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『思想(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全5845件

  • ボーナスなし、年収4割減! そんな嘱託再雇用で負け組にならない方法

    ボーナスなし、給料4割減が当たり前……。
    そんな嘱託再雇用で「負け組」にならない方法を、300社以上の現場を調べた著者が説く。
    やり方一つで、定年はチャンスに変えられます!

    定年後、約8割の人が選ぶのが「勤めている会社での再雇用」。「60歳前と変わらず頼りにされて元気に働いている定年者」がいる一方、「冷たく扱われ、しまいに退職を選ぶ人」がいるのも事実。その差を分けているものは一体何なのか? 300社以上の高齢者雇用の現場を見てきた著者が分析する再雇用の「勝ち組・負け組」の法則。「ウチの会社の制度は世の中的に仕方がないのか? 他社の方が得なのか?」もわかる。
    65歳までの雇用が全企業に義務付けられた今、誰もが迎え得る「再雇用のリアル」を徹底解説。これだけ知れば雇用継続は大丈夫!

    <主な内容>
    「改正高齢法」で65歳まで働ける?
    給与は6~7割とする企業が大多数
    再雇用の現場で「好かれる人材」「嫌われる人材」
    経営陣や同僚・後輩のホンネとは?
    反面教師にすべき「再雇用で挫折する人々」
    本当にいた! 「私は部長なら出来ます」
    再雇用で「負け組」にならないためにすべきこと
    起業するなら「小商い」を目指せ  ほか

    著者紹介:1951年、東京都生まれ。経営人事・経営教育コンサルタント、元・高年齢者雇用アドバイザー。芝高校、法政大学法学部卒業。コンサルティングの実績は約50社、経営教育指導の実績は約400社にのぼる。著書に『人事・給与改善マニュアル』(経営書院)などがある。
  • 891(税込)
    著:
    苫野一徳
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    本書でわたしは、「愛」の本質を明らかにした。性愛、恋愛、友愛、親の子に対する愛……。愛にはさまざまな形があるが、これらはいずれも、本来まったく異なったイメージを与えるものである。にもかかわらず、なぜこれらは「愛」の名で呼ばれうるのか?それは、そこに「愛」の、ある“理念性”の本質が通奏低音のように響いているからである。性愛も恋愛も友愛も親の子に対する愛も、その「愛」の通奏低音の上に、それぞれ独自の音色を響かせているのだ。本書の目的は、これら「愛」の名のもとに包摂されるありとあらゆる「愛」の本質を明らかにすることにある。「愛」とは何か、そしてそれはいかに可能か? これが、本書でわたしが挑み、そして明らかにした問いである。
  • 693(税込)
    著者:
    鈴木邦男
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    山紫水明、天壌無窮の祖国が、原発事故によって穢された。この未曾有の国難に、われわれが闘うべき、本当の敵は誰か――? 被災地を救った天皇陛下のお言葉と自衛隊のこと、脱原発デモと街宣車、故郷・東北への想い、右翼人の目覚め、憲法改正問題、左右両派の傑人との親交、三島由紀夫が問い続けるもの…など、かつて行動派、今は理論派右翼として半世紀近くにわたって日本を見つめてきた著者が、日本人に伝えたい想いのすべてを綴る。【目次】序章/第一章 右翼人の憲法論/第二章 右翼人の作られ方/第三章 右翼人の生活と意見/第四章 私が出会った素晴しい人々/第五章 右翼人と左翼人/第六章 右翼人にとっての三島由紀夫/あとがき
  • 本当の愛国とは?

    「愛国」思想は現在、右派や保守の政治的立場と結びつけて語られる。しかしその起源は、かつて古代ローマの哲学者キケロが提唱したパトリオティズムにあった。フランス革命では反体制側が奉じたこの思想は、いかにして伝統を重んじ国を愛する現在の形となったのか。西洋思想史における紆余曲折の議論を振り返り、尊王思想と結びついた明治日本の愛国受容を分析、さらに現代のグローバルな視点からパトリオティズムの新しい可能性を模索する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    自由の謳歌と敗北の屈辱と……ふたつの相反する感情があざなって「戦後」の時空間は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識とナショナリズムの関係に光をあてる。――「歴史認識」のぶつかりあいが必至なこれからの時代にあって、日本人はなにを思考の土台に据え、言葉を発していけるのか。

    【本文から】
    国家がもっている記憶の集積としての歴史について、それに一定の敬意を払うことは当然ですが、それに服従しなければいけない、それと一致しなければならないという歴史教育はおかしい。みずからが、国家がもっている記憶の集積にたいして、地域や家族の記憶を突き合わせて「どこがどうちがうんだろうか」と自律しながら見ていく目は必要ですね。(保阪正康)

    地益を地域のなかに生きている人びとがしっかりと自覚し、その地益に基づいて、地域と地域とが広域的に結びつく可能性に開かれていくならば、われわれは歴史の轍を踏まないで、これからの未来に、若い世代に、新しい日本、新しい朝鮮半島の可能性を用意してあげられるのではないかと思います。(姜尚中)

    このところの憲法を変えろという議論に象徴される、威勢のいい、勇ましい傾向は、ある種の葛藤、集合的な無意識だと私は思っているんです。みんながほんとうに本質的にこれが正しいと思って論理的に選択しているのではなく、「見たくないもの」を回避するための症状ですね。(香山リカ)

    ※北海道新聞社は、2009年から毎年さまざまなゲストを招いて道新フォーラム「現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」を札幌で開催、基調講演と討論、参加した若い人たちとの質疑を通して昭和史の教訓を今後にどう生かしていくかを考えてきました。今回は2012年11月25日に保阪正康、姜尚中、香山リカの三氏を招いて札幌の道新ホールでおこなわれたフォーラムの詳報です。

    ≪道新フォーラム≫活字化 第4弾
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 『永遠の0』の宮部久蔵、『海賊とよばれた男』の国岡鐡造に込められた国を想う気持ちとは!?
    大東亜戦争から戦後の自虐史観、そして現在の嫌中嫌韓問題まで、日本人の国への想いがどう変遷してきたのか。
    そして今後どうなっていくのか。
    ベストセラー作家百田尚樹と国民的ジャーナリスト田原総一朗が正面から大胆に論じていく。

    ・『永遠の0』は右翼にも左翼にも叩かれる
    ・大東亜戦争に正義はあったか
    ・日本人にとっての天皇という存在自虐史観はなぜ蔓延したのか
    ・慰安婦像にみるお粗末な日本の情報戦略
    ・朝日新聞は「反日」なのか「無能」なだけか
  • 傷つけられても愛し続ける人々があらたなる世界を創る。騙されても騙さない、馬鹿にされても馬鹿にしない、奪われても決して奪わない、嘘をつかれても受け入れ、決して反撃をしない人、 そこから静かに去っていくような人々、そして、みずからを傷つけるような人々の幸せを心から願うような、そんな人たちが真の繁栄をするということを私たち人類が知ったなら、どんな世界が見えてくるのでしょう。この本当はひとつなる世界の中、仕返しや恨みや嫉妬、攻撃や略奪、そのような様々なことが、みずからを本当にダメにしてしまう…遠からず滅亡してしまう…それこそが宇宙の法則だと知ったなら、私たちはどのように生き、どんな世界が見えてくるのでしょう…。古代には、そのようなことを深く認識していた民たちがいたことを知りました。安住の地を奪われ、盗まれても反撃することなく、ただそこを去っていった人々のことです。そして、その法則を頑なに守り続けたそのものたちの子孫たちは、今でも繁栄していることを知ったのです。
  • 世界で一番有名な禅僧ティク・ナット・ハンがわかりやすく伝える「本当の愛のかたち」。親しみやすいイラストとともに綴られて米国でベストセラーになったマインドフルネスの神髄。
  • 1,100(税込)
    著者:
    岡本太郎
    著者:
    岡本敏子
    レーベル: ――

    天才芸術家、岡本太郎とそのパートナー岡本敏子。二人が遺した、激しく熱く純粋な、男が男のまま、女が女のまま、愛するためのメッセージ。
  • 「愛とは何か」「愛するとはどういうことか」「愛することで何が変わるのか」……。現代人が見失っている、 人生を幸福に生きる「愛」する能力の育て方を、先人の深遠な知見から導く。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ■藤原氏ゆかりの奈良の古刹・興福寺の前貫首が、仏の教えと深い学識をもとに古今の名言を選び、自らの書とエッセイで綴る。心に響く、迷いが晴れる、言葉による人生の処方箋。
    「沈黙によって魂を洗う」「自然は自己のひろがり」「あるがまま雑草として芽を吹く」――。名著『心に響く99の言葉 東洋の風韻』の増補改訂版として、あらたな言葉を追加収録。

    [目次]
    第1章 人生は、自分の心で決まる
    第2章 ままならぬことは、まかせよう 
    第3章 変わる世界、変わらない世界
    第4章 仏の教えと唯識


    <著者略歴>
    多川俊映(たがわ・しゅんえい)
    1947年、奈良県生まれ。立命館大学文学部心理学専攻卒。2019年までの6期30年、奈良にある法相宗大本山興福寺の貫首を務めた。現在は寺務老院(責任役員)、帝塚山大学特別客員教授。貫首在任中は世界遺産でもある興福寺の史跡整備を進め、江戸時代に焼失した中金堂の再建に尽力した。また法相宗の教義である「唯識」の普及に努め、著書に『唯識入門』『俳句で学ぶ唯識 超入門―わが心の構造』(ともに春秋社)や『唯識とはなにか』(角川ソフィア文庫)、『仏像 みる・みられる』(KADOKAWA)などがある。


    ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『愛蔵版 心に響く101の言葉』(2021年6月17日 第1刷)に基づいて制作されました。
    ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 「成功する人」が実践している45の思考法とは?
    マーフィー理論の第一人者が長年の研究からたどりついたエッセンスを、図と共にわかりやすく解説。
    本書を繰り返す読み、実際に書き込むことで、あなたの「潜在意識」は活発に働き始め、「成功する人の思考と習慣」が自然と身に付きます。
  • 現代日本社会を襲う絆の危機「愛着崩壊」の正体に迫り、その対処法を探る。

    急増する依存症、発達障害、境界性人格障害……。その共通の背景をなすのは「絆」の病、愛着障害だった。一生を左右する幼い日の愛着体験の重要性を数々の事例で解明し、命と心を支える新たな世界観を提唱する。
  • 1,980(税込)
    著者:
    松岡宗嗣
    レーベル: ――
    出版社: 柏書房

    2021年11月は「一橋大学アウティング事件」の控訴審判決から1年にあたる。「パワハラ防止法」により、2022年4月からは中小企業でもアウティングの防止対策が義務付けされることになっている。

    なぜアウティングは「不法行為」と判断されたのか? そもそもなぜ、性的指向や性自認といった個人情報の暴露が「命」の問題につながってしまったのか?

    実は、一橋事件の前からこうした被害は起きていたし、現在も起きている。学校や職場などの身近な人間関係、不特定多数に瞬時に情報を発信できてしまうネット社会において、誰もが加害者にも被害者にもなり得るのだ。

    校舎から飛び降りたのは、私だったのかもしれない――。勝手に伝えることが誰かの「命」を左右する瞬間を、痛みとともに、ひとりの当事者が描き出す。

    一橋事件を一過性のものとせず、被害を防ぎ、これ以上「命」が失われないためにも、いま改めて考えたい「アウティング問題」の論点!

    ■「アウティング」とは?
    本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露すること。

    ■「一橋大学アウティング事件」とは?
    「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ」。一橋大学大学院のロースクールに通うAがゲイであることを、同級生ZがクラスメイトのLINEグループに同意なく暴露。心身に変調をきたしたAは2015年8月、校舎から転落死した。翌16年、遺族が学生Zと大学に対し損害賠償を求めて提訴。20年11月の控訴審判決では、本人の性のあり方を同意なく勝手に暴露するアウティングが「不法行為」であることが示され、世間的にも「アウティング=危険な行為」という認識が広まるきっかけとなった。地方自治体だけでなく、国レベルでも大きな影響があった。

    ■目次
    はじめに
    第一章 一橋大学アウティング事件――経緯
    第二章 アウティングとは何か
    第三章 繰り返される被害
    第四章 一橋大学アウティング事件――判決
    第五章 アウティングの規制
    第六章 広がる法制度
    第七章 アウティングとプライバシー
    第八章 アウティングの線引き
    第九章 アウティングのこれから
    終章 アウティング、パンデミック、インターネット
    おわりに

    ■著者プロフィール
    松岡宗嗣〈まつおか・そうし〉
    1994年愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心とした性的マイノリティに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Yahoo!ニュース等で多様なジェンダー・セクシュアリティに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。2020年7月、LGBT法連合会・神谷悠一事務局長との共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)を出版。近著に『「テレビは見ない」というけれど--エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む』(青弓社)、『子どもを育てられるなんて思わなかった--LGBTQと「伝統的な家族」のこれから』(山川出版社)。本作が初の単著となる。
  • 【書籍説明】

    「キミはいったい何が言いたいのか分からない」と上司に怒られたことはあるでしょうか?

    もしくは、部下に向かって同様のセリフを言ったことがあるでしょうか?

    おそらく、ほとんどの方がYESでしょう。筆者はITエンジニア(プログラマ)として、IT企業で20年間勤務しましたが、若い頃、よく怒られたものです。怒られる原因は論理的思考ができていなかったからです。

    本書はプログラミングするために必要な論理的な考え方を発展させ、ITエンジニアだからこそできる論理的思考のノウハウについて書き下ろしました。論理的思考は数値と辻褄合わせからできているといっても過言ではありません。

    論理的思考スキルは仕事を円滑に進めるためには必要であり、論理的な考え方ができないと周りから信用を失います。信頼関係をなくすと、誰からも相手にされなくなります。

    論理的思考スキルを身につけ、「キミは仕事ができる人だね」と言われるようになったら成長した証です。そうなれば、どこにいっても通用する人材となれることでしょう。本書が読者の皆様に少しでも気づきになれば幸いです。

    2018年11月 平田豊


    【目次】
    論理的思考がなぜ必要なのか?
    論理的思考はシンプルな考え方の組み合わせ
    伝え方のコツは結論から
    定性的よりも定量的で
    あるべき姿と現状を常に考えよう
    愚痴と提案を使い分けるのがオトナ
    モレなくダブリなく
    問題は系統立てて考える[前編]
    問題は系統立てて考える[後編]
    仮説思考とPDCA
    論理的思考の例題集(1)
    論理的思考の例題集(2)
    … 以上まえがきより抜粋
  • ■誰もが考えつくアイデアでは面白くない!
    哲学者の視点で、今までにない新しいアイデアを生み出すための本。
    「面白いアイデアを出したいけど、ありきたりのものしか思い浮かばない・・・」

    と悩んでいるあなた。
    原因は、自分の思考の枠の中だけで考えようとしているからかもしれません。

    哲学者の視点を学べば、自分の枠を超えて
    もっと広い視野で発想できるようになります。
    なぜなら、そもそも哲学とは
    「常識を超えて思考することであり、そのための思考法」
    だからです。

    ■本書では、10人の哲学者の視点をご紹介し、
    今までにないアイデアを生み出す方法を伝授します。
    この本を読むことで、人とは違うものの見方「着眼点」を
    身につけることができます。

    単なるコンセプト紹介にとどまらず、哲学者の視点を「ツール」として
    実際に使えるように、イラスト付きの解説と演習をご提供します。

    さあ、あなたも手に入れましょう。
    アイデアが湧き出る「着眼点」を。

    ■目次
    ・第1章 アイデアを生み出す「哲学思考」とは?
    ・第2章 世界の見え方が変わる10人の哲学者の視点
    ・第3章 10人の哲学者の視点はこう使う
    ・第4章 アイデアを出し続ける思考習慣
    ・第5章 アイデアを形にする方法
    ・おわりに AI、哲学、人間
    ・参考文献
  • これまでいくつかの恋愛本を担当してきましたが、
    いつも男女の考え方・あり方の違いに驚かされます。
    なぜこんなにも違うのか――。

    恋愛だけでなく、仕事の仕方、ものの捉え方など、
    あらゆるシーンで男女の違いがあります。

    そして、その違いを乗り越えたところに、
    男と女が共に幸せになる生き方がある、
    そんなことをこの本は、やさしく面白く、驚きとともに教えてくれます。
    男性の行動がわからない、女性の気持ちがわからない方は必読です!


    ■目次

    ●Part1 「男のほうがバカ」は本当なのか?
    ・なぜ男は「単純」だと言われるのか
    ・女の話に筋が通っていない理由
    ・女がパニックに弱い理由
    ・一度に1つのことしかできない男
    ・「なんでも聞いてくれ」と言ったのに、いざ聞きに行くと怒る男
    ・男の情報収集の落とし穴
    ・男の買い物、女の買い物

    ●Part2 「男」の進化と「女」の進化
    ・進化から見た男女の違い
    ・的は狙わずにいられない男
    ・距離感がすぐれている男
    ・本当は地図すらいらない男
    ・本当のグルメは女
    ・女がおしゃべりな理由
    ・隅々まで見る女
    ・小さな変化を見逃さない女の識別能力
    ・見えている世界が違う男と女
    ・父親が娘に嫌われる理由
    ・女ににおいフェチが多い理由
    ・一夫多妻は「あり」か「なし」か
    ・クジャクの羽はなぜ派手なのか
    ・右の胸が大きい女、左の胸が大きい女
    ・男がネオン街に弱い理由
    ・女が宝石を愛する理由

    ●Part3 愛でセックスを買う「男」・セックスで愛を買う「女」
    ・意識せずに男を惑わす女
    ・女はなぜ、好きでもない男とデートするのか
    ・セックス(=目標)のための投資
    ・愛情の投資を長続きさせる方法
    ・男が女に惚れる4つのパターン
    ・体の関係を持った後
    ・―男の場合―
    ・体の関係を持った後
    ・―女の場合―
    ・異性の判断は結局、外見重視

    ●Part4 「男」の仕事と「女」の仕事
    ・ルールを絶対視する男、ルールを勝手に変える女
    ・裏技をたしなむ男、裏技を理解できない女
    ・男は大器晩成、女は早熟
    ・男は放置、女はメンテナンスが大切
    ・結果重視の男、プロセス重視の女
    ・男の子は素直にさせ、女の子は褒めよ
    ・上下関係に厳しい男、上司と対等に接する女
    ・袋とじが好きな男、おまけが好きな女
    ・結論を先に言いたい男、結論は最後に言いたい女

    ●Part5 「男」と「女」がうまくいくには

    ■著者 織田隼人
    心理コーディネーター。シオンコンサルティングCEO
    (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 集団への帰属の欲求とは何を意味するのか。この欲求が他者に対する恐怖や殺戮へとつながってしまうのはなぜなのか――。グローバル化の進展は、さまざまな文化の保持者たちの基盤を揺るがし、時に偏狭で排他的な帰属意識を生み出してしまう。複数の国と言語、そして文化伝統の境界で生きてきた著者は、本書のなかで新しい時代にふさわしいアイデンティティのあり方を模索する。鍵となるのは、「言語」だ。言語を自由に使う権利を守ること、言語の多様性を強固にし、生活習慣のなかに定着させること、そこに世界の調和への可能性を見る。刊行後、大きな反響を呼んだ名エッセイ、ついに邦訳。文庫オリジナル。
  • 抽象的思考ではアイデンティティ/他者性という問題の核心には到達しえない。肝心なのは個々の「私」におけるその在り方である。プリーモ・レーヴィ、パウル・ツェラン、金時鐘という具体的な表現者に即して、この問いを考える。
  • カイエ・ソバージュ第3巻。 モース、マルクス、ラカンを超えて、21世紀の贈与論へ! 本当の豊かさとは? 資本増殖の秘密とは? 貨幣と  貨幣と魔術。愛と資本主義。 全体性の運動としての経済と精神の構造は同一である。 資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    人がその一生で歌い続けるのは「愛の歌」であり、それは美しい思い出として蒼い宝石のように輝く。著者は詩人の心でその輝きをみつめ、その中に潜む愛と死について考察する。著者とともに流麗な調べにのって愛の彷徨におもくむであろう。

    【目次より】
    第一部 愛と死について
    一 愛について(一)
    二 愛について(二)
    三 友情について
    四 孤独について
    五 死について
    六 歳月について
    七 別れについて
    八 手紙について
    九 告白について
    十 愛の詩について
    第二部 文学に現われた愛と死
    一 ゲーテの世界
    二 サン・テクジュペリの世界
    三 人間的信の悲劇 シェイクスビア『オセロー』
    四 情熱と神話 ルージュモン『愛について』
    五 トルストイにおける芸術と自然
    六 人間的愛の悲劇 ドストエフスキィ『カラマーゾフの兄弟』
    七 キェルケゴールにおける詩と沈黙
    八 キェルケゴールにおける愛と死
    あとがき

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    佐々木 徹
    1941年生まれ。哲学者、評論家。追手門学院大学名誉教授。専門は哲学・比較思想比較文化論。
    著書に『愛と死について』『美は救済たりうるか』『西谷啓治 その思索への道標』『魔的なるもの 美と信の問題』『こころの橋 - 詩と小品』『愛と別れについて』『近代文学と仏教』(共著)『悲の思想 文学にみる生老病死』『木下恵介の世界 愛の痛みの美学』『東山魁夷を語る』(共著)など。
  • 715(税込)
    著者:
    前田英樹
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    たくさん読んでも無駄である。

    本が読まれなくなり、基本的な教養すら欠いた人間が世に溢れるようになった――こう嘆かれるようになって久しい。でも、本を読めば人は賢くなれるものだろうか。もちろん、否である。見栄でするやたらな読書は、人をどこまでも愚かにする。私たちには、文字に書かれたものを軽信してしまう致命的な傾向があるからだ。どうすれば、このような陥穽から逃れられるのか? ショーペンハウエル、アラン、仁斎、宣長など古今にわたる愛読の達人の営みに範をとり、現代人が本によって救われる唯一の道を示す。
  • セクシュアリティをはじめとし,近代社会において私的領域の深奥に秘匿されてきた事柄の政治性を鋭く分析する本書は,あらかじめ定められた物語を攪乱し,語りえぬものに声を与える政治と倫理の新たな地平を切り拓いた.精緻な理論でフェミニズム批評の最前線を走りつづけた著者の代表作,待望の文庫化.(解説=新田啓子)
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    ペルシャ語、英語、日本語とイラストで深い詩の世界を体感できる!

    踏み出してごらん。
    愛が差し出す手を取り、
    全ての制限が消えていくことを見つめてごらん。
    この上ない喜びへの旅。

    Step forth.
    Take the hand Love presents and watch all limitations disappear!
    Journey into the Triumph.

    قدم پیش بگذار،
    دستِ یاری گر عشق را بگیر و ببین که چگونه همۀ محدودی تها ناپدید م یگردد.
    سفری به سوی کا میابی...

    CONTENTS
    深遠な変容 \ مقدمه - تحولی ژرف \ Profound Transformation
    探求 \ بخش اول - طلب \ Seeking
    愛 \ بخش دوم - عشق \ Love
    知ること \ بخش سوم - معرفت \ Knowledge
    充足 \ بخش چهارم - استغنا \ Fulfillment
    一体化 \ بخش پنجم - توحید \ Unity
    感嘆と畏敬 \ بخش ششم - حیرت \ Wonder & Awe
    無になる \ بخش هفتم - فنا \ Oblivion
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    プラトン、アウグスティヌスを経て今日まで西洋文化に広範な影響を及ぼした「愛の秩序」の全体像を解明して、現代に問うた問題作。

    【目次より】
    I 愛には秩序があるか
    1 愛の本質への問い
    2 人間の全体的表現としての愛
    3 人倫と愛の秩序
    II 愛の諸類型について
    1 エロースの諸形態
    ホメロスからソクラテスまで プラトン エピクロス ルクレティウス オウィディウス
    2 フィリア(友愛)
    プラトン アリストテレス エピクロス派とストア派 キケロ プルタルコス
    3 アガペーとカリタス
    新約聖書のアガペー アウグスティヌスのカリタス
    4 宮廷的恋愛
    5 ロマンティックな愛
    ダンテ ペトラルカ タッソからゲーテヘ
    6 自然主義的愛
    III 愛の秩序の思想
    1 プラトン主義
    プラトン プルタルコス プロティノス フィチーノとエラスムス
    2 アウグスティヌス
    「愛の秩序」の定義 三つの愛の順序 性愛の秩序 享受と使用 時間の秩序と愛の秩序の完成 火の論理
    3 中世思想とルター
    クレルヴォーのベルナール トマス・アクィナス ドゥンス・スコトゥス マルティン・ルター
    4 パスカルとキルケゴール
    パスカルと愛の情念 三つの秩序 キルケゴールの愛の三段階 隣人愛の概念
    5 マックス・シェーラー
    IV 愛の諸次元
    1 身体の次元
    2 心理の次元
    3 精神の次元
    4 人格の次元
    V 愛の成長
    1 愛の邂逅期
    2 愛の相互期
    3 愛の献身期
    親の愛 恋愛 結婚 聖なる愛
    VI 愛の射程
    1 目的と手段
    2 愛と価値合理性
    3 近い地平と遠い地平

    あとがき
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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。思想家モンテーニュにならい、深い思索をゆたかな言葉でつづる。
    【目次より】
    愛の彷徨
    期待に伴う怖れ
    花束と蝶の夢
    色彩られる雲
    緑の独房
    花の検索
    舊い山脈
    雲の中の天使
    孤独の限界
    高原の小鳥
    星と雲と蛍
    リラと蝶
    ある満足な姿
    森に沈む太陽
    小さい贈物
    夜の海
    さなぎ
    虫の音
    山羊と笛
    哀しい睦じさ
    噴火獣
    エデンの森
    手帖からの断想
    日記からの断想
    あとがき

    串田 孫一
    1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。
    著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 入手困難だった幻の名著、文庫化!!

    「この本を手にとってくれた君が、自分以外の人間や身の周りの世界に対して、ゴツゴツした岩みたいなよそよそしさを抱いているとしたら、そんな感覚から自由になれる考え方があることを知ってほしい。……自分を取り囲む世界と多少なりともなめらかにつながっていけるイメージを持ってくれたらいい……」。名著『友だち幻想』へと続くテーマを、やさしく深く語りかけるようにつづった「幸せ」のデザイン。
  • 本書を片手に、iPad用の電子書籍作りに挑戦しよう!

    アップルが開発したOS X用の電子書籍制作アプリケーション「iBooks Author」。iPadのビューアーアプリ「iBooks」で閲覧できるインタラクティブな電子書籍を簡単に作成可能だ。もともとは電子教科書の制作を想定したアプリだが、読み物やパンフレット、写真集、絵本などあらゆるジャンルの電子書籍を作れる。本書では、アプリのインターフェースや考え方、ブックの構成要素といった基本をはじめ、実際に本文を執筆/レイアウトする手順、電子書籍ならではの動画やインタラクティブな要素の組み込み方、さらには実際に公開する方法まで、iBooks Authorのすべてを詳細に解説しています。
  • 釈迦からガンディーまで。インドの性愛と禁欲、エロスの昇華を描く。

    ヒンドゥー教由来の生命観による強力な性愛・エロスの世界。ガンディーの「非暴力」思想の背後にある「性ののり越え」の聖性と魔性など、インドという土壌での「エロスの昇華」を描く。和辻哲郎文化賞受賞作品。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 空海密教の究極のエロス「即身成仏」、法華経信仰と変性のエロスを描く。

    空海の即身成仏にみる密教的エロス、これに通底する『源氏物語』の「色好み」にみられる「空無化する性」。女人往生を説く法華経信仰と「変成男子」という変性のエロチシズムについて描く。和辻哲郎文化賞受賞作品。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 光源氏の無性化する性と「色好み」、奔放な性愛のはての愛欲の落魄を描く。

    「とはずがたり」の二条をめぐる5人の男との愛の遍歴、これと対比される璋子の野生化する奔放な愛欲のかたち、その果ての女人出家の懺悔・滅罪について描く。王朝の性愛をめぐる増補新訂、和辻哲郎文化賞受賞作品。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 恋愛関係を長く幸せに続けるためには? より幸福な結婚のかたちとは? 男女両方に性欲があること、パートナーに嫉妬すること、ふたりに子どもが生まれることは、関係にどんな変化をもたらす? イタリア人学者と共に、哲学の七つのレッスンで考えませんか。
  • 男女の愛、家族愛、友愛――滞日60年を超えるカトリックの神父が、哲学者、神学者の観点から愛を論じる。依然として続くコロナ禍の中、人生に迷い将来の不安を感じている人々に向けて、互いを愛し、高め合うために必要な方法を伝授する。キリスト教、そして日本人の結婚・恋愛観を知り尽くした神父でなければ伝えることのできない金言が満載。自己を見つめ、自信をもって生きていく方法を一緒に考える。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    アインシュタインは、自らを「形而上学者」と呼び、「物理学は一種の形而上学である」と書く。「物理学=自然学(Physik)と形而上学(Meta-Physik)」という斬新な視点からアインシュタインの物理思想を解明し、アインシュタインを西洋形而上学の歴史のうちに位置づける。アインシュタイン全集を踏まえて、「原理の探究」、「質点と場という実在をめぐる戦い」、「人間精神の自由な創造」という独自な視点からアインシュタインの全体像を鮮明に描き、特殊相対性理論への道を説得力のある仕方で解明する画期的な研究である。

    【目次より】
    略号
    序章 物理学と形面上学
    一 物理学の目標 ~ 五 本書の課題・方法・展開
    第一章 特殊相対性理論への道
    第一節 運動と変換
    一 運動する観測者と光のパラドックス ~ 五 マイケルソンの実験
    第二節 ローレンツ理論との格闘
    一 ローレンツ理論から特殊相対性理論へ ~ 五 突破口としての時間変換
    第三節 ヒュームとマッハ
    一 ヒュームとマッハの批判的な思惟 ~ 五 有害な害虫を根絶できるだけ
    第二章 原理理論
    第四節 時間
    一 同時刻性の定義 ~ 五 自由裁量に従ってなしえた設定
    第五節 相対性原理と光速度一定の原理
    一 二つの原理の独立性 ~ 五 不変量論としての特殊相対性理論
    第六節 原理理論としての特殊相対性理論
    一 構成理論と原理理論 ~ 五 相対性理論は絶対主義である
    第三章 実在をめぐる戦い
    第七節 光量子
    一 深刻な形式的な相違 ~ 五 量子力学に対する批判
    第八節 特殊相対性理論から一般相対性理論へ
    一 私の生涯の最も素晴らしい思想 ~ 五 一般相対性理論とマッハ
    第九節 場の導入によって開始された革命
    一 アインシュタインにとっての革命 ~ 五 実在をめぐる戦いは終っていない
    第四章 理性と実在
    第十節 数学的に考えうる最も単純なものの実在化
    一 羅針盤とユークリッド幾何学 ~ 五 神は数学する
    第十一節 経験と理性
    一 マッハ的な経験主義の批判 ~ 五 思弁としての理性の力
    第十二節 人間精神の自由な創造
    一 基礎の仮構的性格 ~ 五 概念との自由な遊びとしての思惟
    第五章 形而上学
    第十三節 自然のうちで自己を顕現する理性
    一 神即自然(スピノザ) ~ 五 生成と存在(パルメニデス)
    第十四節 物理学は一種の形而上学である
    一 概念の創造としての形而上学 ~ 五 形而上学者アインシュタインの誕生
    第十五節 形而上学者アインシュタイン
    一 おとなしい形而上学者 ~ 五 知を愛し求める者
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    細川 亮一
    1947年生まれ。 哲学研究者。九州大学名誉教授。東京大学文学部卒業(文学博士)。
    著書に『意味・真理・場所 ハイデガーの思惟の道』『ハイデガー哲学の射程』『ハイデガー入門』『形而上学者ウィトゲンシュタイン 論理・独我論・倫理』『ヘーゲル現象学の理念』『アインシュタイン物理学と形而上学』『純化の思想家ルソー』『道化師ツァラトゥストラの黙示録』『要請としてのカント倫理学』など。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    人間と神についての省察の記録である『告白』全十三巻を統一的に把握する道を切り開き、その全体像に迫った、わが国初の本格的研究。

    【目次より】
    まえがき
    第一章 『告白』の主題と形式
    第一節 執筆の時期と背景
    第二節 主題と統一性
    第三節 神との対話
    第二章 不安と神探究
    第一節 不安な心
    第二節 『ホルテンシウス』体験
    第三章 マニ教の克服
    第一節 悪とは何か
    第二節 信仰と理性
    第四章 ミラノ体験と回心
    第一節 ミラノ体験とは何か
    第二節 道としてのキリスト
    第三節 意志の自由と人格的統一
    第五章 内面の世界
    第一節 記憶論の構造
    第二節 心と内
    第六章 永遠と時間
    第一節 時間とは何か
    第二節 神のことば
    あとがき

    参考文献
    英文要旨
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    岡野 昌雄
    1939年生まれ。哲学者。国際基督教大学名誉教授。元フェリス女学院学院長。専門は西洋古代中世哲学。国際基督教大学卒。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。文学博士。
    著書に、『アウグスティヌス『告白』の哲学』『イエスはなぜわがままなのか』『信じることをためらっている人へ』 『古典解釈と人間理解』(共編著)など、
    訳書に、『アウグスティヌス著作集 第7巻、第14巻』 A.H.アームストロング 『古代哲学史』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第25巻、第26巻』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    古代の教育を来るべき新時代の方向へと転換させた「西洋の教師」アウグスティヌス。彼のキリスト教的人間観と、教育の中心にある説教の新しい教授法、さらに教師と学習者についての考え方を考察。異教徒文化、教養の基礎である自由学芸をキリスト教的哲学と聖書註解のための基礎教養として位置づけ、キリスト教と異教文化との融合を図って西欧的教養の基礎をすえた歴史的意義を解明する。

    【目次より】
    凡例
    まえがき
    引用著作一覧
    序章 教師アウグスティヌスの形成
    第I部 アウグスティヌスの教育活動
    第一章 回心前のアウグスティヌスの教育活動
    第二章 回心後のアウグスティヌスの共同生活と教育活動
    第三章 修道者アウグスティヌスの教育活動
    第四章 聖職者アウグスティヌスの修道生活と教育活動
    第五章 聖職者アウグスティヌスによる入信者の教育
    第六章 聖職者アウグスティヌスの一般信徒への説教
    第II部 アウグスティヌスの教育論
    第一章 アウグスティヌスの人間観と教育
    第二章 アウグスティヌスによる教授と学習『教師論』を中心に
    第三章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(I)
    第四章 アウグスティヌスによる教授(説教)法(II) バシリカ、絵画・彫刻、歌唱による
    第五章 アウグスティヌスによる記憶と学習
    第六章 アウグスティヌスによる自由学芸と哲学
    第七章 アウグスティヌスによる自由学芸と聖書解釈 『キリスト教の教え』を中心に
    補遺 カッシオドルスによる修道生活への自由学芸の導入
    あとがき

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    岩村 清太
    1931年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中退、大東文化大学名誉教授。
    著書に、『ヨーロッパ中世の自由学芸と教育』『西洋教育史』など、
    訳書に、『大グレゴリウス小伝』『カロリング帝国の統一と分割』『母が子に与うる遺訓の書 ドゥオダの『手引書』』『キリスト教神秘思想史〈2〉中世の霊性』(共訳)などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    本書はアウグスティヌスが回心後、最初に着手した初期の代表作で難解をもって知られる『アカデメイア派論駁』の世界でも初の総合的な研究成果であり、研究/翻訳/註解の三分より構成される。アウグスティヌスはアカデメイア派懐疑論の論駁を通して真理論や知識論に関する新たな理解を示したが、著者はそれがヘレニズム期のものともデカルト以降の近代の懐疑論とも異なり、命題の真偽、真理と善という価値をわれわれの生のあり方にどのように位置づけるかに核心があることをはじめて解明した。原著は19世紀以来、デカルト懐疑論との比較や新プラトニズム研究の視点などから考察されてきたが、未だその全体像は明らかになっていない。本書はアウグスティヌスの戦略的論法を読み解いて原著の意図を分析し、真理と行為の問題性を摘出した画期的作品。

    【目次より】
    まえがき
    第1部 『アカデメイア派論駁』研究序説
    第2部 『アカデメイア派論駁』
    第3部 『アカデメイア派論駁』註解
    第I巻
    第1章1~4節 ロマニアヌス宛て書簡 第2章5~6節 討論の開始 第2章5節:全体的問題の提示 第2章5~6節:第I巻の問題の提示 第3章7節~第4章12節 知者 第3章7~8節:キケロと懐疑論の紹介  第3章9節:人間のfinis 第4章10~12節:誤謬の定義 第5章13節~第8章23節 知恵 第5章13~15節: 道 第6章16節:知恵の定義 など
    第II巻
    第1章1節~第3章9節 ロマニアヌス宛て書簡 第4章10節~第6章15節 アカデメイア派の紹介 第4章10節:設定 第5章11~12節:アウグスティヌスによるアカデメイア派の紹介 第6章14~15節:アリピウスによるアカデメイア派の紹介 第7章16節~第8章21節 ジュニアメンバーとの討論 第7章16節~第8章21節:父親似のたとえ など
    第1章1節~第2章4節 序 第1章1節:導入 第1章1節~第2章4節: fortuna 第3章5節~第6章13節 シニアメンバーの討論(その2) 第3章5~6節:問題の提示 第4章7~10節:自分は知っていると思う
    第5章11節~第6章13節:assensio 第6章13節:締めくくり 第7章14節~第9章21節 連続講話 第7章14節:モノローグの導入 第7章15節~第8章17節:アカデメイア派の評判 第9章18~21節:ゼノンの定義 第10章22節~第13章29節 認識 第10章22節:カルネアデス登場 第10章23節~第11章26節:自然学 哲学者の不一致 感覚・夢・狂気 第12章27~28節:倫理学 第13章29節:論理学 第14章30節~第16章36節 同意と行為 など
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    岡部 由紀子
    美学者、哲学者。熊本保健大学教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(美学・藝術学)。文学博士(慶応大学)。
    著書に、『アウグスティヌスの懐疑論批判』など、
    訳書に、ハンス・ベルティング『マックス・ベックマン 近代芸術における伝統の問題』
    マルテキン・バルンケ『クラーナハ“ルター” イメージの模索』などがある。
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    言語哲学と解釈学の視点からアウグスティヌスにおける言葉の真相を文献学的に解明、彼の言語論の全貌を初めて本格的に示した問題作。

    【目次より】
    はじめに
    序論 声の現象学へ
    第一部 言語哲学的視点から 声とことば
    アプローチ
    第一章 声
    I 意味の光
    II 声
    III 喚びかけの構造
    IV 喚びかけの場所
    第二章 ことば
    I 沈黙と発語
    II 根源語 讃美と呻き
    III 光ることば
    第二部 解釈学的視点から 経験と解釈
    アプローチ
    第一章 経験
    I ホルテンシウス体験
    II メロディア・インテリオル 『美と適合について』
    III ミラノのヴィジョン 『告白』第七章における神秘経験
    IV オスティアの経験 l’extase a deux
    第二章 解釈
    I 比喩的解釈
    II 解釈の迂路
    III ドケレの二重構造
    第三部 『キリスト教の教え』の言語哲学 『キリスト教の教え』を読む
    アプローチ
    I いつだれのために書かれたか
    II 伝達の回路
    III 本論のアナリシス 表現と伝達
    IV 結論
    あとがき
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    キリスト教の枠を超え人間の成立の普遍的な意味と構造を存在論的ダイナミズムとして分析、現代思想へ問題提示する。

    【目次より】
    はしがき
    目次
    序章
    第一部 自己存在の探究 初期著作および『告白』を中心として
    第一章 探究の甚本構造

    第一節 探究の端緒
    第二節 回心の意味と構造
    第二章 確実性の問題

    第一節 アカデミア派批判
    第二節 内への超越
    第三章 記憶と想起 知の成立根拠をたずねて

    第一節 知への愛
    第二節 知の両義性
    第三節 ものと言葉
    第四節 知の意味と根底 記憶論の展開
    第五節 幸福の生の記憶
    第四章 時間と志向 精神の発見

    第一節 創造と時間
    第二節 記憶・直観・期待
    第三節 精神の志向的かたち
    第五章 悪の問題 「自己・人間の成立」の機微をめぐって

    第一節 問いの端緒
    第二節 自己存在の謎
    第三節 人間的自由の根底
    第四節 創造と意志
    第二部 「神の似像」の探究 『三位一体論』に即して
    第六章 知を求める信

    第一節 信という端緒
    第二節 信と知との再帰的構造
    第七章 自己知の探究

    第一節 精神の三一性
    第二節 自己知のアボリア
    第三節 欲望と思惟
    第八章 外なる人間の三一性 結合力としての意志

    第一節 三一性の諸相と意志
    第二節 精神の開かれたかたち
    第九章 創造と原罪との問題 知の成立の意味と根底

    第一節 人問の創造
    第二節 原罪の成立とそのかたち
    第三節 知恵と知識
    第十章 信の構造

    第一節 信の志向的かたち
    第二節 幸福の生
    第三節 不死性への与り
    第四節 問題の展望
    第十一章 「神の似像」の知と再形成とをめぐって 存在の現成のかたち

    第一節 信の普遍的根底に向って
    第二節 精神の自己還帰
    第三節 神の似像の意味
    第四節 還帰・転回の文脈
    第五節 本源的な記憶と想起
    第六節 神の似像の再形成をめぐって
    第七節 神性の全一的交わり キリストの問題

    あとがき 結語に代えて
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    谷 隆一郎
    1945年生まれ。宗教学者。九州大学名誉教授。
    東京大学工学部合成化学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。
    著書に、『アウグスティヌスの哲学』『東方教父における超越と自己』『人間と宇宙的神化』『アウグスティヌスと東方教父』『受肉の哲学』、
    訳書に、『キリスト教神秘主義著作集 第1巻』(共訳)P.エフドキーモフ『神の狂おしいほどの愛』(共訳)『砂漠の師父の言葉 ミーニュ・ギリシア教父全集より』(共訳)『アウグスティヌス著作集 第18巻 2 詩編注解 2』(共訳)『フィロカリア 東方キリスト教霊性の精華 第3巻』『フィロカリア 第4巻』(共訳)『キリスト者の生のかたち』(編訳)『証聖者マクシモス『難問集』 東方教父の伝統の精華』など。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    4~5世紀にかけて活躍したローマ帝国時代のキリスト教の神学者、哲学者、説教者であるアウグスティヌスは人間をどう考えていたのか。その全貌に迫る。

    【目次より】
    序論 人間学的伝統の受容と変革
    第一節 精神史的境位
    第二節 新しい人間学の出発点
    第三節 人間学的自覚の発展
    第四節 新プラトン主義の人間学の影響
    第五節 パウロの人間親の受容と解釈
    第一部 アウグスティヌス人間学の形成過程
    第一章 初期人間学の特質
    第一節 哲学の主題としての魂の問題
    第二節 人間の定義、理性と身体の理解
    第三節 知的救済論とキリスト教的意識
    第四節 回心と神への対向性
    第二章 魂と身体
    第一節 魂の不滅についての論証の問題
    第二節 身体論(一) 感覚論の問題
    第三節 身体論(二) 創造・受肉・復活
    第四節 人間学的区分法の問題
    第三章 理性と信仰
    第一節 理性と信仰の問題と基礎経験
    第二節 優位性の問題
    第三節 神の像としての精神の知性的認識
    第四章 超越 内面性の問題
    第一節 哲学者の神とキリスト教信仰
    第二節 悪の存在論的考察と実存の超越
    第三節 アフェクトゥスの超越性
    第四節 超越の道と命法
    第五章 自由意志
    第一節 自由意志に対する初期の解釈
    第二節 自由意志と悪の問題
    第三節 自由意志と神の恩恵
    第二部 アウグスティヌス人間学の特質
    第一章 「心」(cor)の概念
    第一節 「不安な心」(cor inquietum)と頽落存在
    第二節 心概念の実存史的考察
    第二章 人間存在と時間
    第一節 時間と歴史性
    第二節 創造と時間の秩序
    第三節 歴史と時間の秩序
    第四節 救済史の問題
    第五節 人間学的三段階説
    第三章 社会的人間存在
    第一節 キヴィタスの社会学的概念
    第二節 キヴィタスの神学的・人間学的意義
    第三節 キヴィタスと国家および教会との関連
    第四節 キヴィタスと世代との転換
    第四章 神の前に立つ人間
    第一節 宗教的自覚の深化
    第二節 「あなたの命じるものを与えたまえ」の意味
    第三節 ローマ書第七章の解釈の転換
    第五章 奴隷的意志の問題
    第一節 アウグスティヌスからルターヘの継承
    第二節 初期から中期にいたる奴隷的意志の展開
    第三節 後期の「拘束された自由意志」の理解
    第四節 自由意志と恩恵との関係の三類型
    第五節 アウグスティヌスにおける弁証法的関係
    あとがき
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    金子 晴勇
    1932年生まれ。倫理学者。聖学院大学客員教授。京都大学文学部卒。同大学院博士課程中退。文学博士。専攻は、キリスト教思想史専攻。
    著書に、『ルターの人間学』(学士院賞)『対話的思考』『宗教改革の精神 ルターとエラスムスとの対決』『アウグスティヌスの人間学』『恥と良心』『ルターとその時代』『対話の構造』『近代自由思想の源流』『キリスト教倫理入門』『倫理学講義』『愛の秩序』『聖なるものの現象学 宗教現象学入門』『マックス・シェーラーの人間学』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『宗教改革者たちの信仰』『霊性の証言 ヨーロッパのプネウマ物語』『ヨーロッパ思想史 理性と信仰のダイナミズム』など、
    訳書に、C.F.v.ヴァイツゼカー『科学の射程』(共訳)マルティン・ルター『生と死について 詩篇90篇講解』C.N. コックレン『キリスト教と古典文化 アウグストゥスからアウグスティヌスに至る思想と活動の研究』エラスムス『対話集』など多数。
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    普通のビジネスパーソンがクリエイティブ脳になるための入口とガイド役を果たす1冊。「Out of the Box」の「Box」は知識という「思い込み」を指しています。思い込みという箱から自分を解放し、クリエイティブな発想を生み出す思考法を、まるで絵本を読むような感覚で学べる本です。
  • 民主化運動指導者の思想と、ミャンマーのいまを分かりやすく解説。

    3度目の長期軟禁から解放され、国民民主連盟(NLD)を率いてミャンマー民主化へ確実に歩を進める改革の指導者・アウンサンスーチー。その思想と生涯、そして激変するアジアにおけるミャンマーの情勢を解説。
  • 「語の意味とは何か」ーー本書はこの端的な問いかけから始まる。ウィトゲンシュタインは、前期著作『論理哲学論考』の後、その根底においた言語観をみずから問い直す転回点を迎える。青い表紙で綴じられていたために『青色本』と名付けられたこの講義録は、ドラスティックな思想転回が凝縮した哲学的格闘の記録である。
  • 「私は他者の痛みを感じることはできない」――このことを出発点として展開されるウィトゲンシュタイン『青色本』の思索を、著者が細部にわたって、詳細に検討。「独我論」とは、いったい何なのか? 哲学的に思考する醍醐味満載の一冊!
  • 雲は、それ自体が私ではありません。雲を浮かべている青空、それが私です。青空としての私。このことを本当に実感したとき、心に積もっていた苦しみも、心を離れない悩みも、雲が空に融けるように、ふわっと消えてしまいます。仏教のアップデートを説いて仏教界に旋風を巻き起こしている僧侶による青空の教え。
  • 700年の歴史を持つ名刹、雲巌寺の第61代住職が語る茶のみ話。いつの時代にもフィットする、誰が読んでも気づきがある26の優しい言葉。押しつけずに諭してくれる強くて優しい老師の言葉が、何度も読み返すうちにじんわり心に効いてきます。
  • 私が住んでいる世界、私が見ている世界は「このようにある」のではない。
    客観的世界のあり方と、「私がある」というあり方はまったく異なるのだ。
    「私がある」とは、私がこの世界には属さないということである。
    では私が死ぬ、とは果たしてどういうことなのか?
    子どものころから死とは何かを問い続けてきたカント哲学者が、
    古希を迎えて改めて大難題に挑む哲学的思索。

    はじめに
    1章:古希を迎えて
    2章:世界は実在しない
    3章:不在としての私
    4章:私が死ぬということ
  • 「克服」よりも「味方」につければ、うまくいく!

    日本人の約8割が自分を「あがり症」と思っています。「あがり」は誰もがネガティブにとらえがちですが、実は、あがったときの「嫌な考え」と「心臓のドキドキ」をコントロールすることで、自己紹介やプレゼン、スポーツまで、「ここ一番」という場面で最大の実力を発揮できます。本書では、長年「あがり」を研究する心理学者が、緊張や不安と混同されがちな「あがり」の本質をわかりやすく解説。誰でも実践できる、「あがり」を味方につけるための9ステップを紹介します。
  • イタリアの思想家が注目を浴びるようになって、すでに久しい。中でも世界の思想を中心で牽引してきたのが、ジョルジョ・アガンベン(1942年生)である。そして、今日に至るまで多数の著作をコンスタントに発表し続けてきたアガンベンの代表作が《ホモ・サケル》と題された全4巻計9冊に及ぶプロジェクトであることに異論はないだろう。その構成は、以下のとおりである。

    I『ホモ・サケル』1995年(邦訳:以文社)
    II-1『例外状態』2003年(邦訳:未来社)
     2『スタシス』2015年(邦訳:青土社)
     3『言語活動の秘跡』2008年
     4『王国と栄光』2007年(邦訳:青土社)
     5『オプス・デイ』2012年(邦訳:以文社)
    III『アウシュヴィッツの残りのもの』1998年(邦訳:月曜社)
    IV-1『いと高き貧しさ』2011年(邦訳:みすず書房)
     2『身体の使用』2014年(邦訳:みすず書房)

    1995年から2015年まで、実に20年をかけて完結したこのプロジェクトは、いったい何を目指したのか? 日本語訳も残すところ1冊となったいま、《ホモ・サケル》に属する4冊のほか、アガンベンの翻訳を数多く手がけてきた著者が、その全容を平明に解説する。
    プロジェクトの表題として掲げられた「ホモ・サケル(homo sacer)」とは、ローマの古法に登場する、罪に問われることなく殺害でき、しかも犠牲として神々に供することのできない存在のことである。ミシェル・フーコーが「生政治(biopolitique)」と名づけて解明に着手したものの完遂することなく終わった問いを継承するアガンベンは、この「ホモ・サケル」に権力の法制度的モデルと生政治的モデルの隠れた交点を見る。裸のまま法的保護の外に投げ出された「ホモ・サケル」の「剥き出しの生(la nuda vita)」の空間が政治の空間と一致するようになり、排除と包含、外部と内部、ビオスとゾーエー、法権利と事実の区別が定かでなくなること――それが近代における政治の特徴にほかならない。
    現在進行形の重大な問いを壮大な思想史として描き出した記念碑的プロジェクトは、われわれにとって尽きせぬヒントにあふれている。その最良の道標となるべき1冊が、ここに完成した。

    [本書の内容]
    プロローグ アガンベンの経歴
    第I章 〈閾〉からの思考
    第II章 証 言
    第III章 法の〈開いている〉門の前で
    第IV章 例外状態
     補論 「夜のティックーン」
    第V章 オイコノミア
    第VI章 誓言と任務
    第VII章 所有することなき使用
    第VIII章 脱構成的可能態の理論のために
    エピローグ 「まだ書かれていない」作品
  • 「目標を立ててもすぐにあきらめてしまう」そんな人のための「あきらめずに、やりぬく」コツを紹介!

    誰でも無理なく目標を達成できる45のコツを、心理学に基づく仕組みつくりのメソッドで紹介!ポップなイラスト、すぐに実行できる方法で、読むだけで目標達成がつらくなくなる本です。
  • 950(税込)
    著者:
    森博嗣
    レーベル: 朝日新書

    諦めは最良の人生戦略である。世の中は何事も「諦めるな」という方向へ行きすぎだ。時間は有限であり、誰もがいつかは諦めるときがくる。他者や自分に期待しなければ、不思議と成功に近づく理由とは。頑張れない時代を生きるための画期的思考法。
  • 禅の教えをヒントに、いい縁を見極める。

    人生の中では、さまざまな縁に出会います。
    親きょうだい、学校の友人、職場や取引先、結婚相手、ご近所…。
    ほとんどの縁は選んだ、というより「そうなった」としか思えません。
    しかし、『心配事の9割は起こらない』の著者で、人気の禅僧・枡野俊明氏は「縁は自分の努力や行動で動かせる」と言います。
    たとえばこんなイメージを想像してみてください。地表から空までには、いろんな高さのところに縁が流れている。高いところには良い縁がたくさん流れています。低いところには悪い縁があなたを誘っている。縁は平等に流れていますが、そのどれと結ぶかは自分次第なのです。
    縁はたくさん結べばいいというものではありません。
    悪い縁を断ち切り、良き縁を深めていく。
    本書は禅の考え方をヒントにして、いい縁を結ぶために何をすべきか導くものです。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    親鸞、ニーチェ、ドストエフスキーが悩んだ悪を正面から問いなおして、今日の人間の確かな生き方を提示する、悪の人間学。

    【目次より】
    序論
    悪の自覚
    悪の始まり
    罪と悪
    禍と悪

    客観的ということと、正邪善悪
    同一なるものそれ自身
    当為
    シェリングにおける悪の成立
    当為は顛倒する
    根本悪
    本論
    一 習俗
    イ ギリシア的習俗
    ロ ポリス
    二 権力
    イ マキアヴェリ
    ロ 権力の崩壊
    ハ 主人と奴隷
    ニ 反抗
    三 自然と悪
    イ 自然と人間
    ロ 自然の主となる人間
    一 西欧近代と自然
    二 合理性は善で非合理性は悪である
    ハ 社会
    一 ルソー
    二 「自然」が悪に転ずる
    三 ホッブズ
    四 魔神的なもの
    ニ 結び
    四 個人と悪
    イ 個
    ロ ひとりであること
    一 フロイト
    二 例外者
    三 悪の表出
    四 隠された悪
    ハ 結び
    あとがき

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    樫山 欽四郎
    1907-1977年。哲学者。早稲田大学文学部哲学科卒。文学博士。元早稲田大学文学部教授。専門は、ドイツ近世哲学、実存哲学。
    著書に、『ドイツ精神の生成』『論理学』『哲学叙説』『ヘーゲル精神現象学の研究』『哲学概説』『ヘーゲル論理学の研究』『悪』『随想集 あたりまえのこと』『樫山欽四郎哲学論集 哲学の課題』など、訳書に、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ『知識学新序説』フォイエルバッハ『将来の哲学の原理』ヘーゲル『精神現象学』など。
  • 世界を席巻する排外主義的思潮や強権的政治手法といかに向き合うべきか? ナチスによるユダヤ人大量虐殺の問題に取り組んだハンナ・アーレントの著作がヒントになる。トランプ政権下でベストセラーになった『全体主義の起原』、アーレント批判を巻き起こした問題の書『エルサレムのアイヒマン』を読み、疑似宗教的世界観に呑み込まれない思考法を解き明かす。
  • 858(税込)
    著:
    中島義道
    レーベル: 岩波新書
    出版社: 岩波書店

    残虐な事件が起こるたび、その〈悪〉をめぐる評論が喧しい。しかし、〈悪〉を指弾する人々自身は、〈悪〉とはまったく無縁なのだろうか。そもそも人間にとって〈悪〉とは何であるのか。人間の欲望をとことん見据え、この問題に取り組んだのがカントだった。本書では、さまざまな文学作品、宗教書などの事例を引きつつ、カントの倫理学を〈悪〉の側面から読み解く。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    「神の創造したこの世に何故『悪』が存在するのか?」古今東西の文学者、宗教家、哲学者たちは、この難問の解明に挑み続けてきた。本書は、真と善を存在の普遍的な属性と見なし、理性的絶対者が万物の究極的根源であると考える形而上学の立場から、人間の経験の枠を越える決定的な悪の可能性とその存在理由を深く考察し、悪の根本的解決の核心に鋭く迫る問題作。

    【目次より】
    第二版に際して
    はしがき
    序論
    第一部 予備的考察
    一章 問題提起
    二章 一般的な疑問
    一 哲学的検討の正当性
    二 エピクロスのジレンマ
    三 神と人間の道徳律
    四 積極的な理解の探求
    五 神の全能について
    六 ありうべき最善の世界
    三章 悪の本質と存在理由についての予備的考察 人工的なものの場合
    第二部 生物の諸種の悪とその存在理由
    四章 動植物の自然的悪
    五章 人間の被る自然的悪
    六章 他人の不正による不必要な悪
    第三部 罪悪とその存在理由
    七章 罪悪の本質
    八章 罪悪の存在理由
    九章 決定的悪の可能性
    十章 決定的悪の存在理由
    むすび
    付録一 戦争という悪について
    付録二 決定的悪の解釈と人間観の根本的相違
    文献目録


    ペレス、フランシスコ
    1922年生まれ。上智大学名誉教授。神学者。
    著書に、『存在への問い 哲学の原点に根ざして』『存在の理解を求めて 形而上学入門『中世の社会思想』『人間の真の姿を求めて 存在をめぐる対話の断片』『悪の形而上学』などがある。

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  • 現代科学を根底から変えた進化論──そこには語られざる「暗黒面」があった。生物学のみならず、現代史をも変えてしまったダーウィニズムの功罪を、神学、西洋哲学史、資本論などの観点から、現代日本を代表する「碩学」が解剖する。同志社大学で行なわれた「伝説の集中講義」を、学生たちとの率直なやりとりも含めて完全再現。
  • 693(税込)
    著者:
    姜尚中
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    川崎市中一男子生徒殺害事件、群馬大病院事件、名古屋大女子学生の殺人・傷害・放火事件、酒鬼薔薇聖斗、ルフトハンザ系航空機墜落……。周囲では日々、「悪の力」が増大しているように映る。そして、ひとたび「悪」を見出したとき、人々は心の奥底からどす黒い感情が湧き出すのを感じるだろう――“こいつだけは許せない”、と。しかし、そうした憎悪のエネルギーは、実のところ「誰かと繋がりたい」という叫び声でもある。現代人を苦しめる「悪」はどこから生まれるのか。私たちはそれとどう向き合えばいいのか。100万部のベストセラー『悩む力』の著者が、人類普遍の難問に挑む。『教団X』の中村文則氏推薦!【目次】プロローグ/第一章 悪意に満ちた世界/第二章 悪とは何か/第三章 なぜ悪は栄えるのか/第四章 愛は悪の前に無力か/エピローグ/後書
  • 悪への対抗

    この世の悪は、一人ひとりがその行いを改めれば払拭できるものだろうか? 自然災害に見舞われ、多くの人が苦しめられているとき、そこに悪の問題はないのだろうか? 孔子や孟子、荘子、荀子などの中国古代の思想家たちも、悪という問題に直面し、格闘してきた。清代にいたるまでの、そうした悪をめぐる哲学的思考を辿りなおし、その可能性と限界を描き出す。悪にあらがい、その残酷さを引き受け、乗り越えるための方途を探る哲学の書である。
  • ないことの証明としての悪魔の証明は、法学の比喩ではない。この表現は、悪魔の問題そのものの本質を表している。今こそ悪魔体験とその存在体系を再検討すべきだ。

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