〈あらすじ〉
ネリアが暮らす魔導国家エクグラシアの王都シャングリラは不思議がいっぱい!
植物たちが暴れる植物園に、逆さ砂時計のある古書店……
好奇心いっぱいのネリアはライアスやレオポルドと今日もあちこちに出かけていく。
師団長たちはそれぞれに忙しく、ネリアがひき起こす事件には当然、みんなが巻きこまれて大騒ぎに。
一方、王城ではユーティリス王子のために〝立太子の儀〟の準備が進んでいた。王太子となったユーティリスのために、当日の夜はなんと王城で王家主催の舞踏会が開かれるらしい。
国中の令嬢たちがドレスを着て参加する舞踏会。「仮面をつけなくていい」といわれたネリアは、師団長としてではなく素顔で参加することに。
ネリアは五番街の店でニーナたちにドレスの相談をし、仕事のかたわら準備をはじめる。それぞれの想いが交差するなか、ネリアがやろうとしたこと、舞踏会で彼女が願ったこととは……。
〈著者からの一言〉
ついにようやく、タイトルに入っている〝魔術師〟が表紙になりました!今回はいずみノベルズ編集部までお寄せいただいたご要望の中から、ダントツで「表紙で見たい!」との声が多かったシーンとなりました。本当に感謝です!
【目次】
第一章 ネリア、植物園を見学する
第二章 ネリア、夜会に参加する
書籍版特典SS
イルミエンツを習いたい
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1,188円〜1,320円(税込)
〈あらすじ〉
カレンデュラからルルス、そしてタクラへ――それぞれの目的を抱えた魔導列車の旅がいま幕を開ける。
レオポルドは、ライアスとオドゥの故郷であるイグネラーシェを調査するためカレンデュラへ。そこで見つけた魔導具はオドゥの過去を示す一つの手がかりだった。彼の父親がオドゥに遺した想いとは一体何なのか?
一方、ネリアは気ままな列車の旅を楽しもうとしていたが、魔石の町ルルスで予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう。落ち込むネリアを励ますのは、遠く離れたレオポルドからのエンツ。その心の支えとともに、追いかけてきたニーナとも合流し、再び笑顔を取り戻す。さらに、休暇中のミーナとアイリは、港町でユーリと再会。彼女たちが目指すのは、オドゥの工房だ。
一方、王都ではカーター副団長を中心に、メレッタとカディアンがオドゥの調査を開始。グレンの死に関わる謎が浮かび上がり、レオポルドは居住区でその真実を追い求めることになる。
そんな中、タクラにたどり着いたネリアが出会ったのは、なんと予想だにしない人物。
次々と明かされる真実が交錯する中、レオポルドたちの旅路はさらなる試練へと続いていく。過去と現在が交差するこの物語、彼らの選択が導く結末とは――。
〈著者からの一言〉
場面は七巻ラストシーンの直後から。王都に残されたレオポルドは、ライアスとともに行動し、グレンの死の謎にも迫ります。SSはお寄せいただいたテーマから、『バルザムと過ごすエヴェリグレテリエ』『女性陣のわちゃわちゃ』について書かせていただきました。『傷心のライアス』については本文でしっかり読めるようにしています。
【目次】
第一章 魔導列車の旅と王都の動き
第二章 港湾都市タクラへ
書籍版特典SS
コランテトラの記憶
フォトブックを見よう
〈あらすじ〉
『銀の錬金術師』
魔導列車や転移門を開発した天才錬金術師グレン、無機質な仮面に隠れたその素顔とは……レイメリアやレオポルドと過ごした束の間の幸福、不器用な彼の生きざまを綴る。デーダス荒野での召喚から、ネリアとの暮らしについても触れた書き下ろしの一編。
『初等科教諭ウルア・ロビンス』
シャングリラ学園の初等科教諭ウルア・ロビンス。丸眼鏡に口ひげの彼は魔法陣研究をするかたわら、教師の仕事をしている。学園で過ごす錬金術師の卵たちが起こす騒動に、ロビンス先生はゆっくりお茶を飲むヒマもないようで⁉
『黒の皇太子』
魔術学園に入学した少年ユーティリスと、サルジアからの留学生リーエンの出会いと交流、そして悲しい別れ。竜王との契約〝赤の儀式〟、エクグラシアで魔力持ちが覚える〝消失の魔法陣〟が生まれた理由、大人になって彼が知るリーエンの想いとは……。
『青の少年』
表紙に初登場した灰色の魔女ヌーメリアと、青い髪の少年アレク。故郷リコリスの町に帰省した彼女に、なんと縁談が舞いこんできた。〝錬金術師らしいやり方で、自分の運命を捻じ曲げておいで〟……師団長の言葉に従い、彼女は甥のアレクを助手にして何やら作りだす……本編未収録だった連載初期のエピソードを加筆収載。
『赤の錬金術師』
「二巻のちっちゃいユーリが懐かしい、彼の話を読みたい」との読者からの熱烈な声から生まれたエピソード。錬金術師ユーリが、王城に不慣れなネリアとヌーメリアを案内して向かった先は……。〝黒の皇太子〟の後日談、チョーカーが外れて彼がまず直面した問題とは。
『銀の魔術師』
きらめく銀髪を背に流し、泣く子も黙る厳しい魔術師団長レオポルド。グレン亡き後、新しい師団長になるのは誰でもいいと思っていた。ところが城にやってきたのは、とんでもない女で⁉──初夏の出会いから冬にかけての、本編から飛び出たこぼれ話五編を加筆して収載。甘くないけど甘い、ネリアとレオポルドのじれじれな日常。
〈著者からの一言〉
初の短編集は辛口スパイシー。時系列を本編より過去に置き、錬金術師グレンの話を新たに書き下ろし、本編では読めないユーリやヌーメリアの過去にまつわる話や後日談、ネリアとレオポルドのじれじれな話をお届します。オドゥとユーリが表紙となる八巻につながるエピソードもたっぷりです。
〈あらすじ〉
冬が始まり、それぞれの運命が動きはじめる!
ネリアはカーター副団長やメレッタと王太后の茶会へ参加することに。
ところが準備の最中またもや城で大騒ぎを起こし、駆けつけたレオポルドからネリアはマナーの特訓を受けるはめになる。
一方、レオポルドは母の従兄でもある国王アーネストに、父と母とのなれそめや自分が公爵家にひきとられることになった経緯を聞かされる。
初めてグレンの想いが明かされる過去編。魔術学園にやってきた臨時講師の錬金術師グレンと公爵令嬢レイメリア、くたびれた中年の錬金術師に学園一の美少女が恋をした⁉
そして舞台はいよいよデーダス荒野へ。ネリアがグレンに拾われ、異世界に来て最初の三年をすごした場所。レオポルドとともにグレンの書斎を調べ、ライガでエルリカの街にもでかけるネリア。デーダスでの暮らしは思ったよりも穏やかで、けれど工房で明らかになる事実がふたりに衝撃を与える。
年越しの晩、レオポルドが口にした願いとは──。
〈作者からの一言〉
冬が始まり、ネリアはレオポルドを連れ、デーダス荒野に向かいます。
この巻は今まであまり動きのなかったレオポルドが積極的に動きます。彼自身の変化やネリアが感じるとまどい、周囲の反応などをつづっています。
【目次】
第一章 冬の訪れ
第二章 レイメリアと魔術師の杖(過去編)
第三章 デーダス荒野
書籍版特典SS
恋のお守り
いつか見せる青い空
レオポルドの依頼
狩りと護衛騎士の選定
〈あらすじ〉
錬金術師ネリア、こんどは魔道具師の助手になる⁉魔道具師メロディの助手として、ギルドで学園生たちの実習をお手伝い!ひさしぶりにあった五年生たちは、進路に恋に実習に……ネリアを巻きこんで大騒ぎ。
あるとき、ギルドから預かった魔道具を修理したネリアは、灰色の魔女ヌーメリアから魔道具の記憶を読みとる〝レブラの秘術〟を教わる。居住区の小部屋に打ち捨てられていた壊れた魔道具の記憶をのぞいてみると……そこには若き日のグレンと炎のような赤い髪の女性がいた。
そして北の平原では毎年、秋祭りの時期に魔術師団と竜騎士団による〝秋の対抗戦〟が行われる。両師団の意地とメンツを賭けた激しいぶつかり合いと聞いたネリアは、師団長会議である提案をすることに……。
〈著者からの一言〉
王都での生活を楽しみつつも、ネリアは少しずつ〝魔術師の杖〟に近づいていきます。ネリアがデーダス荒野から王都にやってきた初夏から始まった物語も、この巻で秋が終わります。ネリアといっしょにぜひ異世界を楽しんでください!
【目次】
第一章 ネリア、魔道具師の助手になる
第二章 ネリアと秋の対抗戦
書籍版特典SS
月の知らない恋唄
〈あらすじ〉
ネリアが暮らす魔導国家エクグラシアの王都シャングリラは不思議がいっぱい!
植物たちが暴れる植物園に、逆さ砂時計のある古書店……
好奇心いっぱいのネリアはライアスやレオポルドと今日もあちこちに出かけていく。
師団長たちはそれぞれに忙しく、ネリアがひき起こす事件には当然、みんなが巻きこまれて大騒ぎに。
一方、王城ではユーティリス王子のために〝立太子の儀〟の準備が進んでいた。王太子となったユーティリスのために、当日の夜はなんと王城で王家主催の舞踏会が開かれるらしい。
国中の令嬢たちがドレスを着て参加する舞踏会。「仮面をつけなくていい」といわれたネリアは、師団長としてではなく素顔で参加することに。
ネリアは五番街の店でニーナたちにドレスの相談をし、仕事のかたわら準備をはじめる。それぞれの想いが交差するなか、ネリアがやろうとしたこと、舞踏会で彼女が願ったこととは……。
〈著者からの一言〉
ついにようやく、タイトルに入っている〝魔術師〟が表紙になりました!今回はいずみノベルズ編集部までお寄せいただいたご要望の中から、ダントツで「表紙で見たい!」との声が多かったシーンとなりました。本当に感謝です!
【目次】
第一章 ネリア、植物園を見学する
第二章 ネリア、夜会に参加する
書籍版特典SS
イルミエンツを習いたい
〈あらすじ〉
カレンデュラからルルス、そしてタクラへ――それぞれの目的を抱えた魔導列車の旅がいま幕を開ける。
レオポルドは、ライアスとオドゥの故郷であるイグネラーシェを調査するためカレンデュラへ。そこで見つけた魔導具はオドゥの過去を示す一つの手がかりだった。彼の父親がオドゥに遺した想いとは一体何なのか?
一方、ネリアは気ままな列車の旅を楽しもうとしていたが、魔石の町ルルスで予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう。落ち込むネリアを励ますのは、遠く離れたレオポルドからのエンツ。その心の支えとともに、追いかけてきたニーナとも合流し、再び笑顔を取り戻す。さらに、休暇中のミーナとアイリは、港町でユーリと再会。彼女たちが目指すのは、オドゥの工房だ。
一方、王都ではカーター副団長を中心に、メレッタとカディアンがオドゥの調査を開始。グレンの死に関わる謎が浮かび上がり、レオポルドは居住区でその真実を追い求めることになる。
そんな中、タクラにたどり着いたネリアが出会ったのは、なんと予想だにしない人物。
次々と明かされる真実が交錯する中、レオポルドたちの旅路はさらなる試練へと続いていく。過去と現在が交差するこの物語、彼らの選択が導く結末とは――。
〈著者からの一言〉
場面は七巻ラストシーンの直後から。王都に残されたレオポルドは、ライアスとともに行動し、グレンの死の謎にも迫ります。SSはお寄せいただいたテーマから、『バルザムと過ごすエヴェリグレテリエ』『女性陣のわちゃわちゃ』について書かせていただきました。『傷心のライアス』については本文でしっかり読めるようにしています。
【目次】
第一章 魔導列車の旅と王都の動き
第二章 港湾都市タクラへ
書籍版特典SS
コランテトラの記憶
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