『哲学、鈴木大拙(実用)』の電子書籍一覧
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本書は1961年4月、比叡山上において、鈴木大拙氏、曽我量深氏、金子大榮氏の三氏が西谷啓治氏の司会のもと、三日間にわたる討論と、三氏の御遠忌記念講演会を収録したものです。
その熱のこもった内容から、発刊当初より多くの方々に読み続けられ、名著として親しまれてきました。
長らく品切れの状態にありましたが、再版の要望も強く、2011年、真宗文庫として改訂復刊する運びとなりました。
そして2016年、ついに電子書籍としても登場です!
改訂にあたっては、当時の雰囲気を伝えるため、文言をできるだけそのまま残していますが、読みやすいように、ルビを増やしたり表記を整えました。
当時を知る世代の方々も、これから仏教を学ぼうとされる方々も、ぜひとも手にとっていただきたいと思います。そしてこの本が、新たな学びの出発点になることを願っています。 -
大拙本人が、自身の代表作とした著作。戦時下の緊迫した状況下に書かれた。禅を「思想」、「行為」、「問答」の三テーマに分けて、禅の古典籍を引用しながら、言葉を超えた禅思想の在り処を言葉によって縦横に説き示す。今回初めて、通読を容易にすべく引用漢文に訓読文を大幅に追加注記した。
(※本書は2021/3/15に発売し、2022/7/12に電子化をいたしました) -
禅仏教の世界性を語る鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
(※本書は1992/3/1に発売し、2022/6/13に電子化をいたしました) -
逆説と超論理に満ちた禅問答を、中国独自の思惟方法に注意を促しつつ、祖師方の様々な逸話を用いてわかりやすく解説。山は山、川は川、世界は何一つ変わらぬままに、世界を一変させる新しい観察点を一気に獲得する悟りの真実へと読者を誘う。生誕150年を迎える大思想家の代表作。。
(※本書は2020/9/29に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました) -
問う、「如何なるか是れ禅の哲学」、答、「卵は四角で、豆腐は円い」。禅の哲学、公案、念仏との交渉、菩提達摩の禅法、禅宗と般若心経、楞伽経、楞伽師資記など、「禅」の歴史と思想に関わる様々な問題を究明する。新世紀に継承すべき名著復刊。
(※本書は2000/9/1に発売し、2022/5/26に電子化をいたしました) -
禅仏教の世界性を語る、鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
(※本書は1991/5/1に発売し、2022/05/26に電子化をいたしました) -
西洋の二元論的思想に対し,東洋的一,あるいは無・空の立場から,文化や宗教・道徳を語る。
(※本書は1990/10/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました) -
知性と霊性の世界をえがく代表的労作。本書に一貫して流れるものは「此土即浄土」であるが,それはたんなる「此土即浄土」ではない。此土をして浄土たらしむるものは何か?
(※本書は1942/12/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました) -
「宗教の極致は禅である」と説く鈴木大拙の初期の代表作。哲学と禅、キリスト教と禅との比較、悟りに至る公案の意義、座禅の作法など、具体的な例を挙げながら禅とは何かを解き明かす。
(※本書は2011/8/11に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました) -
禅仏教の世界性を語る、鈴木大拙の禅エッセイを網羅した待望の選集。
(※本書は1991/12/1に発売し、2022/4/26に電子化をいたしました) -
世界的禅学者たる著者が禅を平明に概説した講演録をまとめたもの。その現代的学識と深い禅経験によって、初めて禅を学ぶ人には手引となり、久しく学んだ人にも永遠に価値を有する入門書である。
(※本書は1993/3/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
若者に向けて大拙博士が語る講演、随想集。「大地と宗教」「行脚の意義に就いて」など各篇を一貫して流れるのは、東洋思想の精髄である。人間疎外の進む現代への警世の書として、その思想は清新かつ深い。
(※本書は1987/6/4に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
禅の境地を自由自在に飛び回る達人・大拙の代表作!
精神の根底には霊性(宗教意識)がある――。念仏や禅の本質を生活と結びつけ、法然、親鸞、そして鎌倉時代の禅宗に、真に日本人らしい宗教的な本質を見出す。日本人がもつべき心の支柱を熱く記した代表作。戦後、大拙自身が長文の「序」を付した第2版を底本とする完全版! 解説・末木文美士
序
第二版に序す
緒 言
日本的霊性につきて
第一篇 鎌倉時代と日本的霊性
一 情性的生活
二 日本的霊性の自覚
第二篇 日本的霊性の顕現
一 日本的霊性の胎動と仏教
二 霊 性
三 日本的霊性の主体性
第三篇 法然上人と念仏称名
一 平家の没落
二 浄土系思想の様相
三 念仏と「文盲」
四 念仏唱名
第四篇 妙好人
一 赤尾の道宗
二 浅原才市
第五篇 金剛経の禅
一 まえがき
二 般若即非の論理
三 「応無所住而生其心」
四 三世心不可得(一)
五 三世心不可得(二)
六 禅概観
付録 新版に序す
注釈
解説 末木文美士 -
通俗な宗教論に斬り込み、宗教の本質を解明する、大拙、円熟期の名著
無心こそ東洋精神文化の軸と捉える鈴木大拙が、仏教生活の体験を通して禅・浄土教・日本や中国の思想へと考察の輪を広げる。禅浄一致の思想を巧みに展開、宗教的考えの本質をあざやかに解き明かしていく。解説・末木文美士
第一講 無心とは何か
第二講 無心の探求
第三講 無心の活動
第四講 無心の完成
第五講 無心の生活
第六講 無心の体験
結 語
解説(旧版) 古田紹欽
解説 末木文美士 -
わかりやすい言葉で禅の本質に迫る。定評ある禅の入門書。
宗教とは何か。仏教とは何か。そして禅とは何か。自身の経験を通して読者を禅に向き合わせながら、この究極の問いを解きほぐす名著。初心者、修行者を問わず、人々を本格的な禅の世界へと誘う最良の入門書。解説・末木文美士
第一回 宗教経験としての禅
第一講 宗教経験とは何か
第二講 何を仏教生活というか
第三講 仏教の基本的諸概念
第四講 証三菩提を目的とする禅
第五講 心理学から見た禅
第二回 仏教における禅の位置
第一講 宗教経験の諸要素
第二講 宗教経験の諸型
第三講 宗教としての仏教
第四講 楞伽経大意
第五講 神秘主義としての禅
解説(旧版) 古田紹欽
解説 末木文美士 -
霊性論の本質、仏教の精髄に迫った『日本的霊性』に並ぶ名著、遂に文庫化!
◆霊性論の本質、仏教の精髄に迫った『日本的霊性』に並ぶ名著、遂に文庫化!
人は、耐え難い苦しみや大きな悲しみの経験なくして、本当の慰めと平和に至ることはできない――「大智」と「大悲」の導きで現れる「霊性」を生きることの意味とは何か。知性や理性だけでは到達できないその世界こそが、仏教の精髄へと繋がっている。キリスト教的概念や華厳仏教など独自の視点を交えつつ、困難な時代を生きる実践学としての仏教、霊性論の本質を説く講義録。『日本的霊性』と対をなす名著。
解説・若松英輔
【もくじ】
序
第一講 大 智
第二講 大 悲
解説 若松英輔
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