没落予定なので、鍛冶職人を目指す(11)

鍛冶屋としてエリーと2人で今の生活を大事に過ごしているクルリ。そんな時にヘラン領の政治が荒れてきているという話が舞い込んできた。
「ヘラン領」そのワードは以前、医者のレイルというものから自分の出身領だと言われたが何か縁があるのか…。
そして話を聞いていくと、色々な出来事が記憶のないクルリでも自分に関係があるのではと感づいていき…。
ついに自身が「ヘラン領」の「クルリ・ヘラン」かもしれないと認識するのであった。
しかし、まだ確証がないクルリは己を知るために王都へ旅立つことに、今の大事な生活を捨ててでも真実を確かめに進むと決めるのだった――!!

記憶がない中でもクルリはクルリ、新しい土地でも順調な生活を送っているのだった。鍛冶師としての評価が噂を運び、色々な依頼が舞い込んでくる日々にてんやわんやのクルリとエリーだが、そんな最中に珍しいお客さんが。なにやら「剣ならざる剣」をクルリに打ってほしいとの依頼であった！全貌が全く見えないその剣の素材を手に入れるには希少なドラゴンの背にある鉱石を手に入れないといけないという難題で。勢いそのままダンジョンへ向かってドラゴンハントをすることに…！一方クルリが奮闘中に鍛冶屋にある人物が訪れる。それはクルリの今の生活を脅かす存在で…。

新章突入!!究極魔法を放ってから数年…、ヘラン領の状況はいったいどうなったのか！全てを懸けた結果、物語は次のステージに…。クルリの鍛冶職人としての新たな物語が始まるのだった！

予言の子としてヘラン領のピンチを救うべく立ち上がるクルリ…！モラン爺の戦友に会うべく【呪い沼】へと向かう事に。その道中まさかの人物に出会う…！なんとその人物がヘラン領を救う鍵となるとの事で――!?

エリザの行方を追い帰郷するクルリ。 久しぶりの実家でゆっくりと思っていたが、深夜にいきなり謎の刺客に襲われる…！
なんとか刺客からの奇襲を乗り越えたにクルリだが、奇妙な手紙が届く…。 その内容にはヘラン領ピンチと書き記されているのだった。
手紙の内容を不思議に思いつつもエリザの行方を捜すも進展のないまま日々が過ぎていく。
そんな時ヘラン領の名物である温泉が次々と涸れてしまうという現象が…！そしてクルリは大きな決断をすることに！