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著者、出版社、スタッフのおすすめ

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花で秀吉をやっつける!? 実在した花の名手、池坊専好の命を懸けた戦い

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/22
華美を好む秀吉、侘びの精神を重んじ無駄を排除した美しさを好む利休。
二人の“美”に対する捉え方は正反対で、利休の方が周りに認められていると感じた秀吉は
嫉妬に狂い、利休を殺してしまう。

そんな秀吉に対し、怯むことなく立ち上がったのは池坊専好(いけのぼう せんこう)
彼はあの織田信長にも認められた、華道家だった。(この信長が認めたというところがミソ)

“花戦さ”として芸術で利休の仇討をする専好。
凛とした戦いの様子、専好の作品を見た秀吉の反応、すべてが美しくそれぞれの想いが胸に突き刺さります。

日本を代表する芸術、茶道と華道がこの時代に大きく花開き今に至る。
利休と専好という二人の天才が同時期に存在していた驚きと、現在まで継がれる芸術がとても感慨深い。

史実に基づいた歴史フィクションが多くある中、戦国時代の隠された歴史がまだあったなんて!歴史好き必見の1冊です。

自由と誇りのために疾走する人馬たちの姿を、躍動感満載で描く!

by Michi (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/20
可愛らしい姿のケンタウロスが登場する作品が多い昨今、本作の表紙に登場しているワイルドな彼は、和風ケンタウロスこと“人馬”の松風です。
著者の墨佳遼先生は大ヒットゲーム「モンスターハンター」のキャラデザインを担当していたということで、人馬たちの逞しく、優美な姿は本作の魅力のひとつです。

一方でそのストーリーは重厚感があります。
人と同じように言葉を話し、文化的な生活を送りながら、人によって家畜同然の立場に貶められている人馬たち。
息子を庇って人の手に落ちた松風が、脱出して家族との再会を目指す、、、というのが本作のストーリーです。

かつては神として崇められた誇り高き人馬たちが心身の自由を奪われている様子には心が痛みます。
その状況にまっすぐな怒りを燃やし、決して人に屈さない松風に対し、人による飼育下で生まれて使役されることを当然とする人馬もいる。
家族とは、仲間とは、そして生きる意味とは?読者の胸に強烈に訴えかけてきます。

逃亡者となった松風を追うのもまた、人馬の速魚。
盲目的に人を主としてきた“彼女”が、様々な出会いと経験を通して本来の自分を取り戻していき、最後の瞬間に誰にも邪魔されない自由を得る瞬間は号泣必至です。

優しい猟奇犯罪者集団の、サイコな異世界物語

by ぽえ夢 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/19
異世界監獄:サクラリメスでは、犯罪史に名を残す猟奇殺人者や偉人の魂と能力を宿した囚人が収監されています。
記憶喪失で目覚めた主人公は、そこで<ハンニバル・レクター><エド・ゲイン>などの魂を持った囚人達と友情を育んでいきます。
<ハンニバル>の食人願望を持つ優しい美少女、というハードコアな設定のヒロインを筆頭に、仲間はすごくサイコパス。
でもそれが他にない魅力で、どの犯罪者もすごく愛らしいんです。

そんな彼らが、罪状にちなんだ能力を遺憾なく発揮する異能バトルに始まり、監獄の成り立ち、主人公の記憶喪失の謎などが絡み合って、さながら異世界クローズドサークル(閉鎖空間を舞台にしたミステリー)とでもいうような、全く新しい『異世界』物語が繰り広げられます。これは非常に新しい経験でした!

クローズドサークルで有名なゲーム「ダンガンロンパ」の小高和剛氏も紙の帯や巻末コメントでオススメしていますので、そういった趣の作品がお好きな方に是非読んで頂きたい作品ですね。

何気ない日常がゆっくり壊れていく…。

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/16
『ホーンテッド・キャンパス』の著者が描くホラーミステリー。
この方は本当に“心の闇”系の描写が上手い!上手すぎて引くくらい…。

とあるマンション209号室に住む謎の美少年、“葵”。
ひょんな出来事から葵と関わることになった同マンションの住人は、
彼の日に日に増す図々しさに違和感を覚えるも、自分の立場を意識して我慢している。

「子どもだから」という周りの目線、疎ましく思う方がおかしいという空気。
何も言えず、孤立無援になり、事態は悪化する一方で解決策はなく逃げ場もない。
そんな彼女たちが限界に達したとき、想像を超えた悲劇が起こります…。
“葵”は何者なのか、目的は何なのか…。

非日常的なホラーなはずなのに、そのトリガーとなるのは誰にでも身に覚えのある邪な感情。
見栄、嫉妬、虚しさ、寂しさ、魔が差した、等の些細な“心の隙間”。
だからこそ、他人事とは思えず、恐怖に背筋が寒くなる。

これでもかと人間の醜態をさらし、目を背けたいのに読まずにはいられない。
この中毒性にも恐怖を感じずにはいられません。

冒頭から面白すぎる!キリスト教の歴史をVシネ風にしてみた

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/15
「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」

磔にされたイエス・キリストが最後につぶやいたこの言葉。
これを広島弁に変換すると仁義あふれるVシネ風に!

「おやっさん…おやっさん…なんでワシを見捨てたんじゃあ!」

冒頭から笑わせて頂きました!これはズルい!
歴史あるキリスト教=ヤクザは意外にも共通点が多く違和感なくしっくりきます。
例えば組織の目的は(信者・組員)勢力を広げることや、親分に不信感を持ったり反抗すると破門される、など。
学生の時にこんな本に出会っていれば、もう少し歴史の授業を楽しめたのに…。

キリスト教に詳しくなくても笑いながら歴史が学べ、
詳しい人は“あるある~”とさらに楽しめる1冊です。

良い意味で「動物擬人化マンガ」の期待を大きく裏切る秀作の登場!

by Michi (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/14
擬人化した動物たちの高校生ライフを描いた作品、と聞くと、いわゆる“ほのぼの系ストーリー”をイメージするかもしれませんが、これは全くそうではありません。
1巻冒頭のサスペンス調で始まるエピソードといい、喰うもの喰われるものという本来の食物連鎖の関係性が、作中に常に緊張感を漂わせているのです。
表面上は平和な、しかしどこか歪なこの世界で生きる動物高校生たち。種族を越えた友情や恋もあれば、相容れることのない対立もある。
これは擬人化ではなく、人間の本性を動物たちに置き換えたヒューマンドラマなのです。
世の中にある理不尽や、偏見、自らの本性、更にはスクールカーストまで。そんな極めて“人間的”な壁にぶつかりながらも成長する高校生たちを描いています。

そんな中、ウサギに恋をした少年オオカミ、レゴシ。ウサギへの感情が肉食獣としての本能から来る「食べてしまいたい」という欲求なのか、愛なのか、自分でも混乱します。
二人は一緒にいることはできるのでしょうか?普通のラブストーリーとは違う意味で、ドキドキとハラハラが止まりません。

ケンタウロス少女は恥ずかしい

by コミタンM (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/15
一人は下半身が馬のケンタウロス(人馬)少女。一人は竜の翼のようなものが背中に生え、一人は羊みたいな角が頭に生えている。
そんな3人の少女が、部屋に集まってナイショの相談をしている。
彼女たちの悩みは、思春期らしいものだ。
電車の中で突然ラブレターを渡されたケンタウロス少女は、蹄をもじもじさせながら恥ずかしさのあまり逃げ出してしまう。
もし付き合ったら、Hをするかもしれない。Hをしたら、裸を見せなければいけない。そこまで想像して、だから恥ずかしくて、逃げた。
大人が聞けばバカバカしいと思うけど、彼女たちは真剣だ。
この世界には、さまざまな形態の人類がいる。
竜人、翼人、角人、人馬…それぞれの人種はちゃんとした進化の系譜があり、歴史がある。
亜人(デミヒューマン)と分類されるようなファンタジーのキャラクターであっても、そういう緻密な世界観があるから、彼女たちの悩みはリアルで胸を打つし、かわいいなと思う。

休業中の天才殺し屋は、静かに暮らしたかったのだけど、、、!?

by Michi (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/07
佐藤(仮名)は無敵の天才殺し屋。しかし、凄すぎるその才能ゆえに殺しすぎてしまい、一年の休業を命じられました…というところから始まるのが本作品。

殺し屋という職業が実際に日本にあるかは、わからない。ましてや“凄腕”ともなれば、それはもう映画の中の世界で、ほとんどファンタジーに近い。
神出鬼没で、返り血を浴びることもなく目的を果たし、風のように颯爽と去っていく、みたいな。
しかし、それを地で行く佐藤も天才なのは殺しまで。一般人として生活するのは簡単ではなかった。
(普通の)アルバイト先を探すのにも一苦労したり、ようやく見つけた仕事先でも一般人とはどこかズレていて怪しまれたり、、、。
さらには、休業中とはいえ、殺し屋は殺し屋。周囲が放っておいてくれる訳がない。向こうから勝手にやってくる面倒事に巻き込まれ、本来の力は抑え、殺しなしで解決するのは意外と大変!

凄腕殺し屋が、殺さずの精神をもって、しかし殺しのスキルを活用してトラブル解決を図ろうとしている様子がジワジワ可笑しい。
そして、常人離れした身体能力と、いざと言う時の、頼りになる存在感がたまらない。

やっぱり、無敵の殺し屋は、一般人になっても無敵でした。

驚きの500頁越え!全国の転校生待望の公式設定資料集

by 石田 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/06/07
大人気アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!』初の公式設定資料集はゲームストーリーに負けないほど濃い内容です!

キャラの初期画やラフ画、イベント衣装の詳細、イラストの作業工程、
メインシナリオライターの日日日先生による各キャラクターへのコメントなど。
『あんスタ』ができるまでの裏話が盛りだくさん!

自分の推しているキャラの初期画を拝見したとき・・・
たくさんの案から今の彼が生まれたことに奇跡を感じました・・・。

試行錯誤の末に『あんスタ』が誕生したことが分かる、転校生にはたまらない一冊です!

ランドセルから制服へ。期待に胸ふくらむ少女の成長期

by SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)
登録日:2017/05/31
つい最近までランドセルを背負っていた少女が中学生になり、
制服に身をつつみ、“女”としての自分や異性を意識し始める。

“恋ってなんだかわからない。まだ、大人になりたくない。”

そんな少女の思いとは裏腹に身体は大人に近づき、
(胸が成長しすぎてよく転ぶとか羨ましい…。)
ただのクラスメイトがいつの間にか異性となり告白してくる。

“大人でも子どもでもない。”

危うさや潔癖さ少女特有の感性、そんな儚い瞬間の巧みな表現は桜庭一樹ならでは。
キラキラという言葉がぴったりの少女時代から、
女として感性が磨かれていく成長過程には息をのむ美しさがある。

この少女の視点から見る世界はとても眩しくて、何度も読み返したくなります。

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