九戸政実は同盟関係にあった櫛引(くしびき)、久慈(くじ)、七戸城主・七戸家国、そして、七戸朝慶の娘を正室に迎えていた武田系七戸氏の七戸慶道(七戸伊勢守慶道)らを誘って5000にての実力行使に出ました。九戸勢の櫛引清長が苫米地に攻撃し、南部家に組する館・城を次々に攻めたため、三戸南部家は北氏、名久井氏、野田氏、浄法寺氏らの協力を得て防戦しています。また、九戸政実は、北信愛の次男・北秀愛が守る一戸城に夜襲をかけたため、北秀愛はいち早く南部信直に反乱を伝えたとあります。南部家の中でも円子金五郎、長内庄兵衛、種市伝右衛門ら精鋭を揃えた九戸勢は強く、南部信直は子の南部利直と北信愛を大坂城に派遣して、豊臣秀吉に救援を要請しました。そのため、総大将・豊臣秀次に徳川家康が加わり、仙北口からは上杉景勝、大谷吉継、津軽方面には前田利家、前田利長、、相馬口には石田三成、佐竹義重、宇都宮国綱が進軍。そして、伊達政宗、最上義光、小野寺義道、戸沢光盛、秋田実季、津軽為信らが指揮下に入、奥州再仕置軍は一揆を平定しながら、蒲生氏郷や浅野長政と合流し、8月下旬には南部領近くまで到達しました。九戸政実は、8月23日に小鳥谷摂州ら50名にて、美濃木沢で豊臣勢に奇襲をかけますが、多勢にむぜいで、9月1日には九戸勢の根反城が落ち、九戸政実らは九戸城にて籠城しました。そして、九がつ2日には、豊臣勢6万が九戸城を包囲し、九戸城の戦いとなりました。妻子や城兵は助命すると言う言葉を受けて、豊臣勢に降伏した九戸政実でしたが、九戸城を開城すると、城内の者は撫で斬りにされ、火を放たれたとあります。九戸政実・九戸実親・七戸家国らは、三ノ迫(さんのはざま)に連行されて斬首となりました。九戸政実、享年56歳であったと伝えられています。言い伝えでは、斬首された九戸政実の首は、家臣・佐藤外記が密かに持ち帰り、九戸神社近くの山中に埋めたされています。九戸氏は滅亡しましたが、九戸政実の実弟・中野康実は、豊臣家の九戸城攻めの際に、道案内した功績もあり花輪城を預かり、その子孫が、のちに八戸氏・北氏と共に盛岡藩・南部家の家老を務め、南部家「御三家」の一つとして続いています。
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