『歴史、鉄道、グルメ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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昭和、平成、令和…日本には100年続く「奇跡の映画館」があった。
昭和、平成、令和…
日本には100年続く「奇跡の映画館」があった。
世代を超えて愛される、10のスクリーンのものがたり。
これはまさに昭和のシネマパラダイス!
かつて、映画館は街の至る所にあり、地域文化の心臓部でした。
時代は移り変わり、シネコンや配信サービスが主流となった今も、ひっそりと、
しかし力強く生き続ける「百年映画館」が日本各地に存在します。
著者は、元新聞記者で現在は映画ジャーナリストとして活動する「映画の目利き」。
2025年の節目に日本各地を訪れ、大正・昭和の面影を残す建物や、劇場の空気を守る支配人、
そして映画館へ集う人々を丹念に取材しました。
そこには、動画配信では決して味わえない「映画という体験」の原点があります。
映画館のみならず、ご当地グルメや温泉も楽しむ旅の記録は、
まるで一本のロードムービーを観ているかのよう。
著者自ら撮影した巻頭のカラー写真やあたたかみのあるイラストも要必見。
映画ファン、昭和好き、そして旅人の心をやさしくつかむ一冊です。
本宮映画劇場<福島県本宮市>より
和やかな雰囲気の中、いよいよ「ローマの休日」の71年ぶりの上映が始まった。スクリーンは染みが目立つし、音声も決してよくはないが、現在はおよそ100席となっている館内がほぼ埋まっている光景は壮観そのもの。フィルムではなくデジタルでの上映だからカタカタカタという映写機の音は聞こえないが、ぎしぎしときしむ座席にざわざわとした人いきれの雰囲気が重なって、百年を超える劇場が何だか喜んでいるように思える。ラストの記者会見の場面、オードリー・ヘップバーンの顔が大写しになって、「Rome! By all means, Rome.」の名ぜりふを発した瞬間、たまらず涙腺が崩壊した。
<目次より>
第1章時は春、いざいにしえのシネマの旅へ
上田映劇 長野県上田市
高崎電気館 群馬県高崎市
高田世界館 新潟県上越市
第2章 初夏、カタカタカタとフィルムは回る
ロイヤル劇場 岐阜県岐阜市
本宮映画劇場 福島県本宮市
第3章 猛暑の夏、真っ暗闇の涼やかな空間で
豊岡劇場 兵庫県豊岡市
大黒座 北海道浦河郡浦河町
長野相生座・ロキシー 長野県長野市
第4章 収穫の秋、映画をことほぐお祭りに
森文旭館 愛媛県喜多郡内子町
萬代舘 岩手県二戸郡一戸町
ここにも百年映画館が……
おわりに
映画タイトル索引 -
炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。
結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。
ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。
「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。
そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」
古内一絵さん大満足
1938年、五月の台湾。
作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。
現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、
台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。
しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。
国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差―――
あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。
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