『地理、ノンフィクション(実用、新書)』の電子書籍一覧
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さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
最近、物忘れがひどい。どんな物忘れがあるか並べてみると、枚挙にいとまがない。
(1) 俳優の名前を覚えたはずなのに思い出せない。
(2) 大好きな小湊鐡道の名前が思い出せない。
(3) 今年は令和何年なのか思い出せない。
(4) 今夜食べた夕ご飯が思い出せない。
(5) 今書いている著作の題名さえ怪しい。
このような物忘れは今に始まったことではない。しかし、時とともにその頻度が増し、深刻化している気がしてならない。
本書は、これらの「日常の困った」にいかに対応し、脳の活力を取り戻したかというわたし自身の切実な体験録である。
当初、わたしは「円周率を数万桁も覚えるような、特殊な能力を持つ人のための記憶術」を解説するつもりは毛頭なかった。
わたしが求めているのは、あくまで生活をスムーズにするための「実用的な記憶」だからだ。
しかし、記憶の仕組みを深く探求していくうちに、一つの真理に突き当たった。
日常の些細な物忘れを解決する鍵は、実は記憶の達人たちが駆使する「場所法」のような伝統的なテクニックの中にこそ隠されているように思うようなったのである。
そこで本書の締めくくりとして、わたしが実際に場所法や円周率の記憶術に接して、そこで感じたことを報告することにした。
ド忘れに悩んでいたわたしが、記憶術とメモ活用術によって、いかにして脳を活性化させたのか、そのプロセスを共に歩んでいただければ幸いである。
【著者紹介】
姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。 -
古代ギリシャの時代に生まれた物語。旅人に上着を脱がせるために争う『北風と太陽』、「狼だ!」と叫んで誰にも信じてもらえなくなった『狼と少年』、ウサギとカメがかけ比べをした『ウサギとカメ』など、現代にも伝わる教訓を含んだイソップの寓話を多数収録。短いエピソードの中に、ユーモアや風刺が凝縮されている。
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山で遭難したとき、いかにすれば生還できるのか。山を趣味とする人たちが予期せぬアクシデントに見舞われ、絶体絶命の状況に追い込まれたとき、彼らは何を考えどう行動したのか。その結果として力尽きて死んでいく者と九死に一生を得る者との差はどこにあるのか。生きて帰ることのできた者は、どのようにして生をつなぎとめていたのか・・・・・・。
本書は、岩菅山で道に迷って17日間、最後はマヨネーズを食べて命をつないだUさん、厳冬の槍ヶ岳で豪雪に閉じ込められながら8日間を生き延びたNさんなど、ごく一般の登山者たちの生還の記録を丹念に紹介。極限状況を生き抜いた、名もなき人々へのインタビューから浮かび上がる山岳遭難の実態を紹介します。『ピッケルを持ったお巡りさん』をはじめとする山岳遭難関連書の第一人者、羽根田治氏によるルポルタージュ。 -
巻頭・巻末にイラン戦争と先の衆院選に関する渾身の書き下ろし、98ページ収録!
著者ふたりの掛け合い問答で、ほぼ毎日アップしている「青山繁晴チャンネル『ぼくらの国会』ショート動画」。現在までに延べ800本強が配信されており、1本あたりおおむね10万回以上は視聴され、最大では440万回に達し、300万回、200万回もざらという“お化け”コンテンツである。本書はその「ショート動画」の初期の名作を100本ほど厳選したもの。トピックは人生論から祖国の国柄まで多岐にわたっている。1トピックを2~3ページで展開し、ややこしい疑問にもズバリ回答しており、痛快な読後感がある。
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【著者プロフィール】
青山繁晴(あおやま・しげはる)
作家。衆議院議員。環境副大臣。派閥ではない新しい議員集団「護る会」(日本の尊厳と国益を護る会/自由民主党の衆参両院の現職議員122人/令和8〔2026〕年3月28日現在)の代表。
昭和27(1952)年、神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社で特ダネ記者として活躍後、三菱総合研究所を経て、独立総合研究所(独研)を設立。平成28(2016)年、独研を退社し、参院選に自由民主党公認で全国比例から出馬、大量得票で当選。2期目途中の令和8(2026)年、衆院選に兵庫8区から出馬、圧勝で当選。
純文学の『平成紀』(幻冬舎文庫)やノンフィクションの金字塔となった『ぼくらの祖国』(扶桑社新書)まで、幅広い読者層を持つ。近著のノンフィクションは、『絶望を撃つ』(須藤大阪市議との共著、ワニ・プラス刊)、小説は、『やさしく夜想の交叉する路』(扶桑社文庫)。小説『預言』(仮題)も刊行予定。
政治献金・寄附を1円も受け取らず政治資金集めパーティも開かず、企業・団体の支援を受けず、派閥に属さず、後援会も作らず後援会長も置かないという世界に類例のない議員活動を展開中。それでいて自由民主党の獲得党員数は4年連続で第1位を記録、企業や団体に依存して党員をかき集める他の政治家は顔色を喪っている。
動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は放送開始からわずか5年8ヶ月で視聴が5億回を突破する歴史的人気。しかし広告収入は受け取らない。
増野優斗(ますの・ゆうと)
平成16(2004)年、埼玉県さいたま市生まれ。令和4(2022)年3月、早稲田大学高等学院卒業、令和8(2026)年3月、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。大学では日本外交論(国吉知樹ゼミ)を専攻。ワセダを離れて大学院に進学予定。令和4(2022)年4月より青山繁晴参議院議員(当時)事務所、学生インターン。当初は3ヶ月間のインターンシップの予定であったが、現在5年目。約69万人が登録している、YouTubeチャンネル「青山繁晴チャンネル★ぼくらの国会」では、4年間で800本以上のショート動画を企画、出演している(令和8〔2026〕年4月現在)。趣味は書道。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス -
シリーズ29冊550円~968円(税込)レーベル: WedgeONLINE PREMIUM出版社: ウェッジ【WedgeONLINE PREMIUM】
昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋【特別版】
「失われた30年」
“平成”という時代を総括するときにしばしば用いられるこの言葉にはどこか、“昭和”という時代を礼賛する響きがある。
たしかに、敗戦後の焼け跡から国を再興し、経済面では、世界首位の米国に肉薄した輝かしい時代だった。そして、バブル崩壊によりその輝きが手からすり抜ける悔しさを味わった時代でもあった。
高度経済成長期の幻想を追い求め続けた「平成」が終わり、「令和」の時代が幕を開けた今、我々は新たな日本の未来を描くべきだ。
今や国の基盤となった「社会保障制度」も昭和の時代に形作られた。1946年(昭和21年)公布の日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられたことでその概念が広まり、昭和30~40年代の国民皆保険・皆年金の整備、老人医療費の無料化、児童手当の創設等により制度拡充が図られた。まさに、人口増加と経済成長を下支えに「風呂敷を広げた」時代である。
「福祉元年」と呼ばれ、現在の社会保障制度体系がほぼ整った73年(昭和48年)、第一次オイルショックが勃発し、高度経済成長は終焉に向かう。それから今日に至るまで、年金制度へのマクロ経済スライドの導入や、高齢者医療費の自己負担率引き上げなど、様々な制度見直しを迫られた。特に、少子化による負担者の減少と、平均寿命の伸びによる給付額の増加は、制度創設当時には想定しきれなかった事態といえる。
2008年をピークに、日本の総人口は急降下を始めた。現在約1億2500万人の人口は、2100年には6000万人を下回り、半分以下となる見込みだ。人口増加を前提とした現行の社会保障制度は既に限界を迎えている。昭和に広げすぎた風呂敷を畳み、新たな仕組みを打ち出すときだ。
社会保障に「特効薬」はない。だが、昭和的価値観から脱却し、現状を受け入れることで、その糸口が見えてくる。これから示す「処方箋」が、新たな時代の社会保障へとつながっていくことを期待する。
月刊誌『Wedge』2021年5月号(4月20日発売)の特集「昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋」に同誌22年8月号(7月20日発売)の「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな」(東京大学大学院経済学研究所教授・山口 慎太郎氏、京都大学公共政策大学院 教授・奈良岡 聰智氏)の記事を加えた特別版です。
Part 1:介護
介護職員が足りない! 今こそ必要な「発想の転換」
編集部
Part 2:人口減少
新型コロナが加速させた人口減少 “成長神話"をリセットせよ
森田 朗(東京大学名誉教授)
Part 3:医療
「医療」から「介護」への転換期 “高コスト体質"からの脱却を
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授)
Part 4:少子化対策
「男性を家庭に返す」 これが日本の少子化対策の第一歩
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授)
Part 5:歴史
「人口減少悲観論」を乗り越え希望を持てる社会を描け
鬼頭 宏(上智大学経済学部名誉教授)
Part 6:制度改革
分水嶺に立つ社会保障制度 こうすれば甦る
島澤 諭(中部圏社会経済研究所研究部長)
COLUMN:高齢者活躍
お金だけが支えじゃない 高齢者はもっと活躍できる
編集部
Part 7:国民理解
「国家 対 国民」の対立意識やめ真の社会保障を実現しよう
西村周三(京都先端科学大学経済経営学部教授)
SPECIAL_OPINION
「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな
Part 1:少子化対策は将来への「投資」 エビデンスに基づいた政策を
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科 教授)
Part 2:日本に蔓延る女性差別意識 「女性活躍」を名ばかりにするな
奈良岡聰智(京都大学公共政策大学院 教授) -
サウナでビール片手にソーセージを食べる!
体が温まったら、目の前にある凍った湖に飛び込む!
“好き”を詰め込んだ、最高にピースフルなフィンランド旅をご紹介!
フィンランドに通い続けて、12年以上。
北欧好きをこじらせた女子が、フィンランドで経験した様々なことの中でも一生続けたいと思えた、愛してやまない100個の本気のルーティンをご紹介。
食べて、飲んで、遊んで、買って、ゆるりとした時間を過ごして。
読んだら何度でも行きたくなる、どんどんフィンランドにハマっていく……!
フィンランドオタクによる、ディープな旅の楽しみ方を詰め込んだコミックエッセイ。
【contents】
Part1 食べる
顔より大きいシナモンロールを食べる/純度100%のフィンランド料理ビュッフェに行く/夏だけ現れる幻のカフェに行く
Part2 飲む
ブルーベリーをアテに水辺で酒を飲む/1人でビールフェスティバルに行く/スーパーで棚中のビールを買い込んで飲み比べパーティを開く
Part3 楽しむ
湖畔でキャンプ飯を作って食べる/コテージを借りて数日引きこもる/サウナの後は凍った湖に飛び込む
Part4 買う
マリメッコを5店舗ハシゴする/フィンランドで靴を買う/蚤の市でレアな北欧アイテムを発掘する
…etc.
そのほか、自宅で作るフィンランドの定番レシピなどもご紹介!
【著者プロフィール】
週末北欧部 chika
北欧好きをこじらせてしまった会社員。
フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。
いつかフィンランドに移住したいと寿司職人を志し、現在は日本で会社員を続けながら修業の真っ最中。
好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。
Twitter: @cicasca
Instagram: @cicasca -
海は、探検と収奪に満ちている――!
★『サイエンス・ニュース』2023年ベストブック
★『グローブ・アンド・メール』2023年ベストノンフィクション
★「必読の書。[…]すべてが非常に読みやすく、そして深く不吉な内容だ。」
――サイモン・ウィンチェスター、『世界を変えた地図』著者(『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』より)
★「魅惑的な海の物語。息をのむ冒険、ハイリスクの探検、政治的陰謀が詰まっている。トレザウェイは私たちを海の底へと導き、なぜそこがそれほど重要かを巧みに示している。」
――ヘレン・スケールズ、『深海学』著者
【概要】
地球の表面積の約70%を覆っている海。その海底に目を向けると、2020年代初頭までに4分の1程度しかマッピングされておらず、ほとんどが海岸線近くの浅い海に偏っている。海底の4分の3は、未調査のままなのだ。
“一般的な世界地図は、この地球がすべてマッピングされているという印象を与えがちだ。私は子どものとき地球儀を見ながら、北アメリカのロッキー山脈やアジアのヒマラヤ山脈を表す出っ張りを指でなぞっていたのを覚えている。一方の海はというと、すべすべで何もない青色で示されていた。あの頃は、陸の激しい凹凸が海との境界で終わっていることに何の違和感もなかった。あの滑らかな面は水を表していると、当時の私は思っていたのだろうか? おそらく、何も考えていなかったのだろう。だが、陸の地形の隆起や沈降の激しさが海面下でも続いているはずだということは、今の私にははっきりとわかる。”(第一章 深海を目指す探検)
そして現在、2030年までに「全世界を網羅する完全な海底地形図」を作成するという壮大なプロジェクトが進んでいる。
五大洋の最深部を目指す探検家、北極圏の空白を埋めるイヌイットの猟師、メキシコ湾で潜水する考古学者、大量の水上ドローン、地形の命名と領土問題、情報を秘匿する国家、企業の採掘に抗う活動家たち……
本書は、欲望渦巻く現場に、受賞歴のある環境・海洋ジャーナリストが迫った一冊だ。
“私がノーチラス号でレナート・ケインの横に座っていたときに、はっきりとわかった真実が一つある。それは、地球の海底地形図は、完成させようと思えば今すぐにでも可能だということだ。それどころか、私たちは完成させるためのツールや技術を、すでに何十年も前に手に入れていた。では、なぜ完成していないのか?”(序章)
今、私たちの足元で起きていることすべてがわかる、壮大な海洋ノンフィクション! -
多くの無名の人たちによって、歴史は創られる。しかし時に、極めて個性的で力のある人物が、その行く先を大きく変えることがある。本書では、まさに現代史の主要登場人物とでもいうべき6人の政治家を取り上げた。ロシアのプーチン、ドイツのメルケル、アメリカのヒラリー、中国の習近平、トルコのエルドアン、イランのハメネイ。彼らの思想と行動を理解することなく、今を語ることは不可能である。超人気ジャーナリストによる待望の新シリーズ第1弾。世界を動かす巨大な「個人」に肉薄する!【目次】はじめに/第一章 東西対立を再燃させる男 ウラジーミル・プーチン/第二章 第二の「鉄の女」 アンゲラ・メルケル/第三章 アメリカ初の女性大統領をめざす ヒラリー・クリントン/第四章 第二の「毛沢東」か 習近平/第五章 独裁者化するレジェップ・タイイップ・エルドアン/第六章 イランの「最高指導者」 アリー・ハメネイ/権力に魅入られた実力者たち――あとがきに代えて/主要参考文献/関連年表
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かつて地球には、
私たちとはまったく異なる人類が生きていた――
かれらはなぜ滅んだのか?
美意識はあったのか?
その精神構造とは?
現生人類(サピエンス)に都合のいい幻想から脱却し、人間という存在を「ありのまま」に理解しようとする情熱的探究の成果!
赤道直下から北極圏まで駆けまわり、30年にわたり洞窟の地面を掘り続けた、第一人者にして考古学界の異端児による初の一般書。
“この先で、もうネアンデルタール人を同類とみなさないこと、つまりかれらは私たちの諸側面を投影した存在ではないのだと考えることが、なぜ重要なのかを説明しよう。完全に絶滅したこの人類は、私たちの抱く幻想をすべて足し合わせても及ばない存在なのに、私たちの視線でがんじがらめにされてしまった。私たちはかれらを同類に仕立てあげ、ありもしない姿に作りあげた挙げ句、無理やり歪めている。だから、ネアンデルタール人に固有の異質さを取り戻すためにも、私たちが抱いているおなじみの親しみやすさを取り除かなければならない。”(「はじめに」より) -
元駐イラン大使・元国際情報局局長 孫崎享。
元外務省・情報機関のトップが書き残す、世界の諜報活動の実態と自伝的回想録!
日本で最もスパイと接触、交流した人物が描き出す圧倒的迫力で迫るスパイ・ノンフィクション
■フィクションであるはずのスパイ小説・映画にあるリアルな真実とは
■MI6、CIA、モサド、KGB、世界の主要な諜報機関の実態を網羅
序章 スパイについて考える
第一章 英国陸軍学校とロンドン大学スラブ語、スラブ研究学部(1965年―1968年)
第二章 モスクワ大学時代(1968年―1969年)
第三章 モスクワ大使館時代(1969年―1971年)
第四章 調査企画部分析課(1971年―1974年)
第五章 ロンドンに勤務(1976年―1978年)
第六章 再度モスクワ(1978年―1980年)
第七章 分析課長時代(1983年―1985年)
第八章 在イラク大使館勤務(1986年―1989年)
第九章 在カナダ大使館勤務時代(1989年-1991年)と国際情報局長時代(1997年―1999年)
第十章 駐イラン大使時代(1999年―2001年)
第十一章 退官後(2009年以降)
【著者プロフィール】
孫崎享(まごさき・うける)
1943年、旧満州生まれ。
東京大学法学部を中退後、 外務省に入省。
英国、ソ連、イラク、カナダに駐在。
駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。
現在、東アジア共同体研究所所長。
主な著書に、『戦後史の正体』(22万部のベストセラー。創元社)、『日本外交現場からの証言』(山本七平賞受賞。中央公論新社)、『日米同盟の正体』(講談社)、『日米開戦の正体』『朝鮮戦争の正体』(ともに祥伝社)、『アメリカに潰された政治家たち』(河出書房新社)、『平和を創る道の探求』(かもがわ出版)など多数。 -
これからの注目は「都心北部」だ! 『都市のドラマトゥルギー』から三〇年以上を経て、社会学者・吉見俊哉の新たな都市論が完成。これまでに東京は三度「占領」されている。一度目は徳川家康、二度目は明治政府、三度目はGHQによって。消された記憶をたどっていくと、そこに見え隠れするのは、日本近代化の父と称される渋沢栄一であった。本書の中核をなすのは、都心北部―上野、秋葉原、本郷、神保町、兜町、湯島、谷中、浅草、王子といったエリアである。これらは三度目の占領以降、周縁化されてきた。しかし今、世界からも注目される都心地域へと成熟している。まさに中心へと「裏返し」されようとしているのだ。詳細地図つきで街歩きガイドとしても最適。○「街を見失わないために、ゆっくり移動することの価値を復権させましょう。エンデが『モモ』のなかで示した時間論を、私たちは東京の街歩きにも活かしましょう。モモの冒険が「灰色の男たち」から人々の時間を取り戻す挑戦であったのと同じように、私たちの街歩きもまた、高度成長期以降の開発主義の東京から、再び人間的時間を取り戻す戦略を含むことになります」――吉見俊哉
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池上彰が6つのテーマで世界を丸ごと解説。
池上彰が選んだ6つのテーマ(地図、お金、宗教、資源、文化、情報)で、世界を大胆に丸ごと解説する本です。
世界は今、どうなっているのか? 各地で格差問題や、民族、宗教の対立が起きています。しかし、なぜそうなるのか、ニュースに出てくる国が本当はどんな国なのか、ぼんやりとした理解に留まっているのが実状です。
池上氏は、「お金」「宗教」「資源」といった具体的なテーマで「串刺し」にしてみると、今の世界がわかりやすい、と言います。この手法こそ「池上彰の世界の見方」。
「高校1年生にわかるように話すと実は大人も読みやすい」という池上氏の経験と、18歳選挙権を見据えての意義を考え、九段中等教育学校(東京都千代田区)で6時間の授業を実施。世界史でも地理でもない、現代世界を生き抜く為のスーパー授業をもとに構成しました。 -
誇りを取り戻す!国益をかけた未来ある戦い
中国「戦狼外交」と果敢に戦った、前駐豪大使・山上信吾×中韓の嘘を無効化し「慰安婦増設置」を阻止したキーマン情報戦略アナリスト、令和専攻塾塾頭・山岡鉄秀
日豪の歴史を振り返りながら、官民それぞれの観点から積極外交の意義と必要性、中国戦狼外交や韓国告げ口外交と闘った実践例、外交とインテリジェンス・安全保障の関係、さらに日本の敗北主義外交の改善策にまで幅広く言及!
日本はもう謝らない!!
■一刻も早く対外諜報機関をつくるべき
■パブリック・ディプロマシーで敗北した大日本帝国
■外務省のチャイナスクールが中国の言いなりになる理由?
■日本人のイメージの良さが歴史戦の“国力”となる
■日本兵の勇敢さを讃えたオーストラリアの軍人
■安倍国葬に訪れたトニー・アボット元首相の嘆き
■日本大使として初めて招かれた慰霊祭
■村山談話、河野談話、アジア女性基金、土下座外交
■ファイブ・アイズが日本に期待しているのは中国情報
【著者プロフィール】
山上信吾(やまがみ・しんご)
前駐オーストラリア特命全権大使。アボット元豪首相をして、「豪州人の心に永遠の印象を残した桁外れの大使」と言わしめた。
1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、1984年外務省入省。
コロンビア大学大学院留学を経て、2000年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、その後同参事官。
北米二課長、条約課長を務めた後、2007年茨城県警本部警務部長という異色の経歴を経て、2009年には在英国日本国大使館政務担当公使。
国際法局審議官、総合外交政策局審議官(政策企画 ・国際安全保障担当大使)、日本国際問題研究所所長代行を歴任。
その後、2017年国際情報統括官、2018年経済局長、2020年駐オーストラリア日本国特命全権大使に就任。2023年末に退官し、現在はTMI総合法律事務所特別顧問、笹川平和財団上席フェロー等を務めつつ、外交評論活動を展開中。
著書に、駐豪大使時代の見聞をまとめた『南半球便り』(文藝春秋企画出版)、『中国「戦狼外交」と闘う』『日本外交の劣化 再生への道』(ともに文藝春秋)がある。
山岡鉄秀(やまおか・てつひで)
1965年、東京都生まれ。
中央大学卒業後、シドニー大学大学院、ニューサウスウェールズ大学大学院修士課程修了。
2014年4月豪州ストラスフィールド市で中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像公有地設置計画に遭遇。
シドニーを中心とする在豪邦人の有志と反対活動を展開。オーストラリア人現地住民の協力を取りつけ、2015年8月阻止に成功。
現在は日本で言論活動中。
公益財団法人モラロジー道徳教育財団研究員。令和専攻塾塾頭。
著書に、『日本よ、もう謝るな!』(飛鳥新社)、『日本よ、情報戦はこう戦え!』『新・失敗の本質』(ともに育鵬社)、『シン・鎖国論』(方丈社)、ケント・ギルバートとの共著に『日本を貶め続ける朝日新聞との対決全記録』(飛鳥新社)、監訳書に『目に見えぬ侵略』(クライブ・ハミルトン著、飛鳥新社)、『中国、ロシアとの戦い方 - 台湾・日本をウクライナにさせないための方法 -』(アンドリュー・トムソン著、小社刊)などがある。
X(旧Twitter):@jcn92977110 -
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
ニュースのギモンは地政学に聞け!
【一番わかりやすい地政学の本】
「アメリカ大統領選挙でよく聞く『選挙人』ってだれ?」
「そもそも円安ってどうして起きてる?」
「イスラエルとハマスが衝突している理由は?」
あなたは、これらの問いに答えられますか?
「あらためて説明しろと言われると…」そう感じている人も大丈夫!
1日3分、本書を読めば、商談や就活に役立つ世界の常識をスッと理解できるようになります。
「現代の知の巨人」である出口治明先生のガイドと地図によって分かりやすく、前提知識なしで読み進められるから、最近国際情勢に興味を持った人にもオススメ!地政学の本が多くて迷ったら、まず手にとってみてください。
本書で得た知識があなたの武器になること間違いなし。
(底本 2024年10月発売作品)
※この作品はカラーです。 -
ある夜、動物園からレッサーパンダが盗まれた!捜査にあたるのは、警視庁で生き物の密輸や違法売買を扱う「生きもの係」の福原警部。自然を深く愛する福原警部が出会った数々の事件を通し、人と生き物との付き合い方についても考えられるノンフィクション。
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一九五九年冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム9名はテントから離れた場所で凄惨な死に様で発見された。米国人ドキュメンタリー作家の執拗な取材から明らかになった驚くべき結末とは…
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日本各地のロードサイドに大型商業施設が建設され、その土地固有の歴史・自然・風土が顧みられなくなる現象を批判した『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書y)が2004年に出版されてから19年。もはやファスト風土が日本の隅々まで浸透した今、郊外は社会の何を象徴しているのだろうか。ファスト風土の中で多感な時期を過ごした当事者である小説家・建築家・研究者ら13人が考える、令和の郊外論。
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殺しあいをしてきた人々は、どのように仲直りをするのか。闘いを通じて増殖され蓄積された憎しみ、悲しみ、怒り、憤りを当事者たちはどう処理するのか。和解を促すうえで、第三者のどのような手助けが効果的なのか。カンボジア、東ティモール、インドネシア、アフガニスタン、スリランカ、フィリピン、キプロス、ボスニアなど世界各地の紛争地で、現地の平和に貢献する活動や研究を行ってきた国際紛争研究者が、紛争の現場で見て、感じ、考えたことをもとに和解の物語を綴ってゆく。
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『まち』を愛し、
『ひと』を書く作家(千葉在住)、
上限五万で住めるまちをゆく!
★本書の内容
ノー銀座、ノーライフ。銀座がないなら人生じゃない。
それほどに銀座が好きで、可能なら住みたいと思っている。
けれど。小金持ちですらない「僕」には難しい…。
それでも東京23区に住んでみたい。と、昔から思ってきた。
今も千葉県にある家賃5万円弱のワンルームに住んでいる。
同じ条件なら、どこに住めるだろうか?
その他条件は
フロトイレ付
管理費・共益費込み
定期借家を含まない
だけ。
それ、50代がやる企画ですか?
と言われそうだけど、実際に探して歩いてみた。
歩いた通りに、書いてみた。
書いたらもっと、小説を書きたくなった。
本書はそんな、足掛け3年の記録である。
2019年本屋大賞2位『ひと』の作家、人生初のエッセイ集に挑戦!
★実際に歩いたまち
神田にたゆたう神保町、川を感じて住む小岩、静かに元気な西荻窪、あれこれ不思議な浮間舟渡、端でもにぎわう蒲田、浅草も香る田原町、隣駅の魅力に満ちた要町、まどろみ落ちつくお花茶屋、町に紛れる大森海岸、都電が愛しい東尾久三丁目、ジャズもそよぐよ中野新橋、彩り溢れる三田、台に住もうよときわ台、キュキュッとまとまる都立大学、島感強めの王子神谷、駅前キュートな下落合、何だか広いよ東大島、ふんわりやわらか世田谷、何ともほどよい新大塚、公園と生きる石神井公園、未知を知る鐘ヶ淵、散歩で渋谷へ代々木上原、銀座の風吹く月島
★巻末にはおまけの書き下ろし短編小説「十一月二日、正午にA2出口」付き!
★本作に登場する小野寺史宜の小説一覧
『片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ』『東京放浪』『今夜』『ホケツ!』『ナオタの星』『ライフ』『まち』『ひと』『その愛の程度』『みつばの郵便屋さん』『片見里荒川コネクション』『ROCKER』『タクジョ!』『今日も町の隅で』『それ自体が奇跡』『食っちゃ寝て書いて』『ミニシアターの六人』 -
天正18(1590)年、江戸に入府した家康は、江戸改造を実施する。その後、秀忠・家光に受け継がれた都市計画は、平安京と異なる「霊的な防衛構造」がいたるところに見られる。本書は、建築構造を専門とする著者が、長年の研究の末、江戸・東京に残された“徳川の仕掛け"を読み解く試みである。平安京と同じく四聖獣を土地に当てはめた「四神相応説」や、富士の気を呼び込むために造られた江戸の「渦巻構造説」などを宗教と地理の観点から検証し、徳川家と怪僧・南光坊天海の真意に迫る。はたして、徳川家が恐れたのは、何だったのか――。江戸の町に隠された謎に迫る。
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バスが大好き――。路線バスで東京を出発して箱根を越え、東海道を西へ、もっと西へ。山陽道をぬけて熊本、鹿児島まで。いい景色、いい飲み屋、いい人びととの出会い。ゆるり、ぶらり、ふらふら、コミさんのノスタルジック・ジャーニー。
〈巻末エッセイ〉戌井昭人
■目次
バスが大好き
十年越しの東京湾ぐるり旅
東海道中バス栗毛
酒匂 小田原遠からず/行こか戻ろか 箱根のお山/
右手に富士 左手に海を/京都三条は終着点 出発点
山陽道中バス栗毛
海の幸を供に山陽路をいく/ふるさとの山はかわってた/
おもいでの海に抱かれて
山陽道から火の国へ
海峡の橋をわたって/二十年かけて着いた南の町
あとがき 西へ西へとバスで
〈巻末エッセイ〉今でもバスに乗るたびに 戌井昭人 -
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
遺跡や街に見られる防犯の知恵を結集!
世界92か国の遺跡や街並みを徹底分析した、世界初のオールカラー「防犯写真集」。「地域安全マップづくり運動」で日本人の防犯力アップを進める立正大学 小宮信夫教授。犯罪学者の著者が提唱する世界標準の「犯罪機会論」は、「犯罪は犯行の動機があるだけでは起こらず、動機を抱えた人が犯罪の機会(チャンス)に出合ったときに初めて起こる」というもの。そこで、機会をうかがう犯罪者が「心理的・物理的に犯罪をやりにくい条件とは」という目線で、世界遺産、住宅や道路、学校や公園、駅やトイレなどを調査。著者自らカメラ片手に、7年間世界を駆け巡り撮影した「安全な景色」の美しい写真とともに、「被害を防ぐ具体的方法」を徹底解説します。はるか昔、「敵から身を守るには、城や都市をどう築くべきか」という決死の思いで絞り出された知恵と工夫には、思わずハッとさせられます。現代建築や地域安全のテキストとしてはもちろん、行き先々で安全に過ごすための「旅の友」としてもお勧めの一冊。また、歴史やアート、映画や小説の「もう一つの楽しみ方」も教えてくれます。さらに、社会安全の向上に尽くしてきた、国松孝次・元警察庁長官の推薦文も必読です。
※この作品はオールカラーです。 -
ドイツ・ヨーロッパの文化と料理の知識、クラシック音楽への造詣が深い著者が、中世ドイツ語圏の音楽家の旅した足跡をたどり、各地の郷土料理などを取り上げ、音楽家ゆかりの料理とエピソードを紹介します。 子供時代、毎日の食生活も満足でなかったベートーヴェン、生まれた時から裕福であったメンデルスゾーン、6歳からイタリアを始めドイツ、フランスなどあちこちを旅し、自分の音楽活動の場所を求めたモーツァルトなど、それぞれの音楽家の人生とともにあった旅と食をつづります。 音楽家の人生を辿る読み物として、ヨーロッパの料理や食材のルーツを探る食の本として、現地の写真も多数挿入し、旅のガイドとしても楽しめる一冊です。
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二〇一九年の「逃亡犯条例改正案」への反対デモは熾烈を極め、多くの負傷者を出し、その戦いの終わりは未だに見えない。香港がこのような事態になったのは、どうしてなのか? 中国大陸の同化政策は、人びとにどのような影響を与えたのか? 本書は、香港人としての実感と研究者としての分析で、現在に至る香港の変遷を考察する。また『ドラえもん』『進撃の巨人』と香港政治運動の意外なつながり、大日本帝国の記憶など、香港における「日本」の表象を詳細に分析する。香港出身の気鋭の若手研究者による、日本人のための香港入門。
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あきらめない心が、道をひらく!
1982年、福井県と石川県にまたがる山中で、中学生の少女が不思議な石を拾ったことが、日本一の恐竜博物館誕生のきっかけとなりました。
当時は、日本海側からは恐竜の化石は発見されておらず、「恐竜」が怪獣や幻の生き物と捉えられていた時代。この小さな化石の大きな可能性に情熱を注ぎ込み、あきらめずに調べ続けた博士と、それを支えた多くの人々。
「恐竜王国・福井」の礎となった汗と涙の発掘奮闘記を、エピソード漫画やグラフィック図鑑も交えながら、ノンフィクション読み物としてまとめた1冊です。 -
ベストセラー『「民族」で読み解く世界史』の著者が、天皇ブランドの秘密に迫る!
本年(2019年)、日本は令和の時代を迎え、新天皇が即位しました。それに伴い、皇位継承論議が再び本格化することでしょう。
日本の皇室は万世一系を貫き、世界最長の歴史を持ち、海外の王室、政治家、知識階級の人々から多大な尊敬を集めています。とはいえ、昔から天皇、皇室とともに歩んできた日本人は、その価値、ソフト・ブランドとしてのパワーに気づきにくい面もあります。
そこで本書では、「世界の権威・権力者」の実像やブランド力、そして王位継承をめぐる戦いの歴史なども見つつ、世界史の教養から天皇のプライスレスな価値を検証し、皇室が抱える課題や将来像にも迫ります -
日本人「あなたたちは、いま何時だかわかっているのか!?」 中国人「……夜の2時半です」。日本人バスガイドさん「皆さま、お疲れ様でした」 中国人観光客「いえ、私は別に疲れていません……」。「噛み合わない」やり取りは、今日もまたどこかの日本人と中国人との間で交わされているに違いない。それではなぜ、こうした誤解やすれ違いが生じてしまうことになるのだろうか? その答えのカギは、日本語と中国語のそれぞれの「ことば」がもつ特質と、それぞれの発想法の違いにあるのだという。本書は、30年以上にわたり中国語を研究してきた著者が「言語」を切り口にして、日本との比較を行いながら中国人に特有の思考様式や価値観について分析・紹介した、思わず笑える知識が満載のユーモア溢れる言語文化論である。グローバル化が進み、中国人との日々の接点が増えている現代日本人にとって、必読の一冊だ。【目次】序章 「ことば」は人を造り、人を現す/第1章 対話における反応──聞き手はどう対応しているか?/第2章 人間関係とコミュニケーション──「挨拶」について考える/第3章 中国語の伝達機能と受信感覚──「意味」による呪縛/第4章 中国人の価値観──現実世界の認識と行動の規範/第5章 言語システムに侵食する思考と感覚──法則の背景に存在するもの/あとがき──「ことば」は「思惟・感覚」を支配する
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1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。本書は、一つの農業用の“機械”が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。
●目次
まえがき
第1章 誕 生――二〇世紀初頭、革新主義時代のなかで
1 トラクターとは何か
2 蒸気機関の限界、内燃機関の画期
3 夜明け――J・フローリッチの発明
第2章 トラクター王国アメリカ――量産体制の確立
1 巨人フォードの進出――シェア77%の獲得
2 専業メーカーの逆襲――機能性と安定性の進化
3 農民たちの憧れと憎悪――馬への未練
第3章 革命と戦争の牽引――ソ独英での展開
1 レーニンの空想、スターリンの実行
2 「鉄の馬」の革命――ソ連の農民たちの敵意
3 フォルクストラクター――ナチス・ドイツの構想
4 二つの世界大戦下のトラクター
第4章 冷戦時代の飛躍と限界――各国の諸相
1 市場の飽和と巨大化――斜陽のアメリカ
2 東側諸国での浸透――ソ連、ポーランド、東独、ヴェトナム
3 「鉄牛」の革命――新中国での展開
4 開発のなかのトラクター――イタリア、ガーナ、イラン
第5章 日本のトラクター――後進国から先進国へ
1 黎 明――私営農場での導入、国産化の要請
2 満洲国の「春の夢」
3 歩行型開発の悪戦苦闘――藤井康弘と米原清男
4 機械化・反機械化論争
5 日本企業の席巻――クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱農機
終 章 機械が変えた歴史の土壌 -
凹凸、暗渠、古地図、スリバチ……。地形を愉しむのは今や、NHKの人気番組『ブラタモリ』ばかりではない。とりわけ谷が多く風景の変化も著しい東京は、土地のなりたちに親しみ、移ろいを愛する者にとっての聖地とも言える。本書では、旅する写真家と鉄道・地形ファンが信頼する地図研究家が、異色のコラボで東京の「水流」に挑戦! あらゆる地形の原点とも言える、最大の「謎」に迫る。大判カメラで撮影したモノクロの「古地形」が哀愁を誘う一冊。 【目次】まえがき/第一章 水の力、太古からの流れ──中野区弥生町/第二章 地下に現れた「神殿」と「測量の人」──善福寺川/第三章 幻の土手とのどかな風景──神田川を東中野付近から下流へ/第四章 暗渠の魅力と洪水対策のグラウンド──妙正寺川(1)/第五章 文豪の暮らしと「気の毒」が募る寺──妙正寺川(2)/第六章 土地はどのようにして人を受け容れるのか──日暮里崖線/第七章 発展する都市が目を背けた川──渋谷川/第八章 崖から一路、コンクリへ──国分寺崖線/第九章 人工河川の魅力──小名木川/第一〇章 映画の聖地と縄文海進──四谷・鮫河橋谷/第一一章 湿った土地に集う人々──四谷・荒木町/第一二章 意識にのぼらない、しかし長い──石神井川/あとがき/参考文献
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オーロラ舞うアラスカの森に自力で建てた家に家族で住み、時にはエスキモーのクジラ漁にも参加。
豪快なアラスカ暮らしを御堪能あれ!
● 「クジラとイヌピアックエスキモーの伝統」より
エスキモーのウミアック作りを手伝ったその年の春、バローのクジラ猟のベースキャンプに行くことになった。
「60秒で用意しな!」クジラを仕留めたとの一報が入るや否や、滞在先の家のユニスおばちゃんが叫ぶ。
早くしろと叫ぶおばちゃんにせかされスノーマシーンの後ろにまたがった。
仕留められたクジラはすでに氷の際まで運ばれてきていたが、それから人力で体重数十トンもの北極クジラを引き上げるのだ。
氷上には30人ほどの人たちが集まってきており、やがて100人くらいの人に膨れ上がった。
氷上に上げられたクジラはまるでビルが横たわっているかのような大きさだ。
それから丸一日、北極海の氷の上でクジラの解体を僕も手伝うことになった。
気が付けば着ている物は上から下までクジラの血と油でべとべと。…………
など -
戦跡、被災地、産業遺産…絶対に行っておきたい悲劇の現場
アウシュビッツ収容所、チェルノブイリ原子力発電所、グラウンド・ゼロ、福島第一原発など、世界を震撼させた悲劇の舞台への「巡礼の旅」がいま、人気を集めている。また、数々のジャーナリストや評論家なども現地を訪れ、その論考にも注目が集まっている。
実際に現地を訪れると、悲しみや嘆き、狂気、ユーモア、強さなど、さまざまな感情が醸し出す空気が漂っている。
不幸な歴史の記憶を後世に伝えるために訪れておきたい、世界と日本の81カ所を網羅した入門書。 -
■この奇跡を見よ! 保存されていた明治・大正・昭和の「日本」!■ 50年間(1895~1945年)の統治時代に日本と日本人が築いた数々の事物は、いまもこの地に生きている。あるものは山中で風雨にさらされひっそりと、あるものはいまなお現地の人々に愛されながら堂々と。歴史的建造物、産業遺産から日本語、日本精神まで、戦後の日本と日本人が顧みることがなくなった数多(あまた)の貴重な「歴史」を、台湾は政治の波に翻弄されながらも、見事に保存しておいてくれた。世界一の親日国のこの奇跡を、我々日本人は見逃してはならないだろう。台湾を愛し、日本の名残(なごり)をもとめて台湾全土を踏破した著者が放つ、空前の「日本遺産」ガイド! 独自研究の成果でもある「台湾の言葉となった日本語辞典」も併せて収録。台湾ファン必携のロングセラー、待望の電子化!
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大水の出る場所は、決まっている! 地名研究半世紀の成果がここに! 災害大国・日本でもことさら多いのが水害。この四半世紀で1300件以上発生し、死者・行方不明者は1700名近くにのぼる。なぜ、これほどまでに多いのか? 自然の宿命もさることながら、水の出やすい旧城下町に人口が集中していることも大きく、人災である側面も否めないのだ。繰り返される水害を防ぐべく、古(いにしえ)より人は地名に思いをこめて警鐘を鳴らしてきた。かつては海であり、沼沢(しょうたく)や砂地、川があった場所、何度も土地が崩れた地点には、必ず鍵となる語が地名に残されている。例えば、崎、龍、瀬、狛、駒――の字が警告するものは何か? この日本で危ない場所は、すでに決まっている!
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日台読者の熱望に応え、空前の快著、堂々の電子化! 李登輝氏(元台湾総統)絶賛!「台湾と日本がともに歩んでいた時代。台湾を知りたい、そして、日本を知りたいすべての方にお薦めします」――全島を網羅! 1千余枚の写真で甦る日本統治下の台湾、瞠目の半世紀! 懐かしさと驚きを満載!「皇太子裕仁親王の台湾行啓記録(大正12年)」「台湾歴史詳細年表」も併録.。本書は、台湾をこよなく愛し、台湾全土を踏破した著者が、これまでに収集した2000枚を超える古写真を構成し、奇跡とも言うべき日本統治時代の台湾を再現した空前の一冊である。そこには明るい南国の空の下、快活に暮らす人々がいる。街があり、村があり、学校があり、工場があり、田畑があり、鉄道があり、そして麗しき自然がある。当時を知る人なら切なく懐かしい光景に、若い世代なら数々の新鮮な発見に出会うはずだ。日台両国の皆さんに、心ゆくまで楽しんでいただきたい。
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個人や企業間で格差の拡大が叫ばれて久しいが、格差は自治体・地域の間でも確実に広がりつつある。財政破綻した「負け組」自治体が住民サービスの質を下げる一方で、中学卒業までの医療費が無料など、住民が受益を謳歌している「勝ち組」自治体もある。自治体・地域の間の格差はなぜ生まれ、拡大し続けているのか。解決する方法はあるのか。本書では代表的な九つの自治体を取り上げ、その実態をつぶさに検証することで格差拡大の原因を分析し、是正に向けた具体的な方策を提言する。【目次】はじめに/第一章 拡大を続ける地域間格差/第二章 勝ち組自治体?/第三章 負け組自治体?/第四章 模索する自治体/第五章 新潟から見た格差/第六章 中央と地方、対立か、それとも共存か/おわりに
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アラブの春は、宗教勢力の反動を呼び、中東は未曾有の混乱に陥った。“あの「革命」は徒労だったのか?” ムバラク政権崩壊から三年。人気の絶えた広場に再び降り立ち、革命の意味を模索しながら無残な失敗とも思える出来事について考察する。著者の堪能なアラビア語は、人々の本音を次々と引き出す。ジャスミン革命と紫陽花革命の比較等、3.11後の日本を考える上で示唆的な内容も含む。第12回開高健ノンフィクション賞受賞作。
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ムラとは何か? それは行政上の「村」ではない。人が安心して生きていける共同体のありかであり、多様な生き方と選択肢のよりどころとなる「場所」を、本書では「ムラ」と呼ぶ。したがって、都会にも「ムラ」は存在するし、むしろ存在するべきなのだ。前著『新・都市論TOKYO』で大規模再開発の現場を歩いた二人が、高層ビルから雑多なストリートに視点を移し、「ムラ」の可能性を探る。東京におけるムラ的な場所――下北沢、高円寺、秋葉原。そして、地方から都市を逆照射する新しいムラ――小布施。そこに見えてきた希望とは?【目次】「都市」が自壊し、「ムラ」がよみはえる 隈 研吾/第1回 「下北沢」/第2回 「高円寺」/第3回 「秋葉原」/第4回 「小布施」/あとがき 清野由美
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