〈あらすじ〉
ララたちの次なる目的地は、大祭で盛り上がる城塞都市プラティクス。辺境の地から集まった手練れの強者たちが雌雄を決する竜闘祭が迫り、大都市は熱気に包まれている。そんな中、ララは一人の少女と運命的な出会いを果たす。町に隠された遺失古代技術、そして闇の中に蠢く陰謀。暗躍するのは一体何なのか。ララは全ての答えを求めて、少女と共に街を駆け抜ける。

〈著者からの一言〉
剣と魔法とナノマシン第8巻と相成りました。舞台は変わり、華やかなお祭りが開催される大都市です。美味しいものを食べながら、手に汗握る熱い激戦を眺める楽しい時間の裏側に潜むものとは？そしてララの探す物は見つかるのか？ぜひお楽しみに！
今回もイラストは夘田恭さんに描いて頂きました。鏡の前で振り返るララの表情にもご注目ください！


【目次】
第１章　要塞都市プラティクス
第２章　若き市長と迫る刺客
第３章　襲撃の夜
第４章　叡智の鏡

書籍版特典ＳＳ
深淵の果てにあるもの

〈あらすじ〉
リエーナの里での一件も落ち着き、ララたちはコパ村へ。久しぶりに帰ってきたコパ村は、以前とはまた別の住民を迎え、新たな暮らしが始まろうとしていた。そこでララたちは村を襲った異常なアームズベアの調査を始める。レイラからは応援として送られた特派調査官のアリアと共に、再び森の中の〈錆びた歯車〉の拠点を探ることに。隈なく調べあげたと思われた地下施設に隠された謎の研究施設。そこでララたちを待ち構えていたのは――。

〈著者からの一言〉
剣と魔法とナノマシン第七巻です。再び舞台はコパ村と森の地下にある秘密の施設へ。第五巻で登場した特派調査官アリアとアイナも参加して、深淵の闇に待ち構える謎に挑みます！今回も夘田恭さんに素敵なイラストを描いていただいております。可愛いララが目印です。ぜひご堪能ください！

【目次】
第一章「異常な合成魔獣」
第二章「未確認領域」
第三章「地下の不定形」
第四章「鏡合わせの双子」
書籍版特典SS
ロッドの旅路
双輪の花開く所

〈あらすじ〉
カミシロでの一件を終え、AIサクラと共に港町アルトレットへと戻ったララたち三人。
彼女たちの次なる目的は妖精鍛治師を探すこと。
しかし、早速旅発ったララたちは、謎めいた青年によって深い森の中へと連れ去られる。
そこは、外界と隔絶した神秘の森、人智を越える魔法の才と長い寿命を持つ幻想の種族、エルフの住まう聖域であった。
三人の前に現れた“変わり者”のエルフの青年ソールは、彼女たちにある依頼を持ち掛ける。
それは、エルフ族全ての根幹を揺るがすようなもので……。剣と魔法とナノマシン、新たな世界が開ける第6巻！
〈著者からの一言〉
剣と魔法とナノマシン、第五巻の短編集を挟み、気持ちも新たに第6巻です。カミシロで相棒のAIサクラとの再会を果たしたララは無事にアルトレットへ戻り、早速次なる旅へと出立します。しかしそんな彼女たち三人の前に謎めいた青年が現れて……。今回はついに、ファンタジーの代名詞とも言えるあの種族が満を辞して登場します。ぜひ、お楽しみください！
今回もイラストは夘田恭先生に描いていただきました。神秘的な“彼女”の姿や、イールの迫力ある勇姿、ご期待ください。

【目次】
第一章　エルフの青年
第二章　リエーナの里のエルフたち
第三章　妖精を見守る者
第四章　コパ村、ふたたび
第五章　精霊花の香水
第六章　駆け抜ける風
書籍版特典ＳＳ
ある日の夜宴

〈あらすじ〉
難攻不落の監獄で密やかに笑う女首領。凄惨な事件の起きた村を訪れる教会の特派調査官。ドワーフたちの住む山麓の町では新たな出会いが結ばれる。民を思う巫女は広い世界とその営みを知るために足を踏み出す。そして静かな森の奥地では、神秘に満ちたエルフたちが変わらぬ日々を暮らしていた。大洋を征く船の上で彼女たちが和やかに笑っている時にも、多くの物語が紡がれる。剣と魔法とナノマシン、未来へ向かう第5巻！

〈著者からの一言〉
剣と魔法とナノマシンも、皆様の応援を受けて第5巻となりました。カミシロでの騒動を終えて一件落着と思いきや、辺境各地では様々な出来事が……。第1部が終わっても、ララたち三人の旅はまだ終わらない！
今回もイラストは夘田恭先生による力作です。表紙を飾る“彼女”の活躍も大迫力で描いていただきました！
第5巻は続く第6巻へ向けて新規に書き下ろした５つのお話が詰まった短編集です。web掲載版では見られない、ララたち三人も知らない物語をぜひご堪能ください！

【目次】
第一章　監獄塔と神門の解放者
第二章　アリアの事件調査記録
第三章　古の術、鉄の轍
第四章　若き巫女と島の民草
第五章　森に住む人々
第六章　束の間の憩い

〈あらすじ〉
アルトレットを揺るがす騒動を収めたララたちは、息つく暇もなく動き続ける。魔獣の暴走、カムイという謎の現象の正体を突き止めるため、彼女たちは蒼海の向こうに浮かぶ異国の小島カミシロへと向かう。
大陸とは異なる文化が根付き、古より〝神〟と共に栄えた国で、ララは懐かしい友の残り香を見つける。〝神〟の声を民に伝える巫女の少女の導きのまま、彼女は古き島の深奥に迫る。

剣と魔法とナノマシン、三者の絆が深まる第4巻！

〈著者からの一言〉
多くの皆様のご声援のおかげで、ここまでやってくることができました。「剣と魔法とナノマシン」第4巻の舞台は、大陸辺境を離れ遠い海の向こうにある島国。そこにはララとも馴染み深いとある存在の気配があって……。Web連載版ではまとめて第1部を構成していたララたちの旅の、その最終章がついに書籍化です！夘田恭先生には今回も尽力していただき、ララたちいつものメンバーと共に魅力的な新規登場人物を描いていただきました。
また、書籍版では新たに書き下ろしのSSを2本収録しています。ララたちを待つ〝彼女〟のストーリー、そしてある2人の後日談。ぜひご覧ください！

【目次】
第一章　蒼海の向こう
第二章　カミシロの巫女
第三章　闇夜を駆ける
第四章　晴天の霹靂
第五章　牢屋敷にて
第六章　続く旅路
書籍版特典SS
二人の団欒
ロッドの小さな冒険