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『ノンフィクション、スポーツ(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全79件

  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • 名手・エビショー、52歳からの挑戦。

    牝馬三冠、有馬記念2勝、天皇賞(春)3勝など30年間で通算2541勝(うち重賞129勝)をあげた名手が、「生涯競馬に携わるため」にステッキを置き、52歳の新人調教師として第2の人生をスタートさせた。
    かつて騎手だったから分かることを調教や現役騎手とのコミュニケーションに活かす一方、調教師になって分かったことを一つずつ蓄積させて管理馬に愛情を注ぎ、新時代を迎えた競馬界に新風を吹き込もうと日々奮闘している。

    騎乗した名馬のエピソードやG1レースの秘策といった現役時代の話から、調教師になって知った競馬の本質や奥深さまでを解説。

    競馬学校の同期・武豊騎手も絶賛!!
    「エビちゃんが目指している場所へ僕も一緒に!」(武豊)

    長年トップ・ジョッキーに君臨した著者だからこそ語ることのできる話が満載。競馬ファン必読の1冊。

    (底本 2024年4月配信作品)
  • このままじゃ終われない。俺はもっとやれる――。戦力外や飼い殺し、理不尽なトレードにも挫けず、必死でもがき続けるプロ野球選手たち。小林繁、栗山英樹、野茂英雄、矢野燿大……いずれも才能を新天地で開花させ、その実力を天下に知らしめた。「今に見てろよ」と歯を食いしばり、白球を追いかける彼らの姿は、いつだって見る者の胸を熱くさせる。ピンチをチャンスに変えて、栄光を掴んだ30人のサバイバル野球人生。
  • シリーズ3冊
    784880(税込)
    著者:
    内館牧子
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    女性初の横綱審議委員を務めた著者が、世間の“常識”にもの申す!
    「差別があるのは当然。悔しかったら強くなれ!」
    「なぜ女性が土俵にあがってはいけないのか」
    「横審は日本相撲協会の言いなり?」
    「左手で手刀を切ってはいけないワケ」…etc
    小気味いい「牧子節」が炸裂する!

    宗教的考察から、ポロリ事件、そしてキラキラネームまで知れば知るほど深遠な大相撲の世界へようこそ!
  • 昭和11年、プロ野球旗揚げとほぼ同時に二・二六事件が起こり、日本は戦争へとなだれ込む。日中戦争、太平洋戦争、そして終戦。引き分け禁止や日本語化といった影響を被りながらも断続的にリーグ戦を行い、野球界も戦渦に巻き込まれてゆく。特攻に志願する者、病いや飢えで命を落とす者、帰国して活躍する者――人生の数だけ戦争の記憶がある。プロ野球草創期に生きた122名の選手たちの体験談や秘話をもとに、新たな視点で戦争の悲惨さを伝える。
  • はじめに 野球をあきらめるためのプロ野球  

    Ⅰ レジェンドたちの記憶
     
    憧れの長嶋さんと夢のような時間  
    巨人戦は特別な雰囲気  
    王さんから教わったホームランの極意  
    伝説の左腕・江夏さんがおごってくれたステーキ  
    引退するまで振り続けた田淵さんのバット  
    田淵さんがいれば四番は打たなかった  
    衝撃的だった空白の1日  
    小林繁さんの「阪神には歴史はあるが伝統はない」に発奮  

    Ⅱ 我が愛するタイガース

    日本一の2年後から始まった暗黒時代  
    暗黒時代のあだ花の亀新フィーバー  
    野球人生を変えたデッドボール  
    ポスト掛布の候補だった清原  
    土台をつくってくれた山内、中西の両コーチ  
    放任主義で日本一監督となった吉田義男さん  
    ホームランが出ない甲子園球場  
    開場100周年の甲子園は母であり父  
    阪神園芸の神整備に感謝  
    金本のFA加入が阪神の野球を変えた  
    野村、星野の外様監督で新しい風  

    Ⅲ 伝統を繋ぐジャイアンツ

    球団創設90周年の歴史  
    背番号は選手の代名詞
    苦しむ原辰徳との忘れられない打撃談義  
    伝統の一戦を盛り上げたライバル江川との対決  
    自信になった王さんや衣笠さんの言葉  
    子どもの頃から知る阿部慎之助が巨人監督に就任
    松井秀喜も阪神ファンだった  
    巨人の四番を受け継ぐ岡本  
    レジェンドの域の坂本    
    時代は変わっても強い巨人であってほしい  

    Ⅳ 後輩たちへ

    2歳下の岡田彰布は頼もしい後輩  
    生え抜きの全試合四番・大山悠輔  
    バース以来のホームラン王の可能性・佐藤輝明  
    森下は天性の勝負強さ  
    近本、中野の一、二番は球団屈指の名コンビ  
    ピンチを救った捕手・坂本の成長  
    亡き橫田との思い出  
    まぎれもなく天才だった高山とケガに泣いた北條  
    育成から居場所をつかんだ原口  
    感慨深かった西岡の復活    
    阪神と巨人の歴代ベストナイン  
    阪神以外で引退していれば

    沖縄キャンプ報告 「打倒・阪神」を期す巨人  

    おわりに 阪神の四番に殉じた野球人生
  • ビジネス規模や戦術・技術面での進歩が著しい世界のサッカー界の中でも、大きな役割を占める「スカウト」。だが、テレビや漫画などで流布されるそのイメージはいまだ人情や勘に重きを置いた旧態依然としたものであり、実態とは大きく異なる。では、スカウトは何をしているのか? 目利きやデータ分析、育成・移籍の裏側など、ベールに包まれたスカウトの仕事を明らかにすることで、サッカー界ひいてはスポーツ界の最新動向に迫る。
  • 2023年11月5日、38年ぶりに2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。
    65歳での日本一監督としては歴代1位タイの記録である。
    9月14日の128試合目でのVも球団史上最速で記録づくめのシーズンだった。
    前回2005年の優勝も岡田彰布監督の下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。
    「勝つための采配」の要諦とは何か。
    本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元トラ番記者が岡田采配を徹底分析。
    また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くのに必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
  • 2024年に100回目を迎える箱根駅駅伝。今や正月に欠かせない国民的行事とまでなった箱根駅伝のこれからを考える1冊!
  • 「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。
    スポーツはなぜ“悪事の洗濯”に利用されるのか。
    その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。
    洪水のように連日報じられるスポーツニュース。
    我々は知らないうちに“洗濯”の渦の中に巻き込まれている!

    「なぜスポーツに政治を持ち込むなと言われるのか」「なぜ日本のアスリートは声をあげないのか」「ナショナリズムとヘテロセクシャルを基本とした現代スポーツの旧さ」「スポーツと国家の関係」「スポーツと人権・差別・ジェンダー・平和の望ましいあり方」などを考える、日本初「スポーツウォッシング」をタイトルに冠した一冊。

    第一部 スポーツウォッシングとは何か
      身近に潜むスポーツウォッシング
      スポーツウォッシングの歴史
      スポーツウォッシングのメカニズム
    第二部 スポーツウォッシングについて考える
      「社会にとってスポーツとは何か」を問い直す必要がある ――平尾剛
      「国家によるスポーツの目的外使用」オリンピックのあり方を考える ――二宮清純
      テレビがスポーツウォッシングを報道しない理由 ――本間龍
      植民地主義的オリンピックは<オワコン>である ――山本敦久
      スポーツをとりまく旧い考えを変えるべきとき ――山口香
  • 2022年10月1日、享年79。
    不世出のプロレスラー、アントニオ猪木は死んだ。
    わたしたちは「猪木ロス」を乗り越えて、問わなければならない。
    わたしにとって、あなたにとって、プロレス界にとって、時代にとって、社会にとって、アントニオ猪木という存在は何だったのか。
    アントニオ猪木とは果たして何者だったのか。
    哲学者から芸人まで独自の視点を持つ7人の論客が、あらゆる枠を越境したプロレスラー、アントニオ猪木という存在の謎に迫る。
    全て書き下ろし。

    ◆目次◆
    壁抜けしつつ留まる猪木――入不二基義
    馬場派からの猪木論――香山リカ
    A LONG TIME AGO……――水道橋博士
    存在無意識に生きたプロレスラー――ターザン山本
    1000万人に届く言葉を求めた人――松原隆一郎
    アントニオ猪木 あれやこれやの語――夢枕 獏
    猪木について考えることは喜びである――吉田 豪
  • 1,100(税込)
    著者:
    ゴジキ
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    【熱戦の裏側にあった戦略と戦術】
    打撃記録を塗り替え複数枚の投手陣が起こした革命――2000年の智弁和歌山
    1試合平均8点以上の打撃力と二枚看板――2001年の日大三
    本塁打ゼロでも「木内マジック」で全国制覇――2003年の常総学院
    「勝負強さ」が呼んだ春夏連覇の挑戦――2004年の済美
    斎藤佑樹vs.田中将大で見えた「圧倒力」――2006年の早稲田実業vs.駒大苫小牧
    強力打線とエースが前年の課題をデータから改善し春夏連覇――2010年の興南
    高校野球100年、プロ級の投手陣と強力打線で栄冠に――2015年の東海大相模
    投打の運用力で春2連覇と春夏連覇を達成した「最強世代」――2018年の大阪桐蔭
    盤石な投手陣と抜群の運用力で「白河の関」越え――2022年の仙台育英

    【2000年以降の優勝校の全データ収録!】
    「しごき」のような練習で選手を鍛え、ひとりのエースが完投し、スモールベースボールで勝利をもぎ取る……高校野球の強豪校といえば、このようなイメージを持たれがちである。
    しかし、2020年代に入り、指導法や戦略、戦術が大きく変わりつつある。
    気鋭の野球著作家が、2000年以降に甲子園を制したチームの戦略や戦績、個人成績などを多角的な視点から分析。
    戦略のトレンドの変遷から、選手育成の価値観の変化までを考える。
    「いま」の甲子園を観るうえで、必携のガイド。

    【目次】
    第一章 変貌する高校野球――データ化と制度化がもたらしたもの
    第二章 ゼロ年代の強豪校の戦略・戦術の変化(2000~2009年)
    第三章 強豪校の戦略・戦術の変化(2010~2022年)
    第四章「真の勝利至上主義」がもたらすもの
  • お茶の間TV観戦が10倍おもしろくなる!

    2023年3月のWBCで日本を世界一に導き
    大会MVPを獲得する大車輪の活躍をした大谷翔平。

    2023年シーズンのMLBも開幕から投打に好調な滑り出しを見せて、
    2021年シーズン以来2度目のア・リーグMVP獲得にも期待がかかる。

    規格外の活躍をもっと楽しむために知っておきたい
    更新の可能性のある歴史的な記録とMLBの強力なライバルたち。

    エンゼルスのベンチ裏秘話や現地発の愛されエピソードなど、
    絶対に知っておきたい観戦や楽しみ方のツボを
    大リーグ評論家の著者が詳しく解説。

    大谷翔平ファン必読の一冊!

    (底本 2023年6月発売作品)
  • 肘は曲げない、筋トレはしない、得意球のスライダーは自ら封印――。いまや日本球界最高の投手に登り詰めた山本由伸は、あらゆる面で「規格外れ」である。そもそも身長178センチ、体重80キロとプロとしては肉体的に恵まれていない山本が、どうしてここまでの成長を遂げたのか。ブリッジややり投げを取り入れたトレーニングの理由や独特の思考法、そして目指す未来まで、野球に精通したライターが徹底解読する。
  • 日本と世界のアイスダンス界。その現在地。

    2020年に高橋大輔が転向して以来、フィギュアスケートのなかでもアイスダンスという競技に光が当たり始めた。
    アイスダンスは「氷上の社交ダンス」とも呼ばれるが、世界的にはシングル競技と同じくらいの人気を得ている。
    練習拠点の少なさやカップル競技ならではの難しさなど、アイスダンスをめぐる状況は厳しいものの、日本のアイスダンサーたちの試行錯誤と挑戦のうえに現在の道がある。
    五輪出場を果たした歴代の日本の選手たちの証言はもちろん、世界で絶賛された名プログラム解説、日本と世界のアイスダンス界の実情や問題点を細やかに描く!
  • 【*本書は2012年12月刊『新日本プロレス12人の怪人』(文春新書)をもとに新章を加え、再編集した決定版です。】

    アントニオ猪木がついに亡くなった――。この不世出のプロレスラーが50年前に旗揚げした新日本プロレスは、キラ星のごとくスーパースターを輩出してきた。藤波辰爾、長州力、前田日明、藤原喜明、タイガーマスク、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガー・ジェット・シン、橋本真也、棚橋弘至……。プロレス取材60年の著者が秘話で綴る「闘魂伝承」。『新日本プロレス 12人の怪人』の増補改訂版。

    第1章 アントニオ猪木 プロレスの妖怪
    第2章 藤波辰爾 巨大な壁に挑んだ一番弟子
    第3章 山本小鉄 道場と酒を愛した鬼軍曹
    第4章 長州力 「猪木超え」を果たした反骨心
    第5章 前田日明 3人の鬼が生んだ格闘王
    第6章 藤原喜明 ガンになっても戦う関節技の鬼
    第7章 タイガーマスク 二度と現れない天才
    第8章 キラー・カーン 米国マット界を席巻した大型ヒール
    第9章 アンドレ・ザ・ジャイアント ド迫力の人間山脈
    第10章 タイガー・ジェット・シン 悪を商売にしたインドの狂虎
    第11章 橋本真也 太く短く生きた破壊王
    第12章 棚橋弘至 ビジュアルな異能派レスラー
  • 日本競馬に革命を起こした名調教師の独白。

    通算1570勝、重賞126勝のうちG1は34勝、リーディングトレーナーになること14回――、数々の記録を打ち立て、日本競馬に革命を起こした名伯楽の今の願いは、「これからもずっと競馬を楽しんでほしい。馬という動物を愛してほしい」ということ。
    日本競馬のシステム、血統の重要性、海外競馬への思い、そして馬の愛おしくも強かな心情まで、競馬を愛するすべてのファンとホースマンに語りかける珠玉のメッセージ。

    (底本 2022年9月発売作品)
  • 高校野球「エースと心中」する時代の終焉。

    2022年4月10日、プロ入り3年目にして完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希。高校時代から最速163キロを記録し、「令和の怪物」と呼ばれたが、「甲子園」の出場経験はない。

    2019年夏の岩手大会決勝では、佐々木を擁する大船渡高校の監督・國保陽平が、「故障から守るため」に登板回避を選び、チームは大敗。当時、國保は佐々木を含む部員たちにも、決断の理由を説明していなかったが、3年弱の時を経て、著者の長時間にわたる取材に応じた。当時、32歳の青年監督はなぜ、衝撃の登板回避を決断できたのか。

    当時の大船渡の部員、全国の強豪校への取材から、佐々木の登板回避をきっかけとするように、高校野球の常識が大きく変容したことが明らかになる。

    江川卓(作新学院)や松坂大輔(横浜)、吉田輝星(金足農業)のように、ひとりで甲子園のマウンドを守り抜く怪物や、荒木大輔(早稲田実業)、桑田真澄(PL学園)のように、1年生から名門校のエースを張るスターは、令和の高校野球にはもう生まれないのではないか――。

    2019年に刊行された『投げない怪物 佐々木朗希と高校野球の新時代』に多くの新証言を加え再構成して新書化。
  • 1,012(税込)
    著者:
    斎藤文彦
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    “燃える闘魂”と“東洋の巨人”の終わりなき物語。
    昭和のあの頃、金曜夜8時に「男の子」はみんなテレビの前にいた――。
    アントニオ猪木とジャイアント馬場は力道山門下で同日デビューし、やがて最強タッグ「BI砲」で頂点に上り詰めた。
    その後、独立してそれぞれの道を歩み、二人は仁義なき興行戦争へと突入していく。
    プロレスラーとしての闘いからプロデューサーとしての闘いへ。
    猪木と馬場のライバル物語を追うことは、もちろん日本のプロレス史を辿ることであるが、本書の内容はそれだけではない。
    プロレスの本質を理解するための視座を伝える一冊である。
  • ラグビー界、こんなハチャメチャやったんか。

    2022年1月に開幕したラグビー新リーグ。その発足に向け中心的な役割を果たしていたのが、前年まで法人準備室長・審査委員長を務めた谷口真由美氏だ。彼女はなぜ突如としてラグビー界を追われたのか、その秘された理由を明らかにする。
    彼女が目にしたラグビー界は、男性中心主義、時代遅れな序列主義など「おっさん」的価値観が支配する、ダメな日本社会の縮図だった--。

    <あなたの会社にも、こんな「おっさん」いませんか?>
    ●口癖は「みんなそう言っている」「昔からそうだ」
    ●ITや新しい提案には「リスクが大きい」
    ●ムラの長には絶対服従、部下や下請けには高圧的
    ●退職の日まで「勝ち逃げ」できれば、が本音
    ●部下の功績は自分の手柄。「アレオレ詐欺」の常習犯

    川淵三郎氏(日本サッカー協会キャプテン)との特別対談も収録!
  • 下馬評を大きく覆し、2年連続最下位からのペナント制覇は、いかに成し遂げられたのか? 逆に、なぜかくも長き暗黒時代が続いたのか? 元番記者が豊富な取材で綴る。1994年の仰木彬監督就任まで遡り、イチロー、がんばろうKOBE、96年日本一、契約金0円選手、球界再編騒動、球団合併、仰木監督の死、暗黒期、2014年の2厘差の2位、スカウト革命、キャンプ地移転、育成強化、2021年の優勝までを圧倒的な筆致で描く。
  • 1985年、バース・掛布・岡田の強力打線が原動力となり、初の日本一となった阪神タイガース。しかし、これを最後に頂点の座から遠ざかり、2006年以降はリーグ優勝もない。この長い不振は、「ミスター・タイガース」と呼ばれた藤村、田淵、掛布に続く「不動の四番」が現れないことに一因がある。一方の巨人は大補強を行いながらも、四番は原、松井、阿部、岡本ら生え抜き中心だ。なぜ阪神では四番が育たないのか? 自身の経験や歴代強打者との比較、ライバル巨人との関係性を通して四番打者について論じるとともに、タイガース復活への道標を示す。

    【もくじ】
    第1章 なぜ優勝できなかったのか
    ●阪神とヤクルトの明暗を分けた打線
    ●サンズ失速の原因
    ●佐藤輝明を二軍に落とす必要はあったのか
    ●幻となったスアレスのMVP
    ●磨きがかかった走塁、課題は守備力
    ●四番・大山悠輔に期待すること
    ●名門復活に「不動の四番の育成」は不可欠 ほか

    第2章 四番打者とは何か
    ●エースと四番のライバル対決……村山VS長嶋/江夏VS王
    ●江川卓のウイニングショット
    ●失われた「打たれる美学」
    ●「四番・掛布」のまま引退したかった
    ●1985年の日本一と「四番の犠牲」
    ●セ・リーグ四番は岡本・村上・鈴木に合格点
    ●中西太・村上宗隆の2年目を比較する ほか

    第3章 ミスター・タイガースの条件
    ●ミスター・タイガースの系譜……藤村富美男/村山実/田淵幸一
    ●ミスター・タイガースの条件
    1・孤高に耐えうる精神力を持っていること
    2・タイトルを複数回獲得していること
    3・試合に出続けていること
    4・相手チームの四番とエースからリスペクトされること
    5・チームリーダーとして優勝を経験していること
    ●阪神タイガースの歴代ベストナイン
    ●ひとりに強くなれ
    ●悔いなく辞めるために ほか

    第4章 ライバル巨人とタイガース
    ●江川とのトレードで入団した小林繁さんの言葉
    ●巨人は本当にライバルなのか
    ●1986年、連覇を逃した責任
    ●チームの巨人、個の阪神
    ●阪神ドラフト上位の打者は育っているか
    ●巨人・岡本和真が体現する新たな四番打者像
    ●阪神・大山悠輔が四番を打つ意味 ほか

    第5章 佐藤輝明は「5代目ミスター・タイガース」になれるか
    ●傑出した修正力と対応力
    ●グリップを下げ、小指をかけてレベルに振れる
    ●強烈だった「四番初試合満塁弾」と「1試合3発」
    ●6回・3打席目にホームランが集中する理由
    ●大谷翔平が強化した「押し込む力」
    ●三振を減らして「四球+安打=200」をめざせ
    ●バースのように三冠王を獲れる ほか
  • 二〇一九年夏、岩手県大会の決勝で大船渡高校のエース、佐々木朗希が登板を回避したことは、賛否の論議を呼んだ。それは突き詰めると、「甲子園にすべてを捧げる」か「将来の可能性を取る」かの選択に他ならない。「負けたら終わり」のトーナメント方式の中で、どう選手を守り、成長させていくのか。球数制限、丸坊主の廃止、科学的なトレーニングの導入など、新たな取り組みを始めた当事者たちの姿を追う。
  • 902(税込)
    著者:
    ねじめ正一
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    2011年、圧倒的な実績を残しながらプロ野球界を去った落合博満。噂された球団との確執や過度の拝金主義といったイメージとは裏腹に今もなお、シーズンオフには落合待望論がまことしやかに語られる。孤高の天才打者にして名監督、その魅力の淵源は何処にあるのか? 2019年シーズン中には、球界を代表するスラッガー山川穂高が落合に教えを乞うた。山川の姿によって再び火がついた作家は、さらに、さらにという思いで落合の諸相を訪ね歩く。対談、俳句、エッセイ……至高の野球人を味わい尽くす一冊。
  • 完全燃焼した者、最後まで己の美学を貫いた者、ケガに泣かされ続けた者、海外に活路を見出した者……どんな名選手にもやがて終わりの時が訪れる。長嶋、王、江川、掛布、原、落合、古田、桑田、清原など、球界を華やかに彩った24人の「最後の1年」をプレイバック。全盛期の活躍に比べて、意外と知られていない最晩年の雄姿に迫る。有終の美を飾るか、それとも静かに去り行くか。その引き際に熱いドラマが宿る、男たちの挽歌。
  • F1と並ぶモーターレーシングの最高峰、MotoGP。むき出しの体で時速三五〇kmのマシンを操り、命懸けの接近戦を繰り広げるライダーとはどういう人間なのか? チャンピオンに輝いた者、敗れ去った者、日本人ライダーなど全一二人の男たちの、勝利に賭ける執念、コース外での駆け引き、チームとの絆、ケガ、トラブル……。レース中継では映らない彼らの素顔を、二〇年間、間近で取材し続けてきたジャーナリストが描き出す。
  • カール・ゴッチ、ザ・デストロイヤー、アンドレ・ザ・ジャイアント、ビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッド、テリー・ゴーディ、スティーブ・ウィリアムス、バンバン・ビガロ、ビッグバン・ベイダー、ロード・ウォリアー・ホーク――。昭和から平成の前半にかけて活躍し、今はもう永遠にリング上での姿を見ることが叶わない伝説の外国人レスラー10人。本書は今だから明かせるオフ・ザ・リングでの取材秘話を交え、彼らの黄金時代はもちろんのこと、知られざる晩年、最期までの「光と影」を綴る。
  • 華やかなプレーで脚光を浴びる花形選手の陰にはレギュラーになれなかった控え選手が数多くいます.試合に出られない「補欠」選手たちはどのような思いを抱いて部活動に参加しているのでしょうか.高校時代にレギュラーになれなかった現役プロ野球選手,控えのキャプテンなど様々な人の姿を通して「補欠」の力を探ります.
  • 日本のオリンピックの歴史は大学抜きには考えられないー。アスリートから学生通訳、反対派まで、記録と証言から問う五輪の実像。1912年大会から2020年東京大会までを振り返り、オリンピックを通して見えてきた大学の役割、大学というアカデミズムから考察されるオリンピックの意義について、問題提起する一冊。

    第一章 2020年東京大会
    一年延期を学生はどう受け止めたか
    第二章 1912年大会〜36年大会
    文武両道  戦前の学歴エリートたち
    第三章 1940年
    「幻の東京五輪」の学徒動員 
    第四章 1952年大会〜60年大会
    慶應・東大ボート部 栄光の軌跡
    第五章 1964年大会〜68年大会
    部の伝統ゆえ、オリンピックを辞退
    第六章 1964年東京大会
    オリンピック秘話 ①学生通訳編
    第七章 1964年東京大会
    オリンピック秘話 ②裏方学生編 
    第八章 1952年大会〜76年大会
    転身いろいろ、競技も人生も大学名も
    第九章 1980年大会〜2016年大会
    大学生オリンピアンは不滅なのか 
    第一〇章 
    一芸に秀でた新設校、マイナー競技強豪校
    第一一章 
    議論風発! 教員たちのオリンピック学
  • 北京五輪の野球日本代表となったG.G.佐藤。今も語り継がれる高校野球星陵・箕島戦の星陵一塁手加藤直樹。最終戦で敗れ、巨人のV9を阻止できなかった阪神の池田純一中堅手。彼らは、大事な試合で大きなミスを犯したとして、ファンやマスコミから非難を浴び、人生が暗転した。理不尽なバッシングとどう戦い、そして立ち直ったのか。「落球」の烙印を背負った男たちの「その後」を辿るスポーツノンフィクション。

    目次
    第一章
    また落球する運命でももう一度五輪に出たいです
    G.G.佐藤
    2008年8月23日 五棵松野球場(北京)
    北京五輪3位決定戦 米国×日本

    第二章
    野球の神様はなぜ俺をあの場面で転倒させたのか
    加藤直樹
    1979年8月16日 甲子園球場
    全国高校野球大会3回戦 箕島×星陵

    第三章
    「これが私の人生です」30年後に見つけた答え
    池田純一
    1973年8月5日 甲子園球場
    セ・リーグ 阪神×巨人

    第四章
    ミスのあとの人生をどう生きるか
  • 王・長嶋もゴジラもいない。地上波中継はなく、人気・実力は他球団と拮抗中。それでも巨人軍は永久に不滅です――。“悪役”として戻ってきた若大将、史上最高の遊撃手、待望の生え抜き4番と今も“役者”は揃っている。アップデートされた魅力を当代一のウォッチャーが徹底解説。次世代エースや歴代最強助っ人は? ポスト阿部と亀井の背中、ビール売り子の本音など、新旧G党もアンチも楽しめる新しいジャイアンツ論。
  • 祭りが終わった後、巨大施設はどうなるのか? 誇らしい「遺産」として残るのか、それとも、使い道のない「廃墟」になってしまうのか。二〇二〇年東京五輪の終了後に残されるのは「施設の後利用」という困難な課題である。著者はハーバード、オックスフォード留学時に「五輪スタジアムの維持・運営」を研究テーマとし、一九七二年ミュンヘン大会以降の夏季五輪開催地について、メインスタジアムの「五輪後」の稼働状況、運営形態、維持費の実態等について調査を行った。世界中の五輪開催都市が巨大スタジアムの扱いに苦闘している現状を具体的に明らかにするとともに、新国立競技場をめぐる東京の近未来について提言を行う。【主な内容】○「建て替えできない」スタジアムの生存戦略(1972ミュンヘン) ○30年間の「空き家」が企業オフィスに変貌(1976モントリオール) ○固く門が閉ざされた巨大スタジアム(1980モスクワ) ○築90年の「遺産」を大学が引き受けた(1984ロサンゼルス) ○7万の観客席で観衆1000人のホームゲーム(1988ソウル) ○バルセロナ再生の落ちこぼれ(1992バルセロナ) ○球団に逃げられたスタジアム(1996アトランタ) ○政府が買い戻して大改修に着手(2000シドニー) ○そして「廃墟」だけが残った(2004アテネ) ○商業化は頓挫し、維持費は観光客頼み(2008北京) ○建設費は602億円、改修費は452億円(2012ロンドン) ○公共料金も払えないスタジアム(2016リオデジャネイロ) ○そして、新国立競技場
  • イチロー、松井秀喜、松坂大輔ら多くの日本人選手が活躍するメジャーリーグは、過去一〇年余りで収入を四倍超にする急成長を実現し、昨今の経済危機下にあっても順調にビジネスを拡大している。なぜ、そんなことが可能なのか? そのカラクリを、初めて公表される内部資料などを含めて詳細に解説。また、全収入の五%がジャパンマネーという実態や、WBC開催の真の意図など、容赦ないグローバル戦略の全貌に迫る。メジャーリーグはいまや、単なる娯楽ではない。スマートかつ貪欲な「ビジネスエリート」が火花を散らす<戦場>なのである。過去10年で収入を4倍にし、昨今の経済危機下でも順調にビジネスを拡大するメジャーリーグ。その強欲で狡猾な経営戦略に迫る。本邦初公開の内部資料に基づく、興味津々のデータが満載。※この電子書籍は、集英社新書『メジャーリーグ なぜ「儲かる」』2015年3月11日発行の第2刷を底本としています。
  • 都築は羽生に言った。「挑戦をしなさい」「未知の世界に向かいなさい」そして、こう言い続けた。「芸術家になりなさい」。オリンピック連覇を果たした羽生結弦。幼き日の羽生を見出し、徹底的に基礎を教え続けたコーチが都築章一郎だ。五〇年以上にわたり日本フィギュアスケートの発展に貢献してきた名伯楽は、現在も精力的に多くのスケーターに指導を続けている。都築が若き日に、フィギュアスケートの手本としたのが芸術大国ロシアだった。私財をなげうち、日本のフィギュア界の礎のために世界を奔走してきた生き様、そして知られざる日露文化交流史をも描く!
  • 精神論ばかりの解説はもう飽きた! 錦織圭や大坂なおみの活躍からウィンブルドンジュニアを制覇した望月慎太郎まで、日本人選手の躍進に湧くテニス界。しかし、勝ち負けに一喜一憂するだけではもったいない! 有名選手の何が凄いのか? 繰り広げる駆け引きの妙、そして歴史あるテニス競技に固有の魅力とは? 錦織やフェデラー、ジョコビッチといった有名選手とも対戦経験豊富な現役のプロテニス選手でもあり、痒いところに手が届く名解説者でもある著者が、選手の「頭の中」まで理解できる観戦術を伝授する。
  • 私たちの人生を本当に豊かにするのは、「遠くのオリンピック」ではなく、「近くのチーム」である! 野球、サッカー、バスケット……スポーツの世界は一極集中から地方展開へ! かつては、「地元にプロスポーツチームがある」のは大都市圏に限られていた。ところが現在では、全国ほぼすべての都道府県に「地元を本拠地とするプロスポーツチーム」(野球、サッカー、バスケット、アイスホッケーなど)が存在する。この画期的な状況は、何を物語るのか。格差研究など、経済データに基づく社会分析の第一人者が、「中央集権から地方分権へ」という日本社会のキーワードに重ね合わせつつ、その意義を多方面から分析する。
  • 高校野球期待の逸材は、なぜ不登校になったのか? 一度外れたレールに戻るため、どうあがき苦しんだのか? 日大藤沢高校→不登校・引きこもり・留年・高校中退→渡米→新宿山吹高校(定時制)→法政大学→渡米――イチローよりも早く、「日本人初の野手メジャーリーガー」の称号を手に入れかけた男の不屈の生き様を、『牛を飼う球団』(小学館、小学館ノンフィクション大賞候補作)の著者が描き切る!
  • 猪熊功(柔道金メダリスト)が「遺書」に込めた思いとは? 1964年東京オリンピックで日本を沸かせた選手たち。その人生の「光と影」を、徹底した取材で描き出した渾身のノンフィクション!

    【目次】
    第1章 竜虎相搏つ――神永昭夫VS 猪熊功 (柔道)
    第2章 永遠のライバル――君原健二VS 円谷幸吉 (マラソン)
    第3章 依田郁子――自殺のプレリュード (短距離ハードル)
    第4章 自由形スイマー浦上涼子の「変死」 (水泳自由形)
    第5章 重量挙げの“小さな巨人" 三宅義信・義行・宏実
    メダリスト一家の真実 (重量挙げ)
    第6章 “鬼" の大松博文と六人の“魔女" たち (バレーボール)
    あとがき 光は等分の影を持つ
    資料 「1964年東京オリンピック全メダリストと成績」
  • 選手以外にも、こんな道が!

    スポーツには「する・みる・ささえる」の三つの側面がある。今や「ささえる」のプロが多く活躍する時代になった。気鋭のスポーツジャーナリストが、急増する大学のスポーツ関連学科や、急成長する職業の「今」をレポートする。
  • 902(税込)
    著者:
    野村克也
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    クライマックスシリーズ、日本シリーズ、WBCやオリンピックなどの国際試合――これら短期決戦はどのように戦うべきなのか。本書は、著者にとって初の短期決戦論であり、自身の経験はもちろん、歴代の勝負を徹底分析して論じている。巻末には、「ID野球」の象徴とも言うべき、短期決戦の全データを付した。野村野球の集大成がここにある。
  • フィギュアスケート・男子シングルでは66年ぶりの五輪連覇。「メダリストは翌年には引退や休養を選ぶ」ことが多いフュギュア界において、羽生結弦は現役選手として競技を続けることを選んだ。記録、記憶、名誉、称賛……すべての中心にいた絶対王者は、ケガと闘いながらも、より高度な技術と表現を磨き、さらなる進化を遂げている。前著『羽生結弦は助走をしない』に続き、五輪後から垣間見える新たな羽生の変化と挑戦を詳細に分析。ルール改正や今後の活躍が期待されるスケーターたちにも言及し、前例のない道を猛然と走り続ける羽生結弦とフィギュアスケートの世界を語り尽くす! 【目次】まえがき/用語解説/第1章 平昌オリンピックで羽生結弦が見せてくれたもの/第2章 2018~19年シーズンで羽生結弦が見せてくれるもの/第3章 私が愛する選手たち/あとがきにかえて――デニス・テンへ。そして皆様へ
  • 毒舌全開、乱闘必至!
    エモやん最後のワイルドピッチ!

    ダンディーな佇まいと爽やかな語り口で人気を博す一方、歯に衣着せぬ率直さで物議をかもしてきたエモやん。
    「自分の人生はラッキーだった」と振り返るが、その70年はまさに波乱万丈。
    猛烈なシゴキやケツバットの嵐に耐え、甲子園出場を掴んだものの、部員の不祥事であえなく出場辞退となった高校時代。監督との軋轢に悩んで寮を脱走したこともあった大学時代。プロ球団からは声がかからず、折れそうになる気持ちをひたすら鼓舞し続けた社会人野球時代……。
    そして偶然が重なってドラフト外でプロ入り後、エモやんを待ち受けていたのは、規格外のドデカいプロ野球選手たちだった。
    張本勲は、フリーバッティングで対面した投手を最高の状態に引き上げてくれる不思議なパワーを持っていた。
    野村克也監督は、「わしはお前をずっと見てたんや」の一言で選手のハートをわしづかみにし、たちまち大活躍させてしまう人心収攬術の持ち主だった。
    長嶋茂雄がバットをスイングすると、その瞬間、フラッシュのような光がバットから放たれた。
    「悲劇のエース」小林繁がスパイクの刃を研いで殴り込みに行った相手とは?
    ほかにも、吉本の芸人たちがわざわざ球場に勉強しにくるほどのヤジの達人たち、女遊びの名人(?)など、爆笑エピソードが満載。
    「ベンチがアホやから野球がでけへん」騒動で引退後は、ドラマや映画に出演し、さらには政界にも進出。
    各界の大物たちとの交流のなかでエモやんが学んだ「一流」と「超一流」の差とは?
    そして古希を迎えた2017年、突然のがん宣告。
    がんになって初めてわかったこと、がんが教えてくれたこととは?……
    どんな世界にも共通する教訓が散りばめられ、人生の意味を考えさせられるエピソードも満載。
    まさに直球勝負で人生を駆け抜けた男の、爽快かつ滋味溢れる一代記だ。
  • 2019年のラグビーW杯、2020年の東京五輪と国家的スポーツイベントを控える日本。これらのイベントを成功させることはもちろん、2020年以降もスポーツを文化として根付かせ、産業として発展させるには何が必要なのか。プロ野球、横浜DeNAベイスターズの球団社長を5年務め、その間に赤字24億円を解消し、黒字化を達成した実績を持つ筆者が、各競技団体やスポーツ産業のトップをゲストに迎え開講した「スポーツビジネス・カレッジ」での講義が一冊に! 

    本書は「ナンバー・スポーツビジネス・カレッジ」第一期で行われた講義を抜粋、再構成したものです。

     【目次】
     鈴木大地(スポーツ庁長官)「スポーツ基本計画が示す日本の未来」/為末大(世界陸上男子400Mハードル銅メダリスト)「アスリートのキャリアとスポーツベンチャー」/大河正明(Bリーグ チェアマン)「バスケットボールとアリーナの可能性」/堀江貴文(実業家)「スポーツはビジネスチャンスにあふれている」/ジム・スモール(MLB JAPAN ヴァイスプレジデント アジアパシフィック)「MLBのアジア戦略とWBC」/池田純(ジャパンエスアール チーフ・ブランディング・オフィサー)「青山ラグビーパーク化構想と、サンウルブズ活性化計画」ほか
  • 栄光の陰にスタッフの力あり!
    トップ・アスリートの活躍を支える舞台裏!

    「スポーツを仕事にする」という夢は、選手だけのものではない。選手たちの華々しい活躍の裏には、数多くのスタッフの力が終結している。スタッフたち――スポーツ・ドクター、トレーナー、理学療法士、カウンセラー、栄養士――は、どのような想いで選手を支え、どのようにして貢献しているのか?
    オリンピックに5度帯同した「スポーツ・ドクター」である著者が、そのプロフェッショナルたちの働きぶり、スポーツの現場で感じた感動と課題をあますところなく伝える。
  • シアトル・マリナーズでのデビュー試合。初めての首位打者のタイトルの獲得、リーグMVP、メジャー記録のシーズン262安打、WBCでの連覇、不調にあえぐ苦悩、弓子夫人の献身、日の丸への強い想いまで――。日本球界からメジャーへの挑戦が決まった2000年秋から2010年シーズン直前までの100時間を超えるインタビューを収録。イチローのすべてがこの一冊に!
  • シリーズ2冊
    0748(税込)
    著者:
    高山真
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。しかし羽生のスケーティングを語るとき、たいていの人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。著者は、38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。マニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から徹底的に分析する。羽生以外の現役男子・女子スケーターはもちろん、歴代スケーターたちの名プログラムもフィギュア愛炸裂で語りつくす!【目次】まえがき/用語解説/第1章 フィギュアスケートの「本当の魅力」とは/第2章 「表現力」「芸術性」とは何か/第3章 羽生結弦の名プログラム ここがすごい/第4章 平昌オリンピックのシングルスケーターはここがすごい/第5章 歴史から学ぶ――選手が望むもの、私が望むもの/あとがき
  • ゴルフ人口の減少が止まらない。少子高齢化やライフスタイルの変化により、日本において、この20年でゴルファー数は40%以上減少(総務省「生活基本調査」より)。92年に約2兆円あったゴルフ場やゴルフ用品などの市場規模も13年には9000億円と半減した。オリンピック会場問題、ナイキなどのメーカー撤退、男子プロゴルフ試合数やギャラリー数減少、外資によるゴルフ場買収が報じられるなど、見通しも暗い。そこで「このままでは日本のゴルフが消えかねない」と警鐘を鳴らすスポーツライター赤坂氏が「東洋経済オンライン」での連載をもとに、現状のレポートと提言をまとめて緊急出版。日本にゴルフ場ができて1世紀。ゴルフがオリンピックの正式種目となった今こそ復権のチャンスだ!
  • 二〇〇八年の横浜は首位打者と本塁打王を擁しながらなぜ最下位だったのか。イチローが活躍しているのにマリナーズはなぜ弱いのか。「史上最強打線」を誇った二〇〇四年の巨人はなぜ3位だったのか……。解説者の思い付きコメントを信じてはいけない。プロ野球には独自のロジックがあり、「4番が打てば勝ちますよ!」のような単純化は事実と違うからだ。データ分析から読み解く「目からウロコ」のプロ野球の真実。
  • 792(税込)
    著:
    佐山展生
    著:
    山本昌
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    今の自分は10年後の自分より10歳若い。老け込んでいるヒマなどない──。プロ野球史上最も長く現役を続けた「球界のレジェンド」と、投資ファンドの代表、航空会社の経営者、大学教授の三足の草鞋を履く最強ビジネスマンが語り合う。下積みを厭わない。地道な努力を続ける。「好き」を追求しつづける。異なる世界で生きてきた二人の姿勢は驚くほど共通している。人生100年時代に贈る、勇気と希望の仕事論。
  • 武士道が宿している知恵は、人間の生き方そのものに関わる。
    ニュージランドから来日し、「武道と恋に落ちた」と語る筆者が、日本の武士道について自らの体験も込めて考察する。勝利のガッツポーズは武士道に反する、残心がなければ意味がない、武士道の説いた死の覚悟とはなど、剣道7段、居合道、なぎなた5段の武士道研究家ならではの、実践的な武士道論。
  • 770(税込)
    著:
    生島淳
    レーベル: 幻冬舎新書
    出版社: 幻冬舎

    正月最大のイベント、箱根駅伝。メディアに後押しされ、関東のローカル大会が、大学スポーツの枠を超えた全国的人気を誇るまでになった。宣伝効果も絶大だ。レースの結果は、大学の入学志願者数を大きく左右し、監督には激しいプレッシャーがかかる。一方、箱根重視の練習は、その後の選手生命に響くとも指摘される。往復200キロ超の行程には、監督の手腕、大学の生存戦略、日本長距離界の未来が詰まっている。感動の舞台裏を徹底分析。
  • 地方創世を問う傑作ノンフィクション。

    「地方から世界へ」のスローガンを掲げ、キャリア官僚・溝畑宏の熱意によって創設されたプロサッカーチーム大分トリニータ。宴会では裸踊りも辞さないドブ板営業で溝畑はスポンサー集めに奔走。ついにはW杯の大分招致を果たし、さらにナビスコ杯を制しチームは日本一に。しかし翌年チームは経営破綻し溝畑は社長を辞任、その後はチームも低迷し、2015年にはついにJ3に降格した(昨シーズンにはJ2復帰を決めている)。
     Jリーグ屈指のホームスタジアムを持ち、充実した育成システムで日本代表選手も数多く輩出、一度は日本一にも輝いたトリニータが迷走した理由は何か。溝畑はなぜ追放されたのか。チーム創設から現在までの22年を追うことで、地方でのプロスポーツチーム経営の難しさ、ひいては日本の「地方創世」の実態が見えてくる。ベストセラー『オシムの言葉』の著者が2010年に刊行した傑作ノンフィクションに、その後の取材を加えた増補版。
  • 日本のゴルフ文化の礎をつくったと言われる白州次郎、小寺酉二に薫陶を受け、名門・軽井沢ゴルフ倶楽部に勤務した著者は、日本最高齢100歳のプロゴルファー。10歳でキャディーのアルバイトを始め、独学で身につけたゴルフ技術が評判となり、田中角栄、佐藤栄作など各界の著名人にゴルフレッスンしてきた。55歳でプロテストに一発合格した、遅咲きのプロゴルファーは今でも毎日150球のパター練習を欠かさない。「仕事ができる人間はゴルフでムダ口をたたかない」「基本こそすべて」など、人生とゴルフの真髄をあますことなく語る。【目次】はじめに/第1章 生きるために始めたのがゴルフだった/第2章 遅咲きのプロゴルファー/第3章 私のゴルフ哲学/第4章 仕事ができる人間はゴルフでムダ口をたたかない/第5章 人生の「谷」を歩く時/第6章 100歳から見える景色/おわりに
  • シリーズ2冊
    858(税込)
    著者:
    原晋
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    2015年正月、91回目の開催となった箱根駅伝は、日本中が青山学院大学の初優勝に沸いた。勝利に導いたのは、かつて中国電力のサラリーマン時代、「伝説の営業マン」と呼ばれた原晋監督である。わずか8年前までは箱根駅伝に出場することさえできなかった青学陸上部の躍進の秘密は、その指導法にあった。高い目標設定とそれを実現させるためにどうするか考えることは、ビジネスも駅伝も同じだと言い切る著者。何度も苦汁をなめながらも、不屈の精神で逆転してきた原監督の「理論と情熱」を併せ持った指導力・交渉力とは? アスリート、ビジネスマン待望の1冊を同時電子化!
  • 野球はかつてスポーツ・娯楽の中心だった。男の子がプレーに熱中し、試合中継に胸躍らせた時代があった。しかし今、野球は昔のような熱も輝きも持っていない。社会は野球を歓迎しない方向にすら傾き始めている。その原因を探るため、著者は野球の歴史、ゲームの本質・魅力を見直し、日本の野球がどのように変質してしまったのかを分析する。さらに野球を通して現代の日本人が失ってしまった大切なものを指摘すると同時に、野球が昔のように復権する道筋を考える。長年、野球に携わってきた著者の集大成!【目次】はじめに/第一章 野球の本質/第二章 古き佳き野球の時代/第三章 野球の「信用」の失墜/第四章 野球の喜びと深み/第五章 野球再生に必要なもの/おわりに
  • 吹き荒れるヘイトスピーチ、嫌韓反中本の数々……。後押しするかのように、行政もまた朝鮮学校へ相次ぐ差別的な措置を下している。しかし、我々はそこに生きる、ひたむきに何かに打ち込む若者の物語に耳を傾けたことがあっただろうか。強豪として知られる朝鮮高校蹴球部出身の安英学(アンヨンハ)、梁勇基(リャンヨンギ)、鄭大世(チョンテセ)……。スーパープレーヤーたちの物語から、彼らを取り囲む日本社会の今が見えてくる。サッカーで、差別は乗り越えられるのか。マイノリティに光を当て、選手たちの足跡を描ききった魂のノンフィクション。【目次】第一章 イマジン 安英学(アンヨンハ)の軌跡/第二章 「国境」を越える安英学/第三章 誠実なるファンタジスタ 梁勇基(リャンヨンギ)・疾走する人間ブルドーザー鄭大世(チョンテセ)/第四章 帰国運動を巡って刻んだ双曲線 キム・ミョンシクとリ・ドンギュウ/第五章 突破する詩人 理事長リ・ガンホン/第六章 レイシズムに抗う 李普鉉(リーボヒョン)/第七章 CONIFAワールドフットボール・カップ1/第八章 日本人オンリー/第九章 CONIFAワールドフットボール・カップ2/エピローグ
  • 世界の舞台で戦う五輪選手の傍らには、卓越したコーチがいる。コーチとは、単なる技術指導者ではない。厳格な父親であり、アメとムチを使い分ける熟練の教師であり、目標設定に長けた戦略家であり、そして、気のおけない相談相手である。競技スポーツという繊細な世界で、彼らは、様々な年代や性格の選手たちの「才能」をどのように開花させているのか。北島康介、太田雄貴、吉田沙保里らのコーチが、体験に基づく自らの指導メソッドを披露する。「育成」にまつわるヒントが満載! 【目次】はじめに/第一章 最後に伸びるかどうかは、人間性で決まる――北島康介、中村礼子(競泳)を育てた平井伯昌/第二章 自分のイメージと選手の感覚を一致させる――末續慎吾(陸上)を育てた高野進/第三章 いいところも悪いところもさらけ出す――吉田沙保里(レスリング)を育てた栄和人/第四章 自信は、練習で身につけられる――小椋久美子、潮田玲子(バドミントン)を育てた中島慶/第五章 挑発して、納得させる――寺内健(飛び込み)を育てた馬淵崇英/第六章 勤勉さと知性で、体格差を補う――ホッケー日本女子代表を育てた恩田昌史/第七章 指示はしない。自分で考えさせる――尾方剛、佐藤敦之(マラソン)を育てた坂口泰/第八章 面白く教えなければいけない――森田智己、伊藤華英(競泳)を育てた鈴木陽二/第九章 「善人」ではなく「公正な人」であるべき――太田雄貴、千田健太(フェンシング)を育てたオレグ・マツェイチュク/終章 コーチと選手は「一緒に成長する」
  • もはや“国民的行事”となった感のある、サッカーW杯。ヨーロッパでプレイする「海外組」が主体となった日本代表は、以前とは違い、技術や戦術では「世界」と遜色ないレベルに達したようにも思える。しかし、大一番で勝負を分けるのはメンタリティだ。そのメンタリティを形成する文化的背景とは何なのか?  ドイツでのプレイ体験もある著者が、深刻なカルチャーギャップを体感した選手たちへの取材をもとに、大胆な“サッカー比較文化論”を書き下ろした。本田圭佑、岡崎慎司、長友佑都、松井大輔、槙野智章、宮本恒靖、宇佐美貴史、奥寺康彦、パク・チソンなど、現役選手や関係者の貴重な証言が満載! 【目次】はじめに/第一章 自己主張/第二章 上下関係/第三章 自己責任/第四章 専門性/第五章 「文明の衝突」エピソードあれこれ/第六章 日本代表での「文明の衝突」/おわりに
  • 陸上競技100m。かつて、この種目で「10秒」を突破することは世界中の夢であり目標だった。では、10秒の壁は、いかにして破られたのか。そこには、天才アスリートの出現、テクノロジーの進歩、競技環境の変化など、様々な要素が存在した。そして、時代背景に翻弄され、「記録」に残らなかった意外な事実も隠されている。本書は、一瞬の勝負の裏に潜む幾多のドラマを発掘するとともに、「人類最速」はどのレベルまで進化するのかを考察する。【目次】はじめに/第一章 壁に挑んだ男たち/第二章 壁を破った男たち/第三章 記録はどこまで伸びるのか/第四章 日本人にとっての「10秒の壁」/おわりに/表・100m世界記録の変遷/主要参考文献
  • 2015ワールドカップ日本代表の活躍で、ラグビーへの関心は飛躍的に高まった。この熱気は、2019ワールドカップ日本開催へと続くだろう。ラグビーは、そのスピードと迫力に圧倒されるが、反面、「ルールが分かりにくい」という声も多い。なぜボールを前に投げられないのか? なぜ反則があっても審判が笛を吹かずに「流す」のか? 本書では、公認レフリーの資格を持つ著者が、ラグビーの歴史とゲームの仕組みを丁寧にひもとき、競技の奥深さとワンランク上の観戦眼を提示する。入門書でありつつ、ディープな画期的ラグビー教本!【目次】はじめに/序章 フットボールとレフリーをひもとく/第1章 オフサイドをひもとく/第2章 スクラムをひもとく/第3章 ラック、モールをひもとく/第4章 タックルをひもとく/第5章 ラインアウトをひもとく/終章 『ラグビー憲章』をひもとく/おわりに

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