政財界とも繋がりを持つ大友(おおとも)家と元華族の西園寺(さいおんじ)家の豪華な結婚披露宴で料理を作る事になった味沢匠(あじさわ・たくみ)。その時、新婦・麻里(まり)の祖父である大友は、味沢へこの結婚式に隠された真実を告白する。この結婚式は、相手の男に一方的に婚約を解消されてしまった麻里のため、ニセの新郎を用意して行っていたのだった。そしてウェディングケーキ入刀の時、味沢が出したケーキは……!?
各534円 (税込)
法外な報酬を要求するが、依頼人の希望に応じて料理を作り上げる天才シェフ・味沢匠(あじさわ・たくみ)の活躍を描いた料理劇画。石油産出国であるパミール王国でその全権を握る大臣は、外務省関係者がもてなす帝都ホテルの晩餐をほとんど食べ残して帰る。そこで「幻の料理人」と呼ばれる天才シェフ・味沢匠が、大臣を満足させる晩餐を作るように依頼されるが、味沢はその報酬として500万円を提示して……!?
外食産業チェーン「ゆうきフーズ」のハンバーガーショップが近くにでき、お客が減ってしまったレストラン「レンガ亭」の鍋島(なべしま)に、打開策として三日間だけ腕をふるってほしいと依頼された味沢匠(あじさわ・たくみ)。しかしそれでは根本的な打開策にはならないと考えた味沢は、レンガ亭とゆうきフーズの公開試食会でハンバーグステーキの料理勝負をするのだが……!?
すぐトラブルを起こしてレストランを転々としているコック見習い・太一(たいち)は、正月に自分が育った養護施設「希望の里」へ帰る。そこで一流ホテルのレストランで重要なポジションであるセカンドをやっていると大口を叩いた太一は、たまたま希望の里へ来ていた味沢匠(あじさわ・たくみ)と夕食のメニューを作る事になり、西洋風オードブルを任されてしまうのだが……!?
M市観光ホテルで入院が長引きそうな現料理長に代わって、セカンドコックの上岡(かみおか)、堤(つつみ)のどちらを次の料理長にするかについて参考意見を出すことになった味沢匠(あじさわ・たくみ)。代理料理長として上岡と堤の仕事ぶりを見ていた味沢は、ある日、2人にカキのフローレンス風グラタンを一つずつ作らせて客に出し、上岡のグラタンのほうが高評価を得るのだが……!?
幼なじみの鮎子(あゆこ)と二十年ぶりに会った味沢匠(あじさわ・たくみ)は、その後、鮎子と結婚した旧友・貢(みつぐ)と話をするが、彼はギャンブルにはまって鮎子が営むレストラン「エトランゼ」以外はすべての財産を使い果たしていた。そしてなんとか用意した五百万円で味沢にエトランゼの再興を依頼した鮎子だったが、その金を見てギャンブル熱に浮かれる貢は、鮎子の母の形見であるネックレスにまで手を出そうとして……!?
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