多くの犠牲を伴いながら、進んでいく邪竜との戦い。
シャディ王国での戦いを終えた後、ユキト達の下へとある冒険者がやってきた。
その人物はユキトの宿敵である信奉者ザインの弟、ダイン=エルトマ。
彼は兄が邪竜の配下になったことを知り、また故郷を兄によって滅ぼされたため、
ザインを打倒するべくユキト達の所を訪れた。
邪竜の力を得る前の情報があれば、ザインを追跡できる霊具を作成できる。
よってユキト達は因縁の相手、ザインを追うための霊具を作成し、
討伐することを次の目標と定めた。
そしてユキトは仲間やフィスデイル王国の騎士、
セシルと共に追跡霊具を作成するため、
ザインの故郷へと向かう。
その旅で信奉者の弟であるダインと交流しながら、
ユキト達は霊具の作成に成功。
そして、宿敵の居場所がフィスデイル王国の西にある
ベルファ王国であるのを突き止める。
ユキトと仲間達は国境を越え、ベルファ王国の都で
国王と天級霊具の使い手、シェリス王女に謁見する。
ベルファ王国は信奉者との決戦を控えており、
ユキト達はそれに協力することに。
しかし、その戦いは思いもよらぬ展開が待ち受けていた。
一方、聖剣使いのカイはフィスデイル王国へ留まり、
自分達の情報を流す裏切り者を見つけるため、作戦を立てる。
リュシルやグレン大臣といった国の重臣と共に、彼はユキトとは違った戦いを始める。
そして信奉者ザインは邪竜からの指示で、ベルファ王国との戦いに加わる。
だがその心の内は他の信奉者とは大きく異なっていた。
力を得るために、この戦いを利用しようと密かに企んでいて――
(C)Junki Hiyama
792円〜825円(税込)
大臣であったグレンと、邪竜を倒す役目を担う聖剣使いカイ――
二人は人類を裏切り、フィスデイル王国に大きな影を落とした。
そして彼らと相対したジャレム平原の戦いの後、
ユキト達来訪者や王国の人達は二人の穴埋めをすべく奔走した。
落ち着きを取り戻したのは一ヶ月後。
その間、姿を消したカイの捜索や邪竜の動向などを探っていたが
成果は上がらず、また動きもなく停滞していた。
ユキトは天神であることを公表したリュシルと共に、
次の戦いに備えカイとの戦いに勝利した技法『神降ろし』の鍛錬を進めていた。
一方、ユキトはセシルへの想いが募る一方で、ついに告白する。
彼女もその想いを受け入れたが、一ヶ月の間は互いに忙しく
話をすることもほとんどできずにいた。
それに気付いた仲間の一人メイはセシルへデートに誘うよう進言した。
そしてユキトは了承するのだった。
一方カイは地底の奥深くに潜伏し、ユキトにとって因縁の相手である
ザインと共に準備を進めていた。
全ては世界を支配するために――ユキト、そして邪竜をも凌駕するべく策を巡らし、
ザインは力を手にするため彼に手を貸すことになる。
そうした中、デートの日がやってきた。
ユキトとセシルは双方緊張する中で町を見て回り、
やがて公園で休憩をとった際、ユキトは改めてセシルへ語り始める。
理不尽な形で召喚されたが、自分が望んでいたものを手に入れた。
そしてこの世界に残るか否か――セシルは答えを今提示する必要はないと告げ、
また同時に何かあれば相談して欲しいと、微笑と共にユキトへ語る。
ユキトは改めて彼女を失いたくないと考えた時、異変が起こりセシルは駆け出す。
ユキトが後を追い辿り着いたのは迷宮入口。
内外を封鎖している重厚な扉が、開き始めている光景があった。
カイと邪竜は密談を交わし、己が目的を達成するべく動き始める。
一方でユキトは押し寄せる魔物と戦い始める。
来訪者、聖剣使い、邪竜――様々な思惑が巡る中、戦いはついに最終局面を迎える。
その決戦に勝利するのは果たして誰か――?
陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。
霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。 「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」「クール・エール」(共にヒーロー文庫)、 「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」等、多数のライトノベルの装画、挿絵を中心に活躍中。
ベルファ王国での戦いで宿敵ザインを倒すことに成功したユキト。
仲間たちと共にフィスデイル王国へと帰還し、カイと今後のことを話し合う。
一方、フィスデイル王国では、重臣であったグレン大臣が邪竜と通じる
裏切り者であったと発覚したが、グレンは行方をくらましてしまう。
彼の残した言葉により判明したのは、ユキトの祖父もまた、
この世界を訪れていたという事実。
その事実からユキトは足跡を知りたいと願い、
カイは祖父の仲間であった竜族の男性と引き合わせると告げる。
そしてカイは、グレンや残る信奉者を捜索しつつ、
仲間のレベルアップを図るため、ユキト達は鍛練を開始する。
一方、カイは、グレンの話を聞いてから何か言い知れぬ
違和感を抱くようになっていた。
ユキトは仲間や騎士セシルと共に剣を振り、着実に成長していく。
しかし、どれだけ探しても見つからないグレンの居場所。
時間が経過し、その間にユキトは祖父の仲間であった竜族の男性と顔を合わせ、
彼から強くなるための技法を得ることになるのだった。
また、それから季節は流れ、冬から春へ変わる頃――鍛練の成果を披露する
舞台として、王城の中庭で決闘試合が行われることとなった。
ユキトや仲間、さらにセシルを始めとした騎士達もまたその武勇を示す。
決闘の最中、ユキトは思いもよらぬ事実を知ることになるが……。
仲間や騎士達の間に邪竜との戦いに勝利するという機運が高まっていく。
そしてカイは試合が行われた日、誰にも見咎められないよう一人城の外へと出た。
そしてとある存在と顔を合わせ――戦いは、誰も予想し得なかった方向へと進んでいく。
陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。
霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。 「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」「クール・エール」(共にヒーロー文庫)、 「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」等、多数のライトノベルの装画、挿絵を中心に活躍中。
多くの犠牲を伴いながら、進んでいく邪竜との戦い。
シャディ王国での戦いを終えた後、ユキト達の下へとある冒険者がやってきた。
その人物はユキトの宿敵である信奉者ザインの弟、ダイン=エルトマ。
彼は兄が邪竜の配下になったことを知り、また故郷を兄によって滅ぼされたため、
ザインを打倒するべくユキト達の所を訪れた。
邪竜の力を得る前の情報があれば、ザインを追跡できる霊具を作成できる。
よってユキト達は因縁の相手、ザインを追うための霊具を作成し、
討伐することを次の目標と定めた。
そしてユキトは仲間やフィスデイル王国の騎士、
セシルと共に追跡霊具を作成するため、
ザインの故郷へと向かう。
その旅で信奉者の弟であるダインと交流しながら、
ユキト達は霊具の作成に成功。
そして、宿敵の居場所がフィスデイル王国の西にある
ベルファ王国であるのを突き止める。
ユキトと仲間達は国境を越え、ベルファ王国の都で
国王と天級霊具の使い手、シェリス王女に謁見する。
ベルファ王国は信奉者との決戦を控えており、
ユキト達はそれに協力することに。
しかし、その戦いは思いもよらぬ展開が待ち受けていた。
一方、聖剣使いのカイはフィスデイル王国へ留まり、
自分達の情報を流す裏切り者を見つけるため、作戦を立てる。
リュシルやグレン大臣といった国の重臣と共に、彼はユキトとは違った戦いを始める。
そして信奉者ザインは邪竜からの指示で、ベルファ王国との戦いに加わる。
だがその心の内は他の信奉者とは大きく異なっていた。
力を得るために、この戦いを利用しようと密かに企んでいて――
名門高校1年A組。ある日突然、理不尽にもクラス丸ごと異世界に召喚されてしまう。
それでもなお世界を滅ぼそうとする邪竜と戦うために武器――霊具を手にして戦う来訪者ユキト達。
魔物を生み出す『魔神の巣』を破壊した彼らに、新たな作戦が始まることとなった。
それはフィスデイル王国の南東にあるシャディ王国の救援。魔物を率いる邪竜の配下、
信奉者はシャディ王国の元将軍であり、国の内部を多く知る人物だったことで窮地に追い込まれていた。
フィスデイル王国は救援のため、王の護衛である騎士エルトや、王国の重臣にして竜族のリュシルを向かわせることにした。
さらに聖剣を持つカイや仲間であるメイも戦列に加わり、ユキトは仲間と共にシャディ王国へ遠征することに。
そしてシャディ王国内の戦いの中で、霊具を手に最前線で戦う王女、ナディと出会うのだが……。
私立三空学園高等部一年A組、瀬上雪斗。
ごくごく普通の目立たない彼にはクラスで憧れを抱く生徒が二人いる。
生徒会副会長で成績優秀、大企業の御曹司の藤原海維。
もう一人は現役アイドルとしても活動している宮永芽依。
雪斗は二人と同じクラスであることがささやかな自慢だった。
特筆すべきことがないながらも、平和な日常が愛おしい。
そんな生活が突然変わってしまったのは、二学期の期末試験を前にした、ある寒い日だった。
突然、教室が光に包まれたかと思うと、瞬く間にクラスメイト全員が異世界転移してしまったのだ。
召喚者の説明では邪竜に世界が征服されようとしていて雪斗達に助けを求めてのことだという。
クラスメイト達は目の前の状況を信じられず、混乱の中で話をすることもできなかった。
そんな中、真っ先に動き出したのが海維と芽依、そして雪斗。
美少女剣士と共に、三人の異世界を救うための闘いが始まる!
陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。
霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。
『クール・エール』(プライムノベルス)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』など、多数のライトノベルの挿絵を中心に活躍中。
大臣であったグレンと、邪竜を倒す役目を担う聖剣使いカイ――
二人は人類を裏切り、フィスデイル王国に大きな影を落とした。
そして彼らと相対したジャレム平原の戦いの後、
ユキト達来訪者や王国の人達は二人の穴埋めをすべく奔走した。
落ち着きを取り戻したのは一ヶ月後。
その間、姿を消したカイの捜索や邪竜の動向などを探っていたが
成果は上がらず、また動きもなく停滞していた。
ユキトは天神であることを公表したリュシルと共に、
次の戦いに備えカイとの戦いに勝利した技法『神降ろし』の鍛錬を進めていた。
一方、ユキトはセシルへの想いが募る一方で、ついに告白する。
彼女もその想いを受け入れたが、一ヶ月の間は互いに忙しく
話をすることもほとんどできずにいた。
それに気付いた仲間の一人メイはセシルへデートに誘うよう進言した。
そしてユキトは了承するのだった。
一方カイは地底の奥深くに潜伏し、ユキトにとって因縁の相手である
ザインと共に準備を進めていた。
全ては世界を支配するために――ユキト、そして邪竜をも凌駕するべく策を巡らし、
ザインは力を手にするため彼に手を貸すことになる。
そうした中、デートの日がやってきた。
ユキトとセシルは双方緊張する中で町を見て回り、
やがて公園で休憩をとった際、ユキトは改めてセシルへ語り始める。
理不尽な形で召喚されたが、自分が望んでいたものを手に入れた。
そしてこの世界に残るか否か――セシルは答えを今提示する必要はないと告げ、
また同時に何かあれば相談して欲しいと、微笑と共にユキトへ語る。
ユキトは改めて彼女を失いたくないと考えた時、異変が起こりセシルは駆け出す。
ユキトが後を追い辿り着いたのは迷宮入口。
内外を封鎖している重厚な扉が、開き始めている光景があった。
カイと邪竜は密談を交わし、己が目的を達成するべく動き始める。
一方でユキトは押し寄せる魔物と戦い始める。
来訪者、聖剣使い、邪竜――様々な思惑が巡る中、戦いはついに最終局面を迎える。
その決戦に勝利するのは果たして誰か――?
陽山 純樹(ヒヤマジュンキ):東海地方在住。著書に「賢者の剣」(ヒーロー文庫)。
霜月 えいと(シモツキエイト):イラストレーター。 「嘘つき戦姫、迷宮をゆく」「クール・エール」(共にヒーロー文庫)、 「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」等、多数のライトノベルの装画、挿絵を中心に活躍中。
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