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GWコイン大還元祭

『文芸・小説、キャラ文芸、1円~』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全257件

  • シリーズ18冊
    286363(税込)
    著者:
    太田紫織
    イラスト:
    鉄雄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    美しいお嬢様が、骨と死体から謎を解く! 怖くないライトミステリ!!

    平凡な高校生の僕は、お屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女は普通じゃない。なんと骨が大好きで、骨と死体の状態から、真実を導くことが出来るのだ。そして僕まで事件に巻き込まれ……。
  • シリーズ22冊
    275374(税込)
    著者:
    松岡圭祐
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    完全書き下ろし! 松岡圭祐、待望の新シリーズ開演!!

    東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23歳──瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える! 書き下ろしシリーズ第1弾!!
  • シリーズ14冊
    583880(税込)

    第20回電撃小説大賞<大賞>受賞作品! 人口の3%が殺し屋の街・博多で、生き残るのは誰だ──!?

    「あなたには、どうしても殺したい人がいます。どうやって殺しますか?」 福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。 福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは──。 そして悪行が過ぎた時、『殺し屋殺し』は現れる──。
  • シリーズ2冊
    303(税込)

    どんな時も、君のために。

    小さな離島に住む僕。車いすに乗る少女・マチ。僕とマチは不仲だ。いつからかそうなってしまった。そんな二人が、島に住む変わったおっさん(自称天才科学者)の発明したタイムマシン(死語)によって、時空を超えた。はじめは二人はどこにいるのかわからなかった。なぜなら、島の景観なんて、十年やそこらじゃあまり変わらないから。僕たちが 『過去』 に来たと分かったのは、自分の足で全力で向こうから走ってくる、『小さいマチ』 を見たからだ。僕は驚き、そして思いつく。やり直すことができると。ずっと後悔していたことを、この、過去という 『現在』 で。
  • シリーズ6冊
    275352(税込)
    著者:
    松岡圭祐
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    250万部突破のQシリーズ、姉妹編開始!

    掟破りの推理法で真相を解明する水平思考──ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。中卒だった彼女は如何にして閃きの小悪魔と化したのか? 鑑定家の凜田莉子、『週刊角川』の小笠原らとともに挑む知の冒険、ここに開幕。人の死なないミステリ最高峰、αシリーズ第1弾!
  • シリーズ21冊
    594770(税込)
    著者:
    櫛木理宇
    イラスト:
    ヤマウチシズ
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    第19回日本ホラー小説賞読者賞、第25回小説すばる新人賞を受賞した新鋭が贈る、青春オカルトミステリ!

    八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので……。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞の青春オカルトミステリ!
  • 神様にだって願いはある! フリーターの良彦が命じられたのは、神様たちの御用聞き(パシリ)だった!?

    神様たちの御用を聞いて回る人間──“御用人”。ある日突然、フリーターの良彦は、狐神からその役目を命じられた。膝を壊して野球の道を諦め、おまけに就職先まで失った良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり……!? 特殊能力もない、不思議な道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。けれどそこには、確かに神々の「秘めたる願い」があった。
  • シリーズ2冊
    292627(税込)
    著者:
    甲田学人
    イラスト:
    三日月かける
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    甲田学人が描く幻想奇譚短編連作集! そして、もう一つの『Missing』──。

    「君の奥底に眠る『願望(のぞみ)』は───何だね?」 小学校の校庭に立つ大きな桜の木。この桜は子供を攫う。咲が子供の頃、目の前で親友が桜の花びらに沈み、消えた。風が薙ぎ、桜色のさざなみが立つ時、咲は悪寒とともに明確な危険を感じる。──桜の花びらは危険だ。そして、親友のことを想い続け、魔女と出会った彼女は、密かに願う。 これは、『Missing』シリーズの夜色(ヨルイロ)の外套(マント)を身に纏った魔人と、魔女・十叶詠子が紡ぐ物語。そして二人の出会いとは──。 甲田学人が放つ渾身の幻想奇譚短編連作集、メディアワークス文庫『 -怪- 』と連動し、待望の文庫化!
  • 314(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    三秋縋
    出版社: KADOKAWA

    いなくなる人のこと、好きになっても、仕方ないんですけどね。

    どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。 未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。 ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。 (原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』)
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    『時間』 は気まぐれな性格で、ふとしたときに『奇跡』を運んでくれる。

    『携帯電波』 ―― 少女が台所で偶然見つけた携帯電話。耳を傾けた向こう側には、もう一人の自分がいて……。 『未来を待った男』 ―― この時代にタイムトラベラーを呼び寄せる。それが男の目標だった。『やり直したいことがある』 のだという。そして、ついにその時が訪れる。 『ベストオーダー』 ―― 四人の俺が、同じ場所に現れた。自分自身が複数いるこの状況を前に、俺達四人はしばし考えた後、全員で共謀し、『完全犯罪』 を企てる。 ほか、書き下ろし短編 『時間のおとしもの』 を含む、時間に囚われた人間たちの、淡く切ない短編集。
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    同情の余地なんかない。

    彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくてもわかる日々。 そして今日。 思い切って結婚を彼女に持ち出してみた。下手に出て、お伺いしてみる。恐る恐る顔を上げて反応を確かめると、非常に希少なものが拝めた。 彼女がにたにたと、ともすれば意地悪く見えるほどにやついている。 つまり、良いよ、ということ? やったぁ……と、思ったその瞬間。あんな、あんなことが起こるなんて。 それから、僕のもう一つの人生は始まった。
  • シリーズ2冊
    292314(税込)

    これは『閃かない』ぼくと、『白桃姫』トウキの探偵物語だ。

    ぼくの名前は花咲太郎。探偵だ。浮気調査依頼が大事件となる素晴らしい探偵事務所に務め、日々迷子犬を探す仕事に明け暮れている。 ……にもかかわらず、皆さんはぼくの職業が公になるやいなや、期待に目を輝かせて見つめてくる。刹那の閃きで事態を看破する名推理をして、最良の結末を提供してくれるのだろうと。 残念ながらぼくは犬猫専門で、そしてロリコンだ。最愛の美少女・トウキが隣で睨んできてゾクゾクした。悪寒はそれだけじゃない。眼前には、真っ赤に乾いた死体まである。……ぼくに過度な期待は謹んで欲しいんだけどな。これは、『閃かない探偵』ことぼくと、『白桃姫』ことトウキの探偵物語だ。
  • シリーズ21冊
    638726(税込)
    著者:
    雪村花菜
    イラスト:
    桐矢 隆
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    これは、30歳過ぎで入宮しすることになった「型破り」な皇后の後宮物語

    女性ながら最強の軍人として名を馳せていた小玉。だが、何の因果か、30歳を過ぎても独身だった彼女が皇后に選ばれ、女の嫉妬と欲望渦巻く後宮「紅霞宮」に入ることになり――!? 第二回ラノベ文芸賞金賞受賞作。
  • 325(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    ある日、ゴミ箱のゴミがひとりでに増えた。 それが『彼女』との触れあいのはじまり。

    ある日。とあるアパートの住人、神 喜助(じん きすけ)のゴミ箱の中身が、ひとりでに増えた。ここの住人の誰かのゴミが、何故か転送されてきている。糸くず、美しい髪の毛、小説の下書き、そして『恥ずかしいポエム』。 しかし、読んでいるこちらが赤面するそのポエムは、どうやら『遺書』らしい。つまり、ここの住人の誰かが、死のうとしている? 自殺防止に奔走したり、女子中学生の援助交際を諭したり。 神(のゴミ箱)のお告げにより、退屈だった彼の人生は、ささやかに動き始めた。 これは、『どこかとつながっている』ゴミ箱を巡る、すこし不思議な住人たちの物語。
  • 314(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    私が書いた小説の通りに起こる連続殺人事件。 我が小説を『模倣』する犯人は誰だ? いや、まさか。

    私は小説家だ。そしてこれは私の小説だ。私が心血を注いだ惨殺があり、私が身を削るように描いた苦悩がある。文の始まりから果てまで、すべてが私だ。 事件は私の書いた小説の通りに起きていた。犠牲者、殺害の方法、現場の描写。すべてが私の描いたとおりに。 私の見る『小説』通りに。 こんな殺し方ができるのは誰だ。こんな小説が書けるのは、なぜだ。 警察も、被害者も、加害者も私を疑う。『犯人』と決めつける。 だが私は『犯人』ではない。 私は、小説家なのだ。
  • その美しい女性は優れた古書の知識で、謎と秘密を解き明かす

    鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。
  • 336(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    どーでもよくて、とてもたいせつな、それぞれの事情。――カツ丼 六百六十円。

    世の中には、いろんな人たちがいる。男と女。彼氏と彼女。親と子供。先生と生徒。そして爺ちゃんや婆ちゃんとか。その中には、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。あるところに、年齢も性別も性格もバラバラな「ダメ」と「しっかり」な男女がいた。それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。入間人間が贈る、日常系青春群像ストーリー。
  • シリーズ24冊
    594880(税込)
    著者:
    藤木稟
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    修道院でおこった殺人事件の謎を解け! 天才神父コンビの事件簿、開幕!!

    天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。2人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ2人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が2人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し──。天才神父コンビの事件簿、開幕!
  • シリーズ2冊
    314325(税込)

    お人好しの青年と不思議なうさぎが織りなす一風変わった『縁結び』の物語。

    大学の自治会で忙しく働く毎日を送っていた青年・波多野ゆかりくんは、あるとき謎の白うさぎと出会いました。いきなり喋った彼もとい「うさぎさん」は、なんとその自慢の長い耳で人の『縁』の紐を結んだり、ハサミのようにちょきんとやったり出来るのだそうです。そしてうさぎさんは、ゆかりくんにもその『縁』を見る力があると言います。そうして二人は、恋人や親友、家族など様々な『縁』のトラブルに巻き込まれ……? 誰かの『ご縁』をめぐってゆかりくんとうさぎさんが大活躍!?とても愉快でちょっと切ないハートウォーミング・ストーリー登場。
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    三秋縋
    出版社: KADOKAWA

    願いってのは、腹立たしいことに、願うのをやめた頃に叶うものなんだ。

    二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。 しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目の付けを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。――そして十八歳の春、僕は「代役」と出会うんだ。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。 ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。
  • コンビニ家族奮闘記!?

    社会人の長男
    思春期の妹
    部活命の次男
    保育園児の三男
    きょうだいで最高のデリ美味コンビニ目指します!

    両親が事故死し、料理人を目指す蒼太は、受験生で思春期の妹、部活命の弟、保育園児の 弟を抱え、家業のコンビニを切り盛りすることに!! 妹弟を引き取ると言いだす親族、土 地を狙う不動産屋、幼い弟の世話、妹との間に入った小さな亀裂…次々と難事が降りかか る社家に、縫いぐるみに宿った神様が味方についた!? おかしな神様の力も借りつつ蒼太 は妹弟とともに、得意の料理でコンビニデリを盛り上げようとして…!?

    鈴木次郎・装画
  • 「あなたの愛、私に買い取らせていただけませんか?」

    ある過去から「お金で買えないものはない」と思っている大学生の山科俊介はひょんなことから参加した合コンで社長令嬢・御陵雛乃と出会う。
    将来親の決めた相手と結婚することが決まっている雛乃は、短い間でもいい、映画のような恋をしたいと期間限定の恋人契約を俊介に持ちかける。
    条件の良さに惹かれた俊介は雛乃の申し出を受け入れるが、偽りのデートを重ねる度に冷たいお嬢様かと思っていた雛乃が驚くほど可愛らしく、風変わりな雇用関係は意外と楽しいと感じるようになる。
    しかし、この関係にはタイムリミットがあり……。
  • 314(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    これは、傍にいて欲しい、もっと知りたいと願う『もう片方』との巡り合わせのお話だ。

    「あ?」 僕の乗っているバスが、交通事故に巻き込まれた。隕石が落ちてきたような、とても大きい音がした。それと同時に、僕の隣に偶然座っていた、とてもかわいい女の子と、激しくぶつかりあう。 事故に遭ったことを瞬時に理解できず、僕の頭の中は真っ白になっていた。唯一記憶しているのは、その衝撃によって、自分の『右目』を失ってしまったこと。そして、隣に座っていたかわいい女の子と、ファーストキスを交わしたこと――。 『片目』と『初恋』を描く『静電気の季節』ほか、『ひかりの消える朝』『みんなおかしい(ぼく含む)』、最新書きおろしエピソードを加えた短編集。
  • 303(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    第20回電撃小説大賞<金賞>受賞作品! 生きながらも七不思議となった中崎くんのちょっぴり切ないミステリアス・ファンタジー。

    石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙に浮かぶ袴姿の彼女は、高らかに不吉な言葉を彼に投げかけるのだった。 「おめでとう、お主はこの学校の新しい七不思議に選ばれた」 なんと彼は七不思議の引き継ぎに、仮登録されてしまったのだ! そして、とまどいながらも、テンコとともに学校で起こる事件を解決していくことになるのだが……。 七不思議の一つとなった少年の日々を綴った、思わずもう一度読み返したくなるミステリアス・ファンタジー。
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    好きであることを明かすことができない。 そんな、いつも空回りするあなたに贈る本。

    なんとなく 『彼女』 を好きにならないといけない気がする。そのためには 『彼女』 と一緒にどこかへ出かけたり遊んだりしないといけない。 今年で俺と彼女は大学三年生。この一年をのんきに過ごしてしまったら、就職活動も控えて、顔を合わせる機会は激減するだろう。 だからこの一年が、彼女と暢気に過ごす最後の年と言っても良い。その一年の間に、俺は 『それ』 を見つけたいと祈った。 これは、優柔不断な大学生の 『俺』 が過ごす一年間の記録だ。必ず、一年の間に見つけなければ。 彼女を好きになる方法を。
  • 終われぬ恋をすくう探偵と、恋をなくした見習い助手の織り成す、青春“失恋”物語。

    この道立宇田路中央高校にまことしやかに伝えられる、「不思議な噂」がある。 失恋探偵。それは、正しく終われなかった恋を終わらせてくれる探偵なのだという。 幼馴染への失恋をきっかけに「恋する気持ち」をなくしてしまった少女・零は、失恋探偵を名乗る優しい少年と出会う。彼の見習い助手となった零は、いくつかの恋の終わりに立ち会い、そして……。 「……どんな気持ちも、いつかは消えてしまうの?」 「恋は、終わり際が肝心なんですよ」 青春のいたみを優しく、しかしあざやかに描き出す、青春“失恋”物語。
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    眠れない夜を生きる少女たちの失花園

    誰にでも、失いたくない楽園がある。息苦しいほどに幸せな安住の地。しかしだからこそ、それを失う痛みは耐え難いほどに切ない。 誰にでも優しいお人好しのエカ、漫画のキャラや俳優をダーリンと呼ぶマル、男装が似合いそうなオズ、毒舌家でどこか大人びているシバ。花園に生きる女子高生4人が過ごす青春のリアルな一瞬を、四季の移り変わりとともに鮮やかに切り取っていく。壊れやすく繊細な少女たちが、楽園に見るものは――。 『ミミズクと夜の王』 の紅玉いづきが挑む、初の現代小説
  • シリーズ18冊
    616792(税込)
    著者:
    桑原水菜
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「鬼の手」を持つ天才発掘師・西原無量の事件ファイル!

    永倉萌絵が勤める亀石発掘派遣事務所には、絶対的エースがいる。世紀の発見を繰り返し、天才発掘師と名高い西原無量、その人だ。奈良の古墳から出土した宝玉をめぐり、無量たちの周囲に暗い影が迫る!
    ※本書は、二〇一一年十二月に刊行された小社単行本『ほうらいの海翡翠 西原無量のレリック・ファイル』を加筆修正・改題の上、文庫化したものが底本です。
  • 嘘から始まったニセモノ兄妹がおくるほんのり奇妙でどこかおかしい謎解き物語。

    名探偵・神條拓真宅に忍び込んだ泥棒青年。彼が出会ったのは、棚を物色している見知らぬ一人の泥棒少女だった。 「私はあなたの妹ですよ。お兄さん。可愛い妹の顔を忘れてしまったのですか?」「実の妹の顔を忘れるなんて兄失格だな」──お互い「誰だ?」と探り合いながらも初対面でこんな嘘をつき合う二人が、なぜかコンビの探偵として奇妙な事件を解くことに……!? 「嘘は嫌いだ」というこの泥棒青年・神條久人も、先客の泥棒少女・柳野花も、一人では解けない心の嘘を抱えて生きている。そんな歪んだ二人がこの家で出会ったことには、何か理由があるようで……!?
  • 303(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    果てのない砂漠(ここ)には、蜃気楼の美女しかいない。 人生の潤いが枯渇した場所。それが──

    男子校、だ。 頭髪の自由はなく(例外あり)、携帯電話は悪の枢軸で、もちろん華やかな青春なんて皆無。三年間、僕らが進み続けるのは砂の海。そう、『砂漠』というわけだ。 そんな男子校に、訳あって集ったのは、全く意味のないイケメンフェイスを持つ長髪野郎、モンゴルから柔道のために砂漠に来た留学生、高校生の代名詞である丸坊主の元・野球少年、そして、そんな悪友たちと虚しい青春を謳歌する僕だ。 四人が歩くその先には、無限の砂漠と蜃気楼の美女しかいない。 今日も僕らの雨乞い(ボーイズライフ)が始まる。
  • ドジでトロくて、でも前向きな!? 新人アイドル奮闘記!

    経営難の家業を救うため、オーディションを受け見事合格した新人アイドルの朝霧ちとせ。すぐにお金が稼げると思いきや、売れない日々が続くばかり。果たしてスターダムに立てるのか!? ちとせの挑戦が始まる!
  • 358(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    冴えない男子高生4人組のひと夏を描く、爽快部活物語!!

    「なぎなたをやってみませんか?」 自分に自信がない翔、翔の幼馴染みでグレ気味な孝二、女子に夢中なお調子者の泰誠、寡黙でストイックな拓弥。 屋上で青春を無駄遣いする元剣道部の4人組は、新任教師の草薙から男子なぎなた部の創設を持ちかけられる。 競技人口のほとんどが女子のなぎなた。初めは入部を渋る4人だが、打ち込む物が欲しい、好きな子に良く思われたい、強くなりたい。それぞれの理由を胸に入部を決める。 男子高生達の爽快部活物語。
  • シリーズ2冊
    649671(税込)
    著者:
    秋目人
    出版社: KADOKAWA

    騙りつくすことで運命を切り開いた少年を描く、痛快な時代ロマン小説

    何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。 ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。このままでは、漫然と死を待つだけだ……そう考えた彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう ―― すべては生き抜くために。 頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。
  • 303(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    第19回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞! 少年よ、キラキラせよ! 剣を失った少年は今、夏の風に吹かれ、槍を手にした。

    剣道界で神童と呼ばれながら、師である祖父の死をきっかけに竹刀を握れなくなった天才剣士・天智。彼の運命を変えたのは、一人の少女との出会いだった。高校に入学したある日、天智は体育館の前で不思議な音を耳にする。それは、木製の槍で突き合う競技、槍道の音だった。強引でマイペース、だけど向日葵のように明るい同級生・里佳に巻きこまれ、天智は槍道部に入部することになる。 槍道部では、里佳のほかにも個性豊かな部員達が天智を待っていた。剣を置いた少年は今、夏の風を感じ、槍を手にする。第19回電撃小説大賞〈選考委員奨励賞〉受賞作!
  • 青春と恋の薫りをのせた、
    極上のスパイスカレーを召し上がれ。

    白いネコが導く、ちょっと大人の青春物語。

    得意料理はスパイスカレー。無職。彼女にフラれたて。
    そんな僕・松本は、不思議な白いネコに導かれ、
    十数年ぶりに幼馴染の中村と再会。
    二人で間借りカレー店を始めたが、来店した「カレー予備校」の生徒・成宮さんに
    こう言われてしまう。「趣味でここまで作れるのは凄い」と。

    趣味ではなく、本気でやりたい。

    僕たちはカレーの世界の有名人が揃う予備校に通い始めた。
    自分たちの「本気」をつかみ取るために。
    そして、仲間たちと「究極のミールス」を作り上げるために――。
  • シリーズ22冊
    594990(税込)
    著者:
    神永学
    装画:
    鈴木康士
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    晴香はある騒動について相談するため、霊を見たり、会話したりする能力を持つ青年・斉藤八雲を訪ね、調査を依頼する

    学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!? 女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人……次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場!!
  • 358(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    関連書籍累計190万部の著者によるベストセラー、ついに文庫化!

    空を自由に飛びたいわけじゃない。僕が望むのは、普通の人のまわりに、当たり前にあるべきもの。漢字二文字で、世界の在り方を大きく変えてしまうもの。 友達。 僕はそれが、欲しい。 僕は独りぼっちだ。僕は祈る。どうか届け。奇跡よ、降臨せよ。すべてはあの忌まわしき楽園、秘密基地から抜け出す為に。
  • 告白、復讐、秘密!? 5年前の様々な想いを抱えた面々に訪れた同窓会の珍騒動とは──。

    高校を卒業して5年ぶりの同窓会は様々な想いを抱えて参加する者ばかり。泉谷美貴もその一人で、性格が真逆な双子の姉・夕貴に扮装し、ある人に想いを告げるためやってきたのだが──。 サプライズの殺人事件や毒入りカクテルを使った復讐、ストーカーによる入れ替わりなど、次から次へと珍騒動が巻き起こり、事態は思いも寄らぬ方向へ。そして、ついに隠していた同窓会の存在が夕貴にバレ、会場で鉢合わせ!?ピンチを迎えた美貴の恋の結末は──? 第18回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作者が贈る、ハートフル喜劇!
  • シリーズ3冊
    314347(税込)
    著者:
    十三湊
    出版社: KADOKAWA

    第20回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞作品! サイバー犯罪と戦う捜査官たちの熱い活躍と不器用な恋愛模様が交錯する超娯楽大作!

    脳とコンピュータを接続するブレイン・マシン・インターフェイス、通称BMIが世界でも一般化している近未来。海外から苛烈なサイバー攻撃にさらされた日本政府は、サイバー空間での治安確保を目的に新機関「情報通信保安庁」を設立する。 だが、それを嘲笑うかのように、コンピュータ・ウィルスによる無差別大量殺人が発生。神を名乗る謎の犯人を追う情報通信保安庁警備部・御崎蒼司は、その一方で、恋愛に鈍感な美しい同僚に翻弄されるのだった――。 スリリングな捜査ドラマと、不器用な恋愛模様が交錯する、超エンタテインメント作品!
  • 347(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    上野 遊
    出版社: KADOKAWA

    天国へ旅立ち忘れた子供達と、彼らの先生になった青年の、心の再生を描く優しい愛の物語。

    ある事情で子供の頃からの夢だった教職を辞め、フリーター生活を送っていた青年、生田覚は、友人から離島での教師の職を勧められる。 島を訪れた覚を待っていたのは、たくさんの猫と美しい巫女。そして、天国に旅立ち忘れた4人の子供達の幽霊だった。そう、覚が頼まれたのは、「幽霊の子供達の先生」になることだったのだ。 最初は拒否する覚だったが、子供達と交流するうち、彼らを新しい世界へ卒業させることを決心するのだが――。 猫の住む島を舞台に、青年と子供達の心の再生を描いた優しい愛の物語。
  • 616(税込)
    著者:
    淡路帆希
    イラスト:
    えいひ
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    「シースティ。君を悲しませたりしない。この先ずっと」

    『星の災禍』という天災により故郷と家族を失ったラッカウス。その真実を探るため禁忌の森に忍び込んだ彼は、無垢なる少女シースティと出会う。だが、その邂逅は、触れてはいけない世界の秘密に繋がっていて……?
  • くだらなくって可笑しい。そんな分析で、日常の裏の裏まで、楽しんでみませんか?

    ふんわり可憐なその容姿に似合わず、日常のどんなものにでも首を突っ込んで、分析しなければ気が済まないちょっぴり残念な女子大生、葵子。 バイト先で、ふと訪れた喫茶店で、大学の研究室で──葵子は今日もどこからか、日常に隠れた分析の種を見つけてくる。 くすりと笑う彼女の唇から転がり出す、冗談めかした分析。それは、つまらない日常の色をがらりと変える。くだらなくって可笑しくて、けれどちょっぴり温かい、日常の謎の真相とは……。 軽妙に二転三転する論理が楽しい、おもちゃ箱みたいな日常分析ミステリ登場!
  • 330(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    上総朋大
    イラスト:
    chiyoko
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    文系家政夫が綴る、理系魔女のマジカル・ロジカル・ミステリー

    アイカは、最年少で特級魔法学士になり最短でその免許を剥奪された変わり者。切れ者でもある彼女は、警察が匙を投げた事件を次々解決する。助手のユートは彼女の代わりに家事をこなしながら事件の顛末を本に記し……  〈電子特別版〉として、著者上総朋大書き下ろしショートショートを特別収録!
  • 347(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    ハーブカフェの店主は、のんきな魔法使い!? 彼の淹れた一杯を飲めば、誰もが幸せに――。

    親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。 彼は変わり者のようで、同居するにあたって勇希が約束させられたのは、あまりにも奇妙なことだった――。 「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」 不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、色とりどりの美しいハーブティーをめぐる、心癒やされる物語。
  • 神戸を舞台に描く三姉妹の物語。 恋は、いつだって、私たちの心をつんとさらっていく。

    七年前、年下の男の子に、好きだといわれた。それから、手も握らせないまま恋人のような関係をずっと続けている。そして、私はまた、彼とは別の人を好きになる――〈表題作より〉。 好きな人と好きになりたい人が、どうして違うんだろう(長女)。かっこいいって、卑怯だぁ(次女)。恋は魔物の巣窟です(三女)。神戸の街を舞台に、一緒に暮らす三姉妹の恋の、始まりと、真ん中と、終わり。同じ時間を過ごす三人の恋を、三篇の短編で描く、切なく優しいラブストーリー。恋は、いつだって、私たちの心をつんとさらっていく。
  • 292(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    あやかし飴屋がつくりだすのは、世にも不思議な妖怪飴。

    「俺は、多分、なんだって、視える」 「僕は、大体のものは、つくれますから」 皮肉屋の青年・叶義は幼い頃、あやかしの神隠しに遭って以来、いかなるものも“視えないものはない”という。妖しい美貌を持つ飴細工師・牡丹はその手で“つくれないものはない”という――。 二人の青年が営むは、世にも不思議な妖怪飴屋。奇妙な縁に惹かれた彼らは、祭り囃子の響く神社で今宵も妖怪飴をつくりだす。人と寄り添うあやかしの、形なき姿を象るために。あやしうつくし、あやかし飴屋の神隠し。
  • 682(税込)
    著者:
    唐辺葉介
    イラスト:
    usi
    レーベル: 富士見L文庫
    出版社: KADOKAWA

    やがて現実で出会う二人は、ずっと夢の中で繋がっていた――

    お互いの感覚を共有してしまう奇病を患った脩一と花絵。病を通じて彼らは出会い、やがて惹かれ合っていく。それはどちらの感情だったのか。心の融解を感じながら、二人が辿り着く未来とは。つめたく儚い人々の物語。
  • 303(税込) 2024/5/2(木)23:59まで

    男に騙され、どん底まで墜ちた女……。 彼女を救ったのは死神だった!?

    地味なOL生活を送っていた美咲は、アイドルのように中性的で、若くお洒落な彼氏と付き合っている。ようやく捕まえた愛しい彼のため、美咲は借金の連帯保証人にまでなっていた。だがある日、彼の口車にのって引き合わされたのはヤクザな男たち。まんまと彼氏に騙され、美咲は風俗に売り飛ばされることになったのだ。自暴自棄になった彼女は、走ってきた車に思わず身を投げるのだが――。 『太陽のあくび』で〈メディアワークス文庫賞〉を受賞した有間カオルが、受賞後1作目として放つのは、死の薫り漂う異色のミステリアス・ストーリー! ユナイテッド・シネマ シネマプロットコンペティション2008のグランプリ受賞作。
  • この想いを届けられなかったあなたへ。

    繋ぎ屋・由利に振り回されながらも樹はものに込められた声の行き場を探し出す。
    心温まる物語。

    大学の夏休みに、祖父の営んでいた骨董品店を片付けている樹。だけど 「ものに遺された声」が聞こえ「今は亡き人」に頼られてしまって!? 怖いが放ってもおけない。関わるな――深みにハマる樹に忠告してきたのは謎の美形・由利だ。彼はその道のプロで、遺された想いを届ける 「繋ぎ屋」らしい。彼にこき使われることを条件に力を貸してもらい、お節介で飯作りがうまい刑事も加わって、想いの行き場を探すことに!?

    アオジマイコ・装画
  • あやかしの集う大切なこの家を、
    私たち契約夫婦は、
    ずっと守り続けると誓います。

    「鍋の中でコトコトと野菜が煮込まれていくような、心の解ける音が聞こえる小説です」
    ――額賀澪(作家)

    「――お願いです。なんでもしますから、私をお嫁にしてください」
    18歳になり、叔父夫婦の家を追い出されることとなった七瀬真琴(ななせ・まこと)。


    「――契約として、結婚しませんか。
     七瀬さんには一緒に家を守ってほしいのです」
    そんな彼女に、肩の上に「誰も見ることのできない猫」を乗せた作家・英千尋(はなぶさ・ちひろ)はそう切り出した――。


    これは、鎌倉の「あやかし屋敷」を舞台に、
    あやかしに好かれない作家と、あやかしに好かれるお人よしの「契約夫婦」が、
    友人から預かった大切なその屋敷を守りながら、心惹かれあっていく物語。
  • 元神様のネイリストが、あなたの指先と心を癒します――。京都にある不思議なネイルサロンを舞台にした、ほっこり現代ファンタジー。

    そこは、指先に小さな奇跡をくれる場所――。元神様の店長と元狛犬の看板犬が営む不思議なネイルサロンを舞台にした、ほっこり現代ファンタジー! ある日突然会社をクビになってしまった、寿明日香。途方に暮れていた明日香は、偶然出会った可愛らしい犬に導かれ、京都東山の細い小路の奥にある「ネイルサロン彩日堂」に迷い込む。その店のオーナー兼ネイリストの千手観月にネイルをしてもらった明日香だが、翌日不思議なことに指が勝手に動き出して……。頑張るあなたに贈りたい、癒しの物語。文庫書き下ろし。
  • 君との約束を、必ず守る

    都でやり手の商人として勤しんでいたら、スカウトされて皇后に!?

    蕣の統明帝が迎えた皇后――は仮の姿、梁青蓮は国家の窮状を救うため強制採用されたやり手の「牙人」。見た目はいいのにどこかのほほんとした統明帝と側近だけが正体を知る中、青蓮は持ち前の商賈としての閃きで国庫を立て直してゆく。しかしこの危機の裏には思わぬ陰謀が潜んでいて!? 役目を終えたら放免という約束で引き受けたのに、青蓮はいつしか自らの意思で統明帝の力になりたいと思っている自分に気づき…。

    SNC・装画
  • 「あたしはお姫様じゃない。『運命の番』にも選ばれなかった……」

    天ツ国から追放された沙彩と蛇喰。
    番(つがい)という絆がないふたりが選び取る答えとは――?
    神様×人間の恋愛ファンタジー第二弾!

    序章
    一章
    二章
    三章
    四章
    五章
    六章
    終章


    ■著者
    御守いちる(みもり・いちる)
    2016年『お前を、祝ってやろうか!?』で第5回講談社ラノベ文庫新人賞の佳作を受賞し、作家デビュー。2018年第1回小説家になろう×スターツ出版文庫大賞で『あやかし食堂の思い出料理帖』がほっこり人情部門を受賞。
    著書に『白龍神と月下後宮の生贄姫』(スターツ出版)、『鬼束くんと神様のケーキ』(アルファポリス)、『狼様の運命の花嫁』(マイナビ出版)などがある。

    ■イラストレーター
    白谷ゆう(しろや・ゆう)
  • 何度生まれ変わっても、あなたに会いたい

    猫と猫、人と人、人と猫がつながり、連綿と紡がれていく物語。ツンデレ猫神見習い×意中の人の自覚ナシな新米店長

    鎌倉古民家カフェの新米店長・香帆が経営に頭を悩ませていると、突然同居する白猫の「公爵」が語りかけてきた。曰く、自分は猫神見習いで多くの猫を幸せにする必要がある。故に猫相談を始め、集客に一役買う、と。半信半疑の香帆の前に現れたのは、公爵から依頼を受けたという美青年・青藍。青藍≠公爵設定に付き合いつつも、香帆は大いに助けられるが、公爵の助力の裏には香帆との長い輪廻転生の縁があって…?

    新井テル子・装画
  • 奈良を舞台に
    「泣ける話」を巡って巻き起こる、
    編集者VS作家の「泣けて美味しい」攻防戦を召し上がれ。

    【電子版巻末にはTamaki先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
    文芸編集者の柴桜丞(しば・おうすけ)には、どうしても原稿を書いてほしい作家がいる。
    その名は鈴代凪(すずしろ・なぎ)。彼は、幼い頃の柴に「物語の愉しさ」を教えてくれた恩人だ。
    幼い柴に凪が語ったのは、昔話の「ハッピーエンドアレンジ」。
    たとえば『マッチ売りの少女』。最後のシーンがつらくて読み進められない柴に、
    凪はふんわりと幸せな要素をちりばめた、でたらめなラストを語って聞かせ――。
    ……そして大人になった柴は、マイペースな執筆活動(ほぼ消息不明扱い)を貫く凪に、
    彼の作風とは違うが売れ筋の「泣ける小説」を書いてもらうため、彼の開く「古書店兼小料理屋」へ今日も通い詰める。

    しかし、柴が凪にそれを書いてもらいたい理由は、本当は別にあって――。
  • 「運動しないと太りますよ」
    「と、言いつつ甘やかしてくれるのが小槇くんですにゃー」

    しゃべる猫と新米おまわりさんが織りなす、海辺の町のふしぎで優しい物語。

    海辺の下町商店街・かつぶし町の交番に赴任した、おまわりさんの小槇悠介(こまき・ゆうすけ)。
    この交番にはずっと昔から、人の言葉を話す謎の猫・おもちさんが住み着いている。

    「相手の声を聞こうとする気持ちさえあれば、案外なんとかなるものですにゃ」

    町の人々から愛されるおもちさんは、触ると願いが叶うとか、おやつをあげるといいことがあるとか、いろいろな言い伝えがあるらしい。
    でもそれが本当かどうかは誰も知らない。

    そんな彼らの周りには、優しい町の人々だけでなく、さまざまなあやかしたちの姿もあって――。
    百鬼夜行に巻き込まれたり、河童に恩返しされたり、突然の神隠しもあり!?
    人と人ならざるモノのあわいで起こる、ふしぎで優しい物語。
  • 人に呪いを振りまく悪い魔法使いが描いた肖像画の真実とは――?

    買取専門ショップで働いていた神楽は、祖父の遺言で彼が経営していた質屋『がらく屋』を譲り受けることになる。
    しかし、質流れしてしまった『曰くつきの絵画』を取り戻すまでの期間限定で、千景と祖父の家で一緒に住むことに!?
    個人経営の古びた質屋に持ち込まれる質物をめぐるハートフルドラマ

    第一章 魔法使いに呪われた質草
    第二章 幽霊が喜ぶのは、呪われたラーメン屋台
    第三章 呪われた小箱と遺産をめぐる狂想曲
    第四章 恩師の呪われたネクタイピン
    第五章 魔法使いがかけた呪いを、ポジティブでぶっ飛ばす
    第六章 絵の中にいる真実


    2012年頃よりWEBに小説を投稿しはじめる。2015年に連載を開始した「コンカツ!」でアルファポリス「第8回恋愛小説大賞」大賞を受賞。2016年、同作にて出版デビューに至る。『第二回お仕事小説コン』優秀賞受賞作家。マイナビ出版より『おいしい逃走』『河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録』1~3巻、『あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中』1~2巻を発行。また著書に『ぽんこつ陰陽師あやかし縁起』(アルファポリス)、『京都北嵯峨シニガミ貸本屋』(双葉社)などがある。
  • 主従、親友、許婚……前時代的価値観に逆戻りした世界で起こった事件の陰に恋の予感?

    自分で言うのもなんだが、私は美しいから

    全寮制の名門、早雲女子学院。皐月祭も間近なある日、雲水寮寮長を務める宝珠院美音璃は、お家騒動が元で世話係の山下紬と木犀棟の屋根裏部屋に移ることに。紬や親友の芙久子の心配をよそに、紬のメイド服を着たりと状況を楽しんでいるような美音璃。だが皐月祭の直後、木犀棟で生徒の遺体が発見される。許婚を招き、外部の人間が出入りする唯一の日に起きた事件。謎の男・汐路との約束を守ろうとした美音璃は…。

    藤ヶ咲・装画
  • 好きになったら、絶交。
    赤い糸を叩き切られた「運命の恋」の行く末は――?


    「日本おいしい小説大賞」受賞作家が贈る、花の香りの恋物語。

    【電子版巻末にはセカイメグル先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
    「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太(たちばな・そうた)。
    20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生(ほうしょう)まゆらは、
    少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。
    「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが――。

    能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、
    運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。
    いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は――?
  • かりそめの夫婦が、人と物の縁を結びます――。

    勤めていた会社は倒産、住居からは立ち退きを迫られ、失意の中新居探しをしていた戸塚花菜は、カフェ『縁庵』の店主・一眞からある事をきっかけに契約結婚を持ちかけられる。
    やむを得ず偽装夫婦としての生活をスタートした花菜。物に宿る思い出が見ることができる花菜は『縁庵』に持ち込まれた不要品と相談事を一眞とともに解決し、人と物の新たな縁を結んでいく。

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