『哲学(実用、新書)』の電子書籍一覧
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死んだら人はどうなるのか?
SNS、ブログで話題の「感動の実話」!
生まれる前の記憶をもつ11歳の女の子がおしえる
人々やペットの「死後の世界」。※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
この本を開いてくれたあなたは、大切なだれかのことを思っているんじゃないかな。
それは家族かもしれないし、長くそばにいてくれた友だちかも。
その人のことを考えると、胸のあたりがきゅっとして、息をするのがすこしむずかしくなるときってあるでしょ。
夜、電気を消してからも、ふと顔を思い出して、涙が出てしまう日もあると思う。
この本は、そんなときにそっと開いてほしい。
ここに書いてあるのは、
「亡くなった人やペットが、今お空の国でどんなふうにくらしているか」
というお話。
わたしは、小さいころからすこしふしぎな力があって「お空の国」のことを、あたりまえのように覚えていた。
だからわたしは、てっきりみんなも同じようにお空のことを知っているんだと思ってた。
ところが、ママはびっくりした顔をして、
「そんなこと、だれにおしえてもらったの?」
って聞いてきた。
そのときはじめて、
「え? お空のことを覚えているのって、もしかしてわたしだけ?」
って、逆にびっくりしたのを覚えてる。
でもだからこそ、わたしにしか伝えられないことってあると思う。
この本では、そんな少しだけ特別な力をもった小学6年生のわたしが、お空の記憶を思い出して、できるだけやさしい言葉で説明していくね――。 -
誰もが心の奥に抱える闇と社会への違和感を哲学とユーモアで昇華させた、笑い飯・哲夫が贈る愛と悟りに溢れる渾身の長編小説!
誰もが心の奥に抱える闇と社会への違和感を哲学とユーモアで昇華させた、笑い飯・哲夫が贈る愛と悟りに溢れる渾身の長編小説!
なぜ、こんなにも生きづらいのか――。
お笑い界の知性派・笑い飯の哲夫が、現代人が抱える自己嫌悪と社会への違和感の正体に迫る。
独自の哲学と鋭いユーモアを注ぎ込み、「僕たちは人間をやるのが下手なのではないか」という痛切な問いに挑んだ長編小説。
主人公は、組織という檻を脱ぎ捨て、ハンドルを握ることで個の静寂を手に入れたはずのタクシードライバー。
しかし、理不尽な社会の牙は、そのささやかな聖域すらも無慈悲に食い破る。
最後に待ち受けるのは、破滅か、それとも――。
【編集長よりコメント】
すごい原稿を頂いてしまった。いつもの仕事のつもりで読み始めた原稿なのに、めくるめく展開に感情が先走り、ついに仕事が手につかなくなってしまった。
笑い飯 哲夫(ワライメシ テツオ):1974年、奈良県桜井市生まれ。関西学院大学文学部哲学科卒。2000年、西田幸治と「笑い飯」を結成し2010年、M-1グランプリ優勝。自称“仏教マニア”で関連番組・催事の出演多数。スポーツ、農業、料理、写経、純文学、学習塾、花火鑑賞など趣味多彩。著書に『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』『ブッダも笑う仏教のはなし』ほか。
【電子版のご注意事項】
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※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。
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以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 -
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情報理論の重要なポイントをていねいに解説。フルカラーのさまざまな図と、豊富な例題・演習問題で理解を深める。AI・機械学習と情報理論のつながりについても紹介した。はじめて学ぶ読者に最適の教科書。
《おもな目次》
第1章 序論
第2章 情報量
第3章 情報量の性質
第4章 情報源とエントロピーレート
第5章 情報源符号とクラフトの不等式
第6章 語頭符号の平均符号語長
第7章 情報源符号化定理
第8章 ハフマン符号
第9章 その他の情報源符号
第10章 通信路と通信路容量
第11章 通信路符号化定理
第12章 通信路符号化逆定理
第13章 誤り検出・訂正符号
第14章 線形符号の具体例
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チャットGPTに代表される生成AIが世界的な注目を集めたのは2022年末。それから数年を経て、今や対話型生成AIは爆発的な普及を見せ、後戻りのきかない状況にある。これは、われわれ人類にとって僥倖なのか、それとも……? 前著『AI原論』(講談社選書メチエ、2018年)から8年、第一人者はこの状況を根源的に問うために、もう一度、筆をとった。
チャットGPTやGeminiは、深層学習(ディープラーニング)に加え、大規模言語モデルという精妙な新技術に基づいている。その革新性ゆえに、生成AIが生産活動の効率を一挙に向上させ、巨大な経済成長をもたらすことは、おそらく間違いない。しかし、と著者は言う。「冷静に眺めれば、生成AIが内部で実行しているのは、単語の使用データを高速統計処理し、出現確率の高い単語を並べているだけだ。質問文の意味を本当に理解しているとは思えない。とんでもない内容の誤情報や偽情報も平気で出力する。そんなAIの回答をうやうやしく信奉し、人間のかわりに仕事の決定を任せて大丈夫なのか」と。
「AIは人知を超える」という予測は、ますます現実味を帯びているように思える。しかし、そもそも「人類の知性」とは何か? それはコンピュータによるデータ処理と等価でありうるものなのか?―─こういったテーマを考えるには「生命と機械の異質性/同質性」や「無意識領域ではたらく情動」という難問に取り組まなくてはならない。少なくとも「情報」という概念を基礎から捉え直す学問が必要になるだろう。その新たな学問を創出する企てに取り組み続けてきた著者は、本書で人類学的な知見をも取り入れて、これらの根源的な問いに正面から向き合う。
その先には、生成AIの進化と普及を踏まえた上での知的革命が予感されるだろう。AIを単純に肯定するのでも否定するのでもない「第三の道」を指し示す本書は、もはやAIと無縁で生きることのできないすべての人に向けられた重要なメッセージである。
[本書の内容]
第I部 生成AIをめぐる疑問
第1章 脳型コンピュータの到来
第2章 日本のデジタル敗因
第3章 挫折した国産第五世代コンピュータ
第II部 デジタルAIとはそもそも何か
第4章 一神教から生まれたデジタル文明
第5章 約束の地アメリカ
第6章 科学と情報を問い直す
第III部 生命と機械をつなぐ
第7章 ネオ・サイバネティクスとは何か
第8章 基礎情報学というステップ
第9章 生命的な超倫理をつくる
第10章 生成AI時代の情報学的転回 -
ヒンドゥー教や仏教と並ぶインドの伝統宗教、ジャイナ教。
古代インドで仏教とほぼ同じ時代・地域に誕生したこの宗教は、やがて世界宗教としてインドから世界に広がっていった仏教とは異なり、いまもインドの地に深く根を下ろし、約2500年にわたりインドの文化や経済に大きな影響を与え続けている。
「ジナ(輪廻から“勝利した者”)の教え」を意味するジャイナ教は、紀元前6ー5世紀ごろ、24人目のジナとされるマハーヴィーラという祖のもとで、反バラモン主義運動として興った。輪廻と業(カルマン)を前提とし、厳しい苦行によってそこからの解放を目指す宗教である。
ジャイナ教の世界観では、宇宙は永遠に興亡を繰り返し、衰退の時代には救済者が現れて教えを説くとされる。人間はその世界での行為によって業が霊魂に付着し、果報を生むため、輪廻から逃れることができない。輪廻を断つためには、行為そのものをできる限り停止し、すでに付着した業を苦行によって落とさなければならないと考える。
本書では、不殺生・非暴力の徹底と無所有を中心的な教義とし、あらゆる存在に生命を認め、その生命を何より尊重するという希有な宗教、ジャイナ教について、その知られざる歴史、教義、戒律、白衣派と空衣派という二大分派の違い、そして出家者と在家信者の実践をわかりやすくまとめた。
[本書の内容]
第1章 序言
第2章 ジャイナ教の興起した背景
第3章 六人の自由思想家の教説
第4章 マッカリ・ゴーサーラ
第5章 祖師マハーヴィーラの生涯
第6章 白衣派の聖典
愛7章 空衣派の聖典
第8章 ジャイナ教の教義
第9章 ジャイナ教の生活
第10章 ジャイナ教の戒律
第11章 ジャイナ教の在家信者
第12章 不殺生の教えと霊魂の種類
第13章 現在のジャイナ教教団
第14章 ジャイナ教と仏教の比較
ジャイナ教を知るための文献案内
あとがき
解説 河﨑豊
*本書の原本は、2006年に現代図書から刊行されました。 -
『幸福論』で知られる哲学者アランの柔軟で自由な思考はいかに形成されたのか。プラトン、モンテーニュ、デカルト、カント、ヘーゲルなど、アランは自分がかかわりをもったさまざまな思想を、懐疑し、点検し、省察し、現実をいっそう深く、明晰に理解しようと努めた。本書は、自らの考える行為を振り返りながら、考える楽しさ、曖昧な世界のなかで思索を重ねる営みの豊さと魅力を伝える思想的自伝。
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なぜ、吉田松陰が心酔したのか?
「性善説」そして「王道政治」。
「仁」「義」「礼」「智」の神髄とは何か。
孔子の正統な後継者といわれる孟子が唱えた儒教の思想書。
日本では朱子学が幕府公認の学問とされた江戸時代に広く浸透しました。
孟子の基本思想は2つ。
1つは性善説。天から与えられた「仁」「義」「礼」「智」などの徳性を発揮するため、絶えざる修養が必要とします。
いま1つは王道政治。「仁」と「義」を尊び、力づくでなく徳をもって人々の生活を最優先する政治です。
リーダーの心得として親しまれていますが、深い人間理解に基づく人付き合い、処世を説いた賢者の書です。
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孟子」の理解が飛躍的に向上します。
また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。
*本書は『全文完全対照版 孟子コンプリート』(2021年7月刊行)の新装版です。 -
哲学カフェ、子どもの哲学、企業内哲学対話をやってみたい人のための必携ハンドブック。経験豊かな実践者が執筆を担当。人の集め方、場所の決め方、問いの出し方、対話の進め方、使える道具、困った時の対応の仕方など具体的な解決案が満載。対話に必要な哲学史と哲学説の知識も一通り学べる。誰でもが使える対話と思考のためのガイドブック。
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<言語学習の鬼才>、無双する。「その学説、論破させていただきます」
人文系最難関学問の一つ、比較言語学。「終わりゆく学問」の荒涼を、
丹念な解説[ガイド]と柔軟な発想[アイディア]で紹介。
・『古事記』を別の言語で読み解くと本当の意味がわかる?
・日本語のルーツは●●語だ?
・すべての言語の源流にある言語は○○だ?
などなど、「トンデモ言語学説」及びさまざまな「トンデモ学説」
の根底に流れる問題を一刀両断。
「こうだったらよいのにな」という妄想・妄言を
ひとつずつ丁寧に潰していく真の啓蒙書。
[目次]
・出陣前に
・第1章:語源で読み解く古代文献
――えっ、古事記は日本語じゃなかったんですか!?
・第2章:最強の語源
――ワタシの説明力は53万
・第3章:日本語の起源を解き明かしてみせる!
――使命感に駆られ過ぎた人たち
・第4章:民族と語族
――元は同じ言語を話していたのだから、俺たちは兄弟だ!
・第5章:絶対すべての言語を分類するマン
――果たして俺達は分類がしたかったのか?
・第6章:技術の勝利だ!
――最新の研究結果が示す日本語の起源
・第7章:終わり良ければすべて良し
――検証に世紀の大発見を必要とする「仮説」の山
・第8章:比較言語学の野望
――まだ見ぬ世界祖語を求めて、俺達の冒険は続く!
・第9章:審判の不在
――「答えは神のみぞ知る」で勝負ができるのか?
・第10章:戦いの果てに
――比較言語学の世界を焼き尽くす激論の後に残ったものとは -
単行本『民衆こそ王者――池田大作とその時代』の中から、
池田・トインビー対談『21世紀への対話』誕生のドラマを抜粋、
再構成し、ワイド文庫化!
「20世紀最大の歴史家」アーノルド・トインビーと、
若き民衆指導者・池田大作。
1972年、80歳の碩学はなぜ、
41歳の日本のリーダーとの対話を切望したのか。
世界31言語に翻訳され、国家指導者や知識人が
座右に置く対談集『21世紀への対話』。
二度の世界大戦を経験した歴史家の執念と、
平和を希求する指導者の魂が共鳴した
40時間の真剣勝負。
混迷の時代を生き抜く「希望の哲学」と「対話の力」に迫る――。 -
占いと心理学は混ぜるな危険、でも親戚!?
「昼の空は、太陽の大きな光で明るいから、星々の小さな光は普通は見えません。しかし、本当のところ、星は宇宙の向こうで変わらずにまたたいています。占いと心理学は同じように見えないものを見ることに関わっているから、僕らは古今東西、縦横無尽にスターゲイズすることについてお喋りしたわけです。」
(本書『はやくはじめたいまえがき』東畑開人著 より抜粋)
★★早くも騒然!!★★
■宮部みゆきさん
占いとカウンセリングは、大昔、「人がよりよく生きたいと願って求めるもの」の広大な星間宇宙のほぼ同じ場所で誕生した。以来、それぞれが恒星へと育ってゆくうちに少しずつ離れていって、今では地上から仰げば隣り合っているように見えるけれど、観測すれば何光年も離れていることがわかる――という「近さ」にある。本書のページを開き、それぞれの星のエキスパートであるお二人の楽しいお喋りに触れると、私たちはより一層確かに、二つの星の距離と、その輝きとぬくもりを知ることができる。
■千葉雅也さん
そうしたいからそうした、というだけでない「他の要因」を社会はあまり認めたがらない。そこには自己責任論がある。だが、人間には、意志もあるが、何かに動かされている面もある。心理学はそれを「無意識」と呼んだ。そして古来、それを「星の配置」として見る占星術があった。
■石井ゆかりさん
いちばん新しくて、いちばん基本的。とにかくおすすめです、ぜひ。
古代の鳥占いや肝臓占い、占星術からユング、夢分析まで語り尽くす――。
才気と笑いと、そして親愛に満ちた異色の対談本が誕生! -
わかり合えない他者を、敵にしないために。
分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! -
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ショーペンハウアーの「意志の否定」は生存を放擲し否定するようなものではなく、むしろこの世での生存をより高い次元において肯定し、苦しみからの真の救済をもたらすものであった。
ショーペンハウアーのペシミズムの哲学は、この世に生きることを諦める「弱さのペシミズム」ではなく、この世に生きることに必死で意味を見出そうとする「弱き者のためのペシミズム」であると言える。
ショーペンハウアー哲学をキリスト教思想の伝統を受け継いだ一種の「宗教」として解釈し、西欧思想・文化史に新たな視座を提供した渾身の書籍。 -
西洋と東洋を繋ぎ
禅ブームを巻き起こした
異色すぎる宗教者──
重層的な思想、屈折した生涯
仏教は
こうして世界を
魅了した!
世界的「禅」ブームを巻き起こした鈴木大拙は、近代仏教においてひときわ異彩を放つ存在だった。大学を中退して単身渡米。既存の宗派を疑い、西洋と東洋、神秘と伝統を大胆に往還しながら自らの思想を形成した。ハイデガー、ユング、フロムら世界的知識人と交流し、日本人の生き方とは何かを問い続けながら、アメリカで仏教を講じ時代の寵児となる。「禅」はいかにして世界を魅了したのか? 型破りな仏教者の重層的な思想と屈折した生涯を、最新の研究成果と共に描く決定版。
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【目次】
序章 近代仏教と大拙
1 世界宗教としての仏教
2 俗人たちの仏教
第一章 悟りと進化論
1 貞太郎の成長
2 大拙の悟り
3 『新宗教論』
第二章 世界宗教としての大乗
1 ケーラスと科学の宗教
2 西洋人の仏教観
3 『大乗仏教概論』
第三章 神秘から伝統へ
1 学習院、ビアトリス、神智学
2 『スエデンボルグ』
3 「伝統」の再発見
第四章 戦時下の日本的霊性
1 日本仏教のマイノリティ
2 『日本的霊性』
3 戦争、敗戦、復興
第五章 禅とアメリカ文化
1 アメリカとの再会
2 『禅と日本文化』
3 禅ブームの実相
第六章 未完の東西対話
1 キリスト教と仏教
2 『禅と精神分析』
3 東洋的「自由」を求めて
終章 大拙の逆説
1 大拙批判は何を語るか
2 人に固有の霊性
あとがき
鈴木大拙略年譜
参考文献
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30人の幼児と自分の娘、どちらを助ける? 人類誕生から続く「正義」を巡る論争の決着とは。生徒会を舞台に自由・平等・宗教と異なる正義をもつ女子高生のかけ合いから、その正体があぶり出される!
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さっと読めるミニ書籍です(文章量30000文字以上 35,000文字未満(30分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
私は幼いころから、日本と海外の取引先を行き来する父の姿を見て育ちました。
異なる文化や価値観に触れる経験は物事を多面的に考える土台となりました。
その後、日本語教育を通して言葉を伝える仕事に携わり、専門的な内容を分かりやすく伝える大切さを学びました。
子どもがお金を管理する年頃になり、家庭でお金とどのように向き合うべきか考える中で、アメリカの金融教育に出会いました。
そこにあったのは、単なる知識だけではなく、自分で選択し、責任を持ち、社会と循環する姿勢でした。
お金は増やすものというよりも、人生を形づくる道具として扱われていたのです。
自身の学び直しも重ねながらその考えを親子で実践できる形式にまとめました。
本書は、その教えを子どもが自ら考え実践できる形にした一冊です。
親が正解を与えるのではなく、親子で対話しつつ子どもが主体的に選べるよう導くことを目標にしています。
これから先にかかるお金を自分ごととして考え、選び、決めるということです。
その力を行動する中で習得してほしいと願っています。
本書が読者の方にとって、一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
【著者紹介】
玉利紬希(たまり・つむぎ)
幼少期より父の仕事の関係で海外の多様な文化や価値観に触れて育つ。
その後日本語教師として経験を積んだ後日本語教育分野の出版社にて出版物や日本語試験問題の作成に携わる。
専門的な内容を相手の理解度に合わせて分かりやすく伝えることを得意とする。
現在はシナリオのスクールで映像やラジオなどのシナリオを学んだ後、家庭や社会の中で必要とされる実用的な知識を生活に寄り添う言葉で伝える執筆を行っている。 -
ロシア正教の倫理と共産主義の精神
ロシアの共産主義はナショナルな特徴に根ざす現象であり、マルクス主義的な見地からのみでは決して説明しえない──ベルジャーエフは、ロシアにおけるボリシェヴィズムの必然性を、キエフ・ルーシから連綿と続くキリスト教精神と、インテリゲンツィアによって編まれる歴史・思想史のなかに探っていく。「ロシア本国において一九九〇年代から、ベルジャーエフも含めて、一九世紀末から二〇世紀初頭に登場したあまたのロシアの宗教哲学者たちが、西欧とは異なるロシア独自の精神的価値として、高く評価されるようになった。しかし、今日では、こうした見かたもまた一面的なものとして克服を迫られている。ベルジャーエフによる「ロシア的理念」にたいする批判的分析は、ベルジャーエフ自身も含めたロシア思想を新たな視点から再検討するうえでも重要な示唆を含んでいる」(本書解説[佐藤正則・九州大学教授]より) -
≪≪内容紹介≫≫
『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙、『サイエンス』誌、『ニュー・サイエンティスト』誌など、各紙誌が称賛!
スタンフォード大学の神経科学者・行動生物学者のロバート・サポルスキーが、自由意志と自己責任の常識を根底からくつがえす!
あなたの人生は、本当にあなたの責任か?
「あなた」が決めたと思う前に「あなたの脳」はすでに答えを出している。
そして、その脳は、あなたの遺伝子とあなたがこの世に生を受けたときからのすべての経験、家庭環境、教育、社会環境や文化、メディアからの情報などとの相互作用によりつくられている。
本書では、神経科学、行動生物学、心理学、量子物理学、カオス理論、複雑系科学などの最新の知見を駆使し、
・私たちの脳の選択のメカニズムを読み解いたリベットの実験
・量子物理学・カオス理論・複雑系科学の視点から探る自由意志
・努力して何かを為すことは本当に美徳なのか?
・犯罪者に責任は問えるのか?
といったテーマをユーモアを交えた語り口で解説。
科学的・論理的に導かれる結論に、著者自身が悩みながらも、現代社会が抱える問いに希望の光を投げかける。
【編集者から】
著者が導いた結論には賛否両論があるでしょう。著者自身も「これは私がずっと前に出した結論である。そしてその私でさえ、真剣にそう考えるのはどうかしているように聞こえると思う。」と認めています。
圧倒的な知識量で示される科学的合理性と、それを自身の感情に落とし込もうともがく人間的矛盾が同居しているのが本書の魅力です。著者の結論に共感するにせよ反発するにせよ、とにかく読み応えのある大著です。。
≪≪目次≫≫
第1章 どこまでもカメ
第2章 映画のラスト三分
第3章 意図はどこから来るのか?
第4章 自発的な意志力─気概の虚構
第5章 カオス入門
第6章 自由意志はカオスなのか?
第7章 創発的複雑性入門
第8章 自由意志は創発するのか?
第9章 量子不確定性入門
第10章 自由意志はランダムか?
第10.5章 幕間
第11章 私たちは意図して暴走するのか?
第12章 私たちの内なる古来の装置─どうして変化は起こるのか?
第13章 私たちは実は前にやったことがある
第14章 罰する喜び
第15章 貧しく死ぬのは
付録 神経科学入門 -
『生きる意味を求めて』(2016.8)や『わたしのキリスト教と仏教』(2018.3)で、自らの思索遍歴を書き記してきた著者が、その後に考えてきたことをまとめたのが本書になった。
われわれ日本人はどこから来たのか(1章)、日本語というものはどうやってできたのか(2章)。学生時代からの課題であった日本の戦争責任(3章)。丸山眞男が記していた、日本の思想にもっとも大きな影響をもたらしたマルクス主義について(4章)。また、テーラワーダという南伝仏教との出会い(5章)、さらに袴谷憲昭の「批判仏教」に関連して出てきた八木誠一他の「キリスト教と仏教」(6章)、さらに30歳の頃から関心のあった史的イエスと復活というテーマ(7章)、そこからイエスの歩いた道とゴータマの歩いた道へと展開している(8章)。前半は人文・社会的で、後半は宗教的な内容となっている。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ブランダムなど分析的ヘーゲル主義・批判理論・フェミニズム等の現代的視点も導入しヘーゲル承認論を改めて捉え直そうとした試み
我々にとっては、ヘーゲルの絶望と希望、そしてそこから出発した問いの深さを共有するということ、そしてその問いに対して我々自身の解答を求めていくことのみが重要なのではないだろうか -
働いて働いて働いて…
それであなたの人生は幸せですか──?「お金」か「やりがい」か、あるいは「成長」か。
会社で働くことは人生の損失であり、会社員でいることは割に合わない。コロナ禍を機に、多くの人たちがそう考えるようになった。日本では近年「退職代行」が横行し、アメリカでは「大退職時代」と呼ばれる地殻変動が生じている。「ふつうに働く」という常識は崩壊し、会社で働くことは「ばかばかしい」と考える人が増えている。
なぜ、このような変化が世界的に生じているのか? 職工、会社人間、就職氷河期世代、ブラック企業、PEW…。会社員の歴史をたどることを通して、「働くこと」と「生きること」の関係を問いなおす。『ブラック企業』著者による新境地。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
・「戦後文学」は鎖国の中でつくられた:青野聰・坂本龍一・中上健次と(1985年)
・〈分裂病〉をめぐって:木村敏、中井久夫、市川浩と(1988年)
・〈近代の超克〉をめぐって:廣松渉、浅田彰、市川浩と(1989年)
・芸術の理念と〈日本〉:磯崎新、岡﨑乾二郎、浅田彰と(1993年)
・中上健次をめぐって 双系性とエクリチュール:蓮實重彦、渡部直己、浅田彰と(1993年)
・〈戦前〉の思考 1930年代的状況と現在:小林康夫、絓秀実、西谷修、福田和也、山城むつみ、浅田彰と(1994年)
・日本文化とジェンダー 〈家父長制〉とその批判から始めて:水田宗子、上野千鶴子、浅田彰と(1994年)
・ハイパーメディア社会における自己・視線・暴力:浅田彰、大澤真幸、黒崎政男と(1995年)
・ 冷戦終結後の政治と文学 スーザン・ソンタグとの対話:スーザン・ソンタグ、浅田彰と(1995年)
・現状に切り込むための「足場」を再構築せよ 理念、社会、共同体:山口二郎、中島岳志と(2008年) -
絶望は新しい幸せへの第一歩! ”努力貯金”を解放する方法を伝授
・何をやっても報われない
・日々の生活が憂鬱に感じる
・生きづらい
・孤独を感じる
・いままさに絶望を体感している
YouTube19万人超え!
「心が救われる」と話題
あなたは絶対に守られている!
心が折れそうなときの魂のお手当本
絶望の中に幸せは必ずある!
人生のどん底は、あなたを潰すためではなく、
生まれ変わらせるためにある。
絶望の中にある、幸せへとつながる力や思いを認めて実行することで、
自身の中に秘めている「努力貯金」を引き出し、
絶望から抜け出してよりよい未来、幸せが掴み取れる!
人との向き合い方
仕事への考え方
お金の概念
世の中の見方
パートナ―との関係
に悩みがある方は必見です!
【目次】
序章|絶望という扉をひらく
第1章|絶望の正体を知る
第2章|自分の現在地を確かめる
第3章|自分の力と可能性を探る
第4章|日々の意識と行動を少しずつ変える
第5章|未来の自分を思い描こう -
大丈夫なふりをしてるけど、本当は泣きたかった。
5000人以上のがん患者と対話した医師が見つけたネガティブ感情との付き合い方
弱い自分、感情的な自分を認めることで、人生の新しい扉が開く。
***
人生には2つの課題があります。
1つは親から与えられた人生の脚本を修正し、自分なりに納得がいく脚本に書き換えていくこと。
それによって「生きづらい」と感じること、強がること、ありのままの自分を隠すことから抜け出し、自分のままで生きることができるようになります。
2つ目は、人は必ず老いや病を経て、死に至るという運命をどう自分の人生に位置づけるかということ。
誰もが年をとり、最後には死を迎える。若くしてがんになった場合、老いを飛び越えて急に死について考える必要が出てくる。
死生観をどのように養っていくか、がん患者さんやその家族からの言葉をヒントに考えていきます。
***
精神科医として数多くのがん患者の人生と向き合ってきた著者が、
自身の生きづらさや傷つきの体験を赤裸々に明かしながら、それに向き合うヒントをお伝えします。
<目次>
第1章 過去の傷を癒すということ ──こころの安全基地に出会い直す
第2章 wantとmust ──「○○しなきゃ」から解放される
第3章 人生の締切への向き合い方 -
生活に追われてなんとか乗りこなそうとしている、絶賛生活練習中のあなたへ
10年選手の安い器と一度も使っていない高い器、どっちが価値が高いのだろう。
子供はワンワン泣いても不自然じゃないのに、大人になるとこっそり静かに泣くべきという風潮があるのはどうして?
モノマネを極めたら「狂気」と「愛」は隣あわせの行為ではないかと気づいた
AIに健康管理してもらっていると「餌付け」されているのではと思えてくる etc.……
ふと立ち止まって生まれた生活の疑問・考察・変化をユーモラスに描く20編。
▽あとがきより
思い返してみれば、生活には、愛おしさがたくさんちりばめられていて、その一つひとつが発見の連続であり、試練のようなものであることに気づいたのだ。
現在未来の不確実性を恐れないこと、変容を恐れないこと、多面的で彩りがある世界の姿を素直に、誠実に、そして軽やかな愛おしさを持って受け入れること。
口で言うことは簡単だが、並大抵のことではない。だからこそ、試練と言えるのかもしれないし、僕は言葉の力を信じたいと思っている。 -
人は、何を背負って生きるのか。
時代を超えて偉業を成し遂げた人物には、
それぞれに引き受けた役割があった。
儒教の「天命」思想からキリスト教由来の「使命」まで、
四千年の歴史を辿りながら、AI時代を生きる私たちの生き方を問い直す――
人生の軸となる「使命」を歴史に学ぶ一冊
孟子の決意、諸葛亮孔明の志、聖徳太子の和の思想、北条泰時の道理、本多忠勝の忠義、
西郷隆盛の敬天愛人、新渡戸稲造の国際的視座、鈴木貫太郎の実直さ――
八人の偉人に共通するのは、想いを託され、それに応える生き方であった。
現代における天命の意味、AIが天命思想に及ぼす影響、そして生きる道のゆくえを考察。
「私欲に囚われない」行動こそが試金石であることを示しながら、生成AIによる天命を見極める方法も明かす。 -
ネットの性格診断の結果にがっかりしたら、どうする?
近年、若者を中心に性格診断が流行していますが、診断結果が理想と異なると、「こんな性格になりたい」「自分を変えたい」と願うようになる人は少なくありません。
本書は、性格研究の専門家である著者が「実際のところ、性格は変えることは可能なのか?」という疑問に対して、様々な研究結果からアプローチ。
進学、就職、結婚などのライフイベントによる影響や、性格を変えるための実験結果を紹介。
中には一般的にイメージされるものとは異なる研究結果も示されています。
会社や学校など、何かにつけて自己分析を求められて思い悩む方は原点に立ち戻ることができ、逆に他人を評価する立場の方は新たな気付きを得られる一冊です。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
累計400万部突破の『眠れなくなるほど面白い図解』シリーズ最新作!
『論語』や『大学』など四書五経のひとつに数えられ、なおかつその中でも最も古くに成立した中国の書物『易経』。
現代では占いの書というイメージが強い『易経』の書ですが、占い以外にも大切な教えがたくさん記されています。それらの本質とは、「変化する社会をどう受け止め、迷いの中でどう考えるか」という視点なのです。
本書では、
「『陰』と『陽』は固定化された対立関係ではなく、行き来しながら移り変わるもの」
「八卦は実用の中で磨かれていった最小単位」という基本的な考え方から、
「立ち止まることもまた判断のひとつ」
「人は成功体験を手放せないもの」など、現代にも通ずる教えまで
難しそうで手を出しづらい『易経』をゼロからわかりやすく解説!
純粋な知識として学んでみたいという方も、今の人生に迷っているという方にもオススメな、『易経』の魅力を余すことなく知ることのできる一冊です。 -
人間の歴史は、〈欲望〉の歴史である。
1933年――ドイツでヒトラーが首相として就任した年――パリの高等研究院でアレクサンドル・コジェーヴによるヘーゲル講義がはじまった。本講義にはジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ロジェ・カイヨワ、アンドレ・ブルトン、メルロ=ポンティなど、フランス哲学・文学の中心となる人物たちが多く参加している。
「歴史が何であるかを知るためには、この歴史を実現する人間が何であるかを知らねばならぬ」――コジェーヴは『精神現象学』を精読しながら、プラトンからヘーゲルへといたる哲学と、キリストからナポレオンへといたる歴史とを重ね、動物から人間がいかに生まれ、自然から歴史がどのように発生したかを辿っていく。
フランス現代思想を知る上で避けて通ることのできない記念碑的講義録を、訳者によるあらたなあとがきを加えて、Uブックスで待望の復刊。
【目次】
出版者の覚書
第一章 序に代えて
第二章 『精神現象学』の最初の六章の要約
──一九三七-一九三八年度、最初の三回の講義の全記録
第三章 『精神現象学』第七章の一般的導入部の解釈
──一九三七-一九三八年度、第四回及び第五回講義の全記録
第四章 一九三七―一九三八年度講義要約
──高等研究院・宗教学科の一九三八-一九三九年度年報からの抜粋録
第五章 哲学と知恵
──一九三八―一九三九年度、最初の二回の講義の全記録
第六章 永遠・時間・概念についての覚書
──一九三八-一九三九年度、第六回講義より第八回講義までの全記録
第七章 『精神現象学』第八章第三部(結論)の解釈
──一九三八-一九三九年度、第一二回講義の全記録
訳注
『ヘーゲル読解入門』への後書き -
出色の講義・全15講
世界のすべては〈記号〉である
自然(自然科学)も文化(人文科学)も、記号論をつかえば、あらゆる事象を横断的に捉えることができるようになる。いちから深く学べる入門書。
===
記号論とは、私たちの身の回りの事象を横断的に捉えようとする分析手法である。対立する概念のように扱われがちな〈自然科学=自然〉も〈人文科学=文化〉も、この手法によって統一的に読み解くことができる。本書は、その分析の基本を網羅した明快な入門書である。記号の根幹にある「ことば/意味」から発して、ことば以外で「ことばらしいもの」としてのイメージ・絵画、衣食住・広告宣伝、動植物の「ことば」、生命体の遺伝情報に至るまで、記号論を用いた読解を豊富な事例をつかって見ていく。全15講でわかりやすく手ほどきする一冊。
=== -
人間の歴史は、〈欲望〉の歴史である。
1933年――ドイツでヒトラーが首相として就任した年――パリの高等研究院でアレクサンドル・コジェーヴによるヘーゲル講義がはじまった。本講義にはジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ロジェ・カイヨワ、アンドレ・ブルトン、メルロ=ポンティなど、フランス哲学・文学の中心となる人物たちが多く参加している。
「歴史が何であるかを知るためには、この歴史を実現する人間が何であるかを知らねばならぬ」――コジェーヴは『精神現象学』を精読しながら、プラトンからヘーゲルへといたる哲学と、キリストからナポレオンへといたる歴史とを重ね、動物から人間がいかに生まれ、自然から歴史がどのように発生したかを辿っていく。
フランス現代思想を知る上で避けて通ることのできない記念碑的講義録を、訳者によるあらたなあとがきを加えて、Uブックスで待望の復刊。
【目次】
第八章 ヘーゲルにおける実在するものの弁証法と現象学の方法
――一九三四―一九三五年度、第六回講義より第九回講義までの全記録
第九章 ヘーゲル哲学における死の観念
――一九三三―一九三四年度、最後の二回の講義の全記録
付録 『精神現象学』の構造
訳注
解説 -
「働いて働いて働いて」の呪縛を解体せよ!
資本主義社会において、資産を持つ者と持たざる者の格差は、いまや目に見えて拡大している。
少子化で労働人口が減少しているにもかかわらず、たくさん働いても賃金は大きく上昇しない。
本来、貨幣は経済を効率よく回すためのツールであり、労働の目的ではない。にもかかわらず、資本主義の論理のなかで、ほとんどの人が「お金を稼ぐために働く」ことに縛られているのが現実だ。
しかし今、少子化の進行に加え、AIやロボット技術の急速な進歩によって、従来の資本主義の仕組みは限界を迎えつつある。
そんな中で、「お金を稼ぐために働く」ことをしなくても、自由に暮らしていける社会はいずれやってくるのか。
生物学者・池田清彦氏が、労働にまつわる歴史や資本主義の構造、ベーシックインカムやMMTといった制度を横断的に読み解きながら、「働くのが当たり前」という常識を根本から問い直す。
・たくさん働いてもたくさん稼げないのが資本主義
・「所得は労働と引き換えでなければならない」というウソ
・それでも「お金を稼ぐために働く」に縛られる理由
・資本主義は「ピンハネ」を前提にしている
・AI化が労働と社会の仕組みを変化させる
・資本主義を維持するための「ベーシックインカム」
・国債をいくら発行しても財政が破綻しない理由
・「少子化危機」は資本主義の理屈にすぎない
・お金を稼ぐ行為から自由になれば、人生はもっと面白くなる -
困難な時代を生きた仏教者の真摯な肉声
静的なイメージで語られることの多い大拙。しかし彼の仏教は、この世をよりよく生きていく力を与えるアクティブなものだった。その全貌に迫る著作選。
===
日本が生んだ世界で一番有名な仏教者・鈴木大拙。禅に関する書物を数多く英語で出版し、たびたび海外に招かれ講演を行った大拙の仏教は、日本の仏教徒のみならず、ユングやハイデガーといった西洋の思想家をはじめ、ビート・ジェネレーションと呼ばれる人々をも魅了した。本書では、今では読むことが難しい、雑誌への投稿論文や、西田幾多郎ら近しい人たちへ宛てた書簡を、編年体で収録。すべてを知ることのできる仏の智慧=「般若」と、すべての生きとし生けるものを救う仏の慈悲心=「大悲」が融合する大拙特有の「禅」がどのように作り上げられていったのか、その思想の道すじが分かる、学芸文庫オリジナル編集。
=== -
執行草舟氏(著述家、実業家)推薦!
私は本物の「読書論」と出会った。
本書は、読者の人生の「ど真ん中」を立てるに違いない。
読書には本物と偽物がある。
本書は「読書論」の本物と言っていい。
本物だけがもつ真の知性が迫って来るのだ。
【本書で紹介される作品】
内村鑑三『後世への最大遺物』 佐藤一斎『言志四録』 太宰治『トカトントン』 田中美知太郎『人間であること』 徳富蘇峰『読書法』 西村賢太『苦役列車』 三島由紀夫『英霊の聲』 向田邦子『蛇蠍の如く』 安岡正篤『論語に学ぶ』 横山光輝『三国志』 渡部昇一『渡部昇一 青春の読書』 オー・ヘンリー『改心』 キケロ『友情について』『老年について』 旧約聖書『ヨブ記』 グロスマン『万物は流転する』 ゴールディング『蠅の王』 ショーペンハウアー『読書について』 スマイルズ『自助論』 セネカ『摂理について』 ディケンズ『クリスマス・キャロル』 ヒトラー『わが闘争』 プラトン『ソクラテスの弁明』 ホッファー『大衆運動』 ミルトン『闘士サムソン』 モンテーニュ『随想録』 モーム『雨』――など
答えのない問いを考え続けるために、人は本を読む
【本書の内容】
第1章 人は「正義」を求める
「正義」という狂気…ヒトラーの読書法/大衆運動に参加する人々
第2章 何のために本を読むのか
第3章 よき本は自己との対話を深める
よき本との出会い/童話から長編まで/観てから読むか、読んでから観るか/自分のための一冊を探す/中国の古典の魅力
第4章 本を通じて本を知る
第5章 苦悩ある人生を生きるために
「そのために死ぬ」ことができるか/因果応報と不条理 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
『武士道』は日本人の道徳観を、世界に紹介するために英語で発表された書籍です。
他人を真の意味で大切にする姿勢など、効率重視になりすぎている現代の私たちにとっても、大切な教えが詰まっています。
あひるのペックルと一緒に、そのエッセンスを学んでいきましょう!
『武士道』は、
武士の子として生まれたものの、
幕末維新で、
その生き方を大きく変える必要が生じ、
学問を究めて教育者となり、
国際連盟の事務次長まで務める国際人となった
新渡戸稲造が英語で書いた本です。
当時は、日清戦争で日本が勝利し、
あまり世界で知られていなかった
日本という国に注目が集まっていました。
そこで新渡戸は、
日本人を理解してもらうには
その心に宿る伝統的な精神――
つまり「武士の精神」を紹介するのが
よいと考えたのです。
「義」、「勇」、「仁」、「礼」、
「誠」、「名誉」、「忠義」の7つの教えを軸として、
日本人の心のあり方を紹介していますが、
この教えは、現代を生きる私たちにとっても
大切なことばかりです。
あひるのペックルと一緒に、
真の意味で他人に寄り添い、
自分の心と体も大切にする
考え方を学んでいきましょう!
好評「Ichigo Keywords」シリーズ第13弾。 -
スマホから目を上げて、人と世界を観察してみよう。世界はこんなにもおもしろい。半径0メートルで起きている、見逃しがちな変化や奇跡に気づける五感をとりもどそう。・フランスの学生を中心に人気沸騰! 前提から問い直したいAI時代に必要な、人と世界への観察力を鍛えるユニークな本が上陸。・人類学者ならではの、人と世界を観察するユニークな19のエクササイズを美麗イラストとともに紹介。今の時代に必須の「観察力」を鍛える19のエクササイズを掲載!・フランスの人類学者が、長年のフィールドワークで培った「観察」の方法を通じて、世界の変化に自分で気づくための「観察力」を鍛える19のエクササイズを提案。・観察者自身が「関わり、学び、感じ取る」ことを重視する人類学の思考法で、本質的な「気づき」の力を鍛えられる。・雑多な情報が氾濫する現代に、必要な情報から精度の高い仮説を立てて実行するための思考法。
-
ChatGPTやGrokなど生成AIが次々と生まれ、仕事や生活で関わる機会が増え、日常生活は根本から変わりはじめている。便利な半面、考える力が奪われるのではないか、人間の仕事がなくなるのではないかと不安を抱く人も多い。
しかし、そもそも「考える」「行為する」とはどういうことなのか。考えるのは人間だけで、生物は考えていないのか。さらに、「人間っぽい」ことができるAIやロボットは人間と同じと見なせるのか。こうした疑問について、初心者にもわかりやすい筆致で哲学的に考えていく。
第1部では、「生物とは何か」「生物は考えることができるのか」などの問いを、犬やえんどう豆など身近な動植物の事例から考える。第2部では、AIやロボットに焦点を当て、責任や権利、友情などのテーマを通して、人間とAI・ロボットの関係を考察する。
人間に似ているようでそうでもない生物、AI・ロボットたちを哲学的に考えることを通じて人間とは何かを見つめ直し、めまぐるしく変化する「これから」を考えるための入門書。 -
材料がない、儲からない。
それでも伝統の担い手たちが「つくり続ける」のは、なぜか。
新しさ追うデザイナーから異色の転身、発酵の専門家となった著者が出会ったのは、
土地の〈記憶〉を未来へとつなぎ、自然と隣り合って生きる、
弱い人間の強かな“生存戦略”としての「伝統」だった――。
哲学・文化人類学・民俗学など複数の領域を縦横無尽に行き来する著者が、
ジョージアワインから日本酒、民藝まで、豊かで芳醇なエピソードとともに見せる、
驚くべき「小さな伝統」とものづくりの世界。
「つくるのは私ではない、微生物である」と味噌や酒をつくる醸造家たちは言う。
それは「つくる」を手放すということだ。
――「第4章 民藝 つくることの伝承」より
伝統が、ひとりの個人としてこの社会に生きることからの逃避になってはいけない。
今僕たちに必要なのは、すぐとなりの誰かを信じるための足がかりとしての伝統だ。
――「第4章 民藝 つくることの伝承」より
▼内容紹介▼
〇 歌舞伎だけじゃない! 醸造蔵にもある「襲名制度」
〇 共産主義によって「消滅の危機」に瀕していたジョージアの伝統的ワイン
〇 日本人とクジラの「深い関係」浮かび上がる、佐賀県呼子の松浦漬け
〇 美味しいお酒づくりの極意は「『自分』を殺す」こと
〇 「土の声を聞く」ために技術磨く、沖縄の伝統的焼き物やちむん
〇 ヒトラーは化学肥料を嫌っていた……排外主義と有機農業が「結びつく」瞬間
〇 岡本太郎の民藝批判にみる「オンリーワンうんち野郎」の精神
〇 ぎふ長良川鵜飼の「となり合う」伝統
▼目次▼
プロローグ あなたにとって、伝統とは何ですか?
第1章 大文字の伝統と小文字の伝統
第2章 「歴史」の誕生、さびしさの地平融合
第3章 発酵 見えないものとつむぐ伝統
第4章 民藝 つくることの伝承
第5章 鵜飼 異なる存在と、風土を旅する
エピローグ 向かい合うな、となり合え
ブックガイド -
『幸福論』で知られるアラン(本名:エミール=オーギュスト・シャルティエ、1863-1951)は、生涯に約5000のプロポ(哲学断章)と数冊の書籍を残しました。
93のプロポを集めた『幸福論』がもっとも有名ですが、本書は、『幸福論』をはじめ『人間論』『哲学概論』『教育論』『定義集』など、アランの著作を網羅して幸福になるための考え方を説きます。
勇気とは、自らを放棄しないことである。――『定義集』より
なぜ幸福なのか? なぜ不幸なのか? その理由には価値はない。――『幸福論』より
果たすべき課題を前にしたときに、人間は真に自由となる。――『哲学概論』より
大人になれ。大きな子どもになるな。――『四季をめぐるのプロポ』より
翻訳は、哲学者であり、4か国語に精通する大竹稽氏。
読者の具体的な幸福につながるプロポを厳選し、原典から完全新訳。
読みやすく超訳しながらも、時代や国籍にしばられない、原典の不変・普遍性を追求します。 -
「私の謎」は「人類の謎」につながる――左翼だった父、戦後文学者たちとの出会い、くじ引きで決まったアメリカ滞在、建築から哲学までに至る世界的知識人との交流、ある日突然「やってきた」交換様式論……現代日本の批評・思想を代表する哲学者の人生を彩るさまざまな出来事を振り返る。 メモワールにして柄谷思想への最良の入門書。朝日新聞好評連載を大幅増補のうえ書籍化!
「このインタビューを読み返すと、驚きと感慨を禁じ得ない。自分がこれまでたどってきた道が、偶然の連続であったことに思いいたるからである。そのなかにいるときには気づかなかったが、振り返ってみたとき、人生を決めるのは偶然であるとすら思えてくる。 私は、小学校に入ってから二年間、教室で口をきかなかった。そのような引っ込み思案な人間が、偶然の出会いが重なるなかで、自然と、日本のみならず外国でまで、著作を発表したり教えたりするようになっていったのだ。それは、努力したり目指したりして、実現したことではなかった。いわば、「向こうから来た」ことだった。」(あとがきより) -
古事記・日本書紀・風土記ってこんなにおもしろい!
・出雲の国引き神話を漁民の目で読むと?
・羽衣伝説と農耕の意外な関係とは?
・アマテラスはなぜ岩屋戸に隠れたのか?
・神武天皇が熊野の険しい山道を選んだワケは?
神話を国家から解放し、人びとの暮らし・風土・文化に注目すると、知られざる神と人間たちの物語が見えてくる!
これまでの研究では、ややもすれば神話を王権という政治性や国家の歴史に結びつけがちであったが、本書では目線を低くずらして、人間の生活が神話のなかに描かれているという視点に立ち、時に強くもあり、また弱くもある人間を見つめてみたいと思う。
それは大袈裟に言えば、神話を国家という縛りから解放する試みである。しかし、実際のところ本書はそのような大上段に構えた勇ましい考察ではない。神話のなかから村里で生きていた人、言い換えれば私たちのすぐ近くにいるような人たちの姿を掘り起こしてみたいと思うのである。そのような目で神話や伝説を読むと、じつにさまざまな人間の「生きざま」が、神の姿を借りて描かれていることに気がつく。――「はじめに」より -
イスラーム研究の第一人者がフェミニズムを学ぶと、西洋中心主義の欺瞞が見えてきた。
本書では、男性から女性への敬意に基づくタリバンの女性観を「タリバン・フェミニズム」と名付け、西洋発祥のフェミニズム理論に真っ向から対決を挑む。
第1部「フェミニズム」では、西洋中心のフェミニズム史を概観。第2部「タリバン・フェミニズム」では、タリバンの思想と本当の女性観をわかりやすく解説する。日本でもブームになっているフェミニズムだが、全く異なる視点から見つめると、タリバンなど第三世界の伝統を仮想敵に仕立ててきたフェミニズム理論の、偏りと脆さが浮き彫りになっていく。
タリバンは女性教育を禁じていない。「他人の男女」を隔離する納得の理由とは?目から鱗が落ちる挑戦の書。 -
未来のために、今こそ気づこう。
自分の中にある""大きな"" 存在を
自分の中の永遠を意識すれば、
もう、死ぬのだって怖くない。
世界を調和へと導く、深遠なる探究の記録。
東大名誉教授が導く、科学と宗教を超えた究極の真理。“利己”を超える意識の進化こそ、未来を拓く鍵になる! -
世界は変えられなくても、世界の捉え方を変えることはできる。
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手を差し伸べてくれてありがとう。あなただってぼろぼろなのに。
――歌人/木下龍也
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YouTubeで「現実チャンネル」を運営する天竜川ナコンによる、待望の初書籍。
見慣れた世界を違う角度から・隅々まで見つめ直すことで人生の輝きを思い出す、日常新解釈エッセイ。
世の中へのまっすぐな愛にあふれた眼差しと、苦悩や劣等感すらもユーモアに変えてしまう語り口で、
読者自身の人生も肯定的に捉え直せる一冊。
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世界の側が自分の都合の良いように変わってくれないのが現実。
もちろん制度や社会で間違っていることに声を上げることも大事ですが、
それと同じくらい自分の捉え方を日常の中で変えていくのも大事だと思います。
…
この本ではそんな考え方をベースに、日常のなんてこともないことをいかに解釈してきたか、
やってきたかの記録になります。何かの参考になれば幸いです。
(「はじめに」より)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -
ルソーの「幸福論」
「この地上では、すべてが絶えざる流転のうちにある。そこではなにひとつとして一定不変の固定した形を持ち続けるものはない。だから、この世で得られるのは、せいぜいすぐに消え去る喜びでしかない。永続する幸福などといったものを、この世で味わう人がいるとは思えない」
迫害のなかで「地上に一人きりになってしまった」ルソーは、もはや人間や社会の変革に希望を託すことはない。湖の岸辺に腰を下ろして、寄せては返す波の絶え間ない単調なリズムに、自身の存在=運命を感じ、また幸福を見出す……
こうした自己の存在のほかいかなる幸福も感じない徹底的な自己充足の境地は、「絆」の素晴しさが自明視される今日、新たな意味をもって迫ってくる。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』を収録。訳者と川出良枝東大名誉教授の解説を付す。
【目次】
孤独な散歩者の夢想
第一の散歩
第二の散歩
第三の散歩
第四の散歩
第五の散歩
第六の散歩
第七の散歩
八
九
十
マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙
第一の手紙
第二の手紙
第三の手紙
第四の手紙
訳者解説 孤独な散歩者の夢(佐々木康之)
訳者解説 マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙(佐々木康之)
解説 ジュネーヴ市民から孤独な散歩者へ(川出良枝) -
古代の感受性をとりもどす
強靭な持続力をもつ折口民俗学
その思考のマトリックスを中沢新一がよみがえらせる
古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家・折口信夫。若い頃から彼の文章に惹かれてきた著者が、その未来的な思想を鮮やかに描き出す。「自分が読み続けてきた折口信夫の学問をまるごとつかみとり、その中から二十一世紀の日本人の思想として生き続けるにちがいないと思われる、彼の思想のエッセンスを取り出す」(本文より)。あらたに2編を増補し文庫化。解説 持田叙子 -
「無知無欲であれ、無為であれ」
「足るを知るものは富む」
孔子の『論語』が儒教の根底思想として親しまれてきたのに対し、『老子』は道家の神髄を説いて人々に寄り添ってきました。
ともに2500年以上の歴史の検証に耐えてきた思想書です。
自己研鑽し、学問を通して知識を増やすことは、かえって人間を不幸にします。
現代も推奨される「勝ち残り」社会を強く否定する老子の思想は、いつの時代にも人々の心を癒し、そして弱者を鼓舞してきました。
格差が広がり、人々の価値観が揺らぐ現代にこそ、老子の思想が必要とされているのです。
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「老子」の理解が飛躍的に向上します。
また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。
【一文超訳の一例】
「無心のすすめ(空っぽの心を守る)」
「私利私欲のない無私の人は、自分を貫ける」
「無用には大きなはたらきがある」
「少なければ得られ、多ければ迷う」
「盛んになれば、早く衰える(だめになる)」
「先に与え続けておけば、いずれ得られる」
「大国を治めるのは小魚を煮るようにするとよい」
「本当に立派な人間は愚か者に見える」
*本書は『全文完全対照版 老子コンプリート』(2019年2月刊行)の新装版です。 -
「私は考えている、だから私は有る」
デカルトは久しく近代思想の父とよばれてきた。それは中世のコスモスが崩れるなか、徹底的な懐疑の果てに、考える自我の直観から主体性を確立し、近代文明に道を開いたからである。
近代のあけぼのに「いかなる人生の道に従い行くべきか」を思い迷いながら、「ひとりで、しかも暗闇のなかを歩いて行く」旅する人の遍歴と、その旅先の一夜の啓示と決断とを、〈私〉の精神の歴史としてここに語る。すなわち、〈方法〉とは「道に迷う、道に従う」ことである。
数多の学問を修めながら、やがてそれらの真理性を徹底して疑い、しかしそれらについて思考している自分は何かでなければならないと気づき、「私は考えている、だから私は有る」という有名な第一原理に到達するまでを語った近代哲学の名著の清新な翻訳。養老孟司解説。
[目次]
訳者まえがき
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
解説 脳の機能のきわめて明晰な表現 養老孟司
解題 三宅徳嘉 -
20世紀を代表する哲学者・ジョルジョ・アガンベンは言う、「わたしはエピゴーネン(亜流)である」と。ハイデガー、ベンヤミン、フーコー、デリダ、ネグリ、そして道化プルチネッラ……他者という「鏡」の中に自己の哲学を見出すこの思想家の概念の起源と展開を著作群に読み解く。デビュー作『中身のない人間』から最新刊『クアデルニ』までを射程に収め、認識と無知、聖と俗、アナーキーとデモクラシー、悲劇と喜劇など、両極間を宙吊り状態のまま渡っていく、そのスリリングな思考はどこに向かうのか? 【目次】I アテンション・プリーズ――序に代えて/II 「エピゴーネン」という身振り/III アートと抵抗/IV ハイデガーを読むデリダを読むアガンベン/V ネグリVSアガンベン、あるいはオルター・エゴの応答/VI ドン・キホーテの存在論/VII 「アナーキーはデモクラシーよりも興味深い」/VIII 精神分析について彼が知っている二、三の事柄/IX $7006聖と異端の神学/X 喜劇に始まり喜劇に終わる――結びに代えて
-
儒教・仏教・道教を融合させて、市民の処世術を説いた「菜根譚」。
約400年前に中国で誕生したこの書は、経営者や政治家に好まれ、むしろ中国より日本で愛されてきました。
「つらいことがないと人は成長しない」
「本物は目立たない」
「何事もほどほどにして、欲をかきすぎない」
「他人から感謝の見返りを求めない」
「恩と仇は水に流すのが最善である」
現代でも十分に通じる市井の哲学ともいえるこの書は、書名のとおり、じっくり噛みしめてこそ味わいが心身に染みわたります。
処世術だけを部分訳したビジネス本、子ども向けの超訳本など、これまでにさまざまなアプローチで紹介されてきましたが、全文を原文、書き下し文とともに網羅した本は数少ない。
本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
全文をじっくり読み込むことができる上に、テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれます。
だから、「菜根譚」の理解が飛躍的に向上します。
また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。
*本書は『全文完全対照版 菜根譚コンプリート』(2020年1月刊行)の新装版です。 -
公布から80年、今こそ日本国憲法を本気で考える。憲法をめぐって紡がれた物語は、国民に浸透しつつも、第二次安倍政権下で危機に直面する。その時、立ちはだかったのは意外な“存在”だった――。「天皇への敗北」はなぜ起きたのか? その理由を、30年前に物議を醸した「敗戦後論」、昭和の憲法学者と文人の抵抗、戦争責任まで遡って探る。戦後憲法学の試みを近代文学に準え、複雑に絡み合う「天皇・憲法・戦後」の核心に迫る。
-
人生を「歳」ではなく「巻」で数えませんか。
大手コンサルティングファームに勤務しながら、週末にライフワークとして個人コンサル「はたらく女性のかていきょうし」を続ける著者が、解なき時代を生き抜くための「自分を物語化する」思考法を紹介。
自身が仕事の壁にぶつかった際にキャリア論や戦略論を調べ尽くし、習得したスキルから編み出したキャリア戦略=「自分ものがたり」の作法を、軽快な語り口で解説します。
「自分ものがたり」とはーー
◆ キャリア設計をやめて、キャラ設定する
◆ 年齢ではなく、人生を「巻」で数える
◆「自分ごと化」沼からの脱出
◆ 自分を推せる「読者目線」に
◆ 仕事にも生かせる
小難しい専門用語を必死で覚えたり、血のにじむような猛特訓は一切不要。
明日から使える「ものがたり思考」の魔法でモヤモヤを解消していきましょう!
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