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『エッセイ、文藝春秋、501円~800円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全347件

  • シリーズ55冊
    200801(税込)
    編:
    文藝春秋
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ◆新連載
    ・寺地はるな「リボンちゃん」
    幼い頃から美しいものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。数年ぶりに伯母の加代子に呼ばれ、彼女が営むテーラー城崎を訪れると、ある女性が若い頃に愛用していたビスチェのリフォームを頼まれて……

    [はじまりのことば]
    「下着」と聞いて思い出したのは、“ミジンコの刺繍”をしたキャミソール! 女性の下着はキュートでセクシー? そんな固定観念を解きほぐす新連載の始まりです

    ◆PICK UP
    ・宮島未奈「婚活マエストロ」
    祝・2024年本屋大賞受賞!! 『成瀬は天下を取りにいく』が爆走中の宮島未奈が贈る、最強の〈婚活エンタメ〉

    ・小田雅久仁「夢魔と少女〈中篇〉」
    大男に監禁された美少女を前に、夢魔たる私に何ができるのか? イチかバチかで夢に入り込むことにした私は……

    ◆最終回
    ・朝倉かすみ「よむよむかたる」
    ついに公開読書会当日。亡きマンマへの想いを胸に、読む会の面々は晴れ舞台で言葉を紡ぐ。感涙のフィナーレ!

    ・矢月秀作「桜虎の道」
    託された遺言書の中身、そして狂気を帯びた元ギャング・平尾の行く末は? 桜田の闘い、堂々完結

    ◆有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート
    ・白井智之「ブラックミラー」
    あなたが二日前に会った友人に、おかしなところはなかったですか? 警察に問われた僕は、あの日会った彼に対して抱いた違和感を思い出し……

    ・夕木春央「有栖川有栖嫌いの謎」
    有栖川有栖だけはおすすめしない――ずらりと並んだコレクションの前でそう強弁する男、彼は一体何を隠しているのか

    ◆読みきり
    ・コウイチ「金曜日のミッドナイト」
    テレビの取材でとある町にやってきたディレクター。住民たちに話を聞いて回るが――ここは、何かがおかしい

    ◆ロングインタビュー
    作家の書き出し Vol.30 取材・構成 瀧井朝世
    ・千葉ともこ
    闘う者たちは誓った。命を賭して、この大乱を終わらせる――胸熱の歴史エンターテインメント『火輪の翼』が生まれた背景に迫る!

    ◆book trek
    ・外山薫『君の背中に見た夢は』

    ・金子玲介『死んだ山田と教室』

    ・逢崎遊『正しき地図の裏側より』

    ◆グラビア&エッセイ
    ・岩井圭也「知の野人 南方熊楠を訪ねて」
    「我は、この世界を知り尽くしたい」――博物学の巨星・南方熊楠が採集し遺した膨大な記録と対峙したとき、見えてくるものとは? 岩井圭也の和歌山紀行

    ◆レビュー
    ・安島隆「ところで、好きな本はなんですか?」

    ・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
    [第12回]科学とは何なのか ~科学哲学の世界

    ◆連載小説
    ・門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」
    米価低迷、その原因は堂島米市場にあり? 苛立ちを募らせた大岡忠相はついに江戸商人を大坂へと差し向ける

    ・一穂ミチ「アフター・ユー」
    闇雲に車を走らせる青吾の目に飛び込んできた電話ボックス。思わず中に入った青吾の指はつい多実の番号を押し……

    ・大木亜希子 料理監修:今井真実「マイ・ディア・キッチン」
    ついにレストランの営業が再開! 料理を任された葉は熱心に仕事に励むが、母親が突然福岡からやってきて――

    ・伊岡瞬「追跡」
    人に尻拭いをさせておきながら、その恩も忘れて増長し、挙句の果てに裏切った。あいつだけは絶対に許さない

    ・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
    シャンバラへの道は、はかなく遠い。それでも、そこへゆかねばならぬ者たちがいた

    ◆対談
    ・高瀬隼子×大前粟生「怖くてあたたかい小説の世界」
    互いの新刊『め生える』『チワワ・シンドローム』を「怖い!」と評し合うお二人の創作の秘密に迫る初対談

    ◆エッセイ
    ・藤田真央「指先から旅をする」

    ・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
    [第21回]とんこつ遺伝子
    [第22回]羊肉期の終り

    ・今井真実「ひとりでまんぷく」
    [第6回]帰りの空港で味わった、つるつる博多うどん
  • 「仏像ブーム」を牽引してきた第一人者であり、「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親としても知られるみうらじゅん。とはいえ、「テレビや雑誌で、そのサングラス&長髪姿を見かけるけれど、何が本業なのかわからない」「どうやって食っているんだろう?」と不思議に思っている人も多いのでは?

    本書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作ってきた「みうらじゅんの仕事術」を、アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、過去の作品を例にあげながら丁寧に解説していきます。

    「好きなことを仕事にしたい」、「会社という組織の中にいながらも、新しい何かを作り出したい」と願っている人たちに贈る、これまでに「ない」ビジネス書として話題となり、ロングセラーを続ける本書がいよいよ文庫に。

    文庫版オリジナル企画として、「スペシャル対談 糸井重里×みうらじゅん」も掲載。
  • 糸井重里さんも絶賛。「おもしろいから読め。評論家よりOBより俺たちの声。」
    今最もホットなモンスターブロガーによる痛快野球エッセイ!

    誰が言ったか、プロ野球人気の凋落。
    たしかに、地上波のテレビ局もバックレた。
    時の流れは残酷だ。
    俺たちのプロ野球、終わっちゃったのかなあ……。
    バカヤローまだ始まっちゃいねえよ。
    プロ野球は永久に終わらない連続ドラマだ。

    ブログを始めた当初は化粧品会社デザイナーで野球界に何のコネもない素人。
    それが人気ブロガーとなり、野球コラム企画で日本一に。

    糸井重里×入江眞子×中溝康隆の座談会と、えのきどいちろうの解説も収録。

    <目次から>
    【読売ゴジラ遊戯】限りなく透明に近い「巨人軍・松井監督プラン」
    【読売監督遊戯】高橋由伸「困った時のヨシノブさん」
    【読売劇画遊戯】江川卓vs西本聖「いつも、お前が憎かった」
    【読売移籍遊戯】今、山口俊にこれだけは伝えたいこと
    【神宮狂乱遊戯】バレンティン新記録!「王貞治の55本塁打が過去になった日」
    【天才渡米遊戯】大谷翔平「僕らが二刀流を支持する理由」
    【読売絶対遊戯】古すぎて新しい男・菅野智之は過去の大エースを超えていく
    【最優秀死亡遊戯】村田修一「超芸術的ゲッツーを打つ男」
    【広島天才遊戯】巨人ファンが広島ファンに嫉妬した夜
    【プロ野球未来遊戯】あの夜、横浜スタジアムで筒香嘉智のホームランを見た少年へ
  • 音楽は書物と同じくらい人生にとって重要なものという村上春樹が、シューベルトからスタン・ゲッツ、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲を、磨き抜かれた文章とあふれるばかりの愛情を持って語りつくした、初の本格的音楽エッセイ。
  • 880(税込)
    2024/5/8 (水) 配信予定
    著:
    塩谷舞
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集

    29歳で移り住んだニューヨーク。
    言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。
    そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは
    心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。
    「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」――

    世界の諸問題への視点、生活への美意識。
    総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ
    文章を発信し続ける著者のデビュー作。

    noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた
    新世代エッセイ集。

    解説・谷川嘉浩(哲学者)。

    ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    2024/5/8 (水) 配信予定
    著:
    斎藤明美
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    生誕100年――高峰秀子が大切にしまっていたものとは? 

    昭和の大女優は、夫との慎ましやかな日常を何より大事にした。数々の思い出と宝物が詰まった引き出しを開けていく、珠玉のエッセイ。

    「いつ死んでもいいように」クローゼットの引き出しには〈カシミアセーター〉〈タキシードの小物〉などと書いた小さな紙片を貼り、一目瞭然に分類していた。台所、食器棚、鏡台にも、好みにあったものだけが収まっていた。でも一番美しかったのは、高峰秀子という人間が持つ“引き出し”。名女優との忘れがたき思い出を、養女が綴る。

    ※この電子書籍は2015年4月にマガジンハウスより刊行された単行本の文春文庫版を底本としています。
  • 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の大人の続編本!

    「自分が生きやすい」社会に必要なのものとは?
     感情的な共感の「シンパシー」ではなく、
    意見の異なる相手を理解する知的能力の「エンパシー」。
    この概念を心理学、社会学、哲学など様々な学術的分野の研究から繙く。
    うまく活用するために、自治・自立し相互扶助のアナキズムを提唱。
    新しい思想の地平に立つ刺激的な一冊。

    他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。
    ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書! 
    ――東畑開人

    ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 長く愛されている日本初のタウン誌「銀座百点」から生れたエッセイ集。

    登場するのは朝吹真理子・いしいしんじ・いとうせいこう・岩松了・内澤旬子・金井美恵子・隈研吾・坂木司・佐藤雅彦・岡田茉莉子・松尾スズキ・湯本香樹美・都築響一・寄藤文平・森絵都・中川李枝子・道尾秀介・高野秀行・西川美和・金子國義・千早茜ら、各界で活躍する46人。

    母と映画を見た後に買った木村家のあんぱん、歩行者天国の日に見上げる広い空、給料日は煉瓦亭のカツレツ、今はメニュウから消えた老舗パーラーのフルーツポンチ、伊東屋にしかない憧れの原稿用紙――。

    銀座のとっておきの思い出を綴る、おしゃべりを楽しむように読みたい極上エッセイ。

    ※この電子書籍は2017年7月に扶桑社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

    ※電子書籍版には、宗左近氏の「思い出の街は銀座」は収録されておりません。ご了承のほど、お願いいたします。
  • 880(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    知の巨人が語り尽くす、日本への刺激的処方箋

    いつの間に、日本はこんなに生きづらい、貧しい国になってしまったのか?
    なぜ、こんなにデタラメな政治がまかり通る世の中になってしまったのか?

    その答え、実は「コモン」ですべて説明できるのです。

    AIによる大量失業、富の一極集中、アンチ・グローバリズム、人口減少による高齢化と過疎化……
    いよいよ限界を迎え、音を立てて軋んでいる資本主義。
    その背景には、昔はどこにでもあったコモン(共有地)の喪失がある。
    今こそ分断を超え、新しい共同幻想を立ちあげるときだ。
    絶望の果てに光を見出す希望の書。

    巻末に文庫版特別付録として、東京大学大学院准教授・斎藤幸平との対談「心地よい、新しいコモンについて語ろう」収録!

    21世紀の新たな「囲い込み」を警戒せよ!
    そこには、ディストピアしかない──。

    ・西部劇「シェーン」は「コモンの消失」という悲劇を描いていた
    ・「貧困は自己責任」と切り捨てる心理
    ・「青年」も「旦那」も消え、子どもおじさん・おじいさんが出現
    ・「一罰百戒」で委縮するテレビ局や大手メディア
    ・ディープ・フェイクの時代を生き抜くために

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 生涯役に立つ、自立の心得

    自立への第一歩となるひとり暮らし。衣食住、お金、安全など生き延びるための最初の3週間、生活に慣れてきた3か月、季節や環境のパターンに合わせる6か月、そして未来に目を向ける1年、生活を整える力が身につく。ベストセラー『「捨てる!」技術』著者による、進学や就職、結婚、別離など人生の転換期に役立つバイブル。

    目次
    はじめに――自立して生きていくあなたに

    第1章 はじめの3週間 あなたが生き延びるために必要なこと
    ◆あなたを支える「食」について
    ◆心と身体を休められるようにすること
    ◆身なりを清潔に保つということ
    ◆健康を保つということ
    ◆お金を管理するということ
    ◆安全に暮らすということ

    第2章 つぎの3か月 生活に慣れてきたら始めてほしいこと
    ◆家事のパターンについて
    ◆時間のパターンについて
    ◆お金のパターンについて
    ◆近所付き合いのパターンについて

    第3章 これからの6か月 季節や環境に合わせて暮らすということ
    ◆季節の変化に合わせた部屋のしつらえ
    ◆冬の家事で注意したいこと
    ◆日本の季節の行事を楽しむ暮らし
    ◆生活環境について検討する


    最終章 1年経ったら 生活しながら未来に向かって生きていく

    あとがき――母・辰巳渚のこと 長男・中尾寅彦

    ※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 超高齢化社会のオピニオンリーダー、待望の新刊!

    コロナ禍にも負けず、世界紛争にも絶望せず、
    妻からの無視、教え子からの軽視にもめげず、笑いを絶やさぬツチヤ教授。
    根気も勇気も元気もないが、落ち着きもない。
    威厳を嫌い権威を笑うが、自信もない。
    苦いコーヒーが苦手なのにブラックで飲むそのストイックな姿勢は
    我らの理想だ!?  極上ユーモアエッセイ。

    解説=荻野アンナ
  • チーズ、中華カレー、ビール!やっぱり美味しい人気エッセイ最新刊

    トーストの秘策に中華カレー名店、ウクライナの絵本の食べ物…美味しい工夫と食へのアンテナはさらにパワーアップ!大人気エッセイ。
  • ギネス記録は通過点の大人気エッセイ

    コロナ感染爆発(パンデミツク)も2年目に入り、行動制限も緩和された。
    となると、自粛中に溜まったマリコのエネルギーが一気に弾けるのは当然のこと。
    ゴルフを再開し、太秦で女優としてドラマに出演、
    人生二度目の東京五輪は聖火ランナーも務めて大いに楽しむ。
    前だけを見て突き進む、マリコパワーに刮目せよ!
    巻末に豪華対談2篇収録!

    ついに連載41年目に突入!
    ギネス世界記録、絶賛更新中!

    聖火ランナー、相撲観戦、映画出演――
    コロナ自粛期間を経て
    マリコ、再始動!

    巻末に豪華2大対談を収録
    1、「日本史に学ぶ! 『皇室の縁談』波乱万丈」
    ×磯田道史(歴史学者)
    2、「運命の一冊に出会うために」
    ×藤原正彦(作家・数学者)

    ※この電子書籍は2022年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 樹木さんはじめ茶道経験の全くない人達で、お茶の映画を作る!?

    作家・森下典子が映画作りのプロ集団の現場に飛びこんだ!その愛おしくも激闘の日々を綴った「日日是好日」大人気シリーズの集大成。

    ※この電子書籍は2021年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ6冊
    550719(税込)
    著:
    佐藤愛子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「十一月がくれば私は満六十七歳になる。」――妊娠中の娘から2羽のインコを預かったのが受難の始まり。けたたましく啼くわ人の耳は齧るわで、平穏な生活はぶちこわし。一難去ってまた一難。今度は娘が持ち込んだ仔犬に安眠を妨げられる。揚句の果てに、孫のお守りだと? もう、ええ加減にせえ! ああ、我が老後は日々これ闘いなのだ。

    2024年映画公開の『九十歳。何がめでたい』に連なる、痛快抱腹老後エッセイシリーズ第1弾。

    ※この電子書籍は1997年3月に文藝春秋より刊行された文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    著:
    平岩弓枝
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人の心は尊い。国民作家の原点と最晩年エッセイ

    平凡な日本人の優しさを噛みしめる、作家としての原点と、人生の折々を振り返る最晩年の軽妙エッセイ。単行本未収録4本を追加。
  • 880(税込)
    著:
    葉室麟
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    西郷隆盛、坂本龍馬、小村寿太郎……人と歴史を巡る西国の旅。
    葉室史観の集大成

    歴史の敗者に注目し、数々の小説を世に送り出してきた著者。
    本書は最晩年に、古代から近現代まで
    数多の天災・戦いをくぐり抜けてきた西国を歩いた記録である。
    西郷隆盛の鹿児島、遠藤周作の長崎、石牟礼道子の水俣。
    絶望が祈りへと変わる時に文学が立ち上がる。
    歴史紀行にして葉室麟作品への最高のブックガイド。
  • 等身大のイモトが綴る、大好きな人達のこと

    イモトアヤコの初エッセイ集!
    妊娠・出産・育児の怒濤の日々についての「文庫版あとがき」も文庫で新しく収録!

    イモトさんは全力だ。まっすぐだ。人に対しても、経験に対しても。
    彼女をどうしても愛してしまう理由が、このエッセイを読んで分かった。
    ―-西 加奈子

    鳥取から上京後、芸能界に入り活躍の場を広げる著者。
    世界中を飛びまわる日々のなか、仕事にいつも一生懸命なイモトが、
    「背中で見せる理想の上司」「拝啓 安室奈美恵さま」「おもしろ女優」など、
    家族や芸能界の友人たちについて綴ったエッセイ集。

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 770(税込)
    著:
    俵万智
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    源氏物語には795首の和歌が登場する。
    ここぞ、というときの和歌は、恋のゆくえを大きく左右する。
    心の結晶である和歌を、小石のように飛び越えてしまうのではなく、
    氷砂糖をなめるように味わったならば、
    源氏物語の世界はさらに豊かな表情を見せてくれるだろう。
    千年の時を越え、「万智訳」でよみがえる愛の物語。

    解説=東直子

    ※この電子書籍は2003年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 遠藤周作 生誕100年。
    長年の苦しい病気づきあいから生まれた名言・至言!

    死ぬときは死ぬがよし……だれもがこんな自在な境地で
    死を迎えたいと思う。しかし死は怖い。ひたすら怖い。
    だからこそ日夜、怠りない「死に稽古=生き稽古」が必要になる。
    長年の苦心惨憺たる病気づきあいから、
    人生に無意味なものは何一つないと言い切る著者が、
    自らの失敗談を交えつつ贈る人生セミナー。

    解説=矢代静一

    ※この電子書籍は1994年4月に刊行された文春文庫版を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    延江浩
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    自分を厚く塗り固めていた蝋を、いま溶かしたい

    祝70歳!
    子育てを終え、電撃復帰から7年。
    今明かされる、ちょっとミーハーで
    とてもナチュラルな“意外な素顔”

    「連絡を取るようになって、ユーミンの家にはご主人の正隆さんがいたり、(井上)陽水さんとユーミンの手料理を食べたり。私とユーミンは前世でも姉妹、いや夫婦?(笑)」(麻美)
    「麻美ちゃんは『待てる女』です。『待つ』のではなくて、『待てる』。当時は家電しかなかった。だから麻美ちゃんは、絶対、家にいた。いつでも田邊さんの電話に出られるようにね。だから『待てる女』。ちなみに私は『待てない女』(笑)」(ユーミン)
    「私は子どもが欲しかった。彼がどういう人生を送りたいのかというより、そこは自分を通してしまった。最後のチャンスだった」「結婚して、何の心配もなく子育てに専念し、子どものことだけを考え生きた25 年間は私の宝物」「私の取り柄はミーハーなこと! 韓国語も習いたいし、タンゴアルゼンチーノも踊ってみたい」(麻美)――本文より

    松任谷由実プロデュースの名曲「雨音はショパンの調べ」で鮮烈な印象を残し、「女が女に憧れる」(byユーミン)ロールモデルを作るも、1991年に突如芸能界を完全引退した伝説のミューズ、小林麻美。25年の沈黙を経て、極秘出産、結婚、復活の舞台裏、ユーミンとの再会を語り尽くす。TOKYO FMの名プロデューサー・作家による評伝。解説・酒井順子

    【この電子書籍は、2020年3月に朝日新聞出版より刊行された『小林麻美 第二幕』の、文春文庫版を底本としています。文庫化にあたって改題・加筆・再編集しました。】
  • シリーズ2冊
    850880(税込)
    著:
    高峰秀子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。

    女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか――複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ!
    上巻は北海道での誕生から、太平洋戦争期までを収録。
  • 人気作家・柚月裕子ができるまで――。文庫オリジナル、エッセイ集。

    2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。
  • コロナとともに始まった令和。
    しかし、戦時下で育った者にとって、コロナ禍などものの数ではないのだ。
    他にすることもないので一人外に出れば、
    散歩道を極めたダライ・ラマとおぼしき幼児に出会う。
    マスク姿で行き交う人々を仔細に観察すれば、
    「人間は本来、顔を露出させてはいけない生き物だったのだ!」という
    衝撃の新事実を発見。そして、これまた誰も気づいていなかった
    令和のレン・チン疑惑に気づいてしまい……。爆笑エッセイはまだ続く。
    コロナでも、令和でも、東海林さだお通常運転中です。
    「タンマ君」傑作選も併録。

    解説=ジェーン・スー

    ※この電子書籍は2021年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • いつの世も、不安や悩みが尽きないもの。
    家族、恋愛、仕事、生活の不安……寄せられた37の悩みに、
    『聞く力』の阿川佐和子が60ン年の人生経験を総動員して、
    時に共感、時にあきれつつ、アドバイスを送ります。

    「仕事が忙しすぎてヘトヘト」「フラれるのが怖い」
    「大学時代の彼と30年ぶりに再会」「子供ができない」「妻が認知症に」
    「部下を叱れない」「上司の言葉に傷ついた」「70歳の母に好きな人ができた」
    「なりたいものが見つからない」「高校生の娘が話をしてくれない」
    「母が亡くなり、父が『死にたい』と嘆きます」――

    まだまだ若いつもりのあなたも、老人初心者のあなたも、
    これを読めば、身も心も軽ーく、人生を乗り切れること間違いなし!

    ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 歴史エッセイの名手が紡ぐ「わが愛する男たちの肖像」
    SNSで話題。累計15万部の伝説の名著が、緊急復刊!

    『炎環』『雲と風と』『北条政子』『つわものの賦』……多くの歴史小説を著した著者が、歴史上はほとんど無名・英雄の陰に隠れながらも実力を持ったしたたかな仕事師、〈ナンバー2の男〉の生き方を描きます。

    『鎌倉殿の13人』ですっかり有名になった北条義時は、永遠のナンバー2.根っからの権力・政治好きにもかかわらず、あえて表には立たず、したたかに、ナンバー2の生涯を全うした。

    源義経。同じくナンバー2でありながら、組織のなかの自分の位置づけが出来ず。華やかなスタンドプレーを繰り広げ、ナンバー1が霞むなど数々の致命的失敗をおかした。

    徳川秀忠。家康と三代家光の陰にかくれた秀忠こそが、徳川家の最大の功労者。大名の転封、改易、人員の配置転換など重要な施策を行い、幕府の基礎を固めた。メシよりイロより政治が好き。

    他、平家政権の仕掛人「平時忠」、途中入社ゆえに栄光と挫折を味わった「明智光秀」、など。

    巻末の城山三郎氏との対談には、2024年大河ドラマ『光る君へ』で注目の関白・藤原道長も登場。「この世をば」と詠った彼はナンバー1志向と思いきや、意外にも……。

    歴史好きはもちろんのこと、今を生きるビジネスパーソンも必読! 「組織論」本としても読める名エッセイです。
  • 読んだ時間が楽しければ、それでいい
    群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。

    少しでも気になる本があると、手元に置いておきたくなってしまい、片っ端から買ってしまう。気がつけば、部屋のなかがとんでもないことに……。江戸のガーデニングから編み物の製図、翻訳小説、ラジオ基礎英語まで、毎月買った数十冊の本と、ネコとのシンプルで豊かな日常生活を綴った、時々しんみり&抱腹絶倒のエッセイ集。

    ※この電子書籍は2000年12月に角川oneテーマ21より刊行された『生きる読書』を改題した文春文庫版を底本としています。
  • Twitterでも大反響!

    松本清張賞受賞作の『屋上のウインドノーツ』、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校部門)に選出された『タスキメシ』、そして『風に恋う』、『沖晴くんの涙を殺して』、『競歩王』……
    青春小説の名手・額賀澪が満を持してお届けする読書感想文の書き方講座が
    電子書籍オリジナルで登場!

    目次
    1 読書感想文は「自分のこと」を書いていい!
    2 本を読みながらやっておくとおトクなこと
    3 読書感想文を書いていこう!
    4 魅力的な文章を書くヒント
    5 高校生と額賀澪のQ&A
    特別収録1 「星の盤側」
    特別収録2 「星の盤側」読書感想文

    学校では教えてくれない、目からウロコの攻略法満載!
    「読書も読書感想文も苦手だなあ」と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • パンダはなぜ偉大なのか。子猫の写真を10枚撮れば7枚かわいい程度だが、
    パンダは10枚かわいい。笹一筋で打率10割の可愛さなのだ。
    うどんの太さを選ぶ無意識の根拠とは何か。心細いときは細麺。
    心太いときは太麺。心の太さとリンクするのだ。
    かくして今日も深い深い考察は続く。爆笑人気食べ物エッセイ。

    解説=春風亭一之輔
  • 豪華寝台列車「ななつ星」をめぐる7つのストーリー
    豪華寝台列車「ななつ星」での旅を舞台に、7人の人気作家が紡ぐ極上の小説と随想。あなたなら、この旅に誰と一緒にでかけますか?

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    801880(税込)
    著:
    出口治明
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「聖徳太子」は存在しなかった!?
    宇宙のビッグバンから仏教伝来、藤原氏の興亡まで、世界史の達人である著者がやさしく語り下ろした、読んで楽しい「日本史」講義。

    ※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 牛、馬、猪、鹿、鴨、鳩、鯨、羊、すっぽん、内臓……
    「人はなぜ肉を食べるのか」
    問いを掲げた平松さんは、日本全国十か所をめぐり、
    十種の「肉」と人とのかかわりを徹底取材。
    ひとつの文化として肉をめぐる諸相をとらえ、
    動物とその肉について、見て、聞いて、食べて、
    深くその根源を考えた前代未聞のルポルタージュ。

     胸骨の端にそっと指を入れて横隔膜といっしょに引き上げると、
     紫色に光る かたまりがぽろんと現れた。 (中略)
     ぷりっぷりのレバーの一片をそっと口の なかに入れた。(本文「4章 鳩」より)

    「生きもの」が「食べもの」になるまでの間には実に様々な工夫や技術が介在し、
    「うまい肉はつくられる」ことがわかる。

    信念を貫き、魅力的な多くの日本人の「仕事」の
    歴史にも光を当てたエキサイティングな傑作ノンフィクション。

    解説=角幡唯介

    ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 藤井聡太が対局中に豚キムチうどんを注文して、
    千駄ヶ谷の聖地と化した「みろく庵」。将棋指し御用達のこうした店では、
    昔から棋士たちが勝負の傍ら、飲みかつ食い、素顔を見せてきた。
    どんな世界にも、表があれば裏がある。現役棋士が小声で明かす、
    メディアには決して登場しない「本当の現場の将棋メシ」。

    解説=高橋茂雄(サバンナ)

    ※この電子書籍は2020年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 711(税込)
    著:
    林真理子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    世界を襲った感染爆発(パンデミック)もなんのその。
    おうち時間は目いっぱい楽しみ、「新しい生活様式」になじめば
    さっそく飲食店支援に食べ歩き、相撲観戦へと出かける。
    さらに故郷山梨では「まるごと林真理子展」も開催。
    未曽有の時代にも躍進する日々を綴った、週刊文春連載人気エッセイ集。
    巻末に、特別対談「眞子さまの恋『皇室結婚史』から考える」収録。

    ギネス世界記録エッセイ
    マリコはコロナ禍も正面突破!
    \連載40年、ずっとミーハー/

    【2大付録収録!】
    (1) 番外編対談「祝ギネス記録! 次は小説で世界進出を目指します」
    ×阿川佐和子(エッセイスト・小説家)
    (2) 特別対談 「眞子さまの恋『皇室結婚史』から考える」
    ×小田部雄次(歴史学者)

    ※この電子書籍は2021年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 名女優が遺した嘘いつわりのない言葉、その生き方

    「他人(ひと)の時間を奪うことは罪悪なんです」「苦労は、磨き粉みたいなもんだね」「何でも、まず、やってみせること」――高峰秀子の言葉には嘘や飾り、蛇足がなかった。思わず笑ってしまうウイットに富み、あらゆる心情をさらりと口にした。それは彼女の生き方そのものだった。今も鮮烈な記憶を残す名女優が発した、心に刻まれる30の言葉。

    目次より
    「返事を書きたい手紙には、住所がない」
    「一時が万事ということがあります」
    「食べる時は一所懸命食べるといいよ」
    「いつも心のノートを真っ白にしておきたいの」
    「緊張してたら太りませんッ」
    「男の人は職場で見るに限ります」

    ※この電子書籍は2014年1月に新潮社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ6冊
    763804(税込)
    著:
    みうらじゅん
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    初めてコンドームを買ってじっくり観察したあの日、大量のエロ本を抱えたまま交通事故に遭った恐怖、70万円もするラブドールを購入して居酒屋に同伴……。“人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた”のフレーズでおなじみ、グッときてプッと笑える「週刊文春」の人気連載を文庫化。
    「男ってバカねえ」と女性にも大好評、思わず吹き出すエロエロエッセイ80連発!阿川佐和子さんとのスペシャル対談も収録!
  • 711(税込)
    著:
    佐藤愛子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    容姿だけ美しくても、元気がなければ! 爽快エッセイ

    五十からは後姿に気をつけて、六十代は性欲に心得を持つべき。年齢なりの賢さがあってこそ人生は充実する! 爽快エッセイ集。
  • 孤独を全身で味わった哲学者が孤独を礼賛する
    戦う哲学者が、誰一人からも理解されない偏った少年時代、混迷極まる青年時代を振り返り、助手時代の教授による壮絶なイジメ地獄までを実録する。
    そして、ようやく「孤独を楽しみ、孤独を磨きあげ、孤独に死のう」という積極的孤独を選びとるまでの思索を描ききった。
    この哲学的自分史の凄絶ぶり、また深遠さは比類がない。
    解説:南木佳士

    ※本書は2008年11月に刊行された文春文庫の電子書籍版です。
  • 戦車のプラモデルのために東西冷戦下のソ連大使館と直談判し、
    車の模型を作ろうと実物のポルシェを解体してしまう。
    そんな本気がタミヤを世界一の模型メーカーにした!
    自らリンゴ箱の上で模型の図面を描いた社長が綴る涙と笑いの奮戦記。

    解説=リチャード・クー

    ※本書は、2000年5月に刊行された文春文庫の電子書籍版です。
  • 880(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    日本人は劣化しているのか?
    「今さえよければ、自分さえよければ、それでいい」――。サル化が急速に進む現代社会でどう生きるべきか? ウチダ流・警世の書!

    ※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 681(税込)
    著:
    佐藤愛子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ただ今80代真っ只中! ジタバタしない!
    50代から80代、各年代をいかに上手に枯れるか。夫婦、親友、化粧からボケまで、気概に満ちた愛子節が元気を呼ぶ痛快エッセイ。

    いつまでも若く元気に、美しく!? そんなことを言ったって、老衰、病苦、そして死は必ずやってくるのである。ならば現実を静かに受け入れ、ジタバタせずに人生を全うした方がよくはないか――著者50代から80代の現在まで折に触れ記した「老い」についての“超”現実主義な言葉たち。なぜか心が軽くなる傑作ユーモアエッセイ集。
  • 日本最強の池波ファンによる評伝と文芸評論の融合!

    現役河合塾英語講師が、30余年に亘り心の支えとしてきた池波エッセイ、池波小説のすべてを語る。生誕100年を寿ぐ名作誕生!
  • 880(税込)
    著:
    高島俊男
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    「カテーの問題」と言われたら、その「カテー」が家庭か假定かあるいは課程か、
    日本人は文脈から瞬時に判断する。
    無意識のうちに該当する漢字を思い浮かべながら……。

    あたりまえのようでいて、これはじつに奇妙なことなのだ。
    本来、言語の実体は音声である。
    しかるに日本語では文字が言語の実体であり、
    漢字に結びつけないと意味が確定しない。
    では、なぜこのような顛倒が生じたのか?
    漢字と日本語の歴史をたどりながら、その謎を解き明かす。
  • 外ネコ、サル、犬……爆笑ご近所動物エッセイ
    「ここ、よくね」と通って来る外ネコしまちゃん、食べ残しを一列に並べるチワワのプリンちゃん。サルまで登場する爆笑動物エッセイ。

    ※この電子書籍は2014年12月刊行の文春文庫の新装版です。
  • シリーズ5冊
    7701,001(税込)
    著:
    塩野七生
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    わたしが慣れ親しんできたローマの皇帝たちで“夢の内閣”をつくってみたら──指導者とは、どうあるべきか。すぐれた戦略がなぜ重要か。いま日本が突き当たっている問題は、過去の歴史にすでに明確な答えがあるのだ。そのほか、小沢一郎ら日本の政治家に思うこと、日本の技術を世界にアピールする方法、執筆とワインの親密な関係、ブランド品について知っておくべきことなど、しなやかな知性があなたを鍛える、大好評『日本人へ リーダー篇』続篇。
  • 各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある
    村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。

    父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。

    ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。

    寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
    中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
    子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。

    いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。

    村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、
    自らのルーツを初めて綴った、話題の書。

    イラストレーションは、台湾出身で『緑の歌―収集群風―』が話題の高妍(ガオ イェン)氏。

    ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • コロナ禍で土屋教授は悠々自粛の日々を余儀なくされるも、果敢な挑戦は続く。
    コロナに負けるな! 家庭平和を破壊しろ! 整理整頓を軽蔑しろ! 通販業者を論破しろ! コーヒーの通になれ! いやなるな! 
    その都度敗北に塗れる姿に人生の深淵と笑いを見出す根性の一冊。「週刊文春」の大人気長寿連載文庫化。解説・川上弘美
  • ヴェネツィアのフェニーチェ劇場からオペラアリアが聴こえた夜に亡き父を思い出す表題作、フランスに留学した時に同室だったドイツ人の友人と30年ぶりに再会する「カティアが歩いた道」。人生の途上に現われて、また消えていった人々と織りなした様々なエピソードを美しい名文で綴る、どこか懐かしい物語12篇。
  • かつてミラノに、懐かしくも奇妙な一軒の本屋があった。そこに出入りするのもまた、懐かしくも奇妙な人びとだった。女流文学賞受賞の筆者が流麗に描くイタリアの人と町。(解説・松山巖)
    ※この電子書籍は1995年11月に刊行された文春文庫を底本としています。
  • 末期ガンの患者たちの闘病と死に立ち合って思った。
    一般の病院は、人が死んでゆくのにふさわしい場所だろうか。
    医療者にまかせるのではなく、自分自身の意思と選択で
    自分の死を迎えるにはどうしたらいいのか。

    人間らしい、おだやかな時間と環境の中で生き、そして最期を迎えるために――
    人間の魂に聴診器をあてた若き医師の厳粛な記録。
    「ホスピス」の思想を広く知らしめる契機となった名著。
    解説・柳田邦男

    ※この電子書籍は、1996年5月に刊行された文春文庫を底本としています。
  • 671(税込)
    著:
    万城目学
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    大学入学後の夏休み、海外で身ぐるみ剥がされサバイバル。在学中、書きあげた小説を読んだ友人からは「気持ち悪い」。卒業後、のどかな静岡での工場勤務から一転、作家になるべく上京するが……。自らの言葉を生み出し始めた浪人時代からデビューするまでの、うまくいかない日々を軽妙に綴る、青春&人生エッセイ。解説・浅倉秋成

    ※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • すべての子供たちの未来の夢と出会いのために叫ぶ魂のエール
    中学高校といじめられ、ひとり「死にたい夜」を過ごした中川翔子が傷つき悩む十代に送る言葉。あなたの時間と命は誰も奪えない――。

    ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    藤原正彦
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    情報がかけめぐる現代にあって大事なのは、歴史の縦軸・横軸にそって物事を大局的に見ることだろう。
     その稀有なる視点を有するのが藤原正彦氏である。
     著者は『文藝春秋』誌上において、骨太な論考を寄せてきた。対国政、対コロナウイルス、対中国、対韓国について。あるいは、毎月の「巻頭随筆」においては、時機に則した軽妙なエッセイとなる。
     著者に一貫して通底しているのは、「教養」と「品格」と「ユーモア」ということになろう。その言葉は、いかにも日本人の肺腑にズシンと響く。270万部売れた『国家の品格』のエッセンスは不滅なのである。
     それらを一冊にまとめて、通読できる贅沢な体験ができるのがこの作品ということになる。
  • 801(税込)
    著:
    酒井順子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    SNS登場で激変! 「恥ずかしがり屋の日本人」はどこに消えた?
    古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。

    ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ※電子書籍版の写真はカラーです。

    「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。

    還暦過ぎても生前整理や断舎離は一切やらず、人に見せて笑ってもらうためだけに倉庫まで借りて集め続けている「マイ遺品」を一挙大公開!

    ヤシの実を使ったキャラ人形やヘンな掛け軸など、もらってもうれしくないみやげ物(「いやげ物」と命名)、街で見かける「Since○○」と書かれた看板の写真、世界各国盤のボブ・ディランのレコード(デザインはほぼ同じ!)、子供の交通事故防止のために立てられた「飛び出し坊や」の写真、名所があまりない土地に発生しがちなカスみたいな風景の絵葉書(「カスハガ」と命名)、カニの表紙がおいしそうな旅行パンフレット(「カニパン」と命名)、冷蔵庫にはられがちな水道工事などの宣伝マグネット(「冷マ」と命名)……。

    著者ならではの視点でカテゴリーを作り、独自のセンスで名前をつけて、「メディアで発表することを前提」で集めまくった「自分にとっては大切なモノ」たちを「遺族は困るだろうけど、死ぬまで捨てられないマイ遺品」として、熱い文章と集めた証拠写真で紹介。

    コレクションや趣味の域をこえてもはや「集めることが癖になってしまった」という著者の「マイブーム」の集大成!

    ※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 中国の歴史と文化に造詣の深い作家が、論語、詩経、孟子、老子、易経、韓非子などから人生の指針となる名言名句を選び抜き、平明な文章で詳細な解説をほどこした教養と実用の書。
  • 801(税込)
    著:
    安野光雅
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    『旅の絵本』『ふしぎなえ』『ABCの本』などが世界中で愛されている画家の、初の自伝。
    「自伝のようなものは書くまい」と思っていたが、日本経済新聞の「私の履歴書」欄に原稿を寄せるうちに「記憶のトビラがつぎつぎに開いた」、と大改稿大幅加筆。人情味のある豪傑な義兄、小学校で隣の席だった女の子、朝鮮人の友人、両親、弟……昭和を生きた著者が出会い、別れていった有名無名の人々との思い出をユーモア溢れる文章と柔らかな水彩画で綴る。
    「わたしも、冗談が多すぎた。でもまだ空想癖はやまない。しかしこの本に書いたことはみな本当のことで、さしさわりのあることは書かなかっただけである」とは著者の弁だが、炭鉱務め、兵役、教員時代など知られざる一面も。
    50点以上描き下ろした絵が、心温まる追憶は時代の空気を浮かび上がらせ、読む者の胸に迫る。楽しく懐かしい、御伽話のような本当のお話。

    ※この電子書籍は2014年5月刊行の文春文庫を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    横尾忠則
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ビートルズに触発され、三島由紀夫に決定づけられて訪れたインド。芸術家の過敏な感性をコンパスとして宇宙と自己、自然と芸術を考える異色旅行記。カラー口絵二十三ページ付。

    ※この電子書籍は1977年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 850(税込)
    著:
    松尾諭
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    自宅前で航空券を拾ったら、なぜかモデル事務所に拾われた。
    フラれること13回、借金は膨らみ、オーディションには落ちてばかり。
    それでも男は人との縁を繋ぎ、やがて本当の恋をし、大役を射止める。
    そんな折、アメリカから一本の電話がかかってきて……。
    俳優・松尾諭の笑いと涙のシンデレラ(!?)ストーリー。巻末に俳優・高橋一生による「松尾くんの自伝に寄せる文」掲載!


    自称・本格派俳優の自伝“風”エッセイ

    ディズニープラスで2022年6月下旬配信開始予定
    ドラマ化決定!
    主演 仲野太賀


    『拾われた男』を読んで、(中略)
    彼に出会うずっと前から、拾われた男は
    僕の友人だったのではないかと錯覚すらするほど、
    益々気を許してしまう人になってしまった。
    ――高橋一生(拾われた男の友人の役者)

    ※この電子書籍は2020年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 「猫の世話を通じて親の苦労を知る私」
    「若い頃に異性にモテた記憶をいまだに引きずっている知人」
    「家族からの愛がほしいと涙目で訴えるおじさん」……。
    身の回りのとほほな出来事や勘違いな人々に心を惑わされつつも、
    先人の知恵をかみしめ、今日も前向きに生きていく。
    思わず笑いがこぼれる共感必至のエッセイ集(新装版)。

    ※この電子書籍は2005年3月に刊行された文春文庫の新装版です。

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