『時代小説、余美太伊堂文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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「雪になる」は、O.ヘンリーの作品「最後の 一葉(原題:The Last Leaf)」にインスピレーションを受けて書きおろされました。書き下ろしたのは数々の時代小説を世に送り出してきた本庄慧一郎です。
「最後の 一葉」は1905年にニューヨーク・ワールド紙に掲載されました。1903年から1906年にかけて彼は毎週一編の作品を同紙に発表しており、生涯の中でも最も活発に創作活動を行なっていた時期の作品です。彼の代表作の一つと言ってもいいでしょう。
本作をリスペクトしつつ、舞台を日本に移し時代物として書きおろされた短編「雪になる」は、繊細に描かれた人物の描写と情感あふれるストーリーによって、なお一層、日本人である私たちの心の琴線にふれる作品となっています。
また本書には、O.ヘンリーの「最後の 一葉」を原語版(英語)で収録しています。
日本でも小中学校の教科書に採用されるなどして、彼の作品の中でも特に多くの人に知られた本作だけに「英語多読」にも適した内容となっています。電車での移動中や一息つく5分ほどの時間で効果的に多読をすすめられます。
本編とあわせてお楽しみいただければ幸いです。 -
「江戸の闇」は、ご存じのようにさまざまな凶悪な盗賊らを生んだ。
だが、財宝や資産のないつましく暮らす一般の庶民は、盗賊など恐れる必要はなかった。
しかし、彼らは常に闇にひそむ「目には見えない摩訶不思議な霊力」なるものを恐れ、時には身をすくめていたようだ。
そしてもし、万が一にもその「不思議と怪奇の穴」に引きずり込まれることがあっても、当人たちは決して口外しなかったようだ――。
さてこの「大江戸エロチックホラー」と題した四つの物語は「不思議や奇怪なんて関係ないぜ」とおっしゃるあなたの心に「惑いやゆらぎという妙味」をもたらすことでしょう。
「大江戸エロチックホラー」シリーズとして出版されている4タイトルを収録した短編集。
収録作品
蛇岩の霧が哭いた
穴ぐら
かんべんならねぇ
首くくり -
本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「かんべんならねぇ」
仲むつまじい定吉、お浜の夫婦の楽しみは灯明の灯りを惜しんで消して、宵のうちからの暗闇で、枕をはねのけて抱き合うのが常だ。
しかしその夜は、強風に煽られた火事の貰い火で、長屋をあたふたと逃げ出した。
亭主の定吉は、なけなしの金で買い求めたお浜の着物などを背負いつづらに入れ担ぎ出した。が、宝物のかんざしを取りに戻り、焼け落ちる梁の直撃で即死した。
お浜は、定吉の死体を置いてけぼりにせず、必死に背負いつづらに入れた。
通りすがりの屈強な男が、親切ごかしにそのつづらを「運んでやる」と言う。が――。
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