『東方Project二次創作 ラノベ・文芸(ライトノベル、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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その少女は、死という終わりを欲していたはずだった
人間と妖怪が共に暮らす地――幻想郷。その非常識の存在として、不死身たる人間・藤原妹紅は終わることも終えることもできない永遠の生を過ごしていた。
その日は確かに具合が悪く、自慢の炎を生み出すことも出来なかった。だが寝れば治る、治らぬ道理はない……そんな不死身の希望的観測は、千余年の時を経て初めて打ち壊される。
私の体はどうなった?
もしかして私は死ぬのでは?
永い間忘れていた死への恐怖に為す術もなく翻弄される妹紅。その姿は幾多の妖を屠り、里の人間から頼られるようになったそれとは程遠かったーー。
少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第1弾。 -
幻想郷式○課後ティータイム
八雲紫、パチュリー・ノーレッジ、姫海棠はたて、稗田阿求、宇佐見菫子の5名がガールズバンドを組む話です。
西暦20XX年、幻想郷はロックの炎に包まれた……。突如幻想郷に、というか八雲紫の脳内に沸き起こるガールズバンドブーム。というか◯いおんブーム。
かくして、あの伝説のバンド『パープル・すみれ団』が誕生した! -
秘封倶楽部にまつわる世にも奇妙な物語(3話)
『特異点の憂鬱』
宇佐見蓮子は非常に優秀な学生だが孤独だ。少なくとも周囲はそう思い、距離を取っていた。しかし、中にはそれを放っておかない人物もいて……。
『月の幼鳥、件の夢 前編』
宇佐見蓮子は実家に帰省した。それは久方ぶりに会う家族との団らんのため……ではなく、とある過去の思い出との邂逅のためだった。
『月の幼鳥、件の夢 後編』
禁忌へと触れたその記憶は想像を絶する未知との遭遇でもあった。蓮子はそこで忘却した記憶が形成するものを知る。
※本作品は上海アリス幻樂団様原作のゲーム『東方プロジェクト』シリーズの二次創作です。また、本作には原作未登場の人物や設定が登場します。
あと、ちゅっちゅナシです。 -
東方プロジェクトの二次創作小説。秘封倶楽部の蓮子とメリーが、滅びつつある東京を旅する話。
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小説と音楽で綴る少女のルーツと記憶
いつも夜中遭う金髪の少女。宇佐見蓮子は彼女になかなか声をかけられずにいた――
蓮子を躊躇わせる幼い日の記憶。
しかし一歩踏み出すための勇気もまた、記憶の地にあった。……山深い信州の地に。
八ヶ岳中信高原国定公園を舞台に繰り広げられる、宇佐見蓮子小学三年生の冒険。
本作はCD+小説……つまりは分厚いブックレットであったものを再編集しています。
巻末より、音楽CD部分のMP3でのDLが可能です。
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これは幻想郷を駆け抜けた最優の巫女――博麗霊夢の始まりから終わりまでを描いた物語だ。
本著は2014年~2015年にかけて同人誌即売会で頒布された浮世の巫女(上・中・下)を一冊にまとめたものです。
本作は全四部+断章の計五パートから構成されています。
「第一部 博麗の巫女」
博麗神社に預けられたれいむが先代巫女の教えを受け、博麗の巫女「霊夢」になるまでの話です。先代に連れられての妖怪退治や小さい頃の魔理沙との交流を主として、半人前の巫女の視線から幻想郷、特に人里の暮らしが語られます。
「第二部 博麗霊夢」
第一部から数年後を舞台に、PC98版(俗に旧作と呼ばれる一連)の作品群を再構成した話となります。舞台は幻想郷から離れ、夢の世界や遥か魔界にまで及びます。
「断章」
旧作とWin版を繋ぐ物語が語られます。一つの時代に終止符が打たれ、そして新しい時代が始まります。
「第三部 浮世の巫女」
Win版の紅魔郷から風神録までの作品を再構成し、紺珠伝後の月と対峙するオリジナルストーリーによって締めくくりとなる長編です。
異変解決の巫女としての霊夢が主に語られます。
「第四部 霊夢」
第三部から十数年後、霊夢が次代の巫女候補を迎え、引退の準備に入ることになります。それは有耶無耶になり続けた紫との関係に決着をつけるということでもあり、第一部から続いてきた生の果てに辿り着くことでもあり。ここに一つの物語は終わりを迎えます。
これらのパートによって霊夢の生涯を語り尽くそうと試みたのが本作となります。長大な物語ですが、最後までお付き合いいただけるとありがたいです。 -
「今まで私と貴女がすれ違っていた時間。その分だけ、貴女に伝えたい言葉、伝えさせて?」
「アリスの魔法を、アリスをーーもっとよく知りたい!」
終わらない冬が終わった日に、出会うべくして出会った霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイド。戦いの中で、魔理沙は自分にないものを持つアリスに憧れを抱く。
「私は忙しいのよ。本当は出たくなかったって言ったでしょう?」
しかし、一人で魔法を研究し続けるアリスは毎日のように訪れる魔理沙を疎ましく思っていた。
「あー、早く来週にならねえかなあ!」
それでも、魔理沙はアリスの家に通い続ける。そして――
「ねえ、魔理沙。私は貴女の傍にいてもいいの……?」
少しずつ近づく二人の心。しかしそれが発端となり、物語は大きく揺れ動き始める……。 -
幻想郷が消えた後の世界。妖怪たちの奇跡で郷の記憶を宿した少女が、学生生活、そしてボーイフレンドとの出会いを経て、そして同じ幻想郷の夢を見た人に出会う。拙作東方二次創作ゲーム“東方夢終劇”の後日譚となる、ちょっと NL 要素もある、東方×オリジナルなスピンオフ物語。
幻想郷は、一人の少女が永い眠りの中で見ている夢の世界だった。
少女は夢の中で“博麗霊夢”として、幻想郷という世界を治めていたが、その東方の夢は終劇を迎えることとなった。この物語は幻想郷が消えた後の物語である。
妖怪たちの奇跡で、魔理沙としての夢を見た普通の女子高生“澪音”。
幻想郷消滅の悲しき思い出は、一度は学校生活の中で薄れ、そして夢の記憶のように消え去っていた。
そんな中、彼女はひょんなことで一人の上級生“智明”と出会う。
友達こそ多いものの男性経験はからきしの澪音は、その出会い自体がトラブルのようなものだったこともあり、当初は彼を煙たがり敬遠していたが、とある事故をきっかけに二人は想いを寄せるようになる。
──しかしそんなカップル生活も長く続くことはなかった。
気づくと彼女は幻想郷にいた。
彼女は現世での記憶を全て失い、とある日の“魔理沙”と戻り、その郷での日常生活を送っていた。
季節は春、雪はとうに止み、新緑もまばらと見え始めているが、春は何かを悲しむように銀世界を一掃できずにいた。
彼女はいつものように神社の巫女を冷やかすべく、家を後にする──。
こうして彼女は東方“夢終劇”の世界、そして奇跡を繰り返し、ついに夢の主の少女に“再会”することとなる。
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