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『本郷和人、雑誌を除く(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全89件

  • シリーズ175冊
    5831,595(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • シリーズ62冊
    01,089(税込)

    戦争の中で生きる希望を書き続けたアンネの短い生涯をいきいきと描くまんが人物伝。

    アンネは隠れ家の中で、架空の少女キティへの手紙の形で、日記を書き続けました。
    日記には、人種差別への抗議や、戦争が人びとにもたらす大きな悲しみと破壊、また、隠れ家の人たちの苦しみや異常な精神状態が、ありのまま記録されています。それだけでなく、隠れ家の中で、アンネが抱いた大きな希望、勇気、そして未来の夢や愛は、アンネがなくなって五○年たった今も世界中の若者に感動を与えているのです。(1996年発表作品)

    解説「六○○万人のアンネ」より 篠 光子

    【ご注意】※この作品は一部カラ―です。
    この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 1,034(税込)
    2026/7/22 (水) 配信予定
    著者:
    本郷和人
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    見方を変えることで、見えてくるもの
    日本史における激動の時代であり、人物が躍動した戦国期を、
    「合戦」「天下人」「家康の家臣操縦術」「戦国女性」の4テーマに分け、
    著者独自のミカタ(見方)で読み解いていく。
    たとえば――織田信長は、命をかけて死に立ち向かった者だけを認めた。
    どんなに有能でも、戦場で成果を残せなかった者、戦死してしまった者は
    「こっち側」に来られなかった者として認めなかった。ここに、信長の死生観と
    家臣評価の特徴がある。いっぽう、豊臣秀吉の家臣評価は文官優位。
    武将といえどもデスクワークができない者は評価しなかった――。
    見方を変えると、新たなおもしろさが発見できる!
    本書は、産経新聞の連載「本郷和人の日本史ナナメ読み」
    (2023年1月5日~2024年3月14日。現在は終了)を
    テーマごとに再構成して加筆修正し、新章・新原稿を加えたものです。

    (以下、目次より)
    ●それほど兵力差はなかった!? 桶狭間の戦い
    ●羽柴秀吉の機動力~中国大返しと美濃大返し
    ●関ヶ原の戦いの本質~石田三成の幻の防衛ライン
    ●秀吉の親族、その盛衰
    ●豊臣秀長ありせば……
    ●なぜ家康は天下を取れたのか
    ●家康の信仰~「東照」と「日光」の謎
    ●石川数正の出奔、本当の理由
    ●南光坊天海の謎
    ●四天王・本多忠勝~単なる軍事指揮官に非ず
    ●四天王・酒井忠次~二つの酒井家
    ●平岩親吉~家康が育んだ友情
    ●立花ギン千代~女城主、かつ名将の妻
    ●細川ガラシャ~その行為は自殺か、否か?
    ●山内一豊の妻~出世する家庭の共通項
    第一章 合戦
    第二章 天下人
    第三章 家康の家臣操縦術
    第四章 戦国女性
  • 『日本史のツボ』(文春新書)、『ヤバイ日本史』などで知られる人気歴史学者が、専門である鎌倉時代を舞台に、満を持して取り組んだ意欲作です。本郷さんは鎌倉時代の基本史料『現代語訳 吾妻鏡』の編者の一人でもあります。

    誰もが日本史上の重要トピックとして覚えた経験はあるが、敗れた後鳥羽上皇が隠岐島に島流しにされたこと、北条政子の演説で鎌倉武士がひとつにまとまったことくらいで、実はよく知られていない「承久の乱」。

    そもそも後鳥羽上皇はなぜ幕府に戦いを挑んだのか?
    「錦の御旗」を敵に回して勝利したリーダー、北条義時はどんな人物だったのか?

    それを理解するには、後鳥羽上皇が歴代天皇のなかでも指折りの文武に長けたカリスマだったこと、そして頼朝以降の鎌倉幕府で繰り広げられた、血で血を洗う「仁義なき政争」を知る必要がある、と本郷さんは説きます。

    さらにこの戦いは、朝廷と幕府の関係を決定的に変えました。以後、明治維新までのおよそ六百五十年間、武士が日本の政治を動かす時代となったのです。まさに承久の乱の起きた一二二一年こそ日本史の大きなターニングポイントといえます。

    日本史ブームの中、第一人者による決定版の登場です。

    主な内容
    ・鎌倉幕府の正体は「頼朝とその仲間たち」
    ・まったく異質だった武士の殺生観
    ・上皇の絶大な経済力
    ・北条氏よりも優遇された比企氏、平賀氏
    ・なぜ源氏将軍は三代で絶えたのか?
    ・血で血を洗う闘争に勝ち残った北条義時
    ・武士の切り崩しに成功した後鳥羽上皇
    ・実朝暗殺の“仕掛け人”は?
    ・戦いの本質は「在地領主vs.朝廷支配」だった
  • 「天下分け目の戦い」の定説、新説を徹底考察!
    本郷戦国史の決定版

    ●徳川家康は合戦前から天下人だった?
    ●“エリート官僚”石田三成の勘違い
    ●西軍最大の裏切り者は小早川秀秋なのか?

    わずか半日で決着がついた、日本史上稀な決戦「関ヶ原の戦い」。
    実は合戦以前に繰り広げられた外交戦、情報戦こそが天下を動かす上で大きな意味を持っていた。
    天下分け目の戦いにおける「失敗の本質」を人気教授が徹底考察。

    勝負は決戦前についていた
    ・「朝鮮出兵の恨み」だけが石田三成襲撃事件の原因か?
    ・家康は、秀吉子飼いの古参家臣を「婚姻外交」で取り込んだ
    ・前田利長は加賀征伐の発端「家康暗殺計画」に関与したのか?
    ・「無血」という政治的な解決は、結果的に高くつく
    ・家康は“プリンス”宇喜多秀家と小早川秀秋の弱みにつけ込んだ
    ・ケチな家康が、決戦前に伊達政宗や細川忠興へ大盤振る舞い
    ・宇喜多家、前田家、上杉家の中枢に居座ったスパイ「本多政重」
    ・安国寺恵瓊は家康を討つために毛利輝元を担いだ?
    ・「東西二分」を狙った三成vs「豊臣家の屈服」を目指した家康


    目次

    第一話 天下人の死
    第二話 秀吉政権の光と影
    第三話 亀裂
    第四話 利家vs家康
    第五話 三成失脚
    第六話 「加賀征伐」の謎
    第七話 プリンスたちへの工作
    第八話 「無血」というコスト
    第九話 会津征伐へ
    第十話 三成のクーデター
    第十一話 内府ちがいの条々
    第十二話 三成の「東西二分の計」
    第十三話 家康、逆襲体制を整える
    第十四話 本気の西軍、消極的な西軍
    第十六話 九月十五日
    第十七話 敗者たちの運命
    第十八話 東北の「関ヶ原」
    第十九話 九州の「関ヶ原」
    第二十話 「論功行賞」の論理
    最終話 新しい天下のかたち
  • 1,760(税込)
    著者:
    本郷和人
    出版社: 扶桑社

    こわい。けれど、目が離せない
    知られざる歴史の深淵が浮かび上がる!
    残酷で、切なくて、ときどき笑える――
    歴史学者が解き明かす「こわさ」の正体とは?

    歴史をこわいと感じるのは、残酷な出来事だけではありません。むしろ、自分たちの時代の価値観だけを絶対だと思い込み、過去の人々を簡単に裁いてしまうことです。人間の感覚は、時代とともに変わっていきます。そのことを忘れてしまうと、歴史はたちまち単純な善悪の物語になってしまう。
    歴史の「こわさ」は、案外そういうところに潜んでいるのかもしれません。――本文より

    【目次(一部)】
    ■第一章 古代 ~平安時代~ こわいのは、怨霊の祟りと穢れ
    平安京のリアルは『羅生門』にあり/貴族が恐れた「穢れの感染」/誰も実態を知らない「藤原氏の墓」のミステリー/「死臭が耐えられない」と書いたあの有名歌人/受験の神様が、実は平安時代最恐の怨霊だった/東京のオフィス街に祀られた「もう一人の怨霊」/陰陽師は霊能者ではなく、生活アドバイザーだった/藤原道長も気にした「恵方」

    ■第二章 中世① ~鎌倉時代・室町時代~ こわいのは、首をめぐる執念
    親子で殺し合った源氏の一族/敗者側の男は、子どもであっても殺される/家訓は「腹が立っても人を殺すな」/首を取ることは、武士の最大の手柄/武士社会の「首実検」という奇妙でこわい儀式/味方の首を足で踏みつけさせるという謎の拷問/笑っただけで領地没収!「くじ引き将軍」の恐怖政治/

    ■第三章 中世② ~戦国時代~ こわいのは、ある種の狂気に満ちた日常
    戦国時代、人々は本当にたくさん死んだのか?/謎に包まれた戦場の後始末/信長が、義弟の髑髏でお酒を飲んだ話の真偽/死んだあとまで辱める!秀吉がやった「死後の残酷」/〝わらび粉〟ひと握りでリンチ。村に広がる「こわい正義」/戦場の「首」には証人が必要だった/生首に笹をくわえさせた「笹の才蔵」/腹の切り方にも個性あり/腸を物干しに干した武士

    ■第四章 近世 ~江戸時代~ こわいのは政争と不条理
    参勤交代で貧乏に?家康のいじわる/殿様が死んだら五千人が失業/犬将軍は本当に暴君だったのか/捨て子も当たり前。命が軽い時代・江戸時代/大奥のトイレにちなんだ都市伝説/幕府のお金がなくなると、商人の財産を没収/日本中を震撼させた「四大人斬り」/お金で買い戻された吉田松陰の遺体/江戸時代の処刑は「見世物」だった/牢屋では気に入らない相手にウンコを食べさせた

    ■第五章 幕末 ~明治時代~ こわいのは、物騒な政府
    明治の元勲たちは、人殺しも多かった?/睾丸で死亡を確認された西郷隆盛/網走刑務所にまつわるこわい話/現代でも晒される江藤新平の生首/近代日本にも残る「首晒し」の心理……etc.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    どんな偉人にも「やばい」ところはある。
    妻に「うんこ」連発の手紙を送る豊臣秀吉、作家に大迷惑をかける編集者・蔦屋重三郎、地震が起きたら妻子を放ったらかして逃げる芥川龍之介……。
    そんな偉人の「すごい」と「やばい」を比べてみれば、ぐんと日本史がおもしろくなる!
    歴史がきっと好きになれる超入門書。
  • 1,320(税込)
    著者:
    本郷和人
    イラストレータ:
    小豆だるま
    著者:
    東滋実
    レーベル: ――

    歴史上のヒーローたちにも、詰んだ瞬間があった!
    うっかりミスや裏切り、やらかしやちょっとした油断で
    大ピンチにおちいった偉人たち。
    その姿は想像以上に人間くさくて、おもわず笑っちゃう!

    本書では、日本史の有名人たちが直面した
    「人生最大の詰んだ瞬間」と、そこからの「大逆転劇」に注目。
    コミカルなイラストが満載で、
    すべての漢字にふりがながふってあるから、
    歴史がニガテな子でもスイスイ読めます。
    2ページ読み切りで、朝読書にもぴったり。
    読み終えたときには、なんだか前向きになれる一冊です。

    \こんな人が登場/
    ・サイコパスすぎて、父から嫌われてしまったヤマトタケル
    ・なにもかもがイヤになり、海に身を投げた西郷隆盛
    ・おぼっちゃまからニート生活に転落した源頼朝
    ・留学先で知らないうちに奴隷にされていた高橋是清
    ・元天皇に矢を放った、平安時代のヤンキー・藤原隆家
    ・親友を説得しにいったら監禁された黒田官兵衛
    ・遭難して無人島でおしっこを飲んだジョン万次郎
    など、47人の「詰んだ」と「大逆転」を紹介しています。
  • 「応仁の乱がダラダラ長引いた本当の理由」「戦国時代、軍勢1万人の1カ月の必要経費は?」……。歴史学が長年見過ごしてきた鎌倉~戦国期の「軍事のリアル」とは? 書き下ろし論考「豊臣兄弟と軍事」を加えた新装版。
  • NHK大河『豊臣兄弟!』が
    血でつながるか、家でつながるか――。
    天皇から武士、戦国大名、そして明治の元勲まで、日本の歴史は「血縁」と「家」のせめぎあいの連続でした。

    本書では、平安貴族の婚姻制度から鎌倉幕府を支えた「平氏」たちの実像、室町・戦国時代の大名の家の論理、江戸の格式社会、そして明治維新後の華族制度までを縦断し、日本人がどのように「血」と「家」で権力を組み立ててきたかを読み解きます。

    ときに「血ではなく家だ!」と叫ばれ、ときに「万世一系」の神話が強調される。血筋にこだわる日本の姿と、それを相対化するダイナミズムの両方が浮かび上がります。

    さらに、本書は2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』とも響き合います。豊臣秀吉と弟・秀長の関係をはじめ、歴史の中心にいた人物たちの「家族関係」や「血縁」が、いかに時代を動かしてきたのか――。その知られざる力学を、本郷和人先生が軽妙かつ鋭く描き出します。

    「血縁」という視点から読むと、日本史はここまで面白くなる!
    これまでの定説を揺るがす発見と、人間くさいドラマに満ちた一冊です。
  • 本当は誰が一番えらいのか?
    「ナンバー2」という存在を通して、日本のリーダー像を考察する!

    この国では、昔から、あえてトップの立場に就くことはせず、ナンバー2の立場で権力を操る「美学」が存在する。
    摂政と関白を独占した藤原氏の頂点・藤原道長。文武両道の御家人として源氏二代将軍に重用された梶原景時。両大将として兄・尊氏とともに室町幕府を運営した足利直義。そして秀吉の名補佐役として天下獲りに貢献した豊臣秀長……といった日本史における多様なナンバー2たち。
    彼らの生き方を通して、本格的な下剋上がほぼ存在しなかった日本社会の本質を、人気の歴史学者が炙り出す!
  • 触れてはならぬ
    「公然の秘密」で読み解くと
    日本史は最高に面白い。

    待望の本郷史観、最新論考!

    現代のように恋愛が個人の結びつき
    ではなかった時代。
    恋愛や婚姻には「家」と「家」の利害関係があり
    個人の意思だけでは解決しない問題が生じ
    それが日本の歴史に大きな影響を及ぼしてきた。

    「生物学的な父」と「社会的な父」が異なる
    血統の不一致をもたらした「托卵」。

    時の権力者が抱く「嫉妬」が周囲を巻き込み
    生みだしてしまった悲劇。

    悪妻、恐妻と称されても「家」を存続させる
    使命を貫いた女たちの「貞節」。

    「家」の呪縛から逃れ
    奔放な性をと生を謳歌した「乱倫」。

    4つのキーワードで斬る
    人間の業と多様な価値観。
    これぞ歴史の醍醐味!
  • “過酷なテスト”で部下をふるいにかけた織田信長、真似の天才だった豊臣秀吉、とにかく華がないのになぜ家康は天下人になれたのか。「かぶき者」といわれた伊達政宗はパフォーマンスだけの人だったのか。本書は、知られざる戦国武将の素顔と功績、戦国史の謎を最新の歴史学を踏まえてひもときます。過大評価されている武将から過小評価されている武将まで、その素顔を東京大学史料編纂所教授が解説。
  • 「定説」と「新説」
    どちらが勝った負けたではない。
    没利害的な「真摯で健全な議論」が歴史学を前進させる!
    13の史実の深層がばっちり理解できる!

    ・「権門体制論」と「東国国家論」
    ・「鎌倉幕府の成立年次」探る
    ・「承久の乱」をめぐる新説
    ・北条時宗は「救国」の英雄か
    ・鎌倉幕府を倒したのは、後醍醐天皇か
    ・「応仁の乱」の本質
    ・異なる「江戸幕府成立年」の定義
    ・「鎖国はなかった説」の盲点……など
  • 歴史上に名を残した偉人たち。そんな偉人たちも、当時を生きたただの人間なのだ。
    完全無欠の人間を描いた「偉人伝」ではない、人間くさく、親しみのわく「人物伝」のはじまり、はじまり。

    豊臣秀吉、直江兼続、宮本武蔵、徳川光圀......。
    日本の歴史に燦然と輝く名を残し去って行った英傑たち。残された史料には、彼らの功績が伝えられている。
    しかし大名だって、剣豪だって、公家だって人間だ。明らかな短所だってある。
    彼らは何を考え、感じ、どう行動したのか。
    その生きざまを、大人気の歴史学者が大胆に語る!
  • 東大での講義をもとに歴史のポイントを語る

    東大史料編纂所に所属する本郷さんはふだん一般の学生への講義はありません。そのなかで2022年、東大駒場の教養課程(1,2年生)で、理系も含め、日本史専攻でない学生に「変革期にあらわれる日本のルール」をテーマに講義をしました。歴史はなぜ、いかにして動くのか? 東大での講義の内容をもとに、より分かりやすく、脱線もよりたっぷりと、新たに語り下ろしたものです。
  • もし、あのとき、こうだったら?
    日本史の「仮定」を解く!
    些細な出来事が、後の世情を変える大きな転換点に!
    だから、日本史はおもしろい!

    もしも、
    ・石橋山で、梶原景時が「源頼朝を見つけたぞ!」と叫んでいたら
    ・鎌倉武士たちに教養があったら
    ・足利尊氏が大好きな後醍醐天皇に反逆しなかったら
    ・畠山持国が、男としての自信にあふれていたら
    ・浅井長政が織田信長を裏切らなかったら
    ・本能寺の変の時、織田信忠が逃げていたら
    ――日本史はどうなっていたか!

    【本書より】
    歴史を紐解いてみると、一見些細に見える出来事が、後の世情を大きく変える転換点になることがあります。
    もし、一一八〇年の石橋山の戦いに敗れた源頼朝を、梶原景時が匿っていなければ、
    日本の歴史は少なからず変わっていたのではないか。そう僕は思っています。
    もしも、頼朝が死んでいた場合、在地領主たちが主人の元に集結し、政権を作り、独立を勝ち取るまでに、
    ここまでスムーズに事が運ばなかった可能性も考えられます。頼朝がいなければ、武士の政権というものが誕生するまでには、
    もう少し時間がかかり、武士の時代が到来するのは十年、二十年スパンで動きが遅れていたかもしれません。
    そうなれば、私たちの知る鎌倉時代やそれ以降の歴史が、今とは趣を変えていたとしても、決しておかしくはないのです。
  • 源義経の数ある武功伝説は真実か? 坂本龍馬は本当に薩長同盟・大政奉還の立役者だったのか? 上杉謙信は仁のために戦っていたのか? 歴史ファンを魅了するさまざまな伝説は果たして虚妄に過ぎないのか。日本史の英雄14人を取り巻く虚実を検証し、史実からその真実の姿を、大人気の東大学者がわかりやすく説明し読み解く一冊。嘘だらけの歴史に騙されたくない人のための「日本史」入門。
  • 江戸期の鎖国は嘘? 秀忠が天皇に激怒? 信長は英雄ではない? 中世から近代までの通説に「そんなバカな!」──人気歴史学者が〝威勢のいい学説〟を疑う。 「歴史研究者に大切なのは、史料を疑って読む。1つの事件の理解にも疑いをもつ。つまりは歴史に違和感をもつ、ということです。その上で、小さな違和感を拾い集め、定説に立ち向かう。それが新しい歴史理解を生む一歩となる。本書では、そうした試みを書いてみました」〈「文庫版のまえがき」より〉
  • 1,024(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 幻冬舎新書
    出版社: 幻冬舎

    弟・義経との小さな行き違いを大騒動に発展させて権力を手にし、鎌倉幕府を確立した源頼朝。抜擢されたことで激務に追われ、上司・信長への不満を溜めていった明智光秀。日本史の転換点となった対立・戦いのもとをたどると、日頃、誰もが経験するような「喧嘩」であることが多い。些細な喧嘩が、なぜ大きな戦いにまで発展してしまったのか。権力者は小さな火種をどう利用してきたのか。戦いを避けられる「もし」はなかったのか。平安時代から幕末までの10の「喧嘩」を、実証的に、かつ想像力を駆使して検証する
  • 大河ドラマ『光る君へ』が100倍面白くなる!
    史実の裏側に隠されたドロドロの人間模様
    情愛、嫉妬、寵愛、慕情……
    歴史を動かしたのは、男女の「欲」!

    ・天智天皇と弟の天武天皇は、ディープな「三角関係」だった!?
    ・『源氏物語』の紫式部や『枕草子』の清少納言の役割は恋愛の演出家
    ・五十代の平清盛と十八歳の祇王の関係が「愛人」でなく「恋人」だったワケ
    ・なぜ源頼朝は北条政子を深く愛したのか
    ・織田信長は女性に対して愛情が薄かった?
    ・無類のお姫様好きだった豊臣秀吉
    ・浜松時代の徳川家康に性欲がなかった可能性

    【目次】
    第1章 天皇家の「愛」と「憎しみ」
    第2章 『源氏物語』の時代は恋愛至上主義
    第3章 源頼朝が政子を大切にしたのはなぜか
    第4章 戦国時代の英雄と剛毅な妻たち
    第5章 「三英傑」の知られざる女性観
  • 1,045(税込)
    著者:
    本郷和人
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    戦国時代を終わらせた軍事革新とは?群雄割拠の戦国時代、並み居る武将たちを従え、天下統一を成し遂げた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。彼ら天下人は、いかにして軍事的・政治的勝利を収めるに至ったのか。本書は、3人が成し遂げた軍事革新を明らかにして、戦争と統治の本質に迫るものである。具体的には、織田軍の革新性、長篠の戦いで鉄砲よりも注目すべきこと、秀吉の奇策や大軍移動を可能にしたシステム、なぜ秀吉はデスクワークを重んじたのか、家康の性欲を減退させるほど苦しめた武将とは、家康の幕府防衛構想……など。戦国時代はどのように推移し、終焉したのか。その答えがここにある。
  • 990(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 宝島社新書
    出版社: 宝島社

    「夜這い」「盆踊りでの乱交」など戦前まで行われていた民俗文化の由来とは? しばしば言われる「性のタブーのない日本」ですが、本当に日本は性に大らかな国と言えるのか。2024年の大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部と『源氏物語』にも言及しつつ、性愛、恋愛、男女の歴史をひもといていきます。
  • 791(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ヒーローか、それとも普通の大名か?

    なぜ信長の出現によって戦国時代が終わりを告げたのか?歴史上類を見ない比叡山での大虐殺は他の武将による侵略と何が異なったのか、「天下武布」の判子が秘めた武士たちへの絶大な力とは──
    織田信長の行動から「時代が求めたもの」が見えてくる。
    革命的ヒーローか、凡庸な大名か。人気武将がゆえに頻出する信長研究に対し、東大の人気歴史学者が本気で答えを出すエキサイティングな書。文庫あとがき付。

    ※この電子書籍は2019年にトランスビューより刊行された『信長「歴史的人間」とは何か』を改題し刊行した文春文庫を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    黒幕を知れば日本社会がわかる
    この国をウラで動かした16人
    黒幕を知れば、この国の組織原理が見えてくる! 歴史の陰に隠れた真実を東京大学史料編纂所教授が大胆推理!

    北条政子 「尼将軍」の政治力
    信西 世襲の壁に阻まれ「黒幕」になった天才 
    海住山長房 後鳥羽挙兵に反対した実務貴族
    三宝院賢俊 「錦の御旗」を持ち帰った尊氏の密使
    高山左近 家康の陰謀から前田家を救った「意外な黒幕」
    伊奈忠次 家康から過小評価された民政家
    ほか
  • 人気歴史学者が定説・新説を覆す

    ●誰が「頼朝の助命」を嘆願したのか
    ●「実朝の首」はどこに消えた?
    ●『吾妻鏡』が書かない「粛清劇」

    なぜかくも陰惨な闘争が続いたのか

    『吾妻鏡』に頼朝が亡くなる前後の記事がないのは有名ですね。
    ぼくは今まで、まあそんなこともあるよね、とあまり真面目に考えていませんでした。
    ところが広常誅殺の前後も記事がない。これは偶然で済ませられるのでしょうか。(本文より)

    東京大学史料編纂所教授の新解釈

    〈目次〉

    はじめに

    第1章 鎌倉時代の武士の謎
      ◎源氏の一族・平賀氏とは
      ◎頼朝から重用され一門の筆頭に
      ◎大内氏が「七カ国守護」の訳
      ◎頼朝から愛された「暴れん坊」
      ◎合戦の「兵数」を吟味する
      ◎「実朝の首」はどこに消えた?
      ◎実朝が見た「母・北条政子」像

    第2章 鎌倉幕府を分析してみた
      ◎「文書のかたち」は変えられない
      ◎整合性のとれた説をつくるために
      ◎大内・平賀の拠点を奪った伊賀氏
      ◎梶原景時‖石田三成?
      ◎なぜ景時が弾劾を受けることになったのか
      ◎人物の「特質」に焦点
      ◎「武士政権」3パターン
      ◎『吾妻鏡』が書かない「粛清劇」
      ◎頼朝は朝廷に近づきすぎた

    第3章 人物像を掘り下げる
      ◎「武士の鑑」畠山重忠が悪役に?
      ◎文武両道の武人だった梶原景時
      ◎名将・韓信と義経の違い
      ◎義経の勝利は幸運だっただけ?
      ◎大将は自ら突撃しないはず
      ◎戦争にも「禁じ手」はある
      ◎頼朝が最も信頼した一族
      ◎なぜ安達盛長は北条に鞍替えしたのか

    第4章 古文書抜きに日本史は語れない
      ◎歴史研究者に向くタイプ
      ◎文書の出し方にも身分あり
      ◎中世文書は「形式」が重要
      ◎古文書は応用がきく
      ◎受取人のヒントは二重敬語にあり
      ◎貴族がキレる「超越」
      ◎異例の手紙が示す朝幕関係

    第5章 「実証」と「推測」
      ◎書き間違えこそ本物の証?
      ◎鎌倉幕府の草創担った文官
      ◎下文の数奇な運命
      ◎あなたたちの「実証」とはつまらないものなんだな
      ◎ガンプラ転売に思う「倫理」
      ◎部下を「下げつつ上げた」頼朝

    第6章 歴史研究者を悩ませる「自作自演」
      ◎後醍醐天皇が部下になりきった?
      ◎文書一枚が発想の転換の端緒に
      ◎歴史研究者を悩ませる天皇直筆の「自作自演」
      ◎忘却の大学者・平泉澄の「大発見」
      ◎権力者の私宅=役所?
      ◎一筋縄ではいかない事情
  • 幕府のトップとして武士を率いる「将軍」。源頼朝や徳川家康のように権威・権力を兼ね備え、強力なリーダーシップを発揮した大物だけではない。この国には、くじ引きで選ばれた将軍、子どもが50人いた「オットセイ将軍」、何もしなかったひ弱な将軍もいたのだ。そもそも将軍は誰が決めるのか、何をするのか。おなじみ本郷教授が、時代ごとに区分けされがちなアカデミズムの壁を乗り越えて日本の権力構造の謎に挑む、オドロキの将軍論。
  • 遣唐使からモンゴル来襲、ペリーの黒船来航から連合国軍による占領まで、日本が岐路に立たされる時、そこにはつねに「外圧」があった――。メディアでも人気の歴史学者と気鋭の国際政治学者が、対外関係の歴史から日本の今後を展望する。
  • 知られざる「死」の歴史を紐解く!
    首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか?

    ●憎き敵に、生首を踏ませて辱めた源義家
    ●処刑された首はどこへ行く?
    ●刀を呑み込む今井四郎、集団自殺の加茂一族……壮絶な武士の死に方
    ●なぜ、ペストは日本にやってこなかったのか?
    ●庶民の遺体があっても、悲しまない? 『明月記』に見る貴族の感覚
    ●政治闘争に敗れて左遷され、怨霊となった菅原道真
    ●悲惨な死に方をした天皇たちの名前にまつわる不思議
    ●日本でも万能薬として売られていたミイラ
    ●当時と現代における、大きな「死」への価値観の違い
  • 歴史の新たな一面を知る――あの偉業も、あの事件も、裏には「お金」があった!日本史にまつわるお金事情を繙く番組「この歴史、おいくら?」の調査データをもとに、新規情報をふんだんに盛り込んで書かれたのが本書である。具体的には、北条政子が買った夢の価格、武田信玄が払った山本勘助のスカウト料、浅野内匠頭と吉良上野介の経済力比較、激安だった徳川吉宗の朝食、勝海舟の曽祖父が購入した旗本株の価格、西南戦争の経済的意義など。現在のお金に換算することで、当時の状況が生々しく迫ってくる。楽しみながら、歴史の新たな一面を知ることができる意欲作。
  • 徳川家康とはどんな人物か? その生きざま、家臣団、軍事、政治・経済、外交、文化への関心……重要ポイントを徹底解説。頼朝、信長、秀吉とはまったく異なるリーダー像が浮かび上がる。
  • ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
        ぜんぶ、言っちゃうね。
     
    このままでは日本の歴史学は崩壊する!?
    歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記――。
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    歴史学は奥も闇も深い

    ●「物語の歴史」と「科学の歴史」の大きな違い
    ●時代が変われば歴史も変わる怖さ
    ●実証と単純実証は断じて違う
    ●皇国史観VS.実証主義の死闘
    ●教育者の一流≠研究者の一流
    ●修業時代とブラック寺院
    ●私は認められたかった
    ●「博士号」の激しすぎるインフレ
    ●「古代+京都」至上主義の嫌な感じ
    ●「生徒が考える」歴史教科書はNGだった
    ●歴史学衰退の主犯は大学受験
    ●私を批判する若い研究者たちへ
    ●唯物史観を超えるヒント
    ●網野史学にも検証が必要だ
    ●民衆からユートピアは生まれるか
    ●「日本史のIT化」は学問なのか
    ●次なる目標はヒストリカル・コミュニケーター

    本書のテーマは「歴史学者」、つまり歴史を研究するということの意味について考えること――だ。(中略)聞きようによっては、同僚や他の研究者の批判に聞こえてしまうようなところもあるかもしれないが、もちろん個人攻撃や人格攻撃などの意図はまったくない。あくまで学問的な批判だと考えていただければよい。ここまで心中を正直に吐露したのは本書が初めてであろう。

     幼年時代の私は、偉人伝などをはじめとする「物語」としての歴史にハマった。だが、本格的な歴史研究者を志すために大学に入ると、そこには「物語」などではない、「科学」という、まったく新しい様相の歴史が待ち構えていた。
     学生時代の私は、史料をひたすら読み込む「実証」という帰納的な歴史に魅了された。その一方で、いくつかの史実をつなげて仮説を組み立てようとする演繹的な歴史のもつ面白さにハマった時期もあった。だが、実証を好む人々からは「仮説」というものは徹底して異端視され、しばしば私も批判されることになった。
    さらに学びを深めるうちに、歴史学、歴史というものは決して悠久でも万古不易でもなく、それどころか、むしろその時代のもつ雰囲気や世論、世界の流れなどによって、簡単に姿を変えてしまう、ある意味恐ろしいものなのだという現実も知った。また、受験科目としての安直きわまりない「歴史」が、数多くの歴史嫌いを大量生産し、結果的に歴史という学問の著しい衰退を招いてしまっている事実にも言及したい。
     こうした機微な話は歴史の授業や歴史学の講義ではなかなか話題にならない。(「はじめに」を一部改稿)
  • 880(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「定説」も「最新学説」も一から見直そう!
    45のクエスチョンで日本史を総ざらい。

    人事、経済、組織、リーダー、国際環境――
    古代から近世まで「時代を動かす力」がわかる!

    【目次より】
    日本史は何の役に立つのか
    歴史用語を疑え
    史実とは何か 史料の使い方、疑い方
    流れを押さえる四つの視点
    世襲のメリット実力のメリット
    史料が少ない古代史を読み解くには
    ヤマト王権のフランチャイズ戦略
    「日本」をつくった警戒レベルMAXの外圧
    律令体制を税金問題として考えてみよう
    朝廷は全国を支配できていたか 「面」の支配と「点」の支配 
    貴族の地方放置が武士を育てた 平将門の乱を再評価する
    実はもろかった摂関政治
    東国の武士たちはなぜ流人の頼朝を担いだのか?
    どうして源氏将軍が絶えたのに鎌倉幕府は続いたのか
    元寇は本当は避けられた?
    「銭」に負けた得宗専制
    鎌倉幕府を倒したのは後醍醐天皇ではない
    応仁の乱は尊氏派vs直義派の最終決戦だった
    信長最大のライバルは一向宗だった
    江戸時代 近代から見るか、中世から見るか
    徳川幕府の名君と暗君
    「鎖国はなかった」説を外圧理論で考える
    江戸幕府を滅ぼした「働かないおじさん」問題 ほか
  • 戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。
    このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法や、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなども「盛って」語られてはいますが、学問的に価値のある資料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形……。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。

    ■第一章 合戦の真実
    ■第二章 戦術――ドラマのような「戦術」「戦法」はありえたか
    ■第三章 城――城攻め・籠城・補給・築城
    ■第四章 勝敗――勝利に必要な要素とは


    ◎内容例
    本当に軍師は存在したのか?
    川中島の戦いの勝者を考えるポイントは?
    奇襲は有効だったのか?
    なぜ城攻めをするのか?
    各城にどのくらいの兵力を置くか?
    お粗末すぎる日本の城壁
    合戦のコストを考える
    大将の討死は実は少ない
    関ケ原の戦いと指揮系統
    ほか……
  • 源頼朝亡き後、家督を継いだ頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、北条時代への移行期の真相に迫る。
  • 先の見えない時代こそ、歴史を学べ

    歴史から教訓を得て、いまに活かす。「歴史に学べ」とはよく言われるが、それはいったいどういうことなのか。本書は日本史における六つのターニングポイントをたどりなら、歴史を学ぶ上で、重要な理論や視点が身につけられるように構成されている。歴史を読み解く目、歴史を考える頭、歴史を語る言葉。東大教授が教える歴史の本質がわかる一冊。
  • いま決めなければ生き残れない!
    信長、秀吉、家康、元就、光秀……。彼らはそのとき、何を考えていたのか

    やわらかな語り口で最新研究を紹介しながら、
    通説にも疑問符!
    歴史家による実情の読み解きで、 真実の日本史が見えてくる。

    《過去に生きる人の意識をつかまえるのはきわめて難しい。(中略)あるときはぼくたちの常識がじゃまになる。でもあるときは常識を活用して史料の読解に当たらねばならない。そうした矛盾を止揚しながら考えを進めていく。要はバランス。バランスが大事なのです。》
    (「まえがき」より)

    東京大学史料編纂所の教授を務める著者が自らセレクト、解説を施した戦国武将たちの肖像画など、画像64枚を一挙収録。

    【主な内容】
    まえがき 史料とのつきあいはバランスが大事
    第1章 あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか
    第2章 「天下統一」という新概念はどう生まれたか
    第3章 部下・光秀が「本能寺」を決めた出来事
    第4章 「戦国最強の武将」は誰か
    第5章 武将たちが残した人生哲学
    第6章 執権北条氏、粛清政治の手法――戦国前夜(1)
    第7章 「大義名分」がない中世武士の感覚――戦国前夜(2)
    第8章 利休は強欲だから秀吉に殺されたのか
    第9章 「利休七哲」と徳川大奥
    第10章 武将の名から人間関係が見える
    第11章 家康と「信康切腹」と「長篠」
  • 中世から近代までの通説に
    「そんなバカな! 」

    人気歴史学者が“威勢のいい学説”を疑う

    ●江戸期の鎖国は噓?
    ●秀忠が天皇に激怒?
    ●信長は英雄ではない?

    島国であることが歴史の形成に大きな影響を与えた。
    だからこそ、外交を考えることがとりわけ重要になります。
    ぼくが「江戸時代の日本は鎖国していなかった」とする
    最近の近世史の解釈に執拗に疑いをもち、
    批判せざるを得ない理由がそこにあるのです。(本書より)

    歴史は疑問に満ちている

    〈主な内容〉
    第1章 江戸時代に鎖国はなかったのか
    第2章 2代将軍が天皇に激怒の「違和感」
    第3章 信長の「天下」とは京都周辺だけか
    第4章 なぜ西郷どんは大隈重信を嫌うのか
    第5章 「男と女」の立ち位置の行方
    第6章 天皇をめぐる歴史の謎
    第7章 夏目漱石のワケありな門人たち
    第8章 人物を語らない歴史研究でいいのか
  • 968(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: ――

    専門バカを疑え!
    軍事忌避は戦国史研究にもある

    東京大学史料編纂所
    本郷教授が定説を疑いまくる

    ●信長の兵力
    ●秀吉の行軍力
    ●信玄の城攻め
    ●謙信の用兵
    ●家康の「遺産」
    ●大名たちの忖度

    【主な内容】
    合戦史の「定説」は本当か――はじめに
    第1章 戦いを決する「兵力」の謎
    第2章 秀吉の天下取りと「行軍力」
    第3章 武将が「城を攻める」意外な理由
    第4章 関ケ原と大坂の陣にみる「大名」の実像
    第5章 信長・信玄たちの古戦場で見えること
    第6章 家康の隠れた「遺産」
    第7章 三成はなぜ「忖度」できなかったか

    《太平洋戦争に敗れた後、日本史という学問は大きく変わりました。……日本の国をリードしてきた将軍権力を構成する要素とは、大づかみには「軍事と政治」です。でも大学の歴史教育において、各時代の政治のありようを教えてくれる講義はあまたあっても、軍事を科学的に検討するような授業は見ない。社会への発信もほとんどない。だからへんな理解がまかり通ることもある。》(「はじめに」より)

    歴史は疑うから面白い
  • 日本は一つ、ではない。歴史も一つ、ではない。日本の歴史は、ぬるい……この国の歴史はこういうふうに動いてきた! 研究生活40年を経て辿り着いた6つの法則とは? 本郷日本史の集大成
  • 924(税込)
    著者:
    井上章一
    著者:
    本郷和人
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    日本には三つの国があった、武士を動かす「おねえさん力」、日本最初の絶対王政・室町幕府、寺は租税回避地、明治維新の陰のスポンサー……などなど、これまでの常識を覆し、日本史の新たな見方を提供する本格対談。京都史観の井上教授と関東史観の本郷教授がユーモアを交えながら時に対立、時に協調。ヘトヘトになるまで語り尽くした。語り口はやわらかく、おもしろいけれどかなり深いところまで掘り下げる。歴史ファンにはたまらない!
  • 昭和、平成、令和と変わり、いまや親子で歴史の知識や認識も大きく異なることがしばしばです。かつて1万円札の顔だった「聖徳太子」の肖像は「聖徳太子と伝えられる肖像画」となり、その存在も議論を呼んでいます。鎌倉幕府の始まりの年号といえば、1192年で「いい国作ろう」と覚えましたが、現在では1185年で「いい箱作ろう」という語呂合わせに。新事実や研究の進展で変わる日本史の教科書。その経緯や事例の紹介を通じて、新しい通説がわかる一冊です。
  • 出版業界で続く「日本史」ブーム。書籍も数多く刊行され、今や書店の一角を占めるまでに。そのブームのきっかけの一つが、東京大学史料編纂所・本郷和人先生が手掛けた著書の数々なのは間違いない。今回その本郷先生が「日本史×失敗」をテーマにした新刊を刊行! 元寇の原因は完全に鎌倉幕府側にあった? 生涯のライバル謙信、信玄共に跡取り問題でしくじったのはなぜ? 光秀重用は信長の失敗だったと言える? あの時、氏康が秀吉に頭を下げられていたならば? 日本史を彩る英雄たちの「失敗」を検証しつつ、そこからの学び、もしくは「もし成功していたら」という“if”を展開。失敗の中にこそ、豊かな“学び”はある!
  • 日本史研究者としてジャーナリズムの世界でも多面的に活躍している本郷和人・東大史料編纂所教授が令和改元をはさんだ1年余り、日経新聞日曜版に連載していた歴史エッセイ「日本史ひと模様」を一気読み! 
    連載の性格から時々刻々と移り変わる世相を枕に、歴史上の人物のタテマエを考察した連載は、本郷節とも言える自在な筆捌き、わかりやすい語り口ともあいまって、広範な読者を魅了したが、本書では一気読みによって、今も昔も変わらぬ日本人の思考・行動パターンが浮かび上がってくるのが最大の魅力と言えよう。
    取り上げる人物は専門である日本中世史から平氏、源氏、北条氏周辺の人物、そして戦国大名、明治の元勲まで時代的に多岐にわたる。「地位は権力を約束しない」「古文書や古記録が言及しない史実はある」「日記はウソをつく」「鎌倉時代に幕府という言葉はなかった」「秀吉の天下統一まで日本という言葉はなかった」「源氏と平氏は昔からのライバルではなかった」等々の日本史上の「タテマエ」の裏に隠された「ホンネ」をユニークな切り口で一刀両断、「実はこの事件にはこういう意味があった」「今も昔も日本人はこういう時にこう行動する」などと大胆不敵に解説していく59編。時代的にも身分的にも一見結びつかないような人物の意外な連関性を明らかにして刺激的であり、本郷氏の膨大な著作群、ひいては日本史を学び直すための最良の道しるべともなっている。
  • 924(税込)
    著者:
    本郷和人
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    中世を中心に、日本史の転換点、あるいは転換点を引き寄せる要因となった10以上の乱と変を読み解いたのが、本書である。背景、構図、経過、結果を明らかにし、当時の状況、人々が求めたものを考察する。個々の事例を掘り下げ、つなげることで、歴史を貫くものが見えてくる。この国では誰がどのような時に勝利し、敗れる者は何ゆえ敗れるのか。700年にわたる武士の時代を概観、日本および日本人の本質に迫る。
  • 古代最大の内戦・壬申の乱、室町幕府を確立させた中世の戦闘・青野ヶ原の戦い、近世最大の会戦・関ヶ原の戦い。三つの戦いはいずれも同じ地(不破=青野ヶ原=関ヶ原)で行なわれた。なぜ、この地だったのか? そして、その結果が歴史を大きく動かしたのはなぜなのか? この謎解きに、中世政治史を専門とする著者が挑む。歴史の醍醐味を味わえる、スリリングな1冊。
  • 武田騎馬隊の実力は?
    上杉謙信戦国最強の武将だった?
    なぜ20年も川中島で戦う必要があったのか
    後継者指名に失敗した信玄と謙信
    酒豪・上杉謙信の突然死と糖尿病

    織田信長の苛烈な愛情表現と男色
    信長はサイコパスだったのか
    「岐阜」という名に秘められた野望
    本能寺の変の動機を推理する
    「是非もなし」の意味すること

    拾った針を売り歩いた秀吉の幼少期
    誰にでも平気でゴマをすった秀吉
    「織田ブランド」のお姫様を次々妻に
    なぜ淀君だけが妊娠できたのか

    遺骨から復元された石田三成の顔
    三成が異例の大出世をした秘訣
    関ヶ原の裏切り者・小早川秀秋の酒癖
    三成はなぜ家康が許せなかったのか

    農民出身でも武士になれた
    再発見された「天皇」
    新選組の必殺技は「三対一」
    「鬼の副長」土方歳三の最後

    いいところのお坊ちゃんだった坂本龍馬
    龍馬は左利きの刺客に斬られた?
    浮かび上がった龍馬暗殺の黒幕
    人の話を聞ける男だった

    徳川慶喜カメラ、猟銃、自転車…の趣味三昧
    豚が大好きな元将軍
    敵前逃亡の理由
    武士道精神には見向きもせず
  • 鎌倉~戦国時代に足跡を残した8人のキーパーソン列伝。源頼朝、法然、九条道家、北条重時、足利尊氏、三宝院満済、細川政元、織田信長──彼らはなぜそのように行動し、周囲はどう受けとめたか。明快な視座で人物を捉え、一連の政治の流れを浮き彫りにする。
  • まだまだ知らないことばかり!

    日本という国はひとつの民族が、ひとつの言語を使い、ひとつの国家を形成して、長い長い歴史を持っていると習います。けれどそれは明治時代から戦前までの教育の名残です。では、どのように今の日本になったのか? 日本史を通して学びましょう。
  • 880(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    誰が一番偉いのか? 何故みんなが従うのか??
    なぜトップが責任をとらないのか???
    この国を動かす権力のリアルに迫る!

    将軍よりも執権よりも「家長」が強かった鎌倉幕府。上皇が複数い
    たら誰が一番偉いのか? 実力で抜擢すると貴族の人事は荒れる?
    日本史の出世と人事をつぶさに見ると、そこには意外な法則が!
    人気歴史学者が解き明かす「この国の権力のかたち」。

    出世と人事は何で決まってきたのか?
    ・上皇、女性天皇を生んだ「権力抗争」
    ・戦国大名の家柄をチェックすると
    ・「令和」がなぜいけないのか?
    ・貴族が悔しがる「超越」とは?
    ・僧侶の世界も家柄次第
    ・父が強すぎる武家の論理
    ・明治維新は特異な「実力主義」革命だった ほか

    ※この電子書籍は、2010年に文春新書から刊行された『天皇はなぜ万世一系なのか』を大幅増補し、再構成した新版を底本としています。「天皇と上皇どちらが偉いのか」「女性天皇を日本史から考える」「令和という年号への違和感」を新章として書き下ろしました。
  • 日本独特の“権謀の歴史”から学ぶ「現代社会を生き抜く方法」とは?

    日本独特の“権謀の歴史”から学ぶ「現代社会を生き抜く方法」とは?
     彼らは誰を謀ったのか、何に謀られたのか……日本史の闇に隠れた
     “権謀の歴史”から読み解く、日本独自の「企み」の構図とは? 
     現代社会に通じる「日本式裏工作」を見破る秘訣がこの1冊にある。

    【ここがポイント!】
     日本独自の「企み」は歴史によって実に巧妙に昇華されてきた。
     ビジネスマンよ、日本独自の「根回し」や「忖度」の源流を理解し、日本独自の「企み」に潰されないために歴史から学ぼう!
  • 教科書や通史は退屈だという人へ。東京大学史料編纂所教授が教える、新しい歴史の愉しみ方。たった漢字一字から歴史の森に分け入る、新感覚・日本史講義。日本史はまだまだ奥深い。
  • 外国では、退位した王・皇帝に特別な呼称はない。それは、王・皇帝という地位に権威・権力が付随し、いったん退位すれば、その権威・権力はすべて次の王・皇帝に引き継がれるからである。ところが日本では、退位した天皇は「上皇」と呼ばれ、ときに政治の実権を掌握してきた。上皇による政治=「院政」という言葉は、引退しても権力を手放さない実力者のあり方を指す表現にもなっている。では「上皇」とは、どのような存在だったのか? 200年ぶりの天皇譲位を前に、上皇の歴史を辿り、現代における天皇・皇室、そして日本と日本人を考えるための視座を提示する。
  • 897(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    日本史は暗記科目じゃない!
    天皇、土地、宗教、軍事、地域、女性、経済。七つのツボを押さえれば、日本史の流れが一気につかめる。
    最もコンパクトな日本通史、登場。
    大事なのは疑問を出す力、仮説を立てる力、そして常識の力。
    人気歴史学者が面白くかつ明快に日本史を解説する。

    「天下分け目の関ヶ原」は三度あった
    律令制は「絵に描いた餅」
    応仁の乱、本当の勝者は?
    銭が滅ぼした鎌倉幕府
    皇位継承 ヨコとタテの違い
    川中島の戦い、真の勝者は武田信玄
    貴族と武士の年収は一桁違う?
    などなど、目からウロコのトピックも満載
  • 1615年大坂の陣で、何が滅び、何が始まったのか? 敗者と勝者が、戦いのない日本を作った!
    TVでも人気、注目の本郷史観でNHK『真田丸』を読み解く。

    2016年NHK大河ドラマ『真田丸』の主人公としても話題の、戦国時代を代表する武将・真田幸村。
    なぜ幸村は、時代を超えて日本人の心をとらえて放さないのか。
    東京大学史料編纂所教授で、数々の戦国武将に関する著書を記し、大河ドラマで時代考証も務めた本郷和人氏による、「幸村のかっこよさ」を考えるオリジナリティ溢れる一冊。
  • 858(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    誰もが知っている「関ヶ原の戦い」も、ちょっと視点を変えるだけでまったく違った面が見えてくる。最新学説に独自の推理を盛り込めば、史実の裏側を覗く醍醐味が倍増。日本は一つになって平和になるのか、それとも、再び群雄割拠に戻って小競り合いが続くのか――。細川、前田、上杉ら大大名の動向を軸に、戦国最大にして最後の決戦前後の複雑な人間模様を描き出す。蘊蓄たっぷりの歴史講義72夜。
  • 1,034(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    戦国時代――。日本史上、最も過酷な時代に、武将たちは何を考え、どう行動したのか? 時に一瞬の迷いが一家滅亡を招き、時に果敢な決断が家運の隆盛につながる。「関ヶ原の戦い」という天下分け目の決戦を中心に、生き残りをかけた戦国武将たちの明暗を解き明かす。通説はもとより、最新の研究成果も積極的に紹介しながら、堅苦しくなりがちな歴史研究の最前線を、わかりやすく、面白く紹介していく。
  • 武士の登場から天下統一まで、中世は8つの「対立」で作られた!

    武士の時代、その闘争、そして武家政権とは何だったのか? 平清盛と源頼朝の対立から、鎌倉、南北朝、室町、戦国の世を経て、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の進めた天下統一事業まで。新解釈を鮮やかに示す。
  • 2,200(税込)
    監修:
    本郷和人
    レーベル: ――

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    私たちが日頃、何気なく渡っている「橋」。

    そこには、時を越えて受け継がれてきた人々の願いや、歴史の表舞台には現れないドラマ、そして驚くべき知恵が隠されています。

    本書は、日々交通で利用されている橋や浮世絵に描かれている橋、小説に登場する橋、季節の移ろいとともに姿を消す幻の橋など、北は北海道から南は沖縄まで121カ所の橋を巡る知的探訪書です。

    単なる建造物の記録にとどまらず、「なぜこの場所に、この形で架けられたのか?」という謎を紐解くことで、その土地の風土や歴史の裏に隠された意外な真実が鮮やかに浮かび上がります。

    ページをめくれば、まるで時空を超えた旅に出るような高揚感に包まれるはずです。
  • 元・東京大学史料編纂所教授の著者が日本史の語られ方に関する謎をすべて語り尽くします。日本史では英雄と敗者、栄えた時代と停滞した時代が整った姿で提示されますが、その整い方はありのままの姿でしょうか。史料に基づいて、「『主役像』を与えられた聖徳太子の正体」「本能寺の変をめぐる議論が決着しない理由」など人物像や時代像がいかにして形づくられてきたのかを解明します。

    【目次】
    序章 総論
    歴史を読む際の
    「立ち位置」を問い直す

    第1章 古代
    日本の始まりは、
    なぜいつも揺れ続けるのか

    第2章 中世(1)
    なぜ中世は
    「物語の時代」になったのか

    第3章 中世(2)
    戦国は本当に
    「実力の時代」だったのか

    第4章 近世
    安定した江戸時代は、
    なぜこれほど誤解されたのか

    第5章 近代
    なぜ近代史ほど、
    語りが単純になるのか

    【著者について】
    本郷和人(ほんごう かずと)
    1960年、東京都生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。元・東京大学史料編纂所教授。専門は日本中世政治史。とくに院政期から南北朝期にかけての政治構造や、貴族・武士の権力関係の変遷を中心に研究を重ねる。膨大な史料に基づいた実証と、現代的な視点を交えたわかりやすい通説批判に定評がある。近年はテレビや書籍などでも積極的に日本史の魅力を伝えており、多くの著書がある。主な著書に『変わる日本史の通説と教科書』(宝島社)、『日本史のツボ』『日本史を疑え』(ともに文藝春秋)などがある。

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