『角川新書、めがイラスト(新書、実用)』の電子書籍一覧
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アニメ産業2兆円突破! 急拡大する「聖地巡礼」という消費行動に迫る。
市場拡大するアニメ産業から派生した「聖地巡礼」という消費行動。どうしたら「大切な場所」を作ることができるのか? 「過度な商業化による弊害」事例も含め、文化と産業とが融合したケースを数多く紹介する。 -
この箱は何を入れ、どこに向かい、どう経済を動かすのか
水、空気、コンテナ輸送――世界経済の血液とも言われる海運物流のカギを握るのはこの「箱」である。「コンテナの動き」を追えば世界経済の流れもつかめる。我々の経済・生活・ビジネスを支えるコンテナに迫る。
【目次】
はじめに──「経済の血液」としてのコンテナ
序章 身近なものの動きから眺めるコンテナ輸送
第1章 「コンテナの動き」で、なぜ世界経済が読めるのか
第2章 経済の血液としての「箱」を理解しよう
第3章 海運物流・コンテナ輸送はどう発展していったのか
第4章 いま世界で起きている海運問題と、経済活動への影響
第5章 「海運の動向」から読み解くこれからのビジネス・経営
第6章 今後、「コンテナ船」はどこに向かうのか
おわりに──水、空気、コンテナ輸送 -
宇宙はなぜ、どのように始まったのか? 物理学の目で最初期の姿を見通す
今から138億年前、熱い火の玉(ビッグバン)として生まれた宇宙。
では、それ以前の宇宙はどんな姿をしていたのだろうか。そもそもなぜ大爆発を起こしたのか?
宇宙の現象を素粒子で解く「素粒子論的宇宙論」に基づき、宇宙創生の謎に迫るインフレーション理論を世界に先駆けていち早く発表した著者。
湯川秀樹に憧れて入学した京都大学での若き日々、そして益川敏英、小林誠などノーベル賞学者との出会いと共同研究など、研究の軌跡を辿りながら最新宇宙像に迫る最終講義の全記録。 -
「がん」を光らせる、無傷で溶かす新治療!
山本健人氏(『すばらしい人体』著者)驚嘆!
「ほとばしる科学的探究心と手術への熱い思いが、次々に「変革」を生み出していく様に圧倒される」
【理想の外科医療を求めて】
「悪性新生物」がん――、全人類の強敵と対峙する中で、外科医療は飛躍的な進歩を遂げてきた。「見て盗む」職人技から傷の小さい低侵襲治療、ロボット支援、AI手術へ。臨床医、研究者、メーカーによる挑戦の最前線に立ちあってきた現役外科医が描く「未来のオペ」の可能性とは?
腕一本の「職人技」から激変した現場に立つ現役外科医が語る、無類の手術イノベーション秘録
〈奇しくも僕が最前線で経験してきた「手術」の劇的な形態変化、それを本書では余さず紹介していこう。悪戦苦闘の実体験も良い出汁になるだろう。隠し味は、最近の僕の夢。地球でともに生きる未知の生命体としてがんを捉え、対抗策を練る治療法開発、そして宇宙の外科学というフロンティアだ。〉
(「はじめに」より)
【目次】
はじめに――手術のパラダイムシフト
第1章 ある外科医の修行時代――世界に誇る「神の手」との出会い
第2章 内視鏡手術が拓く新しい世界――もうひとりの「神の手」
第3章 外科医だってサイエンティスト――蛍光イメージングの小さな革命
第4章 がん征伐、最前線――光とクスリとロボットを従え、メスで挑む
第5章 メスのない未来の手術
おわりに――変革は加速する -
犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか
なぜドイツはイスラエルを批判できないのか?
ーー犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか
『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座!
ドイツの戦後の歩みはユダヤ人を究極の犠牲者にした!
紛争によりガザが破壊し尽くされた中、イスラエルの姿勢はホロコーストの記憶とも結びつけられる。
ドイツはナチ犯罪者を最後の一人まで裁き続け、「反ユダヤ主義」の撲滅を掲げてきた。
そのためドイツによるイスラエル支援は、補償にとどまらず武器供与まで及んだ。イスラエルへの安全保障は「国是」だったのである。
ドイツの「過去の克服」は、両国の政治、経済、軍事の利害と密接に絡んできた。その歴史を解きほぐし、変化を迫られる姿を描くーー。
世界は戦争を止められないのか。ナチズムの克服は、より良い世界をつくるためではなかったのか。
ドイツとイスラエルの特殊な関係をつまびらかにすることで、ガザ紛争を防げなかった世界構造のねじれが見えてくる。
序 章 世界の機能不全はどのようにして起こったか
第一章 国籍──国民の境界は歴史が形づくる
第二章 裁き──犯罪をどこまで、どう裁いたか
第三章 国際法──反省から生まれた新しい秩序
第四章 償い──和解のための補償、安全保障へ
第五章 言葉と認識──私たちはパレスチナを理解する言葉を持っているか
終 章 ゴルディアスの結び目 -
新幹線無差別殺傷事件。理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ!
国家に親代わりを求めた男。
法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。
誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫る。全真相解明、驚愕の事件ルポ!
信田さよ子氏(公認心理師・臨床心理士)「著者の体当たりの姿勢が(中略)この希少で類をみない犯罪者の内的世界の鍵を開けた」
原武史氏(政治学者)「常人には理解しがたい思考回路が初めて白日のもとにさらされた意義はきわめて大きい」
犯人はいったい何者なのか?
―――――
【新幹線無差別殺傷事件】
2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。
―――
約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする。
【目次】
序章 鞘─―刑務所に入る夢を叶えた男
第一章 心――写真家が人殺しに興味を持つ理由
第二章 偏―─歩み寄る難しさ
第三章 記―─「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相
第四章 凶―─餓死することを止め、生きる選択をした
第五章 会―─アクリル板越しの作り笑顔
第六章 家―─浮かび上がるいい子
第七章 迷―─食い違う家族の言い分
第八章 裁―─真実が語られない虚無な裁判
第九章 答――刑務所でしか手に入らないもの─
第十章 辿―─犯行時のシミュレーションから感じること─
最終章 刑―─自傷行為を通して得られる愛
あとがき
新書版あとがき
主要参考文献一覧
※本書は2021年に小社より刊行した単行本を加筆修正して新書化したものです。 -
AIと共生する社会に向けての重要論点
AIの創作と著作権の衝突。自動運転車の事故の責任は。人間の脆弱性を衝くAIは認められるか。
そして我々人間のほうは「適応」することができるのか。
データ資源、偽情報、法的課題、法的人格、
責任と説明、AIの社会参加、開発の持続可能性……
「AIと共に生きる」ために考察すべき課題を専門家が論じる。
【目次】
序論 栗原聡
第1部 AIと人間が抱える課題――ぶつかる
第1章 AIと共有データ資源――信頼を築くために 清田陽司
第2章 認知から始めるAIの再設計 ジェプカ・ラファウ
第3章 生成AIの法的トリセツ――開発と利用の思わぬ落とし穴 柿沼太一
第4章 偽情報が認知戦で果たす役割とプラットフォーマーの責任 高橋ミレイ
第2部 AIと人間の関わり――なじむ
第1章 信用・信頼・信託――責任と説明に関する概念整理 大屋雄裕
第2章 AIの法的人格 中川裕志
第3章 AIと持続可能性 神崎宣次
第4章 人工知能の人間理解・空間認識と社会参加 三宅陽一郎
第3部 AIと人間の未来――とけこむ
第1章 情報的健康を支援する社会システムに向けて 鳥海不二夫
第2章 AI時代の人はどうなる? 武田英明
第3章 バディAIがいる世界へ 栗原聡
第4章 「生命革命」再考 山川宏 -
全長26メートル 「巨大戦艦」復元・改装の裏側。新事実を新章で収録
全長26メートル「巨大戦艦」復元・改装の裏側
大和ミュージアムを代表する「十分の一戦艦大和」はいかに作られたのか?
開館20年で行われた改装の模様と、最新調査で判明した新事実を新章で収録。
艦首の菊の御紋章のサイズは違っていた。
大和には二連装機銃があった。
未公開資料や最新の考証から明らかになった数々の事実!
大和ミュージアムを代表する「十分の一戦艦大和」。全長26メートルという巨大な戦艦は、いかに復元されたのか? そして、開館20年を迎えて加えられた改装工事では、何が行われているのか? 20年の間に何があったのか?
開館時から館長を務め、復元も今回の改装プロジェクトも率いた著者がスタッフの熱き闘いを振り返りつつ、「悲劇の戦艦」とされる大和の全貌に迫る。新章に加え、半藤一利氏との特別対談も再収録。
【目次】
増補新版まえがき
第一章 大和を造ろう!
第二章 作るのは模型ではない、十分の一の大和だ
第三章 大和研究に懸ける
第四章 戦艦大和が遺したもの――半藤一利・戸高一成 特別対談
第五章 生き続ける大和
あとがき
新章 大和ミュージアムの二十年
大和ミュージアムの開館/市民団体との真摯な話し合い/名簿の名前を指さす人たち/設計が変更されてゆく様子を窺うことができる貴重な資料/「殿下の海軍時代の物ならば何でも差し上げますよ」/新しいテーマの展示/十分の一の戦艦大和の改装/従来の艦首の菊の御紋章のサイズは違っていた/次いで艦首から甲板全体を見直す/前部主砲塔前方の波切板付近から艦橋部分/右舷後部と機銃座、艦尾/スクリュープロペラと再塗装/大和には二連装機銃があった/名誉館長について
増補新版あとがき
戦艦大和関係年表
※2005年4月に小社より刊行した新書の増補新版です -
「絶対に終電で帰る」の起源とは? 「飲酒」と「労働」の20世紀史に迫る
「今日は花金」「一杯くらい飲めないと」「絶対に終電で帰る」 「泥酔しても8時出社」 ――
【デキる奴ほど酒を飲む】はいつ生まれ、なぜ消えゆくのか?
近世まで、飲酒は非日常を体感する儀礼的な営みであり、祝宴では酔いつぶれることこそが「マナー」だった。工業化の過程で、都市に集まった人びとは翌日の労働のために飲酒を規制しはじめる。好んで夜の街に繰り出しながら、酔いを隠し、記憶喪失を恐れ、「ワリカン」でしめやかに終わる。こうした一見矛盾する飲み方は、どのような過程で都市民たちに内面化されていったのか。近代化の隙間で労働の日々を生きた日本人の秘史を、気鋭の社会学者が炙り出す。
●帰る客に玄関先で飲ませる近世の「追酒盛」
●明治半ば、浅草の盛り場は昼のものだった
●「社用族」は総力戦体制が生んだ
●昭和の日本は「ワリカン」が主流化、世界的にも「奢り」が少ない国に
【目次】
はじめに
第1章 つぶれるまで飲む――近世の飲酒スタイル
第2章 仕事帰りに飲む、終電で帰る――昼酒慣行の終焉
第3章 曖昧な仕事と飲酒――酒席の労働化
第4章 飲んで、燃料補給する――ガソリンとアルコール
第5章 米から麦へ――あらたな飲酒文化
おわりに -
戦場と政局を制した、秀吉の切り札。戦国屈指の「最強チーム」を徹底解剖!
戦場と政局を制した、秀吉の切り札。戦国屈指の「最強チーム」を徹底解剖!
豊臣秀吉の天下統一を支えた戦国最強の家臣団、その真の姿に迫る! 戦場を駆け抜けた武勇の将、政局を動かした知略の士――。2つの陣営から選び抜かれた精鋭たちを紹介する。増補新版では、秀吉の名補佐役・秀長の主要な家臣を加筆。筆頭家老の桑山重晴、小堀遠州の父・正次。さらに、茶道人脈で貢献した古田織部を新たに収録。豊臣家臣団の実像を描き出す。 -
このままでは国がもたない――出生率0.75、瀬戸際に立つ社会をレポート
★新入生ゼロの小学校が続出 ★親が子の結婚に猛反対
★38度線に接する最前線部隊が解体 ★国土の半分が「消滅危険地域」
常備兵が5年間で10万人減少し、釜山が「消滅危険水準」に突入するなど急激な人口減に直面しつつある韓国。合計特殊出生率は、1970年の「4.53」から急落の一途を辿り、2024年には「0.75」となった。その背景にあったのは、深刻な格差と競争をひとりで生き抜いた若者と、かつての儒教主義に苦しんだ親世代の「本音」だった。未曾有の人口減少に直面しつつあるこの国で進む地方の崩壊、窮余の移民政策、そして後がない中での少子化対策の内実を現地記者がレポートする。
●少子化が改善されなければ「韓国は2750年には消滅する」と予測
●常備兵が5年間で10万人減
●第2の都市・釜山も「消滅危険水準」に
●エリート教育は乳幼児にまで「低年齢化」、うつ病になる子どもが激増
●高齢者貧困はOECD加盟国ワースト
●産育休が最大4年半、出産に約1100万円支給など企業による破格の育児支援
【目次】
はじめに
第1章 消える学校、綻ぶ韓国軍――今、この国で何が起きているのか
第2章 SNSが加速させた超競争社会
第3章 激変する男女の意識――ジェンダー対立の深層
第4章 結婚を止める親たち――伝統的家族観のゆらぎ
第5章 空回りする280兆ウォン――少子化対策の実態
おわりに -
歴史は、夜にこそ動く。巨大な密室、歴代王朝を裏から見た類書なき中国史。
歴史は、夜にこそ動く。三千年以上も存続に成功した国家システム。
巨大な密室から歴代王朝を見た、ありそうでなかった類書なき中国史。上巻は古代から五代十国まで。
歴代王朝は後宮制度を改良し続けた。
中国的な後宮はハレム等と違い、中国の歴代王朝にしか存在しない。「国」と「家」、公的な外廷政治と密室的な内廷政治の二本立てという中国式国家システムは、三千年以上も存続に成功した。中華帝国の本質は後宮を見ることでわかるのだ。この巨大で濃密な人間関係の装置の中で、男たちと女たち、そして宦官という「第三の性」は、どの様な生きざまを見せてきたのか?
■当初、宦官は去勢とは無関係だった
■秦の趙高は宦官だったのか疑わしい
■中国史上初の皇后は、始皇帝の妻ではなく、前漢の高祖劉邦の正妻・呂后
■呂后の暴力が宮廷を出ることはなかった
■前漢時代、同性愛こそが自由恋愛だった
■五回廃位され、六回皇后に返り咲いた西晋の羊皇后
■宗族というインフラ抜きに中国史は語れない
■美女は人間兵器だった
■皇帝の姉妹は後宮に女性をすすめる役目だった
■実子を殺した北魏の霊太后
■隋の独孤皇后、事実上の一夫一婦制を行う
■中国の帝王学の要諦は分割統治である
■士大夫、宦官、外戚のトリレンマ
■日本での後宮のイメージを決定づけた楊貴妃
【目次】
序章 後宮とは何か
第一章 太古から秦帝国まで
第一節 夏・殷・周
第二節 春秋時代
第三節 戦国時代と秦帝国
第二章 漢の後宮
第一節 前漢初
第二節 前漢中期
第三節 前漢末
第四節 後漢
第五節 三国時代
第三章 大分裂時代の後宮
第一節 西晋
第二節 五胡十六国と南北朝
第三節 隋
第四章 唐の後宮
第一節 初唐
第二節 盛唐
第三節 晩唐
第五章 五代十国時代 -
否定でも、肯定でもない。カギは疑問文にあった!
他人から好かれる人は「問い」を使いこなしていた。
コミュニケーションの課題を解決する「考え方」「話し方」が身につく!
仕事・学校・家庭で使える対話の技法を徹底解説。
意見の合わない人と、どうコミュニケーションをとれば良いのか。人間関係を保ちながら、誤りを指摘するためには、何と伝えるのが望ましいのか。気鋭の哲学研究者が、日常の問題を解決する「問いの技術」を徹底解説する。現代のための、実践的なコミュニケーション術。
【目次】
はじめに
第1章 対話とは何か
第2章 対話の魂としての「問い」
第3章 〈深い対話〉に向けて
第4章 対話のさまざまなシチュエーション
第5章 対話的思考の応用
おわりに -
「顧客自身が気づいていないニーズ」に気づいてもらうには?
キーエンスで学び、freeeで磨いた、「仮説構築」から始める営業論。本質的な課題設定から情報収集、仮説構築、検証、交渉、クロージングまで。顧客の心を動かし、行動してもらうための方法論を解説した決定版。
【目次】
新書版まえがき――AI時代にこそ求められる仮説力
はじめに
第1章 なぜ仮説を立てられると「成果を出せる」のか?
第2章 仮説は「間違えてもいい」「完璧でなくていい」
第3章 この5つの視点から「仮説のアイデア」が生まれる
第4章 仮説を「論理的に考え、伝える」技術
第5章 実践! 「仮説構築から交渉まで」の営業論
おわりに──仮説を成果に繋げていく
本書は、二〇二三年七月に小社より刊行された単行本『仮説起点の営業論 セールス・スキルを磨くたった1つの方法』を加筆修正・再編集・改題し、新書化したものです。 -
もっと美味しく飲むには「知る」必要がある
「地ビール」と何が違う? 大手が作っても「クラフト」? 独自の発展を見せる日本のクラフトビールの現在地を北米ビール作家協会正会員がレポート。その歴史、製法、業界の課題まで。美味しく飲むために読む本。 -
捕虜収容所に、べらんめえ口調で日本人捕虜の度肝をぬいた海軍将校がいた。
北海道・小樽に宣教師一家の子として生まれ、日本人に親しみながら育った著者は、太平洋戦争開戦後、情報将校としてホノルル日本人捕虜収容所に派遣され所長となる。べらんめえ調の流暢な日本語で捕虜たちと対話を重ねるうち、捕虜たちに自発性が生まれ、喧伝新聞やポツダム宣言の和訳ビラの協働制作へと至る。戦後は占領軍として高松宮への提言を行うなど民主化にむけて尽力した。新書版解説・佐藤卓己 -
史書の中の絵画に描きこまれた、覇業と衰亡の600年史を紐解く!
イスラムを愛しながら、西洋文化を取りこむ
帝国の欲望を天才たちは写生した――
血統を証する系譜書、武功を残す遠征記、君主を寿ぐ祝祭の書など、史書の重要な一部として、オスマン帝国の事跡を記録したのが緻密な細密画や洋画の名品だった。古都コンスタンティノープルを征服し、メッカを版図に収めて600年間に渡って世界に名を轟かせた「尚武の国」では、東西の文化が混交した独自の世界が花開く。肖像画が禁止され磨かれたイスラムの伝統的な文様と、ルネッサンスなど西洋の文化潮流とを余さず取り込んだ唯一無二のオスマン絵画の世界。その絵筆は、君主たちの覇業と衰亡をどのように描いてきたのか? 東西文明の境で紡がれた知られざる絵画史を第一線の研究者が綴る。
◆コンスタンティノープルの征服王メフメト二世は西洋絵画を愛好した
◆立法王スレイマン一世治世の世界地図にはアメリカ大陸も描かれている
◆1922年、帝国最後のカリフは洋画家だった
★★「オスマン帝国の名画」カラー口絵収録★★
【目次】
はじめに――オスマン帝国を描く
第一章 イスラム教と絵画の複雑な関係
第二章 帝国の誕生――伝統的細密画とルネサンス絵画〔15世紀〕
第三章 古典期細密画の確立――宮廷工房の絵師たち〔16世紀〕
第四章 チューリップ時代――多様化と大衆化〔17-18世紀〕
第五章 近代と改革――洋画の黎明〔19世紀〕
第六章 帝国の終焉――黄昏に花開く美術界〔20世紀〕
おわりに――トルコ共和国を描く -
「機あれど飛機なし」……知られざる特攻作戦の実情を照らす金字塔!
あの青年たちを見送ってから、二十年たって、この本ができた――
大戦末期に陸軍報道班員として知覧の出撃の現場を目撃した高木俊朗は、戦後、元隊員、親と子、同胞たちを取材し続けた。南洋に面したこの基地で、彼らは何を想い飛び立ったのか?俗説が氾濫する「特攻」の、知られざる証言を掬いあげる戦争ノンフィクションの白眉、当時の取材写真と新規解説を増補した決定版。
文庫版解説(本書に再録)・入江徳郎
新書版解説・大木 毅
※本書は、1965年9月に『知覧』として発表され、73年7月に角川文庫化された作品を新書化したものです。
◆食糧難の中、隊員たちに無償で食事をふるまった富屋食堂と鳥浜とめの素顔
◆八月十五日、司令部で隊員は出撃を申し出、高級参謀は軍司令官に特攻を求めた
◆老朽機が過半で故障と事故が頻発していた
【目次】
悲愁の桜
女学生の日記
孤独のいのち
十六年目の手紙
暴力制裁
不慮死
ひとすじの愛
花流し
神州亡滅の日
この母と子
空に消えた顔
残された者
花束
史実と事実
春はめぐれど
あとがき
角川文庫版あとがき
文庫版解説 入江徳郎
新書版解説 大木 毅 -
遺伝子組換え、ゲノム編集、添加物……表示されなくなったらどう選ぶのか
この数年で食品表示のルールが大きく変更され、「遺伝子組換えでない」や「無添加」の表示は事実上できなくなった。
また原材料についても、原産地ではなく製造地を表示することとなり、どこで採られたのか一切不明なまま販売されている。
グローバル企業や食品大手の意を受けたかのように変えられていく規定。
私たちは希望の食品をどうやって選べばいいのか。日本の食を見続けてきた元農水大臣による渾身のレポート。 -
大戦を変えた不世出の作戦家の全貌を描く、最新学説に基づく一級の評伝!
ウクライナの戦野に立ち、作戦で第二次世界大戦を変えた知将。
・参謀では、フランスを早期降伏に追い込んだ作戦計画を立案。
・軍団長では、装甲部隊運用の名手であるグデーリアン将軍をも顔色なからしめるような機動戦を展開。
・軍司令官では、クリミア・黒海の大要塞セヴァストポリを陥落せしめた。
・軍集団司令官では、圧倒的なソ連軍を相手にみごとな防御戦を進め、ときには主力を殲滅した。
戦略・作戦・戦術。戦争の三階層において、上位次元の劣勢を下位からくつがえすことはほぼ不可能だが、マンシュタインはそれを果たした。
彼はドイツ国防軍最高の頭脳と称され、連合軍からも恐れられた。だが、その栄光には陰影がつきまとっている。ナチの戦争犯罪を黙認したのではないか、と。
ロンメル、グデーリアン同様、日本では独ソ戦「英雄」の研究は遅れていた。天才の全貌を描く、最新学説による一級の評伝!
■スターリングラードの廃墟で耐え忍ぶ兵士は「守り抜け、マンシュタインが助け出してくれる」とのスローガンを唱えた
■戦争犯罪人とされた訴因の半数以上はクリミアで起きた事件
【目次】
序章 裁かれた元帥
第一章 マンシュタイン像の変遷――テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼ
第二章 サラブレッド
第三章 第一次世界大戦から国防軍編入まで
第四章 ライヒスヴェーア時代
第五章 ヒトラー独裁下の参謀将校
第六章 作戦課長から参謀次長へ
第七章 立ちこめる戦雲
第八章 「白号」作戦の光と影
第九章 作戦次元で戦略的不利を相殺する
第一〇章 作戦次元の手腕――軍団長時代
第一一章 大要塞に挑む
第一二章 敗中勝機を識る
第一三章 「城塞」成らず
第一四章 南方軍集団の落日
第一五章 残光
終章 天才作戦家の限界
あとがき
主要参考文献 -
わからないことは池上彰に聞け! 世界のニュースが2時間でわかる!
リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる“お父さん”池上彰さんがズバリ答える。知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。 -
独裁者こそ選挙を好んだ――「共和国の皇帝」の全く新しい実像を描く
【「軍人=独裁者」像を破る】
「軍事独裁」の象徴として語られ、現在も権威主義者に影響を与え続けるナポレオン・ボナパルト。彼が侵略戦争で得た人気と、クーデタで手にした地位を支えたのは、革命に倦んだ民衆の「本音」を掬い取る〈選挙〉と〈調整〉の戦略だった! パリから遠く離れたコルシカの議員一族に生まれ、地元の選挙戦と占領地統治で磨いた政治力を駆使し、男は革命期のエリートの思惑を超えて、「共和国の皇帝」へとのぼりつめる……。第24回大佛次郎論壇賞を受賞した気鋭のフランス史家が「見えざる独裁」のメカニズムを描く。
◆ブリュメール18日、ナポレオンの議会突入命令は一度無視されていた
◆大臣のポストに軍人は半数以下
◆革命が激化するほど低下した投票率はナポレオン時代に10ポイント以上回復した
◆県知事の評価項目は能力より住民からの評判
【目次】
はじめに――ナポレオンは「独裁者」だったのか?
第一章 政治家ナポレオンの誕生
第二章 ポスト革命期の選挙戦略
第三章 「調整型」の政治戦略
第四章 国民の期待を体現する――ナポレオンのプロパガンダ戦略
終章 「軍人=独裁者」像の裏側
おわりに――ナポレオンは「ポピュリスト」か?
主要参考文献一覧
関連年表 -
モンベル創業者にして登山の達人の人生哲学
「淡々と」「不要なものは何ひとつ持たず」「目の前の作業に没頭する」……モンベル創業者にして登山・アウトドアの達人が、「非日常を、自然体で楽しむ」方法を伝授。今こそ現代人に必要な「自然に生きる」考え方。
(目次)
第1章 24時間の自然を満喫する
第2章 不要なものは何ひとつ持たない
第3章 山には文学がある
第4章 ただ「一歩先」へ
第5章 「なんとかなる」
第6章 「好き」を仕事にする
第7章 アウトドア義援隊
※本書は、2020年11月に小社より刊行された『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』を加筆修正・再編集し、改題したものです。 -
彼らは「日本人」を生き抜いた――戦後を代表する思想家による極上の人生論
【ひとは社会の中の一人として、もう一度「生まれる」】
哲学から映画、マンガなど大衆文化を渉猟し、戦後日本を思索し続けた思想家、鶴見俊輔。彼が現代人の「生き方」を問い直すために選んだのは、誰もが認める偉人ではなく、社会の周縁で、時代に揉まれながら実直に生き抜いた5人の日本人だった。明治以前に米へと越境し、日本を相対化した中浜万次郎、町村を見つめ続けた田中正造、敗北を直感しながら飛び立った林尹夫……彼らの数奇な人生をたどることで、近代日本の相貌が鮮やかに浮かび上がる。
赤川次郎氏の文庫版解説を再録。新書版解説・ブレイディみかこ
【目次】
はじめに
中浜万次郎――行動力にみちた海の男
田中正造――農民の初心をつらぬいた抵抗
横田英子――明治の代表的日本女性
金子ふみ子――無戸籍者として生きる
林尹夫――死を見つめる
本書関連年表
あとがき(1972年)
文庫版あとがき(1994年)
解説にかえて 赤川次郎
新書版解説 ブレイディみかこ -
4,059円(税込)
出口治明の「人生の教養」と「仕事の全技術」がわかる全4冊を合本で収録。
『決定版「任せ方」の教科書』 多様な人材に任せることでしか、人も会社も成長しない。リーダーから上司1年目まで必読の「任せ方」と「権限の感覚」とは。『本の「使い方」』 1行たりとも読み飛ばしてはいけない――本を選び、読み、活かすには? 稀代の読書家が深く、やさしく解説します。『座右の書『貞観政要』』 出口治明が座右に置く中国古典。唐の2代皇帝・太宗による統治(貞観時代の政治)の要諦が凝縮された『貞観政要』を解説。『「教える」ということ』 私たちが遺すべきもの、次世代が学ぶべきこと。会社員、ベンチャー企業の創業者、大学学長という立場から考え続け、実践してきた著者の結論を示す。
※本電子書籍は、2019年6月に刊行された『本の「使い方」』、19年12月に刊行された『座右の書『貞観政要』』、23年2月に刊行された『決定版「任せ方」の教科書』、24年8月に刊行された『「教える」ということ』の4冊を収録した合本形式での配信となります。 -
「ルームメイトは逃亡しました」紋切り型報道では描かれないディープルポ!
彼ら(逃亡実習生)は自らをボドイ(兵士)といった―――。
国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。
絶対的な弱者でも敵でもない彼らの「現実」に追ったディープルポ。
ポストコロナのボドイを追った新章も収録。
日本政府をはじめ、公的機関が使用している言葉、「高度外国人材」。
ならば、国の定義とは真逆の人材も存在する。そして、日本社会はそのような「『低度』外国人材」にこそ強く依存し、彼らを必要としているのが実態だ。
既に稼げない日本に見切りをつける中国人は多く、外国人労働者の主役はベトナム人に移行している。
生身の彼らは紋切り型の報道で語られるような絶対的な弱者や被害者でもなく、陰謀をたくらむ存在でもない。
中国、ベトナム、日本各地を回り、実態に迫る!
われわれは記号としての弱者や敵を想定していたのに、いたのは人間だった。
■害獣と外来種を狩るボドイたち
■「自動車窃盗は彼らの今年の流行です」
■日韓台中のベトナム花嫁争奪戦
【目次】
はじめに
第一章 コロナ、タリバン、群馬県――隣人は平和な「イスラム原理主義者」
第二章 「兵士」たちの逃亡と犯罪――主役は中国人からベトナム人へ
第三章 頼りなき弱者――ベトナム「送り出し」業者に突撃してみれば
第四章 「低度」人材の村――ウソと搾取の「破綻した制度」
第五章 「現代の奴隷」になれない中国人――稼げない日本に見切りをつけるとき
第六章 高度人材、低度人材――「日本語だけは上手い」元技能実習生
第七章 「群馬の兄貴」の罪と罰――北関東家畜窃盗疑惑の黒い霧
おわりに
新 章 ポストコロナ時代のボドイたち
主要参考文献
※本書は2021年3月に小社より刊行した単行本を加筆修正の上、新書化したものです。 -
真珠湾攻撃の裏で起きていた、敗北。41年12月以降、中国戦線では何が起きていたのか? 中国史研究者が空白の戦史を埋める。
『後期日中戦争』日本人は、日中戦争を未だ知らない。1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を描く! 新たな日中戦争史。中国戦線は太平洋戦争に引きずり込まれていた。『後期日中戦争 華北戦線』三光作戦に改めて光を当てる。1945年8月15日の敗戦以後も日中戦争は続いていたーー。前書の華中戦線に続き、日本軍と国共両軍の三つ巴の戦場となった華北戦線の実態を明らかにし、完全敗北へと至る軌跡と要因、そして残留日本兵の姿までを描く。結局、日本軍は華北民衆を味方にできなかった。『傀儡政権』1931年の満洲事変以後、日本が中国大陸へ進出する過程で中国人(または満洲人・蒙古人)を首班とする現地政権がいくつも生まれた。それは、親日傀儡政権(中国語では偽政権)と呼ばれた。汪兆銘、殷汝耕、王克敏、梁鴻志。戦後、「漢奸」とされた傀儡政権の指導者たち。彼らの行動は、和平という名の降伏に過ぎなかったのか!?卑劣なる売国奴か? 火中の栗を拾った「愛国者」か? いったい、彼らは何をしたのかを明らかにする。満洲国以外にもあった、闇に葬り去られた政権が最新研究で甦る!※本電子書籍は、2019年12月に刊行された『傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史』、21年4月に刊行された『後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線』、24年3月に刊行された『後期日中戦争 華北戦線 太平洋戦争下の中国戦線2』の3冊を収録した合本形式での配信となります。 -
「経営者も従業員も、高齢者も若者も、みんな苦しい」から脱出するには?
私たちを支配する「苦しさ」には単純な原因があり、対処する方法がある。
本書では仕事、人生、社会で即実践可能な「経営学の道具立て」である
価値創造三種の神器を解説。
気鋭の経営学者にして経営者による最新提言!
【目次】
はじめに――誰もが「みんな苦しい」の謎
第一章 私たちの苦しさの正体は何なのか?
第二章 奪い合いの世界から脱する方法はあるのか?
第三章 他者と創り合える未来はひらけるか?
第四章 どうすれば対立は乗り越えられるのか?
第五章 私たちはどうやって進歩していけるのか?
第六章 人と組織が変わる意味はあるのか?
第七章 これから社会と世界はどう変わっていくのか?
第八章 私たちが今日からできることは何か? -
バブル期に大量に建設されたリゾートマンション、会員制リゾート――
・アクセス難で苗場のマンションが10万円
・40平米の1Rマンションを見ず知らずの10人で所有
・リゾートホテルの建物が1250分割、ワンフロアが200分割――権利が切り刻まれて身動きが取れない不動産
・東京都湯沢町、バブル期にマンションを建てまくったデベロッパーも多くが倒産、解散
・もはや地面の切れ端…14平米に満たない狭小地で分割され販売された別荘タウン
・権利分割して建てられていたホテルが今や有名な廃墟スポットに
・解体費用は、地方自治体…? 地元の巨大なリスクに
あまりに度を越した濫用が横行したために、今となってはその乱売された「権利」が、購入者にとってなんらの価値も生み出さないどころか、ただ義務と責任ばかり発生するお荷物と化している。電気、水道といった施設の利用に必要なインフラはすべて止められ、一切の修繕が行われない建物は老朽化するばかりだ。当の所有者本人ですら利用が不可能な状況に陥っているのに、他者の権利に阻まれ、解体もできなければ売却もかなわない。なんの解決策も取られないまま、ただ毎年固定資産税が課税され続けている。こんな理不尽な話があるだろうか。(本文より)
1970年代、都心の土地価格の高騰に伴い、ターゲットにされた新潟県湯沢町。バブル期のスキーブームもあり、多くのリゾートマンションや会員制ホテルが建設された。今なおきちんと管理され、人々の生活を潤すマンションがある一方で、大幅に価格が低下したり、法律の濫用により身動きが取れなくなった施設が存在している。千葉県北東部の「限界ニュータウン」に住み、不動産問題を調査報道する著者が、リゾート物件の現状を伝える。 -
なぜ22年間、一人で追い続けられたのか
2002年、街頭で偽装勧誘活動を偶然、目撃したのをきっかけに、統一教会とかかわるようになった著者。
いくつかの仕事を掛け持ちしながら、週の半分ほどを偽装勧誘阻止や取材活動に充ててきた。
さまざまな嫌がらせ、脅迫、圧力を受け、世間では「オワコン」となっていた問題をなぜ追求し続けられたのか。
世間に衝撃を与えた組織との格闘と、鈴木エイトであり続けられた背景をたどる。 -
幸せな老後を迎えるために必要なこととは?
日本の老後生活を巡る問題は、公的年金の信頼性、退職後の生活資金、介護や医療サービスの確保、医療技術の進展といった多岐にわたるテーマを抱えています。特に、老後の生活資金の大部分は公的年金で賄えるかどうかがポイントであるものの、政府が公表する年金の財政見通しでは、様々な将来見通しを公開しているが、非現実的な仮定を置くことによって、真の問題を覆い隠しています。
老後資金の必要額に関しては、2019年の「老後資金2000万円問題」以来、個人の貯蓄や投資の重要性が注目されていますが、本書では、株式投資や新NISAなどに頼るより、自己投資によるスキルアップがより効果的であると経済学者の野口悠紀雄氏は提言。また、団塊ジュニア世代は就職氷河期を経験し、雇用環境が厳しいなか、65歳時点で3000万円以上の資金が必要になる可能性も出てきています。
さらに、高齢者の医療保険や介護保険負担も増加しており、「所得」ではなく「資産」に基づく負担制度が必要だと野口氏は指摘。
重要なのは、若いうちからできうる限りの努力をして、老後の備えをしておくこと。また、老後のことについて、他人事ではなく、「自分事」として考えることです。
老後の暮らしや資金について考え直してみるのに最適な1冊です。
『終末格差』 もくじ
序章 広がる終末格差
第1章 老後資金としていくら必要か?
第2章 投資戦略で老後を守れるか?
第3章 団塊ジュニア世代がこれから直面する厳しい老後
第4章 公的年金は老後生活の支柱となるか?
第5章 介護保険は破綻しないか?
第6章 期待される医療技術の進歩
第7章 高齢者の負担増が進む
第8章 終末格差を克服するのは、自分への投資 -
「学歴重視」の採用はいつ、どの会社で、どうやって始まったのか?
「三井物産は高商(現・一橋大)閥だった」「戦後の三菱グループは慶応閥が拡大」――その真偽の程は? 「財閥作家」として定評のある著者が、四大財閥の三菱・三井・住友・安田に形成された学閥の起源をひもとく。
【目次】
第一章 三菱財閥
第一節 三菱財閥の歴史
第二節 学卒者採用のはじまり
第三節 岩崎家特有のご学友制度
第四節 一九四〇年の学歴構成
第五節 各社に生まれつつある学閥
第六節 一九九九年の学歴構成
第二章 三井財閥
第一節 三井財閥の歴史
第二節 一九四〇年の学歴構成
第三節 慶応閥の三井銀行
第四節 高商閥の三井物産
第五節 東大閥の三井鉱山
第六節 一九九九年の学歴構成
第三章 住友財閥
第一節 住友財閥の歴史
第二節 学卒者の一括採用
第三節 幹部社員のヘッドハンティング
第四節 一九四〇年の学歴構成
第五節 一九九九年の学歴構成
第四章 安田財閥
第一節 初代・安田善次郎
第二節 養嗣子・安田善三郎
第三節 結城豊太郎改革
第四節 一九四〇年の学歴構成
第五節 一九九九年の学歴構成 -
日本文学史の巨人「最後」にして「最大」のプロジェクト『元号考』を解く
〈「昭和」は完璧な元号だった〉
「大正」は過去にベトナムで使用済みの「不調べ」の元号だった。明治天皇后には誤った追号が贈られてしまっていた……。歴史の重みを失った近代日本の綻びを正すため、鴎外が最後に挑んだのは元号制度の整備だった。それまで使われたことがなく、由緒正しい漢字を重ねた完璧な元号「昭和」は如何にして生まれたのか? 「令和」改元の深層に迫った政治記者が、膨大な公文書の中に隠された晩年の暗闘に初めて光を当てる!
◎軍医トップに登り詰めたキャリア官僚として「早出晩退」で事務処理能力を発揮
◎本業に差し障る文筆活動が黙認された背景に元老・山県有朋の後ろ盾があった
◎牧野伸顕宮内大臣の大規模リストラと対決
〈不可解な「遺書のナゾ」
「宮内省陸軍の栄典は絶対に取りやめを請ふ」
⇒軍医総監に上り詰めたのになぜ?
「余は石見人森林太郎として死せんと欲す」
⇒故郷・津和野に愛着は無かったはずなのになぜ?
〈目次〉
はじめに
第一章 『普請中』の近代日本
一、混迷の「大正」改元
二、昭憲皇太后はなぜ誤りなのか
三、宮内省VS. 内務省
四、『帝諡考』から『元号考』へ
五、漢学官僚の系譜
第二章 宮内官僚 森鴎外
一、山県有朋の人脈
二、四つの歴史編纂事業
三、官制改革の影
四、大衆化する皇室
五、未完の歴史叙述
第三章 官憲威力の容喙
一、着手しなかった事業
二、伊東巳代治総裁との確執
三、山県支配の崩壊
四、近代国家の「虚」を見つめる
五、遺言の謎
終 章 遺された思い
一、鴎外なき「昭和」改元
二、「石見人として死せんと欲す」
あとがき
主要参考文献一覧 -
コンプラ無視してなぜ偉くなる?
!注! これはすべて現実にあった話です。
〇勤務時間は24時間で残業時間は月に500時間超
〇定額残業代には要注意! 定額働かせホーダイへのあくなき野望
〇解雇理由を問う裁判官に「私は社長ですよ!」で
〇「今日があなたの定年退職日です」といきなり解雇
〇新しい業務は転職先探し
〇上司の交代でホワイト職場があっさりブラック化
法律知識は最強の自衛手段。今すぐ使える防衛法を弁護士集団が伝授! -
あなたは“AI的”に生きてしまっていないか?
ChatGPTを初めとする生成AIの登場により、その万能性が人間への脅威としても論じられているが、現在のAIは決して万能ではない。AIに何ができ、何ができないかを理解しないことには、正しく恐れることもできない。人工知能研究の専門家が、AIの「現在の限界」をわかりやすく解説し、その先にある「次世代AIの可能性」を探る。
【目次】
第1章 AI開発の歴史は未来のためにある
第2章 生成AIには何ができ、何ができないか
第3章 AIは経済の浮揚に寄与するのか
第4章 AIを使うか、AIに使われるか
第5章 社会が生成AIを受け入れるための課題
第6章 人とAIの共生
第7章 AIのスケール化と日本の未来 -
「止」は元々「すすむ」の意味――漢字の構造から見える古代中国の風景
【「横」は木(きへん)、「特」は牛(うしへん)はなぜ?】
「虹」はなぜ「虫」がつくのか、「零」はなぜ「雨」なのか……身近な部首の起源を探ると、古代中国の景色が見えてくる! 現在使われる214部首のうち約8割が誕生していた、中国史上最古の王朝・殷。当時の甲骨文字から、西周の金文・秦の篆書・中世の楷書へと、漢字は中国王朝史と共に変化を遂げてきた。甲骨文字研究の第一人者が、漢字の部首の成立の過程を辿り、文化、社会、自然観との関係性を解きほぐす。
「零」は「わずかに雨が降る」様子だった
「示」は祭祀用の机に供物が載っている
「酬」は本来「酒をすすめる」こと
「聖」は「よく聞く」人を讃えた文字
【目次】
はじめに──部首は古代世界の縮図
序 章 漢字の歴史──甲骨文字から楷書へ
第一章 部首の歴史──『説文解字』から『康煕字典』へ
□コラム 甲骨文字の部首と配列
第二章 動植物を元にした部首──「特」別な牛、竹製の「簡」
□コラム そのほかの動植物を元にした部首
第三章 人体を元にした部首──耳で「聞」く、手で「承」ける
□コラム そのほかの人体を元にした部首
第四章 人工物を元にした部首──衣服の余「裕」、完「璧」な玉器
□コラム そのほかの人工物を元にした部首
第五章 自然や建築などを元にした部首──「崇」は高い山、「町」は田のあぜ
□コラム そのほかの字素の部首
第六章 複合字の部首──より多様な概念の表示
□コラム そのほかの複合字を元にした部首
第七章 同化・分化した部首──複雑な字形の歴史
□コラム そのほかの同化・分化した部首
第八章 成り立ちに諸説ある部首──今でも続く字源研究
□コラム 字源のない部首
おわりに──漢字の世界の広がり
索引 -
読んだ活字が芝居に出る。
「山本周五郎の本、手に入らないか」。高倉健は本にこだわる俳優だった。時代小説の人情、白洲正子の気風、三浦綾子の「死ぬ」という仕事――30年間「健さんの図書係」を務めた編集者の目線からその生き様を描く。
【目次】
第一章 擦り切れた背表紙
健さんの「図書係」
山本周五郎『樅ノ木は残った』『ちゃん』
檀一雄『火宅の人』
山口瞳『なんじゃもんじゃ』
第二章 死ぬという最後の仕事
三浦綾子 最後のインタビュー
三浦綾子『塩狩峠』
三浦綾子『母』
第三章 人生の持ち時間
五木寛之『青春の門 第一部筑豊篇』
森繁久彌『あの日あの夜 森繁交遊録』
池波正太郎『男のリズム』
第四章 旅の流儀
白洲正子『夕顔』
伊賀、京都、熊野を歩く
白洲正子『かくれ里』
第五章 本名でいられた場所
健さんからの手紙
健さん片想いの会
「お母様との暮らし、悔いのないように」
第六章 託されたカセットテープ
長尾三郎『生き仏になった落ちこぼれ 酒井雄哉大阿闍梨の二千日回峰行』
柔らかな光を放って
高倉健の源泉 -
一時のブームから、一国の文化へ
なぜ「日本のウイスキー」が盛り上がっているのか。
「ブーム」で終わらせないための課題とは――
注目のクラフト蒸留所の経営者兼ブレンダーが、
ウイスキー製造の歴史から最新情報までを
現場目線で徹底レポート。
【目次】
第1部 ジャパニーズウイスキーの世界
第1章 ウイスキーの基礎知識
第2章 ジャパニーズウイスキー百年史
第3章 ジャパニーズウイスキーの基準とバルクウイスキー
第4章 クラフトウイスキーとは? 注目のクラフトウイスキー蒸留所
第5章 モルトウイスキーの製造工程
第2部 蒸留所を造り、熟成させ、未来につなぐ
第6章 蒸留所の再興――若鶴酒造の歴史とクラウドファンディング
第7章 蒸留所の進化――ZEMONの発明、地元材での樽づくり
第8章 蒸留所の未来――スコットランド視察からボトラーズプロジェクトへ -
企業に最も恐れられるジャーナリストが、その手法を惜しげもなく明かした!
誰でも出来る、誰でも書ける。
企業に最も恐れられる潜入取材のプロが、そのノウハウを全公開!
読書術に文章力を高める方法はもとより、レポート作成からセクハラ・パワハラ対策まで全方位に活かせる決定版。
潜入取材の技術はブラック企業対策にもなり、現代社会における強力な護身術となる。
ユニクロ、アマゾン、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで。数々の組織に潜入することで、世に知られていない実情を掘り起こしてきたプロが、証拠集めの調査方法から裏取りの仕方、執筆、更には訴訟対策に至るまで全技法を伝授する。
潜入取材は欧米では当たり前、実は王道の手法である。日本では少ないが、それはブルーオーシャンということだ。著者の取材経験を基に、実例ですべてを解説。名誉棄損裁判でユニクロに完勝した経緯も詳細に記す。
■潜入取材は企業や政治家の不正行為や不祥事への抑止力
■卑怯なのは情報を公開しない企業
■秘密録音は違法ではない
文章力、取材力は上げられる。
■天候や匂いBGMも書き留める
■手書きの取材ノートは身を助ける
■朗読CDを入眠時に使う
■ワード読み上げ機能を使い推敲する
■初稿の段階が勝負の分かれ目
【目次】
まえがき
第一章 いかに潜入するか
第二章 いかに記録をとるか
第三章 いかに裏をとるか
第四章 いかに売り込むか
第五章 いかに身を守るか
第六章 いかに文章力をつけるか
あとがき
参考文献 -
青年はアメリカにすべてを奪われた――20世紀反戦文学の金字塔!
「そんなわけで、すいませんが、あなたはどうぞ自由のために戦ってください。ぼくはあんまり興味がないんで」
2つの世界大戦からベトナム戦争にかけて、反戦の旗印として文学史に刻まれた問題作
『ローマの休日』『黒い牡牛』『スパルタカス』……赤狩りによってハリウッドから追放されながら、数々の歴史的名作を生み出した稀代の脚本家、ダルトン・トランボ。彼が第二次世界大戦中に発表し、過激な反戦小説として波紋を呼んだ問題作、待望の新訳!
第一次世界大戦下、仏戦線での砲撃により、視覚・聴覚・味覚・嗅覚と四肢を失った青年ジョー。すべてを奪われ、後悔の中で絶望に囚われた彼が、ふたたび世界と繋がるために見つけた希望とは?
解説・都甲幸治
【アメリカで「発禁」処分に?】
本書はアメリカ国内で長く流通していなかったため「発禁書」であったと記述する本もある。
実際には「発禁」は事実ではなかったが、絶版状態が続いていた。
第二次世界大戦下、極右派や親ナチス勢力に利用されることを恐れたトランボは、大戦が終わるまで本書を復刊すべきではないと考えた。
(著者まえがきより要約)
【目次】
まえがき(一九五九年)
追 記(一九七〇年)
第一部 死 者
第二部 生 者
訳者あとがき
解 説 蘇るトランボの遺志 都甲幸治 -
日露戦争の最大の激戦。逆転勝利のカギは、戦術の刷新だった!
日露戦争最大の激戦「旅順攻囲戦」。日本軍は、ロシア軍の要塞と機関銃が待ち受けるなか、肉弾攻撃を繰り返し、犠牲者を続出させた。なぜ失敗を繰り返しながらも、二〇三高地を奪取し、勝利を掴むことができたのか。そのカギは、乃木希典らによる戦術の刷新にあった。未公開史料を含む、指揮官・参謀の日記や電報、回顧録などをもとに、気鋭の戦史学者が徹底検証する。
【目次】
はじめに ―爾霊山―
第一章 齟齬 ―第三軍の編成と前進陣地の攻略―
一、旅順攻囲軍の編成経緯とその問題点
二、第三軍司令部編成上の問題
三、前進陣地攻略戦
第二章 迷想 ―第一回旅順総攻撃―
一、攻撃準備
二、攻撃計画
三、攻撃実施
第三章 決断 ―前進堡塁の攻略と第二回旅順総攻撃―
一、正攻法への転換と窮地のリーダーシップ
二、前進堡塁に対する攻撃
三、第二回旅順総攻撃の攻撃準備
四、第二回旅順総攻撃
第四章 屍山血河 ―第三回旅順総攻撃と開城―
一、主攻正面論争と第三回総攻撃計画
二、第三回旅順総攻撃
三、決戦・二〇三高地の戦い
四、敗北から勝利へ
五、旅順開城
おわりに ―伊地知と乃木の評価― -
なぜ自由を感じられないのか?支配と強制の理屈を壊す無支配の思想史を描く
なぜ、まったく自由を感じられないのか?
カネ、人間関係、国家、社会。
数々の支配と強制の理屈を『超人ナイチンゲール』著者が打ち砕く!
アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。
“自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか? 息苦しくなるほどに、束縛を感じてしまうのはなぜか?
この不快な状況を打破する鍵がアナキズムだ。無支配、無強制という視点で社会契約論から洗い直し、所有概念等を再考、さらにパリ・コミューンやロシア革命の正負両面を検証。
無支配、無強制という視点から過去の思想と実践をわかりやすく振り返りつつ、現代社会の数々の「前提」をアナキズム研究者が打ち砕く、無支配の思想史!
■友情とは、コミュニケーションを爆破するということだ
■ルイズ・ミシェル。パリ・コミューンで大活躍した女性は石油放火女と呼ばれた
■新自由主義の精神は「小さくまえへならえ」にすぎない
■契約も交換も自明のことなんかじゃない。
神を突破せよ、この世界を罷免してやれ
■一番たちが悪いのは、民主主義の名のもとに憲法制定権力をたちあげることだ。
■現代はインフラが権力となっている
■なんどでも、権力の脱構成をやってやろう
■社会契約をクーリングオフせよ
■戦闘的退却主義という方法
※本書は2018年7月に小社より刊行された『何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成』を、正題を改題の上、加筆修正したものです。
【目次】
新書版はじめに
第一章 社会契約って、いつむすんだの?
第二章 自由をぶっとばせ
第三章 革命はただのっかるだけだ
第四章 革命はどうやっちゃいけないのか?
第五章 ゼロ憲法を宣言する
おわりに
主要参考文献 -
私たちが遺すべきもの、次世代が学ぶべきこと
いま必要な「社会を生き抜くための武器」とは何か。
我々は何を、どのように後輩たちに継承するべきか。
「教える」ということの本質と課題を多角的に考察。
会社員、ベンチャー企業の創業者、大学学長という立場から考え続け、
実践してきた著者の結論を示す。
【各界専門家との特別対談も収録】
「学校教育」久野信之氏(学校法人立命館常務理事(一貫教育担当))
「生物心理学」岡ノ谷一夫氏(帝京大学先端総合研究機構教授)
「教育社会学」松岡亮二氏(龍谷大学社会学部社会学科准教授)
【本書の構成】
第1章 後輩たちに「社会を生き抜く武器」を与える
特別対談 久野信之×出口治明
第2章 根拠にもとづいて話す。選択肢を与える
特別対談 岡ノ谷一夫×出口治明
第3章 「尖った人」を生み出すための高等教育
特別対談 松岡亮二×出口治明
第4章 正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育
※本書は、2020年5月に小社より刊行された同名の単行本を、加筆修正・再編集したものです。 -
超大爆発に超高速! イメージを一新する宇宙の驚きの素顔
夜、空を眺めると星のまたたきに心安らぎを覚える。
静けさに満ちた不変の宇宙……というイメージだが、太陽は毎秒21キロの速さで銀河系を動き、
フレア(太陽面爆発)が起きるとジェット旅客機の数千倍もの速度でガスを噴出させている。
遠くの彼方で起きている現象とはいえ、地球への影響は甚大で、ときに大停電を起こす可能性も…。
20世紀になり、宇宙は私たちがイメージしている姿とは異なり、おどろくほど動的なことがわかってきた。
また、絵空事と考えられていたUFOや宇宙人についても、2020年にアメリカ国防総省がUFOの存在を公式に認め動画を公開するなど、新たな展開が起きている。
私たちの想像をはるかに超えたスケールで起こるさまざまな現象、知っているようで知らない宇宙の姿を、太陽研究の第一人者が紹介する。 -
体罰、いじめ、私的制裁……海戦史に埋もれたもう一つの「戦争」を描く!
「どうせ、……いつかはお互いに、戦場で死んでしまうんだ、それなのに……それなのに……」
志願兵として「不沈艦」に乗り組んだ少年・北野が直面した海軍の現実とは? 1943年春、いまだ戦火から遠い播磨(武蔵をモデルとした架空の船)はトラック島へ入港、同型艦大和から連合艦隊旗艦を引き継ぐことになる。帝国海軍の旗印として聳え立つ「海の城」の上では、法外な私的制裁、理不尽な罰直、性的虐待が横行していた。北野たち新兵は、剥き出しの暴力を必死に切り抜けるが、やがて同胞の命を失うことに……。銃火も爆撃もない、知られざる地獄を描く無二の戦記文学、復刊!
◆毎日のように甲板に整列させられ、棍棒で殴られる
◆自殺した同胞の遺体に暴行する憲兵
◆同年兵同士を殴らせ合う「対向ビンタ」 -
恐竜種発見&新種報告数は世界最多。 だが盗掘・密売や政治関与も世界有数
世界一の恐竜大国、その実態
世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。
発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。
日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。
研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。
習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある
■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る
■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる
■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで
■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc.
【目次】
はじめに
恐竜の基礎知識――本編に進む前に
第1章 中国恐竜最新事情――恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった
コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜
第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち
コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生
第3章 中国人の大発見――化石は意外な局面で見つかる
コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱
第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る
コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか?
第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たち――中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる
コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇
おわりに
参考文献 -
若手から上司世代まで、「助けてと言えない日本人」の必須スキル
困ったとき、あなたに相談相手はいますか?
遠慮なく助けを求められますか?
これは“精神論”でも“心の持ちよう”の問題でもありません。
若手から上司世代まで、「助けてと言えない日本人」に必須の考え方です。
対話の少ない時代を生き抜き、仕事・家庭・地域コミュニティを居心地よく
するために重要性を増す「頼るスキル」の具体的実践法。
※本書は、二〇二二年三月に小社より刊行された『社会人に最も必要な「頼る」スキルの磨き方』を加筆修正・再編集し、改題したものです。
[目次]
第1章 頼るのは「弱いから」ではない
第2章 上手に頼るための「伝え方」
第3章 上手に頼るための「言い換え」
第4章 「うまく主張する」「うまく断る」方法
第5章 「ソーシャル・キャピタル」と「チーム」
第6章 心理的安全性の高い職場と社会をつくろう -
〈東京のマフィア・ボス〉と呼ばれた男の視点で暴く「闇経済」の戦後史!
六本木のレストラン〈ニコラス〉はジョン・ウェインから力道山、皇太子までも出入りする「梁山泊」でありながら、ヤクザの抗争の場にもなっていた……。
混迷の戦後東京、米兵として来日したニコラ・ザペッティは、ヤミの軍需品横流しで資金を集め、六本木のレストラン〈ニコラス〉を伝説的な「梁山泊」へと育てていく。〈東声会〉、CIAから力道山、フランク・シナトラ、果ては皇太子までも接点を持った〈東京のマフィア・ボス〉の壮絶な半生を描く傑作、待望の復刊。
日米比較文化論の旗手が、高度成長とオリンピックに隠された〈ニッポン〉の闇をあぶり出す。約100頁の執筆ノートも収録。
【「はずれ者(アウトサイダー)」が「東京」を作った】
◆極道尾津組が仕切るヤミ市〈光は新宿より〉
◆六本木〈クラブ88〉は力道山が暴れて潰した
◆東声会と住吉会が銃で抗争した上野、新橋
◆渋谷の組長から映画俳優になった安藤昇
【本書の主人公を取巻く面々】
◆海老原博幸 日本人初のWBC世界王者はニコラが素質を見抜いてボクシング・ジムを紹介した。
◆町井久之 1500人以上を抱える暴力団〈東声会〉のボスがニコラの後ろ盾となった。
◆エヴァ・ガードナー ハリウッドのスター女優は来日時、ニコラの店で羽目を外した。 -
国民は脱法行為のプロばかり!?強権体制下の庶民の生存戦略を赤裸々に描く
「本当に目から鱗が落ちまくり。このイラン観は唯一無二だ」高野秀行氏、熱烈推薦・解説
国民は脱法行為のプロばかり!?
強権体制下の庶民の生存戦略を、長年イランの一般社会で暮らしてきた著者が赤裸々に明かす!
イスラムへの無関心、棄教・改宗が進んでいる? 国民の関心はいかに国から逃げるか!?
イスラム体制による、独裁的な権威主義国家として知られるイラン。しかし、その実態に関する報道は、日本では極めて少ない。
イスラム共和国支持者=敬虔なムスリムといえるのか? 棄教者は本当にいないのか? 反体制派の国家ビジョンとは?
違法・タブーとされる麻薬や酒に留まらず、イスラム体制下の欺瞞を暴きつつ、庶民のリアルな生存戦略と広大な地下世界を描く類書なき一冊。
■イスラム宣伝局の職員はイスラム・ヤクザだった
■イスラム法学者たちはアヘンの上客
■「隠れキリシタン」「神秘主義者」として生きる人々
■古代ペルシアを取り戻せ!――胎動する反イスラム主義
■美容整形ブームの裏には低い自己肯定感がある
小さな独裁者たちが「大きな独裁者」を生み出す
■親日感情に隠された本音「尊敬されたい!」
■メンツ(アーベルー)がすべて、「知らない」と言えない人々
■おしゃべりこそマナー、しゃべらないのは失礼
■おらが村こそイラン一! 強すぎる愛郷心
■イラン人は個人崇拝と訣別できるか
【目次】
はじめに
第一章 ベールというカラクリ
第二章 イスラム体制下で進む「イスラム疲れ」
第三章 終わりなきタブーとの闘い
第四章 イラン人の目から見る革命、世界、そして日本
第五章 イラン人の頭の中
第六章 イランは「独裁の無限ループ」から抜け出せるか
おわりに
解説 高野秀行 -
健康願望が健康を損ねる!? 死ねない時代の健康とは何か、現役医師が迫る
老いれば健康の維持がむずかしくなるのは当たり前。老いて健康を追い求めるのは、どんどん足が速くなる動物を追いかけるようなもの。予防医学にはキリがなく、医療には限界がある。健康を害してないのに、病気かどうか気を揉む人にこそ、本当は何を診断されているのかを知ってほしい。絶対的な安心はないけれど、過剰医療を避け、穏やかな最期を迎えるために準備すべきことを、現役医師が伝える。 -
真珠湾攻撃の裏で起きていた、敗北。41年以降の中国戦線の実像を描く!
真珠湾攻撃の裏で起きていた、敗北。
41年12月以降、中国戦線では何が起きていたのか?
気鋭の中国史研究者が空白の戦史を埋める!
日本人は、日中戦争を未だ知らない。
1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。
しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。
主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を描く! 新たな日中戦争史。
■1941年12月~42年1月、手痛い敗北を喫した第二次長沙作戦
■731部隊の細菌戦となった戦場、浙カン作戦
■一方的な勝利となった江南殲滅作戦。その中で起きたもう一つの虐殺・廠窖事件の実相
■毒ガス戦と中国版スターリングラード攻防戦となった常徳殲滅作戦
■補給なき泥沼の戦いとなった一号作戦(大陸打通作戦)
中国戦線は太平洋戦争に引きずり込まれていた!
【目次】
はじめに
第一章 最初の敗北――第二次長沙作戦
第一節 因縁の長沙
第二節 日中両軍の作戦部隊の戦力比較
第三節「天炉」の中へ
第四節 長沙攻略戦
第五節 長沙突入と敗走
第二章 細菌戦の戦場――浙カン作戦
第一節 大本営のプライドをかけた戦い
第二節 敵味方を苦しめた細菌戦
第三章 暴虐の戦場――江南殲滅作戦と廠窖事件
第一節 江南の敵野戦車を撃滅せよ
第二節 「太平洋戦争期で最大の虐殺」はあったか
第四章 毒ガス戦の前線――常徳殲滅作戦
第一節 明確な戦略なき作戦
第二節 第六戦区主力との戦い
第三節 常徳城の占領
第五章 補給なき泥沼の戦い――一号作戦(大陸打通作戦)
第一節 一号作戦
第二節 湘桂作戦
おわりに
他
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