『ノンフィクション、中央公論新社(実用、新書)』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全489件
-
著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!
〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、
読書においてはどのように作用しているのか。
本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、
テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。
一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。
2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、
ほとんどフォーカスされてこなかった。
生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。
【目次】
プロローグ
第1章 ニュースを無料で読む人たち
――無料ウェブメディアの行き詰まり
第2章 本を読まない人たち
――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉
第3章 本と出合えない人たち
――無料抜粋記事と電子書籍の限界
第4章 本屋に行かない人たち
――聖域としての書店
終 章 紙の本に集う人たち
――読者と消費者 -
植民地時代の対日協力者で「売国奴」とされた親日派。
独立後の韓国は「反民族行為処罰法」を制定し多数検挙するが、反日闘士だった初代大統領・李承晩は事実上廃案にする。国家機能維持のためには親日派の協力が必要であり実利を取ったのだ。そのため戦後も政治や軍の中枢を親日派は占め続けた。
だが民主化後、親日派への批判が始まる。21世紀以降は、政治がその清算を強く求め、「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」を制定、民間でも『親日人名辞典』アプリが配信されるなど、子孫を含めた糾弾が続く。しかし、その内実は現代政治に強く影響され、「政治カード」として大きく変質している。
一見すると明確な利益が見出せない問題に、なぜ韓国は1945年の「解放」から80年にわたって莫大な労力を割いてきたのだろうか。親日派から描く韓国近現代史。 -
離婚後、晴れて独身にもどった“わたし”(著者)。新たなパートナー作りに踏み出すも上手く行かず、手を伸ばしたのは“女性用風俗”。「すごくよかった」という興奮と「これは性的搾取ではないか」という後ろめたさが同時にやってくる。
性的なことは親密な間柄でのみ行われると思っていたけれど、お金を払えばその「親密さ」を飛ばすことができた。じゃあ、さっきのわたしは何にお金を払ったんだろう。
女性の性欲は本当に男性のそれと違うのか。女性の欲望が蔑ろにされている一方で男性の欲望は蔑まれていないか。他者を「書きたい」という欲望は危ういものなのか。正しさと欲望の間に横たわるものを見つめ、対話し、考える。
セラピスト、オーナー、辞めた人……。著者が女性用風俗にかかわる人に取材しながら、自身の体験を綴る、渾身のルポエッセイ。 -
2022年7月8日、安倍晋三元首相が選挙演説のさなかに山上徹也によって銃撃された。
凶弾を放った山上の「絶望と危機感」の正体とは何か。
なぜ、山上はここまで追い詰められたのか。
戦後初めて、首相経験者が殺害された悲劇は、社会の何を炙り出したのか。
事件当日から判決までの1294日間、山上を追い続けた読売新聞大阪本社記者による渾身のルポルタージュ。 -
東京23区のマンション平均価格が1億4000万円を超えました。マンションの管理費も修繕積立金も爆上がりの危険がある中、どうやって終の棲家を見つければいいのか。不動産業者と銀行は、あなたの人生に何の興味もありません。なけなしの貯蓄を吸い取られないために、ぜひ自分ファーストで家を選びましょう。全国の不動産売買の現場を歩きつくした不動産評論家が、人生100年時代の不動産の選び方を伝授します。
【今こそ、自分ファーストで、含み益を実現しましょう!】
・タワマンから逃げ遅れるな
・これから爆上がりする管理費と修繕積立金
・外国人不動産問題の解決方法とは?
・3階建てミニ戸建て住宅の落とし穴
・親の家、どうすんだ問題
・郊外築古マンションの不動産地獄
・どうしようもない不動産は国にあげよう
・大手不動産業者にとって、あなたのような顧客は「ごみ」
・不動産チラシの読み方
・牧野独断「住むならここ!」リスト -
このような会い難き人に会えたのは、なんという光栄だったろう。みんな肩書きにこだわる人ではなかったからでしょう――。谷川俊太郎と堀内誠一との旅、「街道をゆく」挿画取材で聞いた司馬遼太郎の「千夜一夜」……。画業から著述業まで多分野で活動し、幅広い交友関係を持つ著者が、「会えてよかった」五〇の人や出来事とのエピソードを味わい深くつづる。〈解説〉阿川佐和子
【目次】
高峰秀子/森ミドリ/岸田衿子・今日子/松岡和子/井上ひさし/井上麻矢/テレビ草創期/佐藤忠良/半藤一利/澤地久枝/黒柳徹子/平野レミ/竹田津実/大岡信/奥本大三郎/池内紀/鶴見俊輔/谷川俊太郎/千住真理子/藤原正彦/村松武司/俵万智/大野篤美/杉本秀太郎/「日曜喫茶室」/末盛千枝子/司馬遼太郎/岸惠子/河合隼雄/野田弘志/森まゆみ/小沢昭一/板倉聖宣/有元利夫/檀ふみ/阿川佐和子/猿谷要/日高敏隆/森毅・野崎昭弘/「風景画を描く」/アントニ・タピエス/中易一郎/江國滋/堀内誠一/遠山啓・清水達雄/吉田直哉/「少年倶楽部」/串田孫一/関容子/絵本の世界 -
“老いるショック”を笑い飛ばそう!
人生後半は思いがけないことの連続です。すぐに息が切れる、立ち上がるのもひと仕事、転んで骨折……加齢現象という未知との遭遇は、前向きに老いを迎え撃つ大冒険の始まり。介護や認知症、老後のお金など、年とともに増えるさまざまな不安は笑ってはねのけましょう。高齢社会の専門家が人生100年時代を生きるすべての人に贈る知恵とユーモア満載のベストセラー、最新データと「猫との老い暮らし」エッセイを増補した決定版。
目次
まえがき
第1章 ローバは一日にしてならず
1 トイレで死闘―「老いるショック」の教訓
2 「ヨタヘロ期」がやってきた!
3 朝起きるだけでも一仕事
4 ひといき300メートル、座れる場所を求む
5 「古傷が痛む」は本当だった
6 ひところび100万円、転倒・骨折しないように
7 何もしなくても忙しいのがヨタヘロ期
8 料理が面倒になったら「調理定年」を
9 買い物が難しくなったら、要注意
10 シルバーの「老働力」がゴールドを支える
11 「孤食」になりがちな高齢期、「トモ食い」を実践
12 「ご馳走する」経済力がほしい
13 予定を入れて「老っ苦う」の連鎖を断ち切る
14 笑って泣いて、楽しいデイサービスへ
15 オペラに行かなくなった理由
16 インドアの趣味を見つけよう
17 年を重ねてから気づく親きょうだいの「文化遺産」
18 青春の思い出を胸に、これが最後のクラス会
19 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
第2章 老いの暮らし、どうしたものか
20 体が老いると家も老いる
21 相続税減税の特例を活用
22 「片づけ」は拒否していい
23 プチ「老人性うつ」を経験してわかったこと
24 財産の捨てどき、活かしどき
25 同居でも精神的な距離を置く
26 「あなたの世話にならない」はNGワード
27 老年よ、財布を抱け
28 一人暮らしなら「お風呂コール」を
29 老いてもペットと暮らしたいなら
30 穴あきセーターもつくろい次第
31 「終の棲家」の始末をどうするか
第3章 「金持ち」より「人持ち」でハッピーに
32 「おひとりさまの老後」を支える人間関係3つのポイント
33 情けは人のためならず
34 恨みつらみは「棚上げ」方式で
35 「後から化けて出るぞ」―ネガティブな感情を逸らすヒント
36 優秀な吸水パッドや紙パンツでお出かけを
37 連れ立って「ゆるやか体育会系」
38 買い物には「甲斐」がある
39 「病んだら帳」と入院セット
40 病気になってもあわてない
41 「お見舞いに来てほしい人リスト」をつくる
42 お医者様にお願い。「命の主体」をお忘れなく
43 人を一般名詞でくくらないでください
44 「形見分け委員」を任命しました
45 葬儀計画に変更アリ
第4章 「老いの大冒険」を乗りきろう
46 平均寿命の変化から見えたこと
47 2025年問題、約5人に1人が75歳になる
48 「ファミレス時代」がやってくる
49 「超高齢社会」×「ファミレス時代」の行きつく先は
50 高齢期に失うもの―「4つの覚悟」をしておく
51 「ピンピンコロリ」は幻想です
52 すべての道はローバへ通ず
53 夫を亡くしたあとの年金リスク
54 貧乏ばあさん防止作戦(BBB)
55 命は長し、働け女たち
第5章 あなたも私も介護する人される人
56 私が介護保険制度を目指したきっかけ
57 介護の「新語」から見えるもの
58 「同時多発介護」が起きる
59 「団塊」→「男介」→「老塊」
60 国の存亡にかかわるからこそ「介護離職ゼロ作戦」
61 しんどいときは、我慢しないで
62 介護する側もされる側も「ヘルプ・ミー」を言おう
63 介護支援ネットワークも利用して
64 認知症の家族を支える仲間づくり
65 「ながら介護」と「ともに介護」
66 介護は情報戦、まずは地域包括支援センターへ
67 「ワーク・ライフ・ケア・バランス」の時代
68 あなたも私も「介護され上手」になろう
69 「子姑」には卑屈にならず、感謝を惜しまず
70 デイサービスが、ばあさまの地位を変える
71 もしも認知症になったら
72 シモの世話はロボット大賛成
73 「おまかせDEATH(死)」で本当にいいの?
74 人生に「会議」は馴染まない
75 延命治療するかしないかは、「命の主人公」に確認を
76 おひとりさまの在宅死
第6章 力を合わせて「五つ星の高齢社会」を
77 ユーモアは老いの味方です
78 「濡れ落ち葉」でも燃え上がれ
79 「じじばば食堂」がほしい―食・職・触の「3しょく」は元気の源
80 人は何歳になっても変わることができる
81 やる気があれば叶う
82 人の良いふり見て我がふり直せ
83 情報力と行動力があなたを変える―ころんでも立ち上がる復元力
84 人生100年に必要な「第二の義務教育期」
85 私たちの姿を堂々と見せましょう
86 平和と豊かさに感謝あればこそ―次世代の希望となるよう
87 老いてなお「アイ・ハブ・ア・ドリーム」
88 老年よ、大志を抱け!
あとがきにかえて――93歳のヒグチより
〈巻末付録〉平和ボケばあさんの猫暮らし -
手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中の1914年からアメリカが占領する44年まで、日本の統治下に置かれた。
移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に──。
「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、日本領サイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹
〈目次〉
プロローグ
第1章 漂着
第2章 獣の島
第3章 南洋成金
第4章 南洋の東京
第5章 北ガラパン二丁目大通り
第6章 南村第一農場
第7章 海の生命線
第8章 軍島
第9章 戦禍
第10章 収容所
エピローグ
解説 池澤夏樹 -
"楠木建氏(経営学者)推薦!
〈普通の人々は今日のために働く。リーダーは明日のために働く。
未来を切り拓く――
そこに経営者の役割がある。〉
読売新聞人気連載「LEADERS 経営者に聞く」待望の書籍化!
百年に一度の大変革時代に、企業の舵取りを行う経営者たち。
その成功と失敗を積み重ねた半生と、たゆまぬ闘志、
そして未来への展望を迫力ある言葉で語った、躍動感あふれるインタビュー集。
目次
第1章 視線は世界へ
第2章 新たな価値を創造する
第3章 デジタル・新技術にかける
第4章 新規事業・投資で拓く
第5章 試練をチャンスに
第6章 人を育てる・組織を育てる
掲載企業
アイコム/旭化成/アフラック生命保険/石坂産業/井村屋グループ/SBSホールディングス/エスワイフード/エルメスジャポン/
おやつカンパニー/カゴメ/学研ホールディングス/亀田製菓/カルティエ ジャパン/菊正宗酒造/紀文食品/キリンホールディングス/
クラシエ/クラダシ/グローリー/グンゼ/コーエーテクモホールディングス/サカタのタネ/サガミホールディングス/相模屋食料/
さくらインターネット/JFEホールディングス/敷島製パン/シヤチハタ/商船三井/神明ホールディングス/スタジオアリス/
住友ゴム工業/住友電気工業/双日/タカラベルモント/寺田倉庫/東京海上ホールディングス/東進ハイスクール/トーハン/
TOPPANホールディングス/ドムドムフードサービス/ナガセ/日清製粉グループ本社/日本ハム/ニトリホールディングス/
ビーケージャパンホールディングス/ビジョナル/ファミリーマート/ブックオフグループホールディングス/ベルーナ/ホーユー/
みちのりホールディングス/モスフードサービス/森トラスト/横浜フィナンシャルグループ/ライフコーポレーション/ラウンドワン/
リネットジャパングループ/ルネサスエレクトロニクス/ロック・フィールド/ロッテホールディングス" -
『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。
三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。
交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した二人の天才を考察し、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。
著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。
〈解説〉井上隆史
プロローグ――「君が代」と「我が日の本」
第1章 敗戦の子
第2章 ヨットと貧困
第3章 公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩
第4章 運をつかむ
第5章 スター誕生
第6章 ライバル三島由紀夫
第7章 拳闘とボディビル
第8章 『亀裂』と『鏡子の家』
第9章 「あれをした青年」
第10章 挑戦と突破
第11章 石原「亡国」と三島「憂国」
第12章 嫌悪と海
第13章 天皇と核弾頭
エピローグ――価値紊乱は永遠なり -
イスラエルのガザ攻撃が止まらない。
ガザの一般市民の殺戮はいますぐ止めなければいけないが、国際政治は短絡的な「正義」だけでは回らないという厳しい現実もある。
イスラエルとイランをめぐり、世界各国が損得勘定で狡猾にうごめく中、相変わらず日本だけがボンヤリしている。
視野狭窄症に陥り、世界を俯瞰できていない日本の地域専門家の言説に惑わされるな。
元・外務省中東アフリカ局参事官が、激変する中東の真実を指摘する。 -
年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。
多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのか――。
現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。
死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。
そのヒントがここにある!
【目次より】
第1章 多死社会と検視官
1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道
第2章 ドキュメント検視官24時
1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある
第3章 意外な死因、さまざまな現場
1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト
第4章 死後の自分はどう扱われるか
1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方
第5章 大規模災害、そのとき多数遺体は――
1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点 -
助からないケースのほうが多い「小児固形がん」。
小児外科医の筆者は、闘病する子どもたちや患者家族と濃密なやりとりを重ねながら、どんな治療を施し、過程で何を考えてきたのか?
死の宣告や過酷な治療など、医師にはなぜそれらが「できる」のか?
そして、自ら突然の病に冒された時、キャリアの途上で下した決断とは?
20年間、203人の子どもの生死に対して、真正面から向き合った輝く命の記録。
『命のカレンダー――小児固形がんと闘う』を文庫化。
解説・森健 -
飴細工師・俗曲師・銭湯絵師・幇間・見世物師・イタコ・蝋人形師・チンドン屋。
時代の流れとともに「職業」も変遷と興亡を繰り返してきた。昭和から平成、そして令和へと移ろうなかで、今や風前の灯となった職業もある。そんな消えつつある職業とそれに従事する人々(職人たち)。今に至るまで生き延びてきた理由、それでも続ける意味はどこにあるのか。
絶滅寸前の職業に携わる人に取材し、生きること、働くこと、職業観を問うルポルタージュ。昭和100年、戦後80年の機会に、あらためて、これらの職業(人)の記録をとどめておきたい。
本書は、『職業外伝』(正続)から、8の職業(人)を選り抜き、後日談、追加取材を盛り込んで再編集したものです。 -
目が見えない妻・高田千明と耳が聴こえない夫・高田裕士。
ともにプロの陸上選手の夫婦は、息子に金メダルを掛けるため、パラリンピック、デフリンピックで闘い続ける。
感動のノンフィクション。
高田千明(たかだ・ちあき)
1984年生まれ、東京都大田区出身。先天性の黄斑部変性症により、20歳を前に全盲になる。パラ陸上競技選手(T11クラス)。走り幅跳びの日本記録を持つ。リオ2016パラリンピック、東京2020パラリンピックに出場。アジアパラ競技大会や世界パラ陸上競技選手権大会等の国際大会で、銀メダル4個、銅メダル1個を獲得。ほけんの窓口グループ株式会社所属。聖徳大学客員教授を務める。港区観光大使。
高田裕士(たかだ・ゆうじ)
1984年生まれ、東京都荒川区出身。先天性の最重度感音性難聴で、ろう者として生まれる。デフ陸上競技選手。400メートルハードルの日本記録を持つ。デフリンピック4大会連続出場。2025年11月に開催される東京デフリンピックは、110メートルハードルでの出場が決まっている。アジア太平洋デフ陸上競技選手権大会や世界デフ陸上競技選手権大会等の国際大会で、金メダル3個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得。トレンドマイクロ株式会社所属。明晴学園陸上部コーチ、都立中央ろう学校と都立葛飾ろう学校で都立学校部活動指導員を務める。港区観光大使。荒川区スポーツ推進会議委員。 -
「遺書」は個人が時代に記す小さな刻印──。
芥川龍之介、太宰治、山本五十六、円谷幸吉、三島由紀夫、石原裕次郎、美空ひばり、昭和天皇といった著名人から特攻兵、戦没学徒など市井の人まで、人物ノンフィクションの名手が昭和の歴史を遺書でたどる。
平成期の遺書を扱った補章を増補した完全版。〈解説〉保阪正康
〈目次〉
中公文庫版まえがき
第一章 テロと不安と憤怒と〈昭和初年~開戦まで〉
芥川龍之介、磯部浅一、北一輝、西田税、小林多喜二の母・セキほか
第二章 前線に散った人々 〈開戦~昭和20年8月〉
特攻の父・大西瀧治郎、戦没学徒・林尹夫、詩人・竹内浩三、山下奉文、山本五十六、今村均ほか
第三章 敗れた国に殉じて〈敗戦前後〉
阿南惟幾、杉山元、東條英機、近衛文麿、甘粕正彦、川島芳子ほか
第四章 戦後の混乱のなかで 〈昭和20年代〉
広田弘毅、山崎晃嗣、太宰治、秩父宮雍仁ほか
第五章 政治の季節と高度成長〈昭和30~40年代〉
樺美智子、山口二矢、円谷幸吉、三島由紀夫、連合赤軍・森恒夫、小泉信三、沢田教一 ほか
第六章 大いなる終焉へ〈昭和50~60年代〉
井上成美、日商岩井常務、日航機墜落事故被害者、石原裕次郎、美空ひばり、昭和天皇ほか
補論 平成の遺書を読む -
観客が来なくて体調不良になったマンボウがいる?
餌代を自分で稼ぐクラゲがいる?
飼育員は繁殖に全力投球している?
舞台裏には、得体のしれない生物がたくさんいる?
飼育員と漁師は仲良し?
水族館は、発見の宝庫だ。
日本全国の水族館の「表」も「裏」も、「酸い」も「甘い」も知り尽くした海洋生物学者が、水族館の真の魅力を解説する。
水族館が100倍楽しくなること請け合いだ。
【全国おすすめ水族館コラム付き】 -
日本発の音楽文化として、世界で人気の「初音ミク」。このバーチャルなキャラクターを核に、音楽・イラスト・動画などが呼応し合うボカロ文化が2007年に産声を上げた。このブームに火を付けた企業が、クリプトン・フューチャー・メディアである。創業者の伊藤氏は企画開発のみならず、「創作の連鎖」を促すルールと仕組みを整えた。なぜ、それができたのか? そこにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)文化の出現をいちはやく予見したA・トフラーとの出会いがあった――本書は伊藤氏の歩みをたどりながら、「ツクルを創る」「収穫モデル」「メタクリエイター」等々の経営哲学を紹介。「ボカロ文化って何?」という読者でも、創作の根源的な意味を考えたり、AI時代を展望したりするヒント満載の一冊。
序――ブームからカルチャーへ、そして……(柴 那典)
第一章 この先にどんな未来がやってくるのか
第二章 インターネットが世界を変えると気付いた日
第三章 すべてはクリエイターのために
第四章 初音ミクが切り拓いた新しい創作文化
第五章 プロシューマーは社会をどう変えるか
第六章 北海道から発信する意味
第七章 音楽文化とAIのこれから
第八章 「創る」ということ -
カスハラも、心理が読めれば恐るるに足らず。
苦情処理のプロが、これまで実際に対処した事例を基に、トラブルを「最良の解決」へ導く対応術を一挙に伝授。
イチャモン、無理難題、「誠意を見せろ!」、困ったお客様たちとの攻防が手に汗握る、でもかなり面白い「人間ドラマ」の数々。
シリーズ累計30万部突破のベストセラー『となりのクレーマー』に大幅書きおろしを加え、カスハラがはびこる令和の世に問う決定版。 -
わが子が障害を持っていると知り、不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れることができたときの感動を経験する親がいる一方で、子どもの命を奪ってしまおうとする親、病院に捨てられてしまう子どももいる。治療を迷う医師もいる。幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、読む者に静かな感動を広げる命の旋律が響き始める。〈解説〉渡辺一史
医学が進み、科学が進歩しても障害や病は消えません。
気がつけば、私たちの社会は医療技術で生命の質を診断する時代に変わってきています。
「授かりものの命を育む時代」が、
「生命の誕生を操作して選別する時代」に入り、
私たちはより一層多くの悩みに直面しているように見えます。
人生の大きな節目であるわが子の誕生という瞬間を、
単純に期待と喜びだけで迎えられない時代を私たちは生きているのかもしれません。(本文より) -
一九八五年八月十二日、羽田から大阪へ向かうはずの日航ジャンボ機が消息を絶った。三十二分間の迷走の果て、御巣鷹の急峻な山中に散った五百二十名の生命。あのとき、機内で何が起きていたのか──。
安全神話に魅せられた現場と隘路にはまった事故調査の迷宮。
空前の事故が起きてから四十年にあたっての補遺を付す。
〈目次〉
1 真夏のダッチロール
2 三十二分間の真実
3 ビジネス・シャトルの影
4 遺 体
5 命の値段
6 巨大システムの遺言
あとがき
事故から四十年にあたっての補遺
〈解説〉神里達博 -
度肝を抜く言葉のジャブ、
間を詰めて本心を引き出す才知。
稀代の男たちとの伝説の対談「心底惚れた」に
生前未発表「夫婦を語る」インタビューを収録
樹木希林さんが見つめた
男と女、夫婦、家族。
1976年、樹木希林さんは月刊誌『婦人公論』で対談連載を開始。この年、夫の内田裕也氏とは別居、その状況下で妊娠・出産。ライフイベントが重なった時期でもあった。
渥美清、中村勘九郎、草野心平、つかこうへい、荒畑寒村ら稀代のスターたちの女性観に対し、「樹木希林の男を見る目」もまたビビッド。相手をたじろがせつつも、晩年の達観した生き方へとつながるような言葉を紡いでゆく。
今回の新装版では、対談から40年を経て別居生活を続けた型破りな夫婦関係に対する胸中を語る生前未発表の内容を収録。
「夫婦は互いが互いの提婆達多」(ままならぬ存在)じゃないか」「最後の年月は夫の考え方に沿ってみようと決めた」。
独特の結婚観の終着点を感じさせる貴重な内容を収めている。
〈目次より 対談ゲスト〉
渥美清―女もつらいネ
五代目中村勘九郎―はたちの恋
草野心平―生きるスタイル
萩本欽一―結婚ドンといけなわけ
田淵幸一―女の振り回し方
十代目金原亭馬生―下町風娘の躾け方
つかこうへい―企みに賭ける劇作家
山城新伍―妻に惚れてる男の中身
いかりや長介―四十男の大問題
山田重雄バレー監督の女性操縦法
米倉斉加年―妻と夫の危険な関係
荒畑寒村―三人の妻の思い出
◆生前未発表
樹木希林インタビュー「40年後の夫婦観」収録 -
隣町に行けば言葉もパスタも変わる――。
イタリア料理は味わいのみならず、多様性が魅力。地域の風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法が受け継がれているのだ。
著者は南・北・中央・島々をめぐり、ポベラッチャ(貧乏食)の知恵を足と舌で探る。
またアグリツーリズムや有機農業、スローフード運動など、地域再生のソーシャル・イノベーションにも注目。
人口減少が進む日本の地方にとって、有益なヒントが満載。写真多数。
はじめに―食と社会の未来を求めて
世界初・食をテーマにしたミラノ万博 日本とイタリアの類似性 農村が未来を切り拓く
第1章 身土不二―地域に根ざした食の多様性
ランチは家でマンマの手づくり まちにあふれるメルカート―野菜・畜産・魚介 隣町に行けば言葉もパスタも変わる ハレとケ―イタリア料理の誕生と南北問題 資本主義競争に打ち勝ってきたブランド力 知と融合するス
ローフード運動 よみがえる農業/農村―その背景
第2章 北イタリア―トリノ・ヴェネト州・ボローニャ
1アルプス(山)とパダーノ(平野)が育む芳醇な食
自治都市国家の形成と経済発展 アルプスの麓・丘陵地帯
の極上食材 全世界から若者が集まる小さな田舎町・ブラ エトルリア時代から伝わるポー平原の食文化
2伝統×若者―食の新たな価値創造へ
過疎地のワイナリーで景観を守る二人の若者 伝統手法によるシャンパーニュよりも上品に―プロセッコ 暮らしの質を保障するスローシティ 肥沃な土地が極上生ハムを生み出す伝統 食のテーマパークFICOと食問題を解決するボローニャの企業 障がい者雇用と廃棄食削減に挑戦する世界的シェフ 脱工業から持続可能な都市へ
第3章 中央イタリア
―ローマ、トスカーナ、ウンブリア州
1アグリツーリズムが育む地域食と農村コミュニティ
実はローマは田園都市 素朴で等身大のアグリツーリズム トスカーナとフィレンツェ トスカーナの持続可能なアグリツーリズム トスカーナの世界最高牛―誕生秘話
無駄なく美味しく農村を守る田舎料理・リボッリータ
2上質の暮らしをブランディングする都市農村の戦略
下町文化あふれるトラステヴェレ ローマ発の屋内ファーマーズ・マーケット イタリアを有機農業先進国にした小さな農村・ウンブリア 異業種のつながりが地域を盛り立てる
第4章 南イタリア―バーリ・フォッジャ・ファザーノ
1 イタリアの胃袋を支える農業地帯プーリア
ギリシャ時代以来の異国支配ゆえの伝統 イタリアの胃袋
を支えるオリーブの一大産地 デュラム小麦と極上のパン 日本人より生魚介を食べる唯一の地域 「最も美しい村連合」 人口二万以下のまちに四〇軒以上のレストラン ラティフォンド(大地主制度)解体の余波 アフリカからの移民受け入れをめぐる試行錯誤
2 ポベラッチャ(貧乏食)の知恵
粉挽き場という公共空間 一六世紀以来の石窯―藁焼きの懐かしい香り 大地に誇りを取り戻すカリスマシェフ 水車で挽き立て小麦の絶品フォッカッチャ 人間関係が広がる若手集団ヴァザップのワークショップ 「農地でどれだけ多くの関係性を築けるか」
第5章 島々―アグリジェント(シチリア)・サルデーニャ
1 多様な文化が交錯する島々
文明の十字路・属国としての島々 サルデーニャとシチリア―異なる歴史 マフィア・山賊を生み出した統治 伝統的食材の宝庫・シチリア 世界五大長寿地域サルデー
ニャの食文化 景観を公共財として保護するガラッソ法
2 時空を超えてよみがえる伝統食と暮らし
伝統的製法による塩づくり(トラーパニ) 女性が守るサルドの伝統的チーズ、カーチョ・カヴァッロ 一二人の若者がよみがえらせた小さな村 過疎地でたった一人始めた若者の挑戦 ITを駆使したミクロミュージアムで地域再生 シチリアの保存すべき無形資産・穀物 移民少年たちをイタリア食農文化で包摂する
おわりに―日本は何を学ぶべきか
農業・農村に求められるソーシャル・イノベーション ソーシャル・イノベーションとは EUのボトムアップ型食農政策―補助から革新の支援へ イタリアから日本が学べること
コラム パスタの種類(ロングパスタ)
EU地理的表示(GI)とは
自家用魚醤コラトゥーラで地域おこし
イタリアワインの格付け
進む若者移住―トリノ大学と限界集落の連携 69 EU地域開発政策―LEADERプログラム -
司法修習生時代から最高裁の「洗礼」を受けます。
「上」にそれとなく判決の方向性を指示されます。
最高裁に逆らい、見せしめに飛ばされた裁判官もいます。
そのうえ、裁判官が俗物だから、冤罪はなくならないのです。
本書は元判事の著者が「裁判官の独立」がいかに脅かされやすいのか、そして、裁判官がいかに俗物であるかを明らかにします。
袴田事件のようなとんでもない冤罪事件が起きるのはなぜなのか。
その淵源を直視します。 -
私は長く、藤沢作品の一読者であったが、別段、作品がそのときどきの人生的テーマに解を与えてくれたことはない。教訓的作品として読んだこともない。覚えてきたのは、静謐な物語と文体が体内の深い部分に触れてくる感触である。空洞をふさいでくれるごときものを覚える折もあった。癒されていたのかもしれない。(本文より)
歳月が持つ哀しみ、自分なりの小さな矜持、人生への情熱、権力の抗しがたい美味と虚しさ、喪失感――時代(歴史)小説を舞台に、静謐な文体で人の世の「普遍」を描き続けた作家、藤沢周平。ノンフィクションの名手が、その人と作品の魅力に迫る。 -
スマホを通じてあなたにも犯罪者の脅威が忍び寄る!
闇バイト、特殊詐欺、路上売春、ランサムウェア……近年ニュースをにぎわす犯罪は、従来の常識を覆すほど「デジタル化」が著しく、犯罪者たちの顔が見えない。
たとえば「闇バイト」がその最たる例だが、犯罪者たちは、
SNSや匿名通信アプリで強盗や特殊詐欺への参加を募り、
まるでプロジェクトであるかのように犯罪ごとに集合離散を繰り返す。
本書では、警察庁によって「トクリュウ」=匿名・流動型犯罪グループと名づけられるに至ったこうした犯罪集団をはじめ、
組織構造や構成員、背景、国籍までもが謎に包まれた最新型犯罪の実態を解明し、
私たちがこのような新しい脅威に巻き込まれないよう、具体的な対策までも解説する。
著者は、警視庁マル暴刑事として長く勤務した櫻井裕一氏と、
サイバーセキュリティのスペシャリストである高野聖玄氏。
最強コンビがこれからデジタル時代における「安全」を提言する。
【目次】
プロローグ
第1章 新たな犯罪集団の脅威
第2章 ヤクザや半グレと何が違うのか
第3章 歌舞伎町に流れ込む匿名マネー
第4章 匿名攻撃者によるサイバー攻撃
第5章 SNSに蔓延する闇アカウント
第6章 新たな脅威から身を守る方法
コラム 「マル暴」こと捜査四課の移り変わり 櫻井裕一
コラム サイバー攻撃者の実態――誰が何のためにやっているのか 高野聖玄 -
生成AIの登場が世界に大きな影響をもたらし、また各地で戦争が続いている波乱の現代。
今こそ、しなやかな「教養の力」が必要なのではないか。
広島大学の名物学長と、分野の異なる8名の有識者(夏井いつき、池上彰、ティムラズ・レジャバ、元村有希子、松本紘、竹内薫、小泉悠、茂木健一郎)が、若者たちの未来に向けて語りあう。 -
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
都市の発展により多くの野生鳥が姿を消したが、一方では環境に適応することによって、積極的に都市に進出する鳥群が観察される。
その頂点に君臨するのがカラス軍団であり、いま都市にあってはカラスとヒトの知恵比べが、熾烈に進行中なのである。
本書は都市鳥研究会にあって長年、野鳥を観察研究してきた著者が、その成果を克明に報告するとともに、カラスに対する人間の愛憎半ばする感情をさまざまな文献に探る、カラス百科である。
■□■目次■□■
序章 野鳥にとって都市とは何か
第1章 銀座のカラスはカァーと鳴く
第2章 ヒートアイランドの夜
第3章 カラスを追跡する
第4章 都会派カラスの子育て法
第5章 街中のスカベンジャー
第6章 カラスの知恵袋
第7章 カラスの遊戯
第8章 カラスと人の交友
第9章 カラスと人の知恵比べ
第10章 カラスの博物学 -
淡い水彩で描かれた子どもたちの絵で知られる、いわさきちひろ。優しさに溢れた作品は、多くの人たちに愛されてきたが、その人生はあまり知られていない。
そんな彼女の55年の生涯をたどると、戦後の混沌とした時代に自立する女の生き方を志し、人間の尊厳を問い続ける姿勢が変わらずあった。
生誕100年を迎えた彼女の生涯をひもとき、作品以外に遺された日記や記者として執筆した記事などの資料、往時の活動を知る関係者の証言を通して、知られざる「いわさきちひろの素顔」に触れる。 -
日に日に高度化する生成AIが作り出す情報に、あなたの心がハッキングされる! 大災害や選挙の偽動画、組織的に展開されるスパモフラージュ、架空の口コミ――ネット空間に溢れるディープフェイクに騙されるな! 『読売新聞』の大型連載「情報偏食 ゆがむ認知」に大幅加筆の上、書籍化。
【目次より】
●第1章身近に潜むリスク
ダイエット、整形、ゲーム依存、オーバードーズ
SNSに翻弄される人々
●第2章揺れる教育現場
ネットの情報を信じ、宿題をAIに丸投げ
子どもたちの今
●第3章混沌もたらす者たち
炎上系、迷惑系、誹謗中傷
過激化するユーチューバーに迫る
●第4章操られる民意
ネット上に溢れる偽動画
不安や怒りで分断を煽る「物語」
●第5章求められる規範
多様性が失われつつあるデジタル空間
必要なものは何か? -
ダライ・ラマ14世の“Xデイ” / 韓流ムービーと朝鮮族差別 / ウイグル族と自民党 / チンギス・ハン争奪戦 / 清朝貴族の末裔の満族美人女優 / 愛国ブームで大儲けのチワン族社長 / 漢服ブームと反日動画 / 客家と陰謀論 / 福州人と対日インテリジェンス / 中国共産党の対沖縄工作……。
中国問題を知るカギは「民族」にある。
中国は漢族だけの国ではなく、56の民族で構成される多民族国家だ。さらに漢族の内部にも、客家人、広東人、福州人、潮州人と、文化や言語を異にするさまざまな集団が存在する。
彼らは現代中国の政治・軍事・経済・社会・ポップカルチャーの多様な面で顔を出し、日本社会にも大きな影響を与えている。他方、漢族の同化圧力のもと、彼らの一部は苛烈な迫害に晒されてもいる。
「中華民族の偉大なる復興」を旗印とする習近平政権は、彼らをどこに導くのか?
民族は、中国の行動原理を読み解く最大の鍵であり、無数の不都合な真実をはらむ暗部でもある。
現代日本の中国報道を牽引する大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家が、中国の無数の「民族」たちの喜怒哀楽を描き、帝国化する大国の実相をえぐりだす。 -
自分と異なる意見を持つ相手を「敵」と認定し、罵りあうだけでは何も解決しない。今必要とされているのは、「メタ正義感覚」だ――。日本に放置されているコミュニケーション不全に対し、対立する色々な立場の間を繋いで成果を出してきた〝経営コンサルタント〟の視点と、さまざまな個人との文通を通じ、社会を複眼的に見てビジョンを作ってきた〝思想家〟の視点を共に駆使し、新しい活路を見いだす。
堀江貴文氏失脚に象徴される日本の「改革」失敗の本質的な理由や、日本アニメの海外人気が示唆するもの……などをひもとくことで、「グローバル」を目指して分断が深まった欧米とは異なる、日本ならではの勝ち筋を見つけ、この20年の停滞を乗り越える方策を提示する。
また、明治神宮外苑再開発問題、再エネvs原発の電力問題、川口市のクルド人問題、歴史認識問題――現代の具体的な課題を元に、解決に向かう考え方を示す。
あらゆる「絶対」が無効化し、混迷が深まる多極化時代の道しるべとなる1冊。 -
歴史の「洗礼」を受けた土地には、不思議なオーラがある。
たたずまいが微妙にちがうのだ。
考古学の常識をくつがえした岩宿遺跡、平家一門が波間に消えた壇ノ浦、徳川の天下を決した関ヶ原、忠臣蔵の四十七士の故里・赤穂、そして特攻隊が出撃した九州南端の知覧基地――。
好奇心のおもむくまま、由緒ある町を訪ね、古代から近現代まで、自由に時間を旅する。
歴史の魅力を堪能し、思索をめぐらした紀行エッセイ。 -
310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物資欠乏……。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。アジア・太平洋賞特別賞、新書大賞受賞
-
私にとって能登は、やさしい土地だった――。二月の能登に降り立った作家が出逢ったのは、話したがりで優しい人々と、土地がもつ豊かな歴史。海女、漁師、賑わう朝市。不思議な伝承に彩られた集落の祭り。著者の旅路とともに能登半島に魅了される小さな旅行記。渡島半島から函館を巡る『津軽海峡を越えて』を併録。〈解説〉渡邊英理
【目次】
○第一部 能登早春紀行
・第一章 雪雷 能登・志雄町
・第二章 潮しぶき 能登・羽咋市
・第三章 風待港 外浦・富来町福浦
・第四章 千浦の又次 外浦・富来町赤崎
・第五章 栗ひろい 外浦・富来町富来
・第六章 アワビ 奥能登・輪島市
・第七章 民話 奥能登・珠洲市高屋
・第八章 白い山 奥能登・珠洲市大谷
・第九章 お山祭り 内浦・能都町
・能登早春紀行 あとがき
○第二部 津軽海峡を越えて
・第一章 津軽海峡
・第二章 旅は道連れ
・第三章 少年と姥神
・第四章 函館旅情
・津軽海峡を越えて あとがき
○文庫解説
旅する言葉、海と女の思想圏 渡邊英理 -
〈昭和・光と影〉
三十八歳で早逝したルポライターが三年間に発表した作品の中から、戦後の湿度を色濃くまとった日本人の姿を掬いとった秀作ルポルタージュを厳選。
田中首相退陣の契機となった表題作をはじめ、死と闘う自らを描いた闘病記「ガン病棟の九十九日」も収める。 -
病棟勤務って、どういう仕事? 救急外来って修羅場なの? ほぼ「女の世界」で、何と闘っているの? どうやって一人前になるの? 医師にイライラするときって? 患者を前に、何を考えているの? セクハラと恋愛事情は? 病院の怪談に脅える? 手術中は何しているの? 10刷となった中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編。一人の看護師が奮闘する日々を追いかけ、看護師のリアルと本音を包み隠さず明かします。
★話題沸騰! 10刷、中公新書ラクレ『開業医の正体』(松永正訓著)、待望の姉妹編 -
【序章】聖徳太子の国書に書かれた「つつがなきや」
赤虫、島虫、毛谷/聖徳太子の国書と唱歌「故郷」
【第1章】明治時代――新潟県、秋田県の謎の熱病
死の匂い/助べえ虫、エロダニ/虫掘り医者/虫送り/毛谷明神、毛蝨大明神、島虫神社/恙虫病とつつがなきや/米百俵の長岡藩とツツガムシ病/西洋人医師の現地調査と洪水熱/病原体は悪い空気?/陸軍への陳情/北里柴三郎の参上/コッホの4原則とは/日本沙蝨病研究所/毛蝨大明神、ケダニ地蔵、ケダニのお堂コ/「まなぐ凧」と菅江真澄の記録/人体実験/寝台車の連結/虫医者/野ネズミの耳の中に/思わぬ微生物の発見/4つの研究拠点
【第2章】大正時代――謎の熱病は山形県にも
新開病/北里柴三郎と福沢諭吉と大隈重信/病河原/毛谷医者と毛谷地蔵と松例祭/ケダニ退散調伏祈願/銀時計組/台湾でも/日記に決意表明/防虫白衣/「黒髪と 共に浮世の 欲を断ち」/ヴァルシャウ早きか、病原体早きか/顕微鏡で見えるか、見えないか/病理解剖への住民感情/原虫となす所のものは……/冬の有毒地にて/発疹チフスの猛威/新たな病原微生物の発見/ツツガムシの生活史/ツツガムシの新種発見/秋田での出会い/病原体はリケッチアか?/『蛍草』
【第3章】昭和時代〈戦前〉――病原体は新発見の微生物
ウサギによる累代培養とサル問題/研究室内での感染と殉職/学名命名騒動/殉職の悪夢が再び/恙虫病研究所、虫除不動尊/ワクチンの構想/精神科に協力を求める/秋田でのワクチン接種/熱帯衛生必携
【第4章】昭和時代〈戦後〉――治療薬の発見と日本各地の有毒地
新たな有毒地/インパール作戦とツツガムシ病/富士山麓でのツツガムシ病/学名命名論争の決着/治療薬、遂に発見さる/餌は蚊の卵/人知を超えた受精の方法/八丈デング/八丈島の居酒屋で/土佐のほっぱん/七島熱と二十日熱/全国調査の開始/赤い苔/ツツガムシ、〝息に感ず〟/沙蝨/鬼彈/古典型ツツガムシと新型ツツガムシ/カトー型、ギリアム型、カープ型/日本全国で感染例の報告
【第5章】平成時代――科学と感染症
早期診断法の確立/有毒の家系と無毒の家系/学名の変更/感染症法の制定の中で/アカツツガムシは棲息していた /ダニ媒介の新たなウイルスの脅威
【第6章】令和時代――ツツガムシ病と新型コロナウイルス感染症の共通点
パンデミック/アマビエ、黄ぶな……疫病退散祈願の依り代/コロナワクチン登場と押し寄せる波/コロナ収束も願った「善願の虫送り」/世界初のSFTS治療薬/間に合わなかったツツガムシ病の診断
【終章】「つつがなき」「つつがなく」は変わらず
ダーク・ツーリズムとホープ・ツーリズム -
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載
何がわれわれを煽情するのか?
北海道から沖縄までの日本各地、さらにアメリカ、インド、ドイツ、フィリピンなど各国に足を運び、徹底取材。
歴史や文化が武器となり、記念碑や博物館が戦場となる――
SNS時代の「新しい愛国」の正体に気鋭が迫る!
目次より
【第一部】個人崇拝の最前線
第一章 トランプの本拠地に潜入する 米国/トランプタワー
第二章 親日台湾の新たな「聖地」 台湾/紅毛港保安堂
第三章 安倍晋三は神となった 長野県/安倍神像神社
第四章 世界一の巨像を求めて インド/統一の像
第五章 忘れられた連合艦隊司令長官 佐賀県/陶山神社
第六章 「大逆」の汚名は消えない 山口県/向山文庫
【第二部】「われわれ」の系譜学
第七章 わが故郷の靖国神社 大阪府/伴林氏神社
第八章 消費される軍神たち 大分県/広瀬神社
第九章 自衛隊資料館の苦悩 福岡県/久留米駐屯地広報資料館
第一〇章 「日の丸校長」の神武天皇像 高知県/旧繁藤小学校
第一一章 旧皇居に泊まりに行く 奈良県/HOTEL賀名生旧皇居
第一二章 「ナチス聖杯城」の真実 ドイツ/ヴェーヴェルスブルク城
第一三章 感動を呼び起こす星条旗 米国/マクヘンリー砦
【第三部】燃え上がる国境地帯
第一四章 祖国は敵を求めた ドイツ/ニーダーヴァルト記念碑
第一五章 「保守の島」の運転手たち 沖縄県/尖閣神社
第一六章 観光資源としての北方領土 北海道/根室市役所
第一七章 「歴史戦」の最前線へ 東京都/産業遺産情報センター、長崎県/軍艦島
第一八章 差別的煽情の果てに 京都府/靖国寺
第一九章 竹島より熱心な「島内紛争」 島根県/隠岐諸島
第二〇章 エンタメ化する国境 インド/ワガ国境、中国/丹東
【第四部】記念碑という戦場
第二一章 もうひとつの「八紘一宇の塔」 兵庫県/緑の塔
第二二章 東の靖国、西の護国塔 静岡県/可睡齋
第二三章 よみがえった「一億の号泣」碑 岩手県/鳥谷崎神社、福島県/高村智恵子記念館
第二四章 隠された郷土の偉人たち 秋田県/秋田県民歌碑
第二五章 コンクリートの軍人群像 愛知県/中之院
第二六章 ムッソリーニの生家を訪ねて イタリア/プレダッピオ
第二七章 記念碑は呼吸している ベトナム/マケイン撃墜記念碑
第二八章 けっして忘れたわけではない フィリピン/メモラーレ・マニラ1945
【第五部】熱狂と利害の狭間
第二九章 戦時下の温泉報国をたどる 和歌山県/湯の峰温泉、奈良県/湯泉地温泉
第三〇章 発泡スチロール製の神武天皇像 岡山県/高島行宮遺阯碑
第三一章 軍隊を求める地方の声 新潟県/白壁兵舎記念館
第三二章 コスプレ乃木大将の軍事博物館 栃木県/戦争博物館
第三三章 「救国おかきや」の本物志向 兵庫県/皇三重塔
第三四章 右翼民族派を駆り立てる歌 岐阜県/青年日本の歌史料館
第三五章 郷土史家と「萌えミリ」の威力 熊本県/高木惣吉記念館 -
観光客を装った彼らの集合場所は東京──。
スパイやテロリストの行動を追尾し、不正な情報漏出や破壊活動を防ぐ「外事警察」。
そこにはどんな人材が抜擢されるのか。
そしてどんな職務に従事し、いかなる日常を送っているのか。
人気ドラマ『VIVANT』で描かれたように、海外での任務に就くことはあるのか。
警視庁公安部外事課OBが、秘密に包まれたカウンターインテリジェンスの実態を明らかにする。 -
「昭和史というすらりとした言い方や書き方では包括できない生身の人間の話を、生活を書きたい」
(『昭和史のおんな』単行本あとがき)。
東郷青児と情死をはかった西崎盈子、夫の出陣前夜に殉死した井上中尉夫人・千代子、保険殺人をはかった母子・徳山はつ/光子、堕胎罪に問われた女優・志賀暁子、ソ連へ亡命した女優・岡田嘉子……。
昭和のメディアを「騒がせた」女たちの苦闘に寄り添い、その人生を追ったノンフィクション。
文藝春秋読者賞受賞。
昭和100年に際し、二・二六事件の遺族を追う「雪の日のテロルの残映」が補完された完本を文庫化。
「文庫版あとがき」を収録。
〈解説〉酒井順子
■目次■
妻たちと東郷青児
井上中尉夫人「死の餞別」
保険金殺人の母と娘
志賀暁子の「罪と罰」
杉山智恵子の心の国境
チフス饅頭を贈った女医
性の求道者・小倉ミチヨ
桝本セツの反逆的恋愛
初代女性アナ翠川秋子の情死
擬装結婚の愛と真実
さまよえる「ノラ」
日中の懸橋 郭をとみと陶みさを
伝説のなかのプリマドンナ
夫の生還を信ず
小林多喜二への愛
雪の日のテロルの残映
あとがき
文庫版あとがき
解説 酒井順子 -
今は国保と無関係な会社員も、会社組織を離れれば選択肢に挙がる。退職後2年間は今加入している健康保険の被保険者になれるが、その後は再就職をするか、家族の扶養にならない限り、国保加入なのだ。何といっても70歳から74歳では、総人口に占める国保加入者の割合が75%。だから誰でも一生に一度はお世話になる可能性が高い。
その国保料は近年上昇している。大まかに単身世帯で所得300万円なら年間約40万円、所得400万円なら約50万円の保険料である。さらに会社員が加入する「組合健保」や「協会けんぽ」は配偶者や子どもなどの扶養家族がいても保険料は一人前。つまり家族分は負担ゼロであるが、国保には扶養の概念がない。そのため配偶者や子どもがいると、少なくとも年間数万円、多いと単身世帯より数十万円の負担増。一人でも高いのに、家族がいればますます高くなるこの国保料に、多くの人は加入する際、びっくり仰天するのだ。
本書は「年金生活や無職の人」と「フリーランス、自営業者」に分け、国保料を下げるポイントを紹介する。加えて滞納に悩んだり、違法な差し押さえに遭ったり、経済的に困窮して医療が受けられない状態に陥った時に「打てる策」もお伝えする。
オマケとして、支払った国保料によって所得税や住民税を安くする控除や、特別に利益が多くなった年に減税できる方法も。
弁護士とファイナンシャルプランナーによって監修を行い、日々の暮らしの助けとなる一冊。 -
加耶/任那は3~6世紀に存在した朝鮮半島南部の小国群を指す。『日本書紀』は任那と記し、「任那日本府」の記述などから長く倭の拠点と認識されてきた。だが戦後、強く疑義が呈される。歴史教科書の記述は修正が続き、呼称も韓国における加耶へと変わる。他方で近年、半島南部で倭独自の前方後円墳の発掘が相次ぎ、倭人勢力説が台頭する。本書は、古代東アジア史の大きな争点である同地域の実態を実証研究から明らかにする。
<目次>
まえがき
序 章 加耶/任那研究の歩み
1日中韓史料のなかの古代東アジア
2通説までの道程――150年に及ぶ研究の軌跡
3広開土王碑と百済三書――史料批判による精緻化
第1章 檀君神話から金官・大加耶へ
1「古朝鮮」の虚実――檀君、箕子・衛氏朝鮮時代
2三韓時代へ――朝鮮四郡と馬韓・辰韓・弁韓
3いにしえの辰国―― 三韓以前の半島南部
4二大国の建国神話と任那の登場
第2章 弁韓からの発展――4世紀の動向
1盟主・金官の台頭と揺らぎ
2神功皇后「加羅七国平定」――『日本書紀』の真偽
3百済と倭の通交はいつからか
4広開土王碑のなかの倭、任那加羅、安羅
第3章 大加耶の成長と倭臣――5世紀~6世紀初頭
1高句麗対百済・倭――5世紀前半の動向
2倭の五王による「任那・加羅」都督諸軍事申請
3大加耶の中国への遣使――「輔国将軍本国王」の冊封
4加耶・馬韓の倭臣たち――ヤマト王権と異なる倭系集団
第4章 百済・新羅による蚕食と抵抗―― 6世紀
1「任那四県の割譲」――減衰する加耶諸国
2新羅の侵攻、㖨己呑・金官・卓淳の併合
3任那復興会議――百済の招集と加耶諸国の思惑
4加耶の消滅 ――「任那日本府」とは何だったか
第5章 滅亡後―― 倭の揺れる「任那」認識
1なぜ倭は百済・新羅に「調」を要求し続けたか
2伝承と面影―― 新羅と日本のなかで
終 章 加耶とは何か―― 国民国家を超えて
あとがき
主要参考文献
加耶/任那 関連年表 -
〈昭和100年〉ほんの百年前を生きた女たちの苦闘。
東郷青児と情死をはかった西崎盈子、夫の出陣前夜に殉死した井上中尉夫人・千代子、保険殺人をはかった母子・徳山はつ/光子、堕胎罪に問われた女優・志賀暁子、ソ連へ亡命した女優・岡田嘉子……。
昭和のメディアを「騒がせた」女たちの苦闘に寄り添い、その人生を追ったノンフィクション。
文藝春秋読者賞受賞。昭和100年に際し文庫化。
■上巻 目次■
妻たちと東郷青児
井上中尉夫人「死の餞別」
保険金殺人の母と娘
志賀暁子の「罪と罰」
杉山智恵子の心の国境
チフス饅頭を贈った女医
性の求道者・小倉ミチヨ
桝本セツの反逆的恋愛
初代女性アナ翠川秋子の情死
擬装結婚の愛と真実 -
★★これが、記者と官僚を待ち受ける
5つの罠と、7つの鉄則だ!
西村 「そんな巧妙な手を使ったのか! (中略)大統領が晩餐会を欠席せざるをえないほど交渉がもめていると誘導されれば、その3時間は気が気じゃなかっただろうね」
佐藤 「ある情報を隠すために偽装論点をつくるという手口は、インテリジェンスの世界ではよくやるね。秘密をガッチリ守ろうとするとむしろ目立ってアタックされやすい。だから偽装論点をつくって、目をそらす」(本文より)
暴こうとする記者。情報操作を狙う官僚。33年の攻防を経て、互いの手の内を明かした前代未聞の「答え合わせ」。5つの罠と7つの鉄則はすべてのビジネスパーソン必読。
◆記者を攪乱する手口
◆報道された事実を潰す手口
◆意図的な情報操作を警戒する目
◆記者と官僚を待ち受ける5つの罠
◆記者と官僚、7つの鉄則
【罠】国益の罠、集団思考の罠、両論併記の罠 他……
【鉄則】ユーモアのセンスを持て、情報源を甘やかさない、甘えない、
中期の発想で予測・分析する 他…… -
他殺説を封じる強い意思──。
「戦後史最大のミステリー」と称され、今なお語り継がれる下山事件。自殺か他殺か謀殺か、さまざまな憶測と情報が飛び交う中、警視庁捜査一課が主導する捜査本部は事件後まもなく「自殺ありき」で結論づけていた。
他殺説が封印された構図とはいかなるものだったか。
捜査に従事した東京地検の検事による手記、事件の鍵を握る“元憲兵”が出入りしていた「小菅の町工場」をめぐる証言など、約20年にわたって取材を続けてきた新聞記者が発掘した新事実に基づき、事件の糸口を探る。
保阪正康氏推薦。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
●コロナ禍前後の学力の変化
四つの教育政策の盲点と求められる実態把握
松岡亮二
●〔座談会〕
落ちる「豊かさのスタンダード」
令和の大学生のリアル
岩本菜々×増村莉子×今井悠介
●学費値上げしますか? 主要大学学長アンケート
●全31大学の回答を読み解く
アンケートから見えた大学間の温度差
小林哲夫
●なぜ国公立大学の学費150万円を提案したのか
教育の質向上で日本の危機を克服する
伊藤公平
●放置された不平等の慣性(イナーシャ)
――授業料と財政支援の国際比較から見る日本の大学
苅谷剛彦
●塾代は3年間で約250万円
中学受験ブーム過熱と「教育格差」論の落とし穴
おおたとしまさ
●生活は楽でなくても実験に没頭してこその今
苦学生から科学の伝道師へ
米村でんじろう
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。