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『集英社、集英社学芸単行本(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全163件

  • 2024年 第22回 開高健ノンフィクション賞 受賞作。

    JAで「神様」と呼ばれた男の溺死。
    執拗な取材の果て、辿り着いたのは、
    国境の島に蠢く人間の、深い闇だった。

    【あらすじ】
    人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。

    【選考委員 大絶賛】
    ノンフィクションが人間の淋しさを描く器となれた、記念すべき作品である。
    ――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者)

    取材の執拗なほどの粘着さと緻密さ、読む者を引き込む力の点で抜きん出ていた。
    ――姜尚中(政治学者)

    徹底した取材と人の内なる声を聞く聴力。受賞作に推す。
    ――藤沢 周(作家)

    地を這う取材と丁寧な資料の読み込みでスクープをものにした。
    ――堀川惠子(ノンフィクション作家)

    圧巻だった。調査報道の見本だ。最優秀な作品として推すことに全く異論はない。
    ――森 達也(映画監督・作家)

    (選評より・五十音順)

    【著者プロフィール】
    窪田新之助(くぼた しんのすけ)
    ノンフィクション作家。1978年福岡県生まれ。明治大学文学部卒業。2004年JAグループの日本農業新聞に入社。国内外で農政や農業生産の現場を取材し、2012年よりフリーに。著書に『データ農業が日本を救う』『農協の闇(くらやみ)』、共著に『誰が農業を殺すのか』『人口減少時代の農業と食』など。
  • NHKスペシャルで大反響! 2012年8月に開催された、日本一過酷な山岳レース「トランスジャパンアルプスレース」に密着。富山湾から3千m級の日本アルプスを縦断し駿河湾までを8日以内に走る。標高差は実に富士登山7回分! 賞金・賞品は一切なし。テレビでは見られなかった秘蔵エピソードや追加取材を加えた、驚愕ノンフィクション!
  • 【戦争と選民ファシズムの時代が到来。「世界の終わり」を生き抜くための羅針盤!】

    ★50万部超のベストセラー『人新世の「資本論」』続編!!

    資本主義が招いた気候崩壊。そこから世界は極度の欠乏経済へ。奪い合いの不安のなかで、他者を切り捨てる「選民ファシズム」が蔓延し戦争も次々と勃発する。破滅への行進をどう止めるのか? 気鋭の経済思想家が、その秘策を提示する!

    【各界が絶賛!】
    ■落合陽一氏(メディアアーティスト)
    久しぶりに赤線を引きながら唸った。反論したい箇所ほど面白い、稀有な本。
    ■三牧聖子氏(国際政治学者)
    飽くなき技術革新が人類を救う――
    そう囁くテック・エリートが造る「ノアの方舟」にあなたの席はない。普遍的な人類の救済へ、ラディカルな希望をつなぐ書。
    ■國分功一郎氏(哲学者)
    「暗黒社会主義」の衝撃。この絶望的な提案が、私たちの大きな希望になる!
    ■柄谷行人(思想家)
    資本主義の暴走による諸システムの崩壊により、少数の富裕層以外は地獄のような苦境に追いやられ始めているという著者の絶望を私も共有している。本書が提言する、新たなる「計画経済」「プロレタリア独裁」の行方を見守りたい。

    【おもな内容】
    ・気候崩壊によって世界は欠乏経済へ
    ・なぜ、戦争が止まらない時代になったのか?
    ・「選民ファシズム」にどう対抗するのか?
    ・テック・エリートたちは「世界の終わり」にどう適応しようとしているのか?
    ・欠乏と格差を固定化させるテクノ資本主義
    ・不安の悪循環を逆回転させ、「破局」の時代を共に生き抜くための切り札とは?

    【目次】
    はじめに――未来はファシズムだ!
    第1章:気候崩壊による恒久欠乏経済
    第2章:テクノ資本主義で進むファシズム
    第3章:「世界の終わり」と加速主義
    第4章:計画経済が全体主義を連れてくるのか
    第5章:「ハイエクの呪縛」を解くために
    第6章:デジタル社会主義は可能か
    第7章:ハイエクの盲点と「緑の戦時経済」
    第8章:晩期マルクスの独裁論
    第9章:エコロジー独裁への道
    第10章:暗黒社会主義という希望
    おわりに――名もなき者たちの「黙示録」

    【著者略歴】
    斎藤幸平 (さいとう・こうへい)
    1987年生まれ。経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy によって「ドイッチャー記念賞」を歴代最年少で受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。同書は19言語に翻訳され、世界的ベストセラーとなった。
  • 【国内50万部超&
    19言語に翻訳された世界的ベストセラーに
    新たに「補考」を書き下ろした完全版!】

    人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
    気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
    それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。
    ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!
    続編『人新世の「黙示録」』へのブリッジである、補考「オーバーシュートと進歩の終わり」を収録した完全版!

    【各界が絶賛!】
    ■スラヴォイ・ジジェク氏(哲学者)
    生き延びたい人には、必須の書だ。
    ■坂本龍一氏(音楽家)
    気候危機をとめ、生活を豊かにし、余暇を増やし、格差もなくなる、そんな社会が可能だとしたら?
    ■水野和夫氏(経済学者)
    資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。常識を破る、衝撃の名著だ。
    ■ヤマザキマリ氏(漫画家・文筆家)
    経済力が振るう無慈悲な暴力に泣き寝入りをせず、未来を逞しく生きる知恵と力を養いたいのであれば、本書は間違いなく力強い支えとなる。

    【おもな内容】
    はじめに――SDGsは「大衆のアヘン」である!
    第1章:気候変動と帝国的生活様式
    第2章:気候ケインズ主義の限界
    第3章:資本主義システムでの脱成長を撃つ
    第4章:「人新世」のマルクス
    第5章:加速主義という現実逃避
    第6章:欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム
    第7章:脱成長コミュニズムが世界を救う
    第8章:気候正義という「梃子」
    おわりに――歴史を終わらせないために
    補考――オーバーシュートと進歩の終わり

    【著者略歴】
    斎藤幸平 (さいとう・こうへい)
    1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economyによって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。
  • 女性専用車両やレディースデーは男性差別?
    フェミニストはエッチな表現を規制したいの?
    「男らしい」って悪いこと?
    専業主婦になっちゃいけないんですか?……
    ジェンダーの授業の講師として、全国の学校から呼ばれ講義をする作家・アルテイシアと弁護士・太田啓子。この本では、中学や高校で、実際に生徒たちから質問されたジェンダーやフェミニズムについての疑問や悩み、計49のテーマをピックアップ。「私たちだって、つねにアップデートの途中です」と語るこの最強シスターズが、イマドキの10代が抱えている率直な気持ちに、本気で、真剣に、熱く回答します!
    【目次】
    ◎第1章 男と女、どっちがずるい?
    ◎第2章 男らしさ、女らしさについて考える
    ◎第3章 性のモヤモヤ、男女交際の悩みについて
    ◎第4章 夫婦・家族について思うこと
    ◎第5章 ジェンダー問題のこれから
    ◆イラスト:マシモユウ


    【著者紹介】
    ◆アルテイシア
    ジェンダーやフェミニズムを明快に軽快に語り下ろす作家。
    主な著書に『だったら、 あなたもフェミニストじゃない?』(講談社)、『モヤる言葉、 ヤバイ人』(大和書房)、『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』(以上、幻冬舎)ほか多数。
    ◆太田啓子(おおたけいこ)
    家族関係の仕事を多く手がける弁護士。関心事はジェンダーと憲法。
    明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)メンバーとして「憲法カフェ」を各地で開催。著書『これからの男の子たちへ』(大月書店)が反響を呼び、韓国・台湾・タイほかで翻訳出版。他の著書に『100年先の憲法へ』(太郎次郎社エディタス)、『いばらの道の男の子たちへ』(共著、光文社)。
  • シベリア抑留死亡者46,300人の名簿を、たった一人で作った老帰還兵。執念と鎮魂の衝撃ノンフィクション。
    シベリア抑留死亡者の詳細は、長い間、人数も個人名も正確な事実が伝えられてこなかった。そんな中、1990年代、ソ連などから日本へ死亡者名簿が届いたが、その名前の欄には「ヤニトア?シガノシ?」「タモル・ダムノツ」「フニヤメ・サギヤノ」といったものも含まれていた。
    これに悲しみと怒りを覚えたシベリア帰還兵・村山常雄。これが日本人の名前なのか? なぜこんな名前で伝えられなければならないのか? 人の死が軽く扱われていないか? ここから、正確な死亡者名簿作りが始まった。
    先の見えない作業。孤独な日々。だが、無念を抱えて凍土に眠る無名の仲間を弔うために、そして生きて還ってきてしまった自分を癒すために、折れそうになる気持ちを奮い立たせた。その情熱は周囲の人々や日本政府関係者を動かし、ついに奇跡を起こした……!

    【村山常雄さんプロフィール】
    1926年新潟県生まれ。1945年、満洲でソ連の捕虜に。その後、4年間シベリアに抑留されたのちに帰国。中学教師を務め、定年退職後に人生の総括として名簿作りを始める。2007年、1053ページの『シベリアに逝きし人々を刻す ―ソ連抑留中死亡者名簿―』を刊行。2014年、88歳で逝去。

    【著者プロフィール】
    青島 顕(あおしま けん)
    1966年静岡市生まれ。91年に早稲田大学法学部を卒業し、毎日新聞社に入社。西部本社整理部、佐賀、福岡、八王子、東京社会部、水戸、内部監査室委員、東京社会部編集委員、多摩総局長などを経て、現在は新聞研究本部に勤務。中央大学、専修大学で兼任講師。『MOCT(モスト) 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』で第21回開高健ノンフィクション賞を受賞。共著書に『徹底検証 安倍政治』『記者のための裁判記録閲覧ハンドブック』。
  • シリーズ9冊
    7342,530(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ついに出た! 究極の女子ひとり旅指南本!!

    「SPUR」で連載された伝説の旅コラム、
    全面書き下ろし&撮り下ろしでついにムック化!


    海外ひとり旅歴25年、海外ひとり旅回数350回を超える稀代の旅バカ、編集Pこと・ひとりっP(本業はファッション誌編集者)責任編集による、女子のためのひとり旅指南本です。

    女性が自分自身のための自由に組み立て、実行する気ままなひとり旅を「ひとりっぷ」と命名し、旅する女性を熱烈に応援してきた著者の「圧倒的な実体験」をベースにお届けするあたらしい旅本です。

    ひとりっぷにオススメの旅先10都市と、それぞれのデスティネーションでやったほうがいいこと、やるべきことを体験をもとに熱烈リコメンドしています。そのため、一般的な「いわゆる、旅のガイドブック」とは一線を画します。内容もかなりのかたよりがありますが、それこそがひとりっぷの醍醐味! ぜひ本書を参考に「マイオリジナルひとりっぷ」をつくり上げていってください。

    掲載都市
    香港、ハワイ、アルゼンチン、台湾、シンガポール、
    ドバイ、ベトナム、サンフランシスコ、バンコク、メキシコ

    ひとりっぷ4大攻略ポイント(AIR/HOTEL/FOOD/TRANSPORTATION)
    LCCで行く無茶旅弾丸アジアのすべて!
    究極か!? 旅バッグとその中身全公開!
    飛行機マニアが教える、空港でまごつかないための本当のガイド
    実録! 旅のワードローブ全記録(2016summer→autumn)
    今日も世界のどこかでバイイング

    その他使える旅アプリや両替など、コラム全10本も大充実!

    2017年はぜひあなたも、ひとりっぷへ!
  • 父は共産党活動家、母は玉井組組長の娘。15歳で自らの意思で洗礼を受け、学生運動で検挙された青春時代……戦乱と大旱魃のアフガニスタンで90万人以上の命を救い、2019年12月、正体不明の武装集団の凶弾によって命を落とした医師・中村哲とは、いったいどんな人間だったのか。その生涯にわたり中村が巡り合い、深く関わった様々な人びと100人以上に著者はインタビューする。福岡、鹿児島、岡山、静岡、神奈川、東京、パキスタン、そしてアフガニスタンと約5年に及ぶ取材を敢行。群像のなかから鮮やかな「人間・中村哲」の姿を立ち上がらせる。大勢の人生を巻き込み、滔々と流れる大河のような中村哲を源流までさかのぼり、生い立ちから死まで描いた驚くべき本格的評伝、圧巻の452ページ。今こそ読まれるべき「人間・中村」の真実。

    【目次】
    プロローグ 水が天に昇る谷
    第一章 革命の炎
    第二章 同志
    第三章 浸礼――永遠の別れ
    第四章 青春漂流
    第五章 失われた世代
    第六章 空爆とナン
    第七章 冬の陣
    第八章 口紅
    第九章 カカムラ!
    第一〇章 帰還
    あとがき 神と出会った人、神になりたかった人
  • 第23回開高健ノンフィクション賞受賞作

     選考委員大絶賛!

     書き手自身を取り巻く「人間」を、シリアの政治と歴史への深い理解とともに厚みをもって描ききった。 加藤陽子(東京大学教授・歴史学者)

     大家族の幸せな記憶、その一瞬の光芒が眼前に浮かんできそうだ。名作である。 姜尚中(政治学者)

     もはや言葉にすらできぬ過酷な日常を現実として生きた/生き続ける女性がいる。 藤沢 周(作家)

     世界が抱える矛盾を独自の視点で描ききった秀作。 堀川惠子(ノンフィクション作家)

     秘密警察も移民となったシリア人も政府軍兵士もイラン軍兵士も、すべて等身大の人間として描かれている。 森 達也(映画監督・作家)
    ※五十音順/選評より


    風土に根差して生きる人々を撮り続ける著者は、シリアの沙漠で総勢70名という大家族アブドゥルラティーフ一家と出会い、その十二男、ラドワンと恋に落ちる。
    やがて「アラブの春」から始まるシリア内戦に巻き込まれ、ラドワンは徴兵され、六男サーメルは政治犯として逮捕される。一家は故郷パルミラを追われ、難民として散り散りになってしまう。
    脱走兵としてヨルダンに逃れたラドワンと結婚し、「シリアの家族」の一員となった著者は、異郷に生きる難民たちの取材を始める。

    難民となりトルコで暮らして5年。一家の長である義父・ガーセムが、故郷に帰る夢を叶えることなく永眠した。アブドゥルラティーフ家の故郷パルミラの今を見たい……。著者は11年ぶりにシリアに向かい、秘密警察の監視や親族による軟禁をくぐり抜け、かつて一家が暮らした家にたどり着く。
    命がけの取材から帰還した著者を待ち受けていたのは、夫ラドワンの「第二夫人を娶りたい」という驚きの一言だった……。

    2024年12月、生きて故郷の土を踏むことはないと思っていたラドワン、そして多くのシリア難民に転機が訪れる。半世紀以上にわたって独裁を続けてきたアサド政権が崩壊したのだ。
    政権崩壊から8日後、著者はラドワンと長男と共にシリアに入る。逮捕されたサーメルの消息を求め、「人間虐殺の場」と呼ばれたサイドナヤ刑務所を訪れる。その現場で目にしたもの、そして数少ない生存者が語った言葉は衝撃的なものだった。
    激動のシリアを生きた市井の人々の、等身大の姿を描くノンフィクション。

    小松由佳(こまつ ゆか)
    ドキュメンタリー写真家。1982年、秋田県生まれ。2006年、世界第2位の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂し、植村直己冒険賞を受賞。風土に根差した人間の営みに惹かれ、草原や沙漠を旅しながら写真家を志す。12年からシリア内戦・難民を取材。著書に『人間の土地へ』(20年 集英社インターナショナル)など。日本写真家協会会員。
  • シリーズ2冊
    1,7601,980(税込)
    著:
    椎名誠
    出版社: 集英社

    「おい、シーナ、逃げるなよ」

    急逝した親友・目黒考二がシーナに伝えた
    最期の“檄(ゲキ)”の真意とは?
    老いてゆくこと、喪失を抱えて生きること――
    哀しみも淋しさもそのままに(ときにビールとともに)
    愛するものたちへの思いを静かに差し出す
    79歳の日録は共感必至。

    「WEB MAGAZINE集英社学芸の森」で好評連載中の
    「失踪願望。」日録に加え、書き下ろし「さらば友よ!」を収録。
    若き頃の“失踪”と“ヰタ・セクスアリス”の告白、
    青春の別れと悔恨をつづって
    新たな人生の世界線をひらく作家・椎名誠の新境地!

    2022年7月から2023年6月の1年間の日録は
    白内障の手術からスタート。
    異常な猛暑にへたりこみながら仲間とのビールで乗り切る日々。
    取材や講演で旅することも増えてきた。
    そんな矢先、盟友・メグロが短い闘病の末、逝ってしまう――。
    深い悲しみと混乱、喪失感に動けなくなってしまうシーナ。
    そんな彼を支えたのは、かつてメグロから言われた
    「作家・椎名誠への叱咤の言葉」だった……!

    『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』から2年弱、待望の続編刊行!

    (日記の見出しより)
    銃撃、休場、個人の感想
    下駄ばき、ケトばし、広い空
    メロディー、旅人、蛍の光
    どぶろく、島酒、アイスバイン
    お月見、門出、オフサイド
    花巻、断腸、象が来る
    初夢、訃報、オムマニペメフム
    闇黒、ズタボロ、閉鎖月間
    アルバム、ブンガク、高みをゆく者
    奔流、フルサト、目黒がいない
    アルマジロ、東京観光、伊達眼鏡
    芦ノ湖、コロッケ、誕生日
  • 夫の突然の腹痛、そして入院。検査を繰り返すが、原因は不明。
    ようやく診断がついたときには、余命わずか数週間。
    「原発不明がん」とは、いったい何なのか?

    第22回開高健ノンフィクション賞最終候補作

    【各界から絶賛の声、続々!】
    理不尽極まりない、まさに「見えない死神」。明日は我が身。震え上がりながら一気に読んだ。
    ――成毛眞氏(「HONZ」代表)

    哀しみの底に沈みながらも、決して諦めない。検証し続ける。その圧倒的な想いの強さに胸うたれる。
    ――小池真理子氏(作家)

    著者は、愛する人を「希少がん」で亡くすという個人的な体験を病の普遍的な記録にまで昇華させた。苦しみを同じくする人々や医療難民にとって必見の情報と知見がここにある。
    ――加藤陽子氏(歴史学者)

    【あらすじ】
    ある休日、夫が原因不明の激しい腹痛に襲われた。入院して検査を繰り返すが、なかなか原因が特定できない。ただ時間ばかりが過ぎ、その間にも夫はどんどん衰弱していく。
    入院から3ヵ月後、ようやく告げられたのは「原発不明がん」の可能性、そして夫の余命はわずか数週間ではないか、というあまりにも非情な事実だった。

    この「原発不明がん」とは、一体いかなる病気なのか?
    治療とその断念、退院と緩和ケアの開始、自宅での看取り……。発症から夫が亡くなるまでの約160日間を克明に綴るとともに、医療関係者への取材も行い、治療の最前線に迫ったノンフィクション。

    【著者プロフィール】
    東えりか(あづま・えりか)
    書評家。1958年千葉県生まれ。信州大学農学部卒。動物用医療器具関連会社で勤務の後、1985年より小説家・北方謙三氏の秘書を務める。2008年に書評家として独立。2011年から2024年までノンフィクション書評サイト「HONZ」副代表を務める(現在閉鎖)。日本推理作家協会会員。『週刊新潮』『小説新潮』『婦人公論』『本の雑誌』『公明新聞』『日本経済新聞』で書評を担当。文庫解説担当著書多数。
  • 「HHH(エイチ エイチ エイチ)」とは、
    Hindi Hokkaido Horseman(ヒンディー・ホッカイドウ・ホースマン)のこと。

    インド人が急増している町が北海道にある。
    競走馬の産地、浦河町。
    (2025年初夏時点で、400人ほどがこの町に暮らす)。
    今、競走馬の生産現場は、多くのインドからの働き手によって支えられているのだ。

    そこに密着2年間。そしてわかった
    「インド人がいなかったら、日本の競馬は成り立たない!」というリアル。
    そして「なぜ、この町では多民族が共生できているのか?」の謎。

    ・インド人は、なぜ灼熱の地から氷点下10℃の北海道にやってきたのか?
    ・彼らは競走馬の調教に長けているのか?
    ・日本社会を彼らはどのように見ているのか?
    ・一方で、日本社会は彼らをどのように受け入れているのか?
    ・そもそも、競走馬の育成システムはどのようなものなのか?
    ・JRAはなぜ「競走馬の育成は、外国人がいなければ成り立たない」という現状に沈黙を続けるのか?
    ・そして、外国籍の方に対して厳しい日本は、少しでもマシな国になっていくのか?
    ……など。

    何も問題がないなんてことはありえない。むしろ、毎日問題は起きている。
    でも共存。だって仲間で、同じ人間じゃないか。
    競走馬育成の現場を通して多文化理解を志す人々を見つめた、
    友情と傷心と希望のノンフィクション!

    【著者プロフィール】
    河野 啓(こうの さとし)
    1963年愛媛県生まれ。北海道大学法学部卒業。1987年北海道放送入社。ドキュメンタリー、ドラマ、情報番組などを制作する一方、ノンフィクションの執筆に取り組む。著書に『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(第18回開高健ノンフィクション賞)、『北緯43度の雪 もうひとつの中国とオリンピック』(第18回小学館ノンフィクション大賞)、『ヤンキー 母校に恥じる ヨシイエと義家氏』など。
  • 遠藤達哉の大人気コミック『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を、教育学者の齋藤孝が「家族」をキーワードに読み解く!
    どんな任務でも鮮やかに遂行する敏腕スパイ・黄昏(たそがれ)の新たなミッションは「とある目的のために家族を作る」こと。他人同士の父・母・娘(+犬)が集まり、疑似家族・フォージャー家としての生活がスタートしたが、予測不能な子ども(アーニャ)との暮らしは、これまでのいかなる任務よりも難解なものだった……!
    『SPY×FAMILY』を通して「家族とは何か」「子どもが子どもらしく生きることとは」を考える一冊。子育てに悩む人、親との関係を憂う人必読! 遠藤達哉×齋藤孝の対談も収録。
    “子どもを知る”と、世界はきっと平和になる!
    【目次】
    ◆第1章「子どもを知る」と、家族が平和に――『SPY×FAMILY』から、親と子の関係を考える
    〈「子育て」は「親育て」/人を生涯支えるのは「愛されたという記憶」/「親の都合」なのに子どものためと思っていないか/マイナスのスタートになる「条件つきの愛情」/「子どもを知る」と子どもが伸びる/子どもは「家庭の空気」に敏感/子どもは親を「信じている」/「普通の家族」とは何か?/家族の中に「秘密」があること/子どもは「演技する」〉
    ◆第2章「子どもが泣かない世界」を支える人たち――子どもを育てるのは親だけではない
    〈「大局観」を持つヘンダーソン先生/「見守る」マーサ/子どもを「否定しない」グリーン先生/「友達」が子どもの成長に必要な理由/子どもが育つ「社会」の健全さ〉
    ◆第3章「子どもが子どもらしく」生きられる世界――『SPY×FAMILY』に描かれる現代社会の縮図
    〈ヨルは「ヤングケアラー」?/「親ガチャ」を憂う人たちへのヒント/「血縁」と家族/「戦争」と子どもたち/守りたいのは家族との「他愛ない暮らし」〉
    ◆第4章 遠藤達哉×齋藤孝 対談 十五年の蓄積があって、アーニャが生まれた?
    ――「家族」ものを描いているつもりは、実はないんです
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    画家・山口晃の日常を妻が綴り、それに夫が絵で応える。
    山口晃夫妻、初の合作による「食の絵日記」エッセイを書籍化!

    人気画家・山口晃のエッセイ漫画『すゞしろ日記』に登場する、「カミさん」こと妻の梅村由美。丸顔で肝が据わっていて、「むはは」と笑い食欲旺盛。夫目線から理不尽の権化のごとく(?)描かれてきた彼女が、ついに筆を執った――!

    自宅で、行きつけの店で、旅先で、場所を選ばず発揮される「ガハク」こと山口晃の「食」に対するこだわり。そんな夫との日々を妻目線から綴る文章に、たっぷりの挿画でガハクが応酬する、ウェブメディア「MON ONCLE」の人気連載『ヒゲのガハクごはん帖』を、このたび単行本化。二人の食体験を文と絵の両方から絵巻物のように楽しめる、新感覚のエッセイ本となっています。

    収録した17のエピソードは、結婚生活初期の衝撃の料理や現在に至る定番メニュー、チョコやケーキといったおやつ事情、出張制作時のお弁当日記、さらにはヴェネチア、バレンシア、ニューヨークといった海外での体験など、場所もテーマも多種多様。

    連載時より大幅な加筆を経て、実に7割超のページが挿画入りという豪華な1冊です。さらに、出張制作時に仕上げた作品1点をカラーで収録!

    【著者略歴】
    梅村由美 (うめむら・ゆみ)
    1968年生まれ、神奈川県出身。1991年東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2002年に画家・山口晃と入籍。コンテンポラリーアートを扱う複数のギャラリーにて約30年間勤務の後、山口のマネジメントに専念し、その活動をサポートする。仕事柄、アートフェアや展覧会などで国内外の出張が多かったこともあり、インドア派のわりには旅行好き。好きな食べ物はすしとそば。2022年よりウェブメディア「MON ONCLE」にて連載中の本作が執筆デビュー。

    山口晃(やまぐち・あきら)
    1969年東京都生まれ、群馬県桐生市で育つ。1996年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。伝統的な日本絵画の様式を踏まえ、西洋の画材で描く作風で知られる。都市鳥瞰図などの絵画のほか、立体、インスタレーションなども手がける。2023年の東京・アーティゾン美術館における「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」をはじめとする個展や国内外での作品展示多数。著書に『ヘンな日本美術史』(祥伝社、第12回小林秀雄賞受賞)、エッセイ漫画『すゞしろ日記』(羽鳥書店)、漫画作品『趣都』(講談社)などがある。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    “開脚の女王”が20年間実践。どんなに体がかたい人でも
    無理なく、気持ちよく、のばして心も体も元気になる!

    エアロビクスやヨガのインストラクターとして長年教え続けてきたEikoさん。教室は来年で20周年になります。当初はハードな動きを無理に続けた結果、脚の疲労骨折や腰痛をたびたびおこしていました。ある日「体が悲鳴をあげるような運動を続けることが、いいわけはない」と悟り、約1時間のレッスンで行う動きをひとつひとつ見直します。
    自身や生徒が苦労する動きはすべてやめ、心地よくリラックスができるストレッチを中心にしました。のばしたい筋肉にしっかりアプローチする方法を試行錯誤したところ、ポーズをとってゆらゆらとゆれる「筋肉ゆらしストレッチ」にたどり着いたのです。
    教室の生徒たちはほとんどが50代以上。10年以上通っている人も珍しくなく、みなさん「気持ちがいいから、楽しく続けられます」と口をそろえます。効果は「開脚ができるようになった」「坐骨神経痛が軽減した」「ギックリ腰を卒業した」とはっきり表れたものから、「少しずつ体がやわらかくなっている」「腰痛がおきても、おさまるのが早くなった」という個人の実感まで、さまざま。自分の体のかたさや不調と向き合いながら、日々、気持ちよさを実感できる「筋肉ゆらしストレッチ」をぜひ始めましょう!

    本書の内容
    ●基本のストレッチ1 脚裏のばし
    ●基本のストレッチ2 首・背中・腰のばし
    ●基本のストレッチ3 内ももと股関節のばし
    ●基本のストレッチ4 肩・脇のばし
    ●フローストレッチ ●パーツをケアする ●簡単筋トレ
  • 2025年の4月2日、アメリカのトランプ大統領が世界に向けて発表した関税政策は、世界中に衝撃を与え、世界同時株安を招いた。
    NYダウやS&P、nasdaqなどの米国の株価の主要指数の暴落は一週間ほど続き、日経平均も一時は500兆円もの時価総額を失うほどの暴落となった。いわゆる「トランプショック」である。
    今回の経済危機は、まさにこの本の校了中のできごとであり、日々、情報をアップデートしながら、この本は完成した。
    ただ驚くことに著者は、すでにこの本において経済危機が来ることを予測し、4つの兆候について詳しく分析していたのだ。
    それは2000年代のITバブル崩壊やリーマン・ショックの際にも表れた、いくつもの経済指標の変化を読み解いた結果だった。
     また日々の経済データの分析のみならず、経済の歴史も深く研究している著者は、今回のトランプショックを単なる一時的なものとは捉えず、世界経済や国際政治が大きく変化するパラダイムシフトと考えており、その理由も本書では明らかに語られている。
    中国のみならず、BRICS諸国も台頭する今、私たちは大きな歴史的転換期に生きているのだ。
    米国と中国の新冷戦、それによる経済のデカップリングを早くから予見していた著者は、常に著書やSNSで最新の情報を発表してきた。
    本書は、それらを集大成し、世界が変わる重大な局面において発想の転換を促す書でもある。
    ますますひどくなる新冷戦によって経済がブロック化し、世界中がより高インフレに悩まされ、インフレ下の不況、すなわちスタグフレーションに陥りかねないことに著者は警鐘を鳴らしている。
    こんな先行きが見えない時代に、自分の資産を守るにはどうしたら良いか、歴史を学び長期的な視点を持つことの大切さを説く。
    さらにこの新冷戦の中、再び注目を浴びるのが日本であることにも言及し、危機をチャンスととらえるべきことを教えてくれる。
    世界が日々、変化する現代に生きる私たちが、経済危機をいかに乗り越え、未来に希望をもつべきか? 多くのヒントを教えてくれる必読の書である。
  • 成功する人には言葉がある
    「まわりの人と違う」のは生きる武器
    「失敗する自由」だってある――

    全国の高校で20年以上、人生の歩き方を語り続けるドクター鎌田の「読む講演」。

    <「はじめに」より>
    僕が17歳の頃どんな考え方をしていたのか、その考え方がその後どんなふうに人生を変えていったかを書いてみました。タイトルは「17歳のきみへ」ですが、15歳くらいから22歳くらいに読んでもらえたら嬉しいなあと思っています。きみのことをよく理解してくれる家族、全く理解してくれない親やおじいちゃんおばあちゃん、学校の先生が読んでも、お互いが分かり合えるように書いたつもりです。

    <第1章 人生の壁を壊す言葉を持とう>
    成功する人には言葉がある
    図書館の本に育てられた
    人の心を動かせる人とは
    ○じゃなくて△でいい
    人それぞれの波がある
    人生の壁を壊す言葉を持とう
    「まわりの人と違う」のは生きる武器になる
    なぜ勉強するんだろう
    「反偏差値」の流れがきっとやってくる
    越境する快感
    <第2章 個性と自由>
    人の世をのどかに、人の心を豊かに
    攻撃してくる人の思い通りにならない
    1%なら誰かのために生きられる
    東大中退
    遺伝子に縛られずに生きる
    人には「失敗する自由」だってある
    英語ができなくてもノーベル賞
    発想力で勝負。これならきみも闘えるはず!
    仲間を大事にすると、いいことがある
    <第3章 自分を生きる>
    17歳からの人生の走り方、泳ぎ方、飛び方
    「熱情」と「冷静」
    17歳でまだ何も起きていなくても
    海で溺れている人がいたら、泳げる人は海へ飛び込め
    やりたいことは、あきらめない
    巨大なネットワークの中で、すべてのものはつながっている
    僕の中にいる「三分の一の悪人」
    『五月三十五日』という発想力を忘れるな
    17歳のときに身につけた五つの「生きる力」
    比べない習慣を持つと、生きるのが楽になる
    若い頃から自分の心と体の支配者になろう
    人は何をしに生まれてくるのか
    「にもかかわらず」という逆転力
    もしも十代に戻ったら図書館で読みたい五冊
    有限だからこそ、今をしっかり生きる
    母さん、生んでくれてありがとう
    自分の個性を「魅せる化」しろ
    成功を左右する「やりぬく力」

    ●鎌田實(かまた・みのる)
    1948年東京都生まれ。1974年東京医科歯科大学医学部卒業。1988年諏訪中央病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。ウクライナ避難民支援にもいちはやく着手。2004年からイラクの4つの小児病院へ医療支援を実施、難民キャンプに5つのプライマリ・ヘルス・ケア診療所をつくった。国内でも支援活動を行う。
  • 【あなたも出来る! 紅玉先生の孫育て術】
    孫育ては最高のボケ防止と言われます。
    バイリンガル教育でおなじみの紅玉先生が、孫と遊びながら自然と祖父母の脳トレになる82の方法を、眼に優しい大きな文字と漫画で紹介。
    日米通算45年にわたる幼児教育の現場で得た見識を元に、0歳児~中高生まで、孫の年齢別にわかりやすく解説します。
    人生100年時代、せっかく出会えた孫との時間を元気に楽しみたいバーバ&ジージ必携の書。

    【著者からのメッセージ】
    急激な少子化により、孫に恵まれるのは「奇跡」に近いと言われることもあります。
    その「奇跡の孫」の成長をサポートする上で、祖父母の皆さん自身も一緒にステップアップできる方法を82個ご紹介します。
    どうぞ、お孫さんと過ごす日々を思い切り楽しみ、老化予防に取り組んでください。
    実は、私も孫育て真っ最中です。
    一緒に頑張りましょう!

    【目次抜粋】
    序章 孫育てが老化予防になる理由(運動不足が解消する、QOLが向上 ほか)
    第1章 祖父母だからできること(自己肯定感を育てる、子ども夫婦に時間をプレゼントする ほか)
    第2章 気をつけて! 孫育てNG集(便利な物ばかりを利用しない、焦らない ほか)
    第3章 0~2歳児と一緒に脳トレ(指先センサー遊び、数を使ったゲーム ほか)
    第4章 3~5歳児と一緒に脳トレ(英語を一緒に楽しむ、タオル遊び ほか)
    第5章 小学生と一緒に脳トレ(お菓子作り、カルタ遊び ほか)
    第6章 中学生・高校生と一緒に脳トレ(人生経験を伝える、進路や夢を応援する ほか)
    特別寄稿 バーバ&ジージとの思い出(大人になった孫世代が語る祖父母との思い出)
    情報コラム (メディアと孫の生活、非認知能力とは、インターナショナルスクールのこと、プログラミング教育を知る、小学生からの英語教育 ほか)

    【著者紹介】
    池田紅玉(いけだ・こうぎょく)
    0歳~100歳まで英語の生涯学習を支援する紅玉式代表。カリフォルニア州立大学大学院修了。現在は著述業、講演活動、英語そろばん&朗読コンテストを主宰。専門は英語音声学、英語朗読法、バイリンガル子育て。「紅玉式 英語そろばん」開発者。著書に『満点ゲットシリーズちびまる子ちゃんの小学生英語』(集英社)、『すばらしい英語朗読・音読の世界』(教育出版)など。
  • 2028年頃に脚光を浴びる次世代メガ・トレンドも紹介!

    アメリカ優先のトランプ大統領の経済政策は、貿易相手国に大きなプレッシャーを課し、日本や中国の経済を不況に導く。
    「金融暴落! グレートリセット」が避けられない今、いかに早めに準備し、自分の金融資産を守るかが重要である。
    さらに暴落後の復活経済で注目されるセクターも紹介する!
  • 最初のセックスはどのように始まったのか? 私たちが多様な性行動をするのはなぜなのか? 生物の進化史×文化史の視点を交差させ、微生物の時代から現代まで、20億年を旅する知的冒険の書

    20億年前、地球全体が赤道付近も含めて凍結する「スノーボール・アース」現象が起きた。
    それまで、微生物は無性生殖で自己のクローンを作成していただけだったが、DNAを守るため細胞内の核に保持する真核生物となり、過酷な環境に耐えうる子孫を作るため、互いのDNAを融合させ、生存可能性の高い突然変異を目論んだ。
    これがセックスの起源だといわれている。

    その後、人類の進化というタイムラインにのったセックスは、多様化していく。
    体内にあった性器は体の外に出て、形や大きさを変えていく。
    霊長類になると、雄が支配する家父長制が主流の中、雌中心の家母長制も出現。
    また異性の相手にアピールするための“魅力的な要素”も、種によって千差万別だった。

    進化が人類まで進むと、狩猟採集社会、農耕社会と環境に応じて、セックスも変化していく。
    そして現代。様々な性の嗜好、性行動の奥にある本能も歴史をたどっていくと何億年前の“祖先”につながっていく。
    “目からウロコ”の発見に満ちた壮大な性の旅へ誘う。

    ●目次
    第1部 進化する前戯 1 ファックできない宇宙 2 水面下の暗中模索 3 ティラノサウルスのセックス
    第2部 霊長類の絶頂(オーガズム) 4 オーガズム時代の夜明け 5 モンキー・ビジネス 6 火星から来たチンパンジー、金星から来たボノボ 7 直立(エレクトゥス)を始める
    第3部 文化の残光 8 森のフェチ 9 セックスと文明 10 近代革命 11 セックスの未来

    ●著者について
    デイヴィッド・ベイカー David Baker
    歴史・科学専門の著述家。
    世界で初めて、ビッグ・ヒストリー(壮大な時間軸の中で宇宙の始まりや地球の歴史を自然科学と社会科学の視点から俯瞰し探求する学問分野)の博士号を取得。
    受賞歴のある講師であり、何百万人もが視聴する教育系動画の脚本を手がけている。
    著書に『The Shortest History of Our Universe』『早回し全歴史――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる』(ダイヤモンド社)などがある。@davidcanzuk
  • 《各界から絶賛の声、続々!》

    世界はGAFAMの食い物にされる。
    これは21世紀の『資本論』だ。
    ――斎藤幸平氏(経済思想家・東京大学准教授)

    テクノロジーの発展がもたらす身分制社会。
    その恐ろしさを教えてくれる名著。
    ――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)

    これは冗談でも比喩でもない!
    資本主義はすでに死に、私たちは皆、農奴になっていた!
    ――大澤真幸氏(社会学者)

    私たちがプレイしている「世界ゲーム」の仕組みを、
    これほど明快に説明している本はない。
    ――山口周氏(独立研究者・著作家)

    資本主義はすでに終焉を迎え、グーグルやアップルなどの巨大テック企業が人々を支配する「テクノ封建制」が始まっている! テック企業はデジタル空間の「領主」となり、「農奴」と化した私たちユーザーから「レント(地代・使用料)」を搾り取っているのだ。このあまりにも不公平なシステムを打ち破る鍵はどこにあるのか?
    異端の経済学者が社会の変質を看破した、世界的大ベストセラー。

    目次
    第一章 ヘシオドスのぼやき
    第二章 資本主義のメタモルフォーゼ
    第三章 クラウド資本
    第四章 クラウド領主の登場と利潤の終焉
    第五章 ひとことで言い表すと?
    第六章 新たな冷戦――テクノ封建制のグローバルなインパクト
    第七章 テクノ封建制からの脱却
    解説 日本はデジタル植民地になる(斎藤幸平)

    著者略歴
    ヤニス・バルファキス
    経済学者。1961年アテネ生まれ。2015年のギリシャ経済危機の際に財務大臣に就任、EUから財政緊縮を迫られるなかで大幅な債務帳消しを主張し、世界的に話題となった。現在はアテネ大学で経済学教授を務める。主な著書にベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』をはじめ、『黒い匣』『クソったれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』など。

    斎藤幸平(さいとう・こうへい)
    経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。1987年生まれ。主な著作に17か国語に翻訳され、世界的ベストセラーとなった『人新世の「資本論」』など。

    関美和(せき・みわ)
    英語翻訳者、ベンチャー・キャピタリスト。主な訳書に『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作との共訳)『ゼロ・トゥ・ワン』『誰が音楽をタダにした?』など。
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    SNSで10万超フォロワーの「アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー」
    書籍化第一弾!

    SNS生まれの人気者・オッドアイでおしゃれが好きでツンデレの白猫アンジーが、あなたの毎日を占います。
    パッとめくって開いたページが、今日のあなたへのメッセージ。
    ポジティブでちょっぴりおセンチで、たまにダメダメなアンジーが、
    毎日をハッピーに過ごすためにやっていることを詰め込んだ一冊。
    何かに悩んでいる時、そっと開けば、あなたが求めている答えへのヒントがあるかも。
  • バイセクシュアルだと言っていた一人息子のアレックスから、ある日、「自分はノンバイナリー。男でも女でもないし、男でもあり女でもある」と打ち明けられた母・アミア。理解したい一心から、ジェンダーやLGBTQ+の学びを始めるが…。混乱、悩み、行きつ戻りつの奮闘の日々の先に、子供とそのパートナーや夫との関係にも新たな変化が…。
    ジェンダーマイノリティをめぐる世界の動きに、戸惑う親世代の本音をつづって、共感必至!

    【目次より】
    この本を開いてくれたあなたに/LGBTQ+を理解するための基本的な用語解説/はじめに/第1章 カミングアウトは突然に/第2章 私には勉強が必要だ!/第3章 ありのままのあなたが美しい/第4章 何がなんでも愛してる/第5章 親にもアライが必要だ/第6章 ノンバイナリーの仲間との出会い/アレックスからエスカへ――私たちのノンバイナリー協奏曲

    【著者プロフィール】アミア・ミラー/Amya Miller
    1966年、日本生まれ。東京と北海道育ち。ゴーシェン大学で社会学を学ぶ。卒業後は、日本の民間企業や駐日米軍、FBI、アメリカ大使館等で通訳者、翻訳者として活動。2011~20年、東日本大震災のボランティアをきっかけに陸前高田市の海外広報ディレクター、特別顧問に就任する。現在はフリーランスのライターとして活動。著書に『TSUNAMI:Our Shock,Pain,and Resilience』(戸羽太(前・陸前高田市長)共著/TRANS PACIFIC PRESS)など。
    本書は初めて日本語で執筆した書き下ろしエッセイとなる。アメリカ・シアトル在住。 https://amyamiller.com
  • ■哲学なき経済学は、何を間違えたのか?
    ■異能の官僚が切り拓く、新たな「知」が日本を救う!

    ■絶賛!
    周到にして大胆、理論的かつ実践的、
    根源的かつ論争的な、比類なき哲学書。
    ――佐藤成基(法政大学教授)

    【内容紹介】
     なぜ世界経済は停滞し、どの国でも政治の不在を嘆く声が止まず、国家政策は機能していないのか――。
    その理由は政策の世界で覇権を握っている主流派経済学の似非科学的なドグマにある。不確実性に満ちた世界で、とりわけ多中心性と複雑系によって特徴づけられる複合危機の時代において、社会の実在を無視した経済学に振りまわされた政策は毒でしかない。
    そうした経済学の根源的・哲学的矛盾を衝き、新たな地平を切り拓くため、異能の官僚が批判的実在論を発展させた「公共政策の実在的理論」を展開する。

    【著者プロフィール】
    中野剛志 なかの・たけし (評論家)
    1971年生まれ。東京大学教養学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2003年にNations and Nationalism Prize受賞。2005年エディンバラ大学大学院より博士号取得(政治理論)。主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞)、『富国と強兵』(東洋経済新報社)、『TPP亡国論』(集英社新書)など。主な論文に‘Hegel’s Theory of Economic Nationalism: Political Economy in the Philosophy of Right’(European Journal of the History of Economic Thought), ‘Theorising Economic Nationalism’ ‘Alfred Marshall’s Economic Nationalism’(ともにNations and Nationalism), ‘“Let Your Science be Human”: Hume’s Economic Methodology’(Cambridge Journal of Economics), ‘A Critique of Held’s Cosmopolitan Democracy’(Contemporary Political Theory), ‘War and Strange Non-Death of Neoliberalism: The Military Foundations of Modern Economic Ideologies’(International Relations)など。
  • 「俺、このまま滑落死するのか?」

    こんなはずじゃなかった。強風吹きすさぶなか、断崖にしがみつくように下りながらも、数秒前までは自信たっぷりの足取りだった。
    ところが足が滑った瞬間、手でつかめるものが何もなく、アイゼン(金属製のスパイク)の爪もうまく刺さらず、落ち始めた。(本書より)
    エベレスト8,000メートル峰14座踏破の世界記録更新、シェルパたちの地位向上、祖国と自然への尊敬。
    野望を抱き英国舟艇部隊から登山家に転身し、できることはなんでもやる。超人にして快男児、プルジャが前人未踏の世界記録を打ち立てるまでのリアルな記録。
    幼少期を過ごしたネパールの村、グルカ兵としてのミッション、絶景の山など貴重なカラー写真も掲載。

    <目次>
    1 死か、栄光か
    2 希望がすべて
    3 臆病者になるくらいなら死んだほうがまし
    4 飽くなき追求
    5 デス・ゾーンへ
    6 泳いで月を目指す
    7 すばらしいミッション
    8 いちかばちか
    9 尊敬は勝ち取るもの
    10 極限状況でも正常に機能する
    11 大救出
    12 暗闇へ
    13 混乱のとき
     14 サミット・フィーバー
    15 山における政治
    16 あきらめることを知らない
    17 嵐のさなかで
    18 荒々しい山
    19 山の意向
    20 みんなのプロジェクト
    21 偉業達成
    エピローグ ついに頂点へ

    ニルマル・プルジャ
    2019年、8,000メートル級14座を7か月で踏破すると宣言、みごと成し遂げた登山家。
    1983年ネパールの貧しい家庭に生まれる。
    長兄、次兄を追いかけて切磋琢磨し、グルカ兵となる。
    英国へ移り、英国舟艇部隊に所属。
    2018年、大英帝国勲章をエリザベス2世から授与される。
    「願えばかなう」をスローガンに、祖国ネパールのシェルパたちの地位向上を目的のひとつとし、また環境問題への関心も高く、多方面で影響力ある発信を行う。
    その型破りなスタイルは世界中にインパクトを与え続けている。
  • 何歳になっても、自分で料理して食べて生きていく!
    キャリア50年の料理家が提案するレシピ未満の簡単ごはん

    前作『料理家 村上祥子式 78歳のひとり暮らし ちゃんと食べる! 好きなことをする!』から4年。82歳となった著者は、日々、料理教室の主催、料理本の撮影、講演会の講師、テレビ番組への出演と精力的に活動を続けています。一方で、大腿骨骨折による入院や歯の不調など、体のトラブルにも見舞われ、体力の衰えを感じるようになりました。
    書籍や新聞連載を読んで問い合わせをしてくる人に、自分と同年代かそれ以上の高齢者が増えてきて、「料理初心者のシニアや、体力・気力が落ちて料理をするのがしんどくなった人たち向けの簡単な食べ方アイデアが求められている」ことを実感した著者。
    「生きている流れを止めないために、簡単でもいいから1日3食、食事を準備し食べ続けていく」食べ力の大切さを伝えます。

    ●目次
    今いちばん伝えたいのは「何はともあれ食べること」
     村上祥子のリアルな1日3食をお目にかけます
    村上式朝食 村上式昼食 村上式夕食
    簡単ディップ 簡単おやつ 自家製栄養ドリンク
    第一章 何歳になっても「食べ力」を持つ
    第二章 体の不調とつき合っていく
    第三章 料理家・村上祥子の現在形
    第四章 「元気」の素! 福岡の料理教室

    ●著者について
    村上祥子 Sachiko Murakami
    料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発で、油控えめで1人分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。これまでに手がけた著書は500冊以上。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    なりたいじぶんは、じぶんで作る!

    健康になるために45kgやせて、
    夢をつかむために40kg増やして、
    さらに先に進むために30kg以上またやせて。

    ゆりやんレトリィバァが、パーソナルトレーナー岡部友と、
    二人三脚で挑んだボディメイクの全容を大公開!
    体づくりを通して、じぶんをもっと大好きになろう!

    【はじめにより抜粋】
    この本は、監修に入ってくださったパーソナルトレーナーの岡部友さんによる体づくりのメソッドを忠実に実行し、ついには友さんが主宰するジムのインストラクター資格まで取った、わたしの体づくりの記録です。

    2018年にテレビ番組のダイエット企画で友さんに出会い、3か月で10kgの減量に成功しました。ただ、そのころのわたしはマインドが変わり切っていなくて、せっかく教えてもらったことも継続せずにリバウンド……。
    「今度は自分のためにやろうね」と言われて初めて、今までは他人のために体づくりしようとしてたなって。自分で自分を大事にできていなかったことに気づいたんです。

    2年かけて45kgやせて、ようやく健康になったところで、『極悪女王』(Netflix)の主演としてダンプ松本さん役をやらせていただけることになりました。夢だったアメリカ進出の大きなチャンスを逃したくない! と思い、なるべく健康的に体を大きくできるよう、友さんと二人三脚で体づくりに取り組み、40kg増やして撮影に挑みました。

    今は、ふたたび自分の理想の体に向けて、がんばっている最中です。
    自分でちゃんと理解して、変わろうと思わなければ、変われません。だから、この本では「なぜこれを食べるのか」「なぜこれをやるのか」というところをしっかり説明するようにしました。

    まずは一個でもいいので、納得いくところや、できそうなところから試してもらって、変わっていく自分を楽しんでください。これまでよりもっと、自分のことを好きになるきっかけになったらうれしいです!

    【著者プロフィール】
    ●ゆりやんレトリィバァ
    '90年生まれ、奈良県出身。NSC大阪校35期を首席で卒業。
    以降、NHK上方漫才コンテスト優勝、NTV女芸人No.1決定戦THE W優勝、R-1グランプリ優勝など。
    '24年、Netflixシリーズ『極悪女王』にダンプ松本役で主演。
    '24年12月、活動の拠点をLAに移す。

    ●岡部友(監修)
    '85年生まれ、神奈川県出身。株式会社ヴィーナスジャパン代表取締役。
    フロリダ大学で運動生理学、解剖学を学ぶ。
    在学中に、プロアスリートに指導できるスポーツトレーナー資格のNSCA-CSCSを取得。
    帰国後、女性専用ジム「SPICE UP FITNESS」をオープン。
  • 上野千鶴子氏絶賛!
    「家父長制は普遍でも不変でもない。
    歴史のなかに起源のあるものには、必ず終わりがある。
    先史時代から現代まで、最新の知見にもとづいた挑戦の書」
    男はどうしていつも偉そうなのか。
    なぜ男性ばかりが社会的地位を独占しているのか。
    男性が女性を支配する「家父長制」は、人類誕生の時から続く不可避なものなのか?

    これらの問いに答えるべく、著者は歴史をひもとき、世界各地を訪ねながら、さまざまな「家父長制なき社会」を掘り下げていく。
    徹底した取材によって見えてきたものとは……。
    「抑圧」の真の根源を探りながら、未来の変革と希望へと読者を誘う話題作!
  • 2,090(税込)

    「生け贄」として埋められる子ども。
    78歳の老人に嫁がされた9歳の少女。
    銃撃を逃れて毒ナタを振るう少年。
    新聞社の特派員としてアフリカの最深部に迫った著者の手元には、生々しさゆえにお蔵入りとなった膨大な取材メモが残された。驚くべき事実の数々から厳選した34編を収録。
    ノンフィクション賞を次々と受賞した気鋭のルポライターが、閉塞感に包まれた現代日本に問う、むき出しの「生」と「死」の物語。心を揺さぶるルポ・エッセイの新境地!
  • 著者の村田氏は、京都の老舗料亭「菊乃井」の跡取りとして生まれ、「ほんまにおいしいものって何や?」ということを追及して70余年。
    世界中の美食を食べ歩き、味覚そのものを研究するアカデミーを作り、「日本料理店」として本店・支店で合わせて7つものミシュランの★(星)をとった「料理界のカリスマ」である。
    アラン・デュカスをはじめフランス料理のカリスマ・シェフたちとの交流も深く、アカデミーの仲間たちとともに「和食」をユネスコの無形文化遺産にも押し上げた。
    広島サミットの料理は各国首相に絶賛された。料理界を代表する文化人として史上初めての黄綬褒章を受け、文化功労者にもなり、「京都の伝統や日本文化のご意見番」としても知られている。
    そんな村田氏も若き頃は、フランス料理のシェフをめざして行ったパリで放浪生活を送り、ソルボンヌの学食やフランス料理のレストランで受けた人情の温かさに感動する。
    やがてフランス料理の文化的な奥深さに感じ入り、自分がなすべき仕事は「日本料理」と自覚する。
    日本に帰ってきたあとは、修行先で包丁を突き付けられるほどのいじめにあうが、人の嫌がることを率先して引き受け何倍も働き、次第に周囲に実力を認められていく。
    初めて店長を任された新店が閑古鳥が鳴く中、夜の商売のお客から大会社の会長まで、皆から何かを教えられ、やがて一流の料理人として、経営者として成長していく。
    昨今の、おおげさに「うま~い、おいしい」を繰り返すテレビのグルメ番組や、「お金さえだせば、おいしいものを食べられる」と勘違いするグルメ・ブームには、ぴしゃり!とダメだしをしつつ、身近な給食や家庭の手料理まで「おいしさの本質」を追及し、後進を育てている。
    抱腹絶倒! 歯に衣を着せぬ食の世界と波乱万丈な人生を語り、食の本質、食の未来に熱く迫る! (豪華カラー口絵つき!)

    村田吉弘(むらた よしひろ)プロフィール
    「菊乃井」三代目主人。1951年京都生まれ。立命館大学在学中にフランス料理研究のため渡仏。帰国後、日本料理をめざし1993年父親のあとを継いで「菊乃井」三代目主人となる。現在、「菊乃井 本店」、「露庵 菊乃井」、「赤坂 菊乃井」を統括する。「ミシュランガイド」では、京都、東京で併せて7つの星を獲得している。2017年にはお弁当や甘味を供する「無碍山房」を開店。海外での日本料理の普及活動、地域の食育活動など、料理人の育成、地位向上の為に精力的に活動を行っている。2012年「現代の名工」「京都府産業功労者」、2013年「京都府文化功労賞」、2014年「地域文化功労者(芸術文化)」、2017年「文化庁長官表彰」を受賞、2018年「黄綬褒章」を受章。同年、「文化功労者」に選出される。著書に『京都料亭の味わい方』(光文社新書)、『割合で覚える和の基本』(NHK出版)ほか多数。
  • 棋士デビュー70周年の加藤一二三氏初のロングインタビュー!
    脳科学者・茂木健一郎がひふみんの脳を鋭く分析!
    大人も子どもも今からできます!
    天才脳のカギは “ほがらかさ” だった!

    <目次>
    はじめに――――加藤一二三
    1章 藤井聡太と対戦して
    天才型の天才/勝負は感性/デビュー戦に見えた彼の本質/計るは人、成すは神/藤井聡太に勝つには/お正月特番で
    2章 天才脳は究極のポジティブシンキング
    いい手を指し続ければ勝てる/上機嫌でほがらか/人生は混ぜっ返さない/どう考えてもいい手があるはず/脳の若さと好奇心/イエスと指すなら
    3章 天才脳は独特のアプローチ
    相手の長所を見る/王道と覇道/ひふみんアイ/長いネクタイ/歯がないこと/準備が大切
    4章 天才脳は寛容
    青空のような将棋/感想戦はメタ認知/寛容さは生命のあり方/対戦相手を気遣う
    5章 天才脳はきっかけをつかむのがうまい
    潜龍/吹っ切る心/エピファニー
    6章 天才脳はとても緻密で理性的
    祈りの統合作用/将棋は理性/セルフループ
    7章 天才脳は安全基地を持っている
    信仰と勇気/神とともに歩む/オフの時間/いつもうなぎ/脳腸相関
    8章 わたくしのクリスティアニティ
    理性の人からアイドルひふみんへ/聖地巡礼と将棋/祝福とは/結婚講座/子どもの初聖体/最たる誘惑/放蕩息子
    9章 猫とわたくしと園遊会と
    猫について/猫のことわざ/秋の園遊会/祝い事するなら
    10章 うなぎと天国
    チョコレート/うなぎと天国/私は生まれ変わらない
    おわりに 天才とはなにか――――茂木健一郎

    <著者紹介>
    加藤一二三(かとうひふみ)
    1940年1月1日福岡生れ。「神武以来の天才」の異名を持つ名棋士。70年キリスト教徒に。2017年6月20日に現役を引退。仙台白百合女子大学客員教授。18歳3か月でA級昇級の最年少記録は現代の藤井聡太も破れず。著書多数。

    茂木健一郎(もぎけんいちろう)
    1962年10月20日東京生れ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。クオリア、AIなどを通じ人間の意識を研究。将棋や囲碁に造詣が深く、過去に羽生善治(現将棋連盟会長)氏との共著もある。著書多数。
  • 日本人はまだ知らない。脱グローバル経済がもたらす衝撃。
    エネルギー、資源、食糧。無慈悲な未来を日本はどう生きるのか。

    ★40万部突破の全米ベストセラー!
    ☆フィナンシャル・タイムズ紙「最優秀図書賞」(読者選出)受賞!
    ★世界中が刮目!
     イアン・ブレマー氏(『Gゼロ後の世界』)、絶賛!
    「経済地理学・人口学・歴史学を総合した、常識を破る、鋭い地政学理論」
     白井聡氏(『武器としての資本論』)、感嘆!
    「米国が脱グローバル化に舵を切る。驚きの未来像がここにある!」

    ☆概要
    すでに不穏な兆しが漂うグローバル経済。それは一時の変調なのか。いや、そうではない。米国が主導してきた「秩序」、すなわちグローバル化した「世界の終わり」なのだ。無秩序の時代には、経済も政治も、文明そのものも野蛮化していく。しかも世界中で人口が減少し、高齢化していくなかで軌道修正も困難だ。そのなかで生き残っていく国々とは?
    地政学ストラテジストが無慈悲な未来を豊富なデータとともに仔細に描き、全米を激しく揺さぶった超話題作!

    ★おもな内容
    ・いよいよアメリカが「世界の警察」の役割を捨て、西半球にひきこもる。
    ・脱グローバル化で、世界経済に何が起きるのか。
    ・今後、大きなリスクにさらされる海運。製造業がこうむるダメージとは?
    ・過去七〇年の成長を支えてきた、豊かな資本。それが、世界的に枯渇してしまう理由。
    ・世界的な人口減少。日本人が見落としていた壁とは?
    ・世界のモデル国・日本を、他国が見習うことができないのはなぜ?
    ・エネルギーや資源の調達は、今後も可能なのか?
    ・グリーン・テクノロジーでは未来を支えられない、その理由。
    ・日本が食糧危機から逃れるために、すべきこと。
    ・「アメリカの世紀」のあと、覇権を握る国はどこなのか。

    【上巻・目次】
    第1部 一つの時代の終わり
    第2部 輸送
    第3部 金融

    【プロフィール】
    著者:ピーター・ゼイハン
    地政学ストラテジスト。在オーストラリア米国務省、民間諜報会社ストラトフォーのバイス・プレジデントなどを経て、2012年に自身のコンサルティング会社ゼイハン・オン・ジオポリティックスを設立。エネルギー大手企業、金融機関から米軍まで、幅広い分野のクライアントを抱える。主な著作に『地政学で読む世界覇権2030』など。

    訳者:山田美明
    英語・フランス語翻訳者。主な訳書に『つくられた格差』『食い尽くされるアフリカ』『大衆の狂気』『プランタ・サピエンス』、共訳書に『約束の地』など。
  • 君は馬だ。どこまでも走っていく馬だ――。
    謎の老人が告げた一言から、その旅は始まった。
    モンゴル、アンダルシア、モロッコ、トルコ。
    土着の馬にまたがり大地を行くと、テロ、感染症、戦争……不確実な世界の輪郭が見えてくる。
    「馬の地」が紡いできた歴史と人々の営みをたどる、さすらい紀行。※電子版は掲載写真をカラーで、また紙版には未収録の写真を特別収録しています。

    【目次】
    はじめに

    第一章 極東馬綺譚
    火の馬
    君は馬
    馬と車
    そこに馬はいるか

    第二章 名馬の里、アンダルシア
    レコンキスタ終焉の地、グラナダ
    コルドバのすごみ
    アンダルシアンに乗る
    馬祭りの街、ヘレスへ

    第三章 ジブラルタル海峡を越えて
    二つの大陸
    青の町、シャウエン
    砂漠の出会い

    第四章 テロの吹き荒れたトルコ
    文明の十字路
    雪の舞う辺境へ
    トルコのへそ、カッパドキア

    第五章 遊牧民のオリンピック
    未知の馬事文化
    いざ、イズニクへ
    馬上ラグビー、コクボル
    コクボルの摩訶不思議な世界

    おわりに
  • 人生の大きな変化は、何がきっかけになるかわからない。
    「本当は商店街のそばで暮らしたい」
    母の一言から小さなマンションに出会った。

    実家売却、遺言書作り、家財道具を手放し
    親子で目指した、新たな暮らし方とは?
    感動の日々を描くエッセイ。

    『年34日だけの洋品店』に続く50代からの生き方を綴る第二弾!

    <本文より>
    この歳で住み替えて本当に良いのだろうか、心は揺れたが、
    これから二人が助け合って生活するにはマンションの方がいい。
    今の場所で頑張り続けるより「無理をやめる」決断をする方が
    どれだけ難しく、前向きなことか。

    <もくじより>
    1 親の老いに気づくとき
    2 最後に住みたい商店街の町
    3 80代でマンションを買う
    4 待ったなしの遺言書作り
    5 親の思いと子の現実
    6「住みたい家」と「売れる家」
    7 目標6ヶ月で実家売却
    8 住み替えの不安を払拭するために
    9 何でも売ってみる「家じまい」
    10 一週間でお片付け
    11 必要最低限の整理しやすくくつろげる家
    12 2LKDの新しい家
  • 「私たちの魂は死後も存在するのか」「人は生まれ変わるのか」ナビゲーターの素朴な問いに答える形で展開。「いろは歌」からわかる日本人の死生観や宇宙物理学に通ずる華厳の世界観など、仏教の深淵に迫る好エッセイ。
  • 【絶賛!】
    政策はAI(人工知能)では作れないことを、徹底的にわからせてくれる。
    ――藻谷浩介氏(『里山資本主義』)

    その数字は、つくり笑いかもしれないし、ウソ泣きかもしれない。
    データの表面を信じてはいけない。その隠された素顔を知るための一冊!
    ――泉房穂氏(前・兵庫県明石市長)

    【データの“罠”が国家戦略を迷走させる!? ビッグデータ時代の必読書!】

    「データ」や「エビデンス」に基づいてさえいれば、その政策や意思決定は正しく、信用できると言えるのか?

    私たちは政府統計を信頼しきっているが、その調査の過程やデータが生み出されるまでの裏側を覗けば、あまりにも人間臭いドタバタ劇が繰り広げられていて驚くはずだ。本書は英国国家統計局にも関わり、政府統計の世界を知りつくす著者が、ユーモア溢れる筆致でその舞台裏を紹介した一冊である。

    扱われるのは、英国の移民政策、人口、教育、犯罪数、失業者数から飲酒量まで、実に多彩な事例。それぞれの分野で「ヤバい統計」が混乱をもたらした一部始終が解説される。いずれも、日本でも同じことが起こっているのではないかと思うような話ばかりだ。

    現在、この国では「根拠(エビデンス)に基づいた政策決定(EBPM)」が流行り言葉のようになっている。人工知能の発達も急速に進みつつあり、アルゴリズムに意思決定や判断を任せようとの動きも見られる。「無意識データ民主主義」といった言葉も脚光を浴びつつある。しかし本書を読めば、数字やデータだけを頼りに物事を決めることの危うさが理解できるはずだ。

    数学や統計学の予備知識はいっさい不要。楽しみながらデータリテラシーが身に着く、いま注目の集英社シリーズ・コモン第3弾!

    【目次】
    第一章 人々
    第二章 質問する
    第三章 概念
    第四章 変化
    第五章 データなし
    第六章 モデル
    第七章 不確かさ
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    見て開運、旬を食べて運を味方に!

    旬をおいしく食べて、年中行事を見直せば、運気が上がる!
    神道文化賞を受賞し、出雲大社、伊勢神宮、東京大神宮など名だたる神社の大絵馬を手がけた著者が、描き下ろし絵馬と文章で、幸運を呼び込む食べ方や暦を感じて暮らすコツを指南。

    食は、エネルギーだけでなく、
    楽しく生きるために必要な「運」も
    バックアップしてくれます。
    年中行事をどんどん楽しんで
    旬を味わい、幸せを引き寄せましょう。
    (「はじめに」より)

    ☆目分量でOKの口福レシピもたっぷり!
     〇春キャベツの丸~くおさめる煮
     〇ひまる式 幸運のキャロットラペ
     〇さつまいもの恋ヨーグルトサラダ
     〇栗としめじの開運炒め
     〇焼き銀杏のトースト
     〇ごぼうと大根のダイエットグラタン
     〇不老不死の無花果とハムパスタ 他多数

    ☆しあわせごはんコラムも充実!!
     ◇季節を感じる行事食「ハレ」と「ケ」
     ◇神饌は神様のしあわせごはん!
     ◇おむすびとおにぎりの話
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    超人気コミックのセリフで、英会話をクールに決める! 世界的ロックギタリスト、マーティ・フリードマン監修!! セリフは第1部から第4部の中より厳選!! 「名シーンを英語で話そう」、「キャラクター別・名セリフ」など、マンガを楽しみながら英語が頭に入る、画期的英語学習書。
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    「家族ごはん」を卒業し、「ひとりごはん生活」となった料理家が提案。
    ひとり分の簡単料理で「無理せず、今の自分にちょうどよいものを食べていこう」

    50歳を超えると日々の食事と食事づくりに変化が訪れる。子育てが終わり、ひとりごはんが日常となった著者も同様だった。「食べられる量が減った」「つい作りすぎて余らせてしまう」「3食作るのが面倒」「自分の料理に飽きた」。様々な悩みが生じ、今までのレシピをよりシンプルに、作りやすく工夫を重ねて、ひとり分の超簡単メニューを考案。

    ●目次より
    “職業・料理家” 私のリアルなひとりごはん
    ひとりごはんの基本形……最低これでいいと開き直る
    ひと皿炭水化物 ごはんの部 麺の部 パンの部
    ちょっとした添え物
    問題その1 食べられる量が減った!
    問題その2 モチベーションが上がらない
    問題その3 体をいたわりたい
    問題その4 たまにはちょっとだけ気分転換したい
  • 【2023年 第21回開高健ノンフィクション賞受賞作】
    MOCT(モスト)とは、ロシア語で「橋」「架け橋」のこと。

    カバーの写真は、モスクワ市ピャートニツカヤ通り25番地にあったモスクワ放送。
    その6階に「日本課」はあった。
    東西冷戦下、そこから発信される日本語放送。
    その現場では、少なくない数の日本人が業務を担っていた。
    彼らはどんな人物だったのか。
    そして、志したのは報道だったのか、
    プロパガンダ(政治的宣伝)だったのか。
    それとも、両国に「MOCT(架け橋)」を築くことだったのか……。

    (登場人物の一部)
    ・東側ではご法度のビートルズを流した元民放アルバイトの男。
    ・戦時中、雪の樺太国境を恋人と越境した名女優。
    ・シベリア抑留を経て、迷いに迷って残留した元日本軍兵士。
    ・ソ連亡命後に帰国。ロシア語学校を開設し、後進の育成に尽力した、謎のロシア語使い。
    ・ラジオを愛して、早逝した女性ロック歌手。
    ・「とにかく酷い目にばかり遭った。それでもロシアを信じたい」と語るアナウンサー。
    ……など。

    【選考委員、大絶賛】
    書き手の静かな理性の膂力(りょりょく)に触れた読み手の心は、快い驚きに満たされずにはいられない。
    ――加藤陽子(東京大学教授・歴史学者)

    ソ連(ロシア)の国策メディアであるモスクワ放送にかかわった日本人たちの有為転変を丹念に浮き彫りにしていて、最も好感が持てた。
    ――姜尚中(政治学者)

    反ロシア一辺倒の時代だからこそ、争いから独立した市民レベルの「MOCT(架け橋)」を考える本作。未来へと続く橋となった。
    ――藤沢 周(作家)

    どんな厳しい制約がある時代にも架け橋になろうともがく人たちがいる。青島記者もそのひとりかもしれない。
    ――堀川惠子(ノンフィクション作家)

    (選評より・五十音順)
  • 再野生化する地球で、人類が生き抜くためには、経済・政治・社会の大転換が必要だ。
    地球を人類に適応させる「進歩の時代」から人類が地球に抵抗し、自然界と共存する「レジリエンスの時代」へ。
    世界的な経済社会理論家が描く、危機脱出のための処方箋!

    【絶賛!】
    「人新世の危機」を解決する、コモン型経済のリアルな姿がここに。
    ――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』)

    【自然の復讐を乗り越える、「共生」の経済システム】
    これまでの「進歩の時代」において人類は、地球の恵みを収奪し、商品化し、消費を最大にして生きてきた。だが、無限の成長と超効率化を絶対視したせいで、環境危機と地球温暖化が発生。洪水、干ばつ、熱波、山火事、台風が、生態系とインフラを破壊し、人類の生存を脅かしている。
    この危機を脱するために必要なのは、「レジリエンスの時代」への大転換。地球を人類に適応させるのではなく、人類を地球に適応させるのだ。自然と共感的に関わるためには、経済・政治・社会の見直しが必須。
    科学技術にも精通した世界的な経済社会理論家が、未来への処方箋を示す!

    【目次】
    第1部 効率vs.エントロピー ――近代の弁証法
    第1章 マスクと人工呼吸器とトイレットペーパー ――適応力は効率に優る
    第2章 テイラー主義と熱力学の法則
    第3章 現実の世界 ――自然界の資本
    第2部 地球の財産化と労働者の貧困化
    第4章 大転換 ――時間と空間の地球規模の囲い込み
    第5章 究極の強奪 ――地球のさまざまな圏と遺伝子プールと電磁スペクトルの商品化
    第6章 資本主義の矛盾 ――効率性の向上と労働者の減少と消費者債務の増加
    第3部 私たちはどのようにしてここに至ったか ――地球上の進化を考え直す
    第7章 生態学的自己 ――私たちの一人ひとりが散逸のパターン
    第8章 新たな起源の物語 ――生命を同期させ、形作るのを手伝う生物時計と電磁場
    第9章 科学的方法を超えて ――複雑で適応的な社会・生態系をモデル化する
    第4部 「レジリエンスの時代」 ――「工業の時代」の終焉
    第10章 レジリエンス革命のインフラ
    第11章 バイオリージョン(生命地域)統治の台頭
    第12章 代議制民主政治が分散型ピア政治に道を譲る
    第13章 生命愛(バイオフィリア)意識の高まり
  • 平安文学研究者出身の作家・奥山景布子が、「フェミニズム」「ジェンダー」「ホモソーシャル」「おひとりさま」「ルッキズム」など、現代を象徴するキイワードを切り口に「源氏物語」を読み解く。そこに浮かび上がってきたのは、作者・紫式部の女性たちへの連帯のまなざしだった。時空を超えて現代の読者に届くメッセージ――希望ある未来へとバトンを繋げる新解釈。著者初の古典エッセイ。

    <目次>
    はじめに 「サブカル」、そして「ジェンダー」「フェミニズム」――紫式部の追究した「人間の真実」
    第一講 「ホモソーシャル」な雨夜の品定め――平安の「ミソジニー」空間
    第二講 「ウィメンズ・スタディズ(女性学)」を古典で――「女の主観」で探る夕顔の本心
    第三講 ほかの生き方が許されない「玉の輿」の不幸――「シンデレラ・コンプレックス」からの解放
    第四講 「サーガ」としての「源氏物語」――光源氏に課せられた「宿命」と「ルール」
    第五講 「境界上」にいる、破格な姫君・朧月夜――「マージナル・レディ」の生き方
    第六講 宮家の姫の「おひとりさま」問題――桃園邸は平安の「シスターフッド」?
    第七講 「教ふ」男の「マンスプレイニング」――紫の上の孤独な「終活」
    第八講 「都合の良い女」の自尊心――花散里と「ルッキズム」
    第九講 平安の「ステップファミリー」――苦悩する母たちと娘の「婚活」
    第十講 宇治十帖の世界と「男たちの絆」――「欲望の三角形」が発動する時
    第十一講 薫の「ピグマリオン・コンプレックス」――女を「人形」扱いする男
    第十二講 「自傷」から「再生」へ――浮舟と「ナラティブ・セラピー」
    おわりに 古典を現代に
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    美術好き・旅好きが目ざすべき、47都道府県の「この一点」。
    「旅してでも見る価値あり」という視点で選んだ新・美術館ガイド

    日本美術の「真価」を知るには、所蔵先まで旅するのがベストです。「混まないから作品とじっくり向きあえる」ことに加え、「その土地と作品のつながりをリアルに実感できる」「当初意図された通りの展示空間で見られる」など、鑑賞体験の感動が何倍にも増大することも。なかには、「国宝の屏風絵をガラスケースなしで見られる」というスペシャルな機会もあり!
    本書は、日本各地の「旅してでも見る価値がある作品」=「この一点」を山下先生の独自の視点で厳選し、詳しい解説とともにオールカラーで紹介しています。全62施設(寺院含む)、47都道府県を網羅しているから、どこからでもスタート可能。お目当ての作品の展示時期を調べたら、いざ、「この一点」を楽しむ旅へ! 美術好き・旅好きにおすすめの一冊です。

    【本書に収録した作品】
    三岸好太郎『飛ぶ蝶』(北海道)/棟方志功『花矢の柵』(青森県)/狩野永徳『上杉本洛中洛外図屏風』(山形県)/木村武山『阿房劫火』(茨城県)/『捕鯨図万祝』(千葉県)/鏑木清方『一葉女史の墓』(神奈川県)/『火焔型土器(指定番号1)』(新潟県)/『風俗図(彦根屏風)』(滋賀県)/長沢芦雪『龍図』(和歌山県)/正阿弥勝義『菊花・虫図皿』(岡山県)/雪舟等楊『四季山水図(山水長巻)』(山口県)/副島種臣『帰雲飛雨』(佐賀県)/田中一村『不喰芋と蘇鐵』(鹿児島県)ほか。
  • ウクライナ危機で揺らぐ冷戦後の世界体制。
    大国同士がせめぎ合う中、日本は生き残れるのか。
    元内閣情報分析官が読み解く目前の脅威!

    【目次】
    第一章 揺らぐ冷戦後の国際体制
    第二章 世界はグレート・デプレッションに向かう
    第三章 内戦のリスクが高まる米国
    第四章 少子化と不動産バブル崩壊で衰退する中国
    第五章 群雄割拠の時代を日本は生き残れるのか
    おわりに ロシアとどのように向き合っていけばよいのか
  • 【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】
    戦争、インフレ、気候危機。資本主義がもたらした環境危機や貧困格差で、「人新世」の複合危機が始まった。
    国々も人々も生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。
    崖っぷちの資本主義と民主主義。
    この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。

    『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。
    危機のさなかに、未来を拓く実践の書。

    【目次】
    はじめに――今、なぜ〈コモン〉の「自治」なのか?   斎藤幸平
    第一章 大学における「自治」の危機   白井 聡
    第二章 資本主義で「自治」は可能か?――店がともに生きる拠点になる   松村圭一郎
    第三章 〈コモン〉と〈ケア〉のミュニシパリズムへ   岸本聡子
    第四章 武器としての市民科学を   木村あや
    第五章 精神医療とその周辺から「自治」を考える   松本卓也
    第六章 食と農から始まる「自治」――権藤成卿自治論の批判の先に   藤原辰史
    第七章 「自治」の力を耕す、〈コモン〉の現場   斎藤幸平
    おわりに――どろくさく、面倒で、ややこしい「自治」のために   松本卓也
  • 顔の骨がうまく形成されない先天性の疾患「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた、29歳の女性の《勇気と気づきの物語》。

    「これは他の誰のものでもない、私だけの人生です」

    5万人にひとりの確率で発症するとも言われる、「トリーチャー・コリンズ症候群」に生まれた山川記代香さん。顔の骨がうまく形成されなかった彼女は、これまでの人生で数多くの手術を繰り返さねばなりませんでした。けれど、それは見た目のためではなく、生きるために必要な手術だったのです。
    幼いころから、見た目に対する心ない言葉や態度に傷つき、「どうして言い返せないのか」「どうすれば病気のことを理解してもらえるのか」と悩む日々が続く中、両親のサポートと周りの人たちの惜しみない助けを得た山川さんが、自分の弱さと向き合い、新たな人生に踏み出していく物語です。
    相手に想いを伝えるということ、人と人が分かり合うこと、かけがえのない自分の人生を生きること。障害のあるなしに関わらず、自分を変えたいと思う誰もが多くの気づきと勇気に包まれることでしょう。

    <内容>
    はじめに ――三つの問い

    第一章 見た目は変えられないけれど
    第二章 誰かがいるから頑張れる
    第三章 自分の気持ちを伝えたい
    第四章 人前に立つということ
    第五章 私の進む道

    おわりに ――自分の人生を生きるということ
    トリーチャー・コリンズ症候群について
  • 一頭の犬と過酷な徒歩狩猟漂泊行にのぞんだとき、探検家の人生は一変し、新たな<事態>が立ち上がった(『裸の大地 第一部 狩りと漂泊』)。百年前の狩人のように土地を信頼し、犬橇を操り、獲物をとりながらどこまでも自在に旅すること。そのための悪戦苦闘が始まる。橇がふっ飛んで来た初操縦の瞬間。あり得ない場所での雪崩。犬たちの暴走と政治闘争。そんな中、コロナ禍は極北の地も例外ではなく、意外な形で著者の前に立ちはだかるのだった。裸の大地を深く知り、人間性の始原に迫る旅は、さまざまな自然と世界の出来事にもまれ、それまでとは大きく異なる様相を見せていく……。

    <目次>
    泥沼のような日々
    橇作り
    犬たちの三国志
    暴走をくりかえす犬、それを止められない私
    海豹狩り
    新先導犬ウヤガン
    ヌッホア探検記
    「チーム・ウヤミリック」の崩壊
    *巻末付録 私の地図[更新版]
  • アバター(分身)を使って、メタバースの世界だけでなく、実社会でも、別のキャラクターとして遠隔地で仕事をしたり、家にいながらにして趣味の仲間と旅行をしたり、AIと協業したり…、姿や年齢を超えた多彩な人生を体験できる時代がやって来る。新しい未来の幕開けだ!
    【主な内容】
    第1章 アバターとは何か――実世界でも稼働する遠隔操作が可能な分身
    人と関わるロボットの研究史の始まり――Town Robotプロジェクト/その後の自律型ロボットのベースとなったロボビー/僕のアバター研究・開発の原点――1999年のIROS/遠隔操作であっても存在感を伝えるアバター――ジェミノイド/アバターの「見かけ」が与える影響と「不気味の谷」 ほか
    第2章 アバター共生社会が目指すもの
    2050年のアバター共生社会を想像してみよう(1)未来の学校の先生――40歳女性(2)未来のセキュリティガード――75歳男性/ムーンショットが目指すもの/教育の近未来――時間と場所を選ばず家庭教師モデルで学べる/体験学習の近未来/コミュニティの近未来/医療の近未来――遠隔医療の充実
    第3章 ムーンショットが進めるアバター研究
    実証実験からの成果と示唆/遠隔対話ロボット×保育・教育――感染症流行下の保育園でのアバター利用/遠隔対話ロボット×学童――感染症流行下の学童保育でのロボット利用/大型複合施設内のスーパーマーケットに遠隔操作ロボットを設置/遠隔対話ロボット×エンタメ――動物や魚と触れ合えるパークでのアバター利用 ほか
    第4章 技術の社会実装――AVITAの取り組み
    なぜ起業が必要だったのか/AVITAの事業とビジョン(1)オリジナルアバターの制作(2)メタバースの制作支援(3)ポータルサイトの開発/ロボットとアバターの違い――口、目、身体の動き/好成績をあげたアバター接客サービス/ローソンとの協業/実社会でハブになるような総合アバター施設を設ける/未来の駅の姿と可能性を探る ほか
    第5章 仮想化実世界とアバターの倫理問題
    仮想化実世界とは何か/「アバターは仮面であり、生身の自分こそが本物」ではない/普及過程で不可避な倫理的問題――法規制と研究倫理/仮想化実世界でも、実世界のルールや倫理的規範とは切り離して考えられない/匿名・偽名での労働は実質的に今の社会でも行われている/アバター認証機構の必要性/著名人そっくりのアバターの活動制限 ほか
    第6章 さらなる未来――大阪・関西万博とアバター
    2025年の大阪・関西万博のテーマ「いのちを拡げる」/パビリオンが打ち出す3つの要素/アバター共生社会で変わる政治/アバター共生が当たり前になった未来における恋愛/家族のかたちも変わっていく未来/男女の恋愛観や結婚観も変化する/孤独の解消に役立つアバター/アバター共生社会では、死生観や宗教はどう変わるのか? ほか
  • もはやインフレは止まらない!
    これからの日本経済、私たちの生活はどうなる?

    コロナ禍やウクライナ戦争を経て、世界経済の循環は滞り、エネルギー価格などが高騰した結果、世界中でインフレが日常化している。2022年からアメリカでは、8%を超えるインフレが続き、米国の0%だった金利は5%を超えるまでになろうとしている。世界経済のフェーズが完全に変わった!
     30年以上、ずっとデフレが続いた日本も例外ではなく、ここ数年来、上昇してきた土地やマンションなどの不動産ばかりでなく、石油や天然ガスなどのエネルギー価格が高騰したため、まずは電気料金が上がった。さらに円安でも打撃を受け、輸入食品ばかりではく、今や日常の生鮮食品などの物価がぐんぐん上がりだした。一昨年までのデフレモードはすっかり変わり、あらゆるものが値上げされ、家計にダメージが直撃した。
    これからは、「物価は上昇するもの」というインフレ前提で、家計をやりくりし、財産も守っていかなければならない。一方、物価の上昇ほどには、給与所得は上がらず、しかもインフレからは逃れられないことから、これはまさに「インフレ課税」とも言えるだろう。
    昨今の円安は、海外シフトを進めてきた日本の企業にとってもはや有利とは言えず、エネルギーや食料品の輸入が多い日本にとっては、ダメージの方が大きい。日本の経済力も、かつてGDPが世界2位であったことが夢のようで、衰退の方向に向かっている。日銀の総裁も植田総裁に変わったが、この金融緩和状況はしばらく続きそうだと言われている。
    しかし日本経済が、大きな転換点に直面していることは疑いもない。国家破綻などありえないと言われてきたが、果たして本当にそうなのか?
    これから日本経済はどう変わっていくのか? そんななかで、私たちはどのように働き、財産を築いていくべきなのか? 個人の防衛手段として外貨投資や、副業のすすめなど、具体的な対処法や、価値観の切り替えなども指南する、著者渾身の一冊!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    健康で元気に90歳の壁を越えたい。
    そのためには、毎日の暮らし方が大切です。
    不眠、肥満、高血圧などの“老いる”ショックを
    ぼく自身がどうやって乗り越えてきたか、
    同じ悩みを抱える中高年に43の解決法を紹介します。

    図解でなるほど!!
    Q&A形式なので、どこから読んでも大丈夫!

    <もくじより>
    Q眠れないときは、睡眠薬に頼ってもいいでしょうか。
    Q何をすれば、毎晩ぐっすり眠れますか?
    Qやせなきゃと思いつつ「もったいない」とつい食べ過ぎ……。
    Qコレステロール値が高いと言われました。薬を飲みたくないんですが……。
    Q毎日“スッキリ”出ない……。理想のバナナうんちに近づくには?
    Qポリープが見つかり、大腸がんが怖いです。がんを遠ざけるには?
    Q老化は、どこから始まるのでしょう?
    Q病院の検査では「特に異常なし」。でも、体調がいまひとつです。
    Q「運動した方がいい」というのは、「何」のため?
    Q認知症を防ぐために食べた方がいいものは?
    Q日常で簡単にできる脳トレはありますか?
    Q高血圧と認知症にはどんな関係がありますか?
    Q最近、耳が遠くなってきたのが不安です。どんな対策を?
    Qさまざまな体の不調、年をとったから仕方ない?
    Q笑うと健康にいいそうですが、笑えるような楽しいことがありません。
    Qコロナ禍で運動が減り、甘いものを食べることが増えて血糖値が急上昇。どうすれば?
    Qペットボトルの蓋が開けられない! どこもかしこも筋力低下を感じます。
    Q自粛生活で外出が減り、老け込んだ気がします。元気が出る秘訣を教えてください。
    Qこの先、いつまで生きられるのかが気になります。
    Q最近感動することもなく、日々が単調。何のために生きているのか、とふと思います。
  • 全ての中高年女性たちへのメッセージ『50歳、おしゃれ元年。』から10年。自身も還暦を超えた、人気スタイリストが語りつくす、Over60のおしゃれ論!

    「季節が移り変わるように、人生も夏から秋、秋から冬と移り変わっていくのではないでしょうか。季節の移り変わりに逆らうことはできないように、いくら嘆いてみても人生の季節にもさからうことはできません。──中略──
    季節が変わったら何をすればよいのでしょう? それは、衣替えです」(はじめにより)

    「歳なんて単なる数字」と粋がっていた著者さえ、還暦を過ぎれば、朝起きれば節々は痛み、女性ホルモンの枯渇からか気分まで鬱々。さらにはコロナ禍の自粛生活で完全なる運動不足に! では、頑張って年齢に抗う? いえいえ、これから必要なのは、季節の移り替わりを受け入れてその季節を楽しむということ。おしゃれも生き方も“衣替え”して、Over60からの「季節」を楽しみませんか?

    <目次より>
    第1章 「今」を生きるおしゃれをしよう
        人生の衣替え4か条
        今こそクロゼット総点検。さよならすべき服はこれ!
    第2章 昭和のおしゃれルールが抜け切らない人への処方箋
        「盛る」よりも「抜く」のが令和流
        かつての鉄板アイテム、白いTシャツとシャツにさよならを
        バッグの詰め込み過ぎには注意しましょう
    第3章 おしゃれ心がダダ下がってしまった人への処方箋
        ベーシックアイテムこそアップデートする
        ワンシーズンに一つだけ、トレンド・リハビリアイテムを投入する
        Over60の出直しアイテム「進化系ジャケット」
    第4章 Over60のおしゃれとお金を考える
        おしゃれに使っていた財力は別のところに
        「あったら便利」はなくていい
        まとめ買い・2個買いも卒業しました
    第5章 Over60の、持続可能な簡単おしゃれテクニック
        パッと着っぱなしはご法度! 一手間で見違えます
        試着の鉄則・パンツ編/店員さんの「大丈夫!」は大丈夫ではありません
        試着の鉄則・トップス編/「デニムとか合いますよ」には要注意
  • 《オレ流》でトップ・レフトを追った6年。
    ユーロ市場の激闘を元バンカーの著者が白日の下に晒す、
    自伝ノンフィクション

    ロンドンに赴任したのは、冬から春に変わる季節だった。
    風は爽やかで冷たく、故郷の北海道の北空知によく似ていて、しっくりきた。
    街路樹はプラタナスが多く、煉瓦や石造りの建物が歴史を感じさせた。
    わたしは国際金融業務の経験のない30歳の若者だった。
    あるのは、夢と希望と野心とエネルギーだけだった。(本文より)

    大学時代はランナーとして箱根駅伝に2度出場、卒業後はバンカーを経て作家に。
    国際金融市場での経験をいかした圧巻のリアリティで惹きつける、経済小説の名手が、『冬の喝采』以降の人生を綴る。
    初めて明かされる、作家・黒木亮の《前史》では、
    仕事や旅行で訪れた世界各国の風景や食のシーンも、読みどころのひとつ。

    <目次より>
    第一章 マイワード・イズ・マイボンド
    第二章 航空機ファイナンスにしびれる
    第三章 アフリカの夜明け
    第四章 メイク・アンバンカブルズ・バンカブル
    第五章 中東のサソリ
    第六章 二重マンデート
    第七章 爆破テロ事件
    第八章 エマージング・マーケッツ
    第九章 米銀との激突
  • 2023年NHK朝ドラのモデル、牧野富太郎。
    この男、天才学者か借金王か!?
    「こんだけ評判が分かれる男はめったにおらんぜよ」
    土佐史談の名手・谷是が土佐弁丸出しの臨場感で語り下ろす怒涛のエピソード「世界のマキノ」94年の生涯。
    貧乏学者は、いかにして世界的植物学者になったのか。
    秘蔵の牧野の肉声音源もプラスし、これまた土佐出身の名物編集者・谷村鯛夢が書き留めた。
    「多面体」レジェンドのリアル――それは、ファンタジーでも偉人伝でもない――「人間・牧野富太郎」伝。

    【カバーそでから抜粋】
    学会から圧迫され、裕福な酒造家の実家をつぶし、
    借金まみれになるも、なぜか協力者が現れる。
    貧苦の連続なのに、なんだか明るい不思議な物語。
  • これって思春期? それとも病気? 精神科医が、思春期の母娘が抱えがちな悩みに回答しながら、「自己発達力」「自己治癒力」を引き出す育て方をアドバイス! 父・息子も必読!!

    どんな子も発達に偏りがあり、進んでいる部分と遅れている部分がデコボコしているもので、それは一人ひとりの個性。発達障害と呼ばれるものは、その延長線上にあって偏りが目立っているというだけのこと。(「はじめに」より)

    本書に収録の「お悩み一覧」(もくじより)

    【1章 デコボコOK! 乱高下しながら成長するのが思春期です】
    気分のムラに振り回される/すぐキレる/話し合いにならない/一方的にしゃべり、人の話を聞いてない/すぐパニくる!/忘れっぽく、片づけられない/スローすぎる/喫煙&飲酒/ゲーム感覚で万引き
    【2章 思春期娘と更年期母は「ホルモン星人」バトルがあって当然です】
    娘も母も不調だらけ/月経前のイライラ/彼氏にどっぷり/ダイエットを繰り返す/女子グループのLINE外し/娘がいじめの加害者に……
    【3章 眠りの乱れが思春期をタイヘンにする】
    朝、起きてこない/ベッドに入ってもスマホ/仮眠から不登校/睡眠薬をほしがる
    【4章 いい子が危ない!? ときには引きこもりも必要です】
    反抗期がないけれど……/見知らぬ相手とのツイッター/赤面恐怖/「できる子」が引きこもりに……/赤ちゃん返り
    【5章 これって思春期? それとも病気? 脳のクスリで治せるの!?】
    包丁を持ち出した/教師に服薬をすすめられる/マスクを外せない/思春期うつ病?/初期統合失調症と診断されて/薬がどんどん増える
  • リーマン・ショックから15年。コロナ禍やウクライナ戦争で世界の情勢も変わり、それまでのグローバル経済は立ち行かなくなった。
    最大の問題は世界的なインフレが止まらないこと! 世界中にお金があふれ、生産地と消費地の間のいたるところでボトルネックが発生した結果だ。2022年からアメリカは金融を正常化しようとして急速な金利の引き上げを行っているが、その体制下で新たな金融危機が起こる可能性が飛躍的に高まっている。(2023年3月半ばにも、アメリカではIT系の投資に積極的だった3つの銀行が破綻し、米国財務省の即断の政策により金融危機が未然に防がれた。)

    そんな予断を許さない情勢のなか【次なる史上最大の金融危機が2024年末前後に起こるであろう】と予測する。
    既に経済不況に突入したという意見もあるが、リーマン・ショック後の為替変動をいち早く予想した著者は、もう一度バブルの最後の吹き上げが起こり、2024年の大統領選の終わるころには米国経済においては株価が上がって景気も良くなったというユーフォリア状態に陥るという。
    そして誰もが予測もしなかった状況で反転し、最終的には1929年の大恐慌やリーマン・ショックを超える危機が来ると言う。

    その兆候はいつ、どんな形で現れるのか?
    過去のバブルとその崩壊の歴史を紐解きつつ、トレーダー時代に培った「潮目の読み方」を披露する。

    自衛隊での訓練経験を持ち、外資系金融機関で様々なキャリアを経た著者は、独自の情報収集力に優れ、危機管理意識も卓越している。
    そんな著者が日本人の誰もがこれからの困難な時代に自分の金融資産を守り生き抜くために是非とも読んでほしいと、渾身の思いで書いたデビュー作である。
  • 「青春ってすごく密なので」。2022年夏の甲子園で東北初優勝を果たした仙台育英。強豪校を率いた須江航監督による「伝わる言葉」の極意!

    仙台育英高校野球部 須江航監督。東北初の甲子園優勝を成し遂げた名将は、自らを失敗のプロと呼ぶ。高校、大学、教員として今日にいたるまで数多くの敗戦、後悔、挫折を経験し、ついに獲得したコミュニケーション論。
    「この世のなか、ほとんどのひとはなにかに傷ついていると思うのです。そう考えるだけで、相手とのコミュニケーションが大きく変わるはずです。」(CHAPTER3 「伝える」より)
    相手に伝わる言葉の使いかたとは? よりよい人間関係を構築するための必読の書です!

    【目次一例】
    「青春って、すごく密なので」の真意
    成功には再現性がない
    選手としての挫折
    学生コーチとしての後悔
    忘れられない敗戦
    とにかく失敗させる
    短所が長所を消さないために
    「持ちで負けた」は判断が早い
    人生は敗者復活戦
  • 声よりも「映像が先」に相手の目に届き、「最初の1秒」であなたの印象は決まる。
    面接・プレゼン・商談で瞬時に心をつかむには? 
    人づきあいで「マイナスオーラ」を避けるには? 
    仕事も人生もうまくいく「1秒力」の磨き方!
    私たちは最初に思ったものを変えたくないのです。もちろん、1年つきあってみれば話は別です。
    しかし、最初の一瞬の印象がその後の相手への気持ちを支配していきます。あとで修正は難しいと思っておきましょう。(本文より)

    オンライン中心の生活で、のっぺらぼうになった時間感覚に「1秒力」のパンチを打ち込むと、さらに人生の時間が有意義になるでしょう。
    また、顔の表情や身体動作などの視覚情報で、相手の心をグイとつかむ技術を身に付け、さらに、発信者と受信者がお互いを反射するミラーであることを知ると、より賢明にふるまえるようになります。
    さあ、「自分の魅せ方を見直す」旅に出ましょう。(プロローグより)

    4万人を指導してきた自己表現のプロが、「1秒で魅せる」コツを伝授しつつ、対人関係におけるオーラの有用性に迫る。

    【目次より】
    プロローグ 1秒という魔術
    第1章 好意も面接も1秒で決まる
    第2章 1秒で魅せるために「瞬時の印象」を磨く
    第3章 好意はなぜ発生するのか
    第4章 オーラは気のせいではない 本質を理解し、味方につける
    第5章 あなたは多面体人間を演じている 誰に自分のどこをどう見せて、相手をどう動かしたいのか
    第6章 「1秒でつかむ自分」を作る

    エピローグ 笑顔のチカラ
  • 第20回開高健ノンフィクション賞、史上最年少受賞!

    「脱」というより、「没」政治化(a-political)が極限まで進んでしまった現代日本の若者にとって何を意味するのか。この困難な問題に「平成」生まれの三〇歳になったばかりのフリーランスライターが挑戦している点で出色である。――姜尚中(東京大学名誉教授)

    この作品の良さは、読む者に答えを示したことではなく、さらなる問いを投げかけたことだろう。――田中優子(法政大学名誉教授)

    すべてを政治化することの危険性、不安と恐怖から湧き上がる防衛意識など、現代においても重要な問題を提示しているのだ。――藤沢 周(芥川賞作家)

    時代の「感触」は、このようにして人から人へと受け継がれていくのだろうか。ノンフィクションによる「経験の伝承」という視点からも素晴らしい作品と言えよう。――茂木健一郎(脳科学者)

    今年三〇歳になる筆者が同世代の若者に対して、なぜ政治的なイシューを共有できないのかと向ける切実な問いかけだ。――森 達也(映画監督・作家)

    (開高健ノンフィクション賞選評より・五十音順)


    <連合赤軍事件とは。今、若者の目線で見つめ直す。>

    大学院で学生運動について研究していた著者は、ある手紙に出合う。父から子への想いが綴られたその手紙は、12人の同志を殺害した連合赤軍リーダー森恒夫によるものだった。残酷な事件を起こした犯人像と、手紙から受ける印象が結びつかない筆者は、森恒夫の足跡(そくせき)を追い……。
    なぜ28歳の青年・森恒夫は日本に革命を起こそうとしたのか、なぜ同志を殺害したのか、そしてなぜ自ら命を絶ったのか……。
    その答えを求め、森の高校時代の同級生、北朝鮮に渡った大学時代の後輩、「総括」を生き延びた連合赤軍の元メンバー、よど号ハイジャック事件実行犯の一人・若林盛亮らと対話する。

    ――誰だって、「彼」に成りうるのかもしれない。
    開高健ノンフィクション賞を史上最年少で受賞した若き著者が、事件を追いながら、いつの世もつきまとう「政治と暴力」を解決するヒントを探る。
  • 「わかる!」「あるある!」
    “妙齢の女性”たちの共感の嵐を呼んだ『Marisol』連載を、大幅に加筆・改稿。
    待望の単行本化!

    退屈な食卓に、ひと匙のユーモアを。

    本当は受け継いでいきたい「大久保家の味」。
    酒の力を借りてぐいぐいアピールしてきた若かりし日の恋。
    大福の皮とあんこを分け合う、相方・光浦さんとの関係。
    OLと兼業だった自分を育ててくれた『めちゃイケ』の思い出……。
    体力・食欲・性欲…いずれも減退していく40代から50代へ。

    大久保佳代子の半世紀を食の思い出とともに、
    等身大の飾らない文章でユーモラスに描いた、妙齢女子たち大共感のエッセイ42本。

    【本文より】
    私にとっての40代は人生の分岐点でもあったと思います。
    というのも、私の最後の恋愛は40代前半で。たまに思うんですよ。あそこで一発逆転を決めていれば、結婚していたかもしれないし、子どももいたかもしれないなって。
    40代はまだそんなラストチャンスが残されているんですよね。でも、私はそのチャンスを掴もうとしなかった。仕事も楽しかったし、変なプライドもあったしね。
    それを50歳になった私は少し後悔している。「あそこでもう少し足掻けばよかったな」と……。
    すべては自分が選んだこと。ひとりで生きている今の自分は「しょうがないよね」と受け入れています。(「四十路の恋と後悔と」)

    ●家族 ―私を育てた大久保家の飯―
    冷や飯とふりかけ。兄妹だから、わかる味/どんな高級店よりも美味い、母親が握る武骨なおにぎり/愛犬パコ美を太らせた、独女の寂しさと甘やかしメシ ほか

    ●恋愛 ―男と女と欲とエロス、甘く苦い恋の味―
    酒の席の反省を『ピルクル』と一緒に飲み干す二日酔いの朝/大好物のイクラも、幸せも、「すぐ食べない」が大久保流 ほか

    ●女友達 ―悲しいとき、楽しいとき、支え合う仲間と囲む食卓―
    「もっと太れ、もっと太れ」と願いながら親友にすすめる高カロリー食/咀嚼が面倒で素うどんをすする、大人女子の憂鬱な休日 ほか

    ●仕事 ―働いて手に入れる、とびきりの一皿―
    語りつくせぬ思い出が詰まった『めちゃイケ』めし/大福の皮とあんこを分け合う、光浦さんとの不思議な関係 ほか

    ●ひとり飯 ―人生を「ひとり」で歩く、妙齢女子の「おひとり様」ゴハン―
    持て余した母性を注ぎ育てる、妙齢独身女子のぬか漬け/完食できずに半分残った、40代の『まるごとバナナ』 ほか
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    女性イラストレーターの草分け、80歳を超えてますます元気な田村セツコさんによる、読者参加型エッセイ本。紙とえんぴつがあれば幸せ、という心の健康法を伝授します。

    【おすすめポイント】
    1.見て楽しい
    元祖「かわいい」著者の描き下ろしカラーイラストと手描き文字がいっぱい
    2.読んで楽しい
    元気になるエッセイは、シニア世代にも読みやすい大きな文字を使用
    3.書いて楽しい
    読者が書いて参加できる、ハッピーになる魔法10講座入り

    【絵本作家・荒井良二先生(著者の師匠)推薦のことば】
    セツコ語録はいつも普段着でいつもよそ行きのお茶目ゴージャス!!

    【本文より】
    いわゆるひとつの認知症ですってね。わたし。おほほ。(中略)さんざん、力いっぱい生きてきて、あちこちネジがゆるんで、ちょっとだけのどかなうららかな世界に入ってきただけ。
    そう、ふしぎの国のアリスみたいに。
    ふふ……あなたも年をとればわかるわキット。
    (中略)年老いた親が、何か思い出話とか気になる考えをつぶやいた時は、ぜひ、小さな声でやさしく耳もとで「さすが」とささやいてください。
    これは、とても短い言葉ですが、「しっかりして」などより、キキメのある、あたたかく甘い、お薬みたいです。

    【もくじ(抜粋)】
    ●アリスのポエム オリジナルカラーイラスト+自筆ポエム 全12本
    ●アリスのエッセイ 全16本
    さすが/大好きな屋根裏部屋/愛する仕事/ある日、バスの中で/野菜のちから/心配性 他
    ●アリスの魔法練習帳
    絵日記教室/コラージュ人形を作る/しあわせを呼ぶ言葉100/大人のぬりえ/メモ 他

    【著者プロフィール】
    田村セツコ(たむら・せつこ)
    イラストレーター、エッセイスト。1938年東京生まれ。1960年代に『少女ブック』『りぼん』(集英社)『なかよし』(講談社)の表紙や“おしゃれページ”で活躍。その後、“セツコグッズ”で一世を風靡。サンリオの『いちご新聞』、ポプラ社の名作童話挿絵など。現在は絵日記教室の講師、個展、講演会他、手帳はスケジュールでいつもパンパン。19歳で銀行勤めを辞めてから、画業65年、好きで入った道を貫いています。

    【著者からメッセージ】
    この世は、すてきなワンダーランドね。ボケるのなんて、怖くないわ。
    生きてる友だち、亡くなった友だち、みんな心強い応援団!!
    えっ年齢? 忘れちゃった!!
    たぶん20~200歳の間ね。

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