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『晶文社(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全378件

  • 2,200(税込)
    著:
    上田 ピーター
    訳:
    瑞木さやこ
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    「バキバキ童貞」を生んだ博士による全世界が大注目の解析的研究[ストーリー]がついに待望の邦訳!

    私は著者に人生を変えられた人間の一人です。
    感謝しています。
    読んだあなたにも変化があるかもしれません。
    ――ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、
    [推薦&登場人物による「あとがき」執筆]

    日本一有名な童貞ぐんぴぃ、
    恋愛工学を広めたニール・ストラウス、
    童貞テロの惨劇を生んだエリオット・ロジャー、
    自己責任と自己改善を説くジョーダン・ピーターソン。
    彼らの生き様にヒントは見出せるだろうか。
    多様で複雑な性愛の時代、男たちが進むべき道とは。

    【内容】
    英国BBCを皮切りに欧米諸国で日本人の「DT率は40%」
    という報道が広まったことを受け、それは「モテない
    アジア人男性」像を助長しているだけなのでは!?
    という憤りからスタートした研究は――
    日本人のDT率が「世界一」(約25%)であることを
    立証してしまった。

    世界に名だたる「童貞研究者」となった著者が、
    今後ますます「性不況」の時代へと向かう中、
    異性愛者の男性たちが進むべき道を、ケーススタディと
    研究成果を基に示す。

    【目次】
    プロローグ ▼進むべき道を見定める

    撤退……I ▼国家存続の脅威
    欺瞞……I ▼最適なネグ
    破壊……I ▼終わりの始まり
    自己改善……I ▼背筋を伸ばして胸を張れ

    †ダーウィンとクジャク

    撤退……II ▼二次元世界の魔法使い
    欺瞞……II ▼(ほんものの?)アルファ
    破壊……II ▼復讐の日
    自己改善……II ▼とてもまじめな人

    †一夫一妻制の謎

    撤退……III ▼傷ついた少年たちとセックスロボット
    欺瞞……III ▼ゲームオーバー
    破壊……III ▼tfw no gf
    自己改善……III ▼性欲は強いが、ぼくらはもっと強い

    †スラム街と高級クルーザー
    †避妊率一〇〇パーセント
    †ピラミッドとポルノ

    エピローグ ▼セックスはサンドウィッチじゃない

    登場人物による「あとがき」………ぐんぴぃ
  • シリーズ3冊
    1,3201,980(税込)
    著:
    木村草太
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    自衛隊と憲法の関係について関心が高まり、憲法改正に関する議論も活発になった。
    しかしその内容は、理性的・合理的な議論とは程遠いものが多い。自衛隊違憲説に
    長い歴史があるのと同様、自衛隊を現行憲法の枠内で説明しようとする政府解釈にも
    精密な議論の積み重ねがある。改憲の是非を論じるためには、憲法の条文やこれまでの
    議論を正しく理解することが必要だ。憲法と自衛隊の関係について適切に整理しつつ、
    改憲をめぐる議論についてもポイントを解説。9条をはじめとする、
    憲法改正の論点がスッキリと理解できる、全国民必携のハンドブック。
  • 哲学は新しい文体を探してきた。青木海青子さんはきわめて論じにくい哲学的主題を軽やかに深くかつ正直にたどることで新しい文体を創出した。
    ──内田樹(凱風館館長)

    暗がりをひとり歩いてきた人の言葉は、私たちの足元も照らしてくれる。
    ──牟田都子(校正者)

    好評の『不完全な司書』に続く、山奥にたたずむ図書館の司書エッセイ。
    奈良県東吉野村に借りた古民家の自宅を「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」として開いて10年。この図書館を運営してきた司書が綴るエッセイ集。本という窓をとおして世界を見てきた著者が、「まどのそとのそのまたむこう」へ歩み始めた。
    「山へ分け入る」とは、いまの社会的趨勢への抵抗の意。図書館は自由を守る砦となりうるという確信とともに、主宰する「生きるためのファンタジーの会」「戦争と社会を考える会」の活動、日々の図書館の出来事、障害当事者として感じる社会への違和感などが綴られる。
    『バスラの図書館員』はじめ、収蔵する図書の読書案内にもなる、本の山へ分け入る旅の物語。

    “薄暗い部屋の中で本を窓のように開き、本の中に広がる世界に想いを馳せていた子どもが、ある日、モーリス・センダックの絵本『まどのそとのそのまたむこう』の主人公の少女・アイダが、窓の外のそのまた向こうの世界に踏み出していったように、本の向こうの世界に背中から飛び出していくような旅の物語です。”(「まえがき」より)

    【目次】
    まえがき

    I 山へ分け入る
    図書館、山へ分け入る
    掃除と人権
    氷山の全体を思う
    どうすれば、出会えるだろう
    走れ、大切なものをその胸に抱えて

    II 生きるためのファンタジー
    大きな活きのいい魚を運ぶ
    不安との向き合い方
    『クラバート』と魔法と、夜の闇
    神様を待つように
    眼鏡とスパーク
    自らの内に響く波音

    III 戦争と社会を考える
    「戦争状態」からの「撤退」
    Social goodの危うさ
    まどのそとのそのまたむこうへ
    「剥き出しの生」から考え始める
    戦争とファンタジー、心の病を貫く「たましいの現実」

    IV 自分で言葉を選ぶ
    人を思う場
    「あなたのために、あなたがあなたであることを手放しなさい」と言わないために
    そういう人
    ルールを書かないことは、グローバル化への小さな抵抗?
    自分で選ぶ
    あの日の台所に開いた窓
    頼りなく揺れる言葉たち
    私は私の身体を発見する
    全体性を取り戻す

    あとがき
  • 『罪と罰』は認知バイアスの教科書だった

    ロシア文学の最高峰にして重厚で難解な作品とされる『罪と罰』。しかし本書はドストエフスキーを、人間の非合理性を笑い飛ばす喜劇作家として大胆に再定義する。

    なぜラスコーリニコフは非合理な殺人に手を染めたのか? なぜソーニャは過酷な環境をたくましく生き抜けるのか? 著者は進化心理学、行動経済学、認知科学といった最新サイエンスを駆使して、登場人物たちの行動原理を徹底解剖。インセンティブや生存戦略、そして脳の認知バイアスが引き起こす〈人間行動のバグ〉の観点から、名作を再解釈していく。

    自意識をこじらせた主人公と、合理的に立ち回るヒロインたちの力関係を追ううち、150年前の古典が、現代を生きる私たちの姿を鮮烈に映し出す。文学と科学がスリリングに交差する、かつてないドストエフスキー体験。文学ファンからビジネスパーソンまで必読の知的エンターテインメント。

    【目次】
    はじめに
    第1部 初期作品でウォーミングアップ
     第1章 『白夜』で苦笑い
     第2章 ペテルブルグのボーイミーツガール
     第3章 『貧しき人々』、そして日本文学
     第4章 本当に滑稽で可哀想なマカールさん
    第2部 いよいよ『罪と罰』いくよ!
     第5章 カッコ悪いヒーロー登場
     第6章 主人公は中学生なのか?
     第7章 アル中死して、ヒロインが登場する
     第8章 ストロングなヒロインと、自己欺瞞なヒーロー
     第9章 恋するドン・キホーテたち
     第10章 イデオロギーと千年王国
     第11章 千年王国とカウンターカルチャー
     第12章 怪奇と無神論
     第13章 ヒロイン丸儲け
     第14章 怒濤のハッピーエンド
     第15章 本当の救世主は誰なのか
    あとがき
    ブックガイドとしての参考文献

    装画:青色ひよこ
    装丁:髙井愛

    著者:樫原辰郎(かしはら・たつろう)
    映画監督・脚本家・評論家。1964年大阪生まれ。大阪芸大在学中に海洋堂に関わり、完成見本の組立や宣伝などを手がけた後、脚本家から映画監督に。監督作に『美女濡れ酒場』、脚本作に『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』など。著作に『海洋堂創世記[60周年記念版]』『「痴人の愛」を歩く』(白水社)、『帝都公園物語』(幻戯書房)、『ロックの正体──歌と殺戮のサピエンス全史』(晶文社)がある。X: @tatsurokashi
  • 1,870(税込)
    著:
    井上俊秀
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    北陸・福井の日本語学校を拠点に、「教室を地域へ」ひらく挑戦を描く実装ドキュメント。創業者の原点から、教師“全員退職”の危機を乗り越えた体制改革、定員3倍応募を生んだ募集設計、地域連携型カリキュラム、教員養成と評価制度、生活・就労支援、避難民受け入れまでを具体例で解説。制度と現場のずれを埋める運営手順、官民協働の勘所、失敗と学びも率直に公開。推進法“その先”への提言と、1000人構想・専門学校設立へ続くロードマップまで、学校づくりと地域日本語教育の“使える”知見を提示する。


    《目次》
    プロローグ
    第1章
    野球を越えて、教育へ─日本語学校設立という挑戦
    野球とともにあった青春の日々
    大学で、統計学や人的資源管理を学ぶ
    カンボジアの青年との出会いが、起業のきっかけに
    起業の動機は、家族への思いも
    設立の際、資金をだまし取られるトラブルも
    故郷・福井に根ざす理由
    野球と教育と経営に共通するもの
    第2章
    信頼される学校へ─理念と体制改革の軌跡
    安心して関われる場所をつくりたい
    「言葉の習得」ではなく、「共生人材を育てる」というゴール設定
    教育理念の再定義とビジョンの言語化
    教師マインドセットの改革―教師は「教える人」ではない
    日本語教師養成講座の構築―〝育てる文化〟の設計
    採用基準・人事評価制度の刷新
    教育者こそ、日々学び、問い続ける必要がある
    「凡事徹底」こそ、信頼される
    市民教育と地域共生の視点
    社外への発信と信頼構築
    「誰のための教育か」を問い続ける
    第3章
    地域と世界をつなぐ、日本語教育の再定義
    ─「生活の中で育てる」地域連携型カリキュラム
    地域の人との関わりにこそ、生きた日本語がある
    「N1合格」の先に待っていた現実
    地域での学びが、日本語を使う「意味」を育てる
    地域とつながる体験の数々―交流・探究・発信
    地域で「役割」を持つことの意味
    留学生にとっての「自立」とは何か―進路・就職・その後
    「学び直し」としての日本語教育
    「学び」を地域へ届ける─地域資源を活かした学習活動
    第4章
    日本語学校経営のリアル 制度・ビザ・人材・収支
    ─教育機関経営の独特な難しさと維持の工夫
    理想だけでは成り立たない、学校経営の難しさ
    なぜ経営が難しいのか―日本語学校を取り巻く制度的課題
    日本語学校は、在留資格の「保証機関」
    「入国管理制度」がすべて、という現実
    教師確保と育成の難しさ
    なぜ日本語学校は批判されやすいのか
    教育現場を「見える化」することが、信頼につながる
    「教育機関経営」の新しいモデルへ
    第5章
    ともに生きるという選択
    ─ウクライナ避難民の受け入れと共生社会の実践現場から
    傍観者で終わりたくない―ウクライナ避難民受け入れへ
    教育機関としての強みを活かした支援へ
    受け入れ準備─行政と地域との連携
    福井で始まる新生活─学校が紡ぐ共生の日々
    成長と新しい目標
    支援の成果が支援者を支えた
    制度の狭間で見えた課題
    教育は共生社会の最前線になれる
    小さなコミュニティから社会を変えられる
    第6章
    制度を動かす、地方発の教育実践
    ─推進法は「始まり」でしかない
    制度が整っても課題は山積み
    新制度の背景と狙い―なぜ法整備が必要だったのか
    新基準の課題とは
    日本語教育機関未来創造推進協会(JLEFA)の立ち上げ
    制度を活かすのは「人」
    第7章
    1000人の夢、専門学校の未来図
    ─地方発グローバルモデル―教育・進学・就労の一貫支援へ
    卒業後にさらに学びを深めるために
    専門学校設立へ
    日本語学校との違い
    学生1000人規模の学校へ
    カリキュラムの構想
    専門学校経営の課題
    エピローグ
  • 「海賊に捕まったことはある? 私はあるわ」――最果ての本屋が贈る、勇敢で、ユーモラスで、そして、あまりに切ない<真実>の物語。

    【推薦】
    「波乱万丈すぎる人生の果てに彼女が辿り着いたのは、訪れる者の魂を癒す小さな本屋だった。
    ページをめくる指が止まらないエモーショナルな一冊」
    ――辻山良雄(本屋Title店主)

    「チンピラでメンヘラな過去を経て、マザーテレサのような現在に至る本屋さん。
    かっこよすぎる!」――花田菜々子(蟹ブックス店主)

    【あらすじ】
    ニュージーランドの最南端、マナポウリ湖のほとりで、ルース・ショーは夫とともに小さな本屋を経営している。
    今や70代後半となった彼女は、これまで世界を股にかけ、冒険に満ちた人生を過ごしてきた。海賊に捕まりながら
    太平洋や南シナ海を広範囲に航海し、養豚農家、海軍(脱走)兵、違法な賭博師を経て、シドニーのキングス
    ・クロスで麻薬中毒者や売春婦とともに働き、各地の教会でシェフを担当し、環境問題についての運動にもかか
    わり、夫のランスとヨット「ブレイクシー ガール号」を所有し、舵を取ってきた。
    逮捕歴は2度。結婚歴は4度。
    ルースの放浪と冒険の根底にあるのは、深い喪失と長きにわたる苦悩だった――。

    【目次】
    第1章:二軒の小さな本屋
    第2章:はじめての本、はじめての商売
    第3章:時機をうかがう
    第4章:ネーズビー
    第5章:一九六三年、霧
    第6章:海軍へ
    第7章:スチュアート島、ランスとの出会い
    第8章:大司教のもとで
    第9章:船に乗る
    第10章:〝一瞬だけ〟の窃盗犯
    第11章:ふたたびの悲劇 第12章:ラバウルに到着
    第13章:「心配して」
    第14章:故郷からの手紙
    第15章:夜逃げ
    第16章:おとなしく流されてはいけない
    第17章:いかれ帽子屋の館
    第18章:結婚、マリファナ、動物園
    第19章:ある種の魔法
    第20章:おおいに反抗し、服従は少なく……
    第21章:反対派のために戦う
    第22章:故郷が呼んでいる
    第23章:帰郷
    第24章:ランスの冒険
    第25章:息子の行方
    第26章:青い目のわが子
    第27章:世界の果ての本屋さん
    第28章:ホーム・ストリート
  • どんなに重い疾患をもって生まれてきた赤ちゃんでも、
    その命を救うのが小児外科医の使命。
    透けて見えそうな脆い内臓にメスを入れる、
    その超絶な世界の克明な記録。

    少子化に歯止めがかからない現在、子ども一人ひとりの命が貴重であり、その意味で小児科・小児外科の重要性は高い。また、先天異常の疾患を持つ赤ちゃんは一定の確率で生まれるから、そうした赤ちゃんを救うためには小児外科学という学問や、小児外科医の存在は絶対に必要である。
    小児外科医として19年間、およそ1800人の子どもの手術に関わった著者が、自身の体験をもとに、小児外科学という学問の実際を伝える医療ノンフィクション。発生学との接点を重視しながら、なぜこういう先天性疾患の子が生まれ、どういう手術をすれば治るのかを解説。
    将来医師になりたい若い人、初期研修中の医師、さらに疾患を持つ子の親御さん、家族に伝えたい、知られざる小児外科の世界。

    成人の外科医から「よくあんな小さな体に手術ができますね」としばしば驚かれる。(…)しかし体の小ささは問題ではない。小児外科の技術がもし特殊だとすれば、その理由は子ども(特に赤ちゃん)の身体、臓器、組織がとても脆いことにある。(…)赤ちゃんの腸の壁は内腔が透けて見えるくらい薄く脆い。新生児の柔い組織を縫い合わせるのには、やはり経験と技術が必要になる。(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに

    第一部 立ちはだかる壁

    1 腸が胸の中に入り込み治療は難航を極める──横隔膜ヘルニア
    2 謎に満ちた最凶最悪の小児がん──神経芽腫
    3 先天性なのか後天性なのか未だに不明──胆道閉鎖症
    4 胎児手術という新しい治療法──脊髄髄膜瘤

    第二部 最も急を要する手術

    5 生まれてたちまち唾液を嘔吐──先天性食道閉鎖症
    6 合併奇形を多く伴う腸閉塞──先天性十二指腸閉鎖症
    7 腸閉塞として生まれてくる──先天性小腸閉鎖症
    8 最悪の場合すべての小腸を切除──腸回転異常症
    9 腹から腸が飛び出て生まれてくる──腹壁破裂
    10 診断が遅れると命に関わる──腸重積

    第三部 高難度の手術が必要な疾患

    11 大腸の壁に神経がないため腸が動かない──ヒルシュスプルング病
    12 肛門がない赤ちゃん、手術は極めて難しい──鎖肛
    13 膵管と胆管の長さに数ミリの異常──先天性胆道拡張症

    第四部 確実な進歩

    14 腹腔鏡手術で大きく治療成績が改善──重度障害児の胃食道逆流
    15 どんなに巨大な腫瘍でも摘出可能──ウイルムス腫瘍(腎芽腫)
    16 世界中の医者が力を合わせて治療──肝芽腫

    おわりに
  • 1,980(税込)
    著:
    寿木けい
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    家づくりが生き方を澄ませてゆく。
    女が家をもつ困難を乗り越えて
    「私」の家ができるまで。

    東京で慌ただしく過ごした日々から離れ、山梨にある築130年の古民家へ。 住まいに併設した紹介制の宿「遠矢山房」を営みながら、 2人の子供、1匹の犬と暮らしはじめる。 家の購入から改修、毎日の手入れ、女が家をもつということ。

    やさしく、しゃんと生きる。
    著者の住まいへの願いと愛しさが詰まった
    「家」を見つめたくなる一冊。

    目次
    序 住まいをつくる
    ぶどう畑の小さな家
    寿木邸 間取り図
    過去を澄ます
    名を澄ます
    未来を澄ます
    日々を澄ます
    心を澄ます
    [column]
    家に値段を付ける/最大の防犯は挨拶である/引越しそば/玄関先の教え/外構は暮らしながら

    [特別寄稿]
    寿木邸のこと(坂野由美子)>
  • ファッションとサステナビリティについてのモヤモヤ、
    まとめて掘り下げます!
    素材についての知識から、愛着ある服を長く着るコツまで、
    服と人との良い関係をめぐる7章の報告書。

    服にもサステナビリティが大事なことはわかっているけれど、いざ自分の消費行動になるとそれから外れた選択をしてしまい、なんとなくモヤモヤしている……。そんなひとに向けて、服にまつわるさまざまな問題について考えてみました。
    著者は「多様で、健康的なファッション産業をつくる」をミッションに、サステナブルファッションに関する教育やコンサルティングを行う一般社団法人の理事2人。
    手放した服はどんな運命に? リサイクルされる割合はどのくらい? オーガニック素材はほんとうによいの? 服の値段はどのくらいだと妥当? サステナブルを企業は謳うけれどどこまで信用できる?……そんなあなたの疑問に答えます。ほんとうに心地よい服との付き合い方、いっしょに考えてみませんか?

    【目次】
    第1章 わたしが着ている服は「大丈夫」なの?──服にまつわるさまざまなモヤモヤ
    第2章 わたしが手放した服はどうなるんだろう?──廃棄?リサイクル?それとも?
    第3章 わたしは何を着ればいいんだろう?──素材と生産について考える
    第4章 わたしは服にいくら払えばいいんだろう?──服の適正価格とは
    第5章 わたしはどうすれば服を大切にし、心地よく服と付き合えるんだろう?──愛着のある服を飽きずに長く着るコツ
    第6章 わたしは服を売る企業とどう関わっていけばいいんだろう?──グリーン・ウォッシュを見極める
    第7章 最後に──わたしたちが描く、ファッションの未来
  • 強烈にシニカルな議論の中から、迷える人たちへのまっすぐな応援歌が立ち上がってくる。──鷲田清一

    現代は「ちゃんとする時代」。「ちゃんと働く」「ちゃんとした格好をする」……私たちはいつのまにか、ちゃんとすることを当然視し、それができない自分を責めながら生きている。だが、本当にちゃんとしなければならないのだろうか。
    社会が要請する「ちゃんとしなければならない」に対して、自分の理由で反抗し、受け流し、交渉するための「道具」を追求すること。それが「批判的日常美学」の試み。
    生活にまつわる様々なアイテム──料理、労働、ファッション、清潔感、コミュニケーション、性愛──などを題材に、「丁寧な暮らし」の呪縛から逃れ、いまだ到来しない「ふつうの暮らし」を模索する哲学的考察。他人と世界と自分をより自由に愛せるようになるためのメソッド。

    この本では、「ちゃんとする」という言葉に代表されるような、倫理的なものと美的なものの癒着を見つけ出し、それを断ち切っていく。(…)日常にある美的とされているものに実は倫理的なものが潜んでいることを暴き出す。そして、倫理と美のつながりを健全なしかたで再構成する。この手法を「批判的日常美学」と私は呼ぶ。(…)社会が要請する「ちゃんとしなければならない」に対して、あなたがあなたの理由で反抗し、受け流し、交渉するための「道具」を追求する試み。それが本書で私がやりたいことだ。(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに
    序章 来たるべき「ふつうの暮らし」を求めて
    第1章 自炊と恥──料理道徳から距離をとる
    第2章  労働廃絶宣言──労働を解体するための感性論
    第3章  反ファッション論──みせかけ美徳消費の悪徳
    第4章  「性格が悪い人」を差別してもいいのか──「清潔感」からはじめる性格差別の哲学
    第5章  分かり合わないことの美学──不同意コミュニケーション論
    第6章  愛し方のあいいれなさ──手元規範と共同規範づくり
    第7章  被害者サディズムの吹き荒れる時代に、スピリチュアリティにできること?
    第8章  新しい快楽主義者たち──猫と廃墟とアナキズム
    第9章  陰部の日常──マスターベーションとセックスの美と倫理について
    第10章 抑圧に感謝する──奴隷根性と弱さの美学
    第11章  夕焼けと電流──生誕した私たちの美的義務について
    あとがき
  • 1,870(税込)
    著:
    沖田瑞穂
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    豊饒の猪、先導する猿、出会いの鹿、不死の蛇、性の馬、知恵の鮭――。
    動物たちが司るイメージと役割が描かれた神話を鮮明に解きほぐし、
    その背景と意味を探究する。【図版多数掲載】

    普段の生活の中で、あるいは動物園などで見られる
    実在の動物たちは神話においてどのような役割と
    意味を担っているのか。
    インド神話への言及を中心に、東西の古代の神話、
    また現代の小説、アニメ、映画などに現れる動物
    たちのイメージを読み解いていく。

    【目次】
    第1章:鳥――媒介するもの ❖死の鳥/❖不死を運ぶ鳥/❖盗む鳥(ほか)

    第2章:猪・豚――豊穣と死
    ❖豊穣神の殺害者/❖殺される者と殺害者の同質性(ほか)

    第3章:猿――先導するもの
    ❖先導する神:ハヌマーンとサルタヒコ/❖道をふさぐ猿神(ほか)

    第4章:鹿――女神のあらわれ
    ❖鹿・王権・女神/❖男女の出会いと鹿/❖鹿と女神(ほか)

    第5章:牛――聖なる動物
    ❖怪物としての牛/❖ミノタウロス/❖聖なる牛(ほか)

    第6章:犬・狼――人類の最古の友
    ❖死の犬/❖狗耕田/❖自然界の裏切り者(ほか)

    第7章:蛇・龍・ドラゴン――人間の永遠の畏れ
    ❖蛇と脱皮と不死/❖ヴリトラ龍退治/❖イランの蛇退治神話(ほか)

    第8章:馬――女神と性
    ❖王女マーダヴィーと馬/❖スサノヲとポセイドンの馬(ほか)
  • 1,760(税込)
    著:
    八木詠美
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    きっと喋る猫がいたら、私は小説を書いていなかっただろう 気が付けば生活の一部となった書くことについて、作家は考えを巡らせる。 『空芯手帳』(太宰治賞)『休館日の彼女たち』(河合隼雄物語賞)、国内外で注目を集める作家による初のエッセイ集
  • 〈ファイナル・ガール〉がジェンダーの神話を暴く

    なぜ女は逃げ、叫び、そして生き残るのか? なぜ男は女を追い、殺し、そして見つめるのか? 『悪魔のいけにえ』『ハロウィン』『13日の金曜日』など、ホラー映画史を代表する作品群を通して、現代社会における性と権力の神話と構造を照らし出す。ホラー研究、フェミニズム批評、さらにはファン文化にも大きな影響を与えた記念碑的著作。

    「本書の目的は、ホラー映画の観客そのものについての研究ではないし、ホラー映画というジャンルそのものについての考察でもない。本書が探求するのは、「観客の多数派」(若い男性)と、特定のホラー映画において際立つ女性のヴィクティム゠ヒーローとの関係である。この組み合わせは、映画観賞という行為そのものについて、そして表象のポリティクス、転移のポリティクス、さらには批評と理論のポリティクスに関しても、多くの示唆を与えてくれるものだと私は考えている」(本書より)

    【目次】
    プリンストン・クラシックス版への序文
    謝辞
    序論──キャリーと男の子たち
    第一章──彼女の身体、彼自身
    第二章──開く
    第三章──仕返し
    第四章──ホラーの目
    原著あとがき
    訳者あとがき
    付録 ホラー映画年輪型図解
    作品一覧
    参考文献
    索引


    装画:學
    ブックデザイン:小川純

    著者:キャロル・J・クローヴァー(Carol J. Clover)
    カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。中世北欧文学と映画史・映画理論を専門とし、とりわけホラー映画におけるジェンダー表象の研究で知られる。本書で提起された〈ファイナル・ガール〉概念は、ホラー研究/フェミニズム批評のみならずファン文化にも大きな影響を与えた。2018年には初期アイスランド文化研究への貢献によりアイスランド共和国からファルコン勲章ナイト十字章を、2020年にはホラー研究への長年の貢献に対してブラム・ストーカー賞生涯功労賞を授与されている。

    訳者:小島朋美(こじま・ともみ)
    翻訳者、編集者。早稲田大学法学部卒。映画パンフレット文化の紹介と保存を目的とした自主団体「映画パンフは宇宙だ!」でZINE制作や企画を手がけるかたわら、海外ホラー映画の宣伝やインタビュー翻訳、パンフレット編集などにも携わる。本書の翻訳には、ホラー映画に人生を救われてきた者としての敬意と偏愛を込めて取り組んだ。
  • スティーブ・ジョブズの美意識の原点は、日本の新版画と焼き物にあった! 大反響だったNHK番組「日本に憧れ 日本に学ぶ~スティーブ・ジョブズ ものづくりの原点~」にいたる8年間の取材をもとにした、ジョブズと日本との知られざる結びつきを解き明かすノンフィクション。

    始まりはマッキントッシュに映し出された1枚の版画だった。
    取材で浮かび上がる、銀座の画廊で木版画を買い集め、京都で陶器を慈しむ、誰も知らないジョブズ。こだわり、行動様式、そしてデザイン哲学。かつて親しく接した日本人、アメリカの親友や盟友を探し出し取材を重ね、日本に学んだジョブズの姿を明らかにする決定版ノンフィクション。ジョブズの美意識の原点は、日本の新版画と焼き物にあった!

    “これは、どう考えたって、変な組み合わせだ。
    映像には、1984年1月30日、ステージに姿を現したスティーブ・ジョブズがいた。ただ、僕の視線が集中したのは、ジョブズではなく、スクリーンに映し出された1枚の絵だった。数秒現れたのは、流れるような黒髪をくしでとかす浴衣姿の妖艶な日本人女性。その絵は、「新版画」と呼ばれる日本の木版画をスキャンしたものだった。
    ジョブズは会社の命運を賭けて、最先端のテクノロジーを華々しくデビューさせた。その場に、なぜ、この絵を使ったのだろうか? この絵を使う必然性はあったのか?”(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに
    第1章 「新版画」とジョブズ
    第2章 銀座の画廊との20年
    第3章 フェルナンデス親子との絆
    第4章 ジョブズin京都
    第5章 アルバカーキまで、必ず連れて行くからな!
    第6章 ジョブズの壺
    第7章 「角を丸くしてくれないか」
    第8章 スティーブ・ジョブズ1.0
    第9章 取材の天王山へ
    第10章 旅のフィナーレへ
    第11章 「NHK取材ノート」のことなど
    第12章 取材は続く
    あとがき

    スティーブ・ジョブズと日本
    スティーブ・ジョブズが兜屋画廊で購入した新版画48点
    スティーブ・ジョブズの京都での主な訪問先
    「スティーブ・ジョブズ1.0の真実」取材記録
    番組・制作スタッフ
    ウェブ記事
    主な参考文献
  • 医学部入試を知れば、日本の医療と教育、そして社会の歪みが見えてきます。本書は、学力・経済力・情報力の格差や、入試制度と医師育成・労働環境の現実を、予備校現場の豊富なエピソードとデータから解き明かす一冊です。医学部を志す子どもを持つ親、教育関係者、医療の未来が気になるすべての人に向けて、偏差値やブランドだけでは語れない受験のリアルを描きます。日本の未来を左右する医学部入試から医療制度までを読み解く、新しい視点の教養書です。
  • 名画の前で自分の感性に自信が持てるようになる実践ガイド

    「絵は好きだけど、どう見ればいいのか分からない」。
    その戸惑いは、ロマン主義以降の “心で味わう鑑賞” と、現代アートの “意図を読み解く鑑賞” が同じ空間に並び立つ二重構造に理由がありました。本書はまず “見る喜び” に立ち返り、歴史の流れを踏まえて二つの鑑賞法をやさしくひもときます。次に、「経済的・社会的・本質的」という三つの価値軸でアートを整理。名画の前で自分の感性に自信が持てるようになる実践ガイドです。

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    【目次】

    第1章 人はなぜアートに惹かれるのか

    ホモ・サピエンスだけが持っていた共感力が文化を作った
    脳科学が解き明かす「美」を感じるしくみ
    アートが教えてくれる、世界を深く味わう方法
    アートがくれる、自分と向き合う時間
    アート鑑賞がもたらすストレス軽減とリラクゼーション効果
    アートが情操教育に不可欠と考える富裕層
    ストーリーによって価値が上がったウォーホル作品

    第2章 なぜアートをわかりにくいと感じる人が多いのか?

    アートには二つの鑑賞法が存在する
    宗教に縛られていた中世
    ルネサンス──人間を取り戻す
    バロック──光と闇の美術
    啓蒙主義──理性を信じすぎた時代
    新古典主義──理性の美学
    ロマン主義──感情と想像力の爆発
    ロマン主義に登場した芸術家像
    ロマン主義から現代アートへ
    写実主義──ロマンではなく現実を見る
    写真とチューブ入り絵具の二大発明
    印象派──光を描くという発明
    ポスト印象派──内面表現への回帰
    ゴッホ──気の天才というロマン主義的物語
    芸術の都パリが花ひらく
    キュビスム──一点透視図法の解体
    抽象絵画の誕生──もう一つの20世紀の大革命
    戦後美術の大転換──「アンチ・イリュージョン」が開いた新しい地平
    グリーンバーグの理論 ──フォーマリズム(形式主義)
    アクション・ペインティング──行為としての芸術
    カラーフィールド・ペインティング──色彩としての芸術
    ミニマル・アート──物体としての芸術
    リキテンシュタインとジョーンズ──平面の自律を示した作家たち
    ウォーホルとポップアート──市場と表面の時代
    コンセプチュアル・アート──芸術=アイデアそのもの
    アートの本質と市場価値のねじれ
    アートが難しい理由──鑑賞法の二重構造
    誰にでも開かれたアート鑑賞へ
    「目で観る喜び」と「頭で考える喜び」について
    「目で観て喜ぶ」系と「頭で考えて喜ぶ」系の違い
    画家は職人か、それとも芸術家か

    第3章 アートに宿る見えない価値

    508億円? アートはなぜ高額になるのか?
    アートの価値を増幅させる「物語」の力 ― 作品の来歴と作家の神話
    アートはなぜ高額なのか?「所有」と「物語」が紡ぐ、もう一つの価値
    見た目以上に重視される「背景」と「物語」
    ストーリーと共感が作品を輝かせる
    アートのコレクションに教養が必要な理由

    第4章 アート所有の楽しみ

    空間を変える、一枚の絵の力
    毎日観るという体験の意味
    美術館とは違う、私的空間で出会う感動と発見
    自分と一緒に歳を重ねるアート作品
    日本で絵は売れているのか?

    第5章 資産としてのアート

    アートと金融の交差点
    資産ポートフォリオにアートを組み込む富裕層
    価格が上がる作品の特徴とは
    資産としておすすめの作品とは
    アート作品はなぜ高額なのか
    美術品は「課税対象」か「文化資産」か──公益財団法人を活用した相続対策

    第6章 アートの買い方・選び方

    アートの選び方には正解がないという自由
    自分らしさの表現としてのコレクション
    アート購入者は何が違うのか?
    アートはお金だけでは買えない
    アート購入の深層心理
    アートとの出会い方
    実際に始める、絵画の買い方・選び方
    アートの値段はどうやって決まるのか
    購入者にとってのプライマリーとセカンダリーの違い
    失敗しないアートの買い方
    信頼できる購入先の選び方
    市場に出回る贋作に注意
    多くの人が被害を受けた「贋作版画」事件
    画商は贋作にどう対処しているか
    美術商の覚悟──信頼と責任に基づく商いの哲学
    税制面から見た「絵を飾る」メリット──法人の絵画購入費は経費に

    第7章 これからの時代のアートの価値

    台頭するAIアート
    人間だけが持つ「問い」を立てる力
    AI全盛の時代にこそ人間の手によるアートが見直される

    おわりに
    参考文献

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    髙橋芳郎(たかはし・よしろう)
    翠波画廊 代表。愛媛県生まれ。多摩美術大学彫刻科(現・彫刻学科)に進学、卒業後、現代美術の専門学校Bゼミにて現代アートを学ぶ。卒業後、都内の美術展覧会の企画運営会社に就職、1990年に独立、美術品販売会社「株式会社ブリュッケ」を創業。現在、東京・銀座と大阪・梅田に自社店舗「翠波画廊」を運営。創業以来35年の長きにわたり、ピカソ、マティス、藤田嗣治など近代絵画からウォーホル、キース・ヘリング、バンクシーなど現代アートまで絵画愛好家なら誰もが知っている巨匠の作品を数多く扱う。著書に『値段で読み解く魅惑のフランス近代絵画』(2017年)、『アートに学ぶ6つのビジネス法則』(2019年)、『画商が読み解く西洋アートのビジネス史』(2022年)がある。
  • 真理を求めるにも、愛を問うにも、なによりもまずは飯を食わねばならぬ!
    キケロもアーレントもデカルトも霞を食って生きていたわけじゃない――
    哲学者たちのもう一つのアイデンティティ

    本を読んで考えにふけるだけで、毎日の生活費が自動的に入ってくるなんてことは起きない。著名な哲学者たちも、今を生きるわたしたちのように、生活のために「仕事」をしてきた。
    眼鏡を磨くスピノザ、嫌々ながら市長をつとめたモンテーニュ、工場労働で思索を深めたヴェイユ……。古代から現代まで40名の哲学者をとりあげ、生活の糧を得ていたもう一つの職業をひも解いていく。
    労働は想像力の源にも、知的活動の妨げにもなる。職業人生に光を当てる、唯一無二の哲学入門。

    ◆スピノザ――レンズ研磨職人
    ◆ハンナ・アーレント――ジャーナリスト
    ◆マシュー・クロフォード――整備士
    ◆モンテーニュ――市長
    ◆ディドロ――美術品のブローカー
    ◆アンリ・ベルクソン――外交官
    ◆ライプニッツ――司書
    ◆ジャン=ジャック・ルソー――譜面書き
    ◆マルクス・アウレリウス――皇帝
    ◆シモーヌ・ヴェイユ――工場労働者
    ……など40名を紹介!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    都市はスター建築家だけがつくっているわけではない。多くの建物は、ゼネコン、組織設計が建てている。日建設計は世界でも最大規模の組織設計事務所であり、東京・渋谷や大阪・梅田の再開発、東京スカイツリー、中野サンプラザなど、誰もが知る巨大プロジェクトを数多く手がけてきた。 1000人を超える建築家が所属する日建設計には巨大組織ならではの強みと弱みがある。語られることのなかった「集団で設計する組織の全貌」を気鋭の建築家・建築史家が解き明かす!
  • 2,090(税込)
    著:
    トニ モリスン
    訳:
    篠森ゆりこ
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    彼女が「レシタティフ」を「実験」だと言うなら、本気でそれを意図しているのだ。その実験の被験者は読者である――

    施設で同室になったトワイラとロバータは、白人と黒人の二人組で「塩と胡椒」と呼ばれていた。 月日が経ち、二人はダイナー、スーパー、デモ集会、レストランで四度再会する。 二人が共有する記憶と彼女たちについて、何が正しいのだろうか?
    ノーベル文学賞作家、トニ・モリスンが唯一書き残した実験小説。
    大好評「I am I am I am」シリーズ第五弾。解説:ゼイディー・スミス


    二人の少女はこの世の誰も知らないことを知ってた――質問をしないこと。信じなきゃいけないことは信じること。
    ずけずけと訊かずに広い心で接するのは、気遣いでもあった。
    あなたのお母さんも病気? ううん、一晩中踊ってるの。
    ふうん――そして、わかった、といううなずき。(本文より)
  • 議論も説得も助言もしない。
    ただ聞き、ただ話す──
    安全な対話が、人生をやわらげる。
    メンタルケアの新しいかたち。

    ただ繰り返し対話する、それだけで高い効果をもたらすとして精神医療やメンタルケアの世界で注目される〈オープンダイアローグ〉。この手法、病気や困りごとを抱えた当事者だけで安全に行えることをご存じですか? 本書は、全員素人かつ病気/障害持ちの物書き4人がオンラインで行った対話をもとに作成した、オープンダイアローグを自分たちではじめるためのガイドブックです。これまで話せなかったことを話せる場の力、問題を解決しなくても救いが訪れる驚き──こころのケアの新しい可能性をひらくオープンダイアローグの世界へようこそ。実施にあたり精神科医・斎藤環氏と交わしたQ&A、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパンによるガイドライン(抜粋)も収録。

    「あまりにも濃い「当事者」たちによる、濃密で感動的な対話。4人のポリフォニーに何度も驚かされる。あなた方に支持されることは、どんなエビデンスよりも私を勇気づける。オープンダイアローグを続けていこう」──斎藤環(精神科医)

    装画:武者小路晶子、ブックデザイン:髙井愛

    【目次】
    はじめに やってみる!?
    斎藤環さんに聞いてみた オープンダイアローグQ&A

    第1章 紹介
    「胡散臭く」なかったオープンダイアローグ(鈴木大介)

    第2章 実践 オープンダイアローグ1 日々の困りごと
    「嫌なことがあると、ずっとそのことを考えてしまう」(石田月美)

    第3章 実践 オープンダイアローグ2 人生の困りごと
    「兄のケアを負わせた母への捻れた思い」(樋󠄀口直美)

    第4章 総論 オープンダイアローグを終えて
    危険な会話から安全な対話へ(頭木弘樹)

    おわりに
    一致しなくてもわかり合える

    付録 『オープンダイアローグ対話実践のガイドライン 第1版』(オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン/ODNJP)抜粋

    石田月美(いしだ・つきみ)
    1983年生まれ、東京育ち。物書き。高校を中退して家出少女として暮らし、高卒認定資格を得て大学に入学するも、中退。2020年、自身の婚活経験とhow toを綴った『ウツ婚!!──死にたい私が生き延びるための婚活』(晶文社)で文筆デビュー。本書は23年に漫画化(講談社)。様々な精神疾患を抱えたまま、婚活し結婚、不妊治療を経て2児の母。エッセイを中心に寄稿記事多数。2024年、『まだ、うまく眠れない』(文藝春秋)を刊行。2025年、鈴木大介との共著『好きで一緒になったから』(晶文社)を刊行。

    頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
    文学紹介者。20歳で難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。カフカの言葉が救いとなった経験から『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『食べること出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)など。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。

    鈴木大介(すずき・だいすけ)
    文筆業・ルポライター。1973年千葉県生まれ。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし『最貧困女子』(幻冬舎)などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症して高次脳機能障害当事者に。その後は当事者としての自身を取材した闘病記『脳が壊れた』(新潮新書)や夫婦での障害受容を描いた『されど愛しきお妻様』(講談社)などを出版。2020年、援助職向けに書き下ろした『「脳コワ」さん支援ガイド』(医学書院・シリーズケアをひらく)にて日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞。近刊に『貧困と脳──働かないのではなく働けない』(幻冬舎新書)など。

    樋󠄀口直美(ひぐち・なおみ)
    文筆家・レビー小体病当事者。1962年生まれ。50歳でレビー小体型認知症と診断され、多様な脳機能障害、幻覚、自律神経症状などがあるが思考力は保たれている。著書に『誤作動する脳』(医学書院)、『私の脳で起こったこと』(ちくま文庫/ブックマン社)、『「できる」と「できない」の間の人』(晶文社)。共著に『レビー小体型認知症とは何か』(ちくま新書)、『私の身体はままならない』(河出書房新社)ほか。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ◆分数の割り算なぜひっくり返す?
    ◆速さの問題ワケわからん!
    ◆食塩水まぜて楽しいか?
    ◆サインコサイン誰やねん
    ……理由を教えてもらえずに
    解き方に納得していないもの、ありませんか?

    ◎ガチ文系なのに、入社試験で数学が必要になった!
    ◎ニガテ民なのに、子どもに算数を教えなきゃいけない!
    ◎算数につまずいたせいで、人生がうまくいかない!
    ……そんなあなたのための本

    ニガテ総選挙No.1の速さ問題、脳が拒絶するつるかめ算や利益算、常になんとなく不安な文章問題……。疑問や不満がつもりつもって、わたしたちは算数につまずき、数学にたおれる。
    何のために学び、どこにつながるのか……知っていたら、もっと頑張れたはずだった。「そういうものだから」と言い聞かせられてきた、絶妙に納得できないテーマを厳選。算数・数学に不満たらたらのケンジと、数学好きの兄貴が、対話しながらひも解いていく。
    いま学んでいる生徒さんにも、子どもに算数を教えなきゃいけない保護者にも、長年のしこりを抱える大人たちにも。
    ニガテ勢のかゆいところに手が届く、たくさんの「そうだったのか!」をつめこんだ画期的一書。

    【目次より】

    第1章 方程式
    ◆何で勝手にXっておいてんだよ!
    何と何をイコールでむすぶんだか、さっぱり分からねえよ!
    【ポイント】 方程式

    第2章 〇〇算
    ◆つるかめ算
    どっから来たんだ、ツルとカメ!
    なぜ突然、足の本数を数えだしたっ!?
    【ポイント】 つるかめ算
    ◆仕事算
    「ある仕事を2人で協力すると何時間かかるか?」だと……
    そんなの、2 人の仲の良さ次第だろうが!!
    ◆利益算
    原価とか、定価とか、売価とか、利益とか……
    いちいち言葉がむずかしいんだよ!
    ◆濃度算
    しょっぱい水を作って混ぜ合わせて、何がしたいんだ!
    しょっぺえのは人生だけで十分だぜ!
    【コラム】 数学って、どうして解けないと悲しくなるの?

    第3章 四則計算
    ◆いまだに引き算は不安だぜ!
    なんで数学得意な人は「あ、これは××算だな」ってすぐ分かるんだっ!?
    ◆繰り下がりたくても、その位、0なんだよ!
    0なのに、どうやって借りてくるんだ!!
    ◆割り算、ややこしいんだよっ!
    割り切れない思いを抱えてこそ、大人ってもんだろうが!
    ◆かけ算が先で、足し算が後ぉ?
    後回しにしたら、足し算がかわいそうじゃねーか!!
    ◆□×0=0だよな?
    だったら、□÷0 をしたら、答えは0 になるはずだろうが!
    【ポイント】 0のルール
    【コラム】 文章問題の公式の意味が分からない

    第4章 分数
    ◆分数とか、この世にいらねえだろうがっ!
    ◆足すだけなのに、ややこしすぎんだよ、分数!
    通分ってのは、どこの校則だ!?
    ◆分数のかけ算、「斜めに約分」って、なんなんだっ!
    ◆分数の割り算……
    「とにかくひっくり返せばいいんだよ」って、なんだそれ!?
    【コラム】 家庭内で、算数や数学に慣れ親しむ

    第5章 小数
    ◆小数の計算、ああしろこうしろって細かく言われたけど、 俺は何も納得してねぇぜ!
    【ポイント】 小数の文章題
    【コラム】 桁を理解する

    第6章 マイナス
    ◆「とにかく覚えろ」と言われたマイナスの計算。
    僕たーち、私たちはー……納得していません!
    ◆(マイナス)×(マイナス)がプラスになるとか
    ポジティブにもほどがあるだろ!!
    【コラム】 文章問題が苦手

    第7章 比
    ◆なんなんだよ、比って!?
    そんなん使ったら、かえってややこしくなるだろうが!!
    【ポイント】 比の文章問題

    第8章 速さ
    ◆目に見えねぇんだよ、速さなんて!
    見えないものを、どうやって解けってんだ!
    ◆2人同時に動くなよ!
    片方を計算してる間にもう片方も動き出しちまうじゃねえか!
    ◆おい兄と弟、一緒に池の周りをまわってやれよ!
    お互い、たった一人のきょうだいじゃねぇか。
    ◆出る前に、忘れ物がないか確かめとけよ?
    余裕をもって家を出れば、追いかけないで済むんだぜ。
    【ポイント】 速さの文章問題

    第9章 その他
    ◆動点Pはなぜ動くのか!?
    落ち着け、点P! 頼むから、じっとしてろ。え……点Qも!?
    ◆サイン・コサイン・タンジェント、日常生活で使ったことないぜ、コノヤロー。
    この知識、ほんとに役に立ってんのか!?
    【コラム】 新しい単元との出会い

    まとめ: 一度にぜんぶ理解しようとしなくてもいいらしいぜ!
  • 2,090(税込)
    著:
    イ・ユリ
    訳:
    渡辺麻土香
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    もう、気分は最高だ!

    子どもが翼をつけて生まれ(「ウエハース君」)、宝石でできた蚊が人間の血と一緒に楽しかった記憶を吸い込み(「ジュエリーモスキート」)、結婚していない私が結婚した私を訪ね(「アナザーストーリー」)、健康な異性愛者だけを選別し、それ以外にはキノコになる液体が配られる(「キノコの国で」)……。
    イ・ユリが描く14の世界を一つずつ通過すると、苛立ちや悩みはしばし遠くに追いやられ、私たちの手元から離れていた日常は鮮明になる。唯一無二のSFワールドに魅了される、韓国の大人気作家の傑作短編集。
    大好評「I am I am I am」シリーズ、第4弾!
  • 1,870(税込)
    著:
    小阪由佳
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ミスマガジングランプリから一転、炎上に呑みこまれた日々。支配と依存の連鎖、“姉さん”成り代わりブログ騒動、激太りライブに至る混迷――。なぜ洗脳は起き、どう抜け出せたのか。2000年代の渋谷・六本木、夜の街の空気とネット黎明期の暴力性を当事者の筆致で記し、心を取り戻すための方法を提示する。赤裸々でありながら冷静――回復へ向かう思考と生活習慣(-20kgの過程)までを率直に綴る。〈壊れない/壊さない〉ための実践禄。

    丸山ゴンザレス氏 推薦
    心の闇を言葉にしたとき、呪縛は解けた。
    この本は、その“証”である。

    《目次》

    おわりのはじまり
    おわりのはじまり
    遺品整理
    1万6500人のトップに選ばれたド素人
    2003年5月某日 初めての渋谷
    芸能界の舞台裏
    光と影

    第1章 見て見て!見ないで。
    グラビアアイドルのダイエット
    テレビの中の自分が許せない
    大スキャンダル
    2007年10月某日 仕組まれたスクープ
    2007年10月某日 針のむしろ

    第2章 洗脳デブ
    奴隷と呼ばれた日々
    2009年3月某日 偽りの覚悟
    2009年11月某日 キャラ変の真相
    20kgの激太り
    2010年1月某日 バター乗せカツカレーと嘔吐
    崩壊と孤独
    2010年2月11日 衝撃の激太りライブ

    第3章 悲劇のヒロイン
    折れた心
    2010年5月某日 残された日々
    小さい頃の夢
    復活の兆し
    2011年8月某日 希望と切望
    2011年11月某日 外界との接触と洗脳のほころび
    2011年12月某日 ショパン「別れの曲」

    第4章 フラッシュバック
    私は自分を許すことができない
    2012年1月 人生失格
    家族問題
    罪に時効はあるのに、なぜ過去はいつまでも追いかけてくるのだろう

    第5章 小阪由佳の変化
    化け物のような自分を受け入れる
    私は私を許すことにした。
    全身の皮がむける感覚

    第6章 町田から今ここに。
    自分を取り戻すプロセス
    2014年12 月 少しずつ
    2015年4月 批判殺到
    もう怖がらない
    2020年7月 コロナ禍で
    リスタート

    第7章 裸洗~らせん~
    今を楽しんで生きるという覚悟
    愛するということ
    なんてったってアイドル
    2025年7月某日 洗脳されていた16年間の終焉

    あとがき ~星に願いを~

    洗脳チェックシート
  • 「命がけでキレた日から、夫の態度が変わりました」
    家事、育児、夫との関係、ママ友社会――誰もが通り過ぎる日常の葛藤を、フェミニズムの視点で「当事者研究」してみたら、まったく違う風景が見えてきた! フェミニズムの第一人者と〝主婦のリアル〝が真正面からぶつかる、前代未聞の対話。

    社会学者にして日本を代表するフェミニスト・上野千鶴子と、三人の子を育てる普通の主婦・森田さち。主婦が自らの人生を振り返り「なぜ私はいつも生きづらかったのか?」と問い、社会学者がそれに応答する。
    幼少の頃から抱えてきた希死念慮、家庭のなかで感じた疎外感、学生時代の妊娠中絶、そのすえに得たパートナーによるモラハラ、ワンオペ育児の困難……。主婦も、働く女性も男性も「自分の問題だ」と気づかずにはいられない。笑って、泣いて、そして勇気がわいてくる、新しいフェミニズム入門にして、誰もが自分の生を問い直す一冊。

    “この本は、私の結婚生活を実際に変えてくれたフェミニズムを授けてくれた師である、上野さんに、私の当事者研究にお付き合いいただこうと考えて、実現したものです。フェミニズムの師である上野さんは、20年以上前に『当事者主権』(岩波新書)という本を障害当事者の中西正司さんと出されており、当事者研究のパイオニアでもあります。上野さんが切り拓いてくれていたから私の今がある。「死にたい」という言葉でしか表せなかった私の過去に、別の見方や言葉を与えてくれ、現実をも変えてくれた。(森田さち/まえがきより)”
    “森田さんはこれを「主婦の私の当事者研究」と呼んでいます。そこにある意識は、「主婦」がすでに社会的マイノリティであること、後ろめたさ抜きには主婦である自分を肯定できないこと、でした。事実、彼女は、自分が「逃げるようにして」主婦になった、と、その選択を肯定的には語りません。当事者研究とは、しばしば社会的マイノリティのための研究でしたが、今や「主婦」であることは、マイノリティ研究の対象になったのか、と感慨を覚えました。(上野千鶴子/あとがきより)”

    【目次】
    まえがき 森田さち
    1章 母の期待を勝手に背負って死にたくなる
    2章 夜の仕事で「男のくだらなさ」を学び、生きなおすために子どもを望んだ
    3章 エリート夫に命がけでキレた日から、人生が少しずつ前向きになった
    4章 交通事故に遭って気づいた「ひとりで子育てしなくていい」
    5章 今を生きる女の子たちへ 一緒に闘おう
    あとがき 上野千鶴子
  • 1,980(税込)
    著:
    マールコウサカ
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    まばゆい光を見つめながら、肩を並べて仕事した日々を、僕はきっと繰り返し清々しい気持ちで思い出すだろう。かつてここまで詩的なPMI(M&A後の統合プロセス)の記録があっただろうか。
    ――青木耕平 株式会社クラシコム代表取締役社長(「北欧、暮らしの道具店」運営)

    「健康的な消費のために」というコンセプトのもと、美しい洋服だけでなく販売方法も注目を集め続けているファッションブランドfoufou。着実に歩みを進めてきたfoufouだが、2023年夏、上場企業である株式会社クラシコム(「北欧、暮らしの道具店」を運営)のグループ会社となり、大きな転機を迎えた。
    ファッションデザイナーとして、 そして経営者という新しい目線で、変わったことと変わらないこと、働くこと、ものづくり、美しさについて。率直な筆致でつづる、『すこやかな服』待望の続編。
  • 1,980(税込)
    著:
    内田朋子
    著:
    後藤充
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    渋谷の半世紀を振り返り、都市・カルチャー・未来の三視点で現在地を読み解く。共同通信社の連載を基軸に、多彩な証言と論考で、次の50年への羅針盤を描く。来街者から実務家・次世代クリエイターまでにひらかれ、渋谷という街の本質に迫る一冊。

    山口周氏 推薦
    多様な人たちが集まって
    集合的に生み出している総合芸術、
    それが渋谷という街の本質なのですね。
    あなたも共同制作者として関わってみませんか?

    《目次》
    第1部 都市
    公園で遊ぶ子どものように
     糸井重里
    渋谷の過去、現在、未来
      ――大都市から見えるこの国のカタチ
     吉見俊哉
     宇川直宏
    最後の渋谷系「ホフ」が語る地元愛
     小宮山雄飛
    昭和レトロの第一人者が写し歩いた渋谷
     町田忍
    第2部 カルチャー
    渋谷を鮮やかに彩り続ける「HARUMI GALS」
     山口はるみ
    劇場、演劇、街
     G2
     永作博美
    音楽カルチャーはクラブから
     沖野修也
    私がミニスカートをはいても、 ニューストピックにならない世の中になってほしい
     野宮真貴
    世界へのランウエー 渋谷、原宿、竹下通り
     古田泰子
     ティファニー・ゴドイ
    公園通りから見える世界の流行
     平松有吾
    第3部 未来
    真の多様性を渋谷から広げたい
      ――性的マイノリティーへの偏見、差別、排除をなくす
     午前0時のプリンセス
     聖秋流
     momohaha
     大内アイミ
     JESSICA
    産官学民こどもとつくる渋谷区〝未来の学校〟
      ──理想像はみんな違っていい
     金子嘉宏
     北村久美子
    長いスパンで捉える生態系、都市、アートの行方
      ──時代を超えてゆく真の創造力とは?
     Chim↑Pom from Smappa!Group
     エリイ
     林靖高
     牧田習
    特別寄稿1
    渋谷は、渋谷ではなかった
     吉見俊哉
    特別寄稿2
    坂を上る渋谷から、川筋を這う渋谷へ
     吉見俊哉
    特別寄稿3
    神社とアングラ、天井桟敷とジャン・ジャンの間
     吉見俊哉
    解 説
    創造的に記憶/忘却する― 超舞台としての渋谷
    北田暁大
  • 人気の日記エッセイ作家が明かす、みんなに読まれる日記の秘密。これからの日記作家を目指す人に捧ぐメタ日記エッセイ。

    「文学フリマ」が毎回入場者数を更新し、日記本がブームになり、自分でも日記を書きたい・noteで公開したい・ZINEにまとめたい……という人が増えているなか、日記エッセイストの第一人者が、日記を書く際の独自の経験知と秘密を大公開。その実践例としての日記もあわせて収録。日記を読みたい人にも、書きたい人にも、いますぐ役立つアイデアと実例が満載の、これからの日記作家に捧ぐメタ日記エッセイ。

    「これから私は日記について書きます。これまであちこちに書いたり、お話ししたりしてきた、日記について私なりに思うことを、ほんの少しですが、ここにまとめます。/日記は人それぞれに方法があって、方針があって、ロマンがあるものです。ここに書いたことは、すべて、単なる私の考えでありやり方ですから、どうかその点ご了承ください。てんで勝手に書けるのが、日記のよさのひとつです。」(本文より)

    【目次】
    1 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている
    おばけは怖いけど、私はこれから、日記について書きます/文ではなく、日記を書こうと決めた/かけがえなさというのは、思いがけなさのなかにあるんじゃないか/前日の景色を観察するためのメモ/日記は、書くだけ、あとは何もいらない/日記と秘密/毎日の日記、よりぬく日記、編集する日記/日記で世界を作る/生きた昨日を、ただ思い出す

    2 私が愛するあなたの凡庸のすべて
    私が愛するあなたの凡庸のすべて/互いにとっての静けさとなれ/明日が誕生日でないのが信じられない/あずかり知らぬ無限/見るべきは屋根/コツは地上に出ないこと/元気な体の私の隠喩/押すと実現するボタン/人間の味方/欲しいものは無い、有るものが欲しい

    3 じゃがりこを買う人だけが私にとってかわいい、なんだこの感情は
    餅をみちぎる威力を応用し/まだ出す力を持っている/なんだかいつも、これ以上着るものがないし脱ぐものもない気持ちだ/服の似合わなさの絶望をすくう/50メートルって「走」じゃないか/世界が変わる、ここが地点だ/うどんにおなり/地金は売らずにまた会おう/遠くの楽しさはいつもすこし悲しい/てっきりそれが終わりの合図だと/時間の種類の豊富さを味わう/じゃがりこを買う人だけが私にとってかわいい、なんだこの感情は

    点と点が線でつながっただけで脱出──あとがきにかえて
  • 「日本のカウンセリングを真剣で、豊かなものにしてくれる本」(東畑開人)

    よいカウンセラーを選び、成果の出る関係を築くには? シミントン先生は、ちょっと厳しいけれど、本当のことを教えてくれる。よい/わるいカウンセラーを見抜くためのチェック項目から、セッションにおいて注意すべきこと、カウンセリングの効果を測る基準まで、心理療法の権威がユーザーのために書き下ろした、忖度なしの直球ガイド。

    「この本はクライエントであるあなたに向けて書かれています。これは行動をうながすための一冊です。ごまかしの治療に満足してはいけません。気を引き締め、カウンセラーに率直に意見をぶつけてください。時間や手間をかけてでも、自分に合ったカウンセラーを探す価値はあります。心理療法は長い時間と多くのお金を要するプロセスですから、ぜひ意味のあるものにしましょう。適切なカウンセラーを見つけるのはあなた自身です。本書はそのための道しるべとなるでしょう」(本書より)

    【目次】
    序文 東畑開人
    はじめに 心理療法、爆発的に増加する
    第1章 心理療法の目的
    第2章 セラピーはどのように効くのか?
    第3章 治療課題
    第4章 どうしてセラピーは失敗するのか
    第5章 不適格セラピスト
    第6章 よいセラピストの定義
    用語集
    参考文献
    訳者解説

    装画:大塚砂織
    ブックデザイン:岩瀬聡

    著者:ネヴィル・シミントン(Neville Symington)
    精神分析家。1937年ポルトガル生まれ、2019年没。英国の精神分析協会に所属し、精神分析の臨床と研究における世界的権威であるタヴィストック・クリニックで活躍した。その後オーストラリアへ移住し、オーストラリア精神分析協会の会長を務めるなど、同国の精神分析界を牽引した。分析家自身の内面のあり方や、ナルシシズム、スピリチュアリティと臨床の関係を探求する独創的な思索で知られる。主著に、本書の文献案内でも邦訳が紹介されている『分析の経験:フロイトから対象関係論へ』(創元社、2006年)、『ビオン臨床入門』(金剛出版、2003年)『精神分析とスピリチュアリティ』(創元社、2008年)など多数。

    訳者:筒井亮太(つつい・りょうた)
    香川県出身。関西大学大学院心理学研究科修了。臨床心理士。公認心理師。現在、たちメンタルクリニック・上本町心理臨床オフィス勤務。著書に『トラウマとの対話』(共編著:日本評論社、2023年)、訳書に『ドナルド・ウィニコット』(共監訳:誠信書房、2019年)、『R・D・レインと反精神医学の道』(共訳:日本評論社、2020年)、『精神分析における心的経験と技法問題』(単訳:金剛出版、2020年)、『アタッチメントと親子関係』(単訳:金剛出版、2021年)、『ハリー・スタック・サリヴァン入門』(共訳:創元社、2022年)、『アタッチメントとトラウマ臨床の原点』(単訳:誠信書房、2023年)、『アタッチメントと新規蒔き直し』(単訳:みすず書房、2023年)、『もうひとつの精神分析入門』(監訳:木立の文庫、2024年)、『心理療法は脳にどう作用するのか』(単訳:岩崎学術出版、2024年)、『トラウマと解離の文脈』(共訳:金剛出版、2025年)など。

    序文:東畑開人(とうはた・かいと)
    1983年生まれ。専門は臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。白金高輪カウンセリングルーム主宰。博士(教育学)・臨床心理士・公認心理師。著書に『野の医者は笑う:心の治療とは何か?』(誠信書房、2015年/文春文庫、2023年)、『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』(医学書院、2019年)、『心はどこへ消えた?』(文藝春秋、2021年)、『聞く技術 聞いてもらう技術』(筑摩書房、2022年)、『雨の日の心理学』(KADOKAWA 、2024年)、『カウンセリングとは何か:変化するということ』(講談社現代新書、2025年)など。『居るのはつらいよ』で第19回(2019年)大佛次郎論壇賞受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020受賞。
  • 1,650(税込)
    著:
    杉田俊介
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    推薦:坂口恭平氏
    「杉田俊介が生きはじめたと思えて、僕は嬉しかった。
    からだが気づいて鬱になる。だから、これは本を書くように本を読む人の、自分のからだの読み方だ。
    本当にきついときに皆に読んで欲しい福音書。」

    Xを中心にSNSでも大反響!
    オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。
    透徹な視線で赤裸々な心情を丹念に描写する、「創作論」。

    【著者より】
    現代は鬱病の時代であると言われます。誰もが鬱病になる可能性を持っているとも言われます(風邪/骨折/癌などのように)。そのわりには、鬱病者が具体的な生活の中でどんな困難を強いられ、心の中でどんな葛藤や絶望を抱え込んでいるのかは、案外まだ十分には知られていないのではないでしょうか。その意味では、このささやかな本は、読者の皆さんにとって、鬱病者の内面や生活経験を知るための一つの材料、小さなヒントになるかもしれません。
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    レア写真+図版400点以上掲載!!

    “ギャグマンガの王様” 赤塚不二夫による、
    その生い立ち、トキワ荘での青春と苦悩、
    『天才バカボン』『おそ松くん』誕生秘話、
    「映画」「食」「猫」…などへの考察が一挙丸わかり!
    「ギャグに賭けた人生」を活字で知ることができる一冊。

    長年入手困難だった赤塚不二夫の初エッセイ本『シェー!! の自叙伝
    ぼくとおそ松くん』の約60年振りの復刻に加え、歴代の単行本未収
    録エッセイ&インタビューを厳選して収録する。編者・松木健也
    (フジオ・プロダクション)による各作品の深掘りガイドや年譜で、
    赤塚不二夫をさらに深く知ることができる。


    ────────────────────────
    【目次】
    本書カバー絵の秘密
    はじめに
    第1章 シェー!!の自叙伝 ぼくとおそ松くん
    第2章 四畳半の西日 青春の軌跡
    第3章 ふるさと人物伝 人生はギャグなのだ
    第4章 短編エッセイ・インタビュー集
    特別付録 イヤミ色紙集
    収録作品 深掘りガイド
    赤塚不二夫 年譜
    おわりに

    ────────────────────────
    赤塚不二夫(あかつかふじお)【著】
    1935年9月14日、旧満州国(現・中国東北部)に生まれる。手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受け、マンガ家を志す。1956年、貸本向け単行本『嵐をこえて』でマンガ家デビュー。多くのマンガ家たちを輩出した伝説の「トキワ荘」に入居し、1958年、『ナマちゃん』で念願の少年誌初連載を獲得。1962年、『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』の連載を開始。イヤミが口にする「シェー!」の言葉やポーズは日本中で大流行した。後に『天才バカボン』『もーれつア太郎』『レッツラゴン』『ギャグゲリラ』など、数々のヒット作を生み出し、"ギャグマンガの王様”と評され、その影響力は今日も続いている。1998年、紫綬褒章を受章。2002年、脳内出血で倒れ、以後闘病生活に。2008年8月2日、逝去。享年72。

    松木健也(まつきたつや)【編】
    1986年9月12日、新潟市に生まれる。1990 年代後半より赤塚マンガにハマり、2000年、赤塚不二夫からファンレターの返信(サイン色紙)を貰ったことをきっかけに、ますます虜に。2007年、株式会社フジオ・プロダクション入社。現在は出版、展覧会、原画管理などに携わる。企画した書籍に『ひらがなおそまつくん』(竹書房・2021年)、『まんが 赤塚不二夫伝 ギャグほどすてきな商売はない!!』(光文社・2023年)などがある。
  • “アンパンマンの父”やなせたかしの、知られざる「食」の記憶を、初代おむすびまん役としても知られるRoseLove(柳志乃)が語り手となり綴る一冊です。
    日常の食卓にあった家庭料理から、ハイカラな洋食、土佐の郷土料理まで――「美味しかったよ」のひとことに込められた温もりを、写真とエピソード、レシピで届けます。
    \◎巻頭・巻末に計16ページのカラー口絵を収録!/

    巻頭料理監修:木村伸子

    【目次】
    第1章 先生との出会い
    いずみたくミュージカルジュニアーズへ
    歌や踊りが好きな女の子
    やなせ先生との初対面
    おむすびまん誕生前夜
    二人の天才の出会い
    手のひらを太陽に
    おむすびまん誕生
    キャラクターをたくさんつくる人になったわけ
      「食べ物」をキャラクターにする理由
    松島トモ子さんとのお話
    子役の大先輩とやなせ先生とお仕事
      二人の先生から教えられたこと
    「子供」だって同じ「人」
    こころの栄養が、ひとを喜ばせる
    ちらし寿司に込めた歓迎の気持ち
    やなせスタジオにお世話になるまで
    なぜ、Roseママがやなせ先生の食事を

    第2章 先生は意外とハイカラ
      お気に入りは電飾いっぱいのベスト
      ひかえめな暢さんが喜んだ
    アンパンマンミュージアムではアロハシャツ
    電化製品好きで自宅にaibo
    食べるものも「ハイカラ」好み
    ふだんの食卓
    ホットプレートでハンバーグ
    突然のおでん鍋
    〝あの春巻き〟は変わってる?
    先生の食卓から学んだこと

    第3章 土佐の味と記憶
    贈り物とふるさとの風
    先生が反応した「ゆず酢」
      湯豆腐のたれ
    高知への郷愁と「恩返し」
    「ミッシェル・カマ」の由来
    「ごめん駅」と「ありがとう駅」
    故郷を活気づけるアメ
    頼まれてはいないけれど
    手紙に添えられた指示

    第4章 長寿を願う日々の工夫
    朝もバランスの良い食事
    やなせ先生は朝からきちんと召し上る方でした
      丸正のぶりは、今日もごちそう
    口癖は「ぼくは長生きしたいんだ」
    「死」の記憶
    愛する人の死
    ひもじさが許せない
    「怪傑アンパンマン」に込められた魂
    逆転しない正義
    「バイキンマン」が担う役割
    善と悪はわかりにくい

    第5章 節目の記憶、歌とアニメと料理と
    アニメ化とレコーディングの舞台裏
    やなせ先生直筆!お稽古バッグ事件
    手紙に添えられたひとこと
    新しい挑戦
    「愛」と「Love」
    笑いという「栄養」
    アンパンマンに救われる
      心配性という優しさ
    先生こそが「アンパンマン」
    人生は寂しくてショウガナイ
    アンパンマンとやなせ先生

    第6章 優しい食卓(思い出のレシピ集)
    ●ヨーグルトカレー
    ●ドライカレー
    ●ビーフストロガノフ
    ●てこね寿司
    ●ほうれん草の豚巻き
    ●春巻き
    ●きのこスパゲッティ
    ●セロリのからししょうゆ和え
    ●すばす
    ●白和え
    ●きんぴられんこんと牛肉
    ●白菜の甘酢漬け
    ●サワー漬け(和風タイプ)
    ●菊とささみの和えもの
    ●レンジでとりとこんにゃくの煮物
    ●とりとごぼうの煮物
    ●ぶりとれんこん
    ●ぶりの照り焼き
    ●大根と肉の煮物
    ●おいなりさんのあぶらあげ
    ●カレーうどん
    ●ビビンバ
    ●あわび
    ●フーヨーハイ
    ●ハンバーグ(ホットプレート使用)
    ●豚バラと舞茸の炒め
    ●栗ごごはん
    ●まつたけ土瓶蒸し
    ●たけのこごはん
    ●だし汁
    ●なすの煮物
    ●オクラとじゅんさいのおすまし
    ●グリンピース(じゃこ)ごはん
    ●なすのみそ煮
    ●さつまいもごはん
    ●さつまいも きんとき風
    ●かぼちゃのそぼろのせ
    ●かつおなまり節
    ●おでんの汁
    ●ぶり大根
    ●豚肉と大根の煮物
    ●ねぎま
    ●とりのカレー炒め
    ●オクラと納豆和え
    ●カジキの梅煮
    ●イカとしその葉パスタ
    ●なす蒸し
    ●あじの刺身
    ●とりのみそマヨネーズ
    ●えびと野菜のエスニックサラダ
    ●りんごジャム
  • 1,980(税込)
    著:
    矢萩多聞
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    料理のまんなかには「寛容」がある――
    自然が与えてくれる風味と香りをとことん楽しむ、
    手のひらから宇宙へ広がるスパイス・エッセイ

    クミンシード香るマンゴーでかきこむ飯の味、
    コリアンダーリーフの知られざる効用、
    納豆に入れるとおいしいスパイス、
    京都の自庭で育てるカレーリーフ……

    長くインドと日本を行き来する生活をしてきた装丁家が綴る、
    辛くも酸っぱい、ときには甘いスパイスの世界。

    「食べることは、栄養を摂り、食欲を満たすだけではなく、いまの自分を知る手がかりになる。いつの日も、こだわりにとらわれず、その場その場で柔軟な「食」を受け入れ、咀嚼できる自分でありたい。
    生活は「自ら選びとる」ことの連続だ。その実践と実験をここに記してみよう。手に負えないほど広すぎるスパイスの宇宙で、からだとこころに耳をすましながら、ジタバタと手足を動かすのだ他人からは溺れているようにしか見えないかもしれないが、泳いでいる本人はいたって真剣である」(はじめに より)

    ※スパイスを日々の食卓で楽しむ31のレシピ付き

    【目次より】

    1. クミンシード
    「匂い」からはじまる冒険/ササムの味/まぜてまぜて、粉まぜて/じゅわっと、タルカ/クミンシードは「あの」匂い?
    ◉「納豆」に合うスパイスを探して

    2. コリアンダー
    わかっちゃいるけどやめられない/パクチーと坂道/おばあちゃんの特製チキン/ヒ素とご利益/日本になじむコリアンダーさん/高級レストランと謎のカクテル
    ◉「卵かけご飯」に合うスパイスを探して

    3. ターメリック
    カレーライスから考える/カレー色の正体/ピンキーが食べたものは?/菜食主義者のためのオムレツ/炎上するタンドリーチキン/3C男にご用心?/マンゴーの寿司に恋して/上品と下品のはざまで
    ◉「焼餃子」に合うスパイスを探して

    4. カレーリーフ
    なにかを食べると、なにかを思いだす/どっちでもいい、ってすばらしい/カレーリーフ興亡記/種からひろがる/とってもとっても、なくならない
    ◉「トースト」に合うスパイスを探して

    5. チリ
    ノー・チリ、ノー・ライフ?/きみはまだカラムーチョさ/ドラゴンロールで火を吹く/十四歳にして土鍋にハマる/乾季とスイカさま/唐辛子もへっちゃら?/あの素晴らしい愛をもう一度/なまけものになりたい/唐辛子がむすぶ点と線
    ◉「そうめん」に合うスパイスを探して

    6. カルダモン
    スパイシー=辛い、でいいのか/チャーイ、もう一杯/インドのコーヒーをなめるなよ/バターミルクが好きなあなたが好き/プラサードを分かち合う/幻のハルワーロードを妄想する/情熱のラムボール
    ◉「ぜんざい」に合うスパイスを探して

    ぼくのレシピノート
  • シリーズ2冊
    1,7601,870(税込)
    著:
    飯塚めり
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

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    悩んで、とまどい、落ち込んだとき――
    いつも喫茶店が助けてくれる。

    これからのあなたを支えてくれる喫茶店を、
    イラストとエッセイで柔らかく処方します。

    ・雨の日に気分を明るくしたい
    ・都会の真ん中でも旅気分を味わいたい
    ・とにかく「ひとり」になりたい
    ・朝から気分が上がりません
    ・家に直帰したくない
    ・一瞬のカフェタイムでもくつろぎたい
    ・悩みごとをちっぽけにしたい
    ・落ち着いて打ち合わせをしたい
    ・どっぷりと喫茶に浸かって、スッキリしたい
    ・人見知りだけどカウンター席に座ってみたい
    ・自分を大切にする時間をつくりたい
    ・巣ごもり期間も心を動かしたい

    ――そんなとき、どこに行く?

    全36軒の喫茶店をご紹介。
    この本を持って、あなたも自分自身に喫茶店を処方してみるのはいかが?

    「わたしにとって、いや、喫茶店を愛好する人たちには、喫茶店を、日々の味方につけるために使っている人も多いはずだ。それは、劇的に効くものではないけれど、いつの間にか元気を底上げしてくれる、ゆっくりと効くおくすりのようだ。
    わたしは、内なる引き出しにたくさんのお店を持っておき、いざ出かけるときに、パパッと頭のなかで検索して、「これだ」という喫茶店を、己に処方するように選んでいる。滞在は一瞬だけれど、効用は数日続くこともある」(本文より)
  • 2,090(税込)
    著:
    春日武彦
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    人はなぜ自滅するのか。
    「死の欲動」が暗躍する闇世界に、なぜ引き摺り込まれ、沈みゆくのか──。

    精神科医・春日武彦が描く、「自滅」をテーマにした13篇の文学案内。
    海外編7作、日本編6作を取り上げ、破滅へ傾く人物たちの姿を描いていく。
    紹介作品は、パトリシア・ハイスミス、ジョン・チーヴァー、デルフィーヌ・ド・ヴィガのほか、吉行淳之介、林芙美子、松本清張らの短篇も含まれ、名作もあれば、忘れられた小品もある。
    これら作品の自滅者たちを紹介しつつ、著者自身の記憶や妄想が交錯する断章を織り交ぜて、読者をほの暗い精神の深淵に引きずり込む。
    好評既刊『自殺帳』の姉妹編とも言うべき内容。
    ────────────────────────

    “わたしは今までの人生で、自滅していく人たちを案外沢山目にしてきたような気がする。彼らは自暴自棄に陥っていたり、ふて腐れた挙げ句のセルフネグレクト的な生き方であったり、チープな「滅びの美学」に酔っていたり、緩慢な(あるいは生煮えの)自殺であったり、罪悪感の清算であったり、傲慢であったがための必然的な報いであったり、怠惰と自己欺瞞の結果そのものであったり、世間知らずゆえの悪因悪果であったり等々、さまざまな経緯から自滅へと到達していた。ではそのときに彼らはどのような心持ちであったのだろうか。”(「はじめに」より)

    ────────────────────────

    【目次】
    はじめに
    01 淫景 松本清張『断崖』
    02 満ち足りた生活 デルフィーヌ・ド・ヴィガン『子供が王様』
    03 いじましい人 吉行淳之介『痴』
    04 束の間の救い パトリシア・ハイスミス『手持ちの鳥』
    05 トランジスターグラマー 林芙美子『牛肉』
    06 死に際して思い返す景色 ウィリアム・トレヴァー『ピアノ調律師の妻たち』
    07 なめるなよ 笠原淳『サイモンの塔』
    08 異物 H・E・ベイツ『愛ならぬ愛』
    09 不死の人 丹羽文雄『虚実』
    10 はたらくこども アレクサンダー・マクラウド『ループ』
    11 隻脚の画家 有馬頼義『小隊長、前へ』
    12 蟹っぽい ジョン・チーヴァー『ライソン夫妻の秘密』
    付録 犀を贈る トム・フランクリン『ダイノソア』
    おわりに

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    春日武彦(かすが・たけひこ)
    1951(昭和26)年、京都府生まれ。日本医科大学卒業。医学博士。産婦人科医を経て精神科医に。都立中部総合精神保健福祉センター、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院精神科部長などを経て現在は成仁病院名誉院長。甲殻類恐怖症。猫好き。著書に『臨床の詩学』『病んだ家族、散乱した室内』(医学書院)、『恐怖の正体 トラウマ・恐怖症からホラーまで』(中公新書)、『無意味なものと不気味なもの』(中公文庫)、『鬱屈精神科医、占いにすがる』『奇想版 精神医学事典』『屋根裏に誰かいるんですよ。 都市伝説の精神病理』(河出文庫)、『自殺帳』(晶文社)等多数。
  • 1,980(税込)
    著:
    樋口 恭介
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    書き始めない言い訳として、「時間がない」も「才能がない」も(LLMの前では)通用しない。
    ──九段理江

    AIによって、SF、ミステリ、ホラー、ライトノベルなどジャンル小説の書き方は劇的に変わった。
    AI推進のコンサルタントであり、作家・批評家でもある著者が、作家を志す人に向けてAIを活用した小説執筆のプロセスを詳細に解説。
    SF短編小説『量子図書館の調律師』を執筆する全過程(アイデア、主題、キャラクター設定、プロットづくり、シーン設計からブラッシュアップまで)をさまざまなプロンプトとともに公開。
    ソフトウェア開発のトレンドである「Vibe Coding」の手法を小説執筆に応用したメソッドで、読み終える頃には読者自身のSF短編小説が完成している。AIによる小説執筆入門の決定版!

    ────────────────────────

    “創作の世界において、まさに革命的な時代が始まっています。100年前の作家たちがタイプライターの登場に目を見張り、その可能性に胸を躍らせたように、私たちは今、LLMという新たな創作メディアの黎明期に立ち会っているのです。未来の作家たちは、この時代をどのように回顧するでしょうか。おそらく、「テクノロジーと人間の創造性が、かつてない形で融合し始めた、刺激的な転換点」として記憶されるのではないでしょうか。”(「はじめに」より)

    ────────────────────────

    【目次】
    はじめに
    LLM初心者のための基礎知識
    序章 Creative Vibe Writing とは

    Chapter 1 5分でAI小説を書いてみよう(超速ハンズオン)
    Chapter 2 Vibe設計ワークショップ
    Chapter 3 キャラクターを生成する
    Chapter 4 世界観を構築する
    Chapter 5 プロットとシーン設計
    Chapter 6 スタイル & 声のコントロール
    Chapter 7 反復改良と編集術
    Chapter 8 小説のブラッシュアップと完成
    Chapter 8.5 AI時代の創作倫理と著作権:共創の未来を考える(特別コラム)

    付録1:他ジャンルへの応用──CVWの可能性を広げる
    付録2:AI共創コミュニティと未来のコラボレーション
    付録3:実践トラブルシューティングガイド──AIとの対話で困ったときに
    付録4:用語集と推薦リソース──CVWの旅をさらに深めるために
    あとがき

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    樋口恭介(ひぐち・きょうすけ)
    1989年生まれ。SF作家、ITコンサルタント、東京大学大学院客員准教授。岐阜県羽島市出身。早稲田大学文学部を卒業後、外資系コンサルティングファームに勤務。現在も現役コンサルタントとしてテクノロジー部門のアソシエイト・ディレクターを務め、クライアント各社のDX戦略やAI推進などを手掛ける。並行して、スタートアップ企業 Anon Inc.にて CSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務め、情報発信・研修事業などを通じて日本国内におけるSFプロトタイピングの普及を推進。また、2017年には『構造素子』(早川書房)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、翌年同作で作家デビュー。その他の著書に『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)及び評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)、編者として『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)。テクノロジー、ビジネス、文芸などジャンルを問わず寄稿・講演等多数。分野の垣根を越えた言論活動を展開している。
  • メディアに〈ケア〉が宿るとき

    情報の氾濫と人々の分断によって混迷の度を深める現代社会。ケアを中心に据えたメディア=〈ケアメディア〉の活動が新たな希望となる。新聞、テレビからSNSまで、今後のコミュニケーションのあるべき姿を、歴史・理論・実践の三側面から提示する。報道関係者、教育・福祉関係者、学生だけでなく、メディアコミュニケーションに関わるすべての人にとって指針となる一冊。

    ケアメディア=ケアを中心に据えたメディアのあり方を指す新しい概念。社会的弱者を包摂し、人々をケアによってつなぎ直すことで、誰もが生きやすい社会の実現に貢献する。

    「本書は「ケアメディア」という新たな概念を提唱する。これはケアを中心に据えたメディアのあり方を指す私の造語である。このケアメディアを概念化し、それに続く実践化への道筋を示すことが本書の課題である。それを通じて、ケアとメディアの結びつきがもつ豊かな可能性を明らかにしたい。ケアメディアの概念と実践をリンクさせ、その両輪を社会に位置づけることで、誰もが生きやすい社会の実現に貢献できるのではないかと考えている」(本書より)

    【目次】
    はじめに
    序章 選挙の年が示す新しいメディアリテラシーの世界
    第1章 わたしたちには愛も科学も必要だ──テイヤール・ド・シャルダンと宮沢賢治
    第2章 ケアメディアとはなにか──精神疾患と事件の報道をめぐって
    第3章 メディアとケアの接点、その源流──明六社と万朝報
    第4章 精神疾患の伝わり方・伝え方──統合失調症の表記をめぐって
    第5章 ケア概念の日韓比較──キリスト教的価値観と両者の相違
    第6章 情報弱者をつくらない──新しいメディアリテラシー教育のために
    第7章 ケアメディアの未来へ──障害者権利条約と「インクルーシブ」への対応
    おわりに
    参考文献・論文および資料


    装画:春日井さゆり
    ブックデザイン:小川 純(オガワデザイン)

    著者:引地達也(ひきち・たつや)
    1971年仙台市生まれ。フェリス女学院大学准教授/みんなの大学校学長。上智大学大学院博士後期課程修了。博士(新聞学)。文部科学省障害者生涯学習支援アドバイザー、一般社団法人みんなの大学校代表理事、ケアメディアラボ共同代表。
    著書に『ケアメディア論──孤立化した時代を「つなぐ」志向』(ラグーナ出版、2020年)、編著に『それでも一緒に歩いていく──牧之原やまばと学園50年の歩み』(ラグーナ出版、2021年)、『障がいのある人びとの学びをどのようにデザインするか』(海老田大五朗編、学文社、2025年)など。
    毎日新聞記者、共同通信記者を経てコミュニケーションに関するコンサルタントとして、大手金融機関などでコミュニケーション向上のプロジェクトを行なう。東日本大震災発生直後から社会活動中心の仕事に転換し、福祉事業所向けの教材開発や障がい者を対象とした就労移行支援事業所や就労継続支援B型事業所を運営。2020年に誰でもどこでもオンラインで「学び」ができる「みんなの大学校」を開校した。全国で障がい者の就労支援や学びの支援、重度障がい者支援等、対応事例は多岐にわたる。
  • 本書に綴られる断片的なストーリーは、読むたびに印象が変わる不思議な吸引力を持っている。一つ一つのエピソードが小さく沸騰しながら、時に結び付き、時に離れて、途切れない波紋のように読んでいる自分の心奥に広がり、揺れながら漂い続ける。──解説・石川直樹

    「旅とは、別の生に入っていく経験である。その土地の匂い、身体、空気、時間、言葉の訛り、まなざし、無関係な音に巻き込まれ、自らが形を失い、ひとつの地図になるような運動である。でっち上げられた死んだ関係性ではなく、生きたままそれらと交わりたいと思った」
    ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々。世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、旅はいつまでも面白い。晶文社スクラップブックの人気連載を全面改稿し、さらに書き下ろしを加えた、まったくあたらしい紀行文学。

    “民族、宗教、言語、感覚、制度──こうした要素が異種混交的に存在する土地が好きで、そこで自分の思考が地滑りを起こすこと、「何か」を見極めるのではなく、「いったい何が起きているのか」という出来事に巻き込まれること。そういったものを求めて旅を続けてきたと思う。”(あとがきより)

    【目次】
    ラヤンラヤンの風
    バリ島のゲストハウス
    ハバナのアルセニオス
    スリランカの教会に花束を
    受難のメキシコと今村
    オルセー美術館のサイ
    アッシジ、小鳥への説教
    白い崖に立つ兵士の幽霊
    その男メネラオス
    ハワイの神々の囁き
    世界でいちばん熱い夏、光る夏
  • 現代英米哲学/分析哲学のルーツとなった20世紀最大の思想的ドラマを活写した圧巻のノンフィクション大作

    なぜ彼は殺されねばならなかったのか?──1936年6月22日、論理実証主義を掲げる「ウィーン学団」の哲学者モーリッツ・シュリックが元教え子に射殺された。ナチス台頭期の不寛容と反知性主義を象徴する事件を軸に、現代英米哲学/分析哲学のルーツとなった思想運動の興隆と蹉跌を活写する。学団の枠を超え、アインシュタイン、フロイト、ハイデガー、ウィトゲンシュタインら、時代を画した知性の運命が激しく交錯する哲学的群像劇にして、いまふたたび危機の時代を迎えた私たちに鋭く問いを投げかける圧巻の歴史ノンフィクション。

    「私たちはポストトゥルースやフェイクニュースといった言葉が飛び交う時代を生きている。このような環境においては、経験主義がかつてないほど重要なものになる。そこで、私の希望としては、すでに失われた世界において活躍していた一群の素晴らしい思想家たち、その知的態度に共感することが容易であるような思想家たちへの関心を復活させるのに、本書が何らかの形で役に立つことを願っている」(本書より)

    【目次】
    序文
    謝辞
    第一章 プロローグ──さらば、ヨーロッパ
    第二章 小さな雄鶏と象
    第三章 拡大する学団
    第四章 禿のフランス王
    第五章 ウィトゲンシュタインの魔法
    第六章 赤いウィーンのノイラート
    第七章 コーヒーとサークル
    第八章 カウチソファと建築
    第九章 シュリックへの望まれざる贈り物
    第一〇章 異邦人たちの来訪
    第一一章 最も長い憎しみ
    第一二章 赤いウィーンの暗黒の日々──「カルナップがあなたを待っている」
    第一三章 哲学的な論争
    第一四章 非公式の反対勢力
    第一五章 くらえ、このくそったれ
    写真
    第一六章 側近グループ
    第一七章 脱出
    第一八章 シンプソン嬢の子どもたち
    第一九章 戦争
    第二〇章 亡命
    第二一章 遺産
    原注
    登場人物
    年表
    監訳者あとがき
    文献表
    索引
  • 2,750(税込)
    著:
    山口祐加
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    電子版のみオールカラー

    【世界には、今晩の献立を考えない人たちがいる】

    自炊料理家の著者の元に寄せられる
    「献立作りが苦痛」
    「いつも同じ料理ばかりでマンネリに」
    「スーパーで途方にくれる」
    という自炊に悩める人々の声。
    これって日本だけ?
    「世界の自炊」はどうなっているんだろう?と思った著者は飛行機に飛び乗っていた──。

    2024年の間に全世界12か国、38家庭を取材。それぞれ各国から2家庭を厳選し、合計24組の自炊事情を12種の自炊レシピと共に紹介する。
    同時代を生きる人々、それぞれの「自炊する意味」とは。

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    ◆ 推薦 ◆

    「12か国の食卓を巡る旅の果てに、いちばん意外だったのは日本人の自炊だった」
    ──奥野克巳(文化人類学者)

    「和食はもちろん、中華イタリアン、フレンチ、エスニックと自国以外の料理も何品も作り、栄養衛生にも配慮する。しかも担うのは主に女性……などなど、日本の家庭料理にまつわる「常識」は世界からはどう見える??自炊料理研究家が世界各地の自炊人を訪ねて作り味わう自炊紀行。現地レストランでも味わえない自炊レシピ満載」
    ──内澤旬子(文筆家、イラストレーター)

    ────────────────────────

    【著者より】
    本書は一気読みすると手のひらの上で世界一周をした気分に浸れるだろうし、寝る前に一家族ずつ読んでちょっとずつ楽しんでもらうのも良いと思う。この本を読んでくださる方が私の旅を追体験し、自炊という身近な行為を客観的に見て(世界各地と比べて!)、ご自身の生活に何かしらプラスになるヒントが手渡せたら、心からこの本を書いて良かったと思える。

    ────────────────────────

    【目次】

    はじめに

    1 台湾編:外食文化が根付いた国で自炊をするということ

    2 韓国編:自炊よりも外食した方が、たくさん野菜が食べられる国

    3 ポルトガル編:魚介類と米の国の日常食とは

    4 スペイン編:一日五回の食事を摂る国へ!?

    5 フランス編:「おいしい」の国の自炊事情とは

    6 トルコ編:「本当のトルコ料理」を探して

    7 イタリア編:地域性のある食文化が根付く「イタリアの自炊事情」

    8 メキシコ編:スペインの侵略がもたらした食文化の変革

    9 ペルー編:注目度急上昇、ペルー料理がおいしい理由とは

    10 タイ編:毎日・毎食、外食で困らない国でなぜ自炊するのだろうか?

    11 ベトナム編:本当の「家庭料理」に会いたくて

    12 ラオス編:何も知らない国の自炊に出会うこと

    おわりに

    ■本書に登場した滞在先の中で一般に開かれている宿泊先リスト
    ■旅の参考にしたWebサイト

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    山口祐加(やまぐち ゆか)
    自炊料理家。1992年生まれ。東京都出身。出版社、食のPR会社を経て独立。7歳から料理に親しみ、料理の楽しさを広げるために料理初心者に向けた料理教室「自炊レッスン」や小学生向けの「オンライン子ども自炊レッスン」、レシピ・エッセイの執筆、ポッドキャスト番組「聞くだけでごはんができるラジオ」などは多岐にわたって活動中。著書に『自分のために料理を作る──自炊からはじまる「ケア」の話』(星野概念との共著、晶文社/紀伊國屋じんぶん大賞2024入賞)、『自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法 』(佐々木典士との共著、ダイヤモンド社)など多数。
  • 女性を無力化する一つの政治的制度としての異性愛―― 女たちは何を強いられ、何を求めてきたのか。「すべての女」の連帯は、どのように可能か。 現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家、アドリエンヌ・リッチ論集三部作、待望の復刊&完結!

    女は、女であることによってのみ抑圧されるのではない。 おどろくべき高まりとひろがりをみせた70年代アメリカのフェミニズム。 しかしそのなかでなお、黒人および少数民族の女性とレズビアンたちは、人種主義と異性愛制度のもとで沈黙を強いられてきた。 アイデンティティをつきつめ、「私」と「あなた」をへだてているものと両者が共有しているものをひとつひとつ吟味しながら、新たなフェミニズムへの道を探る。シャープでしなやかな思考に貫かれた79-85年論集。 「強制的異性愛とレズビアン存在」所載。 解説、イリナ・グリゴレ(『優しい地獄』、『みえないもの』著者)

    「あなた、ユダヤ人でしょう?」
    十八年間の同化訓練がたちどころに反射作用をひきおこして、私は首をふり、彼女を拒み、「いいえ」と言っていた。
    ほんとうは何に対して「いいえ」と言っていたのだろう?
    (本文より)
  • 正体不明という生き方。

    「ぼくが目指したことは、すべて編集です」
    異能の編集工学者が謎に包まれたその生涯と秘策を一気に語り明かす。
    ロングインタビューによる、最初で最後の「自伝」。

    「若者の教祖」「知の巨人」「博覧強記」──。
    あらゆるレッテルを嫌い、「生涯一編集者」であることに徹した松岡正剛。
    その歩みは理科少年の時代[ころ]に抱いた自己同一性への疑問に始まっていた。
    十数時間におよぶ、生前最後にして初の自伝インタビューを完全再録。
    また付録として、未発表稿及び年譜を掲載。

    ────────────────────────

    【本文より】
    「遅ればせ」ということを、わりに早くから自覚していたんです。
    あえて遅滞する、遅延するということです。
    ふつう遅れるというのは、とろいこと、才能が発揮しにくいとか、
    コミュニケーション能力がないということです。
    でもぼくは「遅ればせ」がいいんだと思ってやってきた。
    こういう感覚は若いころからありました。
    おそらくぼくが編集に関心をもったことにも関係していたんだろうと思います。──

    ────────────────────────
    【目次】
    第1章……正体不明のゴースト
    ■自己同一性がわからない
    ■科学のデーモンと精神のゴースト
    ■「粗より」という方法
    ──断章[フラグメント]1:「きのふの空」(『擬』第一撤)

    第2章……「世界」のおもしろみとメディアへの憧れ
    ■その奥に何が見えるか
    ■理科少年の目覚めと抵抗
    ■「自分」の確立から遠のくということ
    ■新聞づくりと印刷技術に夢中になる
    ■革命的マルクス主義の前線で
    ──断章2:極上の迷宮(『概念工事』より)

    第3章……アルス・コンビナトリア事始め
    ■「ハイスクール・ライフ」編集長になる
    ■稲垣足穂に翻弄される
    ■オブジェマガジン「遊」の誕生
    ■杉浦康平からの宿題
    ■すべての「可能性」を逃がさない。誤植とか、誤配とか
    ■超絶アルス・コンビナトリアとそのコツ
    ──断章3:歳視記2

    第4章……すべてはアナロジーのために
    ■人が人を、噂が噂を連れてくる
    ■なぜ本に孔を空けたのか
    ■科学と精神と機械はまぜこぜに
    ■中断こそ決断、中断万歳
    ──断章4:振舞の場所(『フラジャイル』より)

    第5章……編集工学の胎動と脈動
    ■万博とNTT民営化と『情報の歴史』
    ■複雑系・割れ目・ノンリニア
    ■編集工学は「知」を自由にする技術
    ■企業人たちとの交流
    ■トークは「装置」から考える
    ■高気圧先生の大学奮闘記
    ──断章5:頭の中で電話が鳴っている(「ハイパーリヴ」)

    第6章……編集の国から生まれた学校
    ■早すぎた「編集の国」構想
    ■「たくさんの自分」から始まる学校
    ■イメージメントとマネージメント
    ──断章6:埒外案内 2000年12月(一到半巡通信)

    第7章……歴史の網目のなかで千夜千冊を紡ぐ
    ■千夜千冊は書評ではない
    ■千夜千冊達成と胃癌の顛末
    ■他者と自己の問題を再編集する
    ■千夜千冊を新たなエディションにする
    ■本棚の文脈が読める空間
    ──断章7: 編集工学的読書論(『學鐙』2024年9月)

    第8章……虚に居て実を行う
    ■写真家たちのアート・ジャパネスク
    ■方法日本を奮い立たせる
    ■近江に思考の拠点を移してみると
    ──断章8:主客の遊び(『日本数寄』より)

    ◆松岡正剛年譜


    ────────────────────────

    松岡正剛(まつおか・せいごう)
    編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。生命・歴史・文化にひそむ仕組みを「編集」の観点でとらえ、方法的に用いて新たな仮説や問いを創造する「編集工学」を確立。おもな著書は『知の編集工学』『知の編集術』『花鳥風月の科学』『17歳のための世界と日本の見方』『日本流』『日本文化の核心』ほか多数。2000年よりインターネット上でブックナビゲーションサイト「千夜千冊」を連載、2018年より文庫シリーズ「千夜千冊エディション」30冊刊行。2024年8月逝去。
  • 2,200(税込)
    著:
    アサダワタル
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    支援する/される関係を越えるため「当事者」から「当事場」へ。
    当事者性をめぐる困難は「場」で分かち合う。

    自分が変わってしまうかもしれなというゾクゾク感
    足を出すからそこに足場があらわれる
    「倫理」と「楽しさ」が出会う場へ
    ──伊藤亜紗(美学者)

    暴力を目撃しそこに居合わせることの当事者性を誠実に考え抜いた一冊
    ──信田さよ子(公認心理師・臨床心理士)

    支援される側と支援する側の垣根を飛び越えるべく、
    音楽表現を軸にした多彩な活動を繰り広げてきたアーティスト。
    しかし、勤務先の障害福祉施設で重大なハラスメント事件が発覚。
    「豊かな日常」を支えるはずの福祉現場にはびこる権力・暴力に直面したとき、何ができるのか?
    葛藤し続けた先に著者が見出したのは、〈場〉づくりの重要性だった。

    社会の「当たり前」をゆさぶってきた著者が、自身もゆさぶられつつ綴った、福祉・アートについての体験エッセイ。

    “私たちはその「当事者になり得なさ」を深く受け止めた先に、もっとふさわしいやり方で「当事者性」を感受し、熟考し、他者と対話をするための〈場〉を創る行動へと移すべきなのではないか。僕はその〈場〉を、「当事場」と名づける。”(本文より)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ◆朝からフライドチキン&フレンチトースト
    ◆ハッパみたいに巻き巻きしたブリトー
    ◆一服後のコーヒーと楽しむ餅粉の抹茶マフィン
    ◆七面鳥でつくるギャング流ミートローフ……

    匙もったサグ(Goon with the Spoon)
    による饗宴――
    エリアもジャンルもさらに多彩な
    ヤバくてブチあがる65のゴールデン最強レシピ

    ギャングスタ・ラップの伝説がふたたびキッチンに降り立つ!
    コラボするのは、スヌープが料理にまつわる
    舌と腕にもっとも信頼を置くホーミーであり、
    ベイエリアを代表するラッパー、E-40。
    ギャングスタの豪勢なメインにアメリカ南部の素朴な郷土料理、
    メキシコやフィリピン料理、そして日本のあの食材まで。
    ワイルドに楽しむパーティーに、大切な人たちとの記念日に、ふだんのカジュアルな食事に。
    食と音楽に愛されたふたりが、エピソードとともに披露する。

    舌はとろけて気分はアガる、
    ドープでアッパーでソウルフルな料理の数々!
    「さっさと手ぇ洗って、一緒にクッキングしようぜ!」

    【目次より】

    ◆第1章 ブレックファースト
    ・朝からフライドチキン&フレンチトースト
    ・二日酔いのためのトマトとハマグリのカクテル
    ・起き抜けの「ウェイク&ベイク」オムレツ
    ・山盛りチョコチップのバナナブレッド……

    ◆第2章 軽食
    ・醤油の風味がガツンとくるチキン・ウイング
    ・ベリー系ジャムを添えたハムとチーズのサンドイッチ
    ・塩漬け豚で緑のお野菜を巻いたポッパー
    ・野郎のサンドイッチ、王様バージョン……

    ◆第3章 ドリンク
    ・4種類以上の酒をミックスした警告級スコーピオン・ボウル
    ・プールパーティーで楽しむフルーツたっぷりカクテル
    ・スヌープ印のワインを使ったカリフォルニア・サングリア……

    ◆第4章 メインディッシュ
    ・七面鳥でつくるギャング流ミートローフ、モッツァレラ入り
    ・活けガニを香辛料とビールで豪快に茹でたクラブ・ボイル
    ・郷愁をさそう南部料理の代表格ガンボ
    ・スヌープ代表料理フライドチキンのネクスト・レベル
    ・紹興酒が香る低予算ニューロー麺……

    ◆第5章 サイドディッシュ
    ・スパイシーでクリーミーなコニャック入りマッシュポテト
    ・白菜とネーブルオレンジのチキンウィング・サラダ
    ・テキサス流超でかいチーズ・ガーリックブレッド……

    ◆第6章 スイーツ
    ・あのピーナッツバタークッキーでつくるアイスサンド
    ・バーボンやジンが香るアイスキャンディー
    ・「グリーン」なブラウニー……

    and more !
  • 1,980(税込)
    著:
    鈴木大介
    著:
    石田月美
    漫画:
    Tokin
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    炎上覚悟であえて言う。
    恋愛・結婚は、障害や生きづらさを抱える女性の
    セーフティーネットである

    発達障害当事者を妻に持つ鈴木大介と、
    生きづらさを抱える石田月美が、
    「障害とパートナーシップ」を、
    とことん突き詰め、導き出した答え。

    過酷な虐待のサバイバーや、障害や生きづらさを抱える当事者にとって「パートナーシップ形成」はセーフティネットになるのか? 発達障害当事者の妻を持ち、脳梗塞の後遺症の高次脳機能障害を抱える鈴木大介。発達特性があり暴力被害と路上の放浪生活経験と依存症を併せ持ち、パートナーシップ形成=婚活に活路を見出した石田月美。障害当事者とそのパートナーのより良い関係を模索し、忌憚なく対話を重ねたふたりがたどり着いた答えとは?
    好きで一緒になったのに、どうして上手く行かないんだろう? 好きで一緒になったから、より良い関係を築きたい! そんなふたりに関係改善のヒントを与えてくれる一冊。

    【目次】
    1章 恋愛だけが私の生き延びる術なのに
    2章 僕が面倒見ないと死んじゃいそうなのに
    3章 僕だけに頼ってほしいのに
    4章 面倒な私に巻き込まれてほしいのに
    5章 大事なことは一緒に決めたいのに
    往復書簡 ふたりの「お金問題」
  • 1,980(税込)
    著:
    若林悠
    監修:
    中村彰彦
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

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    この浮世絵、よく見るとちょっとヘン!?
    幕末の人気浮世絵師・豊原国周[とよはら・くにちか]。
    彼が密かに仕組んだ「秘密」[コンフィデンシャル]とは。
    浮世絵「善悪鬼人鏡」44セット・フルカラーにて掲載!

    戊辰戦争の真っ最中に、江戸の人気浮世絵師・豊原国周によって密かに描かれた風刺画
    シリーズ。そこに込められた「暗号」の解読(=コードブレイク)を通し、現代人がほ
    とんど知らない江戸時代の庶民の情報力と両軍への評価を浮き彫りにする。
    丹念かつアイディアに溢れた探究により明らかになる、新たなる「幕末の常識」とは。

    監修・解説、中村彰彦氏
    「歴史はよく「勝者の歴史でしかない」といわれ、ある時代の
    庶民たちの感覚を書き留めた史料は非常に少ない。本書は「善
    悪鬼人鏡」を読み解くことによって当時の江戸っ子たちの感覚
    をあきらかにした労作である」(「解説」より)
  • 2,200(税込)
    著:
    藤原健
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    沖縄戦で県民の4人に1人が命を落とし、「捨て石」とされた島は、今なお在日米軍基地の約7割を抱える。戦後も続く「占領」の現実。その只中から、沖縄は日本の安全保障の根幹を問い続けてきた。毎日新聞社を退職後、沖縄に移り住み、末期がんと診断されながら取材を重ねたジャーナリスト・藤原健。残された時間で彼が伝えたかったことはーー。戦争証言のうめきと、沖縄の「いま」を浮かび上がらせる、魂の記録。
  • Life(活力、生命、生活、人生)の積み重ねによって風景が生まれている。それを再認識させてくれる本でした。
    ──山崎亮(コミュニティ・デザイナー)

    「この風景のなかに見えるほぼすべて、いつか誰かが手を使った仕事」──清流・鮎喰川が流れる山あいのまち・徳島県神山町。このまちに10年近く通う著者と移住・Uターンした女性たちによるインタビューで編まれた「神山の生活史」。神山で暮らす彼女たちは、自らの手で自然と人間の関係をしなやかに結び直していく。また、彼女たちの日常のささやかな言葉は、「地方創生」「まちづくり」という大きな言葉を解きほぐす力がある。「まちは一人ひとりの暮らしでつくられている」というシンプルな事実に気づいたとき、誰もが自分の人生と暮らしを慈しみたくなる。

    “インタビューをした女性たちは、一人ひとりの人生のなりゆきで神山に辿り着いていて、移り住んだ理由は一通りではありません。でも、ここに引き寄せられた根っこの部分は、どこか通じ合うところがあるようにも感じていました。(…)彼女たちがそれぞれの言葉で語る神山に耳を傾けるうちに、また神山の人たちとのつきあいが増えるにつれて、自分自身のあり方や暮らしについても問い直されていきました。”(「はじめに」より)

    【目次】
    はじめに
    第一章 川を背骨にしたまち
    第二章 山と人の暮らしをつなぐ
    第三章 関係性をかきまぜるアート
    第四章 神山の人たちに受け入れられて
    第五章 「食べる」を真ん中に暮らす
    第六章 育てるではなく、育つ場をつくる
    第七章 まちのコモンズとなる場所
    おわりに──一人ひとりの人生がこのまちをつくっていく
  • 2,420(税込)
    著:
    竹倉史人
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    今度は〝世界の謎〟を解く!
    人類の認知システムに関わる根源的探究と
    太古の科学への仮説的推論[アブダクション]が
    導く、新しい研究領域の誕生。

    克明に描かれる「人類史上の大発見」とは。
    大好評『土偶を読む』、待望の続編!
    <植物精霊像>としての土偶を読み解く、
    時空を超えた旅へ。

    前著『土偶を読む』で検証されたのは「土偶は植物をかたどっ
    た精霊像である」というシナリオ。奇妙に見えた土偶の形態は、
    そのモチーフが当時の食料資源であると考えることで解読可能
    なものとなった。
    しかし、大きな謎はまだ残されていた。古代フィギュアは世界
    中で発見されており、しかもその正体はいまだ解明されていな
    いのだ。

    本書は縄文土偶の解読方法を世界の土偶に応用し、1万2千年
    前に出現する不思議な姿の「新石器時代フィギュア」、そして
    3万年前に謎の捕縛された姿で作られた「旧石器時代フィギュ
    ア」の正体に迫る。人類史における最大の難問に、いまリベラ
    ルアーツの新しい光が照らされる──。

    【公理X】
    人体を持つものには二種類が存在している。
    ひとつは〈最初から人体を所有するもの〉、
    もうひとつは〈人体化の作用によって人体を獲得したもの〉である。

    [目次]
    はじめに
    序 章:人類史をたどる神話の旅
      第1章:人体を獲得する植物たち
    第2章:メタ・ヒューマンの世界――アニミズムあるいは宇宙を構成する《人間》
    第3章:子種=種子を妊娠する「炭水化物の精霊」たち
    第4章:土偶を読むとは?――パース記号論から土偶の解読を定式化する
    第5章:新石器時代フィギュアの解読
    第6章:旧石器時代フィギュアの解読
    付録1:縄文時代の注目すべき土偶たち
    付録2:「土偶研究」の研究――パース記号論から概観する日本の土偶研究史と未来の展望
    おわりに
  • 創立65周年記念、アドリエンヌ・リッチ三部作待望の復刊!
    教育、仕事、倫理――沈黙を強いられてきた女たちが自分の言葉を語るために。現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家の60-70年代論集

    女とは何か。女として生きるとはどういうことか。一人の女として、母として、詩人としての自らの経験を深く堀りさげ、母性神話について、異性愛について、女の教育と仕事についてラディカルに問う。そして、男によってつくられてきた歴史や文化のなかで、女の生きかたを解放する視点を明らかにする。つねにフェミニズムの原点にたちもどりつつ、その最前線を歩んできた詩人の論考を紹介。

    教えることに私が興味をひかれるのは、たまさかの天才の出現のためであるよりも、言語をもたなかった人びと、言語をもてないほどに利用され虐待されてきた人びとによる、全面的な言語の発見のためなのである。(本文より)
  • 働き方・ライフスタイル本の原点
    自分のリズムにあわせて働き、好きなことで生計を立てる。
    40年以上にわたり若者たちを励ましてきた不朽の名著。
    仕事と生き方に悩むすべての人に。
    解説=辻山良雄(本屋Title店主)

    「わたしがまだ二十代で(…)明日なんてないという気になっていたころ、仕事というのは憎悪すべき単語だった。だが(…)わたしも中年の三十路をむかえる。そして「仕事」は美しいことばになり、それこそが最良の「あそび」になった。仕事こそいのちだ。それ自身が報酬だ。その仕事がいいものなら、それを感じることができ、充実感がある」(本書より)

    【目次】
    はじめに
    小さな本屋さんをはじめた
    法律なんかこわくない
    したたかな友人たち
    心をなくして客をなくす
    愛は一軒の家から……
    訳者あとがき
    解説
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    究極の美食家による、最高の“食材”を集めた晩餐会へようこそ。

    豪奢、耽美、そして背徳!!! レクター博士が堪能した、
    〝素晴らしい料理〟の秘密が味わえる。
    衝撃のサイコサスペンス「HANNIBAL/ハンニバル」
    (主演:マッツ・ミケルセン)
    を手掛けたフードスタイリストが紹介する、戦慄のレシピ集。
     
    【注意】:本書は「ファンニバル(ハンニバル・マニア)」および食通のための本
    であり、カニバル(人喰い)のためのものではありません。
    あなたの友人は決して食べないでください!

    最凶の猟奇殺人鬼、厨房に入る。
    ――素材は、心臓、腎臓、脳みそ、それから血。

    『羊たちの沈黙』のもう一人の主人公、天才精神科医のハンニバル・レクター博士。
    彼の若き日を、「北欧の至宝」マッツ・ミケルセンが華麗に演じ、多くのファンを
    熱狂させた「HANNIBAL/ハンニバル」。

    本書は同ドラマを担当したフードスタイリストのジャニス・プーンが考案した、
    わかりやすく丁寧なレシピ集。仮に料理が苦手であっても、各レシピには、
    関係者の興味深い逸話、アートワーク、そして「ハンニバル」撮影現場での
    スターやスタッフの舞台裏写真も掲載されており、誰でも楽しむことができる。

    ――さて、食卓の準備が整ったようだ。

    【目次】
    【アペタイザー】
    心臓のタルタルのタルト
    仔羊の睾丸のフライ
    フォアグラのシアード 
    エスカルゴ・ブルギニョンヌ
    ベデリアのへそ アブサンクリームがけ
    カエルの脚のケイジャン風 
    腕の生ハムの羽飾り
    骨髄のロースト

    【メインディッシュ――肉料理】
    肺とテンダーロインのワインソース
    ビヴァリーのステーキ&キドニー・パイ
    豚バラ肉のピンヘッド仕立て 
    キッベのタン
    ジッパー付きバッグでできる簡単皮なしブラッドソーセージ
    テントの中のビーフ・テンダーロイン
    ベデリアのロース カルアロースト
    オッソブーコ

    【メインディッシュ――魚料理とベジタリアン料理】
    パエリア・オンザロックス
    トリュイット・オ・ブルー・エンガストラ
    メビウスの輪になった魚入りアスピック
    カリフラワーと豆のピラフ
    ベジタリアン・パンプキン・ラザニア・アル・デントゥーレス
    [入れ歯つき]

    【スープ、サラダ、サイドディッシュ】
    烏骨鶏のスープ クコの実入り
    冷製トマト・コンソメ 血漿仕立て
    カリフラワーの脳のロースト
    スネイルペスト・バンズ
    パッパルデッレ・スッラ・レプレ
    ……and more!
  • 2,420(税込)
    著:
    谷川俊太郎
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    「どこまでも言葉に誠実であろうとしたひとりの詩人の文章を受け取ることができるわたしたちは、このうえなく幸福なのだと言わねばならない」──永井玲衣
    旅、音楽、季節、そして言葉。詩人・谷川俊太郎60~70 年代の思索の記録。
    旅と出会い。音楽・映画・美術についての感想。日々の思索。書くことへの自問。世界の美しさに人一倍酔いながらも、どんなささやかなものも決して感じつくし、知りつくすことができない自分に奇妙ないらだちを覚える……。詩作の根源にふれた重要な論考「発語はどこにあるのか」「『何ひとつ書くことはない』と書けるということ」を含む、詩人・谷川俊太郎が60~70年代に綴った貴重なエッセイ集。解説=永井玲衣。
  • 2,420(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    『大脱走』の裏に隠された「父殺し」のドラマとは? 『エイリアン』が反映するのはフェミニズム的メッセージ? 映画に隠された驚くべき物語構造を読み解く、スクリーンから学べる現代思想、精神分析、ジェンダー。大幅増補の決定版映画論。

    物語には構造があり、映画にも構造がある。そして映画の構造を知ることが、人間の欲望の構造を知ることにつながる……。『エイリアン』『大脱走』『裏窓』などハリウッド映画の名作を題材にした映画論にして、ラカンやフーコーなど現代思想の入門テキストとして高い評価を受けた旧版『映画の構造分析』に、『君たちはどう生きるか』『ドライブ・マイ・カー』『怪物』『福田村事件』など、近年の話題作を分析した論考を大幅増補した決定版映画論。解説= 春日武彦。

    「あらゆる芸術作品は、それについて語られた言葉をも含めてはじめて「作品」として成立していると僕は思っています。僕たちは作品について語ることを通じて、作品にある種の「付加価値」を付与している。(…)だからこそ、美術批評とか文芸批評という分野が存在しているわけです。さまざまな芸術活動の中でも、とりわけ映画は批評の占める割合が多いと僕は思います。(…)集団の創造という点で映画に匹敵するジャンルはありません。」(「あとがき」より)
    【登場する作品】──『エイリアン』『大脱走』『北北西に進路を取れ』『ゴーストバスターズ』『裏窓』『秋刀魚の味』『私を野球につれてって』『ゴッドファーザー』『君たちはどう生きるか』『ドライブ・マイ・カー』『ハウルの動く城』『怪物』『福田村事件』『愛の不時着』『秋日和』『三島由紀夫VS東大全共闘』…
  • <テクノロジーの起源は人間よりも古い>
    注目高まる技術哲学の分野における、最良の入門書が待望の邦訳。
    技術哲学の開拓者たるドン博士が生前に行った北京大学での講義
    +国内の専門家による概論で本領域全体の俯瞰が可能になる。

    技術が組み込まれた人間の体験は時代に応じてどのように変化するのか。
    西洋中心主義的な歴史観を批判しつつ、技術の起源の多元性に遡る。

    本書は、アメリカの科学技術哲学者であり、現象学やプラグマティズムの造詣も深い
    ドン・アイディによる技術哲学の入門書。
    アイディは、ハイデガーやベンヤミンといった現代社会における技術批判の哲学者を
    第一世代とするならば、彼らを乗り越えようとした第二世代の技術哲学者の筆頭となる。
    本書の原書(英語)は、全体で80ページほどの短いもので、かつ、北京大学の大学生
    に向けて行われた講義を基にしており、彼の哲学への入門的な案内書ともなっている。

    【目次】
    第1章 ポスト現象学とは何か?
    ・第一ステップ:プラグマティズムと現象学
    ・第二ステップ:現象学とプラグマティズム
    ・第三ステップ:「経験的転回」
    ・ポスト現象学とは何か?

    第2章 テクノサイエンスとポスト現象学
    ・現象学と技術哲学
    ・現象学とアハターハイスのリスト
    ・テクノロジーからテクノサイエンスへ
    ・テクノロジーの現代哲学

    第3章 見えないものの可視化:イメージング・テクノロジー/画像化技術
    ・経験的転回
    ・歴史的な変項/ヴァリエーション
    ・第二の革命
    ・ポスト現象学、ふたたび

    第4章:事物は語るか?:物質の解釈学
    ・視覚的解釈学
    ・物質的解釈学
    ・エッツィ、あるいはアイスマン
    ・物質的媒介
    ・聞こえないものに声を与える
  • 人間は倫理なしには生きられない

    正直者はバカを見る? 結果がすべては本当か? 悪とはなにか?──リアルな問いを自分の頭で考えてみよう。日常の悩みに答える前半部と、学問上の疑問に答える後半部の二部構成でおくる、Q&A式・カント倫理学への招待状。

    装画:佐野裕一、本文イラスト:秋元康隆、ブックデザイン:小川純(オガワデザイン)

    【目次】
    はじめに
    第一部 日常生活での悩み
     悩み① 私嫌われているみたい
     悩み② 仕事ができない
     悩み③ 論理的になりたい
     悩み④ これは偽善なのか
     悩み⑤ 自分の欲深さがイヤ
     悩み⑥ もっと自由がほしい
     悩み⑦ 「結果がすべて」は本当か
     悩み⑧ 「やさしさ」とは?
     悩み⑨  自分と他人を比較してしまう、ねたんでしまう
     悩み⑩ 他人を利用するつもりなどないのに
     悩み⑪ パートナーに不満
     悩み⑫ 正直者はバカを見る?
     悩み⑬ 学問をする意味
     悩み⑭ 批判ばかりする人
     悩み⑮ 論破できるようになりたい
     悩み⑯ 倫理学を学ぶ意味
     第一部のまとめ エピクテトスとの類似性
    第二部 学問レベルの疑問
     疑問① すべての行為は道徳的善か悪のどちらかなのか?
     疑問② 理由もなく命令するのか?
     疑問③ 行為の結果について考慮する必要はないのか?
     疑問④ 完全義務と不完全義務とは?
     疑問⑤ 自殺や嘘の格率が普遍化された場合、矛盾が生じるのでは?
     疑問⑥ どうすべきかについて、やはり「答え」「正解」があるのでは?
     疑問⑦ 自殺や嘘はすべて「目的の定式」によって禁止されるのでは?
     疑問⑧ 格率が変化しないとすると、可変的な状況に対応しきれないのでは?
     疑問⑨ 「絶対的」「普遍的」をどのように理解するか?
     疑問⑩ 就いてはならない職業というものがあるのか?
     疑問⑪ 無意識に道徳法則に従えるのはよいことでは?
     疑問⑫ 他者を遠ざけることにならないか?
     疑問⑬ 弱さと不純とは?
     疑問⑭ 根本悪とは? 人間は生来悪とは?
     疑問⑮ 意志はあるもののできないこともあるのでは?
     疑問⑯ 悪への自由とは?
     第二部のまとめ これはカント倫理学なのか?
    あとがきと、最後に伝えたいこと
    参考文献

    著者:秋元康隆(あきもと・やすたか)
    1978年生まれ。高校卒業後に一般企業に就職するも、同じ作業の繰り返しの日々から、生まれてきたことの意味や目的について考えるようになる。本格的に倫理学を学ぶことを決意して退職。予備校通いを経て、日本大学哲学科に入学。カント研究所の所在地であるトリア大学(Universität Trier)において、カント協会会長であるBernd Dörflinger教授のもと、博士号取得。その後も同大に残り、哲学科や日本学科で教鞭を執るなどして現在に至る。ドイツ在住。主な著作は『意志の倫理学――カントに学ぶ善への勇気』(月曜社)、『いまを生きるカント倫理学』(集英社新書)、『人間関係の悩みがなくなる カントのヒント』(ワニブックスPLUS新書)。
  • 父権制によって形作られる「母性」を、自身の体験を交えながらラディカルに解体する
    70年代フェミニズム論の名著、待望の新版復刊!


    地球上の人間はすべて女から生まれる――。そのことは、女を理想化し、母性神話をはびこらせる一方、女が自分自身の生き方を選択する自由を奪ってきた。男中心の社会のなかで、制度化された「母性」がかかえこむあらゆる問題を検討し、女のからだとこころを解放する視点をあきらかにする。三人の息子の母としての体験を問いなおし、歴史的文献を緻密に分析し、「あたらしい古典」としていまや世界中で大きなインパクトをもって読みつがれる、リッチのフェミニズム「母性論」の名著。
    解説、小川公代。

    「私は『無条件』に愛することができるという母親のステレオタイプ化にうんざりしていた」(本文より)
  • 1,980(税込)
    著:
    榎本空
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ここには、人間を生かそうとする言葉が書かれている。──永井玲衣

    1枚のレコードを通じて関係する、無数の人生。この世界を諦めずに歩んでいきたいと思いました。──後藤正文

    虐殺が続く世界の片隅で、静かにレコードに針を落とす。音楽に守られた日々の記録。

    アメリカで神学と人類学を学び、自分のVOICEを探す日々の裏で、心の支えとなった音楽があった。ブルーズ、ジャズ、ロック、ソウル……いまも保持する愛着の深い音盤群と、ニューヨークで、ノースカロライナで、そして沖縄で出会った心やさしき人々との交流をもとに語る生活の記録。ガザで、ウクライナで虐殺が続くなか、音楽はシェルターとなりうるか? 若き神学・人類学者による、世界の片隅からの祈りにも似たメッセージ。

    “わたしがレコードを聴いていたのも、結局は似たような理由からだったのだと思う。ときにあまりに残酷で醜悪な世界から身を隠すため。閉ざされた内密の空間で生を実験するため。歌ってみたり、踊ってみたり、もうひとつの世界を、ありえたかもしれない今を想像したりして。もちろんレコードは片面二十分足らずで終わってしまうのだけれど。そしたらまた針を落とせばいい。そうしている少しの間、この世界をかたわらへ寄せて、別の世界へ、あるいは別の惑星へ。”(「あとがき」より)

    【目次】
    はじめに

    ■Side A
    アラン・トゥーサンと過去をかたわらに寄せることの勇気について
    ライ・クーダーとチャイナタウンのアパートの屋上から見えた月
    レオン・レッドボーンと初めてのレコードプレイヤー
    メイヴィス・ステイプルズを聴きに501に背を向ける
    ハービー・ハンコックとアメリカで車を売ること
    ドニー・フリッツと自由の瞬間
    ビートマスとレコードのないクリスマス

    ■Side B
    ドクターQが教えてくれたり、教えてくれなかったりしたいくつかのこと
    『アメイジング・グレイス』を探して
    フランシスコのサンクチュアリ
    黒いキリスト、メアリー・ルー・ウィリアムスを記念して
    豚と詩人
    レコードにまつわる抜き書きのアーカイヴ、あるいは百年目のボールドウィンへ
    細野晴臣を聴いていた夜のこと
    クラシックでしまくとぅば
    ドン・コヴェイがシャウトする朝

    あとがきにかえて
  • 1,980(税込)
    著:
    坂牛卓
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    建築と料理は同じ?音楽のようにリズムがある?

    「見立て」から建築を理解できる画期的入門書

    建築を見ること、使うことは、誰もが始められ、資格は必要ない。身近な建築をよりよく味わえば、世界が違って見えてくる。衣食住の中で住としての建築は、生活を豊かにする手段として認知され始めた。そんな建築の新しい味わい方はなんだろうか。一般に建築の鑑賞の第一歩はその歴史を知って、建った時代に思いを馳せることだが、本書は目の前にある建物そのものの味わい方をお伝えする。方法は建築を何かに見立てること。実は建築家である筆者は見立て=類推を使って建築を設計している。創ることと味わうことは物事の表裏だ。7つの対象に建築を見立てることで建築のもつ多様な側面に光を当てる。
    ――――――――――――――――――――――――
    【目次】
    序章──見る技術としての類推

    生活必需品としての衣食
    1章──料理のように建築を味わう
    2章──服が大きくなると建築になる

    建築の起源としての人と自然
    3章──建築と人間の相似
    4章──新宿のビル群は峡谷のようだ

    創作としてのアート・音楽
    5章──建築とアートの相互関係
    6章──建築を見ると音楽が流れる

    バイナリーコードとしての広告
    7章──町に溢れる広告と建築
  • シリーズ2冊
    2,750(税込)
    著:
    藤森数正
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    SDGsの理念はなぜ生まれたか? 
    それを知ればちがう世界史が、そして未来が見えてくる。
    日本におけるSDGsの受容に抜けていた世界史的視点を、
    対話形式のレクチャーで伝える画期的教科書。

    SDGsは、人類史という長いスパンで考えるならば、われわれ人類が生き延びるために考え実行してきたさまざまな試行錯誤から、必然的に出てきた概念。
    SDGsの17の目標は、世界史の発展段階とどう関連しているのか? 17の目標それぞれが生まれてきた経緯と要因を振り返ることにより、人類の発展の歴史とその目指すべき未来を考える。
    中学・高校生からビジネスパーソンまで、すべての現代人必読の教養としての世界史。大人気note「みんなの世界史」のコンテンツより、待望の書籍化!

    “本書はSDGsを世界史のなかに位置付け、同時に SDGsを切り口として世界史の大きな流れをつかもうとする本です。問題意識は至ってシンプル。日本におけるSDGsの受容に、世界史的な視点がすっぽり抜け落ちているのではないかという思いです。SDGsの実施期間が終わった後にも、その取り組みを歴史的に振り返ることのできる内容にもしました。安易な二項対立的な整理は避け、人間/生物/自然、先進国/新興国/途上国、西欧/東アジア/アフリカといった三項以上の関係からなる視点も積極的にとりいれました。”(本書より)

    【目次より】
    ■上巻■
    はじめに:「SDGs」とは、一体何だったのか?
    第1部 SDGsで読み解く「人間ゾーン」の歴史編
    第 1 章 人間(People)──人間の「しあわせ」の世界史
    目標1 貧困をなくそう/目標2 飢餓をゼロに/目標3 人々に保健と福祉を/目標4 質の高い教育をみんなに/目標5 ジェンダー平等を実現しよう/目標6 安全な水とトイレを世界中に/第 1 章 まとめ
    第 2 章 繁栄(Prosperity)──繁栄の生んだ「しわよせ」の世界史
    目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに/目標8 働きがいも経済成長も/目標9 産業と技術革新の基礎をつくろう/
  • 1,870(税込)
    著:
    竹端寛
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    竹端さんは正直な人である。
    正直さは研究者にとって必須の知的資質である。
    本書を読むと、正直さが知的離陸を可能にすることがわかる。
    ──帯文・内田樹

    ケアから考える家族、学校、社会、制度、そして資本主義。
    長らく成果主義と自己責任論の呪縛に苦しんできた著者が、自らの子育て体験を経てケアに目覚めた。その過程で読んできた本、出会ってきた人々とのエピソードで語る、ケア中心社会への見取り図となる思索エッセイ。
    能力は個人に備わったものではなく、他者との関係性のなかで立ち上がるもの。能力主義の軋轢に対しては、ケアの精神でときほぐす!

    “僕自身が「仕事中毒」だったときには、生産性至上主義の塊で、業績を出すことに強迫観念的に縛られていた。そのことに自覚的になったのも、家事育児に明け暮れた一日が終わって、「今日は何も出来ていない!」とため息をついている自分に気づいた時期からでした。そこから、自分を解放するためにも、少しずつ「能力主義批判」がはじまったのでした。”(「はじめに」より)

    【目次】
    第1章 能力主義のなにが問題なのか?
    学力偏重は「やめたくてもやめられない」アディクション
    能力主義をいかに相対化するか
    あなたはそのままで生きていい
    信頼関係の基本はただ話を聞くこと

    第2章 ケアについて考える
    「弱さ」を基軸とした強いつながり
    「交換」から「使用」への価値転換
    ケアの世界は「巻き込まれてなんぼ」
    「無力さ」でつながり直す面白さ
    「決められた道」の外にある想像・創造力

    第3章 家族がチームであること
    第一優先は家族、第二優先が仕事
    お父さん「も」支える言葉
    家族丸抱えと社会的ネグレクト
    子どもを中心にする視点
    ケアを軸にした社会をどう生み出すか
    「まっすぐなキュウリ」こそいびつなのだ

    第4章 学校・制度・資本主義
    資本主義経済の裏で隠されているもの
    「平均の論理」は「社会的排除の論理」
    「学力工場」と偏差値序列
    チームがあれば孤独は乗り越えられる
    隷従しない勇気と決意
    シンバル猿にならないために
    ゆたかなチームで生きていく

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