【最終巻】先生のこと、くすぐってあげる 6巻

直斗との婚約をどうにか破棄した小倉。しかし、直斗が去り際に放った意味深な一言は、小倉の心に影を落としていた…。そんな中、亜栗は「駆け落ち」と称して小倉と共に温泉地へ行き、自身の本音を打ち明ける。お互いの気持ちを知った二人は、どんな困難が待っていても乗り越えようと決意を固める。くすぐりフェチとして出逢い、惹かれ合った二人に待ち受ける運命は――？禁断の快擽（かいらく）調教ストーリーは、試練の果てに新たな愛の形を見つけ、幕を下ろす――。

しこりを残したまま終わった水泳部の合宿。意気消沈の亜栗はSMショップの店員・まりなに偶然声をかけられる。まりなの自宅に招かれ、感情を吐露していく亜栗だったが、くすぐりを通じて身体も心も「慰めて」もらう流れに。経験豊富なまりなにリードされ快感を得る一方で、亜栗は自身の本心と向き合い始め…？禁断の快擽（かいらく）調教ストーリーは、葛藤と逡巡の末に最大の転換点を迎える――。

戸惑いの残るまま始まった水泳部の合宿。亜栗と小倉の気まずい関係はなかなか改善されない中、越水は小倉に婚約者がいる事を知ってしまう。婚約者がいながら、亜栗と付き合っているも同然の行為をしていた小倉に憤りを隠せない越水は、小倉に詰め寄り本心をぶつける。そして言葉だけでは怒りが収まらない越水は、小倉の身体に触れ始め――。禁断の快擽（かいらく）調教ストーリーは、「正しさ」と「常識」に支配され、感情を浸食していく――。

“ぐりフレ”となって以来、日に日に募っていく小倉から亜栗への想い。そんな折、亜栗が所属する水泳部に小倉が臨時で顧問を務める事に。急遽就任が決まったゆえのトラブルに見舞われる小倉の元に、予想外の人物からのくすぐりが襲いかかる――。さらにその後はふとしたやり取りから、くすぐりフェチ向けの道具を多く扱うSMショップに行く事になった二人。その帰りには小倉から思わぬ告白があり…。禁断の快擽（かいらく）調教ストーリーは、それぞれが思い描く“普通の恋愛”との狭間で大きく揺れる――。

幼馴染・亜栗修磨と担任・小倉舞依子の禁断の瞬間を目撃してしまった越水彩美。亜栗に対して密かな恋心を抱く越水は、くすぐりフェチの気持ちを理解するためにアダルトサイトで動画を調べる。画面内の光景に当初は困惑する越水だったが、次第に身体と心が反応していき…。特殊性癖者から共感の嵐!!“くすぐり”の沼は、新たな者がこちら側へと嵌まるのを待っている――。