ヒロインの場合。
敵はぶったたく!心がめらめら燃えて、体が滾ってぶちのめす!
敵がいたら躊躇なく戦う事、誰よりも強くなること、それだけを支えに生きぬいてて来た!
モブの場合。
俺の人生はズタズタだ。
名前さえ周囲に呼んでもらえない俺は、ただただ妹を救う未来を求めて彷徨い続ける。
我が市は世界一の大財閥に飲まれてほぼ独立国家。
母は身籠の中で財閥の製薬会社の実験とは知らずに毒薬を服用。出産と同時に息絶える。
生まれた子は女の子。
俺の大切な妹となる。が、母と同じ症状が緩やかに発病して――
そして親父はさっさと再婚。
継母の連れ子の、俺の上の義妹になった子は処女びっちで、真面目な俺への誘惑が聞かないとまるでリリスのように出奔。
父とできていた可能性濃厚。
父も置手紙。
『異世界に魔王が現れた、あいつもいったから俺もちょっと逝ってたおしてくりゅぅ~』
これだ。
つまり、義理の娘と駆け落ち決め込みやがった!
継母は何も言わず家に帰っては、薬害で死んだ俺の母や病弱な妹を一切見ずに、薬害会社の財閥の製薬会社勤め。
大財閥の娘は姉妹揃って俺と同級生。
いろんな策謀を行ったらしいが記憶なし。
ドナー登録待ちと、金をつくるため、そして妹を救うための道を目指すも、何故か高校受験失敗。
ありえない、絶対に受かるレベルだったのに。
そこで夕日を眺める俺に、懐かしい掛け声と、視界に映ったその少女は、まさに昔憧れた格闘ゲームの主人公のようなヒロインだった。
その出会いが幻獣神だの米国諜報機関だのを呼び寄せ、大騒ぎに発展していくのだが――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーhttps://x.com/HaRockyunhttps://www.pixiv.net/users/102592432