友人が一人もいない高校生。彼は友人を作るために同級生が話題にしていた世界初のVRMMORPG『アナザーワールド』のクローズドβテストのテスターに応募、見事当選する。
しかし同級生はテスターに落選してしまい、結局彼は一人で『アナザーワールド』をプレイすることに。
彼が『アナザーワールド』をプレイすると、ゲームのサポートAIでテミスという少女と出会う。
彼女に誘われ、現実と見紛うような仮想世界『イストピア』へと転移する。
だが実際には仮想世界ではなく、仮想世界と酷似した本物の異世界『イストピア』に彼は転移していたのだった。
しかしゲームの機能がそのまま使えて現実世界に戻れる上、あまりにゲームの世界と酷似している世界であるために少年は異世界へ転移したことに全く気付かない。
彼はケイオスと名乗ってゲームだと思って行動し、魔物に襲われていた村娘を助け、この世界に影響を与えていくのだった。
浮世 草子(ウキセクサコ): 大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
(C)Kusako Ukise
人の魂を生贄にし、世界の理を捻じ曲げる秘術を悪用している魔物たち。
そのことを知ったケイオスは秘術の発動を阻むため教会と協力する。
魔物の脅威に対して、同盟を結んだ三国は連合軍を結成し、
新たに設けられた駐屯地で魔物の侵攻を防ぎ、
北にある魔物の拠点を突き止めるため探索部隊を派遣する。
ケイオスは駐屯地で周辺の魔物の討伐を行っているが
大規模な魔物の侵攻の兆候はなく一時の平和が訪れていた。
そんな中ケイオスはアレクシアがヴァイクセル帝国の
皇帝ヴィクトルと結婚する噂が流れていることを耳にする。
自分の想いに悩むケイオス。
悩んだ末に彼が出した答えとは。
そして北の大地で神殿が発見される。
それは邪神が封印された神殿であり、魔物の拠点となっており、
おぞましい儀式が行われていた。
三国はその儀式の阻止と拠点の制圧のために遠征軍を向かわせる。
魔物と人間の決戦の日が迫っていた。
浮世 草子(ウキセクサコ):関西在住。本作にてデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
638円〜682円(税込)
友人が一人もいない高校生。彼は友人を作るために同級生が話題にしていた世界初のVRMMORPG『アナザーワールド』のクローズドβテストのテスターに応募、見事当選する。
しかし同級生はテスターに落選してしまい、結局彼は一人で『アナザーワールド』をプレイすることに。
彼が『アナザーワールド』をプレイすると、ゲームのサポートAIでテミスという少女と出会う。
彼女に誘われ、現実と見紛うような仮想世界『イストピア』へと転移する。
だが実際には仮想世界ではなく、仮想世界と酷似した本物の異世界『イストピア』に彼は転移していたのだった。
しかしゲームの機能がそのまま使えて現実世界に戻れる上、あまりにゲームの世界と酷似している世界であるために少年は異世界へ転移したことに全く気付かない。
彼はケイオスと名乗ってゲームだと思って行動し、魔物に襲われていた村娘を助け、この世界に影響を与えていくのだった。
浮世 草子(ウキセクサコ): 大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
ヴァイクセル帝国魔法学園の生徒であり名門貴族の令嬢であるアレクシアは、勉強はできても魔法の才能が無く家族から見捨てられ、学生たちから『才無し』と呼ばれ蔑まれていた。
そんな中、魔法学園の授業の一環で、魔物を討伐する課外授業が始まる。その課外授業では護衛を雇う決まりになっていたのだが、何故か彼女の護衛役を引き受ける冒険者が一人もいない。
途方に暮れる彼女の前に異国の魔導師・ケイオスが名乗りを上げた。
相変わらずゲームの世界だと考えているケイオスは、パーティーを組んだアレクシアが初心者プレイヤーだと思い込み、ゲームをプレイしている割に楽しくなさそうな彼女の姿を見て彼女にゲームの楽しさを教えるため試行錯誤する。
そんなケイオスの存在がアレクシアの心を癒していく。
一方、ヴァイクセル帝国の北東にあるアイゼンシュタット城塞が魔物の大軍勢によって陥落されてしまう。平穏なヴァイクセル帝国に危機が迫っていた。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
現実世界で夏休みに入ったケイオスは一日中ゲームに入り浸ろうと意気込むが、心の奥底で「アナ ザーワールド」に言い知れぬ疑念を抱いていた。
正式サービスの開始地点をコミューン連合国の首都クレルモンにしたケイオスだが、クレルモンは何 故か人がおらず閑散としており、店すらも開いていない。
実は正式サービス開始とともに大規模イベント「邪神の侵攻」が始まっており、クレルモンは魔物が 徘徊しているのだった。
仕方なくケイオスは課金アイテムで手に入れた馬車を使って南の街へ向かう。
一方、コミューン連合国の王宮は謎の少女が暗躍し不穏な気配が漂っていた。身の危機を感じた王女 ロズリーヌは一人クレルモンから脱出する。
シャルテル公爵がいる南方のシャラントに向かう最中、ロズリーヌは偶然にもケイオスと遭遇するが……。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
イストピアがゲームではなく異世界だと気づいたケイオスは、仲間たちを見捨てることができず、イストピアへ再び足を踏み入れた。
そして吸血鬼の陰謀を暴いて人間同士の戦争を回避し、コミューン連合国の危機を救ったケイオスは英雄として一躍有名になってしまう。
当の本人は仲間のおかげで戦争が回避されたと思っているので自分が周囲から英雄視されることに戸惑いを覚えていた。
しかし有名になった彼の存在を周囲は放っておくことはできない。
ヴァイクセル帝国の皇帝が、コミューンの貴族が彼を利用しようと動き出す。
吸血鬼の残党を討伐するため挙兵するロズリーヌは、ケイオスがこれ以上功績を立てることを危険だと判断し、彼を自分の下から一時的に遠ざけた。
ケイオスは吸血鬼の残党が討伐されるまでの間、コーネリアの故郷であるエルフの集落に身を隠すことになる。
すると、その集落近くに突如として正体不明の巨大なドラゴンが飛来する―――。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
神話の時代から生き続けるドラゴンのヴイーヴルの力を借りてマウンテンゴーレムを倒し、再びコミューン連合国の危機を救ったケイオス。
しかし目立ちすぎたことで、魔物たちから目をつけられてしまう。
吸血鬼のカーミラはケイオスを罠にはめようと新たな魔物をケイオスの下へ差し向ける。
そのころ各国では魔物たちの脅威を危惧して同盟を締結することになり、
同盟を提案したカスタル王国の首都マウクトに各国の要人が招かれていた。
この機に合わせてケイオスは以前カスタル王国の騎士団長ラファエルから要請されたカスタル王国の国王ウィルフレッドとの謁見をするため、マウクトにある王宮へと赴く。
一方、ケイオスの来訪は歓迎されるばかりではなかった。
身元不明の異国人である彼を怪しむカスタル王国の貴族たち。
そして彼の存在を危険視し動き出す正統教会。
そんな不安の尽きない状況の中、要職につくカスタル王国の貴族が殺害されてしまう。
その事件の容疑者は―――――ケイオスだった。
浮世 草子(ウキセクサコ):大阪府在住。本作でデビュー。
植田 亮(ウエダリョウ):イラストレーター。ライトノベルやゲームの原画を多く手掛ける。
主なライトノベル作品に「さよならピアノソナタ」「竜峰の麓に僕らは住んでいます」(ヒーロー文庫)など。
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