【最新刊】俺は星間国家の悪徳領主！ 8

外道のデリックを粛清し、迎えたロゼッタとの婚約式当日。
彼女の全てを奪い、絶望に堕ちる姿を期待していたリアム。
しかし、ベールを纏ったロゼッタは、恋する乙女モード全開で!?

予想外の展開に戸惑いつつも、婚約式を終えたリアムは、帝国貴族としての道を歩むべく、士官学校へ進学する。

多額の寄付で味方を増やし、我が道を突き進むリアムだったが、今度はデリックの実家であるバークリー家が海賊と手を組み、バンフィールド家の財政破綻を画策していて――

「俺に逆らう愚か者は、徹底的に叩き潰すのみ」

さらにはその背後にあの案内人の存在もチラつき、リアムの学園生活は混迷を極めていくのだが……

圧倒的な武力と狡猾な策略で、包囲網も粉砕！
勘違い領主による爽快無双の領主経営譚、第八幕！

悲惨な過去を持ち、虐げられながらも決して折れない公爵令嬢ロゼッタのことがを気に入ったリアムは彼女を屈服させたいという一心で婚姻を申し込んだ。

彼女に手を出す不届き者デリックを成敗して逃げ道を塞いでいくが、ロゼッタのガードは予想以上に硬く…

そんな中、学内で開かれた機動騎士トーナメントにロゼッタが出場することを知ったリアムは――

「俺の物になれ。俺がお前を救ってやる」

アヴィドに乗り込み、念願の"くっ殺"を聞き出せると意気込むリアムだったが、彼を逆恨みするデリックがトーナメントの裏で復讐に動き出し……!?

悲劇の令嬢に手を出せるのは悪徳領主だけ！
欲しい物は全力で挑む勘違い領地経営譚、第七幕！

レーゼル家での三年間の修行を終えたリアムは、貴族としての教育を受けるべく幼年学校へ進学する。

そこで出会ったのはお調子者な帝国の皇子ウォーレスと、芯の強さと気品を併せ持つ公爵令嬢ロゼッタだった。

学園で浮いていた哀れなウォーレスを弟分に迎える一方で、何故か目の敵にされ、ツンケンしてるロゼッタの様子に――

「決めた。俺がこいつの全てを奪ってやる」

折れない心を持った高慢なお嬢様を屈服させてやりたい！
その一心で積極的にロゼッタに絡んでいくリアムだったが、彼女の悲惨すぎる過去が次々と明らかになり……!?

悪徳領主が悲劇のヒロインを救うヒーローに!?
狙った獲物は逃がさない勘違い領地経営譚、第六幕！

修行の集大成として、八百長はびこる武芸試合に臨んだリアムは、調子に乗ったペーターに容赦なく天誅を下す。

レーゼル子爵の怒りを買うも、クルトとエイラを引き連れ迎えに来たティアと共にレーゼル家を後にするのだった。
だが、そこには案内人の手引きで海賊が待ち受けていて……

「海賊狩りだ……一匹たりとも逃がすな！」

意気揚々とアヴィドに乗ったリアムは、新機体ネヴァンを駆るティアを連れ、修行での鬱憤を晴らすかのように敵を殲滅。

やがて追い詰められた敵が切り札を出すも、リアムはどこ吹く風。
とっておきの最新装備を使い、更なる奥の手で対抗する！

晴れの舞台に愚かな海賊の血桜が舞う――
猪突猛進に暴れ回る勘違い領地経営譚、第五幕！

レーゼル子爵家の元で修行をすることになったリアムは、賄賂を贈ったのにも拘わらず子爵のお気に入りから外され、無意味な授業、生ぬるい訓練を強制され退屈に過ごしていた。

だが、真面目系悪徳領主の才能を秘めた同室のクルトや二人の関係に熱い視線を送る少女エイラと仲良くなり――

「こいつ等に出会えた事は感謝してもいいな」

不遇な環境を整えたはずが、またも意図しない事態となり案内人のフラストレーションは溜まっていく一方。
リアムを不幸にする策に頭を悩ます案内人だったが、レーゼル子爵と海賊の裏取引の情報をまたも聞きつけ……!?


同じ志を持つ悪徳領主の仲間をゲット？
友からも崇められる勘違い領地経営譚、第四幕！