパーツ』など、4歳から伝えたい性教育テーマも収録!・『どんなうんち?』チャート、『おならは大切』小話など、楽しく学べる工夫がいっぱい!「からだの中はどうなっているの?」「おへそはなぜあるの?」「かぜを引くとどうなるの? 」など、子どもの身近な疑問から、人体の働きをわかりやすく学ぶことのできる図鑑です。動物学者の今泉忠明先生監修のもと、動物との比較で人のからだの特性を知ることができます。チャートやクイズも満載なので、楽しくからだのしくみを学べます。「プライベートパーツってなあに?」の性教育テーマを収録していることも本書の特徴の一つです。子どもたちの「自分を大切にする」意識を育む一冊です。
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花を咲かせない? 受粉しない? 種子をつくらない? 驚きと不思議に満ちた植物の生殖について、さまざまな植物を例に取り上げながら余すことなく紹介する、植物の奥深さを楽しめる一冊。
電子書籍版では、植物の写真をオールカラーで掲載!
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植物はこうして命をつないでいる!
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虫が来ないときに備える
あえて咲かない
受粉しない
虫と風どっちも味方にする
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身近に生えている植物なのに驚きと発見の連続!
知られざる受粉のしくみと見事なまでの繁殖戦略!
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■もくじ
【1】花の旅のはじまりに
いろいろな花/花の誕生/花のつくりの基本/花が咲くのは何のため?/受粉から受精に至るプロセス/送粉のしくみ/送粉者/送粉者を誘い寄せる花/自家受粉と他家受粉/送粉シンドローム
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【2】ほかの花と結ばれるしくみ
自他を見分ける/タイミングをずらして交わらない/ 離れていれば交わらない/異なるタイプとつながる/ 花の左右が違う/究極の戦略は広がらない
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【3】虫いらずのしくみ
目立たなくていい/咲かずに実を結ぶ/来るものは拒まず、来なくても構わず/イネを知る/じつは二刀流も多い
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【4】クローンで殖えるしくみ
クローンの種子で殖える/体の一部で殖える
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【5】花蜜をめぐるしくみ
ただ甘いだけじゃない/花は送粉者だけのものではない/花蜜のありかへ導く/穴をあけて盗む/花蜜に毒を混ぜる
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【6】花蜜以外で誘うしくみ
胸部の筋肉がふるえる/植物だって熱をだす/子房を食べてもらう見返りに/あるある詐欺もいろいろ/大きくてよいこともある
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【7】まだある、見なれた花のしくみ
調和のとれた集まりで繁栄する/色の変化で知らせる/原始的ではない/この二刀流は古くて新しい -
本書は、遺伝子研究の成果を、分子遺伝学の基礎からゲノム科学の応用まで、一貫した視点で解説した教科書である。
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本書は、遺伝子研究の成果を、分子遺伝学の基礎からゲノム科学の応用まで、一貫した視点で解説した教科書である。これらの研究全体の蓄積は膨大なため、多くの大学カリキュラムではいくつもの科目に分割されている。
この分割が避けがたい原因には、地味でウェットな大腸菌の遺伝学と派手でドライなヒトゲノム学との毛色の違いという問題もあり、両者の滑らかな接続はかなり困難な課題である。しかし、ほかにも多くの科目を同時に学ぶ必要のある今どきの学生や、知的好奇心は旺盛ながら忙しい現代人には、この課題を克服した教材が必要であろう。
そこで本書では、遺伝子研究の基礎から展開までシームレスにまとめるため、下記の3つの工夫をし、理解の助けとした。
◆本書の特徴◆
1)第I部 基礎編と第II部 応用編を密な相互参照で結びつける。
前半と後半で関連する箇所を相互に結びやすいよう、多数の参照をカッコで示した。そもそも基礎から応用までを一冊に収め、単著で一貫させたことも、滑らかな接続に寄与している。
2)多数の「側注」で術語の意味・由来・変遷などを解説する。
歴史的事情から、遺伝学には多義的な学術用語も少なくない。また、生命科学の他領域との関連も深く、脇道にそれてでも解説すべき用語がたくさんある。それらを「側注」の形にまとめ、本文の流れはスムースに保った。
3)多彩な図表とイラストで視覚的な理解を助ける。
DNA分子は小さく、遺伝子概念は抽象的なため、初学者にはわかりにくい落とし穴もたくさんある。多彩でしかも統一のとれた図表と、感覚的になじみやすいイラストや写真を多用し、その問題点の克服に努めた。 -
〈みどりの猫〉シリルと少女ニノンが、時を越えて〈秘密の森〉を守る物語!
「森を助けて!」
森の奥へと足を踏み入れた少女ニノンと従姉弟のアトワヌは、不思議な茶色ネズミと緑色の猫に導かれ、誰も知らない秘密の図書室を発見する。
そこには、時を越えて書き換わる本と、森を救う鍵となる「テオ島」への謎が隠されていた。
だが、森では不気味な変化が起こり、茶色ネズミたちの陰謀が進行していく…。
森の未来を守るため、ニノンたちは異世界への扉を開いた───
◎不思議な森「アルカナム」の未来を託された「みどりの猫」シリルと少女ニノンの物語を通して自然の仕組みを学ぶ、新たなサイエンスファンタジー&エンターテインメント小説!
◎こどもと大人の森の教科書
森と生物の解説編(研究者による物語の科学的背景と用語解説)付き
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