確定申告で税務署が忙しいこの時期、2人の男が鐘野を訪ねてやって来た。ひとりは音無部品社長・音無一道、もうひとりは五十里建設社長・五十里多古雄。2人とも、査察で持ち去られた帳簿や通帳が返却されないことに腹を立て、担当官・鐘野を訪ねて来たのである。ところが、その件にまったく憶えのない鐘野は…!?
各693円 (税込)
東大法学部を卒業し、札岡県庁税務課に勤務することになった石上正直。地方上級公務員試験をトップで合格した彼の最初の業務は、税金の徴収。徴収は2人1組で行動するのが基本。さて、この石上とコンビを組むことになったのが、ベテラン税務官・鐘野成樹だった…
自動車税を14万7千 円滞納している狩多大輔(かりただいすけ)の調査を始めた鐘野と石上。石上が調査したところ、狩多は小さな町工場で真面目に働き、酒もギャンブルもやらず、近所でもすこぶる評判のいい男であった。しかし、滞納分は何としてでも払ってもらおうと、二人は狩多の家を訪ねた。狩多は、唯一の趣味の車も売り、生活を切り詰めていたが、鐘野は容赦しない。一週間待ってほしいと言った狩多の態度を見て、払う気などないと感じた鐘野は、真面目なはずの狩多の真の姿を追って…!?
鐘野の留守中、学校職員の飯山という男が、鐘野を訪ねにやって来た。「滞納している不動産所得税を来週には払う」と、わざわざやって来たこの男は、鐘野の同期で、元県庁職員だった。帰庁し、この男のこと聞いた鐘野は不審に思い、飯山のことを調べ始める……。
上田部長が何かソワソワしている。この日は、年に一度の自治省の係長が視察にやって来る日だったのだ。上田部長は、この日、問題が起こらないように札岡県税務課の問題児・鐘野には出張命令を出していた。当日は係長の要求する高級料理を食べさせ、接待がうまくいったと思っていた上田だったが、当の係長から「バブルの頃の官官接待みたいなことをやって」と指摘されてしまう。そこで、日頃どんな接待をしているか見るための係長のワナにはまった上田部長は、鐘野を呼び戻し、仕返ししようとするが……
“春の納税普及キャンペーン”の一貫として、幼稚園で税金を知ってもらうための人形劇を担当することになった石上。昼休みに人形劇の練習をするものの、女性社員が花粉症のため練習にならない。さらに、石上は彼女たちに「一人で人形劇をやってくれないか」と言われるが……
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