「目を閉じろ」命の恩人はネコ耳が生えた謎のイケメン！？抱きしめられたまま強引にキスされ、身体の奥が熱くなるのを感じて――。不動産会社で毎日仕事に追われる茜は、いつも優しく助けてくれる青海先輩に片想い中。ところがある日、二人きりでの残業中に「大切に思ってる」と見つめられ引き寄せられたとたん、先輩が恐ろしい化け物の姿に！！必死で逃げる茜だったが、突然現れた超絶パワーのケモミミ男にお姫様抱っこで軽々と救い出されて―！？

事件の翌朝目覚めると、自分の部屋にお風呂上がりで半裸の虎徹がいて戸惑う茜。ベッドに逃げ込もうとするが、モノノ怪と戦うための不思議な力を持つ彼は、茜を守るかわりに“キス”で自分に協力しろと強引に迫ってきて…。それでも現実を受け入れられず会社へ行くと、妖力豊富な餌となった茜に再びモノノ怪の大群が襲いかかってきた！！虎徹が助けにきてくれたものの、バトル中に大けがを負ってしまい――。

モノノ怪から身を守るため虎徹と同居することに！？絶対無理…！と戸惑う茜だったが、生気の受け渡しという理由で手を繋がれたまま強引に生活用品の買い出しへ。一緒に過ごしているうちに、自分のことをさりげなく気にかけてくれている彼に少し気持ちが軽くなって…。ところがその夜、連日のモノノ怪退治で弱った虎徹の身体の回復を早めるため添い寝を迫られてしまい！？狭いベッドの上で後ろからぴったり密着されるとドキドキが止まらない茜は――。

夢の中で虎徹の過去を知り、彼が抱える苦しみに寄り添おうと決意した茜。一方で虎徹は、モノノ怪を解き放ってしまった自分を激しく責めていた。そんな中、住んでいるマンションの管理人さんからモノノ怪の気配が！？救出に向かう二人だったが、今までの戦いで傷ついた虎徹の身体はとっくに限界を迎えていて…。そして、どこからか香る花の匂いに茜は――。

モノノ怪に捕まり飲み込まれてしまった茜と虎徹だったが、行き着いた先は予想外の場所だった！！しかし、生気が尽きた虎徹は自分自身の強大すぎる力に身体を乗っ取られかけてしまう。助けるためには“情交”するしかない、と覚悟を決めた茜は彼の身体に跨り、全身の傷にキスをして…。そして彼に求められるまま熱くなった身体を重ね――…。