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『茶事』の電子書籍一覧

1 ~34件目/全34件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    茶道の懐石はもともと亭主が家で用意する料理です。家庭料理の延長線上にあるものとして、日々の食事をちょっと懐石風にしながら、いつか手作り懐石でお茶事をしてみませんか。60種の懐石料理の作り方と、お菓子の作り方を教えます。
  • 一人で懐石料理が作れてしまう画期的な入門書。茶事の亭主をやってみたい。でも懐石が大変そう。そんな人に朗報。ホントに一人で懐石料理が作れてしまう画期的な入門書ができました。家庭ではむずかしい調理法は一切ありません。茶の湯を習い始めて日の浅い人でもOK。プロがはじめて明かす、パパッとできて満足度120パーセントの「ウラワザ」満載。この本をマスターして、さぁ、茶事にトライしましょう。茶事の懐石を亭主のもとへ!
  • 茶会の案内状やお礼状は表舞台に出るものではありませんが、茶会を催すには欠かせないもの。茶の湯における様々な場面を想定し、どんなタイミングで、どんな内容を書けばいいのかを例文で詳しく紹介。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 1,650(税込)
    著:
    鈴木ゆみ子
    レーベル: ――
    出版社: 文園社

    英国式ティーライフ、紅茶の名称と等級、テイスティング、種類と特徴、購入のポイントと保存法、おいしく入れるコツ、世界の茶、水との相性、紅茶と健康など、紅茶に関する情報を網羅した事典。
  • NHKで放送された「女ひとり 70歳の茶事行脚」は2016年5月に初めて放送されて大反響をよび7月に再放送、その後も何度も再放送されています。
    そのたびに、頭を殴られたような衝撃を受けた、目の覚めるような思いをした、と強い感想が寄せられています。
    70という年齢を経た女性がさまざまな季節・場所で一期一会を大切にして茶事を行う姿は、視聴者に感動と衝撃を与え、「彼女のことをもっと知りたい!」という人々が、若者から高齢層まで急増しました。自ら主宰する茶事の実習会は、予約するのが難しくなりつつあり、いつも生徒さんでいっぱいです。

    彼女のこのエネルギーに満ちた生き方を支えているものは何なのか? 彼女から出てくる、深く、慈愛に満ちた言葉は読む人に生きる勇気と希望を与えてくれます。
  • 日常の稽古で再認識する所作の意味、道具と向き合って得た美をみる眼、異分野の体験で確信する茶の心の普遍性など、茶の湯の修錬が人の心を耕し、人格の「成熟」を高めていく諸相を、心理学者で茶人でもある著者のエッセイで解き明かします。本書では《自分自身に向き合う》《美観が心を磨く》《技を磨き、心を律する》《成長の豊かさを享受する》というプロセスにしたがい、著者の実体験に基づく60のエピソードを展開してゆきます。
  • 日常のふとしたことを意識するだけで、日本人の豊かさに改めて気づける。

    遠州茶道宗家十三世家元が還暦を機に、人間の五感をモチーフに、日本人の心を語る。具体的なエピソードは茶の湯を知らない者にも納得できることばかり。さらに豊富なカラー写真が、その美意識を具体的に物語る。
  • 5,280(税込)
    著者:
    潮田 洋一郎
    レーベル: ――

    垂涎の名品道具、自由自在な茶の世界。当代随一の数寄者・潮田洋一郎氏が一茶庵・佃一輝宗匠と作り上げる、約束事にとらわれない茶事の数々。究極の名品道具を、自在に、絶妙に、さり気なく使いこなす、至福の時間を一冊に。【珠玉の茶事9席を収録】重要文化財、重要美術品も含む、愛好家垂涎の名品茶道具を使いこなした一客一亭を収録しました。通常の茶の湯の規格には合わない空間や器物も楽しむため、ときには煎茶が組み入れられているのも本書の特徴です。【迫力の写真と臨場感】すべての写真は、進行する茶事の現場で新規に撮り下ろしました。床にかかる書画や花、濃茶が練られる茶碗、道具を賞玩する主客、そしてさまざまな角度から細部に迫った道具など、茶席の臨場感が追体験できます。【一客一亭の数寄談義】空間と器物がととのえられ、そこに亭主と客の交わりがあって、茶という場は成立します。道具を介して交わされる主客の会話を座談形式でまとめました。思わぬ方向に展開する二人の対話も、茶事の魅力といえましょう!
  • 2,090(税込)
    著者:
    筒井紘一
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    利休の懐石を詳しく検証。茶道研究の第一人者がその歴史を明らかにする。

    第一章 茶事懐石の成立
    茶会の成立/天文年間の草庵茶会/『酒飯論絵巻』と『長歌茶湯物語』の食事風俗/茶会の種類と刻限/会席の成立/中段・後段のこと/初期茶会記の献立/会席料理の材料

    第二章 利休の懐石
    懐石の由来/利休の登場/一汁三菜に徹した利休茶会/利休茶会の献立/利休の使用した膳椀/利休懐石の材料

    第三章 膳の上の構成—二菜から一菜へ
    折敷上は二菜の時代/利休から織部の時代へ—二菜から一菜へ

    第四章 茶会の菓子考
    菓子の二つの淵源—本膳料理と禅院茶礼/本膳料理にみる菓子/禅院茶礼にみる菓子/初期茶会記の菓子/麩と煎餅/菓子と惣菓子—キントン/江戸時代の茶会菓子総覧/『御茶湯之記』/『茶湯献立指南』

    第五章 利休懐石の継承
    向付の定着と取り合わせ/利休の「わび仕立」を守った古田織部/極わびの趣向—道安と少庵/大名茶の懐石/千宗旦と高弟たち/予楽院近衛家熙の茶会

    第六章 利休懐石の新たな展開
    献と膳—椀から向付へ/「向付」の展開—四つ椀から向付/「後段」の復興/「煮合せ物」から「煮物」へ/後段から千鳥の盃へ

    第七章 懐石の定型化
    年忌の茶会/『茶式花月集』と『喫茶送迎記』にみる懐石の様相/『茶湯一会集』にみる懐石

    第八章 近代の茶事 懐石から点心へ
    維新直後の茶道界/懐石から点心へ/近代数寄者の茶事/懐石の現代—継承と展開/鈍翁茶会—蕎麦茶事の継承/「だし」と「うま味」—井上世外の味覚/小林逸翁の丼茶会
  • 2,112(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    稽古茶道に飽き足らない、茶の湯好き必見!本当の数寄とは何かが明らかに。

    数寄を追う者、つまりディレッタントは広汎な知的探究を通じて専門をいくつも乗り越えるが、学問共同体の一員ではない。著者が還暦から東大文学部の大学院研究生として過ごした二年間は、大学の追及する学問的専門性と、著者の関心である間口の広いアマチュア性との齟齬が、教授陣を困惑させたという。しかし茶の湯領域「宋・元と平安から元禄」と煎茶領域「明・清と享保以降」を統合することで、相互補完的に一千年の日中それぞれの文化が網羅できる。抹茶と煎茶の数寄を同時にすることで、豊かな世界が広がる、という著者の試みは注目に値する。明の文徴明や祝允明の書と薄茶で絵高麗を取り合わせてみたり、江月の書に古染付茗碗で煎茶を飲むなどの試みは、茶に新風を呼び込める可能性もある。著者所蔵の美術館級名物道具で構成する茶事を通じて現代の数寄を浮かび上がらせる。臨場感あふれる茶事の客は、林屋晴三氏を筆頭に、藤田一照氏、佃一輝氏、樂吉左衛門氏、池田巖氏、千宗屋氏、樂篤人氏という豪華な面々。オール新撮影。
  • 1,584(税込)
    著者:
    筒井紘一
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    利休の茶会のすべてがここに!

    利休は椿が嫌い? 茶入はほとんど持っていなかった? 千利休が名品に頼ることなく独自の趣向で行った数々の茶会の記録を丹念に読みとき、その精神、美意識をさぐる。巻末には全茶会記を収録した完全保存版。
  • 読むと誰かを招きたくなる、喜ばれるもてなし術

    雑誌でレシピを発表するほか、人気レストランのプロデュースなども手掛ける、料理研究家・植松良枝さんの初フォトエッセイです。
    植松さんの家には人が多く集まります。友人たちのほか、自宅での料理教室の生徒さん、料理撮影もご自宅なので大勢のスタッフも。料理研究家の中でも、その数は群を抜いて多く、人を家に迎え入れるときのさりげない気遣いが、自然に身についています。
    祖父母の影響で畑で野菜を育ててきた経験から、季節の移り変わりを大切にする植松さん。その季節にしか味わえない食材を使った料理で客人をもてなします。植松さんの日常にある、真似してみたくなるもてなし術や、純粋に作ってみたくなる季節のレシピ。日々のワンシーンを切り取った写真にも、生活を豊かにするヒントが詰まっています。

    【春】
    春の訪れを告げる、ふきのとう 春先の光を感じる寒天デザート 春の料理と黒い器 我が家のテラスのこと 山間で調達する山菜 etc.
    【夏】
    夏は揚げ物! 本気のあじフライ定食 葉っぱと料理 愛用の飯切のこと なすはまとめて揚げておく しじみはストレスをかけるとおいしくなる etc.
    【秋】
    さんまを油で煮る すだちは箱買いで、秋を満喫 ふだん使いの漆器 具なしの海苔巻きにイクラをのせて 秋に食べたくなるサラダ etc.
    【冬】
    冬の野菜は単品でおいしく 冬に食べるそうめん 白い野菜のとっておき 風邪にホット甘酒レモネード おせちのアレンジはベトナムの甘味に etc.
  • シリーズ6冊
    1,5841,782(税込)
    著者:
    出口治明
    著者:
    上野真弓
    レーベル: ――

    人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都」3000年の栄枯盛衰・出口治明氏、はじめての「ローマ史」・人口推移グラフで、都市の盛衰がひと目でわかる・人物伝のおもしろさ、通史のわかりやすさ。過去と現在が共存し生き続けるローマ。この「永遠の都」をこよなく愛する二人の著者による、ユニークなローマ史の入門書です。まず、都市の盛衰を人口の推移という客観的な数字で示しました。古代の繁栄と中世の衰退、そしてルネサンス以降の回復という歩みが一目瞭然となります。第二に、歴史は人間が作るという視点から14人の人物を選び、彼らが生きた時代を多面的に描くことで、魅力的な人物伝でありながら通史となるよう工夫しました。楽しみながら教養としての知識が身につく。「世界の首都」3000年の歴史がここにあります。
  • シリーズ18冊
    880990(税込)
    監修:
    荒川正明
    監修:
    宮澤政人
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

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    白地に青で文様が描かれたやきもの「染付(そめつけ)」。そのルーツは中国陶磁にはじまり、海を越え、時代を超えて、世界で愛されてきました。茶席での取り合わせの美をはじめ、古染付(こそめつけ)、祥瑞(しょんずい)その他、さまざまな分類・歴史のおさらいも。イチから染付の魅力をお伝えします。/小特集は「さわやかな大人の味わい 山椒のお菓子を作る」。/好評連載「京本大我 亭主のもてなし」、「気持ち伝わるもてなしごはん」(大原千鶴)、「今さらながらの古典再入門」(三宅香帆)ほか。
  • シリーズ2冊
    1,386(税込)
    著:
    岡本浩一
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

    気鋭の心理学者としても知られる著者が、稽古や茶事、茶道具、精神性など、茶の湯を取り巻く様々な要素を、「所作に映る心」「道具との出会い」「癒しとの出会い」「侘びとの出会い」「耕す」「理と出会う」「世界と出会う」の七つの章から独自の視点で解説する。さらに、自身が催した夕ざりの茶事の模様を、茶事に寄せる真摯な想いとともにカラーグラビアで紹介する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • シリーズ2冊
    524(税込)
    著:
    土屋孝元
    レーベル: ――

    なにごとにもこだわりをもつアートディレクター・イラストレーターの土屋孝元さん。専門であるアートや、近頃はまっている茶事、東京芸大の思い出、園芸、シャツやスーツに対する並々ならぬこだわりっぷりなどを、深い知識をからめつつも、軽快にまとめました。1巻はファッション、茶事、食について。マガジンハウスのサイト内「ダカーポ」でも連載中。
  • 勢威並ぶものなき天下の覇王・秀吉と、自在な境地を閑寂した茶事のなかに現出した美の創造者・利休。愛憎半ばする深い交わりの果てに迎えた宿命的破局――そこにいたる峻烈な人間関係を、綿密重厚な筆で描ききる、絢爛たる巨篇。女流文学賞受賞作。〈解説〉山崎正和
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    茶事に招待された客の悩みの種といえば、茶懐石のいただき方。本書は、約束事が多い茶懐石の流れといただき方を、豊富なイラストでおさらいできる実用本です。客の目線(真俯瞰)から、手の動きや器の移動などの手順が描かれているので、茶懐石を疑似体験しているようなわかりやすさを実現しました。茶事に参加する前の予習として最適です。また、最大の難所「千鳥の盃」や末客の働きなども、一つ一つの動きを丁寧に解説します。
  • 初心の方がお稽古場で疑問に感じることなど100項目を掲げました。 「なぜ」という疑問が、「なるほど」という得心に変わる話柄が豊富に盛り込まれています。 【お話の流れ】 入門と初稽古お茶室拝見 割稽古 風炉の薄茶平点前 炉で炭手前 小習の精神 拝見と千家十職 年中行事とお菓子 口切と点て初め茶事のお稽古 茶事の心得とおもてなし見立てのたのしみ【100項目のなかから】●畳の縁は身分をあらわす大切なしるしでした。●畳を四等分して道具の位置を考えます。●ぎっちょう炭の名前の由来は?●荘物のお点前は一種のパントマイムです。●「千家十職」をおぼえておきましょう。●十一月の炉開きに「亥の子餅」を食べるわけ。●茶壺のひもは解けないように結びます。●末客を「詰」、亭主の助手を「半東」という理由。●濃茶は三口半で頂きます。●見立てには選んだ人の目があらわれます。
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    茶懐石のつくり方を基礎編、春夏秋冬に分けて紹介します。同じ素材または同じ調理方法でも複数の味が楽しめるバリエーションを提案します。1巻では、懐石の構成と流れ、必要となる懐石の器類と料理を盛り付ける前のあつかい、基本となる調理器具など懐石をつくる上での必要となる道具類をはじめ、調味料種類や分量の量り方、薬味の種類、出汁のとり方や一文字飯のつくり方など調理に必要な下準備を紹介します。また茶事においてどのタイミングでご飯を炊き、汁の準備をはじめて、椀に盛り付けるのかなど、茶事と懐石の流れのポイントも併載します。
  • 「布ごしだと物足りないだろ?」超庶民派女子・柚乃の彼氏・蒼一は、老舗呉服屋の跡取り息子。誰にも秘密の身分違いの恋だから、彼の家柄に釣り合う淑女になるため奮闘中!!着付けに、茶事に、夜のご指南も!お得意先のご子息からも狙われて…!?身も心も甘~くぎゅっと結ばれるエロキュン物語☆
  • 462(税込)
    著:
    岡倉覚三
    訳:
    村岡博
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    外国にあった著者が、故国恋しさの思いを茶事の物語によせ、それを英文に写してニューヨークの一書店から出版したものである。茶の会に関する種々の閑談や感想を通して人道を語り老荘と禅那とを説き芸術の鑑賞にまで及んでおり、日本の精神的所産の最も美しい面を見事に捉え得た名著として広く読まれて来た。(解説 福原麟太郎)
  • 茶の湯の世界にひそむ広く多彩な話題、歴史秘話や思い出の茶事、茶道具を支える職方や京料理についてなどを、洒脱の茶人である著者が、ほのぼのとした文体で綴る。1972年刊の新版。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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    ★ 動画で「イロハ」からわかりやすい
    * お茶会にお呼ばれしたら
    * 茶室での振る舞いや所作
    * お茶席での会話

    ★ もっと広がる興味と知識
    * 茶事と道具のいろいろ
    * 和菓子との深い関係
    * 自宅で楽しむお点前

    ★ 間違えないことよりも、心をこめること。

    ★ 形式よりも、自分らしくもてなし、愉しむこと。


    ◆◇◆ 茶の湯について ◆◇◆

    今からおよそ1300年前に
    中国から伝わった茶ですが、
    それから約400年後に栄西禅師により
    佐賀県の背振山に茶の樹が植えられ、
    抹茶法が伝えられたころから、
    一般に飲まれるようになったといわれています。

    抹茶法とは、茶碗に直接茶の粉を入れ、
    これに湯を注いでかき混ぜて飲む方法で、
    今の薄茶に近い飲み方と思われます。
    その後、幾多の茶人の手を経て、
    千利休によってわび茶が大成されました。

    茶の湯は「一服の茶を飲む」ことを目的としながら
    そこには日本の美、日本人の心に出会うことができます。
    それはまるで美の玉手箱です。

    まず、目にするのは「自然の美」でしょう。
    茶室という小さな空間の中で、
    一輪の花の命の輝きにふれながら、
    お茶をいただきます。

    そして「道具の美」です。
    茶碗、茶杓、釜…。
    茶の湯に使われる道具は時代を映し、
    様々な茶人の手を経て伝えられてきました。
    陶工からのメッセージが伝えられ、
    心がひとつになる充実感がもたらされます。

    「室礼の美」にも感動します。
    光と陰の美しさも見逃せません。
    光を遮った空間でいただくお茶は、
    心に落ち着きをもたらしてくれます。

    まだあります。茶を点てる「所作の美」です。
    ひとつひとつの動作には美しい型があり、
    その動作がおいしい茶を点てるにつながるのです。

    最後に美の玉手箱で見つけたのは
    「亭主と客でつくる美」です。

    一服のお茶を通して、美を分かち合い、
    美をつくっていく。
    それが「茶の湯」です。


    ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

    ☆ 1章 茶会へ行こう
    【茶会って?】
    * 茶会にはフォーマルとカジュアルがある
    * 露地は茶会へのプロローグ
    【薄茶をいただく】
    * 素敵な客になろう
    * 亭主のお点前
    【正式な茶会(茶事)へ】
    * 炭手前
    * 懐石
    ・・・など

    ☆ 2章 道具を楽しもう
    【道具って?】
    茶碗/茶筅/茶杓/茶入/薄茶器/茶壺/
    柄杓/水指/釜・炉/蓋置/建水/花入
    ・・・など

    ☆ 3章 茶会を開こう
    【茶の湯を楽しむ「自分流」で】
    【薄茶とお菓子でおもてなし】
    * 和菓子
    * 道具を見立てる
    【自宅で茶会を楽しむ】
    * お点前をしてみましょう
    * 抹茶のことを知る
    【懐石料理と濃茶でおもてなし】
    * 五月の茶会
    * 飯後の茶事
    ・・・など


    ※本書は2018年発行の
    『DVDで手ほどき 茶道のきほん 「美しい作法」と「茶の湯」の楽しみ方 新版』
    を元に、動画の視聴形態を変換し、
    必要な情報の確認と書名・装丁の変更を行い、
    新たに発行したものです。
  • 遊興と社交の舞台を巡る

    小石川後楽園、六義園、浜離宮等、大名家が誇った名園はどのように造られ、そこではどのような社交や饗宴が催されていたのだろうか。自然の地形や植生の利用、潮入りの池のような大泉水、回遊様式など、日本庭園の魅力的な特徴を備えた大名庭園。そこを舞台に繰り広げられた茶事から趣向をこらした酒宴など多様な遊興と社交に、本書は注目する。大名庭園は京の公家文化と武家社会をつなぎ、当時の芸能、芸術全体を取り込んで成立したことが明らかになる。西洋の宮殿庭園とも機能を比較する他に類をみない文化史。
  • 1,496(税込)
    著:
    いしいしんじ
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

    タイトルの「且坐喫茶(且く坐して茶を喫せよ)」とは、禅の言葉で「まぁ、お座りになってお茶でも飲みなさいよ」の意味。茶の師匠から人生のすべてを学んだという作家・いしいしんじは、アロハシャツにジーンズ姿で師匠の門戸を叩いたことからはじまりました。その茶観は、どのようにして形成されていったのか。本書では、著者が禅僧・牧師・茶人・現代画家・和菓子作家・陶芸家などを亭主とする一期一会の茶事に臨み、一亭一客の狭小の茶室のなかで坐して茶を喫した経験を通し、日本人の美意識、亡き師匠の思い出などを綴ります。月刊誌『なごみ』2014年連載「しゃざきっさ」に加筆をし単行本化。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    贈り物やお金を渡す際に、さてどのように水引をかけるのか、どの熨斗袋を使うのか、中の袋にはどのように書けばよいのか、そして相手に渡す時にはどのようにするのがよいのか……。熨斗袋・水引の使い分けから、中袋の書き方・渡し方、そして返し方までを丁寧に解説。また、茶事・茶会を催す際の手紙のやりとりについても、さまざまな場面に参考になるような内容を紹介します。
  • ド貧乏田舎娘の私が次期皇帝の花嫁候補!? 田舎娘の大逆転後宮ロマンス

    第8回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門《特別賞》受賞の成り上がり後宮ロマンス!

    家族を養うため田舎から皇帝廟の採用試験を受けに来た雨蘭。しかし、良家の令嬢ばかりを集めた試験の真の目的は皇太子の花嫁探しだった!
    何も知らない雨蘭は管理人として雇ってもらうべく、得意な掃除や料理の手伝いを手際よくこなして大奮闘。なぜか毒舌補佐官の明にまで気に入られてしまう。しかし、明こそ素性を隠した皇太子で!?
    超ポジティブ思考の雨蘭だが、恋愛は未経験。皇帝廟で起こった毒茶事件の調査を任されてから明の態度はますます甘くなっていき――。

    【登場人物】
    ・雨蘭(ゆーらん)
    田舎で生まれ育ったが、家族を養うため都で仕事を探している。
    並外れたポジティブ思考の持ち主で料理が得意。

    ・明(みん)
    現皇帝の孫で皇太子。
    美青年だが女性が苦手で、皇帝廟では身分と容姿を偽っている。
    口は悪いが面倒見の良い一面も。
  • 鴎外を読む、鴎外を生きる
    前夫と別れて熊本から渡米し、イギリス人の夫を看取るまでを鴎外の文学と重ね合わせるように書く。詩人が鴎外作品に入り込む新境地。

    20代の頃、熊本の切腹マニアを訪れた「わたし」。前夫と暮らした熊本から渡米し、ユダヤ系イギリス人の夫を看取るまでの20年を、「阿部一族」や「ぢいさんばあさん」に重ねる時、言葉が動き出す。生きる死ぬるの仏教の世界に身を浸し、生を曝してきた詩人が鴎外を道連れに編む、無常の世を生きるための文学。解説・姜信子


    目次
    切腹考
    鴎外先生とわたし
    どの坂もお城に向かう
    先生たちが声を放る
    弥五右衛門
    マーマイトの小瓶
    普請中
    ばあさんとぢいさん
    ヰタ・リテラーリス
    山は遠うございます
    隣のスモトさん
    阿部茶事談(抄)
    ダフォディル
    地震
    (森倫太郎として死)
    解説 風速50米の哀しみ 姜信子

    ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • お点前のお稽古や、茶会、茶事のできる『置き畳で作る茶室』を紹介します。 和室のない家でも、リフォーム工事をしないで、リビングダイニングや洋間に、ご自身で茶室を作る方法です。

    自宅に茶の湯のある素敵な生活
     あなたが思っているより狭いスペースで作れますし、空いている部屋を使って茶室にすることも出来ます。
    【お稽古を主にした一畳の茶室】
    【客座も含めた二畳~三畳の茶室 出炉と入炉、逆勝手】を具体的な図を使ってわかりやすく解説しますので、あなたのセンスを大切にして、楽しみながら茶室作りをして下さい。

     置き畳の茶室は費用をさほど掛けなくても作れます。
    「いつかは自分の茶室を作りたい」とその時を待つのではなく、今直ぐ置き畳茶室を作りを始めましょう。
     あなたのお宅に素敵な茶室が作られて、暮らしの中に茶の湯の時間が生まれます。大貫雄二郎一級建築士事務所
  • 茶室を作る時に『茶室の決まり事は多くてよく分からない』『狭い空間だけど素敵に作れるのか』『他の気を付けるところは』などと悩む方が多いです。<br>本書は茶室作りの考え方を全て盛り込み、茶室作りの悩みを解決し、あなたの本当に作りたい茶室を作るためのものです。

    茶室の『決まり事』や『仕様』について幅広く解説していますが、それを知ってるだけでは悩みは消えません。それよりもっと大切なことがあります。
    それは、『どんな茶の湯をやりたいか』というあなたの志しになります。

    『茶事』をするのか『茶道教室』を開くのかでは、必要な設備は違ってきますので、まず将来どのように使うか、可能性も含めてイメージを膨らませてみましょう。それが茶室作りのスタートです。それが見えれば本書でリアルな茶室作りを考えていけます。
    「まだ自分のお稽古用しか考えられず、将来までイメージ出来ないけど…茶室を作るチャンスは今しかない」という方は、将来、様々な使い方が出来るように汎用性のある計画にします。

    私は今まで100件以上の実際のお宅の茶室相談を受けたり、茶室を作ってきました。
    そして茶道と生活の取り合いをどのようにすべきなのか、莫大な数の間取りを考え抜いて、基本の型を導き出しました。それは各空間の繋がりをスムーズになる間取りと動線さえ整えておけば『住居の空間』も『茶の湯で使える』ようになることです。そんなに難しいことではありませんので、直ぐに理解できる形で紹介しています。
    茶室作りの他の書籍は『茶室』の解説が主で、自宅に上手く入れ込むことは紹介されていません。それだけでは自宅に素敵な茶室を作ることはできないのです。

    貴方の自宅に、使いやすく美しい茶室の作り方の、全ての考え方を本書で紹介しています。
    あなたが、『自宅に本格的で素敵な茶室を作りたい』と思うのなら、茶の湯インテリア術2は、ベストな選択肢のひとつです。 大貫雄二郎一級建築士事務所
  • ※本書はリフロー型の電子書籍です。

    【失われつつある「京都」の伝統文化】

    京都は日本をうつす「かがみ」であり、自身をうつす「かがみ」であり、もしかしたら世界の「かがみ」であるかもしれません。今、日本の伝統文化は危機的状況にあります。私たちは、先人がつないできてくれたもの、残してくれた有形無形の資産を、未来へと再びつないでいく責務があります。本書は、数々の伝統文化の現場に携わってきた筆者が、京都への愛と感謝をこめて、京都と伝統文化の現状と未来への提言を記すものです。

    〈本書の構成〉
    序章 京都に生きる
    第1章 なぜ、いま伝統文化なのか
    第2章 茶室にはあらゆる伝統がつまっている
    第3章 伝統文化をプロデュースする
    第4章 伝統文化から得られること
    第5章 伝統の灯を絶やさないために

    〈本書の内容〉
    ・失われつつある京都の伝統文化
    ・伝統とともに暮らす京都人
    ・「よそさん」の視点
    ・一日に二軒消えている京都の町家
    ・謎解きをあそぶ茶事の愉しみ
    ・建物の声を聞く、「弘道館」
    ・文化財の価値をひらく、二条城「寛永行幸」
    ・「文道」をつなぐ、北野天満宮「曲水の宴」
    ・史料から興す、下鴨神社「糺勧進能」
    ・作り手になってみる、京菓子展「手のひらの自然」
    ……ほか

    〈著者プロフィール〉
    濱崎加奈子(はまさき・かなこ)
    神戸市出身。大学時代より京都に住み、伝統行事の再興や建造物の保存等、文化の継承に関わる数々の現場に携わる。京都大学文学部(美学美術史学)卒業。東京大学大学院(表象文化論)博士課程修了。学術博士。公益財団法人有斐斎弘道館の代表理事兼館長であり、伝統文化プロデュース連を主宰。また、京都府立文学部准教授、京阪ホールディングス社外取締役、北野天満宮和歌撰者、京都観光おもてなし大使でもある。著書に『香道の美学』(思文閣出版)『ふろしき』(PIEINTERNATIONAL)、『平成のちゃかぽん』『京菓子と琳派』(淡交社)などがある。
  • 不穏な海外情勢、上がらない給与、SNSとネット情報の洪水…。複雑で先の見えない今ほど、世間のノイズに動じない「心の軸」の持ち方が必要な時代はありません。しかし、私たち日本人ははるか昔からそんな時代を生き抜く知恵を受け継いできました。それが茶道から広がる「和」の教養。
    2022年2月に発売された前作『「お茶」を学ぶ人だけが知っている 凛として美しい内面の磨き方』は、新型コロナのまっ最中に自分磨きの方法に悩む方々に向け、茶道から学ぶ「立ち振る舞い」「メンタル」の整え方を学ぶ本でした。
    コロナ明けの発売となった今作は、30年間現役のグローバル茶道家が、500年の歴史を持つ和の教養を8つのジャンルに分け、読みやすくコンパクトにまとめました。現在和文化への回帰が高まっている30-50代の女性に、また、急速に回復しつつあるインバウンドの方々、海外での外国人の方々とのコミュニケーションにも必携の一冊です。ぜひ二冊揃えてのご購入をおいためいたします。<br
    >
    【目次】
    「人」の章
    茶道初めの一歩
    茶道を日常に活かす
    茶道から学ぶ人間関係の極意
    美しい立ち振る舞い
    季節のお茶会を楽しむ
    お客の心得
    亭主の心得
    利久七則
    有名な茶人
    茶人の逸話

    「心」の章
    和敬清寂
    自分軸
    心を整える
    今を生きる
    季節感
    五感
    おもてなしの心
    わびさび
    引き算の美学
    美意識

    「茶」の章
    茶と茶道の歴史
    抹茶ができるまで
    濃茶
    薄茶
    抹茶の頂き方
    お茶の効能
    お点前
    自宅で抹茶を点てる
    抹茶で作るお菓子

    「禅」の章
    禅の歴史
    栄西禅師
    茶禅一味
    お茶の禅語
    季節の禅語
    掛け軸
    坐禅

    「食」の章
    和食の歴史
    茶事の流れ
    懐石
    懐石の頂き方
    懐石における日本酒
    和菓子の歴史
    和菓子の種類
    和菓子の頂き方
    季節の和菓子
    自宅で簡単に作れる和菓子

    「器」の章
    茶道具の種類と扱い方
    千家十職
    茶碗の基礎知識
    茶入と棗
    茶杓
    偉人が使った茶道具
    現代アート
    見立て
    茶箱

    「衣」の章
    着物の歴史
    季節の着物
    お茶の場での着物
    着物の楽しみ方
    古典的な着物・新しい着物
    帯の選び方・結び方
    着物の作法
    茶道着あれこれ
    洋服でのお茶会
    風呂敷

    「住」の章
    にじり口
    茶庭
    茶室探訪
    立札
    野点
    華道の歴史
    季節の花の入れ方と拝見の仕方
    花器の種類と扱い方
    香道の歴史
    季節のお香と香合
  • シリーズ5冊
    1,056(税込)
    著:
    谷端昭夫
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

    『茶話指月集』は利休の孫千宗旦から聞いた利休に関する茶話を、高弟藤村庸軒が書き綴り、久須見疎安が編集して、江戸中期の元禄十四年に刊行した板本。『江岑夏書』は同じく宗旦から聞いた茶話を、三男の江岑宗左が嗣子に伝えるために記した筆録。いずれも、宗旦が実際に見聞きした利休の言動が、臨場感をもって書き綴られている。

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