『エッセイ、中央公論新社、その他(レーベルなし)(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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「ブラジャー卒業」「さらば、つけま」「偲ぶ会にピンク着て」「親の骨はコーヒーミルで……」
大まじめに非常識、70'sふたりの女がたりの結論は「歳をとるって面白い!」。
親・夫・親友――
大切な人との別れは、こうして生きる力になった。 -
『音を立ててゆで卵を割れなかった』の著者、待望の第二作!
何もかも恐ろしかった幼少期、
苦手なものが多すぎる思春期だった。
30代の今、はじめてのことにも飛び込める、楽しめる。
出会いに導かれ、新しい自分を見つけていく日々の記録。
繊細さと大胆さが交錯する珠玉のエッセイ31篇。
未来の自分のために文章を書きはじめた。
どこにでも行けるという感覚がいつか自分から失われたとしても、
なにかをはじめて感じたときの体が透けるような気持ちを
私が思い出せるように。
(「まえがき」より)
目次
今夜タンゴを聴きにいく
そこで光っているものは
机上の友だち
証人
わからないが、演説がうまいな
四つの目
だれかがやってきて、窓をすこしだけ広くあける
(??)
春がくるね
ずっと雰囲気で野球を見ていた
はじめてたこ焼きを食べた日のこと
挙手をしていた
紫陽花とエリンギ
うれしいことがあった日
ビブラートをやりなおす
キャラブレ
直子ちゃんのピン
おはよう、三田だよ
となりの病人
良平
長い昼寝
ささやかな銅鑼
歩きながら化粧する
ありあわせの力で
記念碑を立てる
ラーメンの嘘、魔女の嘘
勘の悪い探偵
捨て鉢
カツサンドをめぐる考察
時差
窓口の小森さん -
「深いけど、軽い。
高尚だけど、読みやすい。
復刻なのに、新しい。
やっぱり伊丹さんはカッコいいのです。」
――三谷幸喜さん大推薦!!
〈空ハナゼ青イノ?〉〈ナゼオ月サマハ追ッカケテクルノ?〉〈赤チャンハドコカラクルノ?〉……素朴で根源的であるだけに難問であることが多いのが、子供の疑問。洒脱にして明快な答え方、教えます。30代で書かれた才能きらめく名エッセイが待望の復刊。著者自筆イラスト入り。
【序文より】
この本を私は、生まれつき非科学的な人、つまりあなたのために書いた。理数科にうとく、どちらかといえば文学的なあなたに、まるで講談のようにどんどん読めてしまって、そうして読み終わったあと、自分が地方の高校の物理の先生にでもなったような、そういう気分にさせるような本を私は贈りたいと思ったのであります。
さよう、講談のように読めてしまう、そうして講談のようにわかりやすい、これが、この本を書くにあたっての私の眼目でありました。つまりおもしろくなくては困るのであります。
【目次より】
赤チャンハドコカラクルノ?/大人ハナゼオネショシナイノ?/宇宙線ッテナアニ?/オジイチャンノ頭ハドウシテ白イノ?/海ノ水ハナゼカライノ?/空ハナゼ青イノ?/夜ニナルトナゼ眠ラナクチャイケナイノ?/ウチワデアオグトドウシテ涼シイノ?/ナゼオ月サマハボクガ歩クト追ッカケテクルノ?/人工衛星ハドウシテ落チテコナイノ?/四次元ノ世界ッテナアニ?/ナメクジハドウシテ塩ヲカケルト溶ケチャウノ?/オ昼ナノニドウシテオ月サンガ出テイルノ?/山羊ハドウシテ紙ヲ食ベルノ?/冬ニナルトドウシテイキガ白クナルノ?/赤チャンハドウシテ出ベソナノ?/レモンヲ入レルトナゼ紅茶ノ色ガウスクナルノ?/ノリヲ火デアブルトドウシテ緑色ニナルノ?/日ナタト陰ト気温ガオナジデドウシテ日ナタガアタタカイノ?/オ菓子ヲ食ベスギルト虫歯ニナルッテホント?/ゴムマリハドウシテハズムノ?/テレビハドウシテウツルノ?/天使ハドウシテハダカナノ?/ノリハドウシテクッツクノ?/紙ヒコーキヲトバスノニドウシテオモリヲツケルノ?/ママハイツモオ化粧シテルノニドウシテ肌ガアレテルノ?/北極ヘイクト東西南北ハドウナルノ?/地球ハデコボコナノニドウシテマルイッテイウノ?/アヒルハナゼ水ノ中デモ濡レナイノ?/ガスノ火ハドウシテホースノ中マデハイッテイカナイノ?/棒ヲツヨク振ルトヒュット鳴ルノハナゼ?/ネコノ眼ハナゼ光ルノ?/夏ニナルトドウシテ暑イノ?/タバコノケムリハ青イノニパパノ口カラ出ルト白クナルノハナゼ? など -
児童詩「ひばりのす」で知られる、広島・福山で活躍した読売文学賞受賞の詩人・木下夕爾。再評価進む著者の、入手可能な随筆を初めて集成。
《ひばりのす/みつけた/まだだれもしらない》という詩句に、抒情や感傷を超えた根源的なものを感じた。半世紀以上の時を経て、その詩人木下夕爾が、芥川の掌編、朔太郎の俳句、万太郎の添削などなど、人と表現について豊かに語る声を、今、差し向かいで聞けたようで、たまらなくうれしい。
――北村薫
【目次】
Ⅰ 随筆
第一章 旅と日常
第二章 詩歌考
第三章 師と詩友
第四章 木靴と春雷ほか
Ⅱ 俳句と詩
俳句十五選/詩十五選
木下夕爾を語る
井伏鱒二/堀口大學/宮崎晶子/安住敦/永瀬清子
解説 藤井基二
初出一覧/年譜 -
今のうちに備えつつ、今を楽しむ!
賢く、無理なく、持続可能な「おひとりシニア」生活を考える。
日経新聞の人気エッセイ連載「人生後半、はじめまして」を収録。
◆目次(一部)
視力がどんどん悪くなる
たいへん! 髪の現実
顔のリアルもすごかった
基礎トレがだいじ
動けるうちに
「ここぞのとき」は今である
非常用持ち出し袋
電話はほぼ詐欺
家事という労働
趣味でも実は疲れている
風邪を引いてわかったこと
五年ぶりの加圧
ゆらゆらスクワット
小さな旅にときめいて
恐る恐るeチケット
ひとりごはんに向く店は
重いけど防災ポーチ
ワークライフバランスを考える
A4トートにお別れ
セミリタイアという始め方
シニアでデビュー
老後には早すぎる
AIと私の明日 -
猫好き女優ムロイと、ノラから迎えた猫6匹とのにぎやかな日々。
溺愛するチビが発情、恋人役はまさかの……。
歌好きの大食い猫ロング、糖尿病5年の記録。
よだれ猫コロのシゲル愛。
ひきこもりを克服してテーブルクイーンになったキン。
姉妹猫シロとタマは、同居人オッチャンをすっかり虜にする美魔女――。
そして気づいた。面倒を見てもらっているのは自分のほうだと。
いずれも長寿の6匹を順に見送る頃には、猫というより肉親だった。相棒だった。
老いつつある愛猫との時間はじつに豊かで、どこか笑えて心に沁みる。
老いも別れも猫それぞれ。猫との抱腹絶倒エピソードとともに、猫の老いをいかに見届けるか、いくつものヒントに出合える書き下ろし猫エッセイ。 -
随筆って、心が実在することを残す文学だと思うんです――。
秋田魁新報「ハラカラ」連載企画が遂に単行本化!
詩人・最果タヒが選り抜き訳し下ろした、あたらしい『枕草子』。
矢野恵司氏のイラスト22点を掲載!
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春はあけぼの。
だんだん白くなっていく、空の山に触れているところが、すこし明るくなるころ、紫に染まった雲がほそく、左右に流れているから。
夏は夜。
月があれば当然だけれど、いない闇夜も蛍がたくさん飛んでいたり、たくさんでなくてもひとつ、ふたつ、って感じで、ほのかに光って飛んでいるから好き。
雨とか降るのも、結構好きだよ。
秋は夕暮れ。
夕日がぐっと、山のぎりぎりのところまで来て、からすが寝床へと帰っていくところ。みっつよっつ、ふたつ、みっつ、みたいにして急いで飛んでいくのがいいなぁ。さらに言うと雁が列を作って飛んでいるのが小さく見えるのとか、すごく好き。
日が完全に沈んで、そうして風の音がする、虫の声がする、もう、これはどうにも言葉にできないなぁ。
冬は早朝。
雪が積もっている日の朝は、もちろん、言わなくてもわかるよね、霜がとても白いのとかもいいね。でもそういうのがなくても、ものすごく寒い日に火を急いで起こして、炭火をあちこちに持って運ぶのもすごく冬の朝って感じする。ただ昼になって、ぬるくなってゆるんでいくと、火鉢の火も気づいたら白い灰まみれで、それはほんとやだな。
(本文 一の段より) -
飴細工師・俗曲師・銭湯絵師・幇間・見世物師・イタコ・蝋人形師・チンドン屋。
時代の流れとともに「職業」も変遷と興亡を繰り返してきた。昭和から平成、そして令和へと移ろうなかで、今や風前の灯となった職業もある。そんな消えつつある職業とそれに従事する人々(職人たち)。今に至るまで生き延びてきた理由、それでも続ける意味はどこにあるのか。
絶滅寸前の職業に携わる人に取材し、生きること、働くこと、職業観を問うルポルタージュ。昭和100年、戦後80年の機会に、あらためて、これらの職業(人)の記録をとどめておきたい。
本書は、『職業外伝』(正続)から、8の職業(人)を選り抜き、後日談、追加取材を盛り込んで再編集したものです。 -
日本中のこどもたちを恐怖のどん底に陥れた天才マンガ家が語った
、父と母、自然、文明、そしてマンガのこと――
最初で最後の本格的自伝
2023年に読売新聞で連載された「時代の証言者/楳図かずお 『怖い!』は生きる力」を再構成し、大幅加筆。
伝説となったユニークなエピソード満載で、生前の著者が自ら語り、聞き手の記者が可能なかぎり裏付け調査をおこなった「最初で最後の決定版自伝」。
美麗な絵柄とトラウマ必至のホラー描写。
怖いだけでないすぐれた心理描写に、宇宙規模の圧倒的なストーリーテリング。
多彩な「楳図ワールド」を縦横に語り、解説する。
デビューする前の肉筆回覧誌「漫画展覧会」からの貴重な作品2点のカラー図版も収載。 -
大好きだった児童文学やドーナツの思い出、“タメ口おじさん”や古くさいマニュアルへの違和感。私たちを勇気づけるエッセイ集。
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作家としての窮状さえも、フィッツジェラルドは
見事に小説に結実させていった――
華やかな喧噪の日々から一転、三十代にして迎えた不遇の時代にも、
フィッツジェラルドは多彩なスタイルの短篇小説と、
「壊れる」三部作ほか秀逸なエッセイを残した。
人生の暮れ方に描かれた、美しくゆるぎない物語。
早すぎる晩年となった一九三〇年代のベスト集。
〈短篇小説〉
異国の旅人
ひとの犯す過ち
クレイジー・サンデー
風の中の家族
ある作家の午後
アルコールに溺れて
フィネガンの借金
失われた十年
〈エッセイ〉
私の失われた都市(『マイ・ロスト・シティー』改訳)
壊れる
貼り合わせる
取り扱い注意
若き日の成功 -
しつこく生きて101歳。
90代後半から2024年までの『婦人公論』でのインタビューと、単行本未収録のエッセイを総ざらい!
さらに巻頭では、書斎と執筆風景を写真入りで紹介。
スーパーでの買い物から、小室眞子さんの結婚、兄サトウハチローの思い出、そしてたびたびの断筆宣言を覆して書き続けた日々……。
変わらない歯切れよさで、世相と日常を語り尽くす。
愛子センセイの最新の肉声から伝わる、今の思いとは?
「まったく何かというとああのこうのと、たいした意見でもないことをいい連ねる世の中になりましたねえ。何かしらイチャモンをつけるのが楽しくてたまらないみたいな。いちいちうるせえ、といいたくなる。いちいちうるさいのは佐藤愛子のはずだったのが、その佐藤が苦々しく思うのだから、私はもう引っ込まざるをえませんねえ」
「今は何かというとお金の話が出てくるのね。損か得かのほうへアタマが行くらしいのね。『これだって我々の税金がモトだ!』ってすぐにいう。二言目には『我々の払った税金』が問題になる」
「五十年前は古い日本人の精神性というものがまだいくらか残っていた。何が美徳か、美しい行いとは何かを子どもに教える大人がいました。でも今は美徳を教えないで、損得を教えるようになっていますね」
「『結婚してお幸せに』なんてよくいうけれど、何が幸せかなんて、そんなことはわかりませんよ。大変なことにぶつかって乗り越えていく。マイナスを糧にできる人こそが本当に幸せな人だと私は思います」
「ただ思いをめぐらせているだけで、答を求めているわけではない。すぐに忘れる。それからまた思う。……これはこれで悪くない」 -
きのうまでの「普通」を急にアップデートするのは難しいし、
ポンコツなわれわれはどうしたって失敗もする。
変わらぬ偏見にゲンナリすることも、無力感にさいなまれる
夜もあるけれど、「まあ、いいか」と思える強さも身についた。
明日の私に勇気をくれる、ごほうびエッセイ。
〈目次〉
第1章 今日もなんとか生きていく
第2章 ポンコツな我々と日々のタスクと
第3章 大人の醍醐味・中年の特権
第4章 それでも生活は続くのだから -
「『白人』の音楽が大好き」「『男流』文学がいいよね」
とは誰も言わないけれど、
「黒人文化は素晴らしい!黒人音楽が好き!」と人は言う。
いったい「黒人」とは、何を指すのか?
「黒人」「白人」はたまた「アジア人」「ユダヤ人」と分離して人数を数え、
極右からリベラルまでが陥るアイデンティティ至上主義の問題点を、
公民権運動の歴史から消された黒人少女の伝記、
そして現代黒人女性のリアルな日常から浮かび上がらせる。
シモーヌ・ヴェイユ文学賞受賞のユニークな反レイシズム・エッセイ集!
最近のこと、「まあ、あなたは運がいいですね」と、
白い肌の若い女性がため息をつきながらわたしに言った。
「少なくとも、あなたには『出自(オリジン)』があるじゃないですか!」
なぜあなたは自分にそれがないと思っているのですかと尋ねると、
彼女はこう答えた。
「え! だって、わたしは白人ですから」
(本文より) -
「ああすれば、こうなる」と、すぐに答えが出ることなんて、面白いはずないでしょう――。頭だけで考えたことの安易な正当化を〈たかだか千五百グラムの脳味噌が、そうだと思っているだけ〉と痛快に斬り、子どもと虫の将来を本気で心配する。今の読者に改めて伝えたい、「養老節」が炸裂する22篇を厳選した、ベストエッセイ集。巻末に語り下ろし「二十年後のQ&A」を収録した、好評『なるようになる。』の姉妹編。
【目次】
Ⅰ 身体を考える……脳はそんなにエライのか
Ⅱ 学びを考える……知識だけでは身につかない
Ⅲ 個性を考える……オリジナリティーよりも大切なこと
Ⅳ 社会を考える……たった一人の戦争
二十年後のQ&A
※本書は『毒にも薬にもなる話』『まともな人』『こまった人』『ぼちぼち結論』の収録作品から精選したものです。 -
「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイが遂に書籍化!
「婦人公論.jp」の人気連載「ブルー・スパンコール・ブルー」(全18回)に、「迷惑かもしれない」「あなたが好きって怖くないですか?」「あとがき」を新規書き下ろし。本作にインスピレーションを得た、北澤平祐氏のカットイラスト17点を収録。
【目次】
・はじめに
・千秋楽が来てしまう
・舞台の中止と私
・ファンレターが書けない
・オペラグラスが恥ずかしい
・2階B席物語
・初日がこわい
・かわいいってなんだろう?
・何回見たって、一回だって、好きは好きだよ。
・同担、拒まないけど。
・全ての出会いが最良のタイミング
・目が合ったと断言したい
・休演のこと
・おすすめは難しい
・励ましたいと願うこと
・舞台のあなたの夢
・客席降りで自問自答
・ずっと好きですと伝えたい。
・迷惑かもしれない
・「あなたが好き」って怖くないですか?
・あとがき
(全二十一編) -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
台湾好きから銭湯ファンまで唸らせる! 世界一温泉密度の高い国・台湾をディープに楽しめ、台北からアクセス良しな、北投・烏来・金山・紗帽山の湯めぐりガイド16選。台湾人も知らないディープな銭湯? なぜ日本式の温泉があるの? 浴室で台湾グルメが食べられる?! グルメ×人情×はだかで入れる台湾お風呂情報はもちろん、意外と知られていない台湾の風呂歴史も学べる楽しいマンガエッセイ。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
姪っこ・ふみさん&ひよさんとの日常を描くイラストがInstagramで人気のイトウハジメさんの新作コミックエッセイ。親目線とはまた違う、叔父と姪というつかず離れずの絶妙な距離感に、愛くるしさが溢れ出します。美術の研究や先生をしているイトウさんの繊細なイラストも雰囲気たっぷり。4つのジャンルで姪っこたちと“てづくり”体験した約3年間のエピソードをご紹介。全ページフルカラーで、姪っこのかわいさも120%アップ! 大人たちの期待と、子どもの反応のギャップを冷静に見つめるイトウワールドを堪能あれ! -
泥臭い野心と権威への追従――。残念に生きたその人は、いかにして巨大かつ精緻な交響曲を生んだのか? 21世紀の今、多くの聴衆に支持され、時代と響き合うに至った作曲家の実像。その生涯から場面(エピソード)を小説化、事実記録(伝記)と組み合わせたハイブリッド評伝。【ブルックナー生誕200年記念企画】
*目次より
序
第一章 出生から教師時代まで(1824-1855)
第二章 リンツでの修業時代(1856-1868)
第三章 ヴィーンでの苦難の日々(1868-1878)
第四章 遅れに遅れた名声(1879-1889)
第五章 晩年(1890-1896)
エピローグ 死後の名声
後記 -
「情けない人生でした」――器用に生きていた後輩の死、海で溺死した父……
岸本佐知子さん、能町みね子さん推薦!忘れられない喪失の記憶を炙り出すエッセイ集。岩井秀人さんとの特別対談収録。
「面白くて途中で読むのをやめられない。前田さんの文章には、読む人を前へ前へと駆り立てる不思議なエンジンがある。」
(岸本佐知子)
「死なれちゃった時は、まえさんみたいにたくさん話したほうがいい、って思う。マヌケなことや、細かいことまで、なにもかも。」
(能町みね子) -
【目次】
Ⅰ お金のこと
●奨学金は人生に重くのしかかる。
●〈経験〉はお金で買える最たるものだ。
●〈人に迷惑をかけてはいけない〉社会の圧力と自助の呪い。
●勇気を出して有給休暇を取ってみた。
●〈栄養バランス〉なんて余裕がないとできない。
●孤独を埋めるのにもお金がかかる。
●奨学金返済を苦に亡くなる人がいる国で。
Ⅱ 心と身体
●殴られていなくても、〈虐待被害者〉だと気づく
●〈1日24時間〉は同じでも、動ける時間は人それぞれだ。
●優先席の権利を誰が決められるのか。
●マイノリティは常に説明を求められ続ける。
●人づき合いに必要な〈食べる〉ということ。
Ⅲ 愛について
●「稀代のおしゃべりすと」柚木麻子さんとついに対面。
●人生ただ1冊の〈デビュー作〉ができた!
●肩書きや経歴で人を判断しない人たちに生かされてきた。
●知識や情報、文化。無形のものを与えられて生きる意欲を得た。
●ちゃんみなの『美人』に胸を射抜かれた。
●羽生結弦、ついに訪れた推しのプロ転向。
●平手友梨奈、強烈な光ゆえにアンチも多いが、彼女らしく輝いてほしい。
●推しは〈生きる意味〉を教えてくれる。
●ちゃんみなライブ初体験、豊かさについて悟る。
●ついに羽生結弦くんを見た!
Ⅳ 未来へ
●貧困者に世間が向ける目は厳しい。
●たくさんの取材を受けて感じた〈リアル〉
●私が取材にド派手な服で武装する理由。
●内面化したルッキズムは人を殺す。
●ある日、記事がバズって世界が変わった。
●〈死〉を考える。
●〈自分は幸せになってはいけない〉の呪いを超えて
●中川家のこと。 -
二度の本屋大賞受賞、BL作品の世界的大ヒットを成した人気作家が語る、小説への思いとは?
執筆のきっかけをくれたミュージシャン、BLジャンルの大先輩、ともに業界を駆け抜ける戦友、そして今は亡き最愛の作家――。
対談やコミカライズ、全作品インタビューを1冊にまとめた、凪良ゆうを深く知るための必読書!
ここでしか読めない『滅びの前のシャングリラ』スピンオフ小説「ニューワールド」を特別収録。
【対談】
橋本絵莉子(ミュージシャン)
芦沢央(作家)
ヤマシタトモコ(漫画家)
町田そのこ(作家)
榎田ユウリ(作家)
山本文緒(作家)
【インタビュー】
デビュー15年、全作品を振り返る
【座談会】
凪良ゆう担当編集者座談会
【コミカライズ】
浅野いにお『滅びの前のシャングリラ』
【掌編小説】
「ニューワールド」 -
50歳は「人生100年時代」の折り返し地点。大きな節目を迎え、後半戦をどう生きるか考えるとき、ヒントとなり支えにもなる本とは。各界の著名人が50歳以降も読み続け、読み返す座右の書50冊を紹介。絵本から古今東西の古典まで、人生経験に裏打ちされた大人のための読書エッセイ集。
(執筆者一覧)
Ⅰ途上―折り返し地点をこえて見えるもの
藤森照信/関川夏央/北村薫/平田俊子/保阪正康/宮田珠己/養老孟司/俵万智/上野千鶴子/黒井千次
Ⅱ道標―人生の転機にノウハウ本は役立たない
冨山和彦/仲野徹/内田樹/原研哉/佐治晴夫/松田哲夫/末井昭/和嶋慎治/内田洋子/落合恵子
Ⅲ冒険―世界への窓はいつでも開いている
窪美澄/橋爪大三郎/近藤サト/小池昌代/酒井順子/三浦雄一郎/角野栄子/小林聡美/南伸坊/横尾忠則/小川洋子
Ⅳ再読―二度目からが本当の読書である
川本三郎/伊藤比呂美/鈴木保奈美/大竹しのぶ/宇能鴻一郎/松岡和子/竹内薫/中村桂子/小池真理子/里中満智子
Ⅴ再発見―その本は見事な変身をとげた
岡本裕一朗/若島正/ブレイディみかこ/中園ミホ/安田登/楠木新/金井美恵子/平松洋子/四方田犬彦 -
こうして私はワイヤーにぶらさがって村にたどり着くことができ、結果、生きのこったわけだが、ここで問題になるのは、私がワイヤーをわたりきり、いわば死の瀬戸際から脱出したときに何を思ったのかだ。
私はこんなことを考えた。
もしワイヤーではなく、川を泳いで生きのこったら、そっちのほうが話は面白くなったんじゃないか?
そしてこんなことを考えている自分にゾッとした。(本文より)
生死の瀬戸際で、もう一人の自分が囁く「もっと面白くしよう」という誘い。書くことは不純だと言いながら、それでも書き続ける冒険家・角幡唯介がたどり着いた、行為する表現者の真髄とは。
【目次】
序 論 探検って社会の役に立ちますか?
第一部 行為と表現
第一章 書くことの不純
第二章 羽生の純粋と栗城の不純
第三章 冒険芸術論
第二部 三島由紀夫の行為論
第四章 届かないものについて
第五章 世界を変えるのは認識か行為か
第六章 実在の精髄
第七章 年齢と永遠の美
あとがき あらためて書くことについて -
ヒグチさん(91歳)が愉快な日常を実況中継!
ふわっところんで顔面5色事件、まさかのがん治療、役立つ食卓メモ術、お転婆少女時代の思い出……。ヨタヘロ期をご機嫌に生きるヒントがつまった痛快エッセイ。≪黒井千次氏との同級生対談収録≫
==ベストセラー『老いの福袋』の著者、待望の最新作== -
人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。
目次
Ⅰ 幼年時代と戦争
Ⅱ 昆虫少年、医学部へ
Ⅲ 解剖学者の奮闘
Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い
養老先生への五〇の質問
――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など -
著者が生まれてから小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す4人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた、甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写する。
*目次*
モダンガールが来たァ/サンタクロースはいなかった/ばあやの鼻
/嘘について/全生涯で一番の幸福/なんでこうすぐに涙が出るのか!/お遊戯会/イロハのハッチャン/そしてばあやはいなくなった/安モンはおいしい/ハナはんのハナ/長男なのに名は八郎/はじめての敵意/海の色 -
『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか
『戦姫絶唱シンフォギア』立花響
『ポケットモンスター』アイリス
『ヒーリングっど♡プリキュア』花寺のどか/キュアグレース
『スパイダーマン:スパイダーバース』グウェン・ステイシー/スパイダー・グウェン
『薬屋のひとりごと』猫猫
様々な作品で活躍する人気声優・悠木碧のファーストエッセイ集!
秘密の友達がいた幼少期、学業と仕事の二足のわらじで駆け抜けた学生時代、声優業への情熱、推しへの愛に、衝撃の前世まで?
2003年のデビュー以来、現在も声優業界の第一線を走り続ける著者が、30歳を迎えその半生を振り返った書き下ろしエッセイ全20篇。
巻末には、同期声優、寿美菜子氏&早見沙織氏との特別鼎談を収録。
◆目次
・はじめに
・生い立ちとか家族とか
・子役だった頃
・声優になるぞ
・学生と大人の狭間で
・大学と仕事の両立
・先輩・後輩・同輩
・今の私のおはなし
・「好き」を仕事にすること
・悠木碧式ルーティン
・オフの日だってある
・私とオタクと推しと
・ケモノの目覚め
・神様が性癖
・推しが“いた”
・メイクに纏わるエトセトラ
・ファッションは武装
・前世って信じる?
・猫、我が主。
・おわりに
・特別鼎談:寿美菜子×早見沙織×悠木碧 -
宗教史研究の碩学が愛してやまない先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も弟子も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物の枠組みでなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけるという難事業に取りくんだ河合隼雄。
生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。 -
アメリカ文学は、ようやく「アメリカ」を語らない、ただの文学になった――気鋭の翻訳家が紹介する一番あたらしく刺激的な読書案内。
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司法の世界で、検事は何を考え、いかに行動し、真実を探るのか――。その思考と行動論理を綴るエッセイ。『検事はその時』を増補・改題。
<目次>
第一章 捜査の原点
自白を疑え/被疑者の弁解/取調べ/マルサ/動機
〈コラム〉金沢雑感
第二章 検事の実像
募金詐欺/割引国債/架空転入/口利き/コンプライアンス/公有水面
〈コラム〉画家の生と死
第三章 事件と時運
時運/質問主意書/ワープロと予算/現場百回/投書
〈コラム〉役者根性
第四章 法と裁判
無罪判決/被告人の嘘/死刑か無期懲役か
〈コラム〉聴竹居 -
私の目を引いたのは、沖縄から届く封筒に貼られた美しい切手でした。
「琉球郵便」の文字、額面はセントで表示されている切手の図柄は多彩でした。見たことのない南国の植物、鮮やかな色をした魚、紅びん型がた紋様、琉球舞踊、文化財や工芸品……。いつも異なる図柄の切手だったので、手紙が届くとまっさきに確かめるようになりました。いきいきと描かれている動植物はとてもきれいで、友だちに「沖縄のお魚は青いの」と言っても信じてもらえなかったのですが。琉球舞踊の切手には県人会で見た演目が描かれていてうれしくなりました。
ふだん目にする日本の切手とはまったく違うそれらの切手は「琉球切手」と呼ばれるもので、沖縄で作られているということでした。
米軍施政下に置かれたのち一九四八年七月から七二年四月まで、普通切手・記念切手・航空切手など二百五十九種(再刷含む)の琉球切手が発行されていたと知るのはのちのことです。(第1章より)
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琉球切手はいまも沖縄の家に多数残っているという話を耳にします。切手としては使えないけれど、手放したくないという人や、ブームのさなかに買い、売りそびれてしまったという人。どこかの家の古い箱に忘れられたまま、ひっそりと眠っている切手もあるでしょう。
そんな琉球切手は、こんなふうにつぶやいているのかもしれません。沖縄が米軍施政下だったころ、私たちは「言葉」を運んで、旅をしたのだよ、と。
「Final Issue」の切手が発行されてから五十年。けれどいまも沖縄には米軍基地が広がり、米軍統治時代の終止符が打たれたとはいえない状況です。そんな沖縄からの「言葉」は、本土に届いているのでしょうか。(第十章より) -
作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。
本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。
私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。
目次
Ⅰ――教えて!寂聴さん 悔いなく生きるコツ
この世に一人の自分を、自分が認めてあげる ×瀬尾まなほ
95歳で得た気づき――。もう十分生きたと思ったけれど
96歳、出会いを革命の糧にして
人は生きている限り変わり続けるのです
Ⅱ――人生を照らす8つの話
第1話 悩みの正体――悩み、迷うことこそが生きている証なのです
第2話 怒りとのつきあい方――幸せは笑顔に集まるもの
第3話 人生後半の生き方――自分を変えるのはひとつの革命です
第4話 からだ――離婚、恋愛、セックス したいことは何歳でもおやりなさい×伊藤比呂美
第5話 家族――褒め言葉を浴びると、夫も子供も輝きはじめる
第6話 プラス思考――自分の機嫌を取る方法を知っていますか
第7話 男と女、夫婦――女を輝かせる男とは ×梅原 猛
第8話 切に生きる――幸福になるための努力を惜しみなく
Ⅲ――人生を変える3つの対話
「あの世」と「この世」はつながっています×横尾忠則
小保方さん、あなたは必ず甦ります×小保方晴子
家庭のある男を愛した女と、夫の嘘を信じた妻の胸の内は×井上荒野
Ⅳ――心を揺さぶる愛と決意の手記
「妻の座なき妻」との訣別
〝佛の花嫁〟になった私の真意 -
知らなかった「キーンさん」がここにいる! 同時代のカワバタ、ミシマの話から「超大国日本論」、そして美味しい料理屋の紹介まで、本邦初訳の27編。
これらは、ドナルド・キーンという類い希な日本文学者が、アメリカの読者に向かって日本をどう紹介したかを示すとともに、アメリカがどんな時に日本について知りたいと思ったか、日本文化を理解しようとしたかを示す、もう一つの戦後日米文化史でもある。
目次より
〈書評〉谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』E・サイデンステッカー訳
〈書評〉大岡昇平『野火』アイヴァン・モリス訳
〈エッセイ〉日本文学の翻訳について
〈エッセイ〉大歌舞伎、初のニューヨーク興行
〈エッセイ〉戦後、日本人は変わったか?
〈投稿〉編集主幹へ――日本の選挙を分析する
〈書評〉コルタサル『石蹴り遊び』
〈エッセイ〉日本文学者という「専門家」の告白
〈エッセイ〉川端康成のノーベル文学賞受賞
〈エッセイ〉ミシマ――追悼・三島由紀夫
〈エッセイ〉超大国日本の果敢ない夢
〈エッセイ〉大都会東京の「素顔」
など -
すべて成るようにしか成らん。不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。死ぬことも怖くないし貧乏も怖くないし、どん底をくぐり抜けるということはありがたいことだった。生きるとは、老いるとは、死とは、幸福とは……。読めば力が湧く、愛子センセイのメッセージ。
(本文より)
●すべて成るようにしか成らん。そう思っています。
●幸福って欲望の充足では決してないんです。
●幸福とは何か? いい時も悪い時も腐らず怨まず嘆かず、どんな時でも平然としていられることだと私は思っています。
●もし、誰かに、あなたの人生でひとつ満足だったことは? と問われたら、私は「苦しいことから逃げなかったことです」と答えるでしょう。
●不愉快なことや怒髪天をつくようなことがあってこそ、人生は面白い。温室のような環境にいると、人生への勇気がなくなるんです。
●生きるというのは苦しいこと。私たちは楽しむためではなく、修行するために生まれてきたと思うことにしています。そう思えば、苦しいことを避けたり、楽しくないからといって恨んだりしなくていい。修行だと思えば、耐えやすいんです。
●苦労というものを不幸のように考えるのは間違いです。苦労を乗り越えるから、自信というものが生まれるんですよ。
●いろいろあったけれど、辛いとか悲しいとか嘆く気持ちはなかったです。戦場の兵士が敵との戦闘の最中に、辛いとか悲しいとか思わないのと同じです。そんな暇がなかった。人生の幸せとか喜びとか考えたことがなかった。何が幸せかなんて、暇人のいうことと思ってました。 -
「サヨナラ」も言えぬまま別れた若き兵士との一瞬の邂逅、防空壕で友と感想を語り合った吉屋信子の少女小説、東京大空襲の翌日に食べたヤケッパチの〈最後の昼餐〉……戦時にも疎開や空襲以外の日々の営みがあり、青春があった。
太平洋戦争開戦時20歳未満、妻でも母でもなく〈少女〉だった27人の女性たちが見つめた、戦時下の日常。すぐれた書き手による随筆を精選したオリジナル・アンソロジー。
〈目次〉
若い日の私●瀬戸内寂聴
美しい五月になって●石井好子
私を変えた戦時下の修学旅行/十五日正午、緊迫のNHK放送室●近藤富枝
「サヨナラ」がいえなかった●佐藤愛子
空襲・終戦・いさぎよく死のう●橋田壽賀子
海苔巻きと土佐日記●杉本苑子
続 牛乳●武田百合子
半年だけの恩師●河野多惠子
はたちが敗戦●茨木のり子
人間が懐しい●石牟礼道子
親へ詫びる●森崎和江
戦争/敗戦の夜●馬場あき子
「田辺写真館」焼失 母は強し●田辺聖子
めぐり来る八月●津村節子
葦の中の声●須賀敦子
被爆前後/一個●竹西寛子
にがく、酸い青春●新川和江
ごはん●向田邦子
か細い声●青木 玉
国旗/終戦の日●林 京子
よみがえる歌●澤地久枝
夏の太陽●大庭みな子
子供の愛国心●有吉佐和子
スルメ●黒柳徹子
サハリン時代●吉田知子
戦争の〈おかげ〉●中村メイコ
青い空、白い歯●佐野洋子 -
一般的に、世の夫たちは、自分や自分の親の老後は、妻に面倒をみてもらうつもりでいる人が多いのではないでしょうか。そんな中で妻が先にがんになってしまったら――。仕事をしながら、慣れない日常の家事や育児、看病が一度に押し寄せてきます。
小社刊『にほんご万華鏡』シリーズの著者 小野寺牧子さんも、大腸がん闘病の末、一昨年亡くなりました。夫である小野寺久氏は、大腸がんの権威であるにもかかわらず妻を大腸がんで喪うことになりましたが、がんが発覚したその日から亡くなるまで、詳細な日記をつけていました。家族として、夫としての闘病記録や心構えだけでなく、専門医としての見地からも、家族ががんになったとき、どうなってしまうのか、どうすればいいのかを治療法の選択肢や緩和ケアなど含め、詳細に綴っています。二人に一人ががんになるという時代、夫婦どちらかががんになるのはまったく不思議なことではありません。がん専門医として、これから患者や患者の家族になる人のためにも、妻の死を無駄にせず、発信したいという切実な思いで綴った1冊 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
あの日の自分が、いとおしくなる。夫もいないし子供もいない。収入もたいしたことない。でも 仕事も好きだし友達もいるしひとりの時間もいい。春がくることがあたり前じゃないと、若い頃よりずっと深く知っている……。40代・独身・在宅ワーカー。くま子さんの7年間。 -
この本は言ってみれば、サバイバルと人間的成長のためのマニュアル、いわゆるレジリエンス〔苦難や逆境の中でもしなやかに生き延び、回復・成長していく力〕の手引書である。先の見えない不安な日々の中でも、前向きに幸せに生きることはできる。その力、すなわちレジリエンスを身につけるためのヒントを示すことが、この本を書いた目的である。――本書より
目 次
はじめに
1 何よりもまず安心感を
2 逆境から立ち直る力
3 しなやかに適応する力
4 ポジティブな感情を大切に育てる
5 減速して味わって生きる
6 他者との絆を結び直す
7 自分の人生に意味を持たせる
8 自分を縛るものから自由になる
9 死を賢く手なずける
10 働きかけることと受け入れること
訳者あとがき -
「この年になるまで、自分が老人であるとか、いつ死ぬだろうかとか、まったく考えたことがありませんでした――」。
人生100年時代といわれる今、飄々と丸裸で綴る、人生、老い、そして「死」。笑って脱力し、きっと生きるのが楽しくなります。 -
「強い男は、弱い女がいることによって強い男になれたのである。
女が強くなった今、かつての『強い男』は寂しくも弱々しい男になって行くであろう。そうして弱い男は女の庇護を得て心強く生きられるようになるだろう。しかし強くなった女が、この後どうなって行くか、今のところはよくわからない」。男と女、嫁と姑、親と子……。さらに旅先で出没した霊魂、怪現象まで。世の常識、風潮に斜め後ろから物申す。愛子節炸裂のユーモアエッセイ集。文字が大きく読みやすい新装版。 -
100歳で没するまで、現役の画家として絵筆をとり続けた堀文子。「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとし、感動する物だけを描き続けた生涯と作品の背景を、印象深い堀の言葉とともに紹介する。画業を30年にわたって支えてきた美術商・中島良成だけが知る堀文子の素顔。黒柳徹子インタビュー「堀先生の思い出」も収録する。
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《目次》
はじめに 斎藤環
Ⅰ 傾聴/境界
【第一信】斎藤環→坂口恭平様
恭平さんの方法論は、「とんでもない」
【第二信】坂口恭平→斎藤環様
死にたい人に死なない方法を伝えているわけではないんです
Ⅱ 治療/フィールドワーク
【第三信】斎藤環→坂口恭平様
どのくらい「技法」として意識していますか?
【第四信】坂口恭平→斎藤環様
苦しさや悩みには、一〇種類くらいのパターンしかありません 46
Ⅲ 脆弱さ/柔らかさ
【第五信】斎藤環→坂口恭平様
「活動処方療法」の効果を共同で研究してみたい
【第六信】坂口恭平→斎藤環様
今までの人生の中で一番マシだったことを聞いてみます
Ⅳ 自己愛/承認欲求
【第七信】斎藤環→坂口恭平様
相談者とともに欲望を作り出しているようにも見えます
【第八信】坂口恭平→斎藤環様
自分の欲望ってのが、実は一番、どこにもない答えなんですよね
Ⅴ 流れ/意欲
【第九信】斎藤環→坂口恭平様
「所有欲」について、どう考えていますか?
【第十信】坂口恭平→斎藤環様
創造するという行為が、至上の愛よりも強い喜びです
Ⅵ 悟り/変化
【第十一信】斎藤環→坂口恭平様
恭平さんの境地は、幸福であり究極の自由であるように思います
【第十二信】坂口恭平→斎藤環様
人々もまた幸福のことを知っていると僕は確かに感じています
おわりに 坂口恭平 -
内田百閒、阿川弘之につらなる鉄道紀行の第一人者・宮脇俊三の世界が今よみがえる!
宮脇の深い教養に裏打ちされた、「写真のいらない」紀行文学。国鉄がJRとなり、寝台特急がほとんど廃止され、北海道や九州からローカル線がほぼ消えるなど、宮脇が書いた鉄道風景はずいぶん変わってしまった。その点からも、懐かしさとともに、発見の多い内容となるだろう。今はなき鉄路の地図、多数収載。
第1章 『時刻表2万キロ』――国内紀行①
第2章 『最長片道切符の旅』――国内紀行②
第3章 『終着駅へ行ってきます』――国内紀行③
第4章 『時刻表おくのほそ道』――国内紀行④
第5章 『失われた鉄道を求めて』――国内紀行⑤
第6章 『台湾鉄路千公里』――海外紀行①
第7章 『インド鉄道紀行』――海外紀行②
第8章 『殺意の風景』――小説
第9章 『古代史紀行』『平安・鎌倉史紀行』『室町・戦国史紀行』 ――歴史①
第10章 『時刻表昭和史』――歴史②
宮脇俊三(1926~2003年)
デビュー作『時刻表2万キロ』で第5回日本ノンフィクション賞受賞。短篇集『殺意の風景』は泉鏡花賞を受賞し、直木賞候補にも挙げられた。1999年には菊池寛賞受賞。 -
※この電子書籍は2016年に単行本として発行されたものです。
小学生時代から、自分のポジションを考えていたという著者。その智恵と工夫で芸能界でも活躍し、ママ友の世界でその技を一層磨いた。職場や友人、どこでも使えるその法則を1冊に! -
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5匹の猫と暮らす、パグの「お茶目」。飼い主の漫画家・ひぐちにちほが、パグと猫たちとのゆかいな日常をお届けします。表情豊かで愛おしいお茶目の5年間をとらえた写真&エッセイ&イラスト集。
生後2ヵ月でひぐち家に来て、猫たちに囲まれて育ったお茶目は、自分を猫だと思っている様子。猫のようにジャンプしたがり、猫と遊んで、猫と寝る。飼い主が漫画の締め切りに追われると、お茶目も猫たちもくっついてきて、仕事がなかなか進まない!
お茶目の散歩仲間は、フレンチブルドッグの「もー君」。春夏秋冬、のどかな風景の中で一緒に遊びます。桜満開の公園、色づいたイチョウ並木、真っ白な雪の中、いつでもずんずん歩くお茶目。キャベツやジャガイモの畑で大ハッスルしたりも。
大好きな梨やスイカを前にすると大きな目はさらに大きくまん丸に。飼い主に「待て」と言われると鼻をぷくぷくさせながら「よし」がかかるのを待つ姿もキュート。
子犬のころから元気いっぱいのお茶目と、ゆったりつきあう仲間たち。陽気で幸せな生活をお楽しみください。 -
俺に明るい未来なんてあるのかな――。
ドラマ化で話題、『死にたい夜にかぎって』のその後を描いた待望のエッセイ。
手痛い失恋、家族との確執、そして自らに起きた性の揺らぎを抱えながら、人生の暗黒期を過ごしていた著者。孤独の中から救い出してくれたのは、パチンコ中毒のお坊さんと、「トリケラ」という源氏名のオカマバー店員だった。誰が一番エロい仏像を見つけられるか競争したり、連絡が取れなくなった知人のLINEに天丼のスタンプを100個送ったり、知らない子どもの剣道の試合で号泣したりしながら、辛い過去を笑い話に変えていく日々。
『死にたい夜にかぎって』から1年。人生のどん底を「なんとなく」乗り越え、夢を叶えるまでを描いた実話。 -
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大切なからだの成長、セックスや妊娠、感染症の本当のこと。長年婦人科医として思春期の若者や女性の悩みと向き合ってきた著者が発信する、正しい知識と応援メッセージがつまった1冊。92年に初版が発行され、2013年に中央公論新社で復刊して読み継がれているロングセラーを、時代に合わせ、電子化とともに新装改版としてリニューアル。専門医・北村邦夫先生の詳しい解説と、伊藤理佐さんのわかりやすいイラストと漫画で、大切な情報を楽しく理解できます。新型コロナウイルスの影響による中絶の増加や、SNSの発達で性教育への関心が高まるなか、書き下ろしを加え、緊急避妊薬などの新しい情報を掲載して出版します。 -
ベストセラー『大往生』から20年。パーキンソン病とつき合いつつ80歳を迎え、さらに前向きに暮らす。「死ぬのが怖くなくなった」実感や日常、両親や友との思い出を語る
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天才女流棋士として活躍した著者は、現在重度の肝硬変で郷里でひとり暮らす。不倫、ヘアヌード、自己破産など、波乱万丈の46年の人生を駆け抜け、死を見つめて遺すメッセージとは。失踪騒動の真相も初めて明らかに
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「色即是空」,誰もが一度は耳にし口にしたことのある「般若心経」の全てを,寂聴師が分かりやすくかみくだいて説き明し,この世を生きる私たちの心の拠り所をやさしく語りかける。ロングセラーの新装版
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