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『ミステリー・推理・サスペンス、ことのは堂、0~10冊、雑誌を除く、分冊版を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~14件目/全14件

  • 385(税込)
    2026/7/24 (金) 配信予定

    医師に救える命が、たった一つしかないとしたら――誰を選ぶべきなのか。

    貧しいが誠実な医師と、病に倒れた天才画家。限られた治療の機会を前に、名医リッジオンは「医師としての判断」と「一人の男としての欲望」の間で揺れ始める。医学は、ただ命を救うためのものなのか。それとも医師には、誰が生きるに値するかを選ぶ権利があるのか。自分の治療法を絶対視する医師。名声と権威に包まれた大物医師。夫を天才として崇拝する純粋な妻。そして、魅力的でありながら、嘘にも裏切りにもほとんど罪悪感を抱かない天才芸術家。登場人物たちの鋭く軽妙な会話を通して、医療倫理、名声、芸術、愛、嫉妬、自己欺瞞、そして「善人とは何か」という問いが浮かび上がります。笑いを誘う医師たちの滑稽さの奥に、人の命を選別することの恐ろしさが潜む――。百年以上前に書かれた作品でありながら、限られた医療資源を誰に与えるべきかという、現代にも通じる問題を突きつけるバーナード・ショーの風刺劇です。医療ドラマや心理劇が好きな方、社会の常識を疑う物語を読みたい方におすすめします。あなたなら、どちらの命を選びますか。
  • 660(税込)
    2026/7/23 (木) 配信予定
    著者:
    ディケンズ
    訳者:
    湊凛太朗
    レーベル: ことのは堂

    苦難の果てに、人は何を失い、何を見つけるのか。

    世界文学の最高峰、チャールズ・ディケンズの代表作『デイヴィッド・コパフィールド』主人公デイヴィッドの幼少期から作家として成功するまでの人生を描いた本作は、ディケンズ自身の半自伝的小説ともいわれています。理不尽な虐待、友情、恋愛、挫折、別れ、そして再生――。個性豊かな登場人物たちとの出会いと別れを通して、一人の青年が人間として成熟していく姿は、発表から170年以上を経た今も世界中の読者を魅了し続けています。ミコーバー氏、ペゴティ、トラドルズ、ユライア・ヒープ、そしてアグニスなど、文学史に残る名キャラクターたちも本書の大きな魅力です。初めてディケンズを読む方にも、原作を改めて味わいたい方にもおすすめの決定版です。
  • 放浪と欲望と自己探求の大作

    イプセン全集4は、ノルウェー近代劇の巨匠イプセンが描く、放浪と欲望と自己探求の大作――『ペール・ギュント』を収録。嘘つきで、夢見がちで、逃げ足が速く、けれどどこか憎めない男ペール・ギュント。母オーセの嘆きを背に、故郷を飛び出した彼は、山の魔物、妖しい女、砂漠の預言者、商人たちの裏切り、そして老いと死の影に出会いながら、世界をさまよっていく。彼が求めたのは、富か、名誉か、自由か、それとも「自分自身」であることか。幻想、冒険、笑い、皮肉、そして胸を打つ愛と赦し。現実と夢が入り混じる舞台の中で、ペールの人生は時に滑稽に、時に壮大に、時に痛切に展開していく。本書は、イプセンの代表作『ペール・ギュント』を、物語としての面白さを大切にしながら、自然で読みやすい日本語に訳した一冊。古典戯曲に馴染みのない読者にも、登場人物の息づかい、場面の躍動感、幻想的な世界の魅力が伝わるように仕上げました。「人は、本当に自分自身として生きられるのか?」その問いが、冒険譚の果てに静かに胸へ残る――
  • 古代世界の美を取り戻そうとした最後の異教皇帝ユリアヌスと、死してなお世界を変え続けるガリラヤ人との、壮絶な精神の戦い

    皇帝とガリラヤ人――全二部第一部「カエサルの背教」/第二部「皇帝ユリアヌス」キリスト教が帝国を覆い始めた四世紀。ローマ皇帝ユリアヌスは、失われつつあるギリシア・ローマの神々と、美と知恵に満ちた古代世界を復興しようとする。しかし、彼の前に立ちはだかったのは、軍隊でも、異国の王でもなかった。十字架上で死んだはずの「ガリラヤ人」――イエス・キリストが、人々の心の中に築いた、目には見えない帝国だった。青年ユリアヌスが信仰への疑念を深め、やがて皇帝として古代の神々を復活させようとする第一部「カエサルの背教」。そして、絶大な権力を手にしたユリアヌスが、キリスト教との対決、ペルシャ遠征、運命の予言に翻弄されながら、破滅へと突き進む第二部「皇帝ユリアヌス」。理想に燃える皇帝。彼を神の鞭と見るキリスト教徒。雄弁な追従者、沈黙する神々、裏切る神託、燃え上がる宗教対立――。「皇帝」と「ガリラヤ人」。地上の権力と魂の支配。肉体の帝国と精神の帝国。二つの世界の衝突の先に、イプセンが幻視した「第三の帝国」とは何か。本作は、『人形の家』『幽霊』『民衆の敵』などで知られるヘンリック・イプセンが、古代ローマ史を舞台に、人間の意志、信仰、権力、自由、運命を壮大なスケールで描いた歴史劇です。勝者とは誰なのか。皇帝か、ガリラヤ人か。それとも、両者を超えて来たるべき者なのか。思想劇でありながら、宮廷の駆け引き、宗教暴動、処刑、裏切り、遠征、戦場、皇帝の狂気と最期まで、劇的な展開が途切れることなく続きます。古代ローマ史や宗教史に関心のある方はもちろん、権力者の孤独と理想の崩壊を描く重厚な人間ドラマを読みたい方におすすめの一冊です。全二部を完全収録。古代世界の美を取り戻そうとした最後の異教皇帝ユリアヌスと、死してなお世界を変え続けるガリラヤ人との、壮絶な精神の戦いをお楽しみください。
  • 880(税込)
    著者:
    ディケンズ
    訳者:
    湊凛太朗
    レーベル: ことのは堂

    莫大な遺産をめぐって何十年も続く裁判――「ジャーンディス対ジャーンディス」。

    『ブリークハウス』――チャールズ・ディケンズの最高傑作を、現代日本語で鮮やかによみがえらせる。莫大な遺産をめぐって何十年も続く裁判――「ジャーンディス対ジャーンディス」。その果てしない訴訟に人生を奪われる若者たち、身分と秘密に引き裂かれる貴婦人、ロンドンの霧に包まれた貧民街、権力と偽善、愛と献身、そして静かな希望。『ブリークハウス』は、壮大な人間ドラマと鋭い社会風刺が融合した、チャールズ・ディケンズ円熟期を代表する傑作です。エスター・サマソンの静かな成長、リチャードとエイダの悲劇、レスター・デッドロック卿の誇り、そして数え切れない人々の人生が一本の糸となって結びつく感動の結末まで、ディケンズが描いた世界を余すことなくお楽しみいただけます。古典文学が初めての方にも、ディケンズを読み直したい方にも、自信を持っておすすめできる一冊です。霧のロンドンへ――。二百年近く読み継がれてきた名作。途中の中だるみ感さえ、現代の作品にはない、当時の空気感さえ感じます。ぜひ、この時代の緩やかな時の流れを感じながら、ご一読ください。
  • 海底都市ルルイエにて、死せるクトゥルフ夢見て待つ――。

    古代碑文の権威であった老教授の死。遺品の中から見つかった、奇怪な粘土の浅浮き彫り。若き彫刻家が夢に見た、緑色の石で築かれた巨大都市。ニューオーリンズの沼地で摘発された、名もなき邪教の儀式。そして南太平洋の海上で発見された、謎の漂流船。無関係に見えた断片が一つに結びつくとき、人類の歴史よりもはるかに古い恐怖が姿を現す。H・P・ラヴクラフトが生み出した怪奇文学の金字塔『クトゥルフの呼び声』は、のちに「クトゥルフ神話」と呼ばれる巨大な幻想体系の中心に位置する代表作である。ここに描かれる恐怖は、幽霊や悪魔の恐怖ではない。それは、人間の理解も道徳も届かない、宇宙そのものの暗黒である。「知ってしまうこと」そのものが恐怖になる。ラヴクラフト的宇宙恐怖の原点を、ここから体験してほしい。クトゥルフは眠っている。だが、その呼び声は、今もなお夢の奥から響いている。
  • 世界で最も恐ろしい「見えない怪物」の物語。

    あなたは、本当に「見えない恐怖」を想像できるでしょうか。ニューイングランドの片隅にある、地図から消えかけた寒村ダンウィッチ。そこでは古くから魔術、異形の儀式、そして人間ではない「何か」の噂が語り継がれてきました。異様な速度で成長する少年ウィルバー・ウェイトリー。夜ごと丘で行われる禁断の儀式。家畜が消え、村人が姿を消し、誰にも見えない巨大な存在が村を踏み潰していく――。やがて明らかになるのは、人類の常識そのものを覆す恐るべき真実。本作『ダンウィッチの怪』は、H・P・ラヴクラフトが創造したクトゥルフ神話の代表作であり、『クトゥルフの呼び声』『狂気の山脈にて』と並ぶ最高傑作の一つです。ホラーでありながら、恐怖の正体は幽霊でも悪魔でもありません。「宇宙そのものへの恐怖」。人間という存在の小ささを突きつける、唯一無二のコズミック・ホラーがここにあります。
  • 【裏切り、脱獄、そして完璧なリベンジ】世界一有名な「復讐サスペンス」にして、すべてのエンタメの頂点!婚約者を奪われ、友に裏切られ、終身刑となった男――。知略と圧倒的な財力を武器に、かつての仇敵たちをじわじわと破滅へと追い詰めていく。この快感は、150年以上経った今も全く色褪せません!「アニメや映画の元ネタとして気になっていた」「長編だけど、スマホでサクサク読める電子書籍で挑戦したい」そんなあなたにぴったりの一冊です。一度読み始めたらページをめくる手が止まらない、中毒性抜群の最高傑作。完訳をお手頃な価格で。あなたのライブラリにぜひ。
  • 南極大陸の奥地に、誰も足を踏み入れてはならない場所がある。ミスカトニック大学の地質学者ウィリアム・ダイアーは、かつて南極探検隊を率い、氷に閉ざされた白い荒野の果てで、人類の歴史を根底から覆す発見をした。そこには、ヒマラヤをも凌ぐ異様な山脈、氷の下に眠る超古代都市、そして地球誕生の記憶に触れる、あまりにも恐ろしい真実が存在していた。彼がいま沈黙を破るのは、名誉のためではない。これから同じ地へ向かおうとする探検隊を、何としても止めるためである。本作『狂気の山脈にて』は、H・P・ラヴクラフトによる宇宙的恐怖小説の代表作。極地探検、古生物学、失われた文明、禁断の知識が重なり合い、人間が世界の中心ではなかったという根源的な恐怖を描き出す。氷原の静寂の奥に眠っていたものは、怪物ではなく、地球そのものの秘密だった。そして、その秘密を知った者は、もはや元の世界へは戻れない。
  • 人間の心の奥底に潜む「闇」とは何か。

    19世紀末、ヨーロッパの帝国主義が世界を覆う時代。船乗りマーロウはアフリカ奥地のコンゴ川を遡り、謎の男 クルツ を探す旅へと出る。文明の名のもとに行われる暴力。理想と狂気の境界。そして、人間の内面に潜む暗黒。ジャングルの奥深くへ進むほど、マーロウは文明という仮面の裏に潜む人間の本質的な闇を目撃することになる。そして最後に響く言葉。「恐ろしい! 恐ろしい!」この短い叫びが意味するものとは何か。
  • スコットランドの妖精物語エリザベス・W・グリアソン著エリザベス・W・グリアソンの古典、スコットランドの妖精物語で、スコットランドの民話の魅力に浸りましょう。この貴重なコレクションは、ハイランドの荒々しい美しさと、妖精、ブラウニー、魔女、その他の神秘的な生き物の不朽の物語を融合させ、生き生きとしたスコットランドの妖精の話を再現します。巧みなストーリーテリングで知られるグリアソンは、全ての年齢の読者をスコットランドの文化遺産の豊かなテープストリーを探索する旅に誘います。湖や谷から古代の城に包まれた霧まで、各物語はスコットランドの民間伝承の精神と魅力に満ちています。グリアソンの詳細な描写と魅力的な物語は、読者を直接各話の中心に運び、まるでヘザーで覆われた丘を歩いているか、ささやく小川のそばに立っているかのように感じさせます。新しい冒険を求めるおとぎ話の愛好者、スコットランドの伝統にもっと深く潜りたいと思っている民俗学の鑑賞家、または単に想像力をかき立てられ、驚異の世界へと運ばれる物語のコレクションを探している人には欠かせない一冊です。グリアソンの作品は、スコットランドの民間伝承の遺産を保存するだけでなく、おとぎ話の想像力と普遍的な魅力を祝福します。これらの物語の魅力と知恵に魅了されながら、魔法が空気中に漂い、冒険がすぐに待ち受けている地への旅を始めましょう。スコットランドの妖精物語は、ただのおとぎ話のコレクション以上のものです。それは神秘的なものと日常が交差する領域への入り口であり、スコットランド自体の魂を垣間見る機会を提供します。
  • 『二都物語』――これは、二つの都市、二つの運命、二つの人生が交錯する、愛と自己犠牲を描いた世界的名作である。混沌のパリと穏やかなロンドンを舞台に、歴史に翻弄される人々の姿が、あなたの心を激しく揺さぶる。革命の荒波に呑まれながらも、無償の愛を貫く男の姿は、時代を超えて読み継がれる感動をもたらすだろう。さあ、ディケンズの描く圧巻のドラマに触れ、あなた自身の心の革命を体験しよう。
  • ――小柄な神父が、世界の闇を照らす。「人間の罪を知る者だけが、真実を見抜ける。」名探偵シャーロック・ホームズと並び称される“もう一人の古典的名探偵”――ブラウン神父。けれど彼は、天才でも、変人でも、華やかなヒーローでもない。黒い司祭服をまとった、物静かで、温厚で、どこにでもいそうな小柄な神父。しかしその胸の奥には、人間の弱さと罪を知り尽くした、深い洞察力がある。『ブラウン神父の純真』は、G.K.チェスタトンが生み出した伝説的短編集。収録されているのは、青い十字架秘密の庭奇妙な足音見えない男神のハンマー折れた剣の徴三つの死の道具など、推理小説史に残る傑作ばかり。密室、偽装、心理トリック、不可能犯罪――本格ミステリの原型が、ここにある。しかし、この作品がただの推理小説で終わらない理由は「罪」と「赦し」を描くからだ。彼はこう言う。「私は犯人を捕まえるのではない。彼の魂を救おうとするのです。」
  • 1896年に書かれたこの作品は、アメリカの未来を驚くほど正確に予見しているとされ、多くの読者を魅了し続けている。本書は、社会の分断、激しい選挙戦、そして大統領選後の混乱を描きながら、政治と権力の行方を問いかける。書かれた時代を考えれば、驚くほど現代にも通じるテーマが浮かび上がるのだ。まるで歴史が繰り返されるかのように、今を生きる私たちにも新たな視点を与えてくれるだろう。歴史の波に埋もれながらも、再び注目を浴びることになったこの物語を、ぜひ手に取ってみてほしい。予言的な小説として読むもよし、政治の本質を見つめる哲学的な作品として味わうもよし。過去からの警鐘を、あなたはどのように受け止めるだろうか?

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