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『戦争、社会、雑誌を除く(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全146件

  • 慈しみを持って生きなさい。祈りとともに歩みなさい。

    世界中を巻き込んだ戦争から数年。
    大国の利害関係に翻弄された、北方の小国はいまだ戦争に国土と国民が傷ついていた。
    懸命に復興を目指す国家において、取り残される人々がいた。
    国家の為に働くことのできない病人やけが人たちは社会から疎外されるしかなかった。

    体を動かせない重病人やけが人が最終的に集められるお屋敷で働き始めることになった猫耳少女・エレナ。
    エレナを待ち受けるのは命の価値が揺らぐ厳しい現実。
    それでも生きることの尊さと生命の可能性を信じるエレナの想いの熱は、いずれ周りの人々に、そして国中に伝わり大きなものになる。
    深い闇のように先の見えない現実における大きな灯となり、やがて国家の福祉を変える少女の物語。
  • シリーズ123冊
    7481,210(税込)
    著:
    長澤光晴
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    水洗トイレ・冷蔵庫からジェトコースター、スケート、虹、オーロラ、飛行機、人工衛星・GPSまで身の回りにある物や現象のしくみが面白いほどよくわかる!文系の人でも理解できるよう、とにかくわかりやすく、またとにかく図を使ってうまく説明しました! 本書で扱ったテーマは、身の回りにそれとなくある物や現象です。それらの仕組みを知らなくても生きてはいけますが、知っていればなかなか楽しく暮らしていける、そんなものばかりです。物理の醍醐味は、いろいろな現象を少数の法則や定理そして少しの仮定で取り扱うことができるところにあると思います。
  • シリーズ175冊
    5831,595(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • 自衛隊最高幹部が振り返る、大東亜戦争のターニングポイント最新の知見から見た大東亜戦争とはどうだったのか。

    ベストセラー『参謀の教科書』(双葉社)を著書に持つ、伊藤元海将。潜水艦艦長にして米国防衛駐在官、情報官(インテリジェンス)も勤め上げた、海将だから読み解ける視点。

    『作戦術思考』『心を道具化する技術』(ともに小社刊)を著書に持つ、小川元陸将。2016年熊本地震の災害派遣を指揮。レンジャー教官。装備部長、西部方面総監。米軍歩兵学校、指揮幕僚大学留学経験もある陸将だから気づくポイント。

    司会進行は、防衛研究家として名高い桜林美佐!

    本書は歴史書というだけではなく、リーダー論、フォロワーシップなど、現代にも通じる組織論などに言及した新しい試みの書籍です。日本にとってあの大戦を考える一つの視点になれば幸いです。


    定説とほとんど違う!? 
    ■海軍善玉論の大嘘、むしろ被害者は陸軍
    ■真珠湾はそもそもメインの戦いではなかった
    ■ミッドウェー作戦は空母殲滅作戦ではなかった
    ■山本五十六の無理解、南雲の善戦
    ■インパール作戦の牟田口愚将説という責任のがれ
    ■米軍は太平洋において、帝国陸海軍が強すぎて手がだせなかった
    ■忘れられそうな世界最大の海戦レイテ
    ■懸命に住民を守ろうした沖縄戦の側面


    第0章 敗北ではなかった!?  ノモンハン事件再考
    第1章 真珠湾攻撃から学ぶべき本当の教訓
    第2章 「陸」から読み解くミッドウェー海戦
    第3章 令和から読み解くガダルカナル
    第4章 なぜインパール作戦は「史上最悪の作戦」になったのか
    第5章 世界最大の海戦・レイテ沖海戦とは何だったのか?
    第6章 帝国陸海軍から見た知られざる沖縄戦
  • 今や政府・企業・組織・個人のどのレベルでも必要とされるSDGsの要・普遍的人権の理念や制度の誕生と発展をたどり,内政干渉を嫌う国家が自らの権力を制約する人権システムの発展を許した国際政治のパラドックスを解く.冷戦体制崩壊後,今日までの国際人権の実効性を吟味し,日本の人権外交・教育の質を世界標準から問う.
  • 2,112(税込)
    著:
    池尾靖志
    レーベル: ――
    出版社: 地平社

    南西諸島の現実から日本の軍事化を問う

    「中国の脅威」に対峙する最前線として、いま、沖縄・琉球弧の島々ではミサイル配備や自衛隊・米軍基地の強化が急速に進んでいる。住民の異論は無視され、地域社会そのものが軍事化の色を帯びていく。実態と問題を詳細に整理。
  • なぜ、アメリカは今「イラン攻撃」を行ったのか?
    現在・過去・未来のつながりで、世界情勢を真に理解できる。

    本書では、9つの国・地域について、世界の潮目が変わった「2010年以降」の超現代史を
    近代から近世、ときには古代史にまで遡りながら解説する。

    ◎アメリカの「自国第一主義」
    ◎ロシアを突き動かす「侵略への恐怖」
    ◎中国がこだわる「国家のメンツ」……

    歴史を知れば、各国の思惑がわかる。

    世界107カ国に赴き、各国のリアルを知り尽くした元外交官が教える、
    分断が進む世界を生き抜くための必須教養。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の動向、読み解く鍵は情報戦である!
    国際政治における各国のインテリジェンス組織の裏面を詳細に解読する!

    ●別班ブームと日本の実情、ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム  
    北朝鮮の暗殺組織 インドvsパキスタンの過激な情報機関、キューバ情報機関
    ドイツ特殊部隊の闇、日本赤軍とシリア秘密警察

    世界の混迷のカギを解き明かすのは、やっぱり諜報!

    世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防衛力と同じくらいに必要なものがある。
    情報戦を勝ち抜く力だ。
    実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜くとともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さらに国際的な世論までも味方につける高度な“情報戦”が行われている。
    そして、その情報戦を担っているのが、米国のCIA(中央情報局)やNSA(国家安全保障局)、ロシアのFSB(連邦保安庁)やGRU(参謀本部情報総局)、あるいはウクライナのGUR(国防省情報総局)やイランの「イスラム革命防衛隊コッズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のインテリジェンス組織だ。
    ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、彼らは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。
    自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐怖の「秘密警察」の顔も持つ。
    こうした組織の活動は非公開が原則なので、あまり日々のニュースでは報じられないが、現代の国際政治では非常に重要な役割を担っている。
    こうしたインテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみたいというのが、本書をとりまとめた目的だ。
    情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。(はじめにより)


    【目次】
    第1章ハマス軍事部門vsイスラエル情報機関 ~インテリジェンス戦争としてのガザ紛争~
    イスラエル国防軍(IDF)の苛烈な反撃/病院攻撃はインテリジェンスの不備か/イスラエルはなぜ奇襲を予測できなかったか/軍事部門「カッサム旅団」の武器ルート/イラン謀略工作機関の正体/イスラエルが追うハマス側の5人のキーマン

    第2章 知られざる情報戦 ~ウクライナ戦争の深層~
    ウクライナを支えたCIA/失敗だったロシア軍のハイブリッド戦/悪意の宣伝工作の中での情報の読み方/ロシア軍参謀本部情報総局と傭兵部隊「ワグネル」/プリゴジンを過大評価した「報道」/情報機関が主導したプリゴジンの乱の後処理

    第3章 習近平の恐怖の監視システムとスパイ・ネットワーク
    公安部、軍、国家安全部、武装警察の役割/国民監視機関「公安部」の全貌/流出した内部文書でわかったウイグル弾圧の手法/顔認証と健康データも監視の手段/習近平が進めてきた情報機関の大改造/日本を狙うサイバー部隊の所在

    第4章 金正恩「独裁体制」の源泉 ~北朝鮮の暗殺組織~
    驚愕の金正男暗殺の手法と北朝鮮工作機関の特徴/2大工作機関「偵察総局」「国家保衛省」/偵察総局第6局(技術サイバー局)と121局/秘密警察「国家保衛省」の全貌/次々に粛清された秘密警察の指揮官たち/恐怖の粛清・支配システム

    第5章 問題だらけの「日本の情報機関」
    『VIVANT』で注目。自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか?/「日米合同の非公然情報部隊」が行っていたこと/金大中事件と「別班」の関わり/最も情報機関に近い「国際テロ情報収集ユニット」/日本の情報機構強化に私案/喫緊の課題は「サイバー戦」強化

    第6章 暗躍する世界の情報・公安機関
    サウジアラビア、トルコ、米国の情報機関はどう動いたか/ベネズエラ独裁政権を支える2大勢力/暴かれたロシア2大機関の暗殺特別班と「毒殺チーム」/中国、ロシア、イランが米国批判の情報戦で連携プレー/インドvsパキスタンの過激な情報機関/ドイツ特殊部隊の闇 「クーデター」未遂の深層/日本赤軍とシリア秘密警察

    第7章 世界最強のインテリジェンス大国=米国情報機関の全貌


    【著者プロフィール】
    黒井文太郎(くろい・ぶんたろう)
    1963年、福島県いわき市生まれ。
    福島県立磐城高校、横浜市大文理学部国際関係課程卒。
    講談社入社。週刊誌編集者として勤務。同退社後、フリージャーナリスト(NY、モスクワ、カイロを拠点に国際紛争取材専門)。
    帰国後、月刊『軍事研究』記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て軍事ジャーナリストに。
    著書に、『北朝鮮に備える軍事学』『イスラムのテロリスト』(講談社)、『日本の防衛7つの論点』『謀略の昭和裏面史』(宝島社)、『イスラム国の正体』(ベストセラーズ)、ほか多数。
  • 綺麗ごとのみ垂れ流すマスコミ、それを鵜呑みにする政策にNO!
    リアリストたれ日本人

    優しい日本人が気づかない残酷な世界の真実
    難民・移民で苦しむ欧州から宇露戦争、ハマス奇襲まで


    序章 日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない 
    ウクライナ戦争のカギを握る東欧/米のノルドストリーム爆破になぜドイツは怒らないのか 他

    第1章民族「追放」で完成した国民国家
    開戦責任はヒトラーだけではない/冷戦時代に成功した東欧の国民国家化 他

    第2章 ベルリンの壁崩壊とメルケル東独時代の謎
    ベルリンの壁を壊したのはソ連だった!?/「赤い牧師」の父を尊敬していたメルケル 他

    第3章 封印された中東と欧州の危ない関係 
    サウジ・イラン国交正常化、どうするアメリカ/トランプ路線ならイスラエルとサウジの合意はできた/トルコ移民の祖国へのジレンマ 他

    第4章 ソ連化するドイツで急接近する「極右」と「極左」
    左傾化したドイツでAfDの台頭は必然/EU人=グローバルエリートと国民の乖離/リベラル・デモクラシーはなぜ共産主義に似るのか 他

    第5章 ドイツを蝕む巨大環境NGOと国際会議
    欺瞞だらけのエネルギー転換政策を推進する論文/ドイツの脱原発のコストは年間一・三兆円/原発政策はフランスを見習え 他

    第6章 国家崩壊はイデオロギーよりも「移民・難民」
    人の命を食い物にする「難民ビジネス」も横行/絶対に難民を入れないという東欧諸国の覚悟/本音では難民を受け入れたくないEU諸国/大多数の国民が“損”をする移民政策/クルド人が起こす事件続出で日本でも難民問題が急浮上 他

    終章 日本は、嫌われても幸せなスイスとハンガリーを見習え
    LGBTへの反撃/子供の性転換手術でリベラルと保守が共闘/国民の幸福度が世界一のスイスは唯我独尊で狡い/国民と国家経済を守るハンガリーの覚悟 他


    【著者プロフィール】
    川口マーン惠美(かわぐちマーンえみ)
    日本大学芸術学部音楽学科卒業。
    1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。ライプツィヒ在住。
    1990年、『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)を上梓、その鋭い批判精神が高く評価される。
    2013年『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』、2014年『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』(ともに講談社)がベストセラーに。
    『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『復興の日本人論』(グッドブックス)が同賞特別賞を受賞。
    その他、『そしてドイツは理想を見失った』(KADOKAWA)、『移民 難民』(グッドブックス)、『世界「新」経済戦争 なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか』(KADOKAWA)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP研究所)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』 (ワック)、『左傾化するSDGs先進国ドイツで今、何が起こっているか』(ビジネス社)など著書多数。

    福井義高(ふくいよしたか)
    青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授
    1962年京都市生まれ。1985年東京大学法学部卒業、1998年カーネギーメロン大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。
    日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学大学院経済学研究科を経て、現職。CFA。専門は会計情報・制度の経済分析。
    著書に『会計測定の再評価』、『たかが会計』、『鉄道ほとんど不要論』(ともに中央経済社)、『日本人が知らない最先端の「世界史」』、『日本人が知らない最先端の「世界史」2(文庫改題「不都合な真実編」)』(ともに祥伝社)、『教科書に書けないグローバリストに抗したヒトラーの真実』(ビジネス社)など。
  • シリーズ162冊
    713990(税込)
    監修:
    Voice編集部
    レーベル: Voice
    出版社: PHP研究所

    安倍総理が進める「アベノミクス」の影響で円安・株高が定着。週刊誌には「安倍バブル」の言葉が躍る。日本経済はこれからどう動くのか。財政再建は大丈夫か、物価目標2%の導入で金利は上昇しないか。先行きを読む1冊です。

    安倍総理が進める「アベノミクス」の影響で円安・株高が定着。週刊誌には「安倍バブル」の言葉が躍る。日本経済はこれからどう動くのか。財政再建は大丈夫か、物価目標2%の導入で金利は上昇しないか。そんな期待と不安から「バブルは再来するか」との総力特集を組んだ。現役大臣の論考のほか、ハイパーインフレの危険性を指摘する藤巻健史氏に中長期展望を聞いた。また、世界的に有名な投資家ジム・ロジャーズ氏に緊急取材し、株式市場を含め日本経済の現状を分析していただいた。特集では、なおも火種が消えていない尖閣問題を中心に、新リーダーをむかえる隣国との付き合い方を「中韓と闘う安倍外交」として考えた。潮目が変わり、われわれの生活にも影響は及ぶはず。先行きを読む1冊です。
  • 「現代のさまざまなレイシズムを簡潔明瞭に分析するとともに、そのルーツを解説し、新たなレイシズムの形態に私たちが疑問を投げかける後押しもしてくれる貴重な一冊。教養課程の選択図書として最適!」
    ──ハワード・ワイナント(カリフォルニア大学教授)

    前世紀末から現在まで続々と新たなトピックを世に送り出しているオックスフォード大学出版の教養入門書《A Very Short Introduction》シリーズ。そのなかから近年とくに注目されているホットイシューを取り上げる。
    第一弾は、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動で世界に再燃・噴出した《レイシズム=人種主義》の問題。
    《人種》という実はとらえどころない《ものさし》で、あちこちに《壁》をつくって対立してきた世界史をひもとき、人間存在のありようと未来を問う。多様性が叫ばれる時代、しっかりと考えておきたい《人種と差別》の話。
  • 日本兵1万人が見つからない謎。

    一記者が執念で上陸し、玉砕の島の土を掘りまくる。
    そして、たどりついた真実とは。
        
    第11回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞作

    硫黄島は、戦後日本の理不尽の縮図だ。(略)
    「戦争の被害はみんなで等しく耐え忍ぶべきだ」という論理は、次の戦争でも必ず使われる。
    過去の理不尽を若い世代が知ること。
    それが、その未来への最大の抵抗だ。
    ――酒井聡平(「文庫版あとがき」より)

    ベストセラーとなった衝撃のノンフィクション、待望の文庫化!

    なぜその島の日本兵1万人は行方不明のままなのか?
    謎の解明に執念を燃やす新聞記者は、民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸。
    遺骨収容に力を尽くす。
    さらに日米の機密文書の徹底調査も開始。
    そしてたどりついた真実とは。
    第11回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞の圧巻ノンフィクション。
  • 物価高と軍備増強、中国敵視……。いまの日本には、1930年代とよく似た空気が広がっている。高市首相の「台湾有事」発言以降、急激に悪化する日中関係。日中戦争が勃発し、戦時体制へと移行した1937年と2026年を歴史的に比較検証する!
  • ■髙橋洋一のわかる入門合本版 「経済学入門」「地政学入門」「バカな外交論」「ピケティ入門」 
     4冊合本版760ページ
    ・バカな外交論 外交の基本 「どう考えても当たり前」のこと
    ・【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
    ・世界のニュースがわかる! 図解地政学入門
    ・たった1つの図でわかる! 図解経済学入門


    ★★★バカな外交論 外交の基本 「どう考えても当たり前」のこと
    「高橋洋一先生が、外交? ご専門は経済ではないの?」
    ――そう思われたかたもいるかもしれません。
    確かに、高橋先生のご専門は経済です。
    しかしアメリカに留学された時の専攻は国際政治。

    そして、いくつか持ってらっしゃる連載では、
    経済と同じくらいの比重で外交について語っていらっしゃいます。
    なぜか。
    それは、経済と外交は密接に関係しているため、
    必然的に同程度の比重で語ることになると高橋先生はおっしゃいます。
    今、日本はTPPに集団的自衛権など、いくら外交問題に
    無関心といえども注目せざるをえないトピックが目白押しとなっています。
    そんななか、「感情論」や「思い込み」ではなく、
    きちんと筋の通ったロジックで外交問題を考えられるためのわかりやすい教本を目指したのが本書です。


    ★★★【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
    『21世紀の資本』主席訳者 山形浩生氏推薦!
    「やっと出た、『21世紀の資本』のまともな解説本!」
    728ページにもおよぶ、歴史的な大作『21世紀の資本』。
    ただ、本当に重要な21枚の図がわかれば、 効率的かつ的確に読み解くことができるのです!

    あの高橋洋一が解説する『21世紀の資本』とは?
    いったい『21世紀の資本』のどこを読み、何を読み取ればいいのかが、わかります!
    社会科学系の学者たちが書評などを通じて表した批評への、
    ピケティの返答集(2014年12月時点日本未翻訳/要約)も掲載。


    ★★★世界のニュースがわかる! 図解地政学入門
    なぜ、中国は太平洋への野心をあらわにしているのか
    なぜ、ロシアはクリミア半島にこだわるのか
    なぜ、アメリカは世界の警察官になり、やめていったのか
    なぜ、ヨーロッパはEUとしてまとまることになったのか

    よりよい、より広い土地を巡る歴史 =「地政学」を見れば、
    過去・現在・未来の各国の野心と 日本の立ち回り方がわかる!
    「地政学」 つまり“地理的な条件が一国の政治や軍事、経済に与える影響を考えること”である。
    これをひと言で定義すると「世界で起こってきた戦争の歴史を知る」になる。
    地理的な条件とは、領土やその周辺地域のこと。
    領土といえば国同士が争い奪い合ってきたもの、つまり戦争がつきものだ。
    だから、地政学とは戦争の歴史を学ぶこと、といえる。
    そして、近代以降は「陸」から「海」へとその覇権争いの舞台が移された――。


    ★★★たった1つの図でわかる! 図解経済学入門
    「えっ、本当にこれだけでいいの! ?」
    たった1枚の図を読み解くだけで、世の中で起こっている経済のあれこれがわかる!!
    たとえば……
    ・「モノの値段」はどう決まる?
    ・「値段が上がったね、嫌だね」だけで終わらせない
    などの、身近なことから、
    ・「お金の政策」いったい、何をどうしているのか
    ・「マイナス金利」「TPP」「消費税増税」をどうとらえるか
    などの、もっと広い範囲まで「たった1枚の図」を使って本書では読み解いていきます。
    ・経済の素人が経済をきちんと理解できること
    ・理解したうえで、マスコミや学者、政治家の言葉に惑わされず、
    自分の頭で考えられるようになること
    この2点が本書の目標です。
    最初から内容を削ることを目的としていたわけではなく、
    この2つの目的を満たすために、経済の入門書に本当に必要な知識は何かと考えた結果、
    自然と行き着いたのが本書なのです。

    ■著者 高橋洋一
    1955年東京都生まれ。
    都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京 大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。
    博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。
    大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客 員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、
    総務大臣補佐官、内閣参事官 (総理補佐官補)等を歴任。
    小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や
    「ふる さと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。2008年退官。
    その後、菅政権では内閣官房参与もつとめ、現在、嘉悦大学経営経済学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。
  • シリーズ4冊
    8801,232(税込)
    編著:
    大江京子
    編著:
    永山茂樹
    編著:
    南典男
    レーベル: ――
    出版社: 地平社

    最新状況をふまえて疑問に答えるブックレット

    政府と主権者との契約であるはずの憲法を、政府が守らない――立憲主義の危機的状況の中で、何が起きているのか。憲法の「そもそも」から、9条や改憲をめぐる最新状況まで、第一線の憲法学者が28の疑問に答える。
  • 本書の特徴は2点あります。1つは現在世界中で起きている「危機と分断」の分析から未来を語る、地政学本の面があること。もう1つは、その分析をベースに、未来を「思考する技法」を具体的に伝えている点です。読者はさまざまな知識を身に着けながら、世界の現在を理解し、解像度高く未来に臨めるようになります。
  • 戦争・民族・宗教・アンダーグラウンド・国家。世界を知るための光と闇の情報分析。
  • シリーズ28冊
    1,2871,584(税込)
    著:
    バウンド
    監修:
    秋山宏次郎
    レーベル: ――
    出版社: カンゼン

    このままでは地球があぶない!
    未来のために考えるべきこと

    未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。

    SDGs(エスディージーズ)とは…
    国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことです。
    この目標に無関係な人は地球上に1人していません。なぜSDGsを達成しなければいけないのか。
    その答えは「このままでは未来の地球は立ち行かないほどの危ない状態」だからです。

    本書では、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。
    専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容になっています。

    これからの世界を引っ張っていく今のこどもたちが将来的に理想の世界で暮らせるようにするためには、
    今からさまざまな問題について考え、周りの人たちと話し合い、取り組んでいくことが大切です。
    それが大人になったときにより良い未来をつくることに繋がるのです。

    【 も く じ 】
    はじめに このままで大人になったときに地球は立ち行かない
    第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
    第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
    第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
    巻末収録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る

    このままでは地球があぶない!
    未来のために考えるべきこと

    未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。

    SDGs(エスディージーズ)とは…
    国連が決めた2030年までに世界の人々が達成しなければならない目標のことです。
    この目標に無関係な人は地球上に1人していません。なぜSDGsを達成しなければいけないのか。
    その答えは「このままでは未来の地球は立ち行かないほどの危ない状態」だからです。

    本書では、未来を担うこどもたちに対し、SDGsと世界が直面する解決すべき問題、
    そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説。
    専門的な言葉もやさしく説明しているので、大人にもわかりやすい内容になっています。

    これからの世界を引っ張っていく今のこどもたちが将来的に理想の世界で暮らせるようにするためには、
    今からさまざまな問題について考え、周りの人たちと話し合い、取り組んでいくことが大切です。
    それが大人になったときにより良い未来をつくることに繋がるのです。

    【 も く じ 】
    はじめに このままで大人になったときに地球は立ち行かない
    第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
    第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
    第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
    巻末収録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る
  • ■「認知戦」は、あなたの脳に仕掛けられた戦争だ

    「フェイクニュース対策」
    「SNSの情報操作」
    「ディスインフォメーション対策」

    もし、あなたが「認知戦」というワードを耳にして
    これらの事象を連想するとしたならば
    残念ながらすでに認知が歪められた状態にあると言わざるをえない

    本書が定義する「認知戦(Cognitive Warfare)」とは、
    外部から刺激を与えて反応を引き出す「心理戦」とは根本的に異なる

    脳の情報処理構造そのものを書き換え、
    対象者の思考・行動・価値観を根底から変えてしまう。
    ─それが認知戦の本質だ。

    ■こんなふうに感じたことはないだろうか?

    ・「同じニュースを見ているのに、
     人によって全く違う現実を生きているのか」と感じたことがある
    ・トランプの言動が「支離滅裂」に見えるのに、
     なぜ支持者は熱狂するのかが理解できない
    ・SNSを見た後、気づかないうちに
     自分の意見が変わっていたような気がする

    これこそがまさに「認知戦」の影響である

    本書を読み終えたとき、あなたは「世界の見え方」が変わっているはずだ。

    ■支離滅裂なトランプの言動に潜む「認知」の操作

    なぜトランプは矛盾だらけの発言を繰り返しながら、交渉を制し続けるのか。

    答えは単純だ。
    意識してやっていないからこそ、強いのだ。

    計算された戦略は相手に読まれる。
    しかし、本能と直感から繰り出される「認知の攪乱」は、誰にも防ぎようがない。

    相手が「合理的判断を下せなくなる地点」まで引きずり込む。
    ─それがトランプという現象の正体だ

    「政治的暴言」
    「ディープステート」
    「関税」

    これらはすべて認知戦の道具にすぎない。
    本書はその構造を、その危険性を、
    インテリジェンスの最前線に身を置いた著者たちが徹底的に解剖する。

    ■すでに日本に仕掛けられている米中露の認知戦

    ロシアはウクライナで。中国は台湾・沖縄で。
    そしてアメリカは世界中で、認知戦を展開している。

    中国が巧みに仕掛ける「三戦」(世論戦・心理戦・法律戦)は、
    軍事衝突の前から始まっている。

    福島原発の処理水問題、沖縄の独立論、琉球帰属論─
    これらは偶然ではなく、
    日本国民の「信念体系」を標的にした、精緻に設計された認知攻撃だ。

    そして最も恐ろしいのは、
    「敵」よりも先に「自国民」が認知戦の標的になるという事実だ。

    コロナワクチン、メディアコントロール、SNSアルゴリズム─。
    気づかないままに影響を受けているかもしれない。

    ■スマートフォンが認知戦の最前線兵器となる
    「AIの進化」
    「空間コンピューティング」
    「DecNef(デコード化ニューロフィードバック)」…

    認知戦の手法は、間接的なものから
    「脳への直接介入」へと急速に進化している。

    ■本書は世界で初めて、軍事司令部に提示された
    認知戦防衛システム「CWCSS」の内部構造まで踏み込んで解説する。

    それは、サイバー戦でわが国が犯した失敗を、
    認知戦では繰り返さないための緊急の警告でもある。

    認知戦において「手遅れ」は、経済的損失では済まされない。
    国家の存亡に直結する。

    全国民必読の書。
  • 法の網を抜けるAI犯罪、止まらぬ政治腐敗。憲法公布80年の節目、池上彰が「法の限界」と「正義の行方」を解き明かす。

    法の網を抜けるAI犯罪、止まらぬ政治腐敗。憲法公布80年の節目、池上彰が「法の限界」と「正義の行方」を解き明かす。

    憲法公布80年。法が追いつかない「空白地帯」で、私たちはどう生きるか。
    連日報じられる、法の抜け穴を突くような政治腐敗、AIやSNSを悪用し選挙や世論を操る認知戦、そして責任の所在があいまいなデジタル犯罪。 多くの人が「平等ではない、何かおかしい」と感じながらも、「法的には問題なし」とされたり、巧妙に処罰を逃れたりする事態が次々と起きています。
    まさに『法で裁けない正義』が、2026年の私たちの社会を静かに、しかし確実に浸食しているのです。
    本作はジャーナリスト・池上彰が、最新の時事問題を網羅しながら、法の限界とその先に広がる「新しい正義の行方」を徹底解説します。

    【本書の主なテーマ】
    ・なぜ政治とカネの問題はなくならないのか?
    ・AIの暴走、ディープフェイク……テクノロジーが生んだ法の空白
    ・適法なら何でもありか? 崩れゆく日本人の倫理観
    ・憲法公布80年で見えてきた、日本国憲法の「寿命」と「これから」

    【池上彰氏からのメッセージ】
    2026年、私たちは日本国憲法公布から80年という大きな節目を迎えました。 戦後の焼け跡から立ち上がり、この国はたしかに豊かになりました。しかし、皆さんの心に、本当の安心はあるでしょうか。むしろ、正体のわからない不安が、年々強まってはいないでしょうか。
    社会が複雑になり、変化のスピードが速すぎる現代では、法律が追いつかない空白地帯が広がっています。そこでは、法的には裁けないけれど、私たちの倫理観がおかしいと叫ぶ不条理が次々と起きています。
    法律は、社会の最低限のルールに過ぎません。 不条理な世の中を生き抜くための本当の武器は、あなたの外側にあるルールではなく、あなたの内側にある教養と倫理です。
    かつての日本人は「お天道様が見ている」という言葉を大切にしてきました。誰が見ていなくても、自分の良心に恥じない生き方をする。この気骨ある生き方こそが、迷いの中にいる私たちにとっての、もっとも確かな処方箋になると私は信じています。
    過去に実際に起きた事件や社会現象をひもときながら、法の限界と、その先に広がる「法にとどまらない正義の行方」、すなわち「正義とは何か」を、あなたと一緒に深く掘り下げていきましょう。

    池上 彰(イケガミアキラ):1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者として事件、災害、消費者・教育問題などを担当する。1994年からは11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として出演し、ニュースをわかりやすく解説するスタイルを確立。 2005年よりフリーのジャーナリストとして活動。執筆に加え、テレビ番組等で幅広いニュース解説を行い、世代を超えて支持を集めている。『池上彰が大切にしているタテの想像力とヨコの想像力』(講談社)、『池上彰の未来予測 After 2040』(主婦の友社)など著書多数。

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  • 「女性にとって世界最悪の場所」
    ――私はどうしてもこの国に行きたかった。

    イスラム主義組織タリバンによる再支配後の社会を
    南アジア特派員として3年間にわたり取材した
    気鋭のジャーナリストが描く、いま
    最も切実なアフガニスタンの記録。

    学ぶことが禁じられた国で――善悪だけでは語れない、女性たちが生きる現実

    アフガニスタン――正式名称、アフガニスタン・イスラム共和国。イスラム主義組織タリバンが再び実権を握り、女性の権利を厳しく制限するこの国は、「女性にとって世界で最悪の場所」とも呼ばれている。
    イランやパキスタンなど6カ国に囲まれた、海のない乾いた山国。かつてシルクロードの中継地、東西文化が交わる「文明の十字路」として栄華を極めた。しかし1979年のソ連侵攻以降、戦争と内戦が絶えず、美しい街や文化財は破壊され、人々の暮らしは荒廃した。2001年にはアメリカがタリバン政権を排除すべく軍を派遣。その後20年にわたり軍事作戦が続いた。日本を含む外国からの支援で、一時は学校や医療施設が整備された時期もあった。しかし、紛争の火種が消えることはなく、人々の生活に深い傷跡が刻まれ続けた。
    2021年、バイデン米政権のアフガニスタン撤退に伴い、タリバンが再び権力を掌握。女性や子どもたちの自由は剥奪され、暮らしは困窮を極めている。
    タリバン暫定政権下のアフガニスタンで、何が起きているのか。世界が目をそらしがちなこの国で、女性たちはいま、何を思い、どう生きているのか――。
    本書は、南アジア特派員として2025年3月まで3年間現地に駐在した著者が、アフガニスタンの現在地を徹底した取材に基づき克明に描き出す。
  • シリーズ104冊
    1,7602,640(税込)
    著:
    浅見克彦
    レーベル: ――
    出版社: 青弓社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学・思想のなかにさぐり、自我の実相を一つひとつ確認しながら提示する愛の思想史。
  • 正義よ、私たちの嵐となれ。

    イスラエルによるガザ攻撃に対して世界の最前線で異を唱え、偽りの「停戦」を批判してきたアルバネーゼ。圧巻のヨハネスブルグ・スピーチ及び、日本を含む第三国の企業・国家責任を問うた二つの国連人権理事会報告書を収録。
  • 問題の本質が分かる!ベストセラーの決定版
    単行本累計5万部突破!23年10月の攻撃直後に緊急出版されたパレスチナ問題を理解するための必読書に大幅増補の決定版
    永井玲衣氏との対談、Q&A、作品ガイドほか
  • 7つの論点で、日本の今が見えてくる!

    「経済」「戦争」「リーダー」「組織」「宗教」「地政学」「世界史」の視点で、
    歴史の要点と流れが一気につかめる!

    「歴史はおもしろい。僕はそう思います。
    歴史は、人類が5000年以上にわたって積み重ねてきた巨大なデータベースです。それはいまの僕らが何をなすべきなのか、そして未来をどうすべきかを考えるための有効な羅針盤となります。人間が考えることや社会が動くパターンは、昔も今もそれほど大きくは変わらないからです。」(まえがきより)

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 日本には、この島々を死守すべき理由がある。

    東シナ海・尖閣諸島周辺の“波”が再び高まっている。だがこの島々は古来、多くの遭難者を助けてきた「命を救う島」であり、日本にとっての“存立基盤”だった──。国境取材の第一人者が発掘した「尖閣救難史」10の物語。

    〈尖閣の島々は、中国が台湾や米軍基地を攻撃する際の「橋頭堡」になり得る。[中略]対中国の最前線である尖閣諸島は、それほど重要な戦略拠点であり、日本側は、ここを是が非でも死守しなくてはならないのだ。
     とはいえ、「尖閣を守れ」というスローガンを声高に叫んでも、それで中国の尖閣奪取を封じられるわけではない。[中略]そこで私が訴えたいのが、本書で紹介する尖閣諸島における日本人の救難の歴史である。中国側がいくらこの島々を「中国固有の領土」と強弁しようとも、ここは日本人とは切っても切れないつながりがある土地だったことが、歴史を繙くことでよくわかる。〉──「新書版まえがき」より

    戦時遭難船「千早丸」、ダグラス「桂号」「阿蘇号」不時着事件、福州漁船遭難事件……尖閣・南西諸島周辺の海域で起きた知られざるサバイバル劇の数々。日中間の緊張が高まっている今こそ読むべき“国境の島”の歴史的レポート。

    (底本 2026年2月発売作品)

    ※この作品は一部カラーです。
  • 広島に落とされた原爆によって家族を失った悲しみ,戦争への怒り,そして平和への願いから生まれた不朽の名作『はだしのゲン』.今も世代を越えて読まれ続けているマンガに託された人間賛歌とはどのようなものだったのか? いかにしてヒロシマの記憶を若い世代へと語りつぐのか? 著者の思いを伝える.
  • 大人が始めた戦争を、戦うのは誰か
    君たちはどのような選択をするのか
    そのとき、君は戦いますか

    私には、日本はどんどん戦争に近づいているように見えます。このまま戦争へと近づき、いつか再びどこかの国と戦争をすることになるのでしょうか。そのとき戦うのは誰でしょうか。戦争しない道を選ぶにせよ、力対力の戦争する道を進むにせよ、タイムアップは迫ってきています。若いみなさんは、どちらの道を行くことになるのでしょうか。できることなら、私もみなさんと共に考えていきたいところですが、残された時間は長くはありません。ですから、みなさんが未来を考える上で、参考になりそうなことをここに書き記します。


    【目次】
    第1章 世界では常にどこかで戦争が起きている
    1 私たちは絶望の淵に立っている
    2 悲惨な体験も戦争をとめられない
    3 戦後80年の平和は未来の平和を保証しない

    第2章 記録としての戦争から私たちが学べること
    1 戦争の記憶はやがてなくなる
    2 集団的自衛権が大惨事の引き金となる
    3 記録だけでは伝わらない大事なこと 
    4 国民は強気な言説に魅せられる
    5 平和とはバラ色の世界ではない

    第3章 Z世代は戦後初めて銃をとる世代になるかもしれない
    1 戦後初めて銃をとる世代が生まれる
    2 そのとき、君は戦いますか
    3 現代の戦争はいくらかかるのか
    4 米国が戦うのは米国の国益のため

    第4章 日本にとって本当の軍事的脅威は何か
    1 日本は中国と戦って勝てるのか
    2 日本が核武装をする悪夢
    3 すべての兵器は子どものおもちゃと同じ
    4 ミサイル装備より自然災害の避難所整備

    第5章 切っても切れない戦争とメディアの関係
    1 メディアは情けないほどもろい
    2 ニュースが国民を戦争に近づける
    3 エリザベート・ノイマンの「沈黙の螺旋」
    4 戦争世論形成のメカニズム
    5 必要なのは戦う意思を減らす報道

    第6章 科学技術の発展で戦争をなくすことができるのか
    1 核廃絶はいまだ夢のまた夢
    2 核がテロリストの手に渡る悪夢
    3 核兵器を無効化する兵器開発
    4 シンギュラリティは戦争をなくせるか
    5 地上から戦争が消える恐怖

    第7章 君たちはどのような選択をするのか
    1 軍事力のある国は安全か
    2 戦争に近づけば必ず獣の血が騒ぎだす
    3 日本の未来は若い君たちが決めるべき
  • シリーズ10冊
    9501,210(税込)
    著者:
    池上彰
    レーベル: ――

    池上解説で世界の<次>を読む!

    自ら中東、アメリカ、アジアなど世界各地を取材してきたジャーナリストの池上彰氏が、国際情勢の今を「世界一分かりやすく」解説。
  • 辺境の国が世界を動かした激動の記録!

    混迷を極めた時代、一国の大統領が、かつては世界の辺境と見なされた自国の命運を握り、国際舞台の中心へと押し上げた壮大な物語である。
    有史以来の緊張が高まる中、指導者は強硬なドナルド・トランプ大統領と金正恩委員長という、
    強大な勢力のトップ同士を対話の場に引きずり出すという、前代未聞の調停を試みた。
    軍事境界線上で交わされた極秘の「本音」の対話は、世界を驚かせ、平和への希望を生んだが、
    そのプロセスは、予期せぬ外部からの妨害や、相手指導者の極端な態度によって、幾度も挫折の危機に瀕した。
    これは、自国の力が「先進国」へと劇的に飛躍した時代の記録である。
    国民の力と成熟した民主主義を外交の武器とし、危機への粘り強い対応と自立への努力が、国家の品格をかつてなく高めた。
    トランプと金正恩との駆け引き、そして今なお続く半島の運命と、平和への道のりのすべてが、この一冊に凝縮されている!
  • 現代パレスチナ史の世界的泰斗が、シオニズム運動の胎動から2023年ガザ虐殺まで、その歴史をわかりやすく解説。世界水準の基礎知識がコンパクトな一冊にまとまった決定版。
  • シリーズ3冊
    1,6501,760(税込)
    著者:
    中沢啓治
    レーベル: ――
    出版社: 垣内出版

    広島で誕生したプロ野球球団「広島カープ」を応援する人々の情熱を描いたスポーツヒューマンドラマ。

    広島で誕生したプロ野球球団「広島カープ」を応援する人々の情熱を描いたスポーツヒューマンドラマ。野球大好きな原爆孤児・大地進は、仲間達と野球チーム「ラッキーズ」を結成し、 進駐軍との野球勝負に勝つ事で生計を立てていた。そしてプロ野球公式戦を初めて観戦した進は、プロ野球の迫力にすっかり魅了される。 その後、 新聞記者の息子・青野から、広島にプロ野球チームができると聞いた進たちは歓喜に沸く。
  • シリーズ13冊
    165(税込)
    著者:
    中沢啓治
    レーベル: ――
    出版社: 垣内出版

    戦争で死んだ兄の遺品を手にした飛行機パイロットの西田。

    戦争で死んだ兄の遺品を手にした飛行機パイロットの西田。
    だがその遺品には、兄の死の真相に関わるある秘密があった……!
  • シリーズ7冊
    1,3001,500(税込)
    著:
    渡邉哲也
    レーベル: ――
    出版社: PHP研究所

    リーマン・ショックや欧州危機、トランプ当選などを的中させてきた著者が予測する48のリスクとは。東京五輪にうつつを抜かしていると、経済とお金の流れを読み損なう。リスク予測とその対策にまで踏み込んだ、全経済人必読の経済予測書。

    人気経済評論家が解説 ビジネス、投資に影響大! 最新48リスク 米中貿易戦争に始まり、香港問題や英国のEU離脱、中国経済の下火など、2019年は国際リスクに事欠かなかった。国内に目を転じれば、年金問題や消費税増税など、日本経済に悪影響を与える要素も少なくない。だが、2020年は国内外のリスクがさらに増大するというのが、著者の見立てだ。リーマン・ショックや欧州危機、トランプ当選などを的中させてきた著者が予測する48のリスクとは。東京五輪にうつつを抜かしていると、経済とお金の流れを読み損なう。リスク予測とその対策にまで踏み込んだ、全経済人必読の経済予測書。 <本書の内容>第1章 米中対立は終わらない――「ビジネスマン」トランプの経済政策 第2章 「バンブーシャッター」が降ろされる日――分断の時代を迎えた激動の世界 第3章 いよいよ危ない中国経済――タイムリミットは2022年 第4章 来る「アジア危機」に備えよーー火だるまの韓国経済 第5章 EUは世界の火薬庫となるかーー待たれる英国の決断 第6章 令和に真価が問われる日本経済――最大の敵は「日本企業」 2020年はこれまでにないほど、国際情勢が動くのは間違いない。秋にはアメリカ大統領選も控える。正直に言うと、東京オリンピック・パラリンピックに浮かれている場合ではない。本書を読了すれば、その理由が明快に理解できるだろう。――「はじめに」より
  • 海は、探検と収奪に満ちている――! 

    ★『サイエンス・ニュース』2023年ベストブック

    ★『グローブ・アンド・メール』2023年ベストノンフィクション

    ★「必読の書。[…]すべてが非常に読みやすく、そして深く不吉な内容だ。」
    ――サイモン・ウィンチェスター、『世界を変えた地図』著者(『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』より)

    ★「魅惑的な海の物語。息をのむ冒険、ハイリスクの探検、政治的陰謀が詰まっている。トレザウェイは私たちを海の底へと導き、なぜそこがそれほど重要かを巧みに示している。」
    ――ヘレン・スケールズ、『深海学』著者

    【概要】
    地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。

    “一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検)

    そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。

    五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち……

    本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。

    “私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章)

    今、私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション!
  • 核軍拡の流れを反転させるために

    核の脅威を地球上からなくすための現実的な選択肢として、非核兵器地帯の道筋を示す。
    核なき北東アジア、核なき世界に向け、構想力のある外交と社会運動のために。
  • 昭和史研究の第一人者が、貴重な証言と埋もれた資料から紡いだ「歴史の真実と教訓」!

    2025年は「昭和100年」、「戦後80年」の節目を迎える。しかし、ロシアによるウクライナへの侵略戦争、ハマスに対するイスラエルの虐殺ともいうべき執拗な攻撃、中国と台湾の緊張などを歴史の視点で見ていくと、平和な戦後社会が訪れたとは決して言うことができない。
    再び戦争の時代に陥らないために、我々が注意しなければいけないのは「言葉」だ。
    近代日本史の戦争の時代には、呪われた「言葉」「用語」が使われた。「非国民」「玉砕」「皇国」「隣組」「本土決戦」「国民は無色」「兵隊さんよありがとう」などである。
    戦後、日本社会はこうした用語を社会の公認の語とすることはなかった。その誇りをこれからも守り続けるために、こうした語の暴力性と背景を改めて検証し、心に刻んでおきたい。

    狂気の産物ともいえるこれらの戦時用語が「正義の言葉」として使われた結果、無謀な戦争に巻き込まれていった人々の証言とともに、実証主義的姿勢で歴史に向き合う。

    ◆第1部 国民を呪縛した7つの戦時用語
    ①非国民
    ②玉砕
    ③皇国
    ④兵隊さんよありがとう
    ⑤隣組
    ⑥本土決戦
    ⑦国民は無色
    ◆第2部 死んでいった兵士たち、生き残った兵士たち
    ①戦陣訓
    ②きけわだつみのこえ
    ③兵士たちの戦場体験
  • 2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、すでに3年以上続く戦争となった。2025年1月に誕生したアメリカのドナルド・トランプ政権は停戦へ向けた交渉を進めるが、その先行きは依然として不透明である。なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? この戦争の本質を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観、さらには「グローバルサウスの台頭」や「パクス・アメリカーナの終焉」の影響を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、ウクライナ戦争後の世界秩序のゆくえと、新たな「文明の衝突」の核心に迫る。
  • ※本書は、1993年7月に刊行された『自ら国を潰すのか』の新装版です。

    戦後80年も洗脳され続けている日本人への警告
    国際法を知らない日本人こそが戦争への道を開く

    戦後80年も経過しているにもかかわらず、日本は戦後占領政策による洗脳からいまだに脱却できていない。国連に対する誤解は、その典型例である。国連とは実は対日軍事同盟であり、戦勝国であった連合軍のことである。それが証拠にいまだに旧枢軸国であるドイツや日本を差別する規定が敵国条項として国連憲章のなかに書かれているではないか。いまだに日本は国連の敵国なのだ。その国連を日本人は、平和の象徴としてありがたがっているのだから笑止である。
     1991年の湾岸戦争で日本は130億ドルもの巨額資金を提供したにもかかわらず、国際社会からは「小切手外交」と揶揄されるしまつだった。そこで1992年に日本はPKO法案を制定したが、そこには致命的な矛盾があることを日本人は理解していなかった。国連とは軍事同盟であり、PKOとは戦争そのものであり、PKFは軍隊そのものだからである。つまり、日本は憲法を守ろうとすれば、国連から脱退しなければならないのだ。国際法に対する無知は、戦争への道を自ら切り開くようなものだ。
     国際法を知らない日本人の致命的弱点を剔抉し、国連の軍事同盟としての本質や、憲法改正がいまだにできない日本政治の魔訶不思議、先の戦争における日本人の歴史無理解などを碩学二人が語りつくす憂国対談。
  • 戦時下、いじめは大量生産されていた。
    全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍……
    「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」
    「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」
    「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」
    最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。
    数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。
  • 古代から現代まで、日本の「失敗の本質」とは?!

    歴史は繰り返す……
    私たち日本人は何に失敗してきたのか? その国民性とは?
    どうすれば、繰り返してきた失敗から、卒業することができるのか?
    政治、軍事・外交、経済、文化……4つの視点で日本史を一刀両断!!
    「日本一生徒数の多い社会科講師」スタディサプリの人気講師である著者が、原点であり、最も得意とする日本史に取り組んだ渾身の書き下ろし。

    通史で暴く!! 「失敗の本質」
    本書では、古代・中世・近世・近代・現代の時代区分を念頭に、時系列で日本の「政治、軍事・外交、経済、文化」の歴史を検討していきます。それぞれのテーマにおける「成功と失敗の本質」を、そして「日本の歴史」全体に共通する大問題をも探っていく一冊です。大人の学び直しにも好適の通史。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • ウクライナ侵攻におけるプーチン・ロシアの思想的根拠として注目を集めた「ネオ・ユーラシア主義」。その見立ては正しいのか。大国の戸惑いを反映する思想の実相を、第一人者が解き明かす。
  • 日本国憲法は国民の「幸福を追求する権利」を保障する。しかし、幸福とは個人が自ら追求するものであり、外部から与えられるものではない。では、憲法は幸福に対して、どのような姿勢をとっているのか。気鋭の憲法学者が、自由や人権、家族制度、同性婚、プライバシー権、選択的夫婦別姓、健康、共同親権、マイノリティへの差別意識など様々な問題を、憲法に書かれた言葉と向き合い解きほぐしていく。
  • パレスチナ虐殺を目の当たりにしながら、私たちは何もできないままなのか――。故エドワード・サイードの同志で思想的継承者のハミッド・ダバシが見出した新たな「抵抗」の可能性。世界は植民地主義に加担し、「占領」「統治」「戦争」などといった概念は転倒する。ヨーロッパ中心主義的な「理性」を徹底的に批判した論説集。
  • ソ連軍「満洲侵攻」80年目の真実。

    1945(昭和20)年8月の日本降伏直後、ソ連第一極東方面軍の前線司令部が置かれていた僻村ジャリコーヴォで、「日ソ停戦交渉」が行なわれた。その場で通訳を務めたのは、在満洲国ハルビン日本総領事・宮川舩夫。だが彼は、単なる通訳ではなかった──。

    〈当初、秦総参謀長から停戦会談への同行要請を受けた宮川は、こう答えたとされている。
    「外務省に入って以来、今日まで、ソ連関係一筋の務めについてきました。今、国家の重大事に軍使に同行することは外交官として当然、かつ最後の御奉公であります」
    (瀬島龍三著『幾山河』)
     文字どおり、これが外交官・宮川舩夫の「最後の御奉公」となってしまったのだった。〉

    ノンキャリアのロシア語通訳官として任官した宮川は、歴代の駐ソ大使に重用され、「日ソ中立条約」の締結交渉を陰で支えるなど、外務省きってのロシア通として知られていた。その一方で、ウラジオストク総領事やハルビン総領事などを歴任し、対ソ情報収集の最前線に立つインテリジェンス・オフィサーとしても八面六臂の活躍をした外交官だった。

    しかし、終戦後まもなく、宮川は外交官の不逮捕特権を蹂躙され、ソ連軍に拘束・収監される。そして、隠密裡にモスクワの監獄へと送られ、起訴されることもないまま獄死した。そうした経緯が明かされたのは、ソ連が崩壊した1991年暮れのことだった。

    なぜソ連は真実を隠し続けたのか──。
    ソ連軍の満洲侵攻から80年、その舞台裏が初めて明かされる。

    (底本 2025年6月発売作品)
  • 2,530(税込)
    著者:
    A.C. グレイリング
    著者:
    道本美穂
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    民間企業や国家がこぞって参戦する「宇宙開発」――
    軍事的にも経済的にも注目の的であるその場所を、
    独占や紛争から守り、平和的に管理することは可能か? 

    「共有地(コモンズ)の悲劇」を回避するために、
    著名な哲学者が参照すべき「3つの前例」をひもとく! 
    南極、海洋、アフリカの歴史に学び、
    「人類の共同の利益」を守るための議論の土台をつくる一冊。

    “この本が最初に出版されたとき、大きな関心を呼んだことは注目に値する。唯一の否定的な反応は、宇宙産業の関係者からのものであり、彼らは条約やルールに縛られない自由な活動を望み、規制には後ろ向きだ。そのこと自体が警告であり、本書の主張を裏づけるものである。[…]本書は、宇宙技術や宇宙飛行、月の地質や技術工学的な問題に関する本ではない。地球の大気圏外での人類の活動について、国際合意の枠組みが必要なことを明確に示した本である。また、同様のニーズを満たすための取り組みがいかに難しいか、それが明らかになった最近の事例を関連づけて考察した本でもある。そうした事例から教訓を得て、各国政府やほかのすべての関係者に対して未来に向けた理性的な思慮を促し、宇宙活動を規制するという問題について世界の議論を促すことに貢献できれば、本書の目的は達成されたと言えるだろう。”(「新版刊行にあたって」より)
  • 戦後の日本国憲法下では天皇は政治的権能を失い、側近が政治的影響力を及ぼすことはなくなった。内大臣は廃止され、侍従長も純粋な天皇の秘書役となる。侍従職は御璽・国璽を管理するが、天皇の国事行為に関与することはありえなくなった。オクはまさしく政治の舞台から退場し、宮中の奥に収まったのだ。
     (中略)
     敗戦後しばらくは天皇に反発する国民も少なくなかったが、世論の大多数は天皇制を支持した。政治的権能は失ったが、精神的権威としての天皇は存続した。天皇は戦後の日本社会でも大きな存在でありつづけた。昭和の戦前戦中期に軍などの勢力にその権威が利用されたように、日本国憲法の下でも内閣その他の政治勢力によって天皇の権力(形式的ではあるが)と権威が利用される危険性は残ったのだ。
     昭和の亡国の歴史をくりかえさないためにも、天皇の政治利用は絶対に阻止しなければならない。ある特定の政治勢力に利用されていると国民が受け止めれば、国民統合の象徴としての信頼と権威は瓦解し、天皇制の存続も危うくなる。
     そのための「盾」として、重要な役割を担うことになったのがオモテを仕切る宮内庁長官である。宮内庁は内閣の下にある官庁だが、天皇を政治的、恣意的に利用しようとする動きがあれば、内閣といえどもその指示に抵抗しなければならない。ある局面では政府から超然とする必要があり、その気概が求められる。宮内庁長官はむずかしい職務である。
     (中略)
     象徴天皇制での宮内庁長官は2025(令和7)年初めの時点で歴代10人を数える。
     (中略)
     象徴天皇制が実施されておおよそ80年。この間に生じたさまざまな課題にたいして、各時代の長官はどう対処してきたのか。それを俯瞰することで、象徴天皇の形成過程とあるべき姿が浮かび上がってくると思う。(プロローグより)
  • 1,980(税込)
    著:
    櫻木みわ
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    少女たちはソウルで夢を見た。

    K-POPデビューを夢見る陽奈と、大学進学する幼なじみに思いを寄せるソユン。日韓のふたりの少女は、それぞれの理由から芸能事務所の練習生としてソウルで暮らし始めた。ブラジル、タイなど各国出身の練習生とのつながりは深まる一方、韓国芸能界の荒波に心と体をすり減らしていく――

    K-POP、韓国ドラマ、ヘイトスピーチ、領土問題、南北朝鮮、戦争、植民地。全てを描き抜いた傑作――スケザネ氏(書評家)

    現代女性の抱える悲哀を題材とした中編『コークスが燃えている』で熱狂的な支持を得た著者による、初の長編小説!
  • 1,584(税込)
    著:
    石井暁
    レーベル: ――
    出版社: 地平社

    政府を震撼させつづけたスクープ集!

    30年にわたり政府・防衛省を取材しつづけるジャーナリズム実践の粋。辺野古密約、「いずも」空母化、日米共同作戦計画……シビリアン・コントロールの枠を外れかねない最大の実力組織を監視してきた執念のスクープ集。

    現時点からの補足のほか、青木理氏(ジャーナリスト)による解説を付す。
  • 世界の成り立ちの核心がわかる!
    現代を読み解く教養が身につく1冊。

    知の巨人、出口治明氏による、宗教を通して世界の動きがわかる本。
    1万2千年前から人類を形作ってきた宗教を知ることで、現代社会が見えてくる。

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 戦力不保持を定めた憲法9条と、軍事力強化が進む実際の安保政策。その乖離はもはやパラレルワールドのようだ。イラク戦争での自衛隊の活動を違憲と認めた名古屋高裁判決(2008年)にあらためて光を当て、憲法と安保政策の現在地を明らかにする。防衛省担当記者の取材秘録。
  • 永らく国境を閉ざしていた謎の独裁国家「サバキスタン」はある日、国境を開放した。偉大なるサバキスタンの栄華を世界に伝えるため、世界各国のジャーナリストたちが招かれた。その日、同国では全国民から敬愛を受ける国父、リーダーである「同志相棒」の葬儀のリハーサルイベントが行われようとしていた。サバキスタンの工場に努める女性・ハーモニーもその名誉あるイベントへの参加を許されたひとり。彼女は喜びと誇らしい気持ちを胸に会場となるスタジアムへと向かった。
    同志相棒に招かれた世界的ジャーナリストのアンリ・パスカルもまた、宮殿内で同志相棒から歓待を受けていた。すべてが豪華絢爛で見事に設えられた奇妙な空間の中、アンリ・パスカルはふと戯れに、庭にある一本の木の枝を折ってしまう。その木は若き同志相棒が植樹した神聖なものであり、それを傷つけることは大罪であった…。
    架空の独裁国家における不自由や弾圧、陰謀、歴史の改ざん。そして人々の真実を求める心、抵抗、愛する国への願い――。迷える大国・ロシアから届いた、自由の意義を問いかけるアンチ独裁グラフィック・ノベル!
  • テロリズム、インテリジェンス、サイバーセキュリティ等は、遠い世界のことと思いがちですが、こうした問題は意外にも私たちの日常生活とも密接に結びついています。20世紀の冷戦構造があった時代には、世界情勢の中心は米ソを軸とした二極の対立でしたが、ソ連崩壊後の世界では、民族・宗教・思想の対立が複雑化・混沌とし、テロや紛争が各地で絶え間なく起こっています。
    社会の諸課題が複雑化して既存の知識や分析枠組みが通用しにくくなる中、ガバナンス的思考は今後更に重要になるでしょう。こうした領域の一端に触れることによって、ガバナンス的な思考センスを身につけるためにも有効な一冊です。
    さて、インテリジェンスとは何を指すのでしょうか?
    「インテリジェンスとは、『政策決定者が国家安全保障上の問題に関して判断を行うために政策決定者に提供される、情報から分析・加工された知識のプロダクト、あるいはそうしたプロダクトを生産するプロセス』のことを言う」。
    この定義にしたがって、本書では、情報分析の素材となる情報の収集方法、情報の加工の方法、またその過程における有効な方法と陥りやすい誤りなど、実践的な知識を提供しています。
    そして、CIAやモサド、MI6や公安などインテリジェンス機関の活動の一端についての紹介やコラムで実際の事件を扱います。インテリジェンス機関と犯罪捜査機関との相違点もあきらかにされます。
    得られた情報に、分析という加工を経たプロダクトの優劣の考え方、また、ミラー・イメージング、クロス・チェックといったプロダクト生成時の問題や改善法などについても述べられます。
    インテリジェンス入門として、情報収集と情報加工の教科書として、格好の入門書です。

    [原本]
    『インテリジェンスの基礎理論 第二版』立花書房
    学術文庫に収録するにあたり、全面的に改訂した。

    【目次より】
    学術文庫版はしがき
    第一章 インテリジェンスとは何か 定義、機能、特徴
    第一章の補論
    第二章 インテリジェンス・プロセス
    第三章 インテリジェンス・コミュニティ ― 日米の組織
    第四章 インフォメーションの収集
    第五章 インフォメーションの分析
    第六章 その他のインテリジェンス機能
    第七章 インテリジェンスの課題 伝統的な課題から新たな課題へ
    第八章 インテリジェンス組織に対する民主的統制
    【巻末資料】
    解説 佐藤優
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    関税25%連発、グリーンランド&パナマ運河は俺のもの,脱・脱炭素etc.
    暴走するトランプの思惑をビジネス教養「地政学」で完全解析!

    最新国際情勢を地政学で読み解き、ビジネスに勝利せよ!

    [監修]神野正史(元河合塾世界史講師)

    ●トランプがパナマ運河を欲しがる地政学的理由
    ●メルカトル図法脳に支配されたトランプ的地政学
    ●ロシアとウォッカと地政学
    ●日本の植民地化を防いだ地政学的理由
    ●自立するASEANetc.

    業界最多の地図と図解でひと目でわかる
    ビジュアル版「最新地政学」本の決定版!!
  • 騙されてはいけない!
    戦争、偽装難民、反日、財務省
    美辞麗句の裏に利権あり!!

    世界は「利権」で動いている。それは一つの国の内部で激しいせめぎ合いを生み、国家間の闘争やテロ勢力との戦いなどにも絡む。ひと口に利権と言っても中身は様々で、天然資源や漁場をめぐる「領土利権」から、脱炭素を旗印に太陽光・風力発電の特別優遇、補助金拡大を求める「再生可能エネルギー(再エネ)利権」、常に増税、天下り先確保を狙う財務省に代表される「官僚利権」、信者獲得をめぐる「宗教利権」に至るまで枚挙にいとまがない。
    本書のタイトル『世界は利権で動いている』は、より正確には「世界はイデオロギー(観念形態)の衣をまとった利権で動いている」と表すべきものである。利権のみを露骨に優先して、主張を打ち出す集団は世論を動かせない。そこで彼らは、美辞麗句に彩られたイデオロギーを高く掲げる。いわく地球環境保全、いわく財政健全化、いわくLGBT(性的少数者)差別の排除…。
    マスコミを賑わすコメンテーターたちは、とかくイデオロギーで世界の「潮流」を説明し、「バスに乗り遅れるな」的な論を展開しがちである。政治家も例外ではない。しかし多くの場合、それらは危険な欺瞞であり、人々を間違った方向に誘導する。特定の勢力は利権を得ても、国全体としては衰退に向かうことになる。
    2024年10月の総選挙に日本保守党から出て当選、衆議院議員となり、イデオロギーと利権が絡み合う政治の「空気」を肌で感じる身となった。表のイデオロギーと裏の利権は、文字通り表裏一体で動く。「裏の世界」というべき利権構造を掘り下げることで、現代社会はよりよく理解できる。
    本書がその一助となれば幸いである。
    島田洋一 (本書「はじめに」より)

    【本書の内容】
    はじめに 国際政治の「利権学」
    第1章 戦争と「歴史利権」―こう反論せよ
    第2章 「独裁者の戦争」と国際利権
    第3章 「日本」を破壊する利益団体
    第4章 「米国」を蝕むディープステート
    第5章 日本に寄生する「中韓朝」の利権
    おわりに 「常識への回帰」次代に向けて
  • なぜ国家は世界の問題を解決できないのか? 私たちはどんな社会を望むのか?
    新時代の論客が、マルクスとシュミットの出会いを糸口に、現代社会に新たな希望をうち立てる!

    絶賛の声、続々!

    隠岐さや香氏
    本書は「資本の帝国」の本質を捉えつつ、新しい抵抗運動の可能性を惑星的な次元で構想している。

    斎藤幸平氏
    マルクスが完成させられなかった国家論の全貌がここにある。

    佐々木隆治氏
    博覧強記の俊英による卓越した理論的展開と現状分析。この混沌とした時代を読み解くための「最強の武器」となるだろう。

    私たちの日常生活は、ただ社会経済的に営まれるものではなく、政治的な次元において国家の意志や決断に左右される。国家を介してしか社会を組織できないのであれば、私たちは本当の意味で社会の主人公、つまりは主権者になることはできず、どこまでいっても国家による解決を最終的に期待するしかない。これが「国家主権」の内実であり、国家を批判するリベラルな論者でさえ、私たちの社会生活が国家なしに組織されていないことを理由に、さまざまな社会問題の解決を国家に頼ろうとする。だが、そもそも国家権力をつうじて気候変動やパンデミック、ひいては軍事紛争などを解決することが本当に可能なのだろうか。「21世紀の国家論」という壮大なタイトルを冠した本書で私たちが問いたいことはこの一言につきる。――「はじめに 回帰する国家主権」より

    目次
    はじめに 回帰する国家主権
    第一部 資本と国家に抗するマルクス
    第一章 資本主義はたんなる経済システムではない
    第二章 「政治の自律性」から「自律性の政治」へ
    第二部 マルクスとシュミットの邂逅
    第一章 主権の批判理論
    第二章 権威的自由主義の系譜学
    第三部 惑星主権と「資本の帝国」
    第一章 資本主義の地政学
    第二章 グローバル戦争レジーム
    おわりに 新たな国際主義のために
  • 緊急出版!
    「北朝鮮参戦」「トランプ再登板」の新局面で世界はどうなる?

    ◎どうすればプーチンは停戦に応じるか?
    ◎ウクライナは領土奪還できるか?
    ◎トランプは戦争を止められるか?
    ◎日本と国際社会への影響は?

    ウクライナは主権と独立を守れるか?
    征服されてロシア領土になるか?
    世界の運命の分岐点を読み解く!

    ・国際社会に存在感を示した北朝鮮
    ・なぜロシア人はプーチン大統領を支持するのか
    ・ロシア人の飽くなき領土拡大への欲求
    ・裏切られた西側諸国の「ロシア幻想」
    ・世界と日本に広がるロシアのプロパガンダ
    ・ロシアが勝ったら世界はどうなるか?
    ・第三次世界大戦は起きるか?
    ・プーチンが停戦に応じる2つの条件
    ・プーチンは核兵器を使用するか?
    ・ウクライナは領土を取り戻せるか?
    ・植民地帝国ロシア連邦の崩壊が世界平和への道

    【目次】
    第1章 ロシア・ウクライナ戦争の戦況(2022~24年)
    第2章 ロシア人の飽くなき領土拡大への欲求
    第3章 裏切られた西側諸国の「ロシア幻想」
    第4章 世界を侵蝕するロシアのプロパガンダ 
    第5章 「新冷戦」の世界情勢
    第6章 ロシア・ウクライナ戦争の行方
    第7章 ロシア崩壊による世界平和の実現
  • グローバリズムの洗脳支配から抜け出せない日本。
    教科書的な世界は、もうどこにも存在していない幻影。
    世界情勢を理解している前提の有識者が説明する世界は、実際の事情とまったく違う。
    いま本当は何が起きているのか?
    信頼できない政府に、日本人はどう向き合うか?
    馬渕睦夫が読み解く国際情勢分析の決定版。

    序章●戦後レジームと國體の危機
    第一章●洗脳支配からの脱却
    第二章●世界の構造が変わった
    第三章●中東の次は東アジア
    第四章●グローバリズムと国連による洗脳
  • 歴史家の仕事とは

    戦後80年――今こそ歴史を振り返り、
    あるべき国家と国民の関係を考える。

    日本近現代史の泰斗が、国家と国民、東日本大震災、
    天皇と天皇制、戦争の記憶、世界と日本、
    そして日本学術会議会員任命拒否問題を論じる。
    戦後80年を前に、国家と国民の関係が大きく揺れ動いている。
    危機の時代とも言うべき今こそ、その関係を国民の側から問い返し、
    見つめ直すことが必須となる。
    話題のベストセラー、新たに9編を増補し、待望の文庫化。
  • 2,970(税込)
    著者:
    レベッカ・ストラザーズ
    著者:
    山田美明
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    一つひとつの傷、
    過去の修理人が見えないところに残した跡……

    希少な女性職人の手と目を通して、
    人類と時間の歴史が見えてくる!

    【内容】
    時計――時間を計る小さな機械の発明は、人間の文化にとって、印刷機と同じぐらい重要な意味を有していた。最初期の装置(骨でつくったもの、影を調べるもの、水や火や砂を流すものなど)を経て、のちの発明家たちが自然の動力と工学とを結びつけたことから新たな機械装置である大時計が生まれた。そしてさらなる技術の進歩の末に、時計はついに携帯可能なものとなり、世界を征服できるほどの正確さを獲得していく(人間とともに、エヴェレストの頂上やマリアナ海溝の深淵、北極や南極はおろか月にまでたどり着く)。

    本書では、イギリス史上初めて「時計学」の博士号を取得した時計師となった著者が、その歴史をひもときながら、知られざる時計製造の世界へと読者を導いていく。登場する時計の多くは、著者が実際に扱ったもの、修理したものであり、そこからは小さな個人の歴史も立ち上がってくるだろう。

    “自分が生まれる前につくられた時計、メンテナンスをすれば自分が死んだあとも数世紀にわたり生き続けるであろう時計、それらが紡ぐ物語の新たな一章に自分がなることを意識しながら、私はそこにある命の証を拾い集める。時計職人とはつまり、これらの製品を守り、その歴史を吸収し、新たな人間とのつながりを生み出す準備をする管理人なのである。”
    ――「後ろ向きの前書き」より

    宗教、交易、探検、帝国、労働、階級、ジェンダー、戦争、死生観、技術革新……携帯可能な機械が、この世界を動かしてきた。飛ぶような速さで過ぎていき、ナノ秒単位で測られるようになった現代的時間の中で、自分のペースで時間と向き合う読書体験をあなたに。

    【図版について】
    ◎口絵には、貴重で美麗なフルカラー写真14点を掲載!
    16世紀の置き時計、17世紀半ばに人気を博した「形態時計」、18世紀に流通し時計産業のあり方を一変させた「オランダ偽造品」、ブレゲが発明した初期の自動巻き時計(ペルペチュエル)など。

    ◎本文には、手仕事を感じさせる挿絵40点近くを掲載!
    カバー含め、イラストはすべて工房「ストラザーズ・ウォッチメーカーズ」共同設立者にして、著者と同じ時計職人である夫のクレイグ・ストラザーズが手がけたもの。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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