『哲学、2週間以内(実用、新書)』の電子書籍一覧
1 ~37件目/全37件
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「ノンバイナリーって幽霊なんです
社会の中では」
山の上にある大学の哲学科に入学した道端葉は、パンダの絵が上手で、ちゅるグミが好きで、惚れっぽくて、そして「女性」と「男性」のどちらにも固定されないノンバイナリーである。
同じ哲学科のイケメン・高羅が気になるも恋人がいることが判明し、あえなく撃沈。
さらになぜか葉のジェンダーが高羅に知られていてーー?
哲学科に通うノンバイナリー大学生・葉の日常と恋とエトセトラ。
◆◇◆単行本カバー・カバー下イラストを収録◆◇◆ -
【無料試し読み閲覧期間 2026/7/22まで】
「ノンバイナリーって幽霊なんです
社会の中では」
山の上にある大学の哲学科に入学した道端葉は、パンダの絵が上手で、ちゅるグミが好きで、惚れっぽくて、そして「女性」と「男性」のどちらにも固定されないノンバイナリーである。
同じ哲学科のイケメン・高羅が気になるも恋人がいることが判明し、あえなく撃沈。
さらになぜか葉のジェンダーが高羅に知られていてーー?
哲学科に通うノンバイナリー大学生・葉の日常と恋とエトセトラ。
◆◇◆単行本カバー・カバー下イラストを収録◆◇◆ -
「フロムの狙いは、ソ連型マルクス主義からマルクスの思想を解放し、ヒューマニズム(人間主義)としてマルクス主義を再解釈することだ」(作家・佐藤優「推薦の辞」より)。
人間主義的精神分析家として知られるエーリッヒ・フロムがマルクスについて論じ、樺俊雄氏が訳した名著。待望の復刊にあたり、新たに佐藤優氏の「推薦の辞」を収録した。 マルクスの『経済学・哲学草稿』をベースに、『資本論』『ドイツ・イデオロギー』なども読み解きながら、マルクス思想の人間主義的側面について浮かび上がらせる。世間で広く誤解されているマルクス思想の本質に迫る一書。
「マルクスの人間観を内容とする本書がマルクスを理解するのに役立ちつづけ、そして『反マルクス主義者』やみずからマルクス主義者を名のる多数の人によって彼の思想が曲解され改悪されるのに対する矯正手段として役立つであろうことを、私は希望するものである。それと同時に、本書が今日起こりつつあるヒューマニズムの再生運動に役立つことを、私は希望するものである」――本書「日本語版へのまえがき」より。 -
プロドラマーから社労士に転身して見つけた「自分を大切にする働き方」
大好きな音楽を職業にし、念願のメジャーデビュー。数々の大舞台でスティックを握り、夢を叶えたプロドラマー山中綾華の初著書。
「この道に人生のすべてを懸ける」「組織を止めてはいけない」 そんな強い使命感と責任感の中で、がむしゃらに走り続けてきた著者は、ある時一つの問いに直面します。
―――大好きなドラムを、一生嫌いにならないためにはどうすればいいか
著者がたどり着いた答えは、執着を手放し、「ライスワーク(生活の糧)」と「ライフワーク(生きがい)」を切り分けるという、勇気ある戦略的選択でした。
未経験から猛勉強の末に国家資格を取得し社会保険労務士となった現在は、実務の専門家として企業を支えながら、現役のプロドラマーとしてサポート演奏やレッスンなど、多岐にわたる活動を続けています。
本書では、表現者としての感性と、法律で働く人を守る専門家としての視点を掛け合わせ、真面目すぎる人が「仕組み」で自分を守るための方法を伝授します。
本書では、限界に近づいている心身のサインの気づき方や、有給休暇、傷病手当金、休職制度といった知っておくべき労働のルールをわかりやすく解説。また、給与明細の見方や年収の壁など、働く上で知らないと損をする実践的な制度の話も網羅しています。
今の毎日にモヤモヤしている人、仕事に追われて自分を後回しにしている人にむけてライスワークとライフワークを切り分け、自分らしく人生を整え直すヒントが詰まった実用エッセイ。 -
【期間限定 無料お試し版】杉並総合病院で救急外来に勤めるナース・麻見早紀。昼夜問わずに運ばれてくる様々な症状の急患を、早紀は看護する。しかし、彼らにはそれぞれの事情があり……。
熱血ナース・早紀の奮闘記、開幕!【1~2巻収録】
電子書籍限定描き下ろしイラスト&著者コメント収録。 -
兵士はなぜ、敵に突撃していくのか――。
46歳・哲学教師の身で自ら従軍し、戦争を成り立たせる人間の心理とメカニズム――侮辱を旨とする軍隊および英雄讃美の銃後においても駆動する「操兵術」――の機微を戦場から明らかにしつつ、それを拒絶する方途を提言。『幸福論』の著者による渾身の反戦論!
フランス文学の権威による名訳の誉れ高い一冊が待望の文庫化。
(解説:田中祐理子)
[目次]
愛国心/美/鍛冶場/義務
優柔不断/組織/ゲームのルール/メカニズム
人身御供/メドゥーサの顔/人間の尊厳/プラトン
名誉/決闘/普遍的なエゴイズム/利害
猛々しい精神/情/曖昧な情念/反抗
感嘆/自己欺瞞/お偉方/権力
野心/情念を静めるには/決定論/狂信
悲劇/人間嫌い/憎悪/中庸
教養/ノイローゼ/安全/ペシミズム
リヴァイアサン/屍/主権者/判断
ヘラクレス/剣闘/ドグマ/法と力
条約/魂の偉大さ/国/否と言うこと
原因から/意志すること/人類(ユマニテ)
訳者あとがき
解説 「戦争に養分を与えない」ために 田中祐理子
[*本書の原本は1986年に小沢書店より刊行されました。再刊にあたり、訳者の遺した赤字をもとに、訳文を改めたところがあります。] -
「あなたは、論語ときいただけで、とてもちかよりにくい、むずかしい本だというふうに、頭からきめていはしませんか――」。中国史学の碩学が人生の指針となる名句を厳選。孔子や弟子の姿を活写し、珠玉の教えをやわらかく軽やかに読者に語る、論語入門の古典的名著。
論語は、孔子の一生の経験が結晶したような本だと本書の著者、貝塚茂樹は語る。中国史学を専門とする著者ならではの、当時の社会や時代背景を踏まえた解釈によって、幾多の苦難を味わってきた人間孔子の姿が、また一本気な愛すべき子路や自信家で秀才の子貢、夭折した顔回など弟子たちの姿が、そして彼らが交わした言葉が活き活きと血の通ったものとしてよみがえる。その言葉の数々は、二千五百年の時を超えて今なお私たちに生きていくうえで必要な知恵を授けてくれる。
論語から著者が受けた感動をそのまま伝えようと試みた、親しみやすくも偉大な入門書。(原本:講談社現代新書、1964年)
【本書の内容】
はじめに――『論語』の読み方
1 学而編――学問の勧め
2 為政編――理想の政治
3 八イツ編――伝統の擁護
4 里仁編――徳について
5 公冶長編――聖賢の言行
6 雍也編――幸福について
7 述而編――教育について
8 孔子の追憶
9 孔子の政策論
解 説(加地伸行) -
「美しさ」はどのように生まれるのか。
生成AI が変える、美と創造の条件。
生成AIの登場によって、アート、デザイン、視覚文化をめぐる前提は大きく揺らぎはじめている。AIは美的な判断や表現をどのように学習し、予測し、生成するのか。創造性は人間固有のものなのか。私たちは何を「美しい」と感じ、その判断はどのように変化するのか。
本書は、美学、芸術哲学、芸術心理学、メディア論、デジタル文化研究、コンピュータ科学、そしてデジタルメディア実践の知見を横断しながら、生成AIが人間の感性と創作にもたらすインパクトを考察する。
レフ・マノヴィッチとエマニュエーレ・アリエッリが2019年から2024年にかけて積み重ねてきた共同思考をもとに、変容する視覚文化の現在地を読み解く一冊。
●推薦コメント
無限の生成物に、真実も、選択も、独自性も、すべてが飲み込まれかけている--生成世(Generatocene)の到来。その中で、ヒトであることの最後の誇りを、みなが「創造性」に託そうとする流れをずらしていくこと。人類にとっての「つくること」の意味をリメイクするために。
--難波優輝(美学者) -
1996年から2005年までロンドンに留学し、ロールズの「正義論」を学んだ著者が、幾多のエピソードを交えつつ、従来政治学や経済学の分野で議論されてきた「正義論」を哲学の視点で解読する。
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どんな人生を選んでも、あなたは必ず後悔する。それでも、人は豊かに生きられる――。
2500年の哲学史がたどり着いた、「考えすぎ」から抜け出す作法。
「あのとき、別の道を選んでいたら」
「自分の選択は、これでいいのか」
「考えても、考えても、決められない」
人生の岐路で、仕事の重大な決断で、誰もが一度はこう立ち止まる。
考えるほど、人は動けなくなる。
どれだけ考え抜いても、後悔は消えない。
では、どうするか。
「考えるな」でも「自分を信じよ」でもない。
古今の哲学者を手がかりに、「考え抜いたうえで、最後は考えないで引き受ける」第三の道を示す。
◆こんな人に
・重要な決断を前にすると、動けなくなってしまう
・情報や選択肢が多すぎて、かえって決められない
・最終判断を一人で背負う、経営者・管理職の立場にある
・「考えること」に、どこか疲れてしまった -
本は、ぜんぶ読まなくていい
たくさん読まなくていい
忙しい日々、疲れてしまって、本に集中して向き合えない。
読みたいのに、どうして?
──そんなあなたに、もう一度「本のある暮らし」を取り戻すためのヒントをやさしく伝えます。
多読・速読から、「言葉と出会う読書」へ。
NHK「100分de名著」人気指南役が案内する新しい読書のかたち。
*****
【目次】
はじめに──読書という不思議な出来事
第1章 待つ読書
1 読書は対話
2 読めないときは、読まなくてもよい
3 「正しい」読み方など存在しない
4 ひとりの時間
5 「書く」ことから始める「読書」
6 本は、全部読まなくてよい
7 本は、最初から読まなくてもよい
第1章を実践するための10のポイント
第2章 言葉と出会う
1 図書館へ行く
2 素朴な本に出会う
3 言葉とコトバ──もう一つの言葉を読む
4 見えない文字を読む
5 書店へ行く
6 言葉のジュース──引用のちから
7 自分の「読み」を深める
第2章を実践するための10のポイント
第3章 本と出会う
1 素朴な言葉
2 「読む」という旅
3 言葉の肌感覚を取り戻す
4 言葉と生きる
5 ゆっくり読む
6 情(こころ)を開く
7 感覚を開く
第3章を実践するための12のポイント
おわりに──読めない本に出会う
あとがきに代えて──無意識の読書
増補
「読む」と「書く」の秘密
言葉の呼吸
増補版あとがき
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時代を超えて読み継がれるカントの『純粋理性批判入門』を新版で刊行。カント研究者の世界では今なお、必読書として存在する、高峯一愚による『純粋理性批判入門』。世界の大思想『批判』の訳者が過去15年、三度に亘る改訳の経験を踏まえて、内外の研究史に分け入り、問題の所在を明確にしつつ、平易・精緻に全体を読み込む、書き下ろしの一巻。新版では新たに船木祝氏の解説を併録。
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「うき世」という言葉の歴史的変遷をたどり、日本人の世界観形成における役割を考察。文学・思想・宗教など多様な文化領域を横断し、仏教思想が日本社会に深く根づいていく過程と、その哲学的意義を解き明かす。解説=畑中章宏
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世界的禅僧が、愛の本質を易しく説く。怒りや悲しみを否定せず見つめ、自らの言動を整えるためのマインドフルネス入門。自分を大切にしながら、人とつながり直すためのレッスン。改題新装版。
【世界18か国で翻訳されたベストセラー!】
「自分」を後回しにせず、
大切にする。
それが、
人との関係や
生き方そのものを変えていく。
世界的禅僧が説く
マインドフルネス入門
【自分を愛することから、すべてが始まる】
自分自身を愛し、理解し、
本当の意味で思いやることを覚えてはじめて、
私たちは本当に誰かを愛し、
理解することができるようになるのです。
【CONTENTS】
※目次より一部抜粋
◎愛についての覚え書き
理解とは愛の本当の姿/真実の愛の4つの要素(エレメント)/尊重と信頼/美しいありのままのあなたで/心のお花に水やりを/心の根をおろす/言い争いを防ぐ呼吸/コンプレックスからの解放/気づきのエネルギー/プライド/遠き人との和解/過ち/深く耳を傾け合う/無我(ノー・セルフ)/「幸せ像」を手放す/許し
◎真実の愛を育む実践
6つの魔法の言葉(マントラ)/愛の瞑想/思いやって聴く/良い種に水やりを/抱き合う瞑想/5つの気づき -
思想はここに極まる
ヘーゲルの没年に行われた最後の講義。その筆記録を忠実に訳し、歴史哲学の実像を伝える。
ヘーゲル終焉の年に行われた「世界史の哲学」講義筆記録の新訳。歴史を通し精神の本質をなす自由はどう実現されたか。思想の最終到達点が示される。
===
「世界史は自由の概念の発展である」と主張し、その過程を縦横に語った講義「世界史の哲学」。長らくヘーゲルの入門書として読まれてきた『歴史哲学講義』は、恣意的な編集によって歪められたものであったため、多くの誤解を生んできた。アカデミー版全集に基づいた新訳は、真のヘーゲル像を明らかにする。10年間になされた講義のなかでも1830/31年冬学期の講義は特に重要だ。中国、インドなどの東方世界の歴史から、ギリシア、ローマ、ゲルマンへと辿り、フランス革命後の激動期を考察する。それはヘーゲル最後の国家論・政治哲学の卓抜な洞察であり、現代の自由主義論争にも大きな示唆を与える。
【目次】
訳者による序
凡例
訳注の凡例
世界史の哲学への序論
はじめに
一 世界史の哲学の普遍的な目的は客観的な目的
二 究極の目的設定の内容
三 世界史の歩み
世界史の哲学
一 地理学的三区分
二 世界史の時代区分
第一章 東方世界
一 中国
二 インド
三 ペルシア帝国
四 エジプト
第二章 ギリシア人
第一期 ギリシア世界の起源と形
第二期 ペルシア戦争からアレクサンドロス大王の東方遠征まで
第三期 ギリシアの没落
第三章 ローマ人
第一期 ローマの起源と強国への発展
第二期 第二次ポエニ戦争から帝政成立まで
第三期 帝政時代
第四章 ゲルマンの国
序
第一期 ゲルマン諸民族の登場
第二期 中世
第三期 近世
訳者あとがき
事項索引
人名索引 -
自己の欲望と好奇心を
どうするか?
「道」「平常心」「自力」とは──
こころの解像度を上げる禅的思考の本質とは。
答はない、あるのは自己のみ。
理屈を超えた、命がけのことばのバトルを味わう。
唐代の『趙州録』から、11の禅問答を抜粋して解説。
本書に登場するキーワード
……平常心 自力 道 明暗 作為 是非 自由 目指さない 意識 無意識 聖者 凡夫 具体 抽象 自己陶冶……
禅問答は、ことばを使っておこなう、地に足のついた禅僧同士の、ガチな対話の記録である。
唐代の名僧・趙州は、ことばで相手の基盤を揺さぶる達人で、師である南泉との問答には、「道」「平常心」「我欲」「自力」といった禅的思考の本質が凝縮されている。
決してわかりやすいものではないそれは、禅のスタート地点にあるもので、つまずきながら読み込む先に、おもしろさという値打ちがある。
この世で自力で生きていくためのヒントに満ちた11の問答を味わう一冊。
イラストレーション=越井隆
===
【目次】
まえがき
問答という対話のかたち/自己を言語化することの極み/他人とともにことばを使いあう/ことばの自己対象化のはたらき/禅問答とはいかなる問答か/AIに禅問答はできるだろうか/なぜ11の禅問答を読むのか
第1の問答 平常心がそれだ──なにも隠されていない
現実をありのままに認識する/ことばの意味を理解する/よく生きることを意識する/自由であることはむずかしい/こころを汚れに染まらせない/一切の意識をなくすべきなのか/目指さずして意識できるのか
第2の問答 言語化なくして明暗なし
言語化せずに答えられるのか/たれが打たれるべきだったのか/知覚し思考するところを言語化せよ/言語化しないのは甘えだ
第3の問答 なにが有ることを知っているのか
知るべきことを知っている/ウシはそれを知っているのか/異類はよく生きているのか/死んだらどこにゆくのか
第4の問答 火事だ!火事だ!
師と弟子とが火花を散らす/なにごとも自力でやるべし/なぜ鍵を投げ入れたのか/自力とは、自己とは……
第5の問答 助けて!助けて!
ただ助けるふりをするだけ/ちゃんと助けられている
第6の問答 命がけの一言をよこせ──しからずんば諦めよ
ほんとうの本末転倒はなにか/本末転倒にもいろいろある/かさねがさねの筋ちがい/我欲をどうやって捨てるか/ヘタな有言は無言にひとしいのか
第7の問答 くやしい!くやしい!
「ことば」がやっていること/ことばは行動についてくる/ズバリと異類になってみせる/ほんとうに問いたったこと/生きることと言語化すること
第8の問答 手綱はもってきたか──それでも自己は捨てきれない
その行為はみられている/主体性はどこへいったんだ/いまひとつ噛みあわない
第9の問答 理屈にかかずらうな──けれども言語化はサボれない
無言であることはゆるされない/理屈をはなれる仕方もいろいろある/ふたつの仕方のわかりかた/象徴とそれが象徴するもの/ことばで示さないでどうする
第10の問答 なんてこったい!
どうして門を開けたのか/ことばは経験にささえられている/ことばは行為をあらわしている/禅問答という特殊空間
第11の問答 ことばは生きている──仏をもとめ、汚れを捨てよ
言語化する隙もあらばこそ/馬祖はなんといっているか/心はただちに仏でありうるか/仏に近づき、汚れを捨てる/「ありのまま」じゃいけない/自覚なくして成仏はない/ほかならぬ自己が成仏するのだ/熟した梅の実は落っこちる/ことばは生のなかに息づく
あとがき
参考文献
=== -
「生んでくれなんて頼んでない」
「親ガチャ“ハズレ”」
「子どもはほしくない」
その気持ちを論理で考える一冊
子どもは「生まれるか」を選択することはできません。親の一方的な考えのみで「存在させられる」のです。だから「生んでくれなんて言ってない!」と思うのは当然のこと。「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるために。
◎本書抜粋
反出生主義は「死んだほうがいい」と言っている思想ではありません。ここが最も誤解されやすいところです。反出生主義が問題にしているのは、「新しく人を存在させること」です。すでに存在している人に「存在するな」と言っているわけではありません。まったく逆です。今いる人には、できるだけ良く生きてほしい。苦しみを減らし、少しでも良い人生を送ってほしい。反出生主義は、そういう思いから出発しています。(「まえがき」より)
===
【目次】
まえがき
第1章 生まれるって、だれの決断?
1 「頼んでない」は言ってはいけない?
2 親は依頼されていない/子は選べない
3 存在させることの一方通行性
第2章 「親ガチャ」を考え直す
1 そのガチャって誰が回してる?
2 金持ちに生まれたら幸せ?
3 「子ガチャ」の視点
第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる
1 快と苦は相殺できる?──功利主義という考え方
2 存在させることは「害」か?──ベネターの非対称性
3 「正解」はあるのか?──事実と価値を区別する
第4章 家族は「当たり前」じゃない?
1 「家族を大事に」の圧をほどく
2 一人でいるのは悪いこと?
3 友だち関係の作り直し
第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる
1 「1/2成人式」ってなんだろう?
2 どうしてがんばらなきゃいけないの?
3 「ふつう」を自分で定義する
第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理
1 作る権利・作らない権利
2 中絶・養子・教育の超入門
3 親を責めてもいいの?
第7章 ぼくらの生まれたこの世界で
1 ケアは血縁を超えられる
2 「持たない」生の充実
3 今日を生きる
ブックガイド──さらに考えたい人のために
あとがき
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悪人はいなくても、問題は起きる。
職場の何が人を変えてしまうのか?
日本型組織に潜む数々の“罠”を徹底解説。
多くのハラスメントは「その人の性格が悪いから」起きるものではありません。実は、特定の環境に置かれると、「誰もが」他者に攻撃的になることがわかっています。
本書では、人が職場で攻撃的行動を起こすメカニズムを、豊富な調査データや現場の事例、心理学の実験結果などをもとに徹底分析。誰もが被害者にも加害者にもなりうる、日本型組織の真の構造を明らかにします。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ルールが壊れ情報が氾濫する2020年代は、まるでかつての中世のようだ。そこで「現代は中世である」という仮説のもと時代の再解釈を試みる。中世の再来を予言したU・エーコ、占星術研究家・鏡リュウジや現代魔女・円香、中世ゲーム研究、政治学者が読み解く「中世という過渡期」を経た、現在の地政学「それ以降の世界」まで -
考えることが多すぎて、いくつになっても人生は忙しい
ショージ節は永久に不滅です! ドヤ!?
われわれは毎日、どこかでドヤ顔に遭遇している。
誰もが、さり気なくドヤをカマしているのだ。
味つけのない草を食べている草食動物を見てコンニャクの水煮を作って実食したり、湯の中で「しゃぶしゃぶ」という音はしないのに料理名として皆が納得している謎を熟考したり、漬け物の上でじーっとしている石の気持ちを分析したり……。考えることが多すぎて、いくつになっても人生は忙しい。
どうでもいいようなことを真剣に観察し、ユーモアと哲学をまじえて描く東海林さんの最新エッセイ集。
扉には若き東海林さんのイケてるドヤ顔写真をドーンと印刷!
思わず笑ってしまうのに、ものすごい深みも感じる名エッセイを18本収録。
東海林さだおさんは、本書を制作中の2026年4月5日にご逝去されました。
『ドヤ!これがオレ』というタイトルは東海林さんご自身の命名で、カバーに使用した「ドヤ顔」のイラストレーションは、入院中の病室で描いてくださった作品です。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。(編集部) -
コト消費、性的消費、応援消費、体験消費、トキ消費……
次々と生まれる新たな「●●消費」によって、私たちは新しいビジネスの形を理解したり、議論されるべき社会問題の存在を知ったりする。
しかし、そこで〈消費〉はあまりに融通無碍に、あるいは単に自説を知的に見せる。
語彙として使われている可能性はないのか。
そして、かのボードリヤールはなぜ〈消費〉を一つの神話と見なしたのか。
1980年代から現代まで、〈消費〉をめぐる語りの謎を鮮やかに論じ、終わらない「神話」を終わらせる。
【目次】
序 章 〈消費〉を知ってはいるけれど
第1章 コト消費の時代――曖昧な〈消費〉の居場所
第2章 性的消費をめぐる謎――失われているものの在処
第3章 応援消費の論理――消費が変えるのは自分か社会か
終 章 〈消費〉という謎からのエクソダス -
「クソジジイ」はホメ言葉?
自分勝手すぎる自己愛の怪物、性格が最低最悪の哲学者だったクソジジイ、
ショーペンハウエルの生き方こそ、絶望の現代にふさわしい最強最高の生き方だった.。
最低のジジイだからこそ、最高の哲学が生まれた。
希望も解決策もない、ロクでもない現代――
性格が“最悪”の哲学者に学ぶ人生のヒント
さあ、アナタも自分勝手に生きよう!!
●自己愛の怪物
●言行不一致の達人
●母親の葬式は全力で無視
●バカの見本市としてのヨーロッパ
●人間は犬以下である
●山梨県のショーペンハウエル
●世界は巨大な小学校である
●ペテン師ヘーゲル
●哲学という名の売春
●安全圏からの死体蹴り
●高邁な魂は不労所得に宿る
●若さは錯乱である
●孤独は天才の特権である
●人類に知性を期待するな
●騒音は「思考の殺人」
●天才という名の不治の病
●役に立つことのくだらなさ
●引きこもりになろう
●虚栄心という病
●ネガティブ・シンキングのすすめ
●世界とは脳内現象
●自殺者は生を愛しすぎている
●本当の自分など存在しない
●意志の核心はセックス
●恋の正体は種の保存
●クソジジイの幸福 ほか
【主な内容】
はじめに 今、なぜクソジジイなのか?
第一章 クソジジイ列伝
第二章 なぜ新しいものはゴミなのか?
第三章 世界を遮断する技術
第四章 意志と表象としてのクソジジイ
第五章 人生は地獄である、あきらめよ!
第六章 なぜギリシャとインドなのか?
第七章 自分を棚にあげる哲学
おわりに 世界はクソである -
<小泉>圧勝の謎!歴代首相の政治術、「言葉」から完全査定!
利益分配が不可能な現代、民主主義を動かす要因は「議員の数」から「国民の支持率」へ劇的に変わった。その変化を前に、首相たちはいかにして「言葉」で国民の意識を変え、支持を動員してきたのか。言葉によって新たな政治的現実を創出し、不人気政策にすら国民的支持を動員する新・政治モデル〈小泉型政治手法〉。戦後歴代首相の「言葉の力」との比較から、この新しい政治手法の可能性と限界をダイナミックに考察する。
【目次】
序 〈言葉政治〉とは何か
第一部 〈言葉政治〉能力から見た歴代首相の評価
第一章 〈言葉政治〉の諸類型
1 言葉とはどういう武器なのか
2 政治を振りまわす言葉
第二章 〈言葉政治〉の時代区分
1 民主主義のレトリックの時代
2 国家建設のレトリックの時代
3 課題解決のレトリックの時代
第三章 稚拙・未熟な〈言葉政治〉
1 〈言葉政治〉から見た首相のタイプ
2 稚拙な〈言葉政治〉 竹下登、森喜朗、村山富市
3 理屈者の〈言葉政治〉 橋本龍太郎、宮澤喜一
4 未熟な〈言葉政治〉 細川護熙、海部俊樹、小渕恵三
第四章 〈言葉政治〉の衝撃
1 〈言葉政治〉の本格化 中曽根康弘
2 〈言葉政治〉の真骨頂 小泉純一郎
第二部 不利益分配時代を動かす〈小泉型政治手法〉
第五章 〈小泉型政治手法〉の有効性
1 議会の支持より国民の支持
2 利益分配政治から不利益分配政治へ
3 首相使い捨てvs. プチカリスマ
4 シニカルなニュースショーへの対応
第六章 〈小泉型政治手法〉の陥穽
1 ポピュリズム批判の是非
2 政治のパーソナル化の過剰
3 期待はずれの恐怖
あとがき 還暦を迎えた戦後政治
参考文献
索引 -
中世神学からフロイトへ意識と無意識の役回りが逆転!
「心」を「個人の内面」と同一とする発想が生まれた近代。意識の重視、言葉と意識の結びつきへの信頼を軸とする理論は、歴史の中で初めて生まれた心の捉え方であった。西洋近代文明の申し子・臨床心理学の「意識」観が、中世の「認識」観に較べていかに際立つかを検証する。
【目次】
プロローグ 臨床心理学の実像を求めて
第一章 「意識の学」としての精神分析
1 意識すれば治る!は本当か
2 革命思想から産まれた心理療法
3 臨床心理学の「体ハラスメント」
第二章 意識はどう扱われてきたか
1 意識は信用がなかった
2 神学と錬金術と心理学
3 古い無意識は近代まで生きのびた
第三章 「意識の国」の臨床心理学
1 派閥が「専門」になる時代
2 実証主義と「人間教」の関係
3 無意識の「発明」と意識のアンビヴァレンツ
第四章 無意識の宗教としての臨床心理学
1 臨床心理学誕生の舞台
2 新しい二元論は「心の囲い込み」
3 個人心理という神話とその限界
註
参考文献 -
「道」とはなにか。高度な哲学的思弁と卑俗な民俗信仰の入り交じる、混沌と矛盾に充ち満ちた不可思議な思想。教団・経典の解説から「気」の思想、妖怪怪異の世界にいたるまで、複雑怪奇な道教の世界の神髄を縦横無尽に解き明かす。
【目次】
はじめに
第一章 しいたげられた心の救い
老子/宗教/自然観
第二章 転変する世界の肯定
教団/経典/神統譜
第三章 その喧騒のただなかで
山岳信仰/仙人/女神
第四章 陰気が陽気を犯すとき
文学/怪異/年中行事
第五章 体のなかは虫だらけ
民俗/医療/日本文化
第六章 十中八九でたらめでも
学術史/学者/現在
あとがき
参考文献
索引 -
人間と幽霊によるホラーエンタメユニット「七四六家」が幽霊に聞いたこと。
七四六家(ナナシロ家)とは、怪談師・ナナシロ、視える人・くまこ、幽Tuber・ヒロシ、民俗学オタク・あめのいち。YouTubeチャンネル登録者数25万人超の異色ユニットが、その辺の幽霊(透けて見える人)にインタビュー!
幽霊も味がわかる!? 幽霊は「お盆」をどう思っているの? 愛犬の幽霊はどこにいるの? 幽霊は成仏したいの? などについて、幽霊の本音をありのままにお伝えします!
(著者より)七四六家メンバーが幽霊取材をする上で非常に大切にしていることがあります。それは、一切の脚色をせず、くまこが見たままの幽霊の姿と、くまこを介して幽霊が語ってくれた言葉をそのまま伝えるということです。このスタンスには幽霊の感動話をしたいわけでも、幽霊に寄り添いたいわけでもない、七四六家メンバーの思いが詰まっています。「人に歴史あり」と言いますが、幽霊にも歴史があり、取材をすればするほど奥深いと感じています。 -
化石からヒロシマまで……現代を問い直す思考。カントによって確立された「崇高」という概念が、ヒロシマの惨劇を生んだ現代を考え直す思考として生まれ変わる! 化石への凝視からはじまる美学の新たな可能性。
【目次】
はじめに
序論 石ころへのオマージュ
第一章 「崇高」とは何か
1 「崇高」という語の起源から
2 バークまでの崇高美学の歴史 修辞学から新しい大地の美学へ
第二章 崇高美学の体系化 バークからカント、そして現代へ
1 バークの「崇高」概念
2 バークからカントへ 『判断力批判』の意義とその限界
3 カントからふたたびバークへ 現代崇高論との交叉点
第三章 山と大地の「崇高」 カントの人倫的崇高を迂回する道
1 ジンメルによる山岳美学と崇高 造形芸術および廃墟との比較
2 ラスキン『近代画家論』にみる地質学的美学
3 「地」を愉しむ「渓歩き」へ
第四章 アメリカ的崇高と原爆のヒロシマ 自然 vs.技術
1 「アメリカ的崇高」と現代テクノロジー社会の帰趨
2 アメリカン・テクノロジーの帰結、あるいはヒロシマの出来
註
あとがき -
なぜ、新自由主義経済ではダメなのか? 自由放任の経済は、人びとの絆と信頼を破壊し社会基盤を掘り崩す。新自由主義経済の欺瞞と論理矛盾を暴き、あるべき経済の在り方を社会との関係に注目して論じる。
【目次】
はじめに
第一章 新自由主義が日本を劣化させた
第二章 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
第三章 個人の独立性という虚構
第四章 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
第五章 高能力を持つ合理的な個人という虚構
第六章 情報の非対称性
第七章 取引費用と契約の不完備性
第八章 業績は評価できるのか
第九章 ネットワークと社会関係資本
第一〇章 社会関係資本と人間の行動
第一一章 良質な文化をいかにして形成するか
第一二章 日本社会をいかに立て直すか
おわりに
参考文献
索引 -
ハイデガーの実存の「開け」の概念とロック。「新たな霊性を啓くメディア」としてのロック。テクノロジーとロックの関係、新たな芸術ジャンルとしてのロックなど、思想の側からロックという「現象」を深く読み解く未曾有の論考。
【目次】
第一章 ロックの歴史
1 はじめに ロックとはなにか
2 ロックの誕生 ロックンロールに始まる
【略】
8 ピンク・フロイドとイエス
9 EL&Pとジェネシス
10 カンタベリー・ロックとその系譜
11 パンク・ロックの勃興
12 ヘヴィ・メタル・ロックの逆襲とパラノイア的心性の問題
13 ロックの巨大産業化とサブジャンルの複雑化
14 ロック・ジャンルのトライブ化
第二章 ロックという哲学思想
1 ニーチェ的経験からはじまる
2 〈悲劇〉としてのロック
3 ロックは「意志」の産物である
4 ロックを歌う「声のきめ」
5 「声」と「気分」の密接な関わり
6 自己開示を導くものとしてのロック
7 ロックを語ることの「自己表出」性
第三章 ロック・霊性を啓くもの
1 神秘主義思想とロック・ミュージシャン
2 アレイスター・クロウリーとジミー・ペイジ
【略】
6 シュタイナーの「音階体験」理論とロック・コード・スケール
7 ロックとオレクシス(絶対を希求する欲望)との結びつき
第四章 現代アートのなかのロック
1 ロック的な美意識の誕生
2 レコード・ジャケットのアート感覚 ヒプノシスの世界
3 ロジャー・ディーンとマーカス・キーフの仕事
4 アートスクール出身のロック・ミュージシャンたち
【略】
8 ブライアン・イーノとヴィデオアート
第五章 ロックの歌詞の世界
1 歌詞を通してロックを探る
2 ラブソング
【略】
6 内省的なメッセージを持つ歌詞 「エピタフ」
7 「スターレス」をめぐって
8 「天国への階段」のメッセージ
9 歌詞の文学性
第六章 ライフスタイルとしてのロック
1 ヒッピー・カルチャーとロングヘア
【略】
6 ドラッグ・カルチャーとロック
第七章 ロックは滅んだか
1 ロックは音楽ではない?
2 アンチ・ミュージシャンとしてのブライアン・イーノ
【略】
5 デジタル・テクノロジーがロックに引導を渡したか
第八章 ロックの未来形
1 ロック・スピリットの帰趨するところ
2 音楽シーンの衰退?
3 ロックの未来形?
あとがき
索引 -
論理と倫理が1つになる場所へ!
イラク戦争がなぜダメか、ブッダの答えは? ブッダはほんとうに「一切を知る者」なのか? 仏教経典に完全保存された「論理学」はそれをあざやかに証明する。合理的であることは真理であること。存在論からイラク戦争まで、現代論理学が沈黙する「難問」に、ブッダが残した明快な「答え」。論理と倫理が1つになる場所へ!
【著者からのコメント】
インドの文献は、けっして読者に媚びることはない。だから、やさしくもないしわかりやすくもない。でも、本当のことを知りたいと思う人には、求めるものが自然に心に入ってくるように、そんな風に書かれている。
わたしもそんな本を書いてみたいと思って、力いっぱいやってみましたが…うまくいったでしょうか。
【目次】
まえがき
序論 論理の語り方
第一章 現代論理学は一切を語れるわけではない……一切を知る者であるとブッダが言ったこと
第二章 ブッダ難問に答える
【難問1】なぜ西洋論理学では因果を語ることができないか……生ずる性質のものは滅する性質のものである
【難問2】ブッダはどのようにして一切を語るのか……討論を通じてともに語るにふさわしい人は
【難問3】語りえぬものには沈黙せねばならないか……ただ感受されたもの、渇愛にいたるもの、悩みもだえるだけのものである
【難問4】因果の道を行くものはなぜ愚か者であってはならないのか……自己を愛しく求めるものは他を害してはならない
【難問5】因果の理法によって生きる者には自己は語りえないか……「尊師よ、誰が識別作用という食べ物を食べるのですか」「正しい問いではない」と尊師は言った
インド哲学・仏教の一般書ならびに現代論理学関係書のご紹介
練習問題の解答
あとがき
注
索引 -
わたしは世界の中心ではない。わたしはあなたから語りかけられるときに新しく生まれる存在だ。近代ドイツのユダヤ哲学を基に、自己中心主義からの真の脱却をめざす。西洋哲学2500年の誤謬を覆す新たな哲学 !
【目次】
序章 現代の思想状況と二〇世紀転換期のドイツ・ユダヤ人
第一章 ドイツ・ユダヤ人と啓蒙主義
1 ユダヤ人の歴史
2 ヨーロッパ的〈教養〉の理想とユダヤ人
3 啓蒙主義とモノローグの思考
第二章 関係は関係なきもののあいだになりたつ ヘルマン・コーヘン
1 あるユダヤ人のカント主義
2 『ユダヤ教の源泉からの理性の宗教』
3 カッシーラーとローゼンツヴァイク
第三章 西洋哲学はモノローグの思考である フランツ・ローゼンツヴァイク
1 ローゼンツヴァイクの西洋哲学批判
2 新しい思考とメタ倫理的人間
第四章 モノローグの言語から対話の言語へ プラトン、オースティン、フンボルト
1 伝統的な言語理解 プラトンの言語論
2 オースティンの言語行為論
3 フンボルトの対話的言語論
4 二〇世紀におけるフンボルト・ルネサンス
第五章 対話の一般的構造
1 呼びかけと応答の文法
2 対話者という〈他者〉
3 対話の時間的構造
4 現代における「対話の哲学」
あとがき
引用文献
索引 -
ここに現代思想のカギがある!
何ものかわからないものの訪れを無条件に受け入れて喜ぶ。この「歓待」の精神は、一方では、現代思想の重要なキーワードとして、ますます注目をあびている。フーコーやレヴィナスやデリダの思考は、どのような射程をもつのか。北欧神話に「歓待」の根源的なかたちを見出し、現代思想に架橋することで、新たな倫理を構想する、清新な論考。
【目次】
はじめに
第一章 北欧神話の基本構造
一 共同体としての存在
二 「内」と「外」を区切るもの 境界としての存在
三 北欧神話の基本構造
四 境界
第二章 「歓待」の萌芽 北欧神話が語り継いだもの
一 「時間」
二 世界および人間の創造 存在者の不安
三 「歓待」
四 北欧神話に見る「歓待」の萌芽から、現代へ
第三章 神話から現代倫理へ フーコーとレヴィナスを架橋として
一 フーコー
二 レヴィナス
第四章 「歓待」の倫理
一 「歓待」の非共同体性
二 「歓待」のパラドクス
三 シャーマニズム
四 パレルゴンロジック
第五章 「歓待」が生みだすもの 「共ー同体」へ
一 ローカルな共同体
二 「法」から「歓待」へ
三 「共ー同体」へ
終章 環境思想としての「歓待」の倫理
一 ディープ・エコロジー
二 今日の自然観
三 聴覚的自然観
注
あとがき -
『ヴェニスの商人』の人肉裁判、なぜ「血を流してはダメ」と気付いたの? ――名作にまつわる「こわい」問題群に挑む!
アントニーはクレオパトラの何がそんなに良かったの?キャリバンとプロスペロー、関係のホントのところは?美少女も金貸しも奴隷も妖精も、みーんな性的で病的?
本当は<性>と<植民地>、そして<他者>をめぐる挑発が満載されたシェイクスピア名作群のスリリングな読み。
シェイクスピアは恐い。なぜならその演劇は私たち自身のなかに巣くう性差別主義を暴くからだ。シェイクスピアは怖い。なぜならその演劇は私たち自身が安住する植民地主義を撃つからだ。シェイクスピアは強い。なぜならその演劇は私たち自身の解放の可能性を指し示すからだ。だからシェイクスピアは面白い。でも、この本に書かれたシェイクスピアのほうが演劇そのものより面白い。
【目次】
プレリュード(前奏曲) 恋愛から植民地へ
第一楽章 キャリバンは怪物か? 『テンペスト』の魔術と呪術
間奏曲1 一四九二年に何が起こったか?
第二楽章 シャイロックの財産はどこへ? 『ヴェニスの商人』と放浪する資本
間奏曲2 イギリス人が見た〈他者〉とは?
第三楽章 デズデモーナに子どもができたら? 『オセロ』と逸脱する性
間奏曲3 シェイクスピアに現代の文化批評理論を適用する?
第四楽章 クレオパトラの鼻の高さは? 『アントニーとクレオパトラ』と魔女の血筋
ポストリュード(後奏曲) シェイクスピアとポストコロニアル批評のために
ブックガイド・ヴィデオガイド
あとがき
索引
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