セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です

『思想(実用、新書)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全5848件

  • フランスを代表する哲学者アンリ・ベルクソン(1859-1941年)が残した主著の一つである『物質と記憶』(1896年)については、すでに7種もの日本語訳が作られてきた。そのすべてを凌駕するべく、第一級の研究者が満を持して新たに訳出した本書は、簡にして要を得た「訳者解説」と相俟って、日本語でベルクソン哲学の真髄を伝える、文字どおりの「決定版」である。今後、本書を手にせずしてベルクソンは語れない。
  • 1,650(税込)
    著:
    鷲田清一
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    危機の時代、先の見えない時代において、ほんとうに必要とされ、ほんとうに信じられる知性・教養とはなにか? それは、視界の悪い濃霧の中でも道を見失わずにいられる「方向感覚」のこと。複雑性の増大に耐えうる知的体力をもち、迷ってもそこに根を下ろしなおすことのできるたしかな言葉と出会う。社会、政治、文化、教育、震災などの領域において、臨床哲学者がみずからの方向感覚を研ぎ澄ませながら綴った思索の記録。
  • 科学(science)──それはもともと「知ること」を意味する。哲学や宗教を包含した知的営みであった中世以前の科学は、やがてルネサンスの訪れを機に次第にその姿を変えていく。啓蒙主義、フランス革命、産業革命、そして世界大戦といった政治的・文化的出来事の影響を受けた科学は、社会的位置をたえず変化させながら「制度化」の道をたどってきたのだ。複雑にからみあうさまざまな社会的要素を解きほぐし、約400年にわたる西洋科学の変遷を明快にまとめた定評ある入門書。図版多数。
  • 1807年刊行のヘーゲルの主著。意識が感覚という最も低い段階から経験を経て自己意識に、さらに理性から《絶対知》に到達する過程を描く大著の下巻。定評ある翻訳の改訳補訂版。
  • 法華経入門の決定版。

    法華経研究の第一人者が、「経王」(諸経の王)と尊ばれてきた「法華経」全27章を縮約しつつ、各章ごとにその要諦を徹底解説。長大なだけでなく難解かつ理解しにくい言い回しの多いこの経典の核心部はどこにあるのか。その思想の真意はどのようなものなのか。サンスクリット原典からの精緻な訳、最新研究をふまえた徹底解説により、法華経の「本当のすがた」を浮き彫りにする。
  • 「人は幸福になるために生きている」という考えは迷妄であり、間違いだと逆説的に説く幸福論。自分を他人と比較し、他人の評価をたえず気にすることが不幸の元凶であり、名誉、地位、財産、他人の評価に惑わされず、自分自身が本来そなえているものを育むことが幸せへの第一の鍵であると説く。『読書について』の哲人が授ける、この七面倒くさい人間社会を生き抜く知恵。
  • 1,320(税込)
    訳・解説:
    大角修
    出版社: KADOKAWA

    全十巻三十二品を収録。初心者でも読み通せる秀逸無比の現代語訳版。

    長大かつ不可思議な記述や繰り返しが多い法華経が、初心者から読めてよくわかる! 口語訳や原典訳だけではつかみきれない、日本の仏教文化が依拠してきた漢訳経典のもつ霊的なイメージ、祭儀で唱えられる言葉の響きや意味を重視しつつ圧縮して現代語訳。読解を助ける見出しとともに、解説コラムや事典も充実。和歌や物語等にも数多く現れ、日本の歴史文化に深く浸透する法華三部経全十巻を理解し、体感し、読み通すための決定版。

    はじめに 法華経をどう読むか
    法華経のプロローグ[開経]無量義経
    第一部 山上の集会
    第二部 天空の集会
    第三部 地上の集会
    法華経のエピローグ[結経]観普賢菩薩行法経
    法華経の小事典

    ※本書は、二〇〇一年三月に株式会社学習研究社から発行された『[図説]法華経大全』を大幅に加筆修正し、改題のうえ文庫化したものが底本です。
  • 時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。
    自らが咲く努力を忘れてはなりません。
    雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。
    次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。

    「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです」
    波立つ心を鎮め、人々を幸せにしながら笑顔で生きたシスターの、かけがえのない言葉の花束。
    心迷うすべての人へ向けた、必読の書。

    【もくじ】
    ●人はどんな場所でも幸せを見つけることができる
    ●一生懸命はよいことだが、休息も必要
    ●人は一人だけでは生きてゆけない
    ●つらい日々も、笑える日につながっている
    ●神は力に余る試練を与えない
    ●自分の良心の声に耳を傾ける
    ●ほほえみを絶やさないために
    ●人に恥じない生き方は心を輝かせる
    ●母の背中を手本に生きる
    ●ほほえみが相手の心を癒す
    ●心に風を通してよどんだ空気を入れ替える
    ●心に届く愛の言葉
    ●順風満帆な人生などない
    ●生き急ぐよりも心にゆとりを
    ●理想の自分に近づくために
    ●つらい夜でも朝は必ず来る
    ●愛する人のためにいのちの意味を見つける
    ●いぶし銀の輝きを得る
    ●歳を重ねてこそ学べること
    ●これまでの恵みに感謝する
    ●ふがいない自分と仲よく生きていく
    ●一筋の光を探しながら歩む
    ●道は必ず開ける
    ●あなたは大切な人
    ●九年間に一生分の愛を注いでくれた父
    ●私を支える母の教え
    ●2%の余地
  • 紀伊國屋じんぶん大賞2013、第5回表象文化論学会賞受賞。異例の哲学書ベストセラー!
    特別試し読み版では「序――切断論」の冒頭に加え、解説「読解の手引き」の一部をお楽しみいただけます。
  • 660(税込)
    著:
    養老孟司
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
  • 660(税込)
    著:
    養老孟司
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    「今の日本社会には、明らかに問題がある。どんな問題があるか。私はものの考え方、見方だと思っている。そこがなんだか、変なのである」――フリーター、ニート、「自分探し」、テロとの戦い、少子化、靖国参拝、心の傷、男と女、生きがいの喪失等々、現代人の抱える様々な問題の根本が見えてくる。「バカの壁」を超える方法、考え方は自分の頭で生み出す。そのためのヒントが詰まった、『バカの壁』『死の壁』に続く、養老孟司の新潮新書第三弾。
  • 生きるためにはカネが必要だ。この明快な事実から国家と暴力と労働のシステムをとらえなおして社会への視点を一新させて思想家・萱野の登場を決定づけた歴史的な名著。
  • 935(税込)
    著者:
    光田剛
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    中国は理解しにくい。だが理解せずにすむ時代は終わった。変化が速すぎる一方で、伝統中国もまだかなり残る。漢民族が圧倒的に見えても、国土は広く、民族的多様性も無視できない。中間層は増えたが地域間、社会階層間の経済格差も大きい。どの中国が正しい姿なのか。専門研究者・ジャーナリストによる中国研究の最新結果を結集し、中国をバランスよく見る視座を示す。現代史、文化史、思想、社会、軍事、地域研究など分野を異にする十一人が、明快で多彩な講義を繰り広げる。
  • 「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、ネットの検索ワードさえグーグルに予測されている。それでも、たった一度の人生をかけがえのないものにしたいならば、新しい検索ワードを探すしかない。それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりだ――。SNS時代の挑発的人生論。※解説は電子書籍版には収録されていません
  • 660(税込)
    著:
    養老孟司
    レーベル: 新潮新書
    出版社: 新潮社

    「自分探し」なんてムダなこと。「本当の自分」を探すよりも、「本物の自信」を育てたほうがいい。脳、人生、医療、死、情報、仕事など、あらゆるテーマについて、頭の中にある「壁」を超えたときに、新たな思考の次元が見えてくる。「自分とは地図の中の矢印である」「自分以外の存在を意識せよ」「仕事とは厄介な状況ごと背負うこと」――『バカの壁』から十一年、最初から最後まで目からウロコの指摘が詰まった一冊。
  • 最高の真理を求めた男たちの熱き闘い!ソクラテス・デカルト・ニーチェ・サルトル……さらなる高みを目指し、知を闘わせてきた三十一人の哲学者たちの論が激突。まさに「史上最強」の哲学入門書!
  • 英米哲学の諸潮流は、「経験」を基盤に据えるという発想に導かれている。それは、ロックやヒュームらの「経験論」を共通の源泉とするためだ──。ベンサム、J.S.ミルに発する「功利主義」。フレーゲとラッセルを先駆に、ウィトゲンシュタイン、クワインをへて現代に連なる「分析哲学」。パースが提唱しアメリカを体現する思想となった「プラグマティズム」。そして、ロールズやノージックらの「正義論」。本書は、こうした英語圏の哲学的系譜を、経験論を基点として一望のもとに描き出す。主要哲学のつながりを明快にとらえる、入門書決定版!
  • 「いつの日か、世紀はドゥルーズのものとなるだろう」とフーコーをいわしめたドゥルーズの主著にして代表作。ニーチェ、ベルクソン、スピノザらとともに、差異を同一性から解き放ち、反復を“理念”の力=累乗の特異性として発見する時、新たな生と思考がはじまる。自ら「哲学すること」を試みた最初の書物と語る、ドゥルーズ哲学のすべての起点となった怪物的な書物。
    ※本電子書籍は、「差異と反復上・下」の合本版です。
  • 【ご購入の前に】本電子書籍は固定レイアウト版です。文字の検索はできません。あらかじめご了承ください。
    人間にとって、真に主体的な生きかたというものが、はたして存在するのか?存在するとなれば、それはいかにして可能なのか?老子はこの問題と正面から対決した古代中国唯一の思想家である。自然哲学から政治・軍事論に至るまでの宏壮な領域を極限までに圧縮し、僅か五千字に表現した老子哲学のすべて。古代寓話の宝庫、『列子』も併せて収録。
  • 「読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ」……。率直さゆえに辛辣に響くアフォリズムの数々。その奥底には、哲学者ショーペンハウアーならではの人生哲学と深いヒューマニズムがあります。それが本書の最大の魅力です。
  • 「無」と「有」のあわいに 私たちは生きている。

    「世の中は夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ」(古今和歌集)。いま、たしかに「ある」が、それは同時に、いつか「なくなる」、あるいはもともとは「なかった」ーー。夢と現のあわいに生きる我々は、そのみずからの「はかなさ」にどう向き合い、超えていくのか。万葉から現代まで日本思想史を形成してきた無数の言葉を渉猟し、そこに通底する「はかなさ」をたどる。平凡社刊『「はかなさ」と日本人』に大幅加筆。
  • 古代・中世のアリストテレス的自然観を克服し、信仰や迷信から独立することで17世紀に近代「科学」は誕生した。しかしパラダイム転換はくり返され、20世紀には科学技術に伴うリスクも叫ばれるようになる。科学哲学の第一人者がこうした決定的な転換点に光をあてながら、知の歴史のダイナミズムへと誘う。科学神話が揺らぐ今だからこそもう一度深く掘り下げる、入門書の決定版。
  • 妖怪研究の第一人者がおくる画期的異界論!

    古来、日本人は未知のものに対する恐れを異界の物語に託してきた。酒呑童子伝説、浦嶋伝説、七夕伝説、義経の「虎の巻」など、さまざまな異界の物語を絵巻から読み解き、日本人の隠された精神生活に迫る。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 770(税込)
    著者:
    酒井健
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    聖なるものへの覚醒とはなにか。エロチシズムとはなにか。熱き情念に突き動かされながら、人間の思考のあり方を問い、その限界の彼方を指し示した人、バタイユ。ヘーゲルを頂点とする西欧文明における理性の体系に対し、「非-知」「好運」を看板に掲げて果敢に戦いを挑みつづけた。現代のヨーロッパはいまだ彼が投げかけた問いの内にあり、そこにまたバタイユの思想を問う意味がある。「死とエロチシズム」の思想家の活動の全貌を新たな視点から明快に解き明かす入門書。
  • 292(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    空海
    訳者:
    加藤純隆
    訳者:
    加藤精一
    出版社: KADOKAWA

    最高の生き方は仏教にある! 日本の宗教文化を導いた空海、青年時代の書。

    日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子に儒者・道士・仏教者がそれぞれ説得を試みるという設定で各宗教の優劣を論じ、仏教こそが最高の道であると導く情熱の書。
  • 215(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    柳田国男
    出版社: KADOKAWA

    日本の民俗学の原点を知る必読の物語

    現在の岩手県遠野市は、以前は山にかこまれた山間隔絶の小天地だった。民間伝承の宝庫でもあった遠野郷で聞き集め、整理した数々の物語集。日本民俗学に多大な影響を与えた名作。
  • 649(税込)
    2024/5/29 (水) 配信予定
    著:
    五木寛之
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    こんな窮屈な時代だからこそ、たまには、心に深呼吸させてみませんか? 目に見えるモノではない「心の相続」をすることの重さ、生きるためのエネルギーとなる「ノスタルジーの力」、そして「後ろ向きに前へ進むこと」の大切さ。自由闊達、融通無碍。九十歳をこえた作家が自らの豊富な経験をもとに綴る、「週刊新潮」連載のエッセイから選りすぐった、人生を楽しむためのヒント満載の四十三編。
  • 1,760(税込)
    2024/5/28 (火) 配信予定
    著者:
    小沼理
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    「わかるかも」が口癖のあなたへ。

    「わかるかも」が口癖のあなたへ。

    【内容】
    初めて物語の中に私に似た人を見つけた日のこと、東京とソウルで参加したプライドパレードのこと、日本の同性婚訴訟やパートナーシップ制度のこと、同じ時代を生きている/生きていたクィアのこと――

    誰かの痛みや怒りや悲しみが、まるで自分のことのように思えることがある。乳化した水と油のように混ざり合ってしまう。だけどあなたはあなたでしかなく、私は私でしかない。他者同士である私たちが、重なったりずれたりしながらともにあるための、「共感」と「距離感」。その可能性と難しさについて。

    「わかる」なんて簡単に言えない、「わからない」とも言いたくない。ゲイとして、シスジェンダーの男性として、著者が日常の中で直面したエピソードを描きます。

    “共感も距離感もうまく使いこなせない。だからこそこだわってしまうのだろう。なんとか組み合わせて、練習しながら上手になっていきたい。混ざり合った世界と分離した世界を同時に生きるように。言葉にならないものと言葉を重ねて一つにするように。”
    ――「はじめに」より

    自分と他者、規範と逸脱、個人的なことと社会的なこと……様々なものごとのあわいにとどまり、揺れながら考えるエッセイ集。
  • 1,980(税込)
    2024/5/28 (火) 配信予定
    著者:
    磯野真穂
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    最後のお別れすら許さない病院、火葬すら立ち会わせない予防策、子どもたちへの黙食指導、至る所に設けられたアクリル板、炎天下でも外せないマスク、連呼された「気の緩み」――あの光景はなんだったのか?

    人類学者が「不要不急」のフィールドワークから考えた、「和をもって極端となす」日本社会の思考の癖、感じ方の癖!

    【本書の内容】
    コロナ禍で連呼された「大切な命」というフレーズ。それは恐らく、一面的には「正しい」フレーズであった。しかし、このフレーズのもとに積み重ねられた多様で大量の感染対策が、もとから脆弱であった人々の命を砕いたのも事実である。そしてその余波は、いまだに続いている。

    もちろん必要な対策もあっただろう。しかし、「批判を避けたい」「みんながそうしている」「補助金が欲しい」といった理由に基づく名ばかりの「感染対策」はなかったか。そのような対策が、別の命をないがしろにしていた可能性はなかったか。忘却する前に、思い出す必要があるはずだ。未来の命を大切にするために。

    “出会いとは、自分が予想し得なかった人や出来事との遭遇のことを指す。だからこそ、出会いの瞬間、私たちは驚き、戸惑い、右往左往する。2020年冬にやってきたコロナも私たちにとっては出会いであった。驚いた私たちは困惑し、社会は恐れと怒りに包まれた。あれからすでに4年が経過する。人でごった返す繁華街から人影が消えたあの時の風景に私たちはどのように出会い直せるだろう。”

    「出会い直し」とは、過去に出会った人や出来事の異なる側面を発見することを通じ、それらとの関係を新たに編み直すことを指す。本書では、コロナ禍のフィールドワークで集めた具体例とともに、「コロナ禍と出会い直す」ためのいくつかの視点を人類学の観点から提供する。現地に赴くフィールドワークを、研究者自らの手でエッセンシャルから「不要不急」に追いやっていいのだろうか。感染予防のためなら、暮らしのほとんどは「不要不急」になるのだろうか。

    人間の生とは何か。人類学者が問いかける。
  • あらゆる自己啓発書の原点
    カーネギー、ナポレオン・ヒル、エジソン、中村天風、松下幸之助、彼らの思想はすべてはここから始まった。

    19世紀に、聖書の次に多くの人の人生に影響を与えたとまで言われたオリソン・マーデン。
    彼が残した数十冊の著作から不朽の成功哲学のエッセンスを抽出して、わかりやすく超訳しました。
    凝縮された賢者の知恵は、最高の人生を約束します。

    ■オリソン・マーデンとは何者?
    オリソン・マーデンは19世紀アメリカで人気を得た実業家・自己啓発家。
    7歳のときに孤児になったものの、勉学に励んでハーバード大学医学部に進学。
    卒業後は実業家としてホテル経営に携わり、
    その後、苦難にあえぐ人びとを励ますために40代で自己啓発作家に転身。
    約30年にわたって年間2冊ずつ本を書き、生涯で60冊以上の著作を残しました。

    主著『前進あるのみ Pushing to the Front』は明治時代の日本で150万部を超えるミリオンセラー、全世界ではなんと1000万部を超える社会現象となりました。

    ■オリソン・マーデンが影響を与えた人物
    セオドア・ルーズベルト(アメリカ第26代大統領)
    ウィリアム・グラッドストーン(元イギリス首相)
    トーマス・エジソン
    ヘンリー・フォード
    ナポレオン・ヒル
    デール・カーネギー
    松下幸之助
    稲盛和夫
    中村天風

    ※書籍タイトルは変更の可能性があります
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    保育・教育・介護・医療・看護・行政といった専門職だけでなく、地域・ボランティアにまで照射し、日常を保つのも容易でない時代の中にあって、負の連鎖を断ち、新たなケアリングのありようを明らかにする。
  • サディズム、マゾヒズム、フェティシズム、同性愛や異性装などのセクシュアリティをもつ人々が集った雑誌「奇譚クラブ」は、「その表紙に触れるだけでも戦慄が走る一種危険な雑誌」「戦後の裏文化の帝王」などと語られ名前だけは広く知られてきたが、雑誌の特色や内容に関する本格的な研究がなされてこなかった。

    本書では、「奇譚クラブ」を含めた1950年代の戦後風俗雑誌7誌を全号通覧のうえ、類似雑誌の系譜・模倣関係を検証、「奇譚クラブ」の史料的特質とその重要性を浮き彫りにする。

    吾妻新、沼正三、土路草一、古川裕子という4人の「奇譚クラブ」作家/思想家に着目する。戦後民主主義・近代化の潮流のなかで、サディスト・マゾヒストを自認した人々は、支配と暴力をめぐる欲望について何を考え、どう語ったのか。「家畜人ヤプー」「夜光島」などのポルノ小説やエロティックな告白手記から、主体性、自立、同意、愛をめぐる論点を取り出し、近代的な人間性をめぐる規範の限界をあぶり出す。
  • 3,080(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    自然が、精神ひいては神の象徴であるという直感を描き出した処女作「自然」、人間精神の自立性と無限性を説いた「アメリカの学者」「神学部講演」等、初期の重要論文を一挙収録。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,344(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    カーライルは、当時の物質功利主義の風潮の中で静かに自己の仕事に励む誠実な人間がもっとも必要であると信じた。この見地から幾人かの文学者を選んで文学批評を試みた。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1841年に出版された『エッセー第1集』からの論文を収録。初期に確立された神・自然・人についての思想を「歴史」「自己信頼」「愛」「知性」等の具体的なテーマに即して展開する。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 茶の湯が成立して間もなくに確立したと思われる「侘数寄」の理念は、その必須の構成要件として、和歌と禅があると、『山上宗二記』などの茶書が説いています。その「侘数寄」の語句は、時間の経過とともに「わび」と「さび」の語句へと変化しますが、いずれも茶の湯の根源的なあり方を示すと考えられます。本書では、このような茶の湯のあり方や理念に関わる語句のいくつかを取り上げ、その根源を探り、ひいては茶の湯の考え方や思想について検討します。そして、茶の湯を通して勇気をもらったり、学ぶ人の生きる支えとなる、その不思議なチカラの源は何なのかを探っていきます。
  • この巻には「社会と世界」を共通の特徴としている15の章を三つに区分して収める。「一方の利益は他方の損だ」「高い身分の具合のわるさについて」など人間関係、社会体制の現況からの総合的な省察をおこない、「習慣について……」「人食い人たちについて」では読者の先入見を揺さぶる。末尾に収録の「むなしさについて」は、思考と表現の展開の究極を示したものと言ってよく、論点は、家政、旅行、病気、死、内戦、外国、パリ、ローマ、などと飛躍し、読者を相手に座談、歓談を楽しんでいるかとも思われ、「エセー」の神髄がうかがわれる。
  • 990(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定
    著者:
    杉田敦
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    安全への渇望か――。
    それとも、多様性の重視か――。

    私たちはいったい何を望んでいるのだろうか?

    ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の思想家の名著から“今”を読む

    【推薦コメント】
    人権か、覇権か。究極の難問に答える先人たちのエッセンスが詰まっている。
    政治学者・姜尚中氏より

    一流の思想を学ぶことは、三流の思想に囚われないためのセキュリティになる。
    憲法学者・長谷部恭男氏より

    【内容】
    新型コロナ・ウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった――。
    本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミルやホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。
    権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。
    真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

    【目次】
    第1章:ミル『自由論』を読む
    第2章:ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
    第3章:ルソー『社会契約論』他を読む
    第4章:バーリン「二つの自由概念」他を読む
    第5章:シュミット『政治的なものの概念』を読む
    第6章:フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1901 年から二年かけてエジンバラ大学で行われたギフォード講義は、宗教に関する不朽の名著として知られている。人間の心にひそむ深い宗教的欲求の諸相が豊富な材料を駆使して解明される。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,344(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    1860年に六回にわたって行なわれた講演を刊行したもの。史上偉大な役割を果たした人々をその活動分野に従って六つに分け、あくまでも透徹した批評精神によって、人の外的事情と内的心理の変化を忠実に描き出す。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 幕末から明治にかけて、来たるべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。
    既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。
    だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。
    本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。
    家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!

    【目次】
    はじめに――「議論の本位を定める」(『文明論之概略』第一章)
    一、福沢の前半生――「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言)
    二、西洋から学ぶ――「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」)
    三、『中津留別の書』――「万物の霊」としての人間
    四、『学問のすすめ』――自由と「一身の独立」
    五、『文明論之概略』――文明と「一国の独立」
    六、「徳」論の変化――「主観の自発」か「客観の外見」か
    七、男女関係論――「一家の独立」
    八、理想社会としての「文明の太平」――「天下の独立」

    引用・参考文献
    あとがき
  • 3,080(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    プラグマティズムは、もっともアメリカ的なものの考え方であり、今日のアメリカ社会と文化を築き上げてきた基調である。それを初めて対系づけ、ヨーロッパの伝統的な思考方法を打破した不朽の名著である。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • この巻には「思考と表現」を共通の特徴としている19の章を、「想いをみつめて」「学識の位置づけ」「活動する知」の三つに区分して収めている。「暇な状態について」「後悔について」「いろいろな本について」「うぬぼれについて」「子どもたちの教育について」「意見をかわす技術について」など、老年、読書、教育、社会においての知の交流のあり方など多方面にわたるエセーを収録した。
  • 3,080(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    神秘主義の山巓から山麓の世俗世界へ下ったエマソンが、現実の諸問題に対処して、英知にあふれた生活指針を示す。これらの諸篇は彼の円熟した思想を伝え、彼の思想の本質を理解させるだろう。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,168(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    奴隷問題が表面化し、南北問題が勃発した。アメリカの内乱は、多くのアメリカ知識人の場合と同様、エマソンにとっても大きな試練となった。ここにエマソンの社会批評家としての一面を表す論文を収めた。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,080(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書はドイツ観念論の影響から抜け出そうとする当時の欧米哲学界の状況を紹介しながら、宇宙が多元であるという彼の理論を展開する。思想史的にも興味深い書物である。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 770(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    オルテガはスペインの哲学者、社会批評家。1930年に刊行され多くの国で話題となった本書は、大衆社会論の嚆矢とされる。20世紀は「一つの揺籃期」であるかのように見える時代であり、《大衆》が誕生した時代である。《大衆》は、諸権利を主張するばかりで、自らにたのむところ少なく、しかも凡庸たることの権利までも要求する。オルテガはこうした大衆化に抗して、自らに課せられた制約を積極的に引き受ける《真の貴族》を対置して、個人の理性を超えた伝統や良識を座標軸にすえる保守思想を提示する。予言と警世の書。
  • 3,080(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ジェイムズの哲学は体系をなさないのが基本的な特徴といってよい。しかし、思想の体系化に無関心であった訳ではなく、晩年にこの仕事に着手したが、死によって中断された、未完の体系である。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 2,904(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人間である限り可能性としては誰でもがすべて偉人なのだと説く本巻は、人間に宿る魂の現れ方をそれぞれに代表する六人の偉人により論じている。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • モンテーニュは乱世のただ中に生きたエリートだったが、一市民を自覚してもいた。「エセー」は中庭を見下ろす塔の三階に設けた小部屋で紡がれた自己と人間探求の書だ。全3巻、107章からなる浩瀚なものだが、長年これに親しんだ訳者の手によって、大きなテーマに沿って6割強にあたる章が選ばれ、新たな3冊本としてまとめられた。これによって「エセー」はいっそう身近なものとなったので、読者は興味ある章から読んでいけばいいのである。この巻には「さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く」から巻末の長編「経験について」まで、人間のありようを記した18章を収めた。
  • 3,168(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    エマソンの美学思想は彼の中心思想から派生したものであるといえるが、その中心思想は物質と精神の象徴関係を想像力により把握するところから出発した。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    兄弟のなかでも最も凡庸な才能の持ち主とみられたエマソンが、劣等感や病弱など、数々の不幸を克服して、絶対的な自己信頼を強調する立場に到達するまでの、彼の歩みの刻々を、本書のなかにたどることが出来る。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,168(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    近代の歴史は、単に驚異と未知の世界への興味をみたすための王侯貴族の歴史ではなく、人類を描き出し、経験によって教える哲学であり、さらに無数の伝統の精髄でもあると説いている。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「教師への講話」と「学生への講話」にわかれ、前者はジェイムズ心理学の核心を分かりやすく要約。後者は精神生活の弱点を警告する篇と民主主義を論ずる篇とからなる。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,784(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    カーライルの社会批評。十二世紀の修道院長サムソンの奇跡を書きしるした年代記を読んだことが契機となり、「過去」との対照において「現代」の社会的危機を痛切に指摘したもの。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,432(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    心理学者から哲学者への移行期に公にされた宗教および道徳に関する講演と、雑誌論文10 篇を彼自身が一巻にまとめた一般向け哲学論集。中心テーマは、哲学的立場からの信仰および道徳的信念の正当づけである。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,696(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ドイツの大学教授トイフェルスドレックの書いた「衣服の哲学」の草稿を贈られたイギリスの編者(カーライル自身)が苦心して編纂整理するという内容。われわれの肉体は精神を包む衣服である喝破する。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 3,608(税込)
    2024/5/17 (金) 配信予定

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    苦悶時代の恋人であり、のちに妻となったジェーン・ウェルシュとの書簡、ゲーテ、ディケンズ、エマソンなど、彼が胸襟を開いた親友たちへの書簡を収め、自身のたましいの躍動を感じさせる。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    宗教を求める魂を介して、人間の本性と、さらに神秘な実在の根底を探ろうとしたもので、およそ宗教の問題に関心を持つものの必読書といえる。“宗教的経験の諸相”は巷間に最も知られた彼の主著である。
    [電子書籍版]には、[デジタル・オンデマンド版]に含まれる「月報」は含まれていません。
  • 知ることを求め、懐疑へと沈む人間。
    本書はその真実を掴まえた。
    ――古田徹也(東京大学准教授)

    世界も、他人の心も、決して本当に知ることはできない。もし、心からそう考える人がいたら、不安に押しつぶされてしまうだろう。人間の実存に関わるこうした考えを初めて哲学的に追究したのはデカルトである。それ以来、この哲学的懐疑論は近代哲学のかたちを決定づけてきた。だとすれば、哲学自体はこの懐疑論を克服できないのだろうか?

    ウィトゲンシュタインやオースティンの日常言語哲学から、ソローやシェイクスピアなどの文学、また映画、音楽をも横断し、これ以上なく透徹した論理と文体が、哲学の限界を切り開く。言語哲学、認識論、道徳理論を揺さぶり、大陸哲学と分析哲学を調和させ、哲学に人々の日常の「声」を呼びもどすとき、そこに立ち現れるものは何か。

    アメリカ哲学の巨人が遺した、哲学史に残る傑作!


    [本書の内容]
    ペーパーバック版への序
    序文

    第1部 ウィトゲンシュタインと人間的知識の概念
    第1章 規準と判断
    第2章 規準と懐疑論
    第3章 オースティンと実例
    第4章 物の何たるか(何と呼ばれるか)
    第5章 自然と慣習

    第2部 懐疑論と世界の存在
    第6章 伝統的認識論の探究(プロローグ)
    第7章 ウィトゲンシュタインの言語観についての補説
    第8章 伝統的認識論の探究・結び

    第3部 知識と道徳性の概念
    第9章 知識と道徳性の基礎
    第10章 道徳性の不在
    第11章 規則と理由
    第12章 道徳の自律性

    第4部 懐疑論と他者の問題
    第13章 承認と忌避のあいだ

    訳注 
    訳者解題 
    『哲学探究』出典索引
    人名〔著作名〕索引

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。