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『ライトノベル(ラノベ)、男性向け、ミステリー・推理・サスペンス、501円~800円』の電子書籍一覧

1 ~36件目/全36件

  • シリーズ23冊
    01,100(税込)
    著者:
    五十嵐月夜
    イラスト:
    あーりー
    レーベル: Escape Sanctuary

    その少女は、死という終わりを欲していたはずだった

    人間と妖怪が共に暮らす地――幻想郷。その非常識の存在として、不死身たる人間・藤原妹紅は終わることも終えることもできない永遠の生を過ごしていた。
     その日は確かに具合が悪く、自慢の炎を生み出すことも出来なかった。だが寝れば治る、治らぬ道理はない……そんな不死身の希望的観測は、千余年の時を経て初めて打ち壊される。
     私の体はどうなった?
     もしかして私は死ぬのでは?
     永い間忘れていた死への恐怖に為す術もなく翻弄される妹紅。その姿は幾多の妖を屠り、里の人間から頼られるようになったそれとは程遠かったーー。

    少女たちが抱く『最も恐ろしいもの』をテーマにした、各巻完結型東方Project二次小説・幻想少女恐怖シリーズ第1弾。
  • シリーズ2冊
    836858(税込)
    著:
    西 条陽
    イラスト:
    ゆんみ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    俺はこの夏、小学生を猫として飼う。

    どこにでもいる男子高校生・夏目幸路は、この夏休み、小学五年生の女の子を「猫として」飼っている。

    ーーなぜ?

    それは、当の小学五年生女子(※ネコミミコスプレ中)である雪見文香が〈未来のニュースを視る〉能力を発現していて……その予知によれば、俺の家で「飼い猫」としてふるまわないと、夏休みの終わりに連続殺人犯に殺されてしまうからだ。

    トラウマサヴァン、過去の痛みと引き換えに能力を得てしまった少女たち。雪見の能力は本物で、だから俺は小学生女子をペットとしてちゃんとかわいがる。
    もちろん、ずっとそうもしてられない。

    雪見の死の運命を打ち破り、俺が警察に通報されて社会的に死んじゃいそうなこの状態から脱出するためには、かつて「能力」を発現させ、連続殺人犯から逃れたツンチョロ発情火炎美少女・京野月子とともに、巷を騒がせる『真夏の小学生チョコレート連続殺人事件』を解決するしかない。

    だが、調査を続ける俺たちの前には次々とややこしい事件が飛び込んできてーー猫の目のように変わる状況の中で、俺たちが生き残れるルートはあるのか? 夏の終わりに待つ死を回避するために猫になった予知能力少女と駆ける、サマー×ラブ×サスペンス。

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • ねっ……お兄様、今夜も……いい?

    “人外の仕業”と噂される事件の謎を解くことで、怪異を封じる力を持つ混河葉介。葉介の助手を務めるのは、とある秘密を抱える妹・夕緋。

    葉介は、幼馴染に起きた不可解な出来事の真相を求め、“怪異を管理する”混河家の一員として、さまざまな謎を解き明かしてきた。

    “捜査六課”の刑事・白羽奏から依頼を受け、葉介と夕緋は、放火と焼死事件が起こった伊地瑠村を訪れる。その村には、“焔狐”にまつわる奇妙な伝承が存在し、今回の事件も“焔狐”によるものではと噂されていた。

    葉介たちは、村長の姪・春宮由芽らの協力を得て捜査を進めるのだが、さらなる謎が振りかかりーー。

    ワケありの【兄×妹】バディが挑む、新感覚ミステリ!

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ13冊
    539781(税込)
    著者:
    入間人間
    イラスト:
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    まーちゃん、世界で一番キミを××してる……。 嘘だけど。

    御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。──あ、そういえば。時間があれば、今度質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。第13回 電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作が登場!
  • シリーズ8冊
    6051,100(税込)

    孤島のホテル「オペラ座館」。かつて惨劇の舞台となった場所を、金田一少年は再び訪れる。新劇場の完成を祝い上演される『オペラ座の怪人』。だが、それはファントムの手によってまたも死の演目となってしまう! 劇団『幻想』メンバー達の裏に隠された不穏な人間関係。そして四年前に起きた、黒沢オーナーの娘・美歌の自殺……。「オペラ座館」の悪夢は、再び繰り返されようとしていた!
  • シリーズ4冊
    594682(税込)
    著者:
    新井輝
    イラスト:
    久瀬たかし
    出版社: KADOKAWA

    同じ日を3回繰り返すはめになる俺

    そう、俺は一度死んでしまったんだ。何となくあの日を覚えてる。そして死後の世界で一人の少女に出会った。彼女はチャンスをくれたんだ。俺を殺したやつを確かめるために――。タイムループ・ミステリー登場。
  • シリーズ2冊
    759946(税込)
    著:
    澱介エイド
    イラスト:
    花澤明
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    身を焦がす戦慄を力に、少女は恐怖を殺す。

    「あなたを絶対に、ひとりぼっちにだけはさせないから」
    少女はそう言って、幼い少年の手を取った。その約束が、いずれ最悪の形で破られてしまうとも知らずに――

    〈ゾーン〉と呼ばれる精神世界に侵入できる異能を持つ叶音と逸流は、精神に巣食い恐怖症をもたらす概念生命体フォビアを殺す仕事を請け負っていた。彼女達の所に、視線恐怖症を患った少女が助けを求めにやってくる。
    少女の〈ゾーン〉に潜った叶音が遭遇したのは、物語によって恐怖を育てる謎の奇術師。戦いの最中、奇術師は叶音に問いかける。
    「あなたは目を背けていますね? おぞましい自分の過去から」
    精神世界での激しい戦いは叶音の精神を摩り減らし、やがて彼女がひた隠しにしていた真実を暴き出していく。心が壊れ、正気を失い、戦いは絶望と恐怖にまみれた混沌の領域へと踏み込んでいく。

    戦慄を力に変えて恐怖を殺す、ダーク・サイコアクション

    ※「ガ報」付き!
    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「変猫」のさがら総が贈る、新青春エンタ!

    ぼくらの学校には、血を吸いつくす吸血姫がいる――。クラスメイトたちのあいだでまことしやかに囁かれる噂は、真実だった。理想と現実のバランスに苦悩する高校生作家、常盤桃香は深夜の旧校舎で怪異と出会い、風変わりな姫とおかしな会話を紡ぐことになる。「汝、無礼である。如何なる理由でここを訪れるか?」「おでんを作ったので」「……おでん?」「こんにゃくもあります!」「……こんにゃく?」けれど、ふたりの奇妙な友情は、死体の出現をもって終わりを告げた。常識人的いじめっ子、自爆系宇宙ロボット、そして“正義の味方の敵”のぼく。優雅なる吸血姫を取り巻く人間関係は多角的に入り組んで、表と裏が混じりあい、複雑怪奇な青春群像劇を織り成していく。「だれもが静かに平和に暮らすだけの話を書きたかった」「いいかな? だれもそんな話は読みたくないんだ」――これはぼくたちの悩みを笑い飛ばす物語だ。そして、ハッピーエンドになるべき物語だった。『変態王子と笑わない猫。』のさがら総が挑む、新機軸の黄昏ロリポップ! 誰にも先が読めない青春ミステリアスコメディ、開幕!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 836(税込)
    イラスト:
    かれい
    著者:
    可笑林
    出版社: KADOKAWA

    人知を超えた魔法義眼を回収する、少女と青年のバディ冒険記譚!

     元軍人の魔法使い・ヴィンセントは、両義眼の少女・イルミナの用心棒として
    彼女と二人旅をしている。旅の目的は先代〈イルミナ〉――稀代の天才義眼職人が遺し、
    世に解き放たれてしまった〈天窓の八義眼〉と呼ばれる禁忌の魔法義眼を回収すること。
    その義眼は超常的な力を装着者にもたらすと共に、悪意や狂気を増幅し暴走させてしまう欠陥品だったのだ。
     旅の中で「他者を操る目」の情報を得た二人は、やがて〈八義眼〉が関わる大きな陰謀に巻き込まれてしまい……!?
     第36回ファンタジア大賞〈銀賞〉受賞。王道回帰の本格ファンタジーと猟奇サスペンスが融合した新時代エンタメ、開幕!!
  • その少女は「かみさま」のなりそこない――。

    藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。
    それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。

    人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。
    そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。

    数奇な運命のもとに生まれ――そして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。
    これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • ”聖女の奇跡”と”勇者の復活”――。
    2つの「神秘」を巡る異世界ミステリ!!!!!

    第13回講談社ラノベ文庫新人賞 <優秀賞>受賞作

    <魔王>の出現によって滅亡寸前まで追い込まれた人類。魔王を倒し、世界を救ったのは<勇者>だった。
    人類は二度と同じ過ちを犯さないため、常時複数の勇者を備えておく『勇者認定保護制度』を法案化し、魔王復活に備えることに。

    そして時は流れて現在――。

    魔王の脅威はおとぎ話となった時代、王国勇者認定官のミゲルは相棒のディアとともに、勇者を探すため諸国を巡っていた。
    そんなある日、ミゲルは「魔王を倒した勇者の生まれ変わり」である<聖勇者>の噂を耳にする。調査のため鉱山都市フェリシダを訪れたミゲルが目にしたのは、<聖勇者>の少女が起こす奇跡の数々で!?

    ”奇跡”と”勇者復活”を巡る異世界本格ミステリ、ここに開幕――!

    ※電子書籍には特典としてオーノ・コナ先生書き下ろしSSが収録されています。
  • シリーズ4冊
    671759(税込)
    著:
    江波光則
    イラスト:
    霜月えいと
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ。

    神座市という町で起きた一家殺害事件。
    その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。
    だが、その日常がある日突然壊される。
    同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によって――。

    ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。
    義足の殺し屋、柏葉吐月。
    建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。
    白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。

    さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。
    それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。

    殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc...
    白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。

    街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。
    鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動!

    ※「ガ報」付き!

    ※特別カラーちらし「ゲキ推し!!ガガガラブコメ ラインアップ」付き

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 生徒数8000人超の巨大学園に君臨する生徒会で、副会長となった僕。会計を務める聖橋キリカには、もうひとつ別の顔があった。それが《生徒会探偵》――持ち込まれる学園のトラブルを持ち前のとんでもない推理力で一発解決する仕事だ。
     中央議会の議員選挙では議長の朱鷺子さんが正体不明の裏切り者の存在に悩まされ、押し迫るクリスマスを前にしては四クラブ合同の『第九』コンサートに妨害工作や内紛が相次ぎ、キリカも僕も新シーズン開始から東奔西走の大忙し!
    ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、待望の新章開幕!
  • 平成最後の夏、最後の幻想がはじまる。

    一つの時代が終わろうとしている。
    高度に発達した文明社会は路地裏の暗闇さえも駆逐し、この世界に幻想の居場所はなくなった。かつて人々が怖れた怪異は、誰しもがネットで正体不明を暴けるものとなった。
    そんな幻想の余地がなくなった現代社会で、十代の少年少女を中心に不可思議な現象が起きる。
    ――乖異。
    己が妄執こそが真の現実だと主張する、突如顕れた新たな病魔。現実から乖離し、現実とは異なる理で世界をねじ曲げる現象。乖異によって引き起こされるは、「死者のいない」猟奇事件。導かれるように集ったのは、過去に囚われた三人。
    絶えた怪異を殺す少女・神座椿姫。
    空想を終わらせる男・左右流。
    そして、世界に残された最後の幻想である少年・夏野幽。
    一連の事件に「真祖の吸血鬼」の存在を見いだした彼らは、それぞれの理由を胸に乖異とかかわっていくことになる……。
    終わる平成。最後の夏。最後の幻想。
    旧時代と新時代の狭間に問う、新感覚伝奇小説がここに。

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ5冊
    627693(税込)
    著:
    酒井田寛太郎
    イラスト:
    白身魚
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    新鋭作家が織りなす日常系ミステリー!

     海新高校2年生の工藤啓介は、他人との接触をできるだけ断つために、部員が啓介一人しかいないジャーナリズム研究会に属している。中学時代からの親友である大地と良太郎とだけと親交を保ち、余計なトラブルに巻き込まれないように平穏な学園生活を送ろうとしているのだ。ある日、学内でも評判の美人の先輩白鳥真冬と関わり合ってしまったことによって、少しずつ学内の事件やトラブルに巻き込まれていくことになっていく。
     高校生活の中で起きるちょっとした事件を次々と解決していくことになっていく啓介。真冬もまた、その完璧さ故に学内でも疎外感を感じていたのだが、啓介たちと触れあうことで少しずつ本来の自分を取り戻していく……。

     第11回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞のフレッシュな日常系ミステリーを、人気イラストレーターの白身魚が鮮やかなイラストで彩ります!

    ※「ガ報」付き!

    ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 生き残れるか!?戦慄のパニックミステリー。

    名声のために罪を犯した過去を恥じ、いまは猟師として各地を旅する「私」。ある日、迷いこんだ村の村長から奇妙な警告を受ける。
    『森には、秘薬を作れる「赤ずきん」と呼ばれる少女たちが住んでいる。赤い月の夜、彼女らはオオカミの化け物に喰い殺されるが、決して救おうとしてはならない』と。
    だが、出会った「赤ずきん」のひとりに、かつて見殺しにしてしまった少女の面影を見た「私」は、警告を無視して彼女たちを護りぬくことを決意する。
    「私」の策は、森の外れの「塔」に、六人の「赤ずきん」とともに朝まで籠城すること。だが、その途中で「私」たちは化け物から思わぬ襲撃を受ける。そうして、「私」は知ることになる。「赤ずきん」のなかに、裏切り者がいることを――。
    息詰まる攻防の果てに、「私」は少女たちを護りきれるのか? 第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞。戦慄のパニックミステリー!

    ※「ガ報」付き!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ2冊
    649693(税込)
    著:
    天宮伊佐
    イラスト:
    ヤマウチシズ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    『境界』の向こうには何かがいる――。

    平和な町で猟奇殺人事件が起こった。
    遺体の状態を見たベテラン刑事が驚愕するほどの凄惨な事件。それが連続的に発生するようになり事件規模が大きくなっていたある日。
    町の高校にどこか作り物めいた美しさを持つ少女・華志摩玲子が転校してくる。彼女は最低限の返答以外はせず、他人を寄せ付けることはなく、不気味さだけが浸透し孤立していった。
    常軌を逸しているものの自分に実害がないと判断し、クラスが玲子の存在に慣れ始めたころ。事件の捜査状況が進展をみせないためか、噂が噂を呼び「ホシカリリョウコ」という手足をほしがる都市伝説が犯人なのではと憶測が飛び交うようになる。
    教室で生徒たちがその噂話で笑っていると
    見ているではないか、
    興味を示しているではないか、
    あの華志摩玲子が。あまりに不気味な底のしれない漆黒の眼でこちらを見ている――。
    しかし、その異様な光景に気づいているのは真田晴海という少女1人だけだった。

    果たして奇妙な転校生は町で起こる猟奇殺人事件に関わりがあるのか、あまりに不気味な彼女の行動が恐怖を呼び覚ます。新感覚のフォークロアミステリ。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 649(税込)
    著:
    今慈ムジナ
    イラスト:
    しづ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    本当の自分を探す、新時代の黄昏怪異譚。

    心因性相貌誤認症――
    他人の顔を誤認識してしまう病を抱えた少年・龍胆ツクシ。曖昧な世界を生きる彼だが、犬頭の祖父、ガゼル頭の幼馴染、絵画頭のクラス委員長、貝類頭の後輩に囲まれながら、平和な日々を送っていた。

    ひょんなことから、ツクシは連続猟奇殺人事件の現場を目撃してしまう。そこに佇んでいたのは、ハシビロコウ頭の怪人。もちろん警察に通報するのだが、彼の証言が信用されるはずがなかった。自身の役立たずぶりを改めて実感しながらも、彼は「自分にできることはなにか」を考え始める。

    そんなとき、夕焼け色をした怪異の少女が目の前に現れる。ツクシが久しぶりに認識した自分以外の顔は、記憶の中のとある少女と瓜二つのものだった。奇妙に思いつつも、懐かしいその顔に、彼はつい気を許してしまう。

    「ジブンタチはジブンになりたいのー、なのでジブンを教えてください!」

    本当の自分を探すという怪異の少女との出会いをきっかけに、彼の世界は徐々に変化していく――。

    ゲスト審査員に渡 航を迎えた、第10回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。気鋭のクリエイター・しづがイラストを担当。
    自我と認識の問題を巡る、新時代の黄昏怪異譚がここに。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ2冊
    649671(税込)
    著:
    江波光則
    イラスト:
    中原
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    今宵も、バニーガールがやってくる。

    ――3年前、とある6人組が、中華系マフィアの金庫番一家を強襲し、3億円を強奪した。
    その事件は、闇にのまれ、以降ニュースに取り沙汰されることもない。

    それから波風の立たぬ生活を送っていた俺たちだが、ある日仲間うちの一人が、繁華街の路地裏で首を切られて死んでいた。
    心当たりは、もちろんあった。
    愉快犯で、たまたま仲間が殺されただけ、そんなことも考えた。
    だが、同時にまた一人、仲間が消えた。

    完全に、クロだった。
    狙われているのは、俺たちだった。

    そして、街には不思議な噂が流れ始める。
    バニーガールが、殺しに来る、と。
    華奢な見た目を装った、バニーガールが襲いに来る、と――。

    決して犯してはいけなかった罪を、きっと犯してしまったのかもしれない。その贖罪にはもう遅く、しかし罪を受け入れるにはまだ早い。
    俺たちは、この理不尽な死神から、逃げたり立ち向かったりしながら、緩やかに死んでいく。

    ――そして今宵も、彼女はやはり、やってくる。
    ピンヒールを優雅に履いて、レオタードに身を包み、真っ白な髪の綺麗な顔で、ご丁寧に赤いグラサンまでかけている。
    そうだ、彼女がやってくる。
    バニーガールがやってくる。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 高校生の僕と幼なじみの日和が所属する、超常現象研究部が夏合宿で訪れたのは、廃校になったばかりの中学校。台風直撃の予報の中、強行された合宿で先輩の変死体が発見される。惨劇を機に、嵐の廃校で明かされる三つの罪、愛しくも残酷な真実──。
  • シリーズ9冊
    627671(税込)
    著者:
    杉井光
    イラスト:
    岸田メル
    レーベル: 電撃文庫
    出版社: KADOKAWA

    ただの探偵じゃない。 ニート探偵だ―― おかしくてせつない、ニートティーン・ストーリー。

    路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる美少女・アリスは、ニート探偵。 高校1年生の僕・藤島ナルミと同級生の篠崎彩夏を巻き込んだ怪事件―― 都市を蝕む凶悪ドラッグ “エンジェル・フィックス” の謎を、自室にひきこもったアリスが暴いていく。 そして事件解決へ向け、普段は不真面目なニートたちが動き出す!
  • 第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞!!

    海里克也(うみさと・かつや)は保健室で目を覚ました。
    なぜここにいるのか?
    保険医の鏡(かがみ)によると、階段で転んで気を失っていたらしい。
    ……覚えていない。
     十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。
     それはいいのだが……。

    「見えないモノが見えてない?」
    そんな鏡の問い掛けにドキリとする。

    ――自販機の陰に倒れている少女の身体――靴箱や鞄に入れられた不幸の手紙――。
    思い当たる節はある。
    これは幻覚? それとも、もう一人の自分が……いる?

    少女の死の映像と指の感触、克也の過去に怯える担任教師、克也を殺人鬼と呼ぶ赤鬼のような形相の男。
    追い詰められた克也は、唯一の心の支えである幼なじみの宮崎ひなた(みやざき・ひなた)のもとへ向かう。そして彼女が、幻覚に見る少女だと気づく……。

    真実は目に映る――?

    『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、ヒット作を生み出し続ける、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏もその筆力を賞賛! 「第5回小学館ライトノベル大賞」にて優秀賞を受賞した問題作、ついに登場!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ2冊
    649693(税込)
    著:
    夏緑
    イラスト:
    いわさきたかし
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    俺たちに見つけられないバグはない!

     世界に通用する専門家を育てるというコンセプトの元、工学科や家政科という専門学科が集まった私立物部高校。ここに通う主人公・千石新は女性の胸のサイズまでロボット動作プログラムに使う方程式に当てはめて考えてしまうオタク生徒。
     ある日彼は英語の授業で発音がうまくできなかったせいで、補習授業を受けることになってしまう。そこで彼は、本気で二次元キャラクターと結婚するため、数学を学んで二次元の世界に行こうと考えている残念イケメンの狩谷や、世界中の花嫁に自分の作ったウエディングドレスを着てもらう夢を持つ安心院聖歌たちと出会う。彼女と以前会っていた新は、ドキドキしながらも補習授業を受ける楽しみを見いだす。
     そんな時、工学科で使っていたアナログのディスプレイがそろって故障してしまう事件が起きる。原因が盗撮カメラから発信させる違法電波であることをつきとめた新たちだったが、そのカメラは聖歌たちが使う家政科のロッカーに仕掛けられていた。学校にカメラのことを通報した新たちだったが、教師たちは何も行動を起こそうとしなかった。しびれを切らした新たちは独自に犯人を捕まえようとする。
     新感覚のエンターテイメントミステリー、起動!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 15人の24時間! 高校生・徳永準の自殺予告メールがネットに流出。友人・笹浦は東京のどこかにいる彼を止めようと捜索隊を結成する。ライトノベル史上〈もっとも長い一日〉がはじまる!! 「わたしと今日会いたかったら、そのトクナガくんの自殺を阻止してきて。ううん――阻止しようとがんばってみて。彼が死ぬのをやめさせるために、時間を費やしてきて。ずっととは言わないよ。成功しなくてもいい、努力だけで。証拠もいらない。努力してきたよっていうキミの言葉を、信じるから。でもそれまではキミと顔をあわせない。……彼が死にたいって思う気持ちを、せめて明日まで、遅らせようとしてみて」(パート3「せめて明日まで、と彼女は言った」より)
  • シリーズ3冊
    627693(税込)
    著:
    伊崎喬助
    イラスト:
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    そこは、蒸機と神秘、怪人の街。

    時は1961年、アメリカ。
     正体不明の霧・ミアズマによって発展した街ビザーバーグは、蒸気天国の異名をもつ世界有数の工業都市である。そこでは、ミアズマを重蒸気に変換し動力源としたクラフト技術が発達し、ミアズマの影響で超能力に目覚めた新人類《ミスティック》や、体細胞の変質を遂げたクリーチャーなどが跳梁する“何でもあり”の街として名を馳せていた。
     ビザーバーグで何でも屋を営むスチームシーカーコンビ、《奇術師》ニコラスと《真鍮男》ザジは、あるとき怪しげな探偵の依頼を受ける。それは、かつて世界を闇に陥れた悪の秘密結社《ディスコルディア・リーグ》に関わる、とある男を保護することだった。だが、男の確保に乗り出したとたん、ディスコルディアの遺産を狙うマフィア、世間を賑わすクラフト犯罪者とぶつかり合うことに。さらにはビザーバーグ市警や、この街を守る正義の少女ミスティック・チーム、《トライデント》まで動き出し――!?
     いま“夢の街”を舞台に、盛大で壮大なバカ騒ぎが幕を開ける!
     第8回小学館ライトノベル新人賞にて“優秀賞”を受賞、怪人跋扈のスチームヘヴン・ファンタジー!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • ゾッとしてキュンとする、青春恋愛×ホラーミステリ! 荒木堅吾は、見習い人形師。師匠の家で住み込み修行中の身だ。同居人の美人姉妹とは幼馴染だが、最近はちょっと気になる関係になりつつある。そんなある日、町から子供がいなくなる事件が起こる。時を同じくして、堅吾のもとには古い人形が持ち込まれて……。第19回日本ホラー小説大賞読者賞、第25回小説すばる新人賞をダブル受賞した著者の最新シリーズ。
  • シリーズ3冊
    649671(税込)
    著:
    ついへいじりう
    イラスト:
    マルイノ
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    ――その《指》は願望を具現化する。

    猟奇殺人が起こる街。思い出に溺れて人は死ぬ。
    」そして数奇なる運命の車輪は回り始めた……。

    平和な街を突如襲った連続猟奇殺人/潰殺事件。
    都市という、寂れた箱庭の片隅で探偵稼業を営む芥宗佑(あくた・そうすけ)は、潰殺事件によって家族を殺された高校の後輩・栂貴織(つが・きおり)の訪問を受ける。警察には頼れないと言い張る彼女を、情に流され保護した宗佑は、人捜しの依頼を受けることとなった。そして、貴織の依頼を進めるなか、宗佑は蠢く《指》の因縁に絡め取られていく。

    息の合わない相棒・神楽ヰ音耶(かぐらい・ねや)とともに、宗佑は惨劇の舞台裏と黒幕の存在に到達するが……。

    ふたりの「探偵」を待ち受けるのは、――悲劇か喜劇か。

    かくして、銀の鉄槌は下り、紅き執行者は断罪の撃鉄を上げる。
    繰り広げられるは《指》に魅入られた愚者達の輪舞曲――。

    新房昭之監督がゲスト審査員として参加し「映像として見せたい」と絶賛した、第8回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作!!
    イラストレーターは『魔法少女育成計画』『拷問塔は眠らない』その他多方面で活躍中のマルイノ!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「私の恋人を、いただきに参上する!」

     主人公・シャルル=クロウリーは過去のある出来事から“ヴィスク”と呼ばれる人形を盗む怪盗となり、それらを所有する貴族たちから次々と人形を盗んでいた。そんなある日、シャルルは自分が出した覚えのない予告状がリオネ・ダユーという島に届いていることを知る。従者でありパートナーの少女・アンティークを伴って、その島に向かう途中、彼らを逮捕しようと追う騎士警察の一員で幼なじみのポシェットと遭遇。逮捕されそうになるも、なんとか彼女を説得し、無事に入島を果たす。
     そこでシャルルたちは、この島を支配している“100年を生きる魔女”と言われる統治者・メイル=ゴーティエとその娘であるメイツェルと出会う。不老不死と呼ばれるゴーティエの秘密を知ることができれば、自分とアンティークの目的を果たすことができるかもしれないと考えたシャルルは翌日、彼女たちが住む大聖堂へと乗り込むが、そこで彼は家から脱出しようとしているメイツェルを発見し、助け出す。そこでシャルルはメイツェルからこの事件の真実、そして自分たちが目指すものの存在を知る――。
     第8回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞のアクションファンタジーが開演!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ6冊
    660726(税込)
    著:
    赤月カケヤ
    イラスト:
    しらび
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    愛憎入り交じる、生き残りを懸けた物語。

    「斗和くん、何読んでるの? 試験前なのに余裕だね」
    人生最後の平穏の日。
    人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、人間が捕食される側にまわった日の学園生活は、青葉萌由里のそんな言葉からはじまった――。

    放課後、萌由里とその親友である赤峰寧々音から同時に別々の場所へ呼び出しを受けた。それが自分への告白であると気付いた斗和は、返事をするために移動を始める。
    そのときだ。ピィンと弦を弾くような耳鳴りが聞こえ、世界が一瞬、暗転したように感じた。自身がどこか、高い所へ上っていくような錯覚を覚える。夢から覚めるときの感覚に似ているような気がした。
    それは単なる錯覚だったのかもしれない。耳鳴りが消え去った後も、教室や自分自身にもなんら変化はなかった。
    いや、何かが違う。どこかおかしいと思った。漠然とした不安が渦巻いているような気がする――そう、この予感は正しかったのだ。

    第5回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞『キミとは致命的なズレがある』で異彩を放った赤月カケヤ、待望の新作!
    イラストを担当するのは、表情豊かなキャラクター描写が好評のしらび。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ3冊
    649660(税込)
    著:
    江波光則
    イラスト:
    くまおり純
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    少年達は「殺人」という過去に振り回される。

    幼なじみが死んだ。
    ラブホテルで。首を吊って……。
    他殺か? 自殺か?

    事件の前日、死ぬ間際の八尋から送られた「過去に殺される」というメール。
    ある日届いた、「次はお前を殺す」という謎のメッセージ。
    八尋がインターネット上で自慢した「殺人」という偽りの記憶。

    主人公・陵司は、八尋の葬式で再会した旧友・桜香と共に、事件の真相を探り始める。かつて「殺人」を犯した陵司の過去を、自分の過去のように振り回し続けた八尋を襲ったものの正体は?
    八尋の死が、「殺人」以降関わりを絶っていた5人の少年少女を再び結びつける。
    ……一体、誰が、八尋を?

    『ストレンジボイス』『パニッシュメント』『ペイルライダー』の学園三部作にて根強い人気を誇る、鬼才・江波光則が新たに送る、青春群像ミステリ! 乞う! ご期待!

    ――あのとき、俺たちはまだ、人間ですらなかった。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • シリーズ2冊
    649660(税込)
    著:
    陸凡鳥
    イラスト:
    巖本英利
    レーベル: ガガガ文庫
    出版社: 小学館

    この世界には悪魔が“隣人”として存在する。

    バーで出会った男は、私の身の上話を聞きたがった。
    そして私は、その男……悪魔に魂を売った――。

    何者かの手によって一人の“悪魔”が殺された。その事件を調査すべく、とある寂れた町へと派遣されたバド。そして、その相棒となる男の名はリッチ、彼は正真正銘の悪魔だ。悪魔たちは人間社会を基盤にその中に溶け込み、彼らなりの法を順守しながら“隣人”のように存在している。その法を逸脱した者を取り締まるのが監査官の役目だ。死んだ“悪魔”の関係者たちと接触し事件の真相を追うバドとリッチの前に、悪魔狩りを行う秘密結社「清装局」が立ちふさがる……。“悪魔に魂を売った男”と“悪魔”という立場上相容れないコンビが魅せるサスペンス・ハードボイルド。

    「武装神姫」の世界をハードボイルドタッチで描き切ったノベライズシリーズ(『武装神姫 LOST DAYS』ほか)が、高い評価を受けた著者・陸凡鳥渾身のオリジナル・ハードボイルド作品。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 俺、天才弁護士「山鹿善行」。カワイイ幼なじみに殺人の嫌疑が!? 狙うぜ、逆転無罪!

    俺の名は山鹿善行。自分でいうのもなんだが、かなり有能な弁護士だ。逆転無罪――この輝ける戦歴を残せるのは、世間広しといえ俺の他にそうはいない。ある日、俺のもとに、1本の電話があった。かけてきたのは水澄雪奈。可愛くて、優しい、俺の幼なじみだ。だが――。あろうことか、その雪奈に殺人の嫌疑がかかっているという。どこのどいつだ? そんなタワケたことをぬかすのは!? 雪奈を悲しませる奴は、泣いてごめんなさいというまで後悔させてやる。この裁判、何がなんでも奪うぜ、逆転無罪っ!! 第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選作。
  • シリーズ4冊
    660671(税込)
    著者:
    森田陽一
    イラストレーター:
    saitom
    レーベル: GA文庫

    双子の少女と、飛び降り自殺。愛憎が交錯する事件の果てにあるものは!? 第3回GA文庫大賞の問題作!

    高校生、菱川迷悟は、双子の少女、新山一縷と朽縷と同居していた。美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、三人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。その自殺に関して一縷は、突き落としたやつが見えたという。正義感の強い、いや、正義感が強過ぎる迷悟は、事件を傍観することができなかった。――学校のアイドル、グッズ販売、そして交際を賭けた決闘……。愛憎が交錯する事件の果てにあるものは!? 第3回GA文庫大賞≪奨励賞≫受賞の問題作が登場! 「幸せになる覚悟はある?人を殺しておいてなお、幸せになりたいと思えるかってこと」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • シリーズ10冊
    594726(税込)
    著者:
    上月雨音
    イラスト:
    東条さかな
    出版社: KADOKAWA

    クールな小学生「志乃ちゃん」と大学生の「僕」が贈る純愛系ミステリー

    「……おじゃまします」僕のアパートのドアをノックも無しに開け、当然のように無言で部屋に上がり込む彼女――支倉志乃ちゃん。彼女は小学五年生。僕は大学一年だけど、志乃ちゃんがまだ小さなころから知っている。いわゆる幼なじみというやつなのだ。彼女はグリンピースが嫌いなこと以外、おとなしくて全く手のかからない良い子だ。だけど、僕には一つだけ心配な事がある。志乃ちゃんは猟奇的な事件や怪事件にだけ異常に興味を示すのだ。僕は、志乃ちゃんにはワガママでもいいから普通の小学生でいて欲しいのに。けれど、そんな僕の気持ちなんかおかまいなしに、彼女は一人で危ない事件の謎に近づいていたんだ。大学生の僕とクールな小学生の志乃ちゃんが贈る純愛系ミステリー、登場!!
  • シリーズ5冊
    671726(税込)
    著者:
    明月千里
    イラストレーター:
    mebae
    レーベル: GA文庫

    「ならば今度も俺様を殺してみるがいい」 その車椅子の美しい少女は、探偵。第1回GA文庫大賞・奨励賞、一番の問題作!

    「どうしたんだ、暗い顔して。またちゅーでもしてやろうか?」「全部君が原因だよっ!」 都築初のクラスに車椅子の少女が現れた。唯我独尊な態度で周囲を圧倒する、その美しい少女の名は月見月理解。彼女は、ネット上のチャット参加型推理ゲーム《探偵殺人ゲーム》の伝説的なプレイヤーにして、大財閥・月見月家の探偵でもあった。 「この学校に、人殺しがいる」 理解は、初に調査の協力を求めると共に、無視できない、ひとつの勝負を持ちかけてきた! 第1回GA文庫大賞・奨励賞、一番の問題作が登場! 「ならば今度も俺様を殺してみるがいい。それでは――《探偵殺人ゲーム》を始めよう」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
  • 美少女・しずるさんが、相棒のよーちゃんとともに世にはびこる不可解な事件に挑む!

    「ねえ、よーちゃん――この世界には不条理としか思えない謎がいくつもあるわけね?」しずるさんはそう言うけれど、私には彼女こそ、この世で一番謎めいてみえる――何年も病床にありながら、とても綺麗で、この世の誰よりも聡明で――どんな不可解なおぞましい殺人事件の数々も、彼女の前では只のごまかしになってしまう――妖怪化したり、宇宙人に狙われたり、幽霊犬に襲われたり、吊られたりする死体の謎を病室から外に出られない少女の推理が解き明かす、これは少し不気味で、かなり奇妙で、ちょっと切なげな、少女達の不思議な冒険をめぐるものがたりです――。

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