『社会、彩流社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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市民と行政がタッグを組んでまちをより良いものにするためには
どうすればいいのか?
互いに共感し合い共創を実現することはできるのか?
市民と行政が本音をぶつけあって目的を達成した具体的なケース紹介から
そのロジックを考える。
「人を本気にさせ、巻き込み、参画者を増やすことは、市民のほうが上手」!
行政が弱さを見せて市民を迎え、課題解決を実現した手法とは!?
執筆する市民と行政職員=白澤美幸・河尻和佳子(第1章:千葉県流山市)、
中垣由梨・大垣弥生(第2章:奈良県生駒市)、
室越礼一・浅賀亜紀子(第3章:栃木県那須塩原市)。
<もくじ>
第1章 街は常に変化があり完成形がない
―千葉県流山市
第2章 刺激を与え合い何回も繰り返す
―奈良県生駒市
第3章 信じてみたら想定以上の効果があった
―栃木県那須塩原市
第4章 市民の本音と行政への期待(市民鼎談)
第5章 行政職員が地域で生きる(行政職員鼎談) -
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ブルガリアといえばヨーグルトを思い浮かべる人が多いが、かつてブルガリア人は「バルカンの日本人」と言われたほど日本人と気質が似ているという。今年は、ブルガリアと公式関係開始(1909年)から115年、外交関係樹立(1939年)からも85年、第二次世界大戦末期に中断された外交関係の回復(1959年)からは 65年に当たる三つの節目の周年に当たる。本書は、知られざる遠く離れたバルカン半島の錯綜する地域の国との深い繋がりの交流史を描いた初めての書である!
目次
日本の皆さまへ
第1章 交流開始前史から── 19世紀後半~20世紀初頭
第2章 外交関係樹立に向けて── 1920年代と30年代
第3章 第二次世界大戦中の外交と人びとの運命──1939年~1944年
第4章 「鉄のカーテン」による分断から新たな始まりへ──1945年~59年
第5章 冷戦時における政治的プラグマティズムと互恵協力と文化交流──1959年~1989年 -
2019年、英国ルーベリー国際文学賞最終候補作、並びにカナダの公立3大学図書館の「貴重文献及び特別蒐集品」部門所蔵作品。
「影」として日本に帰国しなければならなかった長田栄造。これは歴史の荒波に翻弄されながらも家族を思慕し一途に生きた一日本人の物語であり、第二次世界大戦中の日系カナダ人強制収容という不当な 歴史的事実を背景に、主人公の心理的葛藤を活写した小説である。
「本書は同情心を呼び起こす男の物語で、緊張感もあり、主人公の境遇は心に強く訴え、また道徳的に複雑である」(ルーベリ国際文学賞選評(英国)同賞の2019年度最終候補作)、
「感動的で説得力のある最終章に向けて盛り上がる小説」(ソーニア・アーンツェン、トロント大学東アジア研究学部名誉教授)、
「強制収容所を生き抜いた日系カナダ人の物語を生き生きと描いた、重要で示唆に富む歴史小説」(イアン・ベアード、ウィスコンシン大学マディソン校地理学教授)、
「戦争がもたらす心の痛み、日系カナダ人の忍耐力、勇気、不屈性を描いた小説」
(ルーシイ・バーミンガム、日本外国特派員協会元会長)、
「主人公の人生を共に生きているかのように思わせる見事な描写で、百点満点の小説」
(レイチェル・バスティン・ブロッガー)、
「著者は胸に迫る語り口で、読者を孤独と強じんさ、そして犠牲的精神の物語に没入させる」
(レベッカ・コーポランド、ワシントン大学セントルイス校日本文学教授)、
「ソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』と本書は共に強制収容を扱っているが、この物語は血の絆と心の絆を描いた感動的な小説」
(オリヴィエ・フロリオ、映画音楽作曲家)、
「ドラマチックな驚きを与え、心理的洞察、鮮やかな描写に富んだ小説」
(スティーブン・ラージ、前ケンブリッジ大学アジア中東学部日本近現代史教授)、
「心が痛み、感動させる小説」
(コーディ・ ポールトン博士、京都アメリカ大学コンソーシアム所長)、
「戦時中を生きた日系カナダ人の体験、及び日本に帰国した人々が受けた扱いについての物語」
(パトリシア・ ロイ、ビクトリア大学カナダ歴史学名誉教授)。 -
〈リベラル〉に反旗を翻す白人たち――
何が〈中欧〉の人々を憎悪に走らせているのか?
2014年に「非リベラルな民主主義」を高らかに宣言したハンガリーのオルバーン首相。その理念は米国のトランプやロシアのプーチンとも共鳴し、強権的政治が世界に広がりつつある。中欧は反リベラル現象の震源地なのか? 中欧出身の文化人類学者が、民主主義の危機の背景にある「白人」間の人種差別(レイシズム)を解き明かす衝撃作。朝日新聞、日経新聞など各紙で書評!
「いろいろなことが中欧ではひどい状態になっているし、西欧のほうがよい状態だということは僕も認める。でも僕が本当に言いたいのは、西欧のほうが「それほど」よいとは言えないということ。そしてもし、中欧のほうがよくないとしたら、それは西欧にも責任の一端があるということだ。」(「まえがき」より)
目次
まえがき あるカナダ系「中欧人」の告白
序章 人種、非自由主義、中欧
第一章 こうして東欧人はあまり白人でなくなった
第二章 こうして中欧人は東欧人になった
第三章 こうして中欧人は何度も中欧人になった
第四章 中欧――「半分だけの真実」と事実
第五章 最後の白人男性――白無垢な中欧
第六章 「東欧人は恥を知らないのか? 」
――中欧における反ユダヤ主義、レイシズム、同性愛嫌悪
第七章 拒絶された模倣
――西欧はなぜ中欧に東欧のままでいてほしいのか
第八章 「我々は植民地にはならない!」
第九章 スラヴィア・プラハ対グラスゴー・レンジャーズ
――あるサッカーの試合を教訓に
終章 移民がやって来るとき
訳者解説――文化人類学者がみた中欧の政治 -
高齢期に病気やケガで入院したり体が不自由になった時、あなたの住まいと暮らし方について、自分で選べる状況を準備していますか?
事前に何もしないと、「一人暮らしは無理」と医師が言えば、介護度によって老人ホームやグループホームを、子どもや親戚やケアマネが一方的に決める可能性が高いでしょう。それはあなたの望む生き方、暮らし方を応援するものではなく、関わる側の都合であてがわれる可能性が高いのです。高齢期の選択は、いのちの選択です。あなたの望む選択肢が尊重されるためには、どんなことを考え準備すればいいのか、自立と共生のコミュニティ作りを長年手がけてきた女性3人が具体的にアドバイスします!
目次
第1章 私たちは、思い込まされている――高齢期を暮らしやすくするために今日から準備できることとは
第2章 あなたは高齢期、どこで、どんな人と、どんなふうに暮らしますか?
第3章 私たちの実践と挑戦① ――那須まちづくり広場をつくる・参加型でつくる、歴史と理念
第4章 私たちの実践と挑戦②――地域をつくり、コミュニティをつくる
第5章 私たちの実践と挑戦③――医療、福祉、みとり -
奴隷として生まれ、19 世紀前半の20 年間、「人間性」を破壊する奴隷制に抗って生き、独学で読み書きを覚え、ついに逃亡に成功するまでのダグラスが「人間として生きた」苦難の道のりを描いた自伝。 今でもアメリカで多くの人々に読み継がれている名著〔初版〕に年譜を増補。年譜では19世紀の社会のうねりを確認しつつ、ダグラスの逃亡後の国外亡命・奴隷制反対運動・南北戦争下の言動など,77歳で死亡するまでの活動家としての生涯を簡潔に描き出す。
目次
訳者まえがき
序文─ウィリアム・ロイド・ギャリソン
ウェンデル・フィリップス卿からの書簡─
ウェンデル・フィリップス
第1章 奴隷に生まれて
第2章 ロイド大佐のホーム・プランテーション
第3章 ロイド大佐と奴隷たち
第4章 罪に問われぬ殺人
第5章 ロイド大佐のもとを去る
――あこがれのボルティモアへ
第6章 新しい主人と港町ボルティモア
第7章 読み書きの習得――自由への手がかり
第8章 遺産の分配――奴隷制への怒り
第9章 「キリスト教徒」マスター・トマス
第10 章 抵抗――
コーヴィとの闘い・仲間との逃亡計画・造船所での闘い
第11 章 逃亡――ニューベッドフォードでの出会い
追補 二つの「キリスト教」
訳者あとがき
監修に寄せて
増補 フレデリック・ダグラス年譜〔個人年譜と黒人関係史事項)
増補版 あとがき -
人はなぜ陰謀論に心を奪われるのか――
近衛文麿が戦中、「共産主義陰謀説」に
傾倒していった過程を詳細に追う!
1945年、近衛文麿が天皇に上奏した文章は、第二次世界大戦の終戦を進言するとともに「陸軍の一部が共産主義化しており、日本を戦争に導き混乱に乗じて共産主義革命を起こそうとしている」とした驚くべきものだった。近衛は、日本の戦争を「共産主義者の陰謀」という物語によって説明しようとしたのである。21世紀になっても変わらず「陰謀論」は繰り返されている。有事において、陰謀説とは完全な因果関係によって世界を捉えようとする、ある意味で合理的ともいえる世界なのである。――2016年の初版を大幅に改訂し、現代の「陰謀説」についての論考を加えた新版!
目次
序 章
第一章 共産主義陰謀説のルーツ満州
第二章 新体制運動と「アカ」批判
第三章 企画院事件と尾崎・ゾルゲ事件
第四章 ソ連情報と反共主義の拡大
第五章 近衛文麿と陸軍赤化説
第六章 東條内閣打倒と陸軍赤化説
第七章 「近衛上奏文」
第八章 陸軍による赤化説批判
終 章 共産主義陰謀史観の再考
あとがき
関連年表
人名索引 -
その、あまりにもスキャンダラスな半生!
11 月25 日の「憂国忌」にあわせて発売!!!
《瑤子夫人とUFOを目撃》
《三億円事件の犯人は三島由紀夫だ!》
《三島の霊と話をしていた川端康成》
にわかには信じられないような話であるが、いずれも〝ガセネタ〟ではなく、
〝トンデモ話〟でもない。
没後四十余年、未だに多くの謎を秘めた〝三島由紀夫〟という存在――。
そのスキャンダラスな半生を、本書ではあらゆる角度から拾い集め、
その裏に見え隠れする三島像を概観する! -
不在を歴史化する。実験・哲学小説。
「言葉だけが自我を純粋に言い表すことができる」(G・W・F・ヘーゲル)
複数の殺人事件が発生。犯人追及につれ、次第に社会の闇が明らかになっていく。暴動が起こって多くの犠牲がはらわれたあげく、謎が解かれたものの、また次なる謎が現れてくる。《真っ先に犠牲になるのが「大衆」であり、最後まで犠牲になるのが「大衆」である》という緋蘭の試論は表面上的中した。琉崑は帰郷し、友人と新たな暮らしを企図。首都で身を立てる計画に勤しんだ。……アジアを舞台にした「ザ・グレート・ゲーム」。波瀾にとんだ実験的「哲学小説」の誕生! -
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日米外交史、国際関係理論、軍事・戦略論……
第一線の研究者による多角的論集!
アメリカ外交史・日米関係史を専門とする同志社大学名誉教授の故・麻田貞雄氏(2019 年逝去)を偲び、その指導を受けた研究者たちにより執筆された追悼論文集。執筆者はそれぞれ第一線で活躍する気鋭の研究者であり、研究分野は多岐にわたるものの、いずれも現下の国際情勢への示唆に富む力作。「麻田歴史学」の影響が本書全体に表れている。 -
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ニューフロンティア──平和共存、宇宙開発、経済の発展、貧困と病気の撲滅、人種差別の撤廃──に賭け、公正な社会を目指して60年代の世界に新風を吹き込み、凶弾に斃れた悲劇の兄弟。その生き様と見果てぬ夢を弟ロバートから描く。 -
米一国支配から米中二国支配か、多極化か!?
決定的勝利が望めない〝特異な戦争〟ウクライナ戦争をめぐる国際政治の動向、特にプーチン、バイデン、習近平、ゼレンスキー、そして岸田首相の動きを軸に時系列的に詳述することで見えてくる戦争の行方とそれに伴って流動化する国際政治と国際秩序の今後を展望。断絶する日露、緊迫化する日中関係のなかで日本の選択は? -
人種差別撤廃とは…困難であれば、では?理想崇高の不可能性、努力と必死の探求。現在の理念・理想無き分断政治、戦争危機…そして願うべき平和政治。ケネディ(ジョン・F・ケネディ)の政治から現今日本政治を問い直す!
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原題『한 번도 경험해 보지 못한 새로운 북한이 온다』
北朝鮮の政治状況から目が離せない。いまの北朝鮮について、本書の著者は「これまで体験したことのない、まったく新しい北朝鮮になっている」と主張する。金正恩の政治判断はどのようなもので、どう変わったのか。頻繁に北朝鮮に通い、現地の最先端・深奥をつかむコラムで定評のある訳者の解説を付け、より理解を深めたい。 -
“警察の残虐行為”も“インターセクショナリティ”も、理解の鍵は歴史にある!
1930年代アメリカ南部アラバマにおける黒人と白人、労働者と農民、男性と女性……。さまざまな二分法が錯綜するなかで、それぞれの社会的位置から運動を組織化したコミュニストたちの軌跡を描いた労作。労働史や黒人史の分野で「古典」の地位を確立した本書(原書名『Hammer and Hoe』)は、オリジナル版刊行後30年以上経った今、いっそう輝きを増している! -
毛沢東、金日成、ホー・チ・ミン、アウンサン、シハヌーク、ジンナー、ナザルバエフ、カリモフ、ニヤゾフ、李承晩、蒋介石、スカルノ──
独立や革命を達成したアジア諸国では、独立闘争や革命の時期に指導者であった人物を「建国の父」として讃え支配の正統性シンボルに活用した。こうした「建国の父」像は、どのように継承され、変容していったのだろうか。本書は、それらを解いていったアジア近現代史、比較政治研究の書である。 -
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独立以降、約150年間のアメリカ対外政策史を詳述!
ケンタッキー州立大学名誉教授の歴史家ジョージ・C・ヘリング(1936-2022)による最新のアメリカ外交史の概説書“Years of Peril and Ambition” (2017) の全訳。アメリカ外交における特徴を、膨大な研究成果を踏まえ縦横無尽に、そして詳細に論じる。弱小な共和国として出発し、国際政治の荒波や南北戦争という国家分断の危機を乗り越え海洋帝国に上り詰め、国力を伸ばしていったアメリカの対外政策史を評価する。 -
暗殺から60年、未だ謎の残るアメリカの恥部!
JFK研究所所長として「ケネディ暗殺」の謎を追及し続ける著者が、今でも疑問の残る「オズワルド単独犯行説」を決定づけた『ウォーレン報告書』の矛盾点を炙り出し、暗殺の真相究明よりも世論操作を優先させた「もう一つの陰謀」を追及する。 -
著者渾身の瞠目の書き下ろし小説ついに刊行!
日本人学者は、ハバナの宿でアフロ宗教サンテリアの司祭ババラウォに出会い、通過儀礼「オルーラの手」を受ける。黒人宗教に関心を持つ「彼」に、サンテリアの儀式に連れて行ったり、いろいろと教えてくれる親切な白人女性エレーナ。彼は白人女性の家と黒人ババラウォの家を行きつ戻りつしながら、己の身の処し方を思案するのだった。 -
長年日本のジャーナリズムを牽引してきたはずの新聞やテレビが衰退している。背景にはマスコミ業界がジャーナリズムの使命を軽視してきたことが大きい。そうした近年の動きをテレビなど大手メディアで活躍してきた著者が批判的に振り返り、これからはジャーナリズムの主体が市民に移っていくだろうと予測する。市民ジャーナリズムに必要となる思考や志、技術を「ジャーナリズム・リテラシー」と呼び、その本質を教示する。
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冷戦終結後30年余、世界秩序が揺れている。格差の拡大、ウクライナ戦争、パレスチナ・イスラエル戦争、など、これらの現象は従来の主権国家体系や民族自決論の矛盾の結果でもある。従って、これを克服するには新たな国際政治学理論が必要となるのであり、その一つの理論、ポスト・ソブリン主義 post-sovereigntism(主権主義・以後)を提唱する本書は、著者の鋭い現状認識と展望を示すものである。 -
人権尊重を基本理念とする社会系出版社・明石書店の編集部長を務めた著者の初めての著書。フェミニズム、戦争・植民地の歴史などの社会問題を伝え、深く考えさせる本を数多く作ってきた著者が、時代とともに生きた印象深い人びとを振り返り紹介する。時代を敏感に感じ取り伝えるために、本づくりの現場はどのように人や歴史と向き合っていくのか。「本離れ」や「編集者不要論」が言われるいま、編集の役割を再考する。
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自らの喪失体験=心の変遷史を通して語りかける〝支え〟の書!
本書は「伴侶を失った方々の支えに少しでもなればと思い書き綴って」いたものが、いつの間にか「自分の心の奥底に潜む様々な影」を検証する行為ともなり、さらには「自分の心を静める」鎮魂の試みにもなっていった、という心の変遷が描かれ、著者自ら認める、喪失体験の闇の中からの“ 安らぎ” を求め続けた軌跡が綴られることとなった。それゆえ、何らかの理由でパートナーや愛する人を亡くし、深い悲しみと悔恨の念に襲われて深淵を彷徨う人たちにとっては大きな福音となる書といえるものである。
【目次】
発刊に寄せて……日本グリーフ・ケア・センター代表 長田光展
1.生きるということ
2.語ること 語らぬこと
3.哀しみと向きあう
4.「立ち直ること」「遊ぶこと」
5.不安なあなたへ――あるつぶやき
6.先生からの手紙
7.喪失から生まれるもの
8.曖昧に耐えて生きる
9.コップの水
10.ときには無茶苦茶な嘆きを
11.ときには振り返ることも――母のこと
12 こぼれおちる「とき」
13.あのとき
14.宙ぶらりんの心
15.誰か想いを継いでくれたら
16.「頼む」ということ 「頼る」ということ
17.二度の別れ――喪の作業
18.遺されること 悼むこと
19.振り返り、孤独、自己との対話
20.自由と鎮魂
21.運命? それとも……
22.ある老婦人のこと
23.記憶から追憶へ――「愛」
24.こんな映画を観ました
25.わりきれぬ想い――自ら命を絶った伴侶
26.心に残る言葉――「過去」からの声
あとがき -
よりよき社会のための「民主政体」へ向けて
本書の示す主たる目的は以下の2点。
(1)現在の自由民主主義政体に代わるべき、新たな民主政体の思想とビジョンを示すこと
(2)同時に、それがよりよき社会・経済を作るための拠点にもなりうることを示すこと
(第1部)政体の歴史から考えるでは、ハンナ・アレントの政体変革論を紹介し、次に国民国家の問題点と自由民主主義政体の来歴を述べる。
(第2部)ネクスト・デモクラシーの思想と構想では、アレント評議会制論の政治思想を解説し、新たな政体の基礎となる政治概念を示し、結合すべきローカル・デモクラシー、差異の政治(民族差別などの問題)、経済の民主化などの諸側面を論じる。
(第3部)新しい民主政体のビジョンでは、第2部の考察をもとにして作り上げた、あるべき民主政体の具体的なビジョンを提示する。その政体の基本法となる「憲法試案」をも記す。
【目次】
第1部 政体の歴史から考える
第1章 国民国家がもたらしたもの
第2章 自由民主主義政体の来歴
第2部 ネクスト・デモクラシーの思想と構想
第1章 アレント評議会制論の政治思想
第2章 新政体構想のための基本方針
第3章 民主政治の基本理念
第4章 ローカル・デモクラシーとの結合
第5章 市の政体と参加民主主義
第6章 共生の社会にするために
第7章 人間的な経済にするために
第8章 政策集団制と政権交代の制度
第9章 「国家」という観念を消滅させる
第3部 新たな民主政体のビジョン
第1章 市の政体と地区の政体
第2章 地方の政体
第3章 中央の政体
第4章 新政体の憲法試案 -
ギャンブルがやめられず多額の借金を重ねる――
本人も家族も安定した生活を取り戻すためにはどうすればいいのか。債務整理さえできればいいのか。施設に通えばいいのか。治療が必要なのか。本人の生きづらさと向き合い、柔軟に粘り強く支える支援とは。
*依存の当事者と家族を支える、経験豊かな司法書士が共に考える。
*増補版では、近年の夫婦関係・親子関係の変化、コロナ禍での変化について解説 。
【目次】
第1章 Q&Aで考える
第2章 家族と支援者はどう支えるか①ケーススタディ
第3章 家族と支援者はどう支えるか② 一律的な支援方法から個別支援へ
第4章 家族と支援者はどう支えるか③ワンデーポートとの出会いと変化に学ぶ
第5章 家族と支援者はどう支えるか④ともに成長する支援
第6章 生きにくい現代社会を自分らしく生き抜くために
増補解説 コロナ禍だからこそ必要な雑談の力 -
1968.10.21(国際反戦デー)までの道のり「結果」には歴史的な背景がある。「歴史」から学び行動することこそが重要だ。
歴史的事象の鍵語は「近代市民社会の成立」だ。その基軸が独立自営農民と近代産業資本である。60年代の運動末期には党派闘争で学生側にも警察側にも死者がでた。その後、爆弾闘争によって市民にも死傷者がでた。病を得た著者はいつ死んでもおかしくない身となって、かつて運動の「渦中」にいた者として書き残しておきたいことをまとめようと決意。若い世代が、かつての「著者」たちの経験を知り、今後に役立ててほしいという一念からのことであった……。
【目次】
第一章 新宿騒乱事件とロシア革命
第二章 ヨーロッパの農業形態と産業革命
第三章 ヨーロッパ 海の宗教戦争
第四章 東方正教会と農民の革命運動
第五章 第一次世界大戦とロシア十月革命
第六章 ロシアとドイツの運命を分けたもの
第七章 スペイン内戦・ベトナム戦争・全共闘運動
第八章 国家の文化的背景の考察
エピローグ
文献一覧 -
差別、偏見に晒されるギャンブル依存。依存症に対し医療と自助団体に繫ぐだけの従来の対応に異議を唱え、目前の現象に惑わされず、その人の生活・成育・家族歴等の複合的背景から、その人に合った個別的な人生支援を提案する。
【目次】
はじめに――問題の本質はどこにあるのか
第1章 従来の方法では苦しむ人がたくさんいる!
◉「依存症は病気」だと考えていた活動初期(2000年~2005年頃)
◉発達障害や知的障害がある人に向きあった変革期(2005年頃~2012年頃)
◉暮らし・仕事・余暇の視点に基づく個別支援へ(2012年~2020年頃)
◉コロナ禍での変化の時期(2020年~2022年)
◉どのように向きあえばよいのか
第2章 さまざまな当事者と家族のケース
◉若者のケースと家族支援
◉女性のケース―ハラスメントとの関係
◉知的障害のケース
◉家族からの相談のケース
第3章 専門家(児童精神科医、東京都自閉症協会 前理事長 など)との対談
◉人生を変えてやろうなんておこがましい――児童精神科医・朝倉新さん
◉関わりの基本は「本人理解」―東京都自閉症協会前理事長・今井忠さん
◉不動産業は人生支援―不動産業・小野寺正夫さん
◉ただともに「ある」こと―社会福祉職・大橋俊弘さん
◉障害制度を利用するデメリットも大きい―研究者・宮永耕さん
◉特別寄稿――物質使用障害の常識を安易に持ち込まないで
あとがき -
東京都知事選に立候補し、政見放送で「政府転覆」を呼びかけ、一躍注目を浴びた外山恒一が自伝的に綴る1980年代の「消された世代の歴史」。反管理教育の闘い、ウーマンリブからフェミニズムへ、80年代の音楽、昭和天皇の死など。
【目次】
Ⅰ 知られざる政治の季節
1 福岡刑務所の特別房にて
2 生まれた時にはすべてが終わっていた
3 一指導者の幼年時代
4 ポストモダン・ブームは知らない
5 知られざる「政治の季節」の始まり
6 1985年 ―― 政治の季節の顕在化
7 「青いムーブメント」
8 『ぼくの高校退学宣言』早送りダイジェスト
9 反原発運動の高揚と天皇Xデー
10 高校生運動の全国ネットワークを!
11 反管理教育運動の担い手となる
12 全国高校生会議
13 書くのがつらくなってくる
Ⅱ 「西」では何も起こらなかった?
14 獄中作品「青いムーブメント」
15 獄中での書き落とし、補遺
16 停滞期のDPクラブと街頭ライブ
17 世界規模の高揚
18 フェミニズムの時代、なんかじゃなかった
19 ブルーハーツとタイマーズ
20 鹿島拾市と馬の骨
21 89年の諸相
22 20年遅れの高校全共闘
23 赤い4月
24 「校門圧死事件」とDPクラブの「突出」 -
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「国家が暴走する時代をどう生きるか!」
反体制運動の常識を変えた鈴木邦男の原点の書!
〈 同時進行の貴重な運動史〉手に取りやすいソフトカバーになって再登場!
「…恥多き、運動の歴史でもある。楽しかったし、誇らしくもあった。と同時に、恥ずかしくて思い出したくない過去もある。何であんなことをしたんだろうと思うことも多い。でも、それら全てを抱きしめて、愛しいと思う。これは愛国心と似ている。失敗も反省も含めて、その全てを抱きしめ、愛しいと思う。その気持が愛国心で、同じように運動に対する「愛」が、この本だ。」(「『右翼』との決別」より) -
張作霖・張学良の直系孫(若飛)が語る
日中の相克と和解の物語!
歴史から 消された〟かに見えた張一族の末裔として、
祖父・学良の足跡を甦らせ、日中関係の底流にある
複雑な友好と憎悪の錯綜する歴史の深層を描く。
二人のプリンス〟裕仁と張学良の交誼は、
「人を助ける医師を志しながら、人を殺す軍人となってしまった」
と学良が悔やんだ言葉そのままに、国共合作の立役者として
「抗日」の英雄となって断絶する。
中国共産党による建国以来、学良は台湾で幽閉され、
天皇裕仁は平和憲法の下で象徴として平和を求めた。
そして二人は、ともに戦犯の靖国合祀を拒絶した。
大国を目指す習近平の中国は,日本との和解に何を求めているのか。 -
差別や抑圧、排除、暴力、暴動といった「暗い話」や出来事から、未来への建設的なメッセージや教訓を得ることができるのか。
圧倒的に絶望的な状況でも希望を失わず、「変革」を求めて闘うことをやめなかった人々の物語を、表層だけでなく、より深くその本質を広く語り伝えられるのか。
ニューヨークという都市におけるアフリカ系アメリカ人と西インド諸島系の住民が刻む日々の営みに潜むさまざまな苦悩とその可能性・・・・・・。
「多様性が生み出す人種連帯」という可能性は、現実の厳しい内部のせめぎ合いの底流にこそ、連帯へ向かう強さと持続性を備えているのかもしれない。 -
なぜ右翼運動家が?
「連合赤軍は新選組だ!」といい続ける鈴木邦男は、左翼運動の壊滅後、連合赤軍問題を現在まで検証し続けてきた唯一の人物なのだ。
「五〇年後には連合赤軍は新選組になるでしょう」と僕は植垣康博さんに言った。僕らが子どもの頃は、新選組は悪の象徴だった。それが子母澤寛や司馬遼太郎の小説によって見直され、新選組ブームさえ起った。連合赤軍も今は「悪の象徴」だ。でも、必ず見直されるし、NHKの大河ドラマにもなるだろう。隊規が厳しく、小さなことでも次々と切腹させた新選組。武士出身ではなかったが故に、かえって「武士道」にこだわった新選組。連合赤軍も似ている。(「まえがき」より) -
“ブラザー”・ホリスが語る
貧困、暴力、人種差別、投票権、文化の闘い!
本書は、アメリカ公民権闘争に関する研究で
見落とされがちだった地道な草の根の活動を、
ミシシッピ州の活動家ホリス・ワトキンズが語る
貴重な証言である。
そこには黒人たちの長い日常的な闘争、
多様な活動の歴史が語られ、読み手の注意を引く。
著書ホリス・ワトキンズは、
1960年代の若い黒人たちを主な構成員とする
学生非暴力調整委員会(SNCC)の複雑な内情、
白人学生ボランティアの導入をめぐる指針の変容などを、
他組織や社会とのかかわりをもたせながら赤裸々に語る。
さらに「公民権運動」という言葉は
メディアの作った言葉として1960年代に限定して
使いつつ、それよりも長期にわたる諸々の活動の実態を、
公民権の新たな指導者育成組織サザーン・エコー創設と
その今に至る活動なども射程に入れて、
人が人として生きる生活感覚から深く詳らかに語る。
21世紀の今も
ミシシッピ州で公民権の活動を続けるホリス・ワトキンズは、
実践経験から知恵を練り上げる。
その語りは、現代社会の差別や分断の諸問題を
「自分で考えて新しい扉を開いてほしい」
という、若者への強いメッセージである。 -
日本、中国、朝鮮半島――
東アジアは厳しい緊張状態にあり、平和を想像することはむずかしい。
左右立場のまったく異なる論者たちが、
最大の論点である竹島/独島問題、尖閣諸島問題を中心として、
「東アジアに平和の海をつくる」というテーマを掲げ、
本音をぶつけあい、議論した。
激しい言葉をぶつけあう論争ではなく、
「相手の主張に耳を傾けつつ、自らの見解を点検し、
主張すべきは主張し、反駁すべきは反駁する。
冷静な相互批判と相互学習の場にしたい」というコンセプトで
討論した。
他者とどのような社会を築いてゆくのか、読者とともに考える。 -
本書は、前半部で著者が体験した「リアル」な介護・看護の問題を、
後半部では、日本の映画作品において表象された「フィクション」としての
介護・看護の問題を、重ね合わせることで、各時代背景を軸に批評を行った
ものである。
「経験したことを書いて社会のためになるような本を出しなさい」……
それは父から発せられたものだった。常に社会に役立つことを念頭においていた父。
その時は、自分の壮絶な経験を書くことはしなかった。しかし今回は書こうと決意した。
これによって社会への貢献が期待できるかもしれない。
多岐にわたる介護サービスを「利用者」の視点から具体的なエピソードに言及しつつ記述することで、映画とともに、介護に関わる問題点、及びその課題を探る。
【目次】
【第1部・介護の現状】(第1章)スタートは要介護認定申請(第2章)ケアマネージャーを見つける(第3章)元気なときにデイサービスへ通う(第4章)ショートステイの体験と老人ホームへの入居(第5章)訪問介護を担うヘルパー(第6章)ヘルパーが書き記す介護記録(第7章)ヘルパーが引き出す利用者の内面(第8章)スーパーヘルパーの演技力(第9章)介護のゆくえとAI(人工知能)【第2部・介護の映画】(第1章)ヘルパーを利用しない/ 1970年代/『恍惚の人』(豊田四郎監督)(第2章)自宅へ連れ戻し看取る/ 1980年代/『花いちもんめ』(伊藤俊也監督)(第3章)在宅介護の限界/ 1980年代/『人間の約束』(吉田喜重監督)(第4章)老々介護の明暗/ 1990年代/『午後の遺言状』(新藤兼人監督)『ユキエ』(松井久子監督)(第5章)デイサービスの登場/ 2000年代『アカシアの道』(松岡錠司監督)(第6章)在宅介護が成功した秘訣/ 2000年代/『折り梅』(松井久子監督)(第7章)ホームに入居する/ 2000年代/『そうかもしれない』(保坂延彦監督)(第8章)万歳、介護保険制度/ 2010年代/『ペコロスの母に会いに行く』(森崎東監督) -
人びとは闘いつづける。これ以上涙を流さないために
著者のバーバラ・ランスビーは第一級の研究者であり、かつ人種闘争の最前線に立ち続けるアクティヴィストである。本書は、現代アメリカを語る上で目を逸らすことなどできなくなったBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動について、その誕生の瞬間に立ち会い、数え切れないほど多くの活動家や団体と足並みを揃えて闘い続けている著者の、研究成果の結晶である。
【目次】(抜粋)
第1章 運動の序幕
第2章 トレイヴォンに正義を
第3章 ファーガソン蜂起とその波紋
第4章 権力を握った黒人と怒る黒人
第5章 テーマ、ディレンマ、そしてチャレンジ
第6章 バックラッシュと代償
第7章 ローカルな現場の光景
第8章 政治のキルトを編み上げる人びと、そして逃亡奴隷の空間 -
10年ごとに繰り返される矛盾の正体と危機噴出の構図!
1994年から2014年まで20年間、中東各地に赴任して2003年のイラク戦争や
2011年の「アラブの春」、2014年の「イスラム国」(IS)の出現という
「中東危機」に遭遇したジャーナリストがこれまでの経験と蓄積された知識
によって読み解く錯綜する中東情勢への視座。
大国の介入という国際政治の不条理はもとより、権力の合掌連合や弾圧と抑圧
の強権政治がはびこる中東の国々では、言論の自由と報道の自由がないため、
迫り来る危機の予測は難しく、強権が抑えきれなくなったときに一気に爆発する。
そして中東で起きる戦争や政変、テロは、石油危機や流出する難民問題、
さらにはテロまで輸出する結果をもたらした。過激派組織「イスラム国」は
ほぼ制圧されたが、アフガンではタリバンが復権し、中東各国の治安は決して
落ち着いてはいない。
本書は起こり得る中東危機を考えるうえで示唆に富む好著である。
【目次】
まえがき
第1章 繰り返される中東危機── 1979年から始まった連鎖
第2章 危機の前にパレスチナが動く──「尊厳」の問題
第3章 噴出した若者パワーの行方──「アラブの春」第2弾
第4章 ムスリム同胞団は復活するのか──弾圧の下で
第5章 イラン・イスラエルの〝戦争〟は激化するか
第6章 「イスラム国」の再来の可能性とスンニ派の受難
第7章 イスラエルとアラブ国交正常化──平和か、危機か
第8章 中東分裂の構図──ぶつかる2つの枢軸
第9章 「対テロ戦争」が生む難民危機──空爆の破壊と殺戮
第10章 コロナ禍で増幅する矛盾──感染対策が治安対策へ
中東危機年表
あとがき -
ユダヤ系の作家の中には、ホロコーストや様々な差別や暴力を直接的に経験し、
レイシズムに対し激しい憤りを抱く作家が少なくない。
事実、ユダヤ人は差別への反対運動でも中心的な役割を演じてきた。人種差別
だけではなく、歴史的にフェミニズム運動でも先導的な仕事を果たしてきたのも
ユダヤ系アメリカ人である。
本書では、そんなアメリカのユダヤ系作家を中心に、
これまでにあまり扱われていない作家や作品も取り上げて、様々な視点から
現代アメリカのレイシズムを考察する。
【コンテンツ】
第1章 エリ・ヴィーゼル『ゾンダーバーグ裁判』
─〈他者性〉を求めて(広瀬佳司)
第2章 対立の果て─『犠牲者』(佐川和茂)
第3章 ソール・ベローのブレイクスルー─レイシズムを超える
『オーギー・マーチの冒険』のケアの倫理(井上亜紗)
第4章 アーサー・ミラーの『焦点』における差別の構造(鈴木久博)
第5章 初期ロス作品に見られる人種意識(坂野明子)
第6章 フィリップ・ロスはアメリカの人種問題をどのように描いたか
─「アメリカ三部作」を中心に(杉澤怜維子)
第7章 ポール・オースターの描く他民族社会における他者との共生
─『ミスター・ヴァーティゴ』と『スモーク』を中心に(内山加奈枝)
第8章 ジュリアス・レスターの改宗─黒人ユダヤ人へ(大森夕夏)
第9章 ジューイッシュ・クランズマンの不可視性と人種的両義性
─『ブラック・クランズマン』におけるサイドストーリー(中村善雄)
第10章 被差別者としての確執と融和─アメリカ映画に見るユダヤ系と
アイルランド系表象(伊達雅彦) -
共感し、葛藤する闘い――公民権運動の多面性!
多様に展開された公民権運動の側面を四人の女性の生き方から見る第一部、非黒人のカトリック教徒とユダヤ教徒、同性愛者が関係する運動との繋がり方を探った第二部、そして人種という「創られた」概念で差別化されたアメリカ社会の歩みを概観する第三部により構成される。
目次
はしがき
第一部
第一章 公民権運動の祖母たち──メアリ・C・テレルと
ナニー・H・バロウズの場合……岩本裕子(浦和大学教授)
第二章 アトランタの黒人女性を動員した草の根公民権運動
──ルビー・パークス・ブラックバーンの
有権者登録活動を通して…………西崎 緑(熊本学園大学教授)
第三章 「誰のための民主主義か」──ロスアンジェルスにおける
長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス……土屋和代(東京大学准教授)
第二部
第四章 カトリック教徒による人種平等を求める闘い
──マーガレット・ “ ペギー”・ローチを
事例として…………………………佐藤千登勢(筑波大学教授)
第五章 ユダヤ人の公民権運動への参加とホロコースト
──マリオン・イングラムを中心に……北 美幸(北九州市立大学教授)
第六章 警察暴力とマイノリティ間の連帯
――ハリー・ヘイのゲイ・アクティビズムと黒人自由闘争、
1930 年代~1969 年………………………兼子 歩(明治大学専任講師)
第三部
第七章 「社会的構築物としての人種」概念に基づく通史的展望の意義
──五つの設問を媒介に駆け足でアメリカ史を
概観する試み………………………………川島正樹(南山大学教授)
あとがき
索引(人名+歴史事項) -
しなやかさこそが「強さ」である!
いま、日本はどん底にある。貧困、雇用の悪化、将来への不安、
刹那的な犯罪と自殺の増加等。国民の生命財産を守るのが政治
であり政治家の使命だが、政治家は「自分」のために働いている。
経済界も経営者の大半が社会に貢献する気持ちが稀薄だ。
その結果、国家の品格も人気も評価もどんどん地に落ちている。
特に国民生活に関わる項目では最低であり、心の問題を救う
文化政策に至ってはさらに低い。そこへきて新型コロナ禍での混乱の極み。
もはや「男中心」の政治・経済では日本を救うことは不可能だ。
そこで、各世代の10人の女性に、生まれ、育ち、仕事、結婚、出産、
離婚、挑戦してきたことなど、女性5人(女優、大学生、専門学校生)が
取材し、コロナ後の「日本再生」へのヒントを探る。
いきいきとした彼女らの「魅力」はどこから生まれてくるのか。
無制限に正直に「自己」を語る白熱のトークセッション。
(1)永井多恵子
(せたがや文化財団・理事長/世界演劇協会日本センター長)
(2)中川裕季子
(ダンスステージ企画構成・振付・演出/中川三郎スタジオ代表)
(3)吉田幸子
(無形文化財西馬音内盆踊り名手/フラワーデザイナー)
(4)キャサリン・ジェーン・フィッシャー
(前衛美術家/レイプ被害者救済運動家/
ノーベル平和賞ノミネート2020年度)
(5)是蘭[鈴木優子]
(新美術ミクストメディア作品アーチスト
/外国教育企業・BodyChance 顧問)
(6)兵藤祐子
(東京都港区区議会議員)
(7)吉川雅子
(朗読家・ナレーター・日本語伝道師/NPO法人声物園理事長)
(8)中前由紀
(東京都港区区議会議員)
(9)霜鳥まき子
(パーソナルスタイリスト・衣食住プロデューサー
/株式会社SPSO代表)
(10)卜部裕里子
(ピアニスト) -
リベラル・アーツの多様性と現代への問題提起
文学、言語学、外国語教育学から
経済学、メディア論、教育工学まで──
『異文化のクロスロード』(2007)、『ポスト/コロニアルの諸相』(2010)、『ことばのプリズム』(2014)、『リベラル・アーツの挑戦』(2018)に続く、岐阜聖徳学園大学外国語学部の研究成果。
【目次内容】
▼ ジェンダーからみる太平洋戦争の記憶
――環太平洋文学の描く日本植民統治(河原﨑やす子)
▼ ペーター・ハントケの『雀蜂』について
――「盲目性」の意味(熊沢秀哉)
▼ 病と不調の経験から他者としての女性の経験へ
――病者と労働者階級へのヴァージニア・ウルフの(非)共感性(四戸 慶介)
▼ 英語教育における批判的思考力の育成
――クリティカル・リーディングの指導(伊佐地恒久)
▼ 談話研究とその日本語教育への応用
――「のだ」疑問文を中心に(大塚容子)
▼ 恩師の取材とレジリエンス形成
──教職課程のアクションリサーチ(冨田福代)
▼ マインドセットと学習環境
──外国語を学ぶ学生たちを成功へと導く学習スペースの構築(テイラー・クレア/長尾 純)
▼ 教育における ICT(情報通信技術)の活用と考え方(長谷川 信)
▼ 分裂と統合のTwitter
──コロナ禍におけるトレンドの特性(宮原 淳)
▼ 功利主義と義務論
──社会科学の視点を進化理論から考える(蔵 研也)
▼ 現代アメリカ英語における whom に関する一考察(丹羽都美)
▼ 中国語の自由会話におけるメタ言語否定のストラテジー(李 嘉) -
コロナ禍で、とりわけ若年層や女性たち、非正規雇用の困窮層が急増し、
私たちは深刻な貧困問題、格差拡大に直面している。市場競争、経済成長、
効率性に最大の価値を置く新自由主義がもともとはらんでいた危機が、
コロナ禍で顕在化した。
その中で、市民社会の中からNPO、協同組合、社会的企業などの
多様な実践が生まれ、共的な空間を築きあげ、新しいつながりの経済を
生み出している。
孤立や分断の社会を乗り越えるための世界と日本の具体的とりくみとは?
【目次】
序章 なぜ社会的連帯経済なのか
(藤井敦史・立教大学コミュニティ福祉学部教授)
第1章 社会的連帯経済とは何か(藤井敦史)
第2章 イタリアにおける社会的企業の展開過程
(田中夏子・都留文科大学教養学部教員)
第3章 社会的連帯経済を推進する世界の運動
(田中滋・アジア太平洋資料センター事務局長・理事)
第4章 不安定社会の編み直しを求めて―社会的企業研究会の展開から
浮かびあがるサード・セクターの新しい実践潮流
(菰田レエ也・鳥取大学地域学部教員)
第5章 労働者協同組合の社会化戦略―協同労働を軸に明日が希望と思える
社会変革へ(相良孝雄・協同総合研究所事務局長(理事))
第6章 地域再生政策における連帯的な経済の可能性と課題
(原田晃樹・立教大学コミュニティ福祉学部教授)
第7章 公的サービスの外部化と非営利組織の評価(原田晃樹)
第8章 私たちが韓国社会的経済から学んできたことは何か(藤井敦史) -
本書は非暴力行動への認識を深め、理解し、始めるための入門書である。
非暴力とは、抑圧的な体制に暴力以外の方法で闘争をしかける積極的な行動の
こと。権力者個人ではなく権力のシステムを攻撃し、協力を拒絶し、
支配の仕組みをひとつずつ崩し、最終的にその支配者がなすすべもなく
取り残される状態を、戦略的に作り出すプロセスである。
シャープ氏の理論はミャンマーの人々にも広く読まれ、実際に民衆が独裁政権を
打倒した事例も世界各地で報告されている。
これは、遠い紛争地のことだけではない。
私たちの家庭・職場・学校など身近な権力構造にも目を向け、暴力を用いずして
その構造と闘い、私たちを解放するためにも活用できる理論なのだ。
本書は、身近なところから遠い国の政治まで、様々な実践的なヒントが得られる
実用書である。
すぐに実践できる198の手法一覧付き!
【内容抜粋】
第一部 権力と闘争(政治権力の性質と統制/非暴力行動 積極的な闘争術etc)
第二部 非暴力行動の手法(抗議・説得をする方法/経済的に協力を拒む方法
/政治的に協力を拒む方法etc)
第三部 非暴力行動の作用(非暴力行動の下準備/権力の再分配etc)
訳者解説 無責任からの脱却 -
人びとに備わる自然権(生存権)の危機を問う!?
人間が人間らしく生きる権利として形成された近代国家を支えた「自然権」を脅かすものは、独裁政治であり、戦争である。
そして今や地球規模で人類に迫る危機は環境汚染と破壊だ。限りなき欲望の果ての破綻を回避できるのは、“ 欲望を制御する” 人びとの理性である。だが、理性を育むべき“ 教育の現場” は見るも無惨だ!不可能性に晒される理性を、その理性自らの批判を通して理性的であるためには……。
【目次】
序
第一章 近代国家と「自然権」──その暗雲
第一節 近代国家──「自然権」の登場
近代国家の確立とその背景
近代国家を支えた哲学思想・「自然権・人権思想」
日本国憲法──権利の体系を中心に
第二節 近代国家──その後の展開
第二章 「自然権」の全面否定──戦争と平和
第一節 20世紀の殺戮・その要因
第一次世界大戦(1914年―18年)
第二次世界大戦(1939年―45年)
朝鮮戦争(1950年―53年)
ベトナム戦争(1959年―75年)
第二節 平和への道程──欲望の制御・永世中立・軍隊をもたない国々
軍隊をもたない国々の存在
自衛隊について
第三章 「自然権」──地球環境破壊
第一節 いま地球では何が起きているか
地球環境破壊の原点──地球温暖化
自然現象説
人為的現象説
地球温暖化の影響
㈠ 大気汚染──地球環境破壊の原点
㈡ オゾン層の破壊 ㈢ 酸性雨と水資源の危機
㈣ 土壌汚染・劣化 ㈤ 海洋汚染
㈥ 砂漠化──近年の現象に注目
第二節 それは制御可能か
世界的な取り組みと現状
㈠ 国連の取り組み
㈡ 国家・地方公共団体・経済界の役割
㈢ 私達自ら実践すべき課題 ㈣ なお問題は残る
終章 見えない解決への道程──教育への期待、その現実
教育の重み
大学の現状と再興
㈠ 私の教員体験 ㈡ 今日の大学教育・その現状
㈢ 大学教育の再建
あとがき -
政府が「福祉元年」をうたい福祉政策を打ち出した1973年、都下の重度障害者施設の閉鎖をめぐって保母達の自主管理が地域を巻き込んで始まった。7年8ヵ月にわたって続けられた生活を賭けた闘いの記録は福祉行政の明日を照す。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
-
婚姻史や家族論で刺激的な論考を展開する独特のアプローチによる女性史論。第1部/母権と父権 第2部/近代市民社会の家父長制とその止揚 第3部/日本女性史に関する二つの問題―古代女性史/沖縄における祭祀継承の慣習と女性。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。