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『文芸・小説、ミステリー・推理・サスペンス、恋愛』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全357件

  • シリーズ6冊
    759814(税込)
    著:
    城平京
    イラスト:
    片瀬茶柴
    レーベル: 講談社タイガ
    出版社: 講談社

    <2020年1月アニメ放送開始!>
    <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!>
    <シリーズ累計300万部突破!>

    【放送情報】
    テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30~
    MBS    1月11日より毎週土曜26:38~
    BS日テレ  1月14日より毎週火曜24:00~
    dアニメストア、GYAO!ほかにて配信!

    【CAST】
    岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守
    弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ
    寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓

    【STAFF】
    原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載)
    監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登
    キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏
    アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS

    【MUSIC】
    オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン
    エンディング:「LAST DANCE」宮野真守

    巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。
    人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!?
    驚きたければこれを読め――本格ミステリ大賞受賞の傑作推理!

    終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。
    のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。
    ――『僕は友達が少ない』の平坂読氏推薦!!

    「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作(作家・氷川透)
    ただただ作者の才能に嫉妬するばかり(作家・黒田研二)
    おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの)
    内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ(作家・辻真先)
    辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないか――(書評家・千街晶之)
    驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた(作家・太田忠司)
    「真相」の意味について刺激的な考察を展開(作家・大山誠一郎)
    「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説(作家・光原百合)
  • シリーズ9冊
    682748(税込)
    著者:
    奥乃桜子
    イラストレータ:
    宵マチ
    出版社: 集英社

    兜坂国の斎庭(後宮)は、神を招き、もてなす場。実体を持つ神々は豊穣と繁栄を招く半面、ひとたび荒ぶれば恐ろしい災厄を国にもたらす。地方の郡領の娘・綾芽は、親友の死の真相を探るため上京した。そこで偶然、荒ぶる女神を鎮めてみせた綾芽は、王弟の二藍に斎庭の女官として取り立てられる。だが、それは国の存亡を揺るがす事件の幕開けに過ぎなかった……。
  • シリーズ11冊
    561693(税込)
    著者:
    青木祐子
    イラストレータ:
    uki
    出版社: 集英社

    森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができて、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ち込んだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?
  • 真相にタッチ、犯人をアウト。

    のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後日、野球部とライバル校との練習試合終盤に事件は起きた。白昼堂々、球場で発見された野球部監督の死体に騒然となる両校関係者と捜査陣。動機は不明、球場ではアリバイ実験も行われるなど混迷をきわめる事件に、オレたち探偵部三人が事件に首を突っ込んだ。しょうもない推理合戦の先に待つものは……? 本格推理界期待の新鋭が、その持ち味を生かした書き下ろしユーモア本格推理。
  • シリーズ6冊
    0803(税込)
    編:
    朝宮 運河
    イラスト:
    作:
    黒川裕子
    作:
    黒史郎
    作:
    最東対地
    作:
    澤村伊智
    他6名
    出版社: ポプラ社

    てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。50編の小さな物語が、きみがやってくるのを待っているよ──。
  • 第1回キミノベル小説大賞〈大賞〉受賞作! ある日、探偵部の中2女子・真理に届いたのは「転落死の原因を探してほしい」という物騒な依頼。差出人は、学年イチかしこい男子、虎。聞けば「転落死」=「恋に落ちた」、しかも相手は……まさかの真理!? 「なんで、自分を好きになった理由を捜査しなくちゃいけないのさ!」と思いながらも、やっぱりちょっと気になっちゃう! ナゾトキ×ジェットコースターラブの新シリーズ、スタート!
  • 990(税込)
    著者:
    相沢沙呼
    著者:
    青崎有吾
    著者:
    乾くるみ
    著者:
    織守きょうや
    著者:
    斜線堂 有紀
    著者:
    武田綾乃
    他1名

    話題沸騰の傑作アンソロジー待望の文庫化!
    百合って、なんだろう。
    彼女と私、至極の関係性。“観測者"は、あなた。

    新学期初日、彼女を見つけた。窓際の一番後ろの席でうたたねしている姿から目が離せなくなった…(「椿と悠」)。
    なぜ最強の姉妹は近付く“観測者”を片っ端から殺していくのか。彼女たちを追い異国の地へ…(「恋澤姉妹」)。
    百合――女性同士の関係性をモチーフに豪華作家陣が描く珠玉の七編とそれを彩る七点のイラスト。究極のコラボレーションが実現!

    相沢沙呼「微笑の対価」/扉イラスト 清原紘
    青崎有吾「恋澤姉妹」/扉イラスト 伊藤階
    乾くるみ「九百十七円は高すぎる」/扉イラスト 郷本
    織守きょうや「椿と悠」/扉イラスト 原百合子
    斜線堂有紀「百合である値打ちもない」/扉イラスト たいぼく
    武田綾乃「馬鹿者の恋」/扉イラスト けーしん
    円居挽「上手くなるまで待って」/扉イラスト toi8

    カバーイラスト/100年
    カバーデザイン/円と球
  • シリーズ42冊
    589791(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。
    ■目次
    【小説】
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)
    三四郎
    こころ
    それから
    それから(新字旧仮名)
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    門(旧字旧仮名)
    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
    【短編・小品・随筆】
    幻影の盾
    琴のそら音
    倫敦消息
    京に着ける夕
    京に着ける夕(旧字旧仮名)
    自転車日記
    倫敦塔
    カーライル博物館
    文鳥
    夢十夜
    永日小品
    長谷川君と余
    思い出す事など
    子規の画
    子規の畫(旧字旧仮名)
    変な音
    變な音(旧字旧仮名)
    ケーベル先生
    ケーベル先生の告別
    戦争からきた行き違い
    初秋の一日
    三山居士
    硝子戸の中
    一夜
    薤露行
    趣味の遺伝
    手紙
    【評論・その他】
    吾輩は猫である(上篇自序)
    吾輩は猫である(中篇自序)
    吾輩は猫である(下篇自序)
    三四郎(予告)
    こころ(広告文)
    こころ(自序)
    こころ(予告)
    それから(予告)
    イズムの功過
    岡本一平著並画『探訪画趣』序
    学者と名誉
    家庭と文学
    鑑賞の統一と独立
    元日
    鬼哭寺の一夜
    木下杢太郎著『唐草表紙』序
    客観描写と印象描写
    教育と文芸
    虚子君へ
    近作小説二三について
    現代日本の開化
    好悪と優劣
    滑稽文学の将来
    コンラッドの描きたる自然について
    作物の批評
    「自然を写す文章」
    写生文
    処女作追懐談
    人工的感興
    人生
    鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年
    西洋にはない
    創作家の態度
    草平氏の論文について
    高浜虚子著『鶏頭』序
    田山花袋君に答う
    「土』に就て
    「土」に就て(旧字旧仮名版)
    長塚節氏の小説「土」
    坪内博士とハムレット
    つり鐘の好きな人
    艇長の遺書と中佐の詩
    『伝説の時代』序
    点頭録
    『東洋美術図譜』
    道楽と職業
    独歩氏の作に低徊趣味あり
    中味と形式

    何故に小説を書くか
    日英博覧会の美術品
    入社の辞
    猫の広告文
    『煤煙』の序
    博士問題
    博士問題とマードック先生と余
    博士問題の成行
    「額の男」を讀む
    批評家の立場
    文学雑話
    文芸委員は何をするか
    文芸と道徳
    文芸とヒロイツク
    文芸の哲学的基礎
    文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
    文士の生活
    文章一口話
    文体の一長一短
    文壇の趨勢
    僕の昔
    マードック先生の『日本歴史』
    正岡子規
    満韓ところどころ
    水底の感
    無題
    明治座の所感を虚子君に問れて
    模倣と独立
    「夢のごとし」を読む
    余と万年筆
    予の描かんと欲する作品
    落第
    私の経過した学生時代
    私の個人主義
    【関連作品】
    文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)
    漱石山房の冬(芥川龍之介)
    夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)
    葬儀記(芥川龍之介)
    漱石と自分(狩野亨吉)
    漱石氏と私(高浜虚子)
    埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)
    夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)
    夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)
    俳諧瑣談(寺田寅彦)
    根岸庵を訪う記(寺田寅彦)
    漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)
    「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)
    小川芋銭先生と私(野口雨情)
    夏目漱石論(森鴎外)
    漱石の人物(和辻哲郎)
    夏目先生の追憶(和辻哲郎)
  • 仁義なき嫁シリーズ第3部1作目・本編(「続仁義なき嫁18愛執番外地」の続き)結婚六年目を迎えることなく、大阪へ出奔した佐和紀。横澤と名を変えた元世話係の岡村の助けを借り、『花牡丹のサーシャ』と呼ばれながらのチンピラ生活は、忍んでくる周平との逢瀬もあり、以前と大きな違いがない。しかし、逢瀬の最中に周平とケンカをしてしまう。落ち込む佐和紀だが、大阪のヤクザ・美園から力試しの依頼が舞い込み、それどころではなくなるのだった。美園の依頼内容は、繁華街でヤクザにケンカを売ってくる『パーティー主催団体・紅蓮隊』を抑えること。その団体の後ろには、直登のアニキ分であり、佐和紀と直登の稼ぐ金で遊び歩く木下の影もあり…。仁義なき嫁シリーズ・第三部開始。※初出:『仁義なき嫁・淫雨編』2019年12月発行・同人誌
  • シリーズ4冊
    682957(税込)
    著者:
    はるおかりの
    イラストレータ:
    Say HANa
    出版社: 集英社

    栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。
  • シリーズ13冊
    436770(税込)

    花嫁さんお買い上げ!?

    友人と入ったパーラーで「愛人契約」の現場を目撃した水畑貴士。女に契約を持ちかけていたのは、中学生時代に世話になっていた家庭教師・落合だった。突如放たれた銃弾から、咄嗟に恩師をかばった水畑は――。一方、落合の紹介で老人と契約を結んだ双葉あゆみは奇妙な「愛人生活」に困惑。老人の企みとは? 女子大生・亜由美は友人の水畑、同じ名のあゆみを救うために大奮闘! 表題作ほか「泣きぬれた花嫁」収録。
  • 1,760(税込)
    著:
    似鳥鶏
    イラスト:
    爽々
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    本に挟まれた暗号。謎解きに挑む姉妹。忘れられない夏が始まる。 会員が2名しかいないクイズ研究会会長の高校2年生・成田頼伸(ライ)は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、ダンス同好会に所属する人気者・成田清春(キヨ)がいるからだ。クラスで「成田君」といえば、キヨのこと。「役立たたない」ことが好きなライと、大学受験に向けて効率重視で「役立つこと」が好きなキヨ。性格も対照的で、クラスでは決して交わることのなかった二人だが、夏休みの間、ひょんなことから、謎解きに挑む姉妹を手伝うことになる。謎解きの先で待つものとは――。 すべての謎が明かされた時、切なさと温かさが胸を満たす、青春恋愛ミステリー。
  • 【試し読み】 <第10回ポプラ社小説新人賞・奨励賞受賞作!>麗しき貴公子探偵の推理の秘訣は、庶民派チョイ足し料理!? ポジティブ貧乏家政婦とセレブな金髪美少年探偵の凸凹コンビによる、グルメミステリー開幕!
  • 「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。
    日本エンターテインメントの最前線&最高峰!

    日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。

    その第一弾となるYOASOBIの楽曲「ミスター」の原作となった、島本理生氏の小説「私だけの所有者 はじめて人を好きになったときに読む物語」を電子書籍で単独配信!

    アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。
    とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書き始めたーー。

    ※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。
    作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。

    ■YOASOBIからのメッセージ

    4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。
    (YOASOBI composer Ayase)

    はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。
    (YOASOBI vocal ikura)

    ■著者からのメッセージ

    初めての挑戦をたくさん詰め込んだら、むしろ自分の原点とも言うべき、好きな人との物語になりました。恋よりも強い絆で結ばれた「私だけの所有者」にこの短編で出会ってください。
    (島本理生)

    ■著者プロフィール

    島本理生(しまもと・りお)
    一九八三年東京都生まれ。中学生時代に執筆を開始し、一九九八年「鳩よ!」掌編小説コンクールに作品「ヨル」を応募し当選、年間MVPを獲得する。二〇〇一年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。二〇〇三年『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞、二〇一五年『Red』で島清恋愛文学賞、二〇一八年『ファーストラヴ』で直木三十五賞を受賞。他の著書に『ナラタージュ』『よだかの片想い』『星のように離れて雨のように散った』など。思春期の繊細な感情を鮮やかに表現し、若い読者からの支持も高い。
  • この人となら―と思った瞬間、
    あなたは既に騙されている!
    人生はどんでん返しの連続だ――

    幸福を願うすべての人へ贈る
    衝撃のミステリー!!

    運命の出会いはいのちがけだった――

    沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分だ。しかし、相談所に入会して三年たっても結婚相手がみつからないという。何か裏があると感じた沙織は、これまで杉下が紹介された女性たちに会いに行くが、驚愕の事実が……(「理想の男」)。婚活をめぐり、運命のどんでん返しが待ち受ける、サプライズ満載ミステリー!
  • 407(税込)
    著者:
    金原ひとみ
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。
  • 久那納家に生まれた長子は、全員三十歳までに死ぬ――二十八歳になった久那納恵介は、自称心霊科医として相棒の墓麿とクリニックを営んでいる。残留思念体=幽霊をワクチンとして集めることが、代々続く呪いを解く唯一の方法だという。多種多様な「患者」を助け、解呪を目指す二人だが……。
  • 605(税込)
    著者:
    乙一
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春……乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!
  • シリーズ3冊
    440550(税込)

    シリアルキラーを追い詰めろ!凄腕ハッカー×やさぐれ記者、年の差バディが主役のサスペンスBL

    「一分は恐ろしく素早く過ぎる。一匹のバンダースナッチを押しとどめる方がまだ楽だ」
    フリーランスの記者・風祭遊輔は、新宿二丁目で働くバーテンダー兼凄腕ハッカー・富樫薫とバディを組み、動画サイトやSNSにて芸能人や権力者の悪事を暴露していた。
    チャンネル名は『バンダースナッチ』。
    鏡の国のアリスに登場する、個にして群の架空の怪物。
    ある時二丁目で売春していた青年・間宮春人が性的暴行を加えられた無惨な死体となり、奥多摩の山林から発見される。
    彼を殺したのは妖精の木こり≪フェアリー・フェラー≫。
    遊輔と薫は≪フェアリー・フェラー≫の追跡を始めるのだが……。
    年下執着尽くし攻めバーテン(22)×強気眼鏡受け記者(32)
    イラスト:稲(@haigamai88)様
  • 19世紀ヴィクトリア朝英国、主従として生きた青年たちの物語。

    19世紀ヴィクトリア朝ロンドン。
    名門貴族スタンホープ伯爵家の嫡男エドガーは、幼少時から自分に仕える従者オリバーに深い信頼の情を寄せていた。
    共に画家を志す二人だが、身分差から来るすれ違いが波紋を呼んで……。
    執着尽くし攻め主人×平凡強気受け従者 『驚異の部屋』の番外編ですがこれだけでも読めます。
    表紙:波田(@namidashiro)様
  • 他殺・自殺・その他。ご利用の際は該当事故物件のグレード表をご覧ください、報酬額は応相談。

    巻波 南(まきなみ・みなみ)27歳、職業はフリーター兼事故物件クリーナー。
    事故物件には二人目以降告知義務が発生しない。その盲点を突き、様々な事件や事故が起きて入居者が埋まらない部屋に引っ越しては履歴を浄めてきた彼女が、新しく足を踏み入れたのは女性の幽霊がでるアパート。
    当初ベランダで事故死したと思われた前の住人の幽霊は、南の夢枕に立って「コロサレタ」と告げる。
    犯人はアパートの中にいる―……?
    南はバイト先のコンビニの常連である、男子高校生の黛 隼人(まゆずみ・はやと)と組み、前の住人・ヒカリの死の真相を調べ始めるのだが……恋愛/ТL/NL/年の差/高校生(17)×フリーター(27)
    スラップスティックヒューマンコメディ、オカルト風味。
    イラスト:がちゃ@お絵描き(@gcp358)様
  • わたし、青星学園の中等部1年生の春内ゆず。入学したら、とにかく目立たず、フツーの生活を送るのが目標だったのに、ある日学校で目立ちまくりの4人の男の子から、急に呼び出されて、「なあ、春内。おれたちを助けてくれないか? お前の「力」が必要なんだ」って。――えっ……! ど、どうしよう――!?
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    わたし、山城瑠奈、中1。学校の遠足で、水族館にやってきたんだ。まわりは友達同士でさわいでるけど、わたしは群れるのがキライ。別の階に行こうと、エレベーターに乗ったんだ。でも、着いたのはまさかの裏水族館。わたし、人気アイドルグループ「るーとB」の男の子4人と、閉じこめられちゃった!? 脱出するには「素直な気持ちを告白しろ」って、そんなのムリ! 推しとの結末が選べる、大人気のラブ×サバイバルストーリー!
  • eureka0313詩集 (一天社文庫普及版)

    詩集『魔性の血』の続編です。お楽しみいただければ幸いです。
    <目次>
    「不死は不思議な夢でした」
    「校舎のうらに寝ころんで」
    「岬」
    「私には夕陽が見えた」
    「魔性の血」
    「売春宿に潜入だ」
    「人妻殺しのうた」
    「人形」
    「透明人形」
    「未来」
    「姫は見つめなければならなくて」
    表紙画像のソース
  • きれいじゃない「推し」なんかいらない。 
    ――最低。死んじゃえ。

    平凡な女子高生と、そのクラスメイトの男子生徒。
    ふたりはなぜ、人気男性アイドルの命を狙ったのか。
    愛ゆえの絶望が、彼らを凶行へと駆り立てる。
    刹那的青春。
    その狂気の果てに待っていた真実とは…!?
    青春の《歪み》と《痛み》を鮮烈に描いた
    センチメンタル・クライムストーリー!

    「もし、人をひとりだけ殺していいって言われたら、誰を殺す?」
    クラスメイトの男子――月宮夜舟にそう問われ、庄司波菜子が真っ先に思い浮かべたのは、アイドルグループ「バックトゥザナウ」の推しメン・藤川勇の顔だった。
    不可思議な友情で結ばれた高校生男女の犯罪計画は、驚くべき大胆さで実行に移されていくが…。

    『16歳の遺書』『ひとりぼっちの殺人鬼』など、これまでにも《青春の狂気と死》を描いてきた櫻井千姫が放つ、衝撃の青春クライム・ノベル爆誕!!
  • ■収録作品私は負けたことがないウィズバイラス・インジュピター夢の中の少女ソシャゲ世界のやり直しだいたいゾンビのせい信じた手紙は花の香り素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • NFLのスター選手ザックの別れた妻は、四年前に暴行を受けて植物状態になった。ザックには愛情は残っていなかったが、延命治療の決定権を持つことになり、その後、選手を引退し隠遁生活を送っていた。しかし、元妻を暴行した男が軽罪となり早期釈放されたことで事態は動きだす。男を追う州検事の女ケイトはザックにある提案を持ちかける。元妻の運命を握り、重圧と決断に揺れるザック。そして彼らに迫る加害者の男の影――。それぞれの思惑と葛藤が交錯しせめぎ合う、疾風怒濤のサスペンス!
  • 前作『魔法飛行』で生涯最大の冒険を経験した入江駒子は、その余波で風邪をひきクリスマスを寝て過ごすことに。けれど日頃の精進ゆえか間もなく軽快し、買い物に出かけた大晦日のデパートで思いがけない人と再会を果たす。勢いで「読んでいただきたい手紙があるんです」と告げる駒子。十数通の手紙に秘められた謎、そして書かれなかった“ある物語”とは? 手紙をめぐる《不思議》にラブストーリーの彩りが花を添える連作長編ミステリ。伸びやかなデビュー作『ななつのこ』に始まる、駒子シリーズ第三作。/解説=光原百合
  • 2,090(税込)
    著:
    雫井脩介
    レーベル: ――
    出版社: 水鈴社

    「お前にしかできないことなんて、ない」――兄・実行
    「あきらめたら、俺という存在はどうなるんだ」――弟・成功

    順風満帆な御曹司の前に突如現れ、入れ替わろうとした異母兄。
    お前は俺から、仕事も恋も奪おうというのかーー。
    『犯人に告ぐ』『望み』『検察側の罪人』の著者が描く、スリリングなサバイバルレース!


    入れ替わった「王子」の戦いの行方はーー。


    【あらすじ】
    準大手飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が何者かによって別荘に監禁された。
    彼は取締役就任と、意中の女性・山科早恵里との交際を目前にしていた。
    半年後、絶望の中で解放された成功が会社に行くと、社内の状況は一変し、かつての彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が入れ替わっていた。
    そして実行は早恵里にも近付こうとしている。
    「奪われたものは、奪い返さなければ」
    成功は、事件の真相と自らの復権をかけて奔走するがーー。
    異母兄弟がビジネスと恋で火花を散らす、一気読み必至のエンターテインメント! 


    【著者プロフィール】
    雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)
    1968年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。2000年、第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。2004年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位となり、第七回大藪春彦賞も受賞した。『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『望み』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』など映像化された作品多数。近著に『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『霧をはらう』など。2023年、『クロコダイルティアーズ』で直木賞候補となった。
  • 妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付き?金目の物よりも欲しいのは…。不穏な事件が幕を開ける――。

    妖しい質屋に持ち込まれる物はいわく付!? ダーク系ライトミステリー!

    新卒で入った会社を理不尽な理由でクビになった千里は、家賃を払うため両親の形見の結婚指輪を換金しようと「質屋からす」を訪れる。しかし店主・烏島に全く相手にされず意気消沈して店を出ようとすると、ある取引を持ちかけられた。それは千里の『ある能力』を金で買いたいというもので――。烏島が引き取るのは金・銀・宝石ではなく、金の差し歯が入った小瓶、客の歴代の恋人の合鍵の束、そして焼け焦げたペンダント。金目の物より客の大切なものが欲しいという妖しい店主の秘密とは……。
  • 大陸の東域に位置する大国・陽夏国。芝居一座で育った龍意は、突然やって来た宮城からの使者より、自分が皇帝の双子の弟だと知らされる。将来帝室騒乱の原因になると占われ殺されそうになったところを、母親である皇后の実家が裏で手を回し一座に預けたのだという。そして双子の兄で見た目もうりふたつの皇帝の替え玉になってほしいと依頼された。皇帝は現在、宰相の奸計により、覚めない眠りについてしまっているというのだ。一座の借金を肩代わりしてもらうことを条件に依頼を受けた龍意は、宰相の陰謀を暴くため皇帝を演じることになった。一方、男子禁制の後宮には、女だけで構成された歌劇団「煌星歌劇」がある。籠の鳥である後宮の妃たちを慰撫するための劇団だ。男役として三番手の地位にある星羅は、花形の座に上り詰めることを目標に日々精進していたのだが、龍意と知り合ったことで運命の歯車は回り始め……?
  • どこかで別れた大切な人を想うとき、相手もまた、あなたを想っているかもしれない。      
    ――宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』)


    磯貝美佐、39歳。妊活がうまくいかず、母親離れができない優柔不断な夫・要一郎との生活に見切りを付けるべく、家を出た。東京の下町・谷中の六畳一間で、アンティーク着物のネットショップ「蔦や」を一人で切り盛りしている。友人は、恋愛対象が男性の美しき骨董屋、関くんだけだ。
    ある日美佐が実家の蔵を整理していると、箪笥に大切に仕舞われた、祖母・咲子のものにしては小さすぎる着物を見つける。そして、抽斗の二重底に隠されていた3冊のノートと、見たことのない美少女が写った古写真も……。
    この少女はどこの誰で、咲子とはどのような関係だったのか? ノートを読み始めた美佐はやがて、着物と少女の謎を突き止めた。咲子の生涯を懸けた「思い」を知った美佐は、ある決断をする――。ベストセラー『妻の終活』の著者が贈る、永遠の「愛」の物語。

    『花は散っても』改題。
  • 719(税込)
    著者:
    太田紫織
    レーベル: ――
    出版社: 潮出版社

    『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ著者・太田紫織先生、最新ミステリー。

    「人や物、物事への執着や愛情、「好き」という感情にまつわる事件を解決する。

    【あらすじ】
    幼馴染の昴と宵深は同じ高校のクラスメイト。
    ある日、学級委員の宮川ひなとの帰り道で、
    彼女の推しの男性シンガーの配信を見る。
    その配信で高額の投げ銭をするアカウントに対し、
    ひなは「この子、たぶんエリだ・・・」とつぶやく。
    ひなの心配をよそに、ある日エリは「マネージャーさん経由で連絡が来たの」と誇らしげな様子だが・・・・
  • 770(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: ――

    「父さんと母さんがまぐわうとこを見たい」「よいか、時雨。まぐわいは見るものではなくやるものだ」父の力強い励ましを背に、阿無村をあとにした赤木時雨。都会では女の子釣り放題かなあ。そんな期待を胸に抱いた純朴童貞青年を待っていたのは、性別不詳の美貌エステシャンだった!? 性欲、食欲、排泄、寄生虫。体が溶解する美少女に、ニューハーフ軍団、得体の知れない物体化人間などなど。とことん暴走するスラップスティック小説……電子版あとがきを追加収録。

    ●六道 慧(りくどう・けい)
    東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。
  •  日本海に面した人口七十八万人のX県は、女性就業率ランキング第一位、女性の働きやすさランキング第一位、育児環境ランキング第一位。しかし、誇らしげに語る「X県しあわせ創造課」担当者の言葉には裏があったのだ。日本一の子育て県に貢献することこそ、住民の誇りと幸せ。夫の転勤や結婚などでX県に移住してきた者にとって、地方社会独特の“掟”は恐怖そのものだった……。連作短篇サイコスリラー。電子版あとがきを追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 2,200(税込)
    著者:
    桜木紫乃
    レーベル: ――

    世間を震撼させた白昼のテロ事件から17年。
    名を変え他人になりすまし、"無実"の彼女はなぜ逃げ続けたのか?

    1995年3月某日。渋谷駅で毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配されたのは宗教団体「光の心教団」の幹部男性と、何も知らずに同行させられた23歳の信者岡本啓美(おかもとひろみ)。この日から、無実の啓美の長い逃亡劇が始まった。他人を演じ続けて17年、流れついた地で彼女が見つけた本当の"罪"とはいったい何だったのか――。
  •  知名度ワースト、陸の孤島、と本社の人間から軽んじられていた福井県。ところが、怪異を引き寄せてしまう体質の山本くんにとっては、無数のモノノケが蠢く魔境だった!? 昔からの「ふるさと」の姿を守りたい鉄拳女上司・経塚部長と、「まちおこし」に躍起になるNPO法人・ビタミンのキュートな女性・夏井さんとの板ばさみになってしまった山本くん。さらには地霊がすり寄ってきて大騒動に! 
     名所・旧跡・珍スポット、歴史・伝説・逸話、外部の人間にはわからないフクザツな県民感情まで。ありとあらゆる北陸福井の要素を盛り込んだホラーコメディ。文庫版から大幅に加筆修正の上、巻末には郷土愛あふれる「取材ノート」を追加収録。

    ●雀野日名子(すずめのひなこ)
    石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
  • 政治家事務所の日常は、難問・奇問・珍事件だらけ……その実態は、妖よりも、もっと怪しい!? 

    佐倉聖は21歳の大学生。異母弟を養うため、元大物政治家・大堂剛の事務所でアルバイトをしている。
    後援会幹部殴打の謎、立候補者のダイエット騒動etc.
    ――大堂を頼って持ち込まれる種々雑多な陳情や難問珍問を、元不良で負けん気は強いが機転の利く聖が、鮮やかに解決する姿を描く!
    ベストセラー「しゃばけ」の著者が贈る、ユーモアお仕事×ミステリー!
    実業之日本社文庫版刊行記念として、著者デビュー直後の現代ミステリー短編「思い出した……」を文庫初収録。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 770(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     夕海子は、寒くなるとその名簿をひらく。名簿からランダムに選んで、その一人に電話をかける。家を訪ねていく。そして、泊めてくれないかと頼む。それが行き詰まったとき、夕海子は最後の手段に出る。彼女を暖かな場所に連れ戻してくれる最後の脱出装置は、いつも抱えている黒いボストンバッグの底にある……。長篇サスペンス。

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • シリーズ3冊
    616649(税込)
    著者:
    真堂樹
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    昭和初期の東京。浅草の片隅の見世物小屋でひっそりと暮らす猫又の弐矢は、むかし愛した女に瓜二つの美貌の持ち主を見つける。その青年・嘉寿哉の家に居候することに成功した弐矢だが、心理学を研究しオカルトを糾弾しようとする嘉寿哉の周りには何故か妖怪たちが引き寄せられてくる。愛しい彼を守るべく、弐矢は奮闘するが……。欲望渦巻く帝都で暗躍する、妖しくも美しい妖怪たちの物語。
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    「もしかして、あなたかしら?あら。スマホのチャットで一緒に死のうって、誘って来たのは。」「あっ。君かい?一緒に死んでくれるチャットの相手は?」「ええー。そうよ。やっぱりあなたね。背格好で大体分かったわ。前に座っていいかしら?」「うん。いいよ。」「それじゃー。あなたの前に座らせてもらうわね。」「うん。いいよ。」「どうも。」「かわいいんだね。君って。びっくりしちゃった。」「あら。そう?ありがとう。褒めてくれて。」「いやー。本当に綺麗なんだね。君みたいな綺麗な人と一緒に死ねるなんて、僕は幸せだよ。」
  • シリーズ3冊
    550660(税込)
    著:
    篠原美季
    絵:
    あき
    レーベル: 講談社X文庫
    出版社: 講談社

    西早稲田の路地裏にひっそり佇む食堂「あおやぎ亭」。営業時間は日の出から日の入りまで。おばんざい風の料理を出す店の主人は、端正な顔立ちをしたどこか古風な感じのする男性だった。 半井結人は幼い頃の体験から「死者の魂」が見えるようになり、その力を持て余していた。だが「あおやぎ亭」の店主との出会いを機に、自分に秘められた力の意味と活かす方法を知ることに。新シリーズ開幕!
  • 一緒に死ぬって約束でつき合い出した二人

    「あら。スマホ見てたらチャットして来てるわ。何話し掛けて来てるんだろう?」「僕と一緒に死んでくれる?」「何?あなた。私と一緒に死んで欲しいの?」「ああー。そうだよ。」「身長と体重はどれぐらいよ。」「どうして身長と体重を知る必要があるの?」「だって会った時にあなたって分かる必要があるでしょう?」「あっ。なるほど。僕は身長179センチの体重56キロだよ。」「分かった。それでどこら辺りで死にたいの?」「そうだなー。ギザギザ山辺りで死にたいかなー。」「あら。良さそうね。」「そうだろう?」「ええー。それならチェロス駅で合流出来るかしら?」「ああー。丁度そこを通るよ。一緒に死んでくれるのかい?」「ええー。あなたと一緒に死ぬわ。チェロス駅で会いましょう。」「分かった。君の電車のチケットは取ってるから、チェロス駅で乗り込んで来てよ。」「分かったわ。」「それじゃー。電車のチケットを取ったら、またチャットするよ。」「分かった。チャット。待ってるわね。」「うん。」一緒に死ぬって約束でつき合い出した二人ネットで知り合い闇へと落ちて行く二人「また学校に来て君と顔を合わせちゃったね。」「ええー。死ねなかったもんね。今日も学校に来て、階段の下であなたと顔を合わせる事になっちゃったわね。」「うん。でも階段の下で君と二人会うのもドキドキさせられていいよね。」「あら。死にたい気分じゃなさそうね。病めてもいいのよ。」「ううん。階段の下で君と二人会うのもドキドキさせられていいなーって思っただけだよ。」「あら。そう。」「君の方こそ病めたいって思ってるじゃないの?」「ううん。病めたいなんて思ってないわよ。」「それならいいんだけど、君と一緒に死ぬって約束してつき合い出したんだ。このまま最後まで君につき合うよ。僕も病めないよ。」「分かったわ。昨日私達の学校の生徒がまた一人ビルの上から飛び下りて死んでたわね。」「本当?」「ええー。本当よ。」「このままビルから飛び下りて一人死んだばかりじゃないか?同じ人じゃないの?」「ううん。別の人よ。」
  • 一緒に死ぬって約束でつき合い出した二人

    『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「また学校に来ちゃったね。」「ええー。死ねなかったもんね。今日も学校に来て、誰もいない理科室であなたと顔を合わせる事になっちゃったわね。」「でも誰もいない理科室で君と一緒にいるのもぞくぞくさせられていいもんだよ。」「あら。死にたい気分じゃなさそうね。病めてもいいのよ。」「ううん。誰もいない理科室で君と一緒にいるのもぞくぞくさせられていいもんだなーって思っただけだよ。」「あら。そう。」「君の方こそ病めたいって思ってるじゃないの?」「ううん。病めたいなんて思ってないわよ。」「そう。それならいいけど、君と一緒に死ぬって約束してつき合い出したんだ。このまま最後まで君につき合うよ。僕も病めないよ。」「分かったわ。このまま続けましょう。」「うん。そうしよう。」「そう言えばまた警察署に来るように言われてるから、後で一緒に行きましょう。」「そうだね。あの二人に会うのは気が引けるけど、後で一緒に行こう。」「ええー。また刑事さんと婦警さんの思い通りになっちゃったし、またあのしてやったりの顔の二人に会うのは面白くないけど、後で一緒に行きましょう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してよ。」「うん。前へと手を出すって、これでいい?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「前へと出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    気づき『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「昨日学校休んで、大丈夫?」「ええー。大丈夫よ。何でもないの。」「そう。学校休んだから、心配になっちゃった。」「あら。心配してくれて、ありがとう。でも何でもないのよ。心配しないで。」「うん。分かった。」「放課後の教室にあなたと二人一緒にいるのも何だか不思議な気分ね。」「そうだね。」「また警察署に来るように言われてるから、この後一緒に行きましょう。」「うん。そうだね。あの二人に会うのは気が重いけど、この後一緒に行こう。」「そうね。また刑事さんと婦警さんの思い通りになっちゃったし、してやったりのあの顔の二人に会うのは面白くないけど、この後一緒に行きましょう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してよ。」「うん。放課後の教室で君へと手を出すよ。これでいい?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「放課後の教室で私の方へと出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」「放課後の教室で君の方へと出した僕の手の平を引っ張り込まれて、柔らかい君のおっぱいを掴み取らされると気持ち良いよ。」「さあー。放課後の教室で掴み取らせてる私のおっぱいを揉んでよ。」「でも放課後の教室で君のおっぱいを揉んだりしたら、誰か教室へと入って来たらおっぱいを揉んでる所を見られちゃうよ。」「どうせもう直ぐ死ぬのよ。見られてもいいのわ。さあー。教室で掴み取ってる私のおっぱいを揉んでよ。」「いいんだね。君がそう言うのなら、放課後の教室で掴み取らされてる君のおっぱいを揉むからね。」あーん「放課後の教室で掴み取らせてる私のおっぱいを揉まれると、気持ち良いわ。」
  • 一緒に死ぬって約束でつき合い出した二人

    「あら。あなたね。スマホのチャットで一緒に死のうって、誘って来たのは。」「良かった。ちゃんとマカロニ駅に来てくれて。来てくれないかもって、不安になっちゃったよ。」「そう?」「はい。これが目的地までの電車のチャットだよ。君の分だよ。」「ありがとう。」「もう直ぐ電車が来る頃だから、ホームに並ぼうよ。」「ええー。そうしましょう。」「良く来てくれたね。」「あなたが誘ったんでしょう?」「まあー。そうだけど。来てくれないじゃないかって、心配だったよ。」「そんな事心配しなくても、ちゃんと来るわ。」「そうなんだ。」「あっ。電車が止まったよ。この電車だよ。乗ろうよ。」「分かった。特急なんて、中々リッチね。」「もうお金はいらないからね。最後ぐらいお金を気にせずに特急を買ったよ。」「そんなものかもね。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「あら。スマホいじってたら、チャットだわ。何だろう?」「一緒に死んでくれない?」「私と一緒に死にたいって、言ってるの?」「ああー。そうだよ。」「本気なの?」「ああー。本気だよ。」「身長はどれぐらいなのよ。」「何で身長を聞かれるの?」「会った時にあなたって分かるようにしないといけないもの。」「そうか。僕の身長は176センチ、細みだよ。」「細みって、体重どれぐらいなの?」「そこまで聞くの?」「ええー。会った時の目安になるでしょう?」「分かったよ。体重は55キロだよ。」「それでどの辺りで死のうとしてるの?」「うん。どんぐり山辺りはどうかなーって思ってるんだけど?知ってる?」「ええー。分かるわ。そこならいいわよ。私で良ければ一緒に死んで上げるわよ。」「やった。嬉しいなー。思い切ってスマホのチャットで誘ってみて良かったよ。」「良かったわね。私もスマホのチャットであなたと巡り会えて良かったわ。私の分の電車代は払ってよね。」「ああー。任せときな。どうせ死ぬんだもん。別にお金なんて、もういらないよ。」「それじゃー。マカロニ駅辺りで合流出来るかしら?」「ああー。いいね。僕もマカロニ駅を通過して行きたいと思ってたんだ。分かった。そうしよう。それなら詳細が決まったら、チャットするよ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    「今日も朝から学校に来る事になっちゃったね。」「そうね。死ねなかったもんね。また今日も朝から学校に来て、渡り廊下であなたと顔を合わせる事になったわね。」「そうだね。」「どうする?もう病めてもいいのよ。」「何言ってるんだよ。君から誘っておいて、もう病めてもいいのよって、それはないだろう?君は病めるつもりなのかよ。」「ううん。病めるつもりはないわよ。」「それならいいんだけど。君と一緒に死ぬってつき合い出したんだから、最後まで僕は君につき合うよ。僕も病めないよ。」「分かったわ。それなら今度どこで死ぬのか?話し合いましょう。」「分かった。」「そう言えばまた警察署に来るように言われたわね。」「そうだね。行くのは気が重いなー。」「そうね。また刑事さんと婦警さんの思い通りになっちゃったし、してやったり顔のあの二人に会うのは面白くないわね。」「そうだね。」「気は進まないけど、学校終わったらまた一緒に警察署まで行きましょう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してよ。」「うん。渡り廊下で向かい合ってる君へと手を出すよ。これでいい?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「渡り廊下で向かい合ってる私の方へと出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」「渡り廊下で向かい合ってる君の方へと出した僕の手の平を引っ張り込まれて、君のおっぱいを掴み取らされると気持ち良いよ。」「さあー。渡り廊下で掴み取らせてる私のおっぱいを揉んでよ。」「でも渡り廊下なんかで君のおっぱいを揉んだら、誰か来たらおっぱいを揉んでる所を見られちゃうよ。」「どうせもう直ぐ死ぬのよ。見られても平気よ。さあー。掴み取ってる私のおっぱいを揉んでよ。」「いいんだね。君がそう言うのなら、渡り廊下で掴み取らされてる君のおっぱいを揉むからね。」あーん「渡り廊下で向かい合って掴み取らせてる私のおっぱいを揉まれると、気持ち良いわ。」「引っ張り込まれて掴み取らされた君のおっぱいを揉むと、気持ち良いよ。」「水に飛び込んで死に掛けたらおっぱいが感じ易くなって、そんな死に掛けて感じ易くなってる私のおっぱいをあなたの手の平で掴み取られて揉まれると気持ち良いわ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「今日も朝から学校に来ちゃったね。」「そうね。死ねなかったもんね。また今日も朝から学校に来て、体育館の二階であなたと顔を合わせる事になったわね。」「そうだね。」「どうする?もう病める?」「何言ってるんだよ。君から誘っておいて、もう病める?って、それはないだろう?君は病めるつもりなのかよ。」「ううん。病めるつもりはないわよ。」「そう。それならいいんだけど。君と一緒に死ぬってつき合い出したんだから、最後まで君につき合うよ。僕も病めないよ。」「分かったわ。それなら今度どこで死ぬのか?話し合いましょう。」「分かった。そうしよう。」「そう言えばまた警察署に来るように言われたわね。」「そうだね。何だか気が重いなー。」「そうね。また刑事さんと婦警さんの思い通りになっちゃったし、あの二人に会うのは気が進まないわよね。」「そうだね。」「気は進まないけど、学校終わったらまた一緒に警察署まで行きましょう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してよ。」「うん。体育館の二階で向かい合ってる君へと手を出すよ。これでいい?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「体育館の二階で向かい合ってる私の方へと出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    女探偵さん『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「今日も朝から学校に来ちゃったね。」「そうね。死ねなかったもんね。今日も朝から学校に来るハメになっちゃったね。」「うん。死ねなかったもんね。仕方ないよね。今日も朝から学校来る事になるのは、仕方ないよね。」「ええー。どうする?もう病める?」「何言ってるんだよ。君から誘って来て、もう病める?はないだろう?君は病める気なのかよ。」「ううん。病めるつもりはないわよ。」「そう。それならいいんだけど。君と一緒に死ぬってつき合い出したんだから、最後まで君につき合うよ。僕も病めないよ。」「分かったわ。それなら今度どこで死ぬのか?話し合いましょう。」「分かった。そうしよう。」「そう言えばまた警察署に来るように言われたわね。」「そうだね。何だか行くのは苦手だなー。」「そうね。気は進まないけど、学校終わったらまた一緒に警察署まで行きましょう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してよ。」「うん。美術室で向かい合ってる君へと手を出すよ。」「ええー。」「あっ。」あーん「美術室で向かい合ってる私の方へと出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」「美術室で向かい合ってる君に僕の手の平を引っ張り込まれて、君のおっぱいを掴み取らされると気持ち良いよ。」「さあー。美術室で掴み取らせた私のおっぱいを揉んでよ。」「いいんだね。美術室で掴み取らされてる君のおっぱいを揉むからね。」あーん「美術室で向かい合って掴み取らせた私のおっぱいを揉まれると、気持ち良いわ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    お礼『一緒に死ぬってつき合い出して探偵』「今日も学校か。」「そうね。死ねなかったもんね。だから今日も学校で、こうやって廊下であなたと顔を突き合わせてるのよ。」「そうだね。沼に浮かんでた女性は結局目を覚まさなかったね。」「そうね。でも死んでた訳じゃなかったから、良かったわね。」「うん。目を覚ましてくれるといいね。」「ええー。きっと目を覚ますわよ。」「うん。そうだね。それより。」「それより何?」「僕達って、まだつき合ってるの?」「一緒に死んでくれるのなら、一緒に死ぬまでつき合ってるわよ。私達。」「もちろん。君と一緒に死ぬよ。」「そう。それならつき合ってるわよ。私達。」「良かった。」「今度どこで死ぬのか話し合わなきゃね。」「うん。そうだね。」「そう言えば今日警察に行く事になってるわね。」「そうだね。」「学校終わったら、一緒に行こう。」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してみてよ。」「えっ。手を出すって、こうでいいの?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「階段で向かい合って立ってるあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」「前へと出した僕の手の平を引っ張り込まれて、柔らかな君のおっぱいを掴み取らされると気持ち良いよ。」
  • 一緒に死ぬってつき合い出して探偵

    「ちょっと。あなた。」「えっ。誰?僕を学校の校舎裏で呼び止めるの?」「ちょっと。あなた。私とつき合ってみない?」「えっ。かわいい君とつき合えるの?」「あら。かわいいなんて言ってくれて、ありがとう。それじゃー。私とつき合ってくれるの?」「うん。かわいい君とつき合えるのなら、つき合うよ。」「それなら私と一緒に死んでくれないかしら?」「えっ。」「私と一緒に死んでくれるのなら、あなたとつき合うわよ。」「本気なの?」「ええー。本気よ。本気で一緒に死んでくれる?」「分かった。かわいい君とつき合えるのなら、君とつき合って、一緒に死ぬよ。」「ありがとう。それなら今度どこで死ぬか話し合いましょう?」「うん。分かった。」「それじゃー。手を前に出してみてよ。」「えっ。手を前に出すって、こうでいいの?」「ええー。いいわよ。」「あっ。」あーん「手を前に出したあなたの手の平を引っ張り込んで、私のおっぱいを掴み取らせると気持ち良いわ。」「前に出した僕の手を掴み取られて、掴み取った僕の手の平を君のおっぱいへと押し当てたられると気持ち良いよ。」
  • 330(税込)
    著:
    秋田しげと
    イラスト:
    モルト
    レーベル: ――

    秋田しげとの短編集。サスペンス、SF時代劇、青春、経済小説等多彩なジャンルを楽しめる四作品。「魔女の天秤」「大江戸からくり娘」「八日月の幻」「ごめんねワーク」の四話収録。
  • 特権階級の令息が集う英国随一の名門校アビイ・パブリックスクール。オータム・タームの初日、高等部二年の教室は騒然としていた。日本から悩ましいほどに美しすぎる広瀬翡翠《ひろせひすい》が転入生して来たからだ。不適切な行為が禁じられているにも関わらず、男子全寮制で暮らす思春期を迎えた生徒たちにとって恋愛やセックスは避けて通れない欲求だ。映画のような恋愛に憧れる生徒たち。セフレの関係を求める生徒たち。魔王崇拝の秘密結社を操り、生徒を生贄にした享楽の乱交パーティーをつかさどる生徒たち。輝かしい名門校アビイ・パブリックスクールの光と闇の中で、監督生《プリフェクト》でヘッドボーイ、美貌のアルファのアレンと美しすぎるオメガの広瀬翡翠《ひろせひすい》の甘くせつない猥らな純愛物語。翡翠には幼少期の記憶がない…。デジャブのピースが謎の過去をジグソーパズルのように埋めていく…。
  • 「とぼけてんじゃねえよ」ストーカーと断罪された無実の僕は――。曖昧な記憶、そして作為と悪意。こうして罪は作られる! 青春×冤罪ミステリ!――あなたの冤罪、必ず晴らしてあげる――ストーカーを疑われた大学生の牟田幸司。周囲はまるで犯罪者扱い。だが、冤罪を研究しているという女子学生、紗雪が現れる。目撃や記憶など、人間の認知が驚くほど曖昧なことを紗雪は証明。疑いが晴れた。では、被害者を苦しめる真犯人とは、誰? 真実を追いはじめたふたりを、さらなる事件が待っていた!
  • シリーズ12冊
    7591,240(税込)

    近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の代表作を年代順に一挙収録。
    ●収録作品
    吾輩は猫である(1905年)
    坊っちゃん(1906年)
    草枕(1906年)
    二百十日(1906年)
    野分(1907年)
    虞美人草(1907年)
    坑夫(1908年)
    三四郎(1908年)
    それから(1909年)
    門(1910年)
    彼岸過迄(1912年)
    行人(1912年)
    こころ(1914年)
    道草(1915年)
    明暗(1916年)
  • 「坊っちゃん」「吾輩は猫である」「三四郎」「こころ」「それから」「草枕」「二百十日」「彼岸過迄」「行人」「道草」「明暗」など、文豪・夏目漱石の長編小説の代表作15作品を完全収録。読みやすく編集され、名作を一気に読める電子版ならではの漱石全集です。
    ●目次
    坊っちゃん
    吾輩は猫である
    三四郎
    こころ
    それから
    草枕
    二百十日
    野分
    虞美人草
    坑夫

    彼岸過迄
    行人
    道草
    明暗
  • シリーズ7冊
    5281,760(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: ――

    新ヒーローは、正体不明な公務員!

    腕貫着用、神出鬼没な謎の公務員探偵が、市民の悩みや事件を鮮やかに解明! そしてついに女子大生ユリエと……!? 三年連続、四月四日の午後四時に鳩の死骸と人の死に直面した配送員。これは偶然なのか、必然なのか。そして今年もまた、四月四日がやってくる――「贖いの顔」。 四十年前に不倫相手の女性を殺してしまった。なぜ、彼女の夫はその罪を被ってくれたのか? 夫の葬儀の日、長年の謎が明かされる――「秘密」。 妻子と別れ、一人マンションに暮らす男。彼が契約した住人専用駐車場に、決まって月曜の朝に不特定多数のドライバーに無断駐車されてしまう。その理由は?――「どこまでも停められて」。 女子大生・ユリエが企画した幼稚園の同窓会の最中に、参加者が殺害された。不可解な遺留品の謎、犯人は? そして動機は?――「いきちがい」。 お馴染み刑事コンビも登場、今日も櫃洗市は大騒ぎ! 絶好調「腕貫探偵」シリーズ待望の新作短編集! 未収録話「セカンド・プラン」を掲載した電子書籍特別版。
  • 「五月の朝に詩的な《赤いワンピースの娘》に出会って以来、おびただしい数の犠牲者が、人生の暗い波間に、永久に姿を消し去った」……モスクワの新聞社へ持ち込まれた、ある殺人事件をめぐる小説原稿。そのテクストの裏に隠された「おそろしい秘密」、そして読み終えてなお残り続ける「もう一つの謎」とは何か? 近代ロシア文学を代表する作家が若き日に書いた唯一の長篇小説にして、世界ミステリ史上に残る大トリックを駆使した恋愛心理物語の古典。巻末に、江戸川乱歩による評論を収録。
    江戸川乱歩――「チェーホフともあろう作家の、こういう作品を知らなかったのだから、われわれの全く気づかない面白い探偵小説が、まだどれほど残っているかと思うと楽しくなる。……探偵小説のトリックの歴史から考えても、相当大きな意味を持つ」。
    解説・佐々木敦

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