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ビジネス・実用書の話題作

61 ~120件目/全558件

  • 新たな戦地へ赴く傭兵たちに捧げる『アーマード・コア VI』特別ムック

    完全新作『アーマード・コアVI』の発売を記念した特別ムックが登場。
    シリーズ最新作となる『アーマード・コア VI』の最新情報を総まとめするほか、シリーズのこれまでの歩みを振り返る特別企画も。
    これまでのシリーズの魅力を凝縮した、かつて傭兵だった方や、これから傭兵になろうとする方に贈る一冊です。

    ■特集01 ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
    メカカスタマイズや操作ガイドなど、戦地に赴く全ての傭兵が知っておくべき情報を総まとめ。
    ディレクター山村優氏・プロデューサー小倉康敬氏へのインタビューも掲載。

    ■特集02 Chronology of ARMORED CORE
    『アーマード・コア』シリーズが持つ“変わらぬ魅力”と“変わり続ける進化”の歴史をアートとキーワードで巡る。

    ■特別企画 AC部インタビュー


    ※電子書籍には付録の『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON B2タペストリー』は付属しません
  • 100年の時を越えついに扉が開いた東北野球の“これまで”と“これから”

    2022年、仙台育英が東北勢で初めて夏の甲子園を制し、深紅の大優勝旗がついに白河の関を越えた。
    太田幸司、田村隆寿、大越基、ダルビッシュ有、菊池雄星、大谷翔平、吉田輝星、佐々木朗希……
    彼らでも成しえなかった東北の夢をいかにして叶えたのか。挑み続けた歴史とともに振り返る。
    元・東北球児の著者が60名以上の当事者たちの証言をもとに紡ぎ出す、東北野球の結実。

    【目次】
    はじめに 1989年8月21日
    第一章 秋田 ~草の根の野球熱~
    第二章 宮城 ~竹田利秋の挑戦~
    第三章 東北福祉大の台頭
    第四章 青森 ~ミックス~
    第五章 楽天イーグルスの誕生
    第六章 福島 ~いわき型総合野球クラブ~
    第七章 山形 ~強攻~
    第八章 岩手 ~心を変える~
    第九章 仙台育英と須江航
    おわりに 2022年8月22日
  • 2019年、オーストラリアで史上最大級の森林火災が発生。5ヵ月間で17万平方キロメートルもの国土が焼失した。近年、温暖化の影響による森林の「異変」が世界中で観測されている。大規模火災が相次ぐのはなぜか。森林破壊がもたらす経済的影響は。豊かな自然を守るため、何をすべきなのか――。本書は、森林生態系のメカニズムから、日本の里山の持続可能な保全策まで、森林科学の知見を第一人者が解説。実効的な気候変動対策を論じる。
  • 謎の古代遺跡やオーパーツ、UFO、UMAなど、一般論から奇想天外な説まで、眠れなくなるほど面白い世界の不思議が盛りだくさん。何を信じるかはアナタ次第! 『地球の歩き方』と『ムー』の世界観、両方知ると、旅が無限大に楽しくなること間違いなし!
  • ワシントンのスミソニアン博物館で計画された「原爆展」をめぐって、アメリカでは原爆論争が再燃した。原爆が戦争終結を早め、多くの人命を救ったとする「神話」を考え直そうとする人々が、冷静な議論を提起したのである。結局「神話」の優位は揺るがなかったが、アメリカが持つ自己検証能力の健在ぶりは明らかになった。本書は、全米での幅広い声を取材し、戦後五〇年を経て、なお隔てある日米の歴史観の差の源を探るものである。
  • 物理学者は、罪を知ったか?

    理論物理学者のロバート・オッペンハイマーは、ロス・アラモス研究所初代所長としてマンハッタン計画を主導し、広島、長崎に災厄をもたらした原子爆弾を生み出した。その結果、「原爆の父」と呼ばれるようになるが、彼自身は名声の陰で原爆のもたらした被害、さらに強力な兵器「水爆」の誕生につながる可能性があることに罪の意識を抱き、その開発に反対の意思を表明していた。本書は、これまでに数多く書かれたオッペンハイマー伝をつぶさに再検討し、その多くに異を唱える。豊富な史料をもとに、彼の足跡を丹念に辿り、政治に翻弄され、欺かれた科学者の実像に迫る。
  • 「唯の生」でいい

    「病で死ぬとしてもその時までしたいことをし、楽をするのがよい」と考える著者が、安楽死・尊厳死を「良い死」とする思考を批判的に検討。病を得、あるいは老衰のため身体や思考をうまく働かせられない人に、生きる価値がないと思わせてしまう現代社会。「留保なしの生存」を妨げる種々の規範や価値が埋め込まれているこの社会を、「生きたいなら生きられる」社会へと変えていくには何が必要か。「良い死」を追い求めるのはやめ、「唯の生」でよいではないかと呼びかける。単行本『良い死』に、単行本『唯の生』の第5章~第7章を加えて文庫本とした決定版。
  • Helpを支える

    介助を得ることで自らが望む暮らしが可能となる。街で暮らすこともできるようになる。だが、現実は厳しい。数百万もの人が介助を必要としているのに、その担い手がいない。どうすればこの状況をマシにできるのか。介助に関心のある人、既にしている人、利用してみたい人、既に得ていて不具合を感じている人すべてに役立つ話をしていく。重度訪問介護という、公的介護保険ほど知られていないが重要な仕組みも解説。介護の仕事への対価の問題も含めて変えていけると説く希望の書!
  • 1,980(税込)
    著者:
    奥成洋輔
    レーベル: ――
    出版社: 白夜書房

    挑戦の歴史がここにある。

    「セガが好きすぎるセガ社員」「異世界に行かなかったおじさん」が語る!
    約20年に渡るセガハードの戦いの歴史がこの1冊に。

    本書は、セガの家庭用ゲーム機の誕生から終焉までの戦いの歴史を追った本です。
    今から40年前の1983年7月15日。任天堂がファミリーコンピュータを発売したのと同じ日に、セガ初の家庭用ゲーム機SG-1000は誕生しました。それから約20年間、セガ・マークIII、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストと、セガはハードを次々と進化。市場も日本から北米、欧州へと拡大させながら、任天堂やソニーの繰り出す最強のライバルハードたちと熾烈な戦いを繰り広げていきます。
    マスターシステムの逆転劇、メガドライブ/GENESISが導いた世界での躍進、セガサターンが挑んだプレイステーションとの次世代機戦争、ドリームキャストが示した未来、そして終戦へ……。
    今も現役でセガに所属する著者が、波乱に満ちたセガCSハードの歴史を愛情たっぷりで振り返ります。
    「失敗と敗北ではない。挑戦の歴史がここにある」

    ■目次
    序章 セガハード前史(1970年代~)
    『スペースインベーダー』から始まったビデオゲームブーム/子供たちが熱狂した「電子ゲーム」/家庭用ゲーム機とホビーパソコン/1983年、ファミコンとSG-1000が登場
    第1章 SG-1000(1983年~)
    日本のゲーム史に大きな影響を与えた「コレコビジョン」/急遽発売されることになったSG-1000/ファミコンに次ぐ2番手のポジションを獲得/家庭用ハード事業を本格化
    第2章 セガ・マークIII(1985年~)
    ファミコンに参入?/ファミコンの性能を上回る「セガ・マークIII」/メガカートリッジで巻き返しを図る
    第2.5章 ゲーム雑誌(1980年代)
    ゲーム専門誌『Beep』/ファミコン専門誌と攻略本ブーム/セガに寄り添い続ける『Beep』
    第3章 マスターシステム(1986年~)
    1986年、「セガ・マークIII」を海外へ/欧州では家庭用ゲーム機のシェアNo.1を獲得/日本でもセガ・マークIIIはマスターシステムに
    第4章 メガドライブ(1988年~)
    セガの攻勢を支えた「システム16(A/B)」/1988年、メガドライブが発売/さまざまなハードで遊べたセガのゲーム/最初の大型タイトル『ファンタシースターII』/人気に火をつけるはずだった『テトリス』の発売中止/『大魔界村』を皮切りにヒット作が続々登場/海外でGENESISを発売/シャイニングシリーズの誕生とRPG/セガの看板タイトル『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』/CD-ROMを巡る「メガCD」と「PCエンジンDuo」の戦い/1992年、メガドライブの主戦場はアメリカへ/3Dブームの始まり『バーチャレーシング』/1993年、熾烈を極めるシェア争い/海外では拡大が続く一方、日本では雌雄が決する/次世代機の先陣を切った「3DO」/時代は3Dポリゴンゲームへ
    第5章 ゲームギア(1990年~)
    ゲームボーイが空前の大ヒットを記録/画面のカラー化で差別化を図ったゲームギア/最終的に1000万台を売り上げる
    第6章 セガサターン(1994年~)
    次世代ゲーム機戦争、開戦前夜/プレイステーションが与えた衝撃/1994年の年末商戦、「次世代ゲーム機戦争」第1ラウンド/ソニーとセガ、それぞれが業界に起こした変革/1995年の第2ラウンドはセガサターンが勝利/「ファイナルファンタジーVII、始動」/充実した1996年のセガサターンラインナップ/国内合計500万台を売り上げるプレイステーション/『ドラゴンクエストVII』とセガバンダイ/伸びるプレイステーション、失速するセガサターン/継続が困難となるセガサターン/セガサターンからドリームキャストへ
    第7章 ドリームキャスト(1998年~)
    夢を伝えるために総力戦へ/インターネット標準対応への挑戦/発売開始とプレイステーション2の影/意欲的な新作が続くが……/届かない目標200万台/プレイステーション2とDVD/待望のオンラインRPG登場/家庭用ハード事業からの撤退を発表/「創造は生命」を体現したハード
    第8章 その後(2002年~)
    拡大の一途をたどるビデオゲーム市場/20年ぶりの家庭用ハード発売

    ■著者プロフィール
    奥成洋輔(おくなり・ようすけ)
    1971年生まれ。1994年に株式会社セガ・エンタープライゼス(現・セガ)入社。セガサターンおよびドリームキャスト向けタイトルのパブリシティ、PS2以降のゲームプロデューサーなどを担当。2005年以降は過去タイトルの復刻を数多く手掛ける。主な作品にPS2「セガエイジス2500」シリーズ、Wii「バーチャルコンソール」セガハードタイトル、ニンテンドー3DS「セガ3D復刻プロジェクト」、『メガドライブミニ』『同・2』『ゲームギアミクロ』など。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人間としてあるべき姿を求め続ける
    コペル君とおじさんの物語。
    出版後80年経った今も輝き続ける
    歴史的名著が、初のマンガ化!

    1937年に出版されて以来、
    数多くの人に読み継がれてきた、
    吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
    人間としてどう生きればいいのか、
    楽しく読んでいるうちに
    自然と考えるように書かれた本書は、
    子供はもちろん
    多くの大人たちにも
    共感をもって迎えられてきました。
    勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
    昔も今も変わらない人生のテーマに
    真摯に向き合う
    主人公のコペル君と叔父さん。
    二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
    数多く示されています。
    そんな時代を超えた名著が、
    原作の良さをそのままに、
    マンガの形で、今に蘇りました。
    初めて読む人はもちろん、
    何度か読んだことのある人も、
    一度手にとって、
    人生を見つめ直すきっかけに
    してほしい一冊です。
  • 「宮さんに『大事なことは、鈴木さんが覚えておいて!』と言われた記憶をたどるとしたら、今しかない!」
    (「あとがき」より)

    【おもな内容】
    『風の谷のナウシカ』がきっかけで誕生したスタジオジブリ。
    長編アニメーション作品を作り続けてきたその軌跡は、波瀾万丈の連続だった――。
    試行錯誤の上に生まれる企画から、スケジュールと闘う制作現場、時代を捉えた宣伝戦略、独自の経営法まで、その過程のすべてを、最新作までの27作品ごとに余すことなく網羅した。
    鈴木敏夫責任編集で、今明かされる40年の物語。
    電子版はポスターをカラーで特別収録!

    【目次】
    第1章 マンガ連載から映画へ。『風の谷のナウシカ』
    第2章 スタジオ設立と『天空の城ラピュタ』
    第3章 前代未聞の2本立て。『となりのトトロ』と『火垂るの墓』
    第4章 『魔女の宅急便』のヒットと社員化
    第5章 新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』
    第6章 『紅の豚』『海がきこえる』と新スタジオ建設
    第7章 『平成狸合戦ぽんぽこ』と撮影部の発足
    第8章 近藤喜文初監督作『耳をすませば』とジブリ実験劇場『On Your Mark』
    第9章 未曽有の大作『もののけ姫』
    第10章 実験作『ホーホケキョ となりの山田くん』への挑戦
    第11章 空前のヒット作『千と千尋の神隠し』
    第12章 三鷹の森ジブリ美術館の建設と徳間康快の死
    第13章 新人監督による2本立て。『猫の恩返し』と『ギブリーズ episode2』
    第14章 時代を反映した『ハウルの動く城』とジブリの独立
    第15章 新人監督宮崎吾朗の『ゲド戦記』
    第16章 人間が手で描いた驚きに満ちた『崖の上のポニョ』
    第17章 米林宏昌を起用した『借りぐらしのアリエッティ』
    第18章 時代の変わり目の渦中に作った『コクリコ坂から』
    第19章 力を尽くした『風立ちぬ』。その後の引退と再始動
    第20章 8年の歳月を費やした『かぐや姫の物語』
    第21章 若手監督を中心にした新制作体制の編成『思い出のマーニー』
    第22章 高畑勲が支え、導いた『レッドタートル ある島の物語』
    第23章 ジブリ初の3DCG作品『アーヤと魔女』
    第24章 宮崎駿82歳の新たな挑戦『君たちはどう生きるか』
    あとがき
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。

    本格ミステリの「密室」の進化に迫るべく、密室ミステリ海外20作&国内30作をネタバレなしの前編&ネタバレありの後編でガイド!
  • 「最近の若者は本を読まない」のは本当なのか?「中高生に読まれている本」の綿密な調査と分析を通し、十代の読書の実態を検証する。
  • 世界的名匠の目は、現場で何をみているのか?
    世界的名匠の目は、現場で何を見て、何を考えているのか?
    『万引き家族』がカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞後、
    主演にカトリーヌ・ドヌーヴを迎え、全編パリで撮影された映画『真実』。
    日仏合作映画の製作は、予想外の困難と発見の連続だった──。

    臨場感溢れる撮影日記、手紙、画コンテなど貴重な資料が満載の
    単行本『こんな雨の日に~映画「真実」をめぐるいくつかのこと』を改題し、待望の文庫化。
    文庫版には、監督自身による渾身の大幅加筆と、女優の橋本愛さんによる解説が新たに付され、
    『真実』の後日譚とともに、韓国で撮影され、
    カンヌで二冠の偉業を成し遂げた『ベイビー・ブローカー』、
    総合演出を務めたNetflixの『舞妓さんちのまかないさん』、
    坂元裕二、坂本龍一とタッグを組んだ話題作『怪物』(カンヌ国際映画祭コンペ部門ノミネート)の制作秘話も語られる。

    海外での撮影を通して自身に起きた「確変」とは?
    韓国のエンタメ隆盛の裏にある、残酷な「イカゲーム」のごとき現実。
    Netflixなど配信の台頭と、消えゆくフィルム上映──。
    変わりゆく映画を見つめる監督の眼差しは、あくまで透徹している。

    橋本愛さんによる文庫解説「映画の暴力と救済について」に横溢する映画への愛と才能にも刮目されたし。

    この本は、すべてのクリエイター、何かを生み出したい人のためのバイブルだ。

    ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本『こんな雨の日に 映画『真実』をめぐるいくつかのこと』を文庫化にあたり改題したものを底本としています。
  • その船は突然、深海へ消えた。
    沈みようがない状況で――。

    本書は実話であり、同時にミステリーでもある。

    2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。
    波は高かったものの、さほど荒れていたわけでもなく、
    碇泊にもっとも適したパラアンカーを使っていた。
    なにより、事故の寸前まで漁船員たちに危機感はなく、彼らは束の間の休息を楽しんでいた。
    周辺には僚船が複数いたにもかかわらず、この船――第58寿和丸――だけが転覆し、沈んだのだった。

    生存者の証言によれば、
    船から投げ出された彼らは、船から流出したと思われる油まみれの海を無我夢中で泳ぎ、九死に一生を得た。
    ところが、事故から3年もたって公表された調査報告書では、船から漏れ出たとされる油はごく少量とされ、
    船員の杜撰な管理と当日偶然に発生した「大波」とによって船は転覆・沈没したと決めつけられたのだった。
    「二度の衝撃を感じた」という生存者たちの証言も考慮されることはなく、
    5000メートル以上の深海に沈んだ船の調査も早々に実現への道が閉ざされた。
    こうして、真相究明を求める残された関係者の期待も空しく、事件は「未解決」のまま時が流れた。

    なぜ、沈みようがない状況下で悲劇は起こったのか。
    調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。

    ふとしたことから、この忘れ去られた事件について知った、
    一人のジャーナリストが、ゆっくり時間をかけて調べていくうちに、
    「点」と「点」が、少しずつつながっていく。
    そして、事件の全体像が少しずつ明らかになっていく。

    彼女が描く「驚愕の真相」とは、はたして・・・・・・。
  • 奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代まで。アメリカ黒人の歴史とは、壮絶な差別との闘いであり、その反骨の精神はとりわけ音楽の形で表現されてきた。しかし黒人音楽といえば、そのリズムやグルーヴが注目された反面、忘れ去られたのは知性・暗号・超絶技巧という真髄である。今こそ「静かなやり方で」(M・デイヴィス)、新しい歴史を紡ごう。本書は黒人霊歌からブルース、ジャズ、ファンク、ホラーコア、ヒップホップまで、黒人音楽の精神史をひもとき、驚異と奇想の世界へと読者をいざなう。古今東西の文献を博捜した筆者がおくる、新たな黒人音楽史。
  • 音楽ではなく、譜面を通してそれまで「不在」であった音楽とのあいだに通路を開き、広く交歓を可能にする想像力を持つ者である。
    音楽は演奏家を抜きに現実化しない。人間によってしか血の通った音楽を、楽譜の向こう側にある音楽を蘇らせることはできないのである。
    本書は芸術大学で指導する一方、演奏家としても第一線で活躍中のフルーティストによる、演奏という観点から見た音楽論である。つねにその瞬間瞬間の現れとしての音楽を生み出す者だからこそ得られる洞察、そこから個性と普遍という大きな問題へも視野を広げていく。

    [本書の内容]
    第一章 音を奏でる人類
    第二章 「音楽そのもの」との交歓
    第三章 音楽に表れるのは個性か普遍性か
    第四章 音符の奥に立ち上がる音楽
    第五章 響かせること、響きを合わせること
  • 「くまモン」アートディレクションなどで話題の、日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、仕事を成功させるノウハウを紹介する。
  • ※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。


    「話せるのに書けない!」人のための“文章の授業”
    どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか? この授業のスタート地点はそこにある。そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。メールの一通すら、うまく書けない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。この授業では、現役のライターである僕が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう!
  • 1,500(税込)
    著者:
    大城文章
    レーベル: ――

    チャンス大城の一日は床から始まる。玄米に味噌汁にサバ缶に刻みネギを床にならべ、食べる。芸歴30年超の大半を「地下芸人」として過ごした男。小中と半端ないいじめに遭った男。彼はいかに生きているのか。その男の半生は、笑えて、笑えて、ちょっと切ない。そして、読むと、なぜか元気が出る。
  • 「あなたはどこから来ましたか?」
    さまざまな惑星の宇宙人が集う社交の場で、もしそう尋ねられたら、あなたならどう答えますか?
    「地球から来ました」など論外で、失笑を買うこと確実です。ではなんと答えればよいのでしょう?
    私たち地球人は「ある理由」により、宇宙人の平均より科学の発達が遅れている可能性があります。
    いつか宇宙人と出会ったとき、恥をかかずに交流できるようになるには、地球の常識にとらわれず、
    宇宙のすべてにおいて通用する普遍的な教養を身につけておく必要があるのです。
    本書は、惑星際宇宙ステーションに地球チームの一員として乗り込んだあなたが、そこで遭遇する
    宇宙人が繰り出すさまざまな突拍子もない質問に答えていくうちに、宇宙で本当に必要な科学知識
    とは何か、宇宙的思考法とはどういうものかが、自然とわかってくるように構成されています。
    読み通したあと宇宙教養がどれだけ身についたかは「宇宙偏差値」を算出してチェックできます。
    宇宙人と意思疎通するための「三種の神器」、連星太陽をもつ惑星の異様なカレンダーなど奇抜な
    アイデアも満載でお贈りする「ちゃんとした宇宙人になるためのガイドブック」、その日が来ても、
    来なくても、読めば世界の見え方が一変するはずです!

    【目次】
    プロローグ 宇宙のとあるカフェにて
    第1章 あなたはどこから来たのですか?
    第2章 あなたは何でできていますか?
    第3章 あなたたちの太陽はいくつですか?
    第4章 あなたは力をいくつ知っていますか?
    第5章 宇宙の破壊者を知っていますか?
    第6章 宇宙の創造者を知っていますか?
    第7章 宇宙最古の文書を知っていますか?
    第8章 あなたは左右対称ですか?
    第9章 数のなりたちを知っていますか?
    第10章 宇宙人の孤独を知っていますか?
    第11章 エネルギーは何を使っていますか?
  • 阪神の指揮官を退いた後、野村克也にはほとんど触れられていない「空白の3年間」があった。シダックス監督への転身、都市対抗野球での快進撃、「人生最大の後悔」と嘆いた采配ミス、球界再編の舞台裏、そして「あの頃が一番楽しかった」と語る理由。当時の番記者が関係者の証言を集め、プロ復帰までの日々に迫るノンフィクション。
  • 小谷正一氏、堀貞一郎氏という2人のプロデューサーを軸に、日本のエンターテインメントビジネスの草創期から、東京ディズニーランド誕生までを追うノンフィクション。2人が魅せられた、ウォルト・ディズニーという巨人にもスポットを当てながら、究極のテーマパーク招致に奔走し、成し遂げるまでを描きます。
  • 473(税込)
    著:
    岡潔
    著:
    小林秀雄
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    有り体にいえば雑談である。しかし並の雑談ではない。文系的頭脳の歴史的天才と理系的頭脳の歴史的天才による雑談である。学問、芸術、酒、現代数学、アインシュタイン、俳句、素読、本居宣長、ドストエフスキー、ゴッホ、非ユークリッド幾何学、三角関数、プラトン、理性……主題は激しく転回する。そして、その全ての言葉は示唆と普遍性に富む。日本史上最も知的な雑談といえるだろう。
  • 足の痛み、むくみ、冷えに負けない!
    足の曲がり角は50歳!軽やかに歩き続けるには「アキレス腱伸ばし」から

    下北沢病院は、日本で唯一の「足」の総合病院。米国の足病医学を参考にしているのが特徴です。
    そこで多くの人に勧めるのが「アキレス腱伸ばし」。これが、足の老化や病気を防ぐのです。
    ほかにも、外反母趾、下肢静脈瘤、巻き爪、足裏の痛み、タコ・ウオノメ・水虫など、
    気になる症状の予防と対策・治療について、下北沢病院の専門医たちが解説します。
    長く歩き続けるために役立つ「足」のトリセツです。

    コロナで歩数激減! あなたは大丈夫?
    あなたの「足」を救う5つの新常識
    ■アキレス腱伸ばしは、足の“若返りの特効薬"
    ■足が疲れやすい扁平足は、足裏マッサージ
    ■巻き爪も下肢静脈瘤も、親指の蹴り出しが要
    ■足裏は、加齢でやせて、衝撃に弱くなる
    ■足指が閉じていると、水虫になりやすい

    ≪主な内容≫
    第1章   まずは「アキレス腱伸ばし! 」
    第2章   歩き力を保つための筋トレ
    第3章   足の異変は親指で確認!?
    第4章   ふくらはぎをしっかり使って脚の血管の病気を防ぐ
    第5章   靴が合わない、痛い・・・靴との付き合い方
    第6章   足と全身の病気   糖尿病、痛風、関節リウマチ
    ◎主な病気の対処法、治療法
    ◎10の足の悩みに、足の専門医たちが回答! 健康Q&A
  • 897(税込)
    著:
    佐野眞一
    レーベル: 文春新書
    出版社: 文藝春秋

    新1万円札の肖像に決定した渋沢栄一とは一体、何者だったのか?

    日本銀行、第一国立銀行(みずほ銀行)、日本郵船、東京電燈(東京電力)、東京瓦斯(東京ガス)、大日本麦酒(サッポロビール、アサヒビール)、商法講習所(一橋大学)、東京ホテル(帝国ホテル)など、日本を代表する約650の企業や団体をつくった「日本資本主義の育ての親」。それにも関わらず、三井、三菱、住友のような財閥となることを拒み、静かに没落していった──。人物ノンフィクションの第一人者が、栄一・篤二・敬三と続いた渋沢一族三代の真実の姿を描く。

    わが国に資本主義を産み落とし根づかせた栄一、それを継承し育んだ嫡孫・敬三。その狭間にあって、廃嫡の憂き目にあった篤二。勤勉と遊蕩の血が織りなす渋沢家の人間模様をたどることは、拝金思想に冒されるはるか以前の「忘れられた日本人」の生き生きとした息吹を伝えることにも重なる。この一族は、なにゆえに「財なき財閥」と呼ばれたのか? なぜ実業家を輩出しなかったのか? いま新たな資料を得て、大宅賞受賞作家が渋沢家三代の謎を解き明かす。

    「私はこの本で“偉人伝”を書いたつもりはない。それより意図したのは、栄一という人物の偉大さに押しつぶされた渋沢家の人々の悲劇を、明治、大正、昭和の時代相に重ねて描くことだった。これはまったく類書がない着眼点だといまも自負している」
    (本書より)

    電子書籍化にあたり、新稿「渋沢家の真相」を収録した。
  • 間接的に行動する技術の手引書

    パワーには「社会的に弱い立場の者が自らの政治的・経済的な権利と力を得ようとする運動やスローガン」の意味がある。このパワーをめぐる一連のかけひきを、パワー・ゲームと呼ぼう。

    パワー・ゲームには多くの思惑と矛盾が存在する。ランダムに見えるかもしれないが、ゲームを制するための48の法則が存在する。

    法則は、パワー・ゲームを習得した男女の言葉をもとにして成り立っている。時代にして3000年以上、古代中国からルネサンス期のイタリアまで、幅広い範囲からひろった言葉だ。そこには共通する一つのテーマがあり、いまだ明確には表現されていないパワーの本質を、多少なりとも言い当てているのだ。

    本書は、歴史上のとくに傑出した戦略家(孫子、クラウゼヴィッツ)、政治家(ビスマルク、タレーラン)、外交官(マキャベリ)廷臣(カスティリョーネ、グラシアン)、色事師(ニノン・ド・ランクロ、カザノヴァ)、詐欺師(「イエロー・キッド」ことジョゼフ・ウェイル)などから、含蓄のある言葉を集め、そのエッセンスを蒸留してできたものである。

    この法則には、明快な前提がある。法則にしたがった行動はほぼ間違いなしに本人のパワーを強めるが、法則にそむいた行動はパワーを弱め、最悪の場合は身を滅ぼすもととなるということである。違反と遵守の結果は、数々の歴史上の事例が証明している。この法則は、時代を超えた普遍的なものなのである。

    上巻には1~26、下巻には27~48の法則を収めた。一通り目を通せば、パワーの全体像が分かるだろう。興味のある法則だけを読み込むことも可能だ。あちこちを拾い読みして、パワーを手にした先人たちの弱点や偉業を楽しみながら見ていけるだろう。
  • 間接的に行動する技術の手引書

    パワーには「社会的に弱い立場の者が自らの政治的・経済的な権利と力を得ようとする運動やスローガン」の意味がある。このパワーをめぐる一連のかけひきを、パワー・ゲームと呼ぼう。

    パワー・ゲームには多くの思惑と矛盾が存在する。ランダムに見えるかもしれないが、ゲームを制するための48の法則が存在する。

    法則は、パワー・ゲームを習得した男女の言葉をもとにして成り立っている。時代にして3000年以上、古代中国からルネサンス期のイタリアまで、幅広い範囲からひろった言葉だ。そこには共通する一つのテーマがあり、いまだ明確には表現されていないパワーの本質を、多少なりとも言い当てているのだ。

    本書は、歴史上のとくに傑出した戦略家(孫子、クラウゼヴィッツ)、政治家(ビスマルク、タレーラン)、外交官(マキャベリ)廷臣(カスティリョーネ、グラシアン)、色事師(ニノン・ド・ランクロ、カザノヴァ)、詐欺師(「イエロー・キッド」ことジョゼフ・ウェイル)などから、含蓄のある言葉を集め、そのエッセンスを蒸留してできたものである。

    この法則には、明快な前提がある。法則にしたがった行動はほぼ間違いなしに本人のパワーを強めるが、法則にそむいた行動はパワーを弱め、最悪の場合は身を滅ぼすもととなるということである。違反と遵守の結果は、数々の歴史上の事例が証明している。この法則は、時代を超えた普遍的なものなのである。

    上巻には1~26、下巻には27~48の法則を収めた。一通り目を通せば、パワーの全体像が分かるだろう。興味のある法則だけを読み込むことも可能だ。あちこちを拾い読みして、パワーを手にした先人たちの弱点や偉業を楽しみながら見ていけるだろう。
  • 明治10年9月24日、鹿児島。西南戦争において薩軍の総指揮を執っていた西郷隆盛は進退極まり、城山にて自らの腹に刃を立てた。腹心により介錯された西郷の首級は、官軍歩兵第7連隊の千田登文中尉が発見、山県有朋によって首実検された――。本書の主人公は、西郷の首を発見した千田登文その人です。現在、金沢市長町の千田家には、表紙に「履歴書」と大書された和紙100ページほどの文書が保管されています。これこそ登文が生前自らしたためた、いわば自叙伝。産経新聞編集委員で歴史にまつわる著作も多い大野敏明さんが、癖のある墨文字で書かれたこの履歴書を丹念に読み解きます。戊辰戦争の生々しい戦いの様子、西南戦争における薩軍の最期、そして日清・日露戦争。この第一級の史料をもとにして西郷の最期に迫り、また軍人として生きた千田登文の生涯を描きます。千田の竹馬の友が後に西郷の盟友・大久保利通を暗殺するという運命の皮肉にも驚かされます。
  • 幕末の風雲児・坂本龍馬の恋女房おりょうが後年「反魂香」などに残した回顧談から、素顔の龍馬を描く。寺田屋での出会いと祝言、襲撃の場面から、船での薩摩旅行、その死まで。本書でおりょうが語る龍馬からは、古き時代の不良のにおいがぷんぷんとする。おりょうもまた負けてはいない。幕末の輻輳する価値観のなかで、次の時代を信じて行動する男と連れ添った女房が語る「反魂香」は生き生きとして、現代女性にも通じる視線が新鮮である。史料を読みやすい現代かな遣いで収録。
  • 酷薄な状況の中で、最後まで鋭敏な魂と明晰な知性を失うまいと努め、祖国と愛する者の未来を憂いながら死んでいった学徒兵たち。一九四九年の刊行以来、無数の読者の心をとらえ続けてきた戦没学生たちの手記を、戦後五○年を機にあらためて原点に立ちかえって見直し、新しい世代に読みつがれていく決定版として刊行する。
  • 2014年の『NYタイムズ』『WSJ』ビジネスベストセラー、日本上陸!

    ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
    クリス・ギレボー(『1万円起業』著者)
    アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)
    他が絶賛する全米ベストセラー、待望の翻訳!

    Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の
    99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?

    本書で紹介するエッセンシャル思考は、
    単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。

    本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、
    システマティックな方法論だ。

    エッセンシャル思考が目指す生き方は、
    「より少なく、しかしより良く」。

    そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、
    時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。
  • ※「日経サイエンス」本誌(雑誌)と内容が一部異なる場合がございます。

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    ※電子化にあたり、著作権・使用権のない記事、写真、図表は掲載しておりません。

    【特集:話すAI 描くAI】
     AIに人間らしさをもたらした大規模言語モデル
     ChatGPTの頭のなかをのぞき見る
     無限対談 AIがでっち上げた有名人トーク
    --------------------------------------
    特別解説:数学の数学 「圏論」の世界
    -----------------------------------------------------------------
    クール・コンピューター 熱くならない計算機を作る

    コロナ後遺症 脳神経への深刻なダメージ

    微生物スライムがとどめを刺した古生代末の大絶滅 ほか
    -----------------------------------------------------------------
    ▼このほかにも魅力的な記事がいっぱいあります★
    ◇フロントランナー挑む
    光合成の機能解明 夢の技術で世界トップ 沈 建仁(岡山大学)

    ◇SCOPE:微生物ゴールドラッシュ/エラー訂正の実現へ技術実証/宇宙飛行士に2人が合格/ガラガラヘビの解毒剤を特定 ほか

    ◇ADVANCES:火星生命の没落/ドローンで植物採集/カンブリア紀の奇妙な生物/先史時代アメリカの銅採掘/ニシキヘビの大口/匂いで診断/ウキクサから燃料油 ほか
  • 畑正憲氏が初めて語る「犬」の本。最新データと豊富な経験に基づく今までになかった犬と人をめぐる新説を提唱。ムツゴロウ流、犬の扱い方、犬との暮らし方といった情報も満載。氏の50年にわたる犬研究の集大成であり、犬研究の決定版となる。
  • 神奈川の老舗書店有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」。登録者数20万人を超える人気チャンネルはどのようにして生まれたのか? 本書は、その裏側について制作チーム自らが語るビジネス書です。語り手は、制作チームのひとりであり、生配信など動画にも出演している渡邉郁氏。登録者数や再生回数が全く伸びなかったチャンネル開設当初の話から、チャンネルリニューアルの決断、失敗してしまった動画企画など、現在に至るまでの紆余曲折について余すところなく語っています。番組出演者のほか、MCのR.B.ブッコロー、ハヤシプロデューサー、松信社長のインタビューも掲載。「ゆうせか」ファンの方はもちろん、企業SNSを運営している広報担当者や、企画プランナー、オウンドメディアに関心のある方にも参考になる一冊です。
  • 世界的音楽家坂本龍一の「音楽活動の記録」。

    生誕70年記念!特別評伝

    世界的音楽家坂本龍一の生誕から現在までの人生における音楽の歴史と活動のすべてを包括した唯一の「音楽活動の記録」。

    長年にわたり坂本龍一を取材してきたライターの吉村栄一が、自ら記録したその貴重な肉声と未公開エピソードを満載。加えてこれまで発表された雑誌、新聞、ライナーノーツなど数多のインタビューを踏まえ、執筆2年を経て書き上げた渾身の「音楽活動の歴史」。
  • 坂本龍一言葉辞典、坂本龍一版「現代用語の基礎知識」から世界をみる――

    2017年11月4日から、映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」が全国公開となる坂本龍一。
    坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー映画だ。
    また、2017年3月には8年ぶりとなるソロアルバム『async』をリリースし、好評を得ている。
    そんな坂本龍一の言葉辞典、『龍一語彙』の登場。
    「坂本龍一の頭の中にある言葉を覗けば、世界が読み解ける気がする。
    2011年から2017年の激動の7年間に坂本龍一が発した言葉を集めて編集した、
    私たちが世界を知るための言葉辞典」
    坂本龍一がこの7年間にインタビューなどで発した言葉を集めて、「龍一的語彙」と「一般的語彙」を加えて解説していく。巻末には、福岡伸一氏による解説も。
    約500ページ(坂本龍一の撮影による32ページの口絵カラー写真も収録)となるファン必携の一冊。
    坂本龍一版「現代用語の基礎知識」から世界をみる一冊。ファンはもちろんすべての人におくる、世界を読みとくための本。
  • 世界的な植物学者牧野は、学歴としては小学校中退であったが、後に新・変種約2500もの日本の植物の命名を行った。自らを“草木の精”と呼ぶ偉大な学者の生涯。解説=荒俣宏
  • 「エンタメの歴史は、日本人の英知と野心の宝庫である」佐々木紀彦(PIVOT代表取締役)

    おもしろすぎるゼロイチ挑戦の物語――。
    任天堂、ポケモン、DeNA、手塚治虫、BL、コミケ、ジャンプ、コロコロ、正力松太郎、ディズニー、東アニ、エヴァンゲリオン、ジブリ、鬼滅、ソニー、ナベプロ、ジャニーズ、宝塚、松竹、吉本、力道山、グレイシー、東映、角川、巨人、新日本プロレス……

    本書は、エンタメ産業がどんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのか、そのエポックをまとめたエンタメビジネスの教科書である。同時に本書は、ゼロイチでビジネスを生み出すための教科書にもなる。なぜならエンタメは市場ゼロから生み出されたものだからだ。人を喜ばせたいというピュアな発想から生まれ、その可能性を見いだした投資家などの支援者がついて、コンテンツを供給するクリエイターが企業の中に入り、ユーザーが定期的にお金を払う状態に至るまで、並々ならぬ過程を経ている。

    この産業には新時代の予兆がある――。
    興味本位で非実質的なものだからこそ、エンタメ産業のビジネスモデル構築は非常に前衛的で実験的である。この実験が先行することによって、技術的イノベーションのたびにユーザーがどう変化するかを他産業は時間をかけて受容し、アジャストしていくことができる。「エンタメ産業のカナリア」の音楽産業が先行して引き受けたダメージを見ながら、他のエンタメ産業も、それ以外の重厚長大産業すらも、新時代の予兆を感じ取るのである。エンタメは社会構造の入口/出口に恒常的に立ち現れる、「産業の様式美」である。(「終章」より)
  • 2014年頃、日本には世界一のビットコイン取引所があった。
    2017年末に仮想通貨相場の盛り上がりを牽引したのも日本の投資家だった。
    その後、仮想通貨の「冬の時代」を経て、2020年末、米国を中心に世界が再び仮想通貨に目覚めたが、
    かつての仮想通貨大国の日本は眠りについたままだった。
    2021年に仮想通貨業界をめぐる状況は一変し、NFTをはじめとしたWeb3.0が台頭した。
    日本はこの先沈んでいくしかないのか?

    DAO、NFT、ステーブルコイン他、仮想通貨とWeb3をめぐる最新の動向を解説。
    米大手暗号資産取引所の日本代表だから語れる、金融とITの未来!
  • 「私たちはなぜ勉強しなきゃいけないの?」
    「好きなことだけしてちゃダメですか?」
    「自分らしく生きるにはどうすればいいの?」
    「世界を少しでも良くする方法は?」

    数々の問いを胸に「冒険の書」を手にした「僕」は、時空を超えて偉人たちと出会う旅に出ます。
    そこでわかった驚きの事実とは――

    起業家・孫泰蔵が最先端AIにふれて抱いた80の問いから生まれる「そうか!なるほど」の連続。
    読み終えたあと、いつしか迷いが晴れ、新しい自分と世界がはじまります。

    「混迷する世界をつくった本当の課題とはなにか?」
    「AIの未来に何をすればいいのか?どう生きるか? 」
    「リスキリングってほんとうに必要なのか?」

    誰もが迷う「問い」を胸のすく「発見」につなぐ本書は、どう生きるか悩むあなたに勇気と指針をくれるでしょう。

    混迷する世界、AIの未来に必要な、新しい気づきが満載!
    ・無理に覚える知識も、仕方なくやる仕事も、AIに負ける
    ・才能や能力は迷信。AI時代にはまったく意味がなくなる
    ・学びにも仕事にも「遊び」を取り戻すことが大切
    ・イノベーションは論理的思考では生まれない
    ・大事なのは、学んだ知識や成功体験を捨てること
    ・自立とは、頼れる人を増やすこと
  • 2021年5月、地球に帰還した宇宙飛行士の野口聡一さん。民間の「スペースX」社が開発した宇宙船で宇宙へ行った初めての日本人として、偉業を成し遂げた。その野口さんは、毎朝地上からの指示を受け、400km離れた宇宙で仕事をこなしていた――それはまさに”テレワーカー”だろう。地上でのテレワークを究極にした形である。その環境下で、数々のミッションを成功させた野口さんは、いかにして地上と良好なコミュニケーションをとっていたのか。テレワークが成功するポイントは何か。野口さんが経験した民間宇宙船や国際宇宙ステーション(ISS)の最新状況なども、併せて公開する。宇宙好きはもちろん、ビジネスマンにも役立つ1冊だ。
  • 人類史上いまだ550人ほどしかいない宇宙飛行の経験者。この特別な職業の実態とは――。選抜試験の中身と求められる資質、ユニークかつ厳しい地上での訓練、搭乗待ちの焦燥感、そして船外活動や実験など宇宙での活躍まで。JAXA宇宙飛行士室長などを歴任し、その奮闘と素顔を間近に見てきた著者が、細部から全体像まで描きだす。日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)船長・若田光一氏への特別インタビューも収録。
  • 営業利益率は脅威の55%超、社員の平均年間給与は2000万円超──。売上高は1兆円に満たないながらも日本の時価総額ランキングで第3位に入るのがキーエンスだ。日本を支えてきた製造業の弱体化が指摘される中、なぜキーエンスはこれだけの結果を残せるのか。その神髄は顧客の心をつかむ営業や商品開発、人材育成の仕組みにある。外部にほとんど明かされないキーエンスの正体に日経ビジネス記者が迫る。
  • 組織に「やさしさ」を取り戻すことで、自律的な課題解決ができるようになる。
    そのために僕たちは、結果よりも「関係性」と向き合わなくてはならない。
    世界の経営学、組織論、リーダー論によって解き明かされた「組織の真実」と、
    たったひとりから組織の空気感を変えていくための超実践的メソッド

    「チームのメンバーをいくら指導しても結果がでない」
    「目標を厳しく伝えているのにやる気になってくれない」
    「そもそも、今のやり方は本当に正しいのだろうか?」

    この本は、現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思う人に向けて、
    これからの時代にふさわしい組織像と、実践的な変革メソッドを紹介します。
    最も重視しているのは「関係性の質」です。
    ここが変わることで、チームの「思考」が変わり、「行動」が変わり、「結果」もついてきます。
    本書では、そのために必要な「心理的安全性の創出」「仕事の意味の共有」「内発的な動機づけ」
    といった具体的手段を、世界基準の理論に基づいて紹介していきます。
    管理職やリーダーはもちろんのこと、現場の一社員であっても、
    チームをリードして「組織を変えていく」ための知見と技術をお伝えします。
  • 言葉には力がある。

    思いや感情を「書く」「話す」、
    それだけで心が楽になる。
    現実が変わる、人生が動き出す!

    精神科医として30年の経験と、
    YouTubeで4000超の悩み相談に答えてきた実績の集大成!
    著書累計220万部突破の、大人気精神科医が贈る、
    究極の「悩み」解消本!!

    ◎前に進めない「停滞」こそが悩みの本質
    ◎悩み解消のために、原因を取り除く必要はない
    ◎脳科学的にも「言葉」には不安を鎮める効果がある
    ◎ネガティブな口癖は、悩みを増幅させる呪いの呪文
    ◎「あの人だったらどうするだろう?」と考えてみる
    ◎人間は変えられなくても、人間関係は変えられる
    ◎その悩みは、いつの悩み? 考えるべきは、「今できることは何か」
    ◎コンプレックスという呪縛から、解放される方法
    ◎つらい過去を忘れられる魔法の言葉
    ◎悲観的にも、楽天的にもならないのが真の「ポジティブ思考」
    ◎自分の考えは、先入観と思い込みだと、まず考える
    ◎やれることを、やれる範囲でやっていく
    ◎「相談する勇気」が死に至る病を防ぐ
    ◎大切な人の死を受容していくには1年半かかる
    ◎自分でコントロールできないなら、悩むだけ無駄
    ◎「あきらめる」は現実を明らかに見て、次へ進むこと ……ほか

    つぶやくだけで、心がみるみる軽くなる「魔法の言葉」満載。
    「言語化」で悩み解消、メンタル最適化、自己パフォーマンス最大化!!
  • 【限られた時間でムダに戦わずやりたいことをやる技術】

    サラリーマンでありながら、「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まってしまう、45歳のフツウのようでフツウじゃない、いま話題の佐久間宣行が教える、誰とも戦わず、好きなことで効率的に成果を出す62の仕事術。





    天才ではなくフツウの人こそマネすれば、一目置かれる人になる!

    佐久間宣行が22年のサラリーマン人生の集大成として本気で書いたビジネス書。

    特別ではない人こそ特別になれる1冊です。
  • 幾度もの危機から甦り、世界で最も成功した映画スタジオのひとつとなった「マーベル・スタジオ」。
    何十年もの歴史を持つスーパーヒーローたちの魅力とそのルーツを見失うことなく、投資家もファンも満足させてきたエンターテインメント業界の覇者は、いかにしてクリエイティブとビジネスを完璧に両立させてきたのか?
    その競争戦略、企業文化、創作の秘密を綿密な取材で解き明かしたマーベル・ファン必読の書!
  • MCUが起こしたサウンドトラック革命!

    MCU作品はヒーローたちの個性が光る“アクション”や“人間ドラマ”が魅力的だが、同時にヒーローたちの活躍に彩りを与える“音楽”もまた魅力の一つと言える。オリジナルの劇伴や歌だけでなく、往年の名曲を取り入れるなど、それぞれの作品の個性をより色濃く際立たせている。本作ではフェーズ1~3の23作品で使用された140曲以上に及ぶポップミュージックの背景や選曲意図を徹底考察!その選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度から徹底的に分析・考察する!


    「ポップミュージックと映画を結びつけ、両者に橋を架けること。映画の歴史全体に照らしても、50年分の華々しい達成のあとでさえ、マーベル・スタジオが今行っていることは、特別で大きなものだと私たちは考えています。のちに「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれることになる映画シリーズが2008年に始まったとき、つまり『アイアンマン』が公開されたとき、開巻いきなり響きわたるハードロックがすべての変化の始まりでした。そこにはすべての予兆が含まれていたと、今ならはっきりとわかります」(本書まえがきより)


    【目次】
    はじめに/PROLOGUE(添野知生)

    PHASE01
    アイアンマン
    インクレディブル・ハルク
    アイアンマン2
    マイティ・ソー
    キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
    アベンジャーズ

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(1)
     PUNPEE
     北村紗衣

    PHASE02
    アイアンマン3
    マイティ・ソー/ダーク・ワールド
    キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

    PLAYLIST メレディス・クイル選曲『Awesome Mix 完全版』(C)Spotify

    アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
    アントマン

    COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(2)
     宇多丸(RHYMESTER)
     荻上チキ

    PHASE03
    シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
    ドクター・ストレンジ
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
    スパイダーマン:ホームカミング
    マイティ・ソー バトルロイヤル
    ブラックパンサー

    COLUMN 映画全体を外側から見つめ直す立体的なアルバム「Black Panther: The Album」解説(小林雅明)

    アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
    アントマン&ワスプ
    キャプテン・マーベル
    アベンジャーズ/エンドゲーム
    スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

    おわりに/EPILOGUE(高橋芳朗)
  • 人生を変える哲学が、ここにある――。
    現代思想の真髄をかつてない仕方で書き尽くした、「入門書」の決定版。

     * * *

    デリダ、ドゥルーズ、フーコー、ラカン、メイヤスー……
    複雑な世界の現実を高解像度で捉え、人生をハックする、「現代思想」のパースペクティブ

    □物事を二項対立で捉えない
    □人生のリアリティはグレーゾーンに宿る
    □秩序の強化を警戒し、逸脱する人間の多様性を泳がせておく
    □権力は「下」からやってくる
    □搾取されている自分の力を、より自律的に用いる方法を考える
    □自分の成り立ちを偶然性に開き、状況を必然的なものと捉えない
    □人間は過剰なエネルギーの解放と有限化の二重のドラマを生きている
    □無限の反省から抜け出し、個別の問題に有限に取り組む
    □大きな謎に悩むよりも、人生の世俗的な深さを生きる

    「現代思想は、秩序を強化する動きへの警戒心を持ち、秩序からズレるもの、すなわち「差異」に注目する。それが今、人生の多様性を守るために必要だと思うのです。」 ――「はじめに 今なぜ現代思想か」より

     * * *

    [本書の内容]
    はじめに 今なぜ現代思想か
    第一章 デリダーー概念の脱構築
    第二章 ドゥルーズーー存在の脱構築
    第三章 フーコーーー社会の脱構築
    ここまでのまとめ
    第四章 現代思想の源流ーーニーチェ、フロイト、マルクス
    第五章 精神分析と現代思想ーーラカン、ルジャンドル
    第六章 現代思想のつくり方
    第七章 ポスト・ポスト構造主義
    付録 現代思想の読み方
    おわりに 秩序と逸脱
  • なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。なんのために? それで作品を味わったといえるのか? 著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか? いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。
  • 古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。
  • なぜ世界は突如として物価高の波に飲み込まれたのか?

    ウクライナの戦争はその原因ではないことは、データがはっきりと示している。
    では"真犯人"は……?
    元日銀マンの物価理論トップランナー、異例のヒット『物価とは何か』の著者が、問題の核心を徹底考察する緊急出版!

    なぜ急にインフレがはじまったのか?
    だれも予想できなかったのか?
    ――経済学者も中央銀行も読み間違えた!

    ウクライナ戦争は原因ではない?
    ――データが語る「意外な事実」

    米欧のインフレ対策は成功する?
    ――物価制御「伝家の宝刀」が無効になった!

    慢性デフレの日本はどうなる?
    ――「2つの病」に苦しむ日本には、特別な処方箋が必要だ!

    本書の「謎解き」は、世界経済が大きく動くダイナミズムを描くのみならず、
    日本がきわめて重大な岐路に立たされていることをも明らかにし、私たちに大きな問いかけを突きつける――
    前著よりさらにわかりやすくなった、第一人者による待望の最新論考!

    【本書の内容】
    第1章 なぜ世界はインフレになったのか――大きな誤解と2つの謎
    世界インフレの逆襲/インフレの原因は戦争ではない/真犯人はパンデミック?/より大きな、深刻な謎/変化しつつある経済のメカニズム
    第2章 ウイルスはいかにして世界経済と経済学者を翻弄したか
    人災と天災/何が経済被害を生み出すのか――経済学者が読み違えたもの/情報と恐怖――世界に伝播したもの/そしてインフレがやってきた
    第3章 「後遺症」としての世界インフレ
    世界は変わりつつある/中央銀行はいかにしてインフレを制御できるようになったか/見落とされていたファクター/「サービス経済化」トレンドの反転――消費者の行動変容/もう職場へは戻らない――労働者の行動変容/脱グローバル化――企業の行動変容/「3つの後遺症」がもたらす「新たな価格体系」への移行
    第4章 日本だけが苦しむ「2つの病」――デフレという慢性病と急性インフレ
    取り残された日本/デフレという「慢性病」/なぜデフレは日本に根づいてしまったのか/変化の兆しと2つのシナリオ/コラム:「安いニッポン」現象
    第5章 世界はインフレとどう闘うのか
    米欧の中央銀行が直面する矛盾と限界/賃金・物価スパイラルへの懸念と「賃金凍結」/日本版賃金・物価スパイラル 116
    参考文献
    図表出典一覧
  • 「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること――。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。
  • 全世界200以上のゲームアワードを受賞した傑作サバイバルアクション『The Last of Us』のアート集が遂に邦訳化! 寄生菌の爆発的な感染により人類が絶滅の危機に瀕した世界を細部まで豊かに描き、美しくも残酷な物語で世界中のプレイヤーを虜にした『The Last of Us』――その作品世界を堪能するに欠かせないアート集邦訳版が遂に登場。コンセプトアートやキャラクターのデザイン画のほか、さまざまな場面や風景を描いた息を呑むようなアートワークを収録。ジョエルとエリーの運命の旅路を追体験できるのはもちろんのこと、本作品の可能性をどこまでも追及しこだわり続けたクリエイターやアーティストたちの熱い想いにもふれられるファン必見の一冊です。
  • 自伝より自伝的。
    語らなかった男が、語ってきたこと。
    ノーベル文学賞受賞スピーチをふくむ、
    全年代の重要な発言を、時代背景の解説&ボブ・ディラン語録とともに収録。

    20世紀の最重要ミュージシャンにして、
    現代アメリカが生んだ、最も偉大な詩人の軌跡を1冊に。
    セルフプロモーションの天才? 嘘つき? ビジネスマン?
    時代の寵児? 公民権運動や反戦運動の若きリーダー?

    解説:萩原健太

    放送されなかったラジオインタヴュー、
    あのノーラ・エフロンによる今となっては掲載誌不明のインタヴュー、
    ナット・ヘントフによるプレイボーイ誌インタヴュー、ポール・ゾロによる創作術インタヴュー、
    マリー・トラヴァース(ピーター・ポール&マリー)、マイケル・ギルモアによるインタヴューなど、
    ファンならずとも読んでおきたい、決定版45万字ディランの言葉。
  • 4,224(税込)
    著:
    鷲見洋一
    レーベル: ――
    出版社: 平凡社

    フランス啓蒙思想の金字塔『百科全書』。壮大なプロジェクトの全貌を編集長・ディドロを通して、精緻かつ自在な分析で描き出す。
  • 2,607(税込)
    著:
    尾崎真理子
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    謎だらけのポストモダン小説の先駆『同時代ゲーム』はなぜ書かれたのか。自伝的要素の強い『懐かしい年への手紙』に登場するギー兄さん、『燃えあがる緑の木』の新しいギー兄さんは、なぜ「ギー」なのか。大江健三郎の全小説を精読し、柳田国男の影響を確信した著者は、大江と柳田の深い関係を探っていく。しかし、大江の謎は柳田のみならず、『万延元年のフットボール』と島崎藤村『夜明け前』との類似点へと行き着き、いつしか不思議な親和性を持つ文学者のつながりは平田篤胤へと辿りつく。これまで海外文学の影響下において読み解かれてきた大江健三郎文学に、深く根を下ろした日本文学の伝統とは一体何か。大江研究の第一人者が読み解く、知的好奇心に満ちた快著!
  • サービスやプロダクトを急成長させる戦略「ネットワーク・エフェクト」は、時にサービスを破滅にも向かわせる――。しかし、その全貌は知られていない。

    シリコンバレーのトップベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)のゼネラルパートナーであり、クラブハウスなど注目のスタートアップの取締役も務めるアンドリュー・チェンが、成長に欠かせない戦略「ネットワーク・エフェクト」を解き明かします。

    尾原和啓 氏 推薦!
    「事業の立ち上げから軌道に乗せるまでの実践的な解説書。本書を読めば、世界ではGAFAが、日本ではLINEがなぜ勝ち続けているのかが理解できる。仕組み化が苦手で損をしている日本のビジネスパーソンにぜひお薦めしたい」

    ◆豊富な実例をもとにわかりやすく解説
    大成功したサービスには、ほぼ必ず「ネットワーク」がある。その実例を紹介。

    インスタグラム:フィルターなどツールで誘って立ち上げ、ネットワークで定着させる
    リンクトイン:招待制で友人ネットワークから拡大
    ウーバー:集めにくいドライバーのネットワークづくりに注力
    ティンダー、フェイスブック:大学ごとのアトミックネットワークをつくって拡大
    グーグルプラス:ネットワークよりビッグバン型立ち上げを重視して失敗

    ◆ネットワーク・エフェクトのフレームワークとは?
    アンドリュー・チェンが体系化したフレームワークを解説します。
  • あのバブル絶頂時、そしてその崩壊、いずれのときも意外なほどに物価は動かなかった。それはなぜか?
    お菓子がどんどん小さくなっている……なぜ企業は値上げを避けるのか?
    インフレもデフレも気分次第!?
    物価は「作る」ものだった?

    経済というものの核心に迫るための最重要キーである、物価という概念。
    国内第一人者が初歩の初歩から徹底的にわかりやすく説き起こし、社会にくらす私たち全員にとって、本当に知るべき経済学のエッセンスを教える、画期的入門書の登場!

    ハイパーインフレやデフレと闘う中央銀行や政府の実務家(ポリシーメーカー)たちは、何を考え何をしているのか。
    それらの成果と教訓を研究者たちはどのように学び、理論を発展させてきたか。
    私たちの生活そのものと直結する、生きた学問としての経済学が立ち上がっていく様を生き生きと描く!
    学問としてのマクロ経済学を希求する、真摯な社会科学探究。

    インフレもデフレもない安定した社会は、実現できるのか。
    その大きな問いにこたえようとする、エキサイティングな一冊!

    【本書より】
    個々の商品の価格が、売り手や買い手の個別の事情を適切に反映して動くのは、自然なことです。そして、個々の価格は忙しく動きまわるけれど全体としてみると安定している、というのが健全な姿です。ただ、同じ「全体が動かない」場合でも、個々の価格がまったく動かず、その当然の帰結として全体も動かないということもあり得ます。しかしそれは病的だと言えるでしょう。(中略)売り手や買い手の事情で価格が上がり下がりするという、経済の健全な動きが止まっていたら、それは異変とみるべきです。後で詳しく述べますが、今の日本経済はこれに近い状態だと私はみています。

    【主な内容】
    はじめに
    第1章 物価から何がわかるのか
    第2章 何が物価を動かすのか
    第3章 物価は制御できるのか――進化する理論、変化する政策
    第4章 なぜデフレから抜け出せないのか――動かぬ物価の謎
    第5章 物価理論はどうなっていくのか――インフレもデフレもない社会を目指して
    おわりに

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