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『ノンフィクション、音楽(実用、新書)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全139件

  • 自伝より自伝的。
    語らなかった男が、語ってきたこと。
    ノーベル文学賞受賞スピーチをふくむ、
    全年代の重要な発言を、時代背景の解説&ボブ・ディラン語録とともに収録。

    20世紀の最重要ミュージシャンにして、
    現代アメリカが生んだ、最も偉大な詩人の軌跡を1冊に。
    セルフプロモーションの天才? 嘘つき? ビジネスマン?
    時代の寵児? 公民権運動や反戦運動の若きリーダー?

    解説:萩原健太

    放送されなかったラジオインタヴュー、
    あのノーラ・エフロンによる今となっては掲載誌不明のインタヴュー、
    ナット・ヘントフによるプレイボーイ誌インタヴュー、ポール・ゾロによる創作術インタヴュー、
    マリー・トラヴァース(ピーター・ポール&マリー)、マイケル・ギルモアによるインタヴューなど、
    ファンならずとも読んでおきたい、決定版45万字ディランの言葉。
  • ブラジル・トレスポンタスの街角で音楽と戯れていた少年はやがて、
    その類稀なる美声によって世界を魅了する――。

    「Travessia」ほか数々の名曲誕生の瞬間から、
    クルービ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)の結成秘話、
    ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターら一流ミュージシャンたちとのレコーディング、
    過酷な闘病生活とメディアからの誹謗中傷、愛する家族との別れ……。

    政情不安に揺れる60年代の荒波を乗り越え、
    今なお第一線で活躍するブラジル音楽界の偉人、ミルトン・ナシメント待望の評伝が堂々刊行。

    日本語版のみ、ミルトン本人とも親交のあるケペル木村による解説を追加収録。


    〈目次〉
    序文 ミナスの二つのトラヴェシア
    第1章 1939-1945 ミナスからリオへ
    第2章 1945-1953 リオからミナスへ
    第3章 1945-1961 人生の宴で
    第4章 1962-1965 新たな地平線(ノーヴォ・オリゾンチ)
    第5章 1965-1967 2年で20年を
    第6章 1967 初めの一歩
    第7章 1968-1970 トレスポンタスから世界へ
    第8章 1970-1972 世界から街角へ(街角から世界へ)
    第9章 1973-1975 奇跡?
    第10章 1976-1977“ミナス・ジェラエス”
    第11章 1978-1980 広がっていくクルービ
    第12章 1981-1984 古い地平線(ヴェーリョ・オリゾンチ)
    第13章 1985-1987 大きな飛躍
    第14章 1988-1992 友達以上、兄弟以上
    第15章 1992-1993 天使が生まれる瞬間
    第16章 1994-1996 最後の歩み?
    第17章 1997-1998 ルネッサンス
    第18章 1998-2001 ダンスパーティーへの回帰
    第19章 2002-2004 清算
    第20章 2003-2004 全てが始まった場所
    謝辞
    解説――ミルトンの声と歌に魅せられて 文:ケペル木村
    ディスコグラフィ
  • ロック史が語らない、あの時代。
    メロウで、スムースで、ソフトな音楽をミレニアム世代が再評価!
    それが、ヨット・ロック!
    70年代、80年代の名曲をつくったミュージシャン総勢53名が語った永久保存版。

    日本版解説:高橋芳朗
    ヨット・ロック・ドラマ解説:長谷川町蔵

    豪華メンツ(&一発屋)がAOR、ウェスト・コースト・ロック黄金時代を語る!
    ボズ・スキャッグス、スティーリー・ダン(ウォルター・ベッカー)、イーグルス(ドン・フェルダー)、ホール&オーツ(ジョン・オーツ)、TOTO(デイヴィッド・ペイチ)、ロギンズ&メッシーナ、ルパート・ホルムズ、ロビー・デュプリー、アメリカ(デューイ・バネル)、オーリアンズ(ジョン・ホール)、ファイアーフォール(リック・ロバーツ)、キャプテン&テニール、リック・ロバーツ、アンブロージア(バーリー・ドラモンド)、プレイヤー(ピーター・ベケット)、シュギー・オーティス…など総勢53名!

    ヨット・ロック(Yacht Rock)とは?
    日本でいうAOR的な音楽のこと。2005年に配信されたインターネットのコメディ・シリーズが口コミで広まり、「ヨットに乗るヤッピーが聴きそうな音楽」という、揶揄的なフレーズだったこの言葉が、アメリカの若い音楽リスナーやDJたちが、あらためてこのジャンルにスポットを当てるきっかけとなった! そして、Numeroのようなレーベルまでもが、ヨット・ロック系アーティスト(ネッド・ドヒニーなど)の再発を積極的に進めるといった事態が起きてしまったのだ!! ちなみにドラマの内容は、真のヨット・ロックを創作しようとするマイケル・マクドナルドと、ホール&オーツなど商業ロックに取り込まれる仲間たちとの確執や、すったもんだを描く偽ドキュメンタリー風コメディである(長谷川町蔵氏による巻末解説参照)。

    ●「ヨット・ロック」は、ちょっとからかいの意味もあるかもしれないど、基本的にはぼくらが(ヒットに恵まれて)いい暮らしをしていて、スタジオの予算にも事欠かなかったことをほのめかす言葉だ。女、車、ドラッグに、ヨット。――ロビー・デュプリー
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『酒のほそ道』のラズウェル細木の本道はこちら!
    お酒もいいけど、今夜はJAZZで酔う。
    JAZZを愛する男と女、酒場に集うジャズファンと音楽業界のお話。
    本書を読んでアナタもジャズ通に。
    ブルーノートとは?
    青山にあるお店ではなく、、、世界最長の名門ジャズ・レーベル。
    ジャズ初心者から上級者まで幅広いファンを獲得し続けている。
    1939年にニューヨークにて誕生。

    設立したのはブルース好きのドイツ系移民、アルフレッド・ライオン、フォトグラファーで経理担当のフランシス・ウルフ、元眼科医でエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダー、
    デザイナーのリード・マイルスらによって、素晴らしいサウンドと、斬新なアートワークの歴史的名盤を次々に送り出し、後世に多大な影響を与えた。
    最近ではノラ・ジョーンズの世界的ヒットも記憶に新しい。
    本書はそんなブルーノートにはまったジャンファンのお話です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    かつて、ここまでわかりやすく、本質的なジャズ入門書があっただろうか? 否!
    『酒のほそ道』ラズウェル細木が懇切丁寧にジャズをマンガで解説!

    どこから聴いていいのかわからない人、
    アドリブ、バップ、レーベル、スィングなどなど、用語がよくわからない人、
    ジャズに飽きた人、聴きたいものがなくなった人…。
    この一冊で一生役に立つジャズが学べます!
  • 50周年を迎える“ルーフトップ・コンサート”だけに焦点をあてた初の書籍!

    1969年1月30日に行われたゲリラライブかつ、
    ビートルズのラストライブとして知られる“ルーフトップ・コンサート”の舞台裏。
    『ゲット・バック』セッションのクライマックスに行われた
    歴史的イベントまでのメンバーたちの様子と、渦中にいた人々の証言によるドキュメンタリー。

    ビートルズの再生とバンド内の人間関係を描きながら、
    なぜルーフトップ・コンサートが行われたのか、
    なぜあのような形になったのかを解き明かす。

    痛々しい沈黙。その時突然、バンドリーダーとしてのジョン・レノンが蘇った。
    「クソったれ、やってやろうじゃねぇか!」と叫んだジョンに度肝を抜かれ、
    ジョージもリンゴも口をつぐんだ。
    数分のうちに4人は一列になって螺旋階段を上がり、
    観衆の前で演奏する最後のコンサートに臨んだ。 ――本文より――


    1969年1月の寒さ厳しいある日の昼どき、
    ロンドン、サヴィル・ロウ界隈にエレクトリック・ギターの音が鳴り響いた。
    通りや建物に人々が集まり、何が起こったか確かめようと、
    屋根やポストによじのぼる者もいた。彼らは昼食を忘れて音楽に聴き入った。

    最後のライブから2年半余り。
    ビートルズは新曲「ゲット・バック」、「ドント・レット・ミー・ダウン」など
    数曲を屋上から響き渡らせ、仕立て職人たちの上品な耳をざわつかせた。
  • カナダで生まれ、ユダヤ人の父とインディアンの母を持つ男がアメリカ音楽の核心に、
    仲間(ザ・バンド)とともに迫っていく過程を描いた傑作ノンフィクション。

    追憶と驚異の書。アメリカ音楽が魅惑的だった時代、その場に、そのすべての中心にいた男による証言だ。言葉のひとつひとつから、音楽が聞こえてくる。―――マーティン・スコセッシ(映画監督)

    読む手が止まらない。時代のドキュメントとしては、もっとも優れたもののひとつであり、ロックンロールについて書かれた書物としても、史上屈指のすばらしさ。―――ヤン・ウェナー(ローリングストーン創設者)

    ロビー・ロバートソンのように物語れる人間はほかにいない。どのページからも彼の愛情、情熱、そして音楽的才能が感じ取れる。―――デイヴィッド・ゲフィン(アサイラム・レコード、ゲフィン・レコード、ドリームワークス創設者、起業家)

    ☆ニューヨークタイムズ・ベストセラー!
    ☆A Rolling Stone Top 10 Music Book of 2016

    本書で語り継がれる60年代~70年代の神話。
    ボブ・ディラン、ラスト・ワルツ、ウッドストック、ベアズヴィル、ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、エリック・クラプトン、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、ボビー・チャールズ、ロン・ウッド、ロニー・ホーキンズ、ポール・バターフィールド、トッド・ラングレン、ジョン・サイモン、イーディ・セジウィック、アルバート・グロスマン…。
  • デビュー35周年!
    杉山清貴&オメガトライブの書籍が刊行決定!

    2年8ヵ月という短い活動期間だったにも関わらず、
    時代を超えて愛されるあの哀愁サウンドの深海へ――。


    サウンド面のブレインとして
    シングル全曲を含む計30曲で作曲・編曲を担当した林哲司による証言を軸に、
    名コンビとして知られた作詞家・康珍化、
    鮮明にあの日を蘇らせる澄んだボーカル、杉山清貴ほか、
    “オメガサウンド”を決定づけたプロジェクトの要人たちが今、
    当時の制作&レコーディング現場について語る!!


    杉山清貴&オメガトライブとは?
    前身バンド「きゅうてぃぱんちょす」時代に第19回(1980年)ヤマハポプコンで入賞。その後、元アウト・キャストのギタリスト藤田浩一がオーナーを務めていたトライアングル・プロダクションに所属し、83年4月に「SUMMER SUSPICION」でデビュー。林哲司(作編曲)&康珍化(作詞)のコンビをメインに楽曲が制作され、「君のハートはマリンブルー」、「ふたりの夏物語」などのヒット曲を生んだ。しかしバンドはデビューから2年8ヵ月で解散。杉山清貴はソロに、高島信二(g)・西原俊次(k)のふたりは、1986オメガトライブ(のちのカルロス・トシキ&オメガトライブ)のメンバーとして活動した。2004年に一度再結成、さらにデビュー35周年となる2018年5月5日にも再集結し、2019年には全国ツアーが行われる。
  • 下駄屋が始めたジャズ・レーベル!?
    「広告なし、ストリーミングなし、ベスト盤なし。」
    そんな破天荒なやり方で、
    世界中で愛されるインディ・ジャズ・レーベルを
    20年運営し続けられる理由とは……!?

    浪速の新世界、通天閣のお膝元にある老舗下駄屋の四代目店主。
    趣味が高じて始めたジャズレーベルが、世界のジャズ・ファンに愛されるまで。

    「これからの時代、最大公約数的な商品ってあり得ないと思うんです。
    みんながみんな同じ方向を向くことは絶対ないのだから、
    こちらを向いてくれる人にだけはきっちり届けなければいけない。
    うちにしかない商品を提供し続けなければいけない。」──本文より
  • これがポップス録音史だ。

    70年代のソロデビューから最新作まで。
    40年におよぶ細野晴臣の全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた
    鈴木惣一朗が歴代のエンジニアと細野晴臣本人とともに辿る。

    制作に寄り添ってきたエンジニアだからこそ語れる、
    細野晴臣の「音づくり」とは?

    現存する『はらいそ』『フィルハーモニー』『S・F・X』『オムニ・サイト・シーイング』『メディスン・コンピレーション』のトラックシートも収録!

    歌謡曲からフォーク、ロック創世記の音づくり、
    コンソールの変遷、アナログからデジタルへ。
    テクノ、ニューウェイヴ、アンビエント、トランス…。
    激動のレコーデング発展史と、あらゆるジャンルの音楽を咀嚼してきた細野晴臣。
    「自分と同業者のために音楽をつくっている」と公言してきた、その録音作品の歩みを、
    「未来の音楽」のために、エンジニアと細野晴臣本人にインタヴュー。

    メジャーな音楽シーンが、ライヴ、配信主導になりつつあり、
    70年代からすれば夢のようなセルフレコーディングが実現可能になった昨今、
    細野晴臣という日本を(YMOでは世界を)代表する音楽家の残してきた録音芸術(アルバム)が、
    どのような時代背景、発想のもとに生まれたのか?


    〈おもな内容〉
    吉野 金次・・・・『ホソノ・ハウス』
    田中 信一・・・・『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』
    吉沢 典夫・・・・『はらいそ』
    寺田 康彦・・・・『SFX』『メディスン・コンピレーション』
    飯尾 芳史・・・・『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』
    原口 宏・・・・ 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』
    原 真人・・・・ 『ヘヴンリー・ミュージック』
  • ボン・スコット命日に発売。

    1980年2月19日、ロンドンの路上、
    車中にてひとり息絶えたAC/DCのカリスマ・シンガー。

    そして、追悼アルバム『バック・イン・ブラック』にてAC/DCは世界を制した。

    その死は偶然か必然か。

    陰謀論も囁かれる、AC/DCのカリスマ・シンガーの生き様と謎の死、
    そして、AC/DCの栄光と闇に迫る、
    音楽ミステリーの傑作ベストセラーが日本上陸。
  • 1,782(税込)
    著:
    中部博
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    「俺のあん娘」はもうひとりいた――。

    タバコ好きで、いつもプカプカ吸っている奔放な女性に恋する男の心情を歌ったヒット曲『プカプカ』。これまで50人を超えるアーティストにカバーされ、リリースから半世紀を経た今も多くの人に歌い継がれるこの名曲を生み出したのは、関西出身のシンガーソングライター・西岡恭蔵だった。

    『サーカスにはピエロが』『君住む町に』『春一番』といった関西フォーク史に刻まれる定番曲、細野晴臣プロデュースによる『街行き村行き』やNHK「みんなのうた」で放送された『バナナ・スピリット』など、ファンに愛され続ける名曲は数えだしたら切りがない。矢沢永吉のスタンダード・ナンバーである『トラベリン・バス』や『A DAY』『あ・い・つ』などの作詞を手掛けたことでも知られている。

    誰にも真似できない独自のサウンドを生み出した西岡恭蔵は、しかし、1999年4月に50歳という若さでこの世を去った。あまりに突然の訃報に言葉を失った友人・知人も多く、これまで1冊の評伝も出されていなかった。

    本書は、その初めての本格評伝となる。

    『プカプカ』誕生にまつわる“謎”の数々。
    三重・志摩の海を見て育った少年時代の音楽的原点。
    「君住む街」大阪へ出てから経験した初めての恋。
    関西フォークの聖地・喫茶店「ディラン」での日々。
    東京でのレコード・デビューと作詞家KUROとの結婚。
    中米からアフリカまで世界中を旅して作ったラブソング。
    創作に懸ける情熱と苦悩、最愛の伴侶KUROとの別れ。
    そして、「ゾウさんとKURO」を支え続けた仲間たち――。

    “不世出のシンガーソングライター”の知られざる生涯が、いま明かされる。
  • 「80年代」と書いて、「EPICソニー」と読む――。先進的な音楽性により80年代の音楽シーンを席捲したレコード会社「EPICソニー」。レーベルの個性が見えにくい日本の音楽業界の中で、なぜEPICだけがひと際異彩を放つレーベルとして君臨できたのか? そして、なぜその煌めきは失われていったのか? 佐野元春《SOMEDAY》、渡辺美里《My Revolution》、ドリカム《うれしはずかし朝帰り》など名曲の数々を分析する中でレーベルの特異性はもちろん、当時の音楽シーンや「80年代」の時代性が浮かび上がっていく。佐野元春ロングインタビュー収録。
  • 元世界的スターの日本人妻が語る衝撃の真実。

     ベイ・シティ・ローラーズ(BCR)といえば、70年代後半に日本はもとより世界中を熱狂させたアイドルロックバンドだった。数々のミリオンセラーを連発し、中でも「Saturday Night」は全米No.1ヒットになり、今でも曲がかかることもある。そのBCRでひときわ人気者だったのがボーカルのレスリー・マッコーエンだった。彼の行くところは常に黄色い声援に包まれていた。
     そのレスリーが突然亡くなったのは2021年4月のことだった。出会いから数えて42年間、連れ添ったのは日本人妻のケイコさんだ。彼女が語る生前のレスリーの素顔は驚くべきことの連続だ。
     複数の女性との不倫、ドラッグ中毒にアルコール中毒、そして17歳のときに男性にレイプされてからはバイセクシャルでもあったという。そのようなことが続けば、妻は悩み苦しむのは当然だ。別れたい、死にたいと思ったことも1度や2度ではない。それでも彼女がレスリーの元を離れなかったのには、どのような理由があったのか。そこには周りからはわからない、二人だけの深い絆があったのだ。知られざる事実に衝撃を受けることは必至の内容だ。

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • 1970年のグループ解散から数えて、すでに半世紀。にもかかわらず、いまなおカリスマ性を失わず、時代、世代を越えて支持され続けるビートルズ。いったん頂点に上り詰めても、たちまち忘れ去られるのが流行音楽の常なのに、なぜ彼らだけは例外なのか――。世界各地のポピュラー・ミュージックに精通する音楽評論の第一人者が、彼ら自身と楽曲群の地理的、歴史的ルーツを探りながら、その秘密に迫る。
  • 1960年代、商業主義的だったフォーク・ソングに強烈なNOを突きつけ、社会の理不尽に抗う歌を発表した「関西フォーク」。シーンを牽引した「五つの赤い風船」のリーダー・西岡たかしへのインタビューをもとに、関西フォークの歴史をたどる。高田渡、ザ・フォーク・クルセダーズ、吉田拓郎などとの接点を視野にいれ、大阪・京都で“1968年”に奇跡的な輝きを放ったアングラ・フォークの魅力を語る。
  • コロナ禍により、クラシックの演奏家たちは活動を制限された。演奏会はすべて中止、アンサンブルの練習もできない。自宅の防音室にこもる日々、彼らは音楽、職業、生活について何を考えたのか。
    ――オーケストラのトッププレイヤーたちが外出自粛の中、自宅でたった一人音楽を奏でていく番組を作る。本書はNHKプロデューサーのそんな思いから始まった2020年の半年間のドキュメントである。
    「孤独のアンサンブル」から「孤独のアンサンブル ~希望編」、そして「明日へのアンサンブル」へ。プレイヤー一人一人の思いとあの「音」が甦る。

    *「孤独のアンサンブル 三部作」ブルーレイディスク、キングレコードより同時発売
  • 思い出深い昭和歌謡にまつわるエッセイ集。

     大ベストセラー『国家の品格』の著者・藤原正彦氏による、エッセイ集です。
     藤原氏自らが明治から昭和期の歌謡曲、詩歌を厳選。詩、メロディに対するこれまでの想い出と、これからの行く末を感慨深く綴りました。藤原氏の父・新田次郎、母・藤原てい両氏の愛唱歌とともに、その人となりが目に浮かぶような、身近に感じさせるような「身内の」エピソードが満載です。
     収録曲としては、童謡・唱歌『赤とんぼ』『夏の思い出』『この道』『椰子の実』や、昭和のヒット曲『山小屋の灯火』『誰か故郷を想わざる』『長崎の鐘』『津軽のふるさと』など、幅広いジャンルの中からの懐メロ全34曲。月刊誌『サライ』で大好評を博している連載エッセイに、今回は大幅加筆してまとめました。
     NHK朝の連続ドラマ「エール」に端を発する昨今の「古関裕而ブーム」、「昭和歌謡ブーム」を大いに盛り上げます。
  • 1,760(税込)
    著:
    小貫信昭
    レーベル: ――
    出版社: 水鈴社

    ※電子書籍特典として装丁のアザーカットが収録されております。本編については紙版と同じ内容となります。 

    ミスチルのこと
    深く知ることが出来た気がします。
    好きになりそうです。
    ーー桜井和寿(Mr.Children) 

    稀代の国民的バンド・Mr.Childrenの30年にわたる軌跡をその代表曲とともに紐解く、“読む”ベスト・アルバム!
    名曲たちがさらなる輝きを放つ、日本ミュージックシーンの歴史に残る傑作ノンフィクション。

    本書では、Mr.Children を追いかけた25年間の膨大なアーカイブと、この本の執筆のために取材をしたメンバーや関係者の新たな証言をもとに、彼らの代表曲や重要曲を中心に取り上げ、その魅力を紐解きながら、これまで門外不出だったエピソードも交え、彼らのヒストリーを綴っていく。いわばMr.Childrenの現時点での、“読む” ベスト・アルバムなのである。
    (Introductionより)

    小貫信昭(おぬき・のぶあき)
    1957年東京都生まれ。1980年、『ミュージック・マガジン』を皮切りに音楽について文章を書き始め、音楽評論家として40年のキャリアを持つ。25年以上にわたり、Mr.Childrenの音楽とメンバーの魅力を言葉として紡ぎ、ファンに届け続けている。ベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』(通称「肉」「骨」)、『Mr.Children 2001-2005 〈micro〉』『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』ではライナーノーツも担当するなど、Mr.Childrenに最も精通する書き手である。著書に『歌のなかの言葉の魔法』『小田和正ドキュメント 1998-2011』、共書に『es(エス)―Mr.Children in 370 DAYS』など。
  • 2,860(税込)
    著者:
    野田浩資
    レーベル: ――

    ドイツ・ヨーロッパの文化と料理の知識、クラシック音楽への造詣が深い著者が、中世ドイツ語圏の音楽家の旅した足跡をたどり、各地の郷土料理などを取り上げ、音楽家ゆかりの料理とエピソードを紹介します。 子供時代、毎日の食生活も満足でなかったベートーヴェン、生まれた時から裕福であったメンデルスゾーン、6歳からイタリアを始めドイツ、フランスなどあちこちを旅し、自分の音楽活動の場所を求めたモーツァルトなど、それぞれの音楽家の人生とともにあった旅と食をつづります。 音楽家の人生を辿る読み物として、ヨーロッパの料理や食材のルーツを探る食の本として、現地の写真も多数挿入し、旅のガイドとしても楽しめる一冊です。
  • 1,870(税込)
    著者:
    佐藤由美子
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「僕は日本兵を殺した」

    私がアメリカのホスピスで見届けたのは、
    第二次世界大戦を生き抜いた人たちの最期だった。

    思い出の音楽とともによみがえってきたのは、
    語られずにいた数々の証言。

    「マンハッタン計画にかかわっていたんだ」
    男は涙ながらに告白し、
    「彼らが来る!ナチスが来る!!」
    女は恐怖に囚われつづけた――。

    これは、ひとりの音楽療法士が記録した、
    日本人の知らない「もうひとつの戦争の記憶」であり、
    「戦争」の比喩が不気味に飛び交う現代日本において、
    トランスナショナルに平和の意味を考えるための一冊である。
  • 「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。
  • 電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕された翌日、レコード会社はすべての音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表した。近年ミュージシャンの薬物事件ではこのような対応が即座になされ、また強化されてきたが、その「自粛」は何のため、誰のためのものだろうか? こうした「自粛」に異を唱える著者たちがそれぞれの立場から問題の背景と構造を明らかにし、現代社会における「音楽」「薬物」「自粛」の在り方について考察を深めていく一冊。巻末の音楽自粛小史は必見。
  • 日本のパンクロックの元祖・遠藤ミチロウの第一エッセイ集。著者が自著の中でも最も愛した本。「この一冊で、あの(THE STALIN)デビューから解散まで(80~85年)自分が何を考えていたのか、あらゆる角度から手にとるようにわかるのだ」。破壊的で土着的。吉本隆明との83年の対談を収録。文庫化に際し、詩、未収録エッセイも収録。【※紙書籍版に含まれる歌詞は、本電子書籍には含まれません。】
  • “N響”の愛称で知られる、NHK交響楽団。1986年に入団し、今日までヴァイオリニストとして活躍してきた著者による、初めてのオーケストラ本です。どうしても堅苦しく、格式が高いイメージで捉えられがちなクラシックの世界を、演奏する側の気持ちを交えて分かりやすく解説します。演奏時の楽団員それぞれの役割や、ステージ上で感じる緊張など、オーケストラの一員である「オケマン」目線で本音を綴り、コンサートや音色の新しい楽しみ方を提案。「知れば知るほどもっと奥へと分け入りたくなる、秘境にも似た魅力」と著者が語る、クラシックの世界をお楽しみください。
  • 「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクールをめざす、ひたむきな高校生の青春を追いかけたノンフィクション・ドキュメント第4弾。 今回、実力があるのにコンクールでは涙を飲んできた、そういう高校(吹奏楽部)を前面に押していきます。常連校のようなある意味“でき上がった”子たちではなく、実力はあるのにまだ出し切れていない、その分、どうしてもコンクールに出場したいという闘志がむきだしの熱い想い、狂おしいほどの悩み、そして大きな壁を乗り越えてゆく姿を魅せていきます。 【掲載校】 〇磐城高校(東北) 〇明誠学院高校(中国) 〇伊奈学園総合高校(関東) 〇活水高校(九州) 〇小松市立高校(北陸) 〇八王子高校(関東) 〇東海大仰星高校(関西)
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    歌うハーモニー集団フォレスタ初のファン本。

    15年以上も続く歌番組「BS日本・こころの歌」(BS日テレ 月19時~)に出演中で、全員が音大卒の男女混声コーラスグループのフォレスタ。

    本書では、フォレスタの男性チーム(大野隆、澤田薫、塩入功司、横山慎吾、榛葉樹人、竹内直紀、そしてピアノの石川和男)を取り上げ、彼らの生い立ち、歌との出会い、地方ツアーでの裏話など、秘蔵写真とともに語ります。

    たおやかに歌えるようになる、フォレスタ流の発声法もレクチャー。

    持参すればコンサートがもっと味わい深くなる、フォレスタ100曲リスト・ダイアリーも付いています。
    (2019年10月発行作品)

    この作品はカラー版です。
  • 45歳以上全員必読! チェッカーズの唯一無二の音楽性。その魅力を音楽探偵・スージー鈴木が解き明かした!

    This moment, I know you are my everything…
    アマチュア時代、ビジネスのことなどこれっぽっちも考えず、
    ただただロックンロールへの初期衝動だけに突き動かされて、
    無心に声を合わせる少年たち。

    これはもう映画『ジャージー・ボーイズ』の世界だ。
    最高に映画的な光景。時間旅行が可能なら、
    声を合わせている彼らに伝えてあげたい。

    君たちが
    「後にも先にも横にも無い、日本唯一のチェッカーズ」になるんだぞと。
    (本書「あとがき」より)

    「涙のリクエスト」「ジュリアに傷心」「NANA」「I Love you,SAYONARA」「Cherie」「Blue Moon Stone」…時を超えて感じる新たな魅力。愛しのシングル全30曲徹底解説。
    大土井裕二、鶴久政治のロングインタビューも掲載!

    【本書の内容】
    《1983》
     『ギザギザハートの子守唄』

     《1984》
     『涙のリクエスト』『哀しくてジェラシー』『星屑のステージ』『ジュリアに傷心』

     《1985》
     『あの娘とスキャンダル』『俺たちのロカビリーナイト』『HEART of RAINBOW』
     『神様ヘルプ!』

     《1986》
     『OH!! POPSTAR』『Song for U.S.A.』『NANA』

     《1987》
     『I Love you, SAYONARA』『WANDERER』『Blue Rain』

     《1988》
     『ONE NIGHT GIGORO』『Jim & Janeの伝説』『素直に I'm sorry』

     《1989》
     『Room』『Cherie』『Friends and Dream』

     《1990~1992》
     『運命(SADAME)』『夜明けのブレス』『さよならをもう一度』『Love '91』
     『ミセスマーメイド』『ふれてごらん』『今夜の涙は最高』『Blue Moon Stone』
     『Present for You』

    オリジナルアルバム紹介

    Special Talk
     鶴久 政治
     大土井 裕二
  • 圧倒的な技巧派・ホロヴィッツの晩年公演を「ひびの入った骨董品」と称し名声を高めた吉田秀和。他、著者が愛した名ピアニスト3人――ルービンシュタイン、リヒテル、ミケランジェリに関する一冊。
  • 1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。
  • 現在、実際に演奏活動を行っている人だけでも国内に100万人以上。国民の10人に1人が経験者だと言われているのが吹奏楽です。国内のどの街を訪れても必ず学校で吹奏楽部が活動しており、吹奏楽団が存在しているのは、世界的に見ても日本くらいのものではないでしょうか。
    そんな「吹奏楽大国」の日本でもっとも注目を集めているのは、高校の吹奏楽部です。
    「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクール全国大会を目指す青春のサウンドには、多くの人が魅了され、感動の涙を流します。高校吹奏楽は、吹奏楽界の華と言ってもいいでしょう。
    もちろん、プロをもうならせるような演奏を作り上げるためには日々の厳しい練習(楽しいこともたくさんありますが)をこなす必要があります。大人数ゆえに、人間関係の難しさもあります。そして、いよいよ心が折れそうになったとき、彼らを救ってくれる「コトバ」があります。
    《謙虚の心 感謝の心 自信を持って生きなさい。》
    《コツコツはカツコツだ》
    《すべては「人」のために!》
    それらのコトバは、尊敬する顧問が語ってくれたことだったり、両親や友人からの励ましだったり、部員みんなで決めたスローガンだったりします。
    本書では、高校吹奏楽の頂点を目指して毎日ひたむきに努力しながら、彼らが胸に秘めている「コトバ」の数々を切り口にし、その青春の物語を引き出しました。すると、通常の取材とは少し違った物語「アナザーストーリー」が浮かび上がってきました。
    ぜひ中高生から大人までが共感できる、純粋でまぶしい「コトバ」と「ストーリー」をお読みください。
  • 35歳で死の床で『レクイエム』を作曲していたモーツァルト、十番目の交響曲に着手するものの未完のまま56年の生涯を終えたベートーヴェン……。大作曲家の最後の一年はさまざまだが、ドビュッシーはどうしていたか。没後100年。「終活」を迎えたドビュッシーの最晩年の姿を追い、そこに凝縮された、作曲家の真実の姿をさぐる。精神科医・劇作家のヴィクトル・セガレンとの交流から、ドビュッシーの創作の背景を探った評論「ヴィクトル・セガレンとドビュッシー」を併録。演奏・解釈・研究の第一人者による、最新のドビュッシー論。
  • ザ・タイガースが完全復活!花の首飾り物語。

    2011年12月、慶應高校教師だった瞳みのるが40年ぶりに復帰し、GS世代から熱い注目を浴びた「ザ・タイガース コンサート」。その時の大反響ぶりから、今年12月には、遂にトッポこと加橋かつみも加えたオリジナルメンバーで全国ツアーが開催されることになった。東京、大阪ではドームで開催するコンサートにもかかわらずチケットは完売状態で、今年はさらに大きなムーブメントになることは必至である。今だから話せるタイガースのデビュー当時の秘話や、これまで参加を渋っていた加橋が辿ってきた道のり、そして今回、加橋の参加でオリジナルバージョンが披露される「花の首飾り」の誕生秘話を紹介する。1968年に発表された「花の首飾り」の歌詞は一般公募されたもので、その後、多くのミュージシャンがカバーした。この曲のルーツを瞳みのるが訪ね、すぎやまこういち氏、橋本淳氏、なかにし礼氏、井上陽水氏などへのインタビューも収録した。
  • 1,870(税込)
    著者:
    かげはら史帆
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「運命」は、つくれる。
    犯人は、誰よりもベートーヴェンに忠義を尽くした男だった──
    音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の全貌に迫る歴史ノンフィクション。

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    【イントロダクション】

    「事件」が発覚したのは、1977年――ベートーヴェン没後150年のアニヴァーサリー・イヤー。
    震源地は、東ドイツの人民議会会議場で開催された「国際ベートーヴェン学会」。

    ふたりの女性研究者が、ベートーヴェンの「会話帳」――聴覚を失ったベートーヴェンがコミュニケーションを取るために使っていた筆談用のノート――に関する衝撃的な発表を行った。

    会話帳に、ベートーヴェンの死後、故意に言葉が書き足されている形跡を発見したという。

    犯人は、ベートーヴェンの秘書、アントン・フェリックス・シンドラー。
    ベートーヴェンにもっとも献身的に仕えた「無給の秘書」として知られた人物である。
    ベートーヴェン亡きあとは全部で3バージョンの伝記を書き、後年の──あるいは現代における「楽聖べートーヴェン」のパブリックイメージに大きな影響を及ぼしていた。

    たとえば、ベートーヴェンが『交響曲第5番』冒頭の「ジャジャジャジャーン」というモチーフについて「運命はこのように扉を叩くのだ」と述べたという有名なエピソードは、シンドラーの伝記を介して世に広められたものだ。

    そんな人物が、会話帳の改竄に手を染めていたとなれば。
    それはベートーヴェン像の崩壊に等しかった。

    以降、シンドラーは音楽史上最悪のペテン師として、研究者や音楽ファンから袋叩きに遭うことになる。

    だが、彼をいたずらに非難することは本当に正しいのだろうか。
    シンドラーのまなざしに憑依する──つまりは「犯人目線」で事件の全貌を追うことによって、いまいちど、彼が「嘘」をついた真の動機を明らかにすべきなのではないだろうか。

    生い立ち、学生時代の行状、ベートーヴェンとの関係。
    ベートーヴェンの死後、会話帳改竄に至るまでの経緯。
    罪を犯したあと、どうやってそれを隠しとおしたのか。
    そして、100年以上にわたってどのように人びとをだまし続けたか。

    それらを知らずして、音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」の真相に迫ることはできない。

    音楽史上最悪のペテン師を召喚し、彼が見た19世紀の音楽業界を描き起こす前代未聞の歴史ノンフィクション ――ここに開幕。
    新聞
    ・「中日/東京新聞」 2018年10月28日付朝刊 /三品信氏(中日新聞文化部記者)
    ・「共同通信」2018年11月24日以降地方紙配信/江川紹子氏(ジャーナリスト)
    ・「読売新聞」2018年11月25日付朝刊/宮部みゆき氏(作家)

    雑誌
    ・「週刊現代」2018年11月17日号  
    ・「週刊文春」2018年11月22日号
    ・「小説すばる」2018年12月号/栗原裕一郎氏(評論家)
    ・「音楽の友」2018年12月号/小沼純一氏(音楽・文芸批評家、早稲田大学文学学術院教授)
    ・「モーストリー・クラシック」2019年1月号/澤谷夏樹氏(音楽評論家)
    ・「週刊ポスト」2018年12月3日号/井上章一氏(国際日本文化研究センター教授)
    ・「ぴあクラシック」Vol.49 2018/19冬/橘ララら氏(ライター)
  • ※本書は2006年11月発行の「フィッシュマンズ全書」を、印刷用データを元に固定レイアウト型電子書籍として復刻したものです。データの欠損等のため、若干見づらい箇所がございます。あらかじめご了承ください。

    今初めて明かされる伝説のバンドの全貌。

    伝説のロックバンドの全貌を捉えた初めての書。リアルタイムでの膨大なインタビューやCDレビュー、関係者の証言と書き下ろし論考、貴重な写真などを満載。

    1988年に結成以後、「90年代の気分」を代表するバンドとしてカリスマ的人気を誇ったフィッシュマンズ。'99年に中心人物の佐藤伸治が急逝して活動停止を余儀なくされたフィッシュマンズは、2005年にドラマーの茂木欣一を中心として奇跡的な復活を遂げ、幅広い世代のファンに愛されています。本書はフィッシュマンズのデビューから現在に至る膨大なインタビュー、CDレビュー、ライブレポートなどを精査し、時代順に配列。関係者のインタビューと書き下ろし論考を加えて、フィッシュマンズの全貌に迫ります。多数の貴重な写真、佐藤伸治直筆の文章や詩も掲載、ライブ・スケジュール、セットリストなどの資料も充実しています。

    この作品の容量は、155MB(校正データ時の数値)です。

    ※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • シリーズ3冊
    1,3201,324(税込)
    著:
    オザワ部長
    イラスト:
    菊池直恵
    レーベル: ワニの本

    「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる全日本吹奏楽コンクール。
    全国大会金賞を目指し、日々厳しい練習に励む部員たちが綴ったノートにはどんな想いがこめられているのか。
    安城学園、武生商業、大阪桐蔭、東海大付属高輪台、出雲、八王子学園八王子。
    強豪校を中心に6月から11月に開催される全国大会までを取材。
    友情・努力・涙・葛藤・プライド…。
    ひたむきな高校生の青春を追いかけたノンフィクション・ドキュメント。

    01 トップ奏者の席を新入生に奪われた部長の葛藤、そして決意
    6月 安城学園高等学校

    02 お互いを支え合ってきた3年間。成長した2人が挑む最後のコンクール
    7月 福井県立武生商業高等学校

    03 コンプレックスを糧に。小さな努力の積み重ねが殻を破る
    7月 大阪桐蔭高等学校

    04 「もう負けたくない」赤ブレザーの強豪校がブルックナーにかけた夏
    9月 東海大学付属高輪台高等学校

    05 進学校の1・2年生バンドが古豪にもたらした14年ぶりの全国切符
    9月 島根県立出雲高等学校

    06 伝統のハチマキに刻まれた「一流」の文字。そこに込められた想い
    11月 八王子学園八王子高等学校

    「もしも楽器が吹奏楽部員だったら」擬人化マンガも収録!
  • 836(税込)
    著者:
    生明俊雄
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    19世紀末、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの場末の酒場で生まれたタンゴは、20世紀初頭、パリ に渡って洗練されるや、瞬く間にヨーロッパ中に広まった。昭和の始まりと共に日本にも上陸。最先端のダンスや音楽は熱く支持され、そのエッセンスは歌謡曲や演歌にも次々と吸収された。戦後、そんな時代が確かにあった。90年代後半、ピアソラの登場で世界的にブームは再燃。だがそれもつかの間、謎めいた香気を残し、タンゴは表舞台から姿を消した。タンゴは、どこに消えたのか。タンゴ出生の秘密と日本との不思議な縁をひもときながら、今なお見え隠れする魅惑的な後ろ姿に迫る。 【目次】はじめに なぜ日本人は「タンゴ好き」といわれるのか/第1章 タンゴの起源と日本への到来/第2章 日本のタンゴを育てた場所と仕組み/第3章 日本のタンゴの発展を牽引した仕事人たち/第4章 タンゴと日本の歌謡曲/第5章 これでよかったのか、日本人のタンゴの愛し方/おわりに タンゴは甦るのか/あとがき/参考文献
  • 「市船ソウル」作者と吹奏楽部の絆。

    「俺の心は死んでても、俺の音楽は生き続ける」――
    2017年1月、20歳で短い生涯を閉じた浅野大義さん。癌に侵された彼の告別式には、164人の吹奏楽部員が集まった。そこで奏でられた「市船ソウル」―彼が市立船橋高校在学中に作った曲だった。

    2016年甲子園予選千葉県大会で演奏され、Twitterでも話題となったこの曲は、吹奏楽部大会で、高校野球のアルプススタンドで、そして今年の第100回全国高校野球千葉県大会でも、今なお受け継がれている。

    朝日新聞「声」欄に投稿された大義さんのお母様の投稿が静かな反響を呼び、報道ステーションでも特集された「市船ソウル」作者と市船の絆、そして告別式に起きた奇跡を辿ります(2018年8月発表作品)。
  • 3歳で脳性まひと診断されながら懸命なリハビリの末にプロのヴァイオリニストとなった式町水晶(みずき)さん。
    そのかげには、障がいを持つひとり息子を女手ひとつで育てあげた母親・啓子さんの想像を絶する苦労と深い愛情があった。
    乳飲み子を抱えて夫と別れ、リハビリのためにと選んだヴァイオリン。
    そこで直面したのは障がい児への偏見を持つ指導者たち、金銭面の大きな壁、学校での壮絶ないじめ……。
    4歳からの血のにじむ訓練の末、メジャーデビューをつかんだ水晶さん。
    しかし、その直前、啓子さんにがんの宣告が下る。
    「この子がひとりになっても生きていけるように」母子で挑んだ障がいとのひたむきな闘いの記録。

    【内容】

    ■第1章■ 障がいを持って生まれても
    ・32週、1836gで生まれた命
    ・生後2か月での離婚
    ・3歳、脳性まひの診断がおりる
    ・4歳、ヴァイオリンとの運命の出会い
    ・5歳、芸能界に入る
    ・「葉加瀬さんになりたい!」

    ■第2章■ 折れそうな心を支えて
    ・町田市での貧乏暮らしが始まる
    ・じいちゃんが家を売る
    ・8歳、きみ子先生との出会い
    ・9歳、アミューズ王子様オーディション
    ・3年生、失明の危機。盲学校へ
    ・10歳、父との電話
    ・11歳、中西先生との運命の出会い
    ・八王子医療刑務所の慰問で表彰される
    ・6年生、耐えがたい“いじめ”

    ■第3章■ ヴァイオリンがくれた希望
    ・思春期、すさんでいく心
    ・東日本大震災、「僕に何ができるのか」
    ・宗幸先生から託された津波ヴァイオリン
    ・ボクシングとの出会い

    ■第4章■ 私たちのこれから
    ・ついにデビューへ。動き出した運命
    ・脳性まひのわが子を育てて。母の思い
    ・世界で活躍するヴァイオリニストに

    ★母へつづる思い 式町水晶
  • 日本人のピアニスト像を決定づけた中村紘子。華やかに輝き続けたピアノの女王は、2016年7月、惜しまれつつ世を去ったのちも圧倒的存在感を放っている。戦後復興を目指すなか最高峰の音楽教育を受け、高度経済成長、空前のピアノブームなど日本の熱いうねりとパラレルに弧を描く人生。賢く、屹立する覚悟をもち、キュートでお茶目、度胸ある美しいひとだった。その生涯と音楽をたどる。当代きっての音楽家たち、調律師、マネージャー、コンクール界のレジェンドなどゆかりの人々によるオン&オフステージの貴重な証言が集まった。頂点を極めた一人の女性の生きかたは、力強く厳しい、愛に満ちたエールである。 【目次】序/第1章 中村紘子のキャリア確立/第2章 時代の流れとともに特別な存在となっていった中村紘子/第3章 中村紘子の音楽/第4章 ピアノ界を牽引、指導する立場となった中村紘子/第5章 中村紘子が育てた日本のピアノ界と今後/おわりに/あとがき/参考文献
  • シリーズ12冊
    770990(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    これは可愛すぎる! こねこのビンテージ・コスプレ写真集。1980年代に大ブームを巻き起こした『なめ猫』が帰って来た! すべての猫ブームはこの一冊から始まった。又吉とミケ子の名前は知らなくても、つっぱりルックに身を包んだこねこの姿には、見覚えがあるのでは? モデルねこたちの自然な表情や整列した様子は、貴重な瞬間をとらえていて、とってもキュートです。また一見チープながら、今ではここまで作り込むことは不可能というほどの、細部にこだわった精密な背景や衣装の数々も豪華かつハイテンション! 当時未発表だった写真も今回特別に収録。一家に一冊常備本です!※この作品は1981年にシンコーミュージックより単行本で刊行されたものです。
  • 家族は「他人の始まり」なのか。ECDが家出した母、自殺した弟など自分の家族をみつめ、病にかかった自らをみつめながら家族、そして生のありかを問い返す渾身の書き下ろし。
  • 海外のロック・ミュージシャンたちの人生を紹介し、その人間性、音楽性に迫る人物評論集。エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ジミー・ペイジ、デヴィッド・ボウイ、スティング、マドンナ、マイケル・ジャクソン、ビョークなどなど31人を取り上げ、分析。これまで知られなかった意外な事実、裏話、秘話がつぎつぎと白日のもとにさらされ、ロック・ミュージックの本質がいま解き明かされる。
  • 望郷と鎮魂の歌が織りなす奇跡。

    2017年4月に急逝した戦後日本を代表する歌手・ペギー葉山。愛した人々に見守られ、彼女は代表曲『南国土佐を後にして』の譜面を胸に抱いて天へ召された。

    彼女の人生を大きく左右することになった同曲のルーツは、戦争中に中国戦線の兵隊たちによってつくられた『南国節』にさかのぼる。元兵士が述懐する極限の戦場、生と死の狭間にいた若者たちが異国の地で故郷を忍び、家族に思いを馳せながら歌い継いだ「望郷の歌」は、同時に仲間への「鎮魂歌」でもあった。ペギーが、激戦に次ぐ激戦のさなかに生まれたこの歌に出会ったのは、偶然だったのか、それとも必然だったのか。「死」の4か月前、ペギーが筆者に対して語った数々の述懐は、その謎を解き明かし、はからずも彼女の「遺言」となった――。

    自身もまた戦争に翻弄された少女時代を送ったペギーによって新たな「命」を吹き込まれた『南国土佐を後にして』が国民的なヒットとなったことで、新しい曲が発見された。そしてその曲が、東日本大震災の被災者たちを勇気づけ、大きな影響を与えていく。戦地の若者が口ずさんだ歌の誕生から実に80年近くを経ても、多くの名もなき人々が共鳴し合う奇跡の物語は脈々と続いていた。丹念な取材と構成で明かされる、忘れ去れていた日本人の優しき心とは――。
  • 別府アルゲリッチ音楽祭、ポリーニ・プロジェクト、ラ・フォル・ジュルネ……。日本国内のクラシック・イベントに密着。同業のピアニストたちのステージを内と外から克明にとらえた、渾身の音楽祭見聞録。演奏の一瞬一瞬がよみがえる、スリリングなレポート。
  • 音楽に疎い人でも、ストラディヴァリウスとグァルネリの名前は聞いたことがあるはずです。ともに、17~18世紀に活躍したヴァイオリン製作者です。
    その銘器は、1挺数億円で取引され、スター・ヴァイオリニストは、必ずどちらかを使っているといっても過言ではありません。
    しかし、この銘器たち、どこが他のヴァイオリンと違うのでしょうか? よくテレビで、1挺ウン千万円の銘器と、数十万円の普及品とを同じ奏者に弾かせて、どちらが本物の銘器かを当てさせる番組を放送していますが、かなり著名な音楽専門家でも、ものの見事に外しています。じつは海外でも、同じような試みは何度も行われています。しかも、本物のストラディヴァリを使い、聴き比べに参加した人たちも、世界一の楽器商であったり、スター・ヴァイオリニストであったりするのですが、これも見事に外しまくっています。そして、結論は、「ストラディヴァリと現代のものとの間に音色の違いはない」!
    驚くべきは、その先です。そんな残念な結果が出たにもかかわらず、ストラディヴァリの相場は下がるどころか上がる一方だったのです。 こんなことが、なぜ起きるのでしょうか?
    音楽プロデューサーである筆者は、世界に広がるヴァイオリン製作者、ヴァイオリニスト、弦楽器商の人脈を駆使して、この謎に挑みます。とくに、筆者自身がかかわった銘器の取引の実態、または、これまでほとんど知られていなかった贋作の歴史と「作り方」は、驚くべき内容です。
    ストラディヴァリとグァルネリの人生、2つの銘器を使った名人たち、ヴァイオリン成立の歴史とその構造、奇人としか言いようのないコレクターたちの人生など、基本事項もしっかり押さえられていますし、貴重な「本物の鑑定書」も図版で紹介しています。
    音楽ファンも、そうでない人も、最後まで一気に読みきってしまうこと請け合いです。
  • 書斎のジャズ、酒場のジャズ、演じるジャズに語るジャズ――ジャズって何だ? 百人いれば百通りのとらえ方があり、定義するのも難しい。奴隷制度から禁酒法、二度の大戦、黒人運動、ベトナム戦争、そしてポスト・モダン――。誕生からほぼ一世紀、アメリカ現代史とともに、ジャズは人種、文化の衝突と融合のなかで、自在にその姿かたちを変えてきた。ジャズ評論界の第一人者による、ジャズ入門書の決定版。
  • 「九〇歳になっても『イエスタデイ』を歌っているよ」ポール・マッカートニーはそう言った。誕生から半世紀、ロックを作る側も聴く側も年を重ねてきた。ジョージ・ハリスン、ロバート・フリップ、キース・エマーソン、ニール・ヤング、ポール・アンカ、ジェフ・ベック等々、もはや「伝説」となったアーティスト達が語る人生、死、仕事、解散、転落と復活……膨大なインタビューをもとに展開する、大人のためのロック論。
  • 大混乱で始まったフジ・ロック・フェスティバルから一〇年。無謀な挑戦だった巨大イベントがいかにして成長し、定着したか。対抗する都市型フェス、サマー・ソニックの魅力とは何か。ステージ、バックステージ、観客席のそれぞれのドラマを綿密なインタビューを元に再現する。出演ミュージシャンの貴重な証言も満載。主要なフェスの出演者完全リスト付。すでに行った人もこれから行く人も必携の一冊!
  • 奇跡のピアニストが奏でる35の言葉。

    “左手のピアニスト”として知られる舘野泉。80歳を超える今も、国内外で年間50回近くのコンサートを行う現役の奏者である。

     舘野泉の身に異変が起こったのは、2002年1月のことだ。在住するフィンランド・ヘルシンキでのリサイタル中、脳溢血で倒れ、右手の自由を失ってしまう。
     しかしわずか2年のち、左手だけで演奏を行うスタイルで復帰を遂げたのだ。

    『目の前に大海原が現れ、うねり、ぶつかり、音が香り、咲き、爆ぜて飛沫をあげているような、そんな感覚になりました。ピアノに向かうと、左手一本で弾いているのに、音が立ち上がってきた。僕の前に、「左手の音楽」という新しい世界が開けてきました。
     自分はこれでまた、変わらず音楽ができる。僕を閉じ込めていた厚い氷が融け、一瞬にして光溢れる世界に戻って来たのです』(本書より)

     舘野泉は、どんなときも絶望しない。むしろ、不自由や困難があっても、それは自分の知らないこと――つまり、新しい体験だから面白いのだという。
    長期に及んだリハビリですら心の底から楽しんだと語る、舘野泉の言葉は、常に前向きで、新しい世界に対する好奇心にあふれている。

    ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 836(税込)
    著:
    山下洋輔
    著:
    相倉久人
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    ジャズクラブにジャズ喫茶、時にはバリケードや紅テントの囲いの中で、誰もが前のめりで聴き入った時代の熱気、病に倒れながらも「自分の音」を探し求めた青春、海外フェスに演奏ツアーでの飽くなき挑戦、ジャズの成り立ちと音楽表現――演奏家と批評家として、終生無二の友として、日本のジャズ界を牽引してきた二人による、白熱の未公開トーク・セッション!!
  • ビートルズを日本に呼んだ伝説の男とは。

    「彼みたいな男が本当の日本人だ」とポール・マッカートニーが評価した伝説のプロモーター、永島達司。1966年に武道館で熱狂のコンサートを行ったビートルズを日本に呼んだ男が彼だった。米軍回りのバンドのマネージメントから始め、ナット・キングコール、ルイ・アームストロング、ボブディラン、カーペンターズ、イーグルス、マドンナ、マイケル・ジャクソンまで。世界の最高峰のミュージシャンの来日を成功させた男の人生を追って、ノンフィクション作家野地秩嘉が国内外を徹底取材。ポール・マッカートニーの独占取材も収録。ビートルズ来日50周年記念刊行の傑作ノンフィクション。(2017年4月発売作品)
  • 2,750(税込)
    著:
    河地依子
    レーベル: ――

    巨大な影響を与えつづけるジョージ・クリントン率いる空前の音楽集団・Pファンクの全貌にせまる世界で唯一の書。その怒濤の軌跡、メンバーの変遷を描くとともに、ディスコグラフィなど収録。
  • 2015年9月。
    ロックバンドどついたるねんが「47都道府県を一筆書きでまわるジャパンツアー」に出ることを発表。
    しかし、会場は2016年1月7日初日と3月10日最終日しか決まっていなかった。
    ツアー期間は、およそ2カ月。
    10人乗りのハイエースにメンバー8人とスタッフがぎゅうぎゅうに乗り、全国をまわる。
    メンバーの人数より少ないお客さん5人のときもあれば、機材がぎりぎりまで揃わない会場もあった――。
    本書は、全国区の知名度のないバンドが、いかにライブ会場を決め、お客を集め、お金を稼いでいったかを、そのときの心情とともに綴ったドキュメント。
    幻冬舎plusの連載に加え、同行者からの原稿や写真も入り、読み応えが増した豪華版。

    <目次>
    第1回 バンドで生活できてんの!? 先輩
    第2回 楽譜も読めない僕が音楽やっている理由 ワトソン
    第3回 メンバーが8人だから食べていくのが難しいのかな? 先輩
    第4回 友達のままじゃバンドできねーよ ワトソン
    第5回 ボクたちがアルバム制作にかけたお金と時間 先輩
    第6回 自分で歌う自分のラブソングはサイコーに気持ちいい ワトソン
    第7回 ツアー初日に会場が全部決まりました! 先輩
    第8回 フェリーで北海道上陸。手持ちのお金が15万円を切った 山ちゃん
    第9回 お客さん5人のライブがあったとしても DaBass
    第10回 人生で一番寒い夜を車中で過ごしてもライブは毎日ある ファック松本
    ワトソンの裏ジャパンツアー日記 雪景色も日本海も知らない東京出身の僕は何を歌えばいいだろう? ワトソン
    第11回 バンドメンバーは友達じゃない。その気持ちがはっきりした 浜公氣
    第12回 東京は本当に「花の都」なんだろうか? うーちゃん
    ワトソンの裏ジャパンツアー日記 今、はじめて音楽でご飯を食べている ワトソン
    第13回 音楽以外の選択肢のない生活。自由はないけど、気楽だ 小林4000
    第14回 ツアー終盤、頬はこけ、顔が変わり、マヌケさ消えている 先輩
    第15回 全国回ったら、残す野望はメジャーデビューか うーちゃん
    第16回 日本一周して気づいた、たった一つの簡単なこと 山ちゃん
    ワトソンの裏ジャパンツアー日記 少しは恥ずかしくないバンドになれたかな? ワトソン

    これから日本一周したい人のためのアドバイス 塚本弦汰
    男達のメロディー 西光祐輔
    煽り映像各都道府県タイトル

    あとがき
  • 〈名ピアニスト〉はいつの世もいる。しかし世紀を代表する〈巨匠〉は稀である。天才的な技巧や感性、音楽的業績だけでは計れない〈巨匠〉という存在、それは戦争で世界が混乱する二十世紀、同時多発的に開花した。当時、作曲家としてよりピアニストとして名高かったラフマニノフ、神技のホロヴィッツ、情感溢れるルービンシュタイン……他、計10人の大ピアニストが運命的に出会い、からみ合い、それぞれの人生と音楽を変えてゆく――。歴史の流れと共に消えた最後の巨匠たちの物語。
  • AAAデビュー11周年記念ドキュメント小説。
    「これまでのAAAの活動で、もっとも記憶に残っている出来事はなんですか?」
    メンバーへの個別インタビューを元に構成した、落涙必至のドキュメント小説、ここに完成!
    今だからこそ伝えたい、大切な記憶がある――。
    数多の挫折や痛みを乗り越えてきた7人の、希望と絆の物語。
  • いつ逝ってもおかしくない“大切な人” を目の前にしたとき、誰もがそのつらさに打ちひしがれるだろう。 何かしてあげたいのに、何をしたらいいかわからない。 本書は、音楽療法士である著者が体験したホスピスの現場で起きた数々の実話を元に、患者さんの心の内側を理解し、彼らが本当に求めるサポートをできるようになるためのヒントを伝える1冊。
  • Gustavo Dudamel, the musical director of the Los Angeles Philharmonic Orchestra, a visiting conductor of top world orchestras such as Berlin Philharmonic and Vienna Philharmonic, is the shining star of Venezuela's remarkable musical education system El Sistema. In this interview, the young maestro, whom people call the “Messiah of the classical music,” spoke beautiful and considerate words in a very modest manner.
    ****First Japanese magazine edition published in “Kangaeruhito”(Thinkers) No.50, 2014 Autumn Issue by SHINCHOSHA Publishing Co. Ltd., Tokyo, 2014
  • 解散後のビートルズの物語!

    1990年ポール・マッカートニー来日に始まり、2003年のポール三度目の来日、そして『レット・イット・ビー ……ネイキッド』の発表までを語りつくす感動の一冊。
    この年月は、伝説として語られるビートルズというバンドが、若い世代にもリアルな存在として再度出現し、新しいファンを獲得していった時期と重なる。松村は、自ら経験した60年代と新しい形で姿を現した2000年前後をつなぎつつ、しっかりとかつゆるやかにかつての時代を活写し、新しい時代(現在そして未来)に彼らを聴くことの意味を提示する。
    「偶像崇拝したって、何も見えはしない。ジョンもポールもジョージもリンゴも、僕達と同じように悩みを持ったひとりの人間としてとらえなければ、なんの意味もない。」
    1970年に解散したバンドが、四十年以上たつのになぜこんなにも世代を越えて人の心を惹きつけるのか――その答も本書の中にある。
  • 戦争の傷跡が残る日本で、作曲家の道を志した青年がいた。正規の音楽教育を受けることなく、独学で現代音楽の可能性を切り開いていった男の物語。ある“歌”との出会いが、その少年の将来を決めた。新しい響きと表現を探求し続けた作曲家の生涯をたどる。

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