36才のごく平凡なサラリーマン・木村武は”金で解決できる女性関係”を求め、父親の遺産を使い「愛人バンク」に入会する。女子大生の若狭真理と契約を結ぶが、金に困っている様子もない彼女がなぜ愛人なんかをやっているのか？真理との微妙な距離感に落ち着かない気持ちを持て余した武は…。 ▼目次 VOL.1　真理 VOL.2　水曜日 VOL.3　ルール違反 VOL.4　家族 VOL.5　電話 VOL.6　密告 VOL.7　心理ゲーム VOL.8　ぬくもり VOL.9　明日なき愛 VOL.10　北風

真理にぬくもりを感じられなかった武は、同僚の友子との関係に溺れていく。しかし、武は友子への愛情に自信が持てなくなり、友子がダンナの元へ戻ることに賛成してしまう。喪失感から再び真理に連絡をする武であったが…。 ▼目次 VOL.1　別離 VOL.2　酒と追憶の日 VOL.3　再会 VOL.4　愛の逆襲 VOL.5　風花 VOL.6　スキャンダル VOL.7　何処へ… VOL.8　それだけの人生 VOL.9　地図のない旅 VOL.10　春の雪 VOL.11　旅の終わりに… VOL.12　人間失格

仕事も家庭も捨て、真理の部屋に居候していた武。なんとか夜の職を見つけ働いていた武の元に、興信所の男が訪ねてくる。真理の父からの手切れ金とともに「真理さんは実家へつれ戻されました」と聞かされ、武は急いでマンションに戻るが、そこに真理の姿はなく―。 ▼目次 VOL.1　いまさら悩み VOL.2　わびしさの予感 VOL.3　火に油 VOL.4　跳んだカモメ VOL.5　熱い時間 VOL.6　不安…愛の生活 VOL.7　明日が見えない… VOL.8　すれ違い VOL.9　オータム・レイン VOL.10　試練のとき VOL.11　嘘の愛？ VOL.12　自分を捨てた男

妻と息子と社宅で暮らす久保は、雪国に転勤して3年目の春、隣に越してきた部下・奥平の妻である今日子に一目で惹かれてしまう。一流の保険会社で出社コースに乗ってはいるものの、自分の将来に悩む久保。ある日海を眺めながら今日子が一人歌う姿を見つけ、声をかける。 ▼目次 VOL.1　出逢い VOL.2　日常の変化 VOL.3　面影 VOL.4　二人の時間 VOL.5　危険な香り VOL.6　禁断の扉 VOL.7　地獄と悦楽 VOL.8　重い胸 VOL.9　苦悩 VOL.10　愛しさ… VOL.11　秘めやかな密会 VOL.12　夫婦の危機

感情が理性を超えた久保は、強引に今日子に会いに行き、彼女もまたそれに応えてしまっていた。しかし、今日子との関係を夫の奥平に暴かれる。その後実家に戻っていた今日子からの連絡に、久保は急いで海岸に向かい、一緒になろうと約束を交わす。しかしそこに追ってきた奥平が現れ、3人でもみ合っていると、奥平がバランスを崩し…。 ▼目次 VOL.1　アクシデント VOL.2　脅迫 VOL.3　求め合う男女 VOL.4　明日からの日々 VOL.5　不審な男 VOL.6　男の宝 VOL.7　今日子の反面 VOL.8　捨てないでくれ…… VOL.9　微妙な翳 VOL.10　すれ違い VOL.11　甘い罠