『裳華房、1001円~(実用)』の電子書籍一覧
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現代の多様な講義と学びに対応する「物理学レクチャーコース」。編集サポーターが、学習する読者の目線で、テキストがよりわかりやすく、より魅力的になるように内容を吟味。
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物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。
本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいたことも、大きな特徴の一つとなっている。
本書は、理工系学部1年生向けの半期タイプの入門的な講義に対応したもので、わかりやすさとユーモアを交えた解説で定評のある著者によるテキストである。
本書では、「クーロンの法則から始めて、マクスウェル方程式の導出に至る」という構成を採用した。その一方で、「電磁気学を学びながら、そこに登場する数学をその都度学ぶという構成にすると、どこまでが物理学で、どこまでが数学なのか初学者は混乱してしまうことが多い」という著者の長年の講義経験に基づき、本書の最初の2つの章で「電磁気学に必要な数学」を解説した。これにより、電磁気学と並行して、必要に応じて数学を学べる(講義できる)構成になっていることが本書の大きな特徴となっている。 -
1965年の初版刊行以来、五十年あまりの長きにわたり多くの読者を魅了してきた一冊が、装いも新たに登場。旧版をもとに、最新の組版技術によって新しく本文を組み直し、読者の便を図った。なお組版にあたっては一部の文字遣いをあらためるにとどめ、本文は変更していない。
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多様体は“空間”の概念を近代数学の立場から定式化したものであり、幾何学においてその根底をなすだけにとどまらず、理論物理学の大局的理解にも必要なものである。本書の旧版(初版1965年)は、長年にわたって多くの読者から親しまれ、英語版も刊行された本格的入門書である。その旧版をもとに、2017年刊行の新装版では、最新の組版技術によって新たに本文を組み直し、レイアウトも刷新して読者の便宜を図った。なお改版にあたっては原則、一部の文字遣いを改めるにとどめ、本文は変更していない。 -
同じ著者による『量子論(改訂版)』からもっと本格的に量子力学を学ぶための書の第1巻。
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同一著者による『基礎物理学選書2 量子論』から一歩進み、本格的に量子力学を学ぶために書かれた書。初学者でも読み通せるように、特殊関数を使い慣れないと理解しにくい記述は避け、計算もできるだけ具体的な例をとって式の変形なども省略せずに記した。本書『量子力学(I)』では主に1個の粒子の場合を、姉妹書『量子力学(II)』では主に多粒子系の場合を扱った。
※本書の新装版(紙書籍)が2022年に刊行され、新装版の電子書籍も配信されています。それに伴い、本書の価格を値下げいたしました。 -
「初等的な微分積分」から「本格的な解析学」へ──。
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大学初年次の全学教育で習う微積分・線形代数、集合論の初歩を学んだ学生向けの、本格的な解析学への入門書。
本書の特色は、「変動」という視点をより明確に意識することによって、解析学の基礎をまとめ直している点にある。これにより、初等的な微積分学から本格的な解析学へと自然な形でつなげ、解析学に特有の細かい議論を直感的に理解できるように理論を展開している。
厳密に扱うべき事項については、既知と思われるものでもきちんと定義し直し、繰り返しを避ける場合を除いてすべての定理に厳密な証明を与えた。証明が長くなる場合には、いくつかのステップに分け、その流れがわかりやすくなるよう工夫している。
理論的な理解を深めるため、多くの例題・演習問題を用意し、巻末にそのすべての解答を掲載。これから数学・解析学の専門的な知識を学びたいかたに好適な一冊。 -
線形代数でやや発展的な項目とされるジョルダン標準形を中心に、双対空間、商空間、テンソル空間といったベクトル空間についてまとめた。
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◆がんばる初学者・独学者を全力応援!◆
線形代数でやや発展的な項目とされるジョルダン標準形を中心に、双対空間、商空間、テンソル空間といったベクトル空間についてまとめた。好評既刊『手を動かしてまなぶ 線形代数』とスムーズに接続された本格的な入門書。
◆本書の特徴◆
●全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
●ジョルダン標準形と発展的なベクトル空間の基礎を1冊におさめた。
●ジョルダン標準形の求め方は広義固有空間への分解による方法を扱った。
●内容はスタンダードな項目を厳選し、具体的でやさしい解説に徹した。
●本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」でウェブ公開した。
●数学の専門書でしばしば登場する「アルファベットの筆記体・花文字」を見返しに一覧でまとめた。
●節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした。自習学習に役立ててほしい。 -
難しいことをやさしく、やさしいことを深く
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「難しい公式が多くて、計算が大変」。そんな声が聞こえてきそうなフーリエ解析とラプラス変換。本書はその難所の乗り越え方や計算のコツを豊富に盛り込み、著者独自の語り口で読者が手を動かしながらスムーズな理解へ到達できるように導く。一方、理論的裏付けへの目配せも怠らない。ついに現れた画期的な入門書。 -
◆書いてみえる! 解いてわかる!!◆
読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述した入門書。全24節で構成されており、1節90分の講義テキストとしても使いやすい。※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述した入門書。全24節で構成されており、1節90分の講義テキストとしても使いやすい。
【本書の特徴]
●多くの大学の微分積分の授業に準拠し、1変数関数の微分→1変数関数の積分→多変数関数の微分→多変数関数の積分という流れで構成した。
●1変数関数の微分の前に1変数関数の極限の章を、多変数関数の微分の前に多変数関数の極限の章をそれぞれ独立して設けた。
●物理や工学でよく登場するガンマ関数やベータ関数についても、関連する事項を平易にまとめた。
●理解を助けるための図を多数おさめ、ポイントとなる部分に色をつけた(2色刷)。
●精選された問題の反復練習で基礎を身につけてほしいという考えから、冒頭に問題のチェックリストを用意した。
●節末問題を「確認問題」「基本問題」「チャレンジ問題」の3段構成にした。とくに「確認問題」や穴埋め問題を多く取り入れ、読者が手を動かしやすくなるようにした。
●節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を巻末に載せた。自習学習に役立ててほしい。
※本書は、理工系学科の大学生を読者層として想定しているため、数学系の学科で必須とされる極限に関する厳密な議論(ε-δ論法)は盛り込んでいません。 -
大学で理工系向きに行われる講義内容にあわせた、微分積分の演習書。第1版の刊行以来、定評のある信頼の書。
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大学で理工系向きに行われる講義内容にあわせた演習書。
演習書にも、一つ一つは独立した問題であっても全体を通して考え方の自然な流れが必要である。本書では、著者の経験に基づいて、理論の展開が自然に身につくように、問題の選択と配列にも十分に配慮してある。
第1版の刊行以来、定評のある信頼の書。 -
原子・分子から構成された凝縮系のシミュレーションの理論的基礎と方法について、アルゴリズムも含め古典系の手法から量子系の手法まで一冊にまとめた。
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本書は原子・分子から構成された凝縮系のシミュレーションの理論的基礎と方法について、アルゴリズムも含め古典系の手法から量子系の手法まで、一冊にまとめたものであって、大学の物理系・化学系はもちろん、ひろく材料科学・工学関係の学部3年生から大学院生向けの参考書、自習書として書かれている。 -
初学者を対象に、直観が通じないミクロな世界の現象をどのようにとらえ、どのように考える分野であるかをわかりやすく説明。初めから量子力学が出来上がったものとして解説するのではなく、量子力学がどうして必要とされるようになったのかを、科学の歴史をたどりながら解きほぐし、量子力学の誕生から現代科学への応用までの発展に沿って、スモールステップで解説した。量子力学の誕生に至るまでに、かつての物理学者が古典物理学の範囲内でどのように格闘したか、関連した話題を付録にも詳しく記した。
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量子力学とは、私たちの直観が通じないミクロな世界の現象を、どのようにとらえ、どのように考えるのかについての学問分野である。本書は、初学者にはわかりにくい量子力学の世界を、おおむね科学の歴史を辿りながら解きほぐし、量子力学の誕生から現代科学への応用までの発展に沿って丁寧に紹介した入門書である。
他書で多く見られるように、初めから量子力学が出来上がったものとして解説するのではなく、量子力学がどうして必要とされるようになったのかをスモールステップで解説することで、量子力学と古典物理学との違いをはっきりと浮き上がらせ、初学者が量子力学を学習する上での“早道”となることを目標にした。
なお、量子力学の既習者には、かつての物理学者が古典物理学の範囲内でどのように格闘したかを学習することで、物理学一般の復習と理解にも繋がるであろう。 -
量子化学の定番教科書である『基礎化学選書12 量子化学』を全面改訂、実践的な内容を大幅に取り入れて上下巻の単行本として再構成した。上巻は旧版の増補改訂版に相当し、量子化学の基礎教科書としてご利用いただける内容になっている。
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量子化学の定番教科書として長く読み継がれてきた『基礎化学選書12 量子化学』を全面改訂、実践的な内容を大幅に取り入れて上下巻の単行本として再構成した。旧版の増補改訂版に相当する上巻では、量子力学の基礎から説き起こし、その原子・分子への適用をわかりやすく記している。 -
理工系学部の1年生向けの半期用教科書として、力学の本質を非常にわかりやすく解説。ポイントチェックのコーナーを用意したり、問題解答にはフィードバックを示すなど、随所に工夫を施した。
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フラクタルの物理の第一人者であり、丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下先生執筆による力学の教科書・入門書。理工系学部の1年生向けの半期用教科書として、力学の本質が非常にわかりやすく解説されている。また、学習者の理解を高めるために、各章の冒頭には学習目標を提示し、章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを学習者自身に確認してもらうためのポイントチェックのコーナーが用意されている。さらに、本文中の重要箇所については、ポイントであることを示す吹き出しが付いており、問題解答には、間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど、随所に工夫の見られる構成となっている。 -
刊行より30年あまり、多くの読者に愛されてきた代数学のロングセラーが、新装版として生まれ変わる。
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本書は、群・環および環上の加群までを題材に、抽象代数学の基礎的概念への入門を試みたテキストである。線型代数学における内容と諸概念が、群・環等の基礎的代数系の初歩的運用によっていかなる描像に成長するかを1つの目標としている。さらに、余力のある読者のために、いわゆる代数解析への一端への入門を試みている。
このたびの新装版では、旧版に見いだされた誤植、および文字づかいをいくつか改めたほかは、本文の内容は原則変更していない。 -
大学初年次の学生のための線形代数の教科書。
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純粋に数学的な視点で完結するのではなく、理学および工学における実用という点から要求される視点や取り扱いについて、可能な限りわかりやすく説明した。また、線形代数に関連してよく言及されるものの初年次の教科書では扱われない発展的ないくつかの事項については、主に付録で解説した。
【本書の特徴】
●数学を実用上必要とする読者のためのテキスト。
●わかりやすく直感的で、なおかつ数学上のごまかしのない記述。
●物理学や工学、特に量子力学・量子情報や数値計算との関連に意識的に配慮している。
●テキストであるとともにハンドブックであることも意図している。
●さまざまな応用を見据えて、実用上重要になる発展的内容を付録に収録。 -
電磁気学を初めて学ぶ方々に向けてわかりやすさを重視し、初歩的な内容に絞って丁寧に解説。
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本書は、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』の共著者の一人である著者が、同書よりも敷居を低くし、“マクスウェル方程式から始める”スタイルでの電磁気学を初めて学ぶ方々に向けて、わかりやすさを重視して、その本質となる初歩的な内容に絞って丁寧に解説したものである。
また、予備知識がなくても読み進めることができるように、必要となる大学レベルの数学まで含めてやさしく解説した。なお、本書で解説しきれていない項目については、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』や、下記「サポート情報」コーナーに「補足事項」を用意した。 -
課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→…というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に合わせて編集された一般化学の教科書。セメスター講義に合わせた全14章(序章+13章)構成。
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課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→…というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に沿いながら、高校で化学を履修していない学生や文科系の学生でも理解を深めていけるように記述された一般化学の入門的な教科書。
各章冒頭にその章で学ぶことを明示し、また章末にはまとめと多数の演習問題を配して達成度を確認できるようになっている。随所におり込まれた「発展学習」課題に自ら取り組むことにより、化学に対する理解をさらに深めることができる。
※本書の改訂版(紙書籍)が2022年に刊行され、改訂版の電子書籍も配信されています。それに伴い、本書の価格を値下げいたしました。 -
高校生の疑問に答えるべく、やさしい言葉とイメージで解説する。
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物理化学は抽象的でわかりづらい。しかも高校で教わる内容と大学で教わる内容にギャップがある。そのうえ、大学で教わって初めて理解できるようなことがらが、高校教科書にもどんどん入ってきている。どうしたら克服できるのか。
長年にわたり大学で物理化学を教えてきた大学教員と、高校生にどうやって物理化学を理解させるか日々工夫を凝らす高校教員のコラボにより、「高校生の疑問に、大学で教える内容で、高校生にも理解できる」まったく新しい教科書が誕生した。化学を深く探究したい高校生、授業についていけない大学生、新課程の内容を整理・復習したい高校教員に、強く推薦したい。
<量子化学>
1.どうして波動関数を考える必要があるのか
2.どのようにして波動関数を求めるのか
3.どうして波動関数に量子数が現れるのか
4.どうして電子スピンの概念が必要なのか
5.どのようにして分子の波動関数を求めるのか
<化学熱力学>
1.どうして融点や沸点で二つの相が共存できるのか
2.どうして2種類の気体を混合するとエントロピーが増えるのか
3.どうして希薄溶液の沸点は上昇し、凝固点は降下するのか
4.どのようにして化学平衡の平衡定数を求めるのか
5.どのようにして化学電池の標準電極電位(起電力)を求めるのか -
難解とされるε-δ論法(イプシロン・デルタ論法)を解きながらテンポよく習得でき、読者を解析学の入り口まで確実に案内してくれる。
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◆がんばる初学者・独学者を全力応援!◆
難解とされるε-δ論法(イプシロン・デルタ論法)を解きながらテンポよく習得でき、読者を解析学の入り口まで確実に案内してくれる。好評既刊『手を動かしてまなぶ 微分積分』とパラレルに読める体系的な入門書。
◆本書の特徴◆
●全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
●手を動かしながら、論理の行間を埋めて読み進めていけるようにした。
●内容はスタンダードな項目を厳選し、具体的でやさしい解説に徹した。
●本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」でウェブ公開した。
●数学の専門書でしばしば登場する「アルファベットの筆記体・花文字」を見返しに一覧でまとめた。
●節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした。自習学習に役立ててほしい。 -
数式で理解する。だから、応用できる。さぁ、ゲーム理論を学ぶ旅に出かけよう!
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これまで経済学を中心に発展してきたゲーム理論は、社会科学の分野はもちろんのこと、現在では、工学系の広い分野にも応用されている。特に近年は、人工知能やデータサイエンスなどの計算機科学や情報系の分野でも盛んに応用・研究されており、非常に重要視されるようになっている。
個人や企業の行動を分析し、社会をモデル化する一般的な枠組みを与えるゲーム理論は、統計学やプログラミング、最適化の数学と同様に、あらゆる分野に必要とされる理論であり、今後、ゲーム理論を学びたいという人たちは益々増えてくると思われる。
そこで本書は、初めてゲーム理論を学ぶ方でも数式で理解できるように、わかりやすい言葉で、なるべく省略することなく丁寧に解説することで、読者が一歩ずつ学んでいけることを目指して執筆したものである。そのために、数式による定義は最小限にした上で、その数式の意味を言葉で言い換えて、例や例題を使って解説した。
なお、各章の演習問題の中で難しいと思われる問題や、詳しい説明が必要と考えられる問題については、裳華房のWebページにその解説をPDFで掲載。ダウンロードもできるので、各自の必要に応じて参照してほしい。 -
化学薬品を安全・効率的に使用するための基本的な考え方を解説。
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化学薬品を“安全に”かつ“効率的に”使用するために必要な、基本的な考え方を簡明にまとめたガイドブック。化学に携わる者にとって、早い時期に身につけるべき化学物質との上手な付き合い方を系統的に考察している。また、現代の情報化時代に即した、化学物質に関する情報の受容・発信の基礎知識についても述べる。 -
ベンゼン環とベンゼン環をつなげる?! シンプルかつ超難問なテーマに文系高校生が挑む!
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今や暮らしに欠かせないスマホの液晶や、有機EL材料、高血圧の治療薬。
これらは「有機化学」の技術、とくに近年ノーベル賞の受賞対象となった「クロスカップリング反応」の成果によって生み出されている。しかし、その実現には120年にもおよぶ研究者たちの挑戦があった――。
本書は、偉大な研究者たちが120年間何を考え、どう挑んだのかを、対話形式&ストーリー仕立てでエンタメ要素たっぷりに紐解いていく。“この1冊を読む3時間で有機化学が楽しめる”をコンセプトに、教育系YouTuberとしても活躍の場を広げる著者が、創意工夫を凝らし、文系・理系を問わず読みやすい入門書として執筆。多くの方に、実現までのスト―リーをお楽しみいただけるだろう。 -
本書は、いわゆるオーソドックスな教科書とは異なるアプローチで執筆された、微分方程式の入門書である。
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本書は、いわゆるオーソドックスな教科書とは異なるアプローチで執筆された、微分方程式の入門書である。一つは、思い切って理論的背景を省略し、ある物理や工学の問題は微分方程式でどのように表されるのか、そしてその微分方程式を解くことにより何がわかるのか、といった応用面を主眼にした。とくに、最も重要と思われるニュートン力学と電気回路の線形微分方程式の問題には大きく紙幅を割いた。もう一つは、微分方程式の「解き方」以外の側面に光を当て、微分方程式を解かなくてもわかる洞察について、また一見まったく異なる二つの現象が共通の微分方程式で記述できるという面白さについて述べた。本書を通じて、微分方程式の「解き方」でなく、「使い方」がわかったという実感を持っていただければ幸いである。 -
★書いてみえる! 解いてわかる!!★
読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述した入門書。全24節で構成されており、1節90分の講義テキストとしても使いやすい。※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
全24節から構成され、各節が90分の講義で扱えるようにした通年用テキスト。読者が省略された“行間”にある推論の過程をおぎない“埋める”ことができるように、式の導出を丁寧に記述した。
【本書の特徴】
行列にはじめて出会う読者のために、その計算や基本変形のイメージ図を多く載せ、ポイントとなる部分に色をつけた(2色刷)。
●行列の指数関数の独立した章を設け、その性質を平易にまとめた。
●ベクトル空間・線形写像について、可能な限り詳しく述べ、基本的な問題とレベルの高い問題を交えながら、その基礎を確実に押さえられるようにした。幾何的なイメージ図も随所に載せた。
●行列の対角化について、具体例で計算方法をマスターするとともに、対角化の条件やその応用についても言及した。対称行列の対角化の独立した章を設けた。
●節末問題を「確認問題」「基本問題」「チャレンジ問題」の3段構成にした。とくに「チャレンジ問題」では、理工系の大学院入試問題を意識した、実践的で難易度の高い問題をあつかった。より高度な数学を必要とする読者に向けた問題には「数物系」と併記した。
●節末問題の解答について、計78ページ分におよぶ丁寧で詳細な解答集(PDFファイル)を裳華房Webサイトから無料でダウンロードできるようにした。自習学習に役立ててほしい。 -
力学・熱力学・電磁気学・現代物理学について、初歩的な数学のみを用いて解説。物理の初学者にとってはわかりにくいと思われる箇所やポイントとなる箇所には、側注でワンポイント・レッスンを入れた。原子力発電所での事故に鑑み、原子力や放射線についての基本的な知識が得られるように、現代物理学の章では放射線や核分裂の初歩的な内容について解説した。
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高等学校で物理を学習したことがない人たちに対する長年の教育経験を活かして、厳密で数理的にまとめられた知識や考え方の体系よりも、“物理的なモノの見方や考え方を理解してもらう”ことに重きを置いて書かれた、まさに「教養」のための物理ともいえる入門書である。
◆本書の特徴◆
・力学・熱力学・電磁気学・現代物理学について、初歩的な数学のみを用いて解説。
・物理の初学者にとってはわかりにくいと思われる箇所やポイントとなる箇所には、ワンポイントレッスンとして側注を付して解説。
・原子力発電所での事故に鑑み、原子力や放射線についての基本的な知識が得られるように、現代物理学の章では放射線や核分裂の初歩的な内容について解説。 -
量子力学に代表される物理現象に現れる偏微分方程式の解法を目標に執筆した大学3年生向け教科書・参考書。
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数学を専門とする立場の者と数学を応用する立場の者が協同して、数学的正確さと応用を意識した内容を盛り込んだシリーズの1冊。本書は、量子力学に代表される物理現象に現れる偏微分方程式の解法を目標に執筆した大学3年生向け教科書・参考書である。解法手段として重要なフーリエ解析の概説とともに、解の評価手法にも言及した。 -
化学英語の訳し方、化学英文の書き方などをやさしく解説。元素や化合物の名称や基礎的な化学用語なども併録。
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長年にわたり「化学英語」の教育に携わってきた著者が、「卒業研究などで困ることのないように」との願いを込めて執筆した。手頃なボリュームで、講義・演習用テキスト、自習用参考書として最適。 -
既知の概念(指数関数、微分係数、定積分…)が複素数に拡張されていく様子が、豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる。
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◆実数の微分積分学から、複素数の微分積分学へ◆
類似と相違をつねに意識し、理解と記憶をサポート。既知の概念(指数関数、微分係数、定積分…)が複素数に拡張されていく様子が、豊かな視覚的表現と確かな数学的表現で語られる。
大学の教程で標準的な「留数定理」と「実関数の積分への応用」、発展的な「ルーシェの定理」まで、デリケートな「一様収束」や「べき級数」の一般論(これらは付録で扱う)は避けながら、理論的に自己完結するスタイルも新しい。
◆本書の特徴◆
●ギャップの少ない丁寧な計算、丁寧な論証。「読者に甘えない」記述を心がけた。
●重要な式やポイントが目に飛び込む、見やすい紙面を追求した。
●読者の視覚と直観に訴える、オリジナルの図を多数掲載した。
●約40ページにおよぶ付録では、ε-δ論法を用いた「一様収束」および「べき級数」の一般論を展開した。理論に興味のある読者にも参照しやすい。 -
「抽象的で難しい」と敬遠されがちな位相空間。でも、この本でまなぶと──。理解を助けるための図が多く、自習用の詳細解答付き。さあ、ペンをもって、手を動かしてみよう。集合・位相の実践大全!
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★書いてみえる! 解いてわかる!!★
「抽象的で難しい」と敬遠されがちな位相空間。でも、この本でまなぶと──。
集合や写像は数学を深く理解するために必須の言語であり、集合に開集合系を定めてできる位相空間は極限操作や連続性を考察するために欠かせない概念である。現代数学は位相空間という舞台装置の上に成り立っているといっても過言ではない。
理解を助けるための図が多く、自習用の詳細解答付き。さあ、ペンをもって、手を動かしてみよう。集合・位相の実践大全!
【本書の特徴】
●全体のあらすじが見渡せるよう、冒頭に「全体の地図」を設けた。
●写像や同値関係について丁寧に示すとともに、well-definednessについても具体例を挙げて詳しく述べた。
●位相空間に重点を置き、その基礎的事項について平易にまとめた。
●位相空間の良い例であるユークリッド空間やベクトル空間について、例題や節末問題でくり返し登場させた。
●位相空間の位相的性質(連結性・コンパクト性・ハウスドルフ性など)やコンパクト化、距離空間の完備化などについての記述を充実させた。
●数学の専門書でしばしば登場するドイツ文字について「ドイツ文字の一覧」(フラクトゥーア体と筆記体)を見返しに掲載した。 -
本書は、ラプラス変換について、「数学的基礎」→「各種方程式への応用」→「技術分野への応用例」というように順を追って理論を展開して解説した。
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ラプラス変換は、力学・機械工学・電気工学・自動制御など、理工系の各分野で広く用いられている。本書では、「数学的基礎」→「各種方程式への応用」→「技術分野への応用例」というように順を追って理論を展開している。応用面では、多くの分野に共通できる性格の題材を、なるべくその解法の発端から説明するように努めており、問題の解答は詳しくしてある。 -
大学の非理工系を対象にした、1、2年向け基礎数学の教科書を目的に編まれたものである。
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大学の非理工系を対象にした、1、2年向け教科書を目的に編まれたものである。主題としては、線形代数の大要とその解析幾何への応用、微分積分学の思想とその応用としての微分方程式である。高等学校との重複をできるだけ避けた内容とした。
姉妹書に、命題や集合、確率、ゲームの理論などを題材にした『教養の数学』がある。 -
大学の基礎教育の課程で線形代数を学ぶ際に、最小限学習しておく必要があると思われる基本的な問題を解説した演習書である。
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全体は9章から成り、各章は「基礎事項」「例題」「練習問題」「解答」の4項目で構成されている。練習問題にはやや進んだ問題も採り入れてある。 -
微分積分の入門的教科書。初等関数の初歩は既知として、2変数までの関数の微分積分法と簡単な微分方程式までを取り上げた。
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微分積分の入門的教科書。初等関数の初歩は既知として、2変数までの関数の微分積分法と簡単な微分方程式までを取り上げた。複雑または難解な論証を必要とする定理などはその証明を省略し、直観的な説明や例で示す方針をとっている。問題をもっと多くとの声に応え、旧版(1994年発行)に収容されている問題と同じレベルのものを巻末に「練習問題」として増補し、問題数をほぼ倍増した。
姉妹書に、基礎的な部分に一層重点を置いた『理工系入門 微分積分』がある。 -
統計学の基礎概念がどのように形成されるかを具体例とともに明らかにする、入門用テキスト。
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◇グラフや分布の概形で特徴を見抜く◇
厚さわずか8mmという薄い本にもかかわらず、統計に関する基本事項を網羅し、90分/週とすれば半年で講義が終わるように考慮した教科書。著者の経験から、天下り的な説明は止めて具体例から入り、どのように統計学の基礎概念が形成されるかがわかるように配慮した。 -
化学熱力学の難解な基本概念を詳しく説明したテキスト。原子・分子の考え方を持ち込んでエネルギー・熱・温度などを解説。また、数式の内容を理解できるよう、その導出過程を詳細に記す。演習問題付き。
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初学者を対象に、化学熱力学の基礎を、原子・分子の概念も援用してわかりやすく丁寧に解説している。また、数式の導出過程も省略することなく詳しく記してあるので、式を一歩一歩たどることで、とかくわかりづらい化学熱力学の諸概念を、論理的に正確に理解することができる。数学を苦手とする読者のために、付録として数学および力学の初歩も収録した。 -
統計熱力学の基本的概念を詳しく丁寧に解説。
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統計熱力学の基本的概念を詳しく丁寧に解説。通常の統計熱力学書では扱わない、コンピュータシミュレーションによるマクロな状態量の計算法についての解説など、化学系読者が興味をもつ話題も多く取り上げている。式の誘導は極力省かず、数学の公式を詳しく説明した付録、豊富な演習問題および詳しい解答を収めるなど、自習書としても最適である。 -
理系・文系を問わず、化学初学者の幅広い興味に応えるために編まれた基礎化学の半期用教科書。
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理系・文系を問わず、化学初学者の幅広い興味に応えるために編まれた基礎化学の半期用教科書。化学の本筋を易しく簡潔に解説した本文と、くらしにまつわる話題満載の側注記事やコラムによって、楽しみながら化学の知識を身に付けることができる。 -
法則の意味や途中の式変形を、吹き出しなどでひとつずつていねいに解説。運動方程式から運動を求める流れがわかる。線積分といった難しい数学もわかりやすく解説。
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本書は、物理に苦手意識をもつすべての大学生に向けて執筆したものである。そのため、予備知識がなくても読めるように、基本事項を一つずつていねいに解説した初歩的な力学の教科書および参考書となっている。そして、本書で学ぶことで力学の考え方が身につき、「力学の授業がわかるようになった!」「力学の教科書が読めるようになった!」となってもらえることを目指してデザインされている。
また本書では、なるべく1つの物体(質点)の運動に話をしぼり込んでいる。それによって、運動方程式から各保存則がすべて導けるという力学の基本法則からなる体系性を、できる限りきめ細かく、ていねいに、わかりやすく解説した。そのため、本書の先に広がる発展的な内容(通常の大学での力学)を自分で理解するための足場を固めることができるものとなっている。
なお、力学を本格的に学ぶためには、微分や線積分を用いた表現や式など、高度な数学まで踏み込んで理解する必要がある。一般に多くの初学者向けの本では、それらの解説を避けて書かれているが、いずれ必要になることを踏まえ、本書では、そうした数学も含めて、できる限りわかりやすく解説した。 -
教室で黒板を前に語りかけるような解説で、“丁寧でわかりやすい”と定評のある松下貢先生による「物理学講義シリーズ」の最終巻。
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本書は、微視的な世界と巨視的な世界をつなぐ統計力学とはどのように考える分野であるかを、はじめて学ぶ方になるべくわかりやすく解説することを目標にしたものである。
まず最初に、サイコロを例に確率・統計の考え方について解説した後に、そこから自然と統計力学の考え方へと入っていくようなストーリーになっている。これは、サイコロ投げの背後にある基本的な規則性を浮き彫りにすることで統計力学の最も重要な前提となる原理を紹介し、そこから統計力学の骨組みを解説することが、他の分野との違いをはっきりと浮き上がらせることになり、一見遠回りのようでも、初学者にとっては理解の早道ではないかと思われるからである。
「物理学講義」シリーズの掉尾を飾るに相応しい、松下先生渾身の一冊。
◆本書の特徴◆
・初学者が陥りやすい下記の(1)~(3)に丁寧に対応しました。
(1)与えられた状態(問題)に対して、何から手をつければよいのかがわからない。
→問題に対するアプローチの仕方(目の付け所)を解説しました。
(2)アプローチの仕方がわかっても、どのアンサンブル(統計集団)を用いればよいのかがわからない。
→どのアンサンブルを用いるのかを明示しました。
(3)用いるアンサンブルがわかっても、途中で何を求めているのかがわからなくなる。
→いまここでは何をしようとしていて、出てきた結果は何を意味しているのかを丁寧に解説しました。 -
本書では、2変数と3変数の場合を詳しく説明した。また、自習書として使えるよう証明はできるだけ詳しく書き、また、いろいろな定理の背景を理解してもらうため歴史的な話を処々に入れた。
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微積分は大学の1年で学ぶ科目であるが決して易しい内容ではない。もし、ここで手を抜いてしまったら、続いて学ぶ多くの科目をきちんと理解することはできない。この悩みや不安を解消してくれるのが本書である。
姉妹書『微分積分読本-1変数-』と同じ執筆方針をとって、自習書として使えるように、証明はできるだけ丁寧に説明し、教育的立場と物理への応用を考慮して、2変数と3変数の場合を詳しく扱ってある。 -
「数学は得意ではないけれども嫌いではない。だから何とか根本から理解したい」という大学理工系諸学科の学生(後輩諸君)のために、同じく学生時代に数学で悩んだ2人の著者が(先輩)数学ユーザーの立場から執筆。
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大学理工系の初学年で学ぶ基礎数学について、「この数学を学ぶことにどんな意味があるのか」「何が重要か」「本質は何か」「何の役に立つのか」という問題意識を常に持って考えるためのヒントや解答を記した。話の流れを重視した「読み物」風のスタイルで、直感に訴えるような図や絵をなるべく多く示して解説する。
苦手とする数学的手法について、「なるほど!そういうことか!」と一人でも多くの読者が納得していただければ幸いである。
◆本書の特徴◆
◎話の流れを重視した「読み物」風のスタイル。
◎第1章で、数学を学ぶ上での基本原則・前提知識・約束事など、各章に入りきらない共通概念や知っておいてほしい事項を解説。
◎各章のテーマを学ぶ意義・目的を章の冒頭で明らかにし、結論を先に述べてから詳細な解説に入る構成。
◎直感に訴えるような図や絵をなるべく多く示して解説。 -
振動と波の現象は力学に限らず、電気回路や電磁場にもあり、量子力学の分野にも現れる。そのため、力学や電磁気学の復習をしながら問題を解き、振動と波の現象について学ぶという形式をとってまとめている。
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同著者による教科書『振動と波』に準じた演習書。振動と波の現象はいろいろな分野に関連する。演習問題ひとつひとつに当たりながら、異なる分野が実は物理現象として共通した側面をもつことを学びとってほしい。それは物理そのものの理解を深めることにもつながる。 -
化学者・化学技術者の立場から具体的提言を続けてきた著者の集大成。地球環境の現状をふまえた“できるだけ正しい”処方箋を提示する。
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有限な地球という制約条件のなかで、豊かな社会をいかに維持発展できるか。科学的に信頼のおけるデータだけをもとに、地球環境の現状を理解し、環境問題を解決するための具体的な方策を提言する。
『化学の指針シリーズ 化学環境学』をベースにしつつもできうる限り最新のデータを組み込み、大幅に再編・改訂・加筆したもので、化学者・化学技術者の立場から地球環境問題と真摯に取り組み、具体的提言を続けてきた著者の、集大成ともいえる一冊である。 -
丁寧な解説および数多くの実践的な例題と演習問題を通して、化学プロセス工学の基礎から現場で実際に必要になる考え方までを学べる入門的教科書。
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大学の理工学部応用化学系学科で化学工学を学ぶ際のテキストとして使用されることを想定し、化学工学に現れる主なプロセス技術とその理論をわかりやすく解説する。演習問題やコラムも収録。 -
中学校、高等学校の教科書にも登場し、よく知られていると思われていたメンデルの事績を丹念に追跡し、メンデルの実像を捉え直します。
遺伝の法則を発見したメンデル(Gregor Johann Mendel)は、研究の材料として有名なエンドウだけでなく、ブドウも用いて研究を行っていました。そのメンデルブドウは、じつは日本とチェコとの架け橋となっていたのです──。中学校、高等学校の教科書にも登場し、よく知られていると思われていたメンデルの事績を丹念に追跡し、メンデルの実像を捉え直します。 -
昆虫のクワガタムシによく似ているが、海に棲む甲殻類の仲間、ウミクワガタ。研究者の実情を赤裸々に語りながら、この奇妙な動物の魅力に迫ります。
ウミクワガタ──その姿は甲虫のクワガタムシによく似ていますが、昆虫ではなく海に棲んでいる甲殻類の仲間で、エビのような尻尾があります。この不思議で奇妙な動物に、昆虫少年であった著者はどのように魅了され、そしてどのような日々を過ごしながら研究を営んでいるのでしょうか。研究者の実情を赤裸々に語りながら、ウミクワガタの魅力に迫ります。 -
位相幾何学をはじめ、数学で取り扱う図形をいろいろの面から詳しく調べるものである
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位相幾何学をはじめ、数学で取り扱う図形のうちでもっとも基本的で重要と思われるものに、球面S、射影空間RPn、CPn、OPn、古典群O(n)、U(n)、Sp(n)がある。本書はこれらの空間をいろいろの面から詳しく調べるものである。
姉妹書『群と表現』とともに、Lie群や位相幾何のよき入門書である。 -
丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下貢先生ご執筆による電磁気学の教科書・入門書。「なぜそのようになるのか」「なぜそのように考えるのか」など、一般的にはあまり解説がなされていないことについても触れた。
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フラクタルの物理の第一人者であり、丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下貢先生ご執筆による電磁気学の教科書・入門書。姉妹書の『物理学講義 力学』および『物理学講義 熱力学』と同様、学習者の理解を高めるために、各章の冒頭には学習目標を提示し、章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを学習者自身に確認してもらうためのポイントチェックのコーナーが用意されている。さらに、本文中の重要箇所については、ポイントであることを示す吹き出しが付いており、問題解答には、間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど、随所に工夫の見られる構成となっている。また、本書の大きな特徴として、「なぜそのようになるのか」「なぜそのように考えるのか」という点について、一般的にはあまり解説がなされていないようなことについても触れた。そのため半期の教科書としてはややボリュームはあるが、テーマの選択によって対応ができるであろう。 -
理工系学部の1年生向けの半期用教科書として、熱力学の本質を非常にわかりやすく解説。ポイントチェックのコーナーを用意したり、問題解答にはフィードバックを示すなど、随所に工夫を施した。
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フラクタルの物理の第一人者であり、丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下先生執筆による熱力学の教科書・入門書。コンパクトなボリュームでありながらも、熱力学の本質が非常にわかりやすく解説されている。また、学習者の理解を高めるために、各章の冒頭には学習目標を提示し、章末には学習した内容をきちんと理解できたかどうかを確認するためのポイントチェックのコーナーが用意されている。問題解答には、間違ったり解けなかった場合に対するフィードバックを示すなど、随所に工夫の見られる構成となっている。 -
量子論の誕生から最新の量子化学までを概観し、量子化学の基礎となる考え方や技法を丁寧に解説。演習問題付き。
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量子論の誕生から最新の量子化学までを概観し、量子化学の基礎となる考え方や技法を、初学者を対象に丁寧に解説。根本的に重要でありながらあまり説明されてこなかった事項や、応用分野に役立つ事項を含めつつも題材を精選し、量子化学の最重要事項を学べるよう工夫されている。数学が苦手な読者のため、付録として数学・物理学の初歩も収録。 -
学んだ化学が役に立っていない、化学の本当の基礎を身につけたい方などが、「化学はこんなに役に立つ」「化学は身(命)を助ける」ことを実感できる、化学が好きになる実践的な入門書。
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高校で学んだ化学が、大学でちっとも役立たないと感じておられる方。推薦入学などで、特に化学の受験勉強を手抜きしてしまったままで大学に入学した方。生物学、看護学、保健学、医療科学、環境分野など、受験化学の枠を越えた幅広い分野での活躍が望まれる方。化学の本当の基礎を身につけて、マスコミやネットなどで飛び交っている日常のさまざまな問題を正しく判断したい方。
そんな方々に捧げる、実践的化学入門書です。 -
◆本書の特徴◆
●量子力学と統計力学の基礎を半期で学べることを目指した。
●量子力学と統計力学の内容がそれぞれ独立ではなく、両者がスムーズかつ自然につながる構成にした。
●初めて学ぶ際に必ずしも必要ではない項目は省略し、簡潔で必要十分な内容にした。
●すべての計算に対して式変形の詳細を掲載した。
●内容の理解を深めるための例題や章末問題を用意した。
●各章の最後に、その章で学んだ内容の応用例をコラムとして載せ、量子力学や統計力学の応用との関わりを紹介した。※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
理工系学部の多くの学科では、各分野の応用に進む前に、量子力学と統計力学の基礎を一つの講義で学ぶことが一般的である。しかし、これらの内容が1冊にまとまった基礎的なテキストは多くない。
そこで本書は、物理学を専門としない学生が量子力学と統計力学の基礎を半期で効率的に学べることを目指し、量子力学や統計力学を応用するために必要十分な内容を丁寧に解説した。量子力学と統計力学がスムーズにつながっているため、両者の結びつきを感じながら学習することができるだろう。
またコラムでは、学んだ内容の応用について紹介した。日常生活のあらゆるところで量子力学や統計力学の技術が応用されていることを実感できるので、勉強するためのモチベーションになること間違いなし。 -
位相幾何学(トポロジー)のなかでも、「基本群」とその延長線上にある「被覆空間」の理論を詳しく解説する。講義やセミナーでの使用を念頭に、具体例や背景を重視して、できる限り丁寧な説明に徹した。幾何学、トポロジーをこころざす学生にすすめたい、待望の入門書。
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【本書の特徴】
●円周の基本群の計算やザイフェルト-ファン・カンペンの定理は、証明が短く簡明に記述できるものを採用した。
●被覆空間の定義は、全空間、底空間ともに連結性やハウスドルフ性などを一概に仮定せず、定理ごとに本質的な条件は何かを意識してもらえるよう、都度必要な条件を挙げる形をとった。
●真性不連続作用と、その軌道空間がハウスドルフになるための十分条件、モノドロミー作用を用いた有限被覆空間の分類について詳しく述べた。
●具体例を用いて、トーラスの被覆空間の同値類をすべて与えた。
●用語・記号の統一もかねて、予備知識となる位相空間論と群論の基礎事項について前半で概説を行った。読み進める中で、必要に応じて内容を確認・参照することができる。
●最終章の第6章では、基本群と被覆空間の応用として、和書での扱いが少ない、組みひも群と配置空間について、入門的内容を解説した。 -
本書は長年、食虫植物に魅せられた著者が、膨大な野外調査と豊富な写真を使って、食虫植物のゲノム生物学、分子生物学、細胞生物学、発生学、形態学、分類学、生態学などの知見を統合して、多様性と進化についてまとめ上げたものである。ウツボカズラ、ハエトリソウ、ムジナモなど、世界中を歩き廻って集めた2000枚以上の写真と図によって食虫植物の魅力と不思議を存分に紹介し、あわせて図の説明と本文によって、食虫植物の基礎から最新研究までを網羅して紹介した。
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食虫植物は植物学のフロンティアである。捕虫葉形態形成のように、普通の植物ではわからなかった植物発生の新しい仕組みの発見、あるいは、活動電位のように陸上植物全体に関わるけれども他の植物ではうまく解明できなかった普遍的な現象を解明できる可能性を持っている。それ故、多くの研究が行われ、さまざまな仮説が提唱されている。近い将来、食虫植物だけに留まらない生物学や進化学の全体に影響を与えるような驚きの発見が期待されているのである。
本書は長年、食虫植物に魅せられた著者が、膨大な野外調査と豊富な写真を使って、食虫植物のゲノム生物学、分子生物学、細胞生物学、発生学、形態学、分類学、生態学などの知見を統合して、多様性と進化についてまとめ上げたものである。ウツボカズラ、ハエトリソウ、ムジナモなど、世界中を歩き廻って集めた2000枚以上の写真と図によって食虫植物の魅力と不思議を存分に紹介し、あわせて図の説明と本文によって、食虫植物の基礎から最新研究までを網羅して紹介した。
食虫植物に興味をもたれる学生から研究者、一般の植物愛好家の方々にも広く読んでいただきたい。 -
医療技術者や看護師を目指す大学・短大・専門学校生を対象とした、半期用教科書。
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医療技術者や看護師を目指す大学・短大・専門学校生を対象とした、半期用教科書。
高校化学の内容を中心とした入門書であり、化学が苦手であっても取り組みやすいよう、豊富なイラストを用いて、やさしく丁寧に解説。また、濃度などの計算が必要な箇所には、「例題+考え方」を導入し、初心者でも安心して理解できるよう配慮した。
化学を“やさしく”(易しく・優しく)学べるよう工夫された、温もりのあるテキストである。 -
分子の視点から出発して、生物の戦略の概念をもとに、人体、病気、環境、進化、社会を理解することを目的とした生物学テキスト。本文は基本的な内容に絞り、発展的な内容は「コラム」や「参考」で解説する。
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本書は、分子の視点から出発して、生物の戦略の概念を理解し、その概念をもとに、人体、病気、環境、進化、社会を理解することを目的として著した教科書。必要な知識のポイントを押さえつつ、専門書のように数式を用いたり厳密な論理を展開したりするのではなく、普通の人間の感性で理解できる表現を用いた。また、本文はもっとも基本的な内容に絞り、発展的な内容は「コラム」または「参考」を設けた。本書で学んだ生物学の基本概念を、健康で平和で豊かで持続的な人間社会を築くために役立てていただきたいと願っている。 -
「電子の振舞い」を詳細に追いながら、光物性、導電性、磁性といった物性発現の基礎と応用、将来の展望をていねいに解説。
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ある物質が、特徴的な物性を表すのはなぜか。その物性発現の仕組みを解く鍵は、「電子」が握っている。
原子内および分子内の電子構造、外的刺激に対して電子がどのように応答するかなど、「電子の振舞い」を詳細に追いながら、光物性、導電性、磁性といった物性発現の基礎と応用、将来の展望をていねいに解説。図版を多用した豊富な実例、広範な話題を取り上げた数多くのColumnとあいまって、物性化学という分野の魅力をあますところなく伝える、画期的かつ本格的な物性化学の教科書・参考書である。 -
「どうか一人でも多くの学生がルベーグ積分の理解をあきらめずに済むように」との願いを込めて執筆された著者渾身の一冊。
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「どうか一人でも多くの学生がルベーグ積分の理解をあきらめずに済むように」との願いを込めて執筆された著者渾身の一冊。本書ではこの思いを実現するために、抽象度の高いルベーグ積分の「完成された理論を展開」していくのではなく、理論を「抽象化していく過程を追跡」していくこととした。
つまり具体的なことがらから考えはじめ、それがどのような背景のもとで、どのような目的をもって理論化・抽象化され、ルベーグ積分論にまでいたるのかを読者とともに考え、理解していくことを目標とした。
すべての数学科学生に届けたい一書。 -
線虫、ショウジョウバエ、小型魚類、マウス、ミツバチを題材に、それぞれの動物の行動を生み出す脳や神経系ではたらく分子(遺伝子やRNA、タンパク質)が調べられた研究成果に焦点を当てて解説した。また、近年発達したオプトジェネティクス(光遺伝学)手法についても詳説する。
遺伝子組換え技術が動物行動の解析手段として用いられるようになったのは1990年代半ば頃であるが、現在、分子レベルではどのような研究が進み、今後どのような発展が期待されているのだろうか。本書は線虫、ショウジョウバエ、小型魚類、マウス、ミツバチを題材に、それぞれの動物の行動を生み出す脳や神経系ではたらく分子(遺伝子やRNA、タンパク質)が調べられた研究成果に焦点を当てて解説した。また、近年発達したオプトジェネティクス(光遺伝学)手法についても詳説する。行動分子生物学をこれから勉強する方、また理解をさらに深めたい方にお薦めしたい。 -
“接続”は微分幾何を専門にする読者だけでなく、トポロジー、代数幾何、理論物理などの研究にも重要な道具となっている。本書は、そのような広い範囲の読者に、接続の理論と、その応用としてゲージ理論の初歩を解説することを目的としたものである。
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■古典的名著を、新たな装いで。
「昭七先生」として親しまれ、数学界に大きな影響を与えた数学者・小林昭七氏。同氏ならではの明快で研ぎ澄まされた数学が、この“古典”には確かに息づいている。
2023年刊行の新装版では、読みやすさ・見やすさを向上させるため、数式組版ソフトLaTeXを用いて新規に組み直しを行った。 -
文系・理系を問わず、社会人になる前に学習すると役に立つ内容やテーマが盛り込まれた化学入門書。
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身のまわりにあふれる「化学」にワクワクしたい人のための入門テキスト。ヒトの体や食べ物、ファッションや料理、住環境からグローバルな地球環境問題まで、知れば知るほどもっと学びたくなる化学の話題を満載。大学生だけでなく高校生や一般社会人も、化学のセンスがみがかれ生活が輝きだすことうけ合いの一冊。
「分冊版」「単話版」には検索除外が設定されているため、検索結果の表示には解除が必要です。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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