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『歴史、徳間書店、1円~(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全240件

  • シリーズ13冊
    0770(税込)
    著者:
    わらいなく
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    【電子限定特典ペーパー付き】「江戸の三甚内(さんじんない)」高坂甚内・鳶沢甚内・庄司甚内の物語。関ヶ原の戦いから3年が経過した慶長8年(西暦1603年)大久保長安は群盗風魔党を打倒すべく、希代の盗賊として名を馳せる高坂甚内を呼び寄せる。甚内たちと風魔一族の壮絶なる闘いが、今幕を開ける!!
  • シリーズ4冊
    0770(税込)
    著者:
    武原旬志
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    【電子限定特典ペーパー付き】13世紀初頭フランス・ブルターニュ地方、紋章官トマはおぼつかない足で戦場を駆け巡っていた。戦も終わり彼の次なる使命は怪我を負った主より言い渡された、領主ブルターニュ公の花嫁探し。花嫁を見つけるため主の旧友アンドレに会いに武芸大会へ赴くトマであったが、待ち受けていたのはアンドレの名を語る別人。しかし、そのアンドレはトマが本来探していた花嫁本人であった…! なぜか男の姿で武芸大会へ出場していた彼女に問いただすも門前払い、しかも目的は領主ブルターニュ公への復讐と分かり…。
  • シリーズ4冊
    836847(税込)
    著者:
    夢枕獏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    そなた、もしかして、あれが見ゆるのか……女院は不思議そうに言った。
    あれ!? あの影のようなものたちのことか。そうだ。見えるのだ。あのお方にも、見えるのだ――。
    のちの西行こと佐藤義清、今は平清盛を友とし、北面の者として院の御所の警衛にあたる若き武士。ある日、美しき箏の音に誘われ、鳥羽上皇の中宮、待賢門院璋子と運命の出会いを果たす。たちまち心を奪われた義清であったが……。
    著者渾身の大河伝奇絵巻、開幕!
  • シリーズ4冊
    550660(税込)
    著者:
    安彦良和
    レーベル: RYU COMICS
    出版社: 徳間書店

    人気アニメーターから、徳間書店の旧「リュウ」誌上で『アリオン』を連載し、マンガ家へと転進した安彦良和が、徳間書店では14年ぶりとなる新刊コミックスを上梓。時は寛永十五年――島原の乱の終結からしばらく後、南洋上で水軍の一団を率いる青年、伊織はオランダ商船を襲う。首尾よく船を制圧し、お宝を奪い取るのだが、その際に船倉で歳若い日本人宣教師補と紅毛人の虜囚見つける……。安彦良和が以前から興味を持ち続けていたモチーフをついに漫画化! 安彦良和、ひさしぶりの歴史巨編!
  • シリーズ3冊
    781957(税込)
    著者:
    早見俊
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    早瀬菊之丞は南町奉行所定町廻り同心。容貌や身なりから人の性格や運命を判断する観相見の達人であり、骨相見を通じて敵の関節を外したり、針や指で急所を一撃する殺人技も身に着けている。八丁堀同心、早瀬家の次男坊だった菊之丞は次男坊の気楽さから盛り場を冷やかす内に旅芸人一座に加わって大坂に流れ着き、そこで観相見の達人、水野南北に師事した。江戸に戻ると父は他界しており、生真面目な兄の宗太郎が父の跡を継いでいた。だがその兄が何者かに殺されたため、同心となったのだ。手下の岡っ引き、薬研の寅蔵とともに日々の事件を解決しつつ、兄殺しの下手人を探索する菊之丞。江戸のシャーロック・ホームズ誕生!
  • 巷説寛永御前試合は虚構である。
    事実は、秀忠の次子・駿河大納言忠長の御前で行われた十一番の真剣試合が、その下敷きとなっている。
    その日、駿河城内には腥風悽愴と荒び、
    戦国生き残りを賭ける武芸者たちは、
    だが、無骨さゆえの生きざまが宿痾となって、
    だれもが破滅の淵へと疾走し、血海に斃れていった。
    日暮れ、人去った城内は寂として声なく、
    人心の倦厭の気のみ残されていたという。
    時代巨篇。大人気コミック「シグルイ」(漫画/山口貴由)の原作小説!
  • シリーズ5冊
    9901,023(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    木藤家のお役目は御膳奉行。将軍が食する前に料理の味見をして、毒が盛られることを未然に防ぐ、言わば毒味役である。またの名を、鬼役。しかし、当主・多聞の妾腹の子・隼之助は、町人として市井に暮らしていた。不満を抱えつつも、お節介な年寄りや友人たちのおかげで長屋暮らしにも慣れてきた矢先に、父の命令が。塩問屋の山城屋に奉公することとなった……。
  • 891(税込)
    著者:
    矢野隆
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    次郎長一家に突然やって来た旅の博徒、皐月雨の晋八。敵に囲まれた森の石松に加勢したことがきっかけで、一家に草鞋を脱ぐことになった。大政に素性を問われても笑顔でかわすばかりで謎は残る。しかし、武闘派で鳴らした石松が「強ぇ」と感嘆するほど、とにかく腕が立つという。折しも、次郎長一家は甲州の卯吉一家と抗争の真っただ中。即戦力として一家の客分となるが――。無慈悲に血の雨を降らすこの男、いったい何者なのか!?
  • シリーズ2冊
    781913(税込)
    著者:
    沖田正午
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    出羽国松越藩の外様大名・伊丹阿波守長盛が、継嗣のないまま急逝した。このままでは御家は無嗣子改易の憂き目に遭う。
    長盛の「深川黒江町に跡継ぎが…」といういまわの際の言葉に、江戸家老高川監物たちは必死の探索を続ける。そしてようやく探し当てた男は、なんと二百人の配下を持つ博徒の親分だった!
    文字通り裸一貫のどん底から這いあがったこの破天荒な男・鶴松は、外様とはいえ一万石の大名の家督を継ぐことに迷いもあった。
    家中の説得に半ば腰掛けのつもりで引き受けたが、藩経営の様々な課題に、気風と度胸とほとばしる才覚で果敢に立ち向かってゆく。
    〈書下し任侠大名一代記〉
  • 数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。
  • 990(税込)
    著者:
    鈴峯紅也
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    山本音吉は、天保三年に弁才船で出航した。しかし船は難破。漂流後、辿り着いたのは異国の地であった。帰国することも許されず、音吉は海外で生き抜くこととなり……。
    日本人として初めて英国に立ち、一流商社で才を発揮した山本音吉=ジョン・М・オトソン。日英和親条約の締結にも尽力、福沢諭吉にも影響を与えながらも、ついに故国に帰ることのなかった男の烈々たる生涯を描く。
  • 2,090(税込)
    著者:
    天羽恵
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    第6回大藪春彦新人賞を受賞した天羽恵、凄烈なるデビューへ!
    御役目は必殺!?刺客となった少女と人斬れぬ御供の武士。死への旅路の果てにあったのは……。
    仇討ちに謀略。なんと贅沢なエンターテインメントだろう。――今野敏
    自らの生を賭して足掻くことは、かくも切なく美しい。――澤田瞳子

    「無念を晴らす為やったら、鬼にでも夜叉にでも、喜んでなったる」
    道場剣一筋の真木誠二郎は、裏目付の佐野に見込まれてある御役目を言い渡される。尊王攘夷派の黒幕を誅殺すべく、江戸から京まで刺客の供をせよというのだ。
    鬼のような刺客と聞いて生来の臆病者である誠二郎は怯えるが、現れたのは年端もいかない少女・美津だった――。
    時代小説に新風を起こす業火の仇討ち旅が始まる!
  • シリーズ3冊
    770814(税込)
    著者:
    上田秀人
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で不審な書物を発見する。「土芥寇讎記」――諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推測した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。白羽の矢を立てられたのは小人目付として諸国探索経験のある射貫大伍。命を懸けた至難の隠密調査が始まった!
  • シリーズ2冊
    825968(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    品川宿にたどり着き意識を失った黒書院直属監察官・桜伊銀次郎。
    毒矢を射られて生死の境をさまようが、ついに意識が戻った。
    黒鍬衆の隠宅で、女黒鍬の頭領・加河黒兵の手厚い看護をうけ、順調に回復していたなか、幼君・徳川家継が見舞いに駆け付けたのだ。
    将軍剣術指南役・柳生俊方ら柳生衆も同道していたが、帰途、白装束に白覆面の賊に襲われたのだ!
    しかも幼君が乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに!
    阿修羅と化した銀次郎剣が炸裂する大河シリーズ第3期スタート!
  • 中国史はなぜわかりにくいのか? 国名も違えば、民族も違う――それなのに「中国5000年」の歴史などという真っ赤な嘘をつくからわからなくなる。
    日本では歴史教科書で中国という国の歴史がずっと続いているように教えられているが、中国という国があったわけではない。皇帝たちがそれぞれ異なる国をつくって、その国が交代しただけなのだ。
    例えば、フランス大革命でブルボン王朝が倒れたが、フランスがフランスであることは変わらなかった。しかしシナの最初の皇帝である始皇帝のあと、武帝が建てた漢はまったく別の国家と見なければならない。そう考えると中華人民共和国はわずか70年の歴史しかないことになる。
    本書は、始皇帝、漢の武帝など古代シナの皇帝たちから、元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝など歴代皇帝たちの治乱興亡を中心に、これまでの通説を根底からくつがえし、日本人には想像もつかない誤解もプロパガンダもたっぷりのシナの歴史の謎を解明する。まったく新しい中国史がここから始まる。
  • 遊廓、岡場所、赤線・青線、三業地、風俗街と、時代とともにその呼び名は変わっても、日本各地に「色街」は存在している。都市整備や当局の摘発によって、たとえ男たちを誘う妖しい紅燈が消え、色香と憂いを漂わせる女たちが去ったとしても、街の片隅には痕跡が残り、いまだ人々の記憶の中で息づいているものだ。そんな色街を著者が訪ね歩き、関東近郊40か所の現在を活写した力作。歴史探訪を趣味にしたい人には必携のガイドブックでもある。
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者:
    早見俊
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    闇を縫い、薩摩藩邸に潜び込んだ一人の男。名は水野金五郎、時の将軍側用人水野出羽守忠成の妾腹だ。水野家家老土方縫殿助の依頼で抜け荷の証拠を掴もうとした金五郎は、琉球衣装の美しい娘に見とれるうち敵に見つかり逃げる羽目に。数日後、金五郎は侍たちに取り囲まれた娘を助ける。娘は金五郎が見とれた琉球王朝の姫だった。将軍の側室になるのを拒み逃げた姫を匿うことになったが…。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者:
    早見俊
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    駿遠三の太守・今川義元のもとで武勇を誇った戦国武者・本条軍兵衛直隆。桶狭間で主を討たれた軍兵衛は国元を離れ妻・光江を連れて流浪の旅に。商家で賑わう自由都市堺にようやく流れ着いた。軍兵衛は堺の警護役のたばね、守護番頭として食い扶持を得るのだった。豪商小西の荷駄の警固役で腕を振るなど傭兵働きのさなか、風雲急を告げる美濃・稲葉山城の様子を知る。そして不遇をかこつ名軍師・竹中半兵衛に稲葉山城乗っ取りの助力を請われるのだった。
  • シリーズ3冊
    792924(税込)
    著者:
    田中啓文
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    売れない絵師の家に
    厄病神が同居!?

    貧乏で災難続き、
    おまけに事件まで……

    大名家のお抱え絵師だった葛幸助は、
    今、大坂の福島羅漢まえにある
    「日暮らし長屋」に逼塞中だ。
    貧乏神と呼ばれ、筆作りの内職で糊口を凌ぐ日々。
    この暮らしは、部屋に掛かる絵に封じられた
    瘟鬼(厄病神)のせいらしいのだが、
    幸助は追い出そうともせずに呑気に同居している。
    厄病神が次々呼び寄せる事件に、
    福の神と呼ばれる謎の若旦那や丁稚の亀吉とともに、
    幸助が朗らかに立ち向かう。
    (書下し痛快時代小説)

    第一話 貧乏神参上
    素丁稚捕物帳 妖怪大豆男
    第二話 天狗の鼻を折ってやれ
  • 935(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ささいな喧嘩がもとで無役となった旗本・具舎平四郎。
    かつて門弟四百二十六名を誇る一刀流剣法・古賀真刀流総本山で腕を磨き、ともに最高位を極めた芳原竜之助とは竜虎と称された仲。
    今は日暮坂道場を主催する竜之助が道場の手伝いを頼みがてら平四郎宅を訪ね、平四郎の妻・早苗を交えて旧交を温めた。
    竜之助を送った帰途、夫妻に襲いかかった恐るべき惨劇! 五人の凄腕剣士が二人に襲いかかり、妻をかばった平四郎は惨殺され、妻・早苗は意識不明の重体に!
    竜之助は復讐を決意、探索を始めた。次第に明るみに出た古賀真刀流『源流』の無念と悲惨。
    竜之助はついに秘剣「右肘斬し」で復讐すべく立ち上がった! 
    娯楽剣戟文学史上に屹然と立つ「門田泰明時代劇場」の新開眼ここに!
  • 1,870(税込)
    著者:
    澤田瞳子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    小さな出来事が積み重なって月日は過ぎ、我々の日常は歴史になる。その一隅に今、私は短い尻尾を揺らして暮らしている――
    『京都はんなり暮し』から15年ぶり、作家デビュー後は初となる澤田瞳子氏のエッセイ集。生まれ育ち、今も暮らす京都。食を楽しみ、旅に心惹かれ、美術・芸術を愛し、遊休の歴史に思いを馳せる。そして、それらすべてのことが物語を紡ぐ糧となる。
    「知らないことを知るのが大好き」という著者が出会ったさまざまな出来事をウィット溢れる文章で描く。
  • 戦乱で親を失った少年・神照庚丸は、養い親の僧侶・浄林の縁で大坂城に上がり、豊臣秀頼の奥小姓となった。
    折から迫る徳川家康の圧力。秀頼に取り立てられ若武者となった彼は、関ヶ原の戦いを生き延びた島左近を軍師に迎え、戦場へ向かうことに……。
    「大坂の陣」での庚丸の命運は? そして、彼は一体、何者なのか?
    『星界の紋章』シリーズなど、壮大なスペース・オペラで人気の、SF界の鬼才が描く歴史時代エンタテインメント!
  • シリーズ3冊
    836(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    生田数之進は経理に明るい若き侍。
    勘定方として諸藩に入り込み、内情を探る幕府の御算用者だ。
    相棒の剣の練達者・早乙女一角も、殿様に仕える小姓として同じ藩に入り込む。
    二人を指揮するのは幕府・両目付の鳥海左門。
    左門の目的は問題のある大名を取り潰さずに、藩財政を立て直して生かすこと。
    一方、老中・松平信明は左門の足をすくいにかかる。
    幕府内の確執、潜入先の藩の内政不安を前に、数之進と一角は使命を果たそうと手をたずさえて突き進む。
  • アメリカの南北戦争で傑出した活躍をし、あるいは奇談を引き起こした海軍少将サムエル・スイード・デュラン。名家の出身で偉丈夫の彼は、なんとニンジャに憧れていた! 折しも、遣米使節団が立ち寄ったボルチモアで、村垣淡路守の摩訶不思議な挙動に惹きつけられていく。西洋文明に取って、未知な国ニッポン。異文化交流で起きることとは……「万延元年のニンジャ茶漬け」。京都で捕まったどろぼうに接見した女性弁護士は、彼の素性を探ると……「太秦の次郎吉」。さいたま出身だが、京都に憧れ大学に通ったのに、就職で神戸に住むことになった女性に巻き起こる騒動とは……「鈴蘭台のミモザ館」。デビュー作の『秘剣こいわらい屋』や『まぼろしのパン屋』で描いてきた、ちょっとコミカル、あったかくて、微笑ましい人間たちを、虚実織り交ぜて描かれる不可思議な三つの物語!
  • 三歳にして生母と別れ、その三年後には父の許をも離れて織田信秀、さらには今川義元の人質として過ごさなければならなかった不遇の少年・竹千代こと、後の徳川家康。
    しかし、天下を取るために必要不可欠であった堅忍不抜、冷静沈着の精神はこの頃に培われたものだった。
    常に選択を迫られつつ戦国の世を生き抜き、武士の最高位ともいえる征夷大将軍から、東照大権現として神の位まで昇り詰めた家康の生涯七十五年の全貌に鋭く迫る傑作長編。
  • 小弓公方の家に生まれ、美しく武芸にも優れた足利嶋子。だが関白豊臣秀吉の小田原攻めで北条方についた夫の塩谷惟久は出奔。仕置のため宇都宮に来た秀吉に、嶋子は足利家再興を願い出る。その聡明さを認めた秀吉は、嶋子を側室として迎え入れる。一方、父の逝去によりわずか九歳で古河公方となった足利氏姫は、お家復興を願う嶋子の弟、足利国朝に嫁ぐ。だが国朝は病死。氏姫はその弟である頼氏と再婚し、喜連川家誕生の架け橋となった。豊臣秀吉による関東・奥州仕置、関ヶ原の戦いに勝った家康の幕藩体制強化。ふたつの大きな危機を乗り越え、小藩存続に尽力したふたりの姫の「女子の戦」を描く。
  • シリーズ4冊
    825935(税込)
    著者:
    宮本昌孝
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    十一歳で室町幕府第十三代将軍となった足利義藤(のちの義輝)。
    その初陣は惨憺たるものだった。敗色濃厚の戦況に幕臣たちは城に火を放ち逃げ出した。少年将軍は供廻りだけで戦場に臨むも己の無力に絶望する。
    すでに幕府の権威は地に墜ち下剋上の乱世であった。窮地で旅の武芸者の凄まじい剣技を目撃した義藤は、必ずや天下一の武人になると心に誓う。
    圧倒的迫力の青春歴史巨篇、新装版堂々の開幕!
  • 三河以来の直参旗本の大久保家。徳川家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕え、天下の御意見番として有名な彦左衛門。
    その末裔は、なんと子沢山の大家族。
    直参といえど、豊かな生活ではなく、かなり厳しい。でも、当主の機転と才覚、女房の明るさで、乗り切っていく。
    幕末の天災飢饉や諸外国の来訪で混乱した世の中を、逞しく生きていく大家族を描く、書下し痛快時代小説。
    新シリーズ開幕!
  • 1,584(税込)
    著者:
    あさのあつこ
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    人に揉み治療を施すのがお梅の生業。お梅に揉んでもらうと、身体の重みや痛みがスッと消えると言われ、大評判!申し込めば半年先になるとか。ある日、お梅の仕事を手伝っているお筆が、「瀬戸物屋今津屋のお内儀、お清さん具合が気になる」とのこと。今津屋にはお清を苦しめる事情が渦巻いていたのだった――。
  • 京都の幕府直轄御薬園で働く女薬師・真葛。
    亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。
    木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。
    妹の亥とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗。
    その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。
    身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。
    当代の人気女性作家が、己の生きる道を自らの腕と業で切り開く女性職人の凛々しさを巧みな筆致で活写した、傑作時代小説アンソロジー。
  • シリーズ5冊
    660(税込)
    著者:
    瀬川貴一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    里見梧郎は、主筋にあたる旗本家との諍いで、火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵の預かりとなった。そして、「居ると気づかせない人になれ」と言われ、書誌役を任ぜられる。
    ある日、押し入った先を皆殺しにする強盗事件が起きた。調べ始めた矢先、北町奉行所の“真犯人は主人に遺恨のある元使用人”という明らかな嘘で、事件を横取りされてしまう。
    梧郎は、真相を隠密裡に探り始めた。
  • 同心や与力たちは微禄ゆえに、町人からの袖の下を貰い、不正には目をつむり、あまつさえ懐を肥やすことを考える。
    そんな腐敗した奉行所の中で、仕事一途ゆえに煙たがられていた同心の山沖征四郎。
    家庭を顧みることもなかったが、二十五年連れ添った妻が病死したことで、生き方を変えてみることにした。それは「死神」から「生仏」に変わったと陰口されるほどの変貌ぶりだった。
    しかし、掏摸の男から預かった密書をきっかけに事件に巻き込まれて……。
  • 御祐筆見習いの里見梧郎は、元上役で火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵宣以が病に伏せっていると聞き、見舞いに訪れた。
    平蔵は医者にもかからず、強がりを見せている。そして梧郎に、ケリをつけたはずの事件に残る気がかりを記した残心帳ともいうべきものを見せた。
    日々の仕事に飽いていた彼は、その中の七年前の押し込み事件で、捕縛しそこねた犯人に注目し、探索することを請け負い…。
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者:
    瀬川貴一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    初めて惚れた女は、初めて治せなかった患者だった―
    無常を感じ、医術を捨てたはずが、落ちぶれた今では、表沙汰にできぬ傷病を金次第で治しては口を糊している沢木浩太郎。
    快復の望みない者を永眠らせる仕事を始めた小間物屋のお遼。堅気となった経緯を、かたくなに口を閉ざして話さない元伝説の盗賊木鼠の佐七。それぞれ事情ありの三人がこの世にはびこる悪人どもを一刀両断する。
    書下し武侠小説。
  • 1,001(税込)
    著者:
    井川香四郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    西郷隆盛ら幕末の薩摩藩士たちが尊敬・崇拝していただけでなく、今も尚、鹿児島の人たちに愛される戦国時代の猛将として名高い島津義弘。
    信長、秀吉、家康たちが台頭していくなか、鎌倉時代から続く島津家を存続させるだけでなく、広い視野で九州を平定しようとした島津義弘と兄弟たちを描く長篇歴史小説。
  • 江戸を騒がせる奇妙な大爆発。自然科学を武器に、親子バディがその謎に挑む!
  • 旗本から幇間(太鼓持ち)に転身し、旧主・徳川慶喜を付け狙った男の生涯を描く傑作時代小説!縄田一男氏絶賛!
  • 武士であることを捨てて長屋暮らしの赤木十四郎。
    面白いことが大好きで、型にとらわれない生き方を押し通す彼の裏の顔は、贋屋と呼ばれるニセ物作りの名人だ。
    人の心を踏みにじる悪党どもを相手に、精巧な贋作をでっち上げて悪巧みを暴き、地獄へ突き落とす。
    情にあついがゆえに侍を捨てた男が、世におもねらず自分の道を突き進んでゆく姿は爽快。
    登場する贋作に大拍手!
    しいたげられた人がニセ物で救われる勧善懲悪の時代小説。
  • シリーズ2冊
    781803(税込)
    著者:
    梶よう子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    弔いは、死者のためにするんじゃない。残された者のためにするんだ!

    「人の死で飯を食う。それがあっしの生業」
    江戸の新鳥越町二丁目に「とむらい屋」はあった。
    葬儀の段取りをする颯太、棺桶づくり職人の勝蔵、雑用の寛次郎、死者に化粧を施すおちえ、そして渡りの坊主の道俊。
    色恋心中、死産、貧困、自死、火事。さまざまな亡くなり方に対応していくとむらい屋の仲間。
    時に水死体を見るのが苦手な医者、巧先生や奉行所の韮崎宗十郎の力を借り、人の死を見つめる。
    十一歳の時、弔いを生業にすると心に決めた颯太。そのきっかけとなった出来事とは?
    江戸時代の葬儀と死を生々しく描いた弔いの時代小説。
  • 605(税込)
    著者:
    黒崎裕一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    材木問屋の主が斬り殺された。半壊した橋の修築を落札、工事を終えたばかりだった。
    怨みの筋と判断した定町廻りの左門は探索を開始。
    が、思うように捗らず、鏡心明智流の剣友、清四郎に助力を頼む。
    旗本次男坊の“お控えさま”が必殺の剣を揮う!
    書下ろし長篇。
  • シリーズ7冊
    605(税込)
    著者:
    黒崎裕一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    南町奉行同心神山源十郎は三河の代からの直参で、源十郎の代で九代目を数えた。
    阿片密売組織の罠にはまり、妻を凌辱されたばかりか、自身小伝馬町の揚屋に収監された。
    奉行の沙汰が下り、斬罪の裁決が決まった。
    しかし、男は死罪所で死ななかった。身代わりの罪人が死に、地獄の底から舞い戻ったのだ。
    一度死んだ男、死神幻十郎は楽翁と呼ばれる老人に迎えられ、闇の剣を疾らせるのだった。
  • シリーズ2冊
    605(税込)
    著者:
    黒崎裕一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    鷹狩りの用立てのほか、隠密も兼ねる鳥見役の乾清右衛門が何者かに斬殺された。
    探索に動く気配のない道中方や宿場役人に業を煮やし、真相を探りはじめた独り息子の兵庫は、金品を後ろ楯にした田沼の権勢にまとわりつく陰謀を突き止め……。
  • 徳川の城を盗んだのだ―
    一介の素浪人は腹の中で昂然とつぶやいた。
    厳重な警備をくぐり抜けて江戸城に忍びこみ、二百五十余年、一度も破られることのなかった御金蔵を破って、まんまと二千両箱二つを盗み出した漢、藤岡藤十郎を痛快に描く。
  • 17世紀末、海賊王キャプテン・キッドが遺した莫大な財宝──
    在り処を探る鍵はアイヌと和人の間に生まれた孤児・次郎が握っていた。
    義母殺しの汚名を着せられ、怪僧・天海の許、忍者修行を積んだ次郎は、父の遺品カムイの剣を手に、世界を股にかけた放浪の旅へ。
    刊行以来半世紀、多くのエンタメ作品に影響を与えた伝説の幕末冒険ロマンが令和に蘇る!
  • シリーズ3冊
    605(税込)
    著者:
    黒崎裕一郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    八代将軍・徳川吉宗の母、浄円院の逝去により、にわかに動き出した『お庭番』たち。
    薬込役の筆頭格、風間家の新之助が失踪した。
    佐賀鍋島藩を脱藩した刀弥平八郎や尾張の松平通春の命をうけた尾張柳生の使い手星野藤馬が奔る。
    江戸市中では、雲霧仁左衛門が暗躍する。
    徳川政権の謎に挑み、柳生の剣が煌めく。
  • シリーズ2冊
    825836(税込)
    著者:
    夢枕獏
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    時は安永年間、江戸の町では凶悪な強盗団「不知火」が跋扈し、「宮本武蔵」と名乗る辻斬りも出没していた。
    本所深川に在する堀河吉右衛門は、からくり師として法螺右衛門の異名を持つ人物。畏友の天才剣士・病葉十三とともに、怪異に立ち向かうが……。
  • 803(税込)
    著者:
    藤原緋沙子
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    北辰一刀流、千葉道場の主定吉の娘として生まれた佐那は十代にして免許皆伝、その美貌も相まって「千葉の鬼小町」と呼ばれていた。
    ある日、佐那が道場に行くといきなり手合わせを申し込まれた。土佐の坂本龍馬と名乗ったその男は、日本だけでなく世界を見据える広い視野を持っていた。
    そんな龍馬に佐那は次第に惹かれていく。龍馬もまた佐那に想いを寄せ、二人は許嫁として互いの家族も認める存在となった。
    京都へ赴く龍馬のために佐那は坂本家の桔梗紋入りの袷を仕立てるが、龍馬はそれに袖を通すことなく非業の死を遂げる。
    悲しみの中、佐那は袷の右袖をほどき、龍馬の形見とした――。
    「私の人生は、この袖に翻弄され、この袖に泣き、この袖に守られてきた――」
    大政奉還後の日本の道筋を作るため奔走した坂本龍馬。その許婚として龍馬を待ち続けた千葉佐那。
    運命に翻弄された二人の愛の物語。
  • 880(税込)
    著者:
    志木沢郁
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    毒を盛られた同門の朋輩を刃にかけてしまった竜崎竜次郎。
    師匠の悪謀に嫌気が差した竜次郎は剣術を捨て、生まれ持った味覚の才を活かす料理の道に生きることを決意する。
    戦国の世に「天下一味勝負」の旗を立てて、包丁の腕での仕官の途を求め諸国をさすらう。
    水、塩、酒を選び、出汁を磨いて山海の食材を目利きするのだ。
    刀と包丁の二刀で戦国の世を渡る元剣客の包丁人・竜崎竜次郎の味勝負腕試し!
    〈戦国グルメ小説〉
  • シリーズ4冊
    660(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    時は文政時代――。
    主人公は本所で口入屋を営む双六屋の若旦那。
    仕事を探して訪れる人々に、新たな勤め先を紹介している。
    しかし、若旦那が受け持つ客は、大店の元主、手癖の悪い男、身持ちの悪い女、博打好きな男などなど、「わけあり」の者ばかり。
    勤め先を紹介してやったものの、騒ぎが絶えないのが常。父親にはいつも怒られているが、柳に風と気にする風もない。
    人生は双六のようなもの。何度でもやり直せる。たとえ失敗しても、「いろは」からまた始めればいい。
    これが若旦那の口癖。双六屋の奉公人たちも、ご多分に漏れず「わけあり」な男揃いだが、みな若旦那を慕っている。
    困った客が引き起こす騒ぎに翻弄されながらも、懸命にそれを解決しようとする若旦那を、影から支えているのだった。
  • シリーズ3冊
    803847(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    息をのむ剣戟!

    銀次郎に迫る妖美の月光院!
    哀切と慕情が剣と化して烈しく舞う!

    大河シリーズ第1期の『侠客』全5巻に続く興奮の大河劇場『第2期』遂に開幕!

    宿敵・床滑七四郎との凄絶な死闘で負った瀕死の深手が癒え、江戸帰還を目指す銀次郎。
    途次、大坂暴動の黒幕で、前の老中首座・大津河安芸守(幕翁)が立て籠もる湖東城に、黒書院直属監察官として単独乗り込んだ!?

    一方江戸では、首席目付らが白装束に金色の襷掛けの集団に襲われ落命。
    その凶刃は、将軍家兵法指南役の柳生俊方にも迫った!
    壮烈にして優艶、娯楽文学の王道を疾走る大河シリーズ、『第2期』遂に開幕!
  • 江戸一番と評判の高い浮世絵師・宗次。
    あえて長屋住まいを続けているが、実父は紀州徳川家の二代藩主。
    撃滅剣と謳われた楊真流の遣い手でもある。
    宗次の剣は、江戸に渦巻く黒い欲望を斬り捨てるだけでなく、弱き者たちを励ます活人剣。
    奉行所同心や見目麗しい女将、長屋の仲間たちとの情感溢れるつきあい。
    一転、剣戟場面はページをめくるのももどかしいほどの迫力と凛冽が満ちる。
    「お待ちなせえ」「知らなえよ」「冗談じゃねえや」の三篇を収録。
  • 凶賊一味の残忍な押し込み強殺事件に震え上がる京。
    絶世の美と気品を兼ね備えた謎の剣客・松平政宗登場!

    娯楽文学の王道を極めた凄み!
    門田泰明時代劇場、炎艶の舞!

    凶賊・女狐の雷造一味による相次ぐ押し込み惨殺事件に震えあがる京。
    絶世の美と気品とを合わせ持つ剣客・松平政宗は東町奉行所同心・常森源次郎の必死の探索に協力を申し出る。
    謎を秘めた政宗にも絶えず闇の刺客が襲いかかり、やがて、居合い剣法の手練れ集団によって絶体絶命の窮地に陥る!
    剣戟文学の新たな地平を切り拓く撃的ベストセラー「門田泰明時代劇場」の神髄に酔う!
    上巻は第一章~第八章。
  • 謎の剣客・松平政宗が江戸へ!
    将軍にも忍び寄る闇の集団!
    娯楽文学の究極を目指す「門田泰明時代劇場」の原点!

    剣客・松平政宗が高柳早苗の遺骨を携えて訪れた江戸の町は、大名、旗本が浪人集団に襲撃される事件が続出し、不穏な空気に包まれていた。
    そんな中、政宗は若年寄・堀田正俊の留守宅が襲われる現場に遭遇したのだ。
    そしてかつて生死をかけて斬り合った柳生宗重と再会するも、その夜二人は、忍群の奇襲を受ける。
    やがて忍び集団の魔手は将軍・徳川家綱にも…!
    剣戟文学の新たな地平を切り開く「門田泰明時代劇場」の初期傑作長篇!

    上巻は第一章~第六章。
  • シリーズ5冊
    726814(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    老舗呉服問屋「京野屋」の隠居・文左衛門が斬殺された! 下手人は一人。悲鳴をあげる間もない一瞬の出来事だった。しかも最愛の孫娘・里の見合いの日だったのだ。化粧や着付け等、里の「拵事(こしらえごと)」を調えた縁で銀次郎も探索に乗り出した。文左衛門はかつて勘定吟味役の密命を受けた隠密調査役を務めていたという。事件はやがて幕府、大奥をも揺るがす様相を見せ始めた! 怒濤の第一巻!
  • 気品あふれる妖し絵を描かせれば江戸一番、後家たちが先を争ってその裸身を描いてほしいと願い出る。
    相場は一両。女たちの秋波をよそに着流し姿で江戸市中を闊歩する浮世絵師宗次、実はさる貴顕の御曹司。
    訳あって絵師に身をやつしているが、世の不条理には容赦せぬ。
    今宵も怒りの揚真流が悪を討つ。
    着流し剣客、ここに登場。傑作時代小説。
  • シリーズ2冊
    748770(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「ぜえろく」とは江戸者が上方者を嫌って言った言葉。その裏には、間近に朝廷を仰ぎ尊ぶ上方者の商才・政治力に対する江戸者のどうしようもない苛立ちがあるという…。

    大衆文学の神髄を極めた凄み!
    門田泰明時代劇場、炎艶(ひえん)の舞!

    寛文10年(1670)秋、京に続発した押し込み惨殺事件。
    東町奉行所の筆頭格同心・常森源治郎が事件の謎を追うが、同心仲間も次々と犠牲になり、探索は難航をきわめた。
    そんな中、美と気品を備え、凄まじい剣の腕を持った松平政宗と名乗る男の助力を得て犯人を追った。やがてオランダ人を母にもつ大宮窓四郎という男が浮上するが…!?
    大衆文学の荒野を激走する門田泰明時代劇場の神髄!
  • 拵屋の異名を持つ銀次郎は、大店のお内儀や粋筋の姐さんらの化粧や着付けなど「拵事」では江戸一番の男。
    だが仔細あって、雄藩大名、いや時の将軍さえも手出しできない存在だった。
    その裏事情を知る者は少ない。
    そんな銀次郎のもとに、幼い女の子がひとりで訪ねてきた。母上の仇討ちを助けてほしいという。
    母娘の頼みを引き受けた銀次郎は、そうとは知らず修羅の道を突き進んでいく。
  • 946(税込)
    著者:
    門田泰明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    娯楽文学の王道を貫く門田泰明時代劇場の神髄に酔う!

    寺音肥前守武念(じおんひぜんのかみぶねん)――神楽坂に無傳一刀流の大道場を構える白皙にして容姿端麗な剣客だ。
    門弟は三百人。
    拵屋の銀次郎が偶然知り合った美咲・京の母娘は夫と義父を謀殺した寺音を追って長崎から江戸に移り困窮に喘いでいた。
    次第に明らかとなる寺音の悪行に、ついに銀次郎の刃が一閃した!
    特別書下ろし中篇「黄昏坂七人斬り」他、門田泰明娯楽文学の神髄が堪能できる、待望の中・短篇集成!

    黄昏坂 七人斬り
    悠と宗次の初恋旅
    思案橋 浮舟崩し
    苦難をこえて
    くノ一母情
    残り雪 華こぶし
    の全6編!
  • 目に余る横暴、このままにはしておけぬ。田沼意次に反旗を翻した松平定信は、大奥を取り込むことで田沼失脚を画策。腹心のお庭番を差し向ける。
    危難を察した大奥も黙ってはいない。表使い大島が、御広敷伊賀者同心御厨一兵に反撃を命じた。
    幕府二大権力、そして大奥女中たちの主導権争いが激化。事態が混迷を極めるなか、忍びの誇りをかけた死闘が始まる! 
    疾走感あふれる痛快時代活劇。〈新装版〉
  • 847(税込)
    著者:
    鈴木英治
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「海道一の弓取り」と称された今川義元。
    幼いころに仏門に出され、師父・太原雪斎とともに京都での学びの日々を送っていた栴岳承芳(のちの今川義元)は、兄・氏輝に呼び戻され駿府に戻る。
    やがて氏輝は夭逝、還俗し家督を継ぐことになった義元に、同じく仏門にあった兄の玄広恵探が対抗、『花蔵の乱』と呼ばれる家督争いが起こる。
    心を鬼にしなければならぬ――仏の道を捨て今川家総領としての道を選んだ、若き日の義元に焦点を当てた長篇歴史小説。

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