冒険者として迷宮討伐に参加する事になったライエル一行は、
ロンドパーティーと協力して迷宮討伐に挑む。
しかし、ライエルが想像していた以上に迷宮討伐は問題が山積みだった。
指導期間が終わりに近付く中、助言をしてこないベテラン冒険者のゼルフィー。
数百人という迷宮討伐のための人員の中、実際に迷宮内へ入るのは五十人程度なのに、
その五十人のほとんどに先回りや妨害を受けて迷宮討伐に苦労するライエルたち。
しかもギルド職員までも敵に回してしまい、ライエルたちは窮地に追い込まれてしまう。
迷宮よりも、迷宮からわき出る魔物たちよりも、
同じ迷宮を討伐するという目的を持つ“仲間”であるはずの
冒険者たちに苦労させられるライエルたち。
このままでは初期投資すら回収できず、迷宮で宝箱の回収や魔物との戦闘も
経験できないまま終わりを迎えようとしていたのだが――――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
(C)Yomu Mishima
ザイン攻略の鍵であるセルマを手に入れたライエル一行。だが、チャンスはあっても戦争をするための兵力が心許ない。ダンジョンで稼ぎもするが、これからを考えるとどうしても支援者が必要であるという結論に達する。
そこで、ベイムでも指折りの大商人であるトレース家の依頼に目を付ける。商船の護衛を引き受け、トレース家に近付くライエル。船長のヴェラはトレース家の長女で、当主のフィデルからも溺愛されていると知る。歴代当主たちはヴェラの籠絡を指示するが、乗り気になれないライエルは失敗を繰り返してしまう。結果、そのことがノウェムたちに知られ、問い詰められることになる。事情を話すと、アリアたちが呆れてしまう中、ミランダは激怒する。
「遊びじゃないんだから本気でやれ」仲間たちのサポートもあり、困惑しながらもヴェラにアプローチするライエルなのだが------。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
660円〜792円(税込)
女神を崇め、剣と魔法が存在する世界で、領主貴族の嫡男として
生まれたライエルは15歳で家を追い出される。
理由は――妹のセレスに敗北したから。
過去には天才、麒麟児ともてはやされ期待されたライエルだが、
セレスによって屋敷では徐々に冷遇され軟禁生活を送っていた。
傷ついたライエルは、屋敷の庭に住み込む老人に助けられ、
宝玉のついた首飾りを受け取る。
老人が先代――ライエルの祖父から預かっていた、
【アーツ】が記録された青い玉は、ウォルト家の家宝とも言うべき物だった。
歴代当主七人のアーツが記録された宝玉を託されたライエルは、
それを持って屋敷を去るのだった――――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
冒険者となったライエル・ウォルトは、元貴族の少年だ。
ウォルト家の家宝である“青い宝玉(ほうぎょく)”には、歴代当主たちの記憶が蘇り、
ライエルに自分たちの“アーツ”を教え、助言をくれる……一方で、七人の歴代当主たちは、騒ぎ、怒鳴り、罵倒を繰り返す。
ライエルにとって宝玉は、まるで呪いの道具であるかのようだった。
そんなライエルに厳しい歴代当主たちだったが、盗賊団一行を捕縛した事でライエルを徐々に認め始めるようになる。
特に領主貴族ウォルト家の祖――初代バジル・ウォルトは、ライエルに対して歩み寄りの姿勢を見せていた。
初代当主は竜殺し――ドラゴンスレイヤーであり、辺境の蛮族を腕一本で従えた猛者。
やがてバジルとライエルは、互いに理解を深めていく。バジルの思いを知るライエルは、いったい何を思うのだろうか……。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
冒険者として迷宮討伐に参加する事になったライエル一行は、
ロンドパーティーと協力して迷宮討伐に挑む。
しかし、ライエルが想像していた以上に迷宮討伐は問題が山積みだった。
指導期間が終わりに近付く中、助言をしてこないベテラン冒険者のゼルフィー。
数百人という迷宮討伐のための人員の中、実際に迷宮内へ入るのは五十人程度なのに、
その五十人のほとんどに先回りや妨害を受けて迷宮討伐に苦労するライエルたち。
しかもギルド職員までも敵に回してしまい、ライエルたちは窮地に追い込まれてしまう。
迷宮よりも、迷宮からわき出る魔物たちよりも、
同じ迷宮を討伐するという目的を持つ“仲間”であるはずの
冒険者たちに苦労させられるライエルたち。
このままでは初期投資すら回収できず、迷宮で宝箱の回収や魔物との戦闘も
経験できないまま終わりを迎えようとしていたのだが――――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
アラムサースは学園が支配している学術都市。
金さえ出せば、知識や技術を得られるアラムサースで自分を鍛える冒険者も少なくない。
そんな学術都市に活動拠点を移したライエル一行は、
知識や技術を得ることの他に、仲間を集めたいという大きな目的があった。
アラムサースは地下迷宮を抱えており、冒険者にとっては稼げる上に自分を鍛えられる。
ただ、地下迷宮に入るためには、学園の許可も必要。
仲間が少なく、実績もないライエルたちに許可は出ない。
ライエルはなんとか地下迷宮に入る手立てを考えるのだが――――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
新たに仲間を加えたライエル一行。
アラムサースで仲間にしたのは、ミランダ、シャノン、ポヨポヨ(仮)の三人だった。
どんな場面でも活躍する優秀なミランダ。
古代人が作り出したメイドロボであるオートマトンのポヨポヨ。
魔眼という凄い能力を持ったシャノン。
この三人がいればアラムサースで大活躍も可能――な、筈だった。
そう、筈だった、のだ。
ライエルの一番になりたいと公言したミランダは、
パーティーの人間関係を壊してしまう。
ポヨポヨはノウェムの事を女狐と呼んで敵対心を抱いていた。
魔眼を持っているが、ソレを活かしきれないシャノン。
シャノンに関しては、ライエルを「ヒモ野郎」と罵る始末。
新しい仲間を加え、新たなパーティーで大活躍するはずが、
連携も取れなくなりボロボロになってしまうのだが……。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
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