セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
日経の本コイン50%還元フェア

『医学・薬学、心理学(実用、新書)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全411件

  • 1,100(税込)
    著者:
    和田秀樹
    レーベル: 集英社新書
    出版社: 集英社

    現代日本人を読み解くキーワード

    世界を襲ったコロナ禍により、さまざまな形で私たちの心のありようは変わったと言える。
    他人と接触することがはばかられた時間を経て、他人との交流が増えたいま、人とうまくつながれず表面的な関わりしか持てなくなってしまった人や「みんなと同じ」からはずれる恐怖を感じる人は実に多い。
    これは若い人だけの問題ではなく中高年でも多く見られる現象でもある。
    本書では日本人を蝕む「疎外感」という病理を心理学的、精神医学的に考察。
    どう対応すれば心の健康につながるのかを提案する。

    【主な内容】
    ・「みんなと同じ」現象の蔓延
    ・コロナに続くウクライナ情勢を疎外感から読み解く
    ・あぶり出された人と会うのがストレスの人
    ・8050の嘘
    ・高齢者の「かくあるべし」思考と福祉拒否・介護拒否
    ・ホワイトカラーの老後と疎外感
    ・スマホの普及という新たな依存症のパラダイム
    ・コミュ力という呪縛
    ・共感という圧力
    ・疎外感とカルト型宗教
    ・周囲が心の世界の主役のシゾフレ人間
    ・対極的なシゾフレ人間とメランコ人間
    ・人と接していなくてもいいという開き直り
    ・ひとりを楽しむ能力を与える
  • 身体的、心理的にいたみを持つ人たちの語りを、どのように聞けばいいのか? 生きていくなかで出会う苦しみや死と、どう向き合えばいいのか? エビデンス重視の現代医療に警鐘を鳴らし、患者一人ひとりの物語に耳を傾けながら治療を行う緩和ケア医と、多くの吃音当事者に話を聞いてきたノンフィクション作家が、人のいたみ、そして自分自身のいたみを巡って言葉を交わした対話の記録。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「会社がつらい」という人へ
    睡眠時間をのぞけば、1日の半分を過ごしている会社。できるだけ快適にすごしたいですが、日曜の夜は会社に行きたくないと憂鬱になったり、やる気がでない、仕事に集中できないなど、多かれ少なかれ、誰もが悩みや心配ごとを抱えています。
    本書は、誰もが直面する、そんな会社の悩みや不安について、精神科医のTomy先生にアドバイスしていただきました。毎日悩んでストレスだらけで生きるなんてもったいない! 本書を読んで考え方を少し変えてみるだけで、毎日はきっと案外ラクになります!

    <CONTENTS>
    「月曜の朝が憂鬱」「会社に行きたくない」「やる気がでない」「仕事に集中できない」というあなたへ

    ●Case01 「月曜の朝が憂鬱、会社に行きたくない。日曜の夜になると気分が重くなる」
    ●Case02 「仕事に集中できない。期限が近付いているのに、余計なことをやってしまい進まない」

    ◎教えてTomy先生!
    どうしてもやる気がでないときってどうしたらいいの?

    「悪いほうにばかり考えてしまう」「失敗がこわい」「緊張して眠れない」「仕事ができないと思われたくない」というあなたへ

    ●Case03 「仕事で失敗したあとの罪悪感が大きく、いつまでもくよくよと後悔してしまう」
    ●Case04 「先輩から指摘を受けると、自分は仕事ができないと責められているような気分になる」
    ●Case05 「しっかり準備したのにプレゼンの前日は緊張して眠れない」
    ●Case06 「仕事ができないと思われたくない気持ちから、仕事の進行や悩みを打ち明けられず、結局まわりに迷惑をかけてしまう」

    ◎教えてTomy先生!
    同じ状況でも不安に感じる人と感じない人がいるのはどういうこと?

    「他人と比べてしまう」「自分ばかり損している気がする」「他人に対してイライラする」というあなたへ

    ●Case07 「同僚の成績が良かったり、企画が通ったりすると、自分はダメだと落ち込んだり、嫉妬したりしてしまう」
    ●Case08 「頑張れば頑張るほど忙しくなり、疲れてしまった。自分ばかり損している気がする」
    ●Case09 「何度指摘しても変わらない後輩に、毎日イライラして嫌になる」

    ◎教えてTomy先生!
    よく聞く「自己肯定感」ということば、高い人と低い人って何が違うの?

    「距離感の異なる人が苦手」「まわりにどう思われているか気になる」「否定されるのがこわい」というあなたへ

    ●Case10 「自分のプライベートを話してきたり、こちらのプライベートを聞いてくる上司が苦手で、毎日気が重い」
    ●Case11 「同僚のなにげない対応が気になる。嫌われているのではないか、何かしてしまったのではないかと不安」
    ●Case12 「先輩に自分の意見を言おうと思っても、言い出せず、ストレスがたまる。否定されそうでこわい」
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    社会で生きていく上で尽きないのが、人間関係やキャリアアップについての悩みではないでしょうか?

    人と人とのコミュニケーションを経て生まれる信頼は、そう簡単に得られるものではありません。

    ストレス社会に生きるわたしたちは、日々感じるプレッシャーに耐えながら過ごしています。

    趣味や娯楽を通して発散できる悩みもあれば、容易く解決できない重大なストレスもある生活の中、少しでも自分に対する負荷を減らすにはどうすれば良いのでしょう?

    人と会話することが苦手だったわたしが自分の欠点を克服するために足を踏み入れた接客業で学んだ、
    マイペースに行える自分への悩みの軽減方法を10日間にまとめて本書では紹介していきます。

    出来ることなら悩みは少ない方が断然いい。

    しかし現実はそう上手くもいかないことばかりです。

    本書は圧迫社会で生きるワーカーたちに贈る、ストレスフリーな毎日を目指すためのアドバイスを筆者の実体験を基に記した本です。

    人との接点を交えたストレスの解消方法と、自分が抱える悩みをダイレクトに解決させるために必要な発想の転換を身に着けることによって、
    これまでよりも悩みを抱え込んだまま日々を目まぐるしく過ごすだけの生活から脱出できるかもしれません。

    悩みは尽きることはありません。

    それならば信号を変えてその悩みを自身にとってのポジティブに変えてしまおう!

    常に重たい腰を上げる一歩を踏み出すための後押しを本書で実感していただければ幸いです。

    【著者紹介】
    宮野紘(ミヤノヒロ)
    二十代前半に職場や対人関係へのストレスから重度のパニック障害を発症し、
    現在は自身の体験談をもとに「気楽な生き方」へと繋がるストレスフリーな思考について執筆しているフリーライター。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    余命告知を受けた方の幸せなエンディングをプロデュースする専門職「看取り士」の柴田久美子さんが生み出した「胎内体感」によって、自己肯定感や幸福度を高める本です。

    胎内体感は自らを客観的に捉えるためのワーク「内観」をもとにしており、内観は医療や教育の現場、企業の研修など、幅広く取り入れられています。

    またマインドフルネスや瞑想との共通点も多くあります。

    ウイルスや戦争など、不安の多い社会において、ストレスの解消や安らぎを与えてくれる胎内体感は自宅でも気軽に体験できます。


    【目次】

    第一章 胎内体感「おやすみ胎内」とは?
    第二章 胎内体感とヒーリングの違い
    第三章 マインドフルネスと胎内体感の関係性
    第四章 自己肯定感や幸福感が高まる胎内体感の体験
    第五章 精神科医が紐解く胎内体感
    第六章 自宅で気軽にできる胎内体感の体験ワーク


    【著者紹介】

    柴田久美子(シバタクミコ)

    株式会社日本看取り士会 代表取締役
    一般社団法人日本看取り士会 会長
    島根県出雲市生まれ。
    日本マクドナルド(株)勤務を経てスパゲティー店を自営。
    平成五年より福岡の特別養護老人ホームの寮母を振り出しに、平成十四年に病院のない六百人の離島にて、看取りの家を設立。
    本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねる。
    平成二十二年に活動の拠点を本土に移し“看取り士”を創設。
    全国各地に看取り士が常住する「看取りステーション」を立ち上げ、岡山県岡山市を拠点に“看取り士”とボランティア“エンゼルチーム”による新たな終末期のモデルを作ろうとしている。
    また、全国各地に「死の文化」を伝えるために死を語る講演活動も行っている。
    平成三十一年三月 おとな・こども食堂「ももたろう食堂」開設。
    令和元年九月には、死生観を伝える映画「みとりし」を制作。
    全国ロードショー。令和二年四月、株式会社日本看取り士会設立 同代表取締役。
    セコム株式会社と連携をした見守りサービスなど、新たな派遣サービスをスタートさせた。
    著書に『私は、看取り士。』(映画「みとりし」原案・佼成出版社)『いのちの革命』(舩井勝仁氏との共著 きれい・ねっと)他多数。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    不安障害。

    20歳で突如診断され、人生が大きく変わっていく。

    当たり前に大学生活を送っていた私の生活、過去の私との関係性、そして未来とは。

    本書では、私のリアルを簡潔に伝えている。

    誰もがなり得る精神疾患。

    理解されているようで実はなかなか理解されていないのだということも、今回身を持って感じた。

    徐々に動かなくなっていく身体、離れていく友人、初めて夢や将来も見えなくなった。

    私は今、どん底にいる気分である。

    だが、そこから這い上がっていこうとする前向きな過程も伝わるのではないだろうか。

    今後私たちは様々な理由で人生に絶望することがあるだろう。その度立ち上がらなくてはならない。おそらく私は今、そのタイミングだったのだろうと考える。

    今同じように苦しんでいる人、その家族、そして「自分はなるはずがない」と思っている人にも読んでいただきたい。

    私たちは弱くて脆い。これは特別でも特殊でもなく、普通の大学生が書いたものである。

    ぜひ、今を生きる全ての人に届いて欲しい。

    離れた場所からでも本書を通して誰かの力になれたら嬉しく思う。

    そして「一人じゃないんだ」と、どこかホッとできる時間となっていただけたら本望だ。

    【目次】
    はじまり
    突然
    精神科へ
    予想だにしなかった休学
    休学後の孤独と絶望
    過去と恩師、前を向けるその一瞬
    私を襲った新たな病
    恨んだのは他の誰でもなく自分
    養護教諭が全てだった
    当たり前の生活も一瞬で壊れる
    最大の矛盾
    幼い頃からずっと必死に生きてきた
    凶器と優しさに苦しみながら
    諦めきれない9年間追い続けた恩師の背中
    最も大きく苦しい決断を今
    一体どこで間違えたのか
    いつかまた


    【著者紹介】
    霜花(シモバナ)
    2001年生まれ。
    不安障害・うつ病などを発症し大学を休学したが復学するまで回復せず退学。
    現在治療中。
  • ●ゲーム依存への働きかけ、かかわり方のヒントに
    インターネットゲーム障害(ゲーム依存)が世界保健機関によって精神疾患として位置づけられるなか、スマホやネット環境はさらに普及し、必須の存在となっています。誰もが使っているインターネット技術ですが、多くの人が便利に活用する一方で、のめり込んでバランスを失い、リアルの生活が破綻するほど没頭してしまう人がいます。
    ゲーム依存に陥ってしまう事情や環境は人それぞれです。本書は、依存症治療専門の医療機関である久里浜医療センターで長年患者・保護者のカウンセリング、支援にあたってきた著者が、その経験から、多くのケーススタディをマンガで紹介し、ポイントを解説することで、さまざまな家族模様から見えてくる悪循環からの脱却のヒントを探ります。
  • 1,540(税込)
    著:
    柴田元
    レーベル: ――
    出版社: 日刊現代

    実際2019年の高血圧症ガイドラインには、「診察室での正常血圧は130/80mmHg未満(75歳以上の後期高齢者は135/85mmHg未満)、家庭血圧では125/75mmHg未満」と示され、「外来血圧値140/90mmHg以上を高血圧症、130~139/80~89mmHgを高値血圧」と定義した上で、「高値血圧レベル以上(130/80mmHg以上)になると、血圧の度合いによって高~低リスクがあり、低中等リスク患者においても降圧治療の必要性が示唆される」と明記されている。これらの数値は統計学としては正しい結果ではあるが、その情報が自分にとってどのような意味を持っているのかが重要であり、それは血圧値に限らず、コレステロール値、血糖値、骨密度などにも同じことがいえる。いわばこうしたガイドラインというのは「標準化された医療」であり、患者は与えられた情報を鵜呑みにせず、示された数値が持つ意味を正しく理解することが重要なのである。
    本書では、これからの「人生100年時代」に一般患者が備えるべき「ヘルスリテラシー」について論じる。直訳すれば「健康に関する情報を理解・活用できる力」といえるが、現代はこれを身につけることが必須の時代である。提示された情報を理解する力を蓄えた上で、それが正しいか否かを見極める目を養うことも必要である。これは言うなれば「自衛」の手段を身につけるということであり、長引くコロナ禍でより一層浮き彫りになったといえる。さまざまな情報が溢れる時代において、いち個人がどのように医療および病院に向き合い、どのように付き合っていくべきかを考えさせ、正しいヘルスリテラシーを得て人生を最後まで豊かに生きる一助となる1冊をめざす。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    夫をアスペルガーではないかと疑惑を持ち続けることでの心身異常(カサンドラ症候群)が増加している。既婚の女性や結婚を考える女性に、イラスト図解でわかりやすくその解決を伝える。
  • 「経験医学から理論医学に、“パラダイムシフト”ならぬ“パラダイムワープ”をめざす」――これを信念として現場の最前線で診療と治療を行ない、「処置なし」とされた症例をさまざま改善させてきたのは、あさひ内科クリニック院長・新井圭輔氏である。新井氏は臨床のなかで数多くの糖尿病患者の治療に携わり、巷の定説を覆す「低インスリン療法」を提唱。糖尿病改善に劇的な効果が見られたことから評判を呼び、当院には全国から訪れる来院患者が後を絶たない。

    本書では、「一般的な糖尿病治療」のありかたに疑問を投げかけ、たくさんの成功実例を伴う「低インスリン療法」について徹底解説。なぜ、現状の糖尿病治療では、症状が改善されないのか? なぜ、「高インスリン療法」では患者の本質的な治療とならないのか? 話題の「糖質制限」が秘める本当の効果とは?――本書は、「低インスリン療法の効果」をメインテーマとしながら、「定説」や「専門医」の唱える治療法がまかりとおる現代医学に鋭くメスを入れる。

    本書では、動脈硬化治療法についても解説。動脈硬化は本態性高血圧の原因そのものなので、動脈硬化治療は高血圧の根本的な治療となる。その結果脳梗塞、脳出血、心筋梗塞は劇的な減少をもたらすことが可能となる。すなわち、経験医学に基づいた従来の定説であるインスリン療法に一石を投じ、理論医学に基づいた新説として「低インスリン療法」を提示する本書は、全国に1000万人ともいわれる糖尿病患者とその予備軍、ならびに定説に囚われた現代医学界に、新たな光をもたらすとともに、「定説は真実とはかぎらない」――新井氏の投げかけるこの言葉の重要性を、自然と理解できる1冊。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ◎「発達障害の支援者」が知っておきたい「相談援助」のコツを解説!

    発達障害の支援者の方にとって、日常の相談ごとへの対応は重要な役割です。ただ、「相談内容に対してどのように対応したらいいかわからない」というケースもあるでしょう。

    そこで本書では、「子ども編」と「大人編」に分け、発達障害の人や保護者などからの「よくある相談のケース」を挙げながら具体的な対応のしかたや返答のポイントを解説します。

    相談内容は「教育・経済・生活・就労」に関する領域を取り上げるため、さまざまな立場の支援者の方に役立ちます。

    ★子どもに関する相談への対応
    ◎「僕はわるくない」と訴えるケース
    ◎すぐにあきらめてしまうケース
    ◎「どうせできないもん」とあきらめてしまうケース
    ◎担任とうまくいかないケース
    ◎「同級生に子どもの障害を伝える?」というケース etc.

    ★大人に関する相談への対応
    ◎「向いている仕事を教えてほしい」というケース
    ◎「ミスを減らしたい」というケース
    ◎「障害をオープンにしたい」というケース
    ◎「障害があるのに対応してもらえない」と怒るケース
    ◎「お金の使い方があらい」というケース etc.
  • 正面から性教育を受けてこなかった50代前後の世代。ジェンダー平等、性的同意、LGBTQ。多様化の時代に必要なのは知識と倫理感のアップデート。性をイチから学び直すための一冊。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    統合失調症の家族との向き合い方がわからない。

    気をつかって接することに疲れてしまった。

    統合失調症って良くなるのか。


    家族の誰かが統合失調症に罹ってしまったら、大半の人は不安と混乱に陥いるだろう。

    そして、一般的な病でないことから深い孤独と絶望を感じるようになる。

    この本は、統合失調症の兄を持った筆者が、ありのまま感じたことを記すものである。

    兄は11歳の時に統合失調症と診断された。はじめは登校拒否に始まり、徐々に家族への暴力が激しくなっていった。

    しかし、わたしが成長するにつれて兄は次第に落ち着きを見せ始め、わたしに心を開くようになった。

    統合失調症患者としての苦悩をはじめて知り、兄の辛さを痛感した。

    もちろん、辛いのは本人だけではない。常に同じ時間を過ごす家族にとっても、精神的または身体的な苦痛は相当なものだ。

    今思えば、周りのサポートがなければ、わたしの家庭は崩壊していた。

    本書は、統合失調症の家族とともに歩んだ17年間の記録である。

    この本を読むことで、同じような家庭がいることを把握でき、状況による対処法の参考になるだろう。

    現在、統合失調症の家族がいる家庭に、何らかの役に立てれば幸いである。


    【目次】
    本書の使い方
    1部 統合失調症とは
    2部 統合失調症の兄
    3部 統合失調症の兄による具体的な事例
    4部 統合失調症の兄が暴れたときの対処法
    5部 家族で取り組んだこと
    6部 弟からみた統合失調症の兄
    7部 統合失調症の家族がいる家庭が前向きに生きていくために
    8部 2006年1月23日


    【著者紹介】
    カナルメガネ
    1985年東京都生まれ。幼少期より統合失調症の兄がいる家庭で育つ。自分の店を持つために、イタリアンレストランやカフェ、バーなどで働く。
    現在はパニック障害を患いながらもライティング業に邁進。企業案件や自身のブログ更新に精をだす。
    趣味はストリートダンスとギター、語学学習。好きな食べ物はペペロンチーノと納豆ご飯。スペイン語圏に興味があるため、独学でスペイン語を学ぶ。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    めんそ~れ(ようこそ)! 世渡り下手さん。

    私もかつては人づき合いが苦手で、生き方が不器用でした。

    世の中で要領よく立ち回れないため、自己流で突進するとパタンと倒れ、しばらく息をひそめ再び猛進。

    そして、ゴロンゴロンと転げ落ちてしまう、その繰り返しでした。

    まさに“世渡りベタベッター”のあだ名がつきそうだった当時の私。

    もがいて苦しんで悩みぬいた末に“万年笑み”でいられ「生きていてもいい!!」と心から思える方法を見つけました。

    この本があなたにとってオアシス的な存在となり、これからの人生にうるおいをお届けすることができれば幸いです。

    自分をたよる存在があらわれた時、自我が消えました。

    自分にすがる肉体のぬくもりに触れたとき、何としてでも守りたい命があることを知りました。

    「生きたい、死にたい・・・」、「死にたい、生きたい・・・」と、うつろう感情をなだめてくれたのは、息子の誕生でした。

    小さな命の成長を見届けるために私は生きなければ、と人生に対し前向きに考えることができるようになりました。

    そのような自分の変化が不思議でなりません。

    この本を手に取ったあなたの心模様は、青空でしょうか?それとも、曇り空?もしかして、嵐が吹き荒れている???

    著者のこれまでと言えば、大型台風の連続でした。

    激しい雨や鋭い稲光がとどろき、立っていることさえままならなかった過去。

    強風にさらわれ宙をはねる物体で体は傷つけられ、頭から足の先までぐっしょり濡れ寒さで身震いする己。

    そんな自分を離れた場所から冷静に見ているもうひとりの自分。

    そのもうひとりの自分がやさしく語り掛けるのです。

    「生きていてもいいんだよ」、と。


    【著者紹介】
    リズム華(リズムハナ)
    夫と息子が大好きな、歌って踊れるウチナーンチュ(沖縄人)。
    家族の夢は、世界一周!!
    夢実現に向けて、今日も世界地図を開いています。
  • ハーバード大学医学部准教授による現代社会への処方箋
    炎上や論破ゲームに乗らず、分断と差別を乗り越えるためには。ハーバード大学准教授で小児精神科医・脳科学者でもある著者が、心と脳のメカニズムに立ち戻り、激動の時代のアメリカ社会の変化を捉え、三人の子供を育てる母親の立場から考える希望の書。

    プロローグ 妊婦のワクチン啓発で気づいたThemとUs
    第Ⅰ部  炎上はなぜ起きるのか
     第1章 脳科学で考える炎上のメカニズム 
     第2章 炎上への処方箋
    第Ⅱ部 差別と分断を乗り越えるために  
     第3章 子どもに学ぶ同意とアドボカシー 
     第4章 マイクロアグレッション ムズムズした気持ちに名前がつくことで
     第5章 アメリカ社会の差別から学ぶ アジア人男性とハリウッド
     第6章 ベトナム帰還兵との対話 ThemとUsは簡単には分けられない
     第7章 沈黙を破る 「沈黙は共犯」の後で 
    第Ⅲ部 女性小児精神科医が考えた日本社会への処方箋
     第8章 子どものメンタルヘルスに向けられる偏見に打ち勝つ脳科学 
     第9章 女性を苦しめる労働環境は男性をも苦しめる
     第10章 「母」への眼差し、女性の身体の自己決定権
    エピローグ ラジカル・アクセプタンス ソーシャルジャスティスを育てるために
  • 1,023(税込)
    著者:
    片田珠美
    レーベル: 祥伝社新書
    出版社: 祥伝社

    社会にはびこる病、その原因と処方箋
    うまくいかないことがあるたびに「私は悪くない」と主張し、他人や環境のせいにする。
    やがて、周囲から白い目で見られるようになり、自分を取り巻く状況が次第に悪化していく……。
    このような「自己正当化という病」が蔓延している。
    精神科医として長年臨床に携わってきた著者が「自分が悪いとは思わない人」の思考回路と精神構造を分析。
    豊富な具体例を紹介しながら、根底に潜む強い自己愛、彼らを生み出してしまった社会的な背景を解剖する。
    この「病」の深刻さに読者の方が一刻も早く気づき、わが身を守れるように――。
  • うつ病は珍しい病気でもなく、簡単に治ることの多い病気だが、こじらせると自殺という悲劇がかなり高い確率で生じる怖い病気でもある。精神科医が「つらい気持ち」をらくにする70のヒントを教える。
    (※本書は2007/10/1に株式会社 海竜社より発売された書籍を電子化したものです)
  • 他者の心の集合体=数学が脳を育てる
    複雑系研究の泰斗が、数学は人類共通の普遍的な心の表現であり、その普遍心が脳の発達を促す、という仮説を語り下ろした刺激的一冊。

    ※この電子書籍は2015年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • SNSで急増!身体醜形症。

    1)顔や身体の気になる部分を、鏡で毎日何時間も確認している。

    2)人に見られたくないので、外出できない。

    3)自分の人生がうまくいかないのは、外見が醜いからだと思う。

    上記の3項目のうち、ひとつでも心当たりのある人は、
    「身体醜形症」という病かもしれません。

    身体醜形症は「見た目」を気にする病気ですが、本質はこころの病です。
    年齢も、性別も関係なく、誰でもなる可能性があります。

    美容整形をしてしまえば、すべてが解決する、
    と考えているのであれば、それは間違いです。

    「ありのままの自分を受け入れることができない」

    ことが、身体醜形症の根本的な原因なので、
    「整形した自分」を受け入れることができなければ、
    そのギャップに苦しみ、整形依存に陥る可能性があります。

    本書では、「ありのままの自分」を受け入れるために必要な

    「こころの免疫力」

    を高める様々なケアの方法をお伝えしていきます。

    「こころの免疫力」を高めることで、美容整形をしなくても
    身体醜形症は克服できるのです。

    あなたの「見た目」の悩みや苦しみは、本書で解決するはずです。
  • 既婚女性が夫をアスペルガーではないかと疑惑を持ち続けたことでの心身異常(カッサンドラ症候群)が増加している。既婚の女性に、そしてこれから結婚を考える女性に、その解決を指南する。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    学校の同級生、職場の上司や部下、家族や親戚。

    生きていくにあたって否が応でも避けられない人とのコミュニケーション。

    近年では顔や声を直接認識しなくとも、ある程度融通が利く程にインターネットの波は当たり前の様に日常生活に浸透している。
    だがしかし現実を生きていく中、良くも悪くも交わさなければいけない会話がある。

    相手を傷つけない言葉の選び方。
    自分が伝えたい真意をどの言葉にするべきか。
    悩みの種は尽きず、日々対人関係の中で生きる私たちは、無意識にも意識的にも今コミュニケーションという人との接し方に頭を抱えてきた。

    嫌々ながら会話を広げることは非常に心苦しく、うまく伝えられなかった時の心労もすさまじい。

    会話をしていく中で相手の印象は大きく変わり、自分の印象も等しく変わっていく。
    しかし、会話をする度に悩んでいてはどんどん対話が億劫になっていく。

    かくいう筆者は極度の人見知りで、対人関係を築くことが今でも不得手である。
    発言してから後悔することも少なくはなく、反対に相手の発言でひどく悩まされる日々も多い。

    だが、明確な解決策とはいわずとも、誰かとの距離感や関係の築き方で悩んでいるあなたにとって、
    本書のステップをすべて読み終えるころ、今よりも大きく深呼吸をして人と会話をすることが出来るようになると信じている。

    長い接客業の中で学んだ「コミュニケーションが苦手」だった筆者による「疲れないコミュニケーションの取り方」を本書では紹介する。

    自分と相手が心地よい関係を結んでいくために、いかに疲弊せず互いのことを知っていくか。
    心の中に気まずさや不満が残らない、誰にでもできる気楽なコミュニケーションの取り方に慣れていこう。

    【著者紹介】
    宮野紘(ミヤノヒロ)
    人と関わることが大嫌いだった十代から一転、人と関わる接客業を好きになったフリーライター。
    二十代前半の働き盛りに重度パニック障害を発症してから、自身の悩みや不安定な精神と共生する術をゆっくりと探している。
    前作ではパニック障害を二十代前半に発症してからの共生の方法を模索しながら気ままに生きている。
  • ●「うつ」になった大切な人への寄り添い方と自分も大切にする方法がわかる
    ●ライフイベントごとの「ストレス得点表」や「不眠の症状」で「うつ」を予測
    ●「うつ」と付き合うために知っておきたいポイントと正しい知識がわかる
  • 社員が急に会社に来なくなった――

    社員が急に会社に来なくなった。部下が鬱になった。職場全体が疲れている……。深刻化する職場のメンタルヘルス問題。その多くに社内の人間関係が絡んでいる。心のあり方は人によってさまざま。上司は部下のパーソナリティについて理解し、相手にあわせた立ち振る舞いをしなくてはならない。産業医としての豊富な経験と精神医学の最新知見をもとに、管理職や人事労務担当者が押さえておくべきポイントを丁寧に解説。予防メンタルヘルスの基本がこれ一冊でまるごとわかる!
  • 子どもの反抗期は脳に原因があった!?
    思春期の扱いづらさは脳の成長過程での未熟さや過敏さゆえだった! 未完成な脳の問題と利点を理解すれば、子どもに上手く向き合える。
    解説:渡辺久子

    ※この電子書籍は2015年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 難病を抱えて生きる人たちの多様なこころのありようを理解し、効果的な心理的支援を行うために必要な知見を心理臨床、生命倫理の視点から提供する。難病対策に関わる法律や制度の概要から、難病療養者が自己決定する際のこころの動き、自律尊重原則や正義原則など難病支援の基礎となる倫理的原則、そして難病療養者への心理的支援の実際まで、難病支援に携わるすべての人に知っておいてほしい内容を具体的に示した実践的テキスト。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    「ストレス社会」この言葉をよく耳にするのではないでしょうか。

    そもそも、「ストレス社会」って何なんでしょうね。

    未知のウィルス、戦争、犯罪、環境問題、雇用問題等、嫌な言葉に溢れているから?

    自分に得することがないから?

    どっちも世の中に嫌気が差しますよね。

    それもこれも、目の情報はもちろん、「耳から音として捉える情報」が多いことが原因だと思います。

    もう、聞きたくない、外の音や自分を取り巻く「音」に、不快感、苛立ち、不安や恐怖を抱きませんか?

    私もその1人です。

    生きているだけで辛い、未来に希望が持てないと思わされるできごとばかりで疲れてしまいますよね。

    ですが、見方を変えるだけで今まで感じてきたものの見方や感じ方が大きく変わります。

    私は社会に押しつぶされてしまった1人です。

    現在、パニック障害を発症しており闘病中です。

    家の中でも外でも恐怖や不安、発作の闘いで何もできなくなってしまった身体を救ってくれたのが『音』でした。

    「嫌な音」「いい音」について、一緒に考えてみませんか?

    私の言葉を参考程度に聞いてみていただけると幸いです。


    【目次】
    音楽との歩み
    足元から壊れていく音
    産後うつとパニック障害の発症
    音への克服と幸福感への道のり
    身近に感じる音が心地よくなる
    世間離れ
    音に助けられた
    音を嫌い、音に助けられ生きている
    まとめ
    最後に
    おまけ


    【著者紹介】
    苺(イチゴ)

    多数の文庫の中から、目を通して頂きありがとうございます。
    初めまして。
    やんちゃで元気な可愛い子どもたちとの日常に、ある日突然襲ってきたパニック障害と奮闘中の苺です。
    外に1歩踏み出すだけでも発作を起こし薬に頼りきりだった私が、現在では投薬は続けているものの、減薬に成功しつつ1人で数時間でも外出をできるまでに回復いたしました。
    そこで、同じことに悩んでいる方、日々頭を抱え疲労困憊している方の手助けをできればと思い執筆させて頂きました。
    皆様の心に、少しでも休息ができることをお祈り申し上げます。
  • 統合失調症は「100人に1人が発症する可能がある」といわれるほど、私たちにとって身近な病気です。症状は、幻覚や妄想、興奮、昏迷などさまざまで、発症から治療開始までの未治療期間が長いほど、経過が悪くなる傾向があります。しかし、病気をできるだけ早く発見し、治療に結びつければ、その後の経過は順調に推移します。早い段階で治療を行うことを早期介入といいます。この早期介入から早期治療に至る流れをどのように展開させるかが、現在の統合失調症治療のテーマとなっているのです。本書では、統合失調症の基本情報から、さまざまな症状、そして、病気から速やかに回復するための方法をわかりやすく解説しています。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    疲れやすくなった。興味が湧かない。やる気が出ない。なにをやってもつまらない・・・。
    一つでも当てはまるのなら、心が疲れているのかもしれません。
    少なくともわたしはそうでした。
    そしてうつ病になってしまいました。

    この話は特別な話ではありません。心のサインを見逃し続けた結果、こうなってしまった者の話です。
    軽症状態に落ち着きましたが、まだ寛解(病状が治まること)を目指している最中なので、結末はありません。続行中の話です。
    その上で仕事を始めたので、精神的に山あり谷ありです。落ち着かないですね。でもこれもわたしです。
    ここで紹介するのは、うつ病の軽症状態になってしまったわたしに起きたサインや、現在までの話です。なので、皆様に当てはまらない部分も出てくるかと思います。
    こんなわたしの話に少しでも興味を覚えた方へ、届けられるよう頑張って書いていきたいと思います。

    (追記で別の病気になった話もしています。こちらも前触れをスルーしていたら大変な目にあった話です。こちらもお読みください。)


    【目次】
    一章 こんなサインを見逃していた
    二章 サインのあったとき
    三章 病気の発覚・発覚直後
    四章 長期の休み
    五章 就職・現在
    六章 その前に、帯状疱疹にかかる
    七章 次に原因不明の肋間神経痛に襲われる
    八章 つい最近、新型コロナにかかる


    【著者紹介】
    河瀬 夏紀(カワセナツキ)
    二十年以上接客業に携わってきたが、うつ病を発病して退職。現在別業種につきながら治療と服薬をしている。女性。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    以前適応障害について私の人生をざっくりは喋らせてもらったのですが、
    今回はもっと具体的に、適応障害になってしまった人はどんな苦労をしていて、何をしてあげればいいのか、何はしないほうがいいのか、
    私の独自目線ですが手助けになる情報をお伝えできればと考えております。

    ここでは私の半生をまじえながら、なるべく誰でも分かりやすいように書いています。

    ですが適応障害やうつ病がどんな病気なのかよく知らない方は、あらかじめインターネットなどで調べていただければ、より理解しながら読んでいただけると思います。

    巷では大学を出て会社に就職することが幸せな人生だという価値観が強いですが、
    実はそんなことはないんだ、病気しても気楽に生きていけるんだよ、と心を休めるキッカケになってもらえればと思います。

    【目次】
    第一章 生き地獄の沙汰ももちろん金次第
    第二章 病状が続いても社会復帰できる?
    第三章 調子に乗って友達捨てるもんじゃない
    第四章 じゃあ今までの人生は間違っていたのか
    第五章 ぬぐえない価値観の壁


    【著者紹介】
    秋一番(アキイチバン)
    ペンネーム:秋一番
    1998年 大阪生まれ
    小学4年生から名門私立を目指した某進学塾に通う。
    2011年 関西の中高大一貫私立中学に合格。
    2021年 大手住宅建築会社の子会社に就職するも、適応障害を発症。社会復帰として学習塾でアルバイトを始める。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    HSP、繊細さん。

    ここ最近、随分と耳にするようになった言葉です。

    「私って繊細さんだったんだ!」と、この表現に救われた方もたくさんいたことでしょう。

    しかし、私はその反対でした。

    「あなたは本当に繊細ね(溜息)」

    「繊細さんだから仕方ないか(苦笑)」

    「そんなに繊細じゃ生きていけないよ(笑)」

    私が今まで言われた言葉たちです。語尾の()からわかるようにこの「繊細」という言葉が向けられた時、その言葉の中に少なからず一枚の壁のようなものを感じました。

    私、扱いづらい存在だと思われているな。そんな空気を瞬時に嗅ぎ取ってしまい、それは私をさらに萎縮させてしまうのでした。

    もっと強くなってみんなのように頑張らないと!と、無理を重ね続けた私はついに身体を壊してしまいました。そしてそこで初めて考えたのです。

    繊細な自分はダメなのか?今の自分を大切にしながら生きていくことはできないのか?と。

    そうして初めて私は自分を大切にしながら生きていく方法を探し始めたのです。今では断言できます。優しい、柔らかい心のまま、私たちは生きていくことができる、と。

    私が取り入れた方法をご紹介していきます。


    【目次抜粋】
    一部 生きづらそうな繊細さんたち
    二部 私らしさを大切に生きるためのワーク


    【著者紹介】
    雨(アメ)
    エステサロン勤務の後、自身の理想のサロンを目指して独立。HSPの特性を生かしてサロンを作ることにより自然と同じ特性を持ったお客様が集まるサロンとなる。
    過度のストレスにより身体と心を大きく壊したことから、サロンのノウハウを生かしたセルフケアを確立。
  • 心理学とはどのような学問か。パブロフ、フロイト、アドラー、ピアジェら、主要な心理学者は何を探究していた? 心理学史上の重要な考え方とは? 一冊でざっくりつかめる速習入門講座。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    大人になんてなりたくない、そう思ったことが何度もあった。物心ついた頃に視界に広がっていた血の繋がった父親が母親に振りかざす拳。
    安全地帯だった押入れの中で聞こえてくる母親の悲鳴と父親の罵声を毎日聞いて、気がつけばわたしには耳を塞ぐ癖がついていた。

    やがて自分が大人という括りに仲間入りした数年後、発症した重度のパニック障害にひどく悩まされる毎日が続いた。
    好きだった接客をすると過呼吸を起こし立っていられなくなる。家族と会話をするだけで胸の奥で動悸がする。人の言葉の全てがわたしを否定している。
    いつのまにかベッドの上でしか生活ができなくなり、先の未来はおろか明日のことさえも考えられなくなって、何度も模索したパニック障害との生き方。
    強引なポジティブシンキングは後々うまくいかないのが精神疾患である。元よりその考えができていたのなら早い内に見えない暗闇から抜け出せているのだから。

    そんなわたしに転機は突然訪れた。それは家族でも親友でも恋人でもない、他人という距離にあたる相手からの一言。
    「どうして自分がおかしいと思っているの?」
    ひょんなことから投げかけられた言葉は青天の霹靂だ。
    自分を詳しく知らない相手だからこそ飛び出た純粋な疑問をきっかけに、私は私の人生を見直し、はじめて自分という人間について向き合った。

    パニック障害でも人ごみを歩かなくてはいけないし、パニック障害でも人と関わることが好きな人は沢山いる。

    どうして自分がではなく、
    自分だからこそ出来るパニック障害との共生への道を切り開く。


    【目次】
    1部 人嫌いの接客業
    2部 パニック障害という精神疾患
    3部 向き合うためのステップ
    4部 パニック障害と共生していく思案術

    【著者紹介】
    宮野紘(ミヤノヒロ)
    人と関わることが大嫌いだった十代から一転、人と関わる接客業を好きになったフリーライター。
    二十代前半の働き盛りに重度パニック障害を発症し、ゆっくり共生する術を探している。
  • ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』『コード・ブレーカー』著者)激賞!
    「美しく、驚くべき若者による、美しく、驚くべき本だ。本書はあなたをインスパイアし、あなた自身と周りの人々の精神をより深く省みさせてくれるだろう」

    ジョリーは自閉症。
    ずっと、みんなとうまくやれなかった。普通の小学校にも入れなかった。

    でも彼は自分なりに世界と、人間と向き合った。
    そして気づけば高校を卒業し、大学も出て、イギリスのオックスフォード大学院に進み、修士号を取って、研究者になった。

    「自閉症でない人が、自閉症について理解できるとは思えない。僕も、自閉症でない人たちのことがわからない。お互い一生懸命説明しても、『わからないよ』って肩をすくめるだけじゃないかな」

    ジョリーは本書で自閉症の人たちを代弁しようとか、自閉症を克服できるようアドバイスしようとか、自閉症を一言で説明しようとか、そういうことはしていない。
    ただ彼は、自閉症でない「普通」の人たちのためにつくられた世界で、自閉症の頭脳をもつ人がどうやって思考し、生きているのかを少しだけ見せてくれる。
    「人間らしい」「普通」と思いこんでいる精神とちょっと違う精神や考え方がどんなものかをのぞかせてくれるのだ。

    われわれが行き詰まっているこの世界を軌道修正するための、ちょっとしたヒントもあるかもしれない。
    ダイバーシティがあたりまえになった今だから読みたい一冊。

    日本版のために、著者にオンラインインタビューを行い、本人の近況から、『自閉症の僕が飛びはねる理由』の東田直樹氏へのメッセージや、やまゆり園事件までを語る附章を特別収録。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    よく耳にする「こだわり」とはなんでしょうか?

    誰でもなんらかの「こだわり」を持ちながら生きているのではないでしょうか?

    こだわりは個性だ!と言われる場面が多くあります。一方で、こだわりは自分勝手だ!と言われることが多いのもまた事実です。

    「こだわり」と「自分勝手」は紙一重。しかし、二つの線引きが微妙なゆえに、同じように認識されてしまうのでしょう。

    実は私自身も、さまざまなものに「こだわり」を持っている気がするし、それを「自分勝手かもしれない」と感じることもあります。

    なので、この微妙なラインを改めて整理整頓してみました。

    こだわりは良いことか?悪いことか?私たちのこんがらがった頭の中を整理して、自身を見つめ直すきっかけになれば!そんな想いでこの本を書き下ろしました。

    最後までご拝読くださいましたら嬉しいです。


    【目次】
    第1章 こだわりの意味
    第2章 こだわりの現れ方
    第3章 じゃあ、自分勝手って何?
    第4章 こだわりとの向き合い方
    第5章 こだわりを味方につける
    第6章 こだわりを掘り下げる
    第7章 言葉を変換すると楽になる
    第8章 こだわりも様々
    第9章 こだわりか?自分勝手か?
    第10章 こだわり続ける


    【著者紹介】
    nao(ナオ)
    1975年東京都生まれ。介護福祉士・児童発達管理責任者・行動援護従事者で一男二女の母。

    幼少期からひたすら空想することが大好きで「こんなことができたらいいな」「明日こんなふうに過ごせたらいいな」と、空想の世界を理想郷としてなんとなくな大人になる。
    大人になり、いろいろな出会いときっかけの中で「はったつしょうがい」に触れる機会が多くなり、「はったつしょうがい」の素直な姿は、私の理想郷と感じる。
    「はったつしょうがい」であっても、ありのままの自分で居る姿が好きで好きでたまらなく、この想いを一人でも多くの方に伝えたるべく「はったつしょうがい」ための啓蒙活動を行っている。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    私の名はヘンリー。65歳。

    日系二世の父と日本人の母の下、沖縄にて生を受けた。

    当時の沖縄は未だアメリカ統治下であった為、当然私はアメリカ人として生を受け、ヘンリーと命名された。

    人に言わせると波乱万丈な人生に感じるらしいが、私本人はごくありふれた平凡な生活を送っていたイメージしか持ち合わせていなかった。

    元来、穏やかな性格なのか単なる鈍感な人間なのか自分でもよく解らない。

    若いころから一般的なアルコールの飲み方をしてきたつもりだったが、アルコールは確実に徐々に私の肉体と精神に影響を及ぼしていたみたいだ。

    ある事件をきっかけに私はアルコール依存症者と診断され、精神的な療法を受けるために精神科病棟での入院生活を余儀なくされた。

    この告白文がストーリーテーラーとしての単なる戯言か?

    アルコール依存症者の真の告白か?あなたはその最初の判断者になるだろう。

    私を含め、世間一般でも、アルコール依存症という精神的疾患を、単なる言葉としてしか認識していない現実がある。

    今回は自分自身が経験したことをもとにお話しさせていただいたが、アルコール依存症のことをどれくらい理解してもらえるかわからない。

    アルコール依存症と診断された本人と、その家族や友人の本音が少しでもわかっていただけるように、敢えて筆を選ばず語らせていただいた。

    特にお伝えしたいのは『アルコホリック』いわゆる、アルコール中毒患者に対しての偏った認識により、
    患者の家族が特別視されてしまうという悲しい現実がついてまわっていることである。

    アルコール中毒患者は暴力的で身勝手、手に負えないほど『意味もなく酔っている厄介な人間』という概念がついてまわるのは、いたしかたないことだが、
    罪のない家族にも患者本人に向けられる視線と同じような視線が注がれる状態の社会は理解しがたく、怒りすら覚える。

    ご家族、社会全体を含めて、アルコール中毒患者の精神状態、肉体状態を理解し、私たちに何ができるか共に考えていただければ幸いである。
  • 耳の聴覚は、心と体に深く関わっているばかりか、人の生き方をも反映している。聴覚は、人生の縮図でもある。耳という聴覚器官は、単なる五感の一つではあっても、その影響力は人生をも支配する。そんな聴覚の驚くべき影響力を知るための方法の一つに、モーツァルト音律療法によるによるリスニングチェックがある。いわゆる耳鼻咽喉科で行う検査を応用し、さらなる多くの検査から得られた結果から、リスニングマップ(聴覚図)が出来上がる。このマップから、心理傾向、体調、生き方、人生観までを読み取ることができる。モーツァルト音律療法の特徴は、ただ単に聴覚を検査するだけではなく、聴覚の歪みを修正し改善する特殊なプログラムを有する。そのプログラムのトレーニングに使用されるのが、モーツァルトの音楽とリズムである。ポイントは、胎内回帰音となる8000㎐の音。そして聴覚トレーニングによる変化を確認するのが絵画表現。本書は、モーツァルト音律療法によるいくつかの症例を紹介しつつ、そこで表現された絵をもとに、心と聴覚の変化を詳細に分析した記録をまとめた貴重な書。聴覚による社会的な影響や関わり、人生にまで及ぶ問題を、聴覚の改善によって解決できる可能性を探った奥深い書。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    精神疾患の病態、症状、治療法から、かかわりの工夫、ケア手法までをわかりやすく解説。豊富な図とイラストで視覚的に理解できる。精神疾患のある人にかかわる支援者や看護職、ケアマネ等の相談援助職はもちろん、当事者にも読みやすい。あらゆる方におすすめの超入門書。

    ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。
    ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
    ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • そのストレス解消法、科学的に間違ってます!!
    著者累計64万部突破! 「明大一受けたい授業」に選出された大人気教授が解き明かす世界最先端の科学的知見

    一般的に知られている「ストレス解消法」には、科学的には効果が期待できないものも多い。本書はそんな通説の間違いを、世界の研究機関の最先端研究をもとに解き明かす。医学、心理学、脳科学、社会学など、学術的エビデンスに基づく目からウロコの“本当に信用できるストレス解消法”。巷に溢れる「自己啓発本」とは一線を画す、「本当に使える方法」&「自己啓発とは何かを考える」一冊。

    (目次より)

    第1章 その「常識的なストレス対処法」は間違い
    不安でドキドキしているのは実はいい状態/悲しいときは素直に落ち込んだ方がいい/
    ネガティブなことを言われても力にできる/旅行に行かなくてもストレス解消できる/
    リラックスするには正しい深呼吸の仕方を知る必要があるetc…

    第2章 こうする「だけ」で瞬時に問題解決できる方法
    背筋を伸ばすだけでやる気ホルモンが出る/おでこをトントンするだけで食欲を抑えられる/
    手を温水につけるだけで「やる気」が出る/ヘンテコな動きをするだけで楽しい気持ちになる/
    クッションを抱きしめるだけで「幸せホルモン」は増加するetc…

    第3章 どっちが正しい? 目からウロコの「○○か××か」
    「はじめが肝心」か「終わりよければすべてよし」か/長引くのは「やらない後悔」か「やった後悔」か/行動をコントロールしているのは「思考」か「言葉」か/大金を貸した相手には「好意を抱く」か「嫌いになる」か etc…

    第4章 気持ちがラクになる 驚きの心理学的エビデンス
    ほとんどの人が一生のうち一度は精神を病む/「イライラ」した時は計算やパズルゲームをするといい/温かい飲み物を手にすると豊かな人間関係を育みやすくなる/頭のいい人ほどダマされやすい/
    嘘や偽物で人の誠実度は落ちる/「倍返しだ!」は悪循環を生むだけetc…

    第5章 コロナ時代のストレス回避ライフハック
    「リモート会議」は自己表現の訓練の場になる/「多様な集団」は時として均一な集団と大差がない/
    オープン・オフィスは生産性を低下させる/あらかじめ定位置を作ることで、スマホのダラダラ見を防ぐ/仕事をする場所を変えるとクリエイティビティが上がるetc…
  • 親から虐待を受けた子は、計り知れない心の傷を負う。多くの場合死ぬまで苦しみ続け、最悪の場合、自殺してしまうこともある。どのように「親」と決別し、自分の人生を歩んでいったらよいのか。運命を変えて自由になるには、それまでの思考を変えることだ。発達段階と親との関係を読み解くことで、育った環境、親からの影響を自覚し、必然性から抜け出す。精神科医が指南する「親との別れ方」。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    自分は本当に双極性障害なのか。自分と同じ双極性障害の方々はどんな人生を歩んできたのか、どんな気持ちで双極性障害と向き合っているのだろうか。

    そんな疑問をお持ちの方や、そのご家族の方々のために本書を執筆しました。

    双極性障害とは、とてもハイテンションで活動的な躁状態と、憂鬱で何もやる気が起きない無気力な鬱状態を繰り返す障害であり、現在のところ完治させる方法は見つかっていません。

    世の中には双極性障害の本が多数あり、発症のメカニズムや症例、対策などに関して色々な意見が述べられています。

    しかし当事者から見た視点があまり書かれていません。

    そこで本書は、双極性障害の当事者である著者(まるばつ)が、当事者のこれまでの一生を双極性障害の観点からエピソードとしてまとめています。

    また、これまでの双極性障害への思いの変化も合わせて記載しています。

    この本を読んで、自分のエピソードに重なる部分が多くある方は、双極性障害の可能性が高いと自分自身で認識できると思います。

    また双極性障害への思いに関しても、自身の今の思いと比較することで、今後前向きな思いを抱いていただける一つのきっかけになるのではないかと思います。

    前置きが長いのは個人的には好きでないので、双極性障害への今の思いを結論として先に述べさせて頂きます。

    双極性障害は、ほんとうに面倒臭い守護霊みたいなものです、時にイラッとしたりしてしまうこともあります、時に双極性障害になったことを後悔することもあります。

    始めは双極性障害のことをとても憎んで憎んで憎んでいました。

    ただ、今となっては双極性障害になったおかげで、ならなかった時よりもずっと幸せになることができたと思います。

    だから双極性障害には、正直とても感謝しています。これは決して強がりではありません。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    見えない将来に対して不安でいっぱい

    あることないことを考え過ぎてしまう

    人と関わるのが怖い

    悩みや心配事でいつも頭がいっぱい

    このような悩みを持つ方のために本書を執筆しました。

    筆者自身も、不安や悩みを抱えて、苦労した経験があります。

    上手くいかなかったらどうしようということを延々と考え続けてノイローゼ気味になったり、自分の限界を超えて追い込んでしまったりと色々ありました。

    しかし、感情について学んでいくと、自分との向き合い方が変わり、精神的な負担が少し軽くなりました。

    本書では、不安のメカニズムについて解説し、不安とどう付き合っていくかということについて、いくつか方法を提案していきます。

    本書を読むことによって、不安に対してどのような予防策を立てられるか、どうしたら心を落ち着かせることができるかがわかります。

    また、不安と上手に付き合えるようになると、日々の生産性や満足度があがります。

    簡単に取り組めることと、自分でできることを重視して書いているため、気軽なセルフケアとして是非ご活用ください。


    【目次抜粋】
    一部 不安について
     一章 不安の仕組み
     二章 現代社会における不安

    二部 不安を落ち着かせる
     一章 大丈夫だと思うために
     二章 マインドフルネス

    三部 自分の心の中を知る
     一章 自分の不安について知る
     二章 バイアスに注意する

    四部 不安に備える
     一章 不安と意思決定
     二章 不安の対策

    五部 それでも問題が発生したときは
     一章 失敗を受け入れる
     二章 挽回して取り戻す



    【著者紹介】
    雪野琴音(ユキノコトネ)
    某理系大学を卒業し、現在は、本の執筆やデジタルで生計を立てることを実践中。
    在学中は、ストレスマネージメントについて研究し、セルフケアを目的としたアプリケーション開発に取り組む。
  • 韓国で10万部超のベストセラー!
    「きっとあの人は私の本当の姿を知ったら離れるだろう」
    「嫌われたらどうしよう? 失敗したらどうなるだろう?」
    「こんな私が生きる意味はあるのだろうか」
    低い自尊感情、愛情の欠乏、異常な完璧主義、不安や憂鬱
    このような否定的な感情によって、自らを追い詰めてしまう時があります。
    どうにかしたいともがきますが、何が問題で、一体どうすればいいのか分かりません。
    本書はこのような人たちに向けた、脳科学と心理学からの処方箋です。

    ●著者が臨床心理士として関わった8人の患者の相談事例を、共感を抱きやすい物語形式で紹介。
    ●脳科学の研究成果に基づいた根拠を示して、曖昧な心の問題を分析。苦痛の原因が明らかに。
    ●時には「頭をなでてくれるような」、時には「痛いところを突くような」丁寧な語り口の文章。
    ●これまでの“非現実的な自己啓発書“と異なり、単なる楽観・一時的な解決ではない、
    現実的な希望と根本的な改善への道筋を示してくれる1冊。

    第1章 努力する。しかし、頑張らない。
    第2章 相手を試さないこと
    第3章 完璧主義な考え方から来る不安に振り回されないこと
    第4章 意味を探そうとしないこと
    第5章 あなたについてむやみに話さないこと
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    「健康的な暮らし」という言葉そのものはたくさん耳にします。

    健康的な暮らしとは何か?と考えてみると、「3食バランスよく食べる」「適度な運動をする」「1日に8時間程度の睡眠をとる」「適正体重でいる」などなど挙げられるかと思います。

    これらを満たした生活を続けるのは難しいという方も多いかと思います。

    私も、自炊したり考えて食材を買う余裕のある時は3食バランスよく食べることができますが、余裕のある日ばかりではありません。

    食事内容の記録を続けていると、ビタミンB12が足りなくなる傾向にあるようで、改善をし続けるのも難しく感じます。

    1日に8時間程度の睡眠も、取れる日と取れない日両方あります。

    睡眠の質を上げられないこともあります。

    また、適正体重でいる(維持する)ということも私にとって難しいことです。

    物心ついた頃から標準体重~軽度肥満をうろうろしていた私に適正体重はやや理想が高いものです。

    というように自分をケアする方法がわからない、どうやって方法を見つければいいかわからないという人に向けて今回執筆しました。

    「こうしてみたらどうだろう?」のきっかけになれば幸いです。

    【目次】
    1:セルフケアは必要?
    1-1:私とコミュニケーション
    1-2:私と感覚
    1-3:感覚がまばらだと…
    1-4:力に気づくこと
    1-5:現状維持するために
    1-6:現状維持するための工夫
    2:自分なりのセルフケア
    2-1:自分を見つめる視点
    2-2:セルフケアの一例


    【著者紹介】
    きなりいろ(キナリイロ)
    1999年生まれのASD当事者。
    自己肯定感と自己効力感って違うよなぁと考えるこの頃。
    大学で勉強中。
  • 調子が悪いとき、「気持ちの問題」などと言われることがある。だけど心のはたらきは、実は脳が生み出す生理現象に過ぎない。あいまいで実体のなさそうな心を「脳科学」から捉えなおして、悩みにとらわれすぎない自分になろう。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    私はごくごく普通のいたっておかしな人間です。

    24歳で176センチというタッパを持ち、いい大学を卒業せてもらいながら、周りの友達とは違って定職にもつかずフラフラと生きています。

    なんて不真面目な男なのでしょう。

    でも誰も私のことを責め立てたりしません。

    イケメンでスタイルがいいから? それもあるかもしれませんが、正確には私が適応障害だからです。

    聞き覚えのある方もいれば、全く知らないという方もいるでしょう。

    たまに芸能人の方で発症してしまう方を耳にします。

    私も自分がそうなるまで何も知りませんでしたが、なってみるとかなり辛いものですね。

    また意外と経験がある方も多いそうです。

    今回このエッセイを書かせていただいたのは、もし同じような病気症状で苦しんでいる方がおられるなら、
    あくまで一例ですが私の経験を参考にしていただき、心を安らげるきっかけになればなと思った次第です。

    何かこれを読んでくださる方のプラスになればなとは思っているのですが、なかなか難しいですね。

    どちらかといえば、ありのままお伝えしてたまにくすっと笑って気を楽にしていただけるならそれが一番かもしれません。

    【目次】
    第一章 真面目に生きてきたつもりだった
    第二章 最悪の時代
    第三章 真面目なつもりはおかしな奴で
    第四章 急転直下の一日
    第五章 生きるのに理由がいるか?


    【著者紹介】
    秋一番(アキイチバン)
    大阪生まれ大阪育ち、小学四年から受験勉強を始め、西宮の私立中学へ進学。紆余曲折ありながらエスカレーター式に大学法学部へと進学。
    電力会社に就職するも、適応障害を発症し試用期間の二か月で退職。現在は非正規の塾講師として働きながらウェブライター活動を続ける。
  • 1,650(税込)
    著:
    岩田千佳
    レーベル: ――

    悩みのトンネルをさまようあなたに知ってほしい
    不安の正体と、不安から解放される方法を心身医学の専門医チカ先生が教えます!

    他の人からどう見られているか気になる
    「まじめだね」と人から言われるし、自分でもそう思う
    常に満たされない思いが心のどこかにある
    本音ですべてを話せる相手が一人もいない
    幸せな時でも「今がピークだから絶対に下がる」と思ってしまう

    一つでも当てはまることがあるなら、あなたは不安に捉われているかもしれません。

    人は未来のことが不安です。
    「未来の起きてもいないこと」を、「今」に引っ張ってきて悩むのです。

    心に広がる不安は身体に影響を及ぼし、身体の不調は、さらに心の不安を引き起こすことも……。

    本書では、この漠然とした不安をあえて「不安ちゃん」と呼び、様々なシチュエーションで出現するあなたの中にいる不安ちゃんの正体を一つ一つ明らかにしていきます。

    不安ちゃんが生まれるしくみを理解することで、あなたの人生は楽しいものに変わっていくに違いありません。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    今から約11年前、私は長男を出産した時に重度の産後うつを発症し、医療保護入院を経験しました。

    産後うつは産後の女性なら誰しも罹り得る精神疾患です。

    出産前の私は、産後うつなんて自分には関係ない、と思っていました。

    しかし私は、出産した直後から、身体と心が何かおかしい、と感じ始め、産後二日目にはこれまで経験したことのない精神の不調感が襲い掛かってきました。

    産後一か月半の時、完全に病に倒れ精神科病院へ入院することとなりました。

    緊急入院先の病院で受けた診断は、「重度の産後うつ病」。

    そして私は、自分の命を守るため、と言われて半強制的に精神科病院の隔離病棟へ入院させられました。

    入院期間は、2か月超に及びました。

    産後一か月半の幼い子どもと、途方に暮れる夫を残して。

    入院中も色々なことがあり、何とか退院してからも家事と育児、夫の職場復帰や私の通院で大変なことの連続でした。

    献身的な夫の支えのおかげでどうにか乗り越えることができました。

    しかし今改めて振り返ってみると、私にはあの時、周りに相談できる人や支えてくれる人が夫以外に誰もいなかったのです。

    現代社会では核家族化が進んでおり、産後の傷ついた母体をケアする人がおらず、子育て環境も孤立が深まっている状況があります。

    出産直後から母親が一人で子育ての全ての責任を抱え込んでしまい、母体の回復もままならず潰れてしまう事例は、私を含めて増えてきていると感じます。

    自分に異変を感じた時にSOSを出すこと、またそれを受け取ってくれるパートナーや家族、相談先を確保しておくことが重要ですが、当時の私はそれに気づくこともできませんでした。

    これから出産を予定されている方、最近出産された方で孤独や孤立を感じている方、パートナーや家族フォローの体制が整っていない方。

    私の経験談を通じて、産後うつ対策で気をつけて欲しいこと、産後うつになった時の対処方法について、私なりに考えた方法をこれからお話ししていきます。

    少しでも産後うつで苦しい思いをしないで済み、お役に立てれば幸いです。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    いま、しんどい思いをしていますか?

    変わりたくても変われない。行動したいのに動けない。

    本書はそんな人をそっと後押しするための本です。

    文字を読むのがしんどい人は、一日五行でも大丈夫。

    私は数年前、うつ病を患っていました。生来の繊細な性格であった私は、多方面からのストレスが限界に達し、心も身体も破綻したのです。

    何とかして人生を変えたい、自分を変えたいとあがき、しかし何もうまくいかず絶望していました。

    その壊れようときたら、文字が読めなくなるほど。

    そんな私はいまこうして、自分の経験を文字にするということをしています。これはあの頃の私からしたら考えられないことです。

    変わり始めたのは、ほんの少しの工夫からでした。

    本書に記したのは、私が医師の治療なしにスマホだけを用いて実際に効果を得てきた方法。

    これをぜひ、いま精神的にしんどい思いをしているみなさんにお伝えしたいのです。

    あなたの人生の主導権は、あなたがにぎる。

    そのための「道順」を記します。

    この実践で、あなたは必ず変われます。


    【目次】

    本書の使い方
    一部 心身の健康、その基本の知識
     1章 思考の知識
     2章 睡眠の知識
     3章 食事の知識
     4章 活動の知識

    二部 人生から変わる記録術
     5章 記録術の方法
     6章 思考・メンタルの記録
     7章 具体的行動の記録


    【著者紹介】
    仲葉彗(ナカバケイ)
    長いうつ病罹患を経て理系の大学院を中退。大きく路線変更し小説家になることを志す。
    その後、科学的知識、思想、実学、あらゆる観点から自分の人生を見つめなおし、数年かけて独自の方法で生活改善のメソッドを作り上げる。
  • なぜ、その犯罪は起きたのか――。

    日本犯罪学会、日本司法精神医学会、国際犯罪学会世界大会等で発表された60の重大犯罪症例を収録。
    “患者”が引き起こしたとされる事件の原因を、神経生理学や精神病理学的見地はもちろん、脳波計量解析なども用いて詳細に分析した犯罪精神医学研究の決定版。

    ・妻、娘、父、父の内妻の4人を殺害した男性の脳波と脳奇形
    ・強盗殺人、死体遺棄で死刑確定した男性の神経生理学的鑑定
    ・てんかん(精神運動発作型)の朦朧状態における両親殺害
    ・双極性障害Ⅰ型と考えられる症例の治療経過
    ……ほか
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    物事には優先順位というものがある。

    もちろん自分の中にも優先すべきことはあるだろう。

    どうしてもやりたいことをやろうとするのは、ごく普通のことだ。

    だが逆に考えればやらないことを決めた方が楽、ということもある。

    何をすべきかではなく、何をしないかを決めることで気持ちが落ち着くこともあるのだ。

    生きているとストレスは必ず生じるものである。

    それを完全に排除することはほぼ不可能だ。

    だが自分である程度まで減らすことは可能だと私は考えている。

    その中のひとつの方法として、これをしない、という決まりごとを作るのはとても有効な手段だ。

    自分にとって過密なスケジュールではないか。

    タスクを積み過ぎていないか。

    どこで力を抜けば効率が上がるのか。

    また、どうすれば気分が落ち着くのか。

    それらは一旦、全てを棚上げして第三者の視点で見つめ直さなければ判らないことだ。

    特に追い詰められている時ほど、判りにくくなっているだろう。

    もちろん双極性障害II型でなくても、やらなくていいことを決めた方がいい場合はある。

    だが双極性障害II型で浮き沈みの激しさに苦労している人は、それを決めることで生きやすくなる。

    この本がその一助になるなら幸いである。

    【目次】
    双極性障害II型の特徴
    やりたいことと、やらなければならないこと
    スケジュールの怖さ
    やりたいのにできない
    できないことは無理しない
    前を向いて歩こう
    反省と後悔は違う
    SNSとネットサーフィン
    考え方と注意すること
    日頃の生活、トラブル処理
    適度に力を抜いた先
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    あなたは勉強をすることが好きですか?

    「興味のあることならいくらでもできるんだけど…」「やることがたくさんあると全部こなせないんだよね…。嫌いなわけじゃないんだけど」

    などなど、心の底からやりたくないわけではないものの、続けられないなどのケースがあるかと思います。

    自分に合った勉強方法を見つけるにはどのような部分に目を向けたらいいのでしょうか。

    ASD当事者であるという視点から、自分の特性や傾向を理解していった流れを小学生、中学生、高校生、大学生に分けてお話しできたらと思います。

    少しでも自分と向き合う足掛かりになったのならば幸いです。

    【目次】
    1:好きがいっぱい
    1-1:英会話
    1-2:ピアノ
    1-3:漢字
    1-4:勉強状況は?
    2:なんだか、うまくいかない時期
    2-1:できなくなったこと
    2-2:そんな中でもできたこと
    2-3:周りの声
    2-4:勉強との向き合い方
    3-1:全日制高校
    3-2:通信制高校
    4-1:大学生
    4-2:私自身の特性

    【著者紹介】
    きなりいろ(キナリイロ)
    1999生まれのASD当事者。
    自分を見つめて向き合うことは安定の近道なのかもと考えるこの頃。
    資格取得に向けて大学で勉強中。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    私は現在(2022年)、34歳です。

    14歳の時に統合失調症を発症しました。

    去年(2021年)、主治医の意見書に統合失調症が寛解(かんかい)と書いていただきました。

    統合失調症が寛解(かんかい)するまでの間に約20年かかりました。

    20年の間に様々な仕事を経験しました。

    症状がありながらでの仕事だったため、大変でしたが私としてはデイケアに通うより仕事をしていたほうが、症状が安定しやすかったです。

    さすがに絶不調の時は、自宅療養をしていましたが・・・。

    また仕事をしていると収入ができるため、金銭的に少しだけ余裕がでて、趣味などにもお金を使えるようになりました。

    これも仕事と同じく自分に合う趣味をすると体調が安定しやすかったです。

    しかし、自分に向いていない仕事や合わない趣味をしていると、安定していた体調もみるみる崩すようになりました。

    そんな経験から、私が経験して良かった仕事・趣味、悪かった仕事・趣味を一覧にして、皆さんに読んでもらい、
    今後の仕事や趣味に活かせてもらえたら嬉しいなという想いで本書を書きました。



    【目次】

    本書の使い方

    1部 仕事
     一章 飲食店
     二章 登録制の単発仕事
     三章 運送会社
     四章 マルチ商法(ネットワークビジネス)
     五章 バイク(新聞配達・郵便配達)
     六章 住宅メーカーの工場
     七章 就労継続支援A型事業所
     八章 食器洗浄(障がい者雇用)
     九章 就労継続支援B型事業所
     十章 就労移行支援事業所
     十一章 個人事業主(フードデリバリー・ライター)

    2部 パワハラについて

    3部 趣味
     一章 経験して悪かった趣味(あいうえお順に記載)
     二章 経験して良かった趣味(あいうえお順に記載)

    4部 小さな喜び・楽しみ
     一章 小さな喜び
     二章 小さな楽しみ

    5部 治療のためにボーとすることのすすめ

    6部 前向きに生きられる言葉



    【著者紹介】
    まめた(マメタ)
    生粋の三重県人。
    座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」
    ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    やる気がないときに、どうやってやる気を奮い立たせるのか。

    集中力が切れたときに、どうやって集中を維持するのか。

    皆さん悩んでいるかと思います。

    はっきり言ってわたしもアドバイスを受けたいくらいです。

    そんなわたしですが、友人から、どうしたらやる気が出るのかと質問されることがあります。

    そんなのわたしが聞きたいわ~と思いながら、それでも自分なりの方法をアドバイスするのですが、酎ハイさんみたいにやる気が出ないんだよねって言われることがあります。

    わたしだってやる気満々ってわけではないのですけれどね。

    やる気があるように見えるのでしょうか。

    この本では、そんなやる気の出ない方へ、わたしなりのやる気の出し方や、集中力の保ち方を披露できればいいなと思って、パソコンのキーを叩いています。

    最もわたしが集中力とやる気が発揮できる仕事は、パソコンに向かってキーを叩いている時なのですけれど、
    これって、普通じゃないみたいなので、普通にやる気を出し、集中できるようにする方法を書いていきますので、お付き合いください。

    【目次】
    やる気が起きない原因って何でしょうか?
    物事を習慣化するのが、コツ
    誰でもかんたんにできる集中方法
    書かれた方法だけじゃ限界だよという方のために!
    知り合いの精神病患者にもすすめている!
    集中力が続かない原因は色々ある
    とっておきの方法はあるのか
    集中力とやる気の関係はわかってもらえたでしょうか

    【著者紹介】
    酎ハイ呑兵衛(チュウハイノンベエ)
    新潟県在住
    血液型B型
    精神障害を持っていると診断されながらも、元気で活動中!
  • 生前にはアメリカの医学界を陰で支配しているとまで言われながら、没後はその名さえ忌み嫌われたハリー・スタック・サリヴァン(1892―1949)。1970年代にアメリカ精神医学の源流として再評価され、さらに近年、人間社会と精神疾患の関係を論じた先駆者として再注目される精神医学者の、本邦未訳の論考を中心とした著作集。
    サリヴァンが生涯をかけて訴えたのは、人間同士の差異よりも、互いを結び付けているものに着目することの重要性だった。患者一人ひとりを診るのではなく、「人間集団に対する精神医学」を唱えたのである。しかし、「個性とは幻想である」という見解は当時、あまりにラディカルでほとんど危険思想のように受け取られた。今世紀になり、「トラウマ理論」や「発達病理学」といった学際的研究領域が確立してようやく、サリヴァンの提出した課題に科学として取り組めるようになったのである。
    本書は、初出出典に基づいて訳出した日本語版オリジナルの論集で、徴兵選抜、戦時プロパガンダ、反ユダヤ主義、国際政治など、実社会に関する特に重要なものを選んだ。収録した12編のうち11編は、日本で唯一未訳の著書“The Fusion of Psychiatry and SocialSciences” にも収められている。
    なお、編訳者の阿部大樹氏は、サリヴァン『精神病理学私記』で日本翻訳大賞を受賞。今年10月に京都で開催される「サリヴァン・フォーラム」にも登壇する予定。

    目次

    編訳者まえがき

    第一部 精神医学とは何か
    精神医学入門三講
    社会科学百科事典『精神医学』
    黒人青年についての予備調査
    症例ウォレン・ウォール
    個性という幻想
    不安の意味

    第二部 精神医学の応用
    プロパガンダと検閲
    反ユダヤ主義
    精神医療と国防
    戦意の取扱いについて
    リーダーシップの機動化
    緊張――対人関係と国際関係

    索引
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    産んでくれと頼んだ覚えはない。

    漫画やドラマで見聞きするようなセリフだが、これを実際に口にしてしまう恐れがあるのが、双極性障害II型の軽躁状態である。

    その言葉に激しく傷つく親と、言ってしまったことが戻らないことに深く後悔する双極性障害II型の患者との関係は、放置しておくと悪化していく一方である。

    反抗期に入った子どもなら、もしかしたらそういうことを口にするのかも知れない。だが恐らく本気ではないだろう。

    ところが双極性障害II型の軽躁状態の場合、こういうことを本気で言ってしまうのである。

    ただし、軽躁状態が落ち着いて寛解期、またはうつ状態へと移行すると、途端に後悔してしまう。

    後悔が深すぎると相手を傷つけたことが恐ろしくなり、自らの命を絶つことすらある。

    言われた家族の悩みも深くなる一方だろう。どの程度の年齢で発症するかにもよるが、幼い頃に発症した場合、手がつけられないほど暴れまくることもある。

    軽躁状態になると周囲が全て敵に見えるからだ。そんな子どもの世話をする親の苦労は計り知れない。

    悲しいすれ違いや諍いができるだけ少なくなって欲しいと思い、これを記すことにした。苦しむ人の一助になれば幸いである。

    【目次】
    軽躁状態のスイッチ
    聴く役はひとりでなくていい
    歩く迷惑
    家庭内での心ない言葉
    無意識の攻撃
    振り返ると酷い
    抑制できなくはない
    扱いにくい双極性障害II型
    やり返されると弱い
    運動、旅行、そして趣味
    感謝と恩
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    数ある本の中から本書を手に取っていただきありがとうございます。

    最近、統合失調症の体験が書かれた本を多く見かけるようになりました。

    しかし、ご家族様に向けてのアドバイスを患者本人が書いた本は見かけないと思いました。

    ご家族様が統合失調症を患っている方に向けて、僕のリアルな病歴とともに、患者にとっていかに家族の存在が大きいのかを知ってもらえるように書きました。

    僕の経験から統合失調症の回復には家族の協力が欠かせません。

    家族の協力のおかげで、2002年に発症した統合失調症が約20年の歳月をかけて寛解いたしました。

    ただ残念ながら現在も症状は少し残留しております。

    おそらく主治医が寛解と意見書に書いてくださったのは、「症状と折り合いをつけていきなさい」という意味で書いていただいたのかなと思っています。

    本書の目的は、僕が治療中に家族からしてもらって回復に役立ったこと、回復の妨げになったことを知ってもらい、治療に役立てていただくことです。

    【目次】

    本書の使い方

    1部 僕の生い立ち
     一章 素行の悪さ
     二章 統合失調症の発症
     三章 高校卒業後

    2部 付き添い

    3部 お見舞い
     一章 保護室
     二章 1週間に1回が疲れない
     三章 本気度が伝わってきた

    4部 自宅療養
     一章 治療の基本は服薬
     二章 よく寝ます
     三章 コミュニケーション

    5部 リハビリ
     一章 デイケア
     二章 就労継続支援B型事業所
     三章 就労移行支援事業所

    6部 社会資源
     一章 障がい者手帳
     二章 障がい年金
     三章 家族会

    7部 生活をやっていくために
     一章 お金の管理について
     二章 家事について
     三章 仕事について

    8部 暴れることに関して


    【著者紹介】
    まめた(マメタ)
    生粋の三重県人。
    座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」
    ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    自分の敵と認識した誰かを消したくなる。

    誰よりも自分が正しいと突き進む。

    人の迷惑など気にしたことがない。

    金銭感覚が大雑把になったり、人と揉めごとを起こしたりする。

    その割に仕事は何故か捗ったり、アイディアがどんどん湧いて出てくる感じがする。

    そういう状態に一気に振り切れることはないだろうか。

    これは双極性障害II型の軽躁状態と呼ばれる状態である。

    そうかと思うと急に自分の存在は害なのではないか、誰かに迷惑をかけ続けているのではないか。

    自分はどうして生きているのか判らない。

    そんな思いに囚われることがある。

    これは双極性障害II型のうつ状態である。

    このうつ状態と軽躁状態を行ったり来たりするのが双極性障害II型の特徴だ。

    落ち着かない状態に疲れ果て、まるで電池が切れたように何もできなくなったりもする。

    そうなるともう、人生を楽しむどころではない。

    そう感じる人もいるだろう。

    だが諦めることはない。

    世の中には色々な面白いこと、楽しいことがあるのだ。

    双極性障害II型で苦しんでいる人々に少しでも生きる意欲が湧いて欲しいと思い、私自身の経験に基づくことを書いてみたいと思う。

    つらい思いをしている人に届けばいいと心から願っている。


    【目次】
    軽躁状態の攻撃性
    ゲームの功罪
    ゆるりと生きる
    罠を罠と見抜けるように
    生き物と触れあうこと
    書くことによる平穏
    音楽と「音が苦」
    映像の楽しみ方を探す
    食事と嗜好品を使う
    自然の中に身を置くこと
    夜空の星と月
    写真とインターネット
    叩きつけろ!
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    何となく自分に自信がもてない。

    人と比べて落ちこんでしまう。

    ついつい周りの様子を伺って疲れてしまう。

    自分の意見を言うのが苦手。

    上記のような悩みを持つ方のために本書を執筆しました。

    筆者自身もこの問題では、大変悩んだ経験があります。

    人付き合いで疲弊してしまったり、結果が出ないことで悩んだり、自分以外の人間になりたいと思ってしまったり・・・。

    そんなある時、スポーツ選手についての話を読み、メンタルを整えることがいかに大切か学びました。

    そして、多くの書籍や個人の経験談などを読み、実践に取り組みました。

    本書では、筆者の経験をもとに、承認欲求に焦点を当てて詳しく書いています。

    承認欲求のメリットとデメリットを解説したうえで、効果のあった方法や、継続するポイントをご紹介していきます。

    本書を読むことによって、人付き合いで疲れた心をケアし、自分を労わる方法がわかります。

    自分を労われるようになると、モチベーションの向上やモチベーションの維持がしやすくなります。

    また、自己理解を深めていくことで、自分との付き合い方がわかります。

    簡単に取り組めるものばかり書いてあるので、ぜひお試しください。


    【目次】
    本書の使い方
    一部 承認欲求とは
    二部 自己肯定感を育てる
    三部 対人関係対策
    四部 生活習慣とまとめ


    【著者紹介】
    雪野琴音(ゆきのことね)
    某理系大学を卒業。
    在学中は、ストレスマネージメントについて研究し、セルフケアを目的としたアプリケーション開発に取り組む。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    私は約20年間、統合失調症を患っています。

    この本は同じ当事者として統合失調症で苦しんでいる方に向けて、私が経験してきたことや、回復した治療法と対処法、気づき、生活の工夫、言葉を書いたものです。

    この本には私の約20年間分の統合失調症との付き合いが載っています。

    第1部から第4部までは私の病歴とともに良くなった治療法や気づき、私からのアドバイスが書いてあります。

    第5部は治療の基本である睡眠・食事・運動について。私がいろいろ試したことも書いてあります。

    第6部は社会資源と問題提起が書いてあります。

    第7部は生きる糧になった言葉が書いてあります。

    病に打ちのめされている時は本を読んだほうが良いとわかっていても本を読むのが大変です。

    この本はそんな方に向けてできるだけ文字数は抑えてあります。


    【目次】
    本書の使い方
    1部 劇的に回復した治療法
    一章 発症から初めての入院まで
    二章 入院治療から退院・デイそして本との出会い
    三章 いよいよ本題 劇的に回復した治療法

    2部 2度あることは3度ある
    一章 空気を読めないって誰の基準?
    二章 障がい者になるかどうか
    三章 ループする現実

    3部 学問のすすめ
    一章 時には自分の考えを疑おう
    二章 無理のない範囲で読書しよう
    三章 おすすめの本やユーチューバー

    4部 妄想との別れ
    一章 記憶が蘇るのは悪化したと思っていた
    二章 記憶を書き出そう
    三章 2021年「寛解」

    5部 学びも大切だが実践しないと意味がない
    一章 睡眠
    二章 食事・運動
    三章 いろいろ試してみよう

    6部 みんなの力でより生きやすい社会を目指そう
    一章 先立つものはお金
    二章 私たちは治療という名の大仕事をしている
    三章 なるべく選挙には参加しよう

    7部 生きる糧になった言葉たち


    【著者紹介】
    まめた(マメタ)
    生粋の三重県人
    座右の銘は明石家さんまさんと同じ「生きているだけで丸もうけ」
    ベビースターラーメンをこよなく愛しています。
  • さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は、米国の心理学者であるアーロン博士が提唱した心理学的概念で、繊細で感受性が強い気質を持って生まれた人のことです。

    この本では概念の詳細には触れませんので、興味を持った方はぜひ調べてみてください。

    現代に生まれ、インターネットリテラシーが高く、向上心が強く、学部を経て海外に留学。

    帰国後、サロンやサークルに所属してバリバリ活躍して、書いた自己啓発本はベストセラー。

    豊かな人脈と富を持ち、世界中を飛び回っているアクティブで優秀な人たち。

    そんな人生に憧れていたけれど、HSP気質だから同じようにはできそうもないなと諦めている。

    そういう人たちに向けてこの本を書きました。

    なぜなら、僕自身が極度のHSPで、そういう生き方に憧れていたからです。

    みなさんもご自身の気質を良いと思ったり、嫌だと思ったりしていることでしょう。

    しかしこの本を読めば、HSPさんが持っている本当の人間的な魅力とは何かがわかるようになるので、無理をせず自分のペースで、自信を持って生活できるようになります。

    京都大学の職員として働き、子どもが生まれ、アップルに転職し、障害者事業所で働いている僕が、自分の経験から積み重ねてきた考えをお伝えします。


    【目次】
    本書の使い方
    HSPである自分
    人を大切にする
    いつもまわりを把握している
    身近にある楽しみ
    人間のスピード
    決めつけ過ぎない
    答えはどこにある?
    ゆっくりの幸せ
    気持ちを大切にする
    本当の知識
    簡単なことなんてない
    ひとつずつでいい
    想像力という知性
    変わらなくていい
    あなたが主人公


    【著者紹介】
    関宏貴(セキヒロキ)
    昭和55年5月5日、長野県生まれ。
    現在は妻の地元の大阪市在住。ねこが好き。
    わりと何でも楽しめてしまうシンプリストだが、リラックスするのが苦手。
    HSPで、うつ病、強迫性障害と闘っている。
    読書とマジックザギャザリングが趣味。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。