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『枢軸』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全64件

  • 2020年から2年半、特派員として現地に暮らし、イランの実体を追ったノンフィクション。国にはびこる真の「悪」とはいったいなにか。世界最大のテロ支援国家、嫌米国家の動きから米中ロの覇権争い、世界の勢力図の実相が見えてくる。
  • 融通無碍な「反共」イデオロギーから、友敵関係による対外政策を作り出す構造が生まれ、ついには、実質的意味を持たず、破壊的な結末へと至る「空虚なる同盟」が結ばれてしまった。日本とイタリアの外務省に注目することで、枢軸外交が機能不全と自己崩壊に帰着する、その過程と構造を生々しく浮き上がらせる、画期的研究! (講談社選書メチエ)
  • 2人はいったい何が望みなのか。それはロシア・中国の歴史を辿ると見えてくる。両者を長年見つめてきた著者たちが未来を展望する。

    プーチン・習近平は、何を考えているのか。ロシア・中国は、独裁政治から抜け出せるのか。ソ連崩壊をスクープした記者と、中国の未来を予言する評論家が、蜜月と対立を繰り返す両国の今後を考える。「1人の死は悲劇だが、数百万人の死は統計上の数字にすぎない」「国家とは、他国に恐れられる強い独裁国家でなければならない」歴史から現代まで続く、“皇帝”たちの思想を読み解く。 《本書の構成》■第1章 スターリンになりたいプーチン……斎藤勉 ・二つの帝国の崩壊を経験 ・チェチェン紛争を仕掛けて支持を獲得 ・プーチン政権の歴史は戦争の歴史 ・1人の死は悲劇、数百万人の死は統計上の数字 ・侵略に都合のいい「ルースキー・ミール」の国家観 ・ロシア正教会トップの驚くべき正体 ・「三つの嘘」を信じるロシアの志願兵たち ・宗教を利用した戦争準備は始まっていた など ■第2章 毛沢東になりたい習近平……石平 ・繰り返される易姓革命と皇帝独裁 ・国共合作から国共内戦へ ・存亡の危機に陥った共産党を救った日本軍 ・皇帝政治を終わらせるための二つのルール ・「選別的な腐敗摘発」で個人独裁体制を完成 ・集団的指導体制と最高指導者の定年制を破壊 ・中国は皇帝独裁政治から永遠に抜け出せない など ■第3章 野合と対立の中ロ関係史……斎藤勉/石平 ・蜜月から対立、そして再び蜜月へ ・「中国人が3億人死んでもいい」 ・スターリンが北朝鮮の指導者候補を面接試験 ・西側との関係回復に救われた中国 ・天安門のデモを取材して中国共産党の崩壊を予感 ・軍を掌握して民主化を徹底弾圧できなかったソ連共産党 ・1990年代──成長の中国、混乱のロシア など ■第4章 ウクライナ戦争と日本の危機……斎藤勉/石平 ・ブリンケンが看破したプーチンの戦争目的 ・共鳴する香港国家安全維持法とロシアの憲法改正 ・プーチンへの誕生日プレゼントは批判者の暗殺 ・ウクライナ戦争の原点はソ連崩壊 ・中ロほどお互いを信用しない国同士はない ・人口問題、人材流出、経済制裁で衰退へ ・新たな中ロ軍事同盟のターゲット など ■第5章 プーチンと習近平の末路……斎藤勉/石平 ・戦争に負けた指導者は尊敬されない ・西側との和解を求めれば国民から見放される ・中ロの高官が恐れる海外の個人資産凍結 ・米軍に介入の口実を与えず「斬首作戦」で台湾を取る ・台湾有事は日本有事 ・習近平を待つ二つのシナリオ ・西側の健忘症が独裁者の国家犯罪を招く など
  • 著者の自序に曰く、「日米開戦前後の交渉事項や太平洋を舞台とした戦争の経過などについては、すでに多くの資料や記録が刊行されているが、枢軸側三国を結ぶ〝ベルリン〟を中心とした世界史の一章は、いまだに秘められたまま今日にいたっている」――世界史転換の動機をつくった日独伊三国の枢軸側がなぜ敗戦の運命を共にしたのか? という問いへの答えを、「当時いずれも最高の機密に属し、外部への発表を禁ぜられていた貴重な史料」に基づき、反省を込めて綴った回想記。
    著者は一九四〇年から三年にわたりベルリンに駐在し、日独伊三国同盟の軍事委員として独伊との作戦調整にあたった。本国からの情報不足や、日独の戦争方針の違いといった困難に直面する様は、当事者ならではの臨場感にあふれている。ドイツからのUボート回航を担ったのち、東条内閣末期に海軍大臣、その後は海上護衛司令長官などを歴任し、終戦に向けての動きも知る存在であった。
    海軍の要職を務めた人物の手記として、私家版の『自叙 八十八年の回顧』、および「サンデー毎日」に寄稿した「東條内閣崩壊の真相」を収録した史料的価値も高い貴重な一次資料である。
    解説は『独ソ戦』(岩波新書)の大木毅氏。
    【目次より】
    『潜艦U‐511号の運命』
     序文
     一 的はずれになって行く三国条約の効果
     二 日独伊協力戦の実相
     三 日本側在独者のベルリン会談
     四 潜艦U・511号とともに
    「東條内閣崩壊の眞相」
    『自叙 八十八年の回顧』
     解説 大木毅
  • フィルムに映っているのは、今、また繰り返されている惨事――

    2010年以降、現在にいたるまで、ヒトラーやナチスを題材とした映画が多数制作、公開されています。
    本書は、なぜこれほどまでに現代において、ヒトラー、ナチスに高い関心が寄せられているのかという疑問に、1933年のヒトラー独裁政権成立から第二次世界大戦を経て現在にいたる関連映画作品の系譜を、史実を交えながらたどることで迫るものです。

    関連作品の中でも、

    ●大脱走
    ●サウンド・オブ・ミュージック
    ●愛と哀しみのボレロ
    ●シンドラーのリスト
    ●サラの鍵

    など、特筆すべき作品については、その価値と見どころも解説。
    ヨーロッパが危機的状況を迎えている今こそ読んでおきたい一冊です。
  • シリーズ9冊
    1,5281,980(税込)
    著者:
    田村尚也
    イラスト:
    野上武志
    レーベル: ――

    文章パートは様々な軍事雑誌で連載を持つ硬派ライター田村尚也氏、マンガパートは戦車+美少女マンガで人気の野上武志氏が担当。戦車好きの方もミニスカ+ニーソックス好きの方も、珍しいもの見たさの方も、ゼヒゼヒご一読のほどをお願いします。

    その用途はともかく、地上最強の兵器「戦車」を好きな人は多いはずです。だけど正直、戦車の本は難しそうでとっつきにくかったのが現状だと思います。そこで戦車ファン初心者のため、戦車と美少女のコラボによる新たな入門書が誕生しました!
    本書は今までの戦車本ではありえなかったスタイルで、戦車のメカ、戦術、各国の戦車、歴史、戦車モドキに至るまで、美少女たちとともに楽しく戦車を勉強していける、新時代の戦車ガイドブックです! あえて言おう!これを読めば戦車の本質も魅力もすげー良く分かって、ますます好きになること間違いなしであると!
    文章パートは様々な軍事雑誌で連載を持つ硬派ライター田村尚也氏、マンガパートは戦車+美少女マンガで人気の野上武志氏が担当。戦車好きの方もミニスカ+ニーソックス好きの方も、珍しいもの見たさの方も、ゼヒゼヒご一読のほどをお願いします。
  • それは安全保障を高めるのか? イメージ先行の国防論を冷静に読み解く

    はじめに

    第一章 核共有は日本の安全保障を本当に高めるのか
    (1)議論の始まり
    (2)核共有とは何だろう
    (3)欧州核共有の歴史
    (4)生き残った核共有
    (5)核共有はNPT違反か?
    (6)「核の傘」は破れ傘か?
    (7)核共有は「安全」?それとも「危険」?

    第二章 核軍縮の流れは断ち切られた
    (1)核の「復権」遠のく「核なき世界」
    (2)瀬戸際を迎えた核軍縮
    (3)核軍縮を阻む米中露
    (4)ABM条約離脱が招いた軍拡競争
    (5)本格化する宇宙戦争

    第三章 ロシアの弱さが核に向かわせる
    (1)プーチン大統領の核威嚇
    (2)ロシアが核に頼るわけ
    (3)危ういロシアの核理論
    (4)ロシアは核を使うのか?
    (5)ベラルーシとの核共有
    (6)ウクライナとブダペスト覚書
    (7)米露蜜月が終わった訳

    第四章 核の闇市場を探る
    (1)核拡散とスパイの役割
    (2)イランの核問題
    (3)イランは核武装するのか

    第五章 日本を脅かす核保有国の現在地
    (1)登場した核サイロ
    (2)中国の新型核兵器
    (3)台湾有事と日米
    (4)切り札のAUKUS
    (5)連携深める中露両国
    (6)北朝鮮核開発史
    (7)北朝鮮の核戦略

    第六章 原発も「復権」
    (1)地球温暖化対策とウクライナ侵攻がきっかけ
    (2)野心的な原発整備計画
    (3)日本も原発回帰
    (4)注目のSMR
    (5)原子力でも脱ロシア
    (6)原発の脆弱性が浮き彫りに
  • シリーズ6冊
    1,4261,980(税込)
    著者:
    M.WOLVERINE
    レーベル: ――

    フェアリーランドの陸空軍はいかなる戦いを見せるのか――!?はいてない戦車兵、フラワーの活躍も見逃すな!

    フェアリーランド王国戦記、ふたたび!
    本書は架空の小国フェアリーランドの第二次大戦における戦いを描いたマンガ作品。
    北アフリカ戦線は、英連邦軍とドイツ・イタリア枢軸軍が争う角逐場。
    フェアリーランドの陸空軍はいかなる戦いを見せるのか――!?
    はいてない戦車兵、フラワーの活躍も見逃すな!
  •  情報戦の良し悪しは、ハイテク機器を使用したかどうかで決まるのではなく、それを使う人間の判断力やスケールの大小で決まる。「仮想敵国の出撃拠点となる丘の頂上が削り取られた」「敗戦の色濃い大日本帝国で繊維株が急騰した」「北朝鮮から流されていた気象情報が突然停止した」「米軍基地から出される古紙が急に増えた」「火葬場の煙突から出る煙が減少した」……これは一体何の兆候だろう。内外の情報から先読み、裏読みが出来るかどうか。古今東西の史実から導かれる、正しい情報分析、勝敗の分岐点とは。元自衛隊情報官・戦史教官である著者が出題する、全86問。

    序章 情報戦を勝ち抜くために
    第1章 スパイ作戦に注意をめぐらせろ
    第2章 史上最大の戦局を切り抜けろ
    第3章 頭脳で現代戦に立ち向かえ
    第4章 戦略の知恵を歴史から学べ
    第5章 日々の変動を見逃すな

    ●柳内伸作(やない・しんさく)
    ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
  •  人類は残酷さにおいて比類なき、この世の魔王である。平和な日常的社会では到達できない特異な状況、極限状態に追いつめられたとき、人間の奥底にある本性の部分が見えてくるものである。真理を見つめる者はここからも目をそむけてはならない。人間が犯してきた数々の残虐な行為をふり返りながら、あらためて、人間とは何かを考えてみたい。(「はじめに」より)
     現代ニッポンの悪辣犯罪から、戦国時代の恐るべき風習、中国皇帝の暴虐、アジアやヨーロッパ、世界大戦での戦争犯罪などなど……過去に実際に行われた無恥・冷酷・卑劣・残虐行為の数々を全80問のクイズ形式にて検証する。

    PART1 日本編
    PART2 アジア編
    PART3 ヨーロッパ・アメリカ編

    ●柳内伸作(やない・しんさく)
    ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
  •  10倍の敵が守る要塞に700人で突入に成功したが、周囲は敵ばかり。多勢に無勢、さてどうする? 零戦に搭乗して初出撃時、左翼の前方に明るい光とも火の玉ともつかぬ物が走った。どう対処する? 偽装巡洋艦に補給中の潜水艦が、敵艦から砲撃された。慌てて潜行して偽装艦の下に隠れたが、その後どうする?
     選択肢は二つ。戦史研究に裏打ちされた正しいものと、もっともそうではあるが誤ったもの。貴官(読者)はどの戦術を選ぶか。元自衛隊情報官・戦史教官である著者が考案した、陸海空にわたる太平洋戦争シミュレーションゲーム、全54問。

    ●柳内伸作(やない・しんさく)
    ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。
  • シリーズ5冊
    726847(税込)

    【あのクレオパトラがヒトラーの時代に甦るッ!!】
    これぞ「真鍋流」!!
    胸アツ、古代エジプト女王×第二次世界大戦記!!

    【あらすじ】
    紀元前30年、クレオパトラは永遠の闇に堕ちた――はずだった。
    しかし古代エジプトの神々に冥界の淵より引き上げられ、永遠の美貌を得て北アフリカ地下に身を潜めていた。
    再び地上に姿を現したのは1942年、第二次世界大戦まっただ中。
    運命的に手を取ったイタリア中尉アントニオと共に、ドイツ将軍の元へ向かったのだが…。
    二千年の時を超え、エジプト奪還の幕が上がる!!
    ★単行本カバー下画像収録★
  • 世界史教育の最先端=グローバル・ヒストリーを採用した初めての歴史まんが

    私たちヒトは700万年前に誕生した人類の一種で、直接の祖先は20万年前に東アフリカで生まれました。その後世界各地に散らばったヒトは、農耕・牧畜を主な生活の手段とし、集落や都市に集団で住むようになりました。指導者である神官や王に率いられた集団は、近隣のほかの集団と争いながら、しだいに支配領域を拡大していきました。メソポタミア、エジプト、北インド、中国の例を見ていきましょう。
  • シリーズ4冊
    9901,100(税込)
    著:
    三木原慧一
    レーベル: C★NOVELS

    英米軍との激闘をくぐり抜け、マダガスカル島にて無事、戦艦大和以下、連合艦隊と合流したドイツ水上艦隊。ここに日独枢軸最強艦隊が誕生した! 架空戦記巨編上下巻同時発売!!
  • 946(税込)
    著者:
    福原裕二
    著者:
    吉村慎太郎
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    ウクライナ戦争後、国際政治上の最大の焦点。
    時のアメリカ大統領に
    「悪の枢軸」と名指しされてから20年。
    2つの国家は、
    なぜ「核」を通じて既存の秩序に抗うのか。
    そして、今後の展望とは――?

    二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指しされた北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?
    本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。
  • なぜ戦後日本は世界から嫌われるようになったのだろう…?

    太平洋戦争は各国の日本観及び日本人観にどのような影響を与えたのだろうか。連合国、枢軸国それぞれが見た「ニッポン」を手がかりに、あの戦争が戦後の国際社会に与えた影響を徹底分析。
  • 第二次世界大戦時、凄腕の情報士官として連合国に恐れられた小野寺信。その信義に貫かれた生涯と諜報戦の実態を描いた名著の文庫化。

    「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国側から恐れられた「インテリジェンス・ジェネラル」小野寺信は、なぜ、欧州の地で価値ある情報を入手できたのだろうか。それは、小野寺が人種や国籍、年齢、宗教などを越えて、あらゆる人たちと誠実な人間関係を結んでいたことと無縁ではない――(序章より)「インテリジェンス」の極意を体現した日本人武官「小野寺信」。イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官といわれるこの男は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、原爆開発情報といった様々な重要機密にとどまらず、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいた――。第22回山本七平賞受賞の気鋭のジャーナリストが、丹念に第一級史料を調べ上げ、取材を重ねる中で、見極めることのできた真の愛国者「小野寺信」の流儀。 [目次構成]●序章 インテリジェンスの極意を探る ●第一章 枢軸国と連合国の秘められた友情 ●第二章 インテリジェンス・マスターの誕生 ●第三章 リガ、上海、二都物語 ●第四章 大輪が開花したストックホルム時代 ●第五章 ドイツ、ハンガリーと枢軸諜報機関 ●第六章 知られざる日本とポーランド秘密諜報協力 ●第七章 オシントでも大きな成果 ●第八章 バックチャンネルとしての和平工作 *本書は、二〇一四年に刊行された『「諜報の神様」と呼ばれた男――連合国が恐れた情報士官・小野寺信の流儀』の副題を改題し、「文庫版まえがき」を新たに書き下ろして刊行するものです。
  • 第二次世界大戦が枢軸国側の勝利に終わってから十五年、世界はいまだに日独二国の支配下にあった。日本が支配するアメリカ西海岸では連合国側の勝利を描く書物が密かに読まれていた……現実と虚構との間の微妙なバランスを、緻密な構成と迫真の筆致で描いた、P・K・ディックの最高傑作!
  • 日本人は、牛場信彦という外交官を覚えているだろうか。
    戦前は「枢軸派三羽ガラス」の一人として、日独伊三国同盟を強力に推進。日本を戦争に追いやった一人とされた。
    戦後は一転して「親米派」となる、経済外交で実績をあげ、外務官僚のトップである事務次官、さらには外交官のトップである駐米大使にもなった。
    それだけではない。国際経済に強いところを買われて、福田赳夫内閣の対外経済相にも就任している。
    彼のことを「変節漢」と呼ぶ人もいる。

    本当にそうなのだろうか。

    戦後日本に君臨した吉田茂は、「枢軸派」を激しく憎み、古巣の外務省から徹底的に排除した。「Yパージ」である。
    しかし吉田は、いったん辞職した牛場が外務省に復帰するのを妨げなかったばかりか、バックアップした節さえあるのだ。
    吉田は牛場の中に何をみていたのだろうか。

    昭和という激動の時代を、「気概」をもって駆け抜けた男の生涯から、「国を愛すること」の本当の意味が見えてくる。
  • 昭和14年に中・独・伊の三国同盟が締結され、その枢軸国と日、米、英、ソの連合国が衝突し、第二次世界大戦が勃発。長年の激しい戦いの結果、連合軍が世界全域で勝利した。その勝利もつかの間、昭和25年、米国がアジアの盟主となった日本に牙を剥く!
  • かつて「悪の枢軸」と名指しされるも、急速にアメリカとの距離を縮めるイラン。それに強い焦りを覚え、新しいリーダーの下で強権的にふるまうサウジアラビア。両国はなぜ国交を断絶したのか? 新たな戦争は起きるのか? ISやシリア内戦への影響は? 情勢に通じる第一人者が、国際政治を揺るがす震源地の深層を鮮やかに読みとく!
  • 目 次

    序 章 宗教は謎だらけだ
    第1章 宗教の起源――宗教はいつはじまったか
    第2章 アニミズムの世界――狩猟採集民の宗教
    第3章 儀礼の体系の成立――農耕民と牧畜民の宗教
    第4章 多神教の確立――国家と文明の宗教
    第5章 世界宗教の誕生――「枢軸の時代」
    第6章 宗教改革の光と影――宗教は現代世界の成立にどう関係したか
        結 論
        あとがき
        注
        図版出典
        文献表
  • 大統領は天使がお好き! この男は何を信じているのか? 数あるブッシュ本の中の決定版! トランプにも通ずる? ――大統領のアタマの中では、天使が舞っている! 「十字軍」や「悪の枢軸」などの妄言に、世界はウンザリするばかり。ブッシュを熱烈に支持し、戦争へとひた走る連中の思考回路とは? 彼らの驚くほど単純な世界観を歴史的・宗教的文脈から読み解き、アメリカというきわめて特殊な国家の本質に迫る!
  • シリーズ3冊
    1,0781,232(税込)
    著:
    山口優
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    星霊と呼ばれるAIと人類が共存する未来。人間のユウリとその配偶官の星霊アルフリーデは銀河の覇を争う宇宙艦隊戦に身を投じる
  • フランクリン・D・ローズヴェルトはアメリカ史上唯一4選された大統領である。在任中、大恐慌と第二次世界大戦という未曾有の危機に直面した。内政では大胆なニューディール政策を採用、外交ではチャーチルやスターリンと協力してドイツ・日本など枢軸国と戦い、勝利に導いた。ポリオの後遺症による不自由な身体を抱えつつ、いかにして20世紀を代表する指導者となったか。妻エレノアらとの人間模様も交え、生涯を活写する。
  • 果てのない砂漠(ここ)には、蜃気楼の美女しかいない。 人生の潤いが枯渇した場所。それが──

    男子校、だ。 頭髪の自由はなく(例外あり)、携帯電話は悪の枢軸で、もちろん華やかな青春なんて皆無。三年間、僕らが進み続けるのは砂の海。そう、『砂漠』というわけだ。 そんな男子校に、訳あって集ったのは、全く意味のないイケメンフェイスを持つ長髪野郎、モンゴルから柔道のために砂漠に来た留学生、高校生の代名詞である丸坊主の元・野球少年、そして、そんな悪友たちと虚しい青春を謳歌する僕だ。 四人が歩くその先には、無限の砂漠と蜃気楼の美女しかいない。 今日も僕らの雨乞い(ボーイズライフ)が始まる。
  • 第2次世界大戦時、欧州を戦場に連合軍と枢軸軍は激しい砲撃戦を続けていた。そんな戦争最前線に、水着で戦車を操る女子兵士たちがいた! ロシアの戦車小隊・ボロディン小隊を率いるのは、スーパーボディで豪快な戦車長エレーナ・ボロディン。巨乳メガネっ娘アリステア伍長、冷静沈着な貧乳シスカ軍曹など同志とともに今日も前線を突き進む。ある日、敵の残した地下の塹壕でサーシャという同国の兵士を見つけるが…。女子戦車兵たちの萌えるWWIIタンクバトル!!
  • 1930年代。ファシズムが支配したドイツとイタリアは利害の衝突を避けるため1936年10月以来ローマ・ベルリン枢軸を結んでいたが、39年になると日本もまじえて国際共産主義への対策を強化した。そして、ドイツとイタリアはヨーロッパの弱小国を次々と侵略していった。しかしロシアを含むヨーロッパ列強はその拡大を恐れ、政治的包囲網を固め始める。ドイツ・イタリアは日独伊三国同盟を日本に申し入れるが、日本は迷った…。世界大戦に突入する前夜からの国際情勢を俯瞰しつつ、日本の歩んだ道を流麗なタッチで描いた、歴史漫画の良品!
  • 日々戦争へと雪崩込んでいった昭和前期。そこでは何が企てられ、何が起きていたのか。本書は激動のさなかにあって報道に従事した著者が、その間に蒐め得た一級の情報と新聞人としての良心と技法によって著した史的報告書。張作霖爆死、さまざまな国家改造運動、二・二六事件、中国侵略の内幕、枢軸外交の失敗、日米交渉の真相、敗戦……。歴史を大きく動かした出来事でありながら、公表できなかった事実を敗戦直後、一気に発表。真実に目隠しされていた国民は一斉にとびつき、貪り読んだ。戦後ベストセラーの嚆矢にして、貴重な歴史の証言。
  • 拉致問題。繰り返される核実験。飛来するミサイル。悪の枢軸にして恐怖の独裁国家。何を考えているか分からない不気味な国。多くの日本人は北朝鮮をこう形容するだろう。しかし、実態はどうなのだろうか。彼らは何を考えて、どんな目的を持っているのだろう。また、日本をどう見ているのだろうか。そんな疑問に対する回答を、本書は教えてくれる。緊迫する東アジア情勢の中で日本が取るべき態度とは。今のアメリカ追従路線は本当に正しい道なのか。今こそ知らなくてはならない、北朝鮮の本当の姿を描いた一冊。
  • 専制国家・中国を動かす中華思想の正体とは。
    ロシアのウクライナ侵攻で激変した世界における、中国の行方を解説!

    ロシアのウクライナ侵攻以来、専制国家vs民主国家の戦いへと進んだ世界。
    その専制国家の「悪の枢軸」に君臨するのが中国だ。

    香港から民主を抹殺し、ウイグル人虐殺、台湾侵攻を推し進める中国の「大統一思想」や、国際ルールを無視した自己中心的行動の背景にある中華思想の正体と限界を歴史から検証。
    サイバー攻撃の首謀者だった中国に向かうハッカーの攻撃、外国企業の中国脱出、不動産バブルの崩壊、ゼロコロナ政策で広がる国内の混乱などの実態を明らかにしつつ、これからいかに世界に災厄をもたらすか、さらには今後の中国がどのように変貌し、衰退していくかを解説する。
  • 「無条件降伏」とは何を意味していたのか。第二次大戦中の米国中枢部の思惑と、敵味方入り乱れての駆け引きを多彩なエピソードで綴る。

    第二次世界大戦最中の1943年、カサブランカ会談において、アメリカ大統領ルーズベルトは日独伊に「無条件降伏」を突きつけた。いかなる妥協も許さないその要求は、連合国首脳をも驚かせ、枢軸国側は必死の抵抗を試みた。結果として戦争は長期化し、双方に多大な犠牲をもたらしたのだ――。「個々の戦闘で相手側の部隊などに無条件降伏を迫る事例は、これまでの戦争にもあったが、一国に対してそれを公然と要求したのは、第二次世界大戦がはじめてである。しかもそれによって、相手国を根本的に変革しようというのであるから、歴史上未曾有の出来事と言わねばならないだろう」なぜアメリカは無条件降伏に固執したのか? 前代未聞の過酷な要求は、どのような契機で生まれ、従来の戦争観をいかに変えたのか? 戦争に対するアメリカの潜在意識をあらためて問いなおす意欲作。
  • ヨーロッパは今、債務危機、難民、テロ、ロシアの膨張に、2016年6月、イギリスのEU(欧州連合)離脱決定も加わり、戦後最大の危機的状況にある。日本では、EU消滅、ユーロ崩壊といった論調がしきりに聞かれる。しかし、EUはしたたかな生命力をもつ国家連合体である。多数の頭をもつ八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のような怪物だ。ユーロ導入から17年、ユーロ経済圏はドイツを中心に投機への防壁を築き、確実に強化されてきた。独仏枢軸にも揺るぎはない。ヨーロッパ大陸には、米英のアングロサクソン・マネー資本主義とは相容れない、もう一つの資本主義が存在する。こうした大陸事情は、もっぱらロンドンに本拠を置く日本のマスコミには見えにくい。パリに総局を置くNHKの特派員として欧州大陸各地に駐在した著者が日本メディアの間違いだらけのユーロ論を斬り、イギリス離脱後、日本で必要なヨーロッパの捉え方を論じる。EUの背景として理解しておきたい、ヨーロッパ各国の歴史、国民性からわかりやすく解説。
  • 第二次世界大戦で「枢軸国側諜報網の機関長」と恐れられた日本軍人がいた!なぜ、それほどの活躍ができたのか。その秘密を解き明かす。

    イギリスの情報機関、MI5が徹底監視の対象として“個人ファイル”を作った唯一の日本人武官がいた。第二次世界大戦時にストックホルム駐在武官を務め、ポーランドやバルト三国、ドイツの情報士官たちと「情(なさけ)のつながり」を結んで深奥部に迫る秘密情報を数々手に入れ、連合軍側から「枢軸国側諜報網の機関長」と恐れられた男――小野寺信である。小野寺は、独ソ開戦や、アジアでの英軍の動き、さらに原爆開発情報など、様々な重要機密を探り当てていた。さらに、ヤルタ会談の直後には、ソ連がその3カ月後に対日参戦をするという情報まで掴んでいたのである。なぜ彼は、欧州の地で価値ある情報を入手できたのか。それは、小野寺が多くの人々と誠実な人間関係を結んだからこそだった。さらに、彼が心底からの愛国者であったことが、他国の愛国者からも信頼される要因となったのである。日本人として誇るべき一人の情報士官の生き方に迫る、感動の書。
  • シリーズ6冊
    1,100(税込)
    著:
    横山信義
    レーベル: C★NOVELS

    「思いがけないことになったものだ。我が帝国海軍は長年、米英海軍を仮想敵と考えて作戦研究を進めてきた。それが今や、ドイツが最大の仮想敵になったのだから」

    昭和一四年八月、ドイツがソ連との不可侵条約を締結したことにより、日本がそれまで進めていた独伊との同盟は頓挫する。かわりに日本に接近してきたのはドイツと対峙するイギリス、フランスであった。
    やがて日英仏同盟が締結されるが、大陸を席捲したドイツ軍はついに英本土へ上陸。首都ロンドンを陥落させる。本国を脱出して東アジアに逃れた英艦隊は日本に亡命、これにより日本もまたヒトラー総統の怒りを買い、宣戦布告がなされた。
    英仏政府の要請を受けた連合艦隊は、第一航空艦隊にセイロン島トリンコマリーへの進出を命じる。だがインド洋海面下では、牙を研いだ狼の群れがで息をひそめ獲物を待ち構えていた!
  • 第二次大戦で日独の枢軸側が勝利し、アメリカ西海岸は日本の統治下にある世界。巨大ロボット兵器「メカ」が闊歩するこの日本合衆国で、帝国陸軍の検閲局勤務の石村大尉は特別高等警察の槻野課員の訪問をうける。槻野は石村のかつての上官、六浦賀将軍を捜していた。将軍は軍事ゲーム開発の第一人者だったが、アメリカ人抵抗組織に協力しているというのだ――21世紀版『高い城の男』と呼び声の高い話題沸騰の改変歴史SF。
  • 新型コロナウイルスの出現、大規模災害をもたらす気候の激変と温暖化、グローバル資本主義による格差と分断・・・
    人類は「拡大・成長」と「不老不死」の夢を未来永劫、追い続けるのか。
    地球規模での「第三の定常化」時代に向かう現在、人類が「無」をどう捉えてきたかを遡りつつ、私たちの世界観、生命観、死生観の在り方を壮大なスケールで問いなおす。
    人口減少・定常型社会の社会保障、コミュニティ、死生観、哲学等、ジャンル横断の研究・発言を続けてきた第一人者による人類史への気宇壮大なアプローチ。

    [第一の定常化]ホモ・サピエンスの増大 →転換1「心のビックバン」
    [第二の定常化]農耕と都市の拡大 →転換2「枢軸時代/精神革命」
    [第三の定常化]近代の進歩 →転換3「地球倫理」へ
    人類は新たな「生存」の道への転換を図れるのか?

    「狩猟採集社会や農耕社会それぞれの拡大的発展において、それが資源・環境的な制約にぶつかった際、人間はそれぞれ『心のビッグバン』『精神革命』という大きな意識転換あるいは従来になかった思想ないし観念を生み出し、…新たな『生存』そして『創造』の道を見出していったのだ」(本文より)
  • 米国トランプ大統領の独善的な外交政策の変更、安保理決議に基づく国際合意の破棄は、新たな火種を中東イスラム世界にもたらしている。衝撃的な国際ニュースになった、トランプ政権による2015年締結の「イラン核合意からの離脱」および「在イスラエル大使館のテルアビブからエルサレムへの移転」は、2018年秋の米国中間選挙における福音派の支持拡大を狙った思惑が見え隠れする。しかし、アメリカによる中東国家の体制転換は、イスラエルによる入植地拡大による故地を奪われたパレスチナ人の反発と数多くの軍事衝突によってイスラム世界の一般市民に血の犠牲を強いた。さらに、欧米、とくにヨーロッパ諸国にはテロや難民など深刻な混乱をもたらしてきた。中東地図を書き換えるトランプ政権によるイスラム国家のさらなる大変動は、石油価格を上昇させ、株価の下落を招くなど日本経済にも重大な影響を及ぼすことは必至である。本書では、強硬で、矛盾に満ちたトランプの米国・イスラエル・サウジアラビアの枢軸国とイラン・ロシア・中国・ヨーロッパという対立軸から現在の世界の地戦略(=地政学+地形学)の構図を考え、世界の平和や安定構築のためのあるべき方途とその対立軸における日本の役割、および国際社会・世界経済への重大な影響をイスラム研究の第一人者である国際政治学者の宮田律氏が徹底解析する。
  • 2,200(税込)
    著:
    赤神諒
    出版社: 日経BP

    デビュー3年で、主に戦国武将が主人公の11作を刊行、歴史小説に新風を吹き込む赤神諒氏が、伊集院静氏の休載期間中に日経朝刊小説欄に急遽抜擢され連載した本作は、赤神氏初の現代小説だ。
    5カ月後に幕を開ける第二次世界大戦での枢軸国対連合国の戦いの構図を先取りしたスペイン内戦(1936~39年)が舞台。成立したばかりの共和国政府に対する軍部の叛乱を阻止しようと立ち上がった市民兵とともに銃を取った元米国軍人リックを主人公に、圧倒的に劣勢に立ちながら、徒手空拳で立ち上がった市民ひとりひとりをクローズアップして描くことで、ファシズムとスターリニズムから自由と民主主義を守る戦いと言われるこの「戦争」が本当は何のための戦いだったのかを浮き彫りにする、格差や分断が社会を揺るがす現在の私たちをも照射する作品に仕上がっている。

    この重厚な物語にエンタテインメント性を加えるのが、主人公リックの設定である。著者が映画史上不朽の名作である「カサブランカ」の前日譚として着想し、映画でハンフリー・ボガート扮するリック・ブレインが本作の主人公という趣向。映画ではイングリッド・バーグマン扮するイルザ・ランドやほかの登場人物の前日譚としても描き、名ゼリフぞろいの映画へのオマージュとして編み出された、戦渦で恋する男女の洒落た会話にも磨きがかかり、気障なセリフ、スパイスのきいた皮肉も読みどころである。
  • 以下の各章では、こうした日本の学界やマスコミの欺瞞(ぎ まん)的あり方を、具体的な国際問題および報道の実態に即して忌憚(き たん)なく論じ合った。実名入りの、「それをオンで言っていいのか」次元の話が満載と自負している。(「はじめに・島田洋一」より)
    日本社会や外交、学会における定説とは全く異なる説を唱える島田先生と私の対談からなる本書が、読者のみなさまにとっても進むべき道を示す羅針盤のような存在となってくれれば嬉しいです。(「おわりに・飯山陽より」)

    イスラム過激派テロ組織ハマスがイスラエルにテロ攻撃した報道で、
    くっきりと浮かび上がった日本における国際報道の偏向ぶり。
    勉強しない政治家と左翼の「専門家」を重用するメディアにより

    日本の国益が損なわれ、我々の生活が脅かされる!



    「テレビや新聞で、専門家が話していたから真実」は大間違い


    なぜ、日本では国際情報が、歪められたり、報道されなかったりするのか?


    日本のマスコミ、学会の問題点を、本音で語る論客二人が語り尽くす!


    第1章日本の中東報道と政府対応は、あまりにも頓珍漢
    第2章バイデン政権はアメリカと世界に何をもたらしたのか
    第3章LGBT法があるのは日本だけ
    第4章新・悪の枢軸に日本は何も対処できていない
    第5章国民の意識が変わってきた今こそ「核抑止」の議論と準備を
    第6章国連と学会が機能しないのはなぜか
  • シリーズ46冊
    0759(税込)

    200X年のイージス艦が、1942年にタイムスリップしたならば――。“来(きた)る”太平洋戦争が、その先の“みらい”が激震する!! ――海上自衛隊所属、最新鋭イージス艦「みらい」、謎の暴風雨に遭遇(そうぐう)。そしてすべての僚艦(りょうかん)、失踪(ロスト)……。やがて、1942年・ミッドウェー海戦域のド真ん中に“出現”した「みらい」は、撃墜(げきつい)された海軍将校を救助。そして、「歴史」は塗り替えられる――!! 講談社漫画賞受賞。圧倒的なイマジネーションで描き出される、歴史横断超大作!
  • 教科書が教えない「二つの世界大戦の真実」!

    「歴史修正主義」とは戦前の日独を全面肯定する歴史観のことではありません。米英の外交に過ちはなかったのか、あったとすれば何が問題だったのか。それを真摯に探る歴史観のことです。

    「公式の歴史」ではベルサイユ体制と国際連盟体制を破壊した枢軸国(日独伊)の他国への侵略が第二次大戦の原因と説明されますが、実は英米参戦の「必要」や「理由」は後からでっち上げられました。
    ヒトラーによるユダヤ人抹殺は絶対に許されませんが、ナチスのユダヤ人差別が戦争の原因ではありません。
    ベルサイユ体制の不条理、チェンバレンの愚策(ポーランドの独立保障)、ポーランドの頑なな対独外交こそ、大戦の真の原因でした。

    「ヒトラーはどん底のドイツ経済を立て直した」
    「オーストリア国民はドイツへの併合を熱烈に歓迎した」
    「借金に追われていたチャーチルにとって、ナチス台頭は絶好のチャンスとなった」
    などと、本当のことを言ってしまうと、連合国が作り上げた戦後体制の正当性が崩れてしまうのです。

    二つの世界大戦は必要のない戦争だった。とくに第二次大戦はチャーチルとルーズベルトがいなければ起らなかった――。
    本書は二つの世界大戦の真実に迫ります。

    ●目次●
    第一章 第一次世界大戦の真実
    第二章 第一次世界大戦後の歴史解釈に勝利した歴史修正主義
    第三章 ドイツ再建とアメリカ国際法務事務所の台頭
    第四章 ルーズベルト政権の誕生と対ソ宥和外交の始まり
    第五章 イギリスの思惑とヒトラー
    第六章 ヒトラーの攻勢と、ルーズベルト、チェンバレン、そしてチャーチル
    第七章 ヒトラーのギャンブル
  • 10年ごとに繰り返される矛盾の正体と危機噴出の構図!

    1994年から2014年まで20年間、中東各地に赴任して2003年のイラク戦争や
    2011年の「アラブの春」、2014年の「イスラム国」(IS)の出現という
    「中東危機」に遭遇したジャーナリストがこれまでの経験と蓄積された知識
    によって読み解く錯綜する中東情勢への視座。
    大国の介入という国際政治の不条理はもとより、権力の合掌連合や弾圧と抑圧
    の強権政治がはびこる中東の国々では、言論の自由と報道の自由がないため、
    迫り来る危機の予測は難しく、強権が抑えきれなくなったときに一気に爆発する。
    そして中東で起きる戦争や政変、テロは、石油危機や流出する難民問題、
    さらにはテロまで輸出する結果をもたらした。過激派組織「イスラム国」は
    ほぼ制圧されたが、アフガンではタリバンが復権し、中東各国の治安は決して
    落ち着いてはいない。
    本書は起こり得る中東危機を考えるうえで示唆に富む好著である。

    【目次】
    まえがき
    第1章  繰り返される中東危機── 1979年から始まった連鎖
    第2章  危機の前にパレスチナが動く──「尊厳」の問題
    第3章  噴出した若者パワーの行方──「アラブの春」第2弾
    第4章  ムスリム同胞団は復活するのか──弾圧の下で
    第5章  イラン・イスラエルの〝戦争〟は激化するか
    第6章  「イスラム国」の再来の可能性とスンニ派の受難
    第7章  イスラエルとアラブ国交正常化──平和か、危機か
    第8章  中東分裂の構図──ぶつかる2つの枢軸
    第9章  「対テロ戦争」が生む難民危機──空爆の破壊と殺戮
    第10章 コロナ禍で増幅する矛盾──感染対策が治安対策へ
    中東危機年表
    あとがき
  • シリーズ12冊
    7131,047(税込)
    著:
    逢坂剛
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    総統暗殺!?1940年。内戦の痛手いまだ癒えぬスペインでは、フランコ殺害を企む一派が活動を続けていた。ジブラルタルを巡り、日英独の諜報戦が熾烈を極めるマドリードに現れた日系ペルー人の宝石商・北都昭平は、やがて激動する歴史の渦へと巻き込まれていく。苛烈な闘いを緻密に描くエスピオナージ。
  • シリーズ4冊
    990(税込)

    強力な統率力と強靭な抵抗精神でイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導いた歴史的な政治家チャーチル。本書は、歴史の舞台に直接参加した彼の手による、最も信頼すべき最高の第二次世界大戦の記録だ。深い歴史観に基づく著作活動によってノーベル文学賞を受賞した彼の歴史物語を堪能できる。第1巻は、一九一九年から第二次世界大戦勃発の翌年までを描く。
  • 1,540(税込)
    著:
    石平
    著:
    楊海英
    著:
    矢板明夫
    レーベル: ――

    中国からみれば
    「台湾はクリミア半島、
    日本はウクライナ本土」

    ウクライナ戦争の影響/尖閣危機/台湾危機/
    天安門事件の隠蔽/内モンゴルの虐殺/ウイグル問題…

    中国を知り尽くす論客三人組が
    中国共産党の謀略を読み解く

    誰が引導を渡すのか

    石平
    いまの中国は西側と対抗するためにチンピラ国家と連携し、国内的には暴民を煽り立てる。昔のヒトラーでさえもここまで堕ちたことはないんじゃないかな。問題は、中国がそこまで堕ちて、自暴自棄になって暴発する危険があるかもしれないことです。

    楊海英
    日本は台湾を失えば中東からの資源は入らなくなるし、おいしい物も食べられなくなりますよ。そうなると、次は沖縄を失いますよ。そうなってもいいんですか。日本は自らが育て上げた健全な台湾にもっと強く関わるべきだということを強調したいです。

    矢板明夫
    いま中国に行って、若者に「あなたは台湾独立に賛成しますか」と聞いたらおそらく99%が反対でしょう。
    中国は一つ、中国は統一されなければならないという思い込みがあり、その問題に触れると思考停止するんです。

    (いずれも本文より)


    〈目次〉
    まえがき 三者三様の視点と見方 石平
    第一章 新「悪の枢軸」のボスは習近平
    第二章 中国人は民主化のチャンスを失った
    第三章 習近平の訪日は「百害あって一利なし」
    第四章 ヤクザの中華思想に毒されない台湾
    第五章 日本の異常な対中配慮
    第六章 習近平の「国賓来日」は永遠に棚上げを
    第七章 尖閣にノドから手が出る習近平
    第八章 平和ボケは日本を滅ぼす
    あとがき 中国論がもたらす日本国内の分断 楊海英
    あとがき 中国の脅威と台湾の重要性 矢板明夫
  • シリーズ5冊
    550660(税込)
    著者:
    三好徹
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    この作品は、日本人の運命と日本の針路を決定づけた「二・二六事件」から十数年間の歴史をつづったもので、執筆に五年の歳月を費した。日本の動きだけでなく、世界史のなかの日本という視点に立って書いた。いいかえれば、ヒットラーやルーズベルトが何を考えたかによって、わたしたち日本人の運命も変わってきた。戦争を知らぬ世代にも経験してきた世代にも読んでいただきたいと思う。 三好徹
  • ヤルタ密約を知り、北海道を守り、ユダヤ人を救い、アジアを開放した、帝国陸軍の知られざるインテリジェンスヒストリー!

    ヤルタ密約をキャッチした小野寺信、
    2万人のユダヤ人を救い、北海道を守り日本分断を防いだ樋口季一郎、
    F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市。
    3人の帝国陸軍軍人の共通項は“至誠”の諜報活動だった…。

    かつての日本のインテリジェンス能力は世界屈指。
    世界が称賛し、そして脅威に感じた、戦前の知られざるインテリジェンスヒストリーに学ぶ!

    ▼小国の情報士官と協力、連合軍を震撼させた小野寺信
    ・「枢軸国側諜報網の機関長」と連合国に恐れられる
    ・ポーランド士官を庇うため英国の欺瞞工作に騙されたフリ
    ・共産党転向者ら梁山泊の「小野寺機関」

    ▼ユダヤ人を救い、日本分断を防いだもう一人の「東洋のシンドラー」樋口李一郎
    ・ユダヤ人救済したもう一人の人道的な軍人
    ・白系ロシア人エージェントをソ連に潜入させる
    ・スターリンの野望を見抜き、独断で自衛戦争

    ▼F機関を率いてアジアを開放した藤原岩市
    ・諜報大国イギリスが脱帽した日本の完璧なインテリジェンス
    ・「独立できたのは日本が勇敢に戦ってくれたからだ」
    ・連合国の戦勝史観から脱却してボース再評価


    【著者プロフィール】
    岡部伸 (おかべ・のぶる)
    産経新聞論説委員。1959年愛媛県生れ。
    1981年、立教大学社会学部卒業後、産経新聞社に入社。
    社会部記者として警視庁や国税庁などを担当したあと、アメリカのデューク大学とコロンビア大学東アジア研究所に留学。
    「グランド・フォークス・ヘラルド」紙客員記者、外信部を経て、モスクワ支局長、東京本社編集局編集委員。2015年12月から2019年4月までロンドン支局長を務める。
    著書に、『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮社、第22回山本七平賞受賞作)、『「諜報の神様」と呼ばれた男』『イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭』『第二次大戦、諜報戦秘史』(いずれもPHP研究所)、『新・日英同盟: 100年後の武士道と騎士道』(白秋社)、『新・日英同盟と脱中国 新たな希望』(馬渕睦夫との共著・小社刊)など多数。
  • 〈日本にとって冷戦とは何だったか。冷戦にとって日本とはいかなる存在だったか?〉

    1945年8月に崩壊した旧日本帝国の空間をいかに管理するかをめぐる同盟国間の対立が激化、ここにこそ冷戦、とりわけアジア冷戦の起源があるという認識から、本書は出発する。

    連合国という同盟関係は、枢軸国という敵の消失とともに内部での齟齬が拡大し、12月のモスクワ外相会議において形式的にも終焉を迎えた。そして同時に、のちのサンフランシスコ条約の規定にいう、旧大日本帝国が「放棄」した台湾、朝鮮半島、千島、満洲といった地域の主導権をめぐって、英米ソ中の各国による主導権争いが始まる。モスクワのケナン臨時大使が、冷戦の開始を告げる著名な電文を送るのに先立つこと2ヵ月前のことである。帝国崩壊後の日本列島やポスト帝国空間の管理をめぐる対立こそ、広島への核兵器投下が核時代への移行を告げたことと並んで、冷戦の文字どおりの第一頁となったのである。

    冷戦の起源は、ヨーロッパをめぐる米ソ対立にあるというのが、欧米と日本いずれの歴史学でも自明とされてきた。この場合の冷戦とは、戦後国際政治の中で米ソが覇を争った状況を指している。しかしながら、米ソだけがその過程に関わったわけではない。グローバルな冷戦の起源において日本こそは枢要な現場であり、そしてアジア冷戦においては終始重要な舞台であり主題であり続けた。そうした視角から、本書の論考は展開される。

    旧大日本帝国、東欧、そして核。この三要素による多元的利害関係のもとに米ソ中英仏が駆け引きを繰り広げる中、日本政治、とりわけ日本共産党の動向と響き合い、歴史が展開してゆく様を、ロシアはじめ各国の史料から丹念に描き出す話題作、全面増補改訂!


    【本書の内容】
    序章
    第一章 日本占領と冷戦の起源
    第二章 日本管理、東欧管理、核管理
    第三章 冷戦のなかの日本(一九四六―一九五〇)
    第四章 同盟・戦争と講和
    第五章 危機の中の日本共産党
    第六章 五五年体制―冷戦の再編成
    終章
  • ローマ法王の警告
    「偽りの情報拡散は罪である」──
    朝日・NHK・CNN・NYT
    (ニューヨーク・タイムズ)よ、よく聞け!
    もう、世間は新聞・テレビの
    「作られた世論」に騙されない!

    はじめに──さらば、フェイクニュースを垂れ流すメディアよ

    1章 トランプが仕掛けるメディア戦争で世界が炎上する
    トランプvsメディアの仁義なき戦い
    あぶり出されるメディアの「歪み」
    報じられない、もう一つの現実
    メディアの詭弁とミスリード
    トランプが壊した「ポリティカル・コレクトネス」の正体
    トランプ大統領誕生はメディアの敗北宣言だった
    露見したメディアと世論の歪み
    ローマ法王発言でメディア崩壊が本格化
    曖昧で不正確なニュース記事
    メディアの“飛ばし報道”はなぜ生まれるか
    トランプがつくり上げる新秩序
    日米をつないだ悪の枢軸

    2章 崩壊寸前! 新聞業界の深い闇
    朝日新聞社の“お荷物”は新聞事業
    メディアの「クロスオーナーシップ」の弊害
    タブー化する押し紙は詐欺同然の大問題
    売れない新聞に価値はない
    新聞紙面の半分は広告?
    限界が訪れた新聞の宅配モデル
    新聞は言論機関として偏るのが当然
    日経新聞の経済記事は読んではいけない?
    メディアの近未来予想図は真っ暗闇か
    消えるメディア、生き残るメディア

    3章 ネットが滅ぼすレガシーメディア
    新聞・テレビの「報じない自由」が崩壊
    もう世間は騙されない
    ネットの持つ四つの機能が世界を変えた
    「保育園落ちた日本死ね」が流行語になる不思議
    マスメディアの間違った特権意識
    新聞・テレビのロビー力低下が始まる
    コンテンツの多様化でジリ貧になるレガシーメディア
    吉本興業とテレビ局の露骨な癒着構造
    レガシーメディアの衰退は必然だった
    レガシーメディアはGHQの産物?
    勝者がつくった歴史を信じた戦後の日本
    日本のメディアにはびこる「反権力」の勘違い

    4章 利権まみれのテレビ業界
    電波利用料は携帯電話会社の十三分の一
    広告まがいの放送が跋扈するテレビ番組
    潤沢な資金で“寄生虫”を飼うNHK
    今の時代にNHKは本当に必要なのか?
    官と民の“おいしいとこ取り”をしているNHK
    楽して大儲けのNHKエンタープライズ
    資産二百六十五億円、NHKの巨大な“貯金箱”
    民業圧迫なのに批判されないNHK
    肥大化した巨大帝国・NHKが陥る崩壊へのシナリオ
    民放も信用できない?

    5章 出版クライシスは止まらない
    市場規模四割縮小、負の連鎖が襲う出版業界
    それでも紙媒体はなくならない
    メディアは「変わらなければ生き残れない」時代に
  • シリーズ8冊
    838(税込)
    著者:
    富永浩史
    レーベル: 歴史群像新書
    出版社: 学研

    海外復興支援に向かう陸自施設隊(工兵隊)が嵐に巻き込まれ、太平洋戦争中のガダルカナル島にタイムスリップ。ガダルカナル防衛の日本軍と接触した自衛隊は現地の飛行場奪取と建設に手を貸すことに。果たしてアメリカ軍の大反抗は食い止められるのか?
  • 大日本帝国外務大臣・松岡洋右は、満蒙国境での日満軍とソ蒙連合軍の紛争を終結させるための交渉をモスクワで終え、帰国の途にあった。だが、国境の駅・満州里で銃声が響き、松岡は倒れた。極東情勢に危機感を抱く英国政府は日本に接近し、水面下で日英軍事協定の可能性を探る。日本側も駐英大使・吉田茂が秘密交渉の指示を受けて動き出す。問題は蒋介石政権の動向だった。モンゴル国境の戦闘は、兵力で勝る赤軍が日本陸軍航空隊を圧倒して勝つはずであった。ところが新型機を投入した日本軍の反撃で、戦闘は長期化の様相を呈す。ユーラシア大陸を舞台に帝国陸海軍の活躍が始まる!
     全16巻で構成(『大日本帝国欧州参戦』1~5→『大日本帝国欧州激戦』1~5→『大日本帝国最終決戦』1~6)された大長篇架空戦記小説。

    ●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
    1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • ◎「ウクライナ侵攻」後、世界の何が変わったのか
    ・金融制裁の威力
    ・アメリカと中国のメディアはどう報じたのか
    ・プーチンは暴走か、追い詰められたのか
    ・ヨーロッパの団結は本物か?
    ・アメリカの分断は加速したのか、修復か→米中間選挙の行方
    ・中国の誤算
    ・日本および日本人は変わったか?

    ◎秒読み開始か、中国の台湾侵攻
    ・ウクライナ侵攻が台湾侵攻に与える影響(米国の視点、中国の視点)
    ・台湾を着々と進めて来た習近平
    ・人民解放軍、台湾侵略への動向と兆候
    ・アメリカは台湾を本気で守る気はあるのか
    ・鬼気迫る台湾外交

    ◎日米欧vs.中露
    ・エネルギー・食料・金融、デカップリングはどこまで進む?→世界は完全に二極化か
    ・日本企業は直ちに脱露・脱中せよ
    ・グローバル企業のビジネスモデルも終わり
    ・民主国家の逆襲なるか
    ・中国包囲網最前線
    ・ならず者国家を集める中国
    ・中東諸国・インドはどっちに着く

    ◎習近平を追いつめる中国事情
    ・不動産バブル、債務、インフレ、輸出消費の低迷、中国経済の異変
    ・強権政治
    ・失業率、デモ
    ・権力闘争
    ・米の金融凍結に脅える共産党幹部

    ◎世界大戦の最前に立つ日本の覚悟
    ・中国ロシア北朝鮮「悪の枢軸」に囲まれた日本
    ・東アジアで高まる日本の役割
    ・台湾侵攻=日本侵攻を防ぐために日本が直ちにすべきこと
    ・核論議
    ・岸田政権で大丈夫か?


    【著者プロフィール】
    石平(せき・へい)
    1962年中国四川省成都市生まれ。
    1980年北京大学哲学部入学。
    1983年頃毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾ける。同大学卒業後、四川大学哲学部講師を経て、1988年留学のために来日。
    1989年天安門事件をきっかけに中国と「精神的決別」。
    1995年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務。
    2002年『なぜ中国人は日本人を憎むのか』を刊行して、中国における反日感情の高まりについて先見的な警告を発して以来、日中問題・中国問題を中心に評論活動に入り、執筆、講演・テレビ出演などの言論活動を展開。
    2007年末日本国籍に帰化。
    2014年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP研究所)で、第23回山本七平賞を受賞。
    著書に、『習近平敗北前夜 脱中国で繁栄する世界経済』『アメリカは絶対許さない!「徹底抗戦」で中国を地獄に導く習近平の罪と罰』『習近平がゾンビ中国経済にトドメを刺す時』『アメリカの本気を見誤り、中国を「地獄」に導く習近平の狂気』『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(ビジネス社)など多数ある。


    ロバート・D・エルドリッヂ
    1968年、米ニュージャージー州生まれ。
    1990年に米国バージニア州リンチバーグ大学国際関係学部卒業後、文部省JETプログラムで来日。
    1999年に神戸大学法学研究科博士課程後期課程修了。政治学博士号を取得。
    2001年より大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。
    2009年、在沖米海兵隊政務外交部次長に就任。15年5月同職解任。
    日本戦略フォーラム上席研究員やエルドリッヂ研究所代表など。
  • シリーズ3冊
    495(税込)
    著者:
    高貫布士
    レーベル: ――

     独ソと闘う大日本帝國の背後に、合州国海軍の空母群が突如現れた。米軍指揮官のハルゼーは、カムチャッカの帝國陸海軍へ航空攻撃を加えると反転離脱、逃走を図った。逃走する米空母群を追って、アリューシャン列島で海戦が勃発、これを参戦への好機と捉えた米国政府は、日本へ宣戦布告をする。一方で、対日戦に苦慮する比島のマッカーサー陸軍大将は、比島の航空要塞化を決意。そして戦域は北から南へと、急転する!
     全15巻で構成(『北冥の海戦』1~3→『蒼濤の海戦』1~3→『飛翔の海戦』1~3→『黎明の海戦』1~3→『修羅の海戦』1~3)された大長篇架空戦記小説。

    ●高貫布士(たかぬき・のぶひと)
    1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、現在は軍事アナリスト兼作家として活躍する。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • シリーズ12冊
    550(税込)
    漫画:
    やまと虹一
    原作:
    クラフト団
    原案・監修:
    大河原邦男
    出版社: 講談社

    おれ、天地大河。ガンダム研究会に入って、ハイパーガンダムを作るのは、この俺だ! SDガンダムファン待望の「超戦士ガンダム野郎」第1巻、電子書籍で堂々登場!
  • 地中海を中心に興亡を繰り返したさまざまな古代文明の世界、すなわち「地中海世界」の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者、本村凌二氏が描きつくす。講談社選書メチエ創刊30周年を記念して堂々刊行する、全8巻。第1回配本は、1・2巻の同時発売。
    「地中海世界」といえば、従来は「古代ギリシア・ローマ世界」と同義と思われてきたが、近年の研究ではもっと広く、古い時代からとらえられるようになったきた。それは、文明の発祥地メソポタミア、エジプトから、ペルシア帝国、ギリシアの都市国家を経て、ローマ帝国の誕生と崩壊にいたる、約4000年の歴史世界である。文字・貨幣・一神教の誕生、独裁制と民主主義、哲学と科学による真理の探究など、現代に続く人類の営みは、この「地中海世界」で始まっている。
    第1巻は、地中海世界が共有する神話の世界から説き起こす。メソポタミアに文明を興したシュメール人の神々は、人間に何を語りかけたのか。古代エジプトの異形の王が断行した宗教改革とは。弱小勢力が興亡するパレスティナに起こった人類史的変動とは何か――。
    1000年に一度の「文明の転換期」とも言われる現在、「1000年単位の歴史の変動」とはどんなものなのか、人類の歴史と現在を考える全ての読者にお送りする必読のシリーズ。

    目次
    序章  地中海世界とは何か
    第一章 愛の女神イナンナに始まる
    1 文字と都市の出現
    2 シュメールの王、ギルガメシュ
    3 「戦争」と「平和」の風景
    4 アッカドからバビロニアへ
    第二章 神々の河は地中海にそそぐ
    1 聖なるナイルの王権
    2 時はピラミッドを怖れる
    3 古王国・中王国時代
    4 新王国時代
    第三章 両翼の狭間で
    1 シリア・パレスチナの馬と群雄
    2 ヘブライ人の登場
    3 海の民とフェニキア人    
    第四章 神々の声が聞こえる
    1 叙事詩のなかの神
    2 神の声を聞く人々
    3 自然信仰とマアト
    4 心性の考古学
  • 昭和11年2月26日、雪の帝都に軍靴が響いた。世に言う2・26事件の始まりである。権勢をほしいままにする君側の奸を討たんとする、青年将校達の決意は固かった。彼らの苦悩はこの決起が否応なく天皇の統帥権を犯すことにあったが、北一輝門下の俊英の知謀により、その恐れも消えていった。これにより天皇親政による大日本皇国が誕生し、新たな国家に生まれ変わる。軍閥・財閥は解体され、陸軍の大幅縮小、海軍の大改革が進み航空兵力中心の世界でも類例を見ない軍隊が完成しつつあった。それから5年、ドイツとの直接対決を望むアメリカ政府は、皇国に無理難題を押し付けることで、戦火を世界中に拡大しようと目論んだ。ルーズベルト大統領の挑発に皇国は国家存亡の危機に立たされ、遂に対米開戦を決意、着々と準備がなされる。宣戦布告を控え敵戦略を読み尽くした作戦が練られる…。新生なった皇国が挑むアメリカ巨大艦隊。果たして戦火の行方はいかに!?壮大な規模で描く戦争シミュレーションが戦端を開く。
  • シリーズ9冊
    8251,100(税込)
    著者:
    伊藤邦武
    著者:
    山内志朗
    著者:
    中島隆博
    著者:
    納富信留
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    古代から現代まで世界哲学史を一望に収める八巻シリーズ。第一巻では、哲学が成立した古代の最初期を扱い「知恵から愛知へ」という副題のもと、人類が文明の始まりにおいて世界と魂をどう考えたのかを探究する。文明が発生した古代オリエントに始まり、旧約聖書とユダヤ教の世界、ヤスパースが「枢軸の時代」と呼んだ古代の中国とインドとギリシアで思想が展開された紀元前二世紀までに見ていき、最後にギリシアとインドの接点を探る。新しい哲学の可能性を広げる旅へと読者を誘う。
  • シリーズ24冊
    880990(税込)

    二本足で立った裸のサル! 人類誕生の秘密から社会を形成し、文明を築くにいたる足跡を、大胆な仮説と明晰な論理、そして独自の研究方法で解明してゆく。京都大学・今西グループが放った名著中の名著。
  • シリーズ10冊
    836(税込)
    著者:
    中里融司
    レーベル: 歴史群像新書
    出版社: 学研

    対米決戦避けがたし!日本初の元帥となった大村益次郎の遺言のもと、日本政府と軍は一丸となり、来るべき対米戦争へ向けての準備を進めていく。日本海軍はドイツの開戦に合わせ、北極海踏破を可能とする砕氷空母を建造し、まずはアメリカの巨大な橋頭堡・イギリスを討つべく、“大英帝国殴り込み艦隊”を出撃させた。両大洋を股にかけて繰り広げられる大日本帝国の壮大な戦略が、いま始動する!

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