中年男が再びプロ野球選手を目指す異色のスポーツマンガ、開幕！

プロ野球チーム・東京セネターズのピッチャーだった並木雄二（36）はひじを壊して29歳で引退し、サラリーマンに転職した。元スチュワーデスの美人妻、そして一男一女を儲けて平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。だが、並木は物足りなさを感じる。プロ野球時代のバッターとの真剣勝負、それをもう一度行いたいと強く思うようになった。そして、一念発起し、会社を退職、家族とも別居し、再びピッチャーになるための練習を始めるのだった。36歳という年齢でのプロ野球復帰は絶望的と言われるが、果たして、復帰なるか？

＜第1巻＞決意編
第一話「夢」
第二話「焦燥」
第三話「決意」
第四話「男達」
第五話「ナックル」
第六話「男と女」
第七話「別離」
第八話「決め球」
第九話「スラッガー」
第十話「男、また一人」
第十一話「抗争」

原書：1986年2月1日初版発行　ビッグコミック（小学館）

中年男が再びプロ野球選手を目指す異色のスポーツマンガ！

再びプロ野球のマウンドに立つ！　そう決めた並木雄二（36）は、切り札になる変化球の習得に励んだ。軌道が読めず、打ちづらいナックルを必殺技に、そして、山なりのチェンジアップをサブにバッターを翻弄しようというのだ。何とか、切り札は習得した。次は、どうやってプロ野球に戻るか？だ。9月の入団テストを待っていては、時間が経つばかり。年齢を考えると1日でも早く復帰したい。そこで、並木は、古巣の東京セネターズのコーチ・木崎に復活を懇願するのだった。だが、木崎の反応は悪い。果たして、打つ手はあるのか？

＜第2巻＞挑戦編
第一話「梅雨前」
第二話「無情の雨」
第三話「仮通夜」
第四話「女」
第五話「梅雨明け」
第六話「夢のかたち」
第七話「渇き」
第八話「バースデー」
第九話「復調」
第十話「待ちぶせ」

原書：1987年4月1日初版発行　ビッグコミック（小学館）

中年男が再びプロ野球選手を目指す異色のスポーツマンガ！

プロ野球チーム・東京セネターズのピッチャーだった並木雄二（37）は西武・森監督に気に入られたものの、最終的には古巣の東京セネターズのテスト生として二軍に仮所属することにした。だが、これで終わりではない。テスト生は無給、そしていつでもクビになる可能性がある。並木は若手の二倍の練習をこなしてアピールする。さらに、二軍の紅白試合で完全試合を達成し、新聞にも取り上げられた。正式採用決定か？と思われていたが、かつてのチームメイトで現在はバッテリーコーチをしている木崎が強硬に反対する。果たして、並木はセネターズに戻れるのか？

＜第3巻＞熱投編
第一話「チャンス」
第二話「電話」
第三話「入団テスト」
第四話「決心」
第五話「再出発」
第六話「テスト生」
第七話「見えない敵」
第八話「疑惑」
第九話「完全試合」
第十話「もう一人の候補者」
第十一話「対戦前夜」

原書：1987年11月1日初版発行　ビッグコミック（小学館）

中年男が再びプロ野球選手を目指す異色のスポーツマンガ！

プロ野球チーム・東京セネターズのテスト生になった並木雄二（37）と、友人でスラッガーの加賀が対決することになる。並木をなぜか憎む木崎バッテリーコーチの差し金だ。並木、加賀のうち、一人のみ採用するというのだ。友人でもあり、プロ野球へ誘ったのは並木本人。複雑な心境で勝負に挑む並木。切り札のナックルで加賀を討ち取ることが出来るのか？　そして、本採用されるのはどちらだ？

＜第4巻＞一軍編
第一話「対決」
第二話「逆転」
第三話「決着」
第四話「第3の人生」
第五話「キャンプ・イン」
第六話「ルーキー」
第七話「若武者とベテラン」
第八話「代償」
第九話「プレッシャー」
第十話「焦り」

原書：1988年4月1日初版発行　ビッグコミック（小学館）

中年男が再びプロ野球選手を目指す異色のスポーツマンガ！

プロ野球チーム・東京セネターズに戻ってきたピッチャー・並木雄二（37）。グアムキャンプ、オープン戦を経て、ついにペナントレースが始まった。当初、出番のなかった並木だが、巨人戦でついに先発ピッチャーとして登板することになった。並みいる強豪スラッガーのいる巨人打線に対し、並木はナックル一本で勝負を挑む。きしむ身体、溜まる疲労、果たして、並木は重要な巨人戦を勝利で飾れるのか？

＜第5巻＞激投編
第一話「休息」
第二話「希望」
第三話「明暗」
第四話「公式戦開幕」
第五話「先発」
第六話「オールナックル!?」
第七話「疲労」
第八話「最終回」
第九話「ロマン」
第十話「ラストバッター」

原書：1988年8月1日初版発行　ビッグコミック（小学館）